*topic : 本庭
【ラド】 「…やることもねえからブラブラしてっけど、どうもまぁ皆色々やってんなあ」
【ラド】 「…まぁ、騒がしいってのはきっと悪いことじゃないんだろうさ」
【トヨノホ】 「おぉ、ここに居ったか」大きくバサッと尻尾をふって軽い足取りでよこまで来ます
【ラド】 「ん?狐っ子。お前さんもいたのか」
【ラド】 少し意外ではある
【トヨノホ】 「一寸噂に聞いてな…」
【トヨノホ】 ソワソワした様子で隣を陣取る
【トヨノホ】 「お主は先発隊であったな?…儂は先ほど書いたからまだ割り振りとかよう分らんが」
【ラド】 「噂ねえ、全くこんな大事とは思わんかった……先発隊というか、割り振りの発表自体は早かったなー」
【ラド】 「まぁ何だ、何にせよ無駄死にだけはしたくないもんだ」
【トヨノホ】 「…無駄死に等というものは無いだろう、このような事態だ」
【トヨノホ】 「自分はハラが決まっているんじゃが …他の者の事を思うとソワソワしてしまっていかん」
【トヨノホ】 「…」(足をかかえながら空を見ている
【ラド】 「それはそうだが、安易に命を捨てる気になるのは個人的には好かねえな。死ぬ覚悟なんてなぁそうなってから決めちまえ、生き残って依頼を終わらせることを考えるのがいいさ」
【ラド】 「とりあえずお前が誰かを想ってソワソワしてるなら、きっと思ってる相手もお前を心配している。出来うる限り生きて帰れりゃいいんだがね」
【トヨノホ】 「…ラドもそのように考えておるのか?」
【トヨノホ】 「まぁ、肝は据えておいた方が良いとは思うが、悲観する様なものでない事もわかっておるのだがな」
【ラド】 「知り合いが死んだら俺だって落ち込むよ。一番いいのは誰も死なずに終われるハッピーエンドだ…かなり難しいが狙う価値はある」
【トヨノホ】 「誰も死なずに?」
【トヨノホ】 「そんな戦ってあるんじゃろうか…」かかえた足をプラプラさせつつ
【トヨノホ】 「いや、ウジウジしとるのも儂らしくはないな
【ラド】 「無茶だろうなあ、でもよ、誰かが死ぬと誰かが悲しむ。個人的には人の死なんて背負いたくねえ」
【トヨノホ】 「…戦で人が大勢死ぬのが当たり前と考えるのは そうだな… そう決め込む必要自体はないのかもしれぬな」
【トヨノホ】 「無いかもしれないが そうあって欲しい希望を持っていてもいいのかもしれぬ」
【トヨノホ】 (狐の耳に付けている紅白の飾りヒモと鈴を、片方取る)
【ラド】 「無いよりはあった方がいいというのは、俺の考え方ではある」
【トヨノホ】 「随分と前向きじゃな …まぁ、御陰で儂の肩の力がぬけた」
【ラド】 「すまんな狐っ子。ある意味こんな事態になって俺も微妙に混乱してるかもしれん。こういう事言うようなキャラでは無かったんだが」仏頂面で頭をかく
【トヨノホ】 「こういうこと? 前向きな事か?」
【ラド】 「あー、何というか人に説教というか、言い聞かす事あまりしてなかった気がすんだよなあ」
【ラド】 「まぁ何だ、若者に対するおっさんの意見というかそんな感じで」
【トヨノホ】 「説教? 説教だったのか…? 普通にラドの意見として聞いていたから儂はようわからんかったが」
【トヨノホ】 「混乱するのは仕方のないことであると思う、度肝をぬかれるような事が起っておるしな …じゃが、そこからどう立ち上がるかで人が見て取れるという」
【トヨノホ】 「元来 ラドがそう言う所があったのかもしれぬよ」
【トヨノホ】 「儂は、そう言うラドの意見は好きじゃ」
【トヨノホ】 「じゃからそんな事を言わなくても良いと思う」
【ラド】 「ははは、何とも有り難い言葉だ」照れ隠しで豊さんの頭撫でてしまってもいいだろうか
【トヨノホ】 (甘んじて撫でられよう
【トヨノホ】 「ああ、そうじゃ」 撫でられると狐の耳がピコピコ動きます
【ラド】 撫で撫で
【トヨノホ】 「ラド、手を出せ」
【トヨノホ】 拳に何か握ったまま
【ラド】 「ん?」
【ラド】 撫でていた手をトヨノホさんの前に出そう
