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第三弾カードリスト・詳細版



キャラクターカード

京人形

《京人形》

《京人形》 Nord(1)/Cost(0) 種族:なし

 人形

(自動)
 このキャラクターは戦闘を行う場合、
 戦闘終了時まで(+2)/(-1)を得る。
 
攻撃(0)/耐久(2)/GLAZE(0)


コメント

アリスの人形のひとつ。
戦闘の間のみ(2)/(1)になる。

人形ブロッカーとしては蓬莱人形より高い攻撃力を持つ為、相打ちに持ち込めるアタッカーが比較的多い。
また通常時は耐久力が2である為狙撃秋の女神などで破棄されず、ある意味上海人形蓬莱人形のそれぞれの利点を混ぜ合わせたような性質を持つ。

ただ肝心のドロー効果が失われている為、根本的な使い勝手で二つの人形に及ばず、アリス・マーガトロイド/1弾を主体にした人形デッキ以外でお呼びが掛かる事は稀だろう。
人形解放戦線時は高い攻撃力を発揮する事も可能なのだが、たった攻撃力1点の差の為に手札一枚を犠牲にするのもどうか。


関連



露西亜人形

《露西亜人形》

《露西亜人形》 Nord(1)/Cost(0) 種族:なし

 人形

(自動)
 このキャラクターは戦闘以外のダメージを受けない。

攻撃(1)/耐久(1)/GLAZE(0)


コメント

アリス・マーガトロイド/1弾の人形のひとつ。
蓬莱人形と同じ戦闘力だが効果ダメージに耐性を持つ。

効果ダメージ耐性を持つキャラクターはこのカード以外では洩矢 諏訪子/3弾ぐらいしかおらず、貴重な能力と言える。
火力に強く、こんな小さなカードに除去を使われるのは稀なので、ほぼ確実にブロッカーとして相手にぶつけられるだろう。

またその性質からコンボパーツに組み込まれることもある。
毒符『神経の毒』人魂灯をつけたこのカードを神符『杉で結ぶ古き縁』で送りつけたりなどすれば、場から消えさせるのは一苦労だろう。

槌の子と共に出せば、1ノードのマナチャージキャラクターとして運用できる。

やはり京人形と同様にドロー効果が失われており、使い勝手は蓬莱人形に敵わず一芸臭さが拭い得ない。
ただ、人形を多数展開するデッキなら疾風『風神少女』に耐性を持つ数少ない人形である為、全体除去対策として並べるのも悪くは無いだろう。

ちなみに、あくまで効果を受けないのはダメージのみであり、秋の女神のような耐久力が0になる事による破棄は普通に通用したりする。


関連



妖精メイド

《妖精メイド》

《妖精メイド》 Nord(1)/Cost(1) 種族:妖精

(常時):(0)
 このキャラクターを手札に戻す。
 
攻撃(1)/耐久(1)/GLAZE(0)


コメント


紅魔館の妖精メイドさん。
1ノード帯でグレイズが0であるため、速いデッキでの使用が視野に入るカードである。

手札に戻す能力は、特定の除去などからの退避能力となるだろう。
いっそ戻してからノードに伏たりするのもいいかもしれない。

関連



半幽霊

《半幽霊》

《半幽霊》 Nord(1)/Cost(1) 種族:幽霊

(自動)
 Xはあなたの場のキャラクターの総数に等しい。
 
攻撃(0)/耐久(X)/GLAZE(0)


コメント


幽霊1/2。

場に出た際にこのキャラクターのみしかいなくても、(0)/(1)にはなるためいきなり死んだりはしない。

数を並べるデッキで威力を発揮するキャラクターで、デッキ次第ではかなり厄介な存在になる。
幽霊だけに人魂灯ルナサ・プリズムリバー/3弾等の各種プリズムリバー、レイラ・プリズムリバーとは相性も良く、また符ノ弐”アリス・マーガトロイド”を主軸とした人形デッキにも違和感無く搭載出来るだろう。キャラクターでさえあれば良いので、幻想生物三稜鏡の「幻影」、レミリア・スカーレット/1弾の出したサーヴァント・フライヤー等も有効となる。

キャラクターが揃っても耐久力しか増えないので攻撃するにしても防御するにしても相手キャラクターを破棄出来ないのがネックだが、逆に言えばそうやって油断している相手にお月見を叩き込めばまさかのフィニッシャーにも成り得る。
そうでなくてもグレイズ0なので、ミニ八卦炉等を装備すれば非常に場持ちしやすい小型アタッカーとして運用する事も出来るだろう。

関連



死蝶霊

《死蝶霊》

《死蝶霊》 Nord(1)/Cost(1) 種族:幽霊

(相手ターン):(0)
 このカードを破棄する。
 その場合、ターン終了時まで目標のキャラクター1枚は
 (常時)及び(自分ターン)の効果を失う。

攻撃(1)/耐久(2)/GLAZE(1)


コメント

蝶の幽霊。
1ターンのみだが、(常時)(自分ターン)を封印する能力を持つ。

主に起動型の能力が対象となる。
などなど。基本的に(自動)でない効果はカバー出来ると考えておけば良い((相手ターン)はそもそも能力のタイミング上使えない)。
また例によってセットされたカードの能力はそのキャラクターのものとして扱う為、ミニ八卦炉貫通付与や神槍『スピア・ザ・グングニル』の起動能力なども対象に出来る。

ただ、あくまでそのターンの間「無効化」するだけであり効果の発生源であるキャラクターを破棄出来るわけではなく、しかも無効にする為にはこのカードを自壊させなければならない。
つまりカード駆け引き的には完全にこちらのアド損である。

たった1ターンを凌げるのみで、しかも予め場に出しておかなければならないこのカードにどれだけコントロール能力があるかというと厳しい所だろう。ブロッカーとして運用したくとも、大抵は一方的に戦闘破棄されてしまうので到底期待は出来ない。
いざ使うときになって秋の女神狙撃で干渉され破棄されないのは数少ない利点ではあるか。


関連



朱鷺色の妖怪

《朱鷺色の妖怪》

《朱鷺色の妖怪》 Nord(2)/Cost(1) 種族:妖怪

 奇襲

(自動)
 このカードがプレイされて場に出た時、
 目標の「ドロー」という記述を含むコマンドカード1枚のプレイを
 無効にし、破棄する。
 
攻撃(2)/耐久(1)/GLAZE(1)

コメント

「香霖堂」を読んで無いと誰か分からない妖怪。
奇襲に加え、特定のコマンドカードに対するカウンター能力を内蔵する。

「ドローする」だろうが「ドローフェイズ」だろうが、「ドロー」が含まれていればどんなコマンドでも破棄しながら出てこれる。

対象となるのは、
など。
特にデッキ採用率の高い強引な取引や、特定のデッキでは必須カード級となる月都万象展人魂灯など、数こそ少ないが意外と優れた対象を持つ。

2ノードと非常に軽いため、いつどんな状態から飛び出すか予測しづらく、ほとんどコマンドカードと同じような使い方で無効化してくる。
しかもこのカードはそれらのカードを無効化しつつ、キャラクターとして場に出る為アドバンテージを稼げる。戦闘力は低い為過度な期待は出来ないが、相手のアタッカーを一回止めつつ耐久2以下なら相打ちに持ち込めるブロッカーとしては十分だろう。

ただ、やはりその効果の局所的過ぎる性質が辛い。
いくらほとんどのデッキで組み込まれている強引な取引を対象に出来るとは言え、タイミングを逃せばまず間違いなく腐ってしまう類のカードであり、メイン採用は躊躇われるだろう。
環境によっては「キャラクターとしても場に出る事が出来る4枚目の作戦阻止」とも言えるのだが。

  • 恐らく最も破棄したいであろうディゾルブスペルが対象に出来ないのはいやらしい。
  • 界隈での通称は「朱鷺子」。


関連



梅霖の妖精

《梅霖の妖精》

《梅霖の妖精》 Nord(2)/Cost(1) 種族:妖精

(自動)
 このキャラクターは、「貫通」または「先制」を持つキャラクターからの
 戦闘によるダメージを受けない。
 
攻撃(1)/耐久(4)/GLAZE(0)


コメント


非常に防御向けの能力を持ったキャラクター。
しかしグレイズ値が0であるため、状況によっては攻撃も行うことが出来る柔軟性がある。

所持する能力は、本人の戦闘力と相まってかなり強い。
逆に、該当する戦術を持っていない中型以上のキャラには弱いので、デッキによっては
あまり意味がない。注意。

  • 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。

関連



秋 静葉

《秋 静葉》

《秋 静葉》 Nord(2)/Cost(1) 種族:神

(自分ターン):(S)
 あなたが次にプレイするスペルカードのコストは-1される。
 
攻撃(2)/耐久(2)/GLAZE(1)


コメント


紅葉を司る八百万の神様。
スペルカードのプレイコストを軽減する能力を持つ。

能力自体は地味ながら十分使い道があり、妹の秋 穣子よりは条件も緩く使い勝手が良いと言えるだろう。
だが秋の女神の登場により、こちらは「スペルカード限定」「自分ターン限定」「このカードをスリープさせる事でしか行えない」「このカード自体のプレイで既に1コスト支払っている」と散々な下位互換ぶりとなってしまった。実際、コストを浮かせたいだけなら秋の女神上海人形でも揃えた方がずっと現実的である。

敢えてこのカードの利点として挙げるとすれば、種族:神のキャラクターであるという事か。
例えば東風谷 早苗/3弾で強化出来る種族:神キャラクターは今の所秋姉妹と鍵山 雛、「八坂 神奈子」・「洩矢 諏訪子」という非常に両極端なキャラクターしか存在しない。
いろいろと厄介な雛や、単体で重い上に専用のサポートカードの存在により早苗で無理に強化する必要性の低い後者二人と比べれば、ノード2コスト1という小ささを持つ秋姉妹、それも秋 穣子より攻撃力が1点高くグレイズ1のこのカードが東風谷 早苗/3弾の能力により強化する種族:神のアタッカーとして最も適していると言えるわけだ。

また同様に、小さい神という点からコントロールデッキで神様との宴会の発動条件を手軽に満たす為のギミックとして採用するという選択肢もある。
この場合別に秋 穣子ではなく敢えてこのカードを選ぶ必要性は無いわけだが、前述のように能力自体はこちらの方が使いやすく、もしもという時にはアタッカーとしてトドメの一押しにもなれない事も無いので、好みやデッキとの相性で好きな方を使うと良いだろう。
自身のスペルである葉符『狂いの落葉』とのシナジーがある点も面白い。

  • あくまで次にプレイするコストを減らすので、スペルプレイに干渉してこのテキストを使用しても既に支払ったスペルのコストが減る事は無い。
  • 原作での彼女のスペルは葉符『狂いの落葉』1枚だけである。
    即ち、これ以上の拡張の余地は無い。彼女の明日はどっちだ。

関連



秋 穣子

《秋 穣子》

《秋 穣子》 Nord(2)/Cost(1) 種族:神

(自動)
 あなたのターン開始時に手札が5枚以上ある場合、
 目標のあなたのノード1枚をアクティブ状態にしても良い。
 この効果は重複しない。
 
攻撃(1)/耐久(2)/GLAZE(1)


コメント


豊穣を司る八百万の神様で秋 静葉の妹に当たる。

「ノードをアクティブにする」と言う能力はシンプルながら非常に強力で
更に場に存在するだけで効果を発揮するのでポテンシャルは非常に高い。
反面制限も厳しく、ターン開始時に手札が5枚以上ないと効果が発揮されず
また2枚目以降を場に出しても効果は重複しない。

慢性的に手札が不足しがちなこのゲームで常に手札を5枚以上をキープするのは難しいが、
それでもデメリットなしでノードに1点加えられるのは美味しい。
上手く使いこなして戦局を有利に進めよう。

その性質上、実質的な手札消費無しでプレイ出来るカードとの相性が良い。
具体的には犬走 椛符ノ壱”アリス・マーガトロイド”符ノ壱”十六夜 咲夜”辺りだろか。
これらのカードを使用するのであればこのカードを運用してみるのも面白いかも知れない。


関連



レイラ・プリズムリバー

《レイラ・プリズムリバー》

《レイラ・プリズムリバー》 Nord(2)/Cost(1) 種族:人間
 
(自分ターン):(S)
 あなたの冥界にある名称に「プリズムリバー」を含む
 キャラクターカード1枚を、裏向きにしてあなたの場に
 アクティブ状態でセットする。
 このカードは以後、キャラクター
 「幻想(GLAZE0、2/1、種族:なし)」として扱う。

攻撃(0)/耐久(2)/GLAZE(0)


コメント

プリズムリバー家の末娘。
冥界の「プリズムリバー」を現世へ映し出す。

自分ターン限定ではあるが、(2)/(1)の戦闘力にグレイズ0を持つ幻想をアクティブ状態で場に出せる。しかもカードを消費せずに毎ターン呼び出せる為非常にアドバンテージを得やすく、他のプリズムリバーのカードを主軸にしたノードロックのような戦法とも相性が良い。
幻想が倒されてもまた冥界から呼び出すことが出来る為、アタッカーとしてもブロッカーとしても有用であろう。

またプリズムリバー伯が破棄された時に冥界から場に出す事が出来る。プリズムリバー伯自身がこのカードの効果の対象になる為、非常に隙が無い。

条件こそあるがかなり優秀なスペックから、プリズムリバーデッキでは要として良く一緒に採用される。プリズムリバーのウリである展開力にさらに拍車を掛ける凶悪なカードと言えるだろう。
またそのアドバンテージ面での優秀さとシナジー性を買い、コントロールデッキの要員として採用される事もある。その場合、大体はアタッカー兼幻想要員兼シナジー要員のプリズムリバー伯とセットでの採用となる。

このカードを使う場合、そのサポートカードとして香霖堂も採用するとなおグッド。
早期から使えるこのカード自体のサーチとしても優秀であり、また他のプリズムリバーを直接冥界に送る事で能力を使いやすくするという点で上手く噛み合いやすいからだ。

  • 幻想は「プリズムリバー」ではないため、プリズムリバー伯に能力修正をかけることは出来ない点に注意。
  • ルールリファレンス以前は「幻想」を迷ひ家によって除外した場合、表向きで場に戻し実質上冥界のカードをそのまま場に戻した事になるというコンボが可能だったが、現在では不可能となっている。


関連



犬走 椛

《犬走 椛》

《犬走 椛》 Nord(3)/Cost(1) 種族:天狗

 速攻

(自動)
 このキャラクターはターン終了時に手札に戻る。
  
攻撃(4)/耐久(1)/GLAZE(1)


コメント

名前は「もみじ」
哨戒担当の白狼天狗、将棋が趣味だとか。

速攻持ちで高い攻撃力を持つアタッカーである。
ターン終了時には必ず手札に戻るため、冥符『紅色の冥界』月旅行計画で出しても手札に戻る。
倒されていない限りは。

ある意味スペルによる除去に耐性を持っていると言えなくも無い。数少ないコマンド火力である紅魔館ですら自分ターン限定なので、相手が狙撃もしくは死神『ヒガンルトゥール』を握っているか否かで生存率が大きく異なる事になる。耐久4以上のブロッカーがいなければ確実に相打ちに持ち込まれると考えれば、速攻デッキにおける主力アタッカーの補助程度には活躍出来るか。
どうせスルーされても手札に戻るからと、鬼符『ミッシングパワー』を積み込んで突っ込めばなかなかいやらしい。また油断している相手に小さな脱出劇で連続攻撃を決めてやれば軽い奇襲程度にはなるかもしれない。

速攻だけで奇襲は持たないため、1ターン内のキャラクタープレイ制限に引っかかってしまう点に注意。
毎ターンこのキャラクターで攻撃を行おうとすると他のキャラクターが出せなくなる可能性がある。

関連



鍵山 雛

《鍵山 雛》

《鍵山 雛》 Nord(3)/Cost(1) 種族:神

 人形 

(自動)
 あなたの場のキャラクターがコマンド、またはキャラクター効果の
 目標になった時、その目標をこのキャラクターに変更する。
 但し、この効果によってルール上正しくない目標に変更することは出来ない。
  
攻撃(3)/耐久(2)/GLAZE(0)

コメント

厄を溜め込む流し雛。
ありとあらゆる災厄とか災厄でないものまで引き寄せる。

「あなたの場」であるため、どちらのプレイヤーが行ったかは問題にはならない。
キャラクターを目標とする博麗神社白楼剣などの装備までも目標を変えられてしまう。


デメリットが酷く、特にコマンド装備呪符、目標を取る戦闘補正などを多用するデッキとは相性が悪い。
デッキに採用するなら、他のカードとの兼ね合いに細心の注意を払う必要がある。

逆にそのようなアンチシナジーさえ考慮に入れなければ、人形で場にいるだけで目標を取るコマンド、キャラクター効果による除去、妨害などから他のキャラクターを守る事が出来る。
特に十六夜 咲夜/1弾西行寺 幽々子/5弾などのプレイ時に発揮される(自動)効果は、瞋怒など防ぐ手段が限られる割に通ってしまうと非常に痛い状況になりやすいので、それらへの抑止力として採用するのも悪くは無いだろう。

ただし、あくまで「代わりに引き受ける」のみであり、それを無効にしたりはしないので過信は禁物である。

また、条件こそあるが大量ドローが可能な悲運『大鐘婆の火』の術者でもあり、コスト面での重さが解消される為かなり使いやすくなる。このカードをデッキに入れるならセットでの採用も考慮に入れてみても損は無いだろう。

  • 水橋 パルスィの効果をこのカード一枚で全て引き受ける事が出来たりもする。例えグレイズが異なるキャラに対する効果も引き受ける為、実質的にアンチカードとして働く。


関連



ルナサ・プリズムリバー

《ルナサ・プリズムリバー》

《ルナサ・プリズムリバー》 Nord(3)/Cost(1) 種族:人間

(自動)
 このキャラクターが戦闘の結果によって破棄される場合、
 あなたのデッキをすべて見て、「ルナサ」を任意の枚数だけ抜き出し、
 あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。

攻撃(2)/耐久(1)/GLAZE(0)


コメント

生前のルナサ。

奇襲速攻こそ所持していないものの、戦闘で倒されるとデッキからありったけの同名カードをアクティブ状態で場に出せる。

グレイズも0であり、攻撃役としても防御役としても強い。
防御されて1キャラ落ちたと思ったら2人に増えて戻ってきたりすると状況によってはかなりきつくなるだろう。

また「ルナサ」をサーチする為、対象はルナサ・プリズムリバー/1弾でも構わない。1枚だけ通常のルナサを刺して引っ張ってくるなど、構成にかなりの柔軟性を持つカードと言える。

