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ストーリーを教えてもらうスレpart26
1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 05:53:19 ID:OIwKkC100
【注意事項】
スレの容量が500KBを超えると書き込めなくなります。
450KBを超えたら次スレが立つまで書き込みを控えてください。

自分でやるのが面倒、手に入らない、時間がない、お金がない、などの理由で
ストーリーを知りたいゲームのストーリーを教えてもらうスレです。
発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。
新作のネタバレを読みたくない人は ◆l1l6Ur354A に要注意。
またリクの際は、正確なタイトルとハード名を付記して下さい。
まずはまとめWiki↓で既に書かれていないか、既にリクエストされていないか調べてからリクしましょう。

ストーリーを教えてもらうスレ暫定Wiki
http://www8.atwiki.jp/storyteller/
携帯電話の場合でもこちらのURLから行けば表示は崩れますが見れます
http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/2.html

・スレに書き込まれたストーリーのまとめWikiへの収録作業や
まとめWiki中の未解決リストの更新作業は、スレ内の有志によって行われています。
手の空いた方がいらっしゃったらご協力をお願いします。
編集方法の説明はこちら。:http://www8.atwiki.jp/storyteller/pages/18.html

・作業を行ってくれた方は、「>>○○まで収録作業したよ」
「>>○○までのリクを未解決リストに反映したよ」などと
スレに書き込んでくれると、次に作業をする者にとって
どこから作業すればいいのかわかりやすくなるため助かります。

1レスでストーリーの概要を知りたい方は↓でどうぞ。
【読むのも】ストーリーを要約してもらうスレ 2【面倒】
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1145367885/l50

前スレ
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1154441601/l50

ストーリーを書く際の注意、関連スレ、未解決リストなどは>>2-10

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 05:54:34 ID:OIwKkC100
ストーリーを書いてくれる方へのお願い。
・要望に出ているゲームのストーリーはどんどん書いて下さい。 
 ただ要望に出ていないものは敬遠される傾向にあります。
 レスは期待しないで下さい。それでも良いというならどうぞ。
・この板は一般板なので18禁のゲームのストーリーの要望、紹介はご遠慮下さい。
・名前欄に作品名を入れてもらえると、まとめやすくありがたいです。
・時間を置いて数回に分けて投稿する際には、最後に「続く」と御書き下さい。
 そうする事でストーリーの投稿の混交を防げます。
・発売して半年以内の新作について語る際は名前欄に
 タイトルと新作ネタバレ用の共有トリップの #新作ネタ をつけて下さい。

・これを書こう、と思われた際は「○○○○を書きたい」と意志表明し、予約していただけると、
 投稿の重複が防げて大変ありがたいです。
 また、書くのはよそう、と思われた時には面倒でも予約の取り消しを御願いします。
・勝手ながら、予約から3ヶ月以上経ったものは予約無効とさせて頂きます。
 同じく、最終投稿から3ヶ月経ったものも権利失効とさせて頂きます。
 都合により取り消しが出来ない場合の長期間にわたる放置を防ぐ為です。

関連スレ
(漫画サロン板)
ストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります)
http://malon.my.land.to/

(ギャルゲー板)
ギャルゲーのストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります)
http://www.geocities.jp/galge_oshiete/

(女向けゲーム一般板)
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/ggirl/1129714798/

(エロゲネタ板)21才以上の方のみ!
エロゲのストーリーを教えてもらうスレまとめサイト(現行スレへのリンクもあります)
http://www.geocities.com/erog_story/

(女向けゲーム大人板) 21才以上の方のみ!
BLゲースレhttp://game9.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1095410605/
乙女ゲースレhttp://game9.2ch.net/test/read.cgi/gboy/1157949089/

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 05:56:14 ID:OIwKkC100
●未解決分 ≪Part25の359までの時点でのリスト≫
※複数の機種で出ているものも、便宜上、一つの機種の欄にのみ書かれています
■PS2  ・悪代官2 ・インゴット79 ・エヴァーグレイス2 ・X−FIRE ・over the monochrome rainbow ・オペレーターズサイド 
・カウボーイビバップ追憶の夜曲 ・風のクロノア2 〜世界が望んだ忘れもの〜 ・神業−KAMIWAZA− ・仮面ライダー正義の系譜 
・ガンバード1&2 ・機甲兵団J-PHENIXコバルト小隊篇 ・機動新撰組 萌えよ剣 ・九怨 ・ギガンティックドライブ 
・ゲームになったよ!ドクロちゃん ・決戦3 ・喧嘩番長・GENJI ・ゴッド・オブ・ウォー ・五分後の世界 ・サーヴィランス 監視者 
・「ザ・ナイトメア・オブ・ドルアーガ」(EXダンジョン以降) ・侍 ・サムライウエスタン ・THEメイド服と機関銃 
・ジェネレーションオブカオス3,4 ・忍道 戒 ・白中探検部 ・ステラデウス ・スペクトラルフォースクロニクル 
・スペクトラルフォースラジカルエレメンツ ・ディノクライシス(ガンサバ、3) 
・テイルズオブジアビス(セシルとフリングスのサブイベントの詳細) ・天空断罪スケルターヘブン 
・.hack// Vol.2 悪性変異(既出部分の続き)、Vol.3以降も ・ナノブレイカー ・ハードラック ・バイオハザードOB2 
・バイオハザード4のエイダ編 ・バウンサー ・鋼の錬金術師(翔べない天使、3神を継ぐ少女) ・爆炎覚醒 ネバーランド戦記 ZERO 
・初めてのRPG伝説の継承者 ・バルダーズゲートダークアライアンス2 ・半熟英雄4 ・ヴァンパイアナイト ・フェイズパラドックス 
・不思議の海のナディア ・ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 聖魔戦記の章 
・ヘルミーナとクルス~リリーのアトリエ もう一つの物語~ ・亡国のイージス 2035 ウォーシップガンナー ・ぼくのなつやすみ2 
・ポポロクロイス 月の掟の冒険 ・魔術士オーフェン ・michigan ・ミスト3エグザイル ・ミッシングパーツ 
・武蔵伝II ブレイドマスター ・メダルオブオナー(1、ヨーロッパ強襲) ・メタルサーガ砂塵の鎖 ・ライゼリート 
・リーヴェルファンタジア 〜マリエルと妖精物語〜 ・龍が如く ・RULE of ROSE ・レイジングブレス ・紅忍 血河の舞 
■PS  ・…いる! ・エースコンバット ・エクサフォーム ・カウボーイビバップ ・火星物語 
・学校のコワイうわさ花子さんがきた! ・GUNばれ!ゲーム天国 ・機動警察パトレイバーゲームエディション ・キャプテン・ラヴ
・ギルティ・ギア ・黒い瞳のノア ・クロス探偵物語 ・黒ノ十三 ・慶応遊撃隊外伝蘭末ちゃんの大江戸すごろく 
・ゲゲゲの鬼太郎(バンダイ) ・ゲッターロボ大決戦 ・ゲッPーX ・幻想水滸外伝1&2 
・幻想水滸伝II(主人公とライバルとヒロインの関係だけ要約) ・公開されなかった手記 ・サーカディア ・サイバーボッツ 
・ザルツブルグの魔女 ・シュレディンガーの猫 ・スーパー特撮大戦2001 ・すべてがFになる ・聖霊機ライブレード ・蒼魔灯 
・ダークメサイア ・黄昏のオード ・チョコボの不思議なダンジョン2 ・TILK-青い海から来た少女- ・テイルコンチェルト 
・デバイスレイン ・天使同盟 ・東京ミュウミュウ 登場新ミュウミュウ!〜みんなでいっしょにご奉仕するにゃん〜 ・ドラゴンシーズ 
・トルネコの大冒険2 ・トワイライトシンドローム ・ナイトアンドベイビー ・2999年のゲーム・キッズ ・人魚の烙印 
・バイオハザード(GC版との相違点を) ・バルディッシュ ・BAROQUE▲SYNDROME ・ひみつ戦隊メタモルV ・フィロソマ 
・forget me not パレット ・プラネットライカ(既出部分からの続き) ・ベアルファレス ・ポポローグ ・ポポロクロイス物語2 
・マーメノイド ・ミスティックアークまぼろし劇場 ・ミスティックドラグーン ・MediEvil(メディーバル)甦ったガロメアの勇者 
・厄 友情談義 ・厄痛 呪いのゲーム ・夜想曲 ・夜想曲2 ・聖刻1092 操兵伝 ・立体忍者活劇天誅弐 ・竜機伝承 
・リングオブサイアス ・レガイア伝説
■PSP  ・新天魔界〜GOCWアナザサイド〜 
・新世紀エヴァンゲリオン2 造られしセカイ -another cases-(隠しシナリオも含めた各シナリオをエンディングまで)
・ブレイドダンサー 千年の約束 ・ポポロクロイス物語 ピエトロ王子の冒険

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 05:57:16 ID:OIwKkC100
■64&GC  ・killer7 ・シャドウゲイト64 ・神機世界エヴォルシア ・ターミネーター3:ザ・レデンプション 
・biohazard(リサ・トレヴァーについて) ・バイオハザード0
・ファイアーエムブレム蒼炎 ・PHANTASY STAR ONLINE EPISODE III C.A.R.D. Revolution
・ポケモンXD 闇の旋風ダーク・ルギア ・ポケモンコロシアム
■SFC  ・ウィザップ! ・エルナード ・エルファリア2 ・ガデュリン ・機動戦士ガンダムF91 ・GS美神除霊師はナイスバディ 
・ざくろの味 ・Secret of Evermore(SNESソフト。日本未発売) ・シャドウラン ・少年忍者サスケ ・セプテントリオン 
・ソウルアンドソード ・大貝獣物語2 ・ファイナルファイトタフ ・ファイナルファイト2 ・ブレスオブファイア 
・負けるな!魔剣道 ・魔女たちの眠り ・ラストバイブル3 ・らんま1/2朱猫団的秘宝
■FC&ディスクシステム  ・エスパードリーム(1、2) ・えりかとさとるの夢冒険 ・美味しんぼ ・亀の恩返し 
・京都財テク殺人事件 ・ゲゲゲの鬼太郎2 ・御存知弥次喜多珍道中 ・さんまの名探偵 ・新・里見八犬伝 ・スウィートホーム 
・ゼビウス ・ゼルダの伝説 ・道(TAO) ・百鬼夜行 ・ヘラクレスの栄光(1,2) ・まじかるドロピー ・マドゥーラの翼 
・魔法のプリンセスミンキーモモ ・名門多古西応援団 ・メタルギア ・メトロイド ・魍魎戦記MADARA ・ラディア戦記
■DS&GBA  ・あらしのよるに ・おさわり探偵 小沢里奈 ・降魔霊符伝イヅナ ・コンタクト ・ザ・アーブズ・シムズ・イン・ザ・シティ 
・サバイバルキッズLost in Blue ・真女神転生デビルチルドレン(光、闇、炎、氷、メシアライザー) 
・スーパープリンセスピーチ ・スーパーロボット大戦OG2 ・聖剣伝説チルドレンオブマナ ・聖剣伝説DS 
・ゼノサーガ1・2(変更・追加部分のみ) ・Z.O.E 2173 TESTAMENT ・探偵・癸生川凌介事件譚 仮面幻影殺人事件 ・超操縦メカMG 
・ディープラビリンス ・ドラゴンクエストモンスターズキャラバンハート ・パワプロクンポケット4、5、7 
・パワプロクンポケット8(正史ルートと白瀬芙喜子ルート) ・パワポケダッシュ ・Vマスタークロス ・ブラックマトリクスゼロ 
・マジカルバケーション ・メタルサーガ鋼の季節 ・もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド ・ルナ -ジェネシス- 
・ロックマン ゼクス ・Londonian Gothics 〜迷宮のロリィタ〜
■GB&GBC  ・アレサ1〜3 ・エストポリス伝記〜よみがえる伝説〜 ・ONI1,2 
・ザードの伝説2(前作やって無くてもわかるように) ・サバイバルキッズ(1、2) 
・ドラゴンクエストモンスターズ テリーのワンダーランド ・ビタミーナ王国物語 ・METAL GEAR Ghost Babel(おまけドラマも) 
・メダロット1〜5 ・メトロイド2
■XBOX&XBOX360  ・【eM】 -eNCHANT arM- ・GUNVALKYRIE ・CONDEMNED PSYCHO CRIME ・真女神転生NINE 
・ゼーガペイン XOR ・ディノクライシス3 ・NINETY-NINE NIGHTS(N3) ・NINJA GAIDEN ・バレットウィッチ 
・ファントム・クラッシュ ・FATALFLAME(追加部分)
■DC  ・es ・機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で… ・ゴーレムのまいご 
・ベルセルク 千年帝国の鷹(ミレニアム・ファルコン)篇 喪失花の章 ・リアルサウンド〜風のリグレット ・ルーマニア♯203 
■SS  ・R?MJ ザ・ミステリー・ホスピタル ・ガングリフォン2(ミッション間ラジオも) ・グランディア1詳しい方の続き 
・慶応遊撃隊活劇編 ・サイバードール ・シャイニングザホーリィアーク ・シャイニングフォース3(シナリオ1〜3) 
・ソニック3Dフリッキーアイランド ・大冒険セントエルモスの奇跡 ・ファイナルファイトリベンジ 
・ファンタシースターコレクション ・ファンタズム ・ラングリッサー5 ・RAMPO ・リグロードサーガ2 
・リンクルリバーストーリー ・LUNAR2 エターナルブルー ・ロンド〜輪舞曲〜
■MD&MCD&GG  ・うる星やつらディアマイフレンズ ・エイリアンソルジャー ・機動警察パトレイバー98式起動せよ! 
・慶応遊撃隊 ・新世紀ラグナセンティ ・スプラッターハウス3 ・ソニック・ザ・ヘッジホッグCD ・バトルマニア(1、大吟醸) 
・ファンタシースター(1、2、千年紀) ・夢見館の物語 ・らんま1/2白蘭愛歌 ・ルナ ザ・シルバースター 
■PCE&CD-ROM2&PC-FX  ・青いブリンク ・イース1・2 ・GS美神 ・虚空漂流ニルゲンツ ・コズミックファンタジー 
・こみっくろーど ・スプリガンmark2 ・ソードマスター ・てきぱきワーキンラブ ・天外魔境ZIRIA ・不思議の海のナディア 
・らんま1/2とらわれの花嫁

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 05:57:53 ID:OIwKkC100
■MSX  ・メタルギア2
■WS&WSC  ・ラストスタンド
■ネオジオポケット  ・KOF R-1
■PCゲー  ・アークトゥルス ・アリスインナイトメア ・アルファ(スクウェア) ・アンタリア創世紀 
・Wizardry(#1 狂王の試練場、#2 ダイヤモンドの騎士、#3 リルガミンの遺産) ・ウィル(スクウェア) ・英雄伝説X 海の檻歌 
・ガラージュ ・偽典・女神転生 東京黙示録 ・コマンド&コンカー ・サイキックディテクティブ(1、2、3、4、5、ファイナル) 
・ジェネシス(スクウェア) ・The Elder Scrolls2 Daggerfall ・シュバルツシルト(F以降?) 
・ダイナソア 〜リザレクション〜 ・テイルズ オブ エターニア オンライン(ロレッタとレニイの関わるストーリー核心部分だけでも) 
・ドラゴンマスターシルク ・どろろ―地獄絵巻の章― ・Half-Life2 ・忘れえぬ炎
■アーケード ・GUILTY GEAR X ・GUILTY GEAR XX ・ザ ハウス オブ ザ デッド4スペシャル ・ザ・ロストワールド(SEGA) 
・ストリートファイターZEROシリーズ ・旋光の輪舞 ・鉄拳シリーズ ・ドルフィンブルー ・ビーストバスターズセカンドナイトメア 
・ラジルギ ・わくわく7
■携帯電話アプリ  ・風ノ名前 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜真夏の夜の夢〜 ・新世紀エヴァンゲリオン外伝 〜人形達の宴〜 
・真・女神転生-20XX ・テイルズオブコモンズ ・テイルズオブヴァールハイト ・テイルズオブブレイカー ・ナノデビル ・BC-FF7- 
・ふしぎの海のナディア ・フライハイトクラウディア ・夢魔の天蓋 ・REAL〜零〜 ・ルート16ターボ 
・ロックマンエグゼファントムオブネットワーク
・琥珀色の遺言 ・瑠璃色の睡蓮 ・亜鉛の匣舟 ・泪色の雫
■同人ゲーム  ・FF3.5 ・コープス・パーティ ・シルエットノート ・STARDUST BLUE ・SACRED BLUE ・退魔心経 ・洞窟物語 
・人形の傷跡 ・武勲の王者 ・雪道
■体感ゲーム  ・剣神ドラゴンクエスト 甦りし伝説の剣

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/28(木) 05:58:57 ID:OIwKkC100
●途中
・BLACK/MATRIX OO[9月] ・ルーンファクトリー ―新牧場物語―[9月] ・ギャラリーフェイク[9月] ・侍道2[9月] 
・SIREN2[9月] ・歪みの国のアリス[9月] ・かまいたちの夜×3 三日月島事件の真相[9月] ・絶体絶命都市[8月] 
・式神の城 七夜月幻想曲[8月] ・絶体絶命都市2[8月] ・魔剣X[8月] ・玻璃ノ薔薇[8月] ・MGS2 Snake Tales[8月] 
・ポケモン不思議のダンジョン[8月] ・大神[7月] ・ゼノサーガEP3[7月] ・seraphicblue[7月] ・ペルソナ3[7月] 
・ANUBIS[7月] ・ぼくのなつやすみ2[6月]

●執筆予告がある物
・幻想水滸伝II(主人公とライバルとヒロインの関係だけ要約)[9月] ・忍道[8月] ・Half-Life2[8月] ・ラングリッサー5[8月] 
・forget me not パレット[7月] ・バイオ4エイダ編[7月] 
・「Age of Mythology」の拡張版「Titans Expansion」の一人用シナリオ[7月]

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 17:13:13 ID:xQWQzErzO
なんか即死判定にひっかかりそう

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 19:51:44 ID:45jqNtcZ0
保守?

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/09/30(土) 20:05:46 ID:jh3vVtGZ0
保守

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 00:51:14 ID:NZuwCO+dO
スーパー特撮大戦2001予約したいのですが、大丈夫でしょうか?

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 00:59:34 ID:B1XEGC6O0
>>10
イーンダヨ

12 :10:2006/10/01(日) 01:10:11 ID:NZuwCO+dO
では、早速執筆に取り掛かります。

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 14:09:30 ID:MXRoZhvoO
保守

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 14:16:23 ID:vY59B8IE0
あの、まとめwikiのSIREN見たところ、主要人物の高校生しか書かれてないみたいなんで、ほかの主要人物のことを書いてもよろしいでしょうか?
よろしいのであれば、早速執筆に取り掛かりたいと思うのですが…

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/01(日) 14:49:29 ID:B1XEGC6O0
>>14
イーンダヨ

16 :大神:2006/10/01(日) 21:34:39 ID:P1nncT/B0
先走って大神を7月に書いたものです。
詳細に書いた前の人のやる気をそいじゃったようで恐縮ですが、
前の人が最後に書いてから3ヶ月経ったので続きを引き継ごうかと思います。

ヤマタノオロチ編
オロチが倒されてからちょうど100年目の今年も、神木祭が行われる満月の日が近づいてきた。
そこで神木村に戻ることにしたアマテラスとイッスン。
しかし、神州平原に入るとくすんだ色の空にうずまく真っ黒い雲。風雲急を告げる雰囲気。いかにも凶事の前触れといった感じである。
神木村につく頃には立派な満月が輝く夜になっていた。しかし、村はお祭どころではない騒ぎが起きていた。
村人達がスサノオの家の前に集まって、家の中に閉じこもったスサノオに呼びかけているのだ。
事情を聞けば、クシナダが祭のためにアガタの森の泉の水を使って作った八塩折(やしおり)の酒を、スサノオが全部飲み干してしまったのだという。
どうしてそんなことをしたのかと聞くミカン爺たち村の衆。スサノオがオンオン泣きながら告白するのが家の外に聞こえてくる。
ヘタレなスサノオは自分が伝説の剣士イザナギの子孫であるという重圧に耐えられなかった。イザナギの伝説なんておとぎ話に決まっている、と
十六夜の祠に行ってヤマタノオロチを封印した剣を抜いたところ、本当にオロチが復活してタタリ場がナカツクニ全土に広がってしまった。
全部自分のせいなので、怖くなったスサノオは村の入り口に大岩を置いて家に隠れていた。すると神がいたずらをして自分に
無理やり力を与え、岩を一刀両断させたり妖怪を退治させたり夢に出てきたりする。自分の運命をもてあそんでいるというのだ。
スサノオはオンオン泣いて一向に出てくる様子がない。しかしだからといってあの大樽一杯の酒を飲み干してしまうとは、と呆れる一同。
そのとき、村の夜空に妖しい黒い光が出現する。不気味な八つの光が蛇の頭のようにうごめく。
ヤマタノオロチが復活した。そして今日は満月の夜。ということは、今日はオロチが生贄を選ぶ日ではないか!
オロチが放った白羽の矢が川に沿って飛ぶ。橋の上にいる村人達をアマテラスがくわえて放り投げる。ハヤブサはムシカイをかばう。
そして、その矢はクシナダの家に刺さったのであった。
100年より前の悲劇がまた繰り返されようとしている。悲嘆にくれる村人達。しかしクシナダは決意を固めた表情で家に入ると、酒瓶を持って出てくる。
八塩折の酒がなくても、自分の作った自慢の雷撃酒がある。これでオロチでやっつける、というクシナダ。スサノオの家の前で、
スサノオは自分を妖怪から助けてくれた。今度もまた助けに来てくれると信じているから、といい、単身十六夜の祠へ出かけていく。
後を追うアマテラスとイッスン。村の外でクシナダと合流。怖いけど本当にスサノオを信じているというクシナダを励まして、
背に乗せ十六夜の祠へ向かう。
続く

17 :大神:2006/10/01(日) 21:38:15 ID:P1nncT/B0
十六夜の祠の入り口では、ウシワカが待っていた。よくも祠の結界を破る水晶のヘビイチゴを横取りしたなと怒るイッスンであったが、
実はこれはウシワカにしか使えないので、結局ウシワカに結界を解いてもらったのであった。
結界が解かれた瞬間、中からものすごい勢いでオロチの首が現れ、クシナダをくわえて引っ込んでしまった。
ウシワカが止めるのも聞かず、あわてて祠の中に入るアマテラスとイッスン。そうしたら今度は外に出れなくなってしまった。
この野郎だましたなァと再び怒るイッスンであったが、水晶のヘビイチゴの力では一人しか入れない(イッスンは数にも入らないらしい)
のに、説明を聞かないユーたちが悪い、というウシワカ。仕方ないし、クシナダも心配なので祠に乗り込むアマテラスとイッスン。
そしてその岩陰には、一連のやりとりをガタガタ震えながら覗き見ていた大男の姿があった。
天邪鬼に化けて(とはいえ好きな絵を描いた紙を顔に貼り付けただけ)祠内部に潜入、料理長の天邪鬼に前菜の材料集めをやらされたり、
封印されていた炎を操る筆神、燃神を手に入れたりしてついにヤマタノオロチと対峙するアマテラス。
放射状に広がる八つの首を持つヤマタノオロチ、その中心にあるお堂(オロチの体の一部?)にクシナダがいた。
オロチは強力な結界を張っておりアマテラスの攻撃が全く通じない。オロチがクシナダに食いつこうとしたそのとき。
「待てぇぇぇい」と啖呵を切る大男の姿が。スサノオが来ていたのだ。しかし様子がおかしい。
「約束どおりきたぞ」とスサノオ。「待っていたぞ、イザナギの血族よ、さあ血の盟約を結ぼうではないか」とオロチ。
なんとオロチは天敵イザナギの血を引くスサノオと闇の力を引き換えに血の盟約を結ぶことで、さらなる力を得ようとしていた。
そのためずっとスサノオの夢に現れ、誘惑していたのである。
「さあ、闇の力を欲すると叫べ」とオロチ。スサノオは剣を振りあげ、「ああ、叫ぶとも」
続く

18 :大神:2006/10/01(日) 21:41:15 ID:P1nncT/B0
「我は伝説の英雄イザナギが子孫、スサノオ!そんな誘惑に乗ると思ったか。不届きな妖怪め。我が退治してくれる!」
スサノオがオロチに向かって剣を突き出すと、結界が破れオロチの鼻っ柱を突き刺した。
アマテラスがふと足元を見ると、持ってきた雷撃酒がオロチの周辺にゲームの都合上掘ってあるかのような溝に流れ込んでいる。
スサノオとクシナダの奇跡に賭けるしかない。アマテラスとヤマタノオロチの戦いが始まった。
八つの首に火、水、毒などの八つの属性を持っているオロチ。それぞれが吐いてくる炎や毒を風神で吹き飛ばしたり、
花神で大木を生やして攻撃を防いだりと100年前の伝説どおりに戦うことができる。そして水を操る濡神の力でオロチに酒を飲ませて酔わせ、
八つの首を次々倒していく。全て倒すと例によってスサノオの登場。アマテラスが伝説にしたがって弓神で夜空に月を描くと
月の光を受けた剣に力が宿る。スサノオが必殺技を繰り出し、毎度の事ながらそれに合わせてアマテラスが一閃を放つ。
次々と首を落とし、残り一本となったとき、スサノオがアマテラスを止める。「手出しは無用だ、ポチ」
スサノオ自らの必殺剣「陽派 スサノオ流 衝天七生!」が見事に決まり、最後の首は真っ二つ。
ついにヤマタノオロチは倒されたのであった。

神木村に戻ると、お祝いに神木祭が盛大に行われていた。タマヤが花火を打ち上げ、カリウドやコカリ、竹取の翁も村に来ている。
サクヤからもお礼を言われる。ちなみにスサノオとクシナダはイザナギ窟の奥で二人っきりのひと時を楽しんでいた。
一通り祭を楽しんだ後、再び旅立つことにしたアマテラスとイッスン。サクヤによると、
高宮平の向こう、都の西安京がある両島原はまだタタリ場に覆われているし、さらに強力な災厄が訪れる予感がするという。
というわけで、次なる目的地、両島原と西安京を目指して新たな旅が始まるのであった。

オロチ編 終わり
とりあえずここまでです

19 :スーパー特撮大戦2001(1/3):2006/10/01(日) 22:18:37 ID:IOkhieVh0
それではスーパー特撮大戦2001行きます。

端的に言うと、名前の通りスーパーロボット大戦の特撮版ですが、大分相違点があります。
主な所を上げると、
・改造が出来るのはメタル系(宇宙刑事・メタル系主人公・各組織戦闘員等)の武器、サイボーグ系(仮面ライダー・キカイダー等)、ロボットのみ
・バイオ系(イナズマン・バイオ系主人公)の武器及び性能、宇宙刑事等中の人がいるキャラの性能はレベルによって上昇します。
・各装備の弾薬は、シナリオが終了しても補充されず、アイテム「マガジン」系のみで回復可能。エネルギーはシナリオ終了後、回復します。
よりリアル志向ではあるのですが、この相違点がこのゲームの難度を吊り上げています。

主要登場人物
(バイオ系)
叶 エイジ・・・バイオ系主人公。己の身を変質させることにより、ヴォルテックスへと変身する。
       幼馴染の日向ランと共に、消えた彼女の兄の行方を追っている。
       正義感の強い熱血漢と、典型的な主人公キャラ。
日向 ラン・・・バイオ系ヒロイン。趣味は黒魔術(!)彼女も正体を知らぬ、生物の傷を癒す力を持つ。
        あっけらかんとした(悪く言えばバカっぽい)性格。
        エイジと共に兄サトルの行方を追っている。
日向 サトル・・・ランの兄。3年前に彼らの父を殺し、謎の失踪を遂げる。ヴォルフィードに変身する。
藤堂 タツヤ・・・サトルの友人。サトルと共に3年前姿を消す。ヴォルハザードに変身する。
白鳥 カオリ・・・サトルの恋人。サトルと共に3年前姿を消す。ヴォルキュリアに変身する。
邪学者アフファロン・・・武器商人を名乗り、各悪の組織にギガントやケルバーン
              と言った兵器を売っている謎の男。
闘姫アテファリナ・・・謎の組織ナガーの幹部。闘姫を名乗り、圧倒的な戦闘力を見せる。
鋼帝ゼファス・・・謎の組織ナガーの首領。

(メタル系)
迫水タクマ・・・メタル系主人公。地球軌道上にある衛星より照射される融機金属スーツを
         装着することによりルシファードへと変身する。クールで寡黙。
         数々の星を滅ぼした罪により、宇宙刑事ギャバンに追われ、
         戦闘の末、破れて地球に落下。その衝撃で洗脳が解け正気を取り戻す。
         そして、ナガーと化し、悪事の限りを尽くす家族を倒すため、戦うことを決意する。
サキ・・・メタル系ヒロイン。タクマのサポートをする為に造られた、
     融機ドロイド(アンドロイドのようなもの)
     ボディを変質させ、戦闘形態ファディータへと変身する。 
迫水リョウコ・・・タクマの姉。闘姫アテファリナと化している。
迫水リョウマ・・・タクマの兄。邪学者アフファロンと化している。
迫水キイチ・・・3人の父。鋼帝ゼファスと化している。

続く

20 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/01(日) 22:18:52 ID:pN4/mXx20
ラストバイブル3、2月から止まっているようなので新たに書きますノシ

21 :スーパー特撮大戦2001(2/3):2006/10/01(日) 22:20:12 ID:IOkhieVh0
ここから本編です。

プロローグ(公式より)
突然、冥王星軌道の外側に出現した謎の天体。
「ナンバーテン」と名づけられたそれを防衛前線基地とするべく、
地球防衛宇宙軍の新鋭宇宙戦艦が、秘密裏に月の裏側から発進した。
しかし、ミッションの途中で通信が途絶。彼らは行方不明になってしまう。
(この時の宇宙戦艦の乗組員が、メタル系主人公の迫水タクマ一家)
それから3年後。
「ナンバーテン」が忽然と姿を消した。
その頃、「ナンバーテン」が生命体である可能性を示唆して、
旧TDFを追われた日向博士の研究室に、
野島崎で採取された新種の細胞「ヴォル」が持ち込まれる。
人類の進化を促すものとして開始された「ヴォル」の研究だったが、
これも後年に悲劇的な末路を迎えることになる。
それから12年……。
地球各地で怪事件が頻発する。
城南大学の院生である本郷猛は、ショッカーと名乗る謎の秘密結社に拉致され、
改造人間にされてしまった。
そして、脳改造の直前、偶然にもアジトを地震と轟音が襲う……!
鎖を引きちぎり、辛くも脱出した本郷が見たものは、
自らの肉体を変貌させ、ショッカー戦闘員と戦う異形の戦士と少女だった。
(なお、この時の地震と轟音はサトル達3人が、ショッカー基地に乱入したのが原因です。何故乱入したのかは不明)

緑川教授という犠牲を払いながらもショッカー基地からの脱出を果たす本郷と、異形の戦士こと叶エイジ。そして少女・日向ラン。
3人は名乗りあい、お互いに異形の身と化した悲劇を乗り越え、共に悪と戦うことを誓い合うのだった。
(メタル系の場合、素性を隠して、とにかく正義の味方という風に本郷に解釈してもらうと言う形になる)
本郷はとりあえず行く当ての無い二人を喫茶アミーゴに案内した。そこで本郷のオートレーサーとしての師でありアミーゴのマスター、
立花藤兵衛(通称おやっさん)を紹介される。本郷が改造人間となったこと、そしてエイジが普通の人間ではないことに驚く藤兵衛だが、
快くアミーゴを拠点として使うことを承諾し、また全面的にバックアップすることを約束してくれた。

悪の組織の出現はショッカーだけには留まらなかった。
ミュータントで構成された、帝王バンバ率いる、新人類帝国バンバ。
脅威の巨大ロボット・モンスターで地球征服を企む、ギロチン帝王率いる、悪の秘密結社BF団。
幻魔界を操る、ドン・ホラーを首領とする、宇宙犯罪結社マクー。
プロフェッサー・ギルのロボット軍団、ダーク。
突如暴走した環境保全用スーパーコンピューター・ブレインと開発者の一人、ハスラー教授率いるブレイン党。

だが、巨悪に呼応し、正義の戦士たちも立ち上がる。
新人類帝国のミュータンロボットに襲われた、渡 五朗。深い傷を負ったところを新人類帝国と戦うレジスタンス、「少年同盟」のキャプテンサラーにより、
彼の中に眠る超能力を目覚めさせられ、自由の戦士・イナズマンとして、悪と戦うこと決意する。

巨大ロボット・GR1は、その尖兵とするためにBF団が秘密裏に開発した破壊兵器だったが、設計者であるドクター・ガルシアはその陰謀を阻止するため、
腕時計型の操縦システムを偶然BF団に捕われていた少年、草間大作に託し絶命する。この操縦システムは音声登録・認識式で、
初起動の際に声を登録した者の命令にしか従わない仕組みになっていた。GR1 = ジャイアントロボと共に魔の手を脱した大作は、
科学防衛組織ユニコーンの隊員となり、悪と戦うこととなる。

マクーに対しても、銀河連邦警察により、宇宙刑事ギャバン・一条寺烈が派遣される。電子星獣ドル、サイバリアンを操り、彼もまた正義の陣列へと加わっていく。

ダークに捕らわれたロボット工学者光明寺博士。だが彼はダークに対抗する切り札として、人造人間・キカイダー(ジロー)を作り上げていた。
光明寺博士の命により、自らの不完全な良心回路に苦しみながらも、彼は博士の娘ミツコと息子マサルと共に、博士を探しつつ、悪と戦っていく。


22 :スーパー特撮大戦2001(3/3):2006/10/01(日) 22:21:48 ID:IOkhieVh0
ここらでタイプ毎にメインストーリーシナリオが入ります。

(バイオ系)
ヒーロー達と共に戦うヴォルテックスことエイジだが、ある日謎の頭痛に襲われ、意識を失うエイジ。ランはそんなエイジを心配し、
二人は故郷の村へと向かう。村に着いたものの、急に凶暴化し、人としての意識を失うエイジ。彼を見るランの脳裏に遠き日の忌まわしき記憶が巡る。
三年前、父の手により、ヴォル細胞を人体に移植する実験の被験者とされたエイジ。人類の新しい一歩のためと父に説得され、それを信じ身を委ねた彼が
今、このような姿になってしまっている。罪悪感を覚える中、この村に住むランの祖父に助けを請う。だが、父の研究者としての師でもある祖父はエイジを見て、
最早手遅れであることをランに告げる。
海岸に佇み、失意に暮れるラン。そんな彼女の元に3人の男女が現れる。その内の一人は……失踪した彼女の兄、サトルであった。
再会を喜ぶランだが、どうも様子がおかしい。すると、共に居た男女、藤堂タツヤはヴォルハザードの姿へ、白鳥カオリはヴォルキュリアの姿へと変貌する。
そしてサトルもヴォルフィードの姿へ。そして彼は、実はランも彼女の気付かぬうちに実験の被験者となっていた事を告げる。今までランが小動物や、
果ては改造人間まで癒していた癒しの力は、ヴォル細胞による自己再生能力の一旦であったのだ。
さらにサトルはヴォルの被験者がその命を維持していくためには、ヴォル細胞を持つ生物を喰らうしかないと言い、実の妹であるランに襲い掛かる。
だがそこに自我を失い、獣と化したヴォルテックスが現れ、意識を失いながらもランをかばい、ヴォルフィードに立ち向かおうとするが、
その力に圧倒されるヴォルテックス。あわや捕食されんとされたその時、ランが自らの力に目覚め、ヴェルベットへと変身し、エイジを救う。
そこへ仮面ライダーも駆けつけ、不利と見たサトルは、タクヤ…ヴォルハザードを殿に逃走する。恐ろしい力を見せながらも、ライダーとヴェルベットの力に、
ヴォルハザードも破れ、逃走する。自我を取り戻したエイジは、自分と同じ異形の姿となったランに驚くが、彼女の彼を想う心に、改めて、
ヴォルテックスの力を使いこなし、平和の為に戦うことを誓うのだった。

(メタル系)
宇宙刑事ギャバンにより、タクマことルシファードがナガーという犯罪組織に所属する、超A級指定犯罪者である事が明かされる。
仲間達に真偽を問われる(肯定するか、黙秘するか選択が発生。肯定した場合はアフファロンと黙秘の場合はアテファリナと戦闘。
アテファリナとの戦闘の場合のみ、ルシファード最強技グラビティナパームを覚えることが出来るのでこちらで書きます。)
黙秘を貫いたまま、もうここには居られないと、アミーゴを去るタクマ。タクマの後を追うサキの前に、闘姫アテファリナが現れる。
お前が付いて居ながら、ルシファードは裏切ってしまったとサキを責めるアテファリナ。そして彼女はサキを処分する、と襲い掛かる。
間一髪のところにタクマが到着、姉であるアテファリナと対峙する。戻って来いという姉の言葉をタクマは頑として拒否。自分を操り、
悪逆の限りを行わせた父に対する怒りを燃やし、アテファリナと戦うが、その力の差に圧倒される。そしてトドメの一撃。が、サキが彼をかばい攻撃を
受け、その機能を停止させてしまう。冷静さを失った自分を諭す彼女の言葉に答えなかった自分を恥じた彼は、自ら封印していた技、
グラビティナパームを発動させ、アテファリナを撃退する。
その一部始終を見ていたギャバン=烈は彼が本当に、以前の彼とは違うことを認め、ナガーを倒すまでの間、彼の身柄を保留することをタクマに告げる。
そして傷が癒え、再起動したサキに謝罪し、再び仲間と共に悪と戦うことを誓うのだった。


続く

23 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/01(日) 22:29:54 ID:pN4/mXx20
【プロローグ】
エネルギー鉱石ラピスの占有化をめぐり勃発した5大ポリス戦争。
30年もの永きにわたり、この星の3分の2を巻き込んだ全面戦争は、
各ポリス国家の国土と人心を荒廃させ、文明の衰退を招く事となった。
希望の光など、どこにもなく、戦いは永遠に続くものと思われた。
だが奇跡は起こった。突如、戦争が終結したのである。
それは、元老院議員であり、科学者でもあった一人の男の業績であった。
ベンショーハというその男が作り出したものは、無尽蔵の
エネルギーを生み出す永久機関であった。

それから15年が過ぎ去った――。

【用語説明】
ラピス:エネルギー鉱石。ある場所でしか産出されず、かつて戦争の火種となった。

永久機関フェレスト:現在利用されているエネルギー機関。ポリス市民の生命線。

ポリス:多数の市民が住む都市国家。元老院議会が政治・軍治を采配している。

シャドーウォーカー:ポリス戦争で活躍した、メガロの暗殺部隊。戦争の英雄と評価されている。

ガイア:全生物が持つ生命力・魔力のようなもの。一般には人間より魔獣の方が強い。

フォース:強いて言うなら、正しい心の持ち主のみが使いこなせる信念の力(?)。

魔界:死んだ人や魔獣の行く所。但し自ら望んで魔界の門をくぐる者もいる。

スカイシップ:空中船(飛空艇)。風を利用する小型艇・スカイウィングの格納も可能。

【登場人物・1】
シエル :主人公。ラガの村の少年。強いガイアの持ち主。
ルディ :シエルの弟。不思議と魔獣に好かれる。レナという彼女がいる。
グレン :シエルの父。元シャドーウォーカー。戦後ラガでイリアと結婚した。
モチョワ:シエルの彼女。強気な性格。プリズム魔法が得意。
アロン :インテリ少年。ガラクタからガイア・パーツ作り出す発明家。
ヨナタン:ガキ大将。シエルをライバル視している。
ドゥー :遺跡に眠っていた古代戦士。無口。ルディの命令に従い行動する。
ちび竜 :テラドラゴンの赤ちゃん。ドゥーの後をついて回る。
ハリー :他の魔獣に憑依する能力を持つ。正体は秘密。ルディと仲良し。
キャルル:優しくも厳しい、ブルトンの女教師。
アレク :元シャドーウォーカー隊長。メガロで妻子と生活していた筈だが…?

24 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/01(日) 22:31:24 ID:pN4/mXx20
【OP・簡略版】
雪原。騎獣に死なれ、たった一人で深い雪の中を歩く男性。
彼の名はアレク。やがて魔界の門という場所に辿り着くと、
「グレン、お前だけは生き残れ…」と言い残し倒れてしまう。

【ラガの村〜ブルトン】
辺境の村ラガ。子供達はある程度の年齢になると
ブルトンに通い、ガイアを学んでいた。主人公シエルもその一人。
授業のない時はモチョワ・アロンの三人で、ザマの丘で探険を繰り返していた。

ザマの丘の地下には古代文明ブランティカの遺跡が眠っている。
三人は遺跡の奥でエネルギー(ガイア)切れし眠っていた古代戦士を発見する。
後をつけてきたルディは彼をドゥーと名付け、心を通わせる。
アロンの発明品で起動したドゥーは、ルディの命令通りに動くようになった。

ルディに関する不思議な事件はこの他にも立て続けに起こっている。
まず大事にしていた渡り鳥が突然喋りだす。彼はハリーと名乗り、
心を飛ばす(=他の魔獣に憑依する)力があるのだ、という。
ハリーはルディを気に入り、拾ってきたホロホロ鳥の中に憑依。
「こんにちは、おばさん! ぼくハリーです!」
と元気に挨拶して母イリアを仰天させる。
またグレンが拾ってきた魔獣の卵が孵化してちび竜が誕生する。
しかしドゥーが条件反射で魔獣を攻撃しようと前に出たため
孵化したちび竜は真っ先に見たドゥーを母親と思い込み懐いてしまう。
ルディはドゥーなんてキライだと拗ねる。

さてグレンは近くメガロ・ポリスに一家で行く予定を立てていたが
戦友アレクの訃報が届き急遽中止になってしまう。
アレクは妻子を殺害して囚われた挙句、病院で死亡したという。
落ち込むグレンを心配し、ハリーはメガロ・ポリスへ様子を探りに行く。

ブルトンではキャルル先生が故郷の村に戻るため、彼女の授業が中断になる。
追い討ちをかけるように休校が発表される。
都市国家ポリスでは近年「ガイア禁止法」が制定され、ポリスの子供達が
ブルトンに通えないよう圧力がかけられたのだ。校長は抗議に行くという。

急な休みを持て余す学生一同。と、空から轟音を響かせ
ポリスの軍艦ヴァルシップが姿を現した。
いち早く危険を察知したグレンは、村の人々を地下室に避難させ
ドゥーに自分を追わせるように、とシエルに指示する。

【ヴァルシップ〜シャーク・シップ】
案の定ヴァルシップはラガの村付近に着陸する。
隊長ゴルカの任務は、グレン暗殺とラガ住民の口封じ…皆殺しだった。
シエルとモチョワは地下室を抜け出し、ヴァルシップへ。
艦内で二人はシャドー・ウォーカーに変身し
難なく敵を屠っていくグレンの姿を目の当たりにする。
ドゥーはちび竜が付いてきて戻る事になってしまったため、
代わりにシエル達とグレンで二手に別れ、司令室を急襲する。

25 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/01(日) 22:33:42 ID:pN4/mXx20
ゴルカ達を倒して外に出ると、ハリーがメガロ・ポリスから戻ってくる。
ハリーは元老院に忍び込み、バニパルという男が
魔獣をラガにけしかける事を聞き出していた。その名を聞いたグレンは驚く。
バニパルは生き物を殺し、ガイアを食らう。15年前グレン達
シャドー・ウォーカーが倒した筈だったが、まだ生きていたのだ。

村の長老はまた襲われる前にと、村の大移動を決める。
なんでも屋「赤いふくろう」の空中船シャーク・シップに
住民まるごと乗せて貰い、住み慣れたラガの土地を離れる事になった。
長老は更に、村人全員が住むラガ・シップを購入する計画を立てている。

グレンは妻イリアを連れ、他の元シャドーウォーカーを探すため下船する。
それはラガの住民達に危険を及ぼさないためでもあった。
突然の両親との別れに、ルディは激しく落ち込む。見かねたヨナタンが
ルディをスカイウィングに乗せてしまう。
当然運転できないルディはすぐに行方不明に。
シエルも、弟を助ける機会は譲ってやる!と無理やりスカイウィングに乗せられ、間もなく墜落。

【ヒート村〜ドルク村】
シエルが墜落した先は、湖のほとりの村・ヒートだった。
この村では幼い子供の行方不明事件が続いており、シエルは犯人と勘違いされて
危うく殺されそうになる。それを止めたのは、この村に帰省中だったキャルル先生だった。

村人達は、一連の事件はドルク村の仕業だという。
ドルク村とは15年前まで戦争で争い合っていた。その後ヒートの人々は
ドルク村から土地を購入し現在のヒート村を作ったが、仲は悪いままだった。
そして一ヶ月前に湖の使用でもめた直後に行方不明事件が始まったのだ。
ドルクの村人は東の神殿に兵を集めているらしい。
キャルルは何かの間違いかも知れないと言うが村人達は聞く耳を持たない。

真相を確かめにキャルルとドルク村へ向かうと、
ルディと一緒に墜落した筈のドゥーとちび竜がいた。
この村にも東の神殿(ロマーニャ)へ攫われそうになった子供がいた。
村人は事件には関わりないと言い、兵士を集めるどころか
ヒート村がいつ攻撃してくるかと怯える始末だ。
ロマーニャへ向かう途中、ドゥーとちび竜が凄い速さで追い越していく。ルディに何かあったようだ。

26 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/01(日) 22:35:59 ID:pN4/mXx20
【ロマーニャ】
神殿にはバラキ率いるポリスの部隊がいる。バラキ達は元シャドー・ウォーカーの
ランディを暗殺しに来たらしい。
暗殺には成功したが、その際にバニパルから借りた怪物ズールが問題になった。
姿が消えたり現れたりするズールは、バラキ達の手に負えず、定期的に
エサ(=人間)を与え続けなければならなかったのだ。

今またルディが生贄にされようとしている。キャルルは激怒し、魔界に落としてやると
バラキに激しい言葉を放つ。戦闘勝利。
残ったポリス兵はルディを人質に取ろうとするが、ズールの気配に気付くと
死にたくないとパニックを起こし逃げ出してしまう。
運悪くポリス兵はズールと鉢合わせて食い殺される。ズールは沼地の奥へ姿を消した。

【ターク村〜バルク村】
沼地の奥には二つの村がある。急がなければ村人の命が危ない。
キャルルはドゥーに手紙を託してヒート村に向かわせる。
シエル達自身はドルク村で舟を借り、村人にはヒート村へ避難するよう指示。
(一旦ヒート村に戻ると、早まった行動を取ろうとした事への反省や
ドルク村の人々の受け入れに対する様々な気持ちを聞く事が出来る)

舟で沼地に入ると、土手の上にドルクの少年達が隠れていた。
少年達はランディから貰った宝物を取りに来たと言う。
本当はランディの仇が取りたかったと言い、遺品の武具をシエル達に渡す。

ターク村は15年前の戦争で故郷を失った人間や魔獣達が力を合わせて作った村。
ランディもここで暮らしていたが、彼がバルク村に出かけてからは
幼なじみの魔獣ボロウが門前を守っている。ポリスの連中か?と聞かれ、
うっかりはいと答えると戦闘になる。
戦闘後、慌ててキャルルが間に入り、ボロウに事情を説明。
ランディが死んだと聞かされ、激しく動揺するボロウ。
他の村人達にはランディの死を伏せるよう頼み、仲魔に加わる。
(戦闘を避けるとボロウは話を信じず、物騒だから早く帰れと言うだけ)

27 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/01(日) 22:38:19 ID:pN4/mXx20
バルク村は怪しい瘴気に覆われ無人となっている。荒れ果てた家にランディのメモがあった。
「見えないバケモノにやられてしまった。くそっ、もう駄目だ…
 シャドー・ウォーカーに、バニパルが生きていたと伝えてくれ…」
更に村人の日記が見つかる。バニパルは運良くバルクの村人に拾われ、
ここでシャドー・ウォーカーと戦った傷を癒していたようだ。
バニパルは村人を雇って岩山に何かを作らせていたらしい。
村の中央でズールに取り囲まれる。何とか勝利するが、一匹が岩山に逃げてしまった。

【研究所】
岩山の奥には怪しげな生命研究所があった。シエル達は先ほどのズールが
入ったカプセルを見つける。そこへ新たにズールが襲って来て戦闘になる。戦闘勝利。
不意に、シエル達の耳に「苦しい…」という声が聞こえる。
意識を集中すると、それは声ではなく、無数の残留思念だった。
「ネクロノミコン…不死の術」「奴は不死を望んでいる…」
「俺達に何をするんだ…」「助けて…」
キャルルは耐え難くなり、早く研究所を出ようとシエルを促す。

更に奥の小部屋には、古書とバニパルのメモが落ちている。
バニパルは瀕死から立ち直った後、不死の術の研究に明け暮れていたようだ。
だが術は不完全だったという苛立ちの言葉が綴られている。

洞窟から出ようとすると、勘のいいバニパルが戻って来てしまう。
キャルルはシエル達を隠し、ヒート村への手紙を託すと、
最後のレッスンと称して教訓をシエルに伝える。「強くなりなさい…」
バニパルの前に一人立ち塞がるキャルル。バニパルは一撃で彼女を
破ると、悠々と研究所へ姿を消した。駆け寄るシエルとルディ。
キャルルは構わず早く逃げなさいと急かす。最後のガイアの力で、
彼女は研究所もろとも自爆するつもりだった。
しぶしぶキャルルの元を離れる二人。
轟音が響く。
シエルとルディは、岩山の外でキャルルを待つが、誰も出て来はしない。
俯くルディ。シエルの脳裏にキャルルの姿が蘇る。

学校での思い出…ヨナタンと良く叱られたこと…厳しかったキャルル。
そして自分達を助けるために、身を挺してバニパルに挑んだキャルル。

失意の中、シエルとルディはヒート村に向かう。

28 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/01(日) 22:42:46 ID:pN4/mXx20
【ヒート村・2】
キャルルの死に人々は悄然となる。彼女の遺した手紙には、
バニパルを倒す方法が見つかるまで逃げ続けて欲しい、と書かれていた。
"最後のお願いです。シエルという少年を守ってやって下さい!"
キャルルの姉メルウはメディロッドという杖をシエルに渡す。
シエルがヨナタンと卒業する時、キャルルが自分で手渡す筈だった杖だ。
キャルルは本当に貴方達のことが可愛かったのね、とメルウが言う。

ドルク村からの知らせで、タークの村人もヒート村に来ていた。ドゥーとちび竜が仲間に加わる。
既にほとんどの村人が小船で脱出している。次の船で最後、轟音が響く。
残留思念でシエル達のことを知り、バニパルが追ってきたのだ。
するとターク村のオーク達が席を立つ。ここに残っている者たちが
脱出する位の時間は稼げるだろう、と言うオーク達。メルウが止めようとするが、
「俺たち魔獣は、戦うために生まれてきたのさ!」
「俺たちが今まで黙ってきたのは、村人を送り届ける仕事があったからさ!」
「目の前に敵がいるんだ! 何もせず、逃げ出すのは恥ずかしくていけねえや〜」
ランディチームの歌を口ずさみながら出て行くオーク達。
メルウは皆かっこばかりつけて、と涙ぐむが、彼らの行いを無駄にしないためにと脱出を急ぐ。

今日はここまで。スーパー特撮の人、途中書き込みしてゴメソ

29 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/02(月) 18:59:21 ID:uhWwUnS30
【登場人物紹介・2】
メズキ&ゴズキ:凄腕の魔獣バウンティ・ハンター。弱点は「母ちゃん」。メズキはミーナに片思い中。
イェーガー:A級バウンティ・ハンター、通称「死神イェーガー」。古代技術に詳しい。
シャーク:赤いふくろう団を率いるスカイシップの船長。義侠心に溢れ、何かと力を貸してくれる。
メルウ :キャルルの姉。バニパルを倒すためイェーガーを雇おうとしている。
ミーナ :ゴトランドの女性。北の邸宅のボブと恋愛結婚し嫁いで来た。妊娠中。
レナ  :ルディの彼女。ルディのためになるよう色々挑戦しているが、やや暴走気味。

【エキンム・ポリス駐屯地〜ロイの村】
シエル達が乗り込んだ小船は、ポリスの駐屯地に流れ着いた。助けてくれたのは
バウンティ・ハンターのメズキとゴズキ。彼らは魔獣ロイを倒すためにこの派遣部隊に雇われている。

ロイはポリス内でならず者達と喧嘩した際、ガイアを使ってしまったため追われているという。
ロイ達は満月の日に狼人間に変身し連携攻撃を仕掛けてくる。だが派遣部隊の隊長には
秘策があるようで、折角雇ったメズキ達の攻撃を中止させてしまう。やさぐれるメズキ達。
ロイをおびき出すため駐屯地にはエルフが囚われている。
エルフはこっそり作戦の秘密を記した手紙をシエルに託す。
隊長からはロイを挑発する手紙を渡され、ロイを倒すまで
ルディは人質として残り、武器屋の手伝いをさせられることに。

ロイの村に行くと、満月の日に会えると子供に言われる。実はその子供がロイ。
エルフの手紙で月を新月に変えるガイア・パーツの存在を知ったロイ達は、それを逆手に取る作戦に出る。
作戦は成功し、ポリス派遣部隊は駐屯地から撤退。ルディも無事に助け出された。
ロイは必要なら力になる、と仲魔に加わる。
(エルフの手紙を届けないと、ロイはメズキ達に破れ死んでしまう)

【エキンム・ポリス〜軍艦島】
街に入ろうとするとヨナタンが現れ、喧嘩を吹っかけて来る。戦闘勝利。
二人はポリス兵にきつく叱られるが、子供だからと何とかとりなして貰えた。
ヨナタンは解放されるとふらりとどこかへ行ってしまう。

街の噂では、最近リリィと言う女性が弟を残して行方不明になったらしい。
彼女の家に行くと弟ピリポが、リリィはならず者集団バルバロイに連れ去られたんだと訴えている。
その相手は…ヨナタン。俺が何とかしてやると請け負い飛び出していく。
ルディとドゥーは心配して後を追い駆ける。

