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ヒーラーの行動パターンが当たり前になりすぎていて幾つかの注意点が欠如したコンテンツになってしまっています。ツッコミよろしく。
ヒーラーとは戦いで傷ついた仲間の傷を癒し、PT全員のHPを管理する。
仲間への厳しい「しつけ」を行いつつ、どんな敵の攻撃にも動揺しない強靭な精神力を要求される。
多彩な行動項目があるので並々ならぬプレイヤースキルが必要となる。
基本 | |
MPキープ | 一番大切な概念 |
タゲられるな | 一番大切な概念 |
ヒールできるタイミング | ヘイトの概念を学ぼう |
殴るべきか座るべきか | 暇なら殴れ |
タゲられた時の対処 | 完璧な方法はなし。状況判断と危機管理能力が大事 |
ヒールできるタイミング | ヒーラーの都合でヒールは行えない。隙を逃すな |
戦闘中BUFF&ヒール | スピード、効率、安全性に貢献するテクニック |
複数ヒーラーの場合 | 作戦会議、チャットをうまく使って無駄を抑えよう |
GH、BHは諸刃の刃 | 便利さだけを考えてると痛い目に遭う |
SpSの使用について | 魔法力1.4倍、詠唱スピード上昇、成功率が飛躍的にUP |
リチャージによるMP移動 | 自分よりLvLの高い人への使用は損をする |
座る場所を考える | 部屋では2箇所の座り位置を見つけよう |
販売座り | 究極のMPキープ |
ヒーラーがタゲられるのは悪か | 幻想蜃気楼 ヒーラーを含むサブタンク、B2M消耗をまとめてGHで回復するというMP効率UPの手法です |
ヒーラーが習得すべきテクニック | サイト内リンク集です |
20041108
ヒーラーのMP=PT全体のHP
ヒーラーはMPを切らしてはいけない。
いい格言があるので参考までに。(太字強調編集者)
したらば外部板
【ヒーラー】ヒーラーの権利を主張する会【総合スレ】
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/game/11650/1077170918/l100
ヒーラーのMP=タンクのHP
ヒーラーがMPを切らすと狩りをストップし、お座りする羽目になる。
お座りするということは「周囲のMOBが全部湧く」ことを意味する。
安全なところで座っても、大量のリンクを伴う「部屋への侵入」という最も危険な戦闘を行うことになる。
効率が下がることよりもこの大量湧きからの狩りの再開の方が恐ろしい。
攻撃は最大の防御。連続的な狩りは安全につながる。
ヒーラーは絶対にタゲらてはならない。
タゲられておいてルーツで足止めしてもそれは誉められた行動ではない。
解説
サッカーで言うならゴールキーパー。ディフェンス陣(PT前衛)が完璧な働きをしていればゴールキーパーは仕事をする必要はない。
チームが押されている状況では大きくボールを前方に蹴り出し(ヒール)、戦況を元に戻す。
前衛に問題があってMOBが増えすぎている時は各種DEBUFF(スリープ、ホールド等)で状況を緩和する。
PTハントが終わってからヒーラーのDEBUFF(スリープ、ホールド等)が賛辞されているのだとしたら、それは前衛に問題がある場合が多い。
狩りのスタイルによってはDEBUFF(スリープ、ホールド等)を前提としなければならない状況もあるが、それは突発事故とは違う。
絶対にリンクを避けられない狩場で常にMOB1体とだけ交戦するのは不可能だろう。
たとえばマフムの指揮官密集位置、神殿、アリの巣。
ヒールできるタイミングは以下の3つ。
ヘイトについても読んでおいて欲しい。
ヒールを使用できるタイミングは3つ。
コレが戦闘終了時のグッドタイミングなヒール。
幾つかの要素が見えるSSなので一応解説。