  • 「同名カードはデッキに3枚まで」のルールの都合上、こちらと騒霊ルナサは合わせて3枚までになる。
  • スペルも問題なく使用可能。
  • もちろん扱い上は「ルナサ」である為、騒霊リリカ騒霊メルランのセット対象にもなれる。それどころか、さりげなく(自動)効果が消えた事で同名の呪符を複数枚セットする事が出来るようになっている。その代わりこちらは三枚揃った時に先制貫通を得る効果は消えているのだが。
  • 記述には無いが、効果を使った後はデッキをシャッフルしなければならない。

関連



リリカ・プリズムリバー

《リリカ・プリズムリバー》

《リリカ・プリズムリバー》 Nord(3)/Cost(1) 種族:人間

(自動)
 このキャラクターが戦闘の結果によって破棄される場合、
 あなたのデッキをすべて見て、「リリカ」を任意の枚数だけ抜き出し、
 あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。

(自動)
 このキャラクターが戦闘の結果によって破棄される場合、
 相手プレイヤーに1ダメージを与える。
  
攻撃(1)/耐久(1)/GLAZE(0)


コメント

生前のリリカ。

奇襲は所持していないものの、戦闘で倒されるとデッキからありったけの同名カードをアクティブ状態で場に出せる。

ルナサ・プリズムリバー/3弾と比べると攻撃力に劣るが、代わりに相手プレイヤーにダメージを与える効果が付いており、非常に無駄がない。

  • 「同名カードはデッキに3枚まで」のルールの都合上、こちらと騒霊リリカは合わせて3枚までになる。
  • スペルも問題なく使用可能。
  • 記述には無いが、効果を使った後はデッキをシャッフルしなければならない。

関連



メルラン・プリズムリバー

《メルラン・プリズムリバー》

《メルラン・プリズムリバー》 Nord(3)/Cost(1) 種族:人間

(自動)
 このキャラクターが戦闘の結果によって破棄される場合、
 あなたのデッキをすべて見て、「メルラン」を任意の枚数だけ抜き出し、
 あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。

(自動)
 このキャラクターが戦闘の結果によって破棄される場合、
 あなたのライフポイントを2回復する。

攻撃(1)/耐久(1)/GLAZE(0)


コメント

生前のメルラン。

奇襲は所持していないものの、戦闘で倒されるとデッキからありったけの同名カードをアクティブ状態で場に出せる。

リリカ・プリズムリバー/3弾と同じ戦闘力だが、こちらはダメージでなくライフ回復。
3枚で6点回復が可能である。

  • 「同名カードはデッキに3枚まで」のルールの都合上、こちらと騒霊メルランは合わせて3枚までになる。
  • スペルも問題なく使用可能。
  • 記述には無いが、効果を使った後はデッキをシャッフルしなければならない。

関連



プリズムリバー伯

《プリズムリバー伯》

《プリズムリバー伯》 Nord(4)/Cost(2) 種族:人間

(自動)
 このキャラクターはあなたの場にある、名称に「プリズムリバー」を含む
 キャラクターカード1枚につき(+1)/(+1)を得る。

(自動)
 このキャラクターが破棄される場合、あなたの冥界にある
 「レイラ・プリズムリバー」1枚をあなたの場にアクティブ状態で
 出しても良い。
  
攻撃(4)/耐久(3)/GLAZE(2)


コメント

プリズムリバー一家の大黒柱、プリズムリバー伯爵。
自分の場に存在する肉親の数だけその力が強くなる。

「このキャラクターを除く」という記述が無いため、このカードの実質的な戦闘力は5/4である。単体で見ても同じノード、コストのキャラクターと比べて強力な部類に入り、プリズムリバーとのシナジーによってさらに戦闘力を伸ばす事が可能となる。まさしく「高い戦闘力」そのものが特性と言えるキャラクター。
その展開力・コントロール性と引き換えに「一撃の軽さ」がネックとなっていたプリズムリバーデッキにおいて、まさしく大黒柱に等しい頼もしい戦闘用キャラクターと言えるだろう。

ただし他のプリズムリバーよりグレイズが高めであり、あくまでノード拘束を目的とするプリズムリバーコントロールでなら逆に出番が無いという場合も多い(それでも最後の一押しとして採用される事はあるが)。

能力により、破棄時にレイラ・プリズムリバーを後続として冥界から復活させる事も出来る。戦闘・効果による破棄を問わず、しかもこのカード自体もプリズムリバーなのでレイラ・プリズムリバーの能力の対象になれ、シナジーとして非常に無駄が無い。

優秀ではあるが、一方で戦闘力が完全に能力頼みなので符ノ弐”博麗 霊夢”霊符『夢想妙珠』で能力を封じられてしまうと人界剣『悟入幻想』一枚で破棄されるまで弱体化してしまうという脆さも持つので注意。
逆に、狂気の増幅とのコンボが狙えるというこのカードならではの利点もあるのだが。

関連



河城 にとり

《河城 にとり》

《河城 にとり》 Nord(5)/Cost(1) 種族:河童

(自動)
 全てのプレイヤーは、手札にカードを加えた場合、
 1枚に付き1ダメージを受ける。
 この効果は重複しない。
  
攻撃(4)/耐久(4)/GLAZE(2)


コメント

河童のエンジニア、決してスパナ1本で戦車を分解したりはしない。
何かしらカードを手札に加える度にそのプレイヤーにダメージを与える能力を持つ。

通常のドローフェイズのドローも適用される為、このカードがいる限り互いに1ターンに付き1ダメージずつ受け続けると書かれてあるのに等しい。
もちろん強引な取引のようなドローカードを使おうものならダメージは加速し、新史『新幻想史』などはライフダメージを考えれば実質封印に近いほどの影響力を生み出す。
さらには秘密結社符ノ壱”アリス・マーガトロイド”奇術『エターナルミーク』など手札に加えるだけの効果や白玉楼の幻闘など場のカードが手札に戻った場合でもダメージの対象になる。
非常に邪魔だが、それは使う本人にとっても同じなので注意が必要となる。
また、怪奇『釣瓶落としの怪』対策としてもいかがだろうか。
回収するたびに1点、銀ナイフを使用していればさらにもう1点与えられる。

自身の持つ2枚のスペルカードが本人の能力を後押しする形となっている。
相手にドローさせてダメージを狙う、というトリッキーさがウリではあるが、やはり「ドローさせる」というリスキーな行動の割に実りが少ない事、他のカードで普通に殴った方が効率が良い事などから実戦向きではないように思える。
また上記のスペルカード2枚によりドローアウトを狙う場合は、逆に邪魔だと感じる事すらあるかもしれない。
と思いきや開海『海が割れる日』の追加によって多彩な戦術を採ることが可能になった。
にとりが場にいる場合、河童『お化けキューカンバー』が1ターン限りだが5/3の隠密持ちとして運用できる。
海が割れる日→キューカンバー→ウーズフラッディングと持っていくことで
10点のドローダメージ、もしくは15枚の山焼きをすることも可能。
ビートダウン、山焼きの最後の一押しとして十分に活用出来るだろう。



  • 2008年11月30日のエラッタによりコストが(2)→(1)に、通常のドローや手札にカードを加える効果も効果の対象になるようになった。


関連



東風谷 早苗

《東風谷 早苗》

《東風谷 早苗》 Nord(5)/Cost(3) 種族:人間

(常時):(S)
 ターン終了時まで、目標の「神」を持つキャラクター1枚は
 (+X)/(+X)を得る。
 Xはあなたの場の「人間」を持つキャラクターの枚数に等しい。

攻撃(5)/耐久(5)/GLAZE(3)


コメント

元ネタが危険な風祝の人。
種族:神に対する人間の信仰を戦闘補正という力に変える能力を持つ。

本人が人間であるため、最低1点は補正をかけることが出来る。
それ以上は意図的に揃えなければ大きな補正は望めないが、種族:人間を持つキャラクターは霧雨 魔理沙/1弾十六夜 咲夜/1弾上白沢 慧音など比較的優秀なキャラクターが各種存在している為、デッキを構築する上で困る事は少ないだろう。
特化させるならともかく、毎ターン使える単体強化として考えるなら2~3点の補正が出れば十分役に立つ。

ただ、補正を掛ける種族:神側のキャラクターが今のところ、極端に小さい秋姉妹、極端に重く単体でもフィニッシャー級の神奈子や諏訪子、そして効果がピーキー過ぎる雛ぐらいしかいない。
特に「洩矢 諏訪子」などは自身のスペルや幻想生物だけでも十分過ぎるほどの爆発力を持ち、敢えてこのカードで強化する意味合いが薄い。

このカード自体も決して軽くは無く、そして攻撃力が5点ある為、人間を5体以上並べられる自信が無いなら下手に強化するより普通に殴った方がダメージ効率が良かったりするという背景もある。
そのため、現状ではまさしく「帯に短したすきに長し」、このカードによる強化を主力として考えるとかなり微妙なものがあると言えるだろう。

奇跡『神の風』の術者である為、上記の能力とは別にロックデッキのパーツとして組み込まれる事もある。


関連



上白沢 慧音(白沢)

《上白沢 慧音(白沢)》

《上白沢 慧音(白沢)》 Nord(6)/Cost(1) 種族:妖怪/獣

 貫通

(自動)
 あなたの場の種族:人を持つ「上白沢 慧音」を手札に戻すことで、
 手札にあるこのカードをあなたの場にアクティブ状態で出すことが出来る。
 この効果はスペルカードのタイミングでしか使用できない。

(自動)
 このキャラクターが破棄される場合、あなたの手札にある
 種族:人を持つ「上白沢 慧音」を
 あなたの場にアクティブ状態で出しても良い。
  
攻撃(4)/耐久(5)/GLAZE(2)


コメント

満月の力でハクタク化した慧音先生、グレートホーンは伊達じゃない。

戻すべき上白沢 慧音はアクティブ・スリープの状態を問わない。
そのため、揃っていれば3ノードからアクティブで出てきたり、人間慧音で攻撃後に変身してまた攻撃したりもできる。
除去されても人間慧音を場に残せるので、秘密結社で回収すればコストも何も使わずに戦力を補充できる。

また人間慧音を場に残す効果は破棄であればプレイヤーを問わない為、自分キャラクターを破棄する事で効果を得られるカードとの組み合わせが狙える。
例えば場に出たこのカードを神術『吸血鬼幻想』によって種族:吸血鬼に変え、攻撃後に神鬼『レミリアストーカー』でフライヤー三体を展開すると共に手札の慧音を後続として場に出す事が出来る。このカード自体が擬似的な速攻持ちと言えるので、上手く決まればかなりの爆発力を発揮出来るだろう。

ただしグレイズの割りに攻撃力があまり高くないので速攻には使いにくい。
また、ノードは大きいもののコストが1と低く、戦闘力も高いため普通に出しても十分に強い。



関連



深山の大天狗

《深山の大天狗》

《深山の大天狗》 Nord(6)/Cost(5) 種族:天狗

 先制

(自動)
 このキャラクターがプレイされて場に出た時、(X)支払う。
 その後、必要ノードがX以下の【弐符】を持たない場のキャラクター、及び
 【世界呪符】を本来のプレイヤーの手札に戻す。
  
攻撃(6)/耐久(6)/GLAZE(3)


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神の深山に住まう天狗様、「射命丸 文」の上司だとか。

プレイコストも高いが、その能力の使用を考えると更に多くのコストが要求される。しかもプレイ時の効果なので夜雀の歌声月都万象展などでプレイコストを無視すると能力を使えなくなり、必然的にプレイコスト+Xコストを支払わざるを得なくなる。
しかし、一度で多くのキャラクターと世界呪符を戻せる能力は非常に強力である。

また、本人の戦闘力も高く、先制も所持するため上手く使えば場の状態を一方的に支配することも可能だろう。

バウンスが天敵の弐符キャラクターは手札に戻せないが、逆に言えば自分の弐符キャラクターを巻き込まず全体除去出来るという事でもある。弐符美鈴弐符妖夢などで殴りかかる際の露払いとして効果的だろう。
弐符アリス弐符レミリアなどで殴りかかる場合、人形やフライヤーが巻き添えを食ってしまうが、そのターン内に決めるつもりならそれほど問題にはならないだろう。

いずれにしても、多大なプレイ、能力コストを何とか出来ればの話ではあるが。
その意味では、マナチャージ(2)を所持する弐符アリスとは相性が良いと言えなくもないか。

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八坂 神奈子

《八坂 神奈子》

《八坂 神奈子》 Nord(8)/Cost(4) 種族:神

 伝説

(自動)
 このキャラクターの攻撃を防御するか、このキャラクターに
 攻撃を防御されたキャラクターにセットされているカードは、
 戦闘開始時に全て破棄される。この効果で破棄したカード1枚につき
 2ダメージを相手プレイヤーに与える。
  
攻撃(8)/耐久(8)/GLAZE(4)


コメント

幻想郷の山に新しく住み着いた神様。
戦闘時に相手キャラクターにセットされているカードを破棄する能力を持つ。ライフダメージはおまけ程度。

装備呪符によるサポートを一切受け付けないので、神器をセットして戦闘してくるような相手に対するアンチ能力として働く。ただ、その筆頭であるレミリア・スカーレット/1弾フランドール・スカーレットなどに素の戦闘力で負けているせいで、いまいち生かしきれない感が否めない能力である。

このカード専用の神器も存在せず、コスト面以外のあらゆる要素で洩矢 諏訪子/3弾より扱いにくいせいで、種族:神の大型キャラクターとしても通常のデッキのフィニッシャーとしても使いづらく、デッキに採用するには一工夫必要となるキャラクターであると言えよう。
一応幻想郷の門により若干こちらを選ぶメリットが増えたが、根本的な力不足感はあまり変わっていない。

ただ、神祭『エクスパンデッド・オンバシラ』の術者なので、他の大型キャラクターとは一風変わった活躍の仕方が期待出来るキャラクターではある。
セットカードによる強化を一切受け付けない能力も、特殊な状況でなら生かせるかもしれない。

伊吹 萃香の最大の敵。下手に攻撃したり防御するとゲームが終わる可能性がある。露骨なアンチカードであり、どちらかといえばこのカードの需要が上がるというより萃香側の需要が下がるタイプの関係性である。
他にもセットカードを前提としているキャラクターに対しアンチ能力として機能しないでもないので、思いもよらない状況で役に立つ事も無い事も無いか。



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洩矢 諏訪子

《洩矢 諏訪子》

《洩矢 諏訪子》 Nord(8)/Cost(5) 種族:神

 伝説

(自動)
 このキャラクターは戦闘以外のダメージを受けない。

(自動)
 このキャラクターの攻撃を防御する場合、(2)支払わなければならない。

攻撃(8)/耐久(8)/GLAZE(4)


コメント

ケロちゃんの愛称で親しまれているらしい土着神。

「戦闘以外のダメージを受けない」という能力を持つ。この耐久力ならあまり必要ないようにも思えるが、超大型キャラクターによる楼観剣による移し変えダメージ、人界剣『悟入幻想』紅符『スカーレットシュート』などのような重ね掛け火力、浸蝕による耐久力減少からの火力ダメージなどの状況を未然に防げるというのはメリットにこそなれデメリットになる事は無いだろう。

二つ目の能力はコスト強要能力だが、よほど早期に出しでもしない限り防御制限としては頼りない。どちらかと言えば、最後の追い込みの際にほんの少し補助となる程度と考えるべき能力である。
人形などで防御して攻撃を凌ぐにしてコストも同時に削られてしまう為ただ持久するだけの戦術を許さず、ようやく引いた死符『ギャストリドリーム』がノード不足で撃てない、などのような状況になってしまえば目も当てられないだろう。

どちらの能力もあって損はしない能力であり、このカード自身が高戦闘力で種族:神の大型キャラクターである事を阻害する要素には成り得ない。おまけに専用のスペルはどちらもそれぞれ味のある能力であり、コストの重ささえなんとか出来ればなかなか周辺環境に恵まれた使いやすいキャラクターである。


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符ノ壱”紅 美鈴”

《符ノ壱”紅 美鈴”》

《符ノ壱”紅 美鈴”》 Nord(4)/Cost(2) 種族:妖怪

 【壱符】

(相手ターン):(1)
 この効果は相手キャラクターの攻撃に対する直接の干渉でのみ使用できる。
 ターン終了時まで、このキャラクターは耐久力-2を得る。その後、防御する。

攻撃(1)/耐久(6)/GLAZE(1)


コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた紅魔館最強の門番。

能力は、1コストと耐久-2と引き換えにスリープ状態でも防御できる能力である。
複数回使用可能であるため、コストと耐久力が続く限り何度でも防御できる、
まさに鉄壁の門番。

能力を考慮すると、耐久力をあげられるカードと相性が良い。
やはり白楼剣陰陽玉などが適任であろうか。

防御を固めることが、結果的に符ノ弐”紅 美鈴”の強化へ繋がる。
ある意味、「防御は最大の攻撃」なのかもしれない。

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符ノ壱”アリス・マーガトロイド”

《符ノ壱”アリス・マーガトロイド”》

《符ノ壱”アリス・マーガトロイド”》 Nord(4)/Cost(2) 種族:魔法使い

 【壱符】

(自動)
 このキャラクターがプレイされて場に出た時、あなたのデッキを全て見て、
 「人形」を持つキャラクターカードを1枚抜き出し、
 相手プレイヤーに見せてから手札に加えても良い。

攻撃(3)/耐久(4)/GLAZE(2)


コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた、魔法の森に住む七色のドールマスター。
プレイ時限定で、デッキから人形を持ってこれる能力を持つ。

この能力は非常に強力で、上海人形蓬莱人形を持ってくればデッキ圧縮した上でドローが出来る。
そして場に人形を展開する行為はそのまま符ノ弐”アリス・マーガトロイド”の強化へと繋がり、非常に無駄が無い。

ただその代わりマナチャージが削除されており、ただ場に出すだけではその優秀なサーチ効果を発揮しただけに終わってしまう。
各種人形関係のカードやスペルブレイクに繋げなければ厳しい所だろう。

  • エラッタ以前はマナチャージ(1)を所持していたため、当時は「サニーミルクの次に軽い」「耐久4で除去されづらい」「人形をサーチする為出すだけでアドバンテージを取れる」などの非常に優秀なマナチャージ所持者として、各種コントロールデッキにフル投入されていた。
  • 記述には無いが、効果を使った後はデッキをシャッフルしなければならない。
  • 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
  • 2008年11月30日のエラッタによりマナチャージ(1)が削除された。


