じんじゃ ねそべる霊夢 部屋に入ってくる魔理沙 001 魔理沙「おーい霊夢〜」 002 霊夢「ZZZ」 003 魔理沙「なんだ寝てるのか〜?」 004 霊夢「今日もいい天気・・・」 005 魔理沙「睡眠の秋ってやつだな」 バトミントンのシャトルを霊夢にうちこむ魔理沙 006 霊夢「ぐえ」 007 魔理沙「起きろぜ」 008 霊夢「何するのよ!」 009 魔理沙「スポーツの秋だぜ!」 010 霊夢「何寝ぼけたこといってるのかしら・・・  私はやらないわよ」 011 魔理沙「寝ぼけてるのはお前だぜ」 ぬいぐるみに話しかけている魔理沙 012 霊夢「むう」 013 霊夢「とにかく私は動きたくないわね」 014 魔理沙「だからと言って一日中寝てるのはよくないぜ」 015 霊夢「はいはい」 テーブルでくつろぐ霊夢 016 魔理沙「そういえば、霊夢に手紙が届いてたぜ」 017 霊夢「あー、その辺に置いといて」 018 魔理沙「拝啓霊夢様」 019 霊夢「勝手に開けないでよ」 020 魔理沙「さわやかな秋晴れの続く今日此頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。」 021 霊夢「随分かしこまった表現ね」 022 魔理沙「さぞ食事に贅を尽くし、腹回りを肥やしていることでしょう。」 023 霊夢「ちょっと」 024 魔理沙「昨今の女性であれば涼しい季節になるにつれ厚手のコートで身を隠せることに  油断を覚えますが、霊夢様に至っては雪が降ろうとへそ出しルック、  かつ太ることにいささかの負い目を持ち合わせない胆力に感服いたします」 025 霊夢「差出人は誰よ」 026 魔理沙「それはそうと」 027 霊夢「それはそうとじゃないわ」 028 魔理沙「先日、我が白玉楼に温泉が湧きました」 029 霊夢「白玉楼・・・幽々子かしら」 030 魔理沙「どうせお暇でしょうし、今日にでもお越しくださいませ 妖夢」 031 霊夢「妖夢の野郎・・・ぶっ殺してやる!」 032 魔理沙「追伸・お越しになる際は秋の味覚を十分にご持参ください。  こちらには缶詰しかございません」 手紙を読み終わる魔理沙 033 魔理沙「すごいな霊夢、温泉だぜ!」 034 霊夢「なんだいそりゃ」 035 魔理沙「何だその物騒なものは」 霊夢、銃とか持ち出す 037 霊夢「見りゃ分かるでしょ」 038 魔理沙「この程度の煽りに反応してちゃ身が持たないぜ。  温泉に入れるんだから気にするなぜ」 039 霊夢「アンタは煽られてないからそういう。  大体、温泉といってもお金取られるんじゃないの?」 040 魔理沙「値段は書いてないから、タダだぜ」 041 霊夢「ええ・・・」 042 魔理沙「なあに、手紙の最後の方に食べ物を持ってこいって  書いてあったろ?  要は食べ物の代わりに温泉入れたげるって話だ、  怪しい話じゃないぜ」 043 霊夢「まあ、それもそうね」 白玉楼 庭を掘る妖夢 044 妖夢「うう・・・どうして私が穴掘りなんか・・・」 幽々子がでてきます 045 幽々子「あらあ、精がでるわね」 046 妖夢「幽々子さまぁ、いくら掘っても  温泉なんか出ませんよ」 047 幽々子「もう少しで出るかもしれないじゃない」 048 妖夢「いやあ、もう無理です、へろへろです」 049 幽々子「そうねえ・・・じゃあこの絵を見てごらんなさい」 いわゆる宝の一歩手前で諦めるあの絵 050 妖夢「なんですかそれ」 051 幽々子「お宝を目の前にして帰る人の図ですわね」 052 妖夢「それが何か」 053 幽々子「あと少し掘ればお宝にありつけるのに、  この絵の人は無理だと思い込んで諦めてしまうんですね。  