【大好きだ】素直クール【愛してる】 2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50 [PR]イイ女は必見!自宅で70万以上 [PR] 【大好きだ】素直クール【愛してる】 1 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:39:05.02 ID:e8P25Xql0 ここは素直クールに萌えるスレです。 「素直クール」とは   ・冷静沈着で感情的になることはまずない   ・完全自立型   ・表情が薄いあるいは無表情   ・ガチで愛してくれている一途   ・愛情表現がストレート   ・照れが少ないあるいはない   ・「素直」と「クール」の矛盾したアンバランス感が最高にいい ▼投下時ルール ・多くレスを使う投下は、投下前後に開始・終了の旨を書いたレスを入れるのが好ましい。または「何レス目/総レス」を名前欄に ・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません ・作品投下が終わった後の自虐は、読み手が不快に感じるので書かない ・投下前は、他作品への割り込みを防ぐ為必ずリロードしよう ・コテは投下時にだけ付ける ・性描写(エロ)は空気を読んで程々に。 過激なSSについてはtxtうpを推奨 ・Wikiに保管してほしくない人、それから批評がほしい人は投下と一緒に要望を伝えてください。 批評は避難所の批評スレで聞けます ▼2ちゃんねるのおやくそくについては http://info.2ch.net/before.html *特に荒らしは徹底スルー *まだまだ気を抜くとdat落ちします 2 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:42:37.51 ID:26cH3SQ6O >>1 乙 3 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:43:27.48 ID:IZezCds/O >>1乙! 4 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:50:46.00 ID:IZezCds/O てか人いないね…… 保守 5 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:53:38.75 ID:e8P25Xql0 人がいないからおちるんすねー・・・ 6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:56:32.43 ID:IZezCds/O かといって俺には文才も絵心もないので保守しかできん(ノ_-;)ハア… 7 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:59:42.97 ID:01fsnUN8O 前スレはdat落ちか… 8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/17(日) 23:59:51.34 ID:2WbiYvBp0 >>1 乙なんだぜ? で、保守 9 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:05:57.05 ID:CY5O0E/wO 保守 10 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:07:02.54 ID:SjenZ4ZGO 保守 11 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:07:23.60 ID:tj+IC3mHO >>1乙 12 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:08:10.21 ID:9WiIVYj40 このスレは保守しかないのかw 13 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:11:52.84 ID:SjenZ4ZGO wwwwwなんか素直クール二つあるwwwww 14 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:12:32.37 ID:0H66vTBt0 避難所にスレ立てたことを書き込んだ方が良いかも。避難所を見て 人が来るかもしれないし。 あと、前スレのdat、232レス目までしか持っていないんだけど、それ以降を 持っている人いますか? 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:13:54.91 ID:7cXH6V7N0 >>1乙 >>14 232が最後みたいだぜ 16 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:14:21.23 ID:0H66vTBt0 >>13 これか。 【読書の秋】素直クールな娘【君と過ごす秋】 http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1158505756/ 17 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:16:40.81 ID:TqZKLEER0 こっち建てたのが先だし、ここが本スレでおk? 18 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:16:46.46 ID:SjenZ4ZGO >>16 そ。どっちがいいかな? 19 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:21:55.37 ID:SjenZ4ZGO どっちかわからんけど保守 20 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:24:34.57 ID:FewaFEsA0 すまん、あっち立てたのは俺だ こっちのが早いし、あっち落とそう 21 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:25:42.87 ID:m116NPBDO ク「ごめんね男君、急に呼び出しちゃって。」 男「それは構わないけど、どうかしたの?クーさん。」 ク「ボクね、最近寝ても覚めても胸が苦しいんだ……。」 男「だ、大丈夫なの?病院には行った?」 ク「大丈夫、そういう類じゃないの。」 男「それじゃあ一体……?」 ク「それはね、こういうこと……(チュッ)」 男「…っ!?な、何を……///」 ク「……端的に言うとボクは君が好き、愛してるってことさ。」 男「ぁ、その……よ、よろしくお願いします///」 ク「それじゃあ早速君の家に行こうか、新婚初夜だ。」 男「あのね、早速じゃないよ早速じゃ……。」 ク「フフ、冗談だよ。これからよろしくね。」 男「うん、こちらこそ。」 ク「じゃあ帰ろうか。もちろん手を繋いで、ね?」 22 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:26:35.39 ID:uM08ZFn4O こっちにウィキとかへの二枚目のテンプレまだ貼ってない? 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:27:17.02 ID:FewaFEsA0 前スレ 【素直な心と】素直クール【秋の空】 http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1158418387/ ■素直クール保管所Wiki http://sucool.s171.xrea.com/ ■素直でCOOLな娘避難所 http://yy17.kakiko.com/sucool/ ■あぷろだ@素直クール保管所 http://sucool.s171.xrea.com/up/ 携帯からはこのへん 写メうpろだ http://kjm.kir.jp/index.php @ぴた    http://pita.st/index.html ■素直クール過去ログ保管所 http://sucool.skr.jp/kakolog/ ■お題/性格ジェネレーター http://udonkari.run.buttobi.net/ 24 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:29:00.51 ID:6sL+KiBo0 乙@!! 25 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:29:31.52 ID:SjenZ4ZGO >>21早速GJ! >>23乙です。 26 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:30:48.09 ID:FewaFEsA0 でまあ向こうでも言ったんだけども、一周年祭りの議論が滞ってるんだ。 ここで話さないか? 27 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:31:05.38 ID:6sL+KiBo0 じゃあ、祭りについて話を進めようぜ。 保守だけで続けるのも辛すぎるだろうし。 28 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:32:43.79 ID:6sL+KiBo0 で、今現在どこまで進んでるんだっけ? 一周年歳 29 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:32:49.73 ID:0H66vTBt0 >>15 dクス! てことで、前スレのdatを保管所のあぷろだに上げました。 http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0552.zip 30 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:36:02.18 ID:FewaFEsA0 前の祭だと時間を決めてお題を募集したんだけど、 今回は期間を決めてその間に出たお題を全部回収しておこうと思ってる んで、祭り10日前くらいに回収をやめて、絞込みをして、 祭一週間前にお題を最終決定という形にしようと思ってる ここまでおk? 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:37:49.44 ID:6sL+KiBo0 異論はない。 32 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:41:10.77 ID:FewaFEsA0 あ、言い忘れてた 集まったお題の整理作業や絞込みはさすがに邪魔になるだろうから避難所でやるけど、 絞込みにはもちろん誰でも参加できます。 こそこそ自分たちの好みでより分けるようなことはしません 33 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:45:02.61 ID:6sL+KiBo0 おk。把握したといか理解したよ。 で、肝心の開催日はいつなの? 34 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:49:06.05 ID:6sL+KiBo0 あっぷね 35 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:50:06.81 ID:uM08ZFn4O ここに初代スレがたった10月10日を予定のはず 36 :もしかしてみんなROMってんのか?:2006/09/18(月) 00:50:49.98 ID:FewaFEsA0 >>33 VIPの素クールスレ一周年は10/10 で、その集まったお題をどう活用するかで止まってる まあ普通に使うなりすればいいと思うんだけど、 「一つのテーマにしてそれに細かい付加条件をつける」という意見も出てる。 もしそうするならまた募集の方法も変わってくるから、簡単に話を進められない。 ちなみに俺は避難所で出てる(つーか俺が出したんだが)「素直クールと○○一周年」がいいんじゃないかなとか思ってる せっかくの一周年祭りなんだから、それに関係するものでやりたいじゃん? んで○○は自由にすればバリエーションの幅も十分広がるだろうし。 37 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:53:36.82 ID:FewaFEsA0 さあみんな意見を頼む みんなで一周年を盛大に祝おうぜ 38 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:54:48.06 ID:3wUnwQAf0 どなたか、前々スレ「【君と共に】素直クールな娘【過ごす秋】」のdatファイルUPお願いします。 982までしか回収できなかった・・・○| ̄|_ 39 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:56:22.01 ID:6sL+KiBo0 思うのだけど、とりあえずお題があればいいかと。 それにそって、2,3あるいは5,6レスぐらいの話を書けばよいだけだろ? 大テーマを作ればそれにそって書き手が味付けするからいんではないだろうか。 個人的に、>>33のは微妙だな…。 ○○一周年となるとかなり幅が狭められる。 俺みたいな凡人には付き合って〜とかしか思い浮かばない。 40 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 00:59:40.85 ID:FewaFEsA0 >>38 保守しかなかったけどいる? >>39 結局大でも「テーマ」って時点で何が出ても(幅の狭さは)変わらない気はするんだけどね つーか非難するつもりはまったくないんだが、祭りに関してさっきからID:6sL+KiBo0しかレスつけてくれてないぞ・・・ 41 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:03:00.75 ID:tj+IC3mHO まあまあ 急いては(ry 42 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:03:23.84 ID:6sL+KiBo0 >>40 そういわれるとそうだな〜…。 でもテーマがないと…だしな。 お題を出せるだけ出して書き手に任せると言う従来の形で祭りらしい雰囲気をだせればいんだじゃない。 それと、レス人が少ないのはロムってるか寝てるかのどっちかだろ。 それに、あまり熱入れてやらなくてもって人もいるんじゃないかな。 43 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:04:39.92 ID:FewaFEsA0 まあ普通に前と同じようにすればいいと思うけどね 44 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:05:40.90 ID:6sL+KiBo0 じゃあそれでいいじゃねーかwwwww まぁ前を知らない俺にはさっぱりだが、空気を読んで頑張るしかあるまいて。 45 :一案提示 :2006/09/18(月) 01:10:50.53 ID:uM08ZFn4O 大テーマ(大きな方向性)一つ これで思い付く人はここから 個別テーマ(限定シチュエーション)数個 細かい指定の方が書き(描き)やすい人用 例えば 大テーマ 秋・夏 個別テーマ 登校・告白・料理 とか 前回みたいにテーマに限定せずにフリーも可とするとか こんな感じ? 46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:12:50.09 ID:3wUnwQAf0 >>40 保守のみでしたら結構です。ありがとうございました。 47 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:18:42.06 ID:FewaFEsA0 >>44 いやこれはあくまで俺の意見だし、それこそ俺とお前の独断になっちまう ちょっと議論の時間が悪かったか・・・でもいつも一番人いるのこのくらいの時間だと思うんだけどなあ >>45 うん、結局はやっぱりお題の内容に左右されるんだよね 募集まで行ってみないと決めらんないかな・・・ もちろんフリーもあり。お題はあくまで「書き手の意欲を促すもの」として捉えたいから、お題で縛ることはしたくないし。 でもどうせ決めるなら一周年に関係したお題がいいな・・・ってのが俺の意見 48 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:20:50.03 ID:Ftq0PtScO もうすぐ素クールの誕生日なのか……。 49 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:26:53.56 ID:SjenZ4ZGO >>47 あまり一周年にこだわらなくていいと思う。てか一周年はお題の一つにして書きたい奴が書くということにすれば? 50 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:26:59.68 ID:6sL+KiBo0 >>45 フリーはいいかもね。もしかりに、これからもずっと二周年だとか三周年だとかそういう風に数が増えていくなら 初期のほうで色々実験するのもいいと思う。 >>47 正直言って独断と偏見も必要だけどね。 51 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:33:40.00 ID:6sL+KiBo0 ほ 52 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:33:44.88 ID:SjenZ4ZGO 前回どうしたのか聞きたいんだけど 53 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:38:28.99 ID:4zlZl+LZ0 http://yy17.kakiko.com/test/read.cgi/sucool/1151334367/ 嫁 54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:39:07.42 ID:63YHAu75O 前回いろいろ重なって書けなかったんだけど と、最新十レスしか見ないでレスしてみる 話の感じから祭りだろうと予測 55 :募る想い 1/2:2006/09/18(月) 01:41:46.57 ID:4DqM/Cnw0  それは夏の終わりのことだった、たまたま夏の終わりだった、というべきだろうか……  六月に彼女と付き合い始めて二人の仲を深めてゆき、夏休みが到来した。その夏は週に二、三度出逢っていた、 お互いの部屋に遊びに行ったり、公園で日が沈むまで語り合ったりと――後、初めてお酒を飲んだこともあった。 花火、墓参り、様々に週二、三度ではあったけれど彼女を感じていた。  二学期が始まる始業式が滞りなく終了し、教室で帰り支度をしている最中、彼女からお呼びが掛かった。手を 招く彼女の瞳は潤んでいたけれど、どこか深海に佇む鮟鱇《あんこう》のような力強さがあった。 「どうしたの? 神妙且つ曖昧な顔をして……嫌なことあった?」 「これから毎日逢えると思うと、嬉しくて……」  彼女は机に腰掛けて、涙を流しながら微笑を浮かべた。僕も彼女のその気持が嬉しく思い、垢抜けようとして頑張 ってみせた、少し色素を抜いた茶掛かった彼女の髪を撫でた。くしゃくしゃ、としてやると彼女はおどけて、やわらか く優しい瞳で僕を見上げ――撫でる手の平を握った。 「今の気持ちを表現するね」――そういった彼女は、何食わぬ面持ちで握っていた僕の手に力を入れた。不意の出 来事、訳も分からず僕は窺った。 56 :募る想い 2/2:2006/09/18(月) 01:42:17.55 ID:4DqM/Cnw0 「何?」  瞬間――僕は、投げられていた。一回転をした僕は床に叩きつけられ、悔しそうにしている彼女の姿を見上げるこ とになった。唇を噛み、ぼろぼろと涙が零れ、雫は何度も僕の頬を打った。僕は無言のまま呆けていると、しっかりと 吊り手だった彼女の腕に引き上げられた。 「これも今の気持ち」――そういって、彼女は僕を……ふわりと包み込むように抱きしめた。  彼女は完全に僕の身体に身を任せ、乗り上げるようにして抱きしめられる。僕よりも身長のある彼女の両腕は、僕 の首元を回り、制服越しではあるけれど身体の温度を感じた。 「君と出逢ってから、私の環境はガラリと変わり、毎日でも顔を合わさないと切ない。アレだ、ウサギと一緒だね。今 日は一生懸命ファンデーションを塗りたくったから、分りにくいけど……ほれ、むくんでいるだろう? 昨晩は、これか らは毎日逢えると想うと嬉しさのあまり泣きじゃくってしまったから、想いあまって君に想いをぶつけてみた」 「結構無茶するね。いいよ、じゃあこれからは毎日一緒だ」  おもいっきり彼女を抱き締めた。彼女の肩に顎を載せて、頬と頬を寄せ合う。胸が一杯になり、ジンっと込み上がっ てくるものを味わいながら、寄り添いあった。――不意に彼女が背中をつついた。 「私の太ももに何か当たっているんだけど、君の気持ちかな?」 「ほら、胸の感触が……君と一緒で自分に素直だから……」  彼女は「君はそんなに助平だったんだ、しょうがない受け入れよう」と、僕の手を取り家路に着いた。 57 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:47:15.50 ID:SjenZ4ZGO >>53 dクス  >>56 GJ! 58 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 01:57:56.10 ID:uM08ZFn4O >>54 はい、祭の話し合いです。 >>56 GJ! 59 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 02:07:12.05 ID:SjenZ4ZGO 保守   みんないないのかな? 60 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 02:11:39.15 ID:QvYDGzwQO >>56 素直クールの姿が浮かんでくるようだ……GJ 61 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 02:18:20.65 ID:wCBtTeVb0 保守的なエロス 62 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 02:30:06.77 ID:MD7fBFCGO 保守 63 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 02:37:27.10 ID:MD7fBFCGO 寝る前保守 64 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 02:43:51.23 ID:SjenZ4ZGO 保守 65 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 02:56:04.42 ID:FewaFEsA0 ほ 66 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 03:07:05.31 ID:SjenZ4ZGO 保守 67 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 03:13:24.25 ID:dt6MJ8gJ0 明日なら沢山投下できる。 だからお題投下は多いほど嬉しいと言ってみるテスト。 思いつく限りのお題を脳内から弾き出すんだ! 