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符ノ壱”魂魄 妖夢”

《符ノ壱”魂魄 妖夢”》

《符ノ壱”魂魄 妖夢”》 Nord(4)/Cost(2) 種族:人間/幽霊

【壱符】

(自動)
 このキャラクターがプレイされて場に出た時、あなたの冥界にある
 【装備】を持つカード1枚をこのキャラクターにセットしても良い。

攻撃(3)/耐久(3)/GLAZE(1)


コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた幽冥楼閣最強の庭師。
プレイ時限定で、冥界にある装備を自身にセットする能力を持つ。

セットされるのは「場に出た時」であるため、ノードに仕込んだ装備でプレイコストを払い、冥界に落ちた装備をセットし直す事が可能。

伝説を持たないので神器はセット出来ないが、予め森近 霖之助の能力を使用するか、プレイに干渉して彼の能力を使えば、神器をセットさせることも可能である。

また、ノーコストでセットされるので実質的に術者を据えてプレイコストを無視したのと同じ状況になる。他より1コスト高い光学迷彩スーツはもちろん、神槍『スピア・ザ・グングニル』神具『洩矢の鉄の輪』などの高いプレイコストを持つ神器をセット出来ればそれだけで強力だし、弐符妖夢へのスペルブレイクの布石にもなるだろう。

魂魄 妖夢/1弾に比べると戦闘力は低めで、装備がないとかなり貧弱である点に注意。



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符ノ壱”十六夜 咲夜”

《符ノ壱”十六夜 咲夜”》

《符ノ壱”十六夜 咲夜”》 Nord(4)/Cost(2) 種族:人間

【壱符】

(自動)
 このキャラクターがプレイされて場に出た時、
 あなたの冥界の上のカード1枚を手札に加える。

攻撃(4)/耐久(3)/GLAZE(2)


コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた、紅魔館最強のメイド長。
プレイ時限定で、冥界のカードを回収する能力を持つ。

戦闘力は並程度だが、場に出た際にカードを回収する為、手札を消費せず場に出せるという優秀なスペックを持つ。
何より符ノ壱”魂魄 妖夢”などと違い、カードの種類や状況を問わないという強みがあるので、アドバンテージ的に非常に安定したキャラクターである。

符ノ壱”魂魄 妖夢”と同じように、「場に出た時」であるため、スリープノードからプレイコストを支払うと、そのカードを回収する事になる。
今現在の冥界一番上を回収したい場合はアクティブノードからコストを支払い、逆にノードに伏せたカードを回収したいならノードの内容を覚えておいてコストとして冥界の上に来るように破棄すれば良い。
このように回収するカードを上手くコントロール出来るようになれば、いよいよ持ってこのキャラクターの本領発揮となる。厄介なカウンター、除去などを冥界から釣り上げられ、攻撃4のアタッカーorブロッカーがおまけとして付いてくるのだから相手にとっては溜まったものではないだろう。

また自身のスペルである奇術『エターナルミーク』との相性の良さも特筆すべきで、このカードのおかげでただでさえ事故要素になりやすいスペルブレイク周りのカードの中でも頭一つ飛び出た安定性を発揮する事が出来る。
もちろん他の壱符弐符のサポートとしても使っても良い。決して軽くはないが、それだけの働きをしっかりしてくれるカードである。

エラッタ前はこれに奇襲速攻を持っていたというのだから、その万能さは推して知るべしと言った所だろう。
アクティブで場に出なくなったため、このカード単体だけでなく弐符も必然的に弱体化したと言える。
また十六夜 咲夜/1弾との役割の差別化も強まった。何だかんだで奇襲速攻やスリープ能力は強力なので、必要な方を採用すると良いだろう。

  • エラッタが適用され速攻奇襲が削除された。


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符ノ壱”霧雨 魔理沙”

《符ノ壱”霧雨 魔理沙”》

《符ノ壱”霧雨 魔理沙”》 Nord(5)/Cost(3) 種族:人間

【壱符】 先制

(自分ターン):(1)
 この効果はメインフェイズにしか使用できず、
 1ターンに1度しか使用できない。
 ターン終了時まで、このキャラクターの名称をあなたの任意の名称に変更する。

攻撃(5)/耐久(3)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた、魔法の森に住む普通の白黒魔法使い。
スペルだけでなく名前までパクる詐称能力を持つ。

「このゲームに存在する全てのキャラクターの名前」を詐称する事が出来るという異例の汎用性を持つが、プレイコスト3点能力コスト1点の実質4点のノードを食う事になり若干重め。

詐称する事により得られるメリットは以下の通り。
  • スペルカードのコストを踏み倒せる。
  • あらゆる【弐符】キャラクターの基礎となれる。
  • その他特定の名前を指定するカードの対象になれる。

極端に言えば、キャラクターを術者・スペルブレイク・名前の指定などの目的のために採用する場合、コストやそのキャラクターそのものの性能を考慮しなければ、全てこのカードで代用出来るという事である。

当然ながらその用途は非常に多岐に渡り、「4枚目のカード」としてデッキの安定性を上げる為に採用される場合もあれば、完全に元となるキャラクターを性能面で食ってしまい、シナジーそのものを横取りするようなケースもある。
このカード自体も壱符であり奇術『エターナルミーク』のサーチ対象であるという点も、そのお手軽さに拍車を掛けているといえるだろう。

符ノ弐”八雲 紫”の登場によりこのキャラクターをスペルブレイクで使い回す、なんていう荒業も可能になった。

ただその代わりマナチャージ速攻が消えてしまっている。
特に前者は痛く、このカードを採用するという事は必然的に優秀なマナチャージキャラクターである「霧雨 魔理沙」の枚数が制限される事になる為、デッキそのもののパワーが低くなってしまう事がある。

もっとも先制は残っているので、これだけの能力を持ちながら戦闘もこなせるというだけでも十分強力である。
トップクラスに優秀であるがゆえの贅沢な悩みとでも言うべきだろうか。

  • メインフェイズにのみしか詐称出来ないので、世界呪符幻想生物などの維持コストを踏み倒すことは出来ない点に注意。
  • どちらかと言えば、1番目の用途よりは2、3番目の用途を目的に使われやすい。このカード自体が実質4コストと重いせいで、このカードを術者に据える事でメリットが得られるようなスペルカードが限られてくるため。


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符ノ壱”博麗 霊夢”

《符ノ壱”博麗 霊夢”》

《符ノ壱”博麗 霊夢”》 Nord(5)/Cost(2) 種族:人間

【壱符】

(自動)
 このキャラクターの攻撃を防御するか、このキャラクターに
 防御されたキャラクターが持つ戦術は戦闘終了時まで全て無効になる。

攻撃(4)/耐久(5)/GLAZE(2)

コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた、博麗神社のお気楽春巫女。
戦闘中の相手キャラクターの戦術を無効にする。

相変わらずではあるが、奇襲速攻は無効化することにほぼ意味が無い。

先制貫通隠密などに対して優位に立てるがあくまで無効化しているだけなので戦闘力差は覆らない。

それでも、ノード・コストからすれば十分に強い戦闘力を持ち、決して弱くは無い。


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符ノ壱”パチュリー・ノーレッジ”

《符ノ壱”パチュリー・ノーレッジ”》

《符ノ壱”パチュリー・ノーレッジ”》 Nord(5)/Cost(2) 種族:魔法使い

【壱符】 マナチャージ(1)

(自動)
 スペルカードがプレイされ、その効果が解決されるたびに、
 あなたの冥界の上のカード1枚を裏向きにしてこのキャラクターにセットする。

(自動)
 このカードにセットされているカード2枚に付き、
 このキャラクターは(+1)/(+1)を得る。

攻撃(4)/耐久(3)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた、紅魔館図書室に住まう大魔女。
伊吹 萃香のような能力を所持する。

スペルカードを大量に投入するデッキならばかなり強くなれるだろう。
セットカードはそのまま、符ノ弐”パチュリー・ノーレッジ”で使えるためスキがない。とはいえ、このカードと弐符パチュリーではやりたい事が異なり、どちらを主軸に据えるかで戦法も違ってくるので注意。

楼観剣等の装備カードも併用すれば高い戦闘修正を得る事が出来る為、他のパチュリーを主軸にしたデッキと比べフィニッシャーとして狂気の増幅を使えるのがメリットと言える。
そのまま自身のスペルである木符『シルフィホルン』狂気の増幅によって移す事で、例えば楼観剣の反射ダメージで敵キャラクターを弱らせておくと同時に干渉で木符『シルフィホルン』を強化し畳み掛ける等の非常に攻撃的な連係も可能となるだろう。
また第五弾の鬼火『超高密度燐禍術』を、使うことで+5/+2の修正を受けれるシナジーを発揮する。

  • 記述上、セットされているカードは呪符ではないらしい。
  • 記述上、自分でセットした呪符装備もカウントされる。
  • 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
  • イラスト違いのスペシャルカード第四弾に封入されている。
  • スペルがプレイされ効果を解決した場合、先に冥界の一番上のカードをこのカードに乗せてから使用したスペルを冥界に置くことになる。

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符ノ壱”西行寺 幽々子”

《符ノ壱”西行寺 幽々子”》

《符ノ壱”西行寺 幽々子”》 Nord(7)/Cost(3) 種族:幽霊

【壱符】

(常時):(0)
 あなたの冥界のカードを上から2枚取り除く。
 ターン終了時まで、このキャラクターは+1/+1を得る。

攻撃(4)/耐久(6)/GLAZE(3)

コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた、幽冥楼閣に住まう腹ぺこ姫。
冥界のカードと引き換えに自身をブーストする能力を持つ。

常時ではあるがルールの都合上、戦闘の間は1度しか補正を掛けられない。
攻撃や防御の際は使用タイミングに注意しよう。
補正の効率自体は2枚に付き+1、しかも種類は問わず何度でも使用可能とそれなりに優秀だが、大量のカードを冥界に落とす必要がある上所詮は1ターン限りの戦闘補正であり、このキャラクター自身に優秀な戦術が付いているわけでもないので、フィニッシャーとまでは言えないレベル。

むしろこの効果は、スペルブレイク後の符ノ弐”西行寺 幽々子”の冥界回収効果の布石としての意味合いが強いかもしれない。
スペルブレイク直前に効果を使用する事で冥界の枚数を回収したいカードが上から4枚目に来るように調整した後でスペルブレイクすればかなり自由に回収するカードを選ぶ事が出来る。
同系統の無縁塚より自由度は低い分、コスト面やアドバンテージ面で優れているので、符ノ弐”西行寺 幽々子”を主軸にしたデッキなら意識してみると良いだろう。


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符ノ壱”レミリア・スカーレット”

《符ノ壱”レミリア・スカーレット”》

《符ノ壱”レミリア・スカーレット”》 Nord(7)/Cost(4) 種族:吸血鬼

【壱符】 伝説 先制

(自動)
 このキャラクターがコマンドカード、またはキャラクター効果の
 目標になった場合、(4)支払うことでその効果を無効にすることが出来る。

攻撃(6)/耐久(5)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクを得て帰ってきた、幼き夜の帝王。
サーヴァント・フライヤーを場に出す効果を失ったが、代わりにコマンド・キャラクター能力に対する軽度の耐性を持つ。

無効にする為には(4)コスト掛かってしまうが、離反工作十六夜 咲夜/1弾などのカードの効果から逃れる事が出来る。
コストも決して安くはなく、やはり目標を取らないカード、及びスペルカードはカバーする事が出来ない。
特に除去の主流であるスペルカードを止める事が出来ない為、除去耐性としてあまり強力とは言い難いのが正直な所。

戦闘力自体は十分な水準はあり、戦術先制神槍『スピア・ザ・グングニル』との連係も相変わらず強力である為、決して弱くは無いカードである。

だが、レミリア・スカーレット/1弾の最大の要であったサーヴァント・フライヤーを呼び出す能力が消えている為、その爆発力が大きく削がれてしまっているのもまた事実である。
なので、採用するならば壱符を持つ事により得られるメリットを生かせるような構成を心掛ける必要がある。
例えば奇術『エターナルミーク』によるサーチ対象であり、スペルブレイクのギミックによる自身のスペル冥符『紅色の冥界』とのシナジーもこのカードならではの特色と言えるだろう。

  • (自動)は干渉ではないため、干渉が制限される状況下でも使用できる。
  • 瞋怒は防げない。詳しくは瞋怒の項で。
  • (自動)であるため、目標となった場合には直ちに(4)支払うか選択しなくてはならない。


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符ノ弐”紅 美鈴”

《符ノ弐”紅 美鈴”》

《符ノ弐”紅 美鈴”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:妖怪

【弐符】

(常時):(0)
 ターン終了時まで、このキャラクターの攻撃力と耐久力を入れ替える。
 この効果は1ターンに一度しか使用することが出来ない。

攻撃(4)/耐久(7)/GLAZE(2)


コメント

スペルブレイクした紅魔館最強の門番。
壱符美鈴に比べ攻撃力が大きく上昇し、能力も変化した。

防御ならばそのまま、攻撃ならば防御干渉がないのを聞いてから攻撃力を入れ替えることが出来る。

華やかではないが、対応が取りづらく地味に強力な能力である。

ルールリファレンスの制定により入れ替えの方が戦闘力修正より優先され、戦闘力が変動するごとに再計算が行われるため、攻撃力を高めるにはミニ八卦炉のような元々攻撃力を補正する効果のカードが必要になる。

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符ノ弐”アリス・マーガトロイド”

《符ノ弐”アリス・マーガトロイド”》

《符ノ弐”アリス・マーガトロイド”》Nord(-)/Cost(-)種族:魔法使い

 【弐符】 マナチャージ(2)

(自動)
 あなたの場の「人形」を持つキャラクター全ては以下の効果を得る。

 「(常時):(S)
 ターン終了時まで、目標のキャラクター1枚は(+1)/(+1)を得る。」

攻撃(4)/耐久(5)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクした魔法の森に住む七色のマリオネイター。
マナチャージ(2)が目を引くが、能力もかなり強力だ。

この能力の利点は、
  • 補正を掛けるのはどの人形でも良い。
  • 別々のキャラクターが行うので、戦闘の間の干渉でも幾らでも強化出来る。
である。

人形を多くすると、必然的にアリス本人が殴ることになるだろうが、人形の数次第では当たり負けはほぼ無いと思って良いだろう。

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符ノ弐”魂魄 妖夢”

《符ノ弐”魂魄 妖夢”》

《符ノ弐”魂魄 妖夢”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:人間/幽霊

【弐符】

(自分ターン):(0)
 このキャラクターで攻撃する。
 この効果は1ターンに1度、スペルカードのタイミングでしか
 使用することが出来ない。 

攻撃(6)/耐久(5)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクをした白玉楼最強の二刀剣士。
厳しい修行の結果、二回攻撃が出来るようになった。

能力はやや分かりづらいが、要約すると、
『ターン1度のみ、攻撃時にスリープさせる代わりに0コストを支払うことで攻撃できる』
というものである。

アクティブ状態でも使用可能で、その際はアクティブ状態のまま攻撃を行う。
防御要員を残しつつ攻撃が可能だが、直接の干渉の段階で十六夜 咲夜/1弾を出されスリープさせられつつ防御されたりするので注意。

攻撃的な能力だが、戦闘を有利に進める戦術を所持しておらず、やや耐久力が心許ない。
壱符妖夢のプレイから付いてくる装備や、コマンドカードなどでしっかりサポートしよう。

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符ノ弐”十六夜 咲夜”

《符ノ弐”十六夜 咲夜”》

《符ノ弐”十六夜 咲夜”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:人間

【弐符】

(自動)
 このキャラクターは、必要ノードが1~5であるキャラクターに防御されない。

攻撃(5)/耐久(6)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクをした紅魔館最強のメイド。
隠密のような防御制限能力を持つ。

「必要ノード」とは各カードの上部に印刷されている『プレイに必要なノード』のこと。
この際、(-)や(X)は全てノード(0)として扱う。
よって、弐符キャラクター全般、西行妖などをすり抜けることが出来ない。

また、特に記載が無いものも0として扱うので、
なども効果対象外となる。

基本的には、本人より弱い相手には滅法強い、そんな能力だと思って間違いない。

スペルブレイク元の壱符咲夜が優秀なおかげで使いやすく、また強力なサーチ手段である奇術『エターナルミーク』の術者でもある事から、乱数要素の高い弐符キャラの中でも非常に使い勝手の良く、ビートダウンのアタッカーからコントロールのフィニッシャーまで幅広くこなせるキャラである。

その分戦闘力に対しグレイズが割高なので、これに頼りすぎると詰めの甘さを露呈しがちになる。防御制限能力を上手く生かしたい。

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符ノ弐”霧雨 魔理沙”

《符ノ弐”霧雨 魔理沙”》

《符ノ弐”霧雨 魔理沙”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:人間

【弐符】 先制 マナチャージ(1)

(自分ターン):(S)
 相手プレイヤーの冥界にあるスペルカード1枚をゲームから除外する。
 その後、そのカードの本来のコストを支払い、
 あなたがプレイしたものとしてその効果を解決する。
 この効果はスペルカードのタイミングでしか使用できない。

攻撃(7)/耐久(5)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクをした、魔法の森に住む白黒の魔砲使い。
相手の冥界にある使用済みのスペルをパクる。

相手プレイヤーの冥界しか参照出来ないため、相手への依存性が非常に高く確実な効果を得るのは難しい。また本来のコストを支払わなくてはならない為ノード的に得するわけでもない。
ただスリープさせる事でスペルカードの効果を得られる為、上手く使用済みの除去カードなどを釣り上げれば手札を消費せず相手のカードを破棄する事が出来たりなど、容易くアドバンテージを得る事が可能ではある。

総合して魔理沙にしては珍しく普通の、弐符としてはむしろ地味で使い勝手の悪い能力に当たり、スペルブレイクをしてまで積極的に使われる事は少ない。

ただ戦闘力の面では完全に上位互換である為、高攻撃力の先制持ちアタッカーとして普通に強いのも事実である。
とはいえ、その場合もレミリア・スカーレット/1弾という対抗馬が存在し、スペルブレイクする為の手間とプレイコスト、及びその効果を天秤にかけると、やはり微妙と言わざるを得ないのが現実である。

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符ノ弐”博麗 霊夢”

