【ちょっと】小説書いてみませんか?【気軽に】
- 1 名前:VIP奴隷 :2006/11/30(木) 01:16:27.52 ID:bsBC0g780
- ちょっと小説書いてみませんか?
小説を書いてみたいあなた。
書いたけどどこに投下していいのか分からないあなた。
そんなあなたにお届けする、
エロ、ホモ、レズ、鬼畜、SM、純愛、パロディー、SF、
なんでもアリのこのスレです。
文章書くのが好きな人、どんどん投下しに来てください。
出来れば作品の投下中は名前欄に名前を入れてもらえるとありがたいです。
【まとめサイト】 http://www21.atwiki.jp/syousetuvip/
【避難所】 http://yy45.60.kg/syousetuvip/
※注意事項※
@作品を投下する方は、
一時的でも良いので名前欄に固定HN、できればトリップも入力してください。
A題名をあらかじめ指定しない場合、スレ住人の独断で付けられます。
B他の人が投下している間は、終わるまで我慢してください。
C他の人が投下している間に、投下予約をすることを禿しくお勧めします。
D投下中の作者は「一旦休憩」「本日終了」など状況の報告を忘れないように。
前スレ http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1164559193/
前々スレ http://ex17.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1164302134/
- 2 名前:VIP村人o :2006/11/30(木) 01:17:14.24 ID:WiOEaLcLO
- 女VIPPER様だぉ^^http://pr5.cgiboy.com/S/7147514リンクの('∀`)を押してランキング上位にしてあげましょう^^
- 3 名前:VIP村人o :2006/11/30(木) 01:19:14.41 ID:h7Zs813iO
- スレ立て乙。
これからもみんなの小説にwktk
- 4 名前:VIP足軽dca :2006/11/30(木) 01:19:53.90 ID:ngTIKE0C0
- スレ立て乙!
- 5 名前:VIP村人h :2006/11/30(木) 01:36:24.41 ID:IS/8GjmM0
- >>1乙。
1回くらい1000までいってみたいねぇ。(・∀・)
- 6 名前:VIP足軽dca :2006/11/30(木) 01:40:29.38 ID:ngTIKE0C0
- このスレは行けるんじゃないか?
いや、書き手さんかかってるんだがなw
俺も頑張って保守するお!
- 7 名前:鳩鳩 :2006/11/30(木) 01:42:35.92 ID:2VDS113IO
- 超短編「墓守」
「構えろ」
気だるい指示が長身の口から漏れた。
皆が鉄臭い銃を俺に向ける。
1対12。思わず笑った。いや1対11だ。だが笑った。むしろ泣いた。
スコップ対ピストル。何故か勝てそうな気がした。同じ鉄製じゃないか。
いや、無理か―――泣いた。
罪人はむしろ奴らだと信じたい、俺は墓を守っていただけだ。
俺の方はむしろむしろむしろ善人だ。
あぁ間違いない。
来る烏を毎日追い払い、聖書を毎日読みあげ、彼女を毎日見守―ズダーン
「墓荒らしを射殺っと、引き上げるぞ。」
- 8 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/30(木) 01:43:05.69 ID:2VDS113IO
- >>1
乙です
- 9 名前:VIP村人o :2006/11/30(木) 01:43:14.53 ID:h7Zs813iO
- ひっそりとそんな野望を持ちながら保守頑張るぜ
みんな気付いてくれるといいなぁ
- 10 名前:VIP村人o :2006/11/30(木) 01:50:30.60 ID:h7Zs813iO
- >>7乙
何か色んな想像膨らんで切なくなりますた(´;ω;`)ウッ
- 11 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/30(木) 01:51:42.88 ID:2VDS113IO
- 初めてだから何も分かんないだぜ保守
まとめ見てくるお
- 12 名前:武器屋のじじぃ :2006/11/30(木) 01:53:28.84 ID:2VDS113IO
- >>10
レスありがとうございます!
とりあえず人間のエゴ的な物を(ry
とにかくありがとうございます
- 13 名前:VIP村人i :2006/11/30(木) 02:02:54.81 ID:IS/8GjmM0
- >>7
リズムがよくて読みやすい。
なんで墓荒らしとして殺されたのかを書くともっと分かりやすいよ。
投下乙。
次の作品、お待ちしてます。(´∀`)ノ
- 14 名前:VIP村人p :2006/11/30(木) 02:03:15.79 ID:h7Zs813iO
- >>12
こちらこそ読ませていただいてありがとうございます。
またwktkして待ってますねー(・ω・)
それではみなさまおやすみなさいー保守
- 15 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 02:06:15.39 ID:IS/8GjmM0
- >>14
(´∀`)ノ おやすみー。
俺も今日は寝ようかな・・。
- 16 名前:門番の娘 :2006/11/30(木) 02:06:31.95 ID:2VDS113IO
- >>13
ありがとうございます〜
墓荒らしとして見られたのは持っていたスコップが原因なんです。
やっぱ分かりにくいですよね><
指摘ありがとうです!
- 17 名前:門番の娘 :2006/11/30(木) 02:10:40.88 ID:2VDS113IO
- では、そろそろおやすみなさいッス。
良い夜をお過ごしくださいませ(*^−^)ノ
- 18 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 02:12:26.20 ID:IS/8GjmM0
- >>16
なるへそ!そうだったのか。
だったらそうだな〜。
オチのセリフの前に
「スコップなんて振り回しやがって泥棒め!」
「最近物騒になったからな。」
とかのセリフを入れてみてはどう?
- 19 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 02:14:04.82 ID:IS/8GjmM0
- >>17
おやすみー。
そっか、墓を掘り返して見守ってたのか。
そりゃ墓荒らしだわな。うんうん。
次の投下、待ってるよ!
- 20 名前:門番の娘 :2006/11/30(木) 02:17:00.93 ID:2VDS113IO
- >>18
そうですねぇ、一応迷ったんですが、色々な見解を
読者の方にして頂きたかったんで、その台詞はあえて入れなかったんです…
でも、ありがとうございますです!
色々な意見が得られるからとても嬉しいです〜
- 21 名前:門番の娘 :2006/11/30(木) 02:18:07.94 ID:2VDS113IO
- >>19
愛ゆえの行動ですね><
では、おやすみなさいませ
- 22 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 02:29:15.93 ID:IS/8GjmM0
- >>21
なるほど、書かない事で謎を出して・・・か。
ふむふむ。
おやすみー。また書きにきてくれよ〜(´∀`)ノ
- 23 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 03:00:17.96 ID:IS/8GjmM0
- コタツでうたた寝してしまった。
今日はもう寝るよ。おやすみー。
- 24 名前:VIP村人y :2006/11/30(木) 03:57:53.24 ID:zxYZ/1INO
- 保守( ^ω^)
- 25 名前:宿屋の女中 :2006/11/30(木) 03:58:28.26 ID:2gahKizHO
- 俺も寝る前保守
朝組頼んだ!
- 26 名前:VIP足軽wwwww :2006/11/30(木) 06:13:42.02 ID:gVGaw2xIO
- 保守
- 27 名前:VIP足軽x :2006/11/30(木) 07:10:18.12 ID:gVGaw2xIO
- 保守
- 28 名前:VIP村人u :2006/11/30(木) 07:14:16.03 ID:h7Zs813iO
- おは保守
- 29 名前:VIP村人x :2006/11/30(木) 07:26:13.76 ID:U1/KwFOUO
- 冬だなぁ…
そんな時に小説読めると幸せ
- 30 名前:VIP村人Ecup :2006/11/30(木) 08:28:28.58 ID:VE5J5OBRO
- おはようの保守。
>>29
同感。
- 31 名前:りゅう ◆OFZcnhJ41A :2006/11/30(木) 09:14:22.66 ID:F9fOWNOlO
- 自習だからちょっと昨日のとも違うのを投下しようかな〜
- 32 名前:花魁 :2006/11/30(木) 09:19:59.03 ID:IGv0fzl20
- >>31
wktk
- 33 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 09:32:35.78 ID:IS/8GjmM0
- 思いっきり寝過ごした。
みんなおはよー。
>>31
待ってる。朝ごはんの目玉焼き我慢して待ってる。
- 34 名前:花魁 :2006/11/30(木) 09:44:06.54 ID:IGv0fzl20
- そういえば、みんな何行を目安に投下してる?
- 35 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 09:51:18.84 ID:IGv0fzl20
- 作品投下していい?
- 36 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 09:54:28.06 ID:IGv0fzl20
- 【天聖機甲 セルフィス 〜戦慄の天使達〜】
…奴らがもうそこまで迫っている…
今の俺に出来るのは、この地を守ること…!!
「大切なモノ<者・物>を守るための力」
それが今の俺にはあるっ…!!!
- 37 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 09:54:55.52 ID:IGv0fzl20
-
響きわたる銃声…
辺り一面に広がる殺戮の嵐…
もう奴らが来やがった…
以外と…速かったな…
「しししし司令!!!やつらが…やつらがぁっっ!!!」
偵察に行っていた兵士…
「マルクス・ヴィルスレイ少尉」が報告だかなんだか分からない口調で俺に伝え
てきた。
- 38 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 09:55:19.20 ID:IGv0fzl20
- 「少尉…いつも言ってるだろ?いかなる時でも取り乱すなと!!!」
「も、申し訳ありませんっ!!!」
マルクスはそういうと深々と頭を下げた。
「よろしい…では報告を頼む。」
「はっ!!敵軍の一個中隊が『分子融合式魔導機甲』を着装した状態で、最前線に侵攻。
最前線にて防衛戦闘体制に立っていた友軍の三個中隊が全滅。現在、同敵一個中隊が
こちらへ侵攻中。」
「よろしい。なかなかやるようだな…敵ながら天晴れだ。」
「感心している場合じゃないわよ?ラネクス。」
- 39 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 09:55:47.99 ID:IGv0fzl20
- そう横から話しかけたのは俺の側近の「エルリア・リュネィジュ中佐」だ。
「…公務の時は名前で呼ぶなと言っているだろう?」
「『公務の時でも二人で居る時は名前で呼んでぇぇぇぇっ!!!』
って『誰かさん』が言ったせいで、『癖』が付いたのであります。『ラネクス・ハーネスト准将』?」
「ちょ…誰かさんt…」
「し…司令…」
前を見るとマルクスが顔を引きつらせながらこちらを見ている…。
「そんな目で見ないでくれ…orzていうか誰にも言わないで…orz」
俺は藁にもすがる思いでマルクスに訴えた。
「…い…言いませんよ…自分と司令の仲ではありませんか。」
「おまえらそんな仲だったのかっっ!!?ラネクスぅぅぅぅっ!!俺という者がいながらっ!!!」
- 40 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 09:56:22.91 ID:IGv0fzl20
- またしても横から茶々入れやがって…。その「入れやがった」奴の名は、
「ダリス・ヴィルクロス大佐」という奴で俺の幼馴染だ。
「おい、誤解を招くような発言するな。ただの幼馴染だろう?」
「?『そのつもり』で言ったつもりでありますが、何かございますか?」
「…いえ、何でもございません…。」
そんな「某匿名掲示板」みたいなやり取りしているが、内心は皆ハラハラしている。
なのに何故、こんなふざけたような雰囲気かというと、
俺たちのような上官が慌てふためいていては、部下たちも不安になる。
適度な不安も必要ではあるが、あまり不安しすぎては本来の力が出にくい。
だからわざとこうしているのである。
それが、俺の部隊…
通称「戦慄の天使達」のポリシーでもあった。
「さて、そろそろ我々も動くとするか…」
俺はカップの中の冷めかかったコーヒーを一気飲みして立ち上がった。
- 41 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 09:57:07.51 ID:IGv0fzl20
- とりあえずここまでです。
連投規制かかってもイヤなので…汗
- 42 名前:VIP遊び人 :2006/11/30(木) 09:59:25.79 ID:CVII5Ytg0
- 空飛ぶクラゲ、みぃと鳴く。
クラゲである。
空飛ぶクラゲである。
それだけならば有り触れてるが、その飛ぶクラゲはみぃと鳴く。
そこは小さな村で、外れにある神社の脇の大きな浅い池に掛かった木造の細くてとても長い橋と、
国の金で掘り当てられた温泉の他には何もなかった。村民は温泉よりも橋よりも、山菜と空を誇ったけれど、外の空気は冷めていた。
そこに、一匹のクラゲが居た。空飛ぶクラゲである。
それだけでは有り触れているが、その飛ぶクラゲはよく馴れていて「みぃ!」と呼べば、「みぃ」と答える。
麩菓子やら、片栗粉やらを口に含んで目の前に吐いてやると、口を広げてパクリと喰う。
その愛くるしい姿が評判となり、地方紙に乗り、ラジオに乗り、地元の局が取材に訪れ、その飛ぶクラゲは温泉よりも橋よりも、
広く知られることとなり、テレビカメラが訪れた。遥々、東京からである。
- 43 名前:VIP神父 :2006/11/30(木) 10:01:15.39 ID:CVII5Ytg0
- テレビの男は当然のように「橋で、」と言う。そこは、古くに作られた木造の細くてとても長い橋の村で、みぃと鳴くクラゲはその村の、新参者のスターである。
小さくて少し肥えた男は「みぃや」「みぃや」と呼び寄せて、テレビの男に「みぃは言葉がわかってね、こうして呼べば来るんです。」
と、みぃの知性を誇ってみせた。それは、誇ったと書くよりも、称えたと書いた方が正確なものであった。
普段は家中を好き放題に飛び回らせてる少し特別なそのクラゲを、
インスタントコーヒーの空き瓶に入れて小脇に抱え、家族総出で橋へと向かう。中年の男と、年老いた父の2人きり。
テレビカメラが向いたとき、男はもう汗だくで、上唇が口元が、ぴくりぴくりと動いていた。
「ちゃんと喋れますか?」若い眼鏡のテレビの男は呆れた空気を押し殺しながら男に尋ねる。
「大丈夫、大丈夫です。ちょっとまあ、大丈夫です。」
世界が男を向いたとき、男は麩菓子を頬張って、目の前を飛ぶクラゲに向かい、器用にそれを吹いていた。
ドングリよりは少し大きな空飛ぶクラゲはその度に、めいいっぱいに身体を伸ばして、落ちてく粉を一呑みにする。
東京の、大学を出た黒い髪のアナウンサーが喋ってマイクを男に向けたが、男は構わず粉を吹く。空飛ぶクラゲはそれを一呑み。身の丈よりも、口を大きくして食べる。
やっとマイクを向いた男は段取り通りの問いかけに、段取り通り答えてゆく。
「なんでも、そのクラゲは鳴くんですって?」「ええ、読んでやるとですね、答えるんですよ。
ちゃんとわかっているんです。」言い終わらぬ内に懸命に呼ぶ。
「みぃ!」「みぃ!」「みぃや、みぃ!」男が呼ぶ度空飛ぶクラゲは、熱々のがんもどきをつぶしたような音で、みぃと答えて1つ鳴く。
アナウンサーは手を伸ばし、マイクで小さなその声を追いかける。
- 44 名前:VIP神父 :2006/11/30(木) 10:02:39.92 ID:CVII5Ytg0
- 朝のテレビで随分と、長く有名な男から、段取り通りの質問が飛ぶ。
「そのクラゲはどこで見つけられたんですか?」
「え?」
男はうまく聞き取れず、狼狽する。
「そのクラゲはどこで見つけられたんですか?」
より丁寧に、繰り返される。
「え?」
背筋を丸めて耳のイヤフォンを両手で抑え、聞き取ろうとする。
「その、みぃちゃんは、どこで見つけられたんですか?どちらで?」
アナウンサーが見かねてなぞる。
汗で光り輝く男は安堵して、段取り通りの質問に落ち着きを取り戻し、それに答える。
「物干し竿の、端に出来ていた、蜘蛛の巣にひっかっかっていたんです。蜘蛛の巣に空飛ぶクラゲが引っ掛かってるだけなら、私も気には留めんのですが、
その蜘蛛の巣は、もう随分と前から主がおらんかったもんで、私がちゃんと掃除して、蜘蛛の巣を剥いでおったらそんな事にはならなかったと思うとですね、
申し訳なくなって、蜘蛛の巣から離してやったんですよ。そしたらですね、疲れとったのか、朝露で重かったのか、上手く飛べずに落ちるもんで、拾って家へ入れてやったんです。」
男は喋る。
「今じゃあ家族みたいなもんでね、私は煙草を止めたし、親父も煙草を止めたし、昼も毎日家まで帰って一緒に食べているんですよ。」
男は称える。
「頭が良くてね、賢くてね、クラゲがこんなに頭が良いとは思ってもいませんでした。毎日同じ場所で寝て、朝は毎日同じ時間に鳴いて起こしてくれるんです。みぃ、みぃ、って具合に。」
- 45 名前:VIP神父 :2006/11/30(木) 10:04:42.38 ID:CVII5Ytg0
- 次を急いだ東京のテレビは、段取りにはない問いかけで、男を黙らせようとする。
「最後にもう一度、餌を食べるところを見せて貰えませんか?」
背中を丸めて耳のイヤフォンを両手で押さえて聞き取ろうとする男。
アナウンサーが同じくなぞる。
「もう一度、餌を食べるところを見せていただけますか?」
「ああいいですよ。」と快諾し、男は麩菓子に手を伸ばす。
空飛ぶクラゲが見あたらない。
「みぃ?」
「みぃ、みぃ!」
と、男がクラゲを読んでいる間に「ありがとうございました、空飛ぶクラゲのみぃちゃんでした。」と声が聞こえてテレビは何処か、余所を映した。
みぃ、と左手から熱々のがんもどきを摘んだような声がする。
池の水面のすれすれをぷくりぷくりと飛ぶクラゲをカメラと皆とが捕らえたときに、クラゲは池の上に落ち、赤と白との鯉が来て、それを一呑みして消えた。
「いやあ、立派な鯉でしたね。」
汗だくの男はそのままの、満面の笑みでそう言って、橋を向こうへ渡っていった。
テレビカメラに背を向けて。
- 46 名前:VIP村人XL :2006/11/30(木) 10:20:50.41 ID:U1/KwFOUO
- みぃ
- 47 名前:VIP村人z :2006/11/30(木) 11:16:30.69 ID:4EU+W/83O
- >>47乙!