まるで今の妖夢にそっくり!」 054 妖夢「はあ」 055 幽々子「やる気が出たようですわね」 056 妖夢「そんな顔に見えますかね」 057 幽々子「じゃあがんばってね〜」 058 妖夢「・・・つらい」 山に山菜を取りに行く霊夢と魔理沙 059 霊夢「幽々子のところへ行くんじゃなかったの?」 060 魔理沙「その前に食べ物を調達しなきゃな。  まあその辺の雑草でもよかったが、  温泉に免じて食えるものを用意してあげるのぜ」 061 霊夢「傲慢ね」 062 魔理沙「しかし、山へ来たというのにキノコのひとつも  ありゃしない」 063 霊夢「確かにおかしいわね・・・。  あ、あそこに栗が落ちてるわ」 064 魔理沙「栗かあ・・・まあこれでもいいか」 栗を取る魔理沙 065 魔理沙「いたたたた」 066 霊夢「素手で取ると危ないわよ」 067 魔理沙「でも軍手もカゴも持ってきてないぜ」 068 霊夢「そのリュックサックは何なのよ」 069 魔理沙「この中には着替えとか歯ブラシとか・・・」 070 霊夢「ちょっと、泊まるなんて聞いてないわよ!」 071 魔理沙「温泉といえば、泊りだろ?  大丈夫、歯なんて一日くらい磨かなくって平気だ!」 072 霊夢「アンタが平気でも私は平気じゃないわよ・・・」 073 魔理沙「口が臭くても霊夢は霊夢だ!」 074 霊夢「バカじゃないの」 075 魔理沙「それより、栗はダメだとして」 076 霊夢「いや、そのリュックサックに入れれば」 077 魔理沙「もう少し奥の方に行ってみるか・・・」 078 霊夢「無視か・・・」 しばらく歩き回った後 079 霊夢「はあはあ・・・ここまで来ても何もないなんて」 080 魔理沙「どうなってるんだこの森は?」 秋の味覚の材料屋さん 081 魔理沙「お、こんなところに秋の味覚の材料屋さん。  少し見ていこうぜ」 082 霊夢「あ、あやしい・・・」 店の中に入る魔理沙と霊夢 出迎えるネズミ 083 ネズミ「いらっしゃいませー」 084 魔理沙「邪魔するぜ」 085 霊夢「外観のわりに意外と品物は豊富ね」 086 ネズミ「どれも新鮮でおいしいよ」 087 魔理沙「新鮮だってさ、霊夢!これなら幽々子も  文句なしだな」 088 霊夢「ちょっと待って。これだけのものが  この値段じゃ安すぎるわ。  きっとこれは産地を偽装してるわね。」 089 魔理沙「おいおい、疑いすぎだぜ。  安いんだからいいじゃないか」 090 霊夢「それに食材の保管状態が悪そうだわ。  食中毒になってもおかしくないわね。  やめた方がいいわ」 091 魔理沙「大げさな・・・  そんなことはないだろ?」 答えるネズミ 092 ネズミ「当然さ。この辺一帯の山で取りそろえた、  極上の食材だよ」 093 魔理沙「この辺で?」 094 ネズミ「お客様のために毎朝駆け回って調達してるんだ。  最新のダウジングマシンを使って、小さなキノコもひとつ残らず  丁寧に集めるのさ。まさに汗と涙の結晶だね」 怒りがこみあげてくる魔理沙と霊夢 095 霊夢「へえ・・・ここに来るまで何もなかったのは  そういうことだったのね・・・」 096 ネズミ「そりゃそうさ。店の周辺にあるものは  売り物にならないものでも根こそぎ取ってるよ。  タダで持ってかれては商売にならないからね。」 魔理沙の構え 097 魔理沙「恋符!マスタースパーク!!」 ドカーン 099 魔理沙「さて、極上の食材とやらも手に入ったし」 100 霊夢「心置きなく温泉にいけるわね」 101 ネズミ「お・・・温泉?」 102 魔理沙「なんだあ?