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(問答有用:2000/09/04)
皆さん、こんにちは。
先日の「戦争を語りつぐ集い」で、ある中学校の社会科の先生とお話しました。先生は旧日本軍基地や戦災遺跡に子供たちを連れて行ったり、戦争経験者から子供に直接体験談を語ってもらうなど、平和教育を長年実践してきました。
ところが、最近、先生の地元の県で、「日本教師会」、「全国民主主義教育研究会」という右翼団体が台頭してきて、教室で「自由主義史観」イデオロギーに基づく社会科教育をやっているそうです。すなわち、「大東亜戦争は日本の自衛戦争だった。正義の戦争だった。たまたま負けたために、アメリカの民主主義を押し付けられた」とか、「日本の国家のために何ができるか考えよう。お役人でも社長でもサラリーマンでも清掃作業員でもいい。最終的にお国の役にたつ人間がいい人間だ。お役人は頭脳を使って、作業員は体を投げ打って、天皇のため、国家のために働けばいい」と教えているとのことです。例の『国民の歴史』も、この右翼団体によって教育委員会やPTA役員のもとに無料配布されているといいます。
そういえば、「全国民主主義教育研究会」会長の宇田川宏・日本福祉大学教授という人は、「自由主義史観研究会」の機関誌的存在の『近現代史の授業改革』(明治図書出版)の第1号(1995年9月)に、「イデオロギーから脱却した自由で複眼的な、事実を踏まえた歴史認識がいま求められている」と応援手記を寄せています。
民主主義と「自由主義史観」がどう両立するのか不思議なところですが、「自由主義史観」が「事実を踏まえた歴史認識」ではないことはすでに明らかでしょう。
どなたか、この右翼団体についてご存知のかたいらっしゃいませんか。特に、教育の現場に詳しい方、お願いいたします。
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