ネットワークコマンド集
【Linux編】

index (コマンドをクリックしてください)

 

1 arp IPアドレスとMACアドレスの対応表の表示と変更
2 ftp FTPサーバとファイルをやり取りする
3 dig DNSサーバが持つゾーンファイルを検索する
4 domainname 現在のNISドメインの名前を表示または設定する
5 dnsdomainname システムのDNSドメイン名を表示する
6 hostname システムのホスト名を表示・設定する
7 finger 指定したホスト上のユーザー情報を調べる
8 ipconfig ネットワークインタフェース情報を表示する
9 inetd inetdで起動するサービスを定義する
10 netstat ネットワーク接続とプロトコルに関する統計情報を表示する
11 nslookup DNSサーバへの問い合わせを行う
12 ping ホスト間の接続性を調べる
13 tcpdump パケットダンプを行う
14 scp SSHを使用してファイルを安全にコピーする
15 slogin SSHを使用してリモートホストに安全にログインする
16 ssh SSHでリモートホストのコマンドを実行する
17 ssh-keygen SSH用の公開鍵、秘密鍵のペアを作成する
18 ps 実行中のプロセスを表示する
19 rcp リモートホスト間でファイルをコピーする
20 rlogin リモートホストにログインする
21 rsh リモートホストでコマンドを実行する
22 talk ほかのユーザーとテキストベースで会話する
23 telnet telnetでリモートホストに接続する
24 traceroute 宛先ホストまでの経路を調べる
25 whois ユーザー情報を表示する
26 write システム上のほかのユーザーにメッセージを送信する
27 pathchar 宛先ホストまでの経路を調べ、ルーティングポイント間の経路速度を計測する

 

 

■ネットワークコマンド集

ネットワーク コマンド集 Linux編】

1. IPアドレスとMACアドレスの対応表の表示と変更

arp

【書式】

arp [-v][-n][-H ハードウェアタイプ][-i インタフェース][-a][ホスト]
arp [-v][-H ハードウェアタイプ][-i インタフェース] -s ホスト MACアドレス [temp][nopub]
arp [-v][-H ハードウェアタイプ][-i インタフェース] -s ホスト MACアドレス [netmask サブネットマスク] pub

arp [-v][-i インタフェース] -d ホスト[pub][nopub]

【オプション】

-a

ARPテーブルの内容を表示する。ホストを指定すると該当のエントリのみ表示する。

-n

ホスト名、ポート名、ユーザー名を解決せずに番号のまま表示する。
-v 冗長モード。起きていることを詳しく表示する。
-H ハードウェアタイプ 使用するデータリンクのプロトコルのハードウェアタイプを指定する。デフォルトはEthernet(ether)
-i インタフェース エントリが対応するインタフェースを指定する。
-s ARPテーブルへ指定したホスト(ホスト名またはIPアドレス)MACアドレスのエントリを追加する。
netmask このエントリのサブネットマスクを指定して、あるサブネット全体のためのエントリであることを示す。
temp 動的エントリ(定期的に削除される)であることを指定する。省略すると静的エントリ。
pub Proxy ARPのためのエントリであることを示す。
nopub ARPのためのエントリでないことを示す。
-d ARPテーブルから指定されたホストのエントリを削除する。

2. FTPサーバとファイルをやり取りする

ftp

【書式】

ftp [オプション][リモートホスト名]

