1978年、自己のコンボで初来日公演を絶賛の中で敢行、その最後の地・山形でのライブ・セッションを世界初CD化。ピアニストにブルガリア出身のミルチョ・レビエフを迎え、"新生"アート・ペッパーによる斬新な感覚、テンションを与えてくれる密度の濃いプレイとなっている。表題作「マイ・ローリー」は奇跡の返還をペッパーにもたらした最愛の妻・ローリーに捧げられた16分にも及ぶ独特のバラード。その絞り出す情感、魂の叫びはどこを切っても「人間アート・ペッパー」を感じさせる。
1. Ophelia 2. Besame Mucho 3. My Laurie
Art Pepper (as) Milcho Leviev (p) Bob Magnusson (b) Carl Burnett (ds)
Recorded 1978