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リー・モーガン(trumpet), ウェイン・ショーター(tenor sax), ボビー・ティモンズ(piano),ジミー・メリット(bass), アート・ブレイキー(drums) 1960年3月6日録音本当に楽しい一枚。そして馴染み易い一枚だ。日本人なんかに最も好まれる感じかもね。ファンキーな香りとビートは残しつつも、とにかく全曲メロディアスでキャッチーなので2〜3回も聞けば、すぐ鼻唄で歌ってるぐらいだ。そういう意味では、やはりショーター色が強いのかな。彼の先見性、才能が如実に顕れてる作品だと思う。だが演奏はとにかくリズム陣がいいですよ。ブレイキーのタフなビートは勿論だが、ここでのジミー・メリットは好演だ。骨太のいい音出すんだな〜これがまたさ、屋台骨としてしっかりバンドのグルーヴを支えてるね。そして我が道をゆくピアニスト、ボビー・ティモンズがカッコいい!特に[3]の「Politely」の最初のテーマが終わった後の、パワフルに連打、連打、連打でのソロの入り方がカッコよすぎるでしょ!鼻血出るぐらいカッコいいね!うん。後彼はコンポーザーとしても類まれな才能を持った人だが、彼の代表曲といえば「モーニン」だが、本作の[4]に収録されてる「Dat Dere」も聞けば聞くほど味が出る名曲ですよ!是非聞いて欲しいです。長くなりましたが、総じて簡単に言えば愉快でノリノリの一枚です。ジャケットの写真に写るブレイキーの楽しそうな顔を眺めながら聴こう!! |