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  【 Bill Evans 1929.08.16 - 1980.09.15 】                                          Bill_Evans.xls

死因は肝硬変に伴う肺炎・出血性潰瘍。享年51歳。彼は死の数日前までステージでピアノを弾き続けた。いわゆるモダン期におけるピアノトリオ演奏の最高の、というと言い過ぎなのであれば、一大流派を起こした人。初期のラファロ・モティアンとのトリオ、中期のゴメス等と組んだ時、そして死の直前のジョンソン・ラバーバラとのトリオと、幾つもの絶頂期を持つ。初期の名作「Waltz for Debby」によって「女性ファンが好むピアノ」と評することが定番だが、そんな形容をする人はこの人の作品をちゃんと聞いていないことを露呈しているに過ぎない。よく聴けば、そういうステレオタイプで、安易な形容とは無縁の、もっと大きな存在だ、と私でも分かる。

 ビル・エバンス アルバム一覧
※ 青字は未所有
アルバムタイトル 録音年 コメント
New Jazz Conseptions 1956.09 初リーダー作
Everybody Digs Bill Evans 1958.12 エヴァンスがまだマイルス・コンボに在籍していたころの作品。
On Green Dolphin Street 1959.01 1959年3月の貴重なセッションの録音です。ビル・エヴァンスのスタイルはすでに確立されていましたね

Portrait in Jazz 1959.12 記念すべき黄金トリオ第1作

Explorations 1961.02 Bill Evans、Scott La Faro、Paul Motianというコンビで、彼のトリオとしては最初期の名盤。

Waltz for Debby 1961.06 6月25日の「ヴィレッジ・ヴァンガード」でのライブ編集

Sunday At The Village Vanguard 1961.06 上記と同日セッションの別編集バージョン よりラファロがフューチャー
At the Village Vanguard 1961.06 スコット・ラファロのベースは下の方までしっかり出ていて音の輪郭もクリアになってる
Complete Live At The Village Vanguard 1961 1961.06 時系列の曲順でのライブ録音完全版CD3枚組

Undercurrent 1962.04 ジム・ホール(g)とのデュオ

How My Heart Sings 1962.05 例の4部作にくらべとても地味なアルバム。緊張感が強い4部作に比べ、肩の力が抜けた、タッチが柔らかい演奏。
Moonbeams 1962.05 バラッドの世界を描き出すビル・エヴァンス。ピアノ・トリオでエヴァンス独特のスタイルを確立した彼の屈指の名作。

Interplay 1962.07 珍しい5人編成。トリオ編成に比べて緊張感は落ちるものの、その分できた余裕が聴きやすい印象を与える。
Loose Blues 1962.08 ズート・シムズ(ts)、ジム・ホール(g)
Empathy+A Simple Matter of Conviction 1962.08 アルバム2枚がCD1枚になっている
Conversations With Myself 1963.02 2重録音 グラミー賞受賞作

At Shelly's Manne Hole 1963.05 エヴァンスの数多い作品の中でも五指に入る傑作だと思います。
Evans, Bill - Time Remembered CD Cover Art Time Remembered [Remastered] 1963.05 死後のリリースになる本作はエヴァンスのピアノソロ曲が頭から5曲続けて収録されている。
Trio 64 1963.12 ベースにゲイリー・ピーコック
Getz & Evans / Stan Getz 1964.05 スタン・ゲッツ(ts)との共演
Waltz For Debby / Monica Zetterlund with Bill Evans 1964.08 スウェーデンの歌手の歌伴 CDボーナストラックにはビルの歌声
Live Round Midnight 1964.05 有名なトライデントクラブでのライブEvans、Chuck Israels、Larry Bunkerという面子は長続きしただけに連携もよく、実に素晴らしい作品になっている、
Trio 65 1965.02 エヴァンスのトリオは、何もかもが新しかった。その最初の成果を記録した作品が59年録音
Bill Evans Trio with The Symphony Orchestra 1965.09 クラウス・オガーマン楽団との共演
At Town Hall 1966.02 父ハリー・L・エバンス急逝直後の「タウンホール」ライブ
Intermodulation 1966.04 ジム・ホール(g)と再デュオ・アルバム
Further Conversations with Myself 1967.08 多重録音によるソロ・アルバム
Bill Evans at The Montreaux Jazz Festival 1968.06 エディ・ゴメス(b)、ジャック・ディジョネット(ds)
Alone 1968.10 ソロ作品 グラミー賞受賞作
What's New 1969.01 ジェレミー・スタイグ(fl)との共演
You're Gonna Hear From Me You're Gonna Hear From Me 1969.11 エディー・ゴメス、マーティー・モレルとの第三期エヴァンス・トリオのライブ盤です。

Montreaux II 1970.06 モントルージャズフェスティバル
The Bill Evans Album 1971.05 スタインウェイとエレクトリック・ピアノ(フェンダーローズ)の話題作
Living Time 1972.05 ジョージ・ラッセルとの共同作業

Bill Evans Live In Tokyo 1973.01 エディ・ゴメス(b)、マーティー・モレル(ds)初来日公演
Eloquence 1973.11 シェリーズ・マンホールライブ録音後年発売
Since We Met 1974.01 この"Since We Met"はリリカルなエヴァンスの集大成といえる作品です。
Symbiosis 1974.02 オガーマンとのコラボレーション2作目。「ウィズ・シンフォニー・オーケストラ」とは変わり、クラシックの編曲ではないオリジナル作品
Blue In Green 1974.08 Bill Evans盤の中では、それほど話題になる盤ではありませんが、何故か個人的には好きな盤です。

Intuation 1974.11 エヴァンスとエディ・ゴメスのデュオによる演奏ですが、ゴメスのベースが落ち着いているのも好感が持てます。
The Tony Bennett-Bill Evans Alb 1975.06 トニー・ベネット(Vo)と共演

Montreux III 1975.07 エヴァンス・トリオ史上、最長の女房役を務めたゴメスと、スイスの名ジャズ祭にデュオで出演。
Alone Again 1975.12 不世出のピアニストのソロの心髄がここにあります。
Quintessence 1976.03 ハロルド・ランド(ts)、ケニー・バレル(g)、レイ・ブラウン(b)
Together Again 1976.09 トニー・ベネット(Vo)と再共演
The Paris Concert 1976.11 Bill EvansのFantasy盤の中でも、このライブは放送音源ながら、聴きものです。
Cross-Currents 1977.02 リー・コニッツ(as)、ウォーン・マーシュ(ts)
I Will Say Goodbye 1977.05 50年という短い生涯を終えるわけですが、この『I Will Say Goodbye』は、彼の最後の輝きを放ったアルバムです。
You Must Believe In Spring 1977.08 エディ・ゴメス(b)、耽美的傑作
New Conversations 1978.01 多重録音
Affinity 1978.11 トゥーツ・シールマンス(hca)、ラリー・シュナイダー(ss/ts/fl)
We Will Meet Again 1979.08 トム・ハレル(tp)、マーク・ジョンソン(b)、ジョー・ラバーバラ(ds)
Live in Buenos Aires 1979 1979.09: この時期よく取り上げた曲が全て入っており、その料理の仕方はそれぞれ魅力ある物なので、安心して買っていい盤です。
Ballads and More  1958-1962  珠玉のバラードの名演をピック・アップ。1~8までの曲は最高のピアノ・トリオと呼ばれたエヴァンス~ラファロ~モチアンのトリオによるもの。
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by ジャズアルバム紹介