【トヨノホ】 「開いた状態で、 ほれ はよう」急かすようにして
【トヨノホ】 「うむうむ」
【トヨノホ】 手の上に狐耳につけていた紅白の飾りヒモと鈴をかたっぽ乗せます
【トヨノホ】 「これはな、儂がここに来る前の島国の、育ててもらった村に居た時からつけておった 数少ない儂の大切なものじゃ」
【トヨノホ】 「お護りとして、一時お前に託しても構わぬか」
【ラド】 「………」 ヒモと鈴を受け取り
【トヨノホ】 「大切な物であるからな、 お主の手から返してくれると信じておる」
【ラド】 「分かった、必ず返す」託されよう
【トヨノホ】 (握らせるようにして手をそえます)
【トヨノホ】 「うむ、お主の事は信じておるからな 疑う事も無い」
【ラド】 手を添えられながらしっかり握る
【トヨノホ】 「お主はこの陸に上がって初めて出来た大切な仲間じゃ」
【トヨノホ】 「うむ、それだけ伝えたかった」
【トヨノホ】 袴についた草をはらって立ち上がります
【ラド】 「ああ、そうだな。仲間だ」
【トヨノホ】 嬉しそうに狐目に微笑みます
【トヨノホ】 「では儂もそろそろ物資の調達に行って来る 又な」
【トヨノホ】 きびすを返すと大股で仰々しく歩きながら、尻尾をふって広間に向かいます
【ラド】 「おう豊ノ穂、お前も頑張れよ」と後ろから声をかける
【トヨノホ】 振り向かずに手を大きく上にあげたまま 群衆にのまれていく
【ラド】 「…全く、肩の力が張ってたのは俺だったなこりゃ」
【ラド】 頭をかいて空を見て少し息を吐いて一旦自宅に帰ろう。準備しないとなあ
*topic : 本庭
【GM】 クズノハ「……ふむ」
【GM】 周りを見渡して、適当な木に背中をつけて油揚げもぐもぐ
【GM】 もぐもぐ
【トヨノホ】 さっき出て行ったのに又すぐ戻って来て格好わるい事この上ないが!!!!
【トヨノホ】 ダッシュで駆けつけて来ます
【GM】 庭は庭でもちょっと木立の方だな
【トヨノホ】 デデデデデ
【トヨノホ】 「あねさまー!!!」
【GM】 ぽいっ と油揚げを放ってみる
【トヨノホ】 「あねさまー!!!!」そのまま飛びつきそうになって危ないので、手前で急ブレーキをかけてみたけど油揚げがほおられてキャッチをしつつ
【トヨノホ】 空中で回転して膝にのります
【GM】 「久しいな、子狐」
【トヨノホ】 「あねさま!あねさまー 久しぶりじゃな!又逢えて嬉しいぞ!!」嬉しそうに尻尾をふりつつ、手の中のお揚げとあねさまの存在にどっちから取りかかればいいのかフリーズします
【トヨノホ】 つ(はんぶんこ
【GM】 もぐもぐ
【GM】 「実は少し前に逢っていたがな」
【トヨノホ】 「む…? 前に一緒にイライを受けたときでなくか?」
【GM】 「うむ、昨夜寝顔を突きに行った」
【トヨノホ】 控えめに体を寄せるようにして膝の上に腰掛けてます
【トヨノホ】 「突きに!?… なにやら朝起きたら顔が痛かったと思ったら…」
【トヨノホ】 「何故じゃ 何故起こしてくれんかったのじゃ」
【GM】 「触り心地の良い頬ゆえな」
【GM】 「寝た子を起こしてどうする」
【GM】 「寝た子を起こすとな、ああいったことになるのだ」と、天の城塞を指さし
【トヨノホ】 「起きたらあね様にあえるではないか!あね様ばかりずるい… む?」指差された城を見上げ
【GM】 「子狐は気にするな」
【トヨノホ】 「あぁ 彼奴をかたづけんことには又こうしてあね様にあう事もままならぬな」膝の上で尻尾をばさっと振りつつ
【トヨノホ】 「気にするなとは…?」
【GM】 「何、特に意図はない」扇で口元を隠しつつ
【GM】 懐から筮竹をいくつか取り出して、ぱらぱらと広げてみる。
【GM】 1d100
[Dice] GM: 68(1D100: 68) = 68
【GM】 1d100
[Dice] GM: 74(1D100: 74) = 74
【トヨノホ】 「なんじゃ、気になる あね様はほんにそう言う所がいけずじゃ…」
【トヨノホ】 爆竹かとおもった
【GM】 ちゅどーん ぱんぱんぱん!