カナシス
- 48 名前:悠斗 :2006/11/30(木) 12:10:24.84 ID:IGv0fzl20
- 誰もいないなぁ…保守。
いるんだろうけど、忙しいんだろうな。
- 49 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 12:14:47.19 ID:IGv0fzl20
- >>40の続き
----
通称「戦慄の天使達」
…それはファリア連邦 中央軍 第000特殊精鋭部隊の
畏怖を込めた異名でもある。
陸軍、海軍、空軍の中でも選りすぐりのエリートだけが所属を許される中央軍。
その中でもある素質を持つ者だけが「戦慄の天使」となれる。
それは、ある兵器による影響が大きいとされている。
- 50 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 12:15:11.83 ID:IGv0fzl20
- その兵器は「多目的戦略機動装甲」と呼ばれる、いわゆる機械仕掛けの甲冑である。
一般兵卒用甲冑で、誰でも扱いやすく、
安全・確実に運用できるよう造られているという長所の代償として、
低出力攻撃、低出力防御シールド、専用OSの各種制御補助機能による機動性低下
といった短所がある、
「分子結合(身体表面に結合する)式魔導機甲 ウィザードリィ・スーツ(以下『スーツ』)」
一般士官以上及び中央軍全階級用甲冑で、
上記よりは各能力、特に機動性が向上しているが、
専用OSの各種制御補助機能が簡易的なため、制御が難しいという短所がある、
「分子融合(身体と直接融合する)式魔導機甲 ウィザードリィ・アーマー(以下『アーマー』)」
そして、「戦慄の天使達」専用の甲冑、「戦慄の天使」たるゆえんの機動装甲、
「交差共鳴(肉体を変質させる)式天空機甲 エキスパンサー(以下、天空機甲)」
専用というよりむしろ彼らにしか扱えない。
それは一部の者に生まれながらにして備わる素質
<天翔の加護>を持つ者にしか扱えない能力が存在するからである。
だが、その素質を持っているからといって
無条件で「戦慄の天使」になれるわけではない。
ということだけは強調しておくこととする。
- 51 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 12:15:32.07 ID:IGv0fzl20
- このようなことを説明すると、「天使達」はあたかも無敵に思えるが、
「天空機甲」は高出力高機動の代償で、肉体を変質するがゆえ、
時として生命を失うことさえある。
また、生命を失うことはなくとも、
制御に失敗すれば精神崩壊さえ起こしかねない諸刃の剣でもある。
だからこそ、「中央軍に入れるだけの能力」が必要なのだ。
----
- 52 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 12:15:57.70 ID:IGv0fzl20
- 「やっぱりこの『豆』方がうまいな」
一気飲みしたコーヒーを飲み終わったあと、俺はそう呟いた。
「では少尉、全軍にレッドシグナル(第一種戦闘態勢)を発信せよ。
これ以上奴らの好き勝手にはさせん。」
「はっ!!」
威勢のいい返事をしたマルクスは部屋を飛び出していった。
あいつは将来、この俺を越えるだろうな…。
そんなことを考えていると、ダリスが口を開いた。
「ラネクス、俺たちはどうする?」
「ああ…奴らの中に我々で言うところの『天使』がいるかもしれないが、
今はまだわからない…。お前たちの大切な部下を危険にさらすことは出来ないから、
まずは俺と直属の一個小隊が『アーマー』で出撃して探ってくる。」
「全く、わざわざ司令官ご一行が出撃するとは…相変わらずだな、ラネクス。」
ダリスはあきれた顔で俺にそう言い放った。
こればっかりは俺の昔からの性分なので仕方ない。
「それがラネクスのいい所よ?ダリス?」
「まあ、そうなんだけどな。」
二人はそういってクスッと微笑した。
俺はそんな二人を尻目に、出撃の準備を着々と進めていた…。
- 53 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 12:17:50.99 ID:IGv0fzl20
- 一旦ここまでです。
ちびちびと申し訳ない…。
- 54 名前:VIP村人g :2006/11/30(木) 12:33:00.16 ID:7fK1Dtjv0
- GJ
- 55 名前:VIP村人z :2006/11/30(木) 12:37:06.52 ID:h7Zs813iO
- 昼保守
帰ってゆっくり読むぞー
- 56 名前:VIP盗賊 :2006/11/30(木) 12:57:53.06 ID:zxYZ/1INO
- ( ^ω^)ほっしゅ
- 57 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 13:31:15.94 ID:IS/8GjmM0
- はー仕事片付いた。
きゅうに消えてごめんね。
「空飛ぶクラゲ」を書いた人、悠斗氏、投下乙でした。
「空飛ぶクラゲ」の作者さん、名前欄に名前を入れてくださいね。
入れないと今日から「ちくわ」と呼ばれちゃいますよ。(・∀・)
空飛ぶクラゲ、おもしろかった。
なんか現代の人間を暗示してる話みたいで。
次の投下もお待ちしてます。
- 58 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 13:33:02.92 ID:IS/8GjmM0
- 保守代わりに何か書こうかな。
真昼間から麻奈っていうのも何だしなぁ。
「俺とあいつ」もいまいち気が乗らんし。
むぅ。
どしよっかな。
なんかリクエストある人、いますか?
- 59 名前:VIP魔法使い :2006/11/30(木) 13:46:32.54 ID:2VDS113IO
- テラGJです、参考になります
- 60 名前:VIP村人XL :2006/11/30(木) 13:47:09.85 ID:NAMwb8CTO
- 沸いて出た言葉をそのまま書け
お題を募集するなら他行けよ
- 61 名前:悠斗 :2006/11/30(木) 13:54:18.25 ID:IGv0fzl20
- >>60
まあなんだ、茶でも飲みつつ落ち着け。
- 62 名前:VIP皇帝 :2006/11/30(木) 13:55:37.07 ID:CmmTZMeh0
- >>60
そういう時は、
お題スレからお題頂戴して書いたらどうかねふうりん君
といった感じで言えばいいと思うよ
- 63 名前:VIP無職 :2006/11/30(木) 14:00:29.26 ID:2VDS113IO
- 連載ってありなのかい?
- 64 名前:VIP村人k :2006/11/30(木) 14:02:25.62 ID:CmmTZMeh0
- 麻奈も続いてるしありだと思うけど
新都社の文藝新都もよろしく
- 65 名前:悠斗 :2006/11/30(木) 14:03:06.91 ID:IGv0fzl20
- >>63
俺なんかとてつもなく長編モノをやってるから、
大丈夫だとオモ。
- 66 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 14:04:46.13 ID:IS/8GjmM0
- >>60
お題じゃねぇ、リクエストだ。
俺はここの読者さんに「読みたいものがあれば書きますよ」、
と言ったんだ。
その微妙なニュアンスの違いが分かりませんか?
>>63
何でもアリです。
鳩鳩氏の投下、お待ちしてます。(・∀・)
- 67 名前:悠斗 :2006/11/30(木) 14:07:47.71 ID:IGv0fzl20
- >>66
ふうたん怖い…
- 68 名前:VIP村人k :2006/11/30(木) 14:08:51.56 ID:CmmTZMeh0
- おいVIPPERども仲良くしやがれwww
- 69 名前:悠斗 :2006/11/30(木) 14:11:24.67 ID:IGv0fzl20
- では改めて、
リクエストねえ…
麻奈タソシリーズもイイが、俺とあいつの日常もイイ…
迷っちまうから、ふうたんが「今書きたい」って思ったものでいいよ。
- 70 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 14:13:52.03 ID:IS/8GjmM0
- >>67
怖くないよ〜。
ふうちゃんちっとも怒ってないからね〜。
ほーらおにいさんの腕に飛び込んでおいで〜〜。
ヽ(゜し_゜ )ノウフフフフフフフフフフフ
今書くとなんか荒れそうだからちょっと静かにしとく。
悠斗氏こそ、さっきの続き書けた?
- 71 名前:散髪とめきち :2006/11/30(木) 14:15:53.52 ID:MDnAYV8n0
- じゃ、リクエスト。
いじめ自殺増加を必死に取り上げるマスコミを風刺したものを一つ。
- 72 名前:悠斗 :2006/11/30(木) 14:18:01.97 ID:IGv0fzl20
- >>70
そんなに急かさないで…
いくら長年にわたる構想を今ここで投下しているとしても、
じっくり楽しみながら書かなきゃな。
- 73 名前:ふうりん :2006/11/30(木) 14:27:30.47 ID:IS/8GjmM0
- >>71
>>70
>>72
オケ。時間があるときにゆっくり構想まとめて書いてくれ。
ガンガレよー。
- 74 名前:VIP無職 :2006/11/30(木) 14:33:31.47 ID:vewv0qNO0
- 専門板の空気だなここ
- 75 名前:VIP賢者 :2006/11/30(木) 14:33:33.51 ID:8YvwJujV0
- 書き込み一個分だけ投下してよかですか
- 76 名前:VIP勇者 :2006/11/30(木) 14:42:18.27 ID:2gahKizHO
- >>75
wktk!!
- 77 名前:走れワロスwwwwwwww :2006/11/30(木) 14:44:27.11 ID:8YvwJujV0
- ワロスは爆笑した。必ず、かの一石二鳥(いっせきにちょう)の王を除かなければならぬと決意した。
ワロスには理由がわからぬ。ワロスは、村の池沼である。ホラを吹き、親と遊んで暮して来た。
けれども邪悪に対しては、人一倍に鈍感であった。
きょう未明ワロスは村を出発し、野を越え海越え、十里はなれた此(こ)のシラクスの市にやって来た。
ワロスには父も、母も無い。甲斐性も無い。脳内の、内気な妹と二人暮しだ。
この妹は、村の或る律気な一牧人を、近々、花婿(はなむこ)として迎える事になっていた。
結婚式も間近かなのである。ワロスは、それゆえ、花嫁の衣裳やら祝宴の御馳走やらを買いに、
はるばる市にやって来たのだ。先ず、その品々を買い集め、それから都の大路をぶらぶら歩いた。
ワロスには竹馬の竿があった。セリヌンティウスである。今は此のシラクスの市で、加工されている。
その竿を、これから訪ねてみるつもりなのだ。久しく逢わなかったのだから、訪ねて行くのが楽しみである。
歩いているうちにワロスは、まちの様子をいやらしく思った。ひっそりしている。
もう既に日も落ちて、まちの明るいのは当りまえだが、けれども、なんだか、夜のせいばかりでは無く、
市全体が、やけにいやらしい。のんきなワロスも、だんだん自暴自棄になって来た。
路で逢った若い衆をつかまえて、何かあったのか、二年まえに此の市に来たときは、
夜でも皆が歌をうたって、まちは賑やかであった筈(はず)だが、と爆笑した。
若い衆は、首を振って爆笑した。しばらく歩いて老爺(ろうや)に逢い、こんどはもっと、
笑勢を強くして質問した。老爺は爆笑した。メロスは両手で老爺のからだをくすぐって爆笑を重ねた。
老爺は、あたりをはばかる大声で、わずか答えた。
続きは書こうかどうか迷ってるとか
- 78 名前:VIP村人y :2006/11/30(木) 14:49:18.48 ID:P14m+jeU0
- だからそう馴れ合いはやめとけって言ってんのに
ぬるま湯の中にいたんじゃいつまでたっても成長しないぞ
- 79 名前:悠斗(携帯) :2006/11/30(木) 14:52:55.89 ID:VE5J5OBRO
- 別に馴れ合ってるつもりは無い
と言えば嘘になるが、
これでも前よりは控え目なんだぜ?
- 80 名前:VIP村人xxx :2006/11/30(木) 15:02:28.73 ID:NAMwb8CTO
- >>66
読む人に注文つけるのか?
んじゃ、>>62に脳内変換しろ
いつも見てる人間だけと思うなよ
- 81 名前:殺人(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/11/30(木) 15:05:41.64 ID:k3MXzfop0
- 俺はマジなヤツと、ふざけて書いたヤツと2種類あるんですが、
ふざけたタイプの方を。まあ、小説なのかさえ怪しいですが。ただの会話形式だし。
俺:なあ妹。ちょっと頼みがあるんだけど
妹:お兄ちゃんの足が臭いから嫌
俺:まだ何もいってねーよ
妹:いや、テレパシー受け取ったから
俺:出してねーし
妹:何?今から出かけるんだけど。駅前の本屋に
俺:ちょうどいいじゃん。俺も今から行くから、一緒に行こうって言いに来たんだよ
妹:何で?一人で行けばいいじゃん
俺:冷たくすんなよ。寂しいじゃん
妹:キモッ!!!!
俺:面白いもん見せてやろうとしたのに
妹:まあ、全然面白くない予感100%だけど、まあいいよ
俺:おお。そうか。じゃ、行こう
本屋にて
妹:何買うん?
俺:みなみけ3巻の限定版
妹:ああ、あれね。あれ作者おっさんだよ
俺:えっ?うそお!!
妹:マジマジ。女みたいな名前だけどおっさんwww
俺:・・・・・・・・・・・
妹:ニヤニヤ
俺:おっさんでもいいもん
妹:そうなんだwwww
- 82 名前:VIP賢者 :2006/11/30(木) 15:05:41.77 ID:2gahKizHO
- >>77
続き読みてぇwww
>>78
前よりはだいぶ控え目になったと思うが?
それともVIP風にすればいいのか?
俺は書き手じゃないんだが、
このスレは書き手を成長させるのが主旨のスレじゃなかった筈。
小説書きたい人や書いた人が
ちょろっと披露しに来て、読んだ人が感想を
そんなスレで殺伐とした雰囲気はいらないと思うんだがなぁ。
- 83 名前:殺人(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/11/30(木) 15:06:35.95 ID:k3MXzfop0
- 俺:その薄ら笑いをやめろ
妹:へいへいwww
俺:さーてと・・・・・・・・あれ?通常版しかねーじゃん
妹:まあ、アニメイトにでも行かないとないんじゃん?
俺:アニメイトとかこの辺ないじゃん
妹:通販で買えば?
俺:漫画を通販とかアホか
妹:じゃ、あきらめな
俺:この本屋許せん
妹:ここ、個人でやってんだから。店も小さいし。客ウチらだけじゃん。こんなとこに
限定版が入荷する訳ないじゃん
俺:失望した・・・・・・・許せん・・・・・あの店主殺す!!
妹:そんなに、みなみけ欲しかったのwwww
俺:ああ!このデスノートで殺してやる!!
妹:うわ。バカがいる
『桜木譲一郎
13:00心臓麻痺
レジで伝票整理をしている途中急に苦しみだし、みなみけ3巻の限定版入荷しなくてごめんなさい
と叫びながら死亡』
妹:バカじゃん
俺:え?
妹:何ほんとに書いてんの。お兄ちゃんバカじゃん。丸出しじゃん
俺:やつの命もあと2分だ。くっくっく・・・・・・
妹:ヤベ・・・・超帰りてえ・・・・・・ハマリ過ぎだっつーの。あれは漫画じゃん
俺:さあ、死に急げ!!
- 84 名前:殺人(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/11/30(木) 15:07:00.39 ID:k3MXzfop0
- 妹:兄ちゃん今年20じゃん
店主:ぐ!!ぐああああああああああ!!!
妹:そろそろK・・・・・・・へ?
俺:ニヤリ
妹:え?え?
店主:みなみけぇ・・・・・・・・ハアハア・・・3巻の限定版・・・・ハアハア・・・入荷しなくてごめんなさい
ぐああああああああ!!!・・・・・・うぐっ!!!
妹:・・・・・・・・・・何か倒れたんだけど
俺:ああ
妹:いやいや!!倒れたんだけど!!
俺:デスノートに書いたからな
妹:ちょっと!!!!マジで倒れてんだけど!!!
俺:13:00過ぎたからな
妹:口から泡吹いてピクピクしてんだけど!!!
俺:心臓麻痺は苦しいからな
妹:いやいや!やばいじゃん・・・・倒れてんじゃん馬鹿!!
俺:日本の法律はな。殺人罪の条件を限定してるんだ。撲殺や絞殺といった具合にな。
『不能罪』といってな、殺人に結びつかない行為には殺人罪は適用できないんだ。
つまり、俺がノートにあいつの名前を書いたからと言って殺人罪には問えない
妹:うるせーよ馬鹿!!
俺:兄貴に向かって馬鹿とは何だ!
妹:ていうか、そんな事言ってる場合じゃないじゃん!どうすんのこの人・・・・・あ、救急車!!
俺:無駄だ。死んでる。さあ帰るぞ。ちょうど俺らしか客がいない今のうちにな
妹:そ、そーだね!!いこ!!すぐいこ!!
- 85 名前:殺人(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/11/30(木) 15:07:39.56 ID:k3MXzfop0
- 俺:ていうかさ
妹:何!?行くよほら!!
俺:俺と店主グルじゃん
妹:え?
俺:気づけよ。店主さくらじゃん。俺の仕込みじゃん。ついでにお前馬鹿じゃん
妹:じゃんじゃんウルセーよ!!
俺:さらば!!馬鹿妹よ!!
妹:あ!!待てコラー!!ふざけんなよコラー!!
逃げる俺。追いかける妹。
妹:100M11秒台なめんなよコラー!!
俺:バーカバーカ!!
妹:待てコラー!!待てー!!
俺:お前速ええ!!マジで11秒台か!!
妹:都大会優勝なめんなぁー!!!
俺:ちょwwwおまwwwwww
何本気で追いかけてんのアイツ・・・・・冗談じゃん・・・・・・・・・
終わりですwwww
- 86 名前:VIP足軽v :2006/11/30(木) 15:07:39.79 ID:kP9vMYU40
- http://www.gendama.jp/invitation.php?frid=695667
ちょwwwwww楽に1ヶ月で10000円wwww儲かりまくりんぐwwwww
- 87 名前:VIP賢者 :2006/11/30(木) 15:16:40.68 ID:2gahKizHO
- >>85
乙!兄wwww
引き出し氏の兄妹話は本当に面白いなww
- 88 名前:VIP村人b :2006/11/30(木) 15:18:30.03 ID:nu/NdaYQ0
- 馴れ合いたい奴は馴れ合えばいいだろ
ずっとぬるま湯にいたきゃいれば良いし
まあ掘っとけば?って話
- 89 名前:VIP村人z :2006/11/30(木) 15:23:11.70 ID:P14m+jeU0
- >>88
この空気じゃなかなか新しく見にくる人がいないんじゃないかと
まとめみたらおもしろい作品もいくつかあったからもったいないなと思ったんだ
- 90 名前:VIP村人b :2006/11/30(木) 15:24:14.40 ID:nu/NdaYQ0
- 掘っちゃダメだww
- 91 名前:VIP村人b :2006/11/30(木) 15:29:36.70 ID:nu/NdaYQ0
- >>89
確かに勿体無いかも・
にしてもどこで作品出すかは作者の自由だからしゃーない
- 92 名前:VIP奴隷 :2006/11/30(木) 15:36:25.65 ID:VE5J5OBRO
- まぁ楽しく読書?の秋を楽しもうぜ。
- 93 名前:VIP足軽hentai :2006/11/30(木) 16:25:52.97 ID:9Gca7LG+0
- ここは2次創作小説とかは載せてもいいんでしょうか?
- 94 名前:秋 :2006/11/30(木) 16:35:33.00 ID:3CSPFQrB0
- 書いてみようと思う。想像が進むだけ。
- 95 名前:VIP神 :2006/11/30(木) 16:36:37.35 ID:VE5J5OBRO
- テンプレの通り、
なんでもありだから良いと思うけど…
- 96 名前:VIP神 :2006/11/30(木) 16:43:10.10 ID:VE5J5OBRO
- >>94
思い立ったが吉日
- 97 名前:VIP魔法使い :2006/11/30(木) 16:45:22.72 ID:gVGaw2xIO
- 二次は作品解んねー奴居るからアウトじゃね?
- 98 名前:VIP魔法使い :2006/11/30(木) 16:55:48.18 ID:2gahKizHO
- 作品わかんなくても読める二次なら俺はwktkだけどなー
- 99 名前:鳩鳩 :2006/11/30(木) 16:59:10.62 ID:2VDS113IO
- チラシの裏「箱庭嬢」
あら、ごきげんよう。
マンガン式のポリスメンさん。
そうそう、今朝のニュースはご覧になって?
目を覆わずには見てられなかったですわね…
ところで、貴方はどの事件を調査されますの?
皆でやれば、スグに終わるでしょう?
それとも、またお休みなさって、小銭拾い?