68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 03:17:50.72 ID:uT3bgg7g0 お題 embrace 69 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 03:23:10.80 ID:dKtHS8Z8O 心得た つ布団の中で別々の事を考える素と男 つ専ブラについて つ眠い素直クール つ蟹と素直クール つ男の何処に惹かれたか つ初夜クール つ盲目クール つ早口言葉な素直クール つ台風 70 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 03:26:56.69 ID:SjenZ4ZGO つ【受験勉強】  【初デート】 お、思いつかん(ノд`;) 71 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 03:37:23.72 ID:SjenZ4ZGO >>69と台風でかぶるとこだった保守 72 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 03:50:35.70 ID:SjenZ4ZGO 保守 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 04:10:13.03 ID:SjenZ4ZGO 保守 74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 04:16:05.70 ID:bZSmbhikO つ素直クールの日記 75 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 04:30:02.43 ID:SjenZ4ZGO つ【秋の空】  【文化祭】  【紅葉シーズンの山】 76 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 04:45:07.50 ID:SjenZ4ZGO 保守 77 :お題 布団の中で別々の事を考える素と男 :2006/09/18(月) 04:59:37.30 ID:uT3bgg7g0 男サイド 寝る前にふと考える。なんでアイツを好きなのか。 そこんところはどうなってんだろう。 声が好き?顔が好き?中身が好き? …考えても分からない。 ただ、アイツに会うまで俺は何かが欠けていた。 でもアイツを思うだけで何かが満たされていく。 この気持ちは何だろう。 アイツを思うと、知らずに顔の緊張が解けてしまう。 俺がお前の名前を呟いて笑っているのを きっとお前は知らない。 だけどこの気持ちは不快なんかじゃなくて ほんの少しだけくすぐったい。 今日は良い夢が見れそうな気がする。 願わくば、夢にアイツが現れる事を。 78 :お題 布団の中で別々の事を考える素と男 :2006/09/18(月) 05:00:58.12 ID:uT3bgg7g0 素サイド 寝る前にふと考える。なんで男を好きなのか。 それは私にとっては愚問。 声が好き。顔が好き。誰よりも優しい男の中身が好き。 考えれば考えるほど浮かんでくる。 男に会うまで、私の心は空っぽだった。 この空っぽの心を満たしてくれる男。 私は男を愛している。 男を思うと、知らずに涙が流れてくる。 私が貴方の名前を呟いて泣いているのを きっと貴方は知らない。 だけどこの気持ちは不快なんかじゃなくて とても心が温かくなる。 今日も良い夢が見れそうな気がする。 願わくば、夢にまた男が現れる事を。 79 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 05:05:00.73 ID:SjenZ4ZGO >>78GJ!!互いに補完しあう仲、よかった。 80 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 05:09:23.56 ID:uT3bgg7g0 >>79 サンクス。ssなんて初めて書いたよ 81 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 05:12:53.74 ID:SjenZ4ZGO >>80初めて!? それはすごい!! 82 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 05:15:08.16 ID:uT3bgg7g0 >>81 何だろう、この全身がむずがゆくなる感じww 素直に嬉しい。ありがとう 83 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 05:38:21.83 ID:SjenZ4ZGO 徹夜してしまった(;゚д゚) 保守 84 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 06:16:11.02 ID:uT3bgg7g0 保守ピタル医院 85 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 06:54:10.15 ID:m116NPBDO ク「今お茶を入れてくるからくつろいでいてくれ。」 男「むぅ、女の子の部屋なんて初めて来たしなぁ。なんだか恥ずかしいや……。」 ふと机に目をやるとそこにあるのは 男「日記……。ちょっと意外といえば意外だな。」 何気無く手にとってみる 男「……な、何を考えてるんだ僕は。見ていいわけないだろうに……でもちょっとなら……。」 ペラペラと頁を進めるとあるところで手が止まる ――〇月g日―― 『この頁を見ているであろう人よ、そう君だよ男。この頁を見たからには覚悟を決めてもらう。』 ク「ついに見てしまったようだな。」 男「うわぁっ!?」 ク「これでこそ君が来る度に、わかりやすいところに置いておいた甲斐があったというものだ。」 男「……え?」 ク「日記を見る、ということは少なからず私に興味があるということだ。ならばそれを機にお互いを知り尽してしまおうと考えたわけだ。」 男「ちょ、クー目が怖いよ?なんで服を脱ぎながらにじり寄ってくるの?覚悟ってそういうこと?だ、誰か助けてー!」 ク「えーい。」 男「きゃー。」 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 07:08:34.69 ID:Ev6Twm/vO 保守 87 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 07:40:11.97 ID:yWylRr84O ほ 88 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 07:58:45.11 ID:pJzH9COS0 保守 89 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 08:23:14.20 ID:8Js/WfuWO 捕手 90 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 08:27:54.43 ID:qwAGRjEe0 かわいいブーンのAAマダー? 91 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 08:30:00.47 ID:qwAGRjEe0 かわいいブーンのAAマダー? 92 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 08:59:51.34 ID:pJzH9COS0 囚われた男とクーな保守 93 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 09:14:42.60 ID:pJzH9COS0 は 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 09:27:47.33 ID:8Js/WfuWO っ男の初恋の人の話を聞いた素直クール 95 :お題 秋の空1/2:2006/09/18(月) 09:33:02.07 ID:uT3bgg7g0 それは、風が冷たくなり始めた秋の事。 ク「なあ、男。聞きたいことがあるんだが」 男「どうした?」 ク「幸せってどんな形をしているんだ?   本を読んでもどこにも書いてないんだ」 男「……手、出してみ」 ク「ん」 クールは言われた通り手を伸ばすと、男はゆっくりとその手を握った。 男「難しい事は俺にはよく分からないけどさ、   俺たちの幸せの形はこれでいいんじゃないかな?」  男は握ったその手を自分のポケットに入れ込んだ。 ク「…君の今の言語と行動は、私にはよく理解出来ない」 男「だよなぁ…。俺自身、あんまり分かんないのに」 96 :お題 秋の空2/2:2006/09/18(月) 09:34:49.78 ID:uT3bgg7g0 ク「だけど、何故だか心がくすぐったいぞ」   そう言ったクールの顔を見た男は一瞬固まった。   普段は表情一つ崩さないクールが僅かに、   男にしか見分けられないくらい僅かに、笑っていたのだ。 ク「どうした?普段よりも凄い阿呆な顔をしているぞ」 男「お前が普段俺をどう見てるかが分かったよ…。   まぁいいや。帰ろう、クール」 ク「そうだな。さっきの回答は家でよく煮詰めてみよう」 ク「男」 男「なんだ?」 ク「愛してるぞ」 男「…こういう時は完璧に無表情なんだな」 ク「本音だ」 男「知ってるよ」 変わりやすい秋の空も、いつも通りの秋の空も、結局は空のまま。 どんな事があろうとも、それだけは変わらない。 97 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 09:38:04.06 ID:Dy6v+go90 >>96 GJ!GJ! 98 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 09:48:47.17 ID:uT3bgg7g0 >>97 ss初心者なんで、甘くみてくれたら嬉しい。 99 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 09:56:20.60 ID:SjenZ4ZGO 朝のに続いてよかった!  GJ! 100 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 09:59:18.24 ID:uT3bgg7g0 >>99 まだ起きてたんかいwwww 101 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 10:12:45.24 ID:SjenZ4ZGO >>100 いや、三時間ほど寝た。 102 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 10:21:38.05 ID:uT3bgg7g0 >>101 そりゃ重畳。 とりあえず練習の為に何かss書いてみようかな。 103 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 10:28:12.84 ID:SjenZ4ZGO wktkしながら待つ 104 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 10:35:24.56 ID:bZSmbhikO みんなGJ! 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 10:44:44.29 ID:Hs1ptog2O 今更だけどお題投下していいかな? つ百合 106 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 10:55:24.47 ID:SjenZ4ZGO おKだと思  祭りのためにも必要だろうし 107 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:15:08.98 ID:SjenZ4ZGO 保守 108 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:16:06.07 ID:mkwKRv8HO >>105 横向いて見てくだちい http://kjm.kir.jp/?p=53381 109 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:18:36.14 ID:qwAGRjEe0 かわいいブーンのAAマダー? 110 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:18:40.90 ID:8Js/WfuWO >>108 GJ!! 111 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:20:24.89 ID:Dy6v+go90 >>108 ハァ━━━━━━ ;´Д` ━━━━━━ン!!! 112 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:32:14.57 ID:J38YQYei0 「キスするんだ!」 「ま・・・まてっ!保守が先だ!」 113 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:43:41.05 ID:SjenZ4ZGO 保守が必要か! 114 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:54:37.54 ID:uT3bgg7g0 ss出来たんで、スレを消費するが構わないかな? 115 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:56:17.89 ID:MD7fBFCGO >>114 わっふぉーわっふぉー 116 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 11:57:13.25 ID:SjenZ4ZGO 何スレ消費か提示してよろ 117 :お題 受験勉強1/4:2006/09/18(月) 11:57:38.63 ID:uT3bgg7g0 それは、空を少し高く感じ始めた秋の事。 男「なぁ、ここの問題分からないんだけど」 ク「それはこの方程式を代入して…」 男「ああ、なるほど。ありがとな」 ク「ん。別にいい」 男とクールは二人して同じ大学に入学するため、図書館で受験勉強をしていた。 元々クールも男も頭は良いので、勉強の出来には問題は無い。 問題集を解きこなし、この日も恙無く勉強を終えた。 時計を見ればもう六時。空は仄かな茜色に燃えていた。 男「わざわざ付き合ってもらって悪いな」 ク「ん。別にいい」 クールは並んで歩いている男を片目で見る。 ク「今まで勉強は一人で行なうものと思っていたから、   誰かと一緒に勉強というのは楽しい」 男「そう言ってもらうと助かるな」 ク「本音だ」 男「知ってるよ」 男はクールの方を見て、ふと前々から思ってた事を訊ねてみた。 男「なぁ、お前は将来の夢ってある?」 118 :お題 受験勉強2/4:2006/09/18(月) 11:59:55.14 ID:uT3bgg7g0 4スレほど。 クールは普段の無表情を崩さないまま、男の方を向いた。 ク「私の夢?」 男「ああ、お前の夢。結構一緒にいるのに聞いたことなかったよな」 ク「そうだな。そう言えば私も君の夢を知らなかった」 男「丁度良い機会だ。お前が教えてくれたら教えるよ」 ク「私の夢は……」 先生になりたい、と小さな口は言葉を紡いだ。 ク「……おい、阿呆面。そんなに以外か?」 男「最初の部分は聞き流してやる。ちょっとだけ以外だったよ」 ク「ちゃんと理由はある」 凛とした大きな瞳は男を見据え、静かに語り始めた。 ク「私は、人と出会える素晴らしさを子供に伝えたい。   君は気付いているかどうか分からないが、私は変わった。君に出会えて。   君と関わってから人を煩わしいと感じず、何かに興味を持ち、   初めてたくさん友人が出来て、…初めて人を愛しいと思った。   『人との出会いは素晴らしい』と、私は沢山の人に伝えたいんだ。   それを考慮した結果、教師ば最適だったんだ」 普段は無口なクールは、この時ばかりは饒舌だった。 男は驚きの顔を見せたあと、少しだけ俯いた。 男「お前、凄いな。俺なんて…」 119 :お題 受験勉強3/4:2006/09/18(月) 12:01:36.63 ID:uT3bgg7g0 ク「だが、私はカウンセラーにもなってみたいし、OLにも興味がある。   司書も捨てがたいし、考古学もいいな。可能性なんて作ればいくらでもある。   よって、私の将来の夢に関しての答えは『未定』だ」 男「………」 男は一瞬キョトンとして、すぐに声を上げて笑い始めた。 クールは軽く驚いたのか、目を見開いて自分の頭一つ分高い男の顔を見上げた。 ク「どうした?私は至極真面目に答えたぞ。次は君の番じゃないか?」 男「ハハハッ。悪ぃ。答えっていうか考え方があまりにも一緒だったからさ。   俺もやりたいことが多すぎるから、答えは『未定』だ」 ク「なんだ。君もか。私たちは案外似た者同士だな」 違いない、と男は軽く口に手を当ててまた笑った。 そう。先を見るのは正しいが、見すぎるのは正しくない。 自らの可能性の芽を自分で摘まないで、その芽をゆっくりと育てて行けばいい。 120 :お題 受験勉強4/4:2006/09/18(月) 12:03:21.00 ID:uT3bgg7g0 ク「まぁ、最終目標はあるがな」 男「ん?結局一体何になりたいんだ?」 ク「当面の目的は、君に永久就職だな」 男「…多分カカァ天下ってのになるだろうがな」 ク「何故だ?私は君と一緒に永劫に歩んでいくつもりだが?」 男「……そういう所が原因なんだよ」 男「とりあえず今の所、力を入れるべき部分は」 ク「ん。受験勉強だな」 男「違いない」 ク「では、寄り道せずに真っ直ぐ帰宅だ」 そう言ったクールのお腹から、可愛い音が聞こえてきた。 ク「…………………………」 男「…今日勉強みてもらったし、何かリクエストは?」 ク「…たまには君とタイヤキが食べたいな」 いつの間にか空に浮かんでいた月は、今日も優しい光のままだった。 121 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:04:06.40 ID:uT3bgg7g0 以上。スレ消費スマン。 122 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:06:17.66 ID:dKtHS8Z8O とてもいい! 自信を持って投下するのを色々お勧めするw 123 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:08:21.46 ID:SjenZ4ZGO こ、今度も俺が出したお題を…… ありがとう!!GJでした!!! 124 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:10:00.87 ID:WwbSCK9S0 >>120 GJ!!!!! 125 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:11:14.11 ID:Dy6v+go90 >>121 自虐なんていらねえんだよGJ 126 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:13:45.51 ID:wq+sFiQCO >>105 http://kjm.kir.jp/?p=53390 女化男とクー 127 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:15:52.92 ID:pJzH9COS0 >>118 4スレも消費するなんてどんな長編大作を作る気ですか><っていうGJ 128 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:16:20.18 ID:uT3bgg7g0 >>122-125 ありがとう。普通に嬉しい。 >>126 これぞGJ!!!www 129 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:18:46.59 ID:uT3bgg7g0 >>127 まとめきる事の出来なかった哀愁を感じてもらえれば充分さwww 130 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:20:43.60 ID:SjenZ4ZGO >>126ナイスです。GJ!! 131 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:34:07.21 ID:pJzH9COS0 ほす 132 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:34:24.09 ID:ylUOuOcbO http://kjm.kir.jp/?p=53393 保守 133 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:34:32.66 ID:SjenZ4ZGO 保守 134 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:46:47.08 ID:SjenZ4ZGO >>132どうすればそんな絵が書けるのか! GJ!! 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:53:40.53 ID:uT3bgg7g0 一時間ほど経過したらもう一度書き始めてみようと思う。 >>132 GJ!! 136 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 12:54:27.47 ID:ylUOuOcbO >>134 ありがとう。 特にコツはないな… 137 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:03:24.04 ID:Hs1ptog2O >>108 >>126 GJ! 138 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:08:08.50 ID:SjenZ4ZGO ☆ゅ 139 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:23:32.09 ID:FewaFEsA0 ほ 140 :>>68より embrace:2006/09/18(月) 13:35:10.14 ID:dt6MJ8gJ0 『これはどう訳せばいいんだ?』 「embrace―――抱擁する、だな」 『へえ、抱きしめるってこんな単語なのか』 「少し砕けた表現だとhugを使うな」 『ああ、ハグの方は聞いたことある』 「では大まかながら訳していこう」 『えっと、“彼は勉強の合間を使って、優しく彼女を抱きしめた”』 「―――ほう」 『何その、満足げなため息』 「素晴らしい例文だ、と思ってね」 『……あー、embraceとhugと、どっちがいいんだ?』 「―――両方とも」 これは難しいw 141 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:35:32.08 ID:f5t9+xglO 皆GJ! 142 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:38:03.61 ID:uT3bgg7g0 >>140 GJ!!!! 143 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:50:46.21 ID:OBS2GBRO0 保守 144 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:51:28.15 ID:SjenZ4ZGO >>140 グッジョブ! 145 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 13:55:33.44 ID:dKtHS8Z8O >>140 甘くて俺は死にたい… 146 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 14:06:35.54 ID:SjenZ4ZGO 保守 147 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 14:06:47.62 ID:FewaFEsA0 お題 男を看病 148 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 14:19:27.75 ID:SjenZ4ZGO 保守 149 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 14:33:48.70 ID:SjenZ4ZGO 保守 150 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 14:47:30.16 ID:SjenZ4ZGO 誰か保守を… 151 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 14:48:06.85 ID:uT3bgg7g0 あともうちょいで完成。その前に保守。 