《符ノ弐”博麗 霊夢”》

《符ノ弐”博麗 霊夢”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:人間

【弐符】

(常時):(1)
 ターン終了時まで目標のキャラクター1枚が持つ戦術1つを無効にする。

(常時):(1)
 ターン終了時まで目標のキャラクター1枚が持つ(自動)の効果を
 全て無効にする。

攻撃(6)/耐久(6)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクをした、博麗神社の13代目巫女。
コストを払うだけで、好きなだけ戦術と(自動)を抹消出来るようになった。

霊符『夢想妙珠』などに比べ毎回消さなければならない能力については手間が掛かってしまうが、ある一時期だけ消せば済む能力などについては威力を発揮する。
また内蔵能力である事から、普通ならカード消費的にあまり得策ではないようなコンボも上手く使えるようになったりする。

本人がスリープ状態であっても複数消去出来るので、使い方次第ではいろいろなコンボが考えられる効果である。

  • ルールリファレンスの改定により装備及び呪符が持つ自動効果も消せるようになった。


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符ノ弐”パチュリー・ノーレッジ”

《符ノ弐”パチュリー・ノーレッジ”》

《符ノ弐”パチュリー・ノーレッジ”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:魔法使い

【弐符】 マナチャージ(2)

(自動)
 スペルカードがプレイされ、その効果が解決されるたびに、
 あなたの冥界の上のカード1枚を裏向きにしてこのキャラクターにセットする。

(相手ターン):(S)
 このキャラクターにセットされているカードX枚を破棄する。
 その場合、必要コストX以下のキャラクター1枚を破棄する。
 この効果では、コストの値が「-」である場合、3として扱う。
 
攻撃(5)/耐久(4)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクをした、紅魔館図書室最強の知識人。
貯めた魔力で相手を直接破棄する術を見つけ出した。

毎ターンコスト0で手札を消費することなくキャラクターを破棄する事が出来る為、容易くアドバンテージを得られるだけでなく、上手く使う事で場を制圧する事が出来る。

参照するのが『コスト』である点に注意。
コストが軽いほど出しやすいキャラクターとなるが、軽ければ軽いほど少ない代償で破棄されてしまう。
  • 上海人形などの0コストキャラクターは、0枚破棄で破棄される。
  • (-)を3として扱うのはこのカードの効果に限ってのことである。
  • サーヴァント・フライヤー等、規定されてないものは0として扱う。 コストは(-)とは書かれていないためである

このゲームの性質上、よほどの大型を出されない限り大抵は2~3枚破棄する事で確実に一体は破棄出来る。
目標を取らないキャラクター効果である為八雲 藍/1弾夢符『二重結界』などによっても防がれず、確実性に非常に優れる除去効果である。

ただ、効果そのものは強力ではあるが、準備に掛かる手間と1ターンに1回しか使えないという点により足が遅くなりがちで、相手を完全に封殺するとまでは行かない。
もちろんこのカード自体も紅符『スカーレットシュート』などの除去から守ってやらなくてはならないので、上手く活用するには何かしら工夫が必要となるだろう。
幽雅『死出の誘蛾灯』で除去そのもののリターンを底上げしてやるのも良いし、倭符『邪馬台の国』や各種ロックカードで篭城して持久戦に持ち込むのも良い。

『セットされているカード』のため、自分・相手問わず貼り付けられた呪符装備も代償に出来る。
ただし秘術『グレイソーマタージ』を貼り付けられてしまうと、セットカードを増やすことは出来てもそれを破棄することが出来なくなる為文字通り置き物になる。

なおセットカードを増やす為の手段として、時符『プライベートスクウェア』は当然ながら、ミニ八卦炉も代償用として有用となるだけでなく、コマンドカードならではの奇襲性を持ち(セットカードの破棄は解決時なので干渉でセットしても代償に出来る)、破棄能力で場を制圧した後のフィニッシャー補助としても機能するので相性が良い。

  • 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
  • イラスト違いのスペシャルカード第四弾に封入されている。
  • スペルがプレイされ効果を解決した場合、先に冥界の一番上のカードをこのカードに乗せてから使用したスペルを冥界に置くことになる。

関連



符ノ弐”西行寺 幽々子”

《符ノ弐”西行寺 幽々子”》

《符ノ弐”西行寺 幽々子”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:幽霊

【弐符】

(自分ターン):(S)
 あなたの冥界のカードを上から3枚取り除く。
 その後、あなたの冥界の上のカード1枚を手札に加える。
 
攻撃(5)/耐久(7)/GLAZE(3)


コメント

スペルブレイクをした白玉楼の主。
冥界のカードを除外することで、別の、冥界のカードを手札に戻すことが出来る。

エラッタの適用により、以前に比べると弱体化することになった。
スリープであるため実質ターンに1度だけとなり、さらに冥界から戻せるカードが任意ではなくなった。

とはいえ、常に冥界の順序を管理できれば死符『ギャストリドリーム』などを使いまわせるため、強力なカードであることは間違いない。

  • 1/22よりエラッタが適用され、能力の使用にスリープが追加され、同時に任意のカードを戻せなくなった。
  • 除去したり戻るのは解決時の冥界の上3枚と、4枚目のカード。

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符ノ弐”レミリア・スカーレット”

《符ノ弐”レミリア・スカーレット”》

《符ノ弐”レミリア・スカーレット”》 Nord(-)/Cost(-) 種族:吸血鬼

【弐符】 伝説 先制

(自動)
 あなたのメインフェイズ終了時、冥界の上のカード1枚を裏向きにして
 あなたの場にアクティブ状態でセットしても良い。
 このカードは以後、キャラクター
 「サーヴァント・フライヤー(GLAZE0、2/1、種族:吸血鬼)」として扱う。

攻撃(10)/耐久(6)/GLAZE(4)


コメント

スペルブレイクをした、幼きミッドナイトクイーン。
毎ターン1体ずつサーヴァント・フライヤーを場にアクティブで出す。

壱符レミリアに比べ、大きく攻撃力が上昇している。
攻撃10で先制持ちなので、素のままだとレミリア・スカーレット/1弾でも手が出せなかった八雲 紫フランドール・スカーレット四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾でさえも戦闘で一方的に破棄する事が可能となり、相手が先制を持っていない限りまず戦闘で負けないという驚異的な戦闘力を持つ。

とはいえ、大型キャラクターにとって脅威となるのは多くの場合戦闘による破棄ではなく死符『ギャストリドリーム』のような除去であり、特に大型キャラクター同士の戦闘で勝ててもあまり意味が無いというのが正直な所。

能力も場にアクティブで出るもののペースは1ターンに1体と悠長なものであり、出す手間を考えれば戦闘力でも能力面でもレミリア・スカーレット/1弾より敢えてこちらを採用する意義は薄い。

なので、やはりこちらも符ノ壱”レミリア・スカーレット”と同様に弐符であるという事を生かした採用が求められるだろう。



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スペルカード

葉符『狂いの落葉』

《葉符『狂いの落葉』》

《葉符『狂いの落葉』》 Nord(2)/Cost(1) 術者:静葉

ターン終了時まで、目標のアクティブ状態の「人形」を持たない
キャラクター1枚はマナチャージ(3)を得る。
目標のキャラクターは、ターン終了時にスリープ状態である場合、破棄される。


コメント

秋 静葉のスペルカード。
人形以外の目的のキャラクターに一時的にマナチャージ(3)を付与する。

ターン終了時に目標がスリープ状態の場合破棄されてしまう縛りがあるが、
彩符『彩光乱舞』等によってアクティブ状態に戻せば破棄されることはない。
また、その他にも破棄からキャラクターを守る一例として以下ような物がある。


テキストでアクティブ状態になる木符『シルフィホルン』との相性は良い筈なのだが、
出したターンはスリープ状態な上に維持コストも必要なので現実味には欠ける。
それでも2枚コンボでスリープノード6枚分のチャージは魅力的である。

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秋符『秋の空と乙女の心』

《秋符『秋の空と乙女の心』》

《秋符『秋の空と乙女の心』》 Nord(1)/Cost(1) 術者:穣子

【世界呪符】 維持コスト:(1)

(自動)
 あなたのターン終了時に、あなたの冥界の上のカード1枚を
 このカードにセットしても良い。

(自動)
 全てのプレイヤーは、本来の必要ノードがXであるカードをプレイ出来ない。
 Xはこのカードにセットされているカード枚数に等しい。


コメント

秋 穣子のスペルカード。
セットされたカード枚数分のプレイノードを持つカードのプレイを禁止する。

複数出して、それぞれ違う枚数で止めるとかなりの種類のカードを止めてしまう事が出来る。

セットされたカードの枚数を「増やすこと」は出来るが、「減らすこと」は出来ない。

  • 複数枚存在する場合、それぞれのノードが制限される。
  • 0枚時は0ノードを制限。
  • 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。

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悲運『大鐘婆の火』

《悲運『大鐘婆の火』》

《悲運『大鐘婆の火』》 Nord(4)/Cost(2) 術者:雛

このターンのメインフェイズ終了時、
あなたは相手プレイヤーの手札と同じ枚数になるまでドローする。


コメント

鍵山 雛のスペルカード。
手札の枚数を相手と同じにする。

早い段階で手札を削り、展開するデッキと相性が良く、一気に使い、一気に補充することを可能とするカード。

しかし、相手の手札枚数に依存するため、必ずしも狙い通りの結果が出るとは限らない。
特に、コマンドカードを一気に使用されたりすると殆どカードを引けない、などということもありうる。
余程相手との手札枚数に差があるというわけでもない限り、流星祈願会を使ったほうが安定するだろう。
また、補充されるタイミングがずれたことで手札の大回転が出来なくなった。

  • 1/22よりエラッタが適用され、コストが(1)→(2)になると共に効果の解決のタイミングがメインフェイズ終了時になった。
  • 実質自分ターン1枚制限。
  • 「カードを引く」という記述が紛らわしかったのか、ドローするに修正された。
  • ちなみに、読み方は「おおがねばばのひ」。


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華符『彩光蓮華掌』

《華符『彩光蓮華掌』》

《華符『彩光蓮華掌』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:美鈴

ターン終了時まで、相手プレイヤーは可能であれば必ず
グレイズを行わなければならない。


コメント

紅 美鈴のスペルカード。
相手プレイヤーにグレイズを強制させるスペルカード。

攻撃を行うと、大概はグレイズを行われてしまうのでなかなか活かしどころが難しい。
ドロー・アウトを狙うデッキならば、ゲーム後半で使用することで相手のデッキを削ることに一役買うことが出来るかもしれない。

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彩華『虹色太極拳』

《彩華『虹色太極拳』》

《彩華『虹色太極拳』》 Nord(3)/Cost(2) 術者:美鈴

ターン終了時まで、相手プレイヤーはグレイズを行うことが出来ない。


コメント

紅 美鈴のスペルカード。
相手プレイヤーのグレイズを禁止するカード。

グレイズさせることは、そのまま反撃に繋がる可能性があるのでそれを封じれるのは非常に強い。
ただし、1ターン限りで、それなりにコストもかかるカードなのでこれを使いたいがために展開が遅れ、相手を優位にしてしまっては元も子もない。

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繰符『乙女文楽』

《繰符『乙女文楽』》

《繰符『乙女文楽』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:アリス

ターン終了時まで、目標のキャラクター1枚は+X/+Xを得る。
Xはあなたの場の「人形」を持つキャラクターの枚数に等しい。


コメント

アリスのスペルカード。
今回は、自分の場の人形の枚数分だけ戦闘力修正を掛けられる。

それ専門で組んだデッキであるならば、他のどんなカードよりも大きい修正を掛けることが出来るだろう。

難点は、修正値が一定しないことと、貫通のような戦術は付与されず、スペルカードであるがために単に使い、攻撃するだけでは防御されて止められてしまう可能性が高いことである。

アリス・マーガトロイド/1弾自身が叩くならば、光学迷彩スーツのようなカードを、それ以外で叩くならばルナチャイルドのようなキャラクターを使うと、効果的にダメージを与えられるだろう。


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咒詛『首吊り蓬莱人形』

《咒詛『首吊り蓬莱人形』》

《咒詛『首吊り蓬莱人形』》 Nord(4)/Cost(3) 術者:アリス

【幻想生物】 維持コスト:(1) 人形

(常時):(1)
 この干渉終了時まで、このキャラクターが破棄される場合、
 あなたのデッキを全て見て「蓬莱人形」1枚を冥界に送る。
 その場合、このキャラクターを場に残すことが出来る。

(自動)
 このキャラクターはあなたの冥界にある「蓬莱人形」1枚につき
 攻撃力+2を得る。

 攻撃(3)/耐久(4)/GLAZE(0)


コメント

アリスのスペルカード。
蓬莱人形をキーに効果を発揮する2つの能力を備える幻想生物であり人形

能力を使うほど、自身の攻撃力が上昇するため、攻撃抑制効果が高い人形だと言えるだろう。
場に残すと同時に攻撃力が上がるため、先制持ちに対して効果的。

場に出してしまっている蓬莱人形であっても、アリス・マーガトロイド/1弾の能力でデッキに戻せば使用可能である。

ある程度攻撃力の上がったところで人形解放戦線という手もある。

  • 記述には無いが、効果を使った後はデッキをシャッフルしなければならない。
  • 自身も「蓬莱人形」を含んでいるため、このカードも効果の代償に出来る。
  • 将来妹紅のスペルである「蓬莱人形」が出てきたら、テキスト修正がなされるのだろうか。


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人智剣『天女返し』

《人智剣『天女返し』》

《人智剣『天女返し』》 Nord(2)/Cost(1) 術者:妖夢

目標の種族:妖精または種族:魔法使いを持つキャラクター1枚を破棄する。

コメント

妖夢のスペルカード。
幽鬼剣『妖童餓鬼の断食』の類似品、妖精魔法使いを斬る。

対象となるキャラクターにマナチャージ所持者が多い。
その為アンチマナチャージとして、他の特定除去よりは幾分か刺さりやすくなっているのだが、その場合多くは人界剣『悟入幻想』で代用出来るので、その汎用性と天秤に掛けると敢えてこのカードを使う必要性が薄いかもしれない。
白楼剣のような耐久力を増加させるカードで防げない、辺りがメリットとして上げられるか。

アンチマナチャージ以外にも、アリス・マーガトロイドやパチュリー・ノーレッジを中心としたデッキに対して噛み合えば一応有効に働く事も無くは無い。
人形デッキなどはアリスを中心に戦略を考えている場合がほとんどなので、死符『ギャストリドリーム』の廉価版として非常に強力だろう。
妖精に関しては大半が完全にとばっちりであるが、梅霖の妖精などはまだ除去対象として及第点と言えるか。

また上記は素のまま使う事を前提にした話であり、妖夢を術者に据える場合は人界剣『悟入幻想』との相性の良さもあり、使い勝手は上々となる。
環境次第ではメイン採用も十分考慮に値するカードとなるだろう。

  • 2008年11月30日のエラッタによりコストが(2)→(1)になった。


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天星剣『涅槃寂静の如し』

《天星剣『涅槃寂静の如し』》

《天星剣『涅槃寂静の如し』》 Nord(2)/Cost(1) 術者:妖夢

ターン終了時まで、全てのキャラクターは防御を行う場合、
(1)支払わなければならない。

コメント

妖夢のスペルカード。
軽度の防御制限カード。

ノードコスト共に非常に低いが、それに見合ってコスト強要としては本当にごくごく軽度。「全てのキャラクター」とは言うが、相手が早い段階からそれほど大量のブロッカーを並べる事はまず無いので、1~2体処理出来るカードでいくらでも代用できるし確実性がある。
仙符『鳳凰卵』大寒波などでノードをロックした状態でなら上手く機能するだろうが、そうでないならよほどこちらのアタッカーが多数かつ相手のブロッカーも多数で無い限り影響力は薄いだろう。

星符『ドラゴンメテオ』と絡めると相手の場にどんなに強力なブロッカーがいたとしても問答無用で攻撃を叩き込む事が出来るが、一度でもグレイズを許してしまうと破綻してしまう。
またこのカードの利点であるかなり早期から防御制限として使えるという利点が殺され、中盤以降に使うにしては強制力が無さ過ぎて現実的ではない。

プリズムリバーデッキの選択肢の一つではあるが、使い勝手はお世辞にも良いとは言えないだろう。


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奇術『エターナルミーク』

《奇術『エターナルミーク』》

《奇術『エターナルミーク』》 Nord(3)/Cost(2) 術者:咲夜

あなたのデッキをすべて見て、【壱符】または【弐符】を持つ
キャラクターカード1枚を抜き出し、
相手プレイヤーに見せてから手札に加えても良い。

コメント

咲夜のスペルカード。
壱符弐符キャラクターのサーチカード。

キャラクターに対するサーチカードがあまり無いこのゲームで、壱符あるいは弐符であるというだけで確実にデッキからサーチしてこれる非常に使い勝手の良いサーチカード。
スペルブレイクを狙う場合はいわずもがな、このカードの存在によって壱符である事がメリットになり得るので、単体での採用も可能となる。

ネックは若干重めなコストだが、咲夜を術者に据える事で無視する事が出来る。その為、スペルブレイクを主とするデッキではそのサポート役として採用される事も少なくない。

  • 記述には無いが、サーチ後はデッキをシャッフルしなければならない。
  • 1/22よりエラッタが適用され、コストが(3)→(2)になり、場に出すのではなく手札に加えるようになった。


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空虚『インフレーションスクウェア』

《空虚『インフレーションスクウェア』》

《空虚『インフレーションスクウェア』》 Nord(5)/Cost(1) 術者:咲夜

ターン終了時まで、全てのプレイヤーの手札にあるコマンドカードのテキストは
以下に変更される。
「このカードをスリープ状態であなたのノードに加える。」


コメント

咲夜のスペルカード。
コマンドカードのテキストを別のものに置き換える。

テキストしか変わっていないため、変更されたその効果を使うにはカード本来のノードとコストを支払わなければならない。
つまり実質的に「このターン、コマンドカードは使用できない」と言っているに等しい。
言わば流出のコマンド限定版である。

流出ほどの制限は無いが、使用後もスペルカードは使用できるため、それを使用できるターンプレイヤーにかなり有利に働く。
特にディゾルブスペル瞋怒白玉楼の幻闘と言ったカードを確実に封じる事が出来る為、神器を持った大型キャラクターによる致死ダメージの攻撃、幽雅『死出の誘蛾灯』死符『ギャストリドリーム』のコンボ、とどめの審判『ラストジャッジメント』など、絶対に通さなければならない行動のサポートとして非常に使いやすい。