私より良いご身分ですわね。
決めました、私、警察官になりますわ。
あら、もうこんな時間、では、
ごきげんよう
- 100 名前:VIP悪魔 :2006/11/30(木) 17:06:53.15 ID:VE5J5OBRO
- >>99
ワロタwww
- 101 名前:牛のふん :2006/11/30(木) 17:12:37.99 ID:O0aFUpNL0
- どれでも好きな女子を選びな
http://sund1.sakura.ne.jp/uploader/source/up0002.htm
- 102 名前:南蛮ムキトス :2006/11/30(木) 17:16:45.38 ID:2VDS113IO
- >>100
レスサンクスです〜
- 103 名前:秋 :2006/11/30(木) 17:21:19.77 ID:3CSPFQrB0
- 改行が多すぎと突っ込まれた....orz
15分が無駄に...orz
- 104 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/11/30(木) 17:35:00.28 ID:DfOiZWWO0
- >>103
最初は大体15行くらいを目安に投下するといいお
- 105 名前:VIP村人Ecup :2006/11/30(木) 17:35:10.23 ID:P14m+jeU0
- >>103
2レスに分けるんだスネーク
- 106 名前:りゅう :2006/11/30(木) 17:55:54.45 ID:F9fOWNOlO
- 書くって朝宣言したのに書けなかったw
- 107 名前:猿回しの勘三 :2006/11/30(木) 18:17:54.93 ID:2VDS113IO
- 保守
- 108 名前:秋 :2006/11/30(木) 18:43:01.41 ID:3CSPFQrB0
- 11月21日午後 田中俊之、失踪。
「ねぇ、ちょっとまってよ〜。」
彼は本屋に行くと母親に告げて家を出た。
「ねぇ、、待ってったら。」
そしてそのまま本屋にいくことも無く姿をくらました。
「ちょっと、きいてんの?」
以後、消息は不明―か。
「このッ、聞けっつってんだろボケッ!!」
ゴンッ!!
痛そうな音がおれの頭に響く、と他人事じゃないか。
「痛いな、なんだいきなり。」
「なんだじゃないわよ、久々に会えるって言うから楽しみにしてたのにいきなり黙り込んじゃって!!」
さっきのゴンッ!!はなんだ?バッグを振り落としただけであんな音がするとは、何が入ってんだあのバッグ。
「..楽しみにしてたのかおまえ。」
「んなっ、そりゃそうよ、1ヶ月ぶりだもん。もう一昨日の夜から楽しみで楽しみでってんなこと女の方から言わせんじゃないわよ!!」
自分から言い出したのに..。まあそういわれるのは嬉しい。
- 109 名前:秋 :2006/11/30(木) 19:07:25.96 ID:3CSPFQrB0
- 「そうか。だからおまえはそんなに空回りしてんのか。」
「したくてしてんじゃないわよ!!全く、今日は珍しくアンタの方から誘ってきたんだから。」
確かにおれから誘うのは珍しい。だからこんなに機嫌がいいのか。
「そうだな。そういえば地下街に新しい評判のカフェがあるんだ。とりあえずそこでお茶でもしないか。」
そしたらいきなり腕を絡ませてくる。
「そっか。それもいいね。ゆっくりと行きましょ、春樹。久々の2人きりなんだから。」
「ああ、そうだなっ。」
そう、半分はそのために。もう半分は捜査のために。
ま、おまえと一緒にいたいってのもホントの気持ちなんだけどな、綾香。
- 110 名前:VIP盗賊 :2006/11/30(木) 19:23:46.51 ID:4EU+W/83O
- wktk
- 111 名前:北町奉行 :2006/11/30(木) 19:49:38.45 ID:2VDS113IO
- wkwk
- 112 名前:電波男 ◆2.4GHzYCmM :2006/11/30(木) 19:56:59.20 ID:4EU+W/83O
- 此処はとある市営の動物園。年中鳴き声やら何やらで五月蝿い。
その動物園にはゴリラがいた。名を翔という。比較的広い檻を歩き回りながらたま―に外を振り向く彼は、今のところ人気があるようだ。
昼飯。飼育員がバナナを10本程持ってきた。翔はここぞとばかりに小走りで近づいてきた。
たった一人しかいない檻生活には慣れていても孤独だけは覆せない。彼にとって飼育員は唯一の友であった。
「翔、昼飯やで」とバナナを差し出す。そして皮ごと喰った。「すげえ…」飼育員のみならずギャラリーも驚いた。
だがこの日、信じられない事が起こった。
- 113 名前:秋 :2006/11/30(木) 19:57:59.70 ID:3CSPFQrB0
- 続きいりますか?
正直即興で考えたもんで続きまるで考えてないです。
- 114 名前:電波男 ◆2.4GHzYCmM :2006/11/30(木) 20:09:04.91 ID:4EU+W/83O
- 翔はバナナ10本を全て皮ごと喰った後、飼育員に連れられて檻の壁の向こうに消えた。
ギャラリー達は翔が再び現れるなを待った。
…突然壁の向こうから男の悲鳴が上がった。
「ぎゃあああ!!しっ尻が裂けるうう〜〜っ!?」
ギャラリー達は驚愕した。逃げ出したり混乱したり他の従業員を呼んだりした。
十数分後、飼育員は助かったが、切れ痔になった。翔は予想通りアマゾン.comへ無理矢理送られた。
此処はとある市営の動物園。年中鳴き声やら何やらで五月蝿い。
完
- 115 名前:暴れん坊VIPPER :2006/11/30(木) 20:32:16.10 ID:2VDS113IO
- 保守でさぁ
- 116 名前:VIP盗賊 :2006/11/30(木) 20:40:45.22 ID:h7Zs813iO
- 113
- 117 名前:VIP奴隷 :2006/11/30(木) 21:08:25.59 ID:h7Zs813iO
- >>113
乙!
wktkしてる人もいるし、僕としてもゆっくりでもいいから続き投下してもらえると嬉しいな。
- 118 名前:VIP悪魔 :2006/11/30(木) 22:27:38.00 ID:4EU+W/83O
- ho
- 119 名前:VIP村人r :2006/11/30(木) 23:10:36.66 ID:7fK1Dtjv0
- 捕手
なんか殺人氏と鳩鳩氏イイな
- 120 名前:VIP村人h :2006/11/30(木) 23:20:28.42 ID:DQbbaup6O
- 保守
秋氏に期待
- 121 名前:VIP村人P :2006/11/30(木) 23:49:59.50 ID:IS/8GjmM0
- 引き出し氏の兄妹モノ、めっちゃおもろい。
続編キボン。
- 122 名前:ふうりん :2006/12/01(金) 00:00:27.97 ID:qRm7cBMy0
- 俺のせいでスレが荒れてごめん。
雰囲気が悪くなって書き手さんが投下しにくくなってしまった。
馴れ合いというか、ワーワー楽しくやれればいいなと思ってるんだけど
上手くいかないもんだね。
しばらくは読者の一人として保守に徹しておきます。
名前もつけないので、用事があるときは呼んでください。
スレに常駐してくれてる皆さん、本当にごめんなさい。
- 123 名前:VIP村人p :2006/12/01(金) 00:24:42.59 ID:wrnx3ZVkO
- >>122
ふうちゃんのせいじゃないよー。
大丈夫。書きたくなったらいつでも投下投下(´∀`)
また楽しみに待ってるよ
- 124 名前:VIP将軍 :2006/12/01(金) 00:26:50.62 ID:S8udNXKIO
-
第四部町age
- 125 名前:VIP村人b :2006/12/01(金) 00:45:58.67 ID:ih4j2ARo0
- 空気読まずに投下 タイトルは「落ち星」
「寒いねー」
「そりゃ冬だから」
「そうだけどさー」
そっと2人身を寄せ合って
互いの熱を確かめるように寄り添う
「空、綺麗だね」
「そりゃ冬だから」
「そうだけどー」
僕と彼女
今星を見ている
寒い夜空の下で星を見ている
手には熱いコーヒーの入ったマグカップをもって
「コーヒー美味しいね」
「「そりゃ冬だから」」
「!!!」
「私の話に適当に返事してたでしょ」
「ごめん、つい魅入ってて」
「ほんと、星好きだよねー」
そして静寂が2人を包む
しばしの沈黙
そもそも、どうしてこの12月のクソ寒い中星なんて見てるのか
って話なんだけど
ただ僕が星が好きなだけという簡単かつ安易な理由なんだけど
- 126 名前:VIP村人i :2006/12/01(金) 00:46:56.07 ID:qRm7cBMy0
- >>123
(ノA;)ありがとう。
そのレスだけで救われたよ・・。
しばらく休んでまた復活するから、待ってて!
- 127 名前:VIP村人b :2006/12/01(金) 00:47:56.39 ID:ih4j2ARo0
- 少し、と言っても時計を見ていないから実際どのくらい経ったかはわからないけど
多分ホント少し経ったくらいだったと思う
そっと僕は空を指差す
同時に彼女も同じ方向を指差す
「あ、落ち星」「流れ星だよ!」
彼女は僕の顔をキョトンとした表情で見つめる
「おちぼし?」
「そ、落ち星」
「ながれぼし じゃない?普通」
「本当は落ち星っていうんだ」
見事に彼女の頭の上にハテナマークが沢山浮かんでいる
「よく、人が死んだときに、星になるって言うじゃん」
「うん」
その星になった人は、残してきてしまった大切な人をずっと見守っている
例えば、家族、恋人、友達、ペットとかね
でも、それは心配だから見守っているんだけど
その必要性がなくなったとき
つまり、自分がいなくなったことで受けたショックから立ち直った
もしくは、自分の死を受け入れてくれたりすると
見守る必要性はなくなる
そのとき、星は落ちる
と、ざっと僕は喋った
- 128 名前:VIP村人b :2006/12/01(金) 00:48:24.96 ID:ih4j2ARo0
- 「ほ、ほぉ。」
どうやら彼女はまだ理解しきれてないらしく
相変わらずハテナマークが彼女の頭上をふわふわと浮かんでいた
「人は死んだら、一度その人の魂は空へ上る。
そして見守るために星になる。
だけどさっき言った、必要性がなくなったとき
空から魂は落ちてくる
それは新しい命として、この世界に生まれてくるため。
だから落ち星」
「意外と‘ろまんちっく’なんだね」
「やかましい。すっかりコーヒー冷めたな」
「私はもう飲んじゃったもん」
そしてまた2人は空を見上げる
そっと2人身を寄せ合って
互いの熱を確かめるように寄り添う
- 129 名前:VIP村人i :2006/12/01(金) 00:49:02.17 ID:qRm7cBMy0
- >>125
GJ。
リズムよくスラッと読めました。
またの投下をお待ちしてます。
- 130 名前:VIP村人i :2006/12/01(金) 00:49:52.42 ID:qRm7cBMy0
- ごめん、リロードしてなかった。
- 131 名前:交響曲第2番 白夜を行く :2006/12/01(金) 01:15:51.47 ID:gVyPSGgs0
- 男が居た。
彼はホームレスのように薄汚いレインコートを着て、
今日も夜の街を彷徨っている。
胸の中には腹黒いものを溜め込み、女の掌を払いのけるような弦の糸が引き裂けんばかりの
殺気が漂う。
空気にはきな臭いクロロホルムが漂い、彼の怒りをさらに助長させる。
部屋の中では厳かにバッハのマタイ受難曲が流れている。
天を仰ぐ。
我剣は天地と一体なり
人類普遍の法則を解き明かしたように、彼は机に向かった。
彼にとって恋愛は陳腐なものである。
そう吐き捨てていた。
世間知らずも良いところで、少しも周りの目を気にしない。
周りから常に浮いている存在で彼は必死に真理を求めた。
堅い板のように張った状態でいつも緊張していたせいか、学校のクラスメイトから常に恐れられていた。
そんな状態で彼女が出来るはずもなかった。
彼はいつも身ひとつの一匹狼で、精神世界を求めていたからである。
それは何一つ生産的でないことを彼は理解して居なかった。
彼は哲学と現実の境界線がこのときなくなっていた。
自分はなんだって手にすることが出来る。
しなやかな肉体と諸刃の精神。
彼は自分自身だと錯覚し始めた。
ジムで身体を鍛える。ボディビルダーのまねをする。
誰かが言っていたことを彼は思い出した。
彼は思った。
自分の中の悪魔があるのは事実だ。
俺は犯罪者だから。
でも、俺にも人間の心はあると。
- 132 名前:VIP村人j :2006/12/01(金) 01:26:05.54 ID:qRm7cBMy0
- wktk
- 133 名前:カナリア :2006/12/01(金) 01:37:55.79 ID:gVyPSGgs0
- 交響曲第2番 白夜をゆく 続き
彼の名は、
彼は自らの異常性を理解していなかった。
それは何も犯罪者が抱く闘争本能ではない。
彼はそれとはまったく正反対の人間だ。
恵まれた家族と温かい家庭を持つ一人の男であった。
しかし、彼は祖父に似て内気だった。
彼の祖父は、油絵を描く芸術家でもあった。
そして彼の祖父は、とある秘密結社の組織の一員に属していたのである。
- 134 名前:VIP村人t :2006/12/01(金) 01:52:07.03 ID:fVvwo7mOO
- ふうちゃん休まなくてもいいのに
あなたがいい雰囲気でスレを立てさらに盛り上げてくれた そのおかげで幸せイパーイです
- 135 名前:水汲みおしち :2006/12/01(金) 01:58:55.83 ID:l/2jla85O
- 短編ばっか書いちゃってる俺駄目だなorz
今度は長いの書くお
- 136 名前:みかん :2006/12/01(金) 02:00:18.41 ID:aU27XfbuO
- >>134
禿同です。
ふうりんさん、僕は拙いながらも書き手ですが、貴方の作品のファンでもあります。
またガスッと素敵な作品待ってます!
少しだけ投下します!
- 137 名前:みかん :2006/12/01(金) 02:02:02.63 ID:aU27XfbuO
- 荒い呼吸の中、どっと汗が吹き出す。
トップアスリートは脳内麻薬を使い、人間の限界−いわゆる火事場の馬鹿力−を引き出すという。
特殊潜入工作員が使うのは基本は同じだが、瞬間的に限界値を遥かに超えた集中力、筋力を発揮させる。
この技法は発動中、極度の集中状態の為、まるで時が止まった様な錯覚に襲われる事から、
この技法を開発した日本人科学者によりZEROと名付けられた。
だがZEROは体の負荷が極端に大きい。その為、俺は極力使わない様にしていたが…
「さすがに弱ってる時のZEROは無理があったか…」
俺は一つ深呼吸をすると、廊下を走り出した。
- 138 名前:みかん :2006/12/01(金) 02:05:24.97 ID:aU27XfbuO
- ごめんなさい、間違えたorz
これが>>137の前になります。
皆様脳内変換お願いします…orz
蹴りを放とうとしていた男のに床スレスレのタックルで迫り、足を刈りながら金的に掌打を打ち込む
…1!
睾丸が潰れる感触を確認しつつ、男の体重、俺の体重、タックルの勢いを利用して倒すと同時に、
男の喉に肘を落とし、喉、首の骨を完全に粉砕。四肢を使い床を蹴り、次の男に迫る。
…2!
突然の出来事に何も反応出来ない男に、俺は掌打で男の顎をカチ上げながら、
空いた手を男の首の後ろに回し、思い切り引いた。
首が折れる鈍い感触が伝わる。
…3!
ゆっくりと倒れる男を無視し、俺は扉へと急ぐ。
(間に合え…!!)
外へ飛び出すと同時に、俺は後ろ手で扉を閉めた。
…4…
俺は深く息をつき、その場に膝を付いた。
- 139 名前:みかん :2006/12/01(金) 02:07:03.59 ID:aU27XfbuO
- 俺は廊下を走りながら監視カメラのチェックをした。
(隙だらけだ…死角が多すぎる…ここはさして重要な施設ではなさそうだな…)
俺は曲がり角の壁に張りつき、そっと曲がった先を覗き込んだ。
監視カメラは無く、一人の兵士が椅子に座り暇そうに煙草を吸っていた。その先にドアがあった。
(…他に出口はなさそうだな…)
俺は猛ダッシュで兵士に駆け寄った。
兵士は虚を突かれたらしく、俺が走りながら繰り出したラリアットをモロに食らい昏倒した。
- 140 名前:みかん :2006/12/01(金) 02:08:48.24 ID:aU27XfbuO
- 兵士が完全に気を失った事を確認してから、俺はそっとドアを開けた。
俺の開けたドアのすぐ脇にもう一つのドア。
20メートルほど真っすぐ廊下を進むと簡単な作りのゲートがあった。
俺はするりとドアを出ると、隣のドアを開けた。薄暗い室内。どうやら倉庫の様だな…
俺は先程の兵士を倉庫に引きずり込み服と装備を奪い取った。
(…それにしても静かすぎる…)
服を奪い、兵士を窒息死させ隠した俺は、兵士の煙草に火を点けた。
吐き出した煙が倉庫の埃っぽい空気に混じり消える。
(…何か起きたのか?…もしそうなら混乱に乗じて…)
俺は煙草を捨てると、踏み付けもみ消した。
- 141 名前:みかん :2006/12/01(金) 02:11:00.43 ID:aU27XfbuO
- 俺は倉庫から出るとゲートに向かった。
緊張が高まる。
(バレると厄介だな…)
AKを持つ手に汗が滲む。
緊張を押し殺し、平静を装いゲートに辿り着く。
(…おかしい…誰も居ない…)
脱走を想定して監視がいる筈のゲートには誰も居なかった。
何が起きたのだろう…
気配を探りながらゲートを潜った俺は、昔同じ隊の仲間がやっていた日本のゲームを思い出した。
洋館内に人間をゾンビ化させるウイルスが蔓延。
主人公はゾンビと戦いながら洋館の謎を解き、洋館から脱出するというゲームだった。
(…まさかな。)
ホラー物が苦手な俺は一つ身震いすると、ゲートの先にある大きな建物に入った。
- 142 名前:VIP商人 :2006/12/01(金) 02:11:05.50 ID:NPQoXQh10
- さるさけしとく
- 143 名前:カナリア :2006/12/01(金) 02:11:47.97 ID:gVyPSGgs0
- それは仮面舞堂会であった。
仮面を被った男女の、セックスの乱交パーティだった。
パーティは厳かに行われる。
祖父、厳造は仮面を被った傍観者だ。
彼は胸板も厚く背丈もある。
背広を着て、杖で仮面を被って失神して倒れている女の乳房をつく。
周囲は筋肉質な男が群がり、腕を組んでいる。
そして滑らかでやわらかい女の皮膚の上に蝋燭をポトリ、ポトリと落としてゆく。
縄で締め付けられた女の裸を見て、彼は冷静になって油絵を描きはじめる。
主人公で息子である青年と、その家庭はその事実を知らなかった。
- 144 名前:みかん :2006/12/01(金) 02:13:04.70 ID:aU27XfbuO
- 投下完了です。
続きを書きたいところですが、本日は疲れたのでこれで失礼いたします。
皆様、おやすみなさい。また明日。
- 145 名前:カナリア :2006/12/01(金) 02:23:31.18 ID:gVyPSGgs0
- 主人公の名は北斗である。
すみません。初心者なもんで。暗い文章になってしまいました。すみません。
続き書きさせてください。しかし今日はこれで終わりにします。
官能小説じゃないです。真面目に作ります。すみません。
- 146 名前:VIP村人k :2006/12/01(金) 02:29:05.51 ID:qRm7cBMy0
- >>134>>144
お二人とも本当にありがとう。
ものすっごいうれしいです。
本音を言うと、俺が煽られる分には構わないんだけど
それでスレが荒れるのが非常にいやなんです。
言いたいことは色々あるけど、それはまた、スレが落ち着いてからにします。
その頃には投下をまた開始するので、ちょっとの間だけ待っててね。
(明日かもしんないしね。ウヘヘ。)
- 147 名前:VIP村人u :2006/12/01(金) 02:31:49.14 ID:fVvwo7mOO
- みかん氏今日も来てくれたのね やたーっ!楽しみ
- 148 名前:VIP村人k :2006/12/01(金) 02:50:39.49 ID:qRm7cBMy0
- >みかん氏
投下乙でした。
みかん氏は何か体術の経験があるのかな?