ケイブサーバントファイターとの戦いでタンクを務めたDiablorLarkに対してヒーラーの小林ヱクセルがヒールをかけたところ。
左上のタンク(Caine)が既に次のMOBへと向かっている。
DiablorLarkは全快になっておらず残りのHPは自然回復に任せる。
その為にCaineがサブタンクを務める、というわけだ。
タンクチームとヒーラーが連携してMPキープの為に努力している様子がわかるかな・・・
とにかく「ヒーラーがタゲられないタイミング」を探し、隙を逃さずヒールすること。
例外として攻撃的なヒール使用方法もある。
具体的な方法はテクニックのページ、戦闘中BUFFで解説してあるので読んでおいて欲しい。
20040614
テクニックのページで別途紹介しているのでそちらを読んで欲しい。
スピード、効率、安全性に貢献できる重要なテクニックだ。
MPキープができていると判断したのであれば、積極的に攻撃に参加しよう。
攻撃することで戦闘時間は短くなり、タンクの受けるダメージも少なくなる。
まさに攻撃は最大の防御。
例え前衛の半分のダメージしか出せていなくてもそれは「半分も出せている!」と考えよう。
人数が少ないPTであればなおさらだ。
また、前衛と同じ武器を持てていればすでにアタッカーとも呼べる攻撃力を持っていると言える。
MOBの背後を取る事で命中率、クリティカル率が向上する。
MOB正面から攻撃している前衛よりもダメージを出せていることさえある。
魔法力向上装備より、攻撃的な武装をした方がPTでの貢献度は上がることが多い。
解説
MPの回復量は「座>立=殴>歩>走」なので、MPキープがしっかりとできている状態であれば攻撃に参加するべきだろう。
MOB背後に回り込むことを意識的に行おう。
同等の武器であればタンク職がMOB正面から与えるダメージを凌駕する。
十分に近接アタッカーといえる火力ソースとなりうる。
殴りに参加していてもMPがまるで減らないようであれば、そのPTはもっと困難な狩場を選択することができる。
PTメンバーとも相談してみよう。
MPキープについても必ず読んで欲しい。
20040614
結論から言うと、そもそもヒーラーがタゲられてはならない。
ヒーラーがタゲられるということはヒーラーが何かのミスを犯しているということに他ならない。
ヘイトのページに後衛に敵が来た時の対処方法としてまとめておいたので読んでおいて欲しい。
ヘイトに関する十分な理解が必要となる。「ヘイト」についてもまとめてあるのでこのページと同じだけ読んでおいて欲しい。
解説
MOBがヒーラーに向かって来てしまった時(タゲられた時)の対処方法に「これで完璧」という方法は一切無い。
「もし、今タゲられたらどうするべきか?」というシミュレーションを常に行い、いつでも最善の一手を打てるように身構えておこう。
PTで対峙するMOB=強いMOBとの戦いでは、ヒーラーひとりではどうやっても対処できない場合が多い。
当然PTメンバーの腕前、癖、キャラクター性能なども考慮したシミュレーションが必要となる。
ヒーラー行動はPTメンバーによって柔軟に変化する必要がある。
場合によっては武器、防具の装備までも切り替える必要が出てくる。
したらばBBS(外板)ヒーラースレより引用
太字強調編者
一切編集なしでの連続レス引用。
非常に密度の濃い論議がなされており、どれが正解というのではなく自分とPTのプレイスタイルに合わせたTPOとして今後の研究座材料にしたい。
考え無しに行動するのと、明確な思考に基づいて行われる実験期間というのは全く異なるものだ。
人に意見を押し付けるのではなく、良い点を吸収する貪欲な力こそが必要とされる。
ヘイトについても熟知した上で、「もし今タゲられたらどうするべきか」を考える癖をつけておこう。
その場にふさわしい対処を取り、万が一タゲられた場合に最善の一手を打てるように!
