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  Shaky Jake

アート・ブレイキー、フレディ・ハバード、ウェイン・ショーター、カーティス・フラー、シダー・ウォルトン、ジミー・メリットの3管セクステットによる1961年作。メンバーはいいが、選曲が微妙な一枚かな。地味とゆうよりちょち暗い。結局はショーターのイマジネーションが微妙なんだ(苦笑)。微妙と言うと語弊があるかもしらんけど。およそ及びがつかない。THE迷走って雰囲気をどうしても感じちゃう。一曲目はともかく二曲目と四曲目のアンサンブルはなんて多面体なんだ。。むしろこうなると着想から完成までどんな神秘的な過程を経験したのか覗きたくなるね。頭使い過ぎなんだろうね。だから逆にソロパートも単調に聴こえる。ただこの葛藤が後のブルーノートデビュー作のような誰も創造できなかった世界初と言っていい一大コンセプト作品に収斂することになる。さてじゃあこの一枚は何がいいって三曲目のブレイキーがいい!曲のほぼ半分ドラム叩いてるがダレないね。うまい取り口してるよ。あとジャケがなかなかカッコいい。煙の形がなにか意味深だ。でも僕にはこれが悲しそうなショーターの横顔にしか見えなくて困る。。

 

1. Backstage Sally
2. Contemplation
3. Bu's Delight
4. Reincarnation Blues
5. Shaky Jake
6. Moon River
7. Moon River (Alt. Take)
8. Backstage Sally (Alt. Version)
9. Reincarnation Blues (Alt. Version)
10. Bu's Delight (Alt. Version)

Freddie Hubbard tp
Wayne Shorter ts
Curtis Fuller tb
Cedar Walton p
Jymie Merritt b
Art Blakey ds

 

Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs,
NJ on November 28, December 18, 1961

未発表音源なんで、よっぽど派手にやらかしているかと思いきや多分ブルーノートの三管JMでは一番普通に聴き易い、しかも曲が凄い良い。あと音質が素晴らしい!「フリー・フォー・オール」とかフォルテシモの時、マイクのキャパ超えて音が潰れてる所有るでしょう、まあーJMファン的には、迫力有るよなーみたいな(笑)でも今作品は、そういう荒い部分が一切無い!どの楽器の音もクリアですっきりしてます。何かねリバーサイド盤「キャラバン」みたいな… 特にフロント三管の音の重なり合いがハッキリしてる。三管になってからのJMってピアノがよく聞こえない感じが有るんだけど何故か凄いキレイに聞こえるし… まさか普通に出来過ぎててJMらしくないってのがお蔵入りの理由じゃないよね?カーティス・フラー作品「ブース・ディライト」良い曲!「ムーンリバー」のアレンジ最高!オススメ致します。

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