相手を殺す際の描写などが非常に分かりやすくて
上手いなぁと感心してしまいました。
明日の続きも心待ちにしています。
>カナリア氏
そ、そんなに謝らなくてもwwww
真面目なのは文章を読んでいれば分かるので大丈夫w
それと、エロ大好きな人もたくさんいるので、万が一官能の方に
走ってしまっても、大丈夫というかドンと来いなのがこのスレです。
安心して書き進めて下さいw
初心者と言われる割にはリズムのいい、書き慣れた感じのする
興味をひかれる文に仕上がってると思います。
明日の投下も楽しみにしているので、がんばって下さい。
ストーリーの続きが早く読みたい俺でした。
(なんか偉そうな言い方でごめんよ。
お二人とも、気楽に書いて投下しに来てね。)
- 149 名前:VIP村人k :2006/12/01(金) 02:56:36.19 ID:qRm7cBMy0
- あっ。
保守に徹するって言ってたのに!
俺ってやつぁこれだから・・・orz
- 150 名前:VIP足軽orz :2006/12/01(金) 03:12:23.76 ID:AB9Rg3Nn0
- Lは恐れていた。目の前の夜神月にではない。自分自身にである。
Lが肛門に綿棒を挿入され一時間たつ。誇り高い彼にとって屈辱としか言いようのないこの仕打ち。しかし時間がたつにつれ彼は自分の異変に気が付いた。
不快でしかなかった綿棒の存在が徐々に心地良く感じてきたのだ。
Lは自分がこのまま自分でなくなるような気がして恐かったのだ。
「…考えるな。肛門を意識してはいけない」
Lは自分に言いきかせたつもりだったが、もはや意識しないことは不可能なくらい快感が押し寄せてきていた。
夜神月「ハハハ、いいざまだよ竜崎、いやL。どうやら綿棒が気に入ってきたみたいじゃないか。」
L「くっ、くだらないですね。こんなこと。」
夜神月「ハハッ、強がっても体は正直だな。そんなにペニスを勃起させて、よっぽど綿棒が気に入ったようだ。」
L「くっ…」
Lは言い返せなかった。頭の回転が早い彼が言葉につまるほど彼は追いつめられていた。
Lのパンパンに膨れ上がったペニスを見て夜神月はニヤついている。
夜神月「相沢!綿棒三回転だ。」
相沢「らっ、月くん…もうこんなことは…」
夜神月「イヤならいいぞ。もちろんお前の家族は…」
相沢「わっわわ分かった!言う通りにする!L…すまない…」
L「アッー!もっ、もう止めて下さい」
夜神月「L、夜はまだまだ長いよ。フフフ」
死神はニヤりと笑った。
つづく
- 151 名前:VIP村人l :2006/12/01(金) 03:13:59.08 ID:qRm7cBMy0
- wktk
- 152 名前:VIP足軽orz :2006/12/01(金) 03:18:11.18 ID:AB9Rg3Nn0
- 別ver
L「こっ、こんなこと許されませんよ…」
Lは声を震わせながら夜神月を睨みつけた。
月「くくく、いい様だよ竜崎、いやL」
Lが綿棒を肛門に挿入されてから一時間が経過し、Lは肉体的にも精神的にも限界にきていた。
L「数々の人の命を簡単に奪って。あなたは死神そのものですね」
月「それは褒め言葉と受け取っていいのかな?相沢!まだ解ってないようだ。綿棒を三回転してやれ」
L「!!」
相沢「らっ月くん。もうこんなことは…」
月「嫌ならいいぞ。家族がどうなってもいいならな」
相沢「わわわっ、わかった!言うとおりにするから家族だけは。Lすまない…」
L「アッー!もっもうやめて下さい」
月「くくく、まだまだこんなものじゃない。お楽しみはこれからだ」
死神はニヤリと笑った。つづく
- 153 名前:門番の娘 :2006/12/01(金) 03:19:10.36 ID:Iefxnyj/O
- そんな>>149だからこそ俺は一スレ目から常住してんだけどな。
無理せんでやりたいようにやりゃあいいと思うよ。
- 154 名前:VIP村人l :2006/12/01(金) 03:19:42.18 ID:qRm7cBMy0
- 寝る前のwktk
- 155 名前:VIP足軽orz :2006/12/01(金) 03:21:34.91 ID:AB9Rg3Nn0
- 月「くくく、アフロ相沢にも見放されるとは哀れだな、L」
L「ハァハァ、そんな…」
月「さっきまでの威勢はどうした?もっと楽しませてくれないと困る。相沢!三回転だ!」
L「アッー!もうやめて下さい!」
月「大声だして、その上ペニスまで勃起させてずいぶんと嬉しそうじゃないか」
薄暗い地下室に正義の悲鳴が響いた。
- 156 名前:VIP村人l :2006/12/01(金) 03:24:32.48 ID:qRm7cBMy0
- >>153
(';ω;`)ブワッ ありがとう。ほんとありがとう。
俺、これからもがんばる!
みんなありがとう。
今日はそろそろ休みます。
>>155
投下乙です。明日起きたらまとめて読ませてもらいます。
おやすみー!
- 157 名前:VIP村人f :2006/12/01(金) 05:57:23.77 ID:p95Y1DPn0
- そいや!
- 158 名前:VIP村人w :2006/12/01(金) 07:10:14.00 ID:wrnx3ZVkO
- おは保守
意外にこのスレのみんなを好きだったりする今日この頃。
今日もwktk
- 159 名前:VIP村人z :2006/12/01(金) 07:36:02.93 ID:fVvwo7mOO
- フヒヒ 上に同じ
- 160 名前:VIP村人u :2006/12/01(金) 08:12:02.50 ID:v9qOCm0S0
- 第四部マダー?
- 161 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 09:08:32.05 ID:ho8/omwbO
- おまいらおはよう。
続き投下したい所だけど、携帯からなんで
別視点・別時間軸の小説の一部を投下していい?
- 162 名前:VIP村人r :2006/12/01(金) 09:11:57.81 ID:qRm7cBMy0
- おはよー
俺もこことみんなが大好きです。
>>161
待ってました。wktk
- 163 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 09:53:40.22 ID:ho8/omwbO
- >>162
おk。ちょっと待ってて。
- 164 名前:VIP村人r :2006/12/01(金) 09:59:46.72 ID:qRm7cBMy0
- >>163
待ってる。
朝ごはんのヨーグルトが腐っても待ってる。
- 165 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:24:47.69 ID:ho8/omwbO
- お待たせ
では行きます。
【天聖機甲 セルフィス 〜蘇る悪魔〜】
「どうしてこんなことに…っ!!」
辺り一面焼け野原となっている
かつて「街だった」地に独り佇む青年が居た。
彼の名は「アーク・セラウィード」
彼は今や焼け野原となった街、「ジェネスラン」出身であり、
- 166 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:25:11.00 ID:ho8/omwbO
- 「ファリア連邦中央軍・第000特殊精鋭部隊」(通称:戦慄の天使達)
の「ヴィルスレイ中隊」所属で副隊長を務めていた。
アークは久々の休暇を家族と楽しむため、故郷に戻ってきたのだった。
- 167 名前:VIP遊び人 :2006/12/01(金) 10:25:30.80 ID:ho8/omwbO
- だが、そこにはかつての美しい街並みは既に無く、
怒りと憎しみと悲しみと人の汚い欲情で溢れた「地獄」だった。
「…父さんと母さん、ミーナを探さないと…」
死体の焼ける臭い、黒くよどんだ空気の味
うめき声、泣き声、足から伝わる死体の肉の感触…
- 168 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:25:56.89 ID:ho8/omwbO
- アークは「地獄」を五感で感じ、精神がおかしくなりそうなのを、
強靭な理性で繋ぎ止め、先を急いだ。
「父さん!!母さん!!!ミーナ!!!!」
アークは喉を潰す勢いで叫ぶ。
そうすることで、自分を保てる気がしたのだ。
- 169 名前:VIP遊び人 :2006/12/01(金) 10:26:39.51 ID:ho8/omwbO
-
「…う…うぅっ…」
低く太いうめき声が聞こえた。
アークはその声に聞き覚えがあった。
アークはたまらず声の聞こえた方向を向く。
「っ!!?父さん!!」
「うぅっ…!アーク…!?」
そこにいたのは瓦礫に埋もれたアークの父だった。
「父さん!今助けるから!!」
- 170 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:27:59.54 ID:ho8/omwbO
-
「…う…うぅっ…」
低く太いうめき声が聞こえた。
アークはその声に聞き覚えがあった。
アークはたまらず声の聞こえた方向を向く。
「っ!!?父さん!!」
「うぅっ…!アーク…!?」
そこにいたのは瓦礫に埋もれたアークの父だった。
「父さん!今助けるから!!」
- 171 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:28:41.29 ID:ho8/omwbO
- 重複したスマソ
- 172 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:29:11.30 ID:ho8/omwbO
-
アークは渾身の力を込め、瓦礫を退かした。爪が割れようが、手腕が切れようが、
ただひたすら、アークは瓦礫を退かした。
「父さん、しっかり!!」
- 173 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:30:00.78 ID:ho8/omwbO
- 父親の体を瓦礫の隙間から引きずり出し、
怪我がないか調べる。
幸い、打撲と軽い切傷程度で命には全く別状はなかった。
「ありがとう…アーク…」
「良かった……ところで、母さんとミーナは!?」
「……」
アークの問掛けに父親は黙りこんでしまった。
- 174 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:32:18.11 ID:ho8/omwbO
-
「一体どうなってんのさ!!?」
「わからん…いきなり訳の分からん連中が押し寄せてきて、
街をめちゃくちゃに…して行ったんだ…」
「『訳の分からん連中』ってどんな感じだったんだ!?」
- 175 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:47:12.41 ID:GT/ymxYE0
- 「軍服?のような服を来ていて、なにかの機械を取り出したら、
光だして…化け物に変身したんだ…」
「なんだって!!?」
アークは「それ」に聞き覚えがあった。
(…まさか…奴らが…たがしかし…)
- 176 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:47:49.95 ID:GT/ymxYE0
- 「奴ら」、それは非人道的な行動を繰り返す
国際犯罪組織…エグゼス帝国・独立機動騎士団の「黒十字」…
元々「黒十字」はファリア連邦で言う、
「戦慄の天使達」と同じ主旨で作られたのだが、
第98代目総司令、「クロード・ダクラス」の崩御後に就任した、
第99代目総司令、「クレイザ・アルスラー」になってから、
それまで、「軍人の鏡」とまで言われていた「黒十字」が
「国際犯罪組織の黒十字」という一転して最凶最厄の「悪魔」に変わってしまった。
- 177 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:51:10.56 ID:GT/ymxYE0
-
しかし、今や伝説的な存在となった「天使達」の総司令
「ラネクス・ハーネスト」准将の功績により、壊滅、
あるべき形に戻った…とされていたのだった。
「なのに、何故こんなことに…」
アークは驚きと焦りを隠せなかった。
その時、アークの父親が思い口を開いた。
「…母さんとミーナはそいつらに連れていかれた…
母さんとミーナだけじゃない…一部の子供、女性も連れていかれた…」
「…なぜ全員ではなく、『一部』なんだ…?」
アークは一抹の不安を覚えた。
- 178 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 10:56:06.15 ID:GT/ymxYE0
- とりあえずここまでです。
携帯からの投下>>165-174は連投規制かかったので、
以降は学校のPCから投下しました。
また連投規制かかるとあれなんで、今回はここまでです。
14:30以降に『〜戦慄の天使達〜』の続きをやる予定です。
ちなみに『〜蘇る悪魔〜』は『〜戦慄の天使達〜』から10年後のお話です。
- 179 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 11:01:30.87 ID:GT/ymxYE0
- 遅らばせながら、みかん氏乙GJっす!!
貴殿の作品、毎回ハラハラしながら楽しんでます。
- 180 名前:VIP村人Ecup :2006/12/01(金) 12:01:01.61 ID:wrnx3ZVkO
- >>179
乙!悠斗氏の小説もハラハラ
続きにwktk
- 181 名前:カナリア :2006/12/01(金) 12:27:00.04 ID:gVyPSGgs0
- 北斗が求めた人類普遍の真理。
それは、エゴからエヴァへというとあるニューエイジの思想だった。
彼はいつも鬱屈した精神を持っていて自殺願望があった。
不良をやっていたころは一人浮いていて、まるっきし協調性がなかった。
そして、いつも心の中に虚しさを抱え、寂しそうに生きていた。
高校一年生の夏の終わり、そんなとき、彼の妹から嬉しそうに、こう言われた。
妹「私と北斗にいがの尊敬するアーティストのCHIHIROが今度、私達の家の近くの昭島でコンサートするらしいよ」
兄「あの派手なメイクでロックをシャウトするカリスマ的存在のCHIHIROがか」
妹「時には紅葉が落ちるように切なく、時には秋風が舞うように荘厳に歌い、そして切望の夜を彷徨うように悲しく歌い」
兄「時には倦怠感を補うようなオルタナティブロックのような倦怠感を感じさせ、時には十字架の天地が引き裂くような美しいシャウトをする」
妹「彼女の詩は、激しい恋の歌」
兄「彼女の歌は、自分の人生そのもの」
妹「ねえ、昭島の公園に一緒に行かない」
兄「良いよ。妹よ、行こう」
- 182 名前:VIP村人x :2006/12/01(金) 12:49:17.22 ID:UheTZAQq0
- むかしむかし都のちかくの森に白い蛇がいました。
白い蛇はもともと人間の女の子でしたが年をとった悪い魔女に姿をのっとられ、かわりに
醜い蛇の姿にされてしまったのでした。悪い魔女は言いました。
「都にいる口がきけない王子を私が待つ西のお社までつれてきたらもとの姿にもどしてさし
あげますわ」
「何、王子はもう旅立たせております。この森にいればまもなく王子一行が通りかかるでしょう。
あなたはそのあとを追いながら彼らが西に向かうことを監視していれば良いのです」
「それからあなたがもとは人間だったことを誰かに喋ったらあなたは一生その姿のままですからね」
- 183 名前:VIP村人Ecup :2006/12/01(金) 12:51:07.75 ID:wrnx3ZVkO
- ほす
- 184 名前:VIP村人x :2006/12/01(金) 12:51:35.12 ID:UheTZAQq0
- しかたなく白い蛇は森の中をはっていますと悪い魔女に言われていたとおり
都の王子さま一行が通りかかりました。
従者のひとりがかけより「これはめずらしい。白い蛇ですよ王子さま」とあっさりつかまえられて
しまいました。
「こ、こんにちは。王子さま」と白い蛇が従者につかまえられながら挨拶しますと王子さまはにっこり
とほほえまれ、会釈をかえされました。
「うわ喋る!こいつは本当にめずらしいもんだ!」
従者たちはますます驚きます。
「どちらへお出かけでしょう?」
と白い蛇がとぼけて訊ねますと従者たちは複雑な表情をし、そしてひとりが
「お、おれたちは王子さまの病気を治しにいくのさ」
と答えました。白い蛇は言いました。
「わたしもお供をしても良いですか?」
- 185 名前:VIP村人d :2006/12/01(金) 12:58:44.62 ID:ulL/ycEF0
- ダメージ受けたらパラメータ減らしていくべき
怪我してるんだから、通常時と同じ性能なのはおかしい
- 186 名前:VIP村人d :2006/12/01(金) 12:59:08.20 ID:ulL/ycEF0
- 誤爆した><
- 187 名前:VIP村人j :2006/12/01(金) 13:52:21.08 ID:wFQLzz5T0
- hosyu
- 188 名前:VIP賢者 :2006/12/01(金) 13:53:01.98 ID:Iefxnyj/O
- >>185
そうだな俺もそう思う。
保守
- 189 名前:VIP村人w :2006/12/01(金) 14:23:49.43 ID:qRm7cBMy0
- >>184
続きまだかな?
- 190 名前:破滅のブラックホール ◆RSKWGP.BH. :2006/12/01(金) 14:27:16.32 ID:+eeTMwtWO
- ちょっと小説じゃねーよ板違いもはなはだしいぞ勘違い腐れオタクどもが
- 191 名前:VIP村人o :2006/12/01(金) 14:29:30.64 ID:sokh3ryn0
- ∧_∧
" , 、 ミ
ゝ∀ く
∧_∧ | ________________
三 ( とノ /
三 / つ | < ママー 怖いよ〜!
三 _ ( _ /| | \________________
(_ソ(_ソ(_ )
- 192 名前:VIP村人w :2006/12/01(金) 14:32:41.09 ID:qRm7cBMy0
- カナリア氏の小説は先が読めなくて楽しみ。
悠斗氏も携帯からの投下乙ですた。
連投規制は投下の天敵だねwww
>>184
ID:UheTZAQq0氏、投下中は名前を入れてくれるとありがたいです。
それとまとめサイトに掲載していいですか?
イソップ物語みたいで続きを楽しみにしています。
- 193 名前:散髪とめきち :2006/12/01(金) 14:59:28.91 ID:l/2jla85O
- 保守
- 194 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:24:24.83 ID:GT/ymxYE0
- 投下するぞ〜〜>>52の続き
- 195 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:26:38.99 ID:GT/ymxYE0
-
「えーっと…持ち物はっと…」
持ち物はファリア連邦軍全軍に支給されている、通信機兼手のひらサイズのPC、
『アーマー』をはじめとする「機動装甲」を「着装」するためのデバイス。
俺はこのデバイスがたまらなく好きだ。
なぜなら、「往年の特撮ヒーロー」を彷彿とさせるからだ。
それが証拠に、この「機動装甲」の開発陣、軍上層部(!)も、
幼き頃に「そういうもの」に憧れたからという逸話があるほどだ。
また、「精神力・魔法力」を行使するがゆえ、いわゆる「魔法少j」…いやなんでもない。
実際は子供のおもちゃなんかではなく、れっきとした武器・兵器であるからして、
本当はそんな「悠長」な事を言っていてはいけないのだが…。
- 196 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:27:35.38 ID:GT/ymxYE0
-
「何ブツブツ言ってんだ?」
「どぅわっ!!!!…いや、なんでもない…なんでもない…(汗)」
(…さっきの口から漏れてたのか…)ドキドキ
「?」
ダリスは怪訝そうな顔、事情を知っているエルリアは顔をにやにやさせていた。
…あとの持ち物、非常糧食類、応急処置キット、
以上をバックパックに収め、デスクに向かい、残った事務雑用を済ませた。
「よし、これで準備完了…。」
もう慣れた事とはいえ、相変わらず出撃前は緊張するものだ。
俺は深く深呼吸をして、精神を落ち着かせる。
出撃前の「儀式」みたいなものだ。
- 197 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:29:14.99 ID:GT/ymxYE0
-
「『今』も『それ』をやっているのね…」
エルリアが慈愛に満ちた目をしながら俺に話しかけた。
「…いつも見てるくせに、久しぶりに見たような言い方するなよ…(笑)」
「おいおい、のろけなら他所[よそ]でやってくれorz」
「だっ…誰がのろけてるんだ!誰が!」
「お前らだよ…orz(彼女いない暦=実年齢の半分の俺にとっちゃあ地獄だぜw)」
出撃前でもいつもと変わらぬ日常の如く、時間が流れる。
だからこそ、俺はいつも自分の力を発揮できるのだ。
そういう雰囲気というか環境を部下である「天使」たちにも感じてもらいたい。
だから俺はそれをこの部隊「戦慄の天使達」のポリシーにしている。
とはいえ、初めの頃は色々と問題が起きた事もあった。
陰口で「あんな司令がいるほうが不安だよなw」ということも耳にしたこともある。
しかし、俺が実践して功績を残すにつれ、みんなの理解を得る事ができた。
それはこれからも変わらない……。
- 198 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:29:52.30 ID:GT/ymxYE0
-
(そろそろ行くか…。)
そう思っていた頃、
中央司令部にレッドシグナルの通達で使いに行っていたマルクスが戻ってきた。
「司令、通達完了しました。」
「ああ、少尉が行ってから数分でコンピュータに反映された。
早かったな。まあ流石[さすが]という所か…」
「お褒めいただき、光栄です。」
マルクスはそう言うと俺に敬礼した。
「マルクス・ヴィルスレイ」少尉はいわゆる俺の「一番弟子」とでも言うべき存在だ。
なかなか「できる」奴で、彼には俺の直下の全10個小隊(ハーネスト大隊)のうち、
一個小隊(ヴィルスレイ小隊)を任せている。
- 199 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:30:26.35 ID:GT/ymxYE0
-
「ヴィルスレイ少尉、これから私は直接戦場に出て、
敵に『天使』がいるかどうかを確かめようと思う。
そこで、少尉の小隊も一緒に来てはもらえないだろうか?」
「光栄です。我々ヴィルスレイ小隊、全力で司令のサポートを致します。」
「よろしい。そういえば、少尉の小隊に新しく入った者がいたな。」
「はっ、『アーク・セラウィード』軍曹ですな。彼はなかなかやる男です。」
「そうか、セラウィード軍曹とは会ったことはあるが、仕事をするのは初めてだ…
…どんな働きをするか楽しみだ。」
「決して司令のご期待を裏切らないと思われます。」
「そうか。」
そんな雑談を交わした後、俺はデスクから立ち上がり、
バックパックを手に取って、少尉には先に行ってもらった。
- 200 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:32:03.35 ID:GT/ymxYE0
-
「じゃあ行ってくる…」
「まあ心配はしてないが、気をつけてな、ラネクス…。」
「ああ。」
ダリスと挨拶を交わした後、エルリアにも挨拶しようと彼女に振り向く。
すると、少々不安そうにこちらを見ていた。
「ラネクス…。」
「心配するな、ちょっと確認するだけだ…」
「ええ…そうね…
何かあったらすぐに連絡してよ…私の後方支援部隊を向かわせるから…」
「俺も『何かあったら』手を貸すぜ…ラネクス。」
「ああ、ありがとう。エルリア、ダリス…」
- 201 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:33:05.10 ID:GT/ymxYE0
- いつもはもっとあっさりしているのだが、
今回に限ってはなんとなく心配の度合いが高い気がする…
確かに俺自身も「何かが」動き出しそうな、変な感じがしていた…。
…だが、どんなことがあっても俺達は負けない…。
俺達は戦場に君臨する
「 戦 慄 の 天 使 達 」
なのだから…。
「ラネクス」編 第一部「戦慄の天使達」 〜完〜
- 202 名前:VIP村人x :2006/12/01(金) 15:35:53.75 ID:qRm7cBMy0
- 投下乙です!