152 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 14:59:06.65 ID:ylUOuOcbO 乾す 153 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:01:49.85 ID:5i5avTBQ0 >>151 wktk 154 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:18:42.92 ID:uT3bgg7g0 ss出来たんで、4もしくは5スレ消費するが構わないかな? 155 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:19:52.20 ID:9K2YTY9nO どうぞ 156 :お題 文化祭1/4:2006/09/18(月) 15:25:18.44 ID:uT3bgg7g0 夜の帳に鳴り響いていた優しい鈴の音が聞こえなくなった秋の事。 男「もうすぐ文化祭だな」 ク「期日は明日だ。いいから準備を手伝え」 男「はいはい。しかしウチのクラスは奇抜な事するなぁ」 ク「全くだ。いくら近年ブームとはいえ、アレは殆ど悪乗りだな」 クラスの出し物は、時代の流行に則りメイド喫茶になった。 男子の圧倒的支持と、意外な事に結構乗り気な女子多数により可決。 実際はただの喫茶店なのだが、制服がアレなのでメイド喫茶と呼ばせてもらう。 外装、中の出し物といい中々凝った作りになっているのだが、 制服がかなり危ういラインで成り立ってて、クラスの女子が着ると正直目のやり場に困る。 男「しかしまぁ、よくこの企画と制服が生徒会に通ったな」 ク「折角クラスの皆がやる気になっているんだ。   それが通らなかったら白けるだろう?ここは一肌脱いで見ようと思ってな」 男「お前どんな権力持ってんだよ…」 ク「聞きたいか?」 男「……いつか酒を一緒に飲む時の楽しみにしてるよ」 ク「ふむ。なかなか良い案だな。私も君との将来の楽しみが増えたよ」 男「…さいですか」 そして夜が明けて、文化祭当日の日 157 :お題 文化祭2/4:2006/09/18(月) 15:29:06.58 ID:uT3bgg7g0 男「お前ウェイトレスやらないんだってな」 ク「あの格好は流石に辛い。断ったよ」 男「ふぅん」 ク「残念か?」 男「いや、安心した」 持ち場の女子に呼ばれて、クールは無表情に首を傾げながらその場を去った。 それは微かな独占欲。 見たくないと言えば嘘になるが、他の男に見られるよりは少なくとも全然良い。 ふと教室の隅に目をやると、そこにはクールと女友達がいた。 何やら女友達はクールに頼みこんでいる。 他の人なら気付かないクールの無表情の中の表情の変化を、男だけが気が付いた。 あの顔は、かなり嫌がっている顔だった。 クールは真顔で首を縦に振る。男にしか分からない不快な顔を見せながら。 男「なぁ、さっき何て言われたんだ」 ク「…ウェイトレスが一人欠員だから、代理で出てほしいと…」 男「なんで断らなかったんだ?」 ク「本当に困っている顔をしていたから、断れなくて…」 見せるは無感の仮面。覗かせるは狼狽の本音。 男は何かを決意した目でクールを見つめる。そして呟いた。 男「お前が困るのは凄く嫌だ。俺に任せろ」 158 :お題 文化祭3/4:2006/09/18(月) 15:31:37.77 ID:uT3bgg7g0 いらっしゃいませーー、という声がクラス中に響いている。 香り立つコーヒーに、(コンビニの)バームクーヘン。お茶請けは良し。 それにメイドが付属しているのだから、予想通りの大繁盛。 そして一際目立つメイド姿が教室で所狭しと走っている。 クールはコーヒー豆を挽きながら、その光景を見ていた。 その姿をしているウェイトレス、いや、ウェイターは男だった。 メイド服を着て、足は剃毛済み。しかも妙に似合っているので、客は冷やかしに夢中だ。 男「おかえりなさいませーー!!(笑いすぎだよアンタら)」 男「おかえりなさいませーー!!(写メ撮んなって!)」 五時の終了のチャイムで男は長い、長い一日を心の磨耗と共に終えたのだった。 ク「今日は本当にすまなかった。心から言うよ。ありがとう、男」 片付けを終え、誰も居ない今日の戦場後のクラスに男とクールは居た。 男「俺が好きでやったんだから、別に礼なんて要らないよ」 ク「…あの格好、好きでやってたのか?」 男「…お願い、気持ちを汲み取って…」 159 :お題 文化祭4/4:2006/09/18(月) 15:35:48.12 ID:uT3bgg7g0 ク「良かった、君にそっちの趣味が無くて」 男「何故だろう、目から汗が止まらない…今日はきっと働きすぎたんだな…」 そう言って男は机に腰掛けた。目の前にはいつも見ている無表情な愛しい顔。 今日はその顔が少しだけ曇ってしまった。 男「そんな申し訳なさそうな顔しないで。今日は本当に俺の為にやったんだ」 ク「でも、私の我侭で君に嫌な想いをさせたかと思うと…。   私に何か出来る事はあるか…?」 それを聞いた男は、普段は見せない邪悪な笑顔をクールに向けて、こう言った。 男「じゃあさ、感謝の意を表現してみ…」 言い終わる前に、唇への柔らかい感触で口を塞がれた。 目の前には生涯見飽きないであろう無表情な愛しい人。 ク「本当にありがとう、男。こんな事しか出来ないが…   ?…いつもの阿呆面に赤みが差して磨きがかかってるぞ?」 男「後半部分は聞き流してやる。…こんな褒美なら、いくらでも働けるよ」 季節が周り優しい鈴の音が聞こえなくなったら、きっとまたこの出来事を思い出す。 君を初めて守ることが出来た、大事なこの思い出を。 ク「男」    男「なんだ?」 ク「愛してるぞ」男「…相変わらずこういう時は完璧に無表情なんだな」 ク「本音だ」  男「知ってるよ」 160 :文化祭アフター:2006/09/18(月) 15:36:32.04 ID:uT3bgg7g0 ク「ところで、君は何で私があの衣装を着ることを頑なに拒んだんだ?」 男「一言で言えば、男の甲斐性かな」 ク「??…良く分からないな」 男「いいんだよ、分からなくて」 ク「結構気になるのだが」 男「聞きたいか?」 ク「……君が以前言っていた、酒を一緒に飲む時の楽しみにしてるよ」 男「それはなかなか良い案だな。お前と一緒に居る将来が楽しみだよ」 ク「…そうだな。何故だか幸せな気持ちになってしまったぞ」 161 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:41:44.48 ID:SjenZ4ZGO おおう・゚・(ノ∀`)・゚・。ま、またしても…… 感動です!GJ!! 162 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:43:41.61 ID:uT3bgg7g0 >>161 保守乙です。相変わらず長い文だけど、読んでくれてありがとう。 163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:48:18.01 ID:5/EfqUX/0 ↓クーのメイド姿が見たかった人 ノシ 164 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:55:17.07 ID:FewaFEsA0 ・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません だがGJ 165 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:57:25.73 ID:uT3bgg7g0 >>164 おk。学んだ。 >>163 YOU書いちゃいなよ。 166 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 15:57:37.91 ID:SjenZ4ZGO >>162いやいや、いつも楽しく読ましてもらってます。 167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:09:48.25 ID:APYrIxJRO うは!みんなGJ!!! 168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:24:29.94 ID:SjenZ4ZGO 保守 169 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:37:04.45 ID:uM08ZFn4O みんなGJ! 170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:37:11.91 ID:uT3bgg7g0 次は>>1に気を付けながら書いてみる。 そして保守 171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:39:19.81 ID:Gz6eS1Gr0 >>163 の投下にwktk 172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:41:12.61 ID:qwAGRjEe0 かわいいブーンのAAマダー? 173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:54:11.97 ID:ylUOuOcbO 保守 174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 16:57:49.49 ID:ylUOuOcbO 163では無いが… http://kjm.kir.jp/?p=53459 こうですか?わかりません>< 175 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 17:11:43.18 ID:VYzC+b+t0 >>174 GJ!!!! 176 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 17:15:47.90 ID:APYrIxJRO GJGJGJGJGJ!!!!!!!! 177 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 17:28:27.14 ID:APYrIxJRO 保守 178 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 17:29:57.80 ID:qwAGRjEe0 かわいいブーンのAAマダー? 179 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 17:35:46.64 ID:da96sdRJ0 http://210.239.47.44/~tactics/baseson/koihime/shoku/tvote.cgi?event=shoku もまいら! 250票差とかありえねぇだろ! 素直クール好きなら趙雲に投票汁! 180 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 17:36:59.56 ID:Ev6Twm/vO >>156 クールよりクーのほうがよろしいかと 181 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 17:43:44.86 ID:uT3bgg7g0 >>180 承った 182 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:01:52.65 ID:FewaFEsA0 ほ 183 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:09:44.21 ID:uT3bgg7g0 流石に30時間眠らなかったら頭が働かない。 仮眠のちに活動開始。 保守 184 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:20:16.71 ID:uM08ZFn4O 保守 185 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:33:18.81 ID:ylUOuOcbO 絵のお題が欲しい 186 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:34:27.62 ID:LOtBpIWb0 >>185 つ【SSを映像化】 187 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:37:31.43 ID:wq+sFiQCO >>163 http://kjm.kir.jp/?p=53482 3分クックしてみた ものごっつい雑だけど 188 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:39:51.56 ID:uM08ZFn4O >>185 思い付くまま並べてみた 【手を繋いで眠る二人】 【読書する男と後ろから抱き付く、クー】 【黒スーツに黒のロングコートを着たクー】 189 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:44:20.92 ID:bo0tVcM10 言葉攻めでのオチ作りに慣れてきたらエロ方向に走ってみよう ク「省略されました、続きを読みたい方はワッフルワッフルと」 男「わっふるわっふる」 ク「スケベ」 男「あれ〜?」 ク「冗談だよ。で、どうしてほしいの?」 男「えーっとな 省略されました、続きを読みたい方はワッフルワッフルと書き込んでも続きなんかないのであきらめてください ※:エロ方向に走りすぎるとただの痴女なので気をつけよう 男「俺はお前の事が好きだ」 ク「私もキミの事が好き、キミの子種が今すぐにほしい(がばちょ」 男「アッー!!」 190 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:45:28.20 ID:bo0tVcM10 会話だけの短いネタ作りに慣れてきたら、今度はト書き、あるいは地の文をつけて文章量を稼いでみよう ク「ねえ、男」 男「ん、どうかした?」 ク「ちょっとコレ見て」  といって彼女が鞄から一冊の本を取り出す。 男「へえ、旅情報誌?」  俺が理解したのか薄らと彼女は目に喜びの色を映す。 ク「そうそう、夏休みはどこもいけなかったから。だから冬にでもどこかいけたらなーって」  なるほど、たしかに夏はクラスのメンバーと一緒に騒いだ事の方が多かったからな。 男「いいね、でも温泉宿はさすがに難しいかも」 ク「だから、近距離のを厳選してみた。一応日帰りで行ってもゆったりできる距離だよ。  ただちょっと出発が早くなるかも、だけど」 男「なるほど、だったら異論無し。お金貯めたりしてゆっくり計画練ろうか」 ク「うん、これからもうちょっと調べてみようと思う」  彼女の目は喜びの色からだんだんと期待に満ちた色を浮かべている。 男「でもなんで温泉宿?」 ク「んー、単純な事だよ」 男「ん、よくわからんな」 ク「その方がキミとゆっくりじっくりイチャイチャできるからね」  そういいながら彼女の顔から珍しく笑みがこぼれていた。 191 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:52:46.30 ID:JgxiEfCi0 GJ! 192 :黒スーツに黒のロングコート:2006/09/18(月) 18:58:05.18 ID:ylUOuOcbO http://kjm.kir.jp/?p=53497 画力那須orz 193 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 18:59:33.43 ID:bo0tVcM10 ク「そういえば一周年だね」 イ「一周年っす」 ク「じゃあ、あの子達に盛大に祝ってもらおっか」 イ「あの子らは一周年とかさっぱりだと思うっす、せいぜいごく一部の子にしか」 ク「それもちょっと寂しいな」 イ「寂しいっすね」 ク「相槌ばかりだね」 イ「ヘタなこといって堕とされる方が怖いっす」 ク「……あ、キミのとこにもその概念あったっけ?」 イ「キーワードは豚」 ク「それは毒だろ」 イ「……」 ク「……」 194 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:05:12.73 ID:uM08ZFn4O >>190 GJ! ガイドラインとしてもいい感じかも。 >>192 採用d 光速で保存した、GJ! 195 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:17:57.89 ID:tj+IC3mH0 ho 196 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:18:12.99 ID:bX0RzsZW0 hosyu 197 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:29:43.74 ID:tj+IC3mH0 ho 198 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:29:46.78 ID:m116NPBDO 保守 199 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:31:39.75 ID:nVKjqJ6a0 ほ 200 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:35:46.84 ID:SjenZ4ZGO 保守 201 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:45:30.65 ID:uM08ZFn4O 保守 202 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:45:39.37 ID:Ev6Twm/vO 保守 203 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 19:55:04.11 ID:uM08ZFn4O つ【二人でゲーム】 つ【二人で釣り】 204 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:04:32.61 ID:uM08ZFn4O 保守 205 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:12:38.56 ID:uM08ZFn4O 保守 206 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:13:25.46 ID:mkwKRv8HO お題2人で釣り http://kjm.kir.jp/?p=53530 クー「多少気は進まないが…ここは君と空気を読むことを優先しよう」 男「うはwwwwwwマジで来やがったwwwwww」 207 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:18:12.45 ID:uM08ZFn4O >>206 ちょwwそっちの釣りwwww 208 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:20:51.77 ID:yWylRr84O そっちかよwww 209 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:25:52.09 ID:MD7fBFCGO 保守 210 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:26:26.52 ID:uM08ZFn4O つ【クーが超能力をつかえたら】 211 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:34:46.49 ID:uM08ZFn4O つ【突然叩かれた】 212 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:43:18.11 ID:uM08ZFn4O つ【二人で食事/ラーメン屋】 213 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:48:54.87 ID:uM08ZFn4O つ【新聞記者クー】 214 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:49:41.42 ID:mkwKRv8HO お題手繋いで就寝 http://kjm.kir.jp/?p=53549 どうしよう 百 合 に ハ マ り か け て い る 215 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:52:52.83 ID:Ic7anA5cO >>214 超gj 216 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:53:01.88 ID:Dy6v+go90 >>214 俺も! 217 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:54:26.06 ID:SgJ6xPZAO >>214 既に俺は 軽 く ハ マ っ て い る かしましとか 218 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:57:52.12 ID:mkwKRv8HO >>216-217 よしじゃあ一緒に百合ss投下をwktkしよっか 219 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 20:59:59.08 ID:uM08ZFn4O >>214 GJ! それも捨て難いがこうは考えられないだろうか、 片方はショタ系の男が女そ(ry 220 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:00:26.74 ID:D7jU8mImO 女と女友かな? 221 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:07:07.05 ID:mkwKRv8HO >>219 だが断る おっぱいフェチだから 素直クール娘はどちらかと言うと巨乳がいい 222 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:11:22.12 ID:uM08ZFn4O >>218 書いてみた…… クー「……おはよう」 女「あ、おはようございますクーお姉様」 クー「……今日も綺麗だな」 女「え、あ、ありがとうございます」 クー「……君の姿を見るだけで一日を乗り切る活力が湧いてくる」 女「ぇ……ぁぅ」 クー「……出来ればこれからの人生も、二人で歩んで行きたいのだがどうだろうか?」 これが精一杯です…… 百合はよくわかりません。orz 223 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:13:55.61 ID:NdV4MQdLO そういや、前に百合系のSSだか長編があったよな? 224 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:19:40.75 ID:uM08ZFn4O >>223 姫とSPの事? 225 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:23:40.80 ID:mkwKRv8HO >>222 d。いいと思います。正直私もよく分かってません >>223 僕っ娘のとかもあったね 大体のはリアルタイムで読んだ希ガス 226 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:27:47.22 ID:bo0tVcM10 姫とSP以外でも単発だったか長編だったかであったかな マリ見てインスパイアっぽい感じだった気がする 227 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:33:33.86 ID:MD7fBFCGO 保守 228 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:39:29.07 ID:SjenZ4ZGO 保守 229 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:40:58.60 ID:uM08ZFn4O >>226 改めて探したら結構あった SSの女子高に咲く花が、マリ見てっぽいし 他に百合ってタイトルに入ってるのもあったよ 230 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:47:27.49 ID:MD7fBFCGO 保守 231 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:48:26.09 ID:uM08ZFn4O つ【写真家クー】 232 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:55:30.71 ID:ylUOuOcbO お題ssを映像化 http://kjm.kir.jp/?p=53578 ふざけた。