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第四弾カードリスト・詳細版



スペルカード

蛍符『地上の流星』

《蛍符『地上の流星』》

《蛍符『地上の流星』》 Nord(1)/Cost(1) 術者:リグル

全ての相手キャラクターに2ダメージを与える。
但し、あなたの場に「リグル・ナイトバグ」がいない場合、
相手プレイヤーは手札を1枚破棄することでこの効果を無効にすることが出来る。

コメント

リグル・ナイトバグのスペルカード。
相手キャラクターにのみ2ダメージを与えるカードで、速攻デッキの多くに大きな損害を与えることが可能な効果を持つ。
また征服の果てにとのコンボによって相手の場だけに恋符『マスタースパーク』を擬似的に叩き込むことも出来る。

効果の割にノードやコストが非常に軽いが、あなたの場にリグル・ナイトバグがいなければ効果を発揮せずに終わってしまうこともある。

  • 手札が0で「1枚破棄」出来ないときは無効には出来ない。
  • 参照しているのはキャラクターの名称であるため、ニセリグルからの発射でも無効化を防ぐことが出来る。


関連

月符『ムーンライトレイ』

《月符『ムーンライトレイ』》

《月符『ムーンライトレイ』》 Nord(1)/Cost(1) 術者:ルーミア

【呪符】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターが攻撃する場合、
 あなたはキャラクターの名称を1つ宣言する。
 宣言された名称のキャラクターが防御を行った場合、
 このカードをセットされたキャラクターは戦闘終了時まで
 攻撃力+2と「貫通」を得る。

コメント

ルーミアのスペルカード。
指定キャラクターと戦闘を行う場合にミニ八卦炉と同じような戦闘力補正を得る呪符

ミニ八卦炉との違いは、効果の度にコストを必要としない点、効果が不確定な点、再利用が出来ない点、そしてコマンドカードとスペルカードの違いなどである。
基本的に防御側に選択権があり、相手が極端に1体のブロッカーに頼ってでもいない限り複数のブロッカーを使い分けられて耐えられてしまうのがオチであり、多少コストが重かろうが結局ミニ八卦炉の方が安定しやすい場合が多く、使い所が難しい。

敢えてこちらを採用するなら、装備ではなく呪符であるという事を上手く生かしたい。
複数枚貼り付けて効果の重複を狙ったり、装備と併用してさらに高い戦闘修正や効果を得たりなど選択肢は広い。
具体例を挙げれば白楼剣との同時使用が効果的で、相手の耐久の低いキャラクターを指定することで貫通ダメージ+白楼剣の(自動)効果による2点ダメージが重なる状況を作り出せば相手のブロックの選択幅を更に狭めることが出来るだろう。


関連

寒符『リンガリングコールド』

《寒符『リンガリングコールド』》

《寒符『リンガリングコールド』》 Nord(2)/Cost(1) 術者:レティ

ターン終了時まで、あなたの場のキャラクター全ては以下の効果を得る。
「(自動)
  このキャラクターが破棄される場合、冥界の上のカード1枚を
  スリープ状態でノードに加える。」

コメント

レティ・ホワイトロックのスペルカード。
自分の場のキャラクター全員に、本人と同じような自動効果を付与する。

本人と違うのは以下の2点。
  • 戦闘で破棄されなくても良い。
  • 破棄されたキャラクターではなく、冥界の一番上のカードをノードに加える。

破棄を伴う効果や破棄されることがリスクとなるカードと相性が良く、
同第四弾では、『百万鬼夜行』幻想の四季などとの組み合わせが見込める。


  • 似たような発動条件を持った(自動)を付加する騒符『ソウルノイズフロー』とは違い、場のキャラクターがまとめて破棄されてしまう場合であっても破棄された枚数分のノードを得ることが出来る。


コメント

氷符『アイシクルフォール』

《氷符『アイシクルフォール』》

《氷符『アイシクルフォール』》 Nord(1)/Cost(1) 術者:チルノ

【幻想生物】 速攻

(自動)
 あなたのターン開始時に、あなたのデッキの上のカード1枚を裏向きにして
 このキャラクターにセットする。

攻撃(0)/耐久(6)/GLAZE(0)

コメント

チルノのスペルカード。多分難易度はEasy。
耐久力の高い壁のような幻想生物

ノード1キャラにしては耐久6と異様に高く、生半可なキャラクターではその防御を貫くことが出来ない。
攻撃力を持たない為ブロックしてもカードを消費させられないが、そのノード・コストと速攻を持っている事を考えれば壁としてそれなりに有用か。

ただしその(自動)効果により、金符『シルバードラゴン』のように、毎ターン、デッキのカードをセットカードとして食ってしまう。
2~3枚ならどうという事は無いが、維持コストが存在しないため任意での破棄が出来ず、迂闊に場に出してしまうと格段にデッキアウトが早まり、そうでなくてもマナチャージと並行してキーカード各種を食い物にしてしまうというなかなか凶悪なデメリットである。

セットカードを無駄にしない方法として風神『風神木の葉隠れ』などがあるが、攻撃力が0な為ダメージも無く、デッキに戻した所でどうなるんだ、という話ではある。
むしろ大量のセットカードを無償で溜め込む性質を利用し破滅の呼び声の枚数稼ぎに使うのが現実的かもしれない。火力で除去されづらいし。

また効果を逆手に取り、神符『杉で結ぶ古き縁』で相手に送りつける手もある。紅符『スカーレットシュート』でさえ除去出来ない為、かなり厄介なデッキアウト要員として居座り続ける事になる。
軽くコンボとして組み合わせやすいので、正攻法よりこちらの運用法の方が使いやすくすらあるだろう。

  • お月見と相性が良い。アタッカーに転じる上で速攻を所持しているのも強い。
  • マナの生成及び葉符『狂いの落葉』と併用すると、初ターンからスリープ5ノードを得ることが出来る。第3弾環境まではリグルがその役目を担っていたが、狙撃ミスティアに落とされる可能性がなく対小型速攻のブロッカーにもなり得るとの理由からかこちらが選ばれることが多い。


関連



蛾符『天蛾の蠱道』

《蛾符『天蛾の蠱道』》

《蛾符『天蛾の蠱道』》 Nord(2)/Cost(0) 術者:ミスティア

【世界呪符】

(常時):(0)
 このカードを破棄する。
 その後、あなたの手札にある全てのキャラクターカードはターン終了時まで
 「奇襲」を得る。

コメント

ミスティア・ローレライのスペルカード。
読み方は「すずめがのこどう」とされている。

場に出たこの世界呪符を破棄する事で手札のキャラクター全てに奇襲を付与する。
あくまで奇襲を付与するだけであり、スリープ状態でプレイされるしコストも支払わなくてはならない。なのでノードが少ないうちから大量に展開出来る小型速攻に向いたカードと言える。
世界呪符であり、先置きが可能であることと、相手ターンでも使える点により応用性に富むのが大きな利点。

ただ注意したいのが、このカードが使い捨てであるという点。
プレイコストは必要で、キャラクターの性能そのものには効果を及ぼさない為、突き詰めればこのカードは一枚分のカード消費でしかない。
特に速攻デッキでは、貴重な手札一枚を消費するだけのテンポアドバンテージを得なければ到底使えないのだが、このカードによって得られるのは奇襲のみであり、よっぽど1ターン目からキャラクターがかさ張って仕方ないようなデッキでも無い限り難しいだろう。

リリーホワイトとは相性が良い。

  • 速攻を所持する場合、前もって破棄しておけば攻撃に対する防御を行える。
  • 性質上速攻デッキに向くカードだが、別に速攻デッキ以外で用いても何の問題も無い。ただその場合、このカードを使ってまで干渉のタイミングで場に出すメリットが無ければ厳しい所だが。
  • めったに無いだろうが、日符『ロイヤルフレア』洪水『ウーズフラッディング』には注意。これらのプレイに干渉で破棄しても肝心の手札のキャラクターが落とされてしまう。万全を期すなら相手のノード状況によってターン開始時に破棄するなど工夫を凝らすと良い。


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天符『天仙鳴動』

《天符『天仙鳴動』》

《天符『天仙鳴動』》 Nord(4)/Cost(1) 術者:橙

目標の相手プレイヤーは、あなたの場のキャラクター1枚を選び
本来のプレイヤーのデッキの上に戻す。
その後、あなたはキャラクター1枚を選び本来のプレイヤーのデッキの上に戻す。

コメント

橙のスペルカード。
脱兎『フラスターエスケープ』の亜種。

まず相手に1枚を戻させ、その後自分が1枚を戻せる。
自分のキャラクターが必ず1枚戻されてしまうので上手に使わなければ損をするばかりになる。

余談だが、自分が選ぶキャラクターは相手の場のキャラクターでなくてもよい。

  • 自分の場に戻せるキャラクターがいないと「その後」以降が効果を発揮しない。

  • キャラクターを目標に取っているわけではないので古明地 こいしを、プレイヤーを目標に取っているので永江 衣玖を除去できるという特性を持つ。



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豊作『穀物神の約束』

《豊作『穀物神の約束』》

《豊作『穀物神の約束』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:穣子

あなたはライフポイントを5支払う。
その後、全てのノードをアクティブ状態にする。

コメント

秋 穣子のスペルカード。
このカード一枚とライフ5点を代償に、全てのノードをアクティブ状態にする豪快な効果のカード。

使えるコスト量が実質的に2倍になる。こう書けばその豪快さが分かると言うもの。
だが「全てのノード」なので、対戦相手もその効果を受ける。単純に使うだけでは相手も大きな恩恵を受けるのでいかに自分だけ得をするかを考えなければならないだろう。
マナチャージを主軸に据えたコントロールデッキなど、スリープノードが多数並ぶ状況を能動的に作り上げる事で相手より多く恩恵を受けるようにするか、逆に仙符『鳳凰卵』などで相手のノードを減らす事で相手の恩恵を少なくさせるか。