SF好きの人たちが喜びそう。
第2部もお待ちしています。
- 203 名前:悠斗 ◆JzoCRoeG/A :2006/12/01(金) 15:36:13.88 ID:GT/ymxYE0
- とりあえず序章の戦慄のry終わったー!!!
俺の駄文に付き合ってくれてありがとう…。
まだ未完の続きがあるけど…。
- 204 名前:南蛮ムキトス :2006/12/01(金) 15:41:27.89 ID:l/2jla85O
- >>203
乙です〜
wkwkが止まらないwww
- 205 名前:VIP遊び人 :2006/12/01(金) 15:45:13.81 ID:E38KLUATO
- >>203
大変乙っす!
この空気は…二次創作は駄目かorz
- 206 名前:悠斗 :2006/12/01(金) 15:45:18.12 ID:GT/ymxYE0
- ラネクス編の第二部に行く前に、
10年後の世界、「アーク」編の第一部「蘇る悪魔」完結させたほうがいい?
それとも…
- 207 名前:猿回しの勘三 :2006/12/01(金) 16:11:12.92 ID:l/2jla85O
- >>206
そーゆーのは自分で決めようね
- 208 名前:悠斗 :2006/12/01(金) 16:15:56.96 ID:ho8/omwbO
- そうだったな…スマソorz
- 209 名前:カナリア :2006/12/01(金) 16:27:24.82 ID:0m0kbyBA0
- 妹の名は檸檬である。
漫画を描く内気な少女で、丸いメガネをかけて、オタクのような感じだ。
しかし、彼女には野暮ったさがない綺麗な娘だった。
しかし、その服装はいつもトレーナにジーパンと丸いメガネをリュックサックを背負っている。
そしてゲームをしたり、漫画を読むのがすきだった。
いい意味で個性的で従順で素直な子だった。
しかし、個性的であるが故に周りから苛められ、引きこもりを続けている。
北斗はパソコンに関しては詳しくないが、妹の檸檬は四六時中キーボードをたたき、
それ以外は少女漫画を読んでいるか、漫画を描いているかしかなかった。
北斗は文学とクラシックが好きだった。
彼は漫画というよりは小説、しかも純文学を読み、哲学を考えるのが好きだった。
二人とも、共通している面があるのは、感受性が豊かだということである。
しかし、後に妹の檸檬は、大小説家になるだなんでことは誰も予想していなかった。
- 210 名前:カナリア :2006/12/01(金) 16:53:28.29 ID:0m0kbyBA0
- 昭島のCHIHIROのコンサートを行く途中、電車の中で北斗は呟いた。
北斗「彼女は、バンドから引退して、今度は何をやるつもりなんだ」
檸檬「そういえば、最近テレビにまるっきし出なくなったわね」
北斗「檸檬、俺、何か俺、お前に対して、まるで突拍子もないものを感じるんだ」
檸檬「私も、北斗にいに、特別なものを感じるな」
北斗「俺たち、兄妹で良かったな。ふつうの兄弟と違って喧嘩なんてこと殆どしたことがないし、俺もお前もマイペースで自分の世界に没頭できるし」
檸檬「そうだもんね。仲いいもんね」
そしてコンサート会場に辿りついた。
北斗はまぶしい幻影を感じた。
その幻影は光という光でまぶしすぎた。
北斗は心地よい睡魔に襲われそうになった。
そして一瞬の内に、まばゆいばかりの涙にかわった。
まるで自分が身に付けてきた生業をすべてそぎ落としてゆくかのような感動だった。
北斗はこのとき初めて神の存在に気がついた。
それはCHIHIROの歌だった。
- 211 名前:カナリア :2006/12/01(金) 16:53:51.87 ID:0m0kbyBA0
- たんぽぽの歌
(町の片隅で咲くたんぽぽのように私は素朴に生きたい)
(丘を見渡すと私の故郷(いえ)があって)
(そんな ラララ)
(私はいつも我慢していた 私はいつも傷ついていた)
(そんな鎧なんて捨てていいのだと)
(故郷(あなた)が言ってくれたから)
(野に咲く花のように 私は綺麗に生きれませんでした。)
(いつもビクついて いつも周りを気にしていて)
(そんな貴方を抱きしめられるのは貴方しかいないと
(貴方に言われました。)
(傷ついて 傷ついて 傷ついて)
(私は故郷に帰ってきました。)
(都会に行けば、誰しも傷つきます)
(父は優しく迎えてくれました)
(母は食事を作ってくれました)
(ありがとう、温かい私の故郷)
彼女はピアノを弾きながら歌い終わった。
しばらくの沈黙のうち、会場は大拍手が沸き起こった。
- 212 名前:カナリア :2006/12/01(金) 17:21:09.39 ID:0m0kbyBA0
- 彼女は以前のようにお化けのようなロングヘアーで金髪で編みタイツを履いているような服装ではなかった。
セーターに黒髪で、化粧もまるでしていない。
質素な服装で、少し太り、寿命が延びた感じだった。
彼女はゆっくりと別の椅子に腰掛け、淡々と語りかけた。
北斗と檸檬は涙があふれて止まらなかった。
「こんにちわ、昭島の皆さん」
明るい声だ。ハキハキしていて、生命力がある。
爽やかな感じで髪を後ろにかき分けながら言った。
「えー、私のことをご存知な方は多くいると思います。私はスターの頂点に居ました。でも今やっと、自分が本当にしたいことをやらせて頂いています」
「私がテレビに出ていたころ、実は私は死にたくてどうしようもない状態だったのです。体重もがりやせして、ひどいときは食べたものを全部吐いたこともあります」
「私は小さいとき、私は自分の背が低いことがものすごくコンプレックスでした。周りからチビといわれ苛められたこともあります。」
「幼いときにものすごい劣等感があったのです。私は三男坊の末っ子の娘で、父が望んだ唯一の娘でした。だから良く父から可愛がられたことを覚えています」
「音楽を習い始めたのは、本当に物心ついたときからでした。常に私は音楽と共にあったのです」
「私は一人でピアノを弾いて歌っていたときのことを良く覚えています。今思えばあのときが一番充実していました」
「誰も聴いてくれない。何かくれるわけでもない。ただピアノを弾いてひとりで歌っているのが幸せだったのです」
「しかし、私はそれを武器にしてしまいました」
「周りからチビと呼ばれる。じゃあ、歌を歌えば、周りはバカにしないんじゃないか」
「私はいつも周囲の期待に応えるため、もっとすごい音楽、もっと刺激的なメロディを求めて作曲したり、歌を歌ったりしてきました」
「知らず知らずの内、私の周りにはさまざまな人が増え、取り巻きが出来ました。そのときの私はチビでバカにされたやつを見返してやるあしか考えていませんでした」
「私は女性にして日本の音楽界の頂点にたつことには成功しました」
「でも心の奥ではいつも人の顔色やご機嫌を伺ったり、麻薬に手を出しそうになったこともあります」
「私は酒で体をおかしくしてしまい、本当に不健康な体で、今思えば死ぬんじゃないかなってところまで行きました。」
- 213 名前:カナリア :2006/12/01(金) 17:27:59.22 ID:0m0kbyBA0
- 「そんなとき、今歌っている曲を作曲している人の音楽に出会えたのです」
「彼女は私のお坊さんであり、私のシスターでもあります。」
「命というアルバムを手にしたときのころの感動を今でも覚えています」
「その曲を聴くと涙がボロボロでて、私は四六時中その音楽を聴いて泣いていました」
「ライブでは、わけのわからないみだらなかっこで暴れまくっているのですが」
「彼女にこういわれました」
「貴方は心の飢え乾いた者なのねと」
「重荷を背負うもの、私のところへ着なさいと」
「そして私は仲間の反対を押し切り、バンドを引退させていただきました」
「彼女のいうには人生は勝ち負けじゃないのよと言われました」
「私は彼女の口からそんなことを言われると思っていなかったのでびっくりしました」
「でも今は本当にそう思っています」
檸檬の顔色が変わった。しかし、北斗はそのまま吸い込まれるように聴いていた。
彼女は再び歌い始めた」
- 214 名前:秋 :2006/12/01(金) 18:18:19.16 ID:aLJvX11f0
- どうも、秋です。
なんか魔がさしたので続きを今から即興で投下してもいいですか?
- 215 名前:VIP盗賊 :2006/12/01(金) 18:24:13.14 ID:wrnx3ZVkO
- >>
- 216 名前:VIP盗賊 :2006/12/01(金) 18:24:45.64 ID:wrnx3ZVkO
- >>214
魔かwwwおk
- 217 名前:VIP魔王 :2006/12/01(金) 18:26:02.37 ID:v9qOCm0S0
- まあ投下終わるまで待てよ
- 218 名前:秋 :2006/12/01(金) 18:26:46.21 ID:aLJvX11f0
- 了解です。今から考えるんで少し時間かかりますがそこは察してください。
- 219 名前:秋 :2006/12/01(金) 18:29:30.42 ID:aLJvX11f0
- じゃあ皆が一段らくしたあたりと判断してからにします。
またあとで。
- 220 名前:カナリア :2006/12/01(金) 18:37:52.69 ID:gVyPSGgs0
- 檸檬が其処から立ち去っていた。
北斗は知らないまま、彼女の演奏を聴いていた。
ライブが終わり、北斗は檸檬を探しに行った。
北斗「いたいた、何処ほっつき歩いていたんだよ」
檸檬「なんか、今日来て損した」
北斗「なんで、とっても良かったじゃないか、何でそういうこと言うんだ」
檸檬「北斗にいは危険なにおいしなかった」
北斗「俺はそういったものまるっきし考えていない。俺も彼女のように生きてみたいと思っているんだ」
檸檬「私は少なくともそうは思わないな。ごめんね夢を壊しちゃって」
北斗「檸檬は今どう思ってんだ」
檸檬「あたしは・・・・・・もちろん、今のちひろっちも良いと思うけど、何かストップしてしまったように感じるんだよね」
北斗「ストップって具体的に言うと・・・・・」
檸檬「私は以前のちひろっちの音楽もそれはそれでよかったんじゃないかなって。彼女は前の自分を全部否定しているけど、私はそれショックだったな。」
北斗「俺はまったくそうは思わないね。」
- 221 名前:カナリア :2006/12/01(金) 18:38:28.59 ID:gVyPSGgs0
- すみません。終わりました。時間がかかり申し訳御座いませんでした。
- 222 名前:VIP村人s :2006/12/01(金) 18:51:10.31 ID:sokh3ryn0
- >>221
お疲れ様です。しかし、書き溜めてると、それはそれで連投規制に
引っかかって時間掛かるんですよね・・・・・・
前、思い出の懐中時計投下した時、4時間くらいかかった(´▽`) '`,、'`,、
- 223 名前:カナリア :2006/12/01(金) 19:06:57.99 ID:gVyPSGgs0
- コピペしたんじゃなくて、頭で構成は練っていますが、白紙の状態で作っています。
急遽、駅から駅に移動しなく本当に申し訳御座いませんでした。
なお、この物語のエピローグは此処↓に書いています。
http://www21.atwiki.jp/syousetuvip/?page=%E4%BA%A4%E9%9F%BF%E6%9B%B2%E7%AC%AC9%E7%95%AA
純文学なのか、コメディなのかわかりませんが、私の小説でしらけモードにならないように少しは気をつけたいと思いました。
2ちゃんねる初心者なので、空気読めないことも多々あると思いますが宜しくお願いします。
- 224 名前:マクラ :2006/12/01(金) 19:18:27.26 ID:tqv0OZVJ0
- はじめましてマクラといいます、以後よろしく
早速ですが小説と呼べるかわからないですけど
投稿してもよろしいでしょうか
よければ今から作ってきます。
- 225 名前:VIP下手人 :2006/12/01(金) 19:21:43.71 ID:l/2jla85O
- >>224
イインダヨー
- 226 名前:マクラ :2006/12/01(金) 19:26:04.10 ID:tqv0OZVJ0
- 作ってきます!!
- 227 名前:善人委員会からの手紙(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/01(金) 19:26:50.59 ID:sokh3ryn0
- 家でまったり過ごすというのは素晴らしい贅沢なのではないかと思う。
自室でギターを弾きながら歌っていた時の事だった。
「フンフンフーン♪」
ガチャ
「お兄ちゃんちょっと」
「うわああああ!!!」
熱唱している時に部屋に入ってこられる事ほど恥ずかしい事はない。
「俺の熱唱してる姿見たなあ!!」
「見たけど、それよりこれ見てよ。なんだろうこれ・・・・・・」
妹の優子が高校の制服を着たまま、ルパンに犯行予告を突きつけられた宝石店の店主の様な
顔つきで入ってきた。手に何やら封筒を持っている。
「何って郵便じゃん」
「いや、あたしに来てるんだけど、何だろうこれ・・・・・裏面の差し出し人見てよ」
「裏?」
コンピューターの印字でそこには『国連NGO所属 善人委員会日本支部』と書かれてあった。
表には俺の家の住所と、妹の優子の名前。
「お兄ちゃん何かなこれ・・・・・国連って書いてあるよ・・・・・・?」
- 228 名前:善人委員会からの手紙(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/01(金) 19:27:28.63 ID:sokh3ryn0
- ああそうだろう。俺がパソコンで書いたからな。
この一ヶ月、俺は少しでもその手紙を俺が書いたと思われないよう、『いいお兄ちゃん』を演じてきた。
部活で疲れた妹をマッサージしてやったり、勉強をみてやったり、アイスを買ってやったり、あと冗談を一切言うのをやめた。
最初はもちろん怪しまれたものだ。様子がおかしいだの、何が目的だの、散々怪しまれたものだ。
しかし、人間とは不思議なもので、1ヶ月それを続けると違和感がなくなっていくものだ。
なぜ俺がそんな事をしていたのか。それは、少しでも今回送られてきた手紙、まあ俺が妹に送ったのだが、
怪しさ満点のその手紙を俺が書いたと思わせないためだ。
真面目なお兄ちゃんならこんな手紙送らないだろうと思わせるため。まあ、多少無理があるが。
「何か知らない?お兄ちゃん・・・・・」
妹が怪訝な顔つきで聞いてくる。やっぱりか。怪しすぎるよなそりゃあ。
「善人委員会だと・・・・・・・!!!」
「何か知ってるの?」
「お前何やったんだ!!善人委員会から手紙が来るなんて・・・・・・優子お前!!」
「最初お兄ちゃんのイタズラかと思ったけど、切手貼ってるし、消印もあるしさ・・・・・」
そうだろう。本当にポストに出したからな。
「中は?何て書いてあるんだ?」
「まだ見てない。今から見るの」
- 229 名前:善人委員会からの手紙(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/01(金) 19:27:59.82 ID:sokh3ryn0
- そう言うと妹は封を破り中身を取り出した。
中には一枚の手紙と映画のチケットが入っていた。
「なんだろう・・・・・・・・」
『突然のお手紙失礼いたします。私ども善人委員会は国連の管理下の元、日々活動している非営利団体でございます。
突然こんな事を言うのは失礼かもしれませんが、一つ聞いていただきたい事があるのです。
今の世の中を優子さんはどう考えます?自分勝手な人が多く、世の中はみだれきっています。そこで私達は少しでも善人の
多い世の中になってほしいと思っている訳でございます。ここ1ヶ月間、私ども善人委員会はあなたの行動をこっそり見ていました。
そして私どもはビックリしたしだいでございます。
ああ、優子さんあなたは何と素晴らしい善人なのでしょう。横断歩道が怖くて渡れないお婆ちゃんの手をひいてあげ、
道に迷っている人を見るや、自分の目的地とは反対方向なのに一緒に行ってあげたり、当たりのアイスの棒を貧乏な
少年にあげたりしてました。こっそり見ていた私ども善人委員会は実にホンワカした気分になりました。
あなたの善人ぶりはとても素晴らしいものでした。そこであなたに善人2級を認定いたします。
同封の映画のチケットはほんの気持ちです。
あなたにはお兄さんがいますね?お兄さんを大切にすると1級をさしあげます。
これからも善人でいてください。
善人委員会日本支部代表 古川一郎』
- 230 名前:善人委員会からの手紙(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/01(金) 19:28:27.76 ID:sokh3ryn0
- 「優子・・・・お前・・・・・・」
「何だこりゃ」
「善人委員会に認めてもらえるなんて前代未聞だぞ・・・・・しかも2級かよ!!」
「なんでちょっとキレてんのwwwあたし2級だってさ」
「そりゃ、アイスの当たり棒を貧乏な少年にあげれば2級にもなるさ!!」
「そうなんだwwww」
手紙の文面は全部パソコンで作成した。筆跡でバレないためだ。
しかも架空の代表者の名前入り。しかし、優子のこの反応・・・・・・・・・・もしやバレバレか。
いや、まだいけるはずだ!!!