20040527
どちらかをメインヒーラーとして決めておく方法が良い。
緊急の際や、タンクのHPが大きく消耗している時は2人でヒールを行うこともある。
後から詠唱開始した方がキャンセルをすることで、MP消耗はキャンセル分(詠唱開始時にわずかに減る分だけ)になる。
MPが多い方がヒールをひたすら担当、MPが少ない方がひたすら回復という手法もある。
相方と相談して事前に幾つかの作戦を決めておくとスムースに狩りができる。
元記事
大規模PT
複数ヒーラーの運用
タンクと同じ要領で考える。
メインヒーラーは詠唱スピード、ヒール力の高い方が行い、MPを維持する。
もしヒールが同じ目標に対して「かぶった」場合、メインはヒールを続行、サブがキャンセル。
この方法が第一段階。
ファイター系ペアと同じく、一方のMPだけを消耗させることはピンチの時に大きな危機となるので、ある程度MPが減ったところでサブに交代する。
第二段階では、「キャンセルするのはMPが少ない方」のみを行う。
前衛のHPの自然回復も考慮し必要ないと考えた場合は放置、
やや不安かな、というHPを見たら気がついた方がヒール(上記キャンセルを適用)、
前衛として働く上で心配になるほどの明らかに大きなダメージを受けている時は2人ともヒールで良い。
当然、複数のヒーラーの個性と相性によってはこの限りではない。
グループヒール、バトルヒールの特性
解説
GH、BH使用の場合は戦闘が終了する前にチャットで「GH」と告げること。
FAを行っているタンクの人は必ずこれを理解している必要がある。
仲間の知識程度を把握できている固定PT以外では、狩りの前に
「グループヒール、バトルヒールする時はGH、BHって言いますので、ちょっとだけ止まってくださいね^^」
と必ず伝えておこう。
野良愛好者は辞書登録で(g>グループヒールします!止まってください。)と登録しておくのも有効だろう。
慣れているメンバー同士であれば「GH」だけで意思疎通できるのが望ましい。
なお、「GH=みんなまとめてヒール=ピンチ脱出」という先入観は捨てて欲しい。
リンク地獄の時にむやみに使用するとヒーラーがタゲられ、ヒーラーは自分にヒール連打するしかなくなる。
ヘイトは無限に上昇し、かなりの高確率でヒーラー(ヒーラーのMP=PTのHP)が死亡する。ヘイト管理と詠唱タイミングに十分に慣れてきたら戦闘中からGH詠唱をしてみよう。
PTとの連携度合いにもよるが、タンクが一時停止することでPTに不和が生じている様子の場合はMOBのHPを観察しつつ、独自のタイミングでGHを行ってしまっても良い。
20040530
SpS(スピリットショット)で魔法力が1.4倍される。
また、詠唱スピードが多少早くなる。
ピンチになった時にいつでも使えるようにSCに設定しておこう。
SpSを使わないのと準備していないのとは違う。
数回分さえ持っていないようでは危機管理能力を問われ、あなたの評判は著しく落ちることだろう。
ヒール回復量も加算される。
リチャージ回復量も加算される。
いずれも体感値によるものなので厳密な調査が必要。
回復量はスキルLvに完全依存(魔法力関係無し)。
SpS使用の場合は別計算で回復量が増強されていると思われる。
SpSによる恩恵はDEBUFFによるタゲられた時の自己防御。
ピンチになりそうな時はいつでもSpSを使用できるようにSCを準備しておこう。
ピンチを事前に察知している上級プレイヤーの行動はタンクの行動スピードを上回る。
詳しくはバッファーのページで解説してあるので読んでおいて欲しい。
Lineage2 Miyuki's Room
http://lineyukimi.s56.xrea.com/modules/news/article.php?storyid=6
http://lineyukimi.s56.xrea.com/modules/news/(こちらがトップ)
リンク先の検証結果によれば「約2倍の成功率」が期待できるとのことだが、これも体感値である。
200404016
LvLが高い人にリチャすると損をする。
LvL32、リチャージ1 | LvLの低いPCへ | 消費25 | 回復20程度 |
対象者32 | 消費25 | 回復20程度 | |
対象者39 | 消費25 | 回復10程度 |
これは基本。
ハイヤーマナゲインによってリチャージの効力はかなり上昇する様子。