反省はしている。 233 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 21:55:45.15 ID:uM08ZFn4O つ【漫画家と編集者(どちらがクーでも)】 234 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:01:43.57 ID:Ev6Twm/vO M男Sクー 235 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:04:29.82 ID:uM08ZFn4O >>232 GJ! 男wwww 236 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:08:02.66 ID:uM08ZFn4O つ【小児科医男とちゅなおくーる】 237 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:14:42.51 ID:0H66vTBt0 >>232 男だったのかwww 238 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:20:55.03 ID:uM08ZFn4O つ【画家とモデル】 239 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:25:33.86 ID:Ev6Twm/vO >>234はお題です 240 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:26:19.23 ID:u1ePBeXq0 >>239 むしろ クーのMがいい 241 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:29:41.36 ID:k0/iDdEx0 というより、Sクーってデフォルトじゃないのか? 242 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:33:37.55 ID:D7jU8mImO クーは無意識でSな感じ 243 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:39:24.36 ID:MD7fBFCGO 保守 244 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:40:55.88 ID:uM08ZFn4O 羞恥心を刺激するのが基本みたいだから、無意識にSなんだと思ったり。 245 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:47:56.17 ID:uM08ZFn4O 保守 246 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:48:33.26 ID:0H66vTBt0 ちょっとSぐらいがいいなぁと 247 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:51:46.23 ID:u1ePBeXq0 普段SがMになるのがいいんじゃない(´・ω・`) 248 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:52:58.56 ID:jbG9h0KV0 >>247 同志よ 249 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:55:38.85 ID:6JNFVU8YO 放課後、二人きりの教室にて。 『君は、画家になりたいのか?』 「うーん、将来的にはね。でも、取り敢えず、美大には入りたいたい、とは思っているけど」 『なるほど。目標を近く現実的に持つ事は、いい事だと思うな』 「ありがとう。クーの夢は何?」 『そうだな、将来的には、君の絵のヌードモデルになりたいな』 「・・・」 『ただ、シャイな君が、そんな事を許してくれないだろうからな。近くて現実的な夢・・・君とここでキスをしたい』 そして、僕とクーは、キスをした。窓から差し込んでくる、赤とオレンジを混ぜたような、夕焼けの色に照らされながら。 「10回ぐらい、クーとキスをしたけれど、慣れないな。今でも胸が苦しくなる」 『奇遇だな。私もそうだ』 「この胸の苦しさを絵で表現したいと、僕は思っているんだ」 『素敵な夢だ。我儘かもしれないが、そんな絵が描けたら、誰かに売らないで欲しい』 「何故?」 『君と二人で暮らす家の壁に掛けたいんだ・・・将来的にはね』 「うん、わかった。約束するよ」 今は、そんな絵が描けるかどうか、解らないけれど。 教室の窓から吹き込む秋風が、クーの長い髪を揺らす。もし、僕の望む絵が描けたなら、きっとそれは、この秋風によく似ているんだろうな。 250 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 22:58:09.98 ID:u1ePBeXq0 感動した 251 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:00:07.59 ID:uM08ZFn4O >>249 GJ! 綺麗ですね 252 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:02:51.19 ID:LOtBpIWb0 自分の中では常に、素直クールは基本Mだけど何故かSな言動が多いのに、たまーに何か刺激されるととことん喜ぶという 貧乳の娘のつもりで書いてますが というか、SもMも両方いけるんだろうと思う 彼氏が喜びさえすれば良いんだから 253 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:10:13.66 ID:uM08ZFn4O >>252 最後の一行に真理を見た 254 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:17:12.01 ID:Ev6Twm/vO >>252が真理 255 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:17:13.78 ID:uM08ZFn4O 保守 256 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:24:25.29 ID:MD7fBFCGO 保守 257 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:26:20.38 ID:D7jU8mImO >>252 目から鱗とはこのことだ 258 :秋雨:2006/09/18(月) 23:30:56.06 ID:Lg7DU8d1O ザー クー「雨、か。」 私は今駅のホームにいる。 帰っている途中に雨が降り出してきて困った。 電車から降りてからも歩くというのに… 「よっ、クー」 ビクッ クー「ななな、なんだ男か。びっくりしたぞ。」 男「悪いな、驚かせちまったか。」 クー「いや、大丈夫だ。」 男は私のクラスメイトで隣の席だ。 誰とでも別け隔てなく接し、とても明るく、そして優しい、信頼できる友人である。 男「あれ?ちょっと髪濡れてるじゃん。」 クー「今日は生憎傘を忘れてしまってな。」 男「そうか…あ、電車来たな、乗ろうぜ。」 クー「わかった。」 259 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:31:16.91 ID:MD7fBFCGO 5分で300か… 260 :秋雨A:2006/09/18(月) 23:35:00.33 ID:Lg7DU8d1O それから男と話をしていると、私の下りる駅が来た。 クー「おっと、やはり君と話していると時間が経つのが早いな。」 男「さりげなく恥ずかしいこと言わんでくれ…」 クー「すまないな、ではまた明日…」 プシュー 男「あ、クー、忘れもん。はい。」 クー「ん?これは…傘?」 男「ほれ、早く降りろ。」 クー「ちょっ…男っ…」 プシュー ―――――― クー「………行ってしまった。」 駅を出て空を見上げる。 右手には傘。 空気は肌寒いのに、身体の奥が激しく脈を打っていた。 END 261 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:37:01.39 ID:LOtBpIWb0 でもまあ、喜ばせようと思って空回りするところがまた可愛いんだよな 262 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:40:42.47 ID:x1T1JQdx0 クー「君は、わたしがSかM、どちらだったら嬉しい?」 男「何故そんないやんなことを、唐突に質問なされるのでしょうか……」 クー「知りたいからだ」 男「ああ、それなら納得。……って出来るか! もっともらしい理由くらい考えとけよ!」 クー「の、のり突っ込み……。ならば、悦んでほしいから、というのでどうだろうか」 男「字があれだが、まあそれなら……。で、例えば俺が『Mがいい』なんて言ったら、クーはどうするつもりなんだ?」 クー「甘んじて鞭打たれようではないか」 男「SM=鞭は、クーの中においては定理なわけ?」 クー「痛いのはあまり好かないが、君の性癖のためだ。わたしは努力を厭わないよ」 男「なんかもう俺がSで変態という前提で話を進めてるみたいだけど、違うから。てか、歯を食いしばって痛みを堪えてるクーに、鞭なんか振れないよ」 クー「では、わたしが鞭を打つ方なのか?」 男「何故どちらかが必ず鞭を使わなきゃダメなんだ。……てか、別にいいだろ、そんなSだMだなんてさ」 クー「よくないだろう。いいか、交際をはじめたカップルの大半の破局の理由は、セックスレスだと統計で出ているのだ。なれば、マンネリは避けるべきだろう」 男「その統計は誰がいつ何処でどうやって誰に聞いて出したんだ……」 クー「とにかくだ。今は一刻も早く、どちらが鞭を持つべきなのかを話し合うべきだろう」 男「ちょっと鞭から離れろよ」 クー「あ、そうそう、鞭の準備は任せてくれ。クラスの友人たちが、選りすぐりのものを購入してきてくれるそうだ」 男「この状況が既に恥辱プレイだとは気付いてくれないんですか」 クー「楽しみだな」 男「おまえわかっててやってるだろ……」 こんなサディスティックなクーがいいです>< 263 :>>238より 画家とモデル :2006/09/18(月) 23:43:44.50 ID:yVVPMtJv0 「モデルは君しかいない」 『……いきなり何だよ』 「いや、私が将来絵の道に進むとする」 『ふむふむ』 「静物画、風景画、肖像画……色々な物を書いてみたいと思う」 『うん、対象を多く視野を広く持つのはなんにしろ大切なことだ』 「だけど―――私が職業的画家として筆を持つとして、  そのキッカケであり一歩目である絵は、君をモデルとしたいんだ」 『なるほど……ありがとう。それはすごく、光栄なことだ』 「そして私が筆を置く時……その対象はやはり変わらず君であって欲しい」 『―――はは、俺幾つになってんだろうなぁ』 「というわけで―――」 『裸にはならんぞ』 264 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:52:13.53 ID:SjenZ4ZGO 保守 265 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:52:30.59 ID:0H66vTBt0 >>263 GJです!なんかイイハナシダナァーって読んでたら最後のオチにやられましたw 266 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/18(月) 23:55:32.97 ID:uM08ZFn4O >>260 静かな感じのする話ですね >>262 それもありかと >>263 採用d オチに噴いたww みんなGJ! 267 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:00:22.07 ID:QL6GzwZNO 保守 268 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:03:23.42 ID:j/7T7Q2y0 待ってる人がいるとは思えない……でも話を完結させるのは作者の義務だと思う 叩かれようがなじられようが、伏竜鳳雛投下します。消化×5です 269 :伏竜鳳雛1/5:2006/09/19(火) 00:04:14.71 ID:j/7T7Q2y0 「……なんだか、とても三時間目と四時間目が長かったような気がするんだが」 「気にするなスウ。俺達の力が遠く及ばない所で起こっている事象だ」  強いて言うなら『あらすじはまとめで確認してね』くらいか……あれ? あらすじってなんだ? どうも最近おかしな電波が。  あいつ等の追跡も三時間目が始まる頃には静かになっていた。ようやく授業に出れた訳だが、疲れていたのと内容がさっぱりなせいで結局寝てしまった。  しかし四時間目の体育(今日の授業はバスケ)は眠ってやる事は出来ない。しかたなく気怠い身体を必死に動かした。しかしミニゲームで全力出すとか無駄に動いたな……。  授業が終了し、俺とスウは体育館の裏にある第二用具室に来ていた。ここは名前の通り用具室なのだが、去年体育館入り口近くに第一用具室が出来てから、いらないものを置いておく倉庫になった。  結果、ここにはあまり人が来ない。こんなところで二人で何しているかというと……。  おさらい。俺の恋人鳳雛良は女なのだが、諸事情により性別を偽って男として過ごしている。よって、着替えなんて人目の多い所で出来る筈もない。あとは言わずもがな、俺は外で見張りだ。 「しかし体育の度にいちいちここで着替えてたのか? だりぃなぁ」 「……すまん、俺のせいで」 「ま、いーっての。俺は気にしてないからさ」  そう、スウの本当の姿を知っているのはこの学校では俺や栄土先生等の一部の教師。しかもその殆どが事勿れ主義で問題にしようともしない。  スウを守ってやれるのは俺だけだ。普段は面倒な責任という言葉が俺の肩にのしかかっている。  俺がしっかりしないとな、スウは俺の大切な…… 「リュウ、もういいぞ」  中から声がかけられ、背中を預けていた扉から離れる。立て付けが悪くなって堅い扉を二人で開けて、ようやくスウが通れるスペースができた。着てるのは当然、俺と同じ男子制服。  ここは滅多に人も来ない上校舎からも死角だから、外で着替えていても人に見られる事は無い。だから俺は外で着替えた。  まぁ俺の場合、精々体操着のTシャツを脱いで汗を拭いて、短パンはいたままズボン履いてシャツをかえれば終わりだし。 「また外で着替えたのか? 中に入って着替えてもいいんだぞ」 「そしたら見張りいなくなるだろーが。それに、中はお前が使ってるんだしよ」 「気にするな、俺は気にしない。ああ待て、言いたい事は分かる『俺は気にする』だろ。安心しろ、リュウは何があっても襲わないと信じているからな」 「それ安心する場所違うような……ま、どうも」 「……俺が襲うかどうかは分からんがな」  今、しれっと怖い事言いやがった。  人気の無い倉庫、立て付けの悪い扉は一人で開けるのは困難。こんな所に閉じ込められたら逃げ道なんて無い。 「冗談だ。さ、教室に戻ろう。今日のお弁当のメインはリュウの好きな甘い卵焼きだぞ」 「おお! それは楽しみだ、早く行こうぜ」 270 :伏竜鳳雛2/5:2006/09/19(火) 00:04:46.75 ID:j/7T7Q2y0  急かす様に、俺は少し早めに教室に運ぶ。なんつーかしっかり餌付けされてるよなぁ俺。  その間、俺はスウと今日の体育の体育について雑談をする。あの時のパスはいいタイミングだったとか、あのシュートは入れないと駄目だとか。  スウは一緒に男子と授業を受けている訳だから、会話の話題も合う。もしスウが女子と一緒ならこんな風に会話は続かない。  本当にこうしてスウの隣にいるのは何と言う奇妙な運なのか……命を運ぶと書いて運命か、あながち間違いでもないかも。  しかしだ、たまに滅茶苦茶かったるくなるのは勘弁して欲しいかな。  とぶつくさ呟いているうちに教室に到着する。数メートル手前から聞こえていた騒ぎ声がとても大きく聞こえた。 「号外ー! 号外ー!」  入り口に立てば聞こえる良和の声。それと同時に教室中に舞う大量の紙。  降って来たそれを掴んで、内容を確認する。 『衝撃! 伏竜鳳雛の伏見竜之介、謎の美女と渡辺さつきと鳳雛良とまさかの4P!』  事細かな記事も読まず、その号外新聞を破り捨てた。スウも別の紙を拾うとそれに目を通し、むっとした表情を見せる。  さて、ちり紙交換は何時だったか? 紙集めるのはめんどくさいけど資源は有効に使わないと……それよりも今は目の前の粗大ゴミを片付けないと。  人の群れに混ざって良和に接近、リーチギリギリで、殺意を剥き出しにする。伸ばした右腕は、的確に良和の頭を捉えた。  離れないよう、親指と薬指をこめかみに当て、握りつぶす様にアイアンクロー。 「ぐおおおおおおおおお!?」 「スタックビートル!」  絶叫する良和を振り回し、頭を地面に叩き付ける。手は離さず、そのまま数メートル引きずる。地面との摩擦熱で額が火傷するくらいの速度で、容赦なく。 「クラッシャーっ!」  最後に、良和を掴んだままジャンプ。そして地面に叩き付ける。四肢を痙攣させて、良和は地面に倒れた。まさか、良和も自分が教えたゲームの技でやられるとは思わなかっただろうな。  唖然呆然としているクラスの連中を眼付ける。俺と視線が合った奴は片っ端から手にしていた紙を放り投げ、皆何事も無かったかの様に席に戻って行く。  まだダメージが残っているのか、顔だけを俺に向けた良和。なんか、額から血が流れている。 「や、やるじゃねぇかアラド」 「誰がスクールの落ちこぼれだ」 「カブトムシがどうしたというのだリュウ?」 「あー気にするな、ゲームの話だゲームの」 271 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:42:01.02 ID:LFIUvqG1O ほ? 272 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:43:25.70 ID:2AjkpAOV0 VIP復活したか ほとんどのスレが落ちてるみたいだなぁ... 273 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:48:20.09 ID:7NtlaFMr0 保守 274 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:48:31.89 ID:icHNyPctO 復活age 275 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:49:22.13 ID:Cdh/Jc5iO 伏龍鳳雛続き気になる………… 276 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:56:00.73 ID:E4F63AvbO wktk 277 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 00:57:55.18 ID:Cdh/Jc5iO でも寝ちゃったぽいね 278 :183:2006/09/19(火) 01:02:56.46 ID:hPaWmms00 寝すぎた…。 伏龍鳳雛の投下待ちだけど、無さそうなら後でss投下します。 279 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:09:39.72 ID:2AjkpAOV0 >>278 多分、投下しても問題ないかと 280 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:16:10.32 ID:hPaWmms00 >>232 まさか書いてくれるとは…。thanks&GJ!!! 4スレ程消費します。 281 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:16:33.47 ID:E4F63AvbO 保守 282 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:23:56.27 ID:2AjkpAOV0 ほっ 283 :お題 男を看病1/2:2006/09/19(火) 01:27:10.59 ID:hPaWmms00 ひぐらしがなき止まない、騒がしくも心地よい夏の事。 夏休みも半ばを過ぎた頃、男が風邪を引いた事から始まる。 ク「男、夏風邪は馬鹿が引くらしいぞ。お見舞いに来た」 男「前半部分は聞き流してやる。わざわざありがとう」 ク「ん。別にいい」 そう言ってクーは鞄の中から何か取り出す。 ク「とりあえず黄桃を持ってきた。台所を借りていいか?」 男「別に構わないよ」 クーは軽く肯くと、そのまま台所へと向かった。 男「冷たくて美味しい」 ク「ん。いっぱい食べて元気出してくれ」 男「ああ。」 丁寧に四等分された黄桃が、男の口に運ばれていく。 ク「そう言えば君の両親は家に居ないのか?」 男「うちは共働きだから、今のこの時間は仕事中なんだ」 ク「…両親に挨拶をする良い機会だんったんだがな」 男「これから先いくらでもチャンスはあるさ。俺はお前が来てくれただけで充分」 ク「ありがとう。では虎視眈々と機会を狙ってみるよ」 男「…その誓いは胸の中だけで立ててほしかったな」 284 :お題 男を看病2/2:2006/09/19(火) 01:28:39.66 ID:hPaWmms00 ク「なぁ、男」 男「どうした?」 ク「不謹慎だが、私は正直少し嬉しいぞ」 クーはそう言って目じりをほんの少しだけ下げた。 男は何が嬉しいのか読み取れず、頭の上に?マークが浮かびそうな程考え込んでいる。 ク「私は今まで誰かの為に何かをした事が無いし、する事もないだろうと思っていたんだ。   しかし、君と出会った事で価値観は根本から破壊された。   私は今、君の為に出来る限りの全てをしたい。   こんな風に考えれる自分が、君との出会いが、私は嬉しく感じる」 彼女は気付いているのだろうか。微かだけど、僅かだけど、今自分が笑っているという事に。 男は顔の血気が上がったのが自分で分かったが、これは風邪の所為という風に思い込んだ。 男「俺もお前と出会えて良かったよ。こんな美味しい見舞いが届くんだからな。」 ク「む、私は君にとってその程度なのか?」 男「さぁな、俺にもよく分からないよ」 嘘だよ。愛しい人。 ク「男」     男「なんだ?」 ク「愛してるぞ」 男「…ちょっとくらいは表情変えても良いんじゃないか?」 ク「本音だ」   男「知ってるよ」 君と聞く夏の日の羽音の調べは、何故だか騒がしくも心地よかった。 285 :男を看病アフター1/2:2006/09/19(火) 01:30:07.05 ID:hPaWmms00 男「お前さ、『君の為に出来る限りの全てをしたい』って言ったよな」 ク「その言葉に嘘偽りは一つも無い。何でも言ってくれ」 男「俺と一緒に寝てくれない?」 ク「…やましい気持ちが無いのであれば、別に構わない」 男「ちょっとくらいはあるぞ?」 ク「…君のそういう正直な部分にも私は惹かれてるからな。…今日だけだぞ」 ク「熱の所為か?なんだか君はとても温かいな」 男「お前、結構低体温なのな」 ク「朝が弱くて困っている」 男「…まぁ、なんか心地良いからいいや。   華奢なだけかと思ったら、部分部分はふくよかなんだな。お前」 ク「…やっぱり私は太っているのか?」 男「…違ぇよ」 286 :男を看病アフター2/2:2006/09/19(火) 01:32:22.28 ID:hPaWmms00 男「(ヤバイ、抑制が際どいラインに…。…もう、ゴールして、いいよね?)」 ク「男?ちょっと苦しいのだが?」 男母「ただいまー!男、ちゃんと寝てた??」 男「何でこのタイミングで帰って来るんだよ…」 男母「!!!!!えらい別嬪さん連れて来てアンタは何してんの?」 ク「お母様ですか。私、この方に生涯を奉げる予定のクーと申します」 男「…お前は無表情に三つ指立てるな」 ク「まさかこんなに早く機会が訪れるとは」 男「……最悪のタイミングでな」 その日の夜。 