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  Thermo

知性豊かなミュージカル・デレクターウエイン・ショーターが
マイルス・クインテットに引き抜かれる前の黄金期JMの演奏。
3管編成になったきっかけはいかもウエインの功績のように言われているがウエイン加入当時の2管編成時に録音された演奏は全てお蔵入りしている所から、物足りない音をもう一つ管楽器を入れる事で補ったのが真相のようだ。このALBUMをお勧めする理由はウエインでも3管編成でもなくフレディ・ハバートである。5.6.8の2曲はハバートの作曲であるがスカイラークのようなバラードとサーモのようなファンキーなナンバーで2つの素晴らしいハバートをフューチャーした演奏が聞けるところだ。ハバートの美しいトランペットのトーンはには比類なき物がある。スカイラークは朗々とメロディーを歌い上げるハバートに2つの管楽器のハーモニーが絡み合い若手ナンバーワンと称された彼の底力を感じさせる。サーモはハバートの輝くようなソロにより先陣が切られショーター〜フラーと続いていくがバックのブレイキーの多彩なドラミングが巧みにフロントラインを押し上げ、この高揚感はJMならではのものだ。

1. Caravan
2. Sweet 'N' Sour (take 4)
3. Sweet 'N' Sour
4. In The Wee Small Hour Of The Morning
5. This Is For Albert
6. Skylark
7. Thermo (take 2)
8. Thermo

Freddie Hubbard (tp)
Curtis Fuller (tb)
Wayne Shorter (ts)
Cedar Walton (p)
Reggie Workman (b)
Art Blakey (ds)

 

Recorded 1962.10

 

 

 

 

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