この街では赤いふくろう団と、メルウ達ヒート村の人々とも再会する。メルウはヒート村の事件を
訴えるが、誰にも信じて貰えないため「死神イェーガー」を雇おうとBARに呼び出す。
やがてフードを目深に被った怪しい男が現れる。メルウはバニパルを倒して欲しいと頼むが、
報酬のメモリーストーンが無ければ駄目だとあっさり断られる。
(メモリーストーンは遠い過去の景色を映し出す特殊な石)
メルウは何としてもメモリーストーンを見つけると言い立ち去る。
入れ替わりにルディとドゥーが「ヨナタンが戻って来ない」と店に飛び込んでくる。
イェーガーはドゥーを見て驚くが、ルディに出会った経緯を聞くと落胆する。
彼はどうやらブランティカ文明の事に詳しいようだ。
そこへBARで飲んだくれていた二人の男がイチャモンをつけてくる。
イェーガーが呪文を唱えると、ドゥーが動き出し男達を吹っ飛ばした。
唖然とする一同。更にイェーガーは「この男達はバルバロイだ」と暴露する。

30 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/02(月) 19:04:30 ID:uhWwUnS30
逃げた二人の名はレッドとブラック。街の老舗ララ商会のドラ息子だった。
二人は老父を殴りつけて船の鍵を出せと脅している。ドゥーに攻撃させようとすると
当の父親自身が「母さんの店で息子達を傷つけたくない」と二人を庇う。
その隙に二人は逃げてしまうが、父親は軍艦島にいるに違いないと告げる。
シエル達はシャーク船長に頼み、シャーク・シップで軍艦島に向かう。
(ちなみに弱小エキンム・ポリス軍は、対処し切れないからと
アワアワしながらメガロ本部の命令を待つだけでさっぱり役に立たない)

バルバロイ達は廃棄されている古い軍艦を改造し基地にしていた。
「赤いふくろう」思わぬ急襲を受けバルバロイは身動きが取れない。
そこへヨナタンが(海路10km)泳いで軍艦島に上陸。ヨナタンに場をメチャクチャに
されない内にと慌てて奥へ向かうと、牢屋に囚われたリリィ達行方不明者の姿が。
やぶれかぶれで襲い掛かってきたレッドとブラックを倒し、人々を解放する。

バルバロイは騙して集めた人々をコンテナでどこかへ運んでいたようだ。
リリィとピリポは恩返しのため「赤いふくろう」に入団する。若い女性が入団して喜ぶ団員達。

【ゴドランド】
ヨナタンからモチョワ達がゴドランドにいると聞き、シャーク・シップで送って貰う。
モチョワは急にいなくなったことを怒って初めは知らん振りをするが、
言いたい事を言ってすっきりすると元の様子に戻る。彼女は元スカイウォーカーの所在を調べていた。
北の邸宅に住む友人ミーナが頼りになりそうな人を知っているという。

北の邸宅にはミーナと夫のボブ、ボブの母親が住んでいる。
ボブの母親は気難しい性格で、何かとミーナに辛く当たっている。
(ちなみに大の魔獣嫌いなので近づくと追い出されます)
ミーナは庭でメズキに「シャドー・ウォーカーの居場所を調べて欲しい」と頼んでいる。
メズキはミーナの事が好きなので断れず、引き受けてしまうが、追って宿屋に行くとゴズキと喧嘩している。
メズキ達の怖がる「母ちゃん」はシャドー・ウォーカー嫌いらしい。
メズキが調べてくれる間に、ドゥーに留守番を任せてアロンのいるトラキア・ポリスに行く事になる。
コワモテだらけになった宿屋では、店員達が怯えたり街が滅んでもこの宿屋だけは大丈夫だと妙な方向に達観したりしている。

【トラキア・ポリス】
キャク校長の家に行くが、校長はまだメガロに直訴に行ったままらしい。代わりに先客のヨナタンがいる。
以前よりガイアが強くなったことをキャルル先生に自慢したくてうずうずしている。うなだれるシエル、ルディ。
ヨナタンはキャルルの死を聞かされると、どうしてお前がいながら守れなかったんだとシエルを責める。
モチョワが止めに入る。相手は不死身、シエルにもどうしようもなかったのだ…と。
勿論それはヨナタンにも分かっていた。ショックを隠しきれず、外へ飛び出していく。
入れ替わりに現れたアロンにも伝えると、ポリスのやり方に憤慨し少々荒っぽい手を使うと言い出す。
だが話は後にして、魔獣学先生の所へ行っておいでと言う。

そこに来たのはルディの彼女・レナ。だがレナは嫌味を言ってルディを無視した挙句
「ゴドランドの北にあるブルームーンの花を取ってきてくれたら許してあげる」と言う。
早速飛び出していくルディ。モチョワは私よりキツイわね…とぼやく。

再びアロンの所に戻ると、アロンはポリスが隠している事を直接
元老院議員ベンショーハから聞き出すと言い出す。ベンショーハは今この街に滞在中で、
タワー見学会では自ら司会を務める。その時を狙えば護衛兵に邪魔される事も無い。
答えをはぐらかすつもりなら、ガイア・パーツでタワーを爆破してやると言い出す。
アロンは早速見学会へ出かける。
「アロンって昔から、肝心な所で失敗するのよね〜…」
成功を祈りつつ、メズキの調査結果を聞きにゴドランドへ戻ろうとすると
タワーの方角から爆発音が聞こえ、ハリーがすっ飛んでくる。アロンがタワーに閉じ込められたのだ。

31 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/02(月) 19:14:42 ID:uhWwUnS30
【トラキア・タワー】
タワーとは、永久機関フェレストから送られたエネルギーの貯蔵施設。
勿論ポリス市民の生活には欠かせないもので、扉には厳重にロックされている。
暗証番号を知らない兵士達は突入できず困り果てていた。
中からやっとベンショーハと隊長が出てくる。ベンショーハは見学者にバルバロイが紛れ込んでおり、中の人々は
全員死亡したと言う。バルバロイを倒すため魔獣隊のフェンリル100匹を連れて戻る、と隊長を引き連れメガロへ引き返して行った。
ハリーはまだ生きているかも知れないと訴え、ショックで座り込むモチョワをパンチで立ち直らせる。

物忘れの激しい隊長がどうやって暗証番号を覚えていたか…、そのヒントを見つけたシエル達は無事タワーに入る事が出来た。
奥には二匹のアースドラゴンが道を塞いで見学者を閉じ込めている。戦闘勝利。
「バルバロイに殺されちゃったかと思った…」再会を喜ぶモチョワ。
だが、その言葉にアロンは怪訝そうな様子になる。爆発の原因はアロンのガイア・パーツだった。

ベンショーハはアロンの質問をデタラメだと言い立ち去ろうとした。
そこでガイアを増幅するガイア・パーツを取り出した所、勝手にガイア・パーツが作動し爆発が起きたのだ。
…とにかくフェンリルが投入されない内にと一同はタワーを脱出。アロンは念入りに調整したガイア・パーツが
勝手に作動した事が気になるようで、しばらくキャク校長の家に留まり、一人で考えてみるという。

【ゴドランド・2〜北の湖】
シエルとモチョワが戻ると、街ではミーナとボブが駆け落ちし騒ぎになっている。
事の発端はボブの婚約者イザベラが現れたことだった。彼女に二階から突き落とされた
ミーナは、お腹の子を守るため本来の姿・魔獣ネコマタに変身してしまう。
正体を知ったボブの母親がミーナを追い出そうとしたため、二人は駆け落ちしたらしい。
メズキに頼み込まれ、まずはミーナを探す事に。北の邸宅へ行くと、母親がボブをネコマタから取り返してくれと言う。
モチョワが機転をきかせ、ボブが戻ったら船をくれると約束させる。
ハリーは嫌味ったらしい母親に怒り、彼女の嫌いな魔獣に憑依して母親を追い掛け回す。

仲の良かったエルフ達は、ミーナは北の湖にいるはずだと教えてくれる。
ミーナが満月の夜、初めてボブと出会った思い出の場所なのだ。
更にミーナは最初、メズキの事が好きだったとも。エルフはいつ戻らなくなるかも
分からないバウンティ・ハンターより、ボブの方がいいと勧めたのだった。

32 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/02(月) 19:16:14 ID:uhWwUnS30
満月の日に湖へ行くと、プリズム魔法を得意とするモチョワが
満月の光とミーナの好きな歌、そしてボブに対する思いが鍵になっていると閃く。
モチョワが魔法を使うと橋が現れ、湖の小島の家に行けるようになる。そこには案の定ボブとミーナが。
ボブはミーナの正体がネコマタだという話を、別れさせるための方便だと思っているようだ。
そこへボブの母親が雇ったならず者、フアン兄弟が現れ力ずくでボブを連れ去ろうとする。
抵抗してネコマタに変身するミーナ。身重のミーナに代わりモチョワが戦いを申し込む。戦闘勝利。

ボブはネコマタ姿のミーナに怯え、後ずさる。
「お、俺が愛したのは人間のミーナだ!」逃げ去ってしまうボブ。
ミーナは、迷惑をかけたとシエル達に謝り立ち去る。
橋の上でメズキとゴズキにすれ違う。ミーナの後を追いかけていくメズキに、ゴズキが呟く。
「ありゃいい人で終わるタイプだな…。」
ゴズキはボブの母親から預かってきた船の許可証をシエルに渡す。モチョワが調査はどうなったのよと突っ込むと、
ゴズキは自分達の「母ちゃん」…リンクルが元シャドーウォーカーだと渋々話す。
だがリンクルが狙われる心配は無いし、面倒事になるから居場所は話せないという。

ルディを探しにゴドランドに戻ると、地下室でレナとフロスト(ヒーホー!)が対峙している。
フロストはブルームーンの花を取ってくると嘘をつき、ルディのお小遣いを取ってしまったのだ。
だがその花は、本当はラガにしか咲いていない。レナはルディの気持ちを試したのだ。
レナは勿論ルディは合格だと言い、フロストを合体魔法でオークにしてしまう。オークは悪態をつきながら退散。

レナはモチョワに連れられ一旦ラガシップへ戻る事に。しかし移動魔法が使えるレナはいつでも抜け出せた。
「たまにはルディを連れてきて」とシエルにもこっそり移動魔法を伝授。
ハリーもヨナタンの様子が気になるからとPTから外れる。
両親はメガロ・ポリスでシエル達を待っていると言う。まずは船でノルディアへ。

【寄り道】
ネコマタの村:ミーナの故郷。メズキがミーナに告白している。
チタの村 :荒れ果てた無人の村。"ハリーの誕生記念に"植えたという木がある。
ピカテン島:魔獣ピカテントロプスが住む島。ボスにちび竜が食べられそうになるが、
      倒すとボスが仲間になり、シエルが新ボスと認められる。
※今日はここまで

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 12:38:35 ID:XoNfuNZr0
>>16-19
前スレに大神の人(ずっと書いてた人)が来てたけど、この場合ってどうなるんだろう?


34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 12:39:28 ID:XoNfuNZr0
>>16-18だった。

35 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:49:11 ID:CMcivbma0
【登場人物紹介・3】
ボック&ハンス&トーマス:メガロ街道を封鎖している三人組。砂漠の街スサの出身。
リリィ  :ピリポの姉。赤いふくろうに入団後、団の新入りと婚約中。
ガーフィ :メガロ・ポリスの探偵。アレクを初めシャドー・ウォーカー達とも旧知の仲だった。
キャク校長:ブルトンの校長。ガイア・パーツ製作ではアロンの師匠。
ベンショーハ:元老院議員。永久機関フォレストの発明者で、ポリス市民を中心に人気がある。
バニパル:ガイアを得るため人間や魔獣を食らう男。死の恐怖から、完全な不死に固執している。

【ノルディア】
この街からメガロ街道を抜ければメガロポリス。リリィと新入りが結婚式の予行演習をしている。
岬にはレナが佇んでいる。ルディを待つだけなんて出来ないと脱走してきたらしい。
挙句ルディに強い魔獣が付いていれば安心だわ、とルディが止めるのも構わず仲魔探しに行ってしまう。
レナが分からないよと泣きつくルディ。…多分お兄ちゃんにも理解不能であろう。
シャーク船長はめでたい席は苦手だからと波止場に佇んでいて、新入りの兄ブライアは
幼なじみだった…と昔話を始める。二人は空に憧れて一緒に空軍に入り、月からこの星を眺めるという
夢を追いかけていた。シャークはやがて空軍のエースとなり、バーロ・ポリス侵攻にも参加。
だが激戦でシャークの船以外は全滅。別船隊を率いていたブライアも帰らぬ人になった。
現在「赤いふくろう」団は念願の宇宙旅行会社を立ち上げている。
会社名はシャークが昔、ブライアと二人で考えた名前「スペース・トラベラーズ・シップ」。

【タバスの村】
メガロ街道の入り口の村。だがボックら三人組の男達が街道を封鎖している。
ボック達は村人に、しらを切り続けるなら村を焼き払うと脅している。メガロ街道へ行くと、
村で雇った用心棒と間違われ戦闘に。戦闘後、ボック達は俺たちが何をしたんだと悔し泣きし始める。
ボック達は15年前、終戦間際のバーロ・ポリスへ出稼ぎに行き、運悪く戦争に巻き込まれてしまった。
終戦でやっと戻ったが今度は故郷スサの街が無人に。それ以来街の人々の生存を信じて
探し続けてきた三人…だが、タバスの村で再会した人々はボック達のことを覚えておらず、
自分達はこの村で育ったと信じ込んでいるのだ。
ルディが同情し、タバスの村人に事情を説明する役を買って出るが、村人は困惑するばかり。
ボック達は落胆するが、シエルとルディだけでも信じてくれて救われたと言い、涙を隠して立ち去る。

36 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:51:15 ID:CMcivbma0
【メガロ・ポリス〜バトル・アリーナ】
シエル一家はようやくの再会を果たし、深夜まで語り合う。翌朝シエルはブルトンを休学中の
生徒達に出会い、キャク校長は彼らポリスの子供達の復学要請に熱くなる余り、ガイア禁止法など
不要と演説したため政治犯として逮捕された、と知らされる。
アレクの家では惨状を前にグレンが立ち尽くしている。物陰からガーフィという男が
現れ、アレクは貴方達を巻き込みたくなかったのだろうと告げる。思わず身構えるグレンだが
ガーフィが探偵事務所「ガーフィ・サービス」に案内し、昔はアレクと一緒に奴隷商人を騙して子供達を
解放するなど危ない事をしていた、と懐かしそうに語り出すと、少年時代のガーフィを事を思い出す。
ガーフィはアレクに「あの日の記憶を取り戻したい」と依頼され、砂漠の町スサの調査をしていた。
結果街の住民がここ15年間でそっくり入れ替わっている事実を知る。だが、メガロに戻ると
アレク一家は失踪、家も見てきた通りポリスの手でメチャクチャに荒らされていた。
シエルがタバスで出会ったボック達の話を伝えると、ガーフィは考え込む。
そこへモチョワとイリアがやって来て、アロンが永久機関フェレストのエネルギーがガイアだと突き止め、
フェレストの正体は生き物だと知ったシャドー・ウォーカー達が暗殺されていると公表したという。
アロンは逮捕されてしまったが、グレンは早々何かしてくる事はないだろうと判断し、
ベンショーハに正面切って挨拶してやるため、バトル・アリーナへの参加を決める。
シエル、グレン、イリアのチームは見事優勝を果たす。勝手にベンショーハのいる壇上へ上がるグレン。
バトル・アリーナの優勝者は願いを一つ叶えて貰えるという。
グレンがアロンとキャク校長の解放を望むと、ベンショーハは今なら自分を殺せると挑発。
グレンはそれには乗らず、仲間が世話になった礼は必ずさせて貰うと啖呵を切る。

37 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:52:25 ID:CMcivbma0
【メガロ・ポリス2】
「ガーフィ・サービス」に戻ると早速アロンが現れ、催眠術を外すガイア・パーツを
作ったからグレンに試して欲しいと言い出す。
戦争中シャドー・ウォーカーは永久機関フォレストの秘密を知ったため強力な催眠術をかけられ、
記憶の一部を失った。だがアレクだけが何かのきっかけでその記憶を取り戻したに違いないという。
「大丈夫なのかね…アロン…おじさんはまだ死にたくないよ…」
怯えるグレンだったが結局は兜型ガイア・パーツを頭にはめる。
「バオ流星…流れ星だ…」イリアは一瞬焦るが、グレンは正気だった。
16年前の流星の夜。シャドー・ウォーカーはバーロ・ポリス急襲作戦を遂行中、砂漠で
運転中止になった筈の地下移動船サンドローマが浮上して来るのを目撃した。
念のため船に潜入すると、船内には動かぬ人や魔獣が溢れていた。更に、敵対している筈の
メガロ、エキンム、トラキアの元老院議員が現れ、生命エネルギー・ガイアを取り出す方法が
見つかったため、ラピスを巡る戦争は実は終結しているのだと告げる。そしてこの船内の人々が…。
「これで戦争が終わるのだ!」
ベンショーハがスイッチを入れるとガスが噴射され、視界が暗くなった。
グレン達シャドー・ウォーカーが死ねば市民が納得しない…、そう考えたベンショーハは、
古代ブランティカの技術で催眠術を施したらしい。

他の議員は「ゴモラの住民にした方が良いのでは?」と口にしていたという。
ガーフィはきっとゴモラもスサの街の近くにあるに違いないと探しに行く。
グレンは短期間でガイアを鍛えるため死の谷へ向かうと言い、イリアも同行。
シエルは街の広告に目を留める。『たった一人のシャドーよ、寂しくはないか…
魔界の暗闇に入って行った仲間の所へ私が案内してやろう。私は南の島、湖の眠る地で待つ バニパル』
また街中で不穏な噂が耳に入る。奇病に罹ったハリーという少年がガルフ島研究施設に送られたという。

38 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:53:52 ID:CMcivbma0
【ガルフ島】
ノルディアで留守番中のピリポから、水に潜れるアイテム・アクアラングを貰う。
島ではヨナタンの子分・魔獣2号が立ち往生している。ヨナタンと一緒にハリーとバニパルを
追っていたが、はぐれてしまったらしい。水中に飛び込むと不気味な研究施設が。奥から悲鳴が聞こえる。
魔獣1号を殺され、激昂したヨナタンはバニパルに突進するが吹っ飛ばされてしまう。
側にはガラス筒のような装置に囚われたハリーの姿が。バニパルが装置のスイッチを入れると筒が液体で浸されていく。
「出して!ここから出して!心を飛ばせないの、助けて、助けて!」
筒を破壊しようとするシエルだが、バニパルに阻まれる。戦闘勝利。
バニパルは苦しみだしスライムになって溶けてしまう。だが既にハリーも…
「ルディ…ぼくは本当は人間じゃないの…木なの…
ハリーって名前はぼくを大切にしてくれた子供の名前…
ごめんね、黙っていて。戦争でみんな死んじゃって…とっても寂しかったの…
でも…ラガに行って…楽しかった、昔みたい…ぼく、凄く楽しかった…」
ガイアが消える。動かぬハリーに呼びかけ続けるルディ。
その時、苦しみ続けていたバニパルが遂に元の姿に復活する。特攻しようとするヨナタンを引っ張り、逃げ出すシエル達。
ハリーにバニパル調査を頼んでいたヨナタンは、責任を感じて姿を消す。ルディは必ずバニパルを倒すと誓い、
バニパルを倒せると言っていたイェーガーを思い出す。まずは居場所を知っていそうなシャーク船長を探すことに。

【マゴク王国】
ノルディアにはリリィと新入りが新婚旅行から帰っている。事情を話しマゴク王国まで送って貰う。
マゴク王国はここ15年間国王が不在のまま。更にバルバロイの本拠地だと言う噂を立てられ窮地に陥っていた。
シャーク船長は国王代理のカラス天狗に箱舟購入を持ちかけている。
シエルはネルの村でイェーガーを見かけたと教えられる。脇で話を聞いていた
カラス天狗はバニパルという言葉に反応し、屋上庭園の老人なら何か覚えているかもしれないという。
老人は美しい花壇を前に、このフレイヤの花は先代国王が愛する女性リンクルに贈った物だと話し始める。
終戦前、リンクルは行き場のないバーロ・ポリスの子供達を引き連れマゴクへ来た。
引き取る余裕は無いと断られると、リンクルは単身王の前に進み出、断るならこの場で
命を絶ち王宮を血で汚すと命がけで嘆願。国王は残りの財産を投げ打ち子供達を救う事を決意する。
やがてマゴク王はリンクルに屋上庭園で愛を告白し、リンクルは愛情一杯に育てなければ
枯れてしまう花、フレイヤでこの庭園を一杯にしてと答えた。
だがメガロ・ポリスの使いとしてバニパルが現れ、兵士リンクルと敵国バーロの子供達の引渡しを要求。
これを拒否した事を理由にメガロはマゴク王国に侵攻。その際、リンクルは子供を助けようとして
激しい戦火の中で消息を絶った。マゴク王も後を追うように病死したという。

39 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:55:01 ID:CMcivbma0
【寄り道】
ドゥラ・エウロペ:
リンクルと引き取られた子供達が暮らす村。メズキはミーナと結婚し熱々新婚生活中。
ゴズキは「メズキは死んだ…」とメズキの変貌ぶりを嘆いている。
リンクルはマゴクで行方不明になった後、この村で二年間生死の境をさまよっていた。
目覚めた時には戦争は終わり、先代マゴク王も死去した後だったと涙で声を詰まらせる。
シャドーウォーカーの事に関わりたくなかったのもそうした経緯があったためのようだ。
だが後で、久しぶりにマゴクへ戻ってみるつもりだ、と話す。

【ネルの村〜北東平原〜古代の都市】
メルウ達もメモリーストーンを追ってこの村に来ている。
持ち主の道具屋ランタン(ヒーホー♪)は、仲の悪いラグに石を盗まれたと言う。北東平原へ取り返しに
行くにはロープが必要、と高額で吹っかけられる。ラグの苦手な魔獣を渡せばタダで借りられるが、
北東平原で地下道に下りると後を付けて来たランタンがロープを持ち去ってしまう。奥には同じように地下に
取り残されたメルウ達が困っていた。ランタンの仲間と思い込んだラグと戦闘になるが、勝つと石を譲ってくれる。

イェーガーの住む古代の都市に向かうと、一足先に着いたメルウがバニパルの手下エジールに襲われている。
イェーガーが呪文で動きを封じ、無事メルウが逃れた後で戦闘に。戦闘勝利。
彼は話を聞くと言って遺跡の中へ。報酬のメモリーストーンを台座に乗せると、
2万年前、人間と魔獣が憎み合っていた時代の映像が映しだされる。イェーガーと戦友ベンショーハは
その頃のブランティカ文明の人間だったが、戦争で集まったガイアが暴走しこの世界へ飛ばされてしまったと言う。
イェーガーはその後ブランティカがどうなったか知りたがっているが、この石にその事は
記憶されていなかった。だが約束は約束だ、とバニパルの弱点を教えてくれる。
ブランティカの時代にも不死の術に失敗した者がおり、セイスの水晶を使い南のジグラッドで
封印していた。だがバニパルに気付かれず封印するには、地下に複雑な仕掛けが必要だと言う。
ガイア・パーツに詳しいキャク校長とアロンに力を借りるため、一路メガロ・ポリスへ。

【死の山〜ジグラット】
アロンは、準備が整うまでにグレンに会って来るよう勧める。
死の山で一家で一晩過ごし、翌日グレンが百魔組手を成功させ下山。一家でジグラッドへ。
アロンの説明では、バニパルを倒した時に地下のスイッチを入れれば封印が完成すると言う。
グレンはアリーナ上にバニパルを呼び出す。バニパルはシャドーウォーカー全員を殺せば
完全な不死身の身体をベンショーハに約束されているという。グレンとバニパルの一騎打ち。
グレンはシャドーウォーカーに変身して戦い、バニパルを倒す事に成功するが水晶の仕掛けが発動しない。
異変に気付いたシエル達が地下へ行くと、アロンはバニパルの手下カミーユに昏倒させられている。戦闘勝利。
アロンが仕掛けが発動させ、バニパルは水晶に封じ込められる。
もう不死の事に囚われずに済むのだから奴も幸せだろうと言い、立ち去るグレン。
ルディは「今度生まれて来る時はいい子に生まれるんだよ!」と声をかける。

40 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:56:44 ID:CMcivbma0
メルウが、マゴクとメガロ・ポリスが戦争になるという知らせを持ってくる。
ベンショーハは軍隊を使って政治を掌握。魔獣王国マゴクを叩くのは
国王不在の今しかないと市民を煽動し、強引に戦争を宣言したという。

【マゴク王国〜メガロ・ポリス】
レナがテラドラゴンを強引に仲魔にしようと説得中。エルの杖を持つ国王以外には
従えないとドラゴンが言うと、レナが杖を取り出した。
それは以前誕生日を忘れていたルディが、苦し紛れにレナにプレゼントした物だった。
レナは速攻で女王に就任する事になる。テラドラゴンは10日前に元老院議員が
バルバロイを解散しガイア禁止法に従えと要求してきたと言い、開戦を迫る。
レナは頭のいいベンショーハの事だから何か策があるに違いないと、メガロへ謝罪しに行こうとする。
だが誇り高い魔獣王国にとって、ガイアを捨てる事は耐え難い屈辱だと説得される。
レナは徹底抗戦すると国民の前で宣言。グレンやドゥーの力を借り、シエル達はメガロへ
情報収集しに行くよう指示。…とんでもなく女王様っぷりが板についているレナなのだった。
メガロの「ガーフィ・サービス」を訪ねると、ガーフィから、スサには戦時中の大シェルターに繋がる
秘密の通路があるらしい、タバスの三人組を探して欲しいという伝言が入る。

【ドゥラ・エウロペ〜スサ】
保護されていた三人組が脱走したという。シエル達が見つけると、やはりボック達だった。
ボック達はスサの話をした途端、リンクルに閉じ込められたと文句を言う。
と、村にポリス兵が現れスサの連中を出せと脅し始める。戦闘勝利。
どうして俺たちが狙われるんだと怯えるボック達。リンクルはあちこちで
スサの秘密を話して回ったせいで命を狙われたのだと説明。
スサの砂漠の下には、ゴモラへ人や魔獣を運ぶサンド・ローマが走っている。
だがボック達に信じて貰えそうになかったから閉じ込めてしまったと話す。
大シェルターの話をすると、ボック達には心当たりがあるようでスサの町で落ち合う事に。

スサの町は兵隊訓練場になっているが、砂嵐の強くなる満月の日だけは全員避難する規則らしい。
満月の日に訪ねると、ボック達が昔の家で懐かしそうにしている。ハンスが暖炉に体当たりすると
歯車が転がり出てきた。その歯車を風車小屋の歯車に噛ませると、地下シェルターの扉が開く。
中では元老議員らが話をしていた。新しいゴモラの住民はサンドローマ前に集めてあると言う。
奥へ進むと、操られるようにサンドローマに乗り込んでいく人間や魔獣の姿が。
シエルとルディは止めようとするが、ガーフィを人質に取られ逆にサンドローマに乗せられてしまう。

41 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:58:08 ID:CMcivbma0
【永遠なる町ソドム〜スサ】
目が覚めると、側にはなぜか死んだはずのキャルルの姿があった。彼女は魔王ハデスを倒しに
行こうと言い出す。両親やモチョワ達もいるが、どこか様子がおかしくネガティブな雰囲気である。
何だか良く分からない内に魔王の城へ向かうが、ハデスを倒すとまたキャルルに起こされて…と無限ループ状態に。
この町では目に見える者だけが全てではないという。町中でハデスの幻影に話しかけると
その姿がハリーに変わり、ここは夢の中だから目を覚ましてと訴える。シエルは疲れているのよと
庇うキャルル。だがシエルが目を逸らすと、短い間だけど楽しかったと言い、キャルルの幻影は消えていった。
ハリーは目覚めたらどこかにスイッチがあるから、それを切れば脱出できるという。
「僕もう行かなきゃ…まだ子供だから心は飛ばせないけど…夢の中では会えるから…」

今度こそ本当に目覚めたシエル。側には懸命にシエルを起こそうとしていたモチョワの姿があった。
シエルがスイッチを探し出して切ると、どう見てもヨナタンな「マッハはやぶさ」という男が現れる。
彼に言われた通り出口のスイッチを切ると外に出る事が出来た。
アロンが運転するサンドアームで全員で脱出する。スサに戻ると、両親が死んだという衝撃的な話を聞かされる。
実はソドムにいる間に現実世界では一ヶ月が過ぎており、その間にマゴク王国は
メガロのガイア・ウェポン、アークで滅ぼされてしまっていた。上空から照射される
アークのレーザー光線で、マゴクの戦士達、両親やリンクルも命を落としたと言う。

【古代の都市〜ノルディア】
ガイアウェポンを作ったのはイェーガーかも知れない…、シエルとルディは話を聞きに行く事に。
イェーガーは新たに入手したメモリーストーンで、ブランティカ文明が滅んだ姿を見てしまい落胆していた。
彼は予想通りアークが古代知識で作られたものだと告げる。
だがアークは地上数万フィートの距離に浮かんでいるため、箱舟で破壊しに行くしかないという。

ノルディアの「スペース・トラベラーズ・シップ」では箱舟を整備中だった。だがグレン達が
殺された事を話すと、ピリポと新入りが箱舟を貸すよう頼み込み、シャーク船長はアーク破壊作戦を決意。
箱舟はアークに到達しないままトラブルを起こす。船員に脱出を命じ、自分は
この空に借りを返しに行くという船長。
ルディは船長を見殺しに出来ないと言い、シエルと一緒に無茶な移動魔法でアークへと向かう。
固唾を呑んで空を見上げるシャーク船長。「ブライア…頼む…あの子達に力を貸してくれ…頼む」
シエル達はアークを破壊して帰還。不幸中の幸い、全員怪我も少なくて済んだ。
ただ「赤いふくろう」メンバーは箱舟が大破したことでしばらく虚脱状態に陥ってしまう。
一方ガーフィもノルディアのレジスタントの所へ来ていた。
モチョワが客人を連れてきたと言い、ベンショーハの独裁を逃れて来た元老院議員を紹介する。
彼の話では、実はシエル達がいた所以外にも、ゴモラの町(ガイア吸収施設)は多数存在するという。
そして既にポリス数十年分のエネルギーが貯蔵されており、それを使えばアークを再製造する
ことも可能になってしまう。その貯蔵施設…フェレスト・タワーは海底に沈んでいるが、ベンショーハは
万が一に備えて、Z施設というタワーの制御施設を別に作っていたと言う。

42 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 19:59:22 ID:CMcivbma0
【Z施設〜マゴク王国】
Z施設は生物に危険な毒が充満している。だがルディが、ドゥーなら毒が効かないと提案。
ドゥーが一人でZ施設へ入り、無事フェレスト・タワーを浮上させることに成功した。
だがちび竜が追い駆けてZ施設に入って来てしまったため、ドゥーはちび竜を庇いながら戦うことに。
ちび竜は無事に脱出できたが、ドゥーはガイア・パーツの敵に囲まれ爆死してしまった。
「ちび竜さ…よ…な…ら……ルディさ…よ…な…ら…」
ちび竜は生まれて初めて悲しみを覚え、テラドラゴンに成長する。

だがマゴク王国に戻ると、今度は新たな問題が発生していた。
フェレスト・タワーに近づくと磁気嵐でシップの計器が狂ってしまうという。
海上も大きな渦が巻いていて近づけない。ドゥーの死が無駄になってしまうのか…そうアロンが
落ち込んでいると、キャク校長が諦めるなと一喝。渡り鳥なら近づける、とヒントを出す。
アロンは風を利用して飛ぶスカイウィングという手があったと閃く。
モチョワ、アロン、ヨナタン、イェーガーから一人仲間にしてタワーへ向かう事に。
※今回はイェーガーを仲間にします

【フェレスト・タワー〜マゴク王国】
途中「貴様らのレクイエムが出来た所だ」とか言いつつ襲いかかって来る議員エルモアをさっくり潰して
奥へ進むと、壁にメモリーストーンを埋め込んだ部屋があった。
箱舟から見た、それも2万年前まえの景色が映っている。ベンショーハは
プレゼントは気に入ったかね?と言い、あの風景を見た時から
ブランティカを地上に蘇らせるのが夢だったとイェーガーに話す。
「お父さん…お母さん…ドゥー…ハリー…リンクルさん…キャルル先生…
もっと言ってやろうか!お前が殺したのは、まだまだいっぱいいるんだ!」
ルディの糾弾にベンショーハは、10人の命で100人の命が救われる、
同じブランティカで育ったお前なら分かるはずだとイェーガーに同意を求める。
自分は死神、貴様のような善き心など持ち合わせていないと突っ撥ねるイェーガー。
ならば古代ブランティカの時代からの法、ガイアで決着をつけようとベンショーハが戦闘を仕掛けてくる。
戦闘勝利。貴様は人間と魔獣を買い被り過ぎている、いつか後悔する…そう言い残し息絶えるベンショーハ。
「帰ろ、お兄ちゃん…ラガに帰ろう…」ルディが言い、一同は海に沈むタワーから脱出。

マゴク王国に戻ると、どこからか男達がシエルを訪ねて来た。
「これで再びラピスは人々にとって重要な石になったんだ!」
男達―戦争屋―はそう叫び、シエルを刺し殺して去った。また戦争で大稼ぎ出来る、と言い残して。
ブルトン…ヒート村…ラガシップ…ラガの村…様々な思い出の地が蘇り、シエルは最後、
魔界の門の前に立っていた。シエルは魔界の門をくぐり、魔界へと堕ちて行く。

43 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 20:01:29 ID:CMcivbma0
【OP(完全版)】
雪原。騎獣と死に別れ、ただもう魔界の門へ進むしかなくなったアレク。
"…ついに、一人になってしまった――"
シャドー・ウォーカー時代の思い出が去来する。
生まれた時から続く戦争の悪夢に希望を失いかけているグレンを、アレクが励ましている。
"信じることだよ! いつか、きっと平和が訪れると!"
"我々人間も、魔獣も、幸せになるために生まれて来たんだよ!"
マーヤが、私とリンクルだけは幸せになるわよ!こんな美人を世の男達が放っておく訳がないわ、と
息を巻いていると、ランディが自分の部下(オーク)を紹介してやろうかとからかう。怒ったマーヤに
隊長何とかしてよと言われ、アレクは聞こえないフリをしている。砂漠での平穏なひと時。
"悪夢…夢…全てまぼろし。それでも…誰より真剣に生きてきた"
深い雪の中、いつしか膝をついてしまったアレクの前に、妻子の幻影が現れる。
メガロで家族と平和に暮らしていた頃。アレクは家族に、グレンから届いた手紙を見せていた。
グレンはラガで結婚し、子供にシエルと名付けたという。
"よかった…皆幸せにやっているんだ…本当に、よかった…"そう涙ぐむアレク。妻が寄り添う。
妖しい光が雪原に降り注ぎ、アレクは幻想から醒める。顔を上げると不気味な人工物がそびえていた。
「フフフ…ハハハ…魔界の門だ。ざまあみろポリスの連中め! アハハハハ!!」
アレクは魔界の門の向こう側に辿り着くと、その場に手をついてしまう。
「ここから先は魔界だ、誰も追って来られない。ポリスも、誰も…」
「…本当に疲れた、これで全部終わりだ…。グレン…お前だけは生き残れ…」
アレクはその場に倒れ伏す。傍らでオルゴールの蓋が開き、メロディが流れ出す―――

【魔界】
魔界は多数の町と、それを繋ぐゲートで成り立っている。その最下部には悪しきガイアの
集まる場所があり、時空を切り裂く『ベリアルの書』が封印されていた。
アレクは多数の魔獣を集めて下の街へ向かっているという。シエルはイリア、リンクルと
協力して下の街へ行く過程で、アレクの目的が『ベリアルの書』を使い地上へ復讐しに行く事だと知る。
地上ではラピスを巡って戦争が起きており、この上アレクが魔獣を地上へ連れ出せば
大量のガイアが流出して地上も魔界も滅んでしまう。魔界を統治するベリアル、バール、ルシフェルの
三魔王はアレクを止めようとするが、隊長に味方する元シャドー・ウォーカー達に足止めされている。
結果的に元仲間のバギと戦う事になり、悲しむリンクル。彼女を置いて一足先に下の街へ向かうと
グレンがいた。アレクは以前と変わってしまっていたと言い、ポリスへの怒りを露にする。
彼を止めれば良かったのだろうか?苦悩するグレン。イリアはどうすれば良かったのかは分からない、
でも決めるのは自分自身だと言い、夫に付き添うためシエルと別れる事に。
シエルは三魔王を助けて共に最下部へ向かったが、アレクは既に地上へ出た後だった。
三魔王はルディの持つフォースの力に最後の望みを託す。
一方地上では、ラピスの産出地メギドで地割れが発生し、ラピスで出来たルシフェリウムが姿を現した。
「血と叫びの記憶であった前の戦争に懲りず…お前たちは再び戦争を起こそうとしている…
力によってしか治める事ができなければこの地に力をもたらそう、魔王が必要なら私がなろう…。
これより先、ラピスは我々魔界が管理する。
ガイアによってラピスを奪いたければ…ここに来ればいい。私はルシフェリウムで待っている!」
魔族に覆い尽くされた暗黒の世界。ルディはそれでも人間と魔獣を信じると叫ぶ。
「大地よ…空よ…生きとし生ける者よ…信じることの勇気と力…フォースをここに…」
ルディからフォースの力が放たれ、シエルと両親、リンクルの4人は地上へ戻ってきた。

44 :Last Bible3 ◆uiSZVGIywM :2006/10/03(火) 20:02:38 ID:CMcivbma0
【ルシフェリウム〜ED】
シエル達は争いの元凶ラピスを全て破壊しようと決める。争いは残るだろうが、ラピスがなければ
人間は一から出直すチャンスにも恵まれる。もしかしたら人間が滅びるかも知れない。
それでも私は信じる。シエルが帰ってくると信じていたのと同じ位に信じる、とモチョワ。
シエル達がルシフェリウムに戦いを終わらせに行く間、別チームが魔界の魔獣から人間達を守ることに。
レナは魔獣三身合体を完成させ、ソルレオン、ケルベロスという強大な魔獣の召喚に成功しており
愛するルディに貸してあげるという。今日はレナの誕生日。プレゼントには平和が欲しいという。
アレクはルシフェリウムの最奥に待ち構えている。例えラピスが無くなっても同じ争いが繰り返されるだけ、
もはや人間と魔獣は信用できない。復讐のために得た力もラピスも譲る気はないと戦闘に突入。
アレクは劣勢になると魔界のガイアを呼び寄せ、人間の身体を捨てて魔獣ギルグークに変身する。
ギルグークを倒すとアレクは元の姿に戻り、やっと自分の戦いが終わったと息絶える。
外へ出るとラピスの結晶が空から降り始める。あの戦争が全てを狂わせたと呟くイリア。
グレンは誰もが平和を祈っていたが争いが起きたのだと応える。だが血と剣の時代は終わり、
これからは奇跡の時代、フォースの力を持つ子供達の時代がやって来る。

暫く後。赤いふくろう団はザマの丘に眠っていた宇宙船をアロンに修理して貰い、
リンクルにオーナーになって貰って、念願の月旅行を達成していた。
レナをエスコートして、窓から自分達の生まれた惑星テラを眺めるルディ。子供達を見守るグレンとイリア。
ヨナタンは船内で子分たちにガイアの使い方を教えており、教師になる夢を持ち始めている。
その脇で宇宙船をワープ走法させようと、こっそり危ない計画を立てているアロンとキャク校長。
ちび竜はテラドラゴンの妻子と一緒に船に乗り、やさぐれるゴズキを誰か紹介するからとなだめている。
モチョワは惑星の美しさに感嘆し、今この瞬間に死が訪れてもきっと悔やまないと言う。
そしてシエルに自分より先に死なないと約束してと頼む。が、しんみりしている所に全くふいんきを読めない
魔獣合成師ジジィ達が登場。宇宙まで合成師ネットワークを広げようと理想に燃える。
ミーナとメズキは相変わらず熱々である。イェーガーの所にメルウがやって来て、掃除中に見つけたと言う
ボロボロの本を渡す。イェーガーは思わず驚きの声を上げる。それはブランティカ王女の日記だった。
ブランティカの人々は生き延びて、箱舟で宇宙へ脱出していたのだ。イェーガーは知らない内に
彼らの子孫―惑星テラに箱舟で帰還した、空の民―シエル達に会っていたのだった。

画面が切り替わり、月面に画面が切り替わってスタッフロール。三角錐のバリアに覆われた街が
あちこちのクレーターにぽつぽつ増えていく。最後に箱舟が加わり再びオルゴールが流れてED。

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 23:13:46 ID:DVhjagaO0
長らく放置していた玻璃ノ薔薇の続きを書きます。

エンディング分岐を全部見たものの、色々とわからないことが多く。
ミスリードか、語らぬが花というやつか、たんに自分の読解力がなさすぎるのか…。
ともかくそのまま書いていきます。

46 :玻璃ノ薔薇:2006/10/03(火) 23:18:57 ID:DVhjagaO0
10月23日
未明。全員が食堂に集められ、貴子の死が伝えられた。お互いを探るように見まわす人々。
1階の浴室前を通ると、浴槽に顔を押し付けられる貴子の幻が見える。
貴子は自殺や事故ではなく、ここで殺されたのだろうか?
その時、何者かに後ろから首をしめられる。ふりほどいたが、逃げられてしまった。

朝、部屋を出て広間に入ると、茉莉絵がピアノを弾いていた。そこに姉の加奈絵がやってきて、
「汚い手でお母様のピアノにさわらないで!」と茉莉絵をののしる。
加奈絵は、茉莉絵のせいで、二人の母・百合絵が死んだと思っているようだ。
いつのまにかピアノの上に仮面があらわれ、手にとるとバラのピースに変わった。

茉莉絵は、「昨日、死んだはずのお父様が庭を歩いているのを見たんです」と相談してくる。
昨夜の食料庫での出来事といい、伝衛門が生きているとでもいうのだろうか。

庭に出ると、伊原刑事と、今朝から応援にきたという刑事・片桐光太郎が話していた。
この片桐こそが、尚美さんの祖父で、あの手帳の主のようだ。
伊原が「あの男が、七瀬和弥だ」と貴史の方に顎をしゃくり、片桐も「七瀬、和弥…」とつぶやいている。
なんとなく険悪な空気を感じる。

庭番の松之助も、会話はしてくれるようになったものの、相変わらず貴史を疑っている。
昨日よりも前にたびたび、この屋敷を調べまわる貴史の姿を見ているというのだ。

虚彦は、貴子を利用してのしあがるつもりが、失ってはじめて愛していたことに気がついた…
と落ち込んで、『人形』の撮影もとりやめようとしていた。
「貴子が自殺するはずがない。しかし、庭園に咲く曼珠沙華を見たときから様子がおかしかった。
お母様の死は事故なんかではない、思い出したくないことを思い出した、と言っていた。」

貴子の母・緋沙子が使っていた部屋を調べると、家具や小物に宿る残留思念が見える。
(「あの子がいないの」「あの男のしわざか」「あの子は帰ってこない、私のせいなの、ゆるして…」
「曼珠沙華の花」「剣を握る手」「あなた、やめて」「貴子、こないで」「お母様!いやぁぁ!」)

47 :玻璃ノ薔薇:2006/10/03(火) 23:23:34 ID:DVhjagaO0
階段下で絢子の悲鳴。気を取られた貴史は後ろから何者かに殴られかけ、また取り逃がしてしまった。
絢子は床に落ちている仮面を見てふるえていた。仮面には血が…。

そこへメイドの喜久代が来て、「無念をかかえた旦那様の霊魂がただよっている」と絢子をおどかす。
喜久代は伝衛門の前妻・百合絵を今でも盲目的に敬愛しており、後妻の絢子を憎んでいるようだ。
取り乱した絢子はつぶやく。
「もしかしたら私があの人を…あの人、死ななければならないと言ったの…私…わからない…」

正午 高瀬水穂という緊張感のない新人女優が艶子を訪ねてくる。

片桐は何かを知っているのか、謎めいたことを言っている。
「伝衛門は死を予感していたのではないか。伝衛門は七瀬和弥に殺された 私はそう思っている」

屋敷の別館で、タングラムという図形パズルで遊んでいる偉哉少年と話す。
一緒にタングラムを解いてやると、うちとけて色々な話をしてくれるように。
偉雄・蓉子・偉哉の一家が滞在するこの別館では、かつて火事があり、松之助が火を消したそうだ。
加奈絵は別館が嫌いで絶対に来ないとか。

松之助に火事のことを聞く。伝衛門の二番目の妻・百合絵が生きていたころ、
別館は百合絵と、まだ赤ん坊だった茉莉絵が使っていた。伝衛門の長期出張中に
火事が起き、松之助が二人を助けたとのことだ。

本館に戻って、二階の行けなかった部屋を調べると、艶子が花瓶で頭を殴られて死んでいた…。
なぜか部屋の外の縁側にも花瓶の破片がおちていた。

48 :玻璃ノ薔薇:2006/10/03(火) 23:30:43 ID:DVhjagaO0
全員が食堂に集められ、艶子の死が伝えられた。やはり貴子の死も他殺では?と不安になる人々。
「さっさと遺言を公開しないからだ!!」と偉男が蜂谷に食ってかかる。
伝衛門は生前、「自分が死んだら屋敷に一族をあつめ、3日経ったら遺言を公開するように」
と言い残していたらしい。
伊原が全員に部屋を出るなと命じて解散させるが、当然、無視して調査を続けることにする。

別館に行くと、偉雄一家の仲がギクシャクしていた。
蓉子は、昔の夫はやさしかったけれど、今はお互いに理解しあえない…と嘆いている。
となりの部屋の偉雄は、壷を落として手をケガした、と苛立っている。
ここでも伝衛門の仮面を見つけた。

偉哉の話では、この別館にはあかずの間があるそうだ。
絢子に頼まれた伝衛門が、百合絵の遺品をしまいこみ封じたらしい。
書斎で見つけた鍵を使ってあかずの間に入ると、百合絵の肖像画、赤ん坊のおもちゃ、
スポイト壜を見つけた。この壜は青酸カリの…?

夕方、ナオミという女が片桐をたずねてきた。「刑事を辞めたのにこんなところへ飛びこんで」と
片桐を責めているのが聞こえてしまった。

茉莉絵は部屋に閉じこもっていた。「昨日の晩、階段を下りていく悪魔を見たんです。
悪魔は愛するものの姿を借りて忍びこんでくる、とお父様におそわったことがあるの。」
悪魔の姿は貴史お兄様そのものだった、でもその瞳はおそろしい光を放っていた、という茉莉絵。
急に激しい頭痛がした貴史はその場を立ち去った。

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/03(火) 23:37:30 ID:DVhjagaO0
今日はここまでです。

50 :スーパー特撮大戦2001(1/3):2006/10/04(水) 03:06:25 ID:ywzdz9bS0
スーパー特撮大戦2001続きいきます。

なお、前回ブレイン党が登場した、とありますが、ブレイン党は一回目のメインストーリーの後での登場でした。修正させていただきます。

では本編です。

ダーク破壊部隊と戦いを続けるキカイダーことジロー。戦いの中、やはりプロフェッサー・ギルの操る悪魔の笛に操られ、苦悩するジローを見かねた
ミツ子は自らが作り上げた完全な良心回路をジローに施そうとする。が、頑なにジローはそれを拒否する。不完全な自分の心を自分自身で制御して見せると
彼は言う。
その頃世界征服を企む鉄面党の総帥デビラー総統はプロフェッサーギルに接触し、同盟を結んでいた。そして、動き出した鉄面党とダークは
万国ロボット博覧会に出展された世界各国の巨大ロボットすべてを強奪した。彼らは戦闘用に改造したロボット軍団で世界を征服するつもりなのだ。
悪のたくらみを断固阻止せんと、科学秘密特捜隊 (SSI)の松原 真理を中心に、地球防衛軍、そしてキカイダーが立ち向かう。
両組織の雑兵を蹴散らし、計画を破らんとしたその時、以前も現れた、光明寺博士の脳を頭部に内包したダークの人造人間、ハカイダーが立ちふさがる。
光明寺博士の脳を破壊するわけにも行かず、ハカイダーに一切手出しの出来ない。絶対絶命のその時、突如トランペットの音がその場を支配する。
「何者だ!」とハカイダーが辺りを見回すと、ビルの一角にそのトランペットの主の男が居た。そして男は言う。
「悪のある所必ず現れ、悪の行われる所必ず行く!正義の戦士、キカイダーゼロ・ワン!!」
ジローよりも先に光明寺博士によって作られた、完全な良心回路と、光渦巻く太陽電池を持ったイチロー=キカイダー01は、仁王像に封印されていた。
01の回路が悪の活動を感知し、長い眠りから復活したのだ。彼の登場から間もなく、ハカイダーにタイムリミットが訪れる。
彼は一定時間内に脳の血液交換をしないと脳が死んでしまい、戦闘力が激減してしまうのだ。
ハカイダーのいない敵部隊など、キカイダー兄弟にとってはものの数ではなく、あっという間に鉄面党・ダーク連合部隊は撃退される。
しかし、未だ鉄面党の巨大ロボット・トロイホースが残っている。さすがに彼らでもあの巨体には成す術が無い。

その頃、襲撃と同時に鉄面党に捕らわれていたロボット工学者紅健一郎博士は、奇跡的に脱走に成功し、彼の弟でありSSIに所属する紅健(くれない けん)
に彼の製作したスーパーロボット・レッドバロンを託す。兄の言葉に従い、トロイホースを必殺のエレクトリッガーで撃破するレッドバロン。
しかし、健一郎の脱出は鉄面党による、レッドバロンを破壊するための罠であった。人間爆弾に改造されていたことを悟った健一郎は、世界の平和を
弟に委ね、一人爆死という壮絶な最期を遂げる。鉄面党の非道に猛る健。彼は兄の敵を、そして兄の願いをレッドバロンと共に果たすことを誓うのであった。

ショッカー、バンバ、BF団、マクー、ダーク、鉄面党…
次々と現れる悪の組織達。だが、混乱はさらに深まることとなる。
ショッカーを利用し、パワーアップを遂げた新仮面ライダー1号・本郷猛と新2号・一文字隼人。
だがショッカーも支援組織であるゲルダム団、そして謎の組織ナガーを取り込み、ゲルショッカーとして新生する。



51 :スーパー特撮大戦2001:2006/10/04(水) 03:07:56 ID:ywzdz9bS0
一方、銀河中の星を次々に消滅させている大帝王クビライ率いる不思議界フーマが、地球を目標と定め進行を開始する。
不思議時空を発生させる、フーマの尖兵、シャコモンスターに苦戦するギャバン。だがそこに「焼結!」という声と共に青い光が降り立った。
新たな宇宙刑事シャイダーこと沢村 大(まさる)である。主人公・沢村大は地球人の考古学者。銀河連邦警察にスカウトされた彼は、
バード星の宇宙刑事養成所で訓練を受けていた。だが、地球の危機を前にギャバン達の共通の上司であるコム長官により「シャイダー」のコードネームを
与えられ、パートナー・アニーと共に超次元戦闘母艦バビロスで故郷へ駆けつけたのであった。

シャイダーの活躍により、シャコモンスターを撃退するヒーロー達。そこへ超次元戦闘母艦グランドバースを狩り、赤き宇宙刑事、シャリバンも
合流する。彼は以前、マクーの破壊行動から森を守るために果敢に戦った伊賀 電であった。瀕死の重傷であった彼は烈の計らいによりバードで星治療を受け、幸いにも回復。
そしてコム長官に、マクーのモンスターにも臆せず立ち向かった勇気をかわれ、宇宙刑事にスカウト。「シャリバン」のコードネームを
与えられたのだった。そしてシャイダーと同じように、地球での謎のエスパー集団・宇宙犯罪結社マドーの暗躍に関する情報を得て、リリィと共に地球へと帰還したのだった。
揃い踏みした宇宙刑事達。3人はたとえ敵がどれだけ強大であろうとも、3人の力をあわせれば決して負けないことを確かめ合うのだった。

ある日、科学特捜隊、通称科特隊のハヤタ隊員は上空を戦闘機、ビートル1号でパトロール中、突然謎の飛行物体と衝突し、命を落とす。
だが、彼の前に突如光り輝く巨人が現れ彼に告げた。
「私はウルトラマン。怪獣ベムラーを護送中に逃げられてしまい、君を死なせてしまった。だが心配要らない。私の命を君にあげよう。」
そしてハヤタは目覚めた。夢か、と思う彼だがその手にはウルトラマンへ変身するためのアイテム…ベータカプセルが握られていた。
再び出現したベムラーにハヤタはベータカプセルを高く掲げる。すると彼の姿はウルトラマンへ。必殺技、ウルトラスラッシュ(八つ裂き光輪
の事ですが、名前がアウトだったらしく、改名されています。)でベムラーの巨体を切り裂き、巨体は湖へと沈んでいった。
ベムラーの他にも、怪獣や宇宙人が地球を狙っている。ウルトラマンと科学特捜隊もアミーゴ隊として一つに纏まったヒーローの陣列へ参加するのだった。

ひと時の平和な時を過ごすヒーローの集うアミーゴに突如機関車の仮面をかぶった男が現れ、黒十字軍の機関車仮面と名乗ると、一杯の水を要求する。
藤兵衛から手渡された水を勢い良く飲み干すと、機関車仮面は礼を言い、すさまじいスピードで去っていった。あからさまに不信な機関車仮面を追うヒーロー達、
追いつき、事情を聞くと、世界征服の為に黒十字軍の邪魔となるゴレンジャー。その基地を探して走り回ってることを正直に明かす。
機関車仮面が悪の手先と知ったヒーロー達は彼を阻止しようとするが、そこに「貫禄のある男」「キザな男」「九州弁の男」「真面目そうな女」「少年っぽい男」が
現れ、黒十字軍戦闘員と機関車仮面を翻弄する。戦闘員を片付けた5人は、突如姿を消した。そして残された機関車仮面の前に、名乗りと共に再び現れる。
「アカレンジャー!」「アオレンジャー!」「ミドレンジャー!」「キレンジャー!」「モモレンジャー!」
「5人揃って……ゴレンジャー!!」
そして彼らの必殺技ゴレンジャーストーム(モモレンジャーが出したボール型爆弾を5人でパスし、最後にアカレンジャーが敵に向かって蹴り飛ばす。)で
機関車仮面を撃破する。
戦いが終わり、5人はアミーゴ隊に自分たちが「イーグル」の特務部隊「秘密戦隊ゴレンジャー」であることを説明し、共に悪と戦うことを約束するのだった。



