アルバムは1955年録音の「カフェ・ボヘミア」のライブでメンバーはピアノのホレス・シルバー、トランペットのケニー・ドーハム、テナーサックスのハンク・モブレー、ベースのダグ・ワトキンス。当初、ブルーノート・レーベルの初の12インチ・オリジナル盤で発売された、現在はCDでカフェ・ボヘミアの2枚組となった。新星ジャズ・メッセンジャーズの若さ溢れんばかりのエネルギシュな音が堪能できる。
Vol.1
1. Soft Winds 2. The Theme 3. Minor's Holiday 4. Alone Together 5. Prince Albert 6. Lady Bird 7. Whats New 8. Decifering The Message
Kenny Dorham tp Hank Mobley ts Horce Silver p Doug Watkins b Art Blakey ds
Recorded in Nov 1955
まず、アート・ブレイキーの声がいいですね。 彼のアナウンスではじまるこのアルバムはブルーノートでしか味わえない音がぎっしりつまっているといった感じで、1950年代のジャズクラブの熱気がそのまま伝わってくる、さながら歴史の記録という趣があります。トランペットのケニー・ドーハムがまた素晴らしいです。彼自身の曲紹介もいかにも人柄がにじみ出ていて好感が持てます。バラードプレイに定評のある人ですが、特に「イエスタデイズ」は最高です。独特の音色と節回し、素晴らしいの一言に尽きます。一聴の価値あり。お勧めの一枚です。
Vol.2
1. Sportin' Crowd 2. Like Someone In Love 3. Yesterdays 4. Just One Of Those Things 5. Hanks Symphony 6. Gone With The Wind 7. Avila & Tequila 8. I Waited For You