男母「アンタ、もうちょっとあの子のレベルに釣り合えるような男性になりなさい」 男「病人に手厳しい言葉をありがとう」 男母「コソコソしないで堂々と付き合うなら認めてあげる。アンタの選んだ子なら大丈夫でしょ」 男「…ありがとう」 男母「とりあえずあの子に我が家の合鍵渡しといたから」 男「初対面の人に心許しすぎだろ!!!」 287 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:40:34.60 ID:E4F63AvbO >>286 GJ! そして、もうゴール〜で噴いた 288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:40:57.71 ID:2AjkpAOV0 >>286 それにしてもこの母、ノリノリである。 289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:44:38.21 ID:j8ebcdeeO >>286 GJ! 俺もなんか書こう 290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:45:36.71 ID:Cdh/Jc5iO >>286 GJだぜ! 291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:46:24.63 ID:KtxcQyBl0 >>286 GJという言葉以外思い浮かばない 292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:47:42.84 ID:aCHCrpan0 かわいいブーンのAAマダー? 293 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 01:55:09.98 ID:NCTvTdioO 素直クール 屈折リーベのスズナ先輩のイメージかな。 294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:12:22.45 ID:E4F63AvbO ほ 295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:14:31.04 ID:hPaWmms00 >>289 wktkして待ってる。 まだ夜が明けないんで、ss書き続行。 296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:26:45.63 ID:j8ebcdeeO >>295 あんま期待しないでね 俺はあなたに期待しまくりだけどw 297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:38:01.90 ID:hPaWmms00 >>296 期待すんなw 今から書く。 お題を一つ希望。 298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:40:02.33 ID:j8ebcdeeO 意地悪なクーがみたい 299 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:41:05.83 ID:hPaWmms00 >>298承った。 300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:42:40.84 ID:j8ebcdeeO >>299 期待してるぜ 俺も書かなければ… 301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 02:52:38.51 ID:sfdOFsdL0 保守 302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:05:06.34 ID:VTUQ2enH0 ク「やぁ男、おはよう今日も格好いいな。濡れてしまいそうだ」  ざわっ…          ざわざわ… 男「ど、どうしたんだクーお前…熱でもあるのか?」 ク「ふむ、平熱ではあるが…いや、そうだな男を見た瞬間に体温が上がったような気がする」 男「ほ、本当にどうしちゃったんだよ!昨日までのお前は…」 −昨日− ク「な、ななな何言ってるのよ!何で私があんたの弁当なんか作らないといけないのよ!!!」 男「いや、別にそう言ってるわけじゃ…毎日パンじゃ飽きるから弁当欲しいと言っただけで」 −回想終了− ク「あぁ、昨日の話だな。昨日の夜中から気合を入れて仕込みをしていたんだ。量も質も問題ない出来だと思う」 男「じゅっ、重箱…っ」 ク「ん、どうした?あぁまた朝食は抜きか。そうだろうと思ってその分もここに、さぁ食べてくれ」 男「ちがっ、ちょっと待っ…!て、友人A・B・C!遠巻きに見てる場合かっ!」 A「いや、だってなぁ…」 B「昨日まであれだけツンデレだったクーが…」 C「変わり過ぎていて、手も足も出せない…」 ク「フフフ、さぁ男…」 男「イーヤー!!」 303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:22:05.39 ID:sfdOFsdL0 保守 304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:35:47.16 ID:hPaWmms00 あともうちょいで完成。そして保守。 305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:39:02.31 ID:jZNeMNFH0 >>293 あの人はクールなツンデレ。 306 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 03:59:33.56 ID:tKBMaTMRO 空気を読まない俺がお題投下 つ【ツンデレが素直クールになった理由】 うん、インスパイアなんだ。すまない。 307 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:09:16.43 ID:j8ebcdeeO いきなりだが長編(?)投下。 何分割になるかは確かではないが、たぶん6分割ぐらい ↓ 308 :感情 1/6:2006/09/19(火) 04:11:18.35 ID:j8ebcdeeO  いつからだろうか?この不思議な気持ちに気付いたのは… 彼とは良い友人関係だった。…いや、今もそうなんだが。 彼といると……変になる。自分が自分でないような……味わったことのない感覚。 彼が他の女子と話していると、なんと言ったらいいのだろうか……イライラする? よく人から言われる。 「君はクールだね」って。 …自分でもそう思う。 わたしは今まで何かに夢中になったことはないからな。  無気力ってわけではないと思う。 ただ勉強にしろスポーツにしろ、なんとなくやってきた。  特になにもしなくても、わたしはなんでもできたから。  ただ……彼のことになると……。 ほら、今も彼が他の女子と話してるだけで気持ちが悪くなる……。  クソ…なんなんだコレは…? 頭の中ではイライラしていても、決して顔に出ることはない。 何故ならわたしはクールだから。  …彼が話をやめた。そして黒板の方から歩いてきて自分の席……つまりわたしの席の隣に座った。 309 :感情 2/6:2006/09/19(火) 04:14:24.55 ID:j8ebcdeeO 男「ねぇ」 彼が話しかけてくる。 ク「なに?」 わたしはいつものように返事をする。 男「…なにか悩んでるでしょ?」 わたしは困惑した。 決して顔には出てないはずなのに見抜かれたからだ。 ク「…そう見えるか?」 わたしは彼に訪ねた。 男「いや、なんとなくね。いつものクーさんじゃない気がして」 ク「…そうか」  何故わかった?たまたまか? いや、今回だけではない。今までのことを思い出す。 そういえばあの時も……この男はわたしの感情を読み取ったような…… 310 :感情 3/6:2006/09/19(火) 04:16:45.14 ID:j8ebcdeeO 男「なんか悩んでるなら相談してよ」 彼は何気なく言った。  そうか…相談していいのか…。じゃあしようかな…わたしをこの不思議な気持ちにさせる人物についての相談を…。 ク「…あぁ、じゃあ聞いてくれるか?」 男「う、うん」 彼はまさかわたしが悩みを自分に打ち明けるとは思わなかったようだ。 だがわたしは続けた。 ク「悩みと言うのは君のことなんだ」 男「……はい?」 驚くのも無理はない。悩みの原因が自分と言われて、「うん、それで」などとは言えないだろう。 ク「君のことを考えると体が熱くなるんだ。君が他の女子と話しているとイライラする……と言うより胸が苦しくなる」 男「え?え?」 焦りすぎじゃないか?まぁいい。この際だから全部言おう。 ク「何故か分からないが、君だけがわたしの感情を読み取る。だから教えて欲しい。この不思議な感情のことを」 沈黙が二人を包んだ。周りのクラスメイトたちはこのやりとりには気付いていない。 311 :感情 4/6:2006/09/19(火) 04:19:09.56 ID:j8ebcdeeO ク「頼む。教えて欲しい」 男「あー……えーと…」 なんだ?分からないのか?それとも意地悪なのだろうか? 再び沈黙。 しかし今度の沈黙を破ったのは彼だった。 男「…あのですねクーさん」 ク「うむ。なんだ」 男「ぼ、僕の思い上がりかも知れないんですけど…」 ク「……」 男「…僕のこと好き……なの?」 ク「…好き?」 男「ち、違ったらいいんだ!僕の思い上がりってことにしといて」 わたしが彼を…好き? 恐らくこの場合は友人としてではなく、恋愛対象としての好きだろう。 312 :感情 5/6:2006/09/19(火) 04:21:59.82 ID:j8ebcdeeO  彼との思い出を少し振り返ってみる。 そういえばわたしが熱があったとき。 …彼だけが気付いて、保険室に連れていってくれた。 わたしが可愛がってた野良猫がいなくなったとき。 …たまたま出くわした彼は日が沈みかけるまで一緒に探してくれた。  うれしかった… すごくうれしかった。  この人のやさしさがうれしかった。 …あぁ…わかったぞ。好きなんだ。 わたしはこの人が好き。 この人のやさしさとか愛をわたしだけに向けて欲しい。 ……これが『恋』か…… さて、気持ちもまとまった。あとは伝えるだけだ。 仮にダメでも構わない。彼なら今まで通りの関係でいてくれるはずだ。 やさしいこの人なら… 313 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:23:20.70 ID:aCHCrpan0 かわいいブーンのAAマダー? 314 :感情 6/6:2006/09/19(火) 04:24:17.74 ID:j8ebcdeeO ク「あぁ、好きだ。君が好きだ。愛してる」 男「ちょっ…」 ク「君と一緒にいたい。もっと君を知りたい」 男「……」 ク「君が欲しい。付き合ってくれないだろうか?」  言い切った…。すっきりしたな。 さて、彼の返事は……ん?どうしたんだろうか赤い顔をして… 男「ぼ、僕でよければ……」 ク「本当か?うれしいぞ」 わたしは彼の返事を聞くと同時に感情が高ぶって、彼に抱きついた。 なんと心地がいいのだろうか。 男「そ、その!クーさん!」 彼が突然声を大にした。なんだろうか?もしかして嫌だったのだろうか? 男「い、嫌とかじゃないよ!…でも……その…」 ク「どうしたんだね?」 男「……みんな見てるんで……」 そう言った彼の顔は真っ赤だった。 周りをみると大勢がわたしたちを見ていた。 なるほど……だがこれを利用しない手はないだろう。 ク「…男くん」 わたしは彼の名を呼ぶ。 そして…… 315 :感情 7/7:2006/09/19(火) 04:27:14.12 ID:j8ebcdeeO ク「離さないから。…愛してる」 再び彼に抱きついた…。 ふふ……これで彼はわたしだけのもの…… 誰にも渡さない…… 何事にも必死になったことがないわたしが初めて執着し、夢中になったのは…… 男くん。………君だ。 終り 316 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:27:57.34 ID:j8ebcdeeO 長々と申し訳ない。しかも7分割だった…… 317 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:29:34.78 ID:hPaWmms00 >>316 GJ!!!!wktkしてて良かったw 318 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:32:08.88 ID:sfdOFsdL0 >>316 とてもいい GJ! 319 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:33:39.20 ID:ypM/DbEZO >>16 あのさぁ・・・・・・GJとしかいいようがないわ 320 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:34:55.88 ID:j8ebcdeeO >>317-319 ありがとう。喜んでもらえて俺もうれしいぜ 321 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:36:20.70 ID:tKBMaTMRO >>316 GJ!俺の中ではこれぞTHE・素直クールって感じだ! 流れ読んどきゃよかった… 322 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:39:28.78 ID:aCHCrpan0 かわいいブーンのAAマダー? 323 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:43:56.13 ID:hPaWmms00 ss投下。予定では6スレになりそう。 324 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:45:03.04 ID:aCHCrpan0 かわいいブーンのAAマダー? 325 :お題 意地悪なクーがみたい 1/5:2006/09/19(火) 04:48:22.04 ID:hPaWmms00 夜のしじまに微かに合唱が鳴り響き、肌寒さを感じる秋の事。 男が晩御飯を食べ終えて二階へ昇ろうとしたとき、母が大声で「いらっしゃい!」と言ったのが耳に入る。 だが男はそんなのに興味が無いと言わんばかりに部屋に向かい、一瞥もせぬまま二階へ上がった。 男が部屋でくつろいでいると、携帯に電話がかかって来た。着信相手は、クー。 あわてて電話を取ると、澄んだ声で「こんばんは」と聞こえてきた。 男「突然どうしたんだ、クー」 ク「なぁ、男」 男「どうした?」 ク「愛してるぞ」 男「…いつか絶対にこの瞬間に笑顔を見てやる」 ク「本音だ」 男「知ってるよ」 ク「じゃあ、君は私を愛しているか?」 男「へ?」 あまりに突拍子の無い質問に間の抜けた声が迂闊にも発声される。 男「…またタイヤキ買ってやるから、今日はゆっくり寝ろ」 ク「私の事なら心配はいらない。だが、タイヤキの件は忘れないぞ。   そんな事より、さっきの質問の答えはイエスか、ノーか?」 男「はい、うん、イエス。…好きだよ。…愛しているよ」 ク「信じるが、誠意が足りない気がするぞ」 今日のクーの声には、所々に怒気を含んでいる気がする。 何か怒らせるような事をしたのかと記憶の海を漂ってみたが、特に思い当たる節は無い。 男「…どうすりゃいいんだよ」 ク「では、お前の好きな人の頼みごとを一つ聞いてもらおうか」 326 :お題 意地悪なクーがみたい 2/5:2006/09/19(火) 04:49:17.64 ID:hPaWmms00 男「俺に出来る事なら、何でもしてやるよ」 ク「ではそうだな、…大声でラブソングを歌ってくれないか?」 男「…了解」 そう一言言ったあと、男はゆっくりと深呼吸をする。 今日のクーはどこかおかしいが、逆らうと何かと後が怖そうなので従っておくことにした。 男「こんなんだから、カカァ天下になりそうなんだよな…」 そう一人愚痴ると、意を決して歌い始めた。曲名は『embrace』。 しかし、 ク「聞こえない。もっと君の家全てに響き渡るように」 あまりにもSな声が、必死で頑張っている一人の少年の心に突き刺さる。 もうヤケだと思い、腹筋にあらん限りの力を込めて歌う。 …下から聞こえる母の笑い声だけが自分にとって現在の最強の敵だった。 何とかアカペラで全て歌い終わり、顔を真っ赤にして肩で息を整える。 男「ど、どうだった?これでいいか?」 ク「ああ、とても満足した。だから君に褒美をあげたい。」 聞こえてきた声にはもう刺など見当たらず、いつも通りのクーだった。 男「…とりあえず期待してる」 ク「じゃあ、少し待っていろ」 327 :お題 意地悪なクーがみたい 3/5:2006/09/19(火) 04:50:51.98 ID:hPaWmms00 そう聞こえた直後に、自分の部屋のドアが音も無く聞こえる。 そこにいたのは、クーと母親だった。 「やぁ、男」と携帯を耳に当てたまま片手を挙げて挨拶をしてきたから、即座に男は携帯の電源を切った。 男「携帯切ったから、そろそろ耳に当てたモノを外せ」 ク「あててんのよ」 男「…さいですか」 ク「まぁ確かにこれでは話しにくいから外そう。…どうした、褒美はお前の目の前にいる私だぞ?」 男「…一体今日は何でまたあんなトリッキーな事を?」 ク「…君は私が遊びに来たのに、見向きもしないまま二階へ昇っていった。それが、凄く悲しかった」 無表情の中に見える悲嘆の顔。どうやら男は、知らない内にクーを傷つけていたようだ。 男「悪かった。知らない間に傷つけたのは謝るよ。本当にすまなかった。」 男は真剣な顔でクーの顔を見、頭を下げた。 ク「…ん。別にいい。しかし、好きな人に嫌われたのかと思って本当に悲しくなったぞ」 男「ああ、悪い。悪かった」 そう言ってクーを抱きしめようとした時、外野に目が行った。 男「…母さん、出て行ってほしいな」 男母「アンタ何言ってるの!    こんな可愛い子を泣かせるような子供なら、子殺しの罪で母さん捕まるのを覚悟してたのよ!」 男「そんな事しれっと言うな!怖えぇよ!!」 ク「男、怒らないでくれ。実は私に指令を出したのはお母様なんだ」 328 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:51:20.72 ID:aCHCrpan0 かわいいブーンのAAマダー? 329 :お題 意地悪なクーがみたい 4/5:2006/09/19(火) 04:52:43.33 ID:hPaWmms00 つまり簡単に言うと、クーショック→母に相談、母激怒→愛の証明が必要とのたまう →いや、罰ゲーム的辱めで反省させる→歌わせろ。との事らしい。 男「母さん、遊んでたろ…?」 男母「何言ってるの!あんた達の為に一肌脱いだっていうのに!!!」 母は眉間に皺を寄せ、歯を食いしばって男を見る。 でもね、母さん。知ってるんだ。…今の状態は貴方が極限まで笑いをこらえてるって事を。 男母「ブッッ、ブハハハハハハハハハハ!!!wwマジで歌った我が息子!誇りに思うわよ!!」 男「いいから出て行け!!」 男母「アハハハハハ!!!腕の中〜〜へおい〜で〜〜♪www」 笑いながら歌を口ずさむ母を強制的に放り出し、やっと二人きりの空間が出来た。 ク「今日はすまなかった。また嫌な思いをさせてしまったな…」 男「いや、謝るのは俺の方だ。お前を悲しませない事を誓っていたんだけど、傷つけちゃったな」 ク「でも、君が私の為に躊躇い無く歌ってくれたのは嬉しかった。凄く、信頼を感じた」 男「…俺がお前を嫌うなんて在り得ないから、今度はちゃんと言ってくれよな?」 ク「うん。ありがとう」 ク「ところで男。いつタイヤキを買いに行こうか?」 男「…ちゃんと覚えてたんだな」 330 :お題 意地悪なクーがみたい 5/5:2006/09/19(火) 04:53:33.76 ID:hPaWmms00 ク「なぁ、もう一度歌ってくれないか?」 男「嫌だ」 ク「なぁ、もう一度歌ってくれないか?」 男「…なんでさ?」 ク「私は君の声が大好きだからだ」 男「…今日のお前は少し意地悪だな」 ク「そうかもな」 男は再びアカペラで、ゆっくりと。空気に染み込ませるかのように『embrace』を口ずさんだ。 ク「ん。綺麗。上手だな」 男「ありがとう」 ク「では、褒美」 クーは座っていた男を包み込むように、優しく抱擁した。 ク「embraceだ。気に入ったか?」 男「ああ、温かくて心地いいな」 ク「…なんか胸の中がくすぐったくなったぞ」 331 :意地悪なクーがみたい アフター:2006/09/19(火) 04:55:05.49 ID:hPaWmms00 翌朝 ク「おはよう」 男「ああ、おはよう」 ク「早速だが、君専用の着信を変えてみたぞ」 男「へぇ、全部着信音1だったのにどういう風の吹き回しだ?」 ク「なに、最高の着信音が昨日手に入ったばかりなんでな」 男「…アレ録音してたんか!!消せ、早く消せ!」 ク「勘弁してくれ。私は消したくない」 そういってクーは男の目を見て真剣な眼差しでこう言った。 ク「この声以上に心が休まるメロディーを知らないんだ」 男「…そんな事言われたら何も言えないじゃないか。   意地悪だな、お前」 332 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 04:57:08.12 ID:hPaWmms00 意地悪・embraceの二つのお題を消化してみた。反省はしている。 333 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 05:08:23.76 ID:73JdYKMrO これなんてバカップル? 334 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 05:51:49.83 ID:sfdOFsdL0 保守 335 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 06:21:49.57 ID:ypM/DbEZO >>332 GJ! 336 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 06:24:59.76 ID:srkTYPXN0 パートスレを批判する歌作った! http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1158612266/ びぃっぷはー いちごいちえー であってわらったらー さようならー ぱーとすれのぐだぐだはー しねー しねー しぬー http://www.atrx.net/~kaasancho/src/up0033.mp3 337 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 06:46:39.93 ID:Ot/mzdhCO 保守 338 :伏竜鳳雛書いてる奴:2006/09/19(火) 06:47:16.88 ID:OCuV9YdsO あ……閉鎖じゃなかったんだ、よかったぁ…… 昨日はあまりの間の悪さ、そして閉鎖を間に受けて不貞寝してしまいました、すいません 伏竜鳳雛はまとめにあげて起きました、よろしければ見てください 339 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:00:57.73 ID:sfdOFsdL0 >>338 GJです 340 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:25:05.30 ID:j8ebcdeeO >>332 今更だけどGJ!! 