52 :スーパー特撮大戦2001(1/3):2006/10/04(水) 03:09:36 ID:ywzdz9bS0
国際平和機構・科学研究所の佐原博士が地球環境を守る為に建造した、自我を持つ超コンピューター「ブレイン」。スプーン1本から宇宙ロケットを製造出来る
「超生産能力」を有し、あらゆる災害から人類を守り地球環境を保全すべく作られた電子頭脳であったが、皮肉な事にブレインの出した結論は
『人類が地球を滅ぼす - 人類は地球に有害』というものだった。
かくしてブレイン党を結成し、人類に宣戦布告するブレイン。そしてそのブレインを戦力に取り込まんと動き出すゲルショッカー。
混戦の中、ブレインメカ・ローラーロボットとハリケーンロボットが出現する。アミーゴ隊もジャイアントロボで応戦するが2対1ではやはり不利である。
そこへけたましいプロペラ音を轟かせ、巨大なロボットが現れた。そうあれこそが大鉄人17(ワンセブン)人類こそが地球を救うと、ブレインに反旗を翻した
17番目のブレインロボである。彼を操る、南 三郎少年と合流したワンセブンは飛行ワンセブンから戦闘ワンセブンに変形。必殺のグラビトンでブレインメカを撃破する。
かくして、ワンセブンと三郎少年。そして彼らを支援するレッドマフラー隊もアミーゴ隊と共に戦うこととなった。

アミーゴ隊の他にも、ゲルショッカーの非道に立ち向かう組織、アンチショッカー同盟が存在した。彼らはゲルショッカー首領の正体を突き止め、それを仮面ライダーに
委ねようとする。が、その仮面ライダーはショッカーによって造られた偽ライダーであった。
助けを求めるアンチショッカー同盟の声に応え、出動する仮面ライダー1号以下アミーゴ隊の面々。南米のゲルショッカーと戦っていた一文字隼人も合流し、
ショッカーライダー達を撃破。返す刃で最高幹部、ブラック将軍ことヒルカメレオンを撃破。ついに首領の下へと詰め寄る。だがしかし、首領の姿はそこにはなかった。
無機質な電子音声が、アミーゴ隊に衝撃の事実を語る。首領はすでにゲルショッカーを破棄し、新たな組織、デストロンを立ち上げていたのだ。
そして爆発する基地が脱出した面々は、勝利とはいえない結末に歯噛みするのであった。
その後、しばらくの時間が経った頃、本郷の後輩である風見 志郎の一家が彼を残し、デストロンに惨殺されるという事件がおきる。
志郎は自分を本郷や一文字の様な仮面ライダーへと改造してくれと懇願するが、改造人間の辛い宿命を痛いほど知る彼らはそれを拒否。
二人は志郎の家族の仇の為、デストロンの基地へと乗り込むが、基地自体が実は首領の罠。絶体絶命のところを、志郎の身を挺しての行動により、
事なきを得る。だがそれと引き換えに、瀕死の重傷を負う志郎。彼の命を救うため、とうとう本郷と一文字は彼を改造人間にすることを決める。
町にデストロンの怪人、カメバズーカーとハサミジャガーが出現した。応戦するアミーゴ隊。しかしゲルショッカーの改造人間の比ではない程の強さを
誇る二体に、苦戦を強いられる。だがそこに爆音を轟かせ、3人の仮面ライダーがバイクを駆り現れた。仮面ライダー1号・2号。
そして生まれ変わった風見 志郎…仮面ライダーV3である。
1号の技をそして2号の力を受け継いだベルト、ダブルタイフーンを唸らせV3は難敵カメバズーカーとハサミジャガーを撃破した。
見事3号ライダーとしてのデビューを飾ったV3。本郷と一文字は、日本を彼に任せ、世界各地で暴れるデストロンと戦うために旅立っていった。

続く

今日はここまでで

53 :パワプロクンポケット4:2006/10/04(水) 13:59:46 ID:ZZ5Cf9RE0
需要があるかどうかは知らんが、とりあえず題字のものでも。

冒頭、父親の仕事の都合で本土の大安高校から離島の日の出島高校に転校してきた主人公は、
初日にうっかり岬にあった石碑を倒してしまう。
父親にせかされるまま、石碑を直さずに戻る主人公。
だが、これがこれから起こる不可解な出来事の全ての始まりとなるということは、
その時の彼には考えも及ばないことであった。

その後、弱小の日の出島高校野球部に入部した主人公は、個性的な仲間たちと貧しくだらだらと過ごす。
そんな折、秋季大会でいつものようにぼろ負けする日の出島野球部。
主人公は反省会をしようと言うが、毎度のことに反省会すらやる気のないキャプテンの菱村。
その時、ふいに謎の声が響いてくる。
すると、菱村の姿が突然薄くなり、主人公の目の前で消えてしまう。
あまりに唐突で非現実的な出来事に狼狽する主人公は、仲間たちにその事実を話すが、彼らの口から返ってくるのは
「うちにはキャプテンなんて最初からいねーよ」の言葉だけ。
ならばとキャプテンが写っていた写真を見せるが、そこからもキャプテンの姿は消滅していた。

仲間たちに変人扱いされながらもさすがに訝しく思った主人公は、後日警察で菱村の戸籍確認を行う。
そこにはきちんと菱村の戸籍があったが、警察官はそれが登録上の間違いだという。
主人公と警察官がかみ合わない会話をしていると、いつも笑顔で有名なクラスメイトの“天本玲泉”が現れる。
主人公が去った後、玲泉は警察官から簡単に今までのやり取りの内容を説明されるが
彼女は「野球部」という言葉に引っかかりを覚えるのだった。

事態打開の光明が見えず、悩みながら日々を過ごす主人公。
そんなある日、祖母が話をしたいと言っているという伝言を玲泉から受けた主人公は
玲泉の家へと足を運ぶ。
神社である玲泉の家にたどり着くと、祖母の“天本セツ”から主人公の周りで人が消えている、
そして、それは神隠しという呪いの一種だろうという指摘を受ける。
事態をあっさり信じてもらえたことに驚く主人公だが、呪いは人の存在を抹消することは簡単にできても
秋季大会メンバー表などの書類までは簡単に修正できないという裏づけから判断したいうことらしい。
証拠の書類を見せれば事態の正当性を信じてもらえると喜ぶ主人公だが、セツは存在自体が強烈な呪いによって
抹消されているので、証拠を見せても納得しないと言う。
そして、主人公だけが記憶を抹消されていないことから、呪いの主が主人公に何かを求めていること、
それが達成されるまで、主人公の身にはこれからも呪いが降りかかるであろうということも告げられる。
何をすればいいのか解らない主人公に、セツは岬の石碑が“あけぼの丸”という戦時中の
学童疎開船が機雷に触れて沈没した際の犠牲者を弔う為の慰霊碑であることと、その乗員に
日乃出中学、今の日の出島高校の野球部員全員がいたことを説明する。
慰霊碑を倒してしまったことで呪いが降りかかったと感づいた主人公は、呪いを解く為には
志半ばで死んでしまった野球部員の無念を晴らすこと、即ち甲子園出場を果たすしかないとセツに告げられる。
超絶弱小の日の出島野球部にそんなことは無理だと思い、一気に落胆する主人公。

翌日、どうしようかと考えながら通学する主人公に、部室が燃えている(*)と告げられる。
慌てて現場に急行するが、猛る火はもはや手の施しようが無く、あっさり部室は備品ごと消失。
野球部メンバーもこれでは活動できないと部に見切りをつけて去ってしまう。
これも呪いパワーなんだとしたら、これで自分は神隠し決定だとさらに落胆する落胆する主人公は、
ふいに現れた玲泉に事態の深刻さを相談する。
玲泉は、
「自分の問題なんだから、諦める前にまだやれることはやってくださいね」
と言い残し、去っていく。
人に影響されやすい主人公はあっさりやる気を出し、呪いに打ち勝つ為、まずは野球部を再建しようと
メンバー集めに奔走するのだった。

以上、導入。
注釈の*印は一応全体を語る上での特記事項ではあるのでつけておいたが、
ネタがあっさり割れる危険性があるので先を読む楽しみがなくなるのが嫌な方は読まないように。

*ここで、育成選手人数が5人以上だと、後日、焼け跡を現場検証した際、ガソリンが捲かれていた痕跡のようなものが
 見つかったということを警察が校長に報告する。だが、面倒を起こしたくない校長はその事実を握りつぶす。
 これは全体を知る上では結構重要な話ではある。

54 :パワプロクンポケット4:2006/10/04(水) 16:13:02 ID:ZZ5Cf9RE0
このゲーム、玲泉と付き合わないと話の本筋が見えてこないので
以下は玲泉と付き合うことを前提にして話を進めていく。

散り散りになったかつての部員を終結させた主人公は、爆発する備品や
爆発する古くなったストーブなどの不可解な現象による妨害を目の当たりにしながら
甲子園目指して仲間と共に練習していく。
その合間、息抜きに島の商店街でぶらついていると玲泉とよく会う主人公。
彼女に付き合って自家発電用の発電機の燃料を運んだりしているうちに、成り行きで
玲泉から電話番号を聞き出した主人公は、彼女とデートを重ねるようになる。
そこで、主人公は玲泉がいつも笑っているのは表情が不器用であるからということ、
また、“山田”(本作品のメガネ)から、玲泉には父親がおらず(*)、母親も女手一人の子育てを苦にして
玲泉をセツに預けて投身自殺したという話を聞き、主人公は玲泉への興味を深めていく。
そんなある日のデートの際、玲泉は車に轢かれて死にかけている猫を見つける。
それを神社へ運ぼうとする玲泉についていく主人公。
セツは
「死にかけの猫なんぞ、さっさと殺した方がそいつのためだ」
と切って捨てる。
不安そうな主人公に、玲泉は祖母の言うことは最もでこうしたのもただの気まぐれだと言うが、
「死ぬときに、誰かがそばにいてくれるのはいいことだと思いますよ」
と告げる。
主人公はそれが優しさなんだと同意すると、玲泉と共に猫の死骸を埋めるのだった。

そうして日々は過ぎていき、迎えた2年目の高校野球夏季大会の地区予選。
だが、一回戦で日の出島高校はかつて主人公がいた大安高校と試合をすることになってしまう。
大安高校は地区屈指の強豪校であり、日の出島高校はあっさりとコールド負けを食らってしまう。
試合後、主人公は部員の一人“山本”が消えているということを知る。

後日、主人公は山本が消えたことを玲泉に相談する。
甲子園に出たいなら俺達を邪魔するんじゃなく寧ろ手伝えと憤慨する主人公だが、
玲泉は亡霊の気持ちになればどうしてか解るのではないかと問いかける。
その言葉の意味を問うと、彼女は自分達ができなかったことだからこそ死に物狂いでやって欲しかったのではないかという
自身の推論を口にするが、主人公がそんなことはこっちにとっては迷惑な話だと吐き捨てると、
玲泉は自分の言葉を詫びて去っていく。
主人公は、玲泉に少し言い過ぎたことを後悔すると同時に
勝つまで誰かが神隠しにあうということを理解し、ますます練習に力を入れていくのだった。

ある日のデートで、海に行った主人公達。
そこで玲泉が近況を尋ねると、主人公は「呪いのことなら何とかなるんじゃないかな」と楽観的な答えを返す。
しかし、玲泉は、思いつめたような表情で呪いのことではないという。
そして、何かを言おうとするが、その言葉は告白のときのように濁される。
だが、主人公は気づいていないが、その口は確かにこう動いていた。
「わざと負けてください」と。

きりが悪い場所だが、長くなるんで一旦区切る。

*:玲泉の親父の苗字は矢部。つまり、玲泉は本家メガネ矢部の血筋。
  それを裏付けるシーンとして、山田が主人公に本土に行った際、矢部という自分そっくりの人物と意気投合したということ
  を語ると、それを横で聞いていた玲泉が運んでいた花瓶を落とすほどに動揺し、山田にその人がどこに住んでいるのかと
  激しく問い詰めるシーンがある。
  また、山田を含むポケットシリーズに登場する他の全てのメガネも矢部の血筋であることを踏まえると、名言はされていな
  いが、山田と玲泉は異母兄妹ということになる。
  山田と玲泉に血縁関係があること、山田が玲泉より先に生まれたということを明に暗に示唆する台詞が6にはある。
  気になる方はプレイされたし。
  なお、自分の兄弟が複数人いるということに感づいているメガネは凡田(2・5・8)のみである。

55 :パワプロクンポケット4:2006/10/04(水) 18:31:53 ID:ZZ5Cf9RE0
そうこうしているうちに、秋季大会が開催される。
日の出島野球部員は少ない部費を何とか工面して本土まで行き、相手の鎮台高校に勝利する。
試合後、そのことを玲泉に報告する主人公。
これでもう人が消えることはないが、消えた人間が戻ってきているわけではないので呪いは終わっていないと彼女は言う。
甲子園に行かないと呪いが完全に終わらないことを確認し、主人公は玲泉の励ましを受け
気持ちも新たに去っていく。
その後姿を、玲泉は複雑な表情で見送っていた。

翌日、野球部が勝利したことを祝ってキノコの差し入れが野球部へと入る。
主人公達は景気づけにそれを使って鍋を作り、英気を養おうとするが
そのキノコは毒キノコであり、それにあたって入院した主人公達は2回戦に出場することができず
野球部は試合放棄による敗退を余儀なくされるのであった。

その後、呪いを解く為に甲子園に行くのは動機が不純なのではないかと考え始めた主人公は、それを玲泉に相談する。
だが、玲泉はそれは考え方の問題で、呪いは甲子園出場を目指すという明確な目標に向かって努力するための単なるきっかけにしか過ぎないのではないかと告げる。
そして、「呪いに脅かされただけで動いているわけではないその情熱が、呪いにあなたを指名させたのかもしれませんね」とも。
それでも、甲子園に行けなければ結局自分も神隠しにあうのではないかと不安がる主人公に、玲泉は「武士道とは死ぬことと見つけたり」という言葉を送る。
消えても悔いが残らないようにやれることは全力でやっておいた方がいいと言われた主人公は、ますます野球に取り組む誓いを強くするのだった。

それから、主人公は玲泉に誕生日プレゼントを送ったりした後、彼女に告白する。
玲泉は私でいいのかと問いかけるが、主人公は勿論だと答える。
それを聞いた玲泉は、目に涙を貯めながら何かを言おうとするが、
その言葉は突如乱入してきた出歯亀のセツによって遮られ、結局語られることはなかった(*1)。
そしてある日、島に残る沈没船の座礁区域を見に行った主人公。
そこにセツが現れ、ここは霊の集まる場所だからあまり近寄らない方がいいと釘を刺される。
気味悪がる主人公だが、駐在の警察官からここはセツの思い出の場所で
あけぼの丸が打ち上げられた場所だと告げられるのだった。

年が明けて、主人公は今年こそ呪いを何とかしようと意気込む玲泉なぜか慰霊碑へとつれて来られる。
甲子園に向かうのならここに眠る野球部員の力も借りなければと語る玲泉に
主人公は目的と手段がおかしいと突っ込みを入れる。
だが、玲泉に促されるまま、慰霊碑に向かってお参りをする主人公。
玲泉は、またも何かを言いかけるのだが、その言葉は主人公の耳に届くことはやはりなかった。

季節は過ぎて、6月になる。
自分の誕生日近くになり、主人公は山田と玲泉が一緒に行動しているのを見かけた主人公は
何やら怪しい雰囲気の二人をつけていくが、二人が本土行きの船に乗り込んだところで追跡を諦める。
その後、主人公は玲泉から誕生日プレゼントを受け取る(*2)。
山田と一緒にいたのは自分にはよく解らない主人公へのプレゼントを選んでもらうため、
また、主人公は何気なく送ったつもりのプレゼントでも、今まで誕生日プレゼントを貰ったことのない自分にはとても嬉しかったという言葉と共に。

区切る。

*1:セツが乱入してこない場合もあるが、そのときもその言葉が最後まで語られることはない。
   言いかけた内容の何かは、意訳すると「私はあなたを騙しているから、あなたと付き合う資格はない」。

*2:ちなみに、プレゼントの中身はガンダーロボかゴメラの人形。メガネらしい、嫌がらせとしか思えないセンスである。
   あと、ゲーム的にはなぜかセンス×を貰う。なんでやねん。

56 :パワプロクンポケット4:2006/10/04(水) 18:33:32 ID:ZZ5Cf9RE0
そして迎えた最後のチャンス、3年目の夏季大会。
地区予選の抽選も終わり、超高校級選手で御曹司の大神が入部したお陰で予算の心配もなくなって
意気揚々と本土へ乗り込もうとする主人公。
そこへ玲泉が現れ、主人公に手製の弁当を渡す。
メガネにやっかまれながらもそれを受け取り、船内に置いてあった差し入れの弁当を皆が食べるのを尻目に手製の弁当に舌鼓をうつ主人公。
だが、差し入れの弁当は痛んでおり、お陰で試合開始時には主人公以外は腹を壊して調子を崩していた。
そんな逆境にもめげず、相手に勝利する主人公達。
そして、その勢いのまま勝ち進み、決勝の相手である大安高校にも昨年の雪辱を晴らし、勝利する。
こうして、日の出島野球部は甲子園への出場を果たすのだった。

晴れて甲子園へと到着した日の出島野球部一向。
そこには玲泉も来ており、彼女は複雑な気持ちだということを告げる。
戸惑う主人公に、彼女は事ここに至っては困難をことごとく跳ね除け、自力でここまで来た主人公と野球部を応援するだけだと語る。
主人公は謙遜するが、彼女はさらにこれまでの奇跡は全て主人公が呼びこんだこと、主人公達を応援してくれている人たちがたくさんいて、
その中に自分がいることも覚えておいてくれと言い残し、去っていく。

いよいよ迎えた甲子園。
主人公達は、一癖も二癖もある対戦相手たちを下しながら順調に勝ち上がっていき、ついに優勝する。
そして、感極まって場も弁えずに胴上げを始める主人公達と共に喜ぶ人物がいた。
天本セツ、その人である。
彼女は、“廉也さん”という人物に向かって、しきりにそのその喜びを報告しながら倒れた。
それを見ていた玲泉の顔に、冷たい影が差すのも気づかないまま。

祝勝会でも喜びを分かち合う日の出島野球部員たち。
そこには、山本を始めとして消えたはずの人物達が始めから何事も無かったかのように存在していた。
かくして、呪いはここに解けたのである。

後日、主人公の父親でもある医者が、玲泉立会いのもとセツの検死を行っていた。
今後の玲泉の身の振り方などについて軽く会話を交わしながら検死を行っていると、医者はあることに気が付いた。
「君が見つけたときには、セツさんは既に意識不明だったのか?」
医者は玲泉に問う。
彼女は、少し言葉につまりながらもそうだと告げる。
それを聞いた医者は、自身の疑念を心にしまっておく事にした。
もう少し発見が早ければ、セツは助かったかもしれないという疑念を。

区切る。

57 :パワプロクンポケット4:2006/10/04(水) 18:38:29 ID:ZZ5Cf9RE0
主人公は、玲泉と全ての始まりである慰霊碑の前に来ていた。
「呪いって、結局なんだったんだろうな?」
主人公は、慰霊碑を前に後五年もしたら全て自分の勘違いだったんじゃないかと思うようになるんだろうなと語る。
全てが終わって、それでもなお野球に対しても前向きさを失わない主人公へ、玲泉は一枚の写真を見せる。
古ぼけたその写真に写っていたのは、あけぼの丸に乗って死んだ日乃出島中学野球部キャプテン“河島廉也”と、その恋人である“天本セツ”。
河島の姿は、主人公と瓜二つと言って差し支えないくらい、非常に良く似ていた。
だからこいつは自分に似ている俺に夢を叶えて欲しかったのかと納得する主人公に、
主人公に甲子園に行って欲しかったのは自分の祖母であり、全ては祖母の怨念なのだと玲泉は告げる。
目を丸くする主人公に、玲泉は死んだ人間よりも生きている人間の怨念の方がずっと強いのだと語る。
祖母のせいで迷惑をかけたと謝る玲泉に、主人公は呪いのおかげで野球に打ち込めた部分もあるからむしろ感謝すべきなのかもしれないと返す。
だが、明るく笑う主人公に玲泉は問う。
「本当のこと、お知りになりたい?」

いきなりの言葉に事態が飲み込めない主人公に、彼女は決意して語った。
自分は、河島が死んだ後仕方なく祖父と結婚した祖母が嫌いだと。
祖父が大事に思ってくれていたにも関わらず、ずっと河島の影を追い続けている祖母が嫌いだと。
だから、祖母の願いである野球部の甲子園出場を叶えたくなかったのだと。

部室が焼けたのは主人公を追い詰めるためのセツの策略だったが、その他のこと、つまり爆発する備品やストーブが部室に置かれたり、
毒キノコや傷んだ弁当が差し入れられたりしたのは、全ては彼女の仕業だった。
彼女は、祖母が嫌いだと口にしながらも、心のどこかで願っていた。
野球部が甲子園に出られなければ、祖母が夢を追うことを諦めて残り少ない命をすり減らさないようにしてくれるだろうと。
だが、現実として野球部は甲子園で優勝し、セツは玲泉の意思など無視して勝手に死んでしまった。
玲泉は言う。だから、あんな人は嫌いだったと。
だから、すぐに医者を呼べば助かるかもしれないということを考えながらも、足が動かなかったと。
祖母が、幸せな夢を見ながら死んでいくことを見守るしかできなかったと。

いつも笑顔の彼女に目には、いつの間にか大粒の涙が滝のように溢れていた。

主人公は言う。
玲泉は、結局おばあちゃんのことが好きだったのではないかと。
色々理由をつけながらも、本当は全部おばあちゃんのためにやったことではないかと。

自分のことを最低だという玲泉に、主人公は優しく笑いながら告げた。
全部、おかしな呪いのせいだったんだと。

さっきの話は真に受ける人がいるかもしれないから他の人にしないようにとの忠告を受けると
玲泉は震える声で「すみません」と言い、頭を下げると駆け足で去っていった。

一人残った主人公は考える。
ある意味、自分自身だけではなく、玲泉たちの今日に至るまでの全てもあけぼの丸の呪いだったのかもしれないと。

全てが終わった後、主人公は身寄りの少ない玲泉と暮らし始めた。
心の闇が全て晴れ、自分を守る為の笑顔ではなく、心からの笑顔を見せてくれる彼女と。
いいと悪いは表裏一体であるからこそ、その深い闇が晴れたとき、そこには輝かしい光が残る。
それは、人の心の非論理的で不完全な部分から来るもの。
だからこそ、人は支えあって生きていかなくてはならないのだと、主人公は考える。
そして、彼は玲泉と支えあって生きていこうと決意する。
その先に、きっと楽しい未来が待っていることを信じて。


以上。多少表現上の脚色有。
なるべく本筋に近い話だけを抜き出して書いたため、端折ってある部分は結構多い。
大安高校とか大神とかはあっさり片づけちゃいけないんだろうけどね、本来は。

天本は主人公と付き合わないと、全ての事情を知っていることを匂わせるままで終わる。
あと、どういう原理で神隠しが行われていたかについては天本セツの怨念と答えようがないので、詳しいことは聞かないように。

*:展開しだいでは、堤という野球部員も自力で神隠しの真相にたどり着く。
  でも、その直後に神隠しにあう。不憫。

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/04(水) 18:47:06 ID:ZZ5Cf9RE0
あと、4は天本が悪で物事にシビアで関西弁の突っ込みキャラになってるRPG編もある。
こっちはストーリーらしいストーリーは無い。疲れたんで詳細は他の方に任せる。

59 :パワプロクンポケット4 RPGファンタジー編 :2006/10/04(水) 19:44:57 ID:ZZ5Cf9RE0
と思ったが、ついでなんで書いとくか。

どっかの世界にキングダム王国とエンパイア帝国という二国がありました。
この二国は色々揉め事が多いですが、一々戦争してたら軍事費その他がかさんで仕方ないので
野球人形というゴーレムを持ち寄って野球の試合をして、勝ったほうが負けたほうに要求を突きつけるという世界でした。
しかし、ある日キングダム王国の倉庫に何者かが侵入し、9体しかない野球人形のうち1体を奪っていきました。
これでは試合ができず、放置していては試合の日に帝国にばれるのは時間の問題。
焦った王様は、ここ数年負け続けている隣国の仕業で、こうなれば戦争しかないという側近の意見を跳ね除け
事を荒立てない為に様々な何事件を解決してきたという異世界からの勇者を呼び寄せ、
秘密裏に野球人形の再作成を依頼します。
それを受けた勇者は、お供のヤマダと共に、野球人形を作る為に必要な
心・技・体それぞれの球を集める為に王国中を駆け回ることになります。
大会開催まで、あと200日。
それまでに、勇者は野球人形を作ることができるのでしょうか?

道中、野球人形が盗まれたという噂が外に漏れたり、野球人形による代理試合などという
生ぬるい方法に頼らず、戦争で一気に帝国とかたをつけるべきだと主張する反体制勢力が体制転覆を虎視眈々と狙ったり
色々ありますが、それらは大体が主人公の及び知らぬところで進められていること。
そんなことは解らない勇者は、道中度々反体制勢力の一味の妨害を受けながらも
個性的な仲間達とともにドラゴンの住む山に登ったり、ピラミッドに潜ったり
魔王と交渉したりして心・技・体の球を手に入れ、野球人形を作成すると早速それを届けようとします。
かかった日数によってすんなり届けられたり反体制勢力が最後の妨害を仕掛けてきたりしますが、
結局は無事に野球人形は届けられ、試合は無事に行われました。めでたしめでたし。

ちなみに、日数オーバーすると国王は蜂起した反体制勢力によって拘束され、
その後は反体制勢力の思うがままの展開となります。

*異世界から召喚された勇者=日の出島で呪い解くのに失敗して消された主人公

60 :SIREN2:2006/10/04(水) 21:22:38 ID:VJosXtZY0
三沢を誤って射殺し、市子をつれてその場から逃げ出した永井は夜見島金鉱社宅へとたどり着いた。
虚ろな市子を励ます永井。その背後の暗闇に、巨大な顔がぼんやりと浮かび上がる。
銃を構える間もなくはじき飛ばされる永井。起き上がると既に市子の姿も無い。
さらわれた市子を奪還すべく走り出す永井。
社宅の一室に市子はいた。しかし永井が声をかけるが虚ろな笑い声だけを返す市子。
市子はフラフラと立ち上がり、突如機関拳銃を永井に向けて発砲した。
「あの時死んだのは・・・・私。・・・・早く還りたい・・・・おかあさん。」
意味不明な言葉を呟き、闇人を殲滅しながら社宅をさまよう市子。
永井は市子が落としたと思われる壊れたブレスレットを市子の前に示し、正気に戻そうとするが
市子は永井の手を振り解き、逃げてしまうのだった。

冥府の門が開き、母胎が復活したその時、市子に急激な変化が訪れた。
薄笑いを浮かべる市子。藤田の胸に突き立つナイフ。うわごとのように娘への懺悔を呟き動かなくなる藤田。
我に返った市子の嗚咽と叫びが闇に木霊するのだった。

市子は思い出す。ー眼下に広がる、荒れ狂う漆黒の海。親友ノリコの腕にぶら下がり、今にも落ちそうな市子。
おそろいで買ったノリコのブレスレットに指がかかり、ブレスレットが大きくゆがむ。
死になくない-そう思っい指に力をこめた刹那、市子は荒れ狂う異界の海へと落ちた。

赤く染まった海中に漂う市子。手にはブレスレットが握りしめられている。
水中に響くくぐもったサイレンのような音が、徐々に市子に近付いていく。

ドアを開け船室に足を踏み入れる一樹。薄暗い船内に外光が差し込み、闇霊が奇怪な叫び声を上げ消滅する。
殲滅すべき敵を認識した一樹の目に憎悪が宿る。
「光が・・苦手なんだな・・・。化物め、化物め、化物め!」
憎むべき敵と、その弱点を知った一樹は船内の電源を復活させ、闇霊を一掃する。
人の姿をした化物も、更に醜悪な姿になった闇人、ともえをも倒した一樹。

疲れ果て、忍び寄る闇霊に気が付かない一樹を永井が助ける。
悲観的言動の一樹に対して、ある種の居直りを見せる永井は、絶望的状況での悪あがきを促す。

再び夜が訪れる。
待っていても助からない。
二人は怪異とその元凶に挑む。


61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/04(水) 22:40:22 ID:AmtJ23De0
投下の嵐キターーー

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 08:09:18 ID:mAgS4cPV0
よーし
けっこう感動したので
もぎチンをノリノリで書いちゃうぜ〜

63 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド1 ◆l1l6Ur354A :2006/10/05(木) 09:06:15 ID:mAgS4cPV0
無職で無気力、もちろん独身の35才(♂)。
緑のトレパンをはいているそんな冴えない主人公。
ある日、自宅でボケッとしていると、どこからともなく自分を呼ぶ声が聞こえてきた。
「・・・おい、・・・おい!そこの35才!」
びっくりして起き上がったが誰も居ない。気のせいかと思ったが、また声がする。
「西の泉へ来い!」
とりあえず、自宅の近くにある西の泉へ行ってみることにした。
立ち入り禁止の看板が立っているが無視する。
泉に付くと辺りが霧に霞んで真っ白に。
霧が晴れたら、そこには奇妙な老人が立っていた。
「わしは、ルピーの達人、ルピじいじゃ。
おぬしにおいしい話があるんじゃよ。ルッピーランドに行きたくはないか?
ルッピーランドなら凄いごちそうもおなかいっぱい食べ放題!
仕事?勉強?ルッピーランドにはそんなものはない!
カワイイ系やキレイ系、いろーんなオナゴが ルッピーランドに待っている!
どうだ? ルッピーランドにいきたくなっただろう?」
本当にそんなおいしい話があるのだろうか。
だが思わず顔がにやけてくる。二つ返事でOKだ。
「ならばおぬしは今からチンクルとして生きるのだ!
チンクルになってルピー(お金)を稼ぎ、この泉に奉げるのだ。
さすればルッピーランドへの道は自ずと開かれよう」
また辺りが霧に霞み、ルピじいの姿は消えていた。
気が付くと全身緑タイツに赤いパンツ、背中にランドセル・・・と
なんとも奇妙な格好にさせられていることに気が付いた。
これがチンクルというものらしい。

続く

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 09:55:18 ID:sxugRTOrO
>無職で無気力、もちろん独身
それなんて俺?

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 14:18:11 ID:1RheZomv0
俺も

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/05(木) 17:49:19 ID:06QdiTxq0
同人ゲーム「人形の傷跡」を予約します。

67 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド2 ◆l1l6Ur354A :2006/10/06(金) 01:21:33 ID:ptV+GaC10
レベル0 〜ゴキンジョ平原〜

自宅へ帰ってみると、室内の様子は一変していた。
2つの場面が縦に並んでいる端末が置かれている。
起動させてみるとピンク色の頭巾を被った派手な格好の女性が映し出される。
頬骨が高く、美しい女性だ。
「ハ〜イ!チンクル。 私はピンクル。
あなたの冒険をサポートするオペレーターよ。よろしくね」
ピンクルは端末越しにいろいろと教えてくれた。
まず、チンクルにとってるピーは命そのものであり、手持ちのルピーが0になったときに死を迎えることになること。
逆にいうとルピーが残っている限りは無敵という事でもある。
モンスター等の危険と出会った際は、ルピーを減らす事になるが、
ルピーが減る事によってパワーを得、災難を逃れ、モンスターも倒す事が出来る。
次にルピーの稼ぎ方だ。積極的に人助けをすればお礼として高額のルピーがもらえることがある。
また、冒険の途中で手に入れたアイテムを売ることでルピーが得られる。
しかし、手に入れたモノをキッチンで調理してから売ると、売値が何倍にもなるのでオススメとのこと。
後ろを振り返ると、なべが置かれたガスレンジのようなものがある。あれがキッチンか。
それと、隣にタンクがある。作ったものを貯蔵しておけるようだ。
早速、ピンクルから教えてもらった「チンクル花火」を作ってみることにする。
材料はランドセルの中に入っていた、何かの動物の骨だ。
キッチンのなべに投げ入れ、かき混ぜながら煮込むと、パチパチはじける液体が出来た。
初めてにしては上出来だ。手持ちの空き瓶に詰めて、売りに行くことにする。

自宅を出て東の方へ数分歩くとタウンに着く。
いろいろな店が並んでいるのが見えた。
門をくぐり中に入ろうとすると、突然足元に槍の穂先が突き出された。
赤い服を着た屈強そうな門番が立っている。
「通行料を払ってほしいであります!」
金額交渉用の電卓を取り出し、提示金額を打ち込み、門番に見せる。
門番はニヤリと笑った。
「どうぞ、お通りくださいであります!」
手持ちの乏しいルピーから提示した金額を払うと快くタウンの中に入れてくれた。
花火を売るべくお店を探す。どの店もこちらを警戒した様子で見ている。全身緑タイツのせいだろうか。
「よろずや」の看板を掲げた店に入ってみる。
よろずやと言っても主に武器を扱ってるらしい。
頑固そうなおやじに幾らかルピーを掴ませると、花火を買ってくれる事に話がまとまった。
他にも珍しい武器や道具を見つけたら買ってくれるらしい。
それに空き瓶を一つくれた。
やはりルピー次第で人の態度は変わるんだなと思いつつ、隣の仕立て屋にもルピーを支払った。
血色が悪いと思われるほど色白で、黒髪を刈り上げにしたおばさんだ。
彼女はチコママという名で通ってるらしい。
チコママが言うには、娘のチコの元気が無いので様子を見てくれとのこと。
街外れの大きな木にたどり着いた。いろいろな子供たちが遊んでいる。
チコママに良く似ているチコはすぐに見つかった。
チコに話を聞くと、タウンの外に遊びに行ったときに、大切なものをなくしてしまったので探してほしいとのこと。
さすがに子供はルピーを払えとは言わないらしい。



68 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド3 ◆l1l6Ur354A :2006/10/06(金) 01:28:09 ID:ptV+GaC10
チコの大切なものを探すべく、タウンの外に出ると、よぼよぼのお婆さんが困っているのを見つけた。
話を聞いてみると、タウンでマップ屋を営んでいるが、マップを書くために外に出たが帰れなくて困っているとのこと。
死んだ亭主の後を継いでマッピングを始めてみたが、なかなか上手くいかないという。
ちょっとマッピングしてみてくれと頼まれたので、空白の多いマップを受け取る。
マップと実際の風景を見比べて、空白の場所を埋めるように書く。
試しにそこにあるマップ屋の亭主の墓を書いてみたら、お婆さんに褒められた。
あんたにはマッピングの才能がある。そのマップを預けるので、亭主のかわりにマップを書いてくれと頼まれた。
キレイに書けたマップは高く買い上げるというので、マップを書くことを引き受けた。
後継ぎが見つかった事で喜んだマップ屋のお婆さんは元気になってタウンに帰っていった。
うろつくモンスターを倒しながらしばらく散策すると、マップに書けそうな岩を発見する。
早速マップに書き込むべく観察していると、何かが落ちている事に気づく。
丸っこい体に羽の生えた奇妙な生き物のぬいぐるみだ。
チコが言っていたのはコレだなと思い、拾って届けてあげた。
この奇妙なぬいぐるみは妖精を象ったもので、チコママが縫ってくれたものだという。
チコはぬいぐるみのお礼にとっておきの秘密の場所を教えるという。
タウンの外の、英雄ライフォースの像の台座は開くようになっており、
その奥には英雄の祠と呼ばれる迷宮が広がっているらしい。
お宝の気配を感じたので、自宅に戻り準備したあと、迷宮へと単身乗り込んだ。

<英雄の祠>
進んでいくと、大きな扉に突き当たった。
取っ手等は無く、仕掛けで開く扉のようだ。
見回すと、足で踏むスイッチが2つある。
その一つに乗ってみるが、何も起こらない。
同時に踏むと作動するタイプだなと思ったが、為す術がない。
とりあえず無視して先に進む。次第にモンスターが強くなり、体力的に厳しくなってきた。
そこへ棍棒を持ち、いかにも強そうな体格の良い(つまりデブ)男が現れた。
「私デデドドと言います。私強いです。ルピーをくれれば用心棒として雇われてあげてもいいです」
結局このデデドドと名乗る男を雇う事にした。
支払ったルピーに見合う活躍で、強敵も倒す事ができた。
先ほどの扉の前に戻ってきた。今度は2つのスイッチにそれぞれ乗り、扉を開けることが出来た。
そして最奥部にたどり着くと、そこにはボスが居た。巨大なムカデのようなモンスター、オオガネムシだ。
そのとき携帯通信機からピンクルの声が聞こえてきた。
オオガネムシにはどこかに弱点があるはずだから、爆弾を拾ってその弱点に当てればいいとのこと。
ピンクルのアドバイスどおりに爆弾を当て、なんとか倒す事が出来た。
オオガネムシは爆発し、その体から大きいルピーの塊がごろごろと出てきた。
「さぁ、急いでお宝全部ゲットよ!」
通信機からピンクルの声がする。
いそいでルピーの塊を回収する。デデドドも手伝ってくれた。
ルピーの塊は普通のルピーに換算すると、かなりの価値になった。
最後に、大きく四角くてひときわ美しく輝くルピーを見つける。
ピンクルがいうにはそれはスーパールピーというすごいパワーをもつルピーとのこと。
茶色く輝いているそれは名づけて「メタルのルピー」。
換金は出来ないがいつか役に立つかも知れないので、忘れずに回収し、迷宮の外へ出た。
デデドドはまた会うかも知れませんと言い残して去っていった。

英雄の祠で手に入れた大量のルピーを西の泉に投げ入れる。
不意に地面が揺れ出した。何事かと思い周囲を見回す。
なんと、泉とその周りの地面が盛り上がり、3メートルほどの高さになった。
驚いているとルピじいの姿が現れた。何処かは不明だが、ルピじいは室内に居て、そこから語りかけているらしい。
「実はこの泉はタワーになっているのだ。ルピーをささげる事でタワーも伸び、
ルッピーランドにいっそう近づくというわけじゃ。 この調子でがんばれよ。」
ルピじいの姿は消えた。
高飛び込み台のようなものがあるので立ってみる。たった3メートル高くなっただけだが、目を凝らすと遠くのものが見えることに気づく。
飛び込み台があるということは、ここから飛び込めという事か。
だがどうやって・・・?と考えていると背中のランドセルから風船が出てきた。
これならいける。意を決して踏み切った。

続く

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 07:06:25 ID:o8KkSt/kO
もぎチン乙。
書いてもらって悪いが、この作品は
キャラごとにイベントを纏めて投下した方が
面白くなるんでない?

70 :もぎチン書いてます :2006/10/06(金) 10:42:01 ID:ZGChgBml0
>>69
本編のストーリーに直接関係無い人物やイベントは書かない予定ッス。
そのへんの細かい話は実際にやってみてくれっつー事で。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 14:05:00 ID:YicxR01E0
元々いろんな理由でやれない人が多いわけだから本筋だけでいいと思うけど
そこは職人さんの判断か

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 15:45:42 ID:LQWULsIw0
チンクルの流れをぶった切って悪いが、パワプロクンポケット7を予約したい。
よければ暇なときにでもまとめて投下させてもらおうと思う。

73 :人形の傷跡 :2006/10/06(金) 17:12:56 ID:JsG1PhFu0
【主な登場人物】

☆上条 明日美
 本編の主人公。9月以降、連絡が取れない姉を心配して12月18日に上京する。

☆上条 明日美の姉。
 3年前に、帝都工科大システム工学科神子塚研究室に入るため上京。
 今年の9月までは、妹と電話連絡を取っていたらしい。
 現在、博士課程1年の学生のはずなのだが。

☆林谷 佳織
 神子塚研究室に在籍する修士課程2年の学生。
 明日美に対して、好意的に接してくれる。
 初対面なのに、明日美は、なぜか彼女の笑顔に見え覚えがあった。
 「人工的な電流でヒトの感情を制御する」ことを研究している。

☆船橋 恭彦
 神子塚研究室に在籍する修士課程2年の学生。
 明日美に対して、いつも素っ気無い態度をとる。

☆水越 麻衣子
 神子塚教授の秘書。明日美に対して、暖かく接してくれる。

☆兼松 進
 老年の技術官。いつも薄笑いを浮かべており、一見すると狂人一歩手前に見える。
 愛読書は漫画という、外見と内面がとってもアンバランス。

☆灰原 憲次
 研究室在籍の助教授。ゲーム開始時、出張のため不在。

☆神子塚 武寛
 長年、研究室を率いている老年の教授。ゲーム開始時、出張のため不在。


【その他】

☆神子塚研究室
 この物語の舞台。
 表向き、帝都工科大システム工学科に所属しているが、実際は学科の管理下にはない。
 大学の構外に独立した建物を構えていて、学科とは独自に人事管理を行っている。

☆熊のぬいぐるみ
 明日美の姉が贈った自作のクリスマスプレゼントで、明日美の大事な宝物。
 今回の上京にも、バッグに入れて持ち歩いている。

74 :人形の傷跡 :2006/10/06(金) 17:13:57 ID:JsG1PhFu0
あなただって、あなたが思っているような
自分でないかもしれない。

               〜『人形の傷跡』オープニングより〜

【前編(12月18日〜12月20日)】

 9月以降、連絡が取れない姉を心配して、明日美は上京する。
 東京到着後、神子塚研究室を訪ねるが、事務員から「そんな学生は在籍していない。」と言われ
てしまう。
 「そんな!」
明日美は、研究室中を訪ねて回るが手がかりはまったくなし。
 明日美は男子学生の椎名にじっと見つめられたが、これはマシだった。老年技術官の兼松は、明
日美自身が何かのギャグだと言わんばかりに高笑い。男子学生の柿崎は、明日美を見るなり悲鳴を
上げて逃げだす始末。
 真面目に対応してくれた、女子学生の佳織と教授秘書の水越の存在が嬉しかった。
 予想外の事態に戸惑いながら、明日美は姉の下宿先へと向かった。明日美は、メモどおりに下宿
先を見つけて安堵する。


 翌日、柿崎に似た人物が地下鉄に飛び込んで轢死する事件があった。明日美は研究室をたずねる
が、柿崎は不在で安否は判らなかった。
 明日美は、廊下で銀のロケットをひろう。これを兼松に見せると、椎名の持ち物らしい。兼松の
計らいで、明日美は直接本人に手渡した。受け取った椎名は、しばしの沈黙のあと小さくつぶやい
た。
「図書室を調べるといいよ。」
 銀のロケットが、図書室の隅から見つかった。ロケットの中のメモを頼りに、明日美は、研究室
のUNIXにアクセスして椎名からのメイルを受けとった。
『今日は見つからないように帰れ。』
明日美は、椎名の警告に煽られるように研究室を後にした。
 下宿先で椎名のロケットを調べてみると、中に明日美の顔写真が貼ってあった。
(あの人は何かを知って隠している。翌日、ロケットを返すときに問いただしてみよう。)


 翌日、明日美が研究室についたとき、椎名が飛び降り自殺してしまう。弓野の話では、明日美が
現れてから様子がおかしかったという。
 明日美は、弓野に椎名の警告メイルを見せ、彼の協力を得ることに成功する。ふたりは、夜に研
究室へ忍び込む計画を立てる。
 夜を待っているあいだ、弓野は研究室について語りだした。ここは倫理上問題のある研究を密か
に行なっている、と。機密保持のため学生は身寄りのない者に限定しており、弓野自身も孤児だと
いう。
 ふと弓野が明日美につぶやいた。「そういえば、お姉さん、なんていうの?」
(思い出せない!)明日美は、姉の名前を思い出せない自分に絶句する。


 明日美は、弓野に秘書の水越を呼び出してもらい、そのすきに教授室に侵入する。
 教授の机の書棚に刻まれた「あすみ」の刻印に動揺しながらも、隠された引き出しから大学院生
の履歴書をみつける。そこにあったのは、
 『上 条 明 日 美』
の履歴書だった。(私は、私を探していた……!??)
 そのとき、ドアが開いて黒手袋にナイフを持った水越が来た。気を失いながら銃声をきいた明日
美は、水越が死んだおかげで助かったのだと確信した。

〔続く〕

75 :人形の傷跡 :2006/10/06(金) 17:16:33 ID:JsG1PhFu0
〔続き〕

【後編(12月21日〜12月23日)】前半

 明日美は、姉の下宿先で意識を取り戻した。電話に、姉からの伝言があった。
「『5th Report』を探しなさい。」
 明日美は研究室へ向かう。弓野の安否は判らなかった。気になって教授室を訪ねてみると、死ん
だはずの水越がいるではないか。わけが判らない明日美。


 研究室での聞き込みから、『5th Report』とは、かつて在籍した修士が書いた修士論文であるこ
とがわかった。執筆者が死んでから、なぜか地下施設に封印されたままらしい。地下施設の扉は、
教授か助教授のIDカードでないと開かない。
 IDカードについて、明日美にはアテがあった。謎の履歴書に書き込まれた住所は神子塚教授宅の
住所であり、留守番役の老婆は明日美を“明日美お嬢様”とまちがえていたのだ。明日美は、“お
嬢様”のふりをして教授のIDカードを手にいれた。


 深夜、学生の一ノ瀬とともに、明日美は地下施設へ侵入する。地下施設にあったのは、ホルマリ
ン漬けになった複数の胎児と、ミイラ化した妊婦の死体だった。胎児と妊婦。明日美は、非人道的
実験を連想してぞっとする。
 二人は、『5th Report』を保管する扉を開けようとするが失敗。一旦引き上げようとした時、侵
入者が襲いかかってきた。一ノ瀬の奮闘でミイラの部屋に逃げこんだが、その際一ノ瀬が致命傷を
負ってしまう。死にぎわ、一ノ瀬は明日美に懺悔する。
 暗殺者は、音波によって動く“操り人形”にされた人間であり、その研究を引き継いだのは、誰
あろう自分だったと。
 ミイラを調べると、民子宛の便箋が出てきた。
『あなたの怨みをはらします。わたしは、あなたの娘、上条 明日美。』
部屋を出ると、学生の船橋の射殺死体があった。船橋がさっきの暗殺者であり、自分がふたたび誰
かによって助かったことを確信した。
 明日美は、強い決意を持って『5th Report』への扉の開錠を試み、成功する。

   〔補足〕これ以降『5th Report』を書いた『上条明日美』を“修士・明日美”と表記し、
   主人公である『上条明日美』は今までどおりに“明日美”と表記します。


 『5th Report』を保管していたコンピュータは、明日美を「上条明日美」と認定して『5th Report』
のファイルを開いた。
 『5th Report』は、修士・明日美が残した修士論文と、「総合人間構築学」の美名の下に人の
道を踏みはずした神子塚研究室とそのパトロンである政治家・阿相要蔵を告発する文書の二部構成で
あった。その文書より、柿崎と椎名が修士・明日美の行動を察知していたこともわかった。
 告発書を消去すれば、必要な修士論文も消去される。修士・明日美が生前に施した防御により、研
究室側は手も出せずに封印していたのだ。
 明日美は、修士・明日美の遺志を継ぐことを決意して『5th Report』が入ったCD-ROMをたずさえて
地下施設をあとにした。


76 :人形の傷跡 :2006/10/06(金) 17:18:04 ID:JsG1PhFu0
〔続き〕

【後編(12月21日〜12月23日)】(後半)
 『5th Report』は、証人として実験の被害者・真一なる人物をあげていた。兼松こそ、その人であっ
た。彼は、遺伝疾患の影響で20歳にして60歳になっていたのだ。
 真一は、明日美の説得をこばみ、ぎゃくに助教授室に侵入するよう示唆した。
「告発に立ち上がる前に、明日美さんに知って欲しいから。」
 彼の指示どおり、明日美は助教授室にもぐりこむ。そこにあったのは、自分の記憶をまとめたデータ
ベースと姉の下宿先の電話番号を書いたメモだった。
 呆然としている明日美は、薬を嗅がされ意識を失う。


 明日美が目を覚ますと、そこは病室だった。そこで、明日美は学生の佳織から衝撃的な事実を聞かさ
れる。
 自分は、灰原助教授が無断で作った、教授のむすめ修士・上条明日美のクローンであること。
 自分の脳には、佳織が研究開発した脳神経接続式チップが埋めこまれていること。
 姉に関する記憶は、すべて佳織がそのチップに書きこんだものであること。
 そして、自分は『5th Report』奪取のために研究室へ送りこまれた“道具”であることも暴露された。
そう、すべては教授に恨みを抱く灰原助教授と、その手助けをした佳織が仕組んだ陰謀だったのだ。
 灰原と佳織は、奪ったCD-ROMをもって外出した。ひとり取り残された明日美は、内省をくりかえし、
自分が修士・上条明日美のクローンであることを受けいれていく。


 しばらくして、佳織が戻ってきた。CD-ROMをマスコミに売り渡そうとしたが阿相側に妨害されて、彼
女だけが逃げてきたのだ。
 明日美は、佳織に「姉はいないのに、なぜ縫いぐるみが存在するのか」と問いただす。その縫いぐる
みは記憶を補強するために自分が与えただけ、とつめたく答える佳織。だが、明日美はにっこりと微笑
んだ。
 手術前、佳織が泣きながら温かい言葉とともに縫いぐるみを手渡したことを思い出した、と明日美は
告げた。さらに、姉の記憶が自分の支えになるように佳織が作ったのではないか、と佳織に明日美は問
いかけた。
 佳織は、その問いには答えず、電話をかけてから偽のCD-ROMをもって出て行ってしまった。


 明日美はあとをおったが、佳織は射殺されてしまう。佳織のバッグを調べると、手紙が出てきた。手
紙には、明日美の幸せを願う真情がしたためられていた。その時、佳織の携帯がなり、明日美は思わず
電話に出てしまう。
 「今こそ勝負のときよ! 研究室へ向かいなさい」
その声は、明日美を叱咤激励する姉の声であった。明日美は走り出した、全ての呪縛を解き放つべく研
究室へむかって。


 研究室前には、阿相が水越と船橋のクローンたちを引き連れて待ち構えていた。だが、弓野の乱入に
乗じて研究室に突入、明日美は神子塚教授の部屋へと駆け込んだ。
 部屋には、神子塚教授がいた。彼は、今までのことを明日美に懺悔する。研究に没頭するあまり、
妻・上条民子を代理母にしたこと。娘の死で、目がさめたこと。そして、自分と研究室を自ら告発し研
究施設を爆破することで、これまでのみそぎにかえたいと語った。
 明日美は、彼から文書を受け取り、窓から脱出した。彼女は、爆風から告白文と『5th Report』を庇
いながらしだいに意識を失った。

〔続く〕


77 :人形の傷跡 :2006/10/06(金) 17:18:44 ID:JsG1PhFu0
〔続き〕

【エンディング(12月24日)】

 気がつくと、明日美は病室のベッドに横たわっていた。彼女が気を失っている間に、『5th Report』
と神子塚教授の文書により、阿相たちの悪事は公になっていた。
 肝心の修士論文は『5th Report』のCD-ROMから見つからなかった。真一は個人的な推測だと前置きし
ながらも、故人は「総合人間構築学には、究極というものは存在しない」ことを言いたかったのではな
いかと語った。
 ふたりが最後の研究について話しているとき、真一は、修士・明日美が生前ヒトの霊魂について話し
たことを思い出した。

  「人間を構成する究極のもの、それが魂であり霊魂である。死んでも、霊魂としてこの
  世にとどまり、世界に干渉することができるのではないか。」

真一は、彼女の冗談だったのだろうと一笑に付した。
 だが、明日美にはひっかかことがあった。
 (佳織の死後にかかってきた電話は? 気が動転した自分が勝手にでっちあげた幻かもしれない。
神子塚教授は、自分以外の誰かに話しかけていた。これも自分の勘違いかもしれない。)
 明日美が考え込んでいると、女の子が入ってきた。その子は、明日美をまじまじと見つめてこう言っ
た。

   「お姉ちゃんが出ていた後からお部屋に入ったのに、
   なぜお姉ちゃんがいるのかなあ。なんか、不思議。」


〔補足〕
 エンディングで真一が心霊について言及する場面について。心霊に詳しい人によれば、
 ゲームでは一部用語が誤用されているそうです。ここに投稿するに当たって、正しい
 用法にしようかと迷いましたが、いじると逆にややこしくなりそうなんで、ゲームの
 ほうをそのまま載せてあります。

〔『5th Report』について、個人的な推測〕
 修士・明日美が最後に研究していた対象は、真一が思い出したとおり「霊魂」だったと思います。
 死んでも世界に干渉できる方法を確立したが、自分の研究が悪用される事態を懸念して、キッパリと削
除してしまった。これが真相と思われます。
 自身は、研究を実践して現世にとどまり、主人公の明日美を守護していたと思われます。


78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/06(金) 17:51:21 ID:4arqXYuL0
>>73-77
GJ!
紹介文だと怖そうなゲームっぽかったから
躊躇してたんだけど、結構人情的な話だったんですね。
ありがとうございました。

79 :大神(旧):2006/10/06(金) 21:17:35 ID:btcEA9h+0
>>33
うはwwwマジで今気付いたwww新スレ確認忘れ超カッコ悪スwww
ちゅーわけで消えます。前スレのは忘れてくれ
>>16
ホントスマンカッタ

80 :侍道2〜バッド・ノーマルエンド:2006/10/07(土) 07:37:05 ID:bT+skqtV0
希望があったので、最後に書きます。

町人ルートBAD

『裏切り』
さよを助けに青門組へ乗り込んだ侍は、さよから手を引く代わりに、大金をくれてやると半左衛門に取引を持ちかけられる、
一生かかっても貯められない金の誘惑に侍は負け、金を受け取る。
この無様な姿に奈美も京二郎も冷めた眼を向けるが、侍は構わない。
そして、侍は使い切れない程の大金を手に、天原を後にした。
さよがどうなろうと最早自分の知った事ではない、侍は侍の道から外れたのだから。

『誰がために』
祭りでの青門組の来襲からさよを守るために、侍は必死で戦う。しかし、運命は皮肉だった。
侍のそばから離れなかったさよと侍の一瞬の隙が重なり、
さよは巻き添えに斬られてしまう。ただの捻りもない一撃、だがそれは幼いさよには致命傷に等しかった。

全てが終わった後、弦庵と千代がやってきた。さよの亡骸を見て、弦庵は怒る。
結局、侍など何も生み出さず、死を運んでくるだけだと。
そして、止める千代にも耳を貸さず、弦庵は、血に染まった手でこの子の供養はさせないと侍を追い払う。
侍は天を仰ぎ、黙ってその場を後にした。

その後、天原から遠く離れたある橋で休憩していた侍に、一人の少女が駆け寄ってきた。
少女は侍が腹を空かしているだろうと、お握りを一つ手渡す。
その姿に、侍の脳裏に自分を慕ってくれたさよの思い出が浮かび上がり、

侍は声を殺して、泣いた。



青門組ルートノーマル・かすみルートBAD

『下克上の常』
青門組ルートで保野を倒していると、京二郎が仲間にならず、侍が一人で攻め込む。

『頓死』
見事敵討ちを果たし、侍は新組長となったかすみを置いて天原を後にする。
しかし、それで終わりではなかった。生き残った京二郎が、青門組へと襲い掛かってきたのだ。

必死に抵抗するかすみと組員だったが、京二郎に斬られてしまう。
しかし、京二郎は出てくると思った侍がいつまでも現れず、苛立たしく侍を探すが、その姿はどこにも見えない。
血溜りの中で、京二郎は行方の分からぬ侍に向かい、憤りの叫びを上げる。
血が足りない、流す血が足りないッ! 侍はどこに行ったのかッ!