通常のノード加速カードと違い、ライフコスト5点以外はデメリットや制約が無いのもこのカードの特徴である。またアクティブノードが増える事により、符ノ壱”十六夜 咲夜”のようなカードも運用しやすくなるだろう。だが、それは一方で他のノード加速と違いノード数自体は増えないという事も意味しており、ノード加速カードとしては一長一短。
あくまで他のノード加速手段の補助として使うべきカードと言えるかもしれない。

風見 幽香/1弾を用いるなら必殺のフィニッシャーとなる。風見 幽香/1弾が場に出て攻撃するような段階なら、どちらのプレイヤーも大体5~6ノード程度はセットしているので、このカード一枚で10点以上もの戦闘補正を一度に与える事が出来る。ミニ八卦炉などで攻撃を通せば一発でライフを削り切る事も不可能では無いだろう。


  • 術者である穣子本人の能力と組み合わせると、いくらコストを支払ってもノード枚数が減らないと言う相手にとっては悪夢のような状況も作り出せる。


関連



騒符『ノイズメランコリー』

《騒符『ノイズメランコリー』》

《騒符『ノイズメランコリー』》 Nord(2)/Cost(1) 術者:ルナサ

あなたは種族を1つ宣言する。
ターン終了時まで、あなたが宣言した種族を持つあなたの場のキャラクター全ては
+2/-1、または+1/+1を得る。

コメント

ルナサのスペルカード。
自身の場の特定種族全てに幽霊ちんどん屋ナイトダンスの効果を与える。

1ターン限りの使い捨てスペルとは言え貴重な全体強化で、最高で場のキャラクターの数×2点分のダメージの底上げが可能なので、数を並べるタイプの速攻デッキにおいて高い効果を発揮する。
特に神術『吸血鬼幻想』とのコンボは強烈で、種族を完全に無視して自分の場の全キャラに「+3/+0」or「+2/+2」の補正を与える事が可能となる。何より耐久力1の小型アタッカーを強化出来るようになるのは美味しいと言えるだろう。

術者であるルナサを用いたプリズムリバーデッキとの相性の良さは言わずもがな、前述の神術『吸血鬼幻想』との相性の良さのおかげで、ある程度の速さを持ったデッキなら何の問題も無く実戦投入が可能という使いやすさもウリ。
幻想の四季『百万鬼夜行』などと組み合わせても面白いだろう。

単体では若干の使い辛さがありコンボカードとしての性格が強いものの、十分優秀なスペックを持つ強化カードである。


関連



騒符『ソウルノイズフロー』

《騒符『ソウルノイズフロー』》

《騒符『ソウルノイズフロー』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:リリカ

ターン終了時まで、あなたの場のキャラクターが破棄されるたびに、
あなたは1ドローする。
この効果は重複しない。
また、この効果では一度に複数枚が破棄される場合でも一回の破棄として扱う。

コメント

リリカのスペルカード。
自分の場のキャラクターの破棄に伴いドローが行える。

ぱっと見、恋符『マスタースパーク』などと相性が良さそうに見えるが、一度の破棄では1回分しか効果が発揮されないので注意が必要である。

関連

騒符『ソウルゴーハッピー』

《騒符『ソウルゴーハッピー』》

《騒符『ソウルゴーハッピー』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:メルラン

ターン終了時まで、相手プレイヤーがダメージを受けるたびに
あなたはライフポイントを3回復する。

コメント

メルランのスペルカード。
相手プレイヤーへのダメージをトリガーにライフを回復する。

戦闘ダメージである必要は無いので、白符『アンデュレイションレイ』銀ナイフの効果などでも回復することが出来る。

  • 神鬼『レミリアストーカー』幻想の四季などと組み合わせて使うと、実質(アタックしたキャラクター)-(ブロックした相手キャラクター)×3のライフアドバンテージを余分に得ることが出来る計算になる。


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合葬『プリズムコンチェルト』

《合葬『プリズムコンチェルト』》

《合葬『プリズムコンチェルト』》Nord(0)/Cost(0)術者:プリズムリバー

あなたのデッキを全て見て、種族:幽霊を持つ
「ルナサ」「リリカ」「メルラン」のいずれか1枚を抜き出し、
あなたの場にスリープ状態で出しても良い。
但し、既にあなたの場に出ているキャラクターは出すことが出来ない。
また、このカードは解決時にあなたの場に「ルナサ」「リリカ」「メルラン」の
いずれかがいなければ無効になる。

コメント

プリズムリバー3姉妹のスペルカード。
現在場にいない3姉妹のうちのいずれかをデッキから直接出すことが出来る。

既に場に出ている姉妹を出すことが出来ず、また3姉妹の誰かがいなければカードの効果を使うことが出来ない。
逆に言えば、3姉妹=最高9枚のうち誰か一人でもいれば良く、元々3姉妹には奇襲があるので、十分フォローが可能な範囲である。

コストが掛からず、直接サーチ対象を場に出す為、アドバンテージを一切消費する事無く(それどころか本来掛かるプレイコストを無視して)場に展開する事が出来る。
しかもプリズムリバーにはルナサを中心としたシナジー能力を持っている為、数を並べる事の利点を最大限に生かせるだけでなく、既にいるメルランリリカをセットカードにする事で同じ種類の姉妹をまた呼ぶ事も可能となる。
その気になればフル装備のルナサ+他二人を場に並べる、というような芸当さえ容易いだろう。

当然、展開したプリズムリバーはレイラ・プリズムリバープリズムリバー伯とのシナジーにも有効である。
プリズムリバーの強さを支えているとも言える、圧倒的な優秀さを持つサーチカードと言えるだろう。

ただ些細な問題だが、スリープ状態で場に出す為ルナサ・プリズムリバー/1弾のみ普通に出した方が強い場合がある。サーチ対象はそれなりに吟味してから決めると良いだろう。

  • 解決時に場にいるべきプリズムリバーは、人間・幽霊を問わない。つまり吸血鬼であっても構わない。
  • 術者は「プリズムリバー」であるため、一応レイラのスペルカードでもある。
  • カードに記載されてはいないが、サーチ後はデッキをシャッフルしなければならない。

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倭符『邪馬台の国』

《倭符『邪馬台の国』》

《倭符『邪馬台の国』》 Nord(4)/Cost(2) 術者:慧音

【世界呪符】 維持コスト:(2)

(常時):(1)(S)
 ターン終了時まで、目標のあなたの場のキャラクター1枚は
 相手プレイヤーのコマンドカードの効果を受けない。

(常時):(1)(S)
 ターン終了時まで、目標のあなたの場のキャラクター1枚は
 相手プレイヤーのスペルカードの効果を受けない。

コメント

上白沢 慧音のスペルカード。
コマンド・スペルへの耐性を付与する世界呪符

「効果を受けない」なので目標を取らない効果へも有効に機能する。
また、術者の特性が非常に良く噛み合っており、相手の場に上白沢 慧音とこのカードがあると除去するのに非常に骨が折れる。



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借符『大穴牟遅様の薬』

《借符『大穴牟遅様の薬』》

《借符『大穴牟遅様の薬』》 Nord(5)/Cost(2) 術者:てゐ

【呪符】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターは攻撃、または防御を行う場合、
 (1)支払っても良い。
 支払わない場合、このカードを破棄する。

攻撃(+3)/耐久(+3)

コメント

因幡 てゐのスペルカード。
驚異的なドーピングを実現するオオナムチの秘薬。

(+3)/(+3)という下手な神器並の補正を得る事が出来、ちょっとしたキャラクターでも手の付けられないサイズに変貌する。
何より呪符でこれだけの戦闘補正を得られるという点により、このカード自体を複数枚セット出来たり、白楼剣ミニ八卦炉のような使い勝手の良い装備と組み合わせる事が出来る為、他のカードとは一線を画した強化カードと言える。

その代償として、攻撃・防御にコストが掛かるようになるが、しなければコストは必要ないのでキャラクターの耐久力を上げて除去から守るには十分過ぎるほどだろう。
またその高い戦闘補正を生かし連携攻撃狂気の増幅などで攻撃自体を他のキャラクターに代行させる事でデメリットを回避する、という運用も出来る。

強力な効果だが、高いノード、コストに加えスペル呪符であるという点を踏まえれば、このカード単体にそれに見合うリターンがあるかというと実際は微妙な場合が多い。
この高い戦闘補正を上手く生かせるようなキャラクター、サポートカードの存在があって初めて真価を発揮出来るカードであろう。
例えば、伊吹 萃香にセットすれば、コストの支払いはむしろメリットとなる。このカードが呪符であることから、『百万鬼夜行』との相性も良い。

  • 手札にこのカード複数枚と因幡 てゐが揃えば圧巻。セットするキャラクターによってはそれが決め手になる事もあるだろう。
  • 術者であるてゐが2ターン目に出る可能性のある小型キャラクターであるため、例えば1ターン目に妖精メイドが出ていると次からいきなり4/4グレイズ0の強力なアタッカーになれるかもしれない。


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創符『流刑人形』

《創符『流刑人形』》

《創符『流刑人形』》 Nord(1)/Cost(1) 術者:雛

【幻想生物】 人形

(自動)
 あなたの場の「人形」を持つ全てのキャラクターは
 相手プレイヤーのスペルカードの目標にならない。

(自動)
 全てのノード枚数の合計が4の倍数になった時、必要ノードが1以下の
 「人形」を持つ全てのキャラクターを破棄する。

攻撃(0)/耐久(1)/GLAZE(0)

