私が所有するアルバムをご紹介いたします。
Topページ
好きなアルバム
最近聴いたアルバム
YouTube
気になるサイト


  Noise In The Attic

ゴルソンからショーターへテナーが替わった時期のJMのブルーノートにおける録音。当然ファンキーの色合いが強い時期だが、ショーターのモード改革が徐々に浸透しつつある。それにしても、当時のモーガンはすごい。ちょうどこの頃来日し、ファンキーブームが到来したのだが、その原因の一端は、モーガンのソウルフルでハイノートでバリバリ吹きまくるトランペットのすさまじさからなのではないかと想像する。実際湯川れいこ氏などのコメントも残っているが、モーガンが時代を担う若手の象徴のような存在であったことは間違いない。もちろんショーターのモーダルなサックスも新鮮であっただろうし、御大ブレイキーのナイアガラ瀑布と形容されたロールドラムの魅力にも、痺れまくっていたのである。ゴルソン、モーガン、ショーター、ハバードと続く逸材が去来した黄金時代の只中のJMを知る上で、格好のアルバムであろう。

1. Like Someone In Love
2. Johnny's Blue
3. Noise In The Attic
4. Sleeping Dancer Sleep On
5. Giantis
6. Sleeping Dancer Sleep On (Alternate Take)

Lee Morgan (tp)
Wayne Shorter (ts)
Bobby Timmons (p)
Jymie Merritt (b)
Art Blakey (ds)

Recorded 1960.08

今まで買わなかった事を後悔してます。最近、未発売含めてJM全部リマスター盤で買い直してしまおう!という勢いなんだけど、「フリー・フォー・オール」までは(以降は要らんです(笑))どれも良いのね。「ふーんっそうやっぱり良かったんだぁなるほどねぇ」って感じ、もう悔しいくらい一定の品質なんだね。JMってジャケに書いてれば買って損無し!みたいなね。他のジャズマンの音源ではイヤッちゅうほどババ掴まされるのに、だからワタシ一気に揃えないのかも知れないなあ。何かね連続してババ掴まされるでしょ、そしたらJM買う訳です(笑)「何だ良い盤だって有るんじゃないか!」って納得したいのかも、精神安定剤ですな。で、今日はニコニコしながら、このアルバム聴いてる訳。いやぁワタシ的には「チュニジア…」よか全然こっちだな、何かねJMにしちゃ珍しく、しっとり感とか哀愁とか感じちゃうよね、「ニカの夢」が入ったコロムビア盤みたいな完成度の高いハードバップ名盤って風情かね素敵ですな。後半三曲のショーター作品、特に「スリーピング・ダンサー・スリープ・オン」が良いのは勿論ですが「ライク・サムワン・イン・ラブ」が最高に良い!五十年代からライブで取り上げ手垢の付いた曲ですが、それだけにリー・モーガンの柔らかな表現力にはうっとりさせられますね、ついマイルスの「ミュージング・オブ…」を思い浮かべ、いやぁそれ以上かも知れないと思い直した、凄いね!まあーこの曲で一番の名演である事は間違いないでしょうね。そうか!最初と最後が哀愁なんだね!それと今作品ではジミー・メリットのベースのがブレーキ親分のドラムよりオン気味なんだな珍しく(笑)裏方に回るブレーキ親分も素敵です。しかしライオン元締に迫力不足と取られ一時お蔵入りって訳ね、そんな殺生な…

 

A Night in Tunisia(4049)セッションの残りもの・・・とはいえ、アルフレッド・ライオンの見事なプロデュース力で、見事な仕上がりです。A Nightが「動」ならば、本作は「静」。とても同じセッションとは思えません。叙情的な曲が多く、Shorter作の#4はとても美しくメロディを持つ佳曲です。ジャケットも◎。

Copyright © 2011 toppe2のJAZZコレクション All rights reserved.
by ジャズアルバム紹介