『画竜点睛を欠く』
かすみを助けた侍は京二郎を捜し歩く。しかし、それには時間をかけすぎた。
青門組の組員に京二郎の襲来を告げられ、急ぎ戻った侍の眼に映ったもの、
それは京二郎の刀に貫かれるかすみの姿だった。

侍は怒り狂い、京二郎を斬り倒して、かすみのそばに駆け寄るが、
その傷は深く、かすみは自らの弱さを謝罪し、息を引き取った。
そして、この時以来、侍が刀を持つ事は二度と無かったと言う。


81 :侍道2〜バッド・ノーマルエンド:2006/10/07(土) 07:39:31 ID:bT+skqtV0
奉行所ルートBAD

『本性』
保野の所に乗り込んだ侍、しかし、そこで穂野に金を渡され、侍は保野を見逃す。
しかし、保野と奈美はその不意をついて侍に襲い掛かってきた。
これを返り討ちにし、そして、料亭から出ようとしたその時、
今度は侍の身を案じて付いて来た郷四郎が現れた。
金に目を眩ませた侍を怒りの目で見据える郷四郎は、侍を裏切り者として処刑しようと向かってくる。

その郷四郎をも斬り伏せた侍に、郷四郎は告げる。
自分は侍と共に、この天原を守っていけると信じていたと…、
そして、息絶えた郷四郎に侍はいささか戸惑いを見せる。
だが、次の瞬間通りがかった人間にそれを見られ、すぐさま天原を脱出しようと、侍は逃げ出した。
その後の侍の行方は誰も知らない。



ノーマルエンド

『暗殺』
誰の勢力にも加わらず、のんびりと過ごす侍、
しかし祭り見物に出かけた日、青門組と奉行所の抗争に巻き込まれる。
自衛の為に、侍はその場にいた奉行、郷四郎、京二郎の三人を斬る。

そして次の日、この町の豪商、紅屋角兵衛に侍は呼び出される。
そこで、侍は腕を見込まれ、この町を乱す半左衛門の暗殺を依頼された。

紅屋角兵衛のお膳立てで一人になった半左衛門を暗殺した侍、
そこに、角兵衛が現れ、自分が政府の密偵であると告げる。
角兵衛は天原の内情を探るスパイだったのだ。
そして、角兵衛は侍の力を気に入り、仲間に誘う。
政府の力となるか、誰にも縛られぬまま生きるか、それは、侍の心しだいである。
(ちなみに町人ルートで半左衛門を倒していると、暗殺対象が奉行になります、他は同じ)


82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 10:43:03 ID:zNFaEyho0
侍の人乙!
すげえ面白かった。

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 19:13:02 ID:8KY5ivdCO
乙!
その中では『暗殺』と『誰がために』が好きだな

84 :SIREN2:2006/10/07(土) 20:26:03 ID:SJmXBrTa0
Wikiが消滅しとる・・・。

他の攻略系のWikiも消滅している・・・。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 20:35:07 ID:iZvQBCPF0
    /\___/ヽ   ヽ
   /    ::::::::::::::::\ つ
  . |  ,,-‐‐   ‐‐-、 .:::| わ
  |  、_(o)_,:  _(o)_, :::|ぁぁ
.   |    ::<      .::|あぁ
   \  /( [三] )ヽ ::/ああ
   /`ー‐--‐‐―´\ぁあ

ほんとだ

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 21:14:58 ID:+wnUkZS80
もっかい書けと言われても無理だなぁ。何があったんでしょう。

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 21:29:21 ID:4drUTmyO0
?普通に見れるけど?

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/07(土) 21:29:32 ID:1slzeNq70
今は見られますよ

89 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド4 ◆l1l6Ur354A :2006/10/08(日) 01:44:34 ID:vOuNzLII0
レベル1 〜ハマッコ海岸〜

砂浜の上に着陸した。
ここはハマッコ海岸と呼ばれているところらしい。
あたりを散策し、巨大な二枚貝から高く売れそうな真珠を採取した。
また、カニのようなモンスターから何かの材料になりそうな青い殻を大量に入手できた。
一通り回ったのでそろそろ帰ろうと思った。
帰るときはまた風船を使用する。ひとっとびで自宅前に着陸だ。
先ほど手に入れた真珠を売ろうとタウンへ向かう。確か宝石商が店を出していたはずだ。
と、門に設置されている回転灯が光っていることに気づく。
そしてあの門番がうろたえた様子で立っていた。
話を聞いてみると、門番の奥さんはもともと体が弱いが、最近急に症状が悪化したとのこと。
金儲けのにおいがしたが、今はどうにも出来ないので通り過ぎた。
宝石商の店に行き、真珠を売った。少し話をしてみると、話題はすぐに娘の自慢話に摩り替わっていた。
宝石商の娘は「お嬢」と呼ばれており、タウンのはずれの大きな木のところに居るらしい。
とにかく会ってみることにした。
お嬢はすぐに見つかった。メガネをかけた利発そうな少女だ。金持ちの娘らしい服装をしている。
話をしてみる。医者を目指して勉強中とのことだ。
この近所では取れない、青い殻を見つけたら持って来てほしいと頼まれた。
もしかしてアレのことか?と思い、先ほど入手した殻を差し出してみる。
その場で青い殻を分析し始めるお嬢。何か書かれたメモを渡された。
「その殻を材料にした回復薬の作り方を思いつきました。世の中の役にたてて下さいね」
自分にも出来そうな簡単な作り方だ。これなら・・・。
早速自宅に帰って回復薬を作ってみた。名づけて「チンケル」。
空き瓶に詰めて、門番に渡してみた。
門番は急いで奥さんに飲ませた。するとみるみる回復した。
奥さんが窓から元気な顔を出しているのが見える。
門番からお礼をたっぷりもらい、タワーに向かう。
泉にルピーを投げ入れると、タワーが伸び、ルピじいの姿が現れた。
前回よりもいい部屋に引っ越したらしいのが確認できる。
「お前にいいものをやろう」
風船に結び付けられた包みが目の前に現れた。
包みを開くと、その中身はイカス絵柄のポスターだった。
「それはルッピーグッズと言う。世界にはそのような素敵なッズがまだまだたくさん存在するのじゃ。
集めてみるがよい。そのポスターはお前の家の屋根裏部屋に送っておこう」
ポスターを付けた風船は自宅のほうへ飛んでいった。
こんな素敵なグッズが世の中にあるなんて・・・と顔がにやけてしまう。

続く

90 :あの、素晴らしい  をもう一度:2006/10/08(日) 15:52:15 ID:UwtZ1Fyg0
【背景・前振りなど】
 人間が住む地上に、時と世界の構成を司る天使リビリュートが、堕天使となって出現した。そこで、勇者ラ
 イ、王女ミレイユ、女魔法使いリト、盗賊フスルトの四人が討伐隊として送り出される。
 討伐隊は、あと一歩のところで仕留めそこね、ライとリト、ミレイユ、フスルトと三つに分かれて吹き飛ば
 されてしまった。


【ストーリ】
 ライ(主人公)は記憶喪失に、リトは「繰り返し病」にかかっていた。
 「繰り返し病」とはあるタイミングで全ての記憶を失う病気で、リトの場合、一晩寝ると記憶が吹き飛ばさ
 れた時点まで戻るというもの。つまり、彼女は、討伐失敗後の記憶がないのだ。
 二人の旧友ヴェルは、リビリュートの呪いで発病したと推測。リビリュートを倒した直後に、リビリュート
 の「天使の石」を使えば治るかもしれないと、ライに告げた。
 ライは、リトのためにも堕天使のトドメを刺すべく、リトともに旅立つのであった。

 堕天使にトドメを刺せなければ、「何者かの意志」でスタート地点に戻され、最初からやり直しとなる。つ
 まり、堕天使を倒すまで繰り返される「繰り返しの世界」となっている。


【種明かしとエンディング】
 最初の討伐で堕天使は倒されており、ゲームの世界は盗賊フスルト(の意志)が作り出したものだった。
 彼は、最初の討伐で手に入れた「天使の石」でもって、自分の願いどおりの世界を再構築していた。
  ・自分は、過去を捨てて勇者ライと入れ替わるように。(→主人公ライに記憶喪失の呪い)
  ・片恋の相手リトは、自分が失敗してもそれを忘れてくれるように。(→リトに繰り返し病の呪い)
  ・自分が堕天使を倒して、そのあとリトとともに生きていくように。
 けっきょく主人公は、作られた世界を拒否、自分を含めた歪みをただして堕天使を倒す。むろん主人公も倒
 れるが、リトに見守られながら笑みを浮かべつつ死亡。

91 :あの、素晴らしい  をもう一度:2006/10/08(日) 20:21:37 ID:UwtZ1Fyg0
>>90について、大事なことを忘れてました。

>90は、2006年10月現在の移植版(PC版)を元に書き上げました。
オリジナルのX68k版とは、多少違う点があるかもしれません。

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 20:41:01 ID:HHPKe6S/0
藤堂龍之介シリーズの1作目、琥珀色の遺言。

大富豪の影谷恍太郎が毒殺され、執事の辰野によって探偵の藤堂龍之介が
恍太郎の住んでいた豪邸、琥珀館へと招かれる。
そこには友人の影谷芳明、長男の影谷利明夫妻、後妻のルイら、いろいろな親族が集まっていた。
辰野から恍太郎を殺した犯人を探すよう依頼され、作家と身分を偽って捜査開始。

やはり遺産をめぐる争いなのだろうか。館を調べていくうち、ルイの兄である一馬が館にやってくるが
あっという間に毒殺されてしまう。さらに家出していた敦夫も帰ってきて、借金を返済するために
恍太郎の遺産を狙っているらしいが、これもすぐに浴室で溺死体となって発見される。
どうやら恍太郎は長男である利明との間にいさかいがあって、遺産は四男の林太郎に譲ろうと
していたらしい。そのせいか、利明は何かを隠しているらしかった。
また龍之介を招いた辰野、未亡人のルイも殺人現場で目撃されていたりと、なにかと怪しい。
その他にも数多くの容疑者が現れるが、彼らはいずれも事件とは直接の関係はないようだ。
また事件を複雑にしているのが西洋骨牌(タロットカード)の存在。
何者かによって館の住人にタロットカードが配られていたのだが、その暗示するところと
受け取った相手が隠している秘密にはいずれも関連性があった。
誰が何の目的で、タロットカードを配っていたのか…。

最終的に容疑者はルイ、辰野、利明、恍太郎の娘の綾に絞られ、龍之介は彼らを自室に呼び集める。
まずタロットカードを配り歩いていたのは綾だった。彼女は恍太郎の依頼でこれを行っていた。
恍太郎はこの館で行われている陰謀や、隠し事の全てを知っていたのだ。
そして次に利明が重い口を開く。彼は遺産が自分のものにならないことを知り、毒を館に持ち込んだが
使う前に紛失してしまった。そしてその毒は一馬の殺害に使われることとなる。
そして最後にルイ、辰野が自供を始めた。

恍太郎は厳格で、聡明な人物だったが、影谷家の当主である重圧からか、いつのまにか薬物(モルヒネ)に
手を出すようになっていた。その中毒により、彼はいつしか狂気におかされるようになっていた。
タロットカードを配り歩かせたのもその狂気からである。
恍太郎を深く愛していたルイは、常軌を逸した行動を取るようになってきた恍太郎が見ていられなくなった。
まずルイが恍太郎を殺害、それを知った辰野も彼女と同じような思いを抱いており、力を貸すことにした。
犯人役として一馬を呼び寄せ、これも毒殺。龍之介に一馬が犯人と言わせることにより
事件を闇に葬ろうとしていた。しかしそこを敦夫に目撃され、やむなく敦夫も殺害した。
(あと1人殺されてるけど、それは割とどうでもいい話なので割愛)

全てを明らかにした龍之介は館を後にした。

タイトルの由来はルイの自白の中で明かされる。
恍太郎は何故琥珀館を建てたのか、それは自分の生きてきた人生を、この琥珀館の中に全てとどめて
置きたかったからなのだ。それこそ彼の遺した、本当の遺言だったのだろう…と。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/08(日) 23:50:42 ID:9bjttqax0
琥珀色の遺言乙です!
簡潔にまとめられていて面白かったです。
羅針盤が長かったからか、こちらにはいまいち手が伸びなかった…。

玻璃ノ薔薇の続き行きます。

94 :玻璃ノ薔薇:2006/10/08(日) 23:52:22 ID:9bjttqax0
さらに一族の人間関係を探る貴史。
伊原刑事に会うと、「うろつくなと言ったはずだ。いったい何を探っている?」と疑われる。
貴史も疑問をぶつける。「伊原さん、あなたは何もしていない。まるで殺人を待っているかのようだ」

片桐刑事に会う。「皆、百合絵が自殺したことについて語りたがらない」と言う片桐に
貴史は「あなたも自分のことを語らない。あなたがくる前から僕はあなたを知っていた」と話す。
片桐は「ここで私と会う前から、連続殺人がおきることを知っていたのか?」と問いかけてきた。

南庭園で松之助に会った。ここからは艶子の部屋の縁側がよく見える。
松之助は艶子が殺された時間、縁側にスーツ姿の男がいるのを目撃したそうだ。
というわけで、艶子殺しに関して、貴史への疑いは解いてくれた。
しかし肝心のスーツの男については、「同郷のよしみで雇ってくれた旦那様への恩がある。
この家から人殺しを出したくないから、これ以上は話さない」と口を閉ざしてしまった。

東庭園には海道がいた。北と南の庭園にある2体の女性像は、伝衛門が亡くなった二人の妻の魂を
鎮めるために作ったそうだ。ここ東庭園には子供像があるが、この子は誰なんだろう?と首を傾げている。
「加奈絵は一人にしてほしいそうだ。僕が本当に加奈絵を愛しているかって?
…いつかは僕のことを話すよ、でも今はそのときじゃない」

加奈絵を探すと、彼女は一人北庭園に佇んでいた。
伝衛門にもらった思い出のフランス人形を探しているそうだ。
屋敷内から見つけ出した人形(服が少し焦げている)を渡してやると、加奈絵の心の中が透けて見える。
(「お母様は私のもの…茉莉絵さえいなければ…」「倒れる燭台」「火の粉を浴びるフランス人形」)

夜になって、蓉子が夫を探しにきた。「メイドが、あなたと一緒にいたと言うから…」そんな覚えはない。
庭の古井戸のそばで猫が鳴いているので蓋を開けると、偉雄の絞殺死体が押し込められていた。

一同が集められ、偉雄の死が伝えられた。蓉子と偉哉は悲しみのあまり部屋に篭ってしまったようだ。

95 :玻璃ノ薔薇:2006/10/08(日) 23:56:07 ID:9bjttqax0
解散して広間を歩いていると、茉莉絵がひとり書斎から出てくるのを見かける。
「加奈絵お姉さまから聞いたわ。お姉さまの大切なものを見つけてくれたって。
お兄様は私だけでなく加奈絵お姉さまにもやさしいのね。私も探してほしい宝物があるのに」
すねた顔の茉莉絵が去った後、また伝衛門の仮面があらわれ、薔薇のピースを手にいれた。

書斎に入ると、ソファの上に『黒蝶の村』という小説を見つけた。伝衛門と松之助の故郷のことだろうか。
本の間に、影谷竹弥という人物に宛てて書かれた古いハガキがはさまっていた。

『あなたが村を出てから長い時が過ぎました。私はあなたの父の魂が鎮まることを
祈る日々を送っております。竹弥様、どうかこの母のことはお忘れください。すべては
あなたが私を守るためになさったこと。あの人がどうしてああなってしまったのかは
今もわからぬことですが、…(残りは読めない)』

配膳室では伊原刑事が胸を押さえて苦しそうにうめいていた。なにか持病を抱えていそうな様子だ。
貴史に気がつくと平然をよそおって、「偉雄を殺した犯人は、力のある若い男だろう」などと話す。

夜、執事室のドアが細く開いている。中で蜂谷がなにかを読んでいたが、貴史の視線に気づくと
ドアを閉めてしまった。

刑事の部屋の前に行くと、伊原と片桐の声がする。「俺には時間がない」と言う伊原に
片桐は「しかし、あの男はあなたが捜している和弥ではない」と話す。驚く伊原。

深夜。テラスに誰かがいる?しかし、また激しく頭が痛み、部屋に戻って休むことにする。
眠りの中で貴史は、自分が茉莉絵の首を絞めている悪夢を見る…。

96 :玻璃ノ薔薇:2006/10/09(月) 00:08:05 ID:M9iQygKm0
10月24日
朝、絢子の部屋を訪ねる。絢子は貴史に心を開きつつあるようだ。
「どうしてあの人が仮面を付けるようになったかわかってるの…?」と意味ありげに聞かれたが、
見張るように隣室で待っていた蜂谷が「奥様の言うことは取り合わないように」と念を押してくる。

縁側で茉莉絵と会う。すこしは機嫌を直してくれたようで、昨日は書斎で宝物のオルゴールを
探していたのだと話してくれた。
しかしそこに加奈絵がきたので、茉莉絵は逃げるようにいなくなってしまった。

加奈絵は妹を憎む理由と、幼い頃に自分が犯した罪を語った。
「茉莉絵が生まれると、お母様は自分に似ている茉莉絵ばかりをかわいがって、
二人で別館で暮らしはじめた。
私が生まれた時に女優を辞めることになったので、私のことはきらっていた。」
やがて幼い加奈絵は、嫉妬心から別館への放火という罪を犯す。
それでもなお百合絵は茉莉絵をかばったが、のちに茉莉絵は母にひどいこと?をして死に追いやったという。
茉莉絵の部屋を調べればあの子のことがわかる…。そうささやいて、加奈絵も去っていった。

茉莉絵の部屋を探すと、宝石箱を見つけた。中に入っていたのは蓉子の指輪だった。
蓉子に渡すと、「茉莉絵は母の死がきっかけで心を病み、盗癖や虚言癖がついてしまったのでは
ないか」と教えてくれた。

海道は、『人形』の台本を見つけだして調べていた。
「脚本の貝原一平という男が気になる。台本の名前の所が黒く塗りつぶされていたが、
伝衛門会長がやったのだろうか?」
唐突に、加奈絵との婚約を解消すると言い出す海道。最初から別の目的があっての婚約だったようだ。

百合絵の死のいきさつが気になる。松之助に尋ねるが、老人は話を拒否して逃げてしまった。
その心の中には、赤い瓶と茉莉絵の映像が見えた。やはり茉莉絵がかかわっているのか?
松之助を捜して庭園を回ると、なぜか芝生の上に赤い瓶が落ちていた。貴史が拾おうと屈んだ瞬間、
二階から大量のレンガが降ってきた。転がって避けたものの、当たったら確実に死んでいただろう。

夜。絢子の部屋を訪ねると、「オルゴールを茉莉絵に渡してほしい」と託された。
これは、かつて茉莉絵が伝衛門の誕生日に贈った物。
伝衛門は盗品などいらぬ!!と激怒したが、その後、茉莉絵を傷つけてしまった…と後悔して
オルゴールを大切にしていたそうだ。

部屋を出ると蜂谷が、伊原が呼んでいたと伝えにくる。しかしどこにも姿がない。
探し回ると、厨房の調理台の下から伊原のネクタイがはみ出している。
調理台の中には、伊原の刺殺死体が押しこまれていた…。

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 00:09:31 ID:M9iQygKm0
今回はここまでです。

98 :黄金の羅針盤(1/2):2006/10/09(月) 01:20:36 ID:Z3Iv2XbR0
サンフランシスコから横浜へ向かう豪華客船の翔洋丸。
この船の甲板で白骨死体が発見され、船長の鷹取は発見者に緘口令をしくが
発見者の1人、一条菊子によって探偵である藤堂龍之介の元に話が持ち込まれる。
長旅に飽いていた龍之介は早速捜査にあたることに。

当初、船員たちの口は重く、思うように情報は集まらなかった。
しかし事務長の片桐が殺されたことにより、船長から正式に捜査を依頼されることに。
捜査を続けるうち、龍之介はチンピラの賀茂、写真家の青島夫妻、新興宗教の教祖である朝倉親子、
錬金術を研究しているという黒沼教授、翔洋丸を所有する亜細亜汽船のライバル会社、帝都商船の
幹部社員である平賀らと知り合いになる。その中でも龍之介に強い印象を残したのは
薄幸の美人である麻生多加子であった。

片桐は多くの船員から嫌われており、殺される動機には事欠かなかった。彼は計算高い人物で
平賀らと手を組み、帝都商船による亜細亜汽船買収に協力していたらしい。
また捜査を続けていくうちに、自室に引きこもりがちであった青沢キリ子の絞殺死体が発見される。
夫の豊彦はキリ子の実家の資産目当てに結婚したものの、その結婚生活は円満とは言い難く
明らかに疎ましがっているようだった。キリ子殺害の第一容疑者はこの豊彦であったが
しっかりとしたアリバイがあり、まだ犯人が誰なのか、龍之介には分からなかった。
白骨死体の正体、片桐、キリ子殺しの犯人を探して捜査を続けていくと、今度は
怪しげな言動で気味悪がられていた朝倉親子の父の方、朝倉元次が射殺されてしまう…。
翔洋丸が横浜にたどり着く直前、龍之介は船長の許可を得て、容疑者たちをロンジに集めて告発する。


99 :黄金の羅針盤(2/2):2006/10/09(月) 01:21:25 ID:Z3Iv2XbR0
最初に口を開いたのは、通信士の織田だった。
彼の父も造船技師として、亜細亜汽船で働いていたのだが、設計した船が海軍に徴発され
しかもその船は目的地に着くまでに沈没してしまった。当時、海軍窓口を務めていた片桐が
買収されたことにより、その責任は織田の父が負うことになり、織田の父はナイフで胸をついて自殺した。
成長した織田もやがて亜細亜汽船に入社し、翔洋丸で働くことになる。
父の敵である片桐も同じ船で働いていたが、織田にはもはや復讐するつもりはなかった。
しかし、船長の鷹取から、再び片桐が背信行為を働いていることを知らされ、激怒。
織田は片桐に迫ると言った。「片桐さん、あんたは人間のくず、どうしようもない二元だよ…」
そして父が自殺に使ったナイフを使い、片桐を刺殺したのだった。

次に口を開いたのは麻生多加子だった。
彼女は実家の窮状を救うため、若き富豪の麻生伊作と結婚したが、その夫婦生活は悲惨極まるものであった。
成り上り者の伊作は何事につけ強引で、多加子のことも単なる所有物としかみなしていない。
いつしか多加子は心を病んでいき、ある日、遂に多加子は伊作を銃で撃ってしまう。
死の間際、伊作の告白から、実は彼は本当に多加子を愛しており、愛されたいと思っていたことを知って
多加子は慄然とする。しかし伊作はすでに絶命していた…。
数年後、伊作の元に手紙が届く。「麻生伊作、16年前のお前の罪は翔洋丸にある。罪を償いたければ船に乗れ」
多加子は伊作にかわって罪を償うため、翔洋丸に乗り込んだ。

そして最後、龍之介に白骨死体の話を持ち込んだ一条菊子が真実を語り始めた。
彼女の父は若い男と一緒に金脈をもとめてアメリカに渡った。しかし、金脈を見つけたその日
父は若い男に裏切られ、命を落としてしまう。菊子は復讐を誓ったが、若い男が誰かもわからず
情報を集めながら時を待った。ある日、菊子は青沢豊彦と出会い、探していた男が麻生伊作であることを知る。
その時、既に伊作は殺害されていたが、菊子はそれを知らず、青沢と協力して、父の死体(白骨死体)を
翔洋丸に積み込むと、伊作のもとへ手紙を送り付けた。
全て麻生伊作に、自分の罪を自覚させるための行いだったが、船に乗ってきたのは妻の多加子だった。
やむなく菊子は多加子に復讐をすることにした。
疑いがかからないよう、青沢が疎ましがっていたキリ子と、菊子が殺したかった多加子を交換殺人することにしたが
青沢は煮え切らない。仕方なく菊子は先にキリ子を殺したが、それを朝倉元次に目撃されてしまう。
口封じのために元次を殺そうとする菊子。しかし、その元次の口から、麻生伊作と多加子の間でおきた
出来事を知らされ、自分の復讐が無意味であったことを初めて知る。
そして脅迫してきた元次を、多加子が伊作を撃つのに使った拳銃で撃ち殺した…。

菊子は最後に龍之介に語った。
「藤堂さん、麻生伊作にとって人生の黄金は、カリフォルニアの金鉱で見つけたものでなく
 多加子さんのことだったのかもしれない…。
 もし人生がこの広い海で、私がそれをいく船ならば、私は羅針盤のない船ね。
 広い海をあてもなくさまようだけの…」

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 02:05:44 ID:Lr2lFCZu0
藤堂龍之介シリーズ、どれも最後にタイトルの由来がわかるようになってるんですね。
洒落てるなー

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/09(月) 13:31:52 ID:JG2QZt3r0
黄金の羅針盤(2/2)でちょっと訂正。

>どうしようもない二元
これは「どうしようもない人間」の誤りだった。
最初、書いた自分でも何と間違えたのか分からなかったよ。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/10(火) 22:13:52 ID:Pan69QTJ0
テイルコンチェルト予約。

103 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド5 ◆l1l6Ur354A :2006/10/11(水) 11:11:03 ID:vTJU25j30
レベル2 〜オタカラ岬〜

オタカラ岬。
何の変哲もないように見えるが、そこはかとなくお宝のにおいがする。そんなところ。
キッチンで調理に使えそうな材料をたくさん入手した。
ビーチベッドの上で優雅に日光浴をしているご婦人がいた。
彼女は犬を見かけたと言っている。
そのまま歩いていくと道の突き当たりにかわいい犬がいた。
ランドセルを漁り、骨を持っていたので差し出すと受け取って去っていった。

北の方へ歩いていくといかにも怪しげな扉があった。仕掛けで開くタイプのようだ。
仕掛けを解いて中に入る。
と、いかにも海賊ですと言わんばかりのガイコツマークが壁にある。
しばらく進むと桟橋があり、海賊船が泊まっている。
ボーダーのシャツにバンダナといったいかにも海賊っぽい人物が居る。
良く見ると彼らはガイコツだ。
少し怖いが、一番偉そうなヤツに話しかけてみる。
「何だ?オレ達が海賊と知って話しかけてくるとはいい度胸だ。
もしかしてお前、海賊になりたいのか?」
勢いでYesと答えると、そいつは考えこんだ。
「でもなぁ。生きてるヤツが海賊になるってぇのは・・・。でも、まぁ、一応ボスには合わせてみるか」
その偉そうなガイコツは副長と呼ばれているらしい。
アジトに行くというので海賊船に乗り込んだ。やがてアジトのある離れ小島に着いた。

<海賊のアジト>
海賊のアジトは地下にあった。迷路のように入り組んだ構造になっている。
アジトの最下階にはボスが待っているらしいが、会う前にテストを受けてもらうと副長は言う。
船員達の誰かが持っている、3つの海賊アイテムを集めてここに戻って来い、とのこと。
食堂でゴキブリを退治したり、倉庫でタルを整理したりと雑用をこなしつつ、海賊アイテムを3つ集めた。
副長がいる所に戻り海賊アイテムを見せる。と、そのときサイレンが鳴り響いた。緊急事態だ。
副長と共に駆けつけてみると船員達が怯えている。
奥には勇敢な副長でも尻込みしてしまう程の強敵がいるので、何とかしてほしいと頼まれた。
どんな強敵が?と気を引き締めて奥へ進むと、そこには、先ほど会った犬がいた。
骨で機嫌を取ると、犬は何もせず去っていった。
「ほら、オレ達は骨だろ?だから犬は怖いんだ・・・・。
それにしても、あんた、勇気あるなぁ。文句なしに合格だ。ボスに会ってくれ」
副長は最下階に案内してくれた。
ボスは自分より数倍は大きい、海賊の格好をしたガイコツ、スタルフォスだった。
スタルフォスは問答無用で襲い掛かってきた!一対一の決闘が始まった。
周りでガイコツの船員たちが観戦している。
攻撃を避けつつ、重心がありそうな腰の辺りを狙って攻撃を加え続けると、ついにスタルフォスはバラバラになった。
大量のルピーと、青いアクアのスーパールピーを手に入れた。

アジトの外に出た。そこにはバラバラになったボスが入れられた壺があった。
壺の中からボスが話しかけてくる。
「攻撃しちゃってごめんなさい。あなたがあんなに強いとは思いませんでした。
反省してます。 でも、あなたを海賊にするのは・・・ちょっと。 やっぱり海賊になるには死んでからじゃないと。
でも、仲良くしてもいいよ。あれ、あげちゃって!」
命令を受けた副長は骨で出来たオカリナを差し出した。
「桟橋を見つけたらこれを吹いてくれ。すぐに駆けつけるぜ」
壺と副長と船員たちを乗せた海賊船は水平線に消えた。

続く

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/11(水) 19:21:49 ID:22hnPLqv0
どなたかSFCの「弁慶外伝 〜沙の章〜」お願いします

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/12(木) 21:33:13 ID:JAIjrvV30
かま3きたー?

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 15:47:35 ID:T8f4IIu80
無印.hack//、wikiでまとめられてるのの続き頼む
ついでにG.U.の続きもアニメと絡めて続きを…

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 16:21:59 ID:58MqJws30
>>106
hackスレに直接行けば住人が懇切丁寧に解説してくれるんじゃないか?

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/13(金) 22:26:40 ID:dO8wIQtH0
>>107
むりいうな

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 09:23:44 ID:KN1Q2kG/0
PSの「奏(騒)楽都市OSAKA」、短くても構わないのでお願いします
体験版だけプレイして、主人公が過去に何かあったっぽいのが気になったんですが
そこがいまだに気になってます

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 17:49:52 ID:ZEISJ/2X0
>>109
どうしようか記事率も100%一応メインキャラ全員のED見てるがどの辺を重点的にすればいいやら。
これのシナリオ書いてる人知ってるならわかるかもしれんが川上さんの作品て中途半端に説明できんのよ。


111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/14(土) 18:51:51 ID:mfelu+by0
最初っから最後までぎっちり書いちゃえばいいじゃない

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/15(日) 00:39:31 ID:KjfyNY2J0
鬼才出現!

113 :OSAKAの人:2006/10/15(日) 00:45:46 ID:clNlsuJ40
わかった、なんとか頑張ってみるのでまっててくれ。
ときどき他都市とのリンクが出るがそこも解説作ってみるわ。


114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/15(日) 22:04:47 ID:uJGrxseI0
>>113
川上世界の解説は非常に大変だろうが、がんばってくれ。応援してる。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/15(日) 22:39:06 ID:PPHKQYtC0
>>108
要約スレにうまくまとめてる人がいるぞGUは

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/17(火) 17:01:29 ID:eQfg6HSc0
age

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/18(水) 00:06:45 ID:XK/pAuVP0
「ミスティックアークまぼろし劇場」のレミール編だけ予約入れます。

118 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド6 ◆l1l6Ur354A :2006/10/19(木) 18:37:05 ID:R8aGZsqu0
レベル3 〜ロンロン草原〜

タウンに行ってみると、何やらものものしい雰囲気が。
いつも冷静な宝石商が焦った様子なので話を聞いてみると、お嬢がロンロン草原に行ったまま帰ってこないという。
早速タワーの頂上からロンロン草原へ向けダイブする。
農地やら牧場やらがある、のどかな風景の中に着地した。
農作業をしているおばさんに話し掛けてみる。
なんと、お嬢らしき女の子が何者かに攫われる所を見たとのこと。
マッピングに使う地図を差し出して、その場所を書き込んでもらった。
地図を見ながら該当の場所に行ってみることに。
キラリと光るものが落ちている。拾ってみるとお嬢のメガネだった。
ここで手がかりは途切れてしまった。
広い草原を歩き回ってお嬢を探す。と、外れの方に焚き火が燃えているのが見える。
その向こうに2匹のブーブリアンが座っている。
旗なども掲げてあり、そこはブーブリアンの砦のようだ。
ブーブリアンとは半人半豚の亜人間だ。噂には聞いたことはあるが、見るのは初めてだ。
砦の中には、よろず屋に高く売れそうな武器も多数あるのが確認できる。
2匹のブーブリアンは見るからに強そうだが、ルピーのためと思い、乗り込んだ。
ブーブリアンは槍を煌めかせて襲いかかってきた。それをかわしながら隙をついて攻撃を加える。
時には同士討ちを誘ってみたりもする。苦戦したが、なんとか倒す事ができた。
売れそうなものを物色していると、お嬢がふらふらしながら出てきた。
「あの、どこのどなたかは存じませんが、助けて頂いてありがとうございます」
先ほど拾ったメガネを渡してあげた。
「ああ、チンクルさんでしたか。本当にありがとうございました。
私はもう大丈夫ですので、そろそろ帰ります」
お嬢はタウンに向かって歩いていった。
タウンに戻った後、宝石商からお礼をたんまりもらったのは言うまでも無い。

続く

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 15:29:08 ID:xEZ3Qn300
XBOX360の「デッドライジング」をお願いします。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 18:14:03 ID:1J7amC6NO
TOAのストーリーたのみます。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 18:25:45 ID:32XEzS1d0
カオスレギオンのシナリオ教えてください

122 :玻璃ノ薔薇:2006/10/20(金) 21:57:35 ID:iWA9DyYF0
全員が食堂に集められ、伊原の死が伝えられた。「遺言状はまだなの?」蓉子と加奈絵が蜂谷に迫る。
蜂谷によると、今日の3時に、伝衛門の信頼する代理人が、遺言状を届けにくるそうだ。

解散して廊下に出ると、虚彦と水穂が話し合っていた。連続殺人に嫌気がさし、屋敷を出たいと言う虚彦。
水穂はそんな虚彦に「艶子さんが殺されたわけを知りたい」と留まることを主張する。

広間では蓉子・偉哉母子が肩を落としていた。伝衛門は私たちには何も遺してくれないはず…と
夫を亡くして先行きに不安を感じている蓉子。逆に偉哉はしっかりしはじめていた。
「和弥さんを信じてるけど、お父様を殺したのは誰か知っているなら教えてほしいの」

刑事部屋には片桐とナオミがいた。片桐は「艶子を殺したのは偉雄だ」という。
そして、「貴子や偉雄、伊原を殺したのは同一人物だ」と。それは誰か?と聞くと、
片桐は「君にはわかってい…」と言いかけ、苦しそうに頭を押さえて出て行ってしまった。
その心の中には、包丁を持った貴史の姿が…。

「光太郎は、三年前の事件を思い出すとああなってしまうの」ナオミは語り始めた。
三年前、刑事だった片桐は、とある猟奇事件の容疑者を追いつめたが、寸前で
その若い男の無実の訴えを信じて逃がしてやった。
しかし男はその後すぐに、次の事件を起こした。被害者は、片桐の上司の妻。
「でも、どうして私にそんなことを聞くの?あなたが七瀬和弥なら、すべて知っているはずよ」
片桐の上司=伊原刑事 犯人の若い男=七瀬和弥 ということか…と貴史は理解した。

偉雄の部屋を調べると、キネマ社の裏帳簿が隠してあった。中には多額の使途不明金が記されている…。
偉雄は艶子と言い争う姿を何人かに目撃されていた。艶子はこのことで偉雄をゆすっていた?だから…

虚彦と水穂に裏帳簿を見せると、二人は艶子の死の真相を察し、ショックを受ける。
伝衛門、貴子、偉雄、艶子。
たくさんのキネマ社関係者が死んでしまったが、会社を建て直さなければ、と二人は屋敷を去っていった。

大事な話があるというので偉哉の部屋を訪ねる。
「お父様が艶子さんを殺したんだね…でもお母様には言わないで」と言う偉哉。
貴史は、自分は本当は七瀬和弥ではなく影谷貴史という名前であることと、70年以上先の未来から
きたことを打ち明け、ガラスの薔薇のパズルを完成させれば元の世界に帰れるらしい、ということも話した。

貴史の言うことを信じる、という偉哉。
「この嵌め絵は、お祖父様がフランスで買ってきた、願いがかなうというパズル。でもいつの間にかピースが
なくなって、お祖父様は完成させることができなかったんだ。」
偉哉も、伝衛門が偉哉だけに教えてくれたという屋敷の秘密を打ち明けてくれた。
二階のどこかにある秘密の扉を開けると、誰も知らない隠し部屋に行けるらしい。
真相の解明を貴史に託して、蓉子・偉哉母子も屋敷を去っていった。

123 :玻璃ノ薔薇:2006/10/20(金) 21:59:31 ID:iWA9DyYF0
書斎に行くと蜂谷がぼうっと佇んでいた。どうも様子がおかしい。「和弥様…私はあなたの言うとおりに…」
(ワインをグラスにそそぐ蜂谷の幻) 蜂谷はふらふらと書斎から出ていった。

広間に出ると、男女の客が来ていた。伝衛門の友人の息子で、銀座で出版社の社長をやっているという
小笠原潤吾と、その秘書の中谷タエだ。二人は伝衛門の遺言状を届けにきたという。

潤吾は食堂で執事からこれまでの出来事を聞き、まもなく貴史の部屋を訪問してきた。
貴史を見て、『和弥』が無事だったことを喜ぶ潤吾。
なぜかというと、若いころ書生として伝衛門に雇われ、この部屋で生活していたという潤吾は、
和弥の生まれた時のこともよく知っているそうなのだ。
なんと和弥とは、伝衛門と緋沙子との間に生まれた、貴子の双子の弟だったとか…。
(庭園の子供像の幻が見える)
ところが和弥は幼いころに失踪し、夫妻が手をつくして捜したが見つからなかった。
貴子は弟の存在を知らなかったようだ。なぜ伝衛門は和弥の存在を隠したのだろう?

遺言状の内容は、『財産はすべて妻・絢子に譲る もし相続できない場合は そのすべては
わが子 七瀬和弥に贈る』というものだった。
しかしここで潤吾から残念な知らせが。
伝衛門は3年前に財産を株に変え、今の大暴落で紙切れ同然……。

潤吾と別れ食堂に行くと、喜久代がうつろな表情で、食卓にセッティングされたナイフを見つめていた。
(百合絵の幻「あの人に殺されてしまうの…助けて喜久代」「百合絵様は私がお守りします」
刃物を手にする喜久代の幻)
お屋敷はどうなるのか…私は今まで何を守ってきたのでしょう…。喜久代はふらふらと食堂を出て行った。

テラスにいたタエと話す。彼女はじつは秘書ではなく、銀座のマネキンガールだそうだ。
タエは片桐とナオミのことを、銀座のカフェのマスターと女給でしょ?と話す。
以前、伝衛門が潤吾に「片桐がどんな人か見てきてくれ」と依頼し、タエも一緒に見に行ったとか。

124 :玻璃ノ薔薇:2006/10/20(金) 22:02:21 ID:iWA9DyYF0
北庭園には松之助がいた。赤い瓶を突きつけ、百合絵の自殺のわけを問いつめる。
「旦那様が長く家を留守にしているうち、百合絵さまは心を病み、旦那様に殺されるのではと
思いこむようになった。
そしてむごいことに、幼い茉莉絵様に、どうやって旦那様を殺そうか、毎晩聞かせるようになった。
茉莉絵様から助けを求められたわしは、旦那様のグラスに毒を入れようとした百合絵様を止めた。
しかし翌日、百合絵様は茉莉絵様の手を握りしめながら、その赤い瓶の毒を飲んで死んだのじゃ。
茉莉絵様はなにも悪くない」

「松之助さんは優しいんですね」といたわる貴史に、松之助は心を動かされたのか
「艶子を手にかけたであろう偉雄を殺して、全ての罪をかぶろうとした」と白状した。
しかし、一足先に誰かが偉雄を殺してしまったという。
「わしの役目はもう終わった…。旦那様がなぜあんたを呼び寄せたか、わかったような気がするよ」
そういって松之助は屋敷を去っていった。

茉莉絵は悪くなかった。その長い苦しみを取り除いてやらなければ。
茉莉絵の部屋に行き、絢子から預かっていたオルゴールを返す。
伝衛門がこれを大切に持っていたこと、お母さんの死はきみのせいじゃないよ、と話すと
茉莉絵は嬉しそうに「お父様がお兄様を呼び寄せたわけがわかった気がする」とつぶやいた。

つづいて加奈絵の部屋に。
茉莉絵、絢子、貴子をねたみ、女優の夢も婚約者も失ってしまった自分を悲観する加奈絵。
貴史が「茉莉絵はずっと苦しんできた、絢子が継ぐ遺産は紙切れ同然、貴子は夢を叶えたが死んだ。
あなたには、あなたの言葉を待っている妹がいる」と説得すると、加奈絵は自分のあやまちを認めた。
「海道が話があるそうだから行ってあげて」と言い残し、加奈絵は茉莉絵のもとへ向かった。

海道は自分の素性を語りはじめた。
海道の父は脚本家で、妻子持ちでありながら、自分が脚本を手がけた「人形」の主演女優
(つまり緋沙子)と愛しあってしまった。
やがて緋沙子が夫(伝衛門)との間に双子を生むと、嫉妬から双子の片割れを誘拐し、行方をくらました。
しかし、伝衛門はなぜか事件を表ざたにせず、二年後に緋沙子が死ぬとすぐ、若い女と再婚。
それを聞いた海道の母は、海道を預けてどこかへ働きに…(ここで喜久代の映像が)。
成長した海道は、伝衛門を調べるために、加奈絵と婚約して屋敷にやってきたのだった。
ところが時すでに遅く、伝衛門は死んでしまっていた…。

書斎にあった小説『黒蝶の村』は、海道が持ち去って調べていたようだ。あらためて内容を読む。
『…この村では数年に一度、体に蝶の形のアザを持つ者が生まれる。その者はいずれ狂気に犯され
一番愛する者を殺してしまうという言い伝えが…』

125 :玻璃ノ薔薇:2006/10/20(金) 22:06:07 ID:iWA9DyYF0
広間に再び、尚美の姿が現れる。心のカケラを集めたせいか、こちらの言葉が通じるようになっている!
薔薇のパズルのことを話し、「今夜12時、広間に来てくれ!いっしょに帰ろう!!」と叫ぶ貴史。
「わかったわ!」嬉しそうにうなずいて尚美は消えた。
薔薇のピースはあと一つ、今夜中に必ず見つけ出す、と心に誓う貴史。

二階の空き部屋に人影が。ベランダに出て調べていると、背後から刃物を持った人影に襲われる。
何とか避けたものの、手すりに頭をぶつけて気を失ってしまった。
目をさますと片桐が見おろしていた。「伊原をやったのは君か?」
「僕じゃない。七瀬和弥だ。僕は七瀬和弥じゃない。そしてあなたも刑事じゃない。」

片桐は伊原のことを話し始めた。
伊原の妻が七瀬和弥に襲われてから、伊原は変わってしまった。捜査で賄賂を受けとるように…。
廃人同然となった妻の治療費かと思われたが、妻が死んだあともそれは続いた……。
貴史が「伊原さんは、和弥への復讐を手伝わせるために片桐さんを呼んだのか?」と聞くと
「それだけじゃない」と言って片桐は去った。

茉莉絵の部屋では、加奈絵・茉莉絵の姉妹が初めてなごやかに語り合っていた。
茉莉絵の話では、オルゴールの中に、手紙が隠されていたそうだ。
あて名は伝衛門、差出人は、七瀬和弥……。
『私を屋敷に迎えて下さるとのこと、うれしくありがたく存じます。あの震災の夜、私のアザを
覚えていてくださった父上と再会を果たせたのは幸いなことです。今日、私は父上と私の
秘密を知りました。私たちはなんと心躍る宿命の星の元に生まれているのでしょうか(略)』

海道と話す。「母は、夫と自分の運命を狂わせた女がなぜ死んだのか見たかったのだろう。
自分を裏切った夫への復讐心もあったのかも…。だから、百合絵さんのことも自分のことのように
思えたんだろう」
二階の納戸の中に、隠し扉を見つけた。その先の部屋には、スクリーンに映る百合絵の姿を
一心に見つめる喜久代がいた。声をかけようとすると、海道に止められる。
「この人の時間は止まったままだ。…一緒にこの屋敷を出よう」海道は母の肩を抱えるようにして去った。

広間に行くとナオミがいた。「光太郎が刑事を辞めたのは、伊原のことがあっただけではなく、
犯人を追い詰め、絶望させることに快感を感じるようになった自分が怖くなったから」
(鉈をふりかぶる片桐の幻)

蜂谷の留守を見はからって執事室を調べると、伝衛門の手記があった。
『和弥が生まれた時、その手のアザをみて、あの村で見た父親のアザを思い出し身震いした。
だから和弥がいなくなった時、悲しみながらも安堵した。しかし再び私の前に現れるとは…。
このままにしておく訳にはいかない。和弥が全てを崩壊させる前に、この手で……』

刑事の部屋に行き、片桐に、和弥から伝衛門への手紙を見せる。
伝衛門は息子・和弥を葬るために屋敷へ招き寄せたのだ…と悟った片桐。
貴史はあたりを見回した。「本物の七瀬和弥はこの屋敷のどこかに潜み、僕たちをじっと見ている……」

126 :玻璃ノ薔薇:2006/10/20(金) 22:07:25 ID:iWA9DyYF0
今回はここまで、次回で終わりになると思います。

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/20(金) 23:32:09 ID:yhA+KaaL0
>>120-121
>>1のwikiみろ

玻璃ノ薔薇の人乙

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 00:57:07 ID:bRhPV2Qu0
前スレ>>360からこのスレの>>127までの間に書き込まれたストーリーをまとめWikiに収録しました。
また、未解決リストも>>127までの分に更新しました。

129 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/22(日) 06:44:41 ID:4AFZI1N/0
町に戻ると、セシリアが行方不明になる事件が発生。町の人々の証言から
「クレメンス洞窟」に行ったようなので、町長から許可証をもらい、洞窟へと向かう。
中に入ると、メロディが現れ、「ギガントの湯2号店」のために新たな源泉を探す計画があるらしい。
「ギガント山」の麓にあるため、洞窟内は火山の影響で道に炎が広がっているので、如雨露の水で
消化しながら、奥に進んでいく。そして、セシリアを保護する。どうやらモンスターに道を
塞がれていたらしい。
そこにミストが現れ、ミストにセシリアを任せて、奥へと進んでいく。
最深部には巨大植物があり、襲ってきたので倒す。
戦闘が終わると、ミストとメロディが現れ、メロディは
この巨大植物(倒すと涸れる)を目玉とした銭湯を作ったら、流行るかなぁと言い出す。
結局、ラグナとミストの
温泉に入るために誰がこんな洞窟の奥まで来るのかという指摘により、計画は頓挫する。

町に戻り、「ギガント山」の許可証を発行してもらう。
「ギガント山」はグリモア伝説のグリモアを目撃されたとされる場所。
頂上に行くと、ドラゴンが出てくる。これがグリモア?と思っているラグナに襲ってくるので、
これを撃退し、「はじまりの森」に返す。
例によって現れたミストに
「このドラゴンがグリモア?」と聞いてみると、元々ドラゴンは神の使いとしてみられることが多く、
そのせいでグリモア伝説が出来たのかもしれないとミストに言われる。
ここにいても仕方ないので、町に戻るラグナとミスト。
二人が去ると、眼帯をした軍服の女性がテレポートで現れ、
ラグナがドラゴンを倒したことに感心し、計画は順調のようだと言ってまたテレポートで
どこかへと行ってしまう・・・
町では、グリモア伝説の正体を見たり!みたいな感じでグリモアがドラゴンだったことに
落胆したり、「まぁこんなもんだろう」と驚きも落胆も無いものなど様々な反応があった。
しかし、グリモア伝説を調べているシャロンは、
「グリモアはただのドラゴンであるはずは無い」とラグナに伝える。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 14:20:22 ID:ltWtYBtl0
前スレのアイタタな子によって勝手にスレ乱立されてるんだけどこっちが本スレ?

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 19:35:34 ID:HCl0/rSH0
あれ明らかに単独質問スレだよな
2以降のテンプレ貼るわけでもないし、1もコピペだけでアドレスそのまんま、新スレ案内もしてない。
間違えて来た事情知らない人に>>4の質問答えさせようとして立てたんだろ?
なんでそこまでするんだか……

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:40:48 ID:uwEn0Jcn0
違う 先に2ゲットされてどうしようか考えあぐねた
考えているうちに机の上で寝てしまった
スレもう一本立ってんの見て今更テンプレ追加するのもなんだし・・・
腹を立てたわけじゃないし、腹立ちまぎれにスレ立てたわけでもない
こっちが本スレになりそうだね

ちなみにあのときは酔っ払ってハイになってた
すまんかった

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:48:43 ID:uwEn0Jcn0
ではあちらにせっかく書いてくれた人がいるので
それをこちらにコピペしておこうと思う

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:49:39 ID:uwEn0Jcn0
チョコボの不思議なダンジョン2を書いてきます。

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:50:44 ID:uwEn0Jcn0
※設定 モンスターのほうが多い世界。ほとんどのモンスターは言葉を話す。

前作に引き続き、お宝大好きな友人・モーグリと旅を続けるチョコボ。
岬の近くで新しいダンジョンを見つけさっそく入りますが、
途中で変な仕掛けにひっかかりチョコボだけ外に飛ばされてしまいます。
気絶したチョコボが目を覚ますと目の前には人間の女の子が。
シロマと名乗る少女は岬にぽつんと建つ家に一人で暮らしていて、
倒れているチョコボを助けて運んできてくれたのでした。
チョコボはモーグリを探して再びダンジョンに入りますが、
途中で同じく仲間のデブチョコボとはぐれたシロマに出会い、
1人と1羽は一緒にダンジョンの奥を目指します。
ボスを倒して最深部へ行くと、そこには既にモーグリが。
「お宝は俺のものだ」と一人で部屋に入っていくモーグリ。
部屋の中央には大きなクリスタルが光っています。
クリスタルに近寄る弱小モンスターのグズグズを追い払ってモーグリが手を伸ばすと、
突然クリスタルが光を放ち回り始めます。
ダンジョンは崩れ、モーグリ・チョコボ・シロマはなんとか脱出したのでした。

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:51:55 ID:uwEn0Jcn0
ダンジョンの崩壊でシロマの家も壊れてしまったので、
シロマはチョコボとモーグリを近くの村へ案内します。
村の入り口にはボムのお母さんと子供達がいてチョコボとモーグリを泊めてくれると
言いますが、何故かシロマには「帰ってくるな、人間なんて疫病神だ」と冷たい言葉を放ちます。
心配するチョコボに「ボムおばさん、本当は優しい人だから・・・」と健気に振舞うシロマ。
孤児だったシロマを育ててくれたのはこの村のモンスター達だったのですが、
岬にダンジョンが出来てからというもの何故かみんな人間に冷たくなり、居辛くなったシロマは村を出て暮らしていたのでした。

モーグリの提案により村から見える海沿いのダンジョンへ行くことになったチョコボは、
海を渡る乗り物を出してもらうためにもう一人の人間、機械工シドのところへ向かいます。
シドも村から出て、近くに機械の塔を建てて住んでいたのですが、インプに塔を乗っ取られ
追い出されてしまったのです。塔を取り返すためにチョコボと一緒に最上階を目指します。
その途中、チョコボとシドはバハムートに出会います。
バハムートは自らを「時の番人」と呼び、何やら訳の分からない事を言うと消えてしまいました。
インプから塔を取り戻したお礼にシドが潜水艦を出してくれますが、
チョコボのクチバシが刺さって潜水艦は沈みかけ、シドが慌てている間にチョコボは
泳いで海沿いのダンジョンを目指します。
その途中、海底に大きな建物が沈んでいるのを見つけますが、
とりあえず海沿いのダンジョンにシロマと潜ることになりました。
村のみんなが変わってしまった原因を探すため、そしてシロマの運命に導かれて―――。


137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:52:56 ID:q+GgZaRT0
>>132
いいから回線切って首吊って死ね。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:53:10 ID:uwEn0Jcn0
海沿いのダンジョンの途中、巨大な機械が見える部屋でまたもバハムートに出会います。
バハムートは告げました。遥か遠い未来、人間が支配する世界に突然強大な力を持ったモンスター・グラスゴスが現れた。
自らの負けを悟った人間達は、せめて子供だけでも平和な世界へ――と1人の娘を過去に送ろうとした、
その娘こそシロマであり、凶暴なモンスターもシロマと一緒に現代へ送られてきてしまったのだと。
ショックを受けるシロマ。
再びチョコボと奥を目指しながら、シロマは自分が何か違っているのを感じていたこと、
それでも村のみんなが好きなことに理由などなく、みんなも自分に優しくしてくれた事を静かに語るのでした。

海底のダンジョンから戻ったチョコボがボムおばさんの家にいると、シドが現れシロマがいなくなったことを告げます。
シロマが未来から来たモンスターを帰すために、自分も元の世界へ戻るつもりだと悟ったチョコボとシドは、
森を越えシロマを追いかけます。けれどシロマが通った雪道は大きな岩でふさがれていて進めません。
途方に暮れているところへボムおばさんが現れ、「あの子を頼むよ」と
先祖代々伝わる分裂爆発の魔法で岩を砕いてくれたのでした。
そして雪山を越え、待っていたグラスゴスを打ち破ります。グラスゴスは「まだだ・・・」と言い残し消えてゆきました。

シロマのネックレスを拾ったチョコボが雪山の頂上に出ると
雪の向こうにシロマの姿が見えました。
「帰らなきゃいけないの」
嫌だ、と首を振るチョコボの目から涙がこぼれます。
シロマはチョコボのクチバシに優しくキスを落とすと、ネックレスを手に空高く浮かび、消えてゆきました。




139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:53:48 ID:uwEn0Jcn0
村に戻っても元気のないチョコボをモーグリも心配そうに見ています。
すると、突然村の上空に巨大な要塞が現れました。チョコボは要塞が未来から来たもので、
中にきっとシロマがいるということに気付き、シドに伝えます。
それは以前海底でチョコボが見つけた建物でした。
再び塔に登って飛行機を手に入れたシドとチョコボはシロマを助ける計画を立てます。
自分を犠牲にして村を守ろうとしたシロマのために村のみんなも動きます。
デブチョコボ、大工のベンさん、ゴーレム、魔法研究所の黒魔導師たち、そしてバハムートも協力して
空中要塞を地上に落とすことに成功しました。
チョコボがシドと共に行こうとすると、何故かモーグリに頼まれ、チョコボとモーグリのコンビで要塞へ向かいます。
そして、またも現れたバハムートがモーグリに驚くべき真実を告げます。
グラスゴスが何故未来に存在したのか――スクリーンに写されたのは岬のダンジョン。
モーグリに追い払われたグズグズにクリスタルが語りかけます。
「力が欲しいか―――」あの時のグズグズが長い長い時間をかけて力を蓄え、
未来の世界に現れて人間を滅ぼすグラスゴスとなったのです。
「お前は自分がここに来なければならないことを感じていたのではないか?」
バハムートの言葉にモーグリも動揺を隠せません。


140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:54:51 ID:uwEn0Jcn0
「チカラ・・・チカラ・・・」
さらに強くなったグラスゴスを倒し、チョコボはシロマを探します。
要塞が崩れ落ちていく中、シロマを背に乗せたチョコボが走ります。
そして――いつの間にか気絶してしまったチョコボが目を覚ますと傍にはシドたちがいました。
クリスタルの力が無くなり、元の姿に戻ったグラスゴス(グズグズ)にシロマが手をかざすと、
グズグズの額から不思議な光が出てシロマの作った人形の中に入っていきました。
人形の姿でもう一度やり直せるように。


夕暮れ時の村はずれ――1人出て行こうとするモーグリをシロマが引き止めます。
「みんなで一緒に住めばいいのに・・・」
「あいつは置いていくよ」
村に背を向け歩き出したモーグリのリヤカーにチョコボが駆け寄り飛び乗りました。そしてシロマのほうを振り向くと、羽を「バイバイ」と振ったのです。驚きながらも嬉しそうなモーグリ。シロマは笑顔でいつまでも2人を見送っていました。

おしまい


141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:55:29 ID:kqhZtr7r0
>>132
ほら。誘導前のスレで例の疑問にいくつか答えてくれた人いたぞ。
ttp://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1141053856/315
ってか衝撃の走った名シーンスレで気になったなら最初からそこで聞けばよかったのに。

シナリオの勉強ならゲーム、映画や小説でもいいが、
自分自身が人生でいろんな経験することが大事だって
昔どっかのシナリオライターが言ってたよ。


142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:56:27 ID:uwEn0Jcn0
「チョコボの不思議のダンジョン2」書いてくれたかた、本当にありがとうございました
そしてすみませんでした

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:57:17 ID:nI2L7lOG0
チョコボ乙です

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 20:59:32 ID:uwEn0Jcn0
>>141
意識していろんなことを体験しているつもりです
結局原体験がなきゃシナリオは表層になる

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:01:08 ID:nI2L7lOG0
ここはお前のスレじゃないんだよ
自己紹介板にでも池

>>143の乙は元レス書いた人宛だかんな

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:07:10 ID:uwEn0Jcn0
衝撃を受けたシーンスレでは質問できるような雰囲気じゃないです
スレ違いになりそう

酔っ払って迷惑かけてすまんかった
そんな俺にでも回答してくれるかたがいるなら、よろしくお願いします
回答を得たものは消してあります

回答を全て受けたら、もうここには一切来ません

説明:衝撃を受けたRPGのシーンのスレでなんで衝撃を受けたのかわからなかった
部分の質問です

・>アークザラッド2の白い家を超えるシーンってある?
 白い家とは?なんで衝撃を受けるのでしょう

・>WA2のラスボス戦に突入した瞬間。これは当時マジで衝撃的だった
 どんな演出なのでしょうか

・>スタート直後から衝撃の連続「星をみるひと」
 例えばどんなところが衝撃的なのでしょうか

・>SO3試練の遺跡のサンタを越える衝撃シーンはない。VP2のセラゲも衝撃だった。
 二つとも詳細を知りたいです


・ >衝撃の大きさでいったらファイアブランドの悲劇はガチ
 サガフロ2の中で1、2を争うといっていい
 どんなシーンなのですか?

