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  Pensativa

この録音の後に、テナーのウエイン・ショーターはマイルス・デイヴィス・グループへ引き抜かれていくのですが、そのせいか「Free For All」でのショーターのブロウは物凄い。冒頭、シダー・ウォルトンのピアノによるイントロも文句なしにカッコよく、ヒタヒタ迫るハードドライビングな曲調に、フレディ・ハバードやカーティス・フラーも好調ですが、やはりショーターの目を剥くような壮絶なソロが圧巻です。もちろん、親分ブレイキーのドラムもジャケット同様に鬼のよう、ドラムソロはまるで迫撃砲のような激烈さ。ソプラノをユラユラ吹いている後年のショーターしか知らない方は、ぜひこのアルバムで彼の「鬼」っぷりを堪能して頂きたいです。

1. Free For All
2. Hammerhead
3. The Core
4. Pensativa

Freddie Hubbard (tp)
Curtis Fuller (tb)
Wayne Shorter (ts)
Cedar Walton (p)
Reggie Workman (b)
Art Blakey (ds)
Wellington Blakey (vo)

Recorded 1964.02

この盤を聴いて燃えない人はいないだろうと思える一枚。とにかくブレイキーが全力疾走。頭の血管が4~5本は切れてるだろう。きっと。ショーターのテナーも凄まじいくらいのベストプレイ。マイルスが欲しくなっちゃったのも頷ける。諸説色々あるが、あえて言おう。この盤こそがジャズメッセンジャーズの最高傑作だ。膨大な数JM盤の中で、何を選ぼうか迷ってるアナタ、まずこの盤を買うべし。そして壮絶なナイアガラ爆布の渦の中で、悶えるべし。

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