まだ生きていたのか」 103 ネズミ「よければ私も連れて行ってほしいのだがね。  食材をタダで持っていく代わりに。どうだい?」 104 魔理沙「お前は連れて行かないし、金も払わない」 105 ネズミ「う・・・な、なら荷物持ちでもしますから」 106 霊夢「ちょっと不憫になってきたわね」 107 魔理沙「こういう奴は下手に出るとつけあがるぞ」 108 ネズミ「お客さんもろくにこないし、もうこんな仕事  やりたくないです」 109 魔理沙「なんかいろいろあったみたいだな」 110 霊夢「連れて行ってあげたら?」 白玉楼 穴にお湯を入れる妖夢 111 妖夢「ふう・・・こうしておけば・・・  バレへんやろ・・・」 112 幽々子「妖夢〜?」 113 妖夢「うわっ!」 木陰から出てくる幽々子 114 妖夢「いつからそこに・・・」 115 幽々子「あなたねえ、やかんにお湯を汲むために  台所まで走って行き来してたでしょ。  あれだけうるさくして気付かないほうが  おかしいわ」 116 妖夢「うう・・・」 117 幽々子「ほら、早く穴掘りに戻りなさいな」 118 妖夢「私、情けない」 家の中に戻る幽々子 119 幽々子「まったくもう・・・ん?」 入口の方から扉を叩く音 ガンガンガン 120 幽々子「げっ!もう来たの!?本当に暇人ね・・・」 扉を開ける 121 幽々子「あらいらっしゃい」 122 魔理沙「おっす幽々子!遊びに来たぜ」 123 幽々子「まあまあ、随分汚れた格好で・・・」 124 魔理沙「食べ物よこせって、手紙にかいてあったろ?  だからこの魔理沙様が直々に山で調達してきたんだ」 126 幽々子「汚れはいいとして・・・何か匂わない?」 127 魔理沙「そ、そうか?」 128 霊夢「山の中では気付かなかったけど、多分こいつよ」 ネズミを見る3人 129 ネズミ「な、なんだね」 130 魔理沙「お前・・・何日風呂入ってないんだ?」 131 ネズミ「逆に聞こう、私は何故温泉に入りたかったのだろうか」 132 魔理沙「マススパ」 133 ネズミ「ありゃー」 134 幽々子「ところで食材は?」 135 霊夢「ああ、たくさんあるから軒先に置いてあるわ」 136 幽々子「まあ!屋根まで高いダンボール箱の山!  こんなにたくさん、うれしいわ〜」 137 霊夢「じゃあ私たち先に温泉入るわね」 138 魔理沙「早く疲れを癒したいぜ」 139 幽々子「ちょっとお待ちなさい」 140 魔理沙「な、なんだあ」 141 幽々子「秋といえば月見酒よね?」 142 魔理沙「いきなりどうした」 143 幽々子「温泉に入りながら月見で一杯!  風情があっていいと思わない?」 144 魔理沙「まあ、そうか」 145 幽々子「だから温泉は夜にしましょ」 146 霊夢「今入って、また夜にも入ればいいじゃない」 147 魔理沙「お、そうだな」 148 幽々子「あ〜!ダメダメ〜」 149 幽々子「せっかくの温泉旅行でしょ、雑に入られちゃ  思い出にならなくてよ?」 150 魔理沙「なんかめちゃくちゃだぞ」 151 霊夢「入らないとして、私たちどうするのよ?  こんな汚れた状態じゃ部屋にも入れないし」 152 幽々子「汚して構わないわ」 153 魔理沙「おいおい」 154 霊夢「畳の土汚れって、掃除するの大変よ?」 155 幽々子「え、そうなの?」 156 霊夢「じゃあ先に温泉ね」 157 幽々子「分かりました、着替えを持ってきます」 158 魔理沙「態度と行動が全然違うぞ」 159 幽々子「じゃあちょっと待っててね」 160 幽々子「(もう・・・妖夢のバカ!)」 