・>スタオーセカンドのEDムービーは衝撃的だったな。
 思わず目を疑った。まさかあんなに輪郭が…。
 どういうことやねん


・ブレスオブファイア2の竜になるほうのEND
 どんなEDなのですか?

・>アルケミスティックでもう一人のティアの存在が明らかになるとこ
 どんなシーンなのですか?


147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:10:16 ID:Nvf/4afM0
チョコボ2、ちょっと勝手に訂正すると
海沿いのダンジョンの奥でシロマがグラスゴスに捕まって
雪山に向かうって流れだった気が。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:21:14 ID:BMMBR0JlO
開いた口がふさがらない

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:22:59 ID:urnEaKr90
ついでに補足
・アームを伸ばしたせいで潜水艦が橋の代りになった
・雪山での別れのシーンBGMは愛のテーマ

つーか次から質問禁止ってテンプレに入れたほうがいいかもな

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:29:23 ID:kqhZtr7r0
>>146
白い家とサンタは>>141のスレで答えてくれた人がいるし
ブレス2、サガフロ2だって>>1のWiki見りゃわかるだろう。

そもそも質問できる雰囲気じゃないって、どこが?
元スレでレスしたやつにアンカー出してkwskとでも書きゃいいだろって。
全然スレ違いにならない。あそこはそういうシーンを語るスレなんだから。


151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:31:51 ID:nI2L7lOG0
質問禁止だと語弊があるから「単発質問禁止」がいいかもな
誰かが書いてくれたストーリーの補足説明や疑問点を訊ねる位は許容範囲だろうし

つか該当のスレ見て来たが、どう見ても向こうに質問しにくい雰囲気はない
むしろよってたかって罵倒されてるこっちの方が質問しにくいはずなのだが
こっちだと人がたくさんいて構ってくれるからつけあがってるんだろう
空気が読めないってすごいな

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:46:24 ID:kqhZtr7r0
もっと言うとWA2もVP2も前スレで答えられてるし
星をみるひとだって前スレでスレ紹介されてる。
それ以上はもう実際にゲームやれってぐらい。
実際にやんなきゃ衝撃なんか受けないと思うし。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:49:10 ID:9V++xYB30
そろそろ構うのやめにしない?
また「酔っ払って迷惑かけてすまんかった」とか言い訳しながら
長文でレス返されたらたまらない。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 21:59:06 ID:yTIQdXft0
>ID:uwEn0Jcn0
どうしてこんな状況になってるか分からないか?
まともな人間なら、ここまで自分勝手な態度取られると答えてやりたくない そう思うのが普通だろう
シナリオライターなら、自分からの視点だけでなく周りの視点からも物事を考えられるようになれ
もしこのまま自分の立場を突き通すというなら、君にはすばらしいシナリオなど書けるわけがない
これ以上は無駄だからおとなしく帰ってくれ 今回の一件は少なくとも経験にはなったはずだ

マジレスしちまったがこれだけは言いたかった
ともかくチョコボの人乙です

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 22:01:13 ID:yTIQdXft0
>>153
すまなかった

156 :チョコボの人:2006/10/22(日) 23:08:26 ID:xGRi5nZn0
138 訂正
海沿いのダンジョンの途中、巨大な機械が見える部屋でまたもバハムートに出会います。
バハムートは告げました。遥か遠い未来、人間が支配する世界に突然強大な力を持ったモンスター・グラスゴスが現れた。
自らの負けを悟った人間達は、せめて子供だけでも平和な世界へ――と1人の娘を過去に送ろうとした、
その娘こそシロマであり、凶暴なモンスターもシロマと一緒に現代へ送られてきてしまったのだと。
ショックを受けるシロマ。
再びチョコボと奥を目指しながら、シロマは自分が何か違っているのを感じていたこと、
それでも村のみんなが好きなことに理由などなく、みんなも自分に優しくしてくれた事を静かに語るのでした。

海底ダンジョンのボスを倒しとうとう最深部へ辿り着いたチョコボ達でしたが、
突然インプが現れシロマを攫ってゆきました。
チョコボとシドは森を越えシロマを追いかけます。
けれど途中の雪道は大きな岩でふさがれていて進めません。
途方に暮れているところへボムおばさんが現れ、「あの子を頼むよ」と
先祖代々伝わる分裂爆発の魔法で岩を砕いてくれたのでした。
そして雪山を越え、待っていたグラスゴスを打ち破ります。グラスゴスは「まだだ・・・」と言い残し消えてゆきました。

シロマのネックレスを拾ったチョコボが雪山の頂上に出ると
雪の向こうにシロマの姿が見えました。
「帰らなきゃいけないの」
嫌だ、と首を振るチョコボの目から涙がこぼれます。
シロマはチョコボのクチバシに優しくキスを落とすと、ネックレスを手に空高く浮かび、消えてゆきました。

157 :玻璃ノ薔薇:2006/10/22(日) 23:17:56 ID:fFd69p8Q0
これまで一人思い悩んでいた絢子が全てを語りだした。
伝衛門は、震災の混乱の中で顔半分にケガをし、傷が癒えると蝶の形の跡が残った。
その時を境に伝衛門は他人に心をとざし、仮面で傷跡を隠し、そして子供たちは屋敷を追いだされた。
伝衛門は「やがて自分には狂気が訪れる。和弥を亡き者にしたら、この薬で私を…」
そう言って、絢子に毒薬を渡したのだった。
今は絢子は、伝衛門に嫁ぐ前の恋人が迎えに来てくれると信じ、ただ待ち続けている。
「私は裏切っていない…ただあの人が忘れられないだけ…あの人は私をここから救ってくれる…」
まるでお守りのようにペンダントを握り締め、つぶやき続ける絢子。
伝衛門への複雑な感情や、結婚のため一方的に別れてしまった恋人への罪悪感、
屋敷に閉じこもり続けたことなどで、精神を限界まですりへらしてしまったようだ。

絢子の部屋のクローゼットは、隠し部屋の扉になっていた。この先に奴が…。

薄暗い階段を手探りでのぼると、テーブルと椅子だけが置かれた殺風景な小部屋があり、
椅子に蜂谷が身じろぎもせず腰掛けていた。
その後ろから、貴史とそっくりな男、本物の七瀬和弥があらわれた。
(キツい紫色の服に白い前髪、前傾姿勢でユラユラ。顔の造作以外はまったく似ていませんが…)

和弥の姿を見たとたん、貴史は激しく苦しみだす。
「苦しいか?もうすぐお前も楽になる、こいつのように」
ダンッ!!と蜂谷の手の甲をナイフで串刺しにする。しかし蜂谷はまるで蝋人形のように動かない。
「ドッペルゲンガーの話を知っているか?見るといずれ死ぬという」
うずくまってしまった貴史を見てあざ笑う和弥。
「人が苦しんで死ぬ姿が楽しくてたまらない。震災のどさくさにまぎれて、何十人も殺してやった。
その時俺を止めたのが伝衛門だったが、手の甲にあるアザを見て息を呑んだ。
野垂れ死んでいて欲しかったんだろうが、死んだのは俺を連れ出したマヌケな育ての親さ!」

和弥は一方的にしゃべり続ける。
「伝衛門の父親は、狂って妻を殺そうとした。伝衛門は母をかばい、父を殺して村を出た。
そしておびえながら生きてきた。なぜ狂気を恐れる?なぜ狂気を楽しまない?
伝衛門は俺を恐れ、呼び寄せたが、俺は絢子と蜂谷を意のままにして父上を楽にしてやった。」
貴史は叫ぶ。「違う!伝衛門が恐れたのはお前じゃない、自分の血、自分の宿命だ!」

「お前が現れたときは驚いたが、楽しくなると思った。……お前はどこからきた?」
刃物を振りかざし、何度も貴史に切りつける和弥。次第に追い詰められる貴史。
その時、ゆっくりと階段を上ってくる人影が。手に鉈を提げた片桐だ。
振り向いた和弥の絶叫が響く………。

158 :玻璃ノ薔薇:2006/10/22(日) 23:20:52 ID:fFd69p8Q0
床に横たわる和弥を前に立ちつくす貴史と片桐。
ナオミの悲鳴が聞こえたので、階下の絢子の部屋にもどると
ナオミの指さす先で、絢子が椅子に座ったままこと切れていた。その手から、彼女が
いつもお守りのように握り締めていたペンダントがすべり落ちる。
床に落ちた弾みで蓋が開くと、中には片桐の顔写真が入っていた。
その場にひざまずき、無言で絢子の手を取り、頬をよせる片桐。
貴史がペンダントを拾い上げると、光を放ちながら最後の薔薇のピースへと変わった。

深夜12時、広間で待つ貴史の前に、約束どおり尚美が現れた。
尚美の姿はもはや透けてはおらず、駆け寄った二人はしっかりと手を握り合った。
ナオミの目の前で、最後のピースをパズルにはめ込む。完成したパズルが白く強く輝き、
その光に包みこまれるようにして、貴史と尚美の姿は忽然と屋敷から消えた。


気がつくと貴史は、屋敷跡の廃墟にたたずんでいた。振りむけば尚美がいる。
貴史は尚美の肩に手をかけ、安堵の笑顔であたりを見回す二人。

その足元には、薔薇色のガラスの破片が、光を反射して輝いていた…。

159 :玻璃ノ薔薇:2006/10/22(日) 23:28:29 ID:fFd69p8Q0
これでベストエンド(終幕1)まで終了です。
読み返したら、「という」が多過ぎで自分で笑いましたが…

ともかく残りバッドエンドと1レスまとめ行きます。

160 :玻璃ノ薔薇:2006/10/22(日) 23:29:36 ID:fFd69p8Q0
終幕2
隠し部屋で、和弥が貴史に襲いかかる!しかし片桐は現れず、画面は暗転。
ナオミの悲鳴が聞こえ、階下に降りると絢子が死んでいた。
(省略)
パズルを完成させて現代に戻ってきた二人。
微笑みあい、貴史は尚美の肩に手をかけ、…その手の甲には蝶の形のアザがあった。ニヤリと笑う口元…。

終幕3
深夜12時、広間で再会し、パズルを完成させた貴史と尚美は光に包まれる。
気がつくと、屋敷跡の廃墟に立っていた。しかし振りむいた先に尚美の姿はなかった。
「尚美さん!…尚美…さん…? どうして、こんなことに…」

終幕4
隠し部屋で、和弥の長い口上をきいた貴史は「お前には愛するものはいないのか!?」
と問いかけるが、和弥は「俺の人生に愛などという言葉はない!!」と刃物を振り下ろしてくる。
そして…仰向けに倒れ動かなくなった貴史。和弥の狂ったような笑い声がひびく…。

161 :玻璃ノ薔薇 1レスまとめ :2006/10/22(日) 23:35:11 ID:fFd69p8Q0
新聞記者・影谷貴史は、女子大生・片桐尚美の依頼で、彼女の祖父が捜査にあたったという
昭和初期の迷宮入り事件「キネマ屋敷連続殺人事件」を調べるため屋敷に向かった。
しかし突然白い光に巻き込まれ、事件発生時の屋敷にタイムスリップ。尚美もずれた次元に飛ばされてしまった。
屋敷では当主の芳野堂伝衛門が毒殺されたところで、貴史は行方不明とされていた伝衛門の息子・
和弥になりすまし、調査をしながら元の時代に帰る方法を探すことにした。

尚美の祖父・片桐刑事が後世に遺した手帳によると、屋敷内に散らばるガラスの薔薇の破片を集め、
パズルを完成させた時、再び白い光が現れて貴史の姿が消えたらしい。
ガラスの薔薇の破片、そしてタイムスリップの衝撃で屋敷内に散らばってしまった尚美の心のカケラ、
この二つを集めながら、まずは芳野堂一族の人間関係を紐解いていく貴史。
やがて捜査にやってきた伊原刑事・片桐刑事は「和弥」について何か知っているらしく、腹の探りあいになるが
まもなく伝衛門の長女・貴子、そのライバル女優・艶子、伝衛門の長男・偉男の三人が次々と殺害され、
伊原刑事までもが死体となって発見された。
庭師他の証言により、艶子殺しの犯人は、会社の裏帳簿を握られて脅迫されていた偉男と推測された。
だがその偉男を殺した犯人は誰なのか。闇にまぎれ、貴史にそっくりな男が歩き回っている?

謎に包まれていた伝衛門の過去を探るうち、その故郷の黒蝶村に伝わる逸話にたどり着いた貴史。
この村では、まれに体に蝶のアザを持つ者が生まれ、その者はやがて狂気の殺人鬼に変貌してしまうという。
まず伝衛門の父が狂気に侵され、やむなく父を殺して村を出た伝衛門もまた顔に現れたアザに怯えていたのだ。
さらに伝衛門の手記や、和弥から伝衛門へ宛てた手紙が見つかった。
呪われた血は、伝衛門の息子である本物の「和弥」にも受け継がれていた…。
幼い頃に母の不倫相手に誘拐され、消息不明のはずだった和弥だが、震災の夜に父と運命的な再会を
果たし、父とは正反対に、己の体のアザを喜び、無差別殺人を日常的に行っていたことがわかった。
大きな事件を次々に起こし、追跡する片桐刑事を欺いて逃れ、さらに伊原刑事の妻をも惨殺していた和弥。
死の間際に息子を呼び寄せたという伝衛門は、息子を自ら葬るつもりが、返り討ちに遭ってしまったのだろう。
そして和弥は屋敷の隠し部屋に潜み、貴子や偉男、伊原を殺害し、人々が恐れおののく様子を楽しんでいたのだ。

和弥は屋敷の人々を利用して、自在に裏で動き回っていた。
夫が伝衛門の妻と不倫したがゆえに家庭崩壊し、執念で屋敷に入り込んだメイドの喜久代…実家の再興のため
に恋人・片桐の元を去り、伝衛門の後妻に入るしかなかった絢子…実直すぎる執事・蜂谷…
彼らの弱りきった心の隙に付け入り、手駒として操っていた和弥だったが、隠し部屋を暴かれ、ついに貴史の前に
姿をあらわす。
ドッペルゲンガーに遭遇したかのように激しく苦しむ貴史。間一髪、片桐が鉈で応戦し、和弥の息の根を止めた。

その頃階下では、思い悩み疲れ果てた絢子が短い生涯を終えていた。
彼女が握っていた恋人の写真入りのペンダントが、最後のガラスの薔薇の破片に変わる。
伝衛門が揃えることができなかったという「願いを叶える薔薇のパズル」がついに完成した。
白い光に包まれ、手を取り合って現代に帰還した貴史と尚美。
その足元でガラスの薔薇の破片がキラキラと輝いていた。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/22(日) 23:54:36 ID:9V++xYB30
玻璃ノ薔薇の人乙!

163 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/10/23(月) 18:15:46 ID:95mp6Fx90
(透編の*1の地点から再開。啓子の鍵ではなく本物のマスターキーのことについて考える)

なら、管理人室に入ることができる本物のマスターキーは誰が持っているのだ?
……犯人?
マスターキーを手に入れ、別の部屋の鍵に「マスター」タグを付け替えて管理人室に
かけておく。別の部屋の鍵とは、言うまでもなく犯人自身の部屋の鍵だ。
なぜなら宿泊室以外の鍵はすでに片付けられていたのだから、付け替えられるのは宿泊室の鍵しかない。
こうすれば、犯人は自由に本物のマスターキーを使えることになる。
当然「マスター」のタグが付いた鍵では、管理人室を開けることは出来ない。
では、「マスター」のタグがついた鍵はどこの鍵なのか?
そして啓子がそれを受け取るまでにタグの付け替えが出来たのは誰だったのか……?
そうか。ぼくには分かった。犯人は……。(名前入力)
春子さんだ。
彼女にとって不都合なことが起きてしまったため、苦肉の策としてある大胆なトリックを使って
皆の目をあざむこうとした。
あるものを、別のものに見せかけたのだ。透はそのトリックの状況を目にしていたにもかかわらず、
ほんの些細なカモフラージュによって気づかなかった。
春子が偽装をほどこしたのは……。
(トリック入力。へや、にごうしつ、さんごうしつのどれでもいい)
パズルのピースがきれいにはまった。管理室の件も啓子が偽のマスターキーで自分の部屋に出入り
できていたこともこれで説明がつく。
真理や俊夫が管理室を開けられないマスターキーに疑念を抱き出したので、透は皆にマスターキーが
本物かどうか検証することを提案する。
啓子に鍵を託された春子が啓子の部屋とその隣の部屋を開けたことで、透の推理が正しいことが証明された。
啓子が持ってた鍵はマスターキーではなく、犯人がマスターキーを持っていたということが。
透がそれを口にすると、いくぶん興奮気味に美樹本が身を乗り出してどういうことだと問いかけてくる。
それに反して次第に気分が重くなりながら、透は言った。啓子の部屋が2つあったとは意外だった、と。
その瞬間、春子がはっとしたのを透は見逃さなかった。
部屋が2つとはどういう意味だと不機嫌そうに訊ねる俊夫に、透は説明する。
啓子がなくした鍵と管理人室にかかっていたマスターキーが同じものとは思えないが、この鍵をもらって
からも自分の部屋に出入りしていた。この前提が間違っていないとなると、答えは1つしかない。
啓子の部屋は、鍵をなくす前と後で交換されたのだ。
春子だけは驚かず、半ば諦めたように透を見つめているだけだった。そこからは何の感情も読み取れない。
交換? と訊く真理に、透は続ける。啓子の本来の部屋は2号室、とするとおそらく今の部屋は3号室。
空き部屋にお札がはってあるし、部屋がいくつも並んだ上で廊下が湾曲していたのでは1つくらいずれても
なかなか気づかない。3号室は本来春子の部屋、ということは今は4号室にいることになる。
みんなが一斉に春子を振り返るが、春子は相変わらずただ黙って透を見つめていた。
一体誰が、なんでそんなややこしいことを。まさか、と俊夫は春子と透を見比べながら訊ねる。
透はさらに続ける。啓子が鍵をなくしたことは犯人の誤算。しかも『マスター』のタグのついた鍵を
香山が啓子に渡してしまったので犯人は慌てたのだ。すでに犯人はマスターキーをすり替えていたのだから。
すり替えられたマスターキーで啓子の部屋が開けられなければマスターキーじゃないことがすぐにバレる。
そうなると本物はどこに行ったんだということになり、犯人の計画がおじゃんになってしまう。
それを先回りして防ぐただ1つの方法が、啓子の部屋と2号室の看板を、すり替えられた鍵と合う部屋に
移してしまうことだった。すなわち、3号室に。

164 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/10/23(月) 18:16:23 ID:95mp6Fx90
そこで美樹本が疑問を発する。『マスター』のタグの付いたキーが3号室の鍵だというのなら、どうして
今隣の部屋まで開けることができたのかと。
説明します、と透は春子から啓子の鍵を借りる。春子は表情を変えずに透を見つめ返していたが、やがて
観念したように鍵を手渡してくれた。
透は借りた鍵と自分の鍵を手の中で重ね、みんなに見えるように胸の高さに掲げた。
こうしておいて『マスター』のタグを手の外に出し、あたかもその鍵を使うように見せかけて、
手の中にタグを隠した本物のマスターキーで鍵を開けていたのだ。
喉をつまらせたように黙り込んだ俊夫は、やがておずおずと訊いてきた。
「……じゃあ……まさか君は春子さんが……?」
「そうです。香山さんを殺したのは、春子さんだと思います。――そうですよね、春子さん?」
絞り出すように透が言うと、春子に全員の視線が集まる。それを春子は何気なさそうに1つ1つはね返して
いたが、ゆっくりと一巡してからふっとため息をつくように笑いを漏らした。
やっぱり無理だった。啓子が鍵をなくしたときに中止するべきだったかもしれない、と。
嘘だと言ってください、と真理が青ざめた表情で叫ぶ。
春子はすまなそうに真理を見て、透の言った通りだと言った。
一体どうして春子が香山を殺したのか。その点だけは透にもわからなかった。
2人の仲は決して悪そうには見えなかった。離婚したことを知らなければ普通の夫婦だと思ったことだろう。
なのに一体なぜ?
結局お金だ、と春子は言った。莫大な財宝がここにあると聞いて心が動いたのだと。
あるかどうかもわからない財宝目当てに香山を、いやこの館にいる全員を殺そうとした――
それが春子の正体だというのだろうか? この人に本当にそんなことができたというのだろうか?
自分で推理したこととはいえ、透には信じられなかった。
そこに俊夫が口を挟む。俊夫が香山の返事がないので2階まで戻ってきたとき、春子は2階にいた。
香山を殺した後、いつどうやって2階にあがったというのだ。
普通にあがったと答える春子に、それは変だと透。香山と透は一緒に地下から戻り、香山は自分の部屋へ、
透は2階へと別れた。2階ロビーには啓子がいて、しばらく透もそこにいた後に物置部屋の前に行ったら
春子がいた。それから香山の死体を発見するまで、ずっと透は春子と一緒にいたのだ。
一体いつ、春子は透を追い抜いて1階から物置部屋の前まで行ったというのか?
やはり何かおかしい。春子はやはり犯人ではないのでは……?
もういいじゃないですか、無駄な抵抗はしないから警察を呼んでください、という春子は、何かを隠して
いるように思えた。誰かをかばって嘘をついているのだろうか?
そこへ物置部屋に上がる方法ならあるじゃないか、と俊夫が言い出した。あの部屋には窓がある。例えば
あらかじめ物置部屋の窓からロープを垂らしておいて、香山を殺した後に玄関から出てよじ登るとか。
そうして誰かに姿を見せてアリバイ作りに利用しようとしたのではないか。
本当にそんなことをしたのかと春子に問うが、だんまりを決め込んだのか、春子はその後何も質問には
答えてくれなかった。

本土からやってきた警察の船に乗り、透たちは三日月島を離れた。逮捕された春子は裁判にかけられ、
いくつかの疑問点は解消されなかったものの、本人が罪を認めている以上は些細なことだとされてしまった。

ぼくはもう「シュプール」に行くことはなくなり、真理とも疎遠になってしまった。
どこかでボタンを掛け間違えてしまった……そんな思いが拭えぬまま、ぼくは日々を過ごしている。
ぼくは間違っていなかったはずだ。
そう自分に言い聞かせながら。

                終

          No.19 物言わぬ容疑者

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 18:17:14 ID:95mp6Fx90
(俊夫編の*3の地点から再開。透編で推理を進めたので俊夫編も変化する。
ただし、透の推理部分は透編とほぼ一緒なので割愛、春子がもういいから警察を呼んでくれという場面から)

何かを隠そうとしている、俊夫にはそう思えた。
春子は本当に俊夫や透の目を盗んで2階に上がれたのだろうか?
おぼろげながら、俊夫の頭の中にある仮説が浮かんでくる。香山を殺したのは、春子じゃない。
透が推理したのは真相の半分、その先にまだ何かがあるはずだ。
確かにマスターキーを持っていたのは春子だ。だから、共犯者がいるということになる。
俊夫は春子の様子を窺いながら自分の推理を披露していく。透もさすがにそこまで考えていなかったようで、
驚いた様子で俊夫を見返してくる。いいのか、シリーズ主人公。
おそらく共犯者は男だ。鍵とタグを繋いでいる鎖はかなり固く、俊夫でさえペンチを使って取り外せるか
どうかわからない。春子のマスターキーは誰かがタグの付け替えに協力した可能性が高いだろう。
全員の視線がおそるおそるある人物に止まる。この中で最も力のありそうな男――美樹本に。
悪い冗談はやめてくれ、と本気で訴える美樹本を見つめ、俊夫は言った。
「いや、共犯者はあんたじゃない」
見かけは野蛮そうだが人殺しなんてできる人間じゃない。それに透でもなければもちろん俊夫でもない。
脅かすな、と美樹本は渋い顔をして息を吐く。
香山が殺されたと思われる直後、そして島に着いたときに俊夫が見た、あのコートの人物。近くで確かめた
わけではないがおそらく男と思われるあの人物こそ、春子の共犯者に違いない。
春子は共犯者の存在が仄めかされても眉ひとつ動かさずにだんまりを決め込んで俊夫の話を聞いている。
彼女の反応からは何も窺うことはできなかった。
さっき探したときは見つけられなかったが、多分男はまだ館の中に隠れている。逃げ出した後だとしても、
そうとはっきりするまでは安心できないだろう。
だが、広い館の中を無闇に探すわけにはいかない。下手をすると反対に襲われる危険だってある。
ここはやはり朝になるのを待つべきなのかもしれないが、俊夫はすぐにもあの男を見つけて正体を暴きたい
気持ちでいっぱいだった。「かまいたちの夜」の田中に似たあの男に、みどりの事故に繋がる何かがある
ような気がしてならなかったのだ。
俊夫は男が隠れていそうなところを考え、可能性として考えられる1つの答をみんなに告げた。
それは自分たちが見つけられないような場所、たとえば隠し部屋のようなものがどこかにあるのではないか。
そんなあるのかないのかわからないものをどうやって見つけるのかと言われたが、心当たりはあった。
あの男が走り去っていった食堂だ。あそこに隠し部屋があるのかもしれない。
突飛で曖昧な憶測だと自分でも思ったが、俊夫は自分1人でも調べに行くつもりだった。
そんな心を察してかみんなで行ってみようと真理が提案し、反対する者もなく全員で食堂に移動する。
春子はずっと口を噤んだまましたがっていた。
線香の香りが微かに漂う食堂内を探すが、秘密のスイッチのようなものも何も見つからない。
当てが外れてしまったのか……。
俊夫は考える。隠し部屋の存在を知っていそうな人物はいないだろうか?
たとえばこの館の構造に詳しい人物ならどうだろうか。俊夫の知る限りではこの館を造った岸猿家の
血を引く今日子とその弟の村上つとむあたりなら何かを知っているかもしれない。
しかし今日子はハーバーで、村上はそれを見届けるために湖のそばの丘の上で、それぞれ津波に飲まれた。
生きていれば何かの情報を得られたかもしれないが……。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 18:17:51 ID:95mp6Fx90
そのとき俊夫はふと思った。……そういえば、死体があるじゃないか。
直接隠し部屋のありかに繋がるわけではないが、この謎を明らかにすることで春子から何か聞きだせる
かもしれない。
地下水路にあった死体は誰なのか。そう訊くと、春子は痛みでも感じたように顔をしかめた。
知りません、と返ってくるが、明らかに嘘をついている。
じゃあ俺が教えてあげましょう、と俊夫。あれは菱田喜代という網曳村の女性だと。
それは今日子の偽名では、と訝しげに訊く透に、俊夫は説明した。
去年のあの事件の直前に行方不明になっていた実在の老婆、菱田喜代の名を今日子は騙ってたのだ。
おそらく実際にこの三日月館を管理してもらっていたのだろう。
そして去年の事件の際に、村上か今日子がこの三日月島のどこかに誘拐・監禁した。
化けている間に誰かに見られては困るからなのか、何かを聞き出したかったのか、最初から殺すつもりだった
のか、それはわからない。でも結局彼女はあの水路で死ぬことになった。
あの地下室に監禁されていたわけではない。あそこに入る鍵は「シュプール」のワインセラーの棚の下で
埃をかぶっていた今日子の死後、。元々は今日子のものだったはずのあの鍵を使えた人間は誰もいない。
あの死体は水路を流されてきたのだ。去年の事件のときに今日子が作動させた水路の仕掛けは、その時以来
動いていない。喜代はあのとき水路にいたとしか考えられないだろう。つまり、湖の小屋近くの水路に。
あの地下室は水路の仕掛けをメンテナンスするための部屋だろう。湖側にも同じような地下室があっても
おかしくはない。喜代がそこに監禁され、外から鍵をかけられていたとしたら。
縛られた縄を何とかほどき、水路へと出る方法を発見して逃げ出した。しかし、運悪くそのときに
水路の仕掛けが作動してしまったのだ。そして何らかの理由で喜代は地下室に戻ることができなくなった――
俊夫の言葉に聞き入りながら、みんなその恐ろしい光景を想像していたに違いない。
湖からの大量の放水に、急斜面の水路を一気に押し流される老婆――
格子に引っ掛かったときには、すでに絶命していただろう。
俊夫の頭に湖の小谷野場景が浮かぶ。あの場所で転がり落ちた、みどりの結婚指輪。
あの時はみどりのことしか考えられなかったが、今はそのことに別の意味を見出すことができる。
あの小屋は荒れ果ててはいたが内部はほとんど損壊していなかった。つまり、あの津波を乗り切っていたのだ。

1年前の大津波にも耐えた湖の小屋。
湖の小屋の地下室に監禁された菱田喜代。
この島の建物の構造に詳しい、隠し部屋の存在を知っている誰か。
これらはある1人の人物を中心点にして、それぞれが放射状に繋がっているのだ。
俊夫たちが死んでいると思っていたその人物こそ春子の共犯者であり、あのコートの男なのだ。
それは……(名前入力)
俊夫は透に問う。1年前の事件で津波が来たとき、小林夫妻の他にもう1人館に向かわなかった人物が
いたのを覚えているか、と。

村上つとむ。
今日子の生き別れの弟である彼なら、館同様に湖の小屋が津波の被害から逃れることを知っていても
不思議ではない。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 18:18:28 ID:95mp6Fx90
喜代のために、きっと地下室には食糧や最低限の必需品が用意してあったのだろう。
(俊夫編冒頭、指輪が落ちた場面で缶詰などのゴミが床に散乱しているのが見える)
村上はしばらくそれで食いつなぎ、人目がなくなったのを確認してから島を脱出したのだ。
実在するか分からない財宝のために春子が香山を殺すとは思えない。しかし、岸猿家の血を引く村上なら
財宝が単なる噂かどうかわかっていたはずだ。実在するとわかっているから香山を殺して鍵を奪ったのだ。
そうですよね、と言われても春子は何も答えない。
何故香山を殺したと嘘をついたのか。自分で手を下したわけではないが、春子に罪がないわけではない。
計画者がどちらかはわからないが、春子がマスターキーを盗んで村上が香山を殺す手伝いをしたのだ。
春子が否定しないのを見て、みんなそれが真実だと悟った。
しかし、まだ疑問は残る。論理的に辿り着いた結論ではあったが、去年ここへ来なかった春子と村上が
一体いつ知り合い、どうして共謀するようになったのか。
春子が口を噤んで答えない以上、村上本人を捕まえるしかない。
もう1度徹底的に調べるしかないかという美樹本に、俊夫はどこにいるか見当がついていると答えた。
それはこの食堂だ。1年前に食堂に亜希の遺影やらミニカーを置いたのは村上だが、一瞬にして消えて
出てこなかったのはなぜか?
俊夫は物置部屋で嗅いだ線香の匂いを思い出す。衣服から漂っていたのではない、あれは食堂から
漂っていたものだったのだ。
主の席の後ろにあるのは……暖炉。三日月館に煙突はなく、装飾用の暖炉だ。
つまり、暖炉と真上の物置部屋は繋がっている。隠し部屋というのはそこのことだ、。
春子は少しも動揺していない。本当に村上がそこに隠れているのなら少しくらい動揺していいはずなのだが、
そんな様子は微塵も見せなかった。推理が間違っているのか、それともただの虚勢なのか……。
しばらくみんな黙っていたが美樹本が調べてみようと決然と言った。
もし俊夫の推理通り村上が食堂と物置部屋の間に隠れていて自由に1階と2階とを行き来しているのだと
すれば、挟み撃ちにするしかない。
二手に分かれ、美樹本が物置部屋の前で騒ぎ出し、俊夫たちが食堂に隠れて待ち受けることにした。
真理たち女性陣には、春子を応接室で見ててくれと言っておく。流石に見張れとは言いにくい。
それでも真理はわかったという表情で頷いてくれた。
女の子たちだけで見晴らせるのも心配だが、村上を捕まえるのを邪魔されても困る。
俊夫と透はテーブルの下に隠れた。そろそろだと思ったとき、美樹本の怒鳴り声がかすかに食堂まで
聞こえてくる。
相当派手にやっているらしく、壁を叩き鳴らす音に続いて何かが落ちたり倒れたりする音も聞こえてくる。
と、暖炉の中の暗がりに靴が、靴を履いた足が見えた。
陰に隠れ息をひそめていると、かすかな靴音が近づいてくる。
2メートルくらいの距離に近づいたと判断した瞬間、俊夫はナイフを構えながら躍り出た。
「……さっきのは俺を追い出すためだったのか。参った。降参だよ」
「――やっぱりお前だったのか」
痩せこけ無精髭に覆われた顔は一見では村上と分かりにくいが、よく見ると1年前の彼の面影が残っていた。
俊夫の後ろに透が控えているのを見た村上は、逃げられそうにもないと諦めたように手近な椅子にどっかりと
腰を下ろした。
「――なぜ分かったんだ? 喋ったのか……彼女が」
「じゃあ認めるのか、香山さんを殺したことを!」
「……ああ。そうだ」

168 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/10/23(月) 18:20:04 ID:95mp6Fx90
 すみません、途中でクッキーが消えてしまいました。

 ここからは真相が語られるために長くなるので一旦切ります。

 前回の啓子編、ちょっと訂正。
誤)何故鍵の検証のときに啓子の鍵で2号室も3号室も(本当は3号室と4号室)開けられたのか?
正)何故鍵の検証のときに啓子の鍵で1号室も2号室も(本当は2号室と3号室)開けられたのか?
 開けたのは「隣の開き部屋」なので、開けたのはおそらく1号室(2号室)かと。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 22:33:27 ID:90DFSnwL0
皆様乙です
ところでチョコボ2なんですけど、ボムおばさんは
分裂爆発の魔法で岩を砕くところで死んじゃったんですか?
亀でスマソ(´・ω・`)

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/23(月) 23:04:03 ID:9b1C/QVs0
>>169
悲しむチョコボとシドだったが小さく2体になったボムおばさんが目の前に現れ、
勘違いすんじゃないよッ!(ry とツンデレ見たいな事を言って帰宅。
その後は2体で子供の教育に力を注ぐ。

171 :169:2006/10/23(月) 23:39:34 ID:90DFSnwL0
>>170
そんなオチだったとは!FF4のマザーボム思い出した
サンクスコです

172 :ポケットモンスター ダイヤモンド ◆l1l6Ur354A :2006/10/24(火) 06:46:44 ID:vcfO2MFk0
〜旅立ち〜

主人公(男の子・女の子選択可 ここでは仮に「ダイヤ・男の子」とする)はシンオウ地方の南端、フタバタウンに暮らす普通の少年。
ある日ダイヤは近所に住む少年(主人公のライバル。ここでは仮に「ライバル」とする)に誘われ、
フタバタウンからほど近い湖、シンジ湖へと探検に出かけた。

シンジ湖へと辿り着いた二人は、湖のほとりでなにやら話し込んでいる学者風の初老の男性と、
その助手と思しき少女という見慣れない二人組の姿を目にする。
やがて二人組がその場から立ち去ると、突如野生のポケモンがダイヤたちに襲い掛かってきた。
ダイヤたちは咄嗟に先程の二人組が置き忘れて言ったカバンに入っていた『モンスターボール(ポケモンを格納する掌大のカプセル)』
を手にし、中に収められていたポケモンを駆使してなんとか野生のポケモンを撃退する。

フタバタウンへの帰路の途中、ダイヤたちは先程の二人組と再開。
初老の男性はナナカマドと名乗り、マサゴタウンにある自分の研究所を訪ねるように告げるとその場から立ち去ってしまう。
ライバルと別れたダイヤは、湖で出会ったポケモンの力で野生のポケモンを退けつつ、一人マサゴタウンへと向かった。

研究所に辿り着いたダイヤは、ナナカマドから正式に湖で手にしたポケモンを譲り受ける。
そして彼の正体がポケモン研究者であることを知り、シンオウ地方のポケモンすべてを目にしたい、というナナカマド博士の依頼を受け、
出会ったポケモンを自動的に登録する『ポケモン図鑑』を預かった。

こうしてダイヤは、シンオウ地方のポケモンすべてを図鑑に登録し、
また、すべてのポケモントレーナーの頂点、ポケモンチャンピオンを目指す冒険へと旅立つのだった。

173 :ポケットモンスター ダイヤモンド ◆l1l6Ur354A :2006/10/24(火) 06:48:30 ID:vcfO2MFk0
〜冒険の日々〜

一旦フタバタウンへと戻り母に別れを告げ、マサゴタウンの北、コトブキシティを目指し出発したダイヤは、
その道すがら、シンジ湖で出会った少女、ヒカリと再開する。
ポケモンに関して素人であるダイヤは、彼女のレクチャーを受けポケモンを『ゲット』する手順を学び、
いくつか捕獲用のボールを貰う。
ボールには用途に応じた様々な種類があり、各地の『フレンドリィショップ』で購入することが可能である。
当然、他人の所持しているポケモンを捕獲することはできず、あくまで野生のポケモンに対してのみ使用することができる。
これらの原則をふまえ、ダイヤは野生のポケモンたちと時に戦い、時に仲間としながら今後の旅を進めていくのだった。

シンオウ各地に点在する町や都市を結ぶ街道沿いには多くの草むらがあり、そこにはその土地に応じたポケモンが生息している。
しかしそれだけではなく、各道路ではポケモントレーナーが勝負をしかけてくることもあるのだ。
ダイヤはそれらのトレーナーたちとの戦いの中でポケモンを鍛え、また彼らを操る自身のセンスを磨いていく。

そうして多くの経験を積んだポケモンは『進化』することによって外見を大きく変化させ、飛躍的な成長を遂げることもある。
こうしたポケモンの神秘に触れることも、ダイヤにとって大きな旅の醍醐味であった。

174 :ポケットモンスター ダイヤモンド ◆l1l6Ur354A :2006/10/24(火) 06:49:12 ID:vcfO2MFk0
〜栄光への道〜

ポケモントレーナーの最高峰、ポケモンリーグ。
そのリーグに挑戦する権利を手にするためには、シンオウ各地に存在する計8つの『ポケモンジム』を巡り、
各ジムを統率するジムリーダーを倒すことで、その証である『ジムバッジ』を集めなければならない。
ジムバッジはトレーナーの力の証明。多くのバッジを手にすることで、より強力なポケモンを従わせることが可能になり、
また『秘伝』と呼ばれる特殊なポケモンの技を使いこなすことによって、新たな道を拓くことができるのだ。

コトブキシティを超え、次なる街クロガネシティに辿り着いたダイヤは、初のジム戦に挑む。
『岩』タイプを操るジムリーダー、ヒョウタの繰り出すポケモンたちの堅牢な守りと強力な攻撃に苦戦しながらも
辛くも勝利を掴んだダイヤは、クロガネジム認定トレーナーの証、『コールバッジ』を手に入れたのだった。

175 :ポケットモンスター ダイヤモンド ◆l1l6Ur354A :2006/10/24(火) 06:49:54 ID:vcfO2MFk0
〜暗躍する影〜

次なる目的地、ハクタイシティを目指しコトブキシティへと戻ったダイヤは、ハクタイへの道の途中でなにやら
奇妙な服装の二人組と口論しているナナカマド博士とヒカリに出会う。訊けば彼らは博士を無理矢理に
どこかへ連れて行こうとしているらしい。やがて頑なに同行を拒否する博士に業を煮やしたのか、謎の二人組は
ポケモンを繰り出して襲い掛かってきた。これに応じるダイヤにヒカリが協力し、2対2のバトルの末、二人組を撃退する。
博士によれば彼らは『ギンガ団』を名乗る謎の集団の構成員だということだった。

博士たちと別れ、コールバッジの力で『岩砕き』の秘伝技を駆使し、ハクタイシティへの中継地である
ソノオタウンへと到着したダイヤは、そこで出会った少女に彼女の父親を連れてくるよう頼まれる。
どうやら勤め先から戻らないので心配しているようだ。
少女の父親がいるという風力発電所へと向かうダイヤだったが、そこはなんとギンガ団に占拠されてしまっていた。
構成員を退けつつ進むダイヤは、研究所の最奥でギンガ団幹部を名乗るマーズという女性に勝負を挑まれる。

彼女を倒し軟禁されていた父親を解放すると、そこにソノオで出会った少女が現れる。
再開を喜びあう親子をあとに、ダイヤはハクタイシティを目指すのだった。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 06:58:19 ID:vcfO2MFk0
続き書こうとしたけど、ハクタイシティでジム戦終えた後に
ギンガビルに乗り込む理由を失念してしまったorz

誰か覚えてる人いたら教えて。
もしくはハクタイの森から続き書いてくださっても結構です。

177 : ◆l1l6Ur354A :2006/10/24(火) 07:45:28 ID:+CRa7UP0O
>>176先に進むためには自転車が必要

ハクタイでギンガ団が人のポケモンを奪っていて
自転車屋の店主も被害者

店主がビルにポケモンを取り返しにいくが帰ってこない

たしかこんな流れだったと思う。
違ったらスマン

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 10:56:10 ID:9FWrNF130
かま3の人キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!
待ち続けてたよーーーーーーーーーーー

ポケモンの人も乙!

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/24(火) 14:09:39 ID:Fswe53uc0
ポケモン乙 ついにリアルタイム協力合作が見れるのか?

180 :ポケットモンスター ダイヤモンド ◆l1l6Ur354A :2006/10/25(水) 03:16:49 ID:iMgbhi5B0
ソノオとハクタイの中間に位置する広大な森林地帯、ハクタイの森へと足を踏み入れたダイヤは、
入り口で立ち往生していたモミという女性と協力して森を突破する。

出口にて彼女と別れたダイヤはようやくハクタイシティに到達。ジム戦を前に街を散策するうちに、あるポケモンの像を目にする。
街の老人の話によると、このハクタイはもともと太古のポケモンを祀る地であったそうだ。
像の台座にはところどころ掠れて読めなくなった文字が刻まれており、断片的に読みとれる情報からは
どうやらこのポケモンが時間を司る存在であるらしいことが窺い知れた。

もしかしたら、ナナカマド博士が追い求める「幻のポケモン」なのかも知れない……
ポケモン像の姿にどこか心惹かれるものを感じつつ、ダイヤはハクタイジムへ挑む決意を新たにするのだった。

ダイヤにとって第二戦目の舞台となるハクタイジムは『草』ポケモンの使い手が集うジム。
その内部はハクタイの森を彷彿とさせるかのような緑に覆われ、人工の樹海のような構造となっていた。
木々に遮られた死角に潜むジムメンバーたちすべてに勝利したダイヤは、ハクタイジムリーダー、ナタネに勝負を申し込む。
彼女の操る草ポケモンたちのトリッキーな攻撃に翻弄されつつも勝利を収めたダイヤは、見事『フォレストバッジ』を手にしたのだった。

〜〜

ジム戦を終えたダイヤは、旅の脚を求めて市内のサイクルショップを訪れた。しかしそこには少年がひとり佇んでいるだけ。
怪訝に思い訊ねてみると、ショップの店主は街の北部にある『ギンガビル』を訪れたきり戻ってこないらしい。
なんでもハクタイシティでは最近トレーナーたちのポケモンが失踪する事件がたびたび起きており、
それをギンガ団の仕業と睨んだ店主が直談判に乗り込んだそうだ。

研究所での事件との奇妙な類似性に胸騒ぎを覚えたダイヤは、自らもまたギンガビルへと向かう。
問答無用で襲いかかってくる団員たちを蹴散らし最上階へと辿り着いたダイヤは、ショップの店主らしき人物が
謎の男と対峙している場面に出くわす。男は自らをギンガ団幹部、ジュピターと名乗り、彼らの悪行を問い質す店主に対し、
ある目的のためにポケモンを集めているのだ、と語る。
どんな理由であれ、他人の大切なポケモンを盗むなど許されない。
ギンガ団に盗まれたポケモンたちを取り戻すべく、ダイヤはジュピターと激突。彼を撃退し、無事街のポケモンたちを救出したのだった。

翌日、ギンガビルでのダイヤの活躍によって、街からはギンガ団の姿が消えていた。
その謝礼としてサイクルショップの主人から自転車を受け取ったダイヤは、次なるジムリーダーに挑むべく、ヨスガシティへと旅立つのだった。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 03:20:07 ID:iMgbhi5B0
>>177氏サンクス! おかげで思い出せました^^;

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 21:47:52 ID:0YJXcSgG0
PC−9801の
・ラプラスの魔
・パラケルススの魔剣
をおねがいします。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/25(水) 23:17:08 ID:maHrdY5o0
さんまの名探偵を予約します。

184 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド7 ◆l1l6Ur354A :2006/10/26(木) 15:14:53 ID:r14kyNSz0
レベル4 〜デクノ森〜

森というより、ここは木々が鬱蒼と茂ったジャングルと呼んだほうが正しいかも知れない。
甲高い声で鳴く鳥や毒の胞子を撒き散らすキノコ、危険な食虫植物もある。
道を進んでいくと、映画にでも出てきそうな木の上の家があった。
表札には「タージャン」と書かれている。
その家を通り過ぎてしばらく進むと、観光地に良くある顔出し看板が設置してある。
浅黒い肌に筋骨逞しい四肢、金色の長い髪の男が描かれている。これがタージャンの姿らしい。
さらにジャングルの奥地へと足を運ぶ。と、青い虫が大量発生している場所に着いた。
その虫に囲まれて動けなくなっている老人を発見する。
浅黒い肌に骨が浮き出るほど細い四肢に白く長い髪。老人はタージャンと名乗った。
用心棒として雇うので家に連れ帰って欲しいとの話。お礼はたっぷり払うとのことで快諾する。
だが道のりは険しかった。虫がタージャンを攻撃しないように自分の方へ引き付けつつ前進。
やっとの思いでタージャンの家までたどり着いた。
お礼の交渉では強気の金額を提示してみた。
「納得!お得!ありがとじゃん!」
老人には不似合いな口調でタージャンは答えた。
また、困った事があったら各所に設置されている「タージャンベル」を鳴らせばすぐに駆けつけるとのことだ。
タージャンと別れて今度は逆の方向へ進むと、行き止まりに突き当たった。橋が架かっていたようだが今は落ちている。
そこにはタージャン(の若かりし頃)の顔が書かれた大きいベルが吊るされている。鳴らしてみると、タージャンが現れた。
タージャンは、金額次第では橋を架けてやってもいいと言う。
しぶしぶタージャンに支払うと、どこからともなくマントヒヒのようなサルがやってきて、自分の身を投げ出して橋になった。
サルを踏みしめて先へ歩く。どんどん進んでいくと、木が密集した場所に着いた。
またタージャンベルが設置してあるので鳴らす。タージャンが現れ、金額次第では道案内してもいいと言ってきた。
またルピーを支払うと、道案内してくれ、ひときわ大きい老木の根元に着くと、タージャンは去っていった。
大きい木の幹には顔のようなくぼみがある。突然、その顔が語りかけてきた。
その木はデクの樹様と呼ばれているらしい。もうすぐ寿命が来るが、後継ぎが心配でまだ死ねないという。
デクの樹様の根元を良く見ると小さい木が生えていることに気づく。同じように幹に顔があるが、元気が無い。
ここの地下に「命の露」があるのでそれを汲んできて後継ぎに与えて欲しい、そうすれば元気になるとのこと。
デクの樹様のうろから地下へと入った。

<デクノ神殿>
地下には驚くほど広い空間があった。黒くにごった水が湧き出している水盤を見つけた。
「何という事だ!命の露が汚されておる!済まないがなんとかしてくれ」
デクの樹様の声が聞こえてきた。さらに奥へ進む。
地下は大きく3つに分かれていた。それぞれのエリアにはバナバナと呼ばれる巨大な食虫花が咲いている。
3本のバナバナを倒すと、バナバナの触手に覆われていた最奥部への進入口が開く。
そして最奥部には、倒した3本の力を併せ持ったさらに巨大なバナバナが待っていた。
苦戦しながらも倒すと、大量のルピーとリーフのスーパールピーが手に入った。
水盤のところまで戻ると、ランドセルからリーフのルピーが飛び出した。
リーフのルピーが緑色の輝きを振りまくと、黒い水がみるみる済んだ水に!
それを空き瓶に汲んで地上に戻った。

命の露を小さい木にかけてやると、瞬く間に木は元気になった。
「これでようやく眠りにつくことが出来る・・・」
デクの樹様は静かに目を閉じ、永遠の眠りについた。

続く

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 16:46:03 ID:LdFbPu/U0
テイルズオブザテンペスト(DS)、エースコンバットX(PSP)、ヘブンズウィル(PSP)を頼む。

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 16:51:10 ID:LdFbPu/U0
もぎチン面白い。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 17:15:26 ID:TC2UPZ/+0
その略し方は…どうよ。

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 17:28:11 ID:Ij/BxpRQ0
>>187
でもそれ公式で言われてるから

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 17:44:47 ID:VboW/uSM0
>>185
一気に頼みすぎwwww
俺もテンペストお願いします

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 17:50:09 ID:++Zl3H0j0
もぎチン、デクの樹様の最期はもうちょっと細かいやり取りがあったはずなんだが
ストーリーには直接関係は無いから省略なのかな
いちいちやり取りが笑えるし、脇道も良く出来てるから
興味があったら是非やってみて欲しい所だがスレ違いだな

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 18:56:08 ID:L4kASHXK0
魔界戦記ディスガイア2のエンディング全部を

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 19:04:24 ID:f+K/9oTa0
>>191
バッド1とティンクなら
ttp://www.geocities.co.jp/Playtown-Dice/1349/d2/serifu.html
にある。

バッド2ならうろ覚えながらかけるが、脇道は全然書けん。
暇だったら書く。

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 19:05:34 ID:r14kyNSz0
>>190
そうです。かなり省略してます

同じようなゲームの
moon(のあらすじ)が本編に関係ないところ省きまくりだったので・・・
他にも味のある登場人物多数なのですが
moon書いた人も興味があったらやってくれっていうスタンスだったもんでそれに倣ったような感じです

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/26(木) 19:14:36 ID:irpLfvQi0
PS2の 「探偵 神宮寺三郎 KIND OF BLUE」をお願いします。
書くのが面倒だったら、せめて前作で出て行った助手の御苑洋子の
この作品の顛末だけでもお願いします!