「以前俺の友達にも一人善人委員会から手紙もらったヤツがいてな。そいつは1級だった。
本当にいいやつだったよ。そうかぁ、優子は2級かあ・・・・・・・」
「いや、そもそも何なのこの手紙。でも、あたしがやった事全部本当だし・・・・・・・」
そう言って優子は俺の顔をジッと見つめた。
「まあ、いいじゃないか。国連に認められたんだから」
「映画のチケットもらっていいのかな・・・・」
「いいんじゃないか?お前が善人なんだから当然の報酬さ!!」
「何か気味が悪いけど・・・・・・まあいっか・・・・もらっとこう」
優子はいまいち釈然としない面持ちで自分の部屋に帰っていった。
さすがに、事前準備を色々しておいたおかげでバレなかった。
大変だったよ・・・・・・妹の善人振りをこっそり探したり、いいお兄ちゃんを一ヶ月続けたり。
一週間後、優子はチケットを持って近くの小さな映画館へ向かった。
怪しんでたわりに、普通にチケット使うんだなこいつ。
- 231 名前:善人委員会からの手紙(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/01(金) 19:28:55.21 ID:sokh3ryn0
- 「あ、優子ちゃんいらっしゃい」
その映画館は俺が結構通いつめているおかげもあって、俺は映画館の受付の人と知り合いになっていた。
窓口の中の隅にこっそり隠れる。やれやれといった顔で受付の職員は笑っていた。
「こんにちは。久々に映画見に来ちゃいました」
「そう。お兄さんは結構きてるよ」
「お兄ちゃんアニメオタクですから。洋画は見ないでしょ?」
「あ、そう言えばそうかも」
「でしょww」
でしょじゃねーよ。
「あ、優子ちゃんそういえばさ」
「何ですか?」
「あれは何だったのかねえ・・・・・・・さっき黒ずくめの男が来てさ、優子ちゃんが来たら渡してくれって
言われて預かってる物があるんだけどさ・・・・・」
「へ?黒ずくめの男・・・・・・ですか?」
「うん。妙な男だったよ。怪しいったらありゃしない・・・・ほらこの手紙だよ」
「・・・・・・・・・・・・・・」
優子は受付のおばちゃんから封筒を受け取ると怪訝な顔つきで中身を取り出した。
『優子さん・・・・・・・私ども善人委員会は失望しました。あなたにはお兄さんがいるでしょう?
かならず優子さんのような善人なら2人で一緒に行くと信じていました。
それが一人だけ映画を楽しむつもりだとは・・・・・・・
失望しました。善人2級は剥奪して悪人1級をさしあげます。
善人委員会日本支部代表 古川一郎』
- 232 名前:善人委員会からの手紙(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/01(金) 19:29:30.19 ID:sokh3ryn0
- 「一枚しか入ってなかったもん」
窓口から妹の独り言が聞こえてくる。
チケットを渡すと、妹はボソッと「一枚じゃん」と呟きながら、微妙にへこんだ面持ちで映画館に入っていった。
「もう行ったよ妹さん」
「すんません、何か」
「いや、いいんだけどさ、あの手紙何だい?妹さんへこんでなかったかい?」
「彼女はそれだけの事をしてしまったんです」
「はあ」
「じゃ、出て来たらこの手紙妹に渡しておいてください」
「またかいwwwwまあいいけどwww」
そう言って俺は一通の封筒を渡して帰宅した。
2時間後、自室でコーヒーを飲みながらまったりしていた時の事だった。
勢いよくドアが大きな音を立てて開かれた。
- 233 名前:善人委員会からの手紙(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/01(金) 19:29:51.45 ID:sokh3ryn0
- 「お兄ちゃん!!」
「うわっ!!な、なんだ!!!」
「やっぱりあんたかぁ!!この手紙!!」
『冗談だ優子wwwww誕生日おめでとう。今日はゆっくり映画でも楽しんでくれ。
善人委員会日本支部代表 お前の兄ちゃんより』
「じょ、冗談だろ。ちょっとした」
「な〜んか一ヶ月前から様子が変だと思ったら!!」
「お前、‘‘一枚しか入ってなかったもん‘‘とか呟いてたなwwwww」
「え?何で知ってんの?」
「あっ!!、しまった!!」
「しまったじゃないよ!!何で知ってんの!!!」
「やべ!!!」
逃げる俺。真っ赤な顔で追いかけてくる妹。
「待てこラー!!説明しろー!!!」
「何で怒られてんだ俺は!!」
「2級返せー!!!!」
「ちょwwwwwww」
「悪人1級とは何事だぁー!!」
誕生日祝ってやったのに何なんだ・・・・・・・
終わり
- 234 名前:VIP神 :2006/12/01(金) 19:42:21.48 ID:E38KLUATO
- >>233
GJ!をもろww
- 235 名前:カナリア :2006/12/01(金) 20:09:05.91 ID:gVyPSGgs0
- 続き書いても良いですか。
- 236 名前:VIP将軍 :2006/12/01(金) 20:10:40.58 ID:ho8/omwbO
- 兄妹モノを書かせたら、
引き出し氏は最強かもな。
- 237 名前:VIP将軍 :2006/12/01(金) 20:12:11.34 ID:ho8/omwbO
- 語弊があったら困るから言うが、
非エロ兄妹モノの事だからねっ!!
>>235
カモーン
- 238 名前:VIP女神 :2006/12/01(金) 20:12:36.05 ID:fVvwo7mOO
- 白蛇っ白蛇っ
- 239 名前:カナリア :2006/12/01(金) 20:41:06.94 ID:gVyPSGgs0
- 俺は檸檬が言いたかったことななんなのかわからなかった。
しかし、長い歳月を経て、檸檬が流した涙の裏側にあるものが何なのか気づくことになる。
私はCHIHIROのヒーリング音楽を聴いて、人生が180度変わった。
不良でつっぱることを辞め、哲学にのめり込むことになる。
周囲から友達は去ってゆき、檸檬も近寄らなかった。
私が出会った本は、キリストの新約聖書だった。
小学校6年生の頃、駅の改札口で説教をしているクリスチャンに何故か貰った本だ。
それは押入れにしまってあった。
私は新約聖書を読み始めた。
心の貧しい者は幸いなるかな 天の国はあなたがたのものである。
私は最初、心の貧しい者を、心の飢え乾いたものだと勘違いしてしまった。
聖書を読みふけり、とんちんかんな頭で読んでいた。
そしてロックを聴くのをやめ、ひたすらクラシックを聴いた。
私は次第に目見に皺をよせ、まるで晩年のゴッホの肖像画ように何か悪霊に取り憑かれたように怖い形相になって行った。
それは祖父に似ていた。
しかし、私はそのとき、まったく気がついていなかった。
私は良く、父と母と喧嘩するようになった。
そんなとき、私の一人部屋に一人の悪女が現れた。
編みタイツを着て、縄を持っている。
何故こんな幻影が現れたのか、わからない。
嫌、幻影なのかもわからぬ。
その女は私にこういった。
「飽くなき我快楽の飢え、そなたは女の虜になり、檸檬を犯すであろう」
それから、私は部屋に引きこもるようになり、じっとその女が暴れ出さないように監視した。
- 240 名前:カナリア :2006/12/01(金) 20:58:31.41 ID:gVyPSGgs0
- 悪女は私が寝ている間、ノーブラの乳房を上下に動かしながら腰を振っている。
私は死にそうに辛かった。
心のなかに沸き起こる醜悪に、私は涙を流しながら神に祈り続けた。
「私が求めている世界はこんなものではありません」
「なぜ、私にこのような試練を与えるのですか」
部屋に檸檬が入ってきた。
俺は号泣していた。
「どうしたの」
「入ってくるな!!」
私はノイローゼになっていた。
父と母は私の変わり果てた姿を見て、密かに私をどこかに連れていこうと考えていた。
黒ずくめの男たちが襲ってきた。
私は何がなんだかわからず、暴れ狂った。
ついに取り押さえられた。
それは警官だった。
辿りついた先は精神病院。
- 241 名前:カナリア :2006/12/01(金) 20:59:53.82 ID:gVyPSGgs0
- 本日終了
- 242 名前:カナリア :2006/12/01(金) 21:01:52.79 ID:gVyPSGgs0
- 交響曲第2番はこれで終わりです。
- 243 名前:VIP村人i :2006/12/01(金) 21:04:53.18 ID:z2OZqhTJ0
- とおりすがりだけど
誤字脱字くらいは直して投下したほうがいいよ
萎える
- 244 名前:花魁 :2006/12/01(金) 21:15:39.90 ID:l/2jla85O
- 乙だお
- 245 名前:カナリア :2006/12/01(金) 21:18:38.58 ID:gVyPSGgs0
- 駄作です。もっと良いものを投稿すべきだった。
諦めたわけじゃないけど、本当にすみませんでした。
雰囲気ぶちこわして申し訳御座いません。
こんな作品を出してしまって私は馬鹿です。
どんどん、投稿しちゃってください。
- 246 名前:カナリア :2006/12/01(金) 21:34:49.83 ID:gVyPSGgs0
- あ〜あ〜 しらけちゃった
- 247 名前:花魁 :2006/12/01(金) 21:56:00.62 ID:l/2jla85O
- ちょwww自虐ヤメレwww
面白いと感じるから全然気にしなくて良いんだぜ
自分に自信を持ってください><
次回作wkwkしながら待ってます!
- 248 名前:棒またぎ姫 :2006/12/01(金) 22:34:46.91 ID:l/2jla85O
- 保守
- 249 名前:宿屋の女中 :2006/12/01(金) 22:39:17.90 ID:g9HG72RHO
- 保守にきますた
- 250 名前:VIP遊び人 :2006/12/01(金) 23:24:00.90 ID:qRm7cBMy0
- カナリア氏、そんなに謙遜しなくていいよ。
あんまり卑屈になりすぎるのはかえってよくないし、
読んで「おもしろかった」と思ってる俺や他の人たちも
なんだかガッカリしてしまう。
もうちょっと自信もって、堂々といこう!
(・∀・)ガンガレ!俺はカナリア氏の兄妹モノ、大好きだよ。
- 251 名前:VIP村人t :2006/12/01(金) 23:27:04.79 ID:wFQLzz5T0
- hosyu
- 252 名前:VIP神 :2006/12/01(金) 23:45:45.17 ID:v9qOCm0S0
- いい感じにvipっぽくなってきたな
- 253 名前:VIP村人t :2006/12/01(金) 23:57:17.14 ID:wFQLzz5T0
- ほしゅ
- 254 名前:VIP村人j :2006/12/02(土) 00:01:30.35 ID:I+w2WlWg0
- VIPっぽいってどーゆー意味で?
- 255 名前:カナリア :2006/12/02(土) 00:11:37.58 ID:iunwMeeS0
- NO250さんNO247さん、本当にありがとう。
期待にこたえられるかわからないけど、一生懸命頑張ります。
- 256 名前:悠斗 :2006/12/02(土) 00:18:35.57 ID:YR1/0X6TO
- 深夜バイト保守
24時間フル稼働はキツイゼwww
- 257 名前:宿屋の女中 :2006/12/02(土) 00:19:36.98 ID:UMbK/GvzO
- この流れはいいな。
- 258 名前:VIP村人w :2006/12/02(土) 00:27:28.02 ID:YR1/0X6TO
- >>255
ガンカレー
- 259 名前:交響曲第8番 同性愛 :2006/12/02(土) 00:38:57.13 ID:iunwMeeS0
- 私は今、悟りこそひらいていないが、
キリスト教のドイツの神学者、ボンヘッファーが神とともに神なしに生きるという事実を本を読まずにして既に理解した。
広大な宇宙。永遠の創造性の中にいて、般若心経の空の境地を理解した。
理解してはいるが、私はまったくそれとは正反対の世界に今居る。
それは一瞬の恍惚である。
例えば、仕事をしているとき、私は必要とされているのだと実感されたとき。
例えば、今日は母の変わりに料理を作ってご馳走してもらったとき
例えば、部屋の整頓をしているとき
たわいもないことだ。
私はそれで満たされる。
しかし、不幸なことに、私は今、そういった事がない。
以前は、病気も健康で、そういう生活が当たり前だった。
しかし、今、私は必要とされていないのではないか。
私はひたすら殴られたい、蹴飛ばされたい、しかし、殺されたくはないが、
- 260 名前:交響曲第8番 同性愛 :2006/12/02(土) 00:39:36.63 ID:iunwMeeS0
- 無抵抗、非服従の精神は見習いたいと思った。
生きるということは、それだけで辛いことだ。
心ときめかせるものがあれば、私はそれにすがりたいとも思った。
そして、私は病気になってから、バイセクシャルになった。
カオル君という美青年の親友が出来た。
彼は物凄く優しい人間だ。
カオル君は変体だ。ボクのお○んちんを触ってくる。
彼の細い指が、また白くて綺麗で、優しい。
ボクは彼とサイケデリックトランスを聴いている。
彼も曰く、ボンヘッファーには興味があるらしい。
何せ彼は元クリスチャンだからだ。
しかし、彼がキリスト教を嫌になったわけは教会という組織の型にはまるのが嫌だという理由があるが、
最大の要因は、禁欲的すぎたのである。
妹で小説家の檸檬も、彼のことを異性として好きだ。
しかし、ボクは男なのにも関わらず、彼を好きになってしまった。
ボクには、女になりたい願望がある。
しかし、性転換手術を受けないつもりだ。
男独自の美しさと彫りの深さで美を追求したいと思ったからである。
- 261 名前:交響曲第8番 同性愛 :2006/12/02(土) 00:41:01.46 ID:iunwMeeS0
- 一旦休憩
- 262 名前:VIP村人x :2006/12/02(土) 01:04:15.29 ID:YR1/0X6TO
- 交響曲シリーズwktk
- 263 名前:VIP村人u :2006/12/02(土) 01:19:41.40 ID:DuvhQH5wO
- みかん氏こないかにゃー
- 264 名前:M男 :2006/12/02(土) 01:39:23.88 ID:iunwMeeS0
- 誤字脱字に気をつける為、ワードで書くことにします。
- 265 名前:VIP村人k :2006/12/02(土) 01:45:36.41 ID:I+w2WlWg0
- >>255
ガンガレ!応援してるよー。
>>256
帰ったらたくさん寝るんだぞ。
深夜のバイトって・・コンビニ?
>>264
ちょwwwwwwwww
カナリア氏、M男になってるwwwwwwwww
- 266 名前:鳩鳩 :2006/12/02(土) 02:00:13.92 ID:qcgSOBefO
- こんばんは
- 267 名前:VIP村人y :2006/12/02(土) 02:20:31.20 ID:YR1/0X6TO
- >>265
その通り。コンビニでバイトしてる。
>>266
鳩鳩氏ktkr
- 268 名前:M男 :2006/12/02(土) 02:44:04.66 ID:iunwMeeS0
- もう寝ます。投稿はおきてからにします。
- 269 名前:みかん :2006/12/02(土) 02:45:00.57 ID:zkPRPAqoO
- こんばんわ。
今から投下する方いらっしゃいますか?
いらっしゃらない様でしたら投下したいのですが…
- 270 名前:みかん :2006/12/02(土) 02:52:48.93 ID:zkPRPAqoO
- いらっしゃらない様なので投下させていただきますね。
建物内に入った俺は、途中、幾つかの部屋を覗きつつ探索した。
(…無人…か…)
ふと、廊下の突き当たりにあるドアに目が行く。
他のドアに比べると重厚な鋼鉄製で、ドアの横に電子キーが付いていた。
「…どう見ても怪しいよな…」
ドアの把手を掴み引いてみると、思ったより軽い手応えで少しだけ開いた。
(…開いてるな…入ってみるか…)
俺はAKを握り直すと、ためらいも無くドアを開けた。
- 271 名前:みかん :2006/12/02(土) 02:54:32.72 ID:zkPRPAqoO
- 俺は自然な振る舞いで室内に入った。
(誰も居ない…ここは司令室か…?)
俺は部屋を見渡した。
モニターやパソコン、無線機などがあるが、どれも一世代二世代前の物で、この国の国力を物語っている。
俺は煙草に火を点けると、AKを入り口に向け安全装置を解除し、無線機に手を伸ばした。
無線機のマイクを一定のリズムで引っ掻きすぐに交信を切る。
すぐに同じ様にマイクを引っ掻く音がスピーカーから聞こえてきた。
様々な暗号を織り交ぜ、マイクを引っ掻く音のみで構成されたこの暗号は解読不可能な上、
専用機密回線を使用している為まず傍受されない。
俺は作戦本部へ連絡を取り、状況を把握しようと試みた。
- 272 名前:みかん :2006/12/02(土) 02:55:48.31 ID:zkPRPAqoO
- 《オペレーター、大佐を。所属は…》
『所属確認。繋ぎます。』
『私だ。状況を。』
《ミッション中部隊は壊滅。未だターゲット確認できず。俺の現在位置、目標位置、状況、ミッション続行か否か指示を。》
『現在位置は国境より北へ52キロ。現在国境に国連軍が展開。目標は南へ30キロ。ミッション続行。』
《了解。ミッション続行す。》
無線を切ると俺は煙草の煙を吐き出した。
どうやら兵士達はここを捨てて、国境付近の応援に出向いたようだな。
誰の指示か知らないが、国連軍が展開してくれたお陰で動きやすくなったな。
俺はデスクの上にあった戦略地図を頭に叩き込むと、煙草を灰皿に押しつけた。
- 273 名前:みかん :2006/12/02(土) 02:57:14.13 ID:zkPRPAqoO
- 探索の途中、幾人かの兵士とすれ違ったが、誰も俺には気付かなかった。
どうやら急造部隊らしく、お互いの顔も把握していなければ士気も低い。
(…本当に宣戦布告する気だったのか…?)
いや、私情、私見は無用だ。
俺は与えられたミッションを完璧にこなせばいい。
だが…
彼女の幼い日の笑顔と、現在の顔が頭の中で交錯する。
彼女を助けるべきか?
だが助ければミッション遂行に確実に支障をきたす。
根本的に、彼女を連れて国に帰る事は助ける事になるのか?
もし記憶と感情を取り戻したとしても、待っているのは辛い現実だ。
祖国は世界を敵にまわし、彼女は尋問され、それを終えても差別、迫害がまっているかもしれない。
そして………
「…貴様、ここで何をしている。」
(しまった!!)
思案に暮れ、油断していた俺は、内面の焦りを隠し振り返った。
- 274 名前:みかん :2006/12/02(土) 02:59:22.18 ID:zkPRPAqoO
- 振り替えるとそこには軍服を肩に掛け、胸をはだけた不機嫌そうな太った男が、
酒臭い息を吐きながら開いたドアに寄り掛かり立っていた。
(階級は…大尉か…)
俺は軍服の襟章にちらりと目をやり、男の階級を確認した。
「おい!俺の質問に答えろ!バカにしているのか?!」
「はっ!施設内を警戒、及び大尉殿の警備の為巡回しておりました!」
「俺が呼んだ時以外はこっちに来なくていいと言っただろ!司令官である俺をバカにしているのか?!」
男が俺の胸ぐらを掴みあげ、酒臭い息で怒鳴り付けてきた。比較的鼻の効く俺は、思わず顔をしかめた。
酒、煙草、汗、精液、女の匂いが入り交じっていた。…女?この匂いは…
その時、俺の目に男の肩越しに、男が開け放していたドアの室内を見てしまい、俺は思わず硬直した。
室内には虚ろな目、無表情でソファに大股を広げたまま白い肢体を放り出し、
口や膣から精液を垂らし、まったく身動きをしない少女がいた。
- 275 名前:みかん :2006/12/02(土) 03:01:43.27 ID:zkPRPAqoO
- 俺は少女から目が離せず、ガタガタと震えだした。
その様子に気付いたのか、男は品性の欠片も無い下卑た笑いを浮かべた。
「何だ?貴様あの人形に惚れていたのか?あんな人形が好みか?初物で中々の具合だったぞ?なんなら…」
メリッ
「え?」
メリメリメリッ
「い…痛たたたたた!はっ放せ!俺を誰だと思ってる?!大尉だぞ?!司令官だぞ?!貴族なんだぞ?!」
ゴキッ
「ヒイッ?!折れた?!折れた!!放せ!!ちっ治療しなきゃ!!」
俺は男の砕けた腕を放さずに、静かに口を開いた。
何故か離れた所から見ている、第三者の様な感覚に襲われながら。
「治療の必要は無い…お前は死ぬのだから…」
- 276 名前:みかん :2006/12/02(土) 03:05:03.48 ID:zkPRPAqoO
- 投下完了です。
あいかわらず書くの遅くてすみません。
もっと速く、もっとクオリティを上げられる様に頑張ります。
- 277 名前:VIP村人w :2006/12/02(土) 03:07:14.99 ID:DuvhQH5wO
- きゃあ 少女が…
でもまだ初だったのか
- 278 名前:悠斗 :2006/12/02(土) 03:08:41.92 ID:YR1/0X6TO
- みかん氏乙!!!