【オプション】
-v 冗長モード。リモートサーバからすべての情報表示する。
-n .netrcを使用した自動ログインを行わない。
-i 複数のファイルの転送中にプロンプトを出力しない。
-g 正規化表現を無効にする。
3. DNSサーバが持つゾーンファイルを検索する
dig
【書式】
dig [サーバ名] ドメイン名 [クエリータイプ][Qクラス][Qオプション][Dオプション]
【オプション】
サーバ名 問い合せ先のDNSサーバのホスト名を指定する。省略した場合、デフォルトのDNSサーバに問い合わせる。
ドメイン名 問い合わせるドメイン名を指定する。
クエリータイプ 問い合わせるリソースレコードのタイプを指定する。A(ホスト)NS(ネームサーバ)MX(メールサーバ)SOA,ANY(すべての情報)など。省略するとAが選択される。
Qクラス 問い合わせるクラスを指定する。INCHAOSHESIDOANYが指定できる。省略するとIN選択される。
Qオプション 操作オプションを指定する。
Dオプション 問い合わせ方法や問い合わせ結果の出力仕様を変更する。
4. 現在のNISドメインの名前を表示または設定する
domainname
【書式】
domainname [オプション]
【オプション】
-v 冗長モード。内部処理の詳細なメッセージを表示する。
-F ファイル名 ドメイン名を設定するため、ドメイン名を記述したファイルを指定する。
ドメイン名 指定したドメイン名を設定する。
5. システムのDNSドメイン名を表示する
dnsdomainname
【書式】
dnsdomainname [オプション]
【オプション】
-v 冗長モード。起こっていることを逐一表示する。
6. システムのホスト名を表示・設定する
hostname
【書式】
hostname [オプション]
【オプション】
-a ホストの別名(エイリアス)があれば表示する。
-d DNSドメインの名前を表示する。
-F ファイル名 ホスト名を指定したファイルから読み込む。
-f FQDN(Fully Qualiifed Domain Name)を表示する。
-i ホストのIPアドレスを表示する。
-s 短い形式のホスト名を表示する。
-V バージョン情報を標準出力に表示して実行成功を返す。
-v 冗長モード。起きていることを逐一表示する。
-y NISドメイン名を表示する。
7. 指定したホスト上のユーザー情報を調べる
finger
【書式】
finger [オプション][ユーザー名][ユーザー名@ホスト名]
【オプション】
-s ユーザー情報(ユーザーのログイン名、実名、端末名、端末への書き込み状態、アイドル時間、ログイン時間、オフィスの場所と電話番号)
を表示する。
-i -sオプションの情報に加えて、ホームディレクトリ、電話番号、ログインシェル、電子メールの状態を表示する。
-p -lオプションのうち、「.plan」「.project」の内容を除いた情報を表示する。
-J 印刷ジョブ名 見出しページに印刷する印刷ジョブ名を指定する。
-m ユーザーの本名とユーザー名がマッチングしないようにする。
8. ネットワークインタフェース情報を表示する
ifconfig
【書式】
ifconfig [オプション][インタフェース名]
ifconfig インタフェース名 [アドレスファミリ][操作オプション]
【オプション】
-a 停止状態のものを含むすべてのインタフェースについて情報を表示する。
-s 指定されたインタフェースの統計情報を表示する。
アドレスファミリ インタフェースが使用するアドレスファミリを指定する。デフォルトはinet
【操作オプション】
up インタフェースをアクティブにする。
down インタフェースに対するドライバをシャットダウンする。
アドレス インタフェースのIPアドレスを指定する。
[-]arp ARPの使用を可能[不可能]にする。
[-]promisk 無差別(promiscuous)モードを可能[不可能]にする。
[-]allmulti 全マルチキャストモードを可能[不可能]にする。
metric 数値 メトリック値を設定する。
mtu 数値 MTUの値を設定する。
dstaddr IPアドレス PPPにおいてリモート側のIPアドレスを設定する。
netmask ネットマスク インタフェースにおけるネットマスクを設定する。
add IPv6アドレス[/プレフィクス長] インタフェースにIPv6アドレスを追加する。
del IPv6アドレス[/プレフィクス長] インタフェースからIPv6アドレスを削除する。
tunnel IPv4アドレス IPv4アドレスを指定してIPv6アドレスとのトンネリングを設定する。
media タイプ ネットワークメディアの種類を設定する。
[-]broadcast [IPアドレス] ブロードキャストアドレスを設定[削除]する。
[-]pointopoint [IPアドレス] ポイントツーポイントの接続を設定[削除]する。
hw クラス MACアドレス インタフェースに対してMACアドレスを設定する。
multicast インタフェースのマルチキャストフラグを設定する。
9. inetdで起動するサービスを定義する