このページは基本技術のコンテンツなので今の動向はは予備知識にて検証報告の予定。
20040415
MPキープが不可能な状況、なんらかの事故によりMPキープに失敗し座るケースも出てくる。
ヒーラーの重要なファクターだが、いつでもどこでも座れば良いというものではない。
20040527
当サイト内、テクニックにて詳しく説明してあるので一読して欲しい。
2004xxxx
ヒーラーを含むサブタンク、B2M消耗をまとめてGHで回復するというMP効率UPの手法です。
幻想蜃気楼 |
別名2鯖PT戦略会、幻想蜃気楼によるヘイト分析です。 |
出典、引用元 | 幻想蜃気楼http://freett.com/mflnet/gensou/ 2鯖戦略研究BBS 記事時間はそれぞれに記述。 記事製作者 (BetaNews&リーザス) 協力(CLAN”へなちょこ”メンバー一同) |
4鯖PT戦略会での引用に際しまして、文章体裁の修正、一部に加筆(斜体)、重要な部分は太字で強調してあります。 |
Darkberry<-BetaNews - 2004 08/20 15:39
ちょっと仕事が一段落したのでヒーラーのハイソな行動原理についてまとめてみましょう。
通説,特に野良PTでは「ヒーラーは絶対にタゲられてはいけない」ということになっていますね。
これは不慮の事故を避けるためにはいたしかたない方法論だと思うわけです。
しかし,たとえば以下のようなPT構成の場合,
役割 人数 備考 タンカー 0 パラディンやDAなどHPとDefがバランスよく高い職 アタッカー 2 短剣職や弓職が近接攻撃主体で参加している場合も含む バッファ 1 ヒーラーが兼任する場合も多い ニューカー 1 これはハウラーやソーサラーが主体でしょうね
であれば,全体に火力はあるけど柔らかい,という状況なわけです。
つまり,ヒールコストの高いPTということになります。2次転職以降の狩り場では,装備での優劣よりはマスタリの影響が濃くなりますので,この際,低Lvの豪華装備うんぬんの話は除外しておきます。
で,問題はここから。
初級としては,まずアタッカーのHPキープが前提となります。
そして後衛は絶対にHPを削られないこと。これを目指すのが安全ですね。
「お前がバカか?」というほど今さらなことを書いていますが,上級になるとこの前提が崩れてきます。
少し慣れてきたら(PTメンバーの相性や慣れという意味ですが),前衛職のHP&MPの自然回復量を最大限利用します。
つまり,
ということになります。
解説。
で,ここからは本題の上級編。上記@&Bをさらに応用して,ヒーラーのHPもとことん利用する,というのが結論です。
つまり,「ヒーラーがタゲられてもよい」どころか,状況によっては「ヒーラーがタゲられなければいけない」と考えます。
ヒーラーのHP半分くらいまでなら有効に使うべきです。
では,ヒーラーがFAすべきか,というと,それは早読みということになります。
FAはあくまで前衛に任せるのが吉ですね。
ということは,「前衛がFAしたMobのタゲをヒーラーが奪う」ということなわけです。
Hateの計算については以前の書き込みを参考にしていただくとして,前衛が攻撃を全開にするまえに,サッサとタゲを取ってしまいましょう。
Debuffするでもよし,FAした前衛に対してヒールやリチャをいれてもよし,ということです。
その際には,安全策として必ずMobへのDebuffを最優先するのがポイントです。
このDebuffはルーツでも構わないですが,「ヒーラーが戦闘に参加しないんだな」と捉える前衛さんがいるので,なるべくならMobの攻撃力を低下させるスキルの発動が望ましいです。
さらに,ルーツでのタゲ取りでは単にタゲが代わっただけなので,Debuffによる“PT全体でのHP減少”という恩恵を取りこぼすことになります。
あまりに勿体ないので,Debuff優先が前提です。
いかがです?こうすればグループヒールで回復できますね。
(WIZのB2Mで減ったHPと前衛が中途半端に減らしたHP,ヒーラーがタゲを取って削ったHP)
PTメンバーが3人以上であれば,上級狩り場ではグループヒールによるMP節約というのもヒーラーの重要なMPコントロール術です。かならず「GH」などの意思表示をしたうえで使いましょう。グループヒールはピンチで使う物にあらず。計画的な利用法を考えてPTハントスキルを向上させたいものですね。
2004xxxx
20040703