庭 お湯だまりに入るネズミ 161 ネズミ「・・・・・・」(風呂に浸かってあふぅっていう感じの声) 風呂の桶を持ってくる妖夢 162 妖夢「うわっ誰ですか!」 163 ネズミ「ナズーリンって言うんだよ」 164 妖夢「名前を聞いてるんじゃありません。  そこはまだ温泉を掘ってる途中なんですから、  どいてください」 165 ネズミ「温泉じゃない?どうりでぬるいと思ったよ」 166 妖夢「はっまさか幽々子様が温泉を掘れって  言ったのって・・・」 167 ネズミ「うん?」 168 妖夢「幽々子様が数少ないお友達を招待したはいいけど、  ちょっぴり見栄を張って温泉があるなんて  言っちゃったもんだから、  それで作るざるを得なくなったとか、  そういうことなんですかー!?」 169 ネズミ「よくわからんが、そういうことなんだろう」 170 妖夢「そしてあなた様は・・・」 171 ネズミ「無論、幽々子の友達だよ」 172 妖夢「やっぱりー!」 173 ネズミ「君は幽々子の召使いかな?  友人をこんなドブに浸からせたとなれば、  彼女もさぞ怒るだろう」 174 妖夢「ああ・・・」 175 ネズミ「幽々子は自分のことではそんなに怒らないが、  私のことになると人が変わったように  怒るからね」 176 妖夢「そ、そうなんですか?  確かに普段から人遣いは荒いけど  怒ったところは見たことない・・・」 177 ネズミ「そうだろうそうだろう。  かつて私にカレーうどんの汁を飛ばした者がいてな。  そいつは幽々子に三日三晩の拷問を受けて、  苦しみのあまりとうとう自殺したよ」 178 妖夢「ひええ・・・」 179 ネズミ「君はそうだな・・・口を縄で縛られて  餓死するまで痛めつけられるだろうな」 180 妖夢「お、おゆるしください―!」 181 ネズミ「私に謝られてもしょうがないのだがね。  だが、勝手に温泉に入ろうとしたのは私だ。  そのせいで君が死んでいくのは忍びない。  なんとか助けてあげたいが・・・」    182 妖夢「わ、私何でもします!」 183 ネズミ「ん?今何でもするって言ったよね」 184 妖夢「は、はい・・・」 185 ネズミ「なら、私が温泉堀りを手伝ってあげよう」 186 妖夢「え」 187 ネズミ「不満かね」 188 妖夢「いえ、その・・・正直このまま穴を  掘り進めても、温泉が出るかどうか・・・」 189 ネズミ「そんなことだろうと思ったよ。  だが私の最新のダウジングマシンを使えば  ちゃんと温泉の湧く場所を探しあてられるんだ」 190 妖夢「す、すごい」 191 ネズミ「掘るのはじぶんでやりたまえ。  あ、あとこの紙にサインして」 192 妖夢「はい・・・?何ですかこれ、借用書?  ・・・・・・高い」 193 ネズミ「本当は温泉探知代として正式な契約書に  したいところだがね。  そんな紙があればいずれ幽々子にバレてしまうと  思ってね。粋な計らいだろう」 194 妖夢「そ、それはありがたいんですが、返せるお金が・・・」 195 ネズミ「なあに、月々で返してくれればいいんだ。  24分割の2年払い。命に比べたら安いものさ」 196 妖夢「うう・・・頑張ります」 197 ネズミ「(ちょろいぜ)」 玄関 198 魔理沙「えー、これ幽々子の服じゃんか!」 199 幽々子「ダメ?」 200 霊夢「こんなひらひらしたの、趣味じゃないわ」 201 魔理沙「服はいいから、温泉に入れてくれよお」 202 幽々子「あ、そうだ!