341 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 07:37:30.93 ID:Ot/mzdhCO 通学保守 342 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:13:17.98 ID:QwCb9u3oO 保守甘過ぎだろ 常識的に考えて 343 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:26:53.99 ID:Zr6kQVDUO >>338 GJ ここに一人あなたのファンがいることを覚えておいてくださいw 344 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 08:27:46.34 ID:xO0wwD18O ならば保守だ 345 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:01:20.63 ID:uKewm4OY0 おはようの保守 346 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:23:28.88 ID:pLZHASJ/O 登校保守 347 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 09:37:22.48 ID:xdRINqVqO >>338GJ! 348 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:04:19.85 ID:cvcc9wUrO アブネエイ 349 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:19:04.70 ID:hPaWmms00 保守ついでに誰かお題をくれぃ 350 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:43:21.56 ID:ZBvVc7GTO 保守 お題:寝坊したクー 351 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 10:50:49.39 ID:4AQotESe0 お題 男と山へ 352 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:06:17.94 ID:OgOcm+hi0   353 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:36:31.85 ID:cQVsxW2GO ほ 354 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 11:49:46.60 ID:pLZHASJ/O し 355 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 12:08:30.96 ID:tYplIvS0O 保守 356 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 12:26:17.17 ID:tYplIvS0O 保守 357 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 12:39:06.69 ID:hPaWmms00 >>350 >>351 把握した。 358 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 12:40:25.38 ID:aCHCrpan0 かわいいブーンのAAマダー? 359 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 13:07:40.95 ID:jAQNbQ+uO 保守 360 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 13:36:32.07 ID:Cdh/Jc5iO ほ 361 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 13:52:12.46 ID:JQjPfikXO 保守 362 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 14:15:30.50 ID:xO0wwD18O クールに保守 363 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 14:30:32.80 ID:DHrGvNMEO 保守 364 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 14:51:28.51 ID:2AjkpAOV0 ほ 365 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 15:10:25.23 ID:2AjkpAOV0 し 366 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 15:32:12.40 ID:j8ebcdeeO ゅ 367 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 15:35:21.52 ID:v4lhoFLe0 な 368 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 15:41:48.10 ID:v4lhoFLe0 ん 369 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 15:42:16.90 ID:ZBvVc7GTO て 370 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 15:47:20.45 ID:riHRhg9N0 し 371 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 15:47:57.76 ID:owK+PxwV0 誰のチンコでもおk!!!しゃぶってくれるらしい 【チンコ】ホモたちがしゃぶりたいスレ【大好き】 http://life7.2ch.net/test/read.cgi/intro/1157974065/l50 372 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 16:04:51.11 ID:j8ebcdeeO 人いない 373 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 16:08:36.58 ID:hPaWmms00 だが保守は続ける 374 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 16:24:54.34 ID:7bw7dKKs0 保守させてもらおうか。 375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 16:39:01.60 ID:7bw7dKKs0 保守 させていただく 376 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 16:52:58.55 ID:EKTaejTT0 ほす 377 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 16:53:47.85 ID:E4F63AvbO つ【朝起きたら男が朝ご飯を作っていた】 378 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 17:06:41.76 ID:E4F63AvbO 保守 379 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 17:21:39.06 ID:E4F63AvbO 保守 380 :>>350より 寝坊したクー:2006/09/19(火) 17:31:57.68 ID:T10vFlhN0 「やあ、おはよう」 『……遅い、一時間の遅刻だ』 「ふむ、遅刻したのに否やはないが、それにも内訳や理由があってね」 『ほほう、それでそれで?』 「まず、目覚めがかなり悪くて、  そのうえ化粧のノリがさらに悪かった」 『ふむふむ』 「約束の時間に間に合わないのはわかっていたが、  至らない姿の自分で君との逢瀬を踏むのは、  女としてのプライドがどうしても許さなかったんだ」 『―――なるほど』 「そもそも目覚めの悪さの原因といえば、  黒猫と一緒に一つの箱に閉じ込められる夢を見たからで。  その、なんだ、テレビの占いでもなんと天中殺と……」 『――――――』 「………………」 『ごめんなさい、は?』 「……すまない、寝坊をしました」 381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 17:39:51.87 ID:icHNyPctO 饒舌クールかw GJ! 382 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 17:48:17.51 ID:xO0wwD18O うん、いいね。 つ【男が嘘ついた】 383 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 17:54:21.47 ID:E4F63AvbO GJ! 384 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:08:29.97 ID:njXbApOeO 保守 385 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:19:26.08 ID:7bw7dKKs0 10レス以上使いたい。どうだろうか諸君。私に許可をくれるか? ここはひっそりうpろだいき? 386 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:20:11.75 ID:c148mSdP0 ・投下許可を求めない。ダメなんていう人はいません 387 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:20:51.69 ID:E4F63AvbO >>385 過激なもの以外は本スレ投下でいいと思う。 388 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:21:10.18 ID:7bw7dKKs0 >>386 レス量が…わかた。できたら投下する。 389 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:22:10.51 ID:lXO0Skyl0 でもこの場合は長いから、って意味だろ 390 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:22:57.27 ID:7bw7dKKs0 >>387 過激じゃないから大丈夫。 >>389 その通り。 391 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:31:04.23 ID:QwCb9u3oO >>390 早く 392 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:40:41.14 ID:uUKknZ4s0 退屈な授業が終わり、オレンジの夕日が映える放課後─ 俺はいつも通り、彼女のいる図書室に向かう。 「お、やっぱここにいると思ったよ。 っとに本が好きだなー。」 彼女は本を読むのを止め、俺の方を向いた。 『いつもより10分遅れている』 イスを引いて座ろうとしている俺に彼女は問いかけた。 「あ、いや、今日のうちに提出しなきゃいけないもんがあってな・・」 『いつも通りに来ないから心配していた』 「あー、ごめんな」 『別に』 いつもそうだが、会話をしている間、彼女はずっと俺の顔を見つめながら話す。 微動だにしない。 なんだか俺が恥ずかしい。彼女がかわいいから尚更だが・・・ 「クーってさ、しゃべってるときずーっと俺の顔見てるよな・・ そんなに俺の顔って変か?」 『違う』 『君といる間は、君をずっと見ていたい。』 無表情の顔が、夕日のせいか、少しだけ赤くなったように見えた。 393 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:41:09.95 ID:hPaWmms00 >>390 wktkして待ってる。 394 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:50:29.94 ID:hGD1h4gxO 終わり? 395 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 18:59:17.54 ID:E4F63AvbO >>394 なにかアクシデントがあったんじゃない? 396 :395:2006/09/19(火) 19:01:54.99 ID:E4F63AvbO 何言ってるんだろ自分…… すいませんスルーして下さい 397 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:04:58.15 ID:/51Mz3PnO うpろだでいいじゃない。 398 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:15:44.71 ID:E4F63AvbO >>392 GJ! すいません、勘違いして変な事言いました。 >>397 長いと何か不都合? 399 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:18:07.01 ID:QwCb9u3oO 空気が悪いんで草植えますね wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww 400 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:19:44.55 ID:lXO0Skyl0 さるさんリスク上昇 支援隊必要 401 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:23:48.43 ID:0oWn/z/e0 みんな、理由は、人それぞれだけど! http://sucool.s171.xrea.com/up/src/up0553.jpg 402 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:32:51.60 ID:hbcA4hhY0 保守 403 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:33:30.39 ID:2AjkpAOV0 >>401 御意 404 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:34:55.65 ID:DF3rpmA/0 >>401 こんな母ちゃんが欲しかった 405 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:46:37.16 ID:2AjkpAOV0 ほ 406 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 19:55:09.64 ID:ZD2nearx0 >>390 まだぁ? 407 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:01:54.31 ID:RgcmqRgWO 保守 408 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:08:28.26 ID:7bw7dKKs0 >>406 まだぁ。 409 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:18:14.30 ID:ZBvVc7GTO ほしゅ 410 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:20:32.45 ID:RgcmqRgWO >>382 お題頂くんだぜ 『男…実は昨日私のキングダムハーツのセーブデータが消えたんだ』 塙゙クッ!?「へ…へええ」 『しかもな…何故か私のセーブデータがあった場所に男のセーブデータがあるんだが……』 「狽モ…不思議だなぁ……ιι」 『…………』 「……ιι」 『……男…知らないか?』 「しししし知らないよォォォォオ!!!!」 『……犯すz「ごめんねクー!!!!嘘ついた!本当はオレが間違って上にセーブしちゃったんだ!!!!ごめんね!」 『そうか……実はな、本当は知ってたんだよ…だが、私が怒っているのはセーブした事ではなく君がウソをついたことだよ』 「クー………そういえばさ……オレのドラクエのセーブデータが無いんだけど知らない?『知らないなァァァァァァァァア?』 「………クー?」 『……………………………………ごめんなさい』 411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:28:18.95 ID:tYplIvS0O 保守 412 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:30:42.81 ID:hJN9Hdz/0 「保守分が足りない・・・」 「えっ!?」 413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:32:06.52 ID:9MNFmign0 >>410 GJ! 他人のメモカに上書きセーブあるあるwww 414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:42:26.53 ID:2AjkpAOV0 ほ 415 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:42:55.57 ID:LhfvWNE+0 VIPPERの事を糞呼ばわりしてるお!許せないお!( ^ω^) http://hobby8.2ch.net/test/read.cgi/gun/1157377676/405 405 名前:名無し迷彩[sage] 投稿日:2006/09/19(火) 20:11:39 絶対ここ見てると思うよ。 てか、糞VIPPER気取りでAAコピペしてる奴、氏んでくれ。  416 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:51:03.52 ID:2AjkpAOV0 ほほ 417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:51:29.88 ID:j8ebcdeeO ク「男くん……お別れの時が来たようだ」 男「…そうだね」 ク「暗い顔をしないでくれよ。わたしは君の笑った顔が大好きなんだから」 男「…ハハ…ありがとう。クー…」 ク「…ありがとう。愛しい君」 男「やっぱり恥ずかしいこと言うね…」 ク「ふふ…君はいつもそう言っていたな…。でも……全部本音なんだぞ?」 男「…わかってる。僕もクーのことが大好きだ」 ク「ありがとう。……抱き締めてもいいかな…?」 ギュッ 男「…もうやってるじゃない」 ク「そうだな…。…あぁ…やはり君とこうしていると気が落ち着く……。できればずっと………いや、…なんでもない」 男「……クー…」 ク「そろそろ行く時間だ。…君と共に過ごせた時間をわたしは忘れない。ずっと。ずっと……」 男「僕も絶対忘れたりしない。クーと一緒にいたことを」 ク「…そうか……。…じゃあ…お別れだ…。またいつか会う日まで……浮気するなよ?」 男「…クー……」 ク「……さよなら……愛してるぞ…男くん…」 教師「えー!みんな!席替えをやり直ししたいんだがどうだろうか!?」 全員「「「「GJ!!」」」」 418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:56:38.59 ID:2AjkpAOV0 >>417 席替えかよっっ!!!(三村風) 419 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:56:59.72 ID:pgrrPPcq0 席替えの仕方がくじ引きでまた男とクーが隣同士になると予想 420 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 20:59:17.46 ID:j8ebcdeeO >>418-419 うん。バカップルが書きたかったんだ。 反省はしてない 421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:03:43.09 ID:WvaZ3v2x0 もしも男がキョンだったら ク「席替えが私たちの間を引き裂こうと、二人の愛は永遠だ」 男「さらば素直クール、ふぉーえばー」 ク「やあ、また隣だな。ふふふ………」 男「………………偶然だよな?」 422 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:03:54.17 ID:tYplIvS0O ほしゅーん 423 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:09:29.13 ID:tYplIvS0O 今日も流れるの早いな保守 424 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:13:21.17 ID:QwCb9u3oO 流れに身をまかせる 425 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:22:22.63 ID:WvaZ3v2x0 ク「ふふふ………君のその体、顔、腕の根本から指の先までが愛おしい。家に連れて帰って愛玩したいほどだ」  「危ない誘拐犯のような事を言い始めた」 426 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:31:45.59 ID:QxNu0OfeO 1日と少しぶりに来れた! 保守 427 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:41:24.40 ID:2AjkpAOV0 ほ 428 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:51:25.61 ID:sAL0u/el0 男「さて、授業も終ったことだし、帰るかな」 クー「ま、待ってくれ男。私はこの後、数学の追試験が……」 男「……なに?」 クー「追試験なんだ」 男「頑張ってね、じゃあ」 クー「ウェーイト! 君は愛しい恋人が数学の追試験という、あんまりな仕打ちをこれから受けさせられようとしているのにもかかわらず」 男「帰りますよ」 クー「ちょ、ちょ待てよ……」 男「なんだよ……。俺はテスト週間に入った頃からずっと、勉強しろ勉強しろと言い続けてきただろう。それでもしなかったクーが悪い。よって、待たない」 クー「なにを言うか! 私が勉強に手がつかなかったのは、君が頭から離れてくれなかったからだろう!」 男「こんな無茶な責任転嫁する人はじめてだよ」 クー「そもそもだな、君と出会って以来わたしのトップクラスだった成績は、物凄い勢いで右肩下がりだ。君がわたしの心を奪ってしまったから!」 男「今日は久しぶりにゲーセン寄ってみるかな……」 クー「む、無視……? あ、あの、男、お願いだから、わたしが試験を終えるまで待っていてくれないだろうか。頼む、一緒に帰りたいんだ!」 男「おーい、そこの暇を持て余してる暇人の我が友人の山田よ。これからゲーセン行かないか?」 山田「彼女のいる人間なんかみんな死ねばいいんだ」 男「ちっ、これだから山田は山田なんだよ……。仕方ない、クー、待っててやるから早急に終らせてきなさい」 クー「わ、わかった。……なんだろう、この切ない気持ちは……」 お題をplz 429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 21:57:46.65 ID:i92t8eSE0 じゃあ つ【素直クール♀×素直クール♂】 430 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:01:01.43 ID:QxNu0OfeO 保守 431 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:04:21.07 ID:cjOZdl650 お題 つ【素直なげやり♂×素直クール♀】 432 :(狐´・ω・`) ◆CBmnFOXXPg :2006/09/19(火) 22:07:53.38 ID:GU3WAFw20 みんな遊びにおいでー! http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1158657584/ 433 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:09:53.83 ID:R3m557xKO >>429 ク「おはよう愛しき人、今日も格好良いな。」 男「おはよう愛しき人、君こそ今日もまた美しい。」 ク「男、腕を組みたいのだが。」 男「これでいいか?」 ク「さすがは男だ、愛してるぞ。」 男「あぁ、俺もだ。」 よくわからなくなった。 434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:15:31.04 ID:sAL0u/el0 >>429 クー「やあ、おはよう、男」 男「ああ、クー、おはよう。