inetd
【書式】
inetd [-d][-i][-q キュー長][設定ファイル]
【オプション】
-d いくつかのデバックを有効にして、inetdをデバッガから実行されたように動作させる。暗黙的に-iオプションも指定される。
-i バックグラウンドにしない。
-q キュー長 ソケットの監視キューの大きさを指定された値に設定する。
設定ファイル 読み込むinetd設定ファイルを指定する。
10. ネットワーク接続とプロトコルに関する統計情報を表示する
netstat
【書式】
netstat [オプション]
【オプション】
-e ユーザーIDの情報を追加したネットワーク接続状況を表示する。
-v カーネルでサポートされていないアドレスファミリーが存在する場合に警告を表示する。
-o ネットワーキングタイムを追加したネットワーク接続状況が表示される。
-a すべてのソケットを表示する。
-r ルーティングテーブルを表示する。
-i すべてのNICの状態テーブルを表示する。
-M IPマスカレードされたセッションを表示する。
-N netlinkと呼ばれるカーネル−ユーザー間の通信によって、インタフェースや経路の生成・削除に関するメッセージを表示する。
-n アドレスやポート番号など数字で表示する。
-c 指定された情報テーブルを1秒間隔で表示する。
11. DNSサーバへの問い合わせを行う
nslookup
【書式】
nslookup [オプション][検索対象ホスト名]|-[DNSサーバ名]]
【オプション】
-<対話式コマンド> 別表Aのコマンドを記述できる。ハイフンで始まらない場合はホスト名の問い合わせとして見なされる。
【別表A 対話式コマンド】
コマンド 機能
ホスト名 ホスト名に指定されたコンピュータに関するIPアドレスなどの情報を問い合わせる。
server サーバ名 指定したDNSサーバに問い合わせる。
lserver サーバ名 指定したサーバ名に関する情報を見つけるために初期サーバを使う。
root デフォルトのDNSサーバをドメイン名空間ルートに変更する。
ls [オプション] ドメイン名 ドメイン名に関する情報をリストする。主なオプションは別表Bのとおり。
set キーワード 検索に影響する設定情報を変更する。主なキーワードは別表Cのとおり。
srchlist=name1/name2/.. デフォルトドメインをname1に変更し、ドメインサーチリストをname1name2..に変更する。
querytype=value 情報の問い合わせタイプを変更する。
【別表B
オプション 説明
-t クエリータイプ 指定したタイプの全レコードを出力する。
-a ドメインのホストに関するエイリアス情報を出力する。
-d ドメインに関する全レコードを出力する。
【別表C
オプション 説明
all setオプションの現在の値を表示する。
class=値     問い合わせのクラスを変更する。
domain=ドメイン名 デフォルトのドメイン名を変更する。
12. ホスト間の接続性を調べる
ping
【書式】
ping [オプション] 宛先ホスト
【オプション】
-c 回数 ICMPエコー要求パケットを指定した回数送信する。
-f pingを実行し続ける。
-i 時間 パケットの送信間隔を指定した時間()に設定する。
-n 数値のみを表示する。
-p パターン 送信するパケットを埋めるパターン(バイト列)を指定する。
-q ICMPエコー要求パケット中にRECORD_ROUTEオプションを付け戻ってくるパケットの経路を記録する。
-r ルーティグテーブルをう回し、直接接続されたネットワーク上のホストに対して送信する。
-s パケットサイズ 送信するデータのサイズを指定する。
-v 冗長出力を有効にする。
13. パケットダンプを行う
tcpdump
【書式】
tcpdump [オプション]
【オプション】
-c 個数 指定した個数のパケットを受信して終了する。
-f 外部ホストのIPアドレスをシンボルではなく数値で表示する。
-F ファイル名 フィルタの条件式として指定したファイルの内容を使用する。
-i インタフェース 指定したインタフェースを監視する。
-l 標準出力をバッファリングする。
-n アドレスやポート番号を数値で出力する。
-N ホストのドメイン名を表示しない。
-s snaplen snaplenで指定しただけのデータを各パケットから取得する。
-r ファイル名 パケットを指定したファイルから読み込む。
-T タイプ 条件式により選択されたパケットを指定したタイプに翻訳する。
-w ファイル名 受信したパケットを表示せず、ファイルに出力する。
14. SSHを使用してファイルを安全にコピーする
scp
【書式】
scp [オプション][[ユーザー名]ホスト名1:]ファイル名1 [[ユーザー名]ホスト名2:]ファイル名2
【オプション】
-p 更新時間、アクセス時間、モードを保持する。
-r ディレクトリ内を再帰的にコピーする。
-p ポート 接続するポートを設定する。
[[ユーザー名]ホスト名1:]ファイル名1 コピー元を指定する。
[[ユーザー名]ホスト名2:]ファイル名2 コピー先を指定する。