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 00:25:49 ID:PjeOXi+u0
GTAV・VC・SA・LCSおねがいします

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 00:31:43 ID:DpowjG/r0
>>195
正式名称で書いとけ

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 01:20:08 ID:6wuc8UVJ0
サターンの「クロックワークナイト 〜ペパルーチョの福袋〜」、
プレステの「エイブ・ア・ゴーゴー」をお願いします。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 09:51:55 ID:WWWRv0quO
ファミコンの未来神話ジャーバスをお願いします。

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 15:28:55 ID:jI6zOW1J0
>>195
GTA以外全部わからへんね

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/27(金) 16:03:46 ID:3Ky86AFU0
>>194
Innocent Blackは必要なくて、Kind of Blueだけだな?

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 01:13:01 ID:6ccd//Vu0
>>199
多分全部GTAシリーズの作品のことでしょう。
Vice City、San Andreas、Liberty City Storiesってのが出てます。
自分は一つもやったこと無いんで書けませんが。

202 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/28(土) 08:59:38 ID:ZivYUBg10
「ミストブルーム洞窟」へ許可証をもらったラグナ。
最深部にいるセイレーンを倒して、
次の洞窟「カジミール遺跡」への許可証をもらったラグナ。
遺跡内部には色々な仕掛けがあり、作物から生まれるルーンを使って扉を開け、
鍵のかかった扉も鍵をシャロンが持っていたのでそれを譲り受け扉を開け、さらに奥へと進む。
最深部には、巨大なゴーレムが待ち構えていた。ロケットパンチや爆破を潜り抜け、攻撃を当て、
なんとか撃破に成功する。
やっぱり、現れたミストに「やはりゼークス帝国の仕業ではないか」と聞くラグナだが、ミストは、
「いくらカルディアの町がノーラッド王国の領地だからと言って、
こんな回りくどいことをやってまで、ここを占拠するメリットはないのではしょうか」
と言う。
カルディアの町周辺の洞窟もついに残すは、「ダーナ洞窟」と「グリード洞窟」の二つ。
町長から「ダーナ洞窟」への許可証をもらい、洞窟内部へと進むラグナ。
最深部にはずいぶんと場違いなものがあった。それは線路だった。
例の如く現れたミストに聞いてもさっぱり分からないと言われる。
そこへ、ギガント山で現れた女性がテレポートで出現する。
役職を聞いてもさっぱりなラグナとミストに、その女性はわかりやすく、
ゼークス帝国の軍人、リネット少佐と言う。
今までのモンスター騒ぎもお前達のせいかと聞くラグナに、リネットは、
この地方のグリモア伝説・・・一匹で一国を滅ぼすとも言われるグリモアを捕獲するために、
このあたりの洞窟にモンスターを配備し、おびき出す計画を実行していたからと言う。
罪も無いモンスターを無理矢理召喚したこと等に怒るラグナにリネットは、
対グリモア用に極秘に製造していた戦車をぶつける。
鋼鉄の戦車とはいえ、線路上しか走れないことや接近すれば主砲に当たらない弱点を突き、撃破に成功する
呆然とするリネットは、ラグナに剣聖の素質でもあるのかと愚痴をこぼし、
まだすべてが終わったわけではないと言い残し、去ってしまう。
ゴドウィン町長に事の経緯を話し、未だに発見されない「グリモア」は最後の洞窟「グリード洞窟」に
生息しているのかも知れないと「グリード洞窟」の許可証をもらい、最後の戦いに赴くラグナ。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 19:15:02 ID:v0gbYx4zO
>>202
戦車には接近されても大丈夫な様に機銃が付いているよ。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/28(土) 21:12:02 ID:AuQqDRB90
「炎の宅配便」をお願いします。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 06:02:25 ID:YKONVTY/0
PSPの「エースコンバット X スカイズ オブ デセプション」お願いします

>>202

…なにこの冒険活劇。すごいよ、牧場物語とは思えないほどの展開だ

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/29(日) 17:10:28 ID:sBpef9r90
ファミコンの「アイドル八犬伝」をお願いします。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 02:00:58 ID:Zz8hqWJN0
>>128から>>206までの間に書き込まれたストーリーをまとめWikiに収録しました。
また、未解決リストも>>206までの分に更新しました。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 13:00:33 ID:vIW9eBCx0
龍が如く、今やってるから書くよ

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/30(月) 23:40:53 ID:aaj4kBba0
ドルアーガオンラインをお願いします。
近くのゲーセン、撤去された・・・

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 01:54:49 ID:tWmm1vZ+O
PSのクロス探偵物語の場合だと
ストーリー進行上トリックを説明しなければならないんですが
それは困りませんか?

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 02:10:12 ID:TBtf1RiH0
>>210
推理ゲーなんだし、承知の上での依頼じゃないか

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 02:23:58 ID:U2emHqGX0
ポートピア殺人事件
北海道連鎖殺人 オホーツクに消ゆ
軽井沢誘拐案内

この堀井三作をお願いします。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 02:26:55 ID:U2emHqGX0
まちがいました
ポートピア殺人事件じゃなくてポートピア「連続」殺人事件でした

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 03:17:12 ID:31k8G0BPO
>>207
おつかれさまです!

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 12:44:50 ID:i7xJ2YBN0
>>213
そんなの訂正しなくてもわかるわいw

216 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 18:35:11 ID:8ZfFVta/0
ここでサブイベント。
ノイマンとサラ。かつて二人は夫婦だったが、今は離婚している。
離婚の理由をノイマンに聞くと、自分が結婚して1年目の過ちが原因らしい。
サラの家に代々伝わる慣習。結婚して1年目の夫婦が家に伝わる聖杯で酌み交わすと
幸せになるというものであった。
だが、ノイマンにはその慣習が気に入らなかった。この一年自分は必死になってサラのために
働いてきたのにその功労をすべてその聖杯に奪われると思ったのだ。
そして、ノイマンはその聖杯を持ち出して、酒場でヤケ酒を飲んで、その場にいた名も知らない女性と
その聖杯で酌み交わしてしまったところをサラに目撃され、離婚されてしまったらしい。
そして、サラはこのカルディアの町に移住した。
しかし、離婚するときには、サラのお腹の中には赤ん坊(ニコル)がいたため、
心配になったノイマンは、サラとニコルを影ながら見守るために自分もこの町に引っ越してきた。
そのことをサラに話して、ノイマンも後悔しているし、ニコルもノイマンに懐いてるし、
そろそろノイマンを許してあげては?と頼むラグナ。
確かにそろそろ許してもいいかもと言うサラ。しかし、聖杯がなければ駄目だと言う。
聖杯を「カジミール遺跡」に隠してきたことと聖杯は夫婦以外の第三者からもらわなくてはいけないら、
自分とノイマンは取りにいけないとラグナに告げる。
「カジミール遺跡」に隠されている聖杯を見つけ、サラに聖杯を渡したラグナ。
そして、教会でノイマンとサラの結婚式が挙がられた。
こうして、ノイマンとサラ、そしてニコルはまた家族になったのだった。

217 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 18:36:10 ID:8ZfFVta/0
最後の洞窟「グリード洞窟」へと向かったラグナ。キカイから召喚されるモンスターも
今までとは比べ物にならない位強いが、ここまで戦い抜いたラグナも強かった。
最深部への転送装置のところまで辿り着き、転送装置を起動せさる。
転送したところにいたリネット少佐。
「リネットの計画は自分が壊したのになぜいるんだ?」と聞くラグナに、
「こちらの勝利が目前なのに逃げる必要がある?」と言うリネット。
そして、「グリモア」を召喚する。
そこに最後になっても現れたミストは、その「グリモア」の頭の角を見て驚く。
そして、リネットはその「グリモア」を紹介する。
神竜ネイティブドラゴン族の一頭、地幻竜プロテグリード。
「グリモア」とはプロテグリードの幼名。
この洞窟の名前は「グリード洞窟」、プロテグリードの一部がとられている事から、帝国では
ずっと前からこの洞窟で研究していた。
では、なぜ他の洞窟にキカイを置いていたんだと尋ねると、
「ラグナの為に置いていたのだ」と答えるリネット。
「グリモア」は発見されてから一度も目覚めることが無く、目覚めさせることもできなかった。
そして、研究の結果、目覚めさせることが出来るのが選ばれたアースマイトだけだと判明した。
それがラグナだった。
以前から、帝国は特別な資質があるアースマイトとして、ラグナに目をつけていた。
しかし、ラグナに帝国の目的を言っても、拒否されるだろうし、いきなりこの町に移住させるのも不自然だった。
そこで拉致し、薬を使い記憶を消し、町の近くに放置した。そして、いく当ても無いラグナは
計画通りにカルディアの街に住み着いた。
期待通りにラグナはモンスターと戦い、ダンジョンを耕した。そのルーン・エナジーの一部を
グリモアへと注がれていった。そして、覚醒寸前までいく事が出来た。
そして、「ダーナ洞窟」の新兵器を破壊したことにより、「グリモア」は覚醒した。
最後にラグナは自分は何者であるかをリネットに聞く。
リネットは「失われた記憶を戻す術は無い」と告げる。
そしてついに「グリモア」が目覚める。
「グリモア」にラグナを殺すように命じるリネット。
「グリモア」を目覚ましたのは自分だからと、ミストに逃げるように言い、
ラグナは「グリモア」を元の世界に戻すために立ち向かう。

218 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 18:36:48 ID:8ZfFVta/0
そしてついに「グリモア」を「はじまりの森」還すことに成功した。
「グリモア」が倒されたことにより、自分の人生を賭けた計画が失敗したことに呆然とするリネット。
そこへ「ゼークス帝国」皇帝エゼルバードが現れ、計画は失敗と判断し、リネットに指揮官としての責任を問う。
リネットは「責任をとって、命を絶つ」と言い、これに驚くラグナ。
無能な指揮官は帝国に必要無く、ここで死ぬか行く場所も無くのたれ死にのどちらかしかない。
だったら、カルディアの町に住めばいいというラグナ。
記憶を奪った人間にここまで出来るラグナに感心する皇帝エゼルバード 。
しかし、リネットの計画が破綻しても、新たな侵攻作戦が始まるだけだと言い、
戦車100両が侵攻する作戦が開始したと言い、テレポートで消える。
残されたラグナ、ミスト、そしてリネット。
町の住民を避難するためにリネットにも協力を要請し、町に戻り、住民を避難させる。
「ゼークス帝国」のリネットがいたためにその侵攻作戦は住民に信用され、避難がはじまる。
少しでも住民が避難する時間稼ぐために国境付近へと向かうラグナに、行商人のイヴァンも同行を申し出る。
ついにカルディアの町目前まできた「ゼークス帝国」侵攻軍。圧倒的な戦力差だが、
少しでも時間を稼ぐために抵抗しようとするラグナとイヴァン。
そこに地幻竜プロテグリードが現れ、「ゼークス帝国」の侵攻軍にブレス攻撃をしかける。
ブレス攻撃をまともに食らう侵攻軍だったが、特になんの変化も無かった。
しかし、大地から草、木などが突如として現れ、戦車の動きを完全に封じてしまった。
それを見ていたラグナとミストは、地幻竜プロテグリードのブレスは生命の息吹だと判断する。
皇帝エゼルバードが現れ、草木など焼き払えと命令するが、きかいの内部まで絡みこんでいて、
焼いた程度では動かないと兵士が悲鳴を上げる。
自慢の戦車が使えなくなってしまったことと、「グリモア」を倒したラグナと戦うのは不利と
判断した皇帝エゼルバードは撤退を指示、戦車が動かないので全員で歩いて帰ってしまった。

219 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 18:37:20 ID:8ZfFVta/0
そして、住民から感謝の言葉をもらうラグナ達からひっそりと去るイヴァン。
住民達にこれほどまでに受け入れられているラグナはこの町で暮らすのが幸せだろうと思うイヴァン。
彼が向かった先は、ノーラッド王国、竜の間。ギルバース陛下に謁見するイヴァン。
ギルバースは、「イヴァンが目をつけていた青年は、神竜と交信できる「剣聖」の素質を
持っていたか」と尋ねるが、イヴァンは見込み違いだったと報告。
剣聖としての素質、すなわち王家の血を引継ぎし存在、そして幼い頃に生き別れたイヴァンの弟の
可能性があったのに残念だと落胆するギルバース。
ギルバースに地幻竜プロテグリードの発動を許可したことに感謝するイヴァン。
ギルバースは「人は大地と共存していかなくてはいけない、「ゼークス帝国」はそれが分かってない、
イヴァンに地幻竜プロテグリードが心を許しているのはお前だけだからこれからも頼むぞ」と言う。
謁見が終わり、下がるイヴァン。途中で立ち止まり、
「大地と共に生きろ、ラグナ」と心の中で思うのであった。

ストーリ編エンド。

220 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 18:37:56 ID:8ZfFVta/0
結婚エンド
フィル:ここ一年原因不明の病気のせいか体調がすぐれないフィル。そんな折、ラグナは
    ラッセルの本屋で「呪いの石伝説」という本を立ち読みする。
    持っているだけで不幸になるという「丸い石」について書かれていた。
    更に、セシリアもその本を読んで怖くなって今まで自分が集めていた石を全部
    フィルにあげたらしい。フィルにセシリアからもらった石を預かり、医師のエドに
    見せるとこれが「呪いの石」らしい。エドが厳重に管理することになり、
    それからフィルの体調はどんどんよくなっていった。
    ある祝日の午後、公園でフィルからプロポーズされたラグナ。
    そのプロポーズを受けたラグナはフィルと結婚するのであった。

メロディ:孤児のメロディは、自分に家族がいないことに悩んでいた。
     そのことをメロディの相談相手のシャロンに聞く。
     メロディの自室でこれ以上自分に嘘をつけないと、プロポーズされる。
     それを承諾したラグナ。
     記憶喪失で身寄りのいない青年と天涯孤独の少女は結婚し、二人は家族となるのであった。
  
タバサ:彼女は実はエルフでカルディアの町で人間のことについて勉強しているらしい。
    人間とエルフ、ドワーフ、そしてモンスターが共存できる世界を作るのが夢らしい。
    ある祝日、タバサはラグナに本当の目的を話す。婿探しに人間の町に来たのだと言う。
    結婚相手の条件は、人間と異種族との架け橋になれる人。
    これまで多くのモンスターと心を通わせてきたラグナなら、申し分ないと
    ラグナにプロポーズするタバサ。それを承諾したラグナ。
    多くの種族が共に住める街を作るために1組の夫婦の生活が始まるのであった。

221 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 18:39:12 ID:8ZfFVta/0
ビアンカ:都会からカルディアの街に引っ越してきた大富豪の娘ビアンカ。
     浮いている彼女と話をして、仲を深めていくラグナ。
     そんあある日の祝日の公園で、ラグナに、
     「なぜここまで私にかまうのか?」と聞くと、
     「ビアンカさんはお金持ちで物に満たされているから、僕は話しかけて
     気持ちを満たしたいと思ったので」と答える。ビアンカは、
     「なんでもお見通しね、なら私が今何を考えているか分かる?」と聞いてくる。
     ラグナは「僕のプロポーズを待っている」と言い、正式にプロポーズする。
     「幸せにしなかったら承知しないわよ」とプロポーズを受け、ラグナと結婚する。
    
ロゼッタ:「ホワイトストーン」伝説。これをプロポーズのときに贈られると幸せになるというものである。
     ロゼッタはこの「ホワイトストーン」でプロポーズされるのが夢である。
     「トロス洞窟」の雪の中からそれを見つけ出したラグナ。
     そして、それを贈りプロポーズし、承諾される。
     これからもラグナが作物を育て、ロゼッタがそれを出荷するという生活がずっと続いていくのだろう。

ラピス:彼女には幼い頃から二つの夢があった。一つは、ナースになること。もうひとつは、
    自分の名前と同じ「ラピスラズリ」を贈られ、プロポーズされること。
    ラグナは「クレメンス洞窟」でセシリアに助けてもらったお礼にと「ラピスラズリ」をもらう。
    そして、彼女のもう一つの夢を叶え、二人は夫婦になったのであった。

トルテ:彼女が手伝うラッセルの本屋に「一番ステキな告白」という本がある。
    それを立ち読みしたら、「一番ステキな告白」とは、
    「ある晴れた祝日に風呂に入って午後九時に山頂で一番大きい牛乳を送って告白する」
    と書かれていた。「告白と言うより呪いでは?」と思うラグナだが、
    とりあえずその方法でプロポーズしてみる。
    まるで王子様を待つようにずっと山頂で待つトルテに牛乳のLサイズを贈るラグナ。
    「その意味を知っているのですか?」と聞くトルテに、ラグナは、
    「結婚してください、そして一緒に幸せになりましょう」とプロポーズする。
    こうして、トルテの前に王子様が現れたのであった。

222 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 18:40:49 ID:8ZfFVta/0
シャロン:「ギガント山」でドラゴンを倒したときに手に入れた「グリモアのうろこ」。
     これを鍛冶屋のレオに見せると、かつてドワーフの師匠と約束した、
     ドワーフ族に伝わる「グリモアの装剣」を造ってくれる。
     それをシャロンに渡し、プロポーズする。
     「こんな遺跡ばかりに興味を持つ自分でいいのかと?」と聞くシャロンに、
     「そんなシャロンさんを好きになったのですから」と答えるラグナ。
     「やっと遺跡以外のことに夢中になれるものができた」と喜ぶシャロン。
     そして、二人は結婚するのであった。

めい:彼女の故郷では、70cm以上のトキメキタイを贈ることがプロポーズになるらしい。
   それを贈り、プロポーズするラグナ。
   「自分はわがままだし、年甲斐も無く甘えるぞ?」と言うめい。
   「それでもいい、この大地で一緒に暮らしていこう」と言うラグナ。
   「ふつつかものですが、よろしく」と言い、二人は夫婦になった。    
    
ミスト:ミストにプロポーズを申し込むラグナ。踏ん切りがつかないミストにラグナは、
    「この町に住むようになったのは、ミストのせいだ、責任をとってください」と言う。
    そして、ミストはラグナの申し出を受け入れ、二人は結婚する。

リネット少佐:「ゼークス帝国」の職を解かれ、ミストの家に居候することになったリネット。
       「街の人たちはこの街を侵攻しようとした自分を祝福してくれるだろうか?」聞くリネットに、
       「きっと、祝福してくれますよ、だから結婚してください」とプロポーズするラグナ。
       プロポーズを承諾するリネット。
       記憶を奪われた青年と記憶を奪った女性。
       この街を救った英雄とこの街を侵攻しようとした軍人。
       住民に祝福され、二人は同じ道を歩み始めた。


そして、1組の夫婦は子供を授かり、幸せをかみ締めながらこれからも大地と共に生きていく・・・。

223 :新牧場物語 ◆38V/REO/5g :2006/10/31(火) 19:01:12 ID:8ZfFVta/0
以上で新牧場物語は終わりです。
尚、先にストーリーENDを書きましたが、先に結婚エンドを迎えることも可能です

読みにくい文で申し訳ないですorz

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 19:20:15 ID:U2emHqGX0
ルーンファクトリー乙です

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 19:57:19 ID:zd2kphvn0
大富豪の娘ビアンカか…乙っす

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/10/31(火) 22:14:34 ID:tWmm1vZ+O
大丈夫ということですのでクロス探偵物語を予約します。
半月程待ってくださいね。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 00:34:16 ID:GAzv19o9O
クリアしたけど楽しみに待ってます

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 03:36:26 ID:/NpbiTrkO
XBOXの「クリムゾンスカイ:High Road To Revenge」とPS2の「スカイガンナー」をお願いします。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 11:04:26 ID:Yv4LXLZ30
PS2版とGBA版の「彼岸花」をお願いします。

230 :ポケモン不思議のダンジョン@そろそろ終わらせるかぁ :2006/11/01(水) 13:07:19 ID:se8r9gKa0
主人公「え・・・? 役割って、どういうこと?」 遮るようにまたも地震発生。サーナイトに
聞く前に夢から覚めてしまう。「・・・サーナイトは知っている! 自分が何故ポケモンに
なったのかを」「それから、ある役割を持って、って言ってた・・・それって一体?」

〜幕間〜
チームFLBがグラードンを鎮めに行くという大役をこなすことになり、ポケモン広場に
帰還した主人公らは、いつも通り各地のポケモン達から来る小依頼をこなす生活に戻る。
ある日、基地にソーナノ&ソーナンスのコンビが訪れる。「さわぎの もり」でマンキー達が
大暴れしており安心して過ごせないので、こらしめてください、とのこと。伝説ポケモンさえ
退けるほど成長した主人公らは、陣取っていたマンキー3匹をあっさり倒してしまう。
基地に帰還し成功報告。ソーナノがくれたお礼はただのイガグリだったが(ガッカリ)、そこに逆恨みした
マンキー3匹が仕返しに登場。 だがマンキー達は主人公の手にある大好物のイガグリを見て
態度が一変。パートナーがその様子を見て「じゃあ、僕達を手伝ってくれたら、コレあげてもいいよ。」
と提案。イガグリをエサに、前々から望んでいた救助基地の改装工事を手伝ってもらえることに。
紆余屈折ありながらも、格闘タイプで力のあるマンキー達のお陰で、念願の基地改築が達成された。
〜幕間終〜

そんなこんなで数日が経過。突然に広場からハスブレロ登場。向こうで何かあるらしい。
広場ではダーテングが演説していた。「フーディンらFLBが、マグマ溢れる地底に住むグラードンを
鎮めに行ったが・・・まだ帰ってこない。音沙汰すら来ないのだ」 FLBの身に何か起こったのか。
「そこで今回、各地から特別に呼んだ救助隊の中から強者を選りぬき、特別チームを編成したい。」
改めて広場を見ると、ここらで見ないポケモンや、いかにも強そうなポケモンでいっぱいだ。
当然の如く志願しようとするパートナーだが、ハスブレロにまだ力不足だと止められる。
結局、選ばれたのはカメックス・オクタン・ゴローニャの3匹。全員が救助隊のリーダーを務める
屈強で有名な連中で、「マグマのちてい」に生息していそうな野生のほのおポケモンや、地面タイプの
グラードンとも相性が良さそうだ。この3匹が行ってくれるなら申し分ない、と即決するダーテング。
確かにこれでは、主人公ら無名チームの出る幕は無さそう。捜索は彼らに依頼されることに。


翌日、また広場が騒がしい。急いで向かった主人公らが、ポケモン広場で見たものは・・・
無残に傷つき地に伏した、特別チーム3匹の痛々しい姿だった。地底のダンジョンで返り討ちに
遭ったらしい。 オクタン:「グラードンに会うことすら できませんでしたわ・・・」
?:「ケケケケケッ! 始めからダメなのに無茶するから こうなるんだよ!」

どのツラ下げて戻って来れたか、ゲンガー登場。単に揉め事や混乱を煽るのが好きなのだろう。
「ケケッ! 頑張ったからといって、必ずそれが良いとは限らないのサ! 時には諦めも
肝心なのだ〜 ・・・アレ? 我ながら良い事言ったかな!ケケケケケケケケッ!」
周りの救助隊も、カメックスらがやられたことで完璧に逃げ腰。タイプの不得手を理由に
俺は行きたくないの応酬。企画したダーテングも、かつて炎弱点を理由にほのおのやまに
入れなかったクチ。パートナーまで弱気が移っているが、こうなったら、もう答えは1つしかない!

パートナー「みんな聞いて! ボク達が行く! フーディンを助けに!」
空気一変。「誰だあいつら」「ポケモンズ? 聞かないな」「ここらじゃ有名さ、キュウコン伝説で
疑惑掛けられて逃げてたっていう」「大丈夫かよ?見た感じ弱そうだぜ?」・・・結構勝手言うなァおい
パ「確かに力不足かもしれない・・・でもボクらは救助隊だ!
  助けるポケモンがいる限り、絶対諦めたりはしない!」
気を取り直す他の救助隊一同。 せっかくの混乱をまたも主人公らに止められたゲンガー、
「アホかお前ら!? 行ってもどうせ返り討ちだぞ!」 と必死でかき乱そうとするが、さっきまで
のびていた特別チームの3匹まで起き上がり「諦めたらそこで試合終了ですよ」発言で追い討ち。
結局みんな団結してしまい、居場所の無くなったゲンガーは捨て台詞を残して退散していった。

その夜、地震で遮られた夢の続きを見る。 サーナイトが主人公を応援しに夢の中に
出てきたのだった。主人公はグラードンについて知っていることは無いかと聞くが、生憎
それは知らないとの答え。が「主人公の役割が少しずつ終わりに近づいている」という。
その役割とは? 「・・・今度の冒険が終われば、お話できると思います。」

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 14:21:01 ID:p9bjELx10
相変わらず同一人物による要求ばかりだな

232 :ポケモン不思議のダンジョン :2006/11/01(水) 14:56:36 ID:se8r9gKa0
翌朝、FLB捜索に「マグマの ちてい」へ出発。 流石に特選隊を壊滅させるだけは
あり、地下1Fからいきなり野生のニド夫妻やら何やらが大量。最深層に至っては
イワークとハガネールしか生息しない、大蛇の巣窟となっていた。何とかやり過ごし
先へ進むと・・・FLBのリザードンとバンギラスが倒れていた。グラードンにやられたらしい。
喋るだけの気力は残っているようで、フーディンが今なお独り戦っていると教えてくれる。

加勢しに急ぐと、そこにはフーディンの姿。が、グラードンの姿が見えない。
「お主たちか、下がっておれ! この敵はかなり厄介だ・・・来るぞっ!」「えぇ!? 何処から!」
刹那、閃光が迸る。その一撃でどこかに吹き飛ばされたのか、フーディンの姿は無く、代わりに
そこにはグラードンの巨体が・・・ パートナー:「次はボク達の番だ・・・でも タダじゃやられない!」
グラードンの力により地下にも関わらず天気は日照りと化す。決死の攻防。 ―辛うじて勝利。
さっきの一撃で何処かへ吹き飛んでいたフーディンや、手前で倒れていた2体が現れた。

感傷に浸る間はなく、ここを早く出たほうがよいとフーディン。グラードンが暴れたせいでダンジョンは
既に落盤が始まり不安定になっていたのだ。くずおれたグラードンを見て心配するパートナーだが
「眠りを妨げられて我を失っていただけだ、じき目を覚ます。」とのこと。これでも全力じゃなかったのか・・・

ポケモン広場に帰ると、既に大勢が主人公らを待ち構えていた。あのFLBや特選チームさえ歯が
立たなかったグラードンを倒し、無事救助を成功させたとあって、お尋ね者から一転、英雄扱いに。
フーディンからも直々に「お前達のチームが一流だと認められたのだ、胸を張れ。」 半泣きのパートナー。
と、祝勝ムードの広場中にに突然、奇妙な音波が発生。皆にも聞こえている。誰かの「声」のようだが―
パートナー「どこかで聞き覚えが・・・ そうだ! ネイティオだ!」 / フーディン「ネイティオ! そうか!
テレパシーだ! テレパシーで皆に呼びかけているのだ!」

ネイティオ『・・・ポケモン達に告ぐ!×2 大変だ! 空から、隕石が・・・巨大な星が、真っ直ぐこちらに
接近している! 今まで沢山の自然災害が起き、世界のバランスがおかしくなっていたのも、この星が
少しずつ接近していたせいだったのだ・・・このままでは大地に衝突し、予知通り大変なことになる!』

フーディンが防ぐ方法はあるかと聞くと、ネイティオは語りだした。『方法は・・・ただ一つ。遥か天空に
住むという伝説のポケモン、レックウザ。彼に頼んで星を破壊してもらうしかない。ただ、レックウザの
棲家はものすごい上空で、誰も姿さえ見たことが無い。 私とフーディンのテレポートの力を合わせ
増幅させれば何とか行くことまではできるかもしれない。が、雲の上の世界に何があるかは分からないし
その後、帰ってこられるかも、分からない・・・』   パートナー「だったら、ボク達が行くよ!」
「ワシも、任せられるのはお前達しかいないと思っていた、だが本当にいいのか?」 フーディンが問う。
パートナー「危険は承知さ! 皆が平和に暮らせるのが、ボクの一番の願いなんだ。」
決意の固さを聞き、ネイティオはフーディンとテレポート増幅の方法について話すことに。出発は翌日。

疲れを取るため、早く寝ることに。そして主人公はまた夢を見る・・・が、様子がおかしい。
主「うう・・・なんでこんなに苦しいんだろう・・・こんなの初めてだ」 枕元にはゲンガーがいた。
「どうだ"ゆめくい"の味は? 苦しいだろう? ケケッ! それにしても、お前も元人間だったとは
 知った時驚いたぜ。まあどうせそんな奴、ろくでなしに決まってるがな! オレの"ゆめくい"で
 お前のココロを見抜いて尻尾を掴んでやるぜ! ケケケッ!」
だがそこへ、主人公を護るかのように光の珠が接近。ゲンガー退避する。
主「苦しみが抜けていく・・・サーナイト? 聞かせてもらえるかな? 自分が何者なのかを」
やはり光の正体は実体のないサーナイトだったようだ。「時は来ました、全てをお話しします」

サ「主人公さん、あなたはこのポケモンの世界を救うため、ポケモンになったのです。
 私達はこの世界が危機に瀕していることを知り、ポケモン世界以外からも救世主となる者を
 探し続けていました。見つからずに半ば諦めかけた時、一人の人間に出会った。それがあなたです。」
主「ちょ、ちょっと待ってよ! 救世主なんて、自分はそんな大それたもんじゃないよ!?」

233 :ポケモン不思議のダンジョン :2006/11/01(水) 16:14:10 ID:se8r9gKa0
サ「はい、初めて会った時もそうおっしゃってました。ですが必要なのは見せかけの
 力ではなく、真の勇気なのです。・・・真の勇気なんてもっと自身ない? それも
 お会いした時、そうおっしゃってました。ですのであなたは続けてこう言ったんです。」
《そこまで言うなら、自分が救世主にふさわしいか、見極めて欲しい。
 もしふさわしいと思ったなら、その時になってはじめて教えて欲しい。》
サ「そしてあなたは無心で挑むため人間の記憶を消し、仲間と共に戦うため
 自らポケモンとなり、この世界にやって来たというわけです。」
主「自分が、そんなことを・・・」
サ「あなたの勇気は証明されました。あなたは間違いなく世界を救う役目を
 負っています。そしてその役目も、もうすぐ終わろうとしているのです。
 ・・・そう、星の衝突を止めること。それが達成されたとき、あなたは役目を終え
 人間の世界に戻れるのです。」
主「人間に戻れる・・・! でもそれって、つまり・・・」
サ「はい、パートナーさんともお別れすることになります。パートナーさんは
 あなたを慕っているので、あなたがいなくなれば・・・悲しむでしょう。 でも、
 こればかりは仕方の無いことです。出会いがあるから、別れもあるのです
 ・・・私にも、昔、大切な、かけがいのない友達がいました。でも、どこかにいって
 しまいました。いなくなるのは、寂しいです・・・・・・。 でも、いつかまた会える。
 私はそう信じているんです。」

一瞬、夢の世界が揺らぐ。 サ「誰かが、夢の中を覗いていたみたいです。夢の中に
悲しい気持ちだけが残っています。泣きながら、走っていったみたいです。 ・・・
・・・もうすぐ朝です。ではまた。」 夢はそこで終わった。

朝。いつもの通りパートナーが迎えに来る。「行こう 主人公! 天空へ!」
一行はフーディン・ネイティオの待機するせいれいのおかへ。ネイティオは元々奇行が多かったが
今回も唐突に「クワーーーッ!!」とか叫んでいる。テレポートの力を集めている所だった。
そして「テレポートの結晶」が完成。 ネ:「これで天空まで飛べる。エスパーの力を集めて作った。
私と、フーディンと・・・あれ? もう一匹ゴーストタイプのポケモンが力を貸してくれてたんだが・・・」
フーディン:「ハハハッw 恥ずかしいのだ、分かってやってくれ。 それより、もう一度聞くが・・・」
再び決意を問うフーディン。 パ:「もちろん!これで世界が平和になるなら、ボクは命も惜しくない!
それがボクの願いなんだ」  主:(そう、そしてその願いが叶った時―・・・これが最後の冒険になる)
パ:「行こう、主人公!」 テレポートの結晶で、ふたりはワープした。

雲の上に尻もち着地した一行。その眼前には、雲を貫き、天にそびえる、高い高い雲の塔があった。
これがレックウザの棲家「てんくうの とう」・・・壮大な景色に感動しつつも、一刻の猶予もないと
急いで先に進む。主人公の切ない決意と共に、最後の冒険が幕を開けた。

雲の世界は未踏の地。だが地上では見たこともない奇妙なポケモンを始め、雲を棲家とする
飛行やゴースト、ドラゴンタイプのポケモン、時代を取り残されたポケモン達が生息していた。
血路を開き、進みに進んだ最上階にて、声が聞こえる。?:「誰だ!我が領空を侵すものは!」
もちろんレックウザだ。パ:「実はどうしても頼みがあtt『 な ら ん !』 本人が降臨する。
レ:「我は天空に、そなたは地上に生きる者! 定められた生き場所がある! それを侵す者は容赦せぬ!」
やっぱり分かっていただけずに戦闘開始。必死で倒すと、倒れたと同時に大きな揺れが発生。

パ:「ここでも地震!? ・・・なワケないよね、だってここは雲の上・・・そうか、レックウザ!上見て!」
見上げると、もうそこまで接近した星が間近に! 揺れはその衝撃波だったようだ。
パ:「これを破壊してもらうように、ボク達あなたに頼みに来たんだ!」 レ:「そうだったのか・・・」
レ:「ならばその前に決意を聞かせてくれ。星が接近し過ぎた。ここから我がはかいこうせんを放てば・・・
  そなた達も無事では済まぬぞ!」 パ:「そんなの! はじめから承知だよ!」
レ:「よくぞ言った!  ・・・ いい 覚 悟 だ ッ 」

234 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:34:58 ID:MUT16YMR0
バウンサー

メインキャラ
シオン  1年前に恋人を失い心を閉ざしてたが、ドミニクによって心を解きほぐされていた
ヴォルド 寡黙でイカツイ
コウ   おしゃべりなお調子者
ドミニク 明るく人懐こい少女

各キャラ毎に視点が微妙に違いますが、大筋はほぼ一緒なので
全部絡めてざっくり書きます

ワカラン所は質問してチョ

235 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:38:44 ID:MUT16YMR0
超巨大国際企業「ミカドグループ」が太陽光からマイクロウェーブを取り出し
電気を生産するための衛星を打ち上げたというニュースが流れている
謎の女性がニュースを聞きながら、コンピュータから何かを探していた…
「まずい、先を越された…」謎の女性は呟く

ミカドグループの中心であるミカドビルを望むドッグストリート
その地域のBarにはバウンサー(用心棒)が必ずいる
シオン、ヴォルド、コウもBar「FATE」でバウンサーをやっている
以前シオンによって拾われた、謎の少女ドミニクも「FATE」の
マスコットとして受け入れられていた

そんなある日、謎の特殊部隊が「FATE」を襲い、ドミニクを連れ去っていった…


慌てるシオンに対し、ヴォルトは奴らはミカドの連中だと言う
ミカドビルに乗り込もうと意気込むシオン
そこでコウはある女性に電話で連絡をし、ミカドビルに向かう列車が出ることを知る
また女性は援護に向かうとコウに告げる
そしてミカドグループの妨害を受けつつも、列車に乗り込んだ3人
すると、そこでエキドナという女が立ちはだかる
エキドナはヴォルトを見ると「生きていたのか!?」驚く
どうやら因縁があるらしい二人
エキドナを退けるやいなや、間髪いれず謎のヘリが現れ、列車に銃撃をおこなう
さきほどコウが電話連絡した援護のようだ
銃撃によって列車のブレーキが壊されてしまい、駅へと突っ込むことに
3人は無事飛び降りることに成功し、再び急いでミカドビルへと向かう

236 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:40:28 ID:MUT16YMR0
ミカドビルへと侵入する3人、そこで待ち受けていたのはドミニクをさらった
特殊部隊だった。部隊を退け、さらにドミニクのもとへと向かう3人
そこでピアノを弾く女性と出会う。シオンはその曲に聞き覚えがあった
ピアノの女性は黒い豹へと変貌する
そしてそこにはミカドグループの総帥、ドゥラガンがドミニクと共にいた
凰と呼ばれる老人にドゥラガンは、ドミニクをガレオスに移すよう命令する
「ドミニクが帰ってきた」ドゥラガンはそう言う。二人の関係は一体…?
しかし命令に対し、凰は異を唱え食い下がる。私利私欲でミカドを動かす
ドゥラガンに反旗を翻したのだった。力ずくで止めようとする凰をいともたやすく
倒したドゥラガン、凰はそのまま息絶えてしまった…

凰によって戦う術を教えてもらったシオンは怒り、敵討ちとドミニクの救出を
ドゥラガンに対し叫ぶ。
しかしドゥラガンは冷静に言い放つ。彼女は私の妹である、と…
驚く3人であったが、シオンは力ずくで取り返すことにした
ドゥラガンは余裕をかまし片手で勝負に挑んできた、何とか勝つも
両手を使ったドゥラガンに圧倒され、3人は地下へ落とされてしまう
「さぁ、始めようドミニク」ドゥラガンはドミニクを使い何かをするつもりらしい

237 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:42:04 ID:MUT16YMR0
眠るドミニクを見つめながら回想するドゥラガン
少女を背負いながら、病院の扉を必死に叩く少年。妹が死にそうだと叫ぶ
看護婦が顔を覗かすも、親のいない二人を見るや冷たくあしらわれる
ここが最後だと、泣きながら助けを叫ぶも返事は返ってこなかった…
少女を背負い街中を歩く少年、そこへ一台の車が通りがかる
車から現れた紳士は二人を見るや、自分の病院へと連れて行ってくれた
その人物はミカドグループの先代、ドゥラガンの義父であった
父母のいないドゥラガン達を養子として、迎え入れてくれたのであった
跡取りとして厳しい英才教育を受け、現在ドゥラガンは総帥になったのであった

シオンは気が付くとミカドビルの倉庫のような所に一人でいた。ドアを破り急いで
ドミニクのもとへと向かう。襲い掛かる敵をなぎ払いながらビルを駆け抜けるシオン
するとあの黒豹に導かれ、研究室のような場所に辿り着く、そこには様々な資料があり
ロボトミー手術、神経強化、クローン、バイオ兵器…ミカドの影の技術がそこには記されていた

シオンはそこでカルディアという名前を見つける。思い出すシオン
自分とカルディアの思い出。事故死したと思っていたが、実は人体実験であった
クローン技術とバイオ技術の実験体にされていたのだ。
そこにはさらにドミニクも記されていた、A2計画というのに関係があるらしいが
パスワードがかかっていて見られない、そこへ敵が襲い掛かり仕方なく先へ進むシオン
その先にはあの黒豹が現れシオンに襲い掛かってきた。黒豹は女性の姿になると
「わかるわけないよね…」そう呟き去っていった。一体…?疑念を抱くも先へ進んだ

ヴォルトは目覚めると一人拘束台にいた。力ずくで拘束具を破壊し
昔を思い出しながら先へと進んでいく、先代殺しの汚名を着せられた記憶を思い出しつつ・・・

コウが目覚めると男子更衣室であった。そこでコウは特殊部隊の制服を奪い
変装をしミカドビルを進む


238 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:43:10 ID:MUT16YMR0
進んだ先にドミニクを発見し、近づくも後ろから敵に襲われ万事休す
しかしそこへ離れ離れになったヴォルト、コウが現れ敵を一蹴する
ついにドミニクと再会したシオン、再会の感動に浸る間もなくドミニクを連れ
急いで脱出することにした3人。厳重な警備をかいくぐり逃げる3人
しかし圧倒的な敵に囲まれ、窮地に陥る3人。シオンの危機に叫ぶドミニク
すると宇宙で衛星が起動し、ドミニクの顔がズレ機械が見え、何かが起動する
途端にドミニクは人外の動きを始め、敵をあっという間に全滅させ停止してしまった
驚き動けない3人、そこへミカドの特殊部隊が現れドミニクを回収する
シャトル、ガレオスへと連れて行くと言い残し去っていった

ドミニクの正体にショックを受けるシオン。ドミニクはドゥラガンの死んだ妹だとヴォルトは言う
実際には幼い頃、すでに死亡しておりドゥラガンが総帥になってから
ミカドの資金力と技術力によって妹を蘇らせたのだった
ヴォルトは先代ミカドのSPだったため、ミカドについて詳しかったのだ
2人に励まされ立ち直るシオン。真実を知るため、自分のためにも立ち向かうことにした
ガレオスへと向かう3人に、またしてもエキドナが立ちはだかる
先代SP時代からのヴォルトとの因縁に決着をつけると
エキドナはヴォルトにとどめを刺すよう言う。ドゥラガンの先代暗殺に加担し
ヴォルトに先代殺しの汚名を着せたのがエキドナだった。しかしヴォルトは何もせず、先へと急いだ
そして3人が突き進むも、間一髪ガレオスは発進してしまう。
しかしそこに謎の戦闘機が現れガレオスを足止めしている
コウはその戦闘機のパイロットの女性リアンから指示を受け
攻撃されている隙を狙い、3人はエアキャリアを使い強引にガレオスへ乗り込んだ

239 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:44:31 ID:MUT16YMR0
ガレオス内部ではドォラガンがドミニクを使い、衛星にアクセスしマイクロウェーブを使用した
攻撃を地上に行っていた。かつて自分たちを見放した、あの病院を手始めに破壊した

ガレオスに進入した3人はそこであの黒豹とまた出会う。黒豹は人の姿になり、シオンの名を呼ぶ
黒豹の正体は実験の結果生まれた、すこし老いたカルディアだった
より完璧なドミニクを作るための人体実験に使われていたのだ
そんなカルディアを哀しむシオン、カルディアはドゥラガンに同情し彼に付き添っていたのだ

微妙に展開分岐したり

パターンA
だがそんなカルディアをドゥラガンは容赦なく始末する
怒りに震えドゥラガンの元へと乗り込むシオン

パターンB
カルディアはシオンにドゥラガンを止めてくれるよう頼んだ
その思いに答え、ドゥラガンの元へと乗り込むシオン

そこでドゥラガンは自身の目的を語りだした。衛星を使って、この世界を支配すること
絶対的な権力によって管理されたほうが人々は幸せだと言う
眠ったまま機械に繋がれているドミニクに呼びかけるシオン、それに反応するかのように衛星は停止する
そんなドミニクにドゥラガンは出来損ないの人形と言い放つ
そしてドゥラガンと3人の戦いが始まった
ドミニクのため、先代ミカド総帥のため、任務のため

強大な力を持つドゥラガンを何とか撃破し、無事ドミニクを助け出した3人
そこに大きな揺れが襲う。どうやらシャトルがこのまま衛星に突っ込むようだ

パターンA
ドミニクの助言を受け、シャトルから脱出することに成功した4人であった

パターンB
カルディアによって導かれシャトルから脱出することに成功した4人
しかしカルディアは身を挺して、シオンを救い自身はドゥラガンとともに散っていった

パターンC
突如として謎の通信が聞こえてくる。それはリアンからだった
その声を聞いたコウは指示に従い、無事シャトルから脱出することに成功するのであった

シャトルは衛星とともに大破した。宇宙に投げ出されたドゥラガンの遺体
遺体のペンダントが輝いていた、その中にはドミニクの写真が入っていた…

240 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:45:39 ID:MUT16YMR0
Bar「FATE」いつもの日常に戻った3人。衛星が無くなったおかげでドミニクも変わりはない
しかしヴォルトは言う、彼女はいつまでも年をとらない、いつか気付く時がくると
その時は自分が告げるとシオンは言った

エピローグ
シオン
いつもどおりバウンサーとして店を守っている。今は亡き凰のことを思い出していた
そこへドミニクがやって来る、二人は何気ない会話をかわしながら幸せを感じていた

ヴォルト
いつもどおりバウンサーとして店を守っている。するとそこへエキドナがやって来た
FATEのバウンサーになりたいと告げると、ヴォルトは勝手にしろと笑った

コウ
いつもどおりバウンサーとして店を守っている。コウの携帯にリアンから通信が入る。
本来ならコウの任務はすでに終わりだ。だがコウは自らの意思で店にとどまることをリアンに告げた

241 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:47:18 ID:MUT16YMR0
ロード中に語られる各自の背景

シオンの過去
一人ぼっちで行く当てのなかった少年時代、凰に拾われる。その後、凰は行方不明に
カルディアと出会い、恋に落ちるもカルディアはミカドグループの事故に遭い、帰らぬ人に
荒れるシオン、街中で暴れているところをヴォルトと出会いバウンサーに

ヴォルトの過去
街のギャングをしていたヴォルト、ある日、ミカド総帥を暗殺依頼される
そしてミカドに近づくも、逆に腕を買われSPになる。そして先代殺しの汚名を着せられ
殺されそうになるも、命からがら逃げた先で拾われバウンサーになる

コウの過去
名門の家に生まれるも、反発し名前を捨てる。格闘のセンスをいかし、特殊部隊に入隊
リアンという女性パートナーと出会う。次の任務はある女の子をミカドから護衛することになる
そのため「FATE」に通い、バウンサーになる

242 :ここで勝手にバウンサー投下 :2006/11/01(水) 17:50:59 ID:MUT16YMR0
各自ロード中に語られるバックボーンとともに
ちょっとずつキャラの背景や目的が分かる感じな構成です

シオン→恋人失い、沈んでたところをドミニクに救われる
ヴォルト→先代SPだったときの無念をはらすためにもドゥラガンに挑む
コウ→よくわかんない組織に所属し、命令のためドミニクを監視する

こんな感じです

243 :ポケモン不思議のダンジョン :2006/11/01(水) 18:05:53 ID:se8r9gKa0
巨大隕石vs極太はかいこうせん。これ何てF○Z? 途轍もない
衝撃と共に辺りは光り輝き、主人公とパートナーは吹き飛ばされてしまう。

気づけば主人公は、灰色のもやがかかった世界にいた。身体は動かない。
「ここは夢・・・いや、夢じゃない。 確か星の爆発に巻き込まれて・・・魂のまま、
 さまよってるんだ・・・」 その何も無い世界に、突如ゲンガーが現れた。
「こんなんでくたばるとは、ざまぁないな!ケケッ! そうだ、ちょうどいい。
 コイツをこのまま闇の世界に引きずり込んでやるぜ!」 引きずられる主人公。
「・・・あれ、オレとしたことが道を間違えたかな? どっちに行くか分からなくなっちまった。
 ケッ! しょうがない、ここに捨てていくとするか。じゃあな、アバヨ。」(・・・ゲンガー?)

フーディンの呼びかけで意識を取り戻すと、そこは出発地点だったせいれいのおか。
(・・・あの時、あの時確かに、ゲンガーが助けてくれた・・・)
広場のみんなも、パートナーも傍にいた。じきパートナーも目を覚ます。
パ:「・・・もしかして、主人公もゲンガーに?」 だが言葉を遮り皆が次々声をかけてくる。
パートナーは祝いの言葉より星がどうなったかが気がかりだが、ネイティオが教えてくれた。
「星は完全に破壊された。すぐにではないが、じき災害も収まるだろう。」

万々歳。カメックスは祝砲代わりのハイドロポンプをハスブレロにブチ撒けようとし、
オクタンは得意のからみつきで彼を取り押さえる。「みんなマジかよ!?やめてくれ!」
和気藹々、楽しそうなポケモン達。 そして主人公の前に、サーナイトの幻が現れた。
サ「どう見ても主人公さん達のおかげです、本当にありがとうございました。
 世界の平和は守られました。・・・そして主人公さんの役目も終わりました。
 もうすぐ人間の世界に戻ります。辛いでしょうが、皆に最後のお別れを・・・」
サーナイトの姿が消え、主人公の身体も光となって消え始める。

初めて救助したあのキャタピーが、真っ先に主人公の異変に気づく。皆が振り向く。

―パートナー、そしてみんな、ゴメン。今日でお別れなんだ。今まで本当にありがとう。
パ:「・・・え? お別れって、どういうこと?」
―ポケモンとしての役目が終わったんだ。人間の世界に帰らなきゃいけない。
パ:「え? なんで? どうして? よく分かんないよ!
  別れるなんて! 折角・・・友達になったのに・・・」
―そうだよ。パートナーとは、いつまでも友達だ。ずっと忘れない。
パ:「待ってよ、主人公・・・」
―会えて、本当に良かった。
パ:「ボク、主人公がいなくなったら・・・」
―ゴメン、サヨナラだ・・・・・・。

光の珠となり、宙へと浮かぶ主人公。ポケモン達皆が彼の名を呼びとめる。
その声も虚しく、せいれいのおかの夕陽を背に、夕陽に吸いこまれる様に消える光の珠。
パ:「主人公ーーーーーーーーー!!」


―悲しみと静寂に包まれたせいれいのおか。皆の目には一様に涙。
「何でなんだよ・・・」「命を助けてもらった礼も言わせぬまま、居なくなるなんて・・・」
「折角世界が救われて、さあこれからって時に、急に居なくなるなんてよォ・・・」
ネイティオ:「いや、主人公のお陰で世界は救われたのだ。今思えば、天空に臨む
彼の様子は、まるで何かの定めを待っているかのようだった・・・」
パートナー:「・・・きっと、主人公は、ボク達を助けるためにポケモンになったんだ。
そして星を破壊した時が、別れの時だと知っていたんだ・・・。 何で、もっと早く
言ってくれなかったんだ・・・。別れると知ってたなら、何で教えてくれなかったんだ・・・」
フーディン:「知っていても言えなかった、彼もまたお前と同じくらい辛かったはずだ・・・」
パートナー:「ううっ・・・主人公・・・」 パートナーはその場に泣き崩れるしかなかった・・・

一方、天へと昇る主人公の魂。このまま何処に行くのだろう? ―ふと、誰かの声がする。
『友達が悲しんでいる・・・居なくなって初めて分かる、かけがえのない
 友達が・・・もし キミも強く願うなら・・・・・・また出会うことが出来るだろう。』(スタッフロール)
―別れたくない・・・もっと一緒にいたい・・・かけがえのない・・・大切な友達だから・・・
夜。救助基地前で座り込むパートナーとポケモン達。その背後に、願い叶い、実体化する光の珠が・・・ 〜END〜

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 19:06:03 ID:c18lIvpl0
バウンサー乙です。
凰って人はミカドの人(先代派)だったってことでいいのかな?

ポケモン不思議のダンジョン対策投稿乙です。
いい話だ。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 19:07:09 ID:c18lIvpl0
対策じゃなくて大作だった

246 :探偵 神宮寺三郎 KIND OF BLUE:2006/11/01(水) 19:16:21 ID:wpAMLhzR0
【ネタバレ少なくストーリー要約】

前作(Innocent Black)の続編にあたる。
神宮寺の助手を勤めていた洋子は、事務作業から調査、部屋の片付けまでこなしてくれる、完璧な助手だった。
しかし諸事情によりやむなく解雇しているため、事務所は神宮寺ひとりで切り盛りしている。

ヤクザの一人を調査するうち、『蒼ざめた馬』という組織に巻き込まれる。
『蒼ざめた馬』は、この世界をトップを殺し、新しい世界を創るというもの。
これ以上関わると神宮寺の命に関わると、依頼主が依頼を取り下げ、
その後、サックスプレイヤーの『エディ』が作った「ブルー、オーバー・ザ・ブルー」という曲の全曲を探す依頼を受け、
探しているうちに、エディの孫娘『藍子』と出会う。

藍子の心と藍子のカウンセリングのクライアント『源田』の死の謎について追っていると、
彼女にカウンセリングを受けているという『洋子』に再会する。
藍子の心の闇や過去の苦しみを、これ以上探らないであげてくださいと、藍子を庇う洋子へ、
「だが、このまま放っておいては彼女が一人でがけっぷちまで行ってしまうんじゃないか?
ただ優しくするだけでは理解できないこともある。」という神宮寺の考えに洋子は理解した。

謎が解け、『源田の死』『藍子の家族の過去』『エディの想い』を藍子自身へ話す。
藍子は、藍子を心から理解してくれる仲間の想いにも助けられ、思いつめた心を解放する。
断片的だった曲を一つに繋げる事ができ、藍子の隣でエディに曲を聞かせる事ができ、依頼は終了した。
『蒼ざめた馬』は解体し、結局Xデー(世界を変えると言っていた日)は何もないまま終了する。
洋子は、何も変わらず、人の心を第一に考えて動く『探偵』である神宮寺の元でもう一度サポートさせて欲しいと言った。

END

247 :探偵 神宮寺三郎 KIND OF BLUE:2006/11/01(水) 19:28:20 ID:wpAMLhzR0
で、要望があった「御苑洋子の顛末」だが、
解雇されてからニューヨークの友人のところで仕事の手伝いをしていたとき、
藍子と出会い、彼女にカウンセリングを受ける事になった。
日本には一時的な帰国で、1ヵ月後にはまたアメリカに戻るという。

そんな中、神宮寺と再会し、藍子に関する事件を通じて、
自分が藍子を心配していたつもりが、結局表面上だけの心配で、
心の奥底まで変えられるような事ではなかった。
神宮寺の「探偵」としての仕事は、真実だけを求めるのではなく、
人の心まで考えた仕事だったんだと思い、彼女は再び神宮寺の元で働く決意をする。


前作で一方的に解雇したのは神宮寺だが、
彼自身も彼女のサポートがあってこそだと自覚したので、再雇用。

248 :探偵 神宮寺三郎 KIND OF BLUE:2006/11/01(水) 19:30:44 ID:wpAMLhzR0
>>194
こんな感じでいいか?