コメント

鍵山 雛のスペルカード。
人形を守ると同時に人形を流す効果を持つ幻想生物

このカードによって破棄される人形上海人形蓬莱人形京人形露西亜人形西蔵人形オルレアン人形そしてこのカードの7種類。

全てのノードの合計なので、対戦相手のノード枚数も含まれる。
狙って流すのは難しいが、出しておけばそのうち確実に流されるだろう。
自分のメディスン・メランコリー鍵山 雛メイベルなど破棄されない種類の人形を守ったり、小型速攻デッキに投入してブロッカーになる相手の上海人形蓬莱人形をまとめて流したりと意外と汎用性が高い。

しかもこのカード自体も人形である為、スペルカードの目標にならないのもポイント。人界剣『悟入幻想』などのスペル除去で妨害されないので、相手が秋の女神狙撃のようなコマンド除去を持っていない限り除去は困難である。これは上記のどちらの使い方の場合でも役に立ってくれる。

とはいえ、このカードを人形対策カードとして見た場合、除去カードとしてはかなり不確実性が目立つのも事実で、現状では対象キャラを除去するなら疾風『風神少女』でまとめて破棄した方が安定するので、どこまでアンチ人形として活躍出来るかは微妙な所だろう。
かと言って対象外の人形サポートとして見た場合、ノードの数次第で自壊してしまうというデメリット持ちなので、個々を守るだけなら夢符『二重結界』の方がずっと安定するのは言うまでも無い。当然、人形主軸のデッキならこちらも蓬莱人形などを使うのが大半なので、その場合のリスクも考えれば採用は躊躇われる。

どちらを目的にしても上手く立ち行かず、結果かなり癖のあるカードとして仕上がっている。その点は術者の鍵山 雛の性質を非常に良く受け継いでいると言えるだろう。

  • 合計ノード枚数9(全てスリープ)の時2コストのカードを使うと、ノード合計は7となるので2つ目の自動効果は発揮されない。 プレイコストは同時に支払われているからである。
  • コスト支払い自体には干渉できず、またこのカードが持つのは(自動)効果であるため、ひとたびノードの合計枚数が4xになってしまったら人形たちを守る術はない。


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華符『芳華絢爛』

《華符『芳華絢爛』》

《華符『芳華絢爛』》 Nord(4)/Cost(1) 術者:美鈴

ターン終了時まで、あなたの場のキャラクターが受けたダメージは
代わりに目標のあなたの場のキャラクター1枚に与えられる。
目標のキャラクターが場を離れた場合、この効果を終了する。

コメント

紅 美鈴のスペルカード。
そのターンの戦闘ダメージをキャラクター1人に集中させる。

相打ちを確定で防ぐカードであり、相手の防御を崩すのに有効な効果である。
効果が終了する原因は、ダメージの累積により目標キャラクターが破棄されることだろう。
多く使いたい場合は耐久力の高いキャラクターを目標にすると良いだろう。



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毒符『神経の毒』

《毒符『神経の毒』》

《毒符『神経の毒』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:メディスン

【呪符】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターは、コマンド、
 またはスペルがプレイされ、効果が解決されるたびに2ダメージを受ける。

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターのプレイヤーは、コマンド、
 またはスペルがプレイされ、効果が解決されるたびに1ダメージを受ける。

コメント

メディスン・メランコリーのスペルカード。
プレイヤーの行動に応じてキャラクターとプレイヤーにダメージを与える。

カードをプレイしたのがどのプレイヤーかを問わないため、効果が発動する機会は思ったよりも多い。
そのため、効果ダメージも累積し易く、多少耐久力が高いキャラクターでもあっけなく破棄されてしまう場合がある。
そのため、一種の除去カードとして使うことも出来る。

ノード・コスト自体は人界剣『悟入幻想』と同値でかなり早い段階から場に出せ、他のプレイ出来るカードさえあれば4点・6点・8点とその期待値は増大する。
火力カードの底上げとしてもかなり有用で、ただ人界剣『悟入幻想』紅符『スカーレットシュート』と重ねて撃つ事でダメージ+2点だが、他のスペル・コマンドなどをプレイする事で+4になり破棄出来るキャラの水準がグッと広がる。
しかもそれでいてライフダメージ1~3点程度のおまけまで付くので、上手く噛み合えば低コストでかなり大きなリターンを望める。

また相手の残りライフが僅かな状況なら、このカードを耐久力の高いキャラクターに貼り付けるだけで軽度のロックとして働く事もある。
もちろんこれが場にあるだけでこちらの手札のスペル・コマンド(相手ターンに使うカウンターなども含め)全てに「相手のライフに1点ダメージを与える」と書かれているのとほぼ同等になるので、能動的に削り落とす事も視野に入る。

何はともあれ他のカードとの組み合わせありきなので、これ単体では事故要員でしかなく多少ピーキーな部分が否めないのはネックだが、状況が状況ならコスト以上に高い効果を上げられる強力な戦力になり得るカードである。



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狂夢『風狂の夢』

《狂夢『風狂の夢』》

《狂夢『風狂の夢』》 Nord(6)/Cost(2) 術者:鈴仙

【世界呪符】 維持コスト:(1)

(自動)
 全てのキャラクターは攻撃力-1を得る。

(自動)
 必要ノードが1~4である全てのキャラクターは、
 可能であれば1ターンに1回以上の攻撃を行わなければならない。

コメント

鈴仙のスペルカード。読みは「ドリームワールド」。
狂符『幻視調律』と本人のキャラクター効果を合わせたような効果の世界呪符

攻撃を強制させる効果ではあるが、0ノード以下5ノード以上のカードはその影響を受けない。
よって、意図的に自分のみ効果から外れることも出来る。
攻撃力-1の存在により、相手の攻撃を鈍らせることも期待できる。

  • 必要ノード0以下5以上のキャラクターは攻撃を強制させられることはないが、攻撃力-1の修正はしっかり受ける。


関連



風神『風神木の葉隠れ』

《風神『風神木の葉隠れ』》

《風神『風神木の葉隠れ』》 Nord(4)/Cost(0) 術者:文

あなたの場の必要ノードが5以下のキャラクター1枚と、
そのキャラクターにセットされているカード全てを本来の持ち主である
プレイヤーのデッキに戻し、シャッフルする。
その後、目標のキャラクター1枚にXダメージを与える。
Xはこの効果でデッキに戻したキャラクターの本来の攻撃力とする。

コメント

文のスペルカード。
カードをデッキに戻しつつ、相手にダメージを与えられるカード。

例えダメージで相手キャラクターを破棄出来ても、こちらは少なくとも2枚カードを消費している為1枚分の損である。
しかも破棄ではなくデッキに戻る為秘密結社リザレクションなどで再利用がしづらく、サーチ手段に対応していないキャラの場合実質的な損失はそれ以上に及ぶ可能性もある。

また、あくまで全てをデッキに戻すだけなので、もしセットされていたマイナス効果のカードを道連れに出来たとしても、再び使われてしまう危険もある。
ダメージもキャラクター依存なので、安定しないのがひとつの問題であろうか。

それでも、プレイコストが0という安さの割に得られる恩恵は大きい。
デッキと良く相談し、使うべきカードかどうかしっかりと見極めるべきだろう。

なお、5ノード以下で最も高い攻撃力は術者である射命丸 文/1弾をはじめとして、森近 霖之助東風谷 早苗/3弾符ノ壱”霧雨 魔理沙”金符『シルバードラゴン』河童『お化けキューカンバー』の5点。このうちプレイノード、コストが低く、セットされたカードを再利用することができる金符『シルバードラゴン』がコスト用としては最良・・・と見せかけて、実はノード「-」もコストに使える(特別な記述が無い限りノード0として扱う)為、最高ダメージは符ノ弐”レミリア・スカーレット”の10点である。
また憑依はキャラクターの本来の攻撃力を変化させられる数少ないカードなので、これで意図的にダメージを増やす事も可能。いずれも明らかにオーバーパワーである感は否めないが。

因幡 てゐの能力や罠符『キャプチャーウェブ』を使って2体の相手キャラクターを場から消すことも可能。
相手の符ノ壱“アリス・マーガトロイド”をデッキに戻しつつサニーミルクを破棄する、なんてこともできる。



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旧史『旧秘境史』

《旧史『旧秘境史』》

《旧史『旧秘境史』》 Nord(2)/Cost(2) 術者:慧音(白沢)

あなたの冥界の上のカード2枚を手札に加える。
その後、手札を2枚破棄し、このカードをゲームから除外する。

コメント

上白沢 慧音(白沢)のスペルカード。読みは「オールドヒストリー」。
新史『新幻想史』と対になるカードで、こちらは冥界のカードを手札に戻せる。

冥界から2枚ものカードを釣り上げられるので使用済みのカウンター、除去などを使い回しやすい。
冥界の上にあるカードを回収したいならアクティブノードからコストを支払ったり、上白沢 慧音(白沢)を術者に据えると良いだろう。またスリープノードからコストを支払えばノードに伏せた必要なカードを回収出来る。
状況次第だが「一枚をノードから、一枚を冥界の上から回収」というような芸当も可能なので、上手く使えば非常に柔軟に手札を吟味する事が可能となるだろう。

手札が一枚減ってしまうが、冥界のスペル・コマンドカードを再び使えるというだけで強力な効果なので、コントロールデッキやコンボデッキなどでの採用が望めるか。

また銀ナイフとの相性の良さが尋常では無く、1枚あるだけでカード消費分を0に、2枚あると使っただけでカードアドバンテージ1枚分になる。
同じようなカードである歴史創造がこのカードの術者である上白沢 慧音(白沢)と相性が良い事もあり、同デッキでの採用が望まれるカードである。

このカード自体は使用後に除外されてしまうので、同じように冥界からカードを釣り上げるタイプのカードと組み合わせて使い回す事は出来ないようになっている。

  • 壱符咲夜と同じく、このカードのプレイに干渉して他のカードを使用して冥界の上に落としておけば問題なくそのカードを再利用できる。


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死価『プライス・オブ・ライフ』

《死価『プライス・オブ・ライフ』》

《死価『プライス・オブ・ライフ』》 Nord(5)/Cost(1) 術者:小町

【世界呪符】 維持コスト:(1)