またスペルカードであるため、魔法研究のサーチ対象であるという利点もある。
基本的に他のカードの存在があって初めて意味を成すタイプのカードである為、確実に手札に加えられる手段があるのは美味しいと言えるだろう。

流出ほどではないが、やはり自分の行動も抑制されるので、十六夜 咲夜/1弾などのプレイに対しコマンドで干渉する事が出来ないというネックがある。また離反工作のような作戦阻止を封じたいカードのサポートとしても使えない。
そのような場合はデッキに合わせて幻想『花鳥風月、嘯風弄月』を使うと良いだろう。

また、スペルカードであるせいでメインフェイズまで使えず、アクティブフェイズ・メンテナンスフェイズなどに使用されたコマンドカードには手も足も出ない。
特にこのカードの存在がバレてしまうと何でもないようなコマンドカードでもそれ以前に使われてしまうので注意が必要。

  • 低コストの不要なコマンドによって相手側にノードを増やされる可能性があることにも一応注意。
  • 奇術『エターナルミーク』と共に咲夜を術者に持つ事が、一時期は非常に大きな意味を持っていた(いぬさくやの項)。


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洪水『ウーズフラッティング』

河童『お化けキューカンバー』

《河童『お化けキューカンバー』》

《河童『お化けキューカンバー』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:にとり

【幻想生物】

(自動)
 このキャラクターの攻撃を受けたプレイヤーはダメージを受ける代わりに、
 このキャラクターの攻撃力に等しい枚数をドローする。

 攻撃(5)/耐久(3)/GLAZE(5)


コメント

河城 にとりのスペルカード。
ダメージをドローに置換する能力を有する幻想生物

要は、「攻撃すると、相手は5グレイズと5ドローする」と言っているようなものである。
そのままでは使い道が無いが、洪水『ウーズフラッディング』と組み合わせると一気に大量のカードを洗い流すことが可能となる。

耐久力が低く、キャラクター同士の戦闘で倒されやすいため、光学迷彩スーツや戦闘力を上昇させる装備などを併用しよう。

  • ミニ八卦炉などによって貫通が付与されていても、プレイヤーに直接攻撃が通っていない場合は自動効果が発揮されない。
  • 勘違いしやすいが、このカードは『攻撃ダメージの受け方を「プレイヤーのライフを減少させる」から「山札からドローする」に置き換える』ものなのでグレイズする事が可能である。(公式サイトQ&A-24参照)
  • 2008年11月30日のエラッタにより維持コスト(2)が削除された。


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秘術『グレイソーマタージ』

《秘術『グレイソーマタージ』》

《秘術『グレイソーマタージ』》 Nord(6)/Cost(1) 術者:早苗

【呪符】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターが持つ(自動)以外の効果は
 無効となる。

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターは、
 攻撃と防御を行なうことが出来ない。


コメント

早苗のスペルカード。
攻撃・防御・(常時)・(自分ターン)・(相手ターン)を封じる呪符

ノードこそ高いがコストが低く、貼り付けたキャラクターの動きをほぼ止める事が出来る。
つまりは相手の(自動)効果を考慮に入れなければ1コストで撃てる死符『ギャストリドリーム』にも等しく、大型~中堅キャラクターに対し非常にコストパフォーマンスの高い除去として機能するカードである。

もちろん所詮は呪符であるため、貼り付けられた後で解呪により簡単に壊せる。
また(自動)効果を要としているキャラクターや戦術を要とするキャラクター(例えば符ノ弐”アリス・マーガトロイド”など)に対しては十分な動きの抑制として機能しない場合が多い。
その点が単純な除去である前述のカードとの違いであり、確実性の欠如というこのカード最大のネックとなっている。

それでも、コントロールデッキではその優秀なスペックに魅了され、こぞって採用する者が少なくない。

  • 前述の通り戦術と(自動)効果は消せない。
  • 公式・公認大会の優勝賞品としてイラスト違いのプロモーションカードが存在し、公式大会でも使用出来る。


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奇跡『神の風』

《奇跡『神の風』》

《奇跡『神の風』》 Nord(2)/Cost(1) 術者:早苗

【世界呪符】 維持コスト:(3)

(自動)
 全てのキャラクターは攻撃できない。

(自動)
 あなたのターン開始時に、あなたはXダメージを受ける。
 Xは相手プレイヤーの手札の枚数に等しい。


コメント

早苗のスペルカード。
攻撃を封じる世界呪符

非常に強力な効果だが、その分代償が大きく、毎ターン、相手プレイヤーの手札分だけ、ライフが削られていく。
この効果は維持コストと違い、早苗が場に出ていても逃れることは出来ない。

逆に言えば、恒常的なライフ回復手段さえあればずっとこのカードを場に出し続けることも出来る。
手札枚数の上限の都合上、受ける最大ダメージは8程度が限度であるからだ。

上白沢 慧音花符『幻想郷の開花』と組み合わせると素敵な事になる。

ノードもコストも軽いので1ターンの壁として単独で使ってもいいかもしれない。

  • 攻撃は出来ないが防御は出来る。
  • よって、覚醒されて攻撃されても、防御可能。


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黒魔『イベントホライズン』

《黒魔『イベントホライズン』》

《黒魔『イベントホライズン』》 Nord(4)/Cost(1) 術者:魔理沙

場に裏向きで出ている全てのキャラクター、
及び裏向きでセットされている全てのカードを破棄する。


コメント

魔理沙のスペルカード。
場の裏向きのカードを全て破棄する。

三稜鏡レイラ・プリズムリバー伊吹 萃香などに対して効果を発揮する。
死神『ヒガンルトゥール』式弾『ユーニラタルコンタクト』が出ている状態で使えば、新品の状態に戻すことも出来る。

  • ノードは場のカードではないので破棄出来ない。


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光撃『シュート・ザ・ムーン』

《光撃『シュート・ザ・ムーン』》

《光撃『シュート・ザ・ムーン』》 Nord(5)/Cost(2) 術者:魔理沙

相手プレイヤーの手札を全て見て、
最もコストの大きいカード1枚を選んで破棄する。
その後、相手プレイヤーにXダメージを与える。
Xは破棄したカードのコストに等しい。

コメント

魔理沙のスペルカード。
手札破棄+プレイヤーダメージ。

相手の手札を確認しつつ破棄が出来るが、破棄するカードを自分で選ぶことが出来ない。必要なものこそ揃ってはいるが、手札破棄としては情報戦の下位互換も良い所である。
「+α」であるライフダメージも博打性が高く、相手の大型キャラクターや離反工作と上手く噛み合わなければ大きなダメージは期待出来ない。

このように単体で用いてもスペック分の効果を発揮し辛いカードだが、このカードはスペルカードである。
しかも良く使われる優秀な霧雨 魔理沙/1弾を術者に持ち、条件が揃えば「コスト0でハンデス+ライフダメージが取れる」という破格な効果を発揮する事も可能。

特に中~低速のコントロールデッキでは、コストを費やさずに相手の手札を縛り、おまけのライフダメージによって若干ながらもリードを取れるこのカードは、非常に強力かつ使い勝手の良いハンデスカードとして歓迎される。
単体で使え、「落としたいカードを事前に落とす」という確実性を利点とする情報戦とはまさしく対照的な性質だが、上手く用いればそれに劣らぬカードパワーを持ったハンデスカードとして活躍してくれるだろう。

  • 最もプレイコストが高いカードが複数あるときのみ、その中から選ぶことが可能。
  • 表記がないため、(X)や(-)は0として扱う。 そのためコストが(-)である弐符キャラクターは、ほぼ破棄不可能と考えて間違いない。


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霊符『夢想妙珠』

《霊符『夢想妙珠』》

《霊符『夢想妙珠』》 Nord(4)/Cost(2) 術者:霊夢

【呪符】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターが持つこの効果以外の
 (自動)の効果は無効になる。

コメント

霊夢のスペルカード。
永続的に(自動)を消去する呪符

(自動)を持つ効果は全体的に強力な傾向が強い為、それらをピンポイントで防ぐ事が出来れば美味しいのだが、スペルカードで呪符という都合上、使えるタイミングでは既に手遅れ、という場合も多い。
符ノ弐”アリス・マーガトロイド”のようなカードはまさしくこのカードを貼り付ける対象として打って付けなのだが、秘術『グレイソーマタージ』と違い封じるのは効果のみで、そのキャラクターの攻撃・防御や(自動)を持たない効果には一切干渉しないのがネックとなる。
あらゆるゲームで何度も効果的に運用する、などという事は至難の業であり、メイン採用は躊躇われるなかなか扱いが難しいカードである。

またデメリット系の効果を消す事も出来、射命丸 文/1弾魂魄 妖忌と相性が良い。宇佐見 蓮子マエリベリー・ハーンも同様に相性が良いのだが、果たして地味に重いこのカードを使ってまで効果を発揮させる価値があるのかというと・・・
ただでさえ当たり外れの激しいカードなので、これらのカードとのシナジーを組み込んで少しでも安定した成果を出せるようにした上での採用が望ましいと言えるだろう。

  • 弐符に付随する(自動)は消去できない。
  • ルールリファレンスの改定により呪符の持つ自動効果もキャラクターが所持しているものとみなされるため、秘術『グレイソーマタージ』亡郷『亡我郷 -宿罪-』などのマイナスの自動効果がつく呪符からキャラクターを守る手段にも使えるようになった。


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霊符『夢想封印 散』

《霊符『夢想封印 散』》

《霊符『夢想封印 散』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:霊夢

ターン終了時まで、種族:人間を持たない全てのキャラクターは耐久力-2を得る。
この効果によって耐久力は0以下にならない。


コメント

霊夢のスペルカード。
人間以外の耐久力を-2する。

このカードだけではキャラクターを破棄することは出来ない。
よって、攻撃に合わせて使用したり、疾風『風神少女』などのダメージを与えられるカードとの併用が考えられる。

数少ない全体に効果を及ぼすカードのうちの一枚であり、そして意図的にこちらのキャラクターの被害を軽減させられるカードでもあるのだが、やはり「相手が人間キャラを使っている場合」と「このカード単体では成果を上げられない」の2点が引っかかる。


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火符『アグニシャイン』

《火符『アグニシャイン』》

《火符『アグニシャイン』》 Nord(4)/Cost(1) 術者:パチュリー

【幻想生物】 維持コスト:(1)

(自動)
 このキャラクターが相手プレイヤーに戦闘ダメージを与えた場合、
 あなたはキャラクター以外の
 相手プレイヤーの場のカード1枚を選んで破棄する。

攻撃(4)/耐久(4)/GLAZE(2)


コメント

パチュリー・ノーレッジのスペルカード。

このカードの効果で破棄出来るのは、
ノードは当然、場のカードではないので破棄出来ない。
また、自分の場のカードは破棄出来ない。

幻想生物としては標準的な戦闘力に加えて、コスト無しでセットカードを種類を問わずに破棄出来る、と言えば聞こえは良いが、セットカードを破棄する為には攻撃を直接プレイヤーに通さなければならないというのがネック。
戦術も所持せず特に高い戦闘力を持つわけでもないこのカードで、攻撃を通したいタイミングで通すのは至難の業となる。よって破棄能力はあくまで付加効果として見るべきだろう。

世界呪符装備/場を直接破棄出来る数少ないカードの一つだが、例えば霧符『ガシングガーデン』奇跡『神の風』神祭『エクスパンデッド・オンバシラ』等、攻撃そのものを封じる世界呪符には手も足も出ないのは言うまでも無い。
また自分の場の秘術『グレイソーマタージ』人魂灯等のロックカードを破棄出来ない事を考えても、解呪破壊の目の代用としてはあまりに心許なさ過ぎると言わざるを得ないだろう。

逆に、楼観剣神術『吸血鬼幻想』等の強化系カードや、冥符『紅色の冥界』花符『幻想郷の開花』等のロック以外で放置しておくと危険な世界呪符を破棄する事に関しては高い効果を上げる事が出来るだろう。


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金符『シルバードラゴン』

《金符『シルバードラゴン』》

《金符『シルバードラゴン』》 Nord(3)/Cost(2) 術者:パチュリー

【幻想生物】 速攻

(自動)
 あなたのターン開始時に、あなたのデッキの上のカード1枚を
 このカードにセットする。
 そのカードは以下の効果を持つ呪符カードとして扱う。
 「このカードをセットされたキャラクターは-2/-2を得る。」

攻撃(5)/耐久(5)/GLAZE(3) 

コメント

パチュリー・ノーレッジのスペルカード。
湿気に弱い金属竜を召喚する。

速攻を所持するため、必要ノードの低さと相まって速攻系デッキの切り札となりうる。
ただし、継続的に使うのは難しく、最終的にはデッキのカード3枚を巻き込んで冥界に落ちることになる。

小さな脱出劇で戻してまた出す事で、戦闘力を回復しつつ追加攻撃をさせる事が出来る。その分プレイコストは掛かってしまうが、上手く決まれば高い爆発力を期待出来るはずだ。
同様に迷ひ家によって除外する事でも、セットカードを破棄しつつ次の自分ターンの開始時に弱体化させず帰還させる事が出来る。

  • 維持コストが存在しないため、メンテナンスフェイズの維持コスト放棄による破棄は出来ない。

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新史『新幻想史』

《新史『新幻想史』》

《新史『新幻想史』》 Nord(3)/Cost(2) 術者:慧音(白沢)

あなたは9ダメージを受ける。
その後、あなたは3ドローし、このカードをスリープ状態でノードに加える。


コメント

上白沢 慧音(白沢)のスペルカード。読みは「ネクストヒストリー」。
カード名称の都合上、上白沢 慧音では扱えない。

大きな代償と引き換えに、大きな恩恵を得る、まさにハイリスクハイリターン。
一度に最大ライフの1/3以上を失ってしまう為、当然ただ使うだけでは相手との致命的なライフ差が生まれてしまう。が、デッキを3枚も掘り進み手札も2枚増えるので、それによって勝ち手段を確保出来ると考えればむしろ安い取引と言えるだろう。
半端にライフを余らせるぐらいなら、必要最低限だけ残し後はリソースに変えてしまえ、簡単に言えばそういうコンセプトのカードである。

「このカードをノードに加える」ことを意外と忘れやすいので注意。ディゾルブスペルなどで無効化されない限り、実質1コストで撃てる事になり省エネである。
また、慧音を術者に据えれば「3ドロー+スリープノード1枚」の破格のリターンにも化けるので、白沢慧音を主力に据える速攻デッキなら採用を検討して損は無いだろう。

  • 森羅結界でダメージを消すことは出来るが、無効化により「その後」以下の効果が発生しなくなってしまう。
  • 2008年5月10日より、エラッタが適用されプレイノードが(2)→(3)となった。

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冥符『黄泉平坂行路』

《冥符『黄泉平坂行路』》

《冥符『黄泉平坂行路』》 Nord(2)/Cost(2) 術者:幽々子

【世界呪符】 維持コスト:(2)

(自動)
 あなたのメインフェイズ終了時に、
 あなたの冥界の下のカード1枚を手札に加える。 
 この効果は重複しない。

(自動)
 あなたの冥界に置かれるカードは、
 冥界に置かれる代わりにゲームから除外される。


コメント

幽々子のスペルカード。
冥界のカードを手札に戻す世界呪符
維持し続ければ、下から順にカードが手札に戻ってくる。

カウンターやドロー・カードを戻せるため、対応できる範囲が広がるのが強み。
弐符幽々子の効果と合わせればより多くのカードを使いまわすことが可能となるだろう。

  • 1/22よりエラッタが入り自動効果が付与され、このカードが出ている間は冥界が増えなくなった。
  • 新たに冥界が増えないため、このカードにより回収したカードを使用しても再度の回収は出来ない。
  • 不要になったら幽々子が居ても維持コストを払わないことを選択して破棄できる。
  • ちなみに、読み方は「よもつひらさかのみちゆき」。

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幽雅『死出の誘蛾灯』

《幽雅『死出の誘蛾灯』》

《幽雅『死出の誘蛾灯』》 Nord(5)/Cost(5) 術者:幽々子

【呪符】

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターが戦闘以外の効果で破棄される場合、
 あなたの場のキャラクター全ては5ダメージを受ける。


コメント

幽々子のスペルカード。
戦闘以外で死ぬと、周囲を巻き込む。

戦闘以外の効果で破棄なので、各種除去カードや耐久力が0になった事による破棄などによって誘発する。
呪符なので直接相手キャラクターに送り込む事が可能なので、基本的に一体に貼り付けて能動的に破棄する事で、他の相手キャラクター全てを巻き込ませるのがセオリーとなる。

全体火力の水準として、ダメージ5という数値はあまりに強い。蛍符『地上の流星』が2点、疾風『風神少女』が3点である事からも一目瞭然で、軽量~中堅程度のキャラクターなら一掃する事が出来るだろう。

術者である幽々子と非常に相性が良い。高いノード・コストをフォロー出来るというだけでなく、同じく術者でありノード・コストを無視出来る死符『ギャストリドリーム』がこのカードのトリガーとして機能するだけでなく、このカードの5点ダメージで破棄出来ない程度の耐久力を持つキャラクターも破棄出来るので、互いが互いにフォローし合う強力なシナジーを構築出来るからである。

欠点として、スペル呪符である性質上どうあっても解呪小さな脱出劇などのコマンドカードによって緊急回避されるリスクを背負う事になる。
例え被害を軽減される程度でもそのコストの重さから致命的になりがちなので、確実に通したいなら作戦阻止ぐらいは用意しておきたい所だろう。


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紅符『スカーレットシュート』

《紅符『スカーレットシュート』》

《紅符『スカーレットシュート』》 Nord(4)/Cost(2) 術者:レミリア

以下の効果から1つを選んで解決する。

1.目標のキャラクター1枚に5ダメージを与える。
2.(2)支払う。その後、あなたが選んだキャラクター3枚に
  2ダメージを与える。 


コメント

レミリアのスペルカード。
単体/複数を選択可能なダメージスペル。

一体に5点というダメージは、良くデッキに用いられる主要な軽量~中堅キャラの多くをカバー出来るかなり頼もしい水準で、さらにコストを追加で払う事で軽量キャラを複数焼く事が出来る汎用性も持つ、非常に高いポテンシャルを持つ。

ただ、サニーミルク符ノ壱”霧雨 魔理沙”等の主要な低耐久キャラをピンポイントに焼くのに向いた人界剣『悟入幻想』フランドール・スカーレットレミリア・スカーレット/1弾などの大型キャラクターを除去するのに向いた死符『ギャストリドリーム』などと並べるとどこか半端で、ここぞという局面で痒い所に手が届かないという印象が強い。
コスト、ノード共にお世辞にも使いやすいとは言えない為、漫然と採用するより、何らかの目的意識を持って採用したい所だろう。