お料理しましょう!」 203 魔理沙「もてなしてくれるんじゃないのか?」 204 幽々子「ほらあ、あなたたちの持ってきてくれた食材  随分多いみたいだから、あなたたちも食べたいでしょ?」 205 霊夢「まあ、興味がないわけじゃないけど・・・」 206 魔理沙「さすが、食い物になると目の色が違うな」 207 霊夢「うるさいわね」 208 幽々子「決まりね!じゃあさっさと台所へ行きましょう」 209 魔理沙「あ、でも服の汚れが」 210 幽々子「今持ってるもので拭けばいいでしょ!」 211 霊夢「何か怒ってない?」 212 幽々子「怒ってないわよ!」 213 魔理沙「服で、拭く(笑)」 台所 214 魔理沙「さあ、楽しい料理タイムの始まりだぜ!」 215 霊夢「ところで、誰が料理はできるの?」 216 魔理沙「霊夢はできるんじゃないのか?」 217 霊夢「私は食事専門よ」 218 魔理沙「じゃあ幽々子・・・」 219 幽々子「私もいつも妖夢に任せてるから・・・」 220 魔理沙「なんだあ?誰もできないのか」 221 霊夢「じゃあアンタはできるの?」 222 魔理沙「私は出来ない!!」 223 霊夢「いばることか」 224 霊夢「仕方ない、妖夢を呼んでこようかしら」 225 幽々子「あ、諦めてはいけないわ!料理は気持ちよ!」 226 霊夢「そんな無茶な・・・」 227 魔理沙「幽々子は今いいこと言った!  気持ちがあれば何でもできる!」 228 霊夢「本当にやるのかしら・・・」 レタスを出す 229 魔理沙「じゃあまずこのレタス」 230 霊夢「それレタスなの?キャベツに見えるわ」 231 幽々子「白菜じゃない?」 232 魔理沙「うーん?まあ、野菜だな。  次はしいたけ」 松茸を出す 233 霊夢「エノキじゃない?」 234 幽々子「エリンギよ」 235 魔理沙「うーん・・・とりあえずキノコだな。  さてこれをどうするか・・・」 236 幽々子「マヨネーズでもかければいいんじゃないかしら?」 237 魔理沙「お、そうだな。これで完成だぜ!」 238 幽々子「やっぱり気持ちって大事ね」 239 霊夢「ちょっと待って。さすがに火を通さないのはまずいんじゃない?」 240 魔理沙「あ、そっかあ・・・じゃあキノコに火を通して・・・と」 じゅうう 241 魔理沙「よし、これでいいだろ」 242 幽々子「キャベツは生でいいの?」 243 霊夢「生でしょ」 244 魔理沙「生だな」 245 霊夢「次はピーマンね」 246 幽々子「じゃあこれもキノコとマヨネーズで」 247 魔理沙「完成だぜ!」 248 霊夢「どうやら、野菜とキノコを合わせれば何でも作れるわね」 249 魔理沙「たくさん作ったぜ」 250 幽々子「やったわ。  さあみんなで食べましょう!」 食事後 251 霊夢「ふう、随分いっぱい食べたわね」 252 魔理沙「もう食えないぜ・・・  幽々子はいつまで食うんだ?」 253 霊夢「聞いてないわね・・・。  じゃあ私たちは温泉に行ってこようかしら」 254 幽々子「ふがふがふが!」 255 魔理沙「うわあ、汚い」 256 霊夢「飲み込んでから話しなさいよ」 257 幽々子「ご飯を食べてすぐお風呂に入ると  気分が悪くなってしまうわ!」 258 霊夢「私たちは気にしないけど・・・」 259 幽々子「あら、そう・・・。じゃあえーと、  ほら月見酒!用意してくるから!」 260 霊夢「幽々子・・・さっきから怪しいと思ってたけど、  まさか温泉なんて湧いてないんじゃない?」 