(自動)
 全てのプレイヤーは、自分の場の種族:死神・閻魔・神のいずれも
 持たないキャラクターが破棄されるたびに、(2)支払わなければならない。
 支払うことが出来ない場合、代わりにライフポイントを3失う。
 一度に複数枚が破棄される場合でも、一回の破棄として扱う。

コメント

小町のスペルカード。
特定種族以外のキャラクターに、破棄への対価を要求する世界呪符

ライフポイントを失うのはコストを払えなかった場合であり、払えるコストがある限り、まずコストで払わなければならない。

また、いかなる方法での破棄に対しても反応するのがポイント。
具体的に言うと、ミスティア・ローレライルーミアの効果でも反応する。


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難題『龍の頸の玉 -五色の弾丸-』

《難題『龍の頸の玉 -五色の弾丸-』》

《難題『龍の頸の玉 -五色の弾丸-』》 Nord(5)/Cost(3) 術者:輝夜

【装備】 神器

(自動)
 このカードのプレイは無効にすることが出来ない。

(相手ターン):(1)(S)
 あなたは相手キャラクター3枚を選び、5ダメージを振り分けて与える。
 但し、振り分けるダメージの最低値は1とする。

攻撃(+3)/耐久(+2)

コメント

輝夜のスペルカード。
ディゾルブスペルに耐性を持つ神器である。

まず目に付くのが戦闘補正の少なさ。上昇する戦闘力は神具『洩矢の鉄の輪』よりも更に低い。
しかもプレイコスト自体は他の神器と同じ水準の3点なので、キャラクターの強化目的で用いてもほぼ下位互換である。

またセットしたキャラクターをスリープさせる事で効果ダメージを発生させる効果を持つ。
5点ダメージを振り分けるわけだが、「必ず3枚選ばなくてはならず」「最低値が1」なので、実質的に『3・1・1』か『2・2・1』のどちらかの組み合わせを選ぶ、と書いてあるのに等しい。
複数のキャラクターを焼けるキャラクター効果による除去なので妨害され辛く、露払いとしてそれなりに便利だが、その分相手ターンしか使えず、ダメージに小回りが効かず、またこの効果を使うつもりならセットしたキャラクターが攻撃出来ないというジレンマに陥るので、微妙な使い勝手の悪さは否めないだろう。

と、このように単体の性能だけみれば微妙な神器だが、このカードには「輝夜を術者に持つ」という大きなメリットがある。
それでも難題『仏の御石の鉢 -砕けぬ意思-』の方が使い勝手は良いが、こちらは除去効果が輝夜自身の効果による永琳をサーチする能力と相性が良いので、デッキによってはこちらを優先して使っても良いだろう。

  • 結局は神槍『スピア・ザ・グングニル』ほどの爆発力やシナジー性には遠く及ばないのが悲しい所だが。
  • 選択する3人のキャラクターは、重複して選択することは出来ない。なのでこのカードの効果によるダメージの最大値はどう頑張っても3点となる。
  • タイミングが(相手ターン)であるのも注目すべき点。サニーミルクのマナチャージ干渉や相手アタッカーの攻撃に干渉して征服の果てにを撃ちながら放火してみてもいい。


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薬符『胡蝶夢丸ナイトメア』

《薬符『胡蝶夢丸ナイトメア』》

《薬符『胡蝶夢丸ナイトメア』》 Nord(2)/Cost(1) 術者:永琳

【呪符】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターは、
 アクティブフェイズにアクティブ状態にならない。

(相手ターン):(3)
 このカードを破棄する。

コメント

永琳のスペルカード。
アクティブ化を阻害する呪符

プレイノード・コストが非常に低く、キャラクターは基本的にスリープ状態で場に出てくるため早期にプレイすることが出来れば大きく相手の動きを止める・もしくは減速させることが出来る。

特にアクティブ状態である必要性の高いサニーミルクのようなマナチャージキャラを主軸にしたデッキの場合、満足にノードを増やす事も出来ず、かといって外す為に3コストも払ってしまうと挽回に時間が掛かる為、非常に大きな効果を上げられる。
もちろん小型アタッカーによる速攻やメディスン・メランコリーのようなブロッカーなど貼り付けられると困るキャラは多く、汎用性に優れる妨害カードである。

ただし、あくまで「アクティブにならない」であり「スリープにする」では無い点に注意。最もスリープ状態のキャラクターにセットすれば一緒の話だが。
また序盤に引けなければその有用性がかなり下がるので注意。妨害呪符の宿命としてアドバンテージに繋がりづらく、そしてコストさえ払われればその効果を発揮する事無く自壊してしまうので、ノードに余裕の出て来る終盤ではこのカードそのものが1枚分のディスアドバンテージに等しいからだ。

  • 破棄出来るのは相手ターンのみ。 よってセット直後に(3)を支払い破棄することが可能。
  • 「このカードを破棄する」の効果を使用できるのはカードをプレイしたプレイヤーではなくセットされたキャラクターのコントローラーである。念のため。
  • 一応、相手の破棄効果宣言時に干渉して秘封倶楽部を使えば、(3)を無駄撃ちにさせる事も出来なくは無い。当然その後に(3)を払われれば普通に破棄されてしまうが。


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『百万鬼夜行』

《『百万鬼夜行』》

《『百万鬼夜行』》 Nord(5)/Cost(3) 術者:萃香

目標のあなたの場のキャラクター1枚をスリープ状態にする。
その後、目標のキャラクターにセットされている【呪符】を全て裏向きにして、
あなたの場にアクティブ状態でセットする。そのカードは以後、
キャラクター「伊吹 萃香(GLAZE2、3/3、種族:鬼)」として扱う。
ターン終了時に、この効果で場に出た「伊吹 萃香」を全て破棄する。

コメント

伊吹 萃香のスペルカード。
呪符を「伊吹 萃香」へと変える。

術者である伊吹 萃香と一緒に用いるのが分かりやすいが、それ以外にも、呪符であるならばどんなキャラクターについていても効果を発揮する。

なお、伊吹 萃香を対象に使用する場合、術者であるが敢えてコストを支払って3体ほど「伊吹萃香」を増やすのもアリである。



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幻想『花鳥風月、嘯風弄月』

《幻想『花鳥風月、嘯風弄月』》

《幻想『花鳥風月、嘯風弄月』》 Nord(5)/Cost(2) 術者:幽香

【世界呪符】 維持コスト:(1)

(自動)
 全てのプレイヤーの手札にあるコマンドカードは
 相手ターン中にプレイすることが出来ない。

(自動)
 あなたの場に「風見 幽香」がいない場合、相手プレイヤーは
 メンテナンスフェイズに手札を1枚破棄し、(3)支払うことで
 このカードを破棄することが出来る。

コメント

幽香のスペルカード。
コマンドカードの使用タイミングを制限する世界呪符

世界呪符なので場に維持する必要があるように思えるが、そのターンだけ効果を得たいならノード5コスト2のスペルカードとして普通に扱える。もちろん「風見 幽香」の存在は必要ない(いても問題ないが)。

その為、このカードは空虚『インフレーションスクウェア』の亜種であり、コストが高くなった代わりに自分がコマンドカードを使えるという利点を持つコマンド封じであると言える。
月旅行計画による1キルや離反工作のような高コストコマンドカードのサポートとしても使えるカードであり、もちろん流出空虚『インフレーションスクウェア』と同じようにスペルやキャラクターのプレイ、攻撃などに対するサポートとしても扱える。

ただ、問題はこのカードを使ったターンに仕留め切れなかった場合で、世界呪符を維持コストを支払わない事により破棄する為には自分のターンのメンテナンスフェイズまで待たなくてはならない。
つまり最低1度は自分も「相手ターンにコマンドカードを使えない」という制限を受けてしまう事になる。相手にしてみても、2番目の効果をまさか自分のターンのメンテナンスフェイズに使うような事はしないだろう。

このように非常にハイリスクハイリターンなコマンド封じであるが、逆に作戦阻止のようなコマンドカードを端から使う気が無いなら幽香と一緒に場に維持するのも良いだろう。
倭符『邪馬台の国』博麗 霊夢/1弾のようなコマンドを用いずに相手のカードに干渉出来るカードを展開した後なら、リスクを最小限に抑えつつ相手だけコマンドを封じ続ける事も可能である。

  • 読み方は「かちょうふうげつ、しょうふうろうげつ」
  • 上白沢 慧音がいても、2つ目の自動効果による破棄は防げない。
  • 世界呪符であるため、同一ターン中に冥符『紅色の冥界』によるワンパンチを発動させることは出来ない。


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審判『ラストジャッジメント』

《審判『ラストジャッジメント』》

《審判『ラストジャッジメント』》 Nord(6)/Cost(3) 術者:映姫

冥界にある、「人形」を持たない全てのキャラクターカードをゲームから除外し、
全てのプレイヤーにXダメージを与える。
Xはこの効果で除外したキャラクターカードの半分(端数切捨て)とする。

コメント

映姫のスペルカード。
冥界に落ちたキャラクターカードの数だけ全プレイヤーにダメージを与える。

ノードコスト共に高めで、相手の冥界も合わせるので若干状況に依存する感はあるが、枚数次第では非常に高いダメージを狙える。
能動的に発動する場合はさすがに黄泉の舟などで冥界を肥やす必要がある。またデッキにキャラクターカードを多くするなら手札にかさ張ったキャラクターを処理する為に旧史『旧秘境史』なども組み合わせるのも良いだろう。