今日もきれいだね。毎朝、君のその声を聞くのが楽しみでしょうがないんだよ」 クー「ふふ、わたしもだよ。どうもうずうずしてしまって、さっきも君に追いつくために、小走りできたんだ」 男「そうなんだ。……あ、じゃあ、僕が毎朝クーの家に迎えに行こうか? もう秋口だからそんなに暑くないけど、走るの、嫌でしょ?」 クー「いいのかい? というか、うちに泊まってはどうだろう? そうすれば、一晩ずっと共にいられるだろう」 男「本当に? クーがいいなら、行かせてもらうよ。楽しみだなあ……。もう今から、早く学校が終ればいいのにって、思っちゃうよ」 クー「同感だよ。そうだ、明日の学校、休んでしまわないか?」 男「え?」 クー「いや……、わたしは今夜、徹夜するつもりなんだよ。君に寄り添って、ずっと君と話していたい。それに明日休めば、三連休だしね」 男「うん、いいよ。というか、僕もその提案、しようと思ってたんだ。僕もクーと、ずっと一緒にいたいから……」 クー「男……、嬉しいよ。わたしたちはどうやら、似たものどうしのようだな」 男「当たり前じゃない。お互いに、自分より大切なものがすぐ隣にいるんだ。同じ事を考えるに決まってる。……自惚れも知れないけどね」 クー「自惚れなんかじゃないさ、決して。君はわたしにとって、自分よりもずっと大切な人だから」 男「クー……、ありがとう。……あのさ」 クー「……うむ、言わずともよい。わたしも今きっと、君と同じことを考えたはずだから」 男「じゃあ……、行こうか?」 クー「ああ、行こう」 先生「あれれー、今日男君とクーちゃんはー?」 山田「なんか引き返していきました」 なんかただのバカップ(ry 435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:20:40.04 ID:QxNu0OfeO >>433 >>434 バカップル度高っ!GJです。 436 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:30:03.36 ID:QxNu0OfeO つ【体育祭】  【明日もし君が壊れても】 下のは今聴いている曲名です。いいかなぁと思って 437 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:35:41.97 ID:7bw7dKKs0 長編3,4つ分ぐらいになりました。 スレに投下するかうpロダにあげようかまだ迷ってるんだけど誰か導いてはくれませんか? スレに分割投下というてもありますが…。 438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:40:47.68 ID:QwCb9u3oO >>437 保守ばかりじゃつまらんので投下希望 439 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:42:42.08 ID:7bw7dKKs0 おk。じゃあ分割して投下する。もうちょい時間を。 440 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:48:25.11 ID:QxNu0OfeO wktk 441 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:51:33.12 ID:7bw7dKKs0 ではこれから9レスほど頂きます。 猿さんにならないよう気をつけます。 442 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 1/9:2006/09/19(火) 22:52:24.53 ID:7bw7dKKs0 部屋にこもり話を書く俺には関係のないぐらい秋晴れの日。 そんな中俺の携帯電話は煩くなった。 何の戸惑いもなく電話に出ると懐かしい声が ―――明日あたりあわないか?話があるんだ。 と告げた。そして、今にいたる。 彼に会うのは久しぶりだ。本当に久方ぶりだ。いつぶりだろうか…。 そうだな……。一番最後に顔をあわせたのは、高校卒業の次の日だからな…。 そうなると、30代間近だから…。もうかれこれ10年ぶりということになる。 待ち合わせ場所は高校時代よく来ていた喫茶店だ。まだちゃんと機能しているお店。 そこまで広いわけじゃないが、そこそこ客が入ることのできるお店だ。 中に入ると、ジャズが流れていて、あの時のことを思い出しそうになった。 甘酸っぱいあのときを。まだピンピンに生きているマスターに一声掛け、窓際の席に腰掛けた。 座るやいなや彼がぶっきらぼうにコーヒーをどんと置いた。 サービスだ。といって。 無口で無愛想。でも、どこか人を惹きつける。素晴らしい人だ。彼の素性も何もしらない。 ただ、この店をやっていることしか俺にはわからない。 カランカランと出入り口のドアが開く音がする。 その音を出したであろう人物は真っ先に俺のところへやってきた。 ―――よぅ。男。久しぶりだな〜。もう10年ぶりか? 友人だ。 カフェラテ頼むよ。マスター。と彼は注文し、俺の向かいの席に座る。 ―――急に呼び出してすまないな。しかも遅れてきちまってさ。 いつものことだろ。と一言伝えておいた。 ―――そんな言い方はないだろ…。まぁいいや。本題に入ろうぜ。 そう言って彼は俺に話し始めた。ペラペラペラペラと。 要約すると、俺の昔話が最近になって気になり始めたらしい。 俺が体験したことを。いやさぞ体験したかのように聞かせていたあの話の続きが。 ―――なぁ。教えてくれよ。結局、最後どうなるんだよ。子供に聞かせたくてもオチがないからできないんだ。 お前子持ちなのか!?と、思わず立ち上がりそうになったが自制し、メモ帳とペンを持ちまるで記者のように身構えている彼に 今日という日は長い、全て話してやるよ。と言って、俺は昔話の語り手となった。 443 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 2/9:2006/09/19(火) 22:53:18.81 ID:7bw7dKKs0 ある少年の話だ。その子はよく駅前の本屋さんに通っていた。 特に本が好きなわけでもない。だけど通っていたんだ。 おかしな話だろ? 別の目的あったってことだ。察しのいい人なら解ると思うが、そこにはこの世の産物とは思えないほどの人が店番をしていたんだ。 単純な話だろう?その少年はその人に恋していたんだ。 確か…、名前は空。だったかな?そう、そんな名前だ。 歳も少年とそれほど変わらない。確か一つ年上だ。 身長は彼のほうが頭一つ分ぐらい上だ。 奇遇なことに学校も一緒だった。先輩後輩関係だ。だけど、特別仲がよかっただけではない。 ただ、一方的に恋焦がれていたのだ。少年の一方的な恋。 少年は学校の帰りに――もちろん彼女がいる時間帯を狙って――必ず寄っていた。 そして、休日の日も雨の日も台風の日も彼は通い続けた。 その甲斐あってか、彼女とは一言二言話すまでになった。 好きな音楽は何?とか好きなスポーツは?とかそんなくだらないことを彼は聞いた。 彼女もそれに答えた。それに、彼女は少し彼に興味を持ち出したようだった。 彼らの紹介はもういいだろう。話を進めよう。 ある日、彼と彼女が冗談を言い合ったりできるほどの中になっていた日。 その日にある出来事が起こった。 雨がザーザーと、秋雨が降っていて彼はいつも通り彼女のいるところに行くと、ある張り紙がされていた。 それを見て彼は驚いた。 閉店という二文字。彼は愕然とした。もう彼女と会うことができない。もう話すこともできない。 学校で会うこともない…。 彼は声を殺しないた。お店の前で。 444 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 3/9:2006/09/19(火) 22:54:21.27 ID:7bw7dKKs0 ―――何を泣いているんだ?男だろ?男の子は泣いちゃ駄目だ。少なくとも私が愛している男は泣いたりなどしない。 彼は聞き覚えのある声の方向を見る。そこには彼女がいた。 最後の言葉が気にした。どういう意味だ?と彼は自問をした。 雨はより一層激しく降り出し、がちゃがちゃとうるさい。 ―――雨、ひどくなってきたな…。今日が、最初で最後だ。家に寄っていけ。君にいいたいことがある。 彼の中には太陽がサンサンと顔を出している。外は土砂降りでも彼の中は快晴だった。 彼は彼女の後を追った。レジの後ろにある、階段を上っていくと生活の場がそこにあった。 そして、さらに奥に行くと、聖域があった。 彼女は聖域の扉をあける。甘い匂いが彼の鼻を衝いた。 ―――部屋に男を呼んだのは君が始めてだ。まぁ、その辺に腰掛けてくれ。お茶持ってくる。 彼女は彼を残し、生活の場へでていった。 彼は部屋を見回した。無論、女性の部屋に入るのは彼にとって初めての経験だ。 所々ぬいぐるみが置かれ、案外かわいらしい趣味をしていることに気がつき 彼は彼女の違う一面を見た気がした。だけど、性衝動に駆られる。そりゃあ、理性も疲れ果てるだろう。 ―――待たせたな。 彼女が戻ってきて、タンスに手を掛けようとしていた彼はあわてて定位置に戻った。 なぜかお茶にあんぱんがついていた。 「身の上話など聞きたくないかもしれないが、言わせてくれ。それと、あんぱんは気にせず食べてもらっていい。」 彼女は一言一言まるで自分に言い聞かせるように、あふれ出る言葉を整理するようにただ淡々と語った。 「数年前、私はここに越してきて両親が本屋を開いた。最初は人の入りもよくって採算もとれていたんだ。 だけど、時が流れるにつれ、大型書店に皆客を取られ、ここを退けなくてはならなくなった。それはとても寂しいことだ。 だって、ここ最近頻繁にお店にやってくる愛しい男に会えなくなってしまうからな…。」 彼はあんぱんをほおばりながら彼女の話を黙って聞いていた。 愛しい男か…。彼女にはやっぱり思いを寄せる人がいたんだよ。と内心落胆していた。 愛しき男は僕ではない。と…。 でも彼のそんな思いはすぐに吹き飛んだ。 445 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 22:55:31.58 ID:QGyREv3n0 【萌えの】新ジャンル投票所【総選挙】 http://ex16.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1158673794/l50 446 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 4/9:2006/09/19(火) 22:55:41.45 ID:7bw7dKKs0 「単刀直入に言おう、君のことが好きだ。結婚を前提に付き合ってもらえないか?」 彼は食べていたあんぱんを喉につまらせそうになった。 彼女の言っていた愛しき人って僕のこと!?っと。 それはもう彼は天にも昇る気持ちだっただろう。好きな人に好きといわれる。 これ以上幸福なことなどあるだろうか。 でも彼は疑った。 「本当に、僕でいいの?空さんに言い寄ってくるかっこいい人なんていっぱいいるでしょ?僕なんかよりも……」 そんなに自虐的にならないでと彼女は彼の手を握り、子供をあやす母親のように彼を宥めた。 「私は君が好きだ。君以外眼中にない。その辺にいる男に結婚を前提に〜なんていうか?言わないだろう。普通。 君が私にとって特別だからだ。特別だから。一緒にいてほしいから私は君に告白をした。 一分一秒でも多く君と一緒にいたい。君と同じ時間・空間・体、全てを共有したい。」 もうこれ以上はいいだろ?そういって、彼女は彼にキスをしたんだ。 きっと、彼はこの時、死んでもいいと思ったのではないだろうか。 幸福の絶頂のときに死ねる。これほど最高のことはないのではないだろうか。 その後、彼らが体を重ねたのは言うまでもない。 ―――そこまでの話はもう聞いている。問題はその先だよ。先。 いつの間にか運ばれているカフェラテを半分ほど飲み終えた友人は痺れを切らして語り手をやめさせた。 ―――早く聞かせてくれよ。 日は、傾きはじめていた。客はほとんどいない。 サッチモの声がとても心地いい。 マスターは頬杖をつきながらテレビを見ていた。 哀愁に満ち溢れたこの空間で俺はまた違う人になった。 447 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 5/9:2006/09/19(火) 22:56:50.28 ID:7bw7dKKs0 どこまで話した?そうそうそう。そうだったそうだった。 彼らが体を重ね合わせたところまでだったね。 その後のお話をしよう。 彼らが一つになったからといってお店が継続するわけではなかった。 当たり前だ。世界は二人のために回っているんじゃないんだから。 彼女は隣町の方へと引っ越した。いや、正確には彼女のご両親が引っ越した。 じゃあ、彼女は今どこに?と思うだろう。思って当然だ。 勘の鋭い人はもうわかっているはずだ。 そう。彼の家で一緒にすごしている。学校に行くのも、お風呂に入るのも、ベッドの中に入り眠りの中にいくのにも。 どこに行くにも一緒だった。 最初、彼はでれでれだった。彼女がどこにでもついてくるから安心もしていた。そして、自慢にもなった。 もちろん校内でも一緒に歩く頻度は出会う前よりも上がったのはいうまでもない。 だけど、どうだろうか。彼のほうにも心境の変化が現れる。 徐々に、徐々に、彼女の気持ちが重く感じてつつあったのだ。 彼は決心した。少しだけ離れてくれということを。 「ねぇ…空さん……。少しだけでいいから離れてくれないかな…。」 そのときの彼女の表情といったらもうなんとも形容し難い表情であった。 普段喜怒哀楽を表面にださない彼女はもしかすると表情を作れないのかもしれない。 「拒否する。私は君のことが好きだから一緒にいる。君も私のことが好きだといってくれたじゃないか。あの言葉は嘘だったのか?」 彼女は誤解している。と彼は思った。この場合、彼が悪いのだ。もっと事細かに述べるべきだった。 「空さん…。別れるとかそういうわけじゃないんだ。ほんの数cmだよ。そして、少し僕の時間が欲しいんだ。 いつも二人っきりってなると…。僕もあのほら、自分を慰めたいなと思うときもあるわけだし…。」 彼女はきっと安堵していたのではないだろうか。別れるわけではない。その言葉に。 それと共に最後の言葉に怒りを覚えたのではないだろうか。 「君を慰めるのは私の役目だ。自分で自分を慰めるなどしてはいけない。君の全てはもう私のものなのだよ。」 少し暴走気味の彼女に彼は少し驚いた。違う一面が見れたきがしたからだろう。 「いや、そうだけど…。確かに、空さんにしてもらうのはそれはもう天にも昇るほどの心地だよ。」 じゃあ、いいじゃないか。彼女はそう吐き捨てた。 彼はため息をつき、あきらめたようだった。 448 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 6/9:2006/09/19(火) 22:57:28.55 ID:7bw7dKKs0 その一件から、だいぶ時がたち、気づけば受験シーズンだった。彼女は一足先にこのあたり一番ランクのいい大学に受かっていた。 彼はと言えば、彼女のほどの頭もなく、毎日ヒーヒー言って勉強に立ち向かっていた。 「私と同じ大学、そして学部に入ってもらわないと困る。だから必死に頑張ってくれ。私も今とてもつらいんだ。 君を今すぐにでも襲い掛かってやりたいが、それでは支障がでてしまう…。難しいところだ…。」 彼も、相当つらかったのではないだろうか。あふれ出そうになる精液。だが、それを出す事は許されない。 マスを書いている時間があるなら英単語一つ覚えたほうがましだという変な考えを持ってしまったからだ。 「空さん……。僕、もう駄目だよ…。無理だよ無理。僕の頭脳と空さんの頭脳なんて月とすっぽん。雲泥の差だ…。」 そして、彼は決定的な事に気がついた。受けたい学科がないのだ!なんということだろうか! 興味のない勉強をするのはとても苦である。ただの地獄である。 彼は、彼女に黙って、他の地方の受けたい学科のある大学を志望した。 彼は墓場まで持って行きたかっただろうが、時が来ればばれてしまうことである。 ついに、その罪の意識耐えられず彼は彼女に打ち明けた。 コチコチコチコチと時計の音だけがやたらとうるさい彼の部屋でその音の軽さとは別に重い会話のやり取りが行われようとしていた。 受験日の一日前。 「私は離れたくないと、耳にたこができるぐらい、君をマインドコントロールできるぐらい言ってきた。」 「重々承知だよ。」 「わかっているのに、何で離れようとする。」 「僕は、僕に正直に生きたい。確かに空さんと一緒に生きるのもいいと思う。だけど、理想と現実が離れすぎてるんだよ…。」 どう考えたって空さんと同じ大学にいけない…。それに… 「それに、僕と空さんが付き合っていること自体がもうおかしいのかもしれない…。」 彼は言ってしまった。禁断の言葉だ。遠まわしに別れを告げたようなものだ。 彼女は大きなため息をついた後 「別れるのは嫌だ。だけど、いくら君にそういっても無駄なんだろう…。ましてや、そんなことまでいわれたんじゃ…。 ガチで愛す相手を間違えてしまったのだろうか。」 彼女も彼女の頭もいたってクールだった。クールすぎるが故、真理を衝こうとしている。彼も否定をしなかった。 熱しやすくさめやすいカップルなのかもしれない。 ましてや素直クールなどというものはそうなのかもしれない。 いざ、その人が魅力的な人じゃなくなったら?自分の愛すべき人が変わったら? 愛は永遠不変で絶対的なものではない。ガチで愛されるのなら愛されなくなることも含まれる。 彼らはその道をたどりつつある。その後の話を話すことはできない。想像がつくと思う。もう全て終わったのだ。 449 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 7/9:2006/09/19(火) 22:58:13.91 ID:7bw7dKKs0 友人はあっけらかんとしている。カルチャーショックを受けたようなそんな顔だ。 ―――あぁ〜貴重な時間無駄にした…。お前、今いくら持ってる? 俺に弁解する余地も与えずに質問してきた。 3万ぐらいだ。と答える。 ―――んだよ。もっともっとけよ。仕方ね〜。その額で我慢するか。 そういって俺に手を差し出した。 クイクイって早くよこせよと手が動く。 ―――お前は俺の貴重な時間を無駄にした。俺は3万でお前に時間を売ったことにしてやる。 逆じゃないか?と反論しようと思ったが面倒くさくなった。 俺は500円友人の手に乗せ、続きを話すから黙れ。そして手を引っ込めろ。 とそう言うと彼は馬鹿なアバズレ女みたいに尻尾をふりだした。 ―――続きがあるなら早く言えよな〜…もう。 実は、この後まだ続きがある。 彼は無事に志望大学に合格。彼女とは別々の道を歩んだ。 晴れの大学生活。憧れの大学生活。彼はそれなりにそれを楽しんだ。 でも、心どこか満たされないままの生活だった。 何かが足りない、何かが足りないと、足りない頭で彼は考えていた。 何が足りないのかと結論に至るときなんてなかった。 いや至ったのだろうが、それを認めたくなくて、考え続けたのではないだろうか。 彼はそのままのうのうと過ごしていた。 一方彼女のほうは彼と同じようにそれなりの生活を過ごし、新しい彼もできたようだ。 ところが、どうだろう。新しい彼とはいえ、とっかえひっかえしていたと言う話だ。 傷心気味の彼女は自暴自棄になり、不幸少女のようにとにもかくにも自分と言うものを探している様子だった。 彼女を満足させる、男は現れなかった。いや、彼女が満足しなかったのだろう。 何かが違うんだ!と足りる頭で考えていたに違いない。同じように彼女ものうのうと時を過ごした。 そして彼と同じように結論に至っていたのではないだろうか。 時計の針は急加速する。 450 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:01:12.45 ID:zuoyB/ciO さるさんなっちゃいましたwwwww とりあえずここまでで… 451 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:01:56.69 ID:QwCb9u3oO 期待して待つぜ 452 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:03:15.96 ID:9MNFmign0 wktkが止まらない 453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:04:42.78 ID:j8ebcdeeO なんてこった!読み終ったら勉強しようと思ってたのに! 454 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 8/9:2006/09/19(火) 23:06:13.54 ID:7bw7dKKs0 彼女が一足先に大学院に行っているころ、彼は卒論でヒーヒー言っていた。 あのときのように。ただ違うのは彼の愚痴を聞いてくれる人がいないことだ。 もうだめだ!と悲観主義者の絶頂を迎えた彼は実家に帰ることにした。 気分を変えることもあったし、心のどこかで昔のあの人に会えるのではないかと期待していたからだ。 未練がましい男である。男とはそういう生き物である。 彼女も研究と言うものを一つ終え一息つき、眺めの休みに入ろうとしていた。 彼らの仲は急速に縮まろうとしていたのだ。 なんともよくできた世界である。 彼はあの女性と他愛もない会話をよくした喫茶店へ行った。 そこはいつもジャズが流れていて、そのときはエラフィッツジェラルドでお出迎えだった。 同時に、無口で無愛想なマスターもお出迎えしてくれた。 彼はいつものコーヒーを頼み、あの時と同じ場所に座った。 日の光が差す窓際の席、そこに座った。 マスターはどんと、コーヒーを置き、彼はそれを口に運んだ。 ウェスのピアノに勝るオクターブ奏法の音が心地いい。 カランカランとドアが開く音がした。彼はその方にふと顔を向けると、そこには……。 もう解るだろう。感動でもなんでもない、ただの再会だった。 彼女は真っ先に彼のいる席へとやってきて、向かいに座った。 何も不思議がらず、そうなることをわかっていたかのように。 「久しぶりじゃないか。元気してたか?」 荷物を下ろしながら彼女は彼に言った。 「あぁ。満たされない大学生活をのうのうと過ごしてきたよ。気がつきゃ卒論に迫られてる。」 逃げてきたのか…と彼女はぽつりとつぶやいた。そうだよ。と彼は聞き逃さなかった。 455 :本屋に通いつめた少年のような青年の話 9/9:2006/09/19(火) 23:06:44.28 ID:7bw7dKKs0 「君は今、何してるの?レポートなりなんなりに追われてるわけじゃないんだろ?」 「当たり前じゃないか。君と一緒にしないでくれ。一仕事終えたから一息つきにきたのさ。」 他愛もない会話。彼にはとてもとても新鮮だった。だってそうだろう。 彼は彼女以外の人間と付き合ったことがない。語弊を招くかもしれないがそうなのだ。 もちろん同性の友達はいた。だがそいつらはもうとっくの昔に卒論なんて終わり遊び呆けている。 彼はだいぶ前から一人だったのだ。一人、毅然とした態度でマス目でいっぱいの用紙に四苦八苦していたのだ。 「どれ、卒論見せてごらん。どうせ持ってきているんだろう?足りない頭を満たせてやる。」 その甘い言葉にコロッと行きそうになった彼だが、彼女の読みは外れている。 「残念ながら持ってきてないんだ。家にあるんだ。」 「だから、私が君の家までいってあげようと言っているんだよ。」 間髪いれずに驚きのことば。彼は仰天した。久しぶりの再会で、そのまま終わればよかったのに、まだフラグがたっているのだから。 そんな彼は拒否を試みた。 「いや、ほら、卒論は一人で書きたいし、そんな空さんの手を煩わせるわけにはいかないよ。」 「もう、いい加減さんづけはやめてくれ。今時、「さん」ってつけるやつなんていないぞ?それに、なんでそんなにも必死に私を拒む。 私はまだ……。君を好きだと言うのに……。」 彼はまたも仰天した。まだ好き?なんてことだ!無神論者の彼も、この時ばかりは神を信じそうになったのではないだろうか。 あの時――受験日の一日前――彼女は言った。「ガチで愛した人を間違えたか」と。 その後、彼女は彼の家を出て行き、それっきりだった関係。 彼はもちろん後悔をした。いつも後悔するのは男のほうだ。 ひきずっていたのだ!彼女のことを。あのときのことを。 そして、自分を責め続けていたのだ! 彼らは幼すぎた。若さゆえの過ちというものだ。 「なにぼーっとしてる。さぁ、愛の巣へ向かおうではないか。」 彼女は席を立ち、マスターに彼のコーヒー代を払っていた。 彼は急いで彼女の後を追った。 456 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:07:22.47 ID:7bw7dKKs0 規制が終わり投下させていただきました。 明日、明後日にまた投下いたします。 では。 