15. SSHを使用してリモートホストに安全にログインする
slogin
【書式】
slogin [オプション] ホスト名 [コマンド]
【オプション】
-l ユーザー名 ログインに使用するユーザー名を指定する。
-i ファイル名 RSA公開鍵ファイルを指定する。
-p ポート 接続するポートを設定する。
-X Xのポートフォワーディングを有効にする。
-x Xのポートフォワーディングを無効にする。
ホスト名 接続するホストを指定する。ユーザー名@ホスト名のように指定することで、-lオプションと同様の機能を実行できる。
コマンド リモートで実行するコマンドを指定できるが、ログインする場合は指定しない。
16. SSHでリモートホストのコマンドを実行する
ssh
【書式】
ssh [オプション] ホスト名 [コマンド]
【オプション】
-l ユーザー名 ログインに使用するユーザー名を指定する。
-i ファイル名 RSA公開鍵ファイルを指定する。
-p ポート 接続するポートを設定する。
-X Xのポートフォワディングを有効にする。
-x Xのポートフォワディングを無効にする。
ホスト名 接続するホストを指定する。ユーザー名@ホスト名のように指定することで、-lオプションと同様の機能を実行できる。
コマンド リモートで実行するコマンドを指定する。
17. SSH用の公開鍵、秘密鍵のペアを作成する
ssh-keygen
【書式】
ssh-keygen [-b ビット長][-f ファイル名][-N 新しいパスフレーズ][-C コメント]
ssh-keygen -p [-P 古いパスフレーズ][-N パスフレーズ]
ssh-keygen -C [-P パスフレーズ] [-C コメント]
【オプション】
-b 鍵の長さ(ビット)を指定する。最低値は512。デフォルトは1024。
-c 鍵内のコメントを変更する。
-f 鍵のファイル名を指定する。
-p パスフレーズを変更する。
-C コメントを指定する。
-N 新しいパスフレーズを指定する。
-P 古いパスフレーズを指定する。
18. 実行中のプロセスを表示する
ps
【書式】
ps [オプション]
【オプション】
a 自分以外のユーザープロセスも表示する。
c task_structに格納されているコマンド名を表示する。
e 「実行命令+」に環境変数を付加する。
f ツリー形式で表示する。
j pgidsidを表示する。
l 標準のPIDTTY,TIMECMD加え、FSUIDPPIDCPRINIADDRSZVSZRSSWCHANSTATも表示する。
m スレッドも表示する。
n USERWCHANを数字で表示する。
r 実行中のプロセスだけ表示する。
s シグナル形式で表示する。
u ユーザー名と開始時刻を表示する。
v vm形式で表示する。
x 制御端末のないプロセスの情報も表示する。
S 子プロセスのCPU消費時間とページ・フォルトを合計する。
pids 表示するプロセスIDを指定する。
19. リモートホスト間でファイルをコピーする
rcp
【書式】
rcp [オプション] ファイル名1 ファイル名2
【オプション】
-p コピー元ファイルの属性を保存したままコピーする。
-x すべてのデータをDESで暗号化して送信する。
-r ファイルを再帰的にコピーする。
-k レルム名 リモートホストのレルムではなく、指定するkeyberosレルムのチケットを取得することをrcpに要求する。
ファイル名1 コピー元ファイル。
ファイル名2 コピー先ファイル。
20. リモートホストにログインする
rlogin
【書式】
login [オプション] ホスト名
【オプション】
-8 入力を8ビットのまま渡す。
-E エスケープ文字を使用しない。
-K すべてのkerberos認証を使用しない。
-e キャラクタ 指定した文字をエスケープ文字として使用する。
-x すべてのデータをDESで暗号化して送信する。
-l ユーザー名 指定したユーザー名でログインする。
21. リモートホストでコマンドを実行する
rsh
【書式】
rsh [オプション] ホスト名
【オプション】
-K すべてのkerberos認証をしない。
-x すべてのデータをDESで暗号化して送信する。
-l ユーザー名 指定したユーザー名でコマンドを実行する。
22. ほかのユーザーとテキストベースで会話する
talk
【書式】
talk ユーザー名|ユーザー名ホスト名
【オプション】
ユーザー名 同じホストのユーザーと会話する。
ユーザー名ホスト名 指定したホスト上のユーザーと会話する。
23. telnetでリモートホストに接続する
telnet
【書式】
telnet [オプション][ホスト名 [ポート]]
【オプション】
-8 8ビットバイナリモードで接続する。
-e キャラクタ telnetコマンドモードに移行する際のキャラクタを設定する。
-l ユーザー名 指定したユーザー名でログインする。
ホスト名 接続するリモートホストを指定する。
ポート 接続するポート番号を設定する。
24. 宛先ホストまでの経路を調べる
traceroute
【書式】
traceroute [オプション] 宛先ホスト