ただし、より多くダメージを狙うに当たって、使った本人も同じ分ダメージを受けてしまうという点がネックになる。そこで森羅結界魔力還元などとコンボを組む事になる。
特に前者は手札コストが前述のかさ張ったキャラクターカードの処理にも繋がり、捨てたキャラクターによってこのカードのダメージが増えるのでなかなかの相性の良さを誇る。

使用後は冥界のキャラクターを全て除外する為チャンスが一度しか無く、逆に相手に森羅結界を使われた場合は悲惨な事になる。
作戦阻止断罪裁判などで確実に防ぎたい所だろう。

同じく冥界のキャラクターカード数を参照する冥鍵『ファツィオーリ冥奏』との二段構えにするのも面白い。スターサファイアミニ八卦炉などの貫通持ちに補正を乗せることで、冥界に24~6枚のキャラクターカードがあるならその二枚で致死ダメージを叩き出す事も可能となる。

  • 相手を含めた全ての冥界を参照する。


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コマンドカード

円環時間

《円環時間》

《円環時間》 Nord(0)/Cost(0)

このカードは、あなたのノードが相手プレイヤーより2枚以上
少なくなければプレイ出来ない。
目標のノード1枚を破棄する。

コメント

コマンドカードでのノード破棄を行えるカード。
使用制限として「相手より2枚以上ノードが少ない」ことが条件。
ノードロックカードでありながら、ノードロック対策としても機能するという特殊なカード。

仙符『鳳凰卵』の互換カードであり、現環境で「先攻1ターン目のマナの生成」に唯一対抗出来るカードである(一応秋符『秋の空と乙女の心』で対策自体は可能)。
他にも葉符『狂いの落葉』兎角同盟などのノード加速を若干抑制する意味も持ち、何よりコスト0という点がノード数でアドバンテージを取りたいノードロックでは非常にありがたいカードとなる。
逆に、ある程度ノードを拘束する事が出来た後では腐るばかりであり、序盤で引けなかった場合を考慮すれば安易な採用は躊躇われる。

前述の通り、ノードロックされた際の対策カードとしても機能する。
一方的にノードを減らされた時、このカードでその差を縮める事が出来るからだ。

いずれの場合でも使用タイミングには注意。一度プレイされたカードは、例え解決時にノードが足りなくてもそれが無効になる事は無いからだ。
例えば通常のノードセットとマナの生成でノード2に増やされ(いずれもノードが増えるのは解決時なのでこの時点では使えない)、サニーミルクをプレイされてしまえばいくらこのカードでノードを削っても手遅れであり、こうなると間に何らかの行動が挟まれない限りこのカードでノードを削るタイミングは存在しない事になる。
(参照:優先権

  • 逆に言えば、解決時にコストを必要とするカードに干渉で撃てば効果を不発にする事が出来るかもしれない、という事でもある。そのような状況は稀だろうが、覚えておいて損は無いはず


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無縁塚

《無縁塚》

《無縁塚》 Nord(1)/Cost(1)

目標のプレイヤーの冥界にあるカードを5枚まで選んでゲームから除外する。

(自動)
 メンテナンスフェイズ開始時にあなたの冥界にあるこのカードを
 ゲームから除外し、あなたの冥界にある別の「無縁塚」1枚を
 手札に戻しても良い。

コメント

冥界除外カード。
古の記憶と違い、0~5枚の範囲で好きな枚数だけ除外することが出来る。
また冥界回収能力を持つカードの一つ(詳細は紅魔館の項)。

除外出来る絶対数の増加、好きな枚数を除外出来る、キャラクターカード以外も除外出来るなど冥界除外という点においてはほぼ古の記憶の上位互換といえるが、古の記憶の存在意義とも言えた「0コスト」「手札を消費せず撃てる」という要素が消えてしまったのが非常に痛い。

とはいえ、符ノ壱”魂魄 妖夢”修繕のようなキャラクター以外の冥界のカードを利用するカードに対しては大きな効果を上げられるので、用途の広さという点では古の記憶に大きく優っているのは間違いない。
また好きな枚数を選べる為、意図的に自分の冥界のカードを操作するのにも役に立つ。符ノ弐”西行寺 幽々子”冥符『黄泉平坂行路』などのサポートとして有用であろう。

使い勝手の良さを重視し古の記憶か、除外特化の性能を買い無縁塚か。
いずれにしても、単体では自分の得になり辛い効果なので、上手く使いこなしたいものだ。

  • 枚数自体は任意だが、対象が「目標のプレイヤーの冥界」なので「相手の冥界から3枚除外、自分の冥界から2枚除外」というような事は出来ないので注意。


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守矢神社

《守矢神社》

《守矢神社》 Nord(2)/Cost(0)

このカードはアクティブフェイズにしかプレイ出来ない。
このターンのメンテナンスフェイズをスキップする。

(自動)
 メンテナンスフェイズ開始時にあなたの冥界にあるこのカードを
 ゲームから除外し、あなたの冥界にある別の「守矢神社」1枚を
 手札に戻しても良い。

コメント

メンテナンスフェイズを飛ばすカード。
飛ばすのはプレイしたターンのメンテナンスフェイズであるため、自分・対戦相手のどちらのメンテナンスフェイズも飛ばすことが出来る。
また冥界回収能力を持つカードの一つ(詳細は紅魔館の項)。

用途としては、主に世界呪符幻想生物装備/場の維持コストの踏み倒しなどだろうか。
このカード自体がコスト0で冥界から回収も可能なので、術者を据えなくても2~3ターン程度ならノードを減らさず運用出来る。特に術者によって維持コストを無視する事が出来ない装備/場の維持を代用出来るという点で、他のカードには真似出来ない効果である。
またメンテナンスフェイズに発生するエニグマティクドールなどのデメリット効果を回避するという使い方も出来る。

夜雀の歌声月都万象展といった、メンテナンスフェイズでしかプレイできないカードの対策としても使えない事も無いが、使用タイミングがアクティブフェイズなので、情報戦などで相手の手札にあると確信出来ているような状況でもない限りまず無理なので、あまり当てにはしない方が良い。

  • 「Vision Official Storage Box~守矢神社」の封入特典としてイラスト違いのプロモーションカードが存在する。こちらも公式大会で使用可能である。


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不可侵の国

《不可侵の国》

《不可侵の国》 Nord(2)/Cost(0)

あなたが次にプレイするカードのプレイは無効にすることが出来ない。

コメント

シンプルなカウンター対策カード。

どうしてもプレイを成功させたいカードの前に使用しておくことで確実にしたり、ちらつかせてカウンターを誘うことで相手のカウンターカードを削ぐなどの使い方がある。

このカード自体は必ずディスアドバンテージになってしまう為、この後に続くカードでアドバンテージを取り返せる、あるいは勝負を決められるようなカードでないと辛い。
作戦阻止を引き出させられれば1対1交換に持ち込めるのでそこまでだが、読まれて使われない場合、そもそもタイミングを見誤った場合など「通ってしまった」場合の事もしっかり考えなければ悲惨である。


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幻想郷縁起

《幻想郷縁起》

《幻想郷縁起》 Nord(2)/Cost(0)

【装備】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターは、
 あなたの場のキャラクターが持つ種族と1つでも同じ種族を持つ
 キャラクターからの戦闘ダメージを受けない。
 但し、種族を持たないキャラクターからのダメージは受ける。

コメント

稗田 阿求により編纂された幻想郷の記録。
やや特殊な装備カードで、セットされたキャラクターは、自分の場に存在する種族からは戦闘ダメージを受けなくなる。

無駄に複雑な条件の割に、得られる効果は「戦闘ダメージを受けない」のみである。また蓬莱人形のような種族を持たないキャラクターにはダメージを受けてしまい、また浸蝕の存在も気がかりとなる。相手キャラクターの種族を変える手段が吸血ぐらいしか無いのもネック。

一応、その性質上ルナチャイルドとは相性が良いが、コマンド装備カードの割に戦闘補正も除去耐性も無く、ただ戦闘ダメージから守りたいだけなら時符『プライベートスクウェア』華符『芳華絢爛』と言ったより使いやすいカードが存在している。
前者のようにライフポイントを犠牲にせず、後者と違い継続的に使用出来る、とそれぞれと比べればメリットはあるが、人はそれを中途半端と呼ぶ。よほど上手く噛み合わない限り、有効活用は難しいカードであろう。


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魔法感知

《魔法感知》

《魔法感知》 Nord(2)/Cost(1)

このカードはメンテナンスフェイズにしかプレイすることが出来ない。
ターン終了時まで、全てのプレイヤーの手札にあるスペルカード、
及び、【壱符】を持つキャラクターカードの必要ノードは+2される。
ターン終了時に、あなたは1ドローする。

コメント

スペルカードと壱符を持つキャラクターカードのプレイに制限を掛けるカード。
プレイノード+2は小さいようだがゲーム序盤や中盤においても使用価値はある。

相手のカードプレイを妨害出来るが、事前に使っておかなければならず、効果が出ているのかどうかも非常に分かりづらい。
またあくまでプレイノードを増やすだけの効果なので、相手のノード数が十分にある状況ならこれを使ってもなおカードプレイを妨害出来ない事も多い。
仮に効果を上げたとしても、効果が切れた次の相手ターンに普通に使われてしまい時間稼ぎにしかならないなど、効果自体の安定性の無さも相俟って、扱い辛い印象が強い。
ただコストは控え目、ドロー効果により手札を消費せず撃てるので、上手く嵌れば美味しい、外してもさほど痛手にならないという低リスクさがウリではある。

適当にぶっぱなしても案外邪魔になりやすいが、もちろん他のカードとのシナジーを意識して少しでも効を奏しやすい特定状況を作り出して使っても良い。
例えば使用する前のターンにプレイしたキャラクターへのスペル除去を妨害出来れば、少なくともそのターンだけは生かす事が出来る。
特にアクティブになるまでの1ターン維持出来るか否かで大きくその後の状況が変わってくる壱符キャラや大型アタッカーなどへの除去を事前に上手く妨害する事が出来れば、実質的に「手札を消費せずに撃てるディゾルブスペル」にも等しい効果を得られる事になる。まあ世の中そう上手くはいかないものなのだが。