サマリー変更に伴い、1と2を選ぶ選択はプレイ時に行わなければならなくなった。
また1の効果が目標を取るようになった為八雲 藍/1弾夢符『二重結界』に防がれるようになり、実質的には弱体化に等しい。

  • 2を選んだ際の(2)コストは、術者がいても払う必要がある。また、選択する3体のキャラクターは重複して選んではならない。
  • 宣言時に2を選択し、解決時に場に3体以上キャラが存在しない場合、追加の(2)コストを払った後「ダメージの解決に失敗」して不発となる。ミスティア・ローレライの自壊や大妖怪降臨等には一応注意。
  • 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。


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神鬼『レミリアストーカー』

《神鬼『レミリアストーカー』》

《神鬼『レミリアストーカー』》 Nord(3)/Cost(3) 術者:レミリア

あなたの場の種族:吸血鬼を持つキャラクター1枚を破棄する。
その後、あなたのデッキのカードを上から3枚まであなたの場に
アクティブ状態でセットしても良い。
そのカードは以後、キャラクター
「サーヴァント・フライヤー(GLAZE0、2/1、種族:吸血鬼)」として扱う。


コメント

レミリアのスペルカード。
自分の場の吸血鬼一体を3匹のサーヴァント・フライヤーに変換させる。

コストは3点と高めだが、元々優秀なアタッカー・ブロッカーになり得るサーヴァント・フライヤーであるだけに、それを一度に3匹も場に展開出来るのは非常に強い。
しかも全てアクティブ状態で出て来るため、相手の場にブロッカーがいなければ攻撃力×3体分のダメージをそのまま相手に与える事が出来る。

問題は元となるキャラクターが種族:吸血鬼でなければならないという事で、いくらなんでもレミリア・スカーレット/1弾フランドール・スカーレットを生け贄にするのは勿体無い。
なので基本的にサーヴァント・フライヤーサーヴァント・フライヤー(裏向きカード)を元にするのだが、神術『吸血鬼幻想』吸血冥符『紅色の冥界』などの種族を吸血鬼に変えられるカードとのコンボに使う事も可能。

逆に言えば、それらのカードさえあればどのようなキャラクターでも代償に出来る。
例えそれが場に出たばかりや攻撃後でスリープ状態であったり、また人形であっても代償にする事が出来る。
特に神術『吸血鬼幻想』はそれ自体の速攻デッキとの相性の良さに加え場に出たサーヴァント・フライヤーを強化するという意味合いもあり、上手く使えば非常に高い速攻性を発揮出来るコンボとして定評がある。

ただ、単体ではまず腐ってしまうコンボカードである為、速攻ギミックとして使うにはかなり博打が入ってしまうというのがネックではある。
新史『新幻想史』強引な取引魔法研究などを用いて無理矢理ぶん回す事も出来なくは無いし、速攻デッキである以上安定性はある程度妥協しなければならないという事情もあるので十分強力なのだが。

  • 仮に神術『吸血鬼幻想』とこのカードが揃って相手の場にブロッカーが一体もいなかった場合、3点×3体の9点分のライフダメージになる。これに騒符『ノイズメランコリー』が加わると5点×3体の15点分のライフダメージの加算となる。
  • 自分の場のキャラクターを破棄するという性質上、上白沢 慧音(白沢)を用いた速攻デッキとは特に相性が良い。またグレイズ0なのでプリズムリバー絡みの速攻デッキでも問題なく搭載出来る。


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神祭『エクスパンデッド・オンバシラ』

《神祭『エクスパンデッド・オンバシラ』》

《神祭『エクスパンデッド・オンバシラ』》Nord(5)/Cost(3)術者:神奈子

【世界呪符】 維持コスト:(2)

(自動)
 相手キャラクターが攻撃を行う場合、相手プレイヤーはあなたの手札を
 無作為に1枚選び、そのカード種類を宣言しなければならない。
 その後、選んだ手札を公開し、それが相手プレイヤーの宣言した種類と
 違った場合、その相手キャラクターは破棄される。

コメント

神奈子のスペルカード。
攻撃が一種の博打と化す。ノード、コスト共に重めで維持コストも高いので神奈子を術者に据えての発動が望ましいだろう。

ポイントは、この効果を受けるのは相手のみで、自分は一切の制限を負わないことである。
手札の枚数や、種類との相談ではあるが、こちらにとってかなり有利な状況を作り出すことの出来るカードだろう。

ただし相手が攻撃する度に、いわばこちらの手札一枚の情報を相手に公開する事となり、選ばれたカードによっては思わぬ情報アドバンテージを相手に与えてしまいかねないので、その点には注意が必要。
特に相手が種類を当ててしまった場合、相手キャラクターは破棄されずこちらは手札一枚を晒しただけになってしまう。そのカードが作戦阻止ディゾルブスペルなどのカウンターカードであった場合は確実に相手に警戒されてしまうので、相手側にとっても使う側にとっても非常にギャンブル性の高いカードと言えるだろう。

ちなみに宣言する種類とは、
  • キャラクターカード
  • スペルカード
  • コマンドカード
の3種類となる。

もちろんデッキによる個人差はあるが、コマンドカードは比較的選ばれやすいのでデッキを構築する際は気にしてみると良いかもしれない。


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神符『杉で結ぶ古き縁』

《神符『杉で結ぶ古き縁』》

《神符『杉で結ぶ古き縁』》 Nord(3)/Cost(1) 術者:神奈子

【呪符】

(自動)
 このカードがあなたの場のキャラクターにセットされた時、
 そのキャラクターを相手プレイヤーの場に移す。

(自動)
 セットされているこのカードが破棄された時、
 このカードをセットされていたキャラクターは
 直前のプレイヤーの場にアクティブ状態で戻る。


コメント

神奈子のスペルカード。
キャラクターのコントロールを相手に移す。

どう見ても普通に使うカードではなく、明らかにコンボ専用のカード。
不利益を受けるキャラクターを渡すのが常となり、現状では射命丸 文/1弾人魂灯が付いたキャラクターなどを渡すことが多いようだ。

  • 相手キャラクターに付けてもこちらにコントロールが移ったりはしない。


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神具『洩矢の鉄の輪』

《神具『洩矢の鉄の輪』》

《神具『洩矢の鉄の輪』》 Nord(5)/Cost(3) 術者:諏訪子

【装備】 神器

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターが攻撃を行う場合、
 戦闘終了時まで相手プレイヤーは既に場に出ているキャラクターで
 防御する以外の一切の干渉を行うことが出来ない。

 攻撃(+3)/耐久(+3)

コメント

諏訪子のスペルカード。
セットしたキャラクターの戦闘中、防御以外の干渉を封じる神器

他の神器に比べると、戦闘力の上昇が1低いが、その能力は非常に強力。
白玉楼の幻闘常闇森羅結界・挙句の果てには奇襲速攻からの防御も不可能となる。
攻撃に干渉して使ったコマンドが必ず通るのも魅力。離反工作大災厄などが阻止されないのは大きいだろう。

継続的に攻撃するのに向いた神器で、基礎戦闘力や能力に優れるキャラクターにお勧めである。


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崇符『ミシャグジさま』

《崇符『ミシャグジさま』》

《崇符『ミシャグジさま』》 Nord(6)/Cost(3) 術者:諏訪子

【幻想生物】 伝説 維持コスト:(3)

(自動)
 このキャラクターは種族:神を持つものとして扱う。

(自動)
 あなたの場に種族:人間持つキャラクターがいない場合、
 このキャラクターは直ちに破棄される。

攻撃(9)/耐久(9)/GLAZE(4)


コメント

諏訪子のスペルカード。
ミシャグジさまを降臨させる。

幻想生物としては破格のサイズを誇るが、やや条件が厳しい。維持コストの高さに加え、自分の場に人間がいないと存在すら出来ない。
ただ、諏訪子が場にいる状況で手札にあれば、9/9のキャラクターがノーコストで場に出ると考えれば、噛み合えば相当な爆発力を秘めるカードではある。

幻想生物のくせに伝説を所持するカードでもある。神具『洩矢の鉄の輪』が手札にあり諏訪子と一緒に場にいるなら、こちらに装備させるのも一興だろう。

神種族なので東風谷 早苗/3弾で補正を掛けられるが、諏訪子+このカードが揃うような状況なら敢えて補正を掛ける必要性が低い。せいぜいミニ八卦炉などで戦闘力を増加したレミリア・スカーレット/1弾との戦闘時にとっさにフォローするぐらいで、メインに据えるのは自殺行為なのでその辺は注意。
ただでさえ事故が怖いカードなので、種族:人間は霧雨 魔理沙/1弾十六夜 咲夜/1弾のような単体でも使いやすいカードを据えると良いだろう。



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コマンドカード

紅葉狩り

《紅葉狩り》

《紅葉狩り》 Nord(1)/Cost(1)

目標のあなたのノードを2枚まで手札に戻し、
手札から同数のカードを選んでスリープ状態でノードに加える。
その後、あなたは1ドローする。


コメント

ノード操作カード。
1ドローが付いているため、手札の枚数も減らないのが嬉しいところ。

もちろん上手に運用するためにはせめて自分でノードに伏せたカードの内容と場所くらいは覚える必要がある。これが初手にあるだけで、比較的重めなカードを安心してノードに伏せられ、また使用したマナの生成をこれで回収すればかなりのノード加速を可能とする。

1ドローは地味だが、同じく1ドローに付加効果が付く古の記憶人形の森といったカードの中では最も条件が緩く軽いので、速攻デッキでのドロー手段として採用するのも良いだろう。


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収穫祭

《収穫祭》

《収穫祭》 Nord(2)/Cost(0)

このターンの終了時、全てのプレイヤーはデッキの上のカード2枚を
スリープ状態でノードに加えても良い。


コメント

ノード加速装置、ただし相手も。
自分のターンに使用しても恩恵にあずかるのは相手が先になるので、使うならば相手ターン中にしよう。

無償のマナチャージ(2)だが、あなたはこのカードを使っているので相手に比べて損をしていることは忘れないようにしよう。
使うならば、ただ加速するためではなく、目的をはっきりさせて使いたい。

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大寒波

《大寒波》

《大寒波》 Nord(3)/Cost(0)

このカードはメンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。
このターン、全てのプレイヤーは手札から直接ノードを
セットすることが出来ない。


コメント

ノード抑制カード。
仙符『鳳凰卵』と組み合わせると、序盤の動きが目に見えて止まる。

大きくデッキが動けるようになるのは3~4ノードが揃ってからのデッキが比較的多い。
まだ動ききれていない状態でノードを極端に制限可能なこのカードは序盤のアドバンテージを得るには非常に強力なカードである。

  • ゲーム後半にひょこっと引いてきて「役に立たない」と思うのはお約束。
  • 1/22、エラッタ適用により、ノードが(2)→(3)になった。

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大災厄

《大災厄》

《大災厄》 Nord(2)/Cost(0)

このカードはあなたの冥界に35枚以上のカードがある場合のみプレイ出来る。
あなたの手札を全て破棄する。
その後、全てのプレイヤーのライフポイントは5になる。


コメント

なかなか厳しい条件の下で、全プレイヤーのライフを5にしてしまうコマンド。

デッキ枚数が50枚固定である以上、条件を達成すれば必然的にデッキの残り枚数は15枚以下。
このカードそのものを使う事、使った上で相手のライフポイントを削り切る事を考えると、実際の残り枚数はそんなものではない。
しかし、たとえ残りのデッキ枚数が0枚になろうと、使うことで勝てるのならば何の問題も無い。そういうカードである。

こっそり大きなリスクとして自分の手札が空っぽになる。
手札の増えるカードのプレイ・効果の使用に干渉して使用することで手札の枯渇は回避することもできるが、ドローする余裕があるかは疑問である。
資源は相手のライフを削り切る工夫に回すべきだろう。なんたって自分のライフも5。ゲームオーバー目前なのは相手だけではない。

相手に5以上のダメージを与える何らかの行動を行い、それと同一の干渉内に大災厄をプレイするのが一般的。
大型キャラクターの攻撃が通ったと確信出来る状況下や、魔符『アーティフルサクリファイス』のようなまとまったダメージを与えられる火力カード、単純に射命丸 文/1弾のような攻撃を通しやすい5点以上のアタッカーなどと組み合わせるのが基本。
またエニグマティクドールの「受けたダメージを相手プレイヤーへのダメージに変換する」という性質を利用し、相手の攻撃力5点以上のアタッカーをブロックしてから干渉で用いたり紅符『スカーレットシュート』咒詛『魔彩光の上海人形』などで能動的にダメージを与えるなどで5点以上のダメージを出させると言う手段もある。

逆に森羅結界の存在は天敵。このカード自体は「ライフを5にする」なのでダメージとは違い無効化されず、相手からしてみれば大災厄の発動を確認してから干渉して森羅結界をプレイする事でも十分間に合う。そしてこちらはこのカードの発動により手札・ライフ・デッキ全てにおいて瀕死も同然なので、たった一度のチャンスを凌ぎきられるだけで絶望的な状況となる。

関連



歴史創造

《歴史創造》

《歴史創造》 Nord(2)/Cost(0)

このカードはあなたの場に種族:獣を持つキャラクターが
2枚以上いる場合のみプレイ出来る。
あなたは3ドローする。
その後、手札を2枚選んで破棄する。


コメント

手札入れ替えカード。
発動条件を満たした上で、3枚引いて手札から好きな2枚を破棄出来る。

このカードを消費しているため実質的なカード差し引きはプラマイ0である。
ノードからの破棄が可能なこのゲームで手札を直接冥界へ送る事によるメリットを得られにくい為若干使い辛い面もあるが、それでもデッキを3枚掘り進めて手札を吟味出来る効果は優秀と言える。

香霖堂のように、必要なカードをまとめて引いてきたりしても問題は全く無い。
また銀ナイフとのコンボが強烈で、上手く決まればカードアドバンテージまで稼げる強引な取引など目ではない強力なドローカードへと変貌する。

問題は種族:獣が2体という発動条件だが、同じように種族:獣を発動条件とするカードや、上白沢 慧音(白沢)を術者に持つスペルカードなどとの相性の良さもあり、専用のデッキとして組めばそこそこ発動させやすいだろう。

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香霖堂

《香霖堂》

《香霖堂》 Nord(2)/Cost(1)

あなたはデッキの上のカードを4枚公開し、1枚を選んで手札に加える。
選ばなかったカードは全て破棄する。


コメント

強力なデッキ操作カード。
4枚を見ることが出来るので、目的とするカードをかなりの確率で探すことが出来る。

特に魔法研究などによるサーチが効かないコマンド、壱符弐符を持たないキャラクターで特定のカード必須となるデッキの場合、少しでも早く確実に目的のカードを引く為に投入される事が多い。
ノードも少なく早期から使えるので、速攻デッキでも需要があるのがウリ。

選ばなかったカードは破棄されてしまい、結果として竹林の火事を撃たれたのと同じだけデッキが削れていることに注意。
ノード破棄により自由にカードを冥界へ送れるこのゲームで、任意のカードを破棄するという点をメリットとして生かすのは難しい。

銀ナイフが4枚の中にあると、他のカードを手札に加えつつ銀ナイフを回収する為実質的に1枚分手札が増える事になる。

  • 4枚は公開されるため、選んだカードが相手にも知られる。
  • 欲しいカードが2枚以上来て頭を抱えるのはお約束である。
  • 破棄する順番は「選ばなかった3枚→香霖堂」の順なので、符ノ弐”西行寺 幽々子”による香霖堂の回収は、さらに3枚のカードを破棄する必要がある。


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お月見

《お月見》

《お月見》 Nord(2)/Cost(1)

ターン終了時まで、目標のキャラクター1枚の攻撃力は、
そのキャラクターの耐久力と常に同じになる。


コメント

攻撃力を耐久力の数値と同じ値にする面白い効果を持つカード。

耐久力が高いキャラクターと相性が良く、イラストに描かれている輝夜以外にも、西行寺 幽々子/1弾弐符美鈴などでも使える。
特に蓬莱山 輝夜/1弾難題『火鼠の皮衣 -焦れぬ心-』まで着込むと(12)/(12)という戦闘力にまで上昇する。

ちなみに時効『月のいはかさの呪い』と同時使用した場合、先に攻撃力分を耐久力に加算し、その耐久力分の攻撃力を持つことになる。
西行妖を例に挙げると、(8)/(16)→(0)/(24)→(24)/(24)という具合である。

  • 参照するのは「解決時の耐久力」ではなく、常に「現在の耐久力」となる。ルールリファレンスの「戦闘力変動の優先順位」より。
  • 攻撃的に使いがちだが、防御にも使える。 神槍『スピア・ザ・グングニル』など、極端に攻撃力に偏ったカードを用いたデッキに効果があるだろう。
  • エラッタにより「常に」の一文が追加された。


関連



森羅結界

《森羅結界》

《森羅結界》 Nord(3)/Cost(1)

手札を1枚破棄する。
このターン、あなたが次にダメージを受ける場合、
そのダメージを無効とし、その値を回復する。


コメント

押し込みを回避する最終手段。
あらゆるダメージを無効化し、しかもその分だけ回復する。
神槍『スピア・ザ・グングニル』の能力を使用したときなどに使われると、下手すると初期値にまで戻ったりすることもある。

「次に受けるダメージ」なので、使うときは間に余計な干渉は行わないほうが確実に成功する。
めったに無いと思われるが、攻撃の後に紅魔館が飛んでくると慌ててこれを使っても紅魔館の1ダメージを回復するはめになる。

  • ダメージを受けることを条件としている場合、その後の効果を無効にできる(→新史『新幻想史』)。
  • フランドール・スカーレットの自動効果はダメージではなく「ライフを支払う」であるため無意味。
  • 一度に複数使っても、そのターン中ならば使用した枚数分だけ効果を発揮する。
  • 「その後」の文章が無いので、手札がこのカードだけの時でも使用することが出来る。

関連



小さな脱出劇

《小さな脱出劇》

《小さな脱出劇》 Nord(3)/Cost(1)