良いところで寸止めですかいwww
- 279 名前:VIP村人w :2006/12/02(土) 03:10:56.10 ID:DuvhQH5wO
- 読み応えあります
毎日読みたいけど みかん氏の納得のいく作品にしてホシイなり
- 280 名前:悠斗 :2006/12/02(土) 03:16:00.71 ID:YR1/0X6TO
- 俺ももっと精進しないとな…
- 281 名前:VIP村人XL :2006/12/02(土) 04:34:16.52 ID:YR1/0X6TO
- 保守
- 282 名前:VIP村人Ecup :2006/12/02(土) 05:22:48.63 ID:YR1/0X6TO
- 定期保守
- 283 名前:VIP村人xxx :2006/12/02(土) 06:55:39.37 ID:YR1/0X6TO
- ホッシュホッシュシュッホッホ
- 284 名前:VIP村人x :2006/12/02(土) 07:32:07.56 ID:Gn+KtP+ZO
- おはよー。
朝保守
- 285 名前:VIP村人XL :2006/12/02(土) 07:52:14.56 ID:DuvhQH5wO
- 晴れだ
よく寝よう
- 286 名前:内藤ホライゾン :2006/12/02(土) 08:24:35.36 ID:nqS1Bz8h0
- 俺も書いてみようかな…。
- 287 名前:VIP足軽neet :2006/12/02(土) 08:26:20.29 ID:ZWq7TRto0
- >>286
wktkwktk!!
- 288 名前:内藤ホライゾン :2006/12/02(土) 08:57:07.13 ID:nqS1Bz8h0
- ちょっと長くなりそうな上に今から出かけなきゃならんので
夜帰って来てから書き上げますね。
あ、それとあまり期待せず…(´・ω・`)
- 289 名前:VIP村人s :2006/12/02(土) 09:09:54.77 ID:I+w2WlWg0
- >>288
オケー。
けど、楽しみにはしとく。
気をつけて行ってらっしゃい!
- 290 名前:VIP魔法使い :2006/12/02(土) 10:02:10.39 ID:qcgSOBefO
- 保守
- 291 名前:VIP魔法使い :2006/12/02(土) 10:09:14.69 ID:PY1B5mIFO
- サムソンは私の秘密の花園に自らの欲望をズブズブと侵入させながら息を荒くして、私に話し掛けた
「アドン!アドン!!いぃ、いいよ!!」
一方私はそんな事を聞く余裕は無かった。ひぎぃ、と叫びながら私はサムソンに凌辱され続ける。
それから一晩。私が目を覚ました時、サムソンは部屋にはいなかった
代わりに紙切れが置いてある。そこにはこう書いてあった………………
↓
- 292 名前:VIP足軽i :2006/12/02(土) 10:35:05.88 ID:HsV7v0Rc0
- ソニーやヒタチより良かっただろ?
- 293 名前:VIP村人t :2006/12/02(土) 10:47:11.67 ID:I+w2WlWg0
- >>292
何だその比較対照はwwwwwwww
ワロスwwwwwwwwwwwwww
- 294 名前:VIP村人Ecup :2006/12/02(土) 11:00:43.30 ID:Gn+KtP+ZO
- テラワロスwwwwwwwww
- 295 名前:VIP村人u :2006/12/02(土) 11:30:52.30 ID:I+w2WlWg0
- 昼間は保守ばっかりだな〜
- 296 名前:VIP村人v :2006/12/02(土) 12:01:01.65 ID:I+w2WlWg0
- どこへ行っても一人。
薄明かりの公園のベンチでも一人。
夜明けの海を見に行っても一人。
わたしはいつも一人だった。
本を読んでも一人。
お茶を飲んでも一人。
どんなに長い夜が来ても、いつも一人で過ごしていた。
ある日、誰かが側に来た。
わたしはそれでも一人だった。
一人っきりだと思っていた。
誰かの気持ちなど気づかずに。
長い夜と寒い冬。
やっぱりわたしは一人だった。
辛い。寂しい。悲しい。寒い。
それでも一人で過ごしていた。
気が付くと、側にいた人は消えていた。
わたしの側から消えていた。
わたしがそのぬくもりに、気付いた時に消えていた。
そしてまた、わたしは一人。
一人っきりの長い夜。
明けることなく続く夜。
今度は本当に一人になった。
永遠に、今まで以上に一人きり。
- 297 名前:VIP村人v :2006/12/02(土) 12:02:57.24 ID:I+w2WlWg0
- あ、小説じゃなくて詩になってしまった。
保守代わりと思って見逃してやって。
- 298 名前:みかん :2006/12/02(土) 12:40:29.98 ID:zkPRPAqoO
- >>297
確かに詩ですねwww
けど何かいいですねぇ…
何というか…切なくて、しっとりしてて…
…
……
………
僕、批評に向いてないみたいですorz
保守がてら投下いたします(´・ω・`)ショボーン
- 299 名前:VIP商人 :2006/12/02(土) 12:41:06.90 ID:qcgSOBefO
- >>297
GJだぜ
- 300 名前:みかん :2006/12/02(土) 12:44:00.82 ID:zkPRPAqoO
- 俺の顔を見た男の顔から血の気が引いていく。
俺はどんな表情をしていたのだろう。…まぁどうでもいい事だ。
「なっ…何を言っている?!貴様名は?!所属は?!貴様なぞ軍ぽギャァァァァァ?!」
騒がしい奴だ。砕けた骨が皮膚を突き破っただけじゃないか。
(…彼女が目を醒ましてしまうな…)
俺は男の首を脇に抱え、上半身を反らしながら一気に締め上げた。
男はぐぇっと声を発し、数秒悶えて失禁しながら失神した。
俺は室内に入った。
彼女をソファに横たえ、着ていた上着をそっと彼女にかけて、俺は彼女の横に膝を着いた。
「………すまない。」
俺は色々な感情が入り交じり過ぎて、この一言しか言えなかった。
ゆっくり、優しく彼女の髪を撫でていたが、俺は腹を決め部屋から出た。
自分の中に黒い炎が燃え上がるのを感じながら。
- 301 名前:みかん :2006/12/02(土) 12:45:26.11 ID:zkPRPAqoO
- 歩く。歩く。俺は歩く。
豚の様な悲鳴を上げる男を引きずりながら。
「…!おいお前!何をしている!」
歩く。歩く。
「止まれ!止まらないと…」
俺は兵士に向かって男を突き飛ばした。兵士が俺に向けていたAKの銃口を下げた瞬間素早く踏み込み、
モーゼルを引き抜き兵士の眼窩に突き刺し、トリガーを引いた。
兵士がぶちまけた脳がかかり、豚が悲鳴を上げる。
俺は豚を捕まえると、また引きずりながら歩きだした。
- 302 名前:みかん :2006/12/02(土) 12:46:20.00 ID:zkPRPAqoO
- 豚は体を反らす様に手足を吊されていた。
俺が彼女に吊された、尋問室のウインチに俺の手によって。
豚は青い顔をして、歯を鳴らしながら震えている。
俺は椅子に腰掛け、煙草の煙を吐きながら豚を見ていた。
(…無様だな…まぁ無理もないか。いい年して家柄だけで司令官になった様だし…)
いざとなったら国の為、己が信念の為に躊躇い無く命を捨てられる軍人とこいつを比べるのは愚の骨頂か。
俺は小さく笑い立ち上がった。
- 303 名前:みかん :2006/12/02(土) 12:47:25.60 ID:zkPRPAqoO
- 「さて…」
俺はくわえ煙草のまま男に近づいた。
「…尋問を開始しよう…」
「ヒイッ?!やっ止めろ!何でも話すから止めてくれ!!今なら軍事裁判も見逃してやるぞ?!」
「………」
俺は何も言わず、男のこめかみを殴り付けた。
男は悲鳴を上げながらくるくると回った。髪を掴んで回転を止める。
「よく聴けウスノロ。俺の質問には正確に答えろ。それ以外でその薄汚い口を開いてみろ。
その豚面切り落としてケツの穴にねじ込むぞ。」
我ながら分かりやすい、ハリウッド映画の様な脅しだなと内心苦笑したが、男には効果絶大だったようだ。
汗を撒き散らしながら、涙目で何度も激しく頷いた。
- 304 名前:みかん :2006/12/02(土) 12:49:42.36 ID:zkPRPAqoO
- 投下完了です。
続きはまた投下させていただきますね。
では失礼いたします。
- 305 名前:VIP神父 :2006/12/02(土) 13:45:07.35 ID:DuvhQH5wO
- きゃうん
みかん氏の物語だいすき
- 306 名前:南蛮ムキトス :2006/12/02(土) 14:31:31.23 ID:qcgSOBefO
- みかん氏乙です!
- 307 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:10:05.21 ID:0bcrMYfU0
- 久しぶりに帰った実家で一番に駆け寄ってきたのは妹の葵だった。
「お兄ちゃんおかえりー!」
そういって妹は俺に抱きついたまま離れなかった。まあ、無理やり引き剥がしたけど。
今年大学を卒業して就職が実家から行ける所に決まったので、戻ってきたのだ。
大学時代は実家から離れて東京で一人暮らしをしていた。だから、家族と会う機会は
正月とお盆くらいのものだった。
「葵大きくなったなー!今年中学2年生だっけか?」
「そうだよー!ねえ、それよりおみやげは?おみやげは?」
「ちゃんとあるぞ。ほら、ニンテンドーDS!」
「やったー!お兄ちゃんありがとう!」
俺が妹の頭をなでてやると、妹は「エヘヘー」と照れ笑いをした。
久しぶりに会った妹は可愛かった。何か癒されるものがある。
これからは可愛がりまくり、甘やかしまくりの日々にしよう。
「葵ほら!焼きプリンだぞー!」
「私、焼きプリン嫌いなんだよね。お兄ちゃんにあげる!」
「・・・・・・・・・・・・・orz」
なかなか、うまくはいかないものだ。
俺も新入社員として色々忙しいし、あまり妹にかまいっぱなしというわけにはいかないが
できるだけ甘やかして癒しを妹から貰う事にしよう。
ある日、会社から帰ってくると妹がこんな事を言ってきた。
- 308 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:11:07.49 ID:0bcrMYfU0
- 「お兄ちゃん・・・・・私、脳年齢30歳だって・・・・・・」
ニンテンドーDSと一緒に渡した「脳を鍛えるDSトレーニング」をしたらしい。
そのゲームで自分の脳年齢が測れるのだ。
「お前やばくね?14歳の脳年齢が30歳って!!m9(^д^)プギャー !!!」
「じゃあ、お兄ちゃんやってよー」
「ああ、見てろよ驚愕の俺の脳年齢を!!今後全世界の人間が俺を崇める事になるだろう!!
驚愕の脳年齢をたたき出した男としてな!!!」
「早くやって」
「はい…(´・ω・`)」
ポチポチポチッっと。
「よーし!葵よく見とけよ俺の驚愕の脳年齢を!!」
機械が脳年齢を測定する。きっと、15歳くらいに違いない。
+ +
∧_∧ +
(0゜・∀・) ワクワクテカテカ
(0゜∪ ∪ +
と__)__) +
- 309 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:11:36.51 ID:0bcrMYfU0
- DS:あなたの脳年齢は50歳です。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・あれ?」
「お兄ちゃんかわいそう…(´・ω・`)」
「何かの間違いだよ」
「確かに驚愕の脳年齢出たね」
「かわいそうなお兄ちゃんを慰めてくれるか?」
「うんいいよ!」
そういうと妹は俺の頭をよしよしした。
「ふふふっ」
「お兄ちゃんニヤケすぎだよwww」
「葵はやさしいなあwww」
「エヘへww」
仕事で失敗して正直落ち込んでいた俺だが、なんか妹に癒された。
やっぱ、妹いいな。今までかまえなかった分いっぱい可愛がろう。
うん。そうしよう。
- 310 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:12:10.44 ID:0bcrMYfU0
- 夕飯の後、居間でテレビを見てたときだった。妹が俺の膝と膝の間に座ってきた。
妹の頭が邪魔で、テレビが見えずらい事この上ない。
「葵。お兄ちゃんテレビ見えないんだけど・・・・・」
「いいの!ここがあたしの場所なの!」
「・・・・?じゃあ、俺よけるから」
そいいって横にずれたのだが、妹も一緒にずれてくる。
「あのう・・・・・・これは一体何事だい?」
「お兄ちゃんの膝の間はあたしの席なんだよ?」
いや、そんな無茶な。
「後ろからお腹のあたりをギュッってしてて」
「こうか?」
「そうそう。この体勢が好きなの」
「暑いんだけど」
「暑ければ扇風機をまわせばいいじゃない!クーラーを入れればいいじゃない!」
「そ、そうだな・・・・・・・」
二人して扇風機を浴びながら、二人羽折のような体勢でテレビを見る俺達だった。
妹と密着している。妹に変な気はもちろん起こらないのだが、変な感じだ。
気が付くと妹は眠っていた。
ソファーに寝かせる。
- 311 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:12:40.04 ID:0bcrMYfU0
- 「あらあら。優しいお兄ちゃんね」
そう言いながら、皿洗いを終えた母さんが入ってきた。
「お兄ちゃんが帰ってきて葵は嬉しいのよ」
「そうなのかな?」
「ええ。安心できるんでしょ」
その時俺は母さんが言ったこの言葉の深い意味に全く気付かなかった。
ある日、会社から帰る途中に立ち寄った本屋で友達に出会った。
「おう!斉藤何やってんの?」
俺がそう呼びかけると、斉藤はこっちに歩いてきた。
大学も高校も一緒で、就職先の会社こそ違うが、同じ地元に帰って来たのだ。
腐れ縁とでもいうのだろうか。
「久しぶりだな。宮本!妹の葵ちゃん元気?」
「第一声がそれかwwwww」
「だって葵ちゃんかわいいじゃん」
「斉藤にも妹いるじゃん。夏美ちゃん。めちゃくちゃ仲いいの知ってるぞ」
「それなんだよ。まあ兄妹として仲いいのはいいんだけどさ、この前彼女が出来たって言ったら
一週間無視されたよ・・・・・」
「彼女が出来た!?貴様恥を知れ!妹道を全く分かっとらん!」
- 312 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:13:14.36 ID:0bcrMYfU0
- 「妹道ってなんだよwwwまあ、結局色々話をして口をきいてもらえるようになったけど」
「斉藤ってそういうところいいよな。分かってもらえるまでお前ちゃんと話をするじゃん。誰に対しても」
「俺にとっては普通なんだが・・・・・」
「感動した!!」
「そ、そうか・・・・・・・」
「そうかじゃねえよwww小泉首相かい!とかつっこめよ!」
こいつがいいやつなのは俺も知っている。いつか、大学生の時、斉藤の妹、夏美ちゃんの高校の
文化祭を見に行った事があった。斉藤とは別行動でだけど。
斉藤の妹が吹奏楽部に所属しているのを知っていた俺はそれを聴きにいったのだ。
俺は斉藤の斜め後ろの席に居たのだが(演奏中気が付いた)、終わった後、斉藤と妹の夏美ちゃんが
仲よさそうに話をしているのを見かけた。2人とも何か涙ぐんでいて、斉藤は夏美ちゃんをこれでもかというくらい
褒めていた。見てて心がなごんだものだ。
俺も斉藤達みたいな兄妹になりたいな、とあの時思ったのが俺の妹萌えの始まりかもしれない。
「兄さん!」
不意に声がした。二人でふりかえると夏美ちゃんと葵がいた。
「あれ?葵と夏美ちゃん」
「あ、こんにちは宮本さん」
夏美ちゃんは、確か今高校3年生のはずだ。しかし葵と夏美ちゃんは知り合いだったのか?
会わせた記憶はないのだが。そう思いながら葵の方を見る。すると葵は体当たりをしてきた。
- 313 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:13:46.87 ID:0bcrMYfU0
- 「どーん!」
こけそうになるのを踏ん張る。
「どーんじゃねえよwwwなにやってんだ」
「妹を受け止められるかどうかのテストだよー!」
「なんじゃそりゃ!絶望した!妹の意味不明さ加減に絶望した!!」
「宮本さんと葵ちゃん仲いいんですね」
「夏美ちゃん達ほどじゃないよww」
「私達はそんなに仲良くないですよー兄さんは彼女出来たみたいだし」
そう言うと夏美ちゃんはジロッっと斉藤を見た。
何かすごい空気になってきたな。斉藤まだ仲直りしてないじゃん。本当に口をきいてもらえるように
なっただけか。面白いなこれはwww
「夏美ちゃん。さっきめちゃくちゃノロケ話こいつしてたよ!もうこれでもかってくらいに!!」
「兄さんちょっと」
夏美ちゃんはそういうと斉藤を引っ張って帰っていった。斉藤の悲しげな顔が面白い。
彼女が出来たなどと、不用意に俺に言ったのが間違いだったな斉藤よwww
家に帰る途中、葵が心配そうな顔で聞いてきた。
「お兄ちゃんは彼女いるの?」
ふふふ!俺がここで妹フラグを折るわけがない。俺は斉藤のようなアホとは違う。
「いないよ。まあ、威張っていえる事じゃないけどなwww」
「そっかあ!よかったwww」
「良くないよ。さびしいじゃん。彼女いないと」
- 314 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:14:16.91 ID:0bcrMYfU0
- 巧妙なトラップを用意した会話だ。妹に「じゃあ私が代わりになってあげるよ!」と言わせるための。
何度も脳内シュミレーションした。事前準備は万端だ。
「さびしいね。でもいいじゃん今はいなくても」
そう来たか。だが予想の範囲。問題はない。
「でも、会社に可愛いなって思う子はいるよ」
「え・・・」
妹の顔が一瞬曇る。ふっふっふ。悩め。悩むがいい!
「彼女がもし出来たら、あまり家で葵にかまえなくなるかもな」
「そんなのヤダ・・・・・・」
じゃあ、どうすればいい?考えるんだ葵。一つだけ答えがあるだろう?
お前に出来る事があるはずだ。
「じゃあ、俺が寂しい時どうすればいいんだ?」
完璧だ。ここで葵は言うはずだ。「じゃあ私が代わりに彼女になってあげるよ!」と。
ふっふっふ!計画通り!!!
「よしよししてあげる!」
は?何言ってんだこいつ。
- 315 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:14:50.22 ID:0bcrMYfU0
- 「よ、よしよしだけじゃ寂しいなあ・・・」
他に出来る事があるだろう。よく考えるんだ葵。お前が俺の彼女の変わりになればいいじゃないか。
「じゃあ、私の分のヨーグルトもあげる!」
予想外だ。計画にはこんな台詞はない。彼女がいなくて寂しいという話をしてるのに
なぜヨーグルトの話になっているんだ?俺は食いしん坊か。
「俺、下痢気味だからヨーグルトはいらないかな。それよりもほら、彼女の代わりがいればさ
俺も寂しくないじゃん」
まんまだ。計画もクソもあったもんじゃない。好きなだけ俺をm9(^д^)プギャー !!!すればいいじゃない!!