261 幽々子「ギク!」 262 霊夢「これはこれは・・・」 263 魔理沙「本日3回目のマスタースパークかな?」 264 幽々子「ふ・・・茶番もここまでのようね」 265 魔理沙「あ、開き直った」 266 幽々子「私の能力を知っているかしら?  「死を操る程度の能力」・・・。  今ここで残りの食材を置いて帰るなら  何もしないわ。でも歯向かうというのなら・・・」 267 霊夢「じゃあ帰るわね」 268 幽々子「え」 269 霊夢「もともと温泉なんて期待してなかったわ。  あなたが嘘をどうごまかすか、暇つぶしに見たかっただけよ。  まあ美味しいものも食べられたし、十分だわ」 270 霊夢「手紙であれだけ人のことをバカにしてくれたんだから、  このくらいの仕返しはいいでしょう?幽々子」 271 霊夢「ほら魔理沙、帰るわよ」 272 魔理沙「お、おう・・・」 外から声 273 妖夢「ゆーゆーこーさーまー!」 274 幽々子「?」(声に気付く感じ) 275 幽々子「ああ、妖夢・・・。  ごめんなさいね、温泉はもう・・・」 276 妖夢「沸きました!」 277 幽々子・278 魔理沙・279 霊夢「え」 280 妖夢「温泉が!!沸きました!!!」 温泉 カポーン 281 魔理沙「ああ^〜、疲れが一瞬で吹き飛ぶぜ」 282 霊夢「ふふ、それにしても魔理沙が温泉好きだったとはね」 283 魔理沙「いや、霊夢と一緒に来たかったんだ」 284 霊夢「え?」 285 魔理沙「温泉じゃなくても、霊夢とならどこでも。  じゃないと本当に霊夢がぷくぷく太ってしまうからな」 286 霊夢「バカ!」 287 魔理沙「いたたたた」 288 幽々子「あらあら、仲良しさんねえ。  ところで妖夢、よくやったわね」 289 妖夢「は、はい!ところでお友達の方がもう一人  見えませんが・・・」 290 幽々子「何のこと?」 291 妖夢「あ、いえ問題がなければいいのですが・・・」 292 霊夢「あ、そうそう気になってたことがあるんだけど・・・」 293 幽々子「何かしら?」 294 霊夢「手紙には食べ物がないって書いてあったじゃない?  わざわざ私たちに頼まなくても、妖夢に  持ってこさせた方が手っ取り早かったんじゃない?」 295 魔理沙「あ、ほんとだ」 296 幽々子「そのこと・・・。もちろん妖夢に調達させてたわよ。  ただ、蓄えてた1か月分の食糧がごっそり  盗まれちゃって。せっかく秋の美味しいものを  たくさん用意してたものだから、ショックで・・・」 297 霊夢「ああ、それはご愁傷様ね」 298 幽々子「勢いであなたたちに頼んだけど、正解だったわね。  もともとあったものとほとんど同じものを  持ってきてくれたんだから」   299 霊夢「もしかして本当に同じものだったりして」 300 魔理沙「ははは、まさか・・・」 みんなの顔つきが暗くなる ネズミが出てくる 301 ネズミ「お、沸いてんじゃーん。  わたしも混ぜてくれよー」 302 幽々子「あら、あなた・・・昨日食糧庫にいたわよね」 303 ネズミ「!!       なんでそのことが・・・」 304 霊夢「やっぱり・・・」 305 魔理沙「お前だったのか・・・」 306 ネズミ「え、なにこれは。  ね、仲良くしよ?」 307 魔理沙「恋符!!マスタースパーク!!!!」 308 ネズミ「ありゃー」 月に消えていくネズミ ED 拷問を受けるネズミ 309 ネズミ「うう・・・」 幽々子 310 幽々子「さあ、まだまだこれからですよ?」 311 ネズミ「ひいい・・・」 312 ネズミ「ぎゃーーーーー!!!」 拷問部屋の外でしゃがみ込む妖夢