457 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:09:22.89 ID:QwCb9u3oO >>456 期待してる 寝るんで保守任せた 458 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:11:33.56 ID:j8ebcdeeO >>456 あら?9/9ってなってるけど続きがあるんで? なんにせよGJ! 459 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:12:28.11 ID:wjQPuIpB0 >>456 名もない話の人? 460 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:13:48.69 ID:c148mSdP0 >>456 これは期待 461 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:14:13.69 ID:7bw7dKKs0 >>457 ぎりぎりまでがんばります。 >>458 分割で投下しておりますゆえ、ご了承を。 >>459 いえ、世界を選ぶ人です。 462 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:16:14.45 ID:QxNu0OfeO >>456グッジョブでした!次も期待して待ってます。 >>457おK。できるだけ頑張ってみる! 463 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:25:51.49 ID:QxNu0OfeO 保守 464 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:26:03.87 ID:7bw7dKKs0 >>462 ありがとうございます。保守。 465 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:36:12.78 ID:QxNu0OfeO 保守 466 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:39:34.19 ID:Zr6kQVDUO >>456 GJ 面白かったよ だけど、昔の事を語るのなら当事者目線で書いた方がいいと思う。 たまに当事者目線と筆者目線が混じってわかりにくくなるところがあったよ。 467 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:43:04.08 ID:QxNu0OfeO てか落ちんのはえぇ!  保守 468 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:43:28.51 ID:OCMRsU5n0 2chの他の板ならシカトされるようなスレでも、VIPってこういうしょぼいのが立てるかまってスレでも相手にされるから つまらん厨工房や女が寄って来てこういうつまらんかまってスレ立てるんだよな 1暇だから、寂しい等の理由でかまってスレを立てるネットミーハー女の増加 2↑にとともに沸いた、出会い系サイトからショボいガキだけ抽出したような出会い厨ガキの増加 3「w」の連打、「だお」「〜ス」をつけて安価で会話するのがVIPPERだと思っている 4vipperがやる面白くも何とも無い馴れ合いラジオ 5専用板があるのに、なんでもかんでもVIPでスレ立ててひたすら馴れ合う 6半年ROMという言葉も知らない厨房 7今日学校で・・・会社で・・・等のmixiの日記のようなどうでもいい日常報告スレ 8中高生のマジ恋愛相談スレの増加、彼氏が・彼女がという聞いてもいない恋愛報告 9何十・何百番煎じのネタをまだ引っ張ってる 10中高生びっぱあ大好き「安価で痛メール」 11「○○才だけど」等の寒い年齢・学年・性別晒し 12大して特別な職業、役柄でもない、その辺の一般人の「質問ある?」 13ネタにマジレスの嵐 14(´・ω・`)や( ^ω^)、ぁぃぅぇぉ等の多用 15、OFF会大好き地域スレ。びっぱあ同士で実際に会ったりVIP言葉でしゃべったりするのがクオリティ高い行為だと思っている。 16mixiやハンゲ等の他サイトにVIPノリ(wwwww・だお・ちょwwwおまwww・kwsk等)を持ち込む。 17安価で馴れ合い→「おごる」だの「会ってカラオケ、のみ会しよー」だの、一番2chぽくない俗物ど素人な流れに→そして出会い系へ 18「VIPPER」であることがアイデンティティになっているお子さま達 19「別に馴れ合ってもいいだろ」とか言い出す奴 20ネタでもなんでもない、素の相談事(主に思春期、中二病的な悩み) 21女ですが、○歳ですが、とか書けばレスが伸びる 22、2chはVIPしか見ないお子様達 23アド、電話番号晒し、出会い目的のスレは、2chでは特定の馴れ合い板以外禁止だということを知らない 24ネタスレだろうが糞スレだろうが安価で馴れ合いチャット出会いチャット 25もうただひたすら安価で会話、安価で馴れ合い 素でいらないだろ、2chにこんなクオリティも糞もない、しょぼいネットミーハー厨房工房コミュニティ、常識的に考えて・・ 469 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:49:12.46 ID:tYplIvS0O 保守 470 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/19(火) 23:54:36.14 ID:QxNu0OfeO 保守 471 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:01:16.02 ID:QryXrgvq0 保守 472 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:08:59.04 ID:Darna4nyO 保存ぅ 473 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:14:33.01 ID:Darna4nyO 何かdatの海に沈みそう… 474 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:20:14.53 ID:Darna4nyO 保守 475 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:20:39.89 ID:di3msR0PO 保守 476 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:21:14.20 ID:Gqu2oNPX0 出会い系サイトがうpろだになっててバロスwwwwwwwwwwwwたまには役に立つなwwwww 477 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:28:45.66 ID:Darna4nyO 寝る前保守 478 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:38:18.25 ID:di3msR0PO だ、誰か!一人では限界がの保守 479 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:43:16.22 ID:Fj0Zrk9g0 たまになら 480 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:48:37.45 ID:laUmT0qYO クールに保守 481 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:48:45.77 ID:di3msR0PO >>479お願いします 俺も起きてるかぎり保守るがいつまでもつか… 482 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 00:53:32.83 ID:du8tH6rs0 お題を投下するぜ つ「松茸と男と素直クール」 483 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:00:33.61 ID:zQmsFMqN0 寝る前保守 484 :>>438より 松茸と男と素直クール :2006/09/20(水) 01:03:32.89 ID:bj+kPJz70 「これは―――非常に高価なのでは」 『いや、ちょっとした素封家の親戚から頂いた』 「しかし、金額に換算すると、少し気が引けるんだ」 『んー、だろうけどこの季節はいつもこうなんだ。だからどうぞ』 「……うん、ではありがたく頂くとする」 『そうしてくれい』 「―――だけど」 『うん?』 「折角だから一緒に食べないか? こう、七輪を囲んで」 『……あー、七輪には凄く惹かれる』 「だろう、これは君からの風物詩のプレゼントだ。  秋の香りも、秋の味わいも、やはり君とが共にが望ましい」 『……サンマはあり?』 「―――ふふ、では商店街に寄って行こう」 485 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:12:42.63 ID:zQmsFMqN0 ほし 486 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:19:38.68 ID:zQmsFMqN0 >>484 七輪=自殺な俺はヤバめな予感 それはともかくGJ 487 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:28:32.72 ID:RJLn3uVmO 保守 488 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:42:04.06 ID:pHsLpV0F0 保守 489 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:52:58.35 ID:QHVWicZ/0 タイでクールデターだってな 490 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:53:12.60 ID:pHsLpV0F0 相変わらず過疎だねぇ (´・ω・`) 491 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 01:54:08.17 ID:laUmT0qYO つ【悪夢を見た素直クール】 492 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 02:05:21.89 ID:NsJDq8ksO ほしゅ 493 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 02:06:11.75 ID:LQXYWHoLO 明日もこのスレが残ってますようにの保守 494 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 02:19:29.28 ID:pHsLpV0F0 hoshu 495 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 02:31:59.52 ID:pHsLpV0F0 hoshu2 496 :Cool&Fool:2006/09/20(水) 02:36:41.20 ID:N95sp2lG0 友「男。お前、眼鏡かけてる女の子ってどう思うんだぜ?俺は好きだったりするんだぜ」 男「眼鏡ねぇ……有りっちゃあ有りかも知れんね」 クー「……ほほう、ソイツは良い事を聞いた。男、明日を楽しみにしていろ」 委(……眼鏡か……ウチにあったか……?) 〜そして翌日の学校〜 クー「おはよう」 男「あいよ……もしかしてその格好で学校にきたのか?」 クー「ああ」 男「あのさ、ちょっとトイレの鏡で今の自分見てみ?明らかにおかしいから」 クー「分かった。ちょっと待っていてくれ」 ――とてとて……とてとて クー「……うん、君の指摘してくれなかったら、私は大恥を掻く所だったよ」 男「理解して頂き嬉しい限り……で、なのに何故ソレを外してないの?」 クー「む?眼鏡が傾いていた事を指摘したのではなかったのか?」 男「いや……鼻眼鏡はありえないと思うぞ」 クー「なるほど、コレ自体がおかしかったのか。そいつは盲点だった」 男「……」 委「二人ともおはよう」 クー「おはよう」 男「ああ、おはよ……って、アンタもか」 委「ウチに眼鏡が無かったのでね、代わりに暗視ゴーグルを掛けてみたのだが……似合っているか?」 クー「ああ。かなりカッコいいぞ、委員長」 男(……くそっ……こいつらのセンスが分からねえ……) 男「で、友よ。クーはともかく、委員長のセンスをどう思うよ?」 友「……カッコいい……」 クラス一同『……カッコいい……』 男「あるあ……ねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇよ!」 497 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 02:37:46.78 ID:twVT7lCs0 暗視ゴーグルを持ってる時点でかっこいい 498 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 02:40:01.02 ID:pHsLpV0F0 つか暗視ゴーグル持ってて眼鏡がないってどーよwww 499 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 02:51:01.42 ID:pHsLpV0F0 |ω・`)    | |   ≡(`・ω| |ω・`)≡   | |(((`・ω・`) | 保守。 500 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 03:10:08.16 ID:lEP2VjDa0 保守 501 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 03:14:22.50 ID:NsJDq8ksO なんかわけわからんのができたから投下します。 502 :猟奇的な素直クール 1/3:2006/09/20(水) 03:16:57.89 ID:NsJDq8ksO クー「わたしは君を愛している」 男「…うん。それはわかってるよ」 クー「君は知ってるかわからないが、わたしはとても嫉妬深く、独占欲の強い女なんだ」 男「…そうなんだ」 クー「うむ。そうなんだ」 男「……わかったからさ……この縄…ほどいてくれない?」 クー「…わかってないじゃないか。…わたしは独占欲が強いと言っただろう?」 男「い、意味わかんないよ!」 クー「……君はわたしに嘘をつくのか……」 男「へ?」 クー「君は昨日わたしの知らない女と歩いていただろう?」 男「…女?……あっ…」 クー「ふふ…心当たりがあるようだな?」 男「あ、あれはっ!」 クー「言い訳は聞かない。…君はわたしがどれ程苦痛を味わったか知らないだろう?」 男「き、聞いてよ!」 503 :猟奇的な素直クール 2/3:2006/09/20(水) 03:19:25.57 ID:NsJDq8ksO クー「少々騒がしいな……いつもなら大好きな君の声が今はイライラしてたまらない……」ググッ 男「い、痛いっ……爪刺さってるよ……」 クー「刺してるんだ。……本当に残念だよ……わたしは君の首からにじむ血すら愛しく感じているのに……君には伝わってなかった……」 男「…クー……」 クー「…わたしは昨日、一晩中泣いた。苦しくて、辛くて、……君が愛しくて……」 クー「だからこれは君への罰…。今から君には体でわたしの愛を感じてもらう」 男「……」 クー「では始めよう……愛してるぞ……」 …男の顔に手を添えたその時。 男は話出した。 504 :猟奇的な素直クール 3/4:2006/09/20(水) 03:21:30.47 ID:NsJDq8ksO 男「ちょっ!クー!これ以上はヤバい!いくら深夜だからって!」 クー「む?」 男「ほ、ほんとのこと話すから、ちょっとだけ時間をくださいっ!」 クー「…いいだろう。聞かせてくれ」 男「ありがとう。…じゃあ僕の鞄に入ってる袋取ってくれる?」 クー「わかった」ガサガサ クー「…これかな?」 男「そう。…じゃあ開けて見てくれる?」 クー「…わかった」 ガサガサ クー「こ、これは!?……わたしに…?」 …中には綺麗なネックレスが入っていた…。 男「…一日早いけど、誕生日おめでとう。クー…」 クー「こ、これを買っていたのか?じゃああの女は…」 男「…妹です」 …全ての謎が解けた。答えはありがちなクーの勘違い…。 505 :猟奇的な素直クール 4/4:2006/09/20(水) 03:23:28.58 ID:NsJDq8ksO クー「…ありがとう………グスッ…ごめんなさい……」 男「気にしないでいいよ。僕も悪かったから」 クー「で、でも……わたしは……君にヒドイこと…ヒック…した…から…」 男「…いいよ。許してあげる。クーは僕のこと好きだからやったんだろ?」 クー「…コクン」 男「うん。だったらいいんだ」 クー「…グスッ…ありがとう…」 男「…じゃあこの縄ほどいてくれるかな?」 クー「…ごめんなさい」シュルシュル 男「よし!これで全て……って!なんで服脱いでんのっ!?」 クー「反省と感謝の意味を込めて…」ジリジリ 男「えっ?ちょっ?」 クー「君を愛するっ!」 男「ちょ、まっ、う、うわぁぁあーーーー!!!」 ハッピーエンド? 506 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 03:24:32.15 ID:NsJDq8ksO え?反省ならしてませんよ? 507 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 03:39:02.49 ID:T6EC0y3tO 素直クールでは無いな 508 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 03:41:07.83 ID:HpN5suuJ0 >>507 同意 509 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 03:48:59.77 ID:NsJDq8ksO >>507-508 俺も実は薄々感付いてました……すいません。 最初だけだった 510 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 04:07:37.19 ID:LRKaa8ubO ほしゅ 511 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 04:27:26.53 ID:n2cOoBH4O ほ 512 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 04:29:41.63 ID:Gqu2oNPX0 出会い系サイトがうpろだになっててバロスwwwwwwwwwwwwたまには役に立つなwwwww 513 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 04:48:35.57 ID:2UFwhsEKO ほしゅ 514 :>>1だけ読んで即興 :2006/09/20(水) 04:56:38.27 ID:h5GAD1ZhO クー「好きになってしまったらしい」 男「いきなり何!?何を?」 クー「君を」 男「あ?ハハハハハハ…………マジっ!!!???」 クー「うん。たった今好きになった」 男「………あ、ありがとう……すごく嬉しいデス……」 クー「そんなに恐縮することはないよ」 男「……でもなんで今なわけ?」 クー「店員さんに丁寧だった。紳士だ」 男「普通だと思うけどなー」 クー「好きになって正解だったらしいね」 515 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 05:23:33.51 ID:ngDkbJtJO 死ぬ気で保守 516 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 05:48:00.66 ID:n2cOoBH4O ほ 517 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 06:19:42.96 ID:N95sp2lG0 ほ 518 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 06:41:53.35 ID:bJKncQW60 ほ 519 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 06:58:22.10 ID:B8/RydkuO ほ 520 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 06:58:23.54 ID:oHjYgg6m0 ほ 521 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 07:03:29.65 ID:DrMoAiW90 っ 522 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 07:10:33.48 ID:9G24LNSkO >>514 gj! 初めての方ですか? もしそうでしたら>>23に作品保管所がありますので、よろしければご覧下さい。 523 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 07:34:31.02 ID:n2cOoBH4O ほ 524 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 07:46:20.37 ID:DaR+7HBB0 保守 525 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 08:05:36.86 ID:Gxpmylh8O この時間帯保守甘いな 526 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 08:22:24.39 ID:Gxpmylh8O 保守 527 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 08:50:02.43 ID:uId0kl+NO 保守 528 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 08:52:42.93 ID:SWOs6xYR0 女「ご注文をどうぞ」 男「エビグラタンのセットでライスじゃなくてパン。ドリンクバー付き。以上で」 女「ご注文をくつがえします」 男「!?」 女「ライスを単品ですね。少々お待ちください。」 男「・・・・・・」 529 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 08:53:54.58 ID:bhMkaj2v0 出会い系サイトがうpろだになっててバロスwwwwwwwwwwwwたまには役に立つなwwwww 530 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 09:09:38.15 ID:t6SDwJhfO >>528 素直クールの欠片も見当たらないんだが 531 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 09:29:54.31 ID:WTKTXI+4O ほ 532 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 09:36:51.02 ID:LQXYWHoLO 寝起き保守 533 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 09:40:55.07 ID:gboJRk9x0 >>528 …素直シュール? 534 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2006/09/20(水) 10:13:35.64 ID:RJLn3uVmO ほ 152 KB [ 2ちゃんねる 3億PV/日をささえる レンタルサーバー \877/2TB/100Mbps] 新着レスの表示 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50 名前: E-mail (省略可) : read.cgi ver 05.0.4.3 2006/07/29 FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)