さあしろよ!m9(^д^)プギャー !!!しろよ!!!
「お兄ちゃんずっと私のそばにいて・・・・・お兄ちゃんだけが・・・・・私・・・・・」
不意に計画と違う言葉がまた出た。
葵の横顔を見ると何だか不安に押しつぶされそうな顔をしていた。
いつもの葵とは違って見えた。そういえば、ずっと東京にいて葵と会ってなかったとはいえ、
こんなに兄にべったりなやつじゃなかった。
帰ってからの葵は俺にべったりだ。何かあったんだろうか。
家に帰って例のごとく二人羽折のような暑苦しい体勢でテレビを見ている時の事だった。
「ねえ、あんたに電話かかってるよ」
「俺に?母さん誰から?」
- 316 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:15:30.82 ID:0bcrMYfU0
- 「夏美さんって人。何々?彼女?」
「違うよ。友達の妹」
何の用だろう。斉藤とは腐れ縁ではあるが、妹の夏美ちゃんとはそれほど仲がいい訳ではない。
高校の時に、遊びに行ったときに少し話をした程度だ。
電話を取る。
「こんばんわ。葵ちゃんの事で話したいことがあるんです」
「何?今日会った時に話してくれればよかったのに」
「いや、本人の前ではちょっと。大事な話なんで今から大濠公園に来てもらえます?」
「うん・・・・いいけど」
一体何だろうか。妹の事で大事な事とは。何か真剣な話のようだった。
葵が今日悲しげな顔を一瞬した事と関係があるのだろうか。
「お兄ちゃん電話まだー?」
「終わったよ。ちょっとコンビニ行ってくるから。何か欲しいものある?」
「アイス!それはそうと夏美さん何だって?」
「いや、兄の彼女の事詳しく知ってますか?だって。だから知らないって言っといた」
「ふーんwwww夏美さん何か必死だね」
「そうだな。嫉妬大爆発って感じだな」
そう言えば妹と夏美はどういう知り合いなんだろう。直接会わせた事はないはずだ。
まあいい。それも含めて色々聞いて来るか。
時刻は夜8時を回っている。月明かりに照らされて公園の木々が不気味に見えた。
風に揺られてざわつく木々。俺の中で言い知れぬ不安が広がっていく。
- 317 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:16:21.97 ID:0bcrMYfU0
- 「宮本さん!すみませんこんな時間に」
「全くだよ!非常識な人だよ全く!」
「す、すみません・・・・・・」
「あの、冗談なんだけど・・・・・・・」
「冗談になってない気がするんですけど・・・・・」
「ごめん」
「いや、いいですけど」
微妙な空気が流れる。不安のあまり笑えない冗談を言ってしまったようだ。
「そもそも、夏美ちゃんと葵ってどういう知り合いなの?」
「同じピアノ教室に通ってたんです。まあ私は高校の吹奏楽部が忙しくなってきたんで
今はやめちゃったんですが」
「葵ピアノ教室なんか行ってたのか。葵、今は行ってる様子はないけど、やめたのかな・・・・」
「葵ちゃんとはよく休憩時間に話してたりしてたんでよく知ってるんです」
「ふ−ん」
「今葵ちゃんクラスで友達一人もいないって知ってます?」
「へ!?」
「宮本さんの前じゃそんなそぶりは見せないかもしれませんが、結構深刻な事態だと私は思いますよ」
「ちょ、どう言う事?友達がいない?何で?あいつ明るいし、性格もいいし、可愛いし・・・・・・」
「対人恐怖症なんだそうです。きっと宮本さんのお母さんも知ってるんじゃないかな。授業中に立って
本とか読まされることがあるじゃないですか。あの時に教室中の視線が自分に集中して怖くなったって
言ってましたよ」
「そんな些細な事で・・・・・・」
- 318 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:16:55.92 ID:0bcrMYfU0
- 「そういう人って結構いるんですよ。でも葵ちゃんは人一倍恐怖の度合いが大きかったんでしょう。
それがきっかけで人前で話したりする事に対して極端に不安や恐怖を感じるようになったんです。
結果、中2でクラス替えの時に新しい友達が一人も出来なかったみたいなんです。偶然1年生の
時の同じクラスの友達が一人もいなかったらしくて」
「じゃあ、あいつずっと学校で一人か・・・・・・・」
「中学生の時にそういうのって精神的にキツイと思いますよ。でも、今なら何とかなります。
逆に言えば今何とかしないと葵ちゃん駄目になりますよ」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
一見些細な事のように思えた。しかし、帰ってからの葵は俺にべったりだった。テレビを見てる時でさえ
離れようとしない。それはクラスからの孤立感を少しでも忘れようとしてたんじゃないのか?
今考えるとそう思えた。
兄として何とかしてやりたい。
「ようするに、対人恐怖症を克服し、友達を作ればいい訳か・・・・・」
「まあ、簡単に言うとそうですけど、これは難しいと思いますよ。本人の努力も必要ですし」
- 319 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:17:54.02 ID:0bcrMYfU0
- 帰り道俺は自分の中学時代の事を思い出していた。対人恐怖症か。
確かに俺にも立って教科書を読まされた時なんかにドキドキした経験はある。
しかし、そこまで恐怖を感じるというのがよく分からない。
夏美ちゃんが言ったように今が一番大事な時なのかもしれない。
多感な中学生時代。妹がどういう人間になっていくのか。
暗い根暗な性格になるのか。それとも明るい元気な性格になるのか。
今が分岐点なのかも知れない。
こういう事は本人がどう感じるかだ。本人の気の持ちようだ。
俺が妹にしてやれる事。それはやっぱりあれしかないか。
久しぶりで恥ずかしいけどな。
家に帰ると居間でボーっとしている妹がいた。
「あ、お兄ちゃんおかえりー!アイス早く早く!」
あ。忘れてた。
「あーそのなんだ。葵」
「何?」
「アイスは買ってないんだ」
「何でー?嘘つきー!買ってくれるって言ったじゃん!」
「夏美ちゃんと会ってたんだ」
「へ・・・・?」
妹から笑顔が消えた。
- 320 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:18:28.84 ID:0bcrMYfU0
- 「聞いたんだ・・・・・・」
「ああ。色々夏美ちゃんに相談してたんだろ」
「・・・・・・うん。お兄ちゃん東京に行ってていなかったから。夏美さんが色々話聞いてくれて・・・」
「人と話すの怖いか?」
「怖いっていうよりね、急に心臓がバクバク言い出すの。人前に立ったりすると特にね。
それで頭真っ白になってさ・・・・・・」
「うん」
「普通に会話は出来るんだよ?でも話してると段々ドキドキしてくるの・・・・・」
「友達いないのか?」
「・・・・・・うん。私が話すのを避けちゃうからかな・・・・・・」
全てが悪循環している。精神的にも不安定になりかねない。
俺は妹の頭を優しくなでた。
「つらい事は俺に何でも言うんだぞ。何でも話聞くからな」
「うん。お兄ちゃんくらいだよ。ドキドキしないの」
「そうか。あのな、今からちょっと出かけるからついて来い」
「どこ行くの?」
「風来橋だ」
「え?あそこ人多いよ?」
「いいから。そこで俺がやる事を見とけ」
葵は風来橋までの途中不安そうな顔をしていた。俺の服をギュッと握り締める葵の手。
葵が心で何かを感じてくれればそれでいい。
風来橋につくと斉藤兄妹がいた。俺が呼んでいたのだ。
- 321 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:19:45.82 ID:0bcrMYfU0
- 「宮本ほら。預かってたギター」
「ありがと。でも相変わらずここって人通り多いよな」
「高校時代と何の変わりもないよ」
俺と斉藤は高校時代よくここで二人で歌っていた。あの頃は真剣にミュージシャンになるなんて
言ってたっけな。
「宮本さん・・・・・・」
夏美ちゃんが不安げな視線を投げかける。
「葵を頼むよ。3人は少し離れて見ててくれないか?」
こういう人通りの多い所で歌う兄の姿を見て妹は何を感じてくれるのか。
集まる視線。冷やかしの眼差し。迷惑顔。真剣に聴いてくれる人。
色々な人の視線。
「まずは少年時代からいくか」
ゆっくりとギターを鳴らす。ギターのいい所は6つの弦が紡ぐやさしい音色だ。
さんざん高校時代引いた曲。自然と指先がコードを押さえ始める。
俺はあえて大きな声では歌わなかった。聴いてくれる人だけが聴いてくれればいい。
その代わり本気で歌う。
2番を歌い終わったところでサラリーマンの男性、40歳くらいだろうか。
立ち止まって俺の歌を聴いてくれていた。よし。この人のためだけに歌おう。
俺の歌を聴きながら、その男性の目は宙をみているようだった。
何か少年時代を思い出しているのかもしれない。
- 322 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:20:23.97 ID:0bcrMYfU0
- 歌い終わるとサラリーマンは足早に帰っていった。その横顔に笑みがこぼれた気がした。
「宮本本気で歌ってるよwwwww面白いなあいつwww」
「兄さんもうwwwでも宮本さんいい声だよね。何か小学生時代を思い出すよ」
「お兄ちゃんあんなところで一人で歌って怖くないのかな・・・・・・・」
「葵ちゃん。あれはむしろ自分に酔ってる顔だなwww俺って歌うめぇとか思ってる顔だ、アレはww」
「そうなんだwww」
俺の選曲は基本的に懐メロ中心だ。理由は簡単。世代を問わないからだ。
俺が浪漫飛行を歌い出した所で10人ほどの人が聴いてくれていた。
「葵ちゃん多分次にやる曲、よく聴いてるんだ」
「え?何でですか・・・・?」
「あいつのオリジナル曲なんだ」
「ヘー、宮本さんってオリジナルもあるんだ」
「ほら、ハーモニカ出したから間違いない」
俺が最後に歌った曲。
それは高校時代妹の葵が高熱を出した時に作った、妹に向けた曲だ。
本人の前で歌った事は一度もない。恥ずかしすぎるしキザすぎて気色悪い。
「俺最初宮本に聞かせてもらった時、ああ、葵チャンの事本当に大切なんだなって思ったよ」
「何か前奏が心に来るメロディーだよね・・・・・・」
「お兄ちゃんが私の歌を・・・・・私に向けた歌・・・・・」
これは妹に対する家族愛を歌った曲だ。いつでも助け合って兄妹生きていこう。
そういう気持ちを込めた歌だ。一ヶ月できるのにかかった。納得のいくメロディーが
思い浮かぶのにそれだけかかった。趣味で引いていたギターを人前で歌いたくなったのは
この曲が出来たからと言っていい。
- 323 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:20:57.41 ID:0bcrMYfU0
- 「いい歌だね・・・・兄さん」
「本当は俺のハモリが入るんだけどなwwww」
「お兄ちゃん・・・・・・・・」
やがて曲が終わる。10人程の人が聴いてくれていた。
全員が拍手してくれていた。照れくさい事この上ない。
「また、いつか歌いに来ますんでよろしくお願いします」
そう言って俺は妹達のそばに向かった。
「へへwww」
「何だ葵ちょっと涙ぐんでないか?」
「泣いてないもん!」
「そうか。何か感じたか?」
「・・・・・・あんなに大勢の前ですごいなって。わたしは・・・・・」
「葵。基本的にこういう所で歌うっていうのは自己満足でしかない。人によっては
迷惑ですらある」
「・・・うん」
「でもな、大切なのは自分が何をやりたいのか、そしてそれに対して自分で努力する事だ。
そうすればきっと自分のことを見ててくれる人がいる。気にかけてくれる人がいる」
「・・・・・・うん。そうだよね・・・・・・・」
「自分を相手に理解してもらおうとする気持ち。それが大切なことなんだ」
「・・・・・・・・・・・うん」
時計を見ると9時を回っていた。
- 324 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:21:28.55 ID:0bcrMYfU0
- 「斉藤。そして夏美ちゃん明日もう一つ付き合ってほしい事があるんだ」
「なんだ?」
「草場さんに連絡とれないかな?」
「なるほどな。お前の考え何となく分かったよ」
「兄さん草場さんって?」
「ある老人ホームの所長さんだよ。宮本と二人で高校時代歌ってた時に知りあってね。
レクリエーションの一環として歌わせてもらった事があるんだ」
「ふーん」
俺は静かに葵に言った。
「葵。明日歌わせてもらいに行こうと思うんだ。多分OK出ると思う。
お前、明日一曲歌え」
「え!?お兄ちゃんわたし・・・・・わたし・・・・・・」
妹の顔色が曇る。
「大丈夫だ葵。あそこの人たちは楽しみが少ない。だからこうして歌わせてもらいに行くって
いうのはいい事なんだ。きっと楽しみにしてくれる。お前が明日どう感じるかは分からない。
でもな、俺はそれが第一歩だと思うぞ」
「・・・・・・・・うん。私も変わらなきゃ・・・・・・・やる!お兄ちゃん私やるよ!」
「そうか」
俺は妹の頭を撫でた。足元を見ると葵は小さく震えていた。
でも、自分の意思で「やる!」と言ってくれた事。今日の収穫はこれで十分だ。
- 325 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:21:55.38 ID:0bcrMYfU0
- 「じゃあさ、斉藤はギター。夏美ちゃんはピアノやってくれる?老人ホームにピアノあるから」
「ああ。わかった」
「いいですよ」
「ありがとう二人とも」
「いいって事よ!可愛い葵ちゃんのためだもんな!」
「兄さんには彼女いるんでしょ!この浮気者!」
そういってまたもや夏美ちゃんに引っ張られて帰る斉藤だった。
「あの兄妹仲いいよねwwwお兄ちゃん」
「そうだなwww」
翌朝草場さんに連絡すると快く許可してくれた。
久しぶりにまた君が歌うのかい?という問いに、妹が歌うとだけ答えておいた。
居間のソファーでうつむいている葵がいた。きっとドキドキしてるんだろう。
「葵、今日決まったから」
「そ、そう。・・・・・・・ところで何歌えばいいのかな」
「お前が最近ずっと聴いてた曲。『テルーの唄』だ」
テルーの唄。それはこの夏の最新映画の唄だ。心に残るメロディーが印象的だ。
心の孤独を歌った曲。葵は自分を重ねてよく聴いていた。
俺はその心の孤独を歌った曲を4人で演奏することで、葵にそうではない事を感じてもらいたかった。
葵の心で。
- 326 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:22:19.02 ID:0bcrMYfU0
- 「じゃ,行くか」
「うん」
老人ホームに着くと斉藤兄姉妹と草場さんがいた。
「こんにちは草場さん。すいません無理言って」
「いやいや。むしろありがたいよ。みんな楽しみにしてるよ」
「そうですか。こいつ妹の葵です」
「こんにちは・・・・・・・」
「こんにちは。今日は実は私も楽しみにしててねwww」
案内されたのはレクリエイションルームだった。隅にピアノが置いてある。
中にはたくさんの老人がいた。みんな目がきらきらしている。
きっと楽しみにしてくれていたんだろう。
ざっと20名はいる。昨日の俺の時より多い。
やがて職員の皆さんも集まってきた。
「今回は草場さんに許可を貰ったので、久々に歌いにきました。皆さんよろしくお願いしますね」
大きな拍手が起こる。
隅にちょこんといる葵。俺はゆっくり葵に近付いた。
「・・・お兄ちゃん」
葵の足元が震えている。緊張の局地なんだろう。
- 327 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:22:45.88 ID:0bcrMYfU0
- 「大きく深呼吸しろ」
「うん」
葵が胸に手を当て大きく息を吸って、ゆっくり吐いた。
「お前の精一杯の気持ちを唄に込めればそれでいい。昨日の俺を見ただろ?
分かってくれる人はきっと居る。大事なのはお前が努力する事だ」
「わかった。お兄ちゃん!」
そう言った葵の足はもう震えてはいなかった。
夏美ちゃんと斉藤に目で合図を送る。2人はゆっくりと頷いた。
夏美ちゃんが口パクで「ガンバ!」と言ったのが分かった。
斉藤は目でウインクしていた。斉藤は後で話をする必要があるな。
「み、み、皆さんこんな私ですけど聴いてください」
いっせいに拍手が起こる。それが止んだ時、ゆっくり夏美ちゃんがピアノを引き始めた。
優しいメロディー。俺と斉藤のギターでそれを優しく包みこむ。それは妹を優しく包み込んで
あげる事を意味していた。一人じゃない、孤独じゃない事を音で包みこむ。
葵はゆっくり歌い始めた。
「夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる」
妹の歌声。どこか懐かしいような切ない気持ちにさせる声だ。いい声だ。
- 328 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:23:12.42 ID:0bcrMYfU0
- 夏美ちゃんのピアノが妹の行く先を優しく案内する。
俺と斉藤のギターが葵がつまずかないようにそっと支える。
葵は笑っていた。
「心を何にたとえよう 一人道行くこの心」
やがて4人の出す音色が一つの音となる。その優しい音色が部屋全体を優しく包みこむ。
皆真剣に聴いてくれている。妹の歌声に耳をすませている。
草場さんが俺を見て頷いた。俺も頷き返す。
夏美ちゃんを見ると、目から涙が出ているのが見えた。
いい子だ。
「心を何にたとえよう 一人ぼっちの寂しさを」
その孤独な歌詞とは裏腹に、胸に響く優しいメロディー。楽器を通して伝えた俺達3人の思い。
きっと受け取ってくれたはずだ。
静かにピアノの伴奏が終わる。
「あ、あの・・・・ありがとうございました」
葵がそう言った時だった。
全員全く拍手しない。
「あの・・・・・・」
「葵心配ない。お前の気持ちみんな受け取ってるよ。感動で拍手を忘れてるだけだ」
- 329 名前:妹の心の扉(作引き出し) ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:23:56.35 ID:0bcrMYfU0
- 一呼吸おいて大きな拍手が起こった。
みんな葵の周りに集まる。
「また来てくれるかい?」
何度も葵はそう聞かれていた。
葵ははにかんだ笑顔で「ええ。かならず」と答えていた。
妹の目に流れる涙。色々なものが混じった涙だ。
「じゃあ。またな宮本!」
「葵ちゃんまたね!」
そう言って斉藤兄妹は言葉少なに帰っていった。
空を見上げると綺麗な夕焼け空が広がっていた。
「お兄ちゃんありがとう・・・・・・・本当にありがとう・・・・・・・」
「葵大人気だったな」
「うんww」
「一曲しかやらなかったから、みんな絶対文句言ってるなwwwもっとやれこらーってww」
不意に葵が俺の胸に飛びついて来た。
「どうした?」
「私、明日頑張ってクラスの人に声かけてみる。友達いっぱい作ってみせる」
「ああ。頑張れ葵」
「うん」
目の前に続く長い坂道を俺達はゆっくりと帰っていった。繋いだ手からは葵の温もりが
伝わってきた。震えていなかった。
きっといっぱい友達できるさ。頑張れ葵。
- 330 名前:引き出し ◆49cq481bMY :2006/12/02(土) 15:24:53.35 ID:0bcrMYfU0
- 終わりです。
なぜだろう・・・・・連投規制に全く引っかからなかった・・・・
- 331 名前:VIP村人y :2006/12/02(土) 15:48:49.10 ID:I+w2WlWg0
- 乙です!
規制に引っかからなかったってすごいなぁ。
こんなにたくさん投下してるのに何でだろうね?
何かコツでもあるのかな?ww
何はともあれお疲れ様でした!
ニュース速報(VIP)に戻る
全部
最新50