基本的に壱符を妨害する効果は狙って効を奏させる事は難しい。奇術『エターナルミーク』がスペルカードなので、サーチ後を狙うのも厳しいものがある。
まだ採用率が高めである符ノ壱”アリス・マーガトロイド”辺りを狙ってぶっぱなすのが限界だろう。

魔法研究をプレイされたメンテナンスフェイズに撃てば相手の渋い顔が見られる、かもしれない。

  • 地味に自分の手札のカードも影響を受ける。エラッタ前の符ノ壱”十六夜 咲夜”を使うわけでもない限りあまり意味は無いが。


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幻想の四季

《幻想の四季》

《幻想の四季》 Nord(2)/Cost(1)

手札を1枚破棄する。
その後、あなたのノード全てを、あなたの場に裏向きのまま
アクティブ状態でセットする。そのカードは以後、キャラクター
「亡霊(GLAZE0、1/1、種族:幽霊)」として扱う。
ターン終了時に、この効果で場に出た「亡霊」を
全てスリープ状態でノードに加える。 

コメント

ノードをキャラクターに変化させるコマンドカード。
ノードの数に依存するが、一度に多数のキャラクターを生成することが可能なカードである。
単純に、ノードが多く貯まるコントロールデッキに、キャラクターが並ぶことを利用し大妖怪降臨を、など様々な用途があるだろう。

星符『ドラゴンメテオ』に干渉して使用することで、相手のノードのみを一方的に破棄することもできる。
逆に相手からのノードを破棄するカードへの対抗策にもなるかもしれない。

使用するとノードが0になってしまうため、相手の行動に対応が取れなくなるのが問題。
わざと使用し、円環時間の射程に敵を捉えることも可能ではある。

  • 手札を1枚破棄出来なければ「その後」以降の効果は発揮されない。
  • 一時的にノードが0になるが、ターン終了時にスリープで戻ってくる。ただし破棄されたり除外された亡霊はノードに戻らない。


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秋の女神

《秋の女神》

《秋の女神》 Nord(3)/Cost(0)

【呪符】

(常時):(S)
 あなたが次にプレイするカードのコストは-1される。

攻撃(-)/耐久(-1)

コメント

秋の女神の加護を得る呪符
は木陰で泣いていると思ったほうがいい。

相手ターンにも使用が可能で、かつ軽減するカードの種類を問わない強力なサポートカードである。
また複数場にあれば効果を重複させる事も可能で、このカード自体が0コストである事もあり早期に引くほどノード消費が飛躍的に減少する。
しかもセットするキャラクターの制限が「耐久2以上」程度しか無いのも優秀。上海人形辺りにセット出来れば邪魔にもなりにくいだろう。

また耐久を減少させる呪符なので、耐久1のキャラを除去するのにも使える。いわば擬似的な狙撃であり、こちらは効果ダメージでは無い為露西亜人形のようなキャラクターも除去出来る、ナイトダンスのような1ターン限りの戦闘補正で防げない(ターン終了時に戦闘力が戻る為破棄される)などのメリットがある。
当然人界剣『悟入幻想』審判『十王裁判』のようなカードに干渉で重ねる事も可能であり、狙撃の利便性をほとんど殺さずさらに用途が広がっているのは驚きである。

何よりこのカードの最大のメリットは、この二つの用途のどちらを主軸に据える場合でも腐りにくいという脅威の汎用性にある。
いわば「除去にも使えるメリット呪符」「コスト軽減にも使える狙撃」であり、小粒ながら高いカードパワーを持つコマンドカードと言えるだろう。

ただし、その便利な性能だけに相手に利用されやすい点には注意。例えば耐久1のキャラにこれを貼り付け、白楼剣のような戦闘力を永続で補正するカードを干渉で使われるとその高い汎用性が逆に仇となる事になる。
またごく僅かながら、効果ダメージではないという点がデメリットになってしまう事もある。例えば征服の果てにの起爆トリガーとしては機能しないなどである。

  • 干渉上での使用に注意。 あくまで「プレイする」カードのコストであり、そして効果が解決されるまではコスト軽減が行われない。作戦阻止のようなカードのコストを減らしたい場合、予め使っておく必要がある。


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修繕

《修繕》

《修繕》 Nord(3)/Cost(0)

あなたの冥界にある【装備】を持つカード1枚を選び、手札に加える。

コメント

秘密結社装備バージョン。
装備が付いていればなんでもいいのでミニ八卦炉などはもちろん、神器の回収も行える。

例によってこのカード一枚が冥界の装備カード一枚に変換される。
ただキャラクターと違い、冥界に落ちる事がそう頻繁にあるわけでもない装備カードを対象にしている為、利用する機会もさほどあるわけではない。

これがあると置くノードに困った場合、とりあえず装備カードを埋めてあとで回収するというという戦略も取れる。

人魂灯コンボデッキや神器による1キル狙いなどのような極端に一枚の装備に集中しているデッキでなら、マナチャージで落ちてしまうリスクやカウンター対策に入れるのも悪くは無い。

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憑依

《憑依》

《憑依》 Nord(3)/Cost(1)

あなたの冥界にある、必要ノードが1以上のキャラクターカード1枚を、
目標のあなたの場の「人形」を持つキャラクターにセットする。
セットされたカードは以後、以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
「このカードをセットされたキャラクターの本来の戦闘力は、
このカードの戦闘力に変更される。
このカードが破棄される場合、冥界に送る代わりにゲームから除外される。」

コメント

冥界のキャラクターの魂を人形へ乗り移らせるコマンドカード。

戦闘力が大きく変わるが、肝心の本体は人形のままなのでそのままではどうしようもない。
背水の陣人形解放戦線符ノ弐”博麗 霊夢”などで戦術:人形を無効化させて無理矢理攻撃させる事も出来なくは無いのだが、そこまで労力を掛けるぐらいなら直接リザレクションなり秘密結社なりで回収して場に出した方が遥かに効率的である。
よってこのカードを使うなら、その労力に見合うだけの「何か」がある組み合わせでなければ実戦投入はかなり苦しい。

セットさせる人形に吟味を加える事で、以下のようになる。
またエニグマティクドールなども面白くはあるが、あまり実戦的ではない。

セットカードにする冥界のキャラクターは、基本的に黄泉の舟やノードからの破棄などによって落とすことになる。
効果やノード・コスト数は一切関与しない為、単純に戦闘力の高い四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾が妥当。ただ早期に手札に来てしまいコンボカードも上手く集まらない、という状況に備えるという意味で、そのまま出すという選択肢も存在するフランドール・スカーレットも相性が良いと言えば良い。



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銀ナイフ

《銀ナイフ》

《銀ナイフ》 Nord(3)/Cost(1)

【装備】

(自動)
 このカードがデッキ、または手札から冥界に送られた場合、
 このカードを手札に戻す。

(自動)
 このカードが破棄される場合、相手プレイヤーに1ダメージを与える。

攻撃(+1)/耐久(-)

コメント

手札・デッキから冥界に送られると手札に戻ってくる装備

言うなれば、無限に使える手札コストである。
手札消費の激しいこのゲームにおいて、手札1枚はプレイコスト以上に重い追加コストとして設定されている為、脱兎『フラスターエスケープ』恋符『マスタースパーク』のように高いスペックの代償として手札コストを要求される場合が多い。
そしてそのコストを無償で、何度でも賄え、しかも即座に手札に戻る為干渉中ですら使いまわせるという、他に類を見ない強力なコスト能力を持つのがこのカードである。

上記のカード以外にも、歴史創造旧史『旧秘境史』などの効果でこのカードを破棄する事で、通常より多くの手札を持つ事が可能となる。
デッキからの破棄にも対応する為香霖堂との組み合わせも強力だろう。選択せず破棄する事で、引いた4枚の内にあるこのカードの枚数分だけカードアドバンテージを取れるという相当壊れたカードに変貌する。
射命丸 文/1弾を2枚のこのカードで無理やり維持する事すら可能というのだから、その効果は驚異的と言えるだろう。

2つ目の効果は、直接プレイヤーにダメージを与えるが、場から破棄されなければ効果を発揮しない。そして一度場に出たこのカードが1つ目の効果で手札に戻る事は出来ないので、上記の使い方を目的にするならまず出番が無い効果である。
とはいえ、コスト目的以外では大して役に立たない装備なので、手札に余ったこのカードを場に適当にセットし防御でもさせれば、引導火力程度にはなれるかもしれない。

装備カードとして戦闘力上昇値も他のものに比べると圧倒的に低く、何より戦術付与や耐久力の増加が無い点がコマンド装備として及第点以下なので、異例のコスト能力の割に汎用性は実はイマイチである。
デッキと特別相性が良いか、逆にこのカードにデッキを合わせるかしなければ、その強力な効果も生かしきれないかもしれない。

  • 手札にあるこのカードを一枚以上一度に破棄しても全てちゃんと戻ってくるので、恋符『マスタースパーク』のコストとして何ら問題は無い
  • 相手の竹林の火事などのデッキ破壊カードで破棄されても手札に戻ってくるが、デッキに戻るわけでは無い為あまり意味は無いか
  • 今のところ、恒常的に手札破棄を必要とするカードは射命丸 文/1弾程度なので、このような強力な効果が許されたのだろう。もし手札コストを毎ターン要求する強力なキャラクター群や世界呪符などが登場してしまえば、真っ先にこのカードの存在が槍玉に上がる事は想像に難くない


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夜明けの亡霊

《夜明けの亡霊》

《夜明けの亡霊》 Nord(3)/Cost(1)