目標のあなたの場のキャラクター1枚を手札に戻す。
手札に戻したキャラクターカードはターン終了時まで、「奇襲」を得る。


コメント

緊急回収コマンド、「場に出た時」の効果の使い回しなど、用途の広いカード。
マイナス効果の呪符の破棄などにも使える。

速攻は付いてこない為単純に戻して出してもスリープ状態だが、逆に言えば元より速攻を持つキャラクターならそのターン中のみ奇襲速攻を同時に持つ事が出来る事になる。
殴った後の魂魄 妖忌を戻し自壊デメリットの回避したり、自分ターンに戻して追加攻撃、相手ターンに戻しそのターン中手札からブロッカーとしてプレイ等いろいろと出来る。無論その分プレイコストが掛かるのだが。

  • 奇襲を得るが、出さなくても良い。

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魔導書

《魔導書》

《魔導書》 Nord(3)/Cost(1)

【装備】

(自動)
 戦闘以外の効果で相手キャラクターに与えられるダメージは全て+1される。

攻撃(+1)/耐久(+1)


コメント

効果ダメージを増加させる装備
場のキャラクターにセットされているだけで効果を発揮し、また効果は重複する。

単体では意味を成さず、各種カードと組み合わせてこそ真価を発揮する。
人界剣『悟入幻想』のような火力カードはもちろん、霧符『ガシングガーデン』のようなロックカードなんかも相性が良い。
また死神『ヒガンルトゥール』とのコンボは強烈で、事実上ダメージが倍になる為高いコストパフォーマンスを出すようになる。

このように早期にセット出来ればなかなか優秀ではあるものの、主軸とするほどの効果を発揮する事はあまり無く、またサーチカードに対応していない為、他のカードとのシナジーを前提とするその汎用性の低さに対して使い勝手はあまり良くない感はある。

一応このカード自体に戦闘補正もあるので普通の装備として使うことも可能。
特に耐久が1上がるので、サニーミルク人界剣『悟入幻想』から守ったりなど必要最低限の使い道はある。

エイミングと合わせて使えば簡単に大型キャラクターを破棄することが出来るが、エイミング自体の汎用性の無さから「このカードがある事を前提とした」コンボであり、どちらもサーチカードが無いコマンドなので事故のリスクを考えれば現実的ではない。


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狂気の増幅

《狂気の増幅》

《狂気の増幅》 Nord(3)/Cost(1)

ターン終了時まで、目標のあなたの場のキャラクター1枚がこの効果の解決時に
得ている戦闘修正を、目標の別のキャラクター1枚にも与える。


コメント

戦闘修正を他のキャラクターにも掛ける。
戦闘修正のモトが、キャラクター能力だろうがコマンドカードの効果だろうが関係ない。

高い戦闘修正がウリの伊吹 萃香神槍『スピア・ザ・グングニル』等の数値を他のカードに与えれば、ルナチャイルドでさえ必殺のフィニッシャーに変貌するだろう。
連携攻撃と比べると、コストが少ない点と目標のキャラクターの表示を問わない点、そして修正元となったキャラの行動を阻害しないという点で優れている。もちろん連携攻撃の修正値を他のキャラに移しても構わない。

またあくまで戦闘修正のみなので、相手の解呪破壊の目等の発動に干渉して適当なキャラに移してしまえばそのターン中のみ戦闘修正だけを残す事が出来る。とはいえ、戦闘中の干渉の場合同じキャラクターに移せない為目標のキャラクターを守る事は出来ないのだが。

また、目標の別のキャラクターは相手キャラクターでも良い為、三稜鏡狂符『幻視調律』のような減算修正を相手に押し付けるという使い方も出来なくは無いだろう。

  • 「戦闘修正」は加算減算で表されるもののみで、変更や入れ替えは含まない。つまり八意 永琳/1弾に使って他のキャラクターが蓬莱山 輝夜/1弾と同じ戦闘力になったり、亡郷『亡我郷 -宿罪-』で0/1になる効果を相手に押し付けたりという事は不可能なので注意。また戦術の付与も戦闘修正には含まれない。
  • 解決時の修正を適用する。その後、元のキャラクターになんらかの修正が加えられても増幅先のキャラクターには影響を与えない。


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転生術

《転生術》

《転生術》 Nord(3)/Cost(1)

【呪符】

(自動)
 このカードは必要ノードが1~3のキャラクターにしか
 セットすることが出来ない。

(自動)
 このカードをセットされたキャラクターが戦闘の結果によって破棄される場合、
 あなたのデッキを全て見て、同名のキャラクターカード1枚を抜き出し、
 あなたの場にアクティブ状態で場に出しても良い。


コメント

転生。
古人曰く、「私が死んでも代わりがいるから」

軽いキャラクターにしか付けられないが、アクティブ状態で再び出てくるのは非常に強い。
戦闘破棄に限定されている為一見除去に弱そうだが、実際は相手にブロックされて戦闘破棄されそうな状況に干渉でセットする事でほぼ解決出来る。
つまりこのカードは実質的には軽いキャラ限定の「戦闘破棄の無効化」(もちろんサーチ対象が必要となるが)が出来るコマンドカードであり、しかも再びアクティブ状態で行動が可能になるというおまけが付く。それらをこのカード一枚で成す事が出来るわけであり、上手く使えば小型アタッカーであるという事がメリットにすらなる地味ながら侮れないカードである。

耐久力が低く相打ちになりやすいキャラクターと相性が良く、スターサファイアとかが貫通ダメージ与えながらサニーミルクを探すついでに復活してきたりすると頭が痛くなるだろう。

またこの効果は重複するため2枚セットされた状態で戦闘で破棄されると2体出せる。
速攻には持って来いのカードだと言えるだろう。

  • 記述には無いが、キャラクターをサーチして出した後はシャッフルしなければならない。
  • 幻想生物はキャラクターカードではないため場に出すことは出来ない。
  • 必要ノード1~3との限定があるため、弐符キャラクターや西行妖にはセット出来ない。


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破滅を呼ぶ東方の呪宝

《破滅を呼ぶ東方の呪宝》

《破滅を呼ぶ東方の呪宝》 Nord(3)/Cost(1)

【装備】

(自動)
 戦闘の結果によって(このカードをセットされたキャラクター以外の)
 あなたの場のキャラクターが破棄される場合、
 冥界の上のカード1枚をこのカードにセットする。

(自動)
 このカードにセットされているカードが7枚以上になった時、
 相手プレイヤーの場のカードと、相手プレイヤーの手札を全て破棄する。
 その後、このカードを破棄する。

コメント

破滅の呪宝。
条件を揃えると、相手を壊滅状態にすることが出来る。

しかし条件が非常に厳しい。
「戦闘による破棄」限定な上に、先にこのカードを出しておかなければならない。
しかも7枚溜まるまでは意味が無い。

数で攻防を補うのが恐らく妥当であり、三稜鏡や、レイラ・プリズムリバーなどを使い効率良く揃えていこう。

一応、鬼火『超高密度燐禍術』を用いれば3枚分加速させることができる。

関連



洩矢の王国

《洩矢の王国》

《洩矢の王国》 Nord(3)/Cost(2)

ターン終了時まで、あなたの場の全ての種族:人間または種族:神を持つ
キャラクターは相手プレイヤーのプレイしたカードの効果を受けず、
更に(+1)/(+1)を得る。


コメント

神と人間を対象にした全体強化カード。
プレイカードの効果に対する耐性も付けられるのでカウンターカードとしても使える。

攻めに使うも良し、守りに使うも良しの万能カードで、非常に優秀な汎用性を持つカードだが、それだけにコストは重めで、効果対象に制約がある。

また、そのどちらの効果も有効活用出来る状況(攻撃時にコマンドカードを警戒するなど)でない限り、それぞれ単体で使う分にはもっと使いやすいカードが各種存在している(キャラクターを守りたいならカウンターカードや覚醒、全体強化なら神術『吸血鬼幻想』騒符『ノイズメランコリー』など)。

つまりどちらにも使えるという汎用性は、同時にどちらの効果も専門のカードと比べるといくらかセーブされた、つまり「妥当とされた程度の効果」しか発揮出来ないという事でもあるので、使いこなすにはそれなりのセンスが必要となるカードである。

また、神や人間を多く採用したデッキだと実質的に全体効果になる、というだけであり、それ以外は一切の効果を得られない事を忘れがちなので注意。
特にサニーミルク辺りを全体強化で一緒に守ってやる事が出来ないので、手札に抱えて安心していると思わぬ痛手を食う事もある。

  • 「プレイしたカードの効果」以外は受ける。


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幽霊移民計画

《幽霊移民計画》

《幽霊移民計画》 Nord(4)/Cost(0)

このカードはあなたの場に種族:幽霊を持つキャラクターが
2枚以上いる場合のみプレイ出来る。
あなたの冥界にあるキャラクターカードを全てデッキに戻し、シャッフルする。


コメント

VISIONでは非常に珍しい、冥界をデッキに戻すカード。
デッキアウトを防ぐためと言うよりは、人魂灯などを同時に用いた幽霊主体のデッキなどで力を発揮するカードだろう。

ルナサ・プリズムリバー/3弾等の各種プリズムリバーのサーチ効果を複数回使えるようになるかもしれないという点は非常に強力と言える。ただしレイラ・プリズムリバーを用いる場合は相性は悪いので注意。

他にも、デッキに戻す効果で蓬莱山 輝夜/1弾八意 永琳/1弾のコンボで「永琳を全て引いてしまって使用不可」という事態を防げたり、転生術による破棄時のサーチ等もこのカードで複数回使えるようになるだろう。もちろんその場合、種族:幽霊を持つキャラクターの確保が課題となるのだが。

関連



覚醒

《覚醒》

《覚醒》 Nord(4)/Cost(1)

ターン終了時まで、目標のあなたの場のキャラクター1枚はダメージを受けず、
いかなるカードの効果も受けない。
ターン終了時に(1)支払ってもよい。
支払わない場合、目標のキャラクターはデッキの下に戻る。


コメント

SPを100くらい使って連続行動、ではなく一時的にある意味無敵状態になるコマンド。
これ以後を無効化し、このカードが使われる以前に使われたカードの効果は無効化されない。

通常ならそのままデッキに潜ってしまうが、さらに追加コストを支払う事でデメリットを回避出来る。せっかく守ったキャラクターがデッキに潜ってしまえば本末転倒なので、基本的に追加コストを込みで発動する事になるだろう。
逆に言えば、このカードは実質2コストでキャラクター一体を守るカードであり、作戦阻止ディゾルブスペルと比べて多少コストがかさ張るがその分汎用性と確実性に富むサポートカードとなっている。キャラクター効果もカバーしているのも点数が高い。

またデッキに戻した後で反転攻勢によりサーチして奇襲を掛ける、という事も出来なくは無いので、敢えてコストを支払わないという選択肢も場合によってはアリとなるか。

  • 継続的に修正や制限を掛ける世界呪符の効果も無視できる。よって、奇跡『神の風』が出ていても攻撃が可能となる。霧符『ガシングガーデン』の場合は、キャラクターダメージは無視出来るがプレイヤーへのダメージは無効にしない。
  • 自身がもつ(自動)やすでに受けた効果等は覚醒後も適用され続ける。
  • 2008年11月30日のエラッタによりターン終了時のデメリット効果がコスト1点支払う事で回避出来るように。

関連



流星祈願会

《流星祈願会》

《流星祈願会》 Nord(4)/Cost(1)

あなたの手札が相手プレイヤーより1枚少ない場合、
相手プレイヤーの手札を無作為に1枚選んで破棄する。
あなたの手札が相手プレイヤーより2枚以上少ない場合、
あなたは2ドローする。


コメント

自分の手札が少ない場合のみ、その枚数を同数に近づける特殊なカード。

ある意味手札破壊とドローを兼ね揃えるカードではあるが、コマンドカードの存在がある以上、確定で効果を選ぶ事が出来ず不安定さが目立つ。
そのため、少しでも発動条件を満たしやすいドロー効果の方を目的に使われる事が多い。

実質的には4枚目の強引な取引であるが、引いて使えばカードが増えるあちらと違い発動条件が絡んでくるので、いざ使いたい時に手札の差が開いていなくて使えないという事がある。
ただその分【自分ターン1枚制限】がこちらには無いため、1ターンに二回分使う事が可能となる。流星祈願会で2枚ドロー→強引な取引でさらに2枚ドローというコンボも可能。

上手く手札枚数を調整する事が出来れば、手札破壊の効果も強力である。情報戦と違い相手の手札を見る事が出来ず、対象もランダムなので確実性には劣るが、1コスト少なくて済む点と相手ターンでも使える点により、使い方次第ではいやらしいハンデスカードとして活躍してくれる。
問題は、その手札枚数条件を満たすのが容易ではないという点なのだが。

  • 手札枚数を比較するのは解決時。このカードの消費分も計算に入れないといけないので注意。干渉されて不発に終わることも。
  • 同数か、プレイした方が枚数が多いと何も起こらない。

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月旅行計画

《月旅行計画》

《月旅行計画》 Nord(4)/Cost(2)

このカードはあなたの冥界に「ミニ八卦炉」がある場合のみプレイ出来る。
(効果の解決時)あなたの冥界の中で、最も上にある
キャラクターカード1枚をアクティブ状態で場に出し、
あなたの冥界にある「ミニ八卦炉」1枚をセットする。
この効果で場に出たキャラクターと「ミニ八卦炉」は、
ターン終了時にゲームから除外される。


コメント

冥界のキャラクターをミニ八卦炉の出力で特攻させるコマンドカード。
冥符『紅色の冥界』と並ぶ冥界利用カード。

この手のカードの例に違わず、4ノード2コストでどれほど重いキャラクターでもアクティブ状態で場に出し、攻撃させられる。
単純に効果をコンパクトにした冥符『紅色の冥界』と言えるが、こちらはミニ八卦炉が冥界に無くてはならない、出すキャラクターは冥界の一番上のもののみ、と条件が多い。

とはいえ、気軽に使えるリアニメイトカードというだけでも十分強力と言えるので、妥当な条件ではある。
またミニ八卦炉自体も優秀な装備カードであるおかげで、ただ単純にコンボ用として採用しデッキを圧迫する、というような事が起こりづらいのは嬉しい所だろう。

効果の解決時に目標を指定する為、このカード自体のコストによって払ったカードを対象にする事が出来る。なので、大型キャラクターなどをスリープノードから破棄する事で細かい調整する必要無く目標にする事が出来る。
ただプレイ自体はミニ八卦炉が冥界に無ければ出来ない。また、2コストのうちもう片方のノードのカードもキャラクターカードだった場合、間違えて場に出したいキャラクターを下側に持っていってしまうとかなり悲惨な事になる。

ターン終了時に除外されるが、戦闘などでキャラクターが倒されればミニ八卦炉を回収する事も出来る。
同様に、犬走 椛などを出せば除外される前に手札へ戻す事が出来る。

  • 干渉で、狙撃などで場のキャラクターが破棄されると、そのキャラクターを出すことになる。


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エニグマティクドール

《エニグマティクドール》

《エニグマティクドール》 Nord(4)/Cost(2)

このカードを、以下の効果を持つキャラクター
「神秘の人形(GLAZE0、0/1、種族:なし)」
としてアクティブ状態で場に出す。 

人形

(自動)
 このキャラクターに与えられるダメージは、相手プレイヤーにも与えられる。
 相手プレイヤーは、メンテナンスフェイズに(5)支払うことで
 このキャラクターを破棄することが出来る。

攻撃(0)/耐久(1)/GLAZE(0)


コメント

場にキャラクターを配置する珍しいタイプのコマンド。
間違えやすいが場に出るキャラクターは「神秘の人形」であり、「エニグマティクドール」はこのコマンドカードの名前である。

「神秘の人形」は、受けたダメージを相手プレイヤーへのライフダメージに変換する能力を持つ。
ダメージ自体が無かった事になるわけではなく、耐久力も1しか無くまず一緒に潰れる為、単体で使う場合はほぼ使い捨てとなる。

だが、戦闘ダメージ効果ダメージ問わず数値分を全てライフダメージとして跳ね返す為、攻撃を介さずダメージを与えるカードとしてはかなり大きなダメージを相手に与えやすいのが特徴。
ブロッカーとして大型キャラクターにぶつけるだけでもかなりのダメージとなるし、紅符『スカーレットシュート』咒詛『魔彩光の上海人形』などで自らダメージを与える事で能動的にライフダメージを発生させられる。

ただし、メンテナンスフェイズに5コストによって破棄されてしまうデメリット効果も持つ。なので、ブロッカーとして場にいつまでも居座らせる事は出来ない。
逆に言えば、相手にしてみればコストを払わず居座らせると上記のように大ダメージを受けてしまう恐れがある為、大型キャラクター相手に場に出す事でコスト強要や攻撃抑制のような使い方も出来るという事でもある。

使いようによってはかなりいやらしい存在感を放つ面白いカードであると言えるだろう。

なお、アクティブ状態で場に出てくる為実質的に奇襲速攻キャラと同等と言えるのだが、あくまで実質的に同じと言うだけで、攻撃に対する直接の干渉で出しても「神秘の人形」では防御する事は出来ない。
なのでブロッカーとしてぶつけるには事前に出しておく必要があるので注意。

  • なお、手札にある際はコマンドカードであるため、人形の1ターンプレイ1枚制限は受けない。
  • 貫通所持者の攻撃を受けた場合、処理に従い、耐久力分のダメージを相手に与え、超過分を貫通ダメージとしてあなたが受ける。


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夜雀の歌声

《夜雀の歌声》

《夜雀の歌声》 Nord(4)/Cost(2)

このカードはメンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。
あなたの手札にあるキャラクターカード1枚を裏向きにして、
スリープ状態で場に出す。
そのカードは裏向きである間、キャラクター「闇」
(GLAZE0、0/1、種族:なし)として扱い、
装備カードをセットすることが出来ない。
次の自分ターンの終了時にそのカードを表向きにする。


コメント

夜雀の歌で、キャラクターを誘い出すコマンドカード。
どんなキャラクターでも、闇に紛れて出すことが出来る。

紛らわしいが、“次の「自分ターンの終了時」”では無く、“「次の自分ターン」の終了時”である。
つまり自分ターンのメンテナンスフェイズに場に出しても、そのターンは表にならず相手ターンを挟んだ次の自分ターンの終了時に表になる事になる。
要するに、確実に一度は相手ターンを経由する事になるわけである。

「闇」状態のキャラクターは例え狙撃であろうと人界剣『悟入幻想』であろうとダメージを受けてしまえば破棄されてしまう為、非常に妨害されやすい。
また地味にコストが重い、タイムラグが大きく場に出したい時に出し辛いなど使い勝手はお世辞にも良くなく、このカードで場に出したような高コストキャラクターには月都万象展というお得意様がいる以上、敢えてこちらを選ぶメリットはあまりに少ない。