【トヨノホ】 キャインキャイン
【GM】 二つ目の卦を見てふっと微笑んで
【GM】 「行くのであろう?」
【トヨノホ】 「儂の故郷の為にもひとはだ脱ごうと思うておる 遠くからでも ちりぢりになってしもうた村人を守れる良い機会じゃ」
【トヨノホ】 「うむ!」
【GM】 「どれ」
【トヨノホ】 「む?」
【GM】 懐から香り袋を出して、トヨノホの頭に乗せる。
【GM】 「護符というものでもないがな、勇気づけにはなろう」
【トヨノホ】 あねさまのつけてる香り袋だろうか
【GM】 ですです
【トヨノホ】 ぽふっとのせられ
【トヨノホ】 香り袋からする あね様の香りに嬉しそうに満面の笑みをたたえて、頭の袋をとる
【トヨノホ】 「これはなによりじゃな… あね様が側にいてくれるようで、気持が奮い立つ」
【GM】 「それでよい」
【トヨノホ】 大切そうに表面をなでると、嬉しそうにほおずりしてから懐にしまいます
【GM】 「本当は扇をやるつもりだったがな。クズノハにも時間があれば見繕ってやったのだが」
【トヨノホ】 「儂としてはこれが一番良い」
【トヨノホ】 「何時もあね様が近くにおらんで 何時もこの香にこがれておったから」
【GM】 「そのような言葉は5年後に想い人にいってやると良いのだがな」笑って
【トヨノホ】 「あね様にいってはならんのか…」
【GM】 「構わん。クズノハも嬉しいからな」
【GM】 珍しくぎゅーっと
【トヨノホ】 「いつも子供扱いしておるが、儂だって本当は輿入れできるくらいの…」
【トヨノホ】 「…」
【トヨノホ】 「……」
【トヨノホ】 (背中に控えめに手をまわして なんだかモジモジとはにかんで しばらくそうしてると離れます
【GM】 「お前は死なない、力の限りやっておいで。クズノハが迎えてあげるから」
【トヨノホ】 「油断するつもりではないが、あんな小城 小指の先で跳ねられそうなきがしてならぬ!」
【GM】 「ふ」
【GM】 ぽんと頭に手を置くと、くるっと向き直っていく。
【トヨノホ】 「… 心強いな という意味で笑われたと取っておくからの」
【GM】 「そのつもりだ」
【トヨノホ】 それをきくと嬉しそうに見てない背中に手をふって見送る
【GM】 裾からクズノハ尻尾がひょろっと出たりするが
【GM】 そのままフェードアウト
【トヨノホ】 満面の笑みで坂を下りおりて今度はちゃんと調達に行こう
【トヨノホ】 「見ていてくれあね様 村の刃で儂が皆のものとこの危機を蹴散らしてくれようぞ!」走りながら二振りの刃をきらめかせるようにふって
【トヨノホ】 (あぶない)
【トヨノホ】 地面を蹴って、見えている城を空をきるように一刀両断にして 刃をおさめて走りさります