【オプション】

-m TTL最大値 送信するプローブパケットのTTLの最大値(ホップ数の最大値)を設定する。
-n 通過ルータのアドレスを数字で表示する。
-p ポート番号 プローブが使用するUDPポート番号の基準値を設定する。
-q プローブ数 送信するプローブ数を指定する。
-r 通常のルーティングテーブルをう回し、直接接続されたネットワーク上のホストに対して送信する。
-s 送信元IPアドレス 送信するプローブの送信元アドレスを、IPアドレスで指定する。
-t TOS プローブパケットのTOSを指定する。
-w 時間 プローブの応答時間()を指定する。
宛先ホスト 宛先ホストのIPアドレスまたはホスト名を指定する。
25.   ユーザー情報を表示する
whois
【書式】
whois [オプション] 名前[...]
【オプション】
. 指定した名前について名前だけの検索を強制的に行う。
! 指定したニックネームまたはハンドルIDに関するヘルプ情報を表示する。
* グループまたは組織のメンバーシップリスト全体を表示する。
-h 代替ホスト名を指定する。
名前[...] ディレクトリ検索の対象となるユーザーID、ホスト名、ネットワークアドレス、またはニックネームを指定する。任意指定を意味する「...」の前の文字列と一致する名前についてワイルドカード検索を行う。
26. システム上のほかのユーザーにメッセージを送信する
write
【書式】
write -q [-n ホスト名]
write -h ハンドル名,{ok|cancel|query}[-n ホスト名]
write [-r]{[-n ホスト名] ユーザー名|ユーザー名ホスト名}[tty]
【オプション】
ユーザー名 メッセージテキストを受信するユーザーを指定する。
ユーザー名ホスト名 メッセージテキストを受信するユーザーのユーザーIDおよびリモートホストを指定する。
tty 別のロケーション(tty00など)で送信ユーザーと接触する。
-n ホスト名 リモートホストを指定する。
-q ホスト上でユーザーからの応答を待っているすべてのメッセージを照会し、そのメッセージにハンドルを付けて表示する。
-r メッセージハンドルを生成してメッセージのヘッダに挿入し、そのメッセージを送信して返答を待つ。
-h ハンドル名,返答 ユーティリティまたはシェルスクリプトによって送信されたメッセージに応答する。返答にはokcancelqueryが使用できる。
27. 宛先ホストまでの経路を調べ、ルーティングポイント間の経路速度を計測する
pathchar
【書式】
pathchar [オプション] 宛先ホスト
【オプション】
-m TTL最大値 送信するプローブパケットのTTLの最大値(ホップ数の最大値)を設定する。
-n 通過ルータのアドレスを数字で表示する。
-w 時間 プローブの応答時間()を指定する。
宛先ホスト 宛先ホストのIPアドレスまたはホスト名を指定する。
http://www.caida.org/Pathchar/で入手可能