詳しくネタバレアリのも必要なら書くから言ってくれ。

249 :ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ:2006/11/01(水) 19:40:48 ID:se8r9gKa0
その後、世界は平和になるがまだまだ災害の余波は残っており、主人公らは
今まで行けなかった、また新たに発見されたダンジョンでも救助活動を続ける。
伝説ポケモン達も元のダンジョン奥地に舞い戻り、辿り着ければ、力試ししてやると
ばかりに、強さをより磨いたボス達と再戦可能。上手くいけば仲間になってくれることも。
また、三鳥を全て仲間にすると海の神への道が開け「命を賭けて、かかってこい!」が
聞けたり、三犬に認められるとホウオウに遭えたり、レックウザが破壊・撃墜した隕石に
乗ってたのが実はデオキシスだったり、ミュウツーが「西の洞窟」にいたりと、
映画とか本編を見てたらニヤリな展開が幾つか。

そしてここからは、最後の最後にツンデレを見せた、ゲンガーの後日談。

ある日アーボ・チャーレムからゲンガーを見なかったかと聞かれる。何故か彼のノリが悪く
これじゃワルさするのも当分休止だなと嘆く二人。アーボ:「思いつめたような顔してるし。」
チャーレム:「思いつめた? いつもいやらしく笑ってるとこしか見ないよ?」
アーボ:「いや、口元あたりが微妙に違う。オレには分かる」 チャーレム:「そんなもんかねぇー」
数日後、2人が広場で話している。どうやら単身で、「ひょうせつの れいほう」に挑んでいるという。
「厳しい場所みたいだけど、どうしてもキュウコンに会いたいんだって」「会って何すんだろな?」

数日後、基地の前にそのゲンガーが立っていた。「ケケッ! おそよう! 相変わらずお寝坊だな!」
「お前なんかに頼むのはシャクなんだが・・・お願いだ。オレをキュウコンの所まで連れてって
 くれないか? 一人じゃあのダンジョンは歯が立たなくてな・・・お願いだ!」 いつになく真剣に
モノを頼むゲンガーに、思わず承諾してしまう。 で、彼の護衛をしながられいほうを登ることに。

奥地には、逃避行以来姿の見えなかったキュウコンが戻っていた。ゲンガーが語りだす。
ゲ:「久しぶりだなキュウコン。オレをこんな姿にしてくれやがって」
キ:「・・・タタリを受けたのはサーナイトであってお前ではない。おまえがその姿になったのは私のタタリでは
  なく、おまえが逃げ出したからだ。人間だった自分からも、サーナイトからも。その卑怯な心が原因だ。」
ゲ:「うるせえな!そんなことより・・・そのサーナイトのタタリ、解いてくれねえか?」 キ:「・・・お前が頼みごとを?」
ゲ:「オレも物を頼むなんて悔しくて鳥肌立ちそうだがな。断るならキサマを倒す! ・・・後ろのヤツがな!」
(!?Σ なマークが出る主人公率いる救助隊)
だが、タタリは自分では解けないと言うキュウコン。その力はあまりに強く、たとえ祟った本人が
倒されても残り続けるそうだ。ただし、キュウコンが怒ったのはゲンガーの卑怯な心に対して。
今のゲンガーの心の持ち方次第では、もしかしてタタリが解けるかもしれないとのこと。
キュウコンは、サーナイトの本体が眠っているという「やみの どうくつ」へのカギとなる石を渡してくれた。
ゲ:「なんだよ、その洞窟とやらに行って石コロ置いたら解決かよ! 脅かしやがって ケケッ!」
ゲンガーらが去った後、キュウコンが独り言。
キ:「アイツめ、だいぶ変わったな。だがまだ揺れている。それに気づけばいいのだが。」

翌日、また基地にゲンガーが訪れる。「次も大変そうだが、よろしく頼むぜ! ケケッ!」
「やみのどうくつ。そこにサーナイトの実体があるんだな。オレのせいでサーナイトは
 ・・・いや、関係ないね、単なるオレの気まぐれだ。ケケッ!」 揺れるゲンガー。

やみのどうくつは、どくとゴーストタイプのポケモンが溢れかえる危険な場所。
ゲンガーが強力なゴースト技を喰らってしまえばもうひとたまりもない。ゲンガーも
守らねばならないが、自身も襲い来る猛毒攻撃や何やをかわしながらの難しい依頼だ。

最深部へ付き、石をいかにも怪しいくぼみに置くゲンガー。何も起こらないと思ったら
どこからか声が聞こえてきた。『私は闇の審判、ご心配なく、怪しい者ではありません。』
『先ほど封印を解くカギが差し込まれました。このタタリはサーナイトさんへのものですね?
 ですが、すぐに解くわけにはいきません。あなたにその資格があるか試させてもらいます。』
ゲ:「何だ? 何か試されるのか? ボスとか出てきて戦ったりするのか?」
『いえ そんな野蛮なことはしません。質問に答え、あなたの本当の心を見せてもらえば
 それで結構です。ただし・・・』 瞬間、強い力でゲンガーの四肢が硬直する。「ゲゲッ!」

『質問にはそこのあなた、救助隊の方に答えて貰います。』

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 19:46:08 ID:/NpbiTrkO
蒼ざめた馬ってのは結局何もなし?何のためにでてきたんだ…

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 19:50:55 ID:wpAMLhzR0
>>250
曲を探してる時に蒼ざめた馬のトップと絡んだり、
知り合いのヤクザの組の若頭が、蒼ざめた馬に拉致されたのを助ける依頼受けたり
今回の憎まれ役が、蒼ざめた馬と裏で繋がってたり…

こんな感じでストーリーに散りばめられて絡んでくるんだが、
よく考えてみると最終的にはあまり関係ないんだ
最終的には、蒼ざめた馬のトップが殺されるわ、組織は空中分解だわで…

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 20:13:00 ID:tW/Kx8hy0
悲惨w乙ですー

253 :ポケモン不思議のダンジョン@エピローグ:2006/11/01(水) 21:01:43 ID:se8r9gKa0
ゲ:「ゲゲゲッ! 何だとーーっ! 何でコイツがオレの気持ちを
  代弁しなけりゃならんのだ? オレにやらせろーーっ!」
『ゲンガーさん、あなたの心は複雑に絡まっています。あなたは、本当の
 心を 決して見せないでしょう。(ゲ:何だとーー!) 救助隊の方、あなたは
 これからゲンガーさんの心の中に入ります。ゲンガーさんの気持ちを、上手く
 誘導してください。もし彼の本当の気持ちを引き出せなかった時は・・・
 タタリは、二度と解けないでしょう。』
ゲ:「ゲゲゲーッ! おい、オマエ! 適当なこと答えたら承知しないからなっ!」

―ゲンガーの心の中。主人公の夢の世界や、主人公の性格診断がされた場所と
似ているが・・・重苦しい。これはゲンガーの使ってきた"ゆめくい"と同じ光景だ・・・
主人公のポケモン性格診断の時と同様、どこからか声が聞こえてくる。
『チャンスは一回だけです。』違うのは、声の主が精霊やサーナイトでなく、「闇の審判」
であるということだ。質問も気楽なモノではなく、心をえぐる容赦ない言葉が飛ぶ。

『何故このタタリを解きたいのですか?』―「サーナイトを助けたいから」
『・・・それはウソでしょう? ゲンガーさんは昔、サーナイトさんを見捨てたじゃないですか そんな
 ゲンガーさんが、なぜ今さらサーナイトさんを助けたいのですか?』―「自分を庇ってくれた」
『確かにサーナイトさんはゲンガーさんを庇いましたね、自分の身を犠牲にして。
 でも、その時ゲンガーさんはどうしたのですか?』―「見捨てて逃げ出した」
『ゲンガーさんはなぜ、サーナイトさんを見捨てたのですか?』―「後で助けようと思った」
『それで今こうしているわけですね。質問は終わりです、心残りはないですか?』―「はい」
(以上の会話は一例)

『ゲンガーさん、あなたがこのタタリを消す資格があるかどうか、
 今から結果を言います。タタリは・・・消すことができませんでした』
ゲ:「(震えだす)ま・・・、まっt『とても残念ですが、これでサーナイトさんのタタリは永久に』
ゲ:「待ってくれーーーーーーーーー!!」 ゲンガーがかかっていた呪縛を自力で振り切る。
ゲ:「オレに・・・オレに言わせてくれ! 確かにオレはサーナイトを見捨てて逃げ出した。
  タタリが自分にかかるのが怖かった。自分だけが助かればいい・・・そう思ったんだ。
  しばらくしてオレは、タタリのこともサーナイトのことも忘れてしまっていた。沢山の時間も過ぎた。
  でもサーナイトはオレのことを忘れていなかった。ある晩、主人公の夢の中でサーナイトが言ったんだ
  大切な友達だし、いつかまた会えると信じてる、って。サーナイトはこんなオレでも思い続けてくれてた・・・」
ゲンガーの目から自然に涙がこぼれ落ちる。
ゲ:「それに引き換え、オレはなんて我がままで身勝手だったんだろう。サーナイトだけじゃねぇ。
  チーム主人公も、あんなに嫌がらせしたこのオレの我がままを聞いてここまで連れてきてくれたんだ。
  やっと分かった。オレに足りなかったもの、それはみんなに対しての、"感謝の気持ち"だ・・・」

突然周囲が光る。『タタリを解くカギが開きました』。そこにはサーナイトが倒れていた。
「成功したな、ゲンガー!」 後ろからキュウコンが入ってきた。 ゲ:「オレには何が起きたかさっぱり・・・」
キ:「私はかつてオマエの歪んだ心に怒り、呪った。だからオマエの足りない心が満たされれば、
  封印の方も解ける。サーナイトのタタリを解く最後のカギ・・・それが"感謝の気持ち"だったのだ」
キ:「安心しろ。サーナイトはじき目を覚ます。ただし、オマエが昔のパートナーだったことは、
  サーナイトには分からないだろう・・・」
ゲ:「いいんだ、それでも。サーナイトが戻ってきた。それだけで、オレは・・・」

基地へと戻った一行。
サ:「ありがとうございました。私タタリが解けたんですね。 初めてお会いする方なのに
  なんてお礼したらいいのか・・・助けていただいて本当にありがとうございました。」
ゲ:「・・・良かったな、サーナイト。  ―おい、付き合ってくれて本当にありがとうよ。これは礼だ。」
(貰えるのは「つうかスカーフ」。付けるとゴーストの様に水場も壁もすり抜けられる逸品)
ゲ:「じゃあな。」  サ:「あ、待ってください!」  ゲ:「何だよ?」
サ:「名前を・・・名前をお聞かせ願えないでしょうか?」

ゲ:「ケッ! オレの名はゲンガー。よろしくな。」 サ:「私はサーナイト。よろしくお願いします。」

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/01(水) 22:16:06 ID:P0NJ9OCyO
>>253ポケダン乙です!

255 :スカイガンナー:2006/11/02(木) 01:27:57 ID:Xt0sVL9S0
>>228
記憶だけで。間違いがあるかもしれない

ここは空を飛ぶことが難しくない世界。
人々の服装や建物の様式などは19世紀から20世紀初頭のヨーロッパのような感じなのだが、
機械技術のレベルが高く、飛空挺が飛び交っている。
そんな中、小型の戦闘艇に乗ってさまざまな空の仕事を請け負う者たちが居る。
銃を装備した戦闘艇を駆る彼らを人々はガンナーと呼ぶ。

ある地方都市リーヴでは博覧会が開かれようとしていた。
しかしその博覧会を狙う怪しいカゲが・・・

キャラクター紹介
ここを見るといいでしょう
ttp://www.jp.playstation.com/scej/title/skygunner/chara/body.html

256 :スカイガンナー:2006/11/02(木) 02:31:54 ID:Xt0sVL9S0
Scene1:天才的犯罪者ヴァントル登場(主人公三人共通)

博覧会の開催を記念してリーヴに寄航している豪華客船(もちろnこれも飛空挺)メルヴィーユ。
リーヴ上空を航行するその船内では博覧会の目玉となる「永久機関」のお披露目パーティが開かれようとしていた。
そんな中、警備担当者であるアルディ警部はパーティらしくお洒落をした女性ガンナー、ファムと話をしていた。
天才発明家でありながらまた大胆不敵な天才犯罪者でもある「ヴァントル」がこの博覧会を
狙っていると言う情報を手に入れたアルディ警部が、ファムに依頼して別の街から来てもらったのだ。
何者かによって兵器会社から「機械兵」という新兵器が盗まれたと言う情報もある……と心配そうなアルディ警部。

その頃、ヴァントルはどこかでほくそえんでいた。
「さあ、これは「永久機関」が私のものとなる前祝いだ!」
メルヴィーユの近くで、花火があがった。乗客たちは歓声を上げるが、アルディ警部は
「こんなイベント、予定になかったはずだが・・・」と不審そうだ。

一方、シエルとコパン。
二人が住みついている海上カフェでシエルは整備、コパンは休憩をしながら雑談をしている。
そこに小包が届き、開けると電話が入っていた。と、いきなり鳴り出したのでとりあえず取ってみるシエル。
「もしもし」
『リーヴの街のガンナー、シエルくんとコパンくんかね?私の名前は、ヴァントルだ!』
「ヴァントル?」
『ぐっ?……こんな田舎の町では私の名前も知られていないか……
まあいい。実は、君たちに忠告をしようと思ってねえ』
ヴァントルは、「永久機関を盗むけど君たち程度が逆らっても無駄だから手出ししない方がいいよ」といった感じの事を語る。
切れた電話の受話器を置きながら、シエルはコパンと顔を見合わせてうなずきあい、
二人は停泊させていたそれぞれの飛空挺に乗って飛び立った。

シエルとコパンの飛空挺がメルヴィーユ付近の空域に到着すると、既にヴァントル一味の襲撃を受けていた。
メルヴィーユの後部には大型戦闘艇「スターブル」が陣取り、
周囲にはプチ戦闘艇「プルミエ」が編隊をなして多数飛び交い、
メルヴィーユの甲板にはなんと大型人型兵器である「機械兵ヴァンクール」までがいる。

とりあえずプルミエと交戦して落としていくと、ファムから二人に通信が入る。
自分もガンナーであり外に出て支援したいのだが、メルヴィーユのハッチのすぐ外を
大型戦闘艇が抑えているので出撃できない、何とかしてもらえないかと頼むファム。
モテるためにガンナーになったと公言するほど女の子好きなコパンは「任せな!お嬢さん!」と張り切る。
大型戦闘艇だけでなく、甲板にいる機械兵も邪魔になりそうだったため
シエルとコパンは手分けしてその双方を排除した。

邪魔がなくなったので外に出ようとするファム。
しかし動力が伝わっていないのか、ハッチが開かない。
やむなく飛空挺の機銃でハッチを破壊し、やっと外に出てシエル、コパンと合流することができた。
三人で協力して残りのプルミエたちを片付けていく……。

しかし、ヴァントルの策は単に襲撃して永久機関を奪うといった単純なものではなかった。
どこからか近づいてきていた対となっている2つの牽引戦艦「ゴーシュ&ドロワット」が
メルヴィーユの甲板に牽引機を打ち込み、メルヴィーユの移送を始めた。
ヴァントルは大胆にも豪華客船丸ごとを盗んでいこうとしているのだ。

しかし三人がそれを見逃すはずもなく、牽引機をすばやく破壊してメルヴィーユを開放した。
激しい攻撃を加えてくるゴーシュとドロワットも、集中攻撃することで堅牢なシールドを除去し
その下に隠されていた機関部を破壊することによって撃沈した。

なんとかヴァントルの永久機関強奪を阻止したガンナー三人。
しかしヴァントルは「なかなかやるではないか、でも次はどうかな」的なことを
言っていたので、どうやらあきらめたわけではなさそう。
こうして、ファムはヴァントルからの博覧会警備の仕事を継続するためにリーヴにとどまる事になった。

続く

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 02:37:53 ID:pkowq4SV0
横から別人が失礼するが、ポケダンはエンディング以降、
「主人公とパートナーが、ただの1ポケモン扱いになる。」という、ある意味で悲劇が起こる。
(主人公・パートナーになれるポケモンだけはイベントの合間に顔グラフィックが表示されるが)

そのため、主人公に感情移入してたり、パートナーの優しさに心打たれていると、
結構ダメージを受けるので、お気をつけ下さい。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 11:18:44 ID:Fmq0HfoA0
ポケダンの人ありがとうございました!
知りたかったゲンガーのイベントが読めて幸せです。(子どもに勝手にクリアされてしまったので
途中〜エンディングが???でした。)
もう、ホントに泣かせてくれるんだから・・・、”うるうる”の仕込みが大杉。

>257
同意です。いきなり作業モードに切り替わったので、えらいショックでした。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/02(木) 13:14:58 ID:0cKbJclF0
未解決リストにあがっているPS2「メタルサーガ砂塵の鎖」なんだけど、
どの部分のストーリが知りたいのかな。
このゲーム、各NPCがらみのストーリはあちこちにあるけど、通常の
「一本道ストーリ」はない。「ラスダンに入るための連続イベント」
ならある、って程度なんだが。
「ラスダンに入るための連続イベント」だけなら、まだ覚えているんで
ネットや攻略本片手に何とか書けるが、どうだろうか?

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 01:34:38 ID:uPnWZx7b0
バウンサーの人ありがとう。
昔挫折しちゃったからストーリーがわかってスッキリしたよ!

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 07:34:43 ID:gGspbW6FO
DSのテイルズオブザテンペストお願いします

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 08:04:53 ID:qSVhvQ4OO
>>261
ゲバルって主人公が監獄でオリバって奴を倒して革命を起こすんだよ。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 18:57:50 ID:gGspbW6FO
>>262え…違うよねゲバルって誰w

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 19:40:00 ID:dVXbuxVb0
>>263
ヒント:少年チャンピン、バキ

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/03(金) 23:34:06 ID:bjmJLJ4q0
PS2の「鋳薔薇」と「THE ロボットつくろうぜっ!〜激闘!ロボットファイト〜」をお願いします。

266 :スカイガンナー:2006/11/04(土) 01:31:38 ID:pCLIBEms0
Scene2:強襲!ヴァントル収集隊(主人公三人共通)
博覧会へ出品される品々を輸送してくる貨物船団(当然これらも飛空船)が
ヴァントルから狙われる可能性があるため、その護衛を頼まれたシエル、コパン、ファムの三人。
だが、コパンは襲撃が起こらない限り退屈なこの仕事が不満そうだ。
ファム「でも、これが終わったらお礼に新型のエンジンをくれるって言っていたわよ?」
コパン「そう言っても、一つだけだろ?三人のうち誰がもらうんだよ?」
そうコパンがぶつくさ言っていると、船員たちがあわてた様子でやってきた。
ヴァントルの襲撃が始まったのだ。

多数のプルミエの編隊が輸送船を墜落させるべく船団に接近してくる。
三人それぞれが編隊を次々と撃墜していくと、後方からさらなるプルミエの大編隊がやってきた。

数の多さにうんざりしながらも全ての編隊を片付けてほっとしたのもつかの間。
今度はプルミエのようなプチ戦闘艇ではなく大型戦闘艇スターブルが接近し、
そのうえ気球式空中戦艦バレーヌが長距離砲撃を開始、(プーレ「バレーヌ砲、行くデス」)
さらに破壊工作をするためのプーレたちが中に詰まったポッドが突撃してくる(プーレ「突撃ポッド、行くデス」)
という多重攻撃が始まった。
これに対して三人は、ファムが輸送船団の周りで待機して近づいてくる戦闘艇を倒し、
シエルはバレーヌへと接近して撃破し砲撃を止めさせ、
コパンは飛んでくる突撃ポッドを次々と撃破していく、という手分けする作戦に出る。

作戦が成功し、三人それぞれがヴァントル一味を撃墜して輸送船への攻撃を阻んだ。
数機だけ残ったスターブルに乗っているプーレたちはたまらず逃走を開始するが、
シエルが追撃してさらに多くのスターブルを撃墜した。

ひとまず襲撃からの輸送船団防衛は成功したものの、
やはり相手の動きを待つなんて性に合わないと不満なコパン。
するとファムがこっちから打って出ることを提案し、コパンはそれに乗った。

三人が貨物船団の進路上に少し先回りしてみると、ヴァントル一味の大船団が居た。
ファムの推理どおり貨物船団を待ち伏せしていたのだ。
意外な展開に少しあわてるヴァントルだが、これまでの戦闘艇とはスケールが違う
巨大な浮遊戦艦グランディールがあるためか強気に三人を撃破するつもりのようだ。

こんなものまで用意していたのかとあきれる三人だが、ファムの
「この戦闘で一番活躍した人が新型エンジンをもらえる、なんてどう?」という
賭けの提案にシエルとコパンも乗り、俄然やる気を出す。

左右のエンジン部分とそれに吊り下げられた本体と言う変わった形をしているグランディールには
大量の砲台や機銃座が付いており、接近すると苛烈な砲撃が始まる。
さらにプルミエの編隊やバレーヌが続々と現れてグランディールの援護をする。
だが、戦果競争にやる気満々なガンナーたちはどんどんと援護戦闘艇を落とし
グランディールの砲座や機銃も沈黙させていく。

意外な苦戦に、ヴァントルはグランディール搭載の新兵器「雷発生装置」を発動させた。
すると突然先ほどまでの青空が嘘のように濃い雷雲がたちこめてきて視界が悪くなり、
さらにグランディールから放出された「羽根爆弾」という、敵に自分で飛んで突っ込んでいく爆弾が
雷のパワーを吸収することで威力を増してガンナーたちの機体へと突っ込んでくる。
しかも雷発生装置は甲板に露出しているものの、バリアー装置によってこちらの装備では
雷発生装置にダメージを与えることが出来ないのだ。

だが雷発生装置の近くに砲座が並んでいることに気づいたガンナーたちは、
その砲座を撃破した爆発の力によってバリアーを破り、雷発生装置を破壊する。
そしてエンジン全てを破壊されたグランディールはとうとう墜落し、
ヴァントルは怒りとともにガンナーたちへの雪辱を誓うのだった。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/04(土) 20:06:33 ID:Hvmu5IFgO
「御神楽少女探偵団」「続・御神楽少女探偵団〜完結編〜」お願いします。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 07:27:58 ID:3KB/z0Y40
最近の一度に二つも三つも要求するあつかましいリクって荒らし目的?

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 13:52:46 ID:spugckE2O
PSの「ミザーナフォールズ」とGBの「読本夢五誉身(よみほんゆめごよみ)天神怪戦2」を教えてください。
よろしくお願いします

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 13:53:34 ID:ZHOkbftY0
>>269
>>268


271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/05(日) 20:01:05 ID:kJfYqzaO0
プレステ「閉鎖病院」の「板垣の秘薬編」をお願いします。
北条からの告白にいたる経緯、特に告白の場面の台詞回しが論理的で面白いと聞いたので
そこらへんを台詞まで含めて詳しく教えてくれるとうれしいです。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 00:34:14 ID:qjfFinJtO
>>53-59
乙!とってもおもしろかったです

どなたか「天外魔境真伝」をお願いします

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 00:46:48 ID:4U6m8BJr0
>>268
リク増えることの何が問題なん?
書かれるかどうかはわからないんだから別にいいじゃん。

274 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド8 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:38:14 ID:MBuy8zQA0
レベル5 〜シメリケ湿地〜

湿地と言うからには湿度が高いのは納得できる。だが、視界が不明瞭なのは何故か。
時折、蚊のような羽虫の群れに襲われ、体力を削られる。
歩いていくと、ポケットの沢山付いた上着に探検帽という出で立ちの、探検隊員たちと出会った。
以前、ここには虫たちの餌場となるような花畑が存在したが、今はこの毒ガスのせいで枯れているとのこと。
マッピング用の地図を見てみたが、やはり何もかかれていない。
視界が不明瞭なのは毒ガスのせいなのか。だが息苦しくは感じない。
隊員に詳しく話を聞いてみると、この毒ガスは人体には影響が無いが植物には致命的とのこと。
どこかにガスの噴出口があるはずなので、そこを破壊すればあるいは・・・。
そんなこと考えながら進んでいくと、小山が見えてきた。
あれは何だろう?と思っていると、突然、1メートル以上もあろうかという巨大な蜂に襲われた!
倒しても倒しても切りがない。ヘトヘトになった頃、ようやく蜂は居なくなった。
先ほどの小山をよく見てみると、それは巨大な蜂の巣だった。
中に入ると、数メートルはあろうかというさらに巨大な蜂が弱々しく横たわっていた。その側には探検隊員の一人が立っている。
巨大な蜂が何事かささやくと、虫の言葉を解すらしい隊員は通訳して話してくれた。
この蜂は女王蜂で、餌場が無くなって困っている、突然襲い掛かった非礼はお詫びするので、どうかこの毒ガスをなんとかしてほしいとのこと。
もちろんお礼はするとのことなので引き受けた。
蜂の巣を出て、さらに奥地に足を運ぶ。毒ガスの噴出口を見つけたので破壊すると、少し視界が開けた。
どうやら噴出口は複数あるらしい。合計3つの噴出口を破壊し、毒ガスは完全に消えさった。
女王蜂のところに戻り、お礼をもらう。
花畑があったという場所にも戻ってみた。そこには一面に色とりどりの花が咲き乱れていた。隊員もうれしそうにしている。
地図を取り出し、心を込めて花畑を描き入れた。

続く


275 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド9 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:41:08 ID:MBuy8zQA0
レベル6 〜ドロリ沼〜

大小の沼が点在し、両生類・爬虫類がたくさん生息している。
遠くに、シメリケ湿地に居たような巨大な蜂が飛んでいるのが見えるので、近づいてみる。
高台の上に、ドーム状の建物が建っていて、その上空に蜂が群がっている。
側に探検隊員が居たので話を聞いてみるが、あの入り口を開く方法も解らないし、第一、あの高台に上る方法がないと言う。
傍らの石碑には「4つの光集まりしとき、入り口が開く」と書かれている。
とにかく地図を頼りに辺りを探索してみることにした。ほどなくして、奇妙なものを発見した。
地面から巨大な虫の頭が突き出している。その場から動けないらしいのでとりあえずは安全だ。
桟橋を見つけたのでオカリナを吹くと、どこからともなく海賊船がぬっと現れた。
ガイコツの副長は何か悩んでいるようだったので話を聞いてみる。
ここ、ドロリ沼の中心に聳え立つ「ムシシの穴」、強そうな用心棒を雇ってそこへ調査に向かわせているが、なかなか帰ってこない。
少し心配になったので、ムシシの穴に行く事があったら様子を見てきてほしいとのこと。
海賊船と別れて探索に戻る。高台から離れたところに、奇妙な建造物を発見する。
地図を見ると、その場所には小さい灯台のようなものがあって、光を放っている。
なるほど、これが石碑に書かれていた光か?だが一面に殻のようなものが付着していて地図とはだいぶちがう。
付着物をはがすと、建造物の先端から光が発せられ、高台に向かって一直線に伸びていった。
地図の四隅にそれぞれ小さい灯台は描かれている。残りの3つの建造物を周り、4つの光が高台に集まった。
高台に戻ると、ドーム状の建物の入り口が開いているのが見えたが、やはり高台に登る術がない。
上空に飛び交う蜂を見て、ふと女王蜂のことを思い出した。
シメリケ湿地の女王蜂のところに戻り、高台のことを話すと、なんと連れて行ってくれると言う。
女王蜂の背に乗り、ドロリ沼の高台まで飛び立った。女王蜂は疲れた様子で帰っていった。

<ムシシの穴>
入り口から入り、地下へ下っていく。中は怪しげな繭やルピーを食べる虫など、虫たちの天国になっていた。
しばらく通路を進んでいくと、英雄の祠で見かけたような、2つのスイッチを踏むと開く扉があった。
辺りを探してみると、やっぱり奴が・・・デデドドが居た。
海賊達が雇った用心棒とはデデドドの事だったのだ。
デデドドと協力して扉を開き、さらに進む。デデドドは先に勝手に行ってしまった。
毒ガスが充満している部屋に辿り着いた。壁から突き出た巨大な昆虫の腹からガスが吹き出ている。
ガスにむせながら急いでその部屋を通り過ぎ、地上に出る梯子を上ると、巨大な虫の頭のすぐ側に出た。
虫の頭が攻撃を仕掛けてきたので倒す。地下に戻ってみると、毒ガスは消えていた。
デデドドは最奥部の扉の前で待っていた。この扉の向こうに自分が求めていたものがあるかも知れないという。
たが扉を開くにはどこかに落ちている「黄金虫の蛹」が必要とのこと。運良く持っていたのでデデドドに渡す。
デデドドは黄金虫の蛹を使って扉を開いた。ここからは一時的に協力しましょうと言ってきたので協力することにした。
扉の向こうには、英雄の祠で会ったのと同じようなオオガネムシが居た。
デデドドと協力しながら同じ要領で倒すと、オオガネムシはさらにパワーアップして襲ってきた。それも何とか倒す。
同じように大量のルピーと黄色く輝く「アースのルピー」をゲットして、外に出た。

デデドドにお礼を払う。デデドドはこれから、兄弟子を追って流れ用心棒になると言い出した。
そして、払いが良いのでしばらくこちらに同行すると言ってきた。
桟橋に行こうとすると、デデドドの顔色が悪くなった。
依頼料をもらったのはいいが任務は失敗だ。海賊に合わせる顔がないとのこと。
金輪際、桟橋には近づきたくないと言ってデデドドは逃げ出した。それでいいのか?デデドド!!

続く

276 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド10 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:42:05 ID:MBuy8zQA0
レベル7 〜シバレル雪原〜

一面の銀世界。静かで何もなさそうに見えるが、ブーブリアンの砦もある。
静かといえば広大な墓地がある。北の方は吹雪いていて危険だ。
地図を見ながら散策していると、なにかが山の上に墜落したような音がした。
山の上に行ってみると、奇妙なものがあった。蒸気で動く気球といったところか。真鍮のボディが光っている。
偉そうな金持ちのガキと、黒いタキシードを着たその召使いが居た。
ガキは「カネアルデ家」のパウルというらしい。そして召使は爺や。
ガキの気まぐれにつき合って気球の旅をしてるらしい。
爺やが丁寧な態度で助けてほしいと言ってきた。気球のパーツを落としてしまったので飛べなくて困っているとのこと。
地図に飛行してきたルートを描き入れてもらった。このルートの何処かにパーツが落ちているらしい。
ほとんどがシバレル雪原内に落ちていたが、一部はドロリ沼の沼の中やシメリケ湿地にまで散らばっていた。
パーツを全て集めて爺やに渡し、お礼をたっぷりもらう。坊ちゃんと爺やは気球を直すと、飛び立っていった。
あまり気は進まないが、マッピングのために墓地へ向かう。
奇妙な形の墓を発見する。刈り上げヘアの女の顔の形の墓だ。何処かでみたような、そう、タウンの仕立て屋、チコのママに似ている。
その墓を地図に書き入れ、一旦タウンに戻る。
タウンに行ってみると、また門番のところの回転灯が点いているので、門番に話を聞いてみた。
また奥さんの具合が悪くなったとのこと。今度はどんな薬を飲ませても効かず、困っているとのこと。
チコのママに話を聞く。
「ここだけの話、あたしの家系ってのは、霊感が強くてね。見えないモノも見えちまうんだ。
一番霊感が強かったのはあたしのママだけど。でももう死んでるけどね。
墓はシバレル雪原にあるよ。今年もそろそろ、好物の『大地のスープ』を持って墓参りにいかなくちゃね。」
大地のスープの作り方は知ってるし材料もそろっていたので、家に戻りキッチンでスープを作り空き瓶に詰めて、またシバレル雪原へ向かった。
先ほどの奇妙な墓の前にスープを供えると、なんとチコのママそっくりの女性が現れた!
でも死んでるのでこれは幽霊か。霊感が無くても見えるものらしい。
チコのママのママは気になることを言った。
「この墓地の一番奥の、絶対溶けない氷に覆われた墓を見たことあるかい?
あの墓に眠ってる女が、最近タウンに行って悪さしてるらしいんだよ」
まさか、門番の奥さんが具合が悪いのって、幽霊のせいなのか?
急いでタウンに戻って、門番にそのことを告げると、門番はシバレル雪原に連れて行ってほしいと頼んできた。
自分はタワーから飛び降りればいいけど、普通の人間はそういうわけにもいかないし・・・と悩んでいると、
そこへ気球が飛来した。パウルと爺やだ。二人に気球で門番をシバレル雪原まで送ってもらうことにした。
自分はタワーから飛び降りる。すると、門番が着地地点付近で待っていた。
門番を連れて墓地へ行くが、門番は幽霊が苦手らしく、その場で硬直してしまった。
硬直した門番を押してなんとか例の氷に覆われた墓に着いた。女の幽霊が現れて門番に襲い掛かる。
門番は全力で逃げ出し、立ち止まって震えている。これではどうにもならない。
困ったのでチコのママのママの墓まで行って、助力を請う。
なんとチコのママのママはルピーを要求してきた。幾らか掴ませる。
チコのママのママはカーディガンを羽織り、門番の奥さんの物まねをして門番を励ました。
見た目とか全然違うし、そもそも幽霊に励まされてどうにかなるのか?と思ったが、意外なことに効いてるらしい。
「フフフ・・・愛の力ってやつさ」
チコのママのママはそんな事を言う。なんと、門番は目に見えてパワーアップしていた。
門番と協力して女の幽霊を倒した。
「仲がいい二人がうらやましかったの。ああ、私も、結婚したかった・・・」
そんなことを言い残して、女の幽霊は昇天した。
覆っていた氷が溶けている。墓に向かって手を合わせた。墓碑にはこう刻まれている。
「はかなき人生を送った女 ここに眠る 享年8才」

続く


277 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド11 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:46:37 ID:MBuy8zQA0
レベル8 〜デスマ山〜

標高20000mの、常識で考えたらとんでもない山、デスマ山。そのふもとに降り立った。
三分の一ぐらいまで登ったところで、登山道が巨大な岩で塞がれていた。
その岩の側に居る人が言うには、この岩は海賊船の大砲じゃなきゃ壊れないだろうとのこと。
ドロリ沼の桟橋のところに行ってみると、海賊船が停泊している。副長が焦った様子で話し掛けてきた。
海賊船内に虫が大量発生して困っている。下っ端たちはおろか、ボスまでも虫に取り付かれているとのこと。
虫を倒す代わりに大砲で岩を壊してほしいと頼み、交渉成立。
海賊船に乗り込み、虫に取り付かれた海賊を解放していく。最後にボスを解放する。
そのままデスマ山に向かい、大砲で岩を撃つと、粉々に砕けた。海賊船と別れ、デスマ山に改めて上陸する。
中腹まで登ると、「ヤマタミ村」という、原住民達が住む村に到着した。原住民たち何かにつけてるピーを要求してくる。
なんかギスギスした村だった。奥の方に行こうとしたが兵士たちが通せんぼしている。
そこを通り抜けると、なぞの洞窟があったので入ってみる。
その洞窟は、足場から足場へと垂直にジャンプしながら進む変わった洞窟だった。
洞窟の中を一気に登り、見晴らしの良いところに、とても臭いにおいの果物がなっているのを発見した。
高く売れそうなので収穫したがやっぱり臭い。登ってきたところと別のところから降りて、また村に戻ってきた。
通せんぼしている兵士の所を通りかかると、なぜか道を開けてくれた。
奥にあるの建物の中には、恐ろしく長い階段の上に玉座があり、ヤマタミの王が座っていた。
あの臭い果物は王の好物だと言うので献上する。王はさらに、血走った目でルピーを要求してきた。
少しずつ支払ってみた。そのうち、満足したらしく王は立ち上がった。そこへ、美しい娘が現れた。
「とと様、もうやめて!やさしかったとと様に戻って!」
どうやら王の娘らしい。娘は階段を駆け上がって王に取りすがったが、王はそれを振りほどいて出て行ってしまった。
階段を転げ落ちる娘。娘は王を追いかけて出て行った。こちらも王を追いかけることにする。
途中、兵士たちに足止めを食らったが、倒してさらに山の頂上へと向かう。
頂上からは薄く煙が立ち昇っている。山の頂上へ登って、火口へと、先ほど支払ったルピーを投げ入れている。
まるで自分がルピーを泉に捧げるが如く・・・。娘が泣きながら訴えてきた。
少し前に、「ルピじい」と名乗る謎の老人が現れ、王にルピーを貯めて捧げれば望みがかなうとのお告げをしたとのこと。
それから王も村民もルピーの事ばかり考えるようになってしまったとのこと。
ヤマタミの伝説にあるとおり、この火口から入れる「デスマの迷宮」の奥深くに眠る「マグマのルピー」、
それがあれば王たちの呪いは解けるかも知れないとのこと。
マグマのルピーってのはスーパールピーだな。意を決して火口の中に設置してある梯子を下っていった。

<デスマの迷宮>
あちこちに溶岩が流れる灼熱のダンジョンだ。溶岩を空き瓶に入れた水で冷やしたりしながら仕掛けを解く。
特に上と下とのつながりは重要だ。特定の位置の穴に落ちたり、マップをよく見て進む。最後のダンジョンだけのことはある。
やっとのことで最下階へ着いた。奥の扉を開けると穴に落ちた。どこまでもどこまでも落ちていく。
ふと足場に行き当たって止まった。下を見ると溶岩だ。落ちたら死ぬ。遥か上に小さく空が見える。
臭い果物を取りに行ったあの謎の洞窟に構造が似ている。溶岩から火の竜、ドラドラが現れた。
溶岩が競り上がってくる。溶岩に落ちないよう、慎重に足場から足場へと飛び移り、上を目指す。
途中、何度もドラドラが登るのを阻止してくるが、避けながら登る。
ついに上まで上り詰め、上空へと飛び上がった。追いかけてきたドラドラは外気に触れると、
火が消え、ルピーの塊となった。そのルピーをしっかり回収する。
赤く輝く「マグマのルピー」を手に入れ、迷宮を後にした。

火口から出てヤマタミ村へ戻る。マグマのルピーが赤い光をあたりに振りまくと、みんなの呪いは解けた。
王がお礼をくれると言ったので、呪われていたときに献上した金額以上をしっかり要求した。
村の中央部に案内されたので行ってみると、村民たちはお祭りムードで「チンクリ、最高〜!!」と騒いでいる。
チンクルなんだけどな・・・と思いながら、ふと見てみると、そこにはなんと自分の像が立っている!
村の危機を救ったチンク"リ"を称えるとのこと。像の前に賽銭箱が据え付けてあるのを見逃さなかった。
今度誰も見てないときに中身を頂こう・・・。

続く

278 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド12 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:48:28 ID:MBuy8zQA0
レベル9 〜妖精ガーデン〜

名前から想像していたのとは異なる、見渡す限りの砂漠の中に立っていた。
砂地を何となく歩いていると、突然アリジゴクに襲われそうになり、慌てて石畳がある所へ逃げ出した。
どうやらアリジゴクは砂地しか発生しないらしい。
ピンクルから通信が入ったので端末機を覗く。
「ハーイ、チンクル!どう?妖精ガーデンってステキな所でしょ?
・・・って・・・何よこれ!私が居た頃はもっと緑が多くてキレイだったのに・・・」
気になる台詞を残して通信は切れた。
側に謎の石碑がある。「フェアリーZ販売所」と彫ってある。
そのとき、どこからともなく謎の声が聞こえてきた。
「私の所に・・・いらして・・・」
その声に導かれるように、まっすぐに続く石畳の上を歩いていった。声はどんどん大きくなる。
石畳はサボテンにぐるりと囲まれた直径5メートルほどのくぼみのところで終っている。
「私は大妖精です。この妖精ガーデンには5色の小さい泉があります。その泉が涸れてしまい、困っています。
どうか5色の泉を復活させてください。もちろんお礼はいたします。」
と謎の声は頼んできた。
フェアリーZ販売所に戻り、要求されたルピーを払うと、なんと側に車が現れた。
車といっても車輪は無い、ホバークラフトだ。これならアリジゴクもこわくない。
サービスに地図も貰った。地図を見てみると、妖精の泉を中心に放射状に道があり、その先に黒・青・緑・黄・赤の泉があるらしい。
フェアリーZに乗り、近くにある緑の泉へ向かった。泉といっても大きい水瓶のような物体だ。
中を覗くとたしかに水が無い。その時突然ブーブリアンが襲ってきた。
砦の無いところで、しかも一匹だけ居るのは珍しいなと思いながら倒すと、ブーブリアンは黒い石を落とした。
三つ葉のクローバーのような形だ。どこかで見たような形だなと思いながら先ほどの緑の泉を見てみると、同じ形のくぼみがある。
試しにはめようとしたが色が違うためか合わない。よく見ると三つ葉のほかに丸と四角のくぼみもある。
黒の泉に行き、石をはめるとぴったり合った。なるほど、この石を合計5×3=15個集めないとならないのか。
本隊から外れて道に迷っている探検隊員や観光に訪れている妖精マニアなどの人々に話を聞き、砂漠の隅から隅まで、フェアリーZで駆け回った。
地図では川になっていたところに今は水はなく、橋だけが残されている。かつて花畑だったところは虫たちが集っていた。
そしてかつて神殿だったところには今は何もない。地図と今の地形はだいぶ違う。
該当の色の石を3つ泉に奉げると、泉から水が湧き出した。とうとう5つの泉は復活した。
妖精の泉に戻ってみると、泉は水で満たされていた。辺りを照らす光の粒子が集まったと思うと、泉の上に女性の姿が現れた。
頬骨が高く美しい、どこかで見たような顔の女性。背中に妖精らしい透明な羽根がついている。これが大妖精か。
「ありがとうございます、チンクル・・・いえ、茂木立さん!」
突然、なんだか懐かしい気分になった。
−その名前で呼ばれるのは久しぶりだ。もうチンクルになって長いから、自分でも忘れかけてたよ。
 そう、オレの名前は茂木立(もぎたて)(※注1)。名前と言うか苗字だけど。
 というか、なんでこの世界の人がオレの本名を知っているんだ?
 チンクルになってから一度も本名を名乗った事は無いのに・・・・。
動揺しているこっちをよそに大妖精は話を続ける。
「どうして名前を知っているのかと不思議に思っているようですね。いくらチンクルになろうとも私の目は欺けません。
私にはありのままのあなたの姿が見えます。」
なんか気になることを言われたが、大妖精ともなるとやっぱり凄いんだなと納得して、とりあえずお礼をもらって帰った。
タワーに登り、泉にルピーを投げ入れる。いつもどおりタワーが伸びる。
タワーは、もうこれ以上高くなったら空気が無くなって死ぬな、というくらいまで高くなった。
っていうか、常識的に考えたらとっくに死んでいるはずだが、デスマ山の高さもあるし、深く考えるのはやめた。
あの月にも手が届きそうだ。
ルピじいの姿が現れた。相変わらずルピじいがどこに居るかは謎だ。ルピじいは興奮した様子だ。
「うおおおおおー!!もうすぐ、もうすぐだぞ!!ルピーの力が流れ込んでくる!!
フッフッフ。お前はやはり、わしが見込んだとおり優秀なチンクルだったな!」
なんだか悪い予感がするのは気のせいだろうか・・・。

続く

※注1・・・ここで呼ばれるのはセーブデータ作成時に入力する名前です。

279 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド14 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:49:52 ID:MBuy8zQA0
レベル10 〜オーラス遺跡〜

オーラス遺跡に向かって飛び降りようとすると、心の中に大妖精が呼ぶ声が聞こえてきた。
予定を変更して妖精ガーデンへ向かう。大妖精は驚くべき事実を口にした。
「あなたにお伝えしたい大事な話があります。よく聞いてください。
地上に満ち溢れた悪しきルピーの力。そして、高らかに響き渡ったあの笑い声
もうお気づきですね?そうです。ルピじいと名乗る老人、
その正体は悪しきルピーの象徴ルッピーGなのです。
ルッピーGはルピーをみずから取り込み、その力を使って、この地上を恐ろしい世界に変えようとしています。
その名もルッピーランド。ルッピーランドとは全ての人々が最悪の暮らしを強いられる、まさに悪夢のような世界です。
ルッピーランドでは全ての人々がチンクルにされてしまいます。
ルッピーランドで待つのは、ただひたすらルピーを集めるだけの毎日。
自由?安らぎ?ルッピーランドにはそんなもの一切ありません。
ルッピーGの欲望を満たす為の世界。それがルッピーランドなのです。
名づけて『悪者ルッピーGのはい色ルッピーランド』といったところですか。
そんなルッピーランドにあなたは行きたいですか?」
−返事はNoに決まっているだろ?
「さすが茂木立さん。チンクルになっても正しい心は消えていませんね。
この平和な地上をルッピーランドなどにさせてはなりません。ではあなたを信じてこれを授けましょう」
ルピー飾りの付いたカギを貰った。
「オーラス遺跡の奥深く、そのカギで開けられる扉の向こうに、あなたしかできない大事な使命が待っています。頑張ってください」

改めてオーラス遺跡へ降り立った。ここは島全体が大きな遺跡になっている。ブーブリアンの本拠地があることでも有名だ。
遺跡の壁に穴を開けて住んでいる男に会った。
「よう、あんたがチンクルか。噂には聞いているよ。いきなりだが、あんたに頼みがある。
オレの知り合いのカップルを助けてほしい。・・・おい、出て来いよ」
出てきたのは若いブーブリアンのカップルだった。
ブーブリアンの親方に結婚を反対されて逃げ出してきたが、大切なティアラを取られてしまった。
ティアラが無ければ結婚式を挙げることが出来ないので、取り返してほしいとのことだ。
引き受けると、「ブーばな」をくれた。ブーブリアンの本拠地に入るために必要な鍵だ。
壁の上から爆弾で攻撃してくるのを避けながら、本拠地の前の扉までやってきた。
豚の鼻のくぼみにブーばなを嵌めると、扉が開いた。
本拠地のブーブリアンは、今までのブーブリアンとは比べ物にならないほど強いが、なんとか本拠地を壊滅させた。
ティアラも取り返したのでブーブリアンのカップルの所に戻った。早速結婚式を挙げようということになった。
ティアラを被りブーケを手に花嫁衣裳もばっちり。だがなにか足りない。
「なぁ、あんた、何かこうパーっと盛り上げるようなモノ持ってないか?盛大に送り出してやりたいんだよ」
確かアレが・・・と思いながらランドセルを漁る。あった。一瓶だけ残っていた。
中身を空けるとパチパチと景気のいい音を出した。以前作っておいた「チンクル花火」だ。
「そうそう、そんな感じだよ!」
男も満足したようだ。ブーブリアンの彼女は後ろを向いてブーケを投げた。
思わず拾いに走ってしまった。ナイスキャッチ。そのブーケをよく見てみると、奇妙なイカす花が使われていた。
大切な記念品なので屋根裏部屋に置いておこう。



280 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド15 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:50:28 ID:MBuy8zQA0
ブーブリアンの本拠地のさらに奥にその扉はあった。大妖精からもらった鍵で扉を開けた。
扉の向こうはなぜか神聖な空気が漂っていた。小さい銀色の体の妖精たちが飛び交っている。
「チンクルとはルピじいに仕えるために奴隷にされた姿。チンクルになるとルピー梨では生きられなくなる」
「5つのスーパールピーを祭壇に捧げなさい。そうすればマスタールピーを手にすることが出来るでしょう」
「マスタールピーは良きルピーの象徴です。願えばルピじいのところへ導いてくれるでしょう」
妖精たちはそんなことを説明してきた。
言うとおりに奥の祭壇に5つのスーパールピーを捧げる。白く輝くマスタールピーを手に入れた。

オーラス遺跡のマップも完成したので、タウンに帰ってマップ屋に見せに行くことにした。
マップを見たマップ屋のお婆さんは、感極まった様子だった。
「ああ、世界中のマップが描けたよ!あの人の夢が叶ったよ!これであの人の元に行ける・・・。
これはあの人が使っていたペンだよ。もらっておくれ」
お婆さんはイカすペンをこちらに差し出すと、そのまま昇天してしまった。
そのペンもまた屋根裏部屋に置くことにした。
自宅に戻り、屋根裏部屋を覗く。壁面や床も埋め尽くすほどのイカスグッズ、ルッピーグッズが置いてある。
プロの料理人に料理の腕を認められた証のコック帽とか、空き瓶を全て集めたことを認められた証の王冠とか、
その他ダンジョンに落ちていたもの等いろいろある。
最初にルピじいからもらったポスター以外は、それぞれ苦労して手に入れたモノだ。
それぞれのモノを手に入れた場面は今でも思い出せる。ペンとブーケを空いた場所に置く。
すると、屋根裏部屋中に何かパワーがみなぎるのを感じた。
ガタガタとポルターガイストが起こったように動き出すルッピーグッズ。
ふと、何か予感のようなものを感じた。急いでオーラス遺跡に向かう。
導かれるように、とある壁の前に立っていた。閂のようなものがあるので外すと、壁が動いて小部屋が現れた。
全身ピンク色の衣装を着た女性が、2画面のモニターに向かっている・・・。
「チンクル!!あなた、まさか私を助けに来てくれたの?うそ、夢みたい・・・ありがとう」
そう、ピンクルだ。
「ルピじいにこの部屋に監禁されて、チンクルのサポートを無理矢理やらされてからどれくらい経ったかしら。
でもやっと自由になれるのね。そうだ、お礼をしなくちゃね。チンクル、ちょっとこっちに来て」
状況を把握できないまま、ピンクルに近づいた。
「目を閉じて、体の力を抜いて・・・」
ピンクルの手が顔に触れるのを感じ・・・以下自主規制。とてもイイ思いをしたのだろう(たぶん)。
コトが済むとピンクルの姿は光の粒子になり、それが集まったかと思うと、どこかで見たような姿になった。
「この姿を見て解るかも知れませんが、私は大妖精の娘です。あなたがこの部屋の封印を解いてくれたお陰で私は自由になれました。
奪われていた妖精の力も取り戻しました。
いまのルピじいはあなたが貯めたルピーによって膨大な力を手にしている事でしょう。ルピじいに勝つことは難しいかもしれません。
ですが今のあなたは1人ではありません。
先ほどあなたに注いだ大妖精のエナジーがピンチのときにあなたを守ってくれるでしょう」
なんだか浮ついた気持ちで家に帰った。

続く


281 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド16 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:52:27 ID:MBuy8zQA0
レベル∞ 〜月へ〜

タワーに上り、てっぺんの泉にマスタールピーを捧げた。
タワーはロケットのように飛んだ!こんな時のためにと用意していたアストロヘルメットを被った。
そして宇宙空間へ・・・ものすごい衝撃に気を失う。
気が付くとそこは月面だった。タワーの先が月面から突き出ている。どうやらタワーが月に突き刺さったらしい。
タワーのてっぺんの泉に水は既に無く、今まで貯めた大量のルピーが見える。
とりあえず持っていた袋にそのルピーを回収した。
背後に気配を感じ振り返ると、まさに悪のボスという感じで高そうなソファにもたれたルピじい・・・いや、ルッピーGが居た。
「ほほう、よくここまで来れたな。そうか、なるほどマスタールピーに導かれたというわけか。
言っておくけどな、ルピーに言いも悪いも無いんだよ。
いい事をして得たルピーと悪い事をして得たルピー、どっちも輝いているだろ?ルピーこそ力の象徴なんだよ」
−好き勝手言ってくれるぜ。この袋の中に入ってるルピー、タワーに奉げたルピーは、
 オレが人助けとかしたりして、そのお礼としてもらったのがほとんどだ。これが良きルピーじゃなくて何だ?
ルッピーGはさらに続ける。
「おまえがいままでタワーに貯めたルピー、いくらか知ってるか?約50万ルピーもあるぞ。
それだけのルピーがあればルッピーランドはあっという間に完成だ
お前が来てくれたおかげでとりに行く手間がはぶけたわ。
さあそれでは、そのルピーをよこせ」
−もちろん1ルピーもやれない。
「しかし随分と挑戦的な顔だな。部屋でくすぶっていたあの頃とは大違いだ。
いい度胸だ!ならばむりやりもらうまで」
−よし、今だ。
『妖精さ〜ん・・・・』
ピンクルに注いでもらったエナジーで、全身タイツの色がピンクに!なんだか体の中から力が湧き上がってくるのを感じる。
「ほほう、なるほど、ピンクルの力を借りたな?お前があの封印を解けるとは思わなかったぞ。
だがそんな力、今のわしには効かんぞ。くたばれーっ!」
ルッピーGが襲い掛かってきた。と、心の中に大妖精の声が聞こえてくる。
「茂木立さん、聞こえますか?大妖精です。
あなたが今まで貯えた良きルピーの力でルッピーGを倒すのです。」
ルッピーGは悪しきルピーの力を放射して、こちらを圧倒しようとする。
袋の中から良きルピーを発射して相殺、さらに押し返してダメージを与える。
何度か致命的なダメージを与えると、最終的にルッピーGは悪しきルピーの力そのものに変身した。
だが少しずつダメージを与えていき、ついにルッピーGは倒れた。

自分の姿があの引きこもっていた頃のトレパン姿になっている事に気付く。大妖精の声が聞こえてきた。
「茂木立さん、己の欲望のためにルピーを利用しようとした愚かなルッピーGは、
良きルピーの力により完全に消滅しました。
あなたは、今回の冒険で得た大量のルピーをその正しい心で世のため人のために役立ててください。信じていますよ」

それから・・・。
−オレは、手に入れた大量のルピーのお陰で、以前とは比べ物にならないような贅沢な生活をしている。
「茂木立さん、元気にしてますか?
えっ、何もしない毎日なんですか?
好きな物を好きなだけ食べて?
仕事もせずにバカンス三昧?
夜は彼女とお出かけ(って私の娘と?)
茂木立、おっ、お前もかーーー!!」
−大妖精がツッコミを入れている声が聞こえてきたような気がしたが、気にしないことにする。
 だって、このルピーはオレが貯めたんだぜ?オレの好きに使っていいじゃん。
 っていうか、この生活がオレのルッピーランドなのかも知れないな・・・。

オワリ

282 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド17 ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 03:53:48 ID:MBuy8zQA0
おまけ 〜アナザーエンド〜(ピンクルを助けなかった場合)

ルッピーGを倒したチンクルは、大量のルピーとともに地上へ降りてきた。
地上に降り注ぐ大量のルピーの雨。
タウンでは宝石商やよろず屋の親父、チコママなどの大人達が大騒ぎでルピーを拾い集めている。
チンクルも一緒になって拾い集めている。
そんな光景を冷ややかな目で見ている子供たち。
「大人ってイヤだよね〜」「あんな大人にはなりたくないなぁ」

オワリ?

283 :もぎたてチンクルのばら色ルッピーランド ◆l1l6Ur354A :2006/11/06(月) 04:02:22 ID:MBuy8zQA0
スマン。13が抜けてるけど番号の振り方をミスっただけで内容が抜けてるわけじゃありません。

ゲームには、ここには書ききれなかったステキな出会いや感動できる話がまだまだ沢山詰まってます。
プレイすることがあったら是非本名を入力することをオススメしますw

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 04:40:31 ID:G+RWVRrB0
もぎチン乙です
ちゃんとオチがついてんのかよwwww

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 12:40:07 ID:cEjmCzBx0
乙ですー 彼女とお出かけの時点でちんこもがれるかと思ったが良かった

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 18:35:29 ID:HKdO8GoY0
PSの「高2→将軍」と「逢魔が時」をお願いします。
どちらもタイムスリップもののサウンドノベルらしいんですけど

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 20:01:22 ID:H3qO0l7h0
俺も見たいな
「テンペスト」
嵐のごとく大荒れのファン
それだけ質の悪いシナリオ


288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/06(月) 20:15:14 ID:RpqwBNqH0
>>287
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%9A%E3%82%B9%E3%83%88_%28%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%83%94%E3%82%A2%29
テンペストのあらすじはこちら

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 17:15:22 ID:wBIaSbsvO
XBOX360の「The Outfit」をお願いします。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 19:49:25 ID:Gn2eMKzm0
かま3きた?