相手プレイヤーはあなたの手札を全て見て、1枚を選ぶ。
その後、そのカードを裏向きにしてあなたの場にアクティブ状態でセットする。
そのカードは以後、「華胥の亡霊(GLAZE1、4/4、種族:幽霊)」として扱う。

コメント

手札1枚をキャラクターへと変貌させるコマンドカード。
ノードとコストの低さの割に、出てくるキャラクターは実質、奇襲速攻を持つ魂魄 妖夢/1弾に等しい。

相手ターンにも場に出せるが、エニグマティクドールと同じく攻撃の直接の干渉で防御宣言を行う事は出来ないので、防御させたいなら事前に出しておく必要がある。

奇襲速攻を持つキャラクターにしては強めの戦闘力だが、デメリットが非常に痛い。
相手プレイヤーに手札を全て晒さなければならず、しかもその中から好きに1枚を抜かれてしまう。こちらはこのカード一枚を消費している為、実質2枚のカードを消費してキャラクターを場に出す事になる。
それだけ手間をかけて出したカードにしては戦闘力も頼りなく、相打ちはもちろん最悪相手のカードを一枚も消費させずに冥界に落ちる事も有り得ると考えれば、あまりにリスクが高い。

とはいえ4/4の戦闘力を持つ安価なコマンドカードである事に変わりは無いため、速攻対策としてはそれなりに有用。
ノード、コストの低さを上手く生かし、このカードが戦闘で破棄されないような低攻撃力のアタッカーにぶつけられれば、一方的にカードを消費させて手札消費のデメリットもある程度フォロー出来る。

逆に速攻デッキで最後の一押し用アタッカーとして出すという手もある。ノード3帯で同じ速攻を持つ犬走 椛ルナサ・プリズムリバー/1弾などと戦闘力を比べればその優位性は一目瞭然で悪くないダメージソースとなり得る。
ただその場合、往々にして手札消費の激しい傾向が強い速攻デッキと上記のデメリットとの相性の悪さが目に付く事になるが。

  • このカードの効果解決時、最低1枚は手札が残っていないと効果が発揮されない。


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威力偵察

《威力偵察》

《威力偵察》 Nord(3)/Cost(1)

このカードは相手プレイヤーのメンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。
相手プレイヤーの手札を無作為に1枚選び、公開する。
相手プレイヤーはこのターン、そのカードをプレイするまで他のカードを
プレイすることが出来ない。
また、プレイされたそのカードの効果は無効にすることが出来ない。

コメント

ギャンブル性の高い行動抑制コマンドカード。
プレイノードの足りないカードや現状使えないカード(キャラクターがいない状態でのミニ八卦炉など)を引ければ、ほぼ確実に1ターンの抑止に繋がる。

逆に、問題なく使う予定だったカードを引いたりした場合、このカードの効果によりそれをカウンター出来なくなると言うマイナス面も存在する。

  • カードのプレイ以外の行動は取れる。
  • 引き当てたのが弐符だった場合、もし壱符キャラが場にいたとしても相手はそのターン何も出来ない。これは弐符が場に出るのはプレイではなく(自動)効果によるものだからである。


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マナの枯渇

《マナの枯渇》

《マナの枯渇》 Nord(3)/Cost(1)

目標のキャラクターが行った「マナチャージ」の効果を無効にする。
その後、そのキャラクターをスリープ状態で、本来の持ち主であるプレイヤーの
ノードに加える。

コメント

マナチャージ用コマンドカード。
マナチャージを行ったキャラクターを直接ノード送りにする効果である。

相手のノードは増えてしまうが、マナチャージは継続的に使うことに大きな意味があるのでコマンドカードのタイミングで除去が出来るのは悪くは無い。

また破棄では無いのでアリス・マーガトロイド/5弾八意 永琳/5弾などの除去耐性を持つマナチャージ所持者も直接場から消す事が出来る。
他の対策であるバウンス、除外などは総じて重い事が多いので、ようやく人界剣『悟入幻想』と「使い分け」られる水準まで引き上げられた、かもしれない。



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光の春

《光の春》

《光の春》 Nord(4)/Cost(1)

全てのプレイヤーは、相手プレイヤーのデッキの上のカードを
5枚まで冥界に送っても良い。
全てのプレイヤーは、それぞれ自分の冥界に送られたカード1枚につき
ライフポイントを2回復する。

コメント

やや特殊なデッキ破壊カード。
自分のデッキのカードを何枚削るかは相手が決める。
ただし、送られた枚数x2点、最高10点分ものライフ回復が発生する。

ダメージを与えて勝つことが主眼のデッキならば、相手に使われてもデッキの破棄をしない方が良い。
逆に、その勝利方法の優先度が低いならば、単体で竹林の火事以上の枚数のカードをデッキから破棄する事が出来る強力なカードとなる。竹林の火事藤原 妹紅などのデッキアウト戦術に組み込めば貴重な戦力となるだろう。

注意したいのが、どちらも最大数破棄した場合、デッキ枚数差が広がらないという点。
竹林の火事は一方的に相手のデッキ枚数を減らせた為、紺着状態に陥った場合でも相手のデッキを先に切らせて勝利するという事が可能だったが、このカードの場合そういう使い方が不可能となる。
当然、こちらのデッキが削られてしまうというデメリットは、同じデッキアウト戦術を主軸とするデッキを相手にする場合は致命傷に成り得る可能性もある(こちらはこのカード一枚を消費している為)。

単体では上手く機能せず、他のデッキ破壊手段と組み合わせてこそ真価を発揮するカードであると言えよう。


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八目鰻屋

《八目鰻屋》

《八目鰻屋》 Nord(4)/Cost(1)

あなたの場のキャラクターにセットされている全ての【呪符】を持つ
カードを破棄する。
この効果で破棄したカード1枚につき、あなたはライフポイントを2回復する。

コメント

自分の場の呪符をまとめて破棄し、その枚数だけライフ回復を発生させるコマンド。

呪符対策カードとしては解呪の汎用性には程遠い。
多数のカードを一度に破棄出来るという利点があるが、よほど相手の妨害呪符と噛み合わない限りは利点として頼りないと言えるだろう。

破棄した呪符の数だけライフ回復が付いてくるが、その効果は「おまけ」と言って良い程度。
多数の呪符を自らセットする伊吹 萃香などから破棄する事でライフ回復コンボとして使えない事も無いが、回復量は4枚破棄してようやく魔力還元と並ぶレベルであり微妙過ぎる。

対策カードとしては中途半端で、せいぜい審判『十王裁判』を主軸にしたデッキに当たれば少しだけ美味しいぐらいなので、解呪より敢えてこちらを選ぶメリットはあまりに少ない不遇なカードである。

  • キャラクターにセットされていない為世界呪符を破棄する事は出来ない。


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征服の果てに

《征服の果てに》

《征服の果てに》 Nord(4)/Cost(2)

ダメージを受けている全てのキャラクターを破棄する。

コメント

ダメージを受けているキャラクター全てを破棄するコマンドカード。

書いてある事は実にシンプルだが、ゲームの仕様上、戦闘ダメージは残らないのでそれ以外の手段でダメージを乗せる必要がある。

逆に言えば、例え1点でもダメージが乗っているなら破棄される為、複数のキャラクターにダメージを与えられるカードと組み合わせると強い。
コマンドカードという都合上、相手ターンにしか使えない死神『ヒガンルトゥール』などもしっかり組み合わせられるのがポイント。他にも蛍符『地上の流星』紅符『スカーレットシュート』疾風『風神少女』など相手キャラクターだけに複数ダメージを与えられるカードと組み合わせれば、擬似的な恋符『マスタースパーク』とも言える爆発力を発揮出来るカードである。

どこに出しても恥ずかしくないほどのコンボ専用カードであり、しっかり他のカードとの連係を考えて採用しなければならない点には注意。
また他のカードとのコンボを前提としているカードとしては高めのコストもあり、若干扱い辛さが目に付く事もある。
当然、戦闘以外のダメージを受けない洩矢 諏訪子/3弾を破棄する事も出来ない。

  • 「ダメージを受けている」なので、呪符装備で耐久力が減っている状態のキャラクターを巻き込む事は出来ない。


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鷽替神事

《鷽替神事》

《鷽替神事》 Nord(4)/Cost(2)

このカードは相手プレイヤーのメンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。
このメンテナンスフェイズの間、あなたは相手プレイヤーの冥界にある
目標のコマンドカード1枚をノード、コストを無視してプレイしても良い。

コメント

読み方は「うそかえしんじ」
相手プレイヤーの冥界のコマンドカードを再利用できる。

ノード、コストを無視する為、離反工作のようなカードをプレイする事が出来れば高い効果が期待できるかもしれない。
だが、やはり効果が相手に完全に依存する事、このカード自体が4ノード2コストとお世辞にも軽くは無いコマンドなので使って得できるカードが限られる事から、あまり実践的とは言えないだろう。
相手のメンテナンスフェイズしか使えない為、強引な取引のような比較的使われやすいコマンドカードが使えないのもネック。

きっかり嵌れば弱くは無いカードなのだが、なら最初から欲しいコマンドカードをそのスペースに入れたほうがずっと安定するのは明らかである。

  • あくまで「プレイ」なので、プレイ制限が存在するカードは使うことが出来ない。


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恐ろしい波動

《恐ろしい波動》

《恐ろしい波動》 Nord(4)/Cost(2)

手札のキャラクターカード1枚を破棄する。
その後、任意の枚数の場のカードを選び、破棄する。
但し、選んだカードの必要ノードの合計はあなたが破棄したキャラクターカードの
必要ノードと等しくなければならない。
この破棄では「-」、及び裏向きのカードの必要ノードは5として扱う。

コメント

条件付きの強力な除去カード。
実質的な追加コストとして、キャラクターカード1枚が必須だが、目標を取れないカードや呪符装備に至るまで破棄が可能である。

条件は、「手札から破棄したキャラクターの必要ノード」=「効果で破棄した場のカードの必要ノード合計値」であること。
数字が高い方がもちろんより多くのカードを破棄可能だが、一概に高ければ良いというものでもない。

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幻想郷の門

《幻想郷の門》

《幻想郷の門》 Nord(5)/Cost(0)

あなたの手札にある種族:神を持つキャラクターカード1枚のコストを支払い、
スリープ状態であなたの場に出す。
その後、このカードをこの効果で場に出たキャラクターにセットする。
以後、このカードは以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
「(常時):(0)
 このカードを破棄する。
 ターン終了時まで、目標の種族:神を持つキャラクター1枚は
 スペル、コマンドの目標にならない。」

コメント

手札のキャラクターを、一度限りのスペル・コマンド耐性を持たせられる呪符を貼り付けて場に出す。

月都万象展と違い本来のコストを支払わなければならないが、コマンドカードのタイミングで出せること、ノードが本来より低くて済むこと、1回限りだが除去カードなどに対しての耐性を得られることがポイントである。

特に呪符の効果は強力で、使い捨てとは言えあらゆる除去や効果からキャラクターを守る事が出来る。
これは八坂 神奈子/3弾洩矢 諏訪子/3弾のような大型神キャラクターには大きく、通常のカウンターカードも併用すれば除去されるリスクを大きく軽減する事が出来る。

ちなみに、呪符時の効果はあくまで「目標の種族:神を持つキャラクター1枚」であり、このカードがセットされているキャラクターにしか使えないわけではない。
つまり、秋 静葉秋 穣子のような低コスト神をこのカードで出し、前述の大型キャラクターが破棄されそうになったらそれを守る、という事も出来なくは無い。

  • ある意味八坂 神奈子/3弾救済措置とも取れる。コストを完全に無視した月都万象展での展開を前提にした場合神奈子を選ぶ利点が大きく減ってしまうが、このカードによる展開を前提とした場合はノードが実質5になり本来のコストも必要になるので、コスト1点差の有用性が比較的高まるからである。


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秘封倶楽部

《秘封倶楽部》

《秘封倶楽部》 Nord(5)/Cost(1)

この干渉終了時まで、全ての場のカードの破棄を無効にする。

コメント

強力な対破棄カード。
破棄であるなら場のあらゆるカードに対する除去、戦闘破棄、その他カード効果を無効に出来る。

人界剣『悟入幻想』解呪など、場のカードが破棄されそうな状況で干渉で撃つ事で、確実に、しかも複数のカードを、種類を問わず場に残す事が出来る、素晴らしい汎用性と確実性を持つカウンターカードである。

また相手の行動そのものは阻害しないのがひとつのポイントとなる。
つまり、恋符『マスタースパーク』ならば手札2枚を破棄しなければならないし紅符『スカーレットシュート』の2番ならば追加の(2)を支払わねばならない。
その上で効果が出ないのだからかなりの痛手となるだろう。

ただし、当然ながら破棄以外の効果には全くの無力である。
白玉楼の幻闘のバウンス、破滅の呼び声の除外に加え、秋の女神のような「耐久力が0になる事による破棄」や秘術『グレイソーマタージ』など破棄以外でキャラクターを無力化させるカードも防げないので、過度な信用は事故の元である。

  • キャラクターの破棄が無効になった時点で、それまで受けていたダメージは失われる
  • 「場のカード」である為、相手の場のカードも含まれる。なので、相手が大妖怪降臨紅い飼い主のような場のキャラクターを破棄するカードを使った時に干渉で用いて、「その後」の効果を間接的に無効にする事も出来る。覚えておいて損は無いだろう


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紅い虹と天使の翼

《紅い虹と天使の翼》

《紅い虹と天使の翼》 Nord(5)/Cost(2)

相手プレイヤーは奇数か偶数かの選択をする。
その後、あなたのデッキの上のカードを公開する。
相手プレイヤーの選択が公開したカードの必要ノードと一致していれば、
以下の効果の1を。
違っていれば効果2を解決する。
その後、公開したカードをデッキに戻し、シャッフルする。

1.必要ノードが奇数である全てのキャラクターを
  本来のプレイヤーの手札に戻す。
2.必要ノードが偶数である全てのキャラクターを
  本来のプレイヤーのデッキに戻し、シャッフルする。

コメント

ギャンブル性の高い、全体送還カード。
稗田 阿求を使えば次のカードの数字は分かるが、相手がどちらを選ぶかまでは読めない。
必然的に賭けに出ることになるカードであるが、結果が2種しか無いのでリスク計算はまだしやすい。

対多数のカードとしてはコマンドタイミングで使用可能なのが強力だが結果が伴うとは限らない、使う際は覚悟を決めよう。

  • 「0」は偶数です。


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リザレクション

《リザレクション》

《リザレクション》 Nord(5)/Cost(X)

このカードはメンテナンスフェイズにしかプレイできない。
あなたの冥界にある、目標の必要コストがXであるキャラクター1枚を、
あなたの場にスリープ状態で出す。
但し、この効果ではコストの値が「-」であるキャラクターを
出すことは出来ない。

コメント

冥界から直接キャラクターを場に出せるコマンドカード。

リアニメイトに良くある「コストを無視して場に出せる」という利点が制限されており、見た目ほど万能では無い。
それでも、除去や戦闘破棄された場合への対策カードとして、冥界を利用した速攻の手段の一つとして、用途は広く使い勝手は良い。

秘密結社との違いは、あくまで通常のカードプレイを経なければならない為メインフェイズまで場に出せない向こうより若干早く場に出せる(場合によっては相手ターンのメンテナンスフェイズに出す事も可能)、プレイ権利を行使しない(擬似的な奇襲に近い)、5ノード以上ある大型キャラクターでも5ノードで場に出せるなど。
逆にプレイ時の(自動)効果を使いたい、あるいは手札にある事で意味を成すカードなら秘密結社の方が向いている。また使い勝手が良いのでマナチャージによる冥界落ちを克服したい場合などもあちらの方が良いだろう。

また「あらゆる破棄に対応出来る5ノードのカード」という点から秘封倶楽部ともある意味互換関係にある。
ただ場のカード(キャラクター)を守りたいだけならコストパフォーマンスや汎用性に優れるあちらを、総合的な使い方を視野に入れるなら確実性に富み冥界利用などの用途もあるこちらを採用すると良いだろう。

  • 5ノードという高さから大型キャラクターを限定して考えてしまいがちだが、ノードが5枚以上溜まっているなら小型であろうと大型であろうと損をする事は無い。柔軟に考えて使って行きたい。


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すべてがFになる時

《すべてがFになる時》

《すべてがFになる時》 Nord(6)/Cost(3)

あなたは15ダメージを受ける。
その場合、あなたはこのカードをプレイした次の相手ターンから
15ターン後のターン終了時に勝利する。

コメント

第四弾で初お目見え、「特殊な勝利条件を得るカード」
次の相手ターンから数えて、なので相手ターンを8回経由させると勝利となる。
永夜の術とかを使うと多少変化するが。

プレイに成功すれば、放っておいても勝てるカードだが、プレイ時に受ける15ダメージが生き残るための動きを大きく阻害する。

ライフ回復・攻撃制限などを得られるカードをフルに使い相手を止める、もしくは出てくるキャラクターを片っ端から除去・無力化することで攻撃をさせないなどの手段があるだろうか。


亡郷『亡我郷 -宿罪-』時効『月のいはかさの呪い』
秘術『グレイソーマタージ』白玉楼の幻闘館に棲むモノ
などで場のカードを無力化するか、
死符『ギャストリドリーム』恋符『マスタースパーク』征服の果てに破滅の呼び声
などで場のカードを破棄するか、
花符『幻想郷の開花』魔力還元などで回復しつつ
星符『ドラゴンメテオ』氷符『アイシクルフォール』
奇跡『神の風』式弾『ユーニラタルコンタクト』自警団
霧符『ガシングガーデン』人魂灯神符『杉で結ぶ古き縁』のコンボなどで足止めするか、
気符『無念無想の境地』散符『栄華之夢』のコンボでライフとデッキを守るか、
いずれにせよ、上記のどれかのサポートが必要になるだろう。
各種人形やプリズムリバーを初めとした軽量デッキなら受け壁を作りやすいが、
問題としては貫通に弱いのと、わざわざFを出すより殴った方が効率がいいことだろうか。

  • Fとは16進数における1桁の最大数で、15を表す。


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破滅の呼び声

《破滅の呼び声》

《破滅の呼び声》 Nord(6)/Cost(3)

あなたは自分の場のカード、手札を合わせて5枚選び、ゲームから除外する。
その後、相手プレイヤーは自分の場のカード、手札を合わせて5枚選び、
ゲームから除外する。
それらのカードが5枚未満の場合、全てを除外する。

コメント

大量のカードをゲームから除外する非常に豪快なカード。

除去カードというより、互いに同数のリソースを削って動きを抑制するロックカードのようなものと考えた方が正しい。
もちろんこのカードの使用権限はこちらにあるので、上手く立ち回る事で任意のカードを「除外せざるを得ない」状況を作り出す事は可能だが。

そのまま使う場合は、自身が有利な状態で無いと高い効果は得にくい。それどころかこちらはこのカードとコスト3点を支払っているので、下手に撃つと自滅に等しい結果になってしまう。
そのため、他のカードと組み合わせることで、自分の受ける被害を減らし、アドバンテージを確保することが大切である。
代表的なものでは以下のものだろうか。


当然だが自分が5枚除外できないときに使用してもその後の効果は発動しない。
「それらのカードが~」のテキストは「その後」以降の効果にのみ適用されるので注意。


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