ただ、諸々の事情によりこちらを選ばざるを得ないようなカードもある。西行妖などがそうで、他にも相手が同じような大型キャラクターを搭載したデッキだった場合月都万象展が利敵行為になる事があり、そういった状況ならこちらの方が返って通りやすくなったりもする事も無い事は無い。

  • 「場に出たとき」の自動効果は表向きになった時に効果発動。
  • ↑より弐符のルールが適用されるため、このカードで弐符キャラクターを場に出して表向きにした場合、適切に壱符キャラクターを破棄しなければならない。
  • プレイではないので、十六夜 咲夜/1弾壱符妖夢の効果は発揮されない。

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光学迷彩スーツ

《光学迷彩スーツ》

《光学迷彩スーツ》 Nord(4)/Cost(2)

【装備】 隠密

(自動)
 このカードがセットされた時、あなたは手札を1枚破棄する。


コメント

隠密を付与する装備
メリーの立場が無い。

ただ貼り付けるだけで隠密を得られるので、セットするキャラクターによってはかなりの度合いでブロッカーによる防御を無力化させる事が出来る。

それだけにコマンド装備としては高めのコスト2点に加え、手札を1枚多く破棄しなければならないので結構重いのがネック。肝心のこのカードには戦闘補正も無いのでスペックの高いキャラクターに貼り付けてこそ真価を発揮するだけにこの重さはかなり厄介で、ただブロッカーを無効化したいだけなら除去にでもコストを払った方が安定しやすい事も多い。

とはいえ、大型キャラクターは攻撃を2~3回通すだけで大体致命ダメージになるので、反撃される前にライフを削りきってしまえば多少のディスアドバンテージも気にならない。
特に種族の関係でブロックされづらい伊吹 萃香四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾レミリアフラン辺りはセットして殴るだけでもそれなりに厄介なフィニッシャーとして使えるだろう。

  • 手札がこれだけのときに撃つと手札を破棄することなくつけることができる。
  • コマンドなので相手の防御の有無を見てからセットすることも出来る。

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白昼の暗夜行路

《白昼の暗夜行路》

《白昼の暗夜行路》 Nord(4)/Cost(X)

ターン終了時まで、必要ノードがX以下である全てのキャラクターは攻撃、
または防御を行うことが出来ない。
また、既に行われた攻撃は取り消される。
但し、Xの最低値は1とする。


コメント

1ターンだけ、Xコスト以下のノードを持つ全てのキャラクターに対して攻撃と防御を制限する。

攻守両用と言えば聞こえは良いが、効果的に相手キャラクターを止める為にはある程度のコストはやむを得ず、ノードこそ1高いがコスト面で圧倒的に有利な自警団の存在がある為、主に攻撃時に相手のブロッカーを制限する目的で使う事になるだろう。

それにしても、ブロッカーとして霧雨 魔理沙/1弾レベルのキャラクターが出されている場合、少なくとも4~5コストは掛かってしまう。
また自分のキャラクターも対象に入る為、当然ながら自分のアタッカーもその制限に引っかからない程度に高ノードである事が要求される。数を揃えて総攻撃するデッキとも相性が非常に悪い。
しかもノード(-)である全ての弐符キャラクターも対象に入ってしまう為、符ノ弐”魂魄 妖夢”符ノ弐”アリス・マーガトロイド”などのフィニッシャーの補助としても使えない。サーヴァント・フライヤー幻想などの裏向きキャラクターも同様である。

このように使い所が非常に限られ、コストが嵩み、その割には他のカードで少し無理をすれば代用出来る程度の効果しか得られない(アタッカーを複数並べるわけでも無い限り光学迷彩スーツの方が有用)。
本当にこのカードを有効活用するつもりなら、Xコストである事を利用した伊吹 萃香とのコンボぐらいしか用途が無いかもしれない。

  • 特に記述されていないので、(-)は0である。


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実と虚の境界

《実と虚の境界》

《実と虚の境界》 Nord(5)/Cost(0)

このカードはメンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。
ターン終了時まで、全てのキャラクターは以下の効果を得る。
「(常時):(S)
  相手プレイヤーに1ダメージを与える。」


コメント

キャラクターの数そのものを火力に変えるコマンド。
数多くキャラクターを並べていればそれがそのままダメージになる。

基本的に最後の追い込みに向くカードであり、あと2~3点ダメージが足りない場合やもう少しで体力を0に出来るのにキャラクター展開で遅れを取った場合などで使えば刺し込みやすい。

面白いのが幻想の四季との組み合わせで、実質的にノードの数分だけ相手のライフにダメージを与える事になる。しかも戦闘させるよりは破棄されるリスクが少ないので、使用後もそのまま無傷でノードに戻ってくれやすい。
発生源が複数であるため一応騒符『ソウルゴーハッピー』と相性が良いといえば良いが、その回復したライフを何に使うかが問題になる。

他にも三稜鏡レイラ・プリズムリバーアリス・マーガトロイド/1弾を主軸としたデッキなどで使えるかもしれない。展開型速攻デッキで彩符『彩光乱舞』により攻撃後のキャラクターを起こし相手ターンで止めを刺すなども有効になる。

  • 相手のキャラクターも得る。逆に撃ち殺されないように気をつけよう。

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風祝の奇跡

《風祝の奇跡》

《風祝の奇跡》 Nord(5)/Cost(1)

以下の効果から1つを選んで解決する。
1.あなたの冥界にあるキャラクターカード1枚を選び、手札に加える。
2.目標の、あなたのノード1枚を手札に戻す。
3.あなたのライフポイントを4回復する。


コメント

風祝(かぜはふり)の奇跡。
3つの奇跡からひとつだけを受けられる。

1の効果は秘密結社
効果そのものは同じでノード・コストだけ上がっているので完全下位互換であると言えるが、元々汎用性が高く使いやすいカードである秘密結社なだけに、デッキに4枚以上欲しいような時に採用すると良いかもしれない。

2の効果は橙/1弾
元々キャラクターカードの効果であったものをコマンド化したものであり、橙/1弾と比べ圧倒的に使いやすくなっている。橙/1弾のキャラクターとしての性能(種族:獣である・ブロッカーになれるなど)に期待しないならこちらで全部済ませてしまうのもアリである。

3の効果は魔力還元の半分。
回復量が半分になっているが、コストも半分になっているので廉価版。
魔力還元のウリであった大きな回復量により無理矢理ライフアドバンテージを作り出す強引さは失われているが、元々ライフ回復はその効果の地味さからしっかりした使い道を考慮して採用しなければまず役に立たないので、その意味で大きすぎず小さすぎないこのカードぐらいの効果が使いやすいといえるかもしれない。

その場の状況に合わせて効果を選べる、と言えば聞こえは良いが、基本的にどの効果を主に使うかという目的意識を持って採用しなければ辛いカードである事には変わりは無い。
特に3の効果が下手に汎用性が高いせいで「最悪ライフに変換出来る」という甘い認識から必要も無いのに採用してしまいがちである。

  • 2008年5月2日より、ルールサマリー加筆に伴うテキスト変更が加えられた。
  • サマリー加筆に伴い、選択効果はプレイ時にどれを使うかを宣言しなければならなくなった。


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月都万象展

《月都万象展》

《月都万象展》 Nord(5)/Cost(1)

このカードはメンテナンスフェイズにしかプレイ出来ない。
全てのプレイヤーは手札を1枚公開する。
最も必要ノードとコストの合計値が大きいカードを出したプレイヤーは、
そのカードがキャラクターカードであればスリープ状態で場に出し、
それ以外のカードであれば2ドローする。
値が同じであった場合、双方ともに相手より合計値が大きいカードを
出したものとして効果を解決する。


コメント

カードの右上の数字の合計で勝負するカード。
勝つとキャラクターを出せるか2ドロー、負けても特に何も無い。

  • 第五弾までで最も大きいのはキャラクターカードで、風見 幽香/1弾(9+7=16)。
  • コマンドカードならば、離反工作(5+5=10)。
  • スペルカードならば、星符『ドラゴンメテオ』及び式神『八雲藍』(6+4=10)か幽雅『死出の誘蛾灯』(5+5=10)。
  • 両者が同じ数字だった場合、双方が勝者として扱われる。
  • 手札が無い場合、数字は0になる。
  • 手札0で万が一勝った場合、勝ちはしたがカードを公開していないため何も起こらない。
  • 負けたときは公開した手札はそのまま手札に戻す。

とりあえずどれほど高いノード・コストを持つキャラクターでも、このカードによりスリープ状態で出す事が出来る。このカード自体がノード5コスト1とそれなりに使いやすいので、それまでマナチャージなどのフォローが無ければ使い辛かった大型キャラクターの有効利用法として優秀なカードである。

ほぼ同目的で使われる夜雀の歌声と異なり相手の手札に依存するという不確実性があるが、速効性・妨害され辛さなどではこちらに圧倒的に分がある。
特に風見 幽香/1弾四季映姫・ヤマザナドゥ/1弾などを用いるなら相手が同じようなデッキで無い限りまず負ける事はないので、効果対象としてはうってつけである。

逆に、ノードが高くともコストが低いキャラクターの展開には向かない。
特に合計値が10以下のキャラクターはキャラクターだけでなくスペル・コマンドカードに負ける可能性が出てくるため、このカードで出すのはリスクが高い。
そういったキャラクターには産霊『ファーストピラミッド』や通常のノード加速でフォローすると良いだろう。

出したいキャラクターが手札に無い時、あるいは既に場に出ている時でも、2枚ドローによりとりあえず役に立つ。
が、うかつに合計値の低いカードを見せると逆に相手のキャラクターの展開を手助けしてしまう事になりかねないので、ドロー目的にしても相手のデッキの性質を良く見てから使う必要がある。

  • ちなみに、別に手札の中でもっとも合計値の高いカードを見せる必要は無い。なので、これは勝てないな、と思ったなら逆に「見せても良い手札」を見せてこちらの手札を見られる被害を軽減する、という駆け引きも存在する。作戦阻止のようなカウンターカードの場合特にそれが重要となる。
  • 極端に言ってしまえば、このカードによる展開を前提とした大型キャラクターにおける「コストが高いというデメリット(コストが低いという有用性)」は消滅する。その点は第四弾においてリザレクション幻想郷の門などとの競合が図られるようになったのだが。
  • 神符『天人の系譜』との組み合わせが強い(ノード・コストの合計値さえ高ければ良い為)。


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人魂灯

《人魂灯》

《人魂灯》 Nord(5)/Cost(1)

【装備】

(自動)
 あなたのドローフェイズはスキップされる。

(自動)
 あなたのメンテナンスフェイズに、デッキの上のカード1枚をめくる。
 そのカードが種族:幽霊を持つキャラクターカードだった場合、
 そのカードをアクティブ状態であなたの場に出しても良い。
 それ以外のカードだった場合、そのカードをデッキの下に戻す。


コメント

戦闘力の増減が無い装備カード。
ドローフェイズと引き換えに、デッキの幽霊をノーコストで場に出す能力を持つ。

凶悪なリスクの代償に破格の展開力をもたらすカードと見せかけて、その実体は専らコンボによってデメリットを相手に押し付ける為に使われる、一種のロックカードである。
装備カードなのでルール上相手に直接セットする事は出来ないが、大抵は神符『杉で結ぶ古き縁』で適当なキャラクターに貼り付けてから相手に送り込む事で簡単にロックが成立してしまう。さほど労力を掛けずTCGにおいて根幹を成す「ドロー」そのものを完全にロックしてしまう為、それだけで状況によっては「詰み」になる事もしばしば。
もちろん既にある手札のカードのプレイや場のキャラクターによる戦闘等は普通に行えるのだが、大抵はさらにもう一押し他のカードによる連係が組まれ、成すすべも無くライフを削りきられるのがオチである。

送り込むキャラクターは攻撃されるリスクが無いという点から人形が選ばれる事が多い。アドバンテージを消費せず場に出せる上海人形蓬莱人形人界剣『悟入幻想』等によって破棄されない露西亜人形辺りが適任となるだろう。
より確実に成立させたいなら、事前に情報戦を撃って破壊の目解呪人界剣『悟入幻想』等のロック成立に邪魔になるカードを露払いしておくと良い。

強いて言えば、相手が種族:幽霊を大量に投入したデッキだった場合、キャラクターの展開を許してしまうのがネックとも言えるか。
また相方の神符『杉で結ぶ古き縁』魔法研究という確実なサーチ手段に恵まれているのに対し、こちらはせいぜい修繕マナチャージによる事故落ちを防ぐくらいで、ロック成立にかなりバラ付きがある。当然ロック成立が遅れれば遅れるほどこちらの勝ちの目は薄くなっていくので、結局は安定性の面で他のデッキに大きく劣るのがネックである。その分決まった場合の爆発力は比べ物にならないわけだが。

能動的に自分で使い種族:幽霊のキャラを毎ターン展開するという使い方も無くは無い。幽霊移民計画と組み合わせると、それなりの速さで幽霊が出てくる。
それでも、ドローフェイズが止まっているため、手札の補充は容易ではなく、またそれだけのリターンも望めない為、上記のロックカードの「決まればほぼ勝てる」という強烈さと比べるとかなり微妙な感は否めないのが正直な所。
どうしても使いたいなら、意図的に種族:幽霊のカードをデッキトップに集める稗田 阿求やドローフェイズ以外でのドローを(コストが必要とは言え)可能にする弦奏『グァルネリ・デル・ジェス』等を組み合わせると良いかもしれない。

  • 一応因幡 てゐで相手のキャラクターのコントロールを得る→このカードをセットしてから相手に返す、という手順によりロックを掛ける事も出来る。魔法研究のサーチに対応していない上にコスト面でもかなり無駄が多いが、コンボのバリエーションの一つとして覚えておくと良い。
  • めくったカードが幽霊でもデッキの下にもどしてもよい。

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迷ひ家

《迷ひ家》

《迷ひ家》 Nord(5)/Cost(2)

目標のキャラクター1枚をゲームから除外する。
次のあなたのターン開始時に、この効果で除外したキャラクターを
本来のプレイヤーの場にアクティブ状態で戻す。


コメント

これ一枚で除去に対する緊急回避、目標のキャラクターの呪符装備破壊、相手アタッカーやブロッカーの一時的除去など、攻守共に様々な使い方が出来る非常に用途の広いコマンドカード。

壱符弐符パチュリー伊吹 萃香など複数のセットカードがセットされている事で効果を発揮するキャラはこのカード一枚で涙目になるだろう。

またそれだけでなく、鬼符『ミッシングパワー』魂魄 妖忌などのターン終了時のデメリットを回避する事も出来る。

ノードコスト共に重めだが、それに見合った汎用性を持ったカードであると言えるだろう。

  • 弐符キャラクターを対象としても、戻ってきた際に壱符キャラクターを破棄する必要は無い。
  • ルールリファレンスの制定に伴い、裏向きカードにこのカードを使用し、次の自分ターン開始時に表向きで場に戻す、と言うことが出来なくなった。

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自警団

《自警団》

《自警団》 Nord(5)/Cost(2)

ターン終了時まで、全てのキャラクターは攻撃することが出来ない。
また、既に行われた攻撃は取り消される。


コメント

常闇の全体化。
そのターン全てのキャラクターの攻撃を封じる。

とりあえず1ターンは凌げるので、使い勝手は悪くない。
だが、あくまで凌ぐだけであり相手にカード消費をさせられず、このカードが必要な状況では焼け石に水であったりする事も多い。

またその性質上、数を揃えるデッキに対する耐性が利点と言えるのだが、いわゆる展開型の速攻デッキではノード5という重さにより上手く使いづらく、それ以外のデッキであっても各種除去や白玉楼の幻闘のようなカードで代用出来る場合が多い。
使い所に恵まれず、多少宝の持ち腐れ感が否めないカードである。

  • 解決済みの戦闘に遡って「取り消される」事はない。


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人形解放戦線

《人形解放戦線》

《人形解放戦線》 Nord(5)/Cost(3)

ターン終了時まで、場に出ているキャラクターが持つ
「人形」のルールは以下に変更される。
「人形を持つキャラクターは攻撃を行う場合、攻撃力+3を得る。
攻撃を行った場合、戦闘終了時に破棄される。」


コメント

人形という束縛から解き放たれたドールズが立ち上がるコマンド。
だが攻撃をすると華々しく散ってしまう。

使うのならば、人形を多く使うデッキが適任だろう。
やはり、アリス・マーガトロイド/1弾になってしまうのは芸が無い気もするが。

  • 解決時に場に出ていた人形にのみ効果がある。
  • 手札にある人形のルールは変更されない。
  • 片や効果を無効にする、片や効果そのものを変更すると様式の違いはあるが、人形という記述自体を消しているわけではない点は背水の陣と同じ。アリス関係のカードの対象にもなれるし、霧符『ガシングガーデン』の恩恵下では一方的に攻撃が行える。


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神様との宴会

《神様との宴会》

《神様との宴会》 Nord(6)/Cost(1)

このカードはあなたの場に種族:神を持つキャラクターと種族:人間を持つ
キャラクターが合わせて3枚以上いる場合に、
メンテナンスフェイズでのみプレイ出来る
(但し、種族:神を持つキャラクターは1枚以上含まなければならない)。
このターンのメインフェイズをスキップする。


コメント

メインフェイズを飛ばすコマンドカード。
洩矢の王国のように、人間と神様のみが関係するコマンドとなっている。

発動条件はやや厳しいが、決まれば相手のメインフェイズを飛ばすことが出来る。
メインフェイズでのみ行える行動として、キャラクターのプレイ、スペルカードのプレイ、場のキャラクターによる攻撃、『メインフェイズにのみ使える』とされた能力の発動・カードのプレイなどである。
特にキャラクターのプレイとその攻撃を完全に無効に出来るカードは今のところこれだけなので、スペルカードの無効化と合わせて非常に強力なコントロール能力を有しているカードと言える。

逆に言えば、上記に当てはまらない行動には一切制限をかけられない。具体的にはコマンドカードのプレイ、奇襲速攻持ちキャラクターのプレイ(メインフェイズ以外のタイミングでのプレイ)など。
完全封殺を狙うにしても勝ち手段の補佐として使うにしても案外穴が大きく、使うタイミングをしっかり見極めて使わなければ大きな効果を得られないだろう。

ノードは高いが効果の割にコストは低いので、無駄撃ちになってもリスクが低めなのは救いか。

  • 実は種族:人間は居なくてもよい。が、種族:神のキャラクターが癖の強いキャラクターばかりなので、現実的には人間を混ぜた方が発動条件を満たしやすい。

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