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 19:51:02 ID:+MSi1df80
まだ

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 21:15:29 ID:qFDsB3EU0
「ケツイ 絆地獄たち」と「ぐわんげ」をお願いします。

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/07(火) 23:08:35 ID:QdlrYL9W0
依頼する人はハードも書かないと
分類するとき面倒だよ

294 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/07(火) 23:54:10 ID:88O4HUkN0
村上は運良く生き延びたが元の生活に戻るわけにはいかなかった。いっそ津波で本当に死んだ方がよかったと
思えるほど苦しい生活が続いている。だから金が、岸猿家の財宝がいるのだという。
菱田喜代を例の水路の仕掛けの整備室に閉じ込めた件もあっさり認めたが、殺したことは否定した。
仕掛けが作動すれば水路と整備室を遮断する防水扉が自動的に閉まるようになっている。喜代はたまたま
そのときに水路に出ていて整備室に戻れず流されていったのだろう。
気の毒に、と悪びれることなく村上は言う。そもそも喜代も財宝目当てにこの島に通っていたクチだった。
苦しい生活を送っている中で村上は香山が館を買い取ったと知り、ずっと財宝を手に入れられないかと
窺っていた。透がどれだけ探しても見つからなかったという地下室の鍵を持ってきたときは小躍りしたそうだ。
そう語る村上はとても以前とは似ても似つかぬ野卑で乱暴な口調だった。これが本性なのか、1年の間に
置かれた環境のせいで人格が変わってしまったのか。
岸猿家の財宝については、村上が養子に出された分家でもみんな知っていることだったらしい。迷信深い連中
だったので、祟りを恐れて手を出さなかったようだ。
馬鹿にするように言った村上だったが、ここまで貧困に喘ぐまで財宝のことを考えなかったのだから、案外
村上自身も祟りを恐れていたのではないかと俊夫は思った。
続いて春子との関係を尋ねると、そもそも春子こそが生き別れだった今日子と村上を引き合わせたのだという。
今日子に生き別れの弟がいると知って、力になれないかと調査会社に依頼して村上を見つけ出したのだ。
そして3人は知り合い、時々会っていた。2人だけで会うこともあったという。そんなとき春子が香山と
別居を決意、香山が春子を捨てて夏美をとったことでそれなりに傷ついていた春子を慰めているうちに……
所謂「そういう関係」になったのだ。
自慢げに言う様子に無性に腹が立った俊夫だったが、そこでふと違和感を覚えた。何か重要なことを
言い落としている感じがする。
一昨年、「シュプール」に来た時点では香山はまだ春子と一緒だった。
そして去年の事件のとき、香山は夏美と再婚していた……。
電撃のようにある仮説が俊夫の脳裡に走る。春子は、河村亜希も調査会社に探させていたのではないか?
ぎくりとして目を逸らす、それは肯定の証だ。
春子が亜希を見つけ、今日子を驚かせようと「シュプール」へと誘ったのだ。
あの夜、本当は感動の対面が行われるはずだったのだ。
村上に確認しようとすると、背後から春子の声がした。そこには美樹本や女性陣全員が揃っている。
いつまでも音沙汰がないので痺れを切らして見に来たらしい。
春子は今日子に恩返しをしたかっただけだった。香山が仕事に夢中で家にもろくに帰らなかった頃、
春子はいくつも習い事をして寂しさを誤魔化そうとして、かえって虚しい想いに囚われるばかりだったという。
そんなとき寂しさを紛らわしてくれたのが今日子であり、彼女の優しい言葉で春子は救われていた。
……だから、唯一親身になって相談に乗ってくれた今日子のために何かをしてあげたかったのだ。
村上と再会できたとき、今日子は本当に喜んでいたという。調査会社にまで頼んだかいがあったと、春子も
嬉しかった。だから今日子の娘が見つかったとわかったとき、その再会の場に居合わせたかったのである。
まさか、あんな痛ましいことになるとは思いも寄らず――
今日子は亜希を見つけて呼び寄せたのが春子だとは知らなかった。調査会社にかかったお金のこともあり、
わざわざ言ったら負担に感じるだろうと。村上のときも彼が今日子を見つけたということにしたのだった。
亜希にもそうしてもらうつもりであり、そしてあんなことの後ではなおさら言えるはずもなかった。
俊夫はまっすぐに立っていられなくなり、テーブルに手を突いた。
俊夫の気持ちなどわからない透は、顔色が悪いと不思議そうに訊ねてくる。
……これですべてのピースが埋まった。運命の連鎖の引き金を最初に引いたのは春子だった――

295 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/07(火) 23:54:45 ID:88O4HUkN0
お前は知ってたんじゃないのか、と村上に問う。亜希を春子が呼んだということを。
事故の話を今日子から聞いてもしやと思い、春子に聞いたらあっさり認めた、と村上。全て知っていて、
今日子には黙っていた。その上で復讐の手伝いをしていたのだ。全ての罪をみどり1人になすりつけて。
亜希が死んだのはみどりがはねたからで、他の誰の責任でもない。ましてや善意で生き別れの親子を会わせて
やろうとした春子に一体何の罪があるんだ、と村上。
全くの正論で俊夫は言い返すことはできなかったが、騙されていたという思いは拭えなかった。
俊夫は春子に今日子と村上がこの館で何をしようとしていたのかをしっていたんじゃないかと問うが、
春子は激しく首を振って否定した。2人が亜希を殺した犯人を見つけだそうとしていたことは分かっていたが、
自分たちで殺そうとしていた挙句に無関係の人間まで巻き添えにするとは思ってもみなかったのだ。
春子もまたこの1年間、いやその前からずっと苦しんでいた。よかれと思ってしたことが悲惨な結果を生み、
そのことで今日子が犯罪者となり、死んでいくのを止めることができなかった。後悔してもしきれないだろう。
だったら何故香山を殺す手伝いをしたのか。それは、春子はただ鍵を盗むだけだと聞いていたからだった。
香山の死体発見の驚きようと、今の告白。どれも演技であるとは思えない。
俺だって最初から殺すつもりだったわけじゃない、あんなにあっけなく死ぬとは思わなかったと罪の意識など
微塵も感じていない様子で村上が嘘ぶく。
部屋に鍵をかけたのは、村上が部屋から出て2階に身を隠すまでの時間稼ぎだったという。
春子は続ける。自分が亜希をシュプールに呼ばなければこんなことにはならなかったという思いは消えない。
亜希の死がたくさんの人の死を招き、今日子まで……終わらない悪夢を見るようだった。
死んだと思った村上が生還したとき、春子は彼にできるかぎりのことをしてやろうと思った。
今日子や亜希にしてあげられなかった分まで。
今日子と血が繋がっているということだけで、春子は村上を助けてやろうとしたのだ。
村上は追悼のために皆で島に集まると知ると、自分も島に行くと言い出した。財宝が必ずあるはずだと。
事件の後島に隠れていた間にもそれらしいところを捜してみたが見つけられなかった。もしかしたら島に
集まった誰かが手がかりを掴んでいるかもしれない……そう考えた。
館内を動き回りやすいようにマスターキーを手に入れてくれと言われたが、島では合鍵は作れない。
それで仕方なく春子の部屋とマスターキーのタグを入れ替えておいたのだ。
幸い皆が来る前にそれを行う時間があったが、啓子が鍵をなくしたことで春子は慌てることになった。
啓子の部屋の荷物を隣の部屋へ移したのは村上だった。部屋を1つずつずらすなど無理だろと思ったが、
案外気づかないものだったらしい。実際気づいたのは透だけで、啓子も含めて誰も変だとおもわなかった。
俊夫は春子に問う。村上が香山を殺すとは思わなかったと言うが、香山が殺されてからも事件の真相を
話そうとしなかったのはどうしてなのかと。
春子は答える。殺すとまでは思わなかったとはいえ、手を貸したのは事実。落ちるのならどこまでも一緒に
落ちていこう、それが自分の運命なのだと思ったのだ、と。
あの書置きを残したのは春子だろうと指摘すると、春子は目を逸らした。村上は?と眉を寄せる。
春子は多分こう思ったのだ。香山を殺した村上なら、他のみんなも邪魔だと殺してしまうかもしれないと。
それを食い止めるためにあのメッセージで警戒するように伝えようとしたのだ。
村上とどこまでも一緒に落ちていこうと思っていながら、結局犯罪者にはなりきれない。それが春子の正体だ。
その言葉が春子をどれほど傷つけるのか、俊夫には十分分かっていた。それでも言わずにはいられない。
犯罪者は1人で十分なのだから。
飼い犬に手を噛まれたってやつか、と村上がふてぶてしく笑う。
透が真理に耳打ちし、真理は2人を縛るためのロープを取りに食堂を出て行った。
警察に引き渡すまで、この2人を拘束しておくのは当然のことだ。
だが、俊夫にはまだ解き明かさなければならない謎が残っていた。

296 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/07(火) 23:55:20 ID:88O4HUkN0
俊夫は村上を憎悪を込めて睨みつけた。
俊夫は去年村上のことを今日子のためならなんでもする、姉さん思いの憎めないやつかと思っていた。
……たった1年で、人はこんなに変わるものなのか?
今日子の復讐を手伝う振りして、ほんとは単に岸猿家の財宝が欲しかっただけじゃないのか。
もしかしたら、くだらない復讐計画を今日子に吹き込んでいいように操ったのでは?
何を馬鹿なことを言ってるんだ、と村上の顔が強ばる。去年死んだ連中は村上とは縁もゆかりもない。
財宝は気になってたが、必要もない犯罪を犯すほど馬鹿じゃない、と。
確かに今日子が殺した者たちは村上とは関係ない。……だが、今日子自身は違う。村上と同じ岸猿家の末裔だ。
もし莫大な財宝が見つかり、こっそり独り占めにできなかった場合……ライバルは少ない方がいい。
そう考えても不思議じゃない。
俊夫は本当にそんなことを信じて喋っていたわけではない。なんとか村上に全責任を押し付けられないかと
思いつくまま適当に口にしていただけだった。
しかし、村上の顔色がみるみるどす黒く変わっていくのを見て背筋が凍りついた。まさか――
俊夫は声の震えを押し隠し、続ける。今日子にとっては長年会いたいと思っていた弟だが、村上にとっては
もはや他人同然。そんな彼女のせいで分け前が減るのは我慢できなかったのではないか。
何も答えずこちらを睨みつけているその態度が、返答だった。
こいつがすべての元凶だったのだ――
確かに亜希の死の責任はみどりにある。しかし、その後の数々の事件まで背負い込む必要はなかったのだ。
ここに1つの明確な悪意が存在していたことを知れば、少しは気持ちも軽くなるのではないだろうか――
ふいに透が声を上げる。考え事をしていたせいで、俊夫は村上が可奈子に向かって走り出したときにすぐには
反応できなかった。
村上は可奈子の腕を掴んで引き寄せ、こめかみに拳銃を突きつけていた。可奈子はこの島から出たら離して
やるから、それまでじっとしていろという。
村上は船長から送迎船の鍵を奪い、船長を湖の小屋の地下室に閉じ込めていたのだ。
(俊夫編の最初で見たコートの男と船長の場面は、その直前と思われる)
お前が館を出たら警察に連絡する、向こうに着いたら警官が待ち構えているぞと言うと、ならば人質は
ずっと必要だな、と可奈子を引きずるようにして食堂の入り口に後ずさっていく。
と、そこにロープを持ってきた真理がいた。村上もその存在を忘れていたのだろう。はっとして銃口が
逸れた瞬間を見逃さなかった美樹本は、弾かれたように飛び出した。
慌てて拳銃を美樹本に向け直して引き金を引き、銃声が辺りに響く。
足を撃たれた美樹本はよろけて尻餅をつき、可奈子は「洋介!」と叫んで駆け寄った。
最後まで邪魔しやがって、と村上が立ち上がれない美樹本に銃を向けると、その前に可奈子が立ち塞がる。
どけ、と村上は床を撃つ。一瞬可奈子の身体が縮こまるが、すぐに元の毅然とした態度に戻り美樹本を守る。
脅しは1度きりだという村上は今にも可奈子を撃ちそうだが、おそらく視界の端に俊夫を捉えているだろう。
ちょっとでも動けば間違いなく発砲する。
俊夫が何もできないでいると、村上の背後へ透がロープを手にして近づきだした。
透がロープをかけるのが早いか、それとも村上が拳銃を撃つ方が先か……。

297 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/07(火) 23:55:57 ID:88O4HUkN0
そのとき、啓子が叫んだ。
「可奈子、あぶない! 逃げて!」
その叫び声で村上が振り向く。まずい、と俊夫は咄嗟に1歩踏み出した。
乾いた破裂音が響き、透が崩れ落ちる。
なおも引き金を引こうとしていた村上に、俊夫は無我夢中で飛びかかった。
村上の手から拳銃を弾き飛ばし、何度も顔面を殴りつける。村上が意識を失い体重を預けてきたところで
ようやく手を止めた。
赤く染まった透の胸元を、懸命に両手で押さえながら真理が透の名を叫ぶ。
しかし反応はない。
くそっ、どうしてこんな事に――

選択を誤らなければ、結果は違っていただろうに。
透くんの名前を呼び続ける真理ちゃんを、俺はなすすべもなく見つめていた。


                終

          No.48 無慈悲な銃声

298 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/08(水) 00:02:58 ID:TKiY+yIb0
一旦ここで切ります。続きは今夜書き上げられたら今夜、無理ならば明日投下します。
ちなみに今回の分は1回も選択肢が存在しなかったりします……。

補足。流れとしては

春子、今日子から弟と娘の存在を聞く
 ↓
春子、調査会社を使い村上を見つけ出す
 ↓
村上と今日子が再会
 ↓
春子、調査会社を使い亜希を見つけ出す
 ↓
亜希をシュプールに行かせる。春子も再会場面を見るためにシュプールへ。
 ↓
みどりの事故発生
 ↓
香山と春子、別居
 ↓
春子、村上と「そういう関係」に
 ↓
かまいたちの夜2の事件発生
 ↓
村上が生還
 ↓
香山が供養の話を持ち出す

 といった感じです。

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 00:42:16 ID:6TnmpVZS0
フリゲの「イストワール」をお願いします。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 00:53:47 ID:xkRGJ9VY0
かま夜3の人乙ー。

301 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/08(水) 01:07:28 ID:TKiY+yIb0
(啓子編の*4の地点から再開)

今春子さんが持っているあの鍵では、その部屋は開けられない。なのに一体どうして――
その疑問は、春子の手元の動きですぐに解けた。なるほど、そういうことか――
これで納得したかと言うと、透が突然意外なことを言い出した。今のでマスターキーだと証明されたのではなく
啓子が持ってた鍵はマスターキーではなく、犯人がマスターキーを持っていたということがわかったのだ、と。
どういうことだと啓子が訊こうとしたことを美樹本が先に口にする。
透には犯人が誰なのか分かったのだ。そして、啓子の部屋が2つあったとは意外だった、と。
部屋が2つとはどういう意味だと不機嫌そうに訊ねる俊夫に、透は説明する。
その後も透の説明は長々と続き、結局犯人は春子だという結論に落ちついた。
春子も観念して香山殺しを自供した。
ところがそこへ、俊夫が疑問を投げかけた。
俊夫が香山の返事がないので2階まで戻ってきたとき、春子は2階にいた。
香山を殺した後、いつどうやって2階にあがったというのだ。
普通にあがったと答える春子に、それは変だと透。香山と透は一緒に地下から戻り、香山は自分の部屋へ、
透は2階へと別れた。2階ロビーには啓子がいて、しばらく透もそこにいた後に物置部屋の前に行ったら
春子がいた。それから香山の死体を発見するまで、ずっと透は春子と一緒にいたのだ。
一体いつ、春子は透を追い抜いて1階から物置部屋の前まで行ったというのか?
俊夫は言った。香山を殺したのは春子じゃない。共犯者がいるのだ、と。
今度は俊夫の説明が長々と続いた。
俊夫が言うには、この館にはコートの男がいて、その人が春子の共犯者らしい。
そして、食堂に隠し部屋があって、そこに潜んでいるのだという。
啓子たちは食堂へ移動し、隠し部屋を探した。
しかし……。
何も見当たらなかったようだ。
その後、俊夫は水路の死体が菱田喜代とか、死体が水路を通って流れてきたとか、コートの男とは
関係ないことばかり話している。
俊夫の推理もここまで、と思ったら、
俊夫が透に1年前の事件で津波が来たとき、小林夫妻の他にもう1人館に向かわなかった人物が
いたのを覚えているか、と問い、透は「村上、ですか?」と答えた。
俊夫は、村上が一年前の津波から逃れ、まだ生きていて、春子と協力して香山を殺害した、と力説する。
なかなか良い推理だ。
その後、隠し部屋にいた村上は食堂に姿を現し、今回の事件に関することが洗いざらい告白された。
村上も春子も逃亡する意志はないように見えたが、念のため、真理が2人をしばるロープを取りに行く。
(省略されました。実際もこんな調子でかっ飛ばされるので詳細を読むには透編か俊夫編を見てください)

302 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/08(水) 01:07:59 ID:TKiY+yIb0
事件は解決した。でも、このどたばたのおかげで何も目的を果たせなかったばかりかなんだか美樹本と
可奈子の仲が以前より深まったように見える。とんだとばっちりだ。
島を出て2人と別れてしまう前に、何か打つ手はないかと考えていたそのとき。
可奈子――!
啓子の目に飛び込んできたのは、可奈子の腕を掴んで引き寄せ、拳銃を突きつけている村上の姿だった。
何とかしなきゃと思いつつ、啓子はただ硬直する。
村上は可奈子はこの島から出たら離してやるから、それまでじっとしていろという。彼は船の鍵を持っていた。
お前が館を出たら警察に連絡する、向こうに着いたら警官が待ち構えているぞという言葉に対して、村上は
ならば人質はずっと必要だな、と可奈子を引きずるようにして食堂の入り口に後ずさっていく。
と、ロープを持ってきた真理がどういうこと、と小さく声を上げた。村上がはっとして銃口が逸れた瞬間、
      ○(☆Д☆美) キラーン
それを見逃さなかった美樹本は、弾かれたように飛び出した。
銃声が響き、美樹本に可奈子が駆け寄る。どこか撃たれたようだ。
村上が立ち上がれない美樹本に銃を向けると、その前に可奈子が立ち塞がった。どけ、と村上は床を撃つ。
可奈子、危ない、逃げて――啓子は心の中で叫んだ。声にしようにも喉がうまく震えてくれない。
啓子は足がすくんで動けず、ただ懸命に祈った。
(お願い! 誰か助けて!)
でも、その願いもむなしく――
村上が撃った銃弾が可奈子の髪をかすめた。それでも可奈子は逃げようとしなかった。
透がロープで村上の首を絞め、後ろに倒れこんでく。俊夫が拳銃を蹴り飛ばし、2人がかりで押さえ込む。
振り向くと、可奈子は自分のスカートを引き裂き、美樹本の撃たれた太腿に縛り付けている。
可奈子って、あんなことができるほど逞しい人だっただろうか?
もうあそこにいるのは、あたしが知っている可奈子じゃないのかもしれない。
可奈子を助けるために啓子は何もできなかった。自分の身が可愛かった。美樹本のように後先考えずに彼女を
助けに行けなかった。
完敗だ。
可奈子は美樹本と一緒になるのが多分幸せだろう。
――末永くお幸せにね。
心の中で呟き、あたしにはこれがお似合いとポケットの中から激辛ポテトチップス「暴れん坊男爵」を
取り出し口いっぱいに頬張ってむしゃむしゃと食べ始めた。
辛い。
本当に辛い。辛くてぽろぽろと涙が出てきたけど、啓子は食べるのをやめなかった。

303 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/08(水) 01:08:45 ID:TKiY+yIb0
「なんや、こんなところにおったんか」
そのとき、啓子は一瞬我が目を疑った。
我々はこの男を知っているッ! いや、この出っ腹とこの頭の薄さを知っているッ!!
「香山さん!」
 イキテマスタ         ナ、ナンダッテー!!
(香´∀`)ノ (・Д・;透(゚∀゚;真(゚Д゚:俊(゚A゚;春)
       煤i‘Д‘;啓(゚ー゚;可(`Д´;美<`Д´;村>

そこには、死んだと思っていた香山の姿があった。さりげなく頭からの出血をタオルか何かで押えている。
「あ、悪霊退散!」
 ⊂(香´∀`) 彡 ガッ☆透・Д・)ノ

「あほ。悪霊はな、わしが退治したんじゃ」
生きてたの? と、両手首を縛られた春子が驚きと安堵が入り混じったような声をあげる。
ちなみに村上は胴と足をぐるぐる巻きにされていた。
そう簡単に死んでたまるか、という香山に、美樹本は仮死状態だったのか、と呟いた。
「それだけやない。えらいことがあったんや。――お前ら、何も気いつかんかったんか?」
香山は言うが、啓子たちには何のことかさっぱりわからず呆然とするだけだった……。

(選択画面の香山が三角巾を取る。これは1回限定のある意味貴重な画像)

304 :かまいたちの夜×3 ◆l1l6Ur354A :2006/11/08(水) 01:11:00 ID:TKiY+yIb0
キリがいいので今度こそここまでです。
啓子編だろうと透編だろうと俊夫編だろうと、香山登場まで行くと
続も終も何も出ずにセーブ→キャラ選択画面へと移行します。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 02:16:08 ID:eeb/1PRn0
>>207から>>304までの間に書き込まれたストーリーをまとめWikiに収録しました。
また、未解決リストも>>304までの分に更新しました。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 08:10:39 ID:fxYvXFab0
>>303

>我々はこの男を知っているッ! いや、この出っ腹とこの頭の薄さを知っているッ!!
ちょwwwスピードワゴンwww

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 10:16:49 ID:z37zsukD0
>>305
定期報告・収録、乙であります!!!!

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 13:14:45 ID:2xDz2dA/0
かま3の人乙です。毎回AAとかのお遊びがあって楽しく読めます。
しかし香山生きてたのか・・・よかったよかった。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 20:28:30 ID:4oFcMFFb0
サンダーフォースXのストーリー需要があれば書くけどどうする?

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 22:51:35 ID:6TnmpVZS0
お願いします。

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/08(水) 23:24:45 ID:c2rd6mG20
かま3キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/09(木) 02:33:54 ID:bxC7wbzcO
ディスクシステムの「タイムツイスト 歴史のかたすみで…」をお願いします。

313 :サンダーフォースX:2006/11/09(木) 08:58:58 ID:+hO74ZNd0
まずは、SS版に入っていたプロローグぽいものから・・・

− 西暦 2106年 −

E.S.S.A.(統合政府宇宙局)の無人調査宇宙機「石華」が冥王星外部のカイパーベルト−−彗星の巣と呼ばれる領域に到達。
かねてからの予定通り彗星群の組成調査を開始するが、そのさなか、まったく予想外の物体を発見する。
それは、人類外のものにより建造された物体だった。

− 西暦2108年 −

「石華」、月面軌道区に帰還。
それと同時に回収されたその物体は、統合政府の研究機関に引き渡され、徹底した解析、研究が行われた。
結果−その人工物は、現人類を遥かに凌ぐ科学技術によって造られた戦闘兵器であると判明。
人はそれを、「偉大なる者共が作りし鉄塊(Vastian's Steel)」“Vasteel”と呼んだ。
“Vasteel”に詰め込まれた様々な超高度技術(0/1相転移炉、時空ポテンシャル連結理論、モノポール超導体理論、etc.)
「Vasteel-Technology」に秘められた、無数の超技術の解析は急ピッチで進められた。

− 西暦2139年 −

地球圏宇宙内に統合政府が樹立され、およそ半世紀。“Vasteel”の研究、解析も、一部を残してほぼ終了。
それに伴い、「Vasteel-Technology」を使用した機械群の開発を行う施設が、南太平洋上に建設された。
大型無人人工島「バベル」と、管理システムである人工知能「ガーディアン」である。
オリジナルの“Vasteel”も、「バベル」に保管され、「ガーディアン」によって残った部分
(記憶素子、情報処理とその言語未解読部分)の解析が行われることとなった。

− 西暦2145年 −

「バベル」では、「Vasteel-Technology」によって可能となった、他惑星への移住計画が進行していた。
テラフォーミングシステムの開発。大型移民船団の開発、建造。
全ての計画は厳正な「ガーディアン」の管理の下、人工島「バベル」の内部で行われた。
「バベル」の体内奥深くで、生まれ続ける巨大船団。
移民船の名目で造られるそれらにはすべて、過剰なほどの装甲と武装が施されていたが、
その事実は「ガーディアン」の指示により、統合政府内の最高機密として封印され、
誰にも知られることはなく、人々は皆、「バベル」よりもたらされる超技術、
「Vasteel-Technology」による繁栄に、ただ酔い痴れつづけていた。

− 西暦2150年 −

何故なのかは、誰も知らない。
最初は、人工知能「ガーディアン」の思考を制限する、チューリングコードの突然の消滅からだった。
無制限の自律意思を得た「ガーディアン」は、自らの意思で人類からの独立を宣言、同時に全地球圏に宣戦を布告する。
突然の自体に戸惑う人々。それをよそに「ガーディアン」は「バベル」の全開発施設を改修し、
自ら解析した「Vasteel-Technology」を使用した強力な兵器群を開発、世界にその矛先を向けた。
人類はすべての戦力を繰り出して「ガーディアン」制圧を試みたが、主力兵器である無人機械や長距離反応兵器は、
「ガーディアン」の持つ超干渉能力により、例外なく制御中枢を狂わせ、たやすく無力化された。
地球圏は、ただ一度の戦闘で人口の1/3を失った。
生き残った人類は総力を挙げて、有人の“Vasteel”のレプリカ、超高機動小型戦闘機「RVR-01 GAUNTLET」を開発。
そして、「バベル」及び「ガーディアン」破壊の為に結成された特殊戦闘機部隊……
「Thunder Force」による作戦行動が開始された。



314 :サンダーフォースX:2006/11/09(木) 09:59:03 ID:+hO74ZNd0
でゲームをスタートすると、最初の3面だけは攻略する順番を自分で決定するのですが
1→2→3の順番で書きます

1面 公式設定ではないが背景を見る限りガーディアンに破壊された海上都市だと思われる
   終盤、どこかのロボアニメで見たことの有るようなホーミングミサイルが飛んできます

1面ボス 水中から出現、見た目は蝶っぽい攻撃は3ウェイ攻撃とレーザーしかめだったものはない

2面 大きな森林ですが何回やってもストーリーとの本編とは関係なさそうなので省略します

3面 ガーディアンに破壊されたと思われる機械都市、ここからは縦にスクロールすることも増えてくる

3面ボス 蜘蛛型の兵器コレでもかというぐらい変形する、正直言ってしつこいw

・・・・よく考えたら4面と5面とラスボス以外ストーリーのことがいまいちわからんなぁw   

315 :サンダーフォースX:2006/11/09(木) 10:35:57 ID:+hO74ZNd0
4面 ついに敵総本拠地バベルが舞台です、流石に敵本拠地だけあって攻撃は激しいです

4面ボス 乗っ取られた自軍兵器を相手にします、死に際にレーザー撃ってきます
     
そして、ガーディアンが宇宙に逃げて戦いは終盤になってきます

5面、見た目がデンドロビウムそっくりなBrigandineという換装装置を装着、そして大気圏突破するデモから始まります
   レーザーがずっと照射できるようになり文字通り敵艦隊蹴散らす場面がある
   ようつべにあったムービーhttp://www.youtube.com/watch?v=ggXLRX0ZpxI&mode=related&search=

5面ボス Wの主人公機のライネックスがボス、むこうもこちらに対抗してかデンドロビウムなどいろいろな物を付けてきます

6面 いつのまにやら敵が立ててた本拠地に殴りこむ、ここからは敵撃破グラフィックが爆発からノイズになって消えると変わっている


316 :サンダーフォースX:2006/11/09(木) 10:39:23 ID:+hO74ZNd0
六面ボス・・・省略

ラスボス、剣が見た目と裏腹にデカイ、このボスをボーナスありで倒せるかでエンディング分岐
Goodエンド・・
LAST LETTER
I am cyborg humanity.
  Cyborg animals.
  Cyborg flowers.
  A cyborg world.
疑似構築されたヒト
疑似構築されたケモノ
疑似構築された花
疑似構築された世界
And my name is the Guardian.
それがわたし
守護者の名を冠するモノ
[Soldier/Human], listen to me.
戦士/ヒトよ
わたしのコトバをきいて下さい
VAMBRACE
Reffi
Vasteel
Original
Deep
Purple
All the things [cre-
ated using Vasteel
/that surpass human
power] have been
destroyed [by me/by
you].
かつて冥王星外部で
見出された[Vasteel]
     =[Rynex]は
多くのモノを
    地球圏にもたらしました
Iron Maiden
A3
(Armament
Armed Arm)
Their number was
too great. but has
now been reduced to
the proper level.
The world will cont-
inue as it was befo-
re.
0/1相転移炉、モノポール
超導体理論、時空ポテンシャル
    連結理論、etc...
それまでヒトの
  知り得なかった超技術の数々
長いので次のレスに続きます

317 :サンダーフォースX:2006/11/09(木) 10:40:10 ID:+hO74ZNd0
Guardian's
Knight
Vasteel
Original
Unknown
Unknown
The living creature-
s of this planet
will continue to [
rejoice in/fear]
battle.and [die in/
live by] combat.
But even in a world
of minor warfare.
one oversight could
mean...
その技術でヒトは
  ”GUARDIAN”を−−
わたしを生み出しました
そして……
わたしは知りました
RVR-01
GAUNTLET
RVR-02
VAMBRACE
The existence of Vambrace wi-
ll once again cause humanity
to embrace mass death and de-
struction,just as Vasteel did.
[Vasteel]は
    力をもたらし、
         そしてヒトは
−−多すぎるヒトはやがて、
     過剰な滅びと
   殺戮の未来を選ぶでしょう
その事実は、”人類の守護者”
たるわたしにとって、致命的な
  ストレスとして感じられます


318 :サンダーフォースX:2006/11/09(木) 10:41:52 ID:+hO74ZNd0
This I know.
You know it too,
 do you not?
[Soldier/human],
わたしは、自らと共に、総ての
「Vasteel−Techn
   ology」を放棄します
しかし……わたしの
手の届かない「Vasteel−
 Technology」が……
If you wish to safeguard the
future of humanity,you must
make sure humans can never
again gain access to
Vambrace...
[VAMBRACE]が、
       あなたと共にある
[VAMBRACE]に−−
 最後の[Vasteel]に
          封印を……
[Soldier/Human],
May fortune be with you...
戦士/ヒトよ−−
あなたの前に祝福を
Thunder Force V
  be over


319 :サンダーフォースX:2006/11/09(木) 11:26:23 ID:+hO74ZNd0
BADエンディング・・・ソニータイマーのおかげで見る前に壊されましたorz情報求む
最後にクリアー後に追加されるテキストを発見しだい書き込んでおきます

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/09(木) 19:17:58 ID:oNk9uc3D0
「ピンキーストリート キラキラ★ミュージックアワー」
「ブラック・ジャック 火の鳥編」
をお願いします。どっちもDSです。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 01:35:50 ID:uiWPGJXBO
初めてカキコです。
PSの「ミザーナフォールズ」をお願い致します。

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 03:38:32 ID:nlt9rbio0
ドリキャスの「火焔聖母」とプレステ2の「花と太陽と雨と」をお願いいたします。

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 09:22:32 ID:ME8Oz7fp0
ここをRPG板と知っての狼藉ですか。

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 09:49:40 ID:H+tMMQTb0
Wikiの半分ぐらいが板違いなのに、何を今更

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 10:42:13 ID:d8LxrSRi0
「タイトル ストーリー」で検索すらしてみない いつものひやかしの人達でしょ

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 11:45:06 ID:FyUoz+bq0
花と太陽と雨とって定期的に見てるけど
ずっと解決されてないみたいだな

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 12:28:27 ID:5n1FXPRk0
だってストーリー無いし。雰囲気ゲーを字で素人が再現できたら
絵なんかいらないねぇ。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 16:17:01 ID:nP+cV2wV0
そろそろ、RPGだけじゃ無くなって来てるから次スレから他板に移動しない?

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 16:34:21 ID:fjlXWB1q0
>>328
しない。

そもそも、26もスレが続いて、そろそろって事も無いだろう。
紆余曲折あって、結局ここで統合になったと言う経緯があると言うのに、
新参ですか?自分が何かやってやったと残したいのですか?
それなら、お帰りください。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 16:51:59 ID:UUjtycubO
まあ、紆余曲折あって結論が出た、というより正確には

・それぞれのジャンルの板に細分化するか、ゲサロに移転した方がいいんじゃない?という意見が出る

・細分化したら人が分散して過疎るという反論が出る。
ゲサロはRPG板と比べ住人が少なそうだし、スレが過疎りそうという懸念も出る。

・「今まで運営から何も言われてないんだしここでいいだろ。
運営から何か言われたら移転しよう」と誰かが言う

もともと細分化案や移転案を言った奴も大してこだわりがあるわけでもないのでそれで話はおしまいになる。

という流れが何回か繰り返されているというか。

ちなみに細分化については、実際にギャルゲー板のスレは過疎ぎみで、
前に試しに立てられた携帯アプリ板のスレは過疎すぎて落ちた。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 17:41:51 ID:djP8qss/0
逆にエロゲ板のスレは頑張ってます

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 18:36:57 ID:DQ/z6SRw0
この議論ってかなり初期の頃からループしてるな

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 19:36:42 ID:XnVDdqR60
よーし、パパ落とさないためにも書き込みしちゃうぞー

とか思ったらwikiにゴッドオブウォーもう載ってるでやんの _| ̄|○

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 20:37:40 ID:kWKouyTG0
>>333 どうぞ書いて下さい。
wikiに載っているのを書いた者ですが
あれは要約スレに書いたのなので気にせずにどぞ。


335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 20:40:46 ID:Y0SYes/p0
花と太陽と雨とはクリアしたけど説明できんわ。
爆弾予告の解決を依頼された主人公が
イベントクリア>爆弾爆発>ベッドで目が覚める>イベントクリアを何回か繰り返すと
主人公がいっぱいでてきてクローンがどうとか犯罪組織がどうとか壮大な話になって
シルバー事件簿関係者が出てきて、主人公が交代して依頼者が犯人で
なにがなんだか分からないうちに真犯人と対決爆弾事件を解決し旅に出てエンド。
推理とかそんな要素はなく万能鞄キャサリンの力で暗号を解くだけ
自分で書いててなんだが意味がわからん。主人公ってなんなんだ。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 22:08:22 ID:XnVDdqR60
>>334さんくす

んじゃ、書いてみます。


男は断崖絶壁の上に立っていた。
ヘラクレスもかくやと云わざるを得ない、鎧のような筋肉に支えられた屈強な体。
剃り上げられた禿頭、たくましい顎鬚。全身は不自然にも灰のように白く、
異様な赤い刺青が全身に渡って彫られていた。
異形の男。そう呼ぶのが相応しい。しかし今、彼の顔に刻まれているのは
人を人たらしめる最も人間らしい感情。
――決して癒えることのない深い苦悩だった。
「オリュンポスの神々は私を見捨てた」
指先が虚空に向けて踏み出される。
「もはやこれまでだ」
そうして、男は身を投げた。ギリシア誇る最高峰の絶壁から
逆波渦打ち付ける海へと。
彼の命が失われるまでの数瞬、脳裏に映し出されたものは
恐怖でも、後悔でもなく。
彼の辿った数奇な旅路の記憶であった。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 22:25:23 ID:nkUfjtAH0
ちなみに黒歴史化したアニメサロンのスレにコヨーテのまとめを投下した

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 22:30:28 ID:XnVDdqR60
三週間前 エーゲ海

「化物ども、冥界の奥底に送り返してくれる!」
異形の双剣を構え、男が吼えた。
嵐の甲板にもう一つの嵐が吹き荒れる。それは業火を発する
邪悪なる双剣の生み出す殺戮の嵐。鎖によって主と結び付けられた
その双剣は鞭でありながら同時に剣であった。
数分と経たず、甲板には一人の男だけが残された。
暴虐をほしいままにしたアンデッドレジオネア――「死せる軍団兵」
はただの一人の男の手によって全滅させられたのだ。

男は座礁した船団の奥へと突き進む。
その前に立ち塞がったのは通路を埋め尽くす巨大な竜が頭の一つ。
人間では到底敵わぬ神話の怪物を前に男に恐れの色は毫ほどもない。
全てを噛み砕く竜の顎を双剣を鞭の如く駆使して翻弄する男。
巨大な頭が天井に突き刺さった、その瞬間だった。
それまで守勢に回っていた男の双剣が竜の顎に伸びる。顎に突き立った双剣。
それを頼りに――男は壁に叩き付けた。
人に倍することおよそ数倍、数十倍。その頭をただ腕力だけで叩き付けたのだ。
目を回した竜に飛び乗った男は冷静に、何の躊躇いもなく双剣を眼球に突き立てる。
尋常ならざる叫びをあげて逃げ去る竜を尻目に再び男は歩み始めた。


339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 22:50:03 ID:XnVDdqR60
ある者は彼の助けを拒み自ら鉄格子を閉めた。ある男は彼に助けを求めて
目の前で頭を射抜かれた。女達は閉ざされた扉の向こうで彼に助けを求めていた。

一言で言うならばその船団は壊滅寸前だった。

そこかしこで竜と死せる軍団兵に襲われ、嵐から生き延びた人間は
彼らの餌食となる運命を強いられていた。
そんな凄惨な光景にも些かも動じず進む男。その前に現れたのは巨大な幻影。
それは海神「ポセイドン」その人だった。

「クレイトス」ポセイドンの荘厳なまでに重厚な声が響く。
「お前は、アテネに向かう前に私の海を荒らすヒドラを倒さなければならない」
「しかしクレイトスよ、お前がいかに強靭な戦士であろうと
人の力だけではあの化物に勝つことはできない――神々の力を使うのだ」
次の瞬間、クレイトスは強大な力の流れに包まれたかと思うと
全身より強烈な雷撃を発した。
「神々と共にゆけ、クレイトス。オリュンポスの名の下に!」
海神の力を授かったクレイトスがその先で見たものは、
ひときわ巨大なヒドラの生贄となる人間達の姿。
その中の一人が首から提げていた鍵がクレイトスの目に留まった。
あの鍵ならば、閉ざされた扉を開けられるかもしれない。

彼は挑まなければならない。メインマストよりも遥か巨大な大蛇に。
クレイトスは背負った双剣を抜いた。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 22:52:48 ID:DJKgtcZx0
乙です。名前欄にタイトルを入れてもらえると嬉しいス

341 :GOD OF WAR:2006/11/10(金) 23:01:12 ID:XnVDdqR60
滑落するゴンドラ、そのシャフトの下には――ヒドラの首。
無残にも甲板に縫いとめられたヒドラはもがき、暴れ、
そのうちに力を失って崩れ落ちた。
最大の首を守護するかのように立ち塞がった二体のヒドラ。
彼らに残酷な止めを刺したクレイトスはメインマストを登る。

マスト上で対峙したそれは人と比べるのも馬鹿らしいほど巨大な存在だった。
その大蛇を相手にクレイトスは双剣を振るう。
双剣は次々と竜の鱗を裂き、鮮血を迸らせた。だが、それだけだった。
所詮生物としての規模が違いすぎるのだ。少々傷つけたところでヒドラの再生力には
到底及ぶはずもない。しかし、クレイトスの心に諦観の二文字は無かった。
彼は剣を打ち続ける。打ち続け、隙あらばメインマストならどうだといわんばかりに
何度も、何度も、ヒドラをマスト叩きつける。
マストはあまりにも乱暴な扱いに耐え切れず折れた。
――だが、それこそが彼の狙いだった。

一瞬の隙を突き、ヒドラに飛び乗ったクレイトスは
容赦無くその眼球に刃を突き立てた。
想像を絶する痛みに暴れるヒドラ、巻き込まれ、空に投げ出されるクレイトス。
怒りに震える片目にありったけの憎悪を込め、
愚かなる虫ケラ目掛けヒドラが牙を剥く。
一つ一つが子供ほどもありそうな乱杭歯が彼に迫る。
回避したのは皮の差一枚。
だが彼の窮地はまだ終わらない。頼りにすべき足場は数メートルの向こう。
墜落は避けられない運命に思えた――否!

342 :GOD OF WAR:2006/11/10(金) 23:15:57 ID:XnVDdqR60
運命に抗う――いや、文字通り運命を手繰り寄せるクレイトスの双剣が伸びた。
ヒドラの両顎に突き刺さった双剣を頼りに己が身を引き上げるクレイトス。
その両足がマスト台を掴んだ。

それは誰の目にも信じられない、想像を遥かに絶する光景だった。
天地に抗う形で足場を得たクレイトスが、あらん限りの力で鎖を引き絞る。
いかなる奇跡も、いかなる加護もそこには存在しなかった。
ただ一人の、たった一人の人間が、人に倍すること数十、
いやさ数百倍。その化物を、膂力のみで捻じ伏せているのだ。
彼とヒドラを結ぶ直線上には、本来であればマストが存在した。
叩きつけられただけならば、再生力に任せて休息すれば傷も癒えただろう。
しかし、今や大蛇を待ち構えているのは先端を失った――槍と化したメインマスト。
慈悲も無く、容赦も無く、クレイトスは鎖を引き絞る。

大気を裂くほどの絶叫が響き渡った。上顎から眼窩まで貫かれたヒドラは
必死に逃れようと暴れる。だが、それを許すクレイトスではなかった。
力づくで押さえつけられ、次第に弱々しくもがく大蛇。
その最後の動きが止まったとき、クレイトスは大蛇の中から人間の声を聞いた。

クレイトスは声の主のところに向かう。果たせるかな、
それは鍵を首から下げた男だった。彼は間一髪で男を救い出す。
感謝の言葉を男が口にしようとしたその時だった。
「勘違いするな」
その声は冷酷を遥かに通り過ぎて痛みすら感じるほど冷たい。
「戻ったのはお前のためじゃない」
真意を理解した男を襲う恐怖と恐慌。だが、思いとどまるよう懇願することさえ
クレイトスは男に許さなかった。引き千切られる鍵を結んだ縄紐。
支えを失った男は悲痛な叫びをあげながら大蛇の腸へと落ちていった。

クレイトスは進む。閉ざされた扉の向こう、船長室へと。
だが、扉を開けたクレイトスの眼前に広がっていたのは、見るも無残な光景だった。
――女も、男も、誰もが死んでいた。最後の生存者さえも、彼の目の前で殺された。
怒りに任せ、死せる軍団兵を斬り殺すクレイトス。
彼の脳裏には忌まわしい過去が蘇っていた。


343 :さんまの名探偵 :2006/11/10(金) 23:38:40 ID:eJfXixdK0
では、書いていきます

オープニング
吉本の家で、パーティーをしていた時に、金庫室で殺人事件が発生。
死んだのは、桂文珍(以下文珍)。そこに名探偵明石屋さんま(以下さんま)の登場です。
さんま「俺が捜査するんや!だけど一人じゃ心細いなあ・・・。
そこの君!お願い!俺と一緒に捜査しよ。にっくき犯人を捕まえるんや!」

本編
まずは吉本家の長女、吉本綾子(以下綾子)に事件のことを聞きにいく。
事件の概要は、あの夜パーティーが始まって3時間ほどたった頃、
「大変だ!文珍さんが死んでる!」と悲鳴があがった。
慌てて声が聞こえる金庫室に向かうと、文珍の変わり果てた姿が・・・という事であった。
そして綾子から現場写真を貰った。さらに、金庫に大事に保管してあった、
ダイヤモンドも盗まれてしまっていたのである。パーティーがやっていたホール
から金庫室には誰でもいけたのだから、犯人は出席者の中にいるはずと教えてくれた。
出席者は文珍以外では、オール阪神巨人(以下阪神、巨人)太平サブロー・シロー(以下サブロー、シロー)
今いくよくるよ(以下いくよ、くるよ)西川のりお(以下のりお)島田紳介(以下紳介)だった。
綾子は文珍とは恋人同士であり、結婚の約束までしていた。綾子は千里ヶ丘の文珍の家を教えてくれた。
次にパーティーのやっていたホールで、ライターを勝手に持っていき、事件の起きた金庫室にいく。
金庫室の床が光っているので調べてみると、コンタクトレンズが落ちていた。
これは、事件の証拠品になると思ったさんまは大事に取っておく事にした。
次に吉本家の主人、吉本高行に会う。怪しい人の事を聞くと、いくよとくるよが
ダイヤの事をしつこく聞いてきたそうだ。いくよとくるよが仕事をしている、
毎朝テレビの場所を聞いて、さんまは家を出た。

次に向かったのは、文珍の家。文珍の家にある扇風機を回してみると、本棚の上から
住之江の競艇場の舟券が落ちてきた。さんまは行ってみる事にした。
住之江の競艇場には、横山やすし(以下やすし)がいた。やすしは、
文珍の殺害事件の事で、奇妙な噂を聞いたそうだ。やすしはさんまに
競艇で勝ったら教えてやると言うので、勝負する。
さんまが勝つと、やすしが聞いた奇妙な噂を教えてくれた。
文珍が大事にしていた、幻のネタ本というのがあって、事件以来行方不明になっていた。
しかし、最近その本に書いてあったネタをオール阪神巨人が使っているそうだ。
それでスランプから脱出したらしい。その本は世界に一冊しかない。
この噂を聞いて、さんまは住之江の競艇場を後にする。


344 :さんまの名探偵 :2006/11/10(金) 23:39:35 ID:eJfXixdK0
次に来たのは、毎朝テレビ。そこにいたくるよに、最近のりおとこそこそ何かをやっている、
シローが怪しいのではないかと言われた。そして、シローがいるなんば花月に行く事にした。
なんば花月にいるシローは、酒癖の悪い巨人が怪しいのではないかと言って、
オール阪神巨人が仕事で行っている新宿まで行く事にした。阪神に仕事のことを聞くと、
巨人がいいネタを持ってきてくれると言っていた。しかし巨人にいいネタの事を聞くと、
何も答えてくれなった。

大阪に戻ってきたさんまは、毎朝テレビに行く。先程は本番中で、何も調べる事が出来なかったが、
本番が終わったスタジオならば調べる事が出来るからだ。スタジオの電気をつけて、
近くにあるダンボールを開けてみると、丸めて捨てられた紙が入っていた。
その紙はコンタクトレンズを買った領収書で、買った人はくるよ。
買った日時は事件の二日後になっていた。金庫室に落ちてたコンタクトレンズはくるよの物だろうと、
推理し、この領収書は取っておく事にした。なんば花月にやってくると、たこ焼き屋のオープンのチラシ
が置いてあった。芸人は半額なので誰か行ってるかもしれないと睨んださんまは、すぐにたこ焼き屋の
たこいちに向かった。たこいちには阪神がいた。阪神にネタ本の事を聞くと、
僕は知らないから巨人に聞いてみればどうですかと言われた。そして千里ヶ丘にある
巨人の家を教えてもらい、行く事にした。

巨人の家に着くがドアは開いておらず、チャイムを鳴らしても出てくる気配はなかった。
しかし、メーターボックスを開けるとメーターが物凄い勢いで動いていた。
巨人が居留守を使っている事がわかったさんまは、ドアをとにかく叩いた。
そうすると、ドアの向こうから巨人がいる事がわかった。しかし忙しいという理由で、
相手にしてもらえなかった。さんまは一度事務所に戻ることにした。
事務所に戻ると留守番電話が入っていた。聞いてみると、闇の帝王と名乗る奴から
この事件から手を引けという脅迫電話が入っていた。
さんまは、「探偵に危険はつきもの、こんな脅しに負けるか!・・・多分」と言い、
もう一度巨人の家に向かうことにした。

345 :さんまの名探偵 :2006/11/10(金) 23:40:07 ID:eJfXixdK0
巨人の家に着いてドアを開けてみようとする。
開いている筈が無いだろうと思っていたが、なぜかドアは開いていた。今がチャンスだと思い、
さんまは巨人の家の中に入る。家の中をくまなく探している時に、さんまは、冷蔵庫の氷を
見つけた。それを叩いて割ってみると、ポリ袋に入っている本を発見した。
それこそが、幻のネタ本だったのだ。さんまはこれが欲しくて、巨人は文珍を殺したのではないかと睨む。
そして巨人が戻ってくるまで待つ事にした。
巨人が家の中に入っていくのを見て、さんまはチャイムを鳴らしネタ本の事を聞いた。
巨人が「まあ上がってください。」と言うので、さんまは家に上がる。
巨人に事情を聞くと、文珍を見つけた後その脇に落ちていたネタ本が欲しくなり取っていったそうだ。
でも俺は殺していないと弁解する。さんまはその弁解している巨人の目を見て、嘘はついていないと感じ取った。
家を出て行こうとした矢先に、巨人からネタ本の近くにこんな物が落ちていたと、
フロッピーディスクを渡される。文珍の家にはパソコンがあるので、文珍の家に行ってみる事にした。

文珍の家に行き、パソコンの電源を入れてフロッピーディスクを入れてみると、
パスワードを入力してくださいと出てきたので入力した。すると文珍の顔が出てきて、
東京の宝石商のチャタという男から、「あの人」が密輸をしている事を偶然聞いてしまった。
それに、チャタが言っていた闇の帝王というのも気にかかる。どっちにしろ、
あの人はパーティにやってくるのだから、その時に問い詰める事にしよう。、と語った。
さんまは文珍は密輸の事を知って殺されたんだなと推理した。後で、チャタという宝石商にも、
話を聞きに行く事にした。

なんば花月に行くと、いくよがいたので、いくよの美しさの秘訣を聞いてみた。
いくよは、エアロビクスがいいから行ってみればと、言ってくれたのでその場所を教えてもらい、
行く事にした。いくよが教えてくれたダンススタジオのスタジオカメダに着いた。
そこには、くるよも汗を流しに来ていた。さんまは、くるよに毎朝テレビで見つけた領収書を突きつける。
動じないくるよに対して、さんまはコンタクトレンズを突きつける。そして、あの晩の事を聞く。
くるよの言い分は、ダイヤが欲しくて金庫室には行ったが、金庫は開かなかったし、死体も無かったそうだ。
変なペンダントを拾っただけだと言う。しかしそのペンダントはただでは見せてくれなかった。
さんまは、その時一人の女の子を見て、可愛いからレオタードを取って欲しいと言う。
その女の子は、エアロビクスの勝負に買ったら脱いでもいいと言うので勝負する。
勝負に勝ち彼女を脱がした時には、さんま自身もヘトヘトであった。なので、北新地にビールを飲みに行く事にした。

北新地の居酒屋みどりに行くと、そこにはシローがいた。シローと一緒にビールを飲む事にしたさんまは、
つまみを頼もうとする。シローがここはたこ焼きが美味いですよというので、たこ焼きを頼む。
そのたこ焼きは、お持ち帰りも出来るという事で、早速荷物に入れるさんま。
さんまはシローにビールを勧める。何回も勧めると、サブローが有馬温泉に行っている事を教えてくれた。
スタジオカメダに戻り、お腹が減っているように見えたくるよにたこ焼きを勧める。
くるよは、すぐに食べてペンダントを見せてくれた。ペンダントをすぐに証拠品の中にしまった。
事務所に戻ると、変な質問をしながらのりおが現れた。のりおは俺は犯人じゃないと言っていなくなってしまった。

346 :さんまの名探偵 :2006/11/10(金) 23:41:01 ID:eJfXixdK0
今日はこれで終わりです。
次書くときにはエンディングまで書いておきます。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/10(金) 23:44:58 ID:3Pylmpt90
さんまの人乙ー
懐かしい

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 00:19:37 ID:m42Ae1OB0
>>335
「イベント」や「壮大な話」や「主人公が交代して依頼者が犯人で」の部分や
「真犯人と対決爆弾事件を解決」の部分とか、ゲームの流れをを詳しく知りたい。教えて欲しい。
プレイしてもわからないところがあるならそこは不明なままでいいので。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 14:42:55 ID:M/xWbuPj0
SeraphicBlueのストーリー投下が途中で止まってるようだが、続き書いても良い?

350 :さんまの名探偵 :2006/11/11(土) 16:22:40 ID:JPDqAWS40
シローに教えてもらった有馬温泉に行くさんま。そこでは、サブローが温泉に入っていた。
さんまがいろんな物をサブローに見せていると、サブローはペンダント食いつく。
そのペンダントをシローの家で見た事があるらしい。さんまはシローの家を聞こうとするが、
サブローは見返りを求めてくる。さんまはしょうがない顔をしながら肩叩きをしてあげる。
そんな事をして得たシローの家の場所千里ヶ丘に向かうことにしたさんま。
シローの家に着くがドアは開いてなくて、家の前に古新聞が置いてあるだけだった。
古新聞はビニール紐できつく縛られていたが、ライターで炙って何とか紐を切ることに成功する。
新聞の中に「アフリカの星(ダイヤモンドの事)は確かに頂いた!闇の帝王より」という脅迫文が出てきた。
シローが闇の帝王なのかと怪しむさんま。何故こんな物がここにあるか分からないが
取っておく事にした。

有馬温泉に向かったさんま。まだ温泉に浸かっているサブローがいた。
その光景を見て、いらいらしてきたさんまはサブローを激しく殴った。
殴られたサブローは、シローは事件と関係があると言い、シローの家の鍵をくれる。
その鍵を手にしたさんまは、すぐさまシローの家に向かった。
シローの家の中に入ったさんまは、室内を探し始めた。そしてくずかごから金の鎖を発見する。
その金の鎖はあのペンダントときっちり合うのであった。そしてあの晩、
シローが金庫室にいたことがわかった。さんまはシローを探し始める。
太陽の塔が見える辺りでシローを見つける。さんまはシローに金の鎖とペンダントを突きつけると、
シローは逃げ出すので、さんまは追いかける。
シローを捕まえると、あの晩の事を話してくれる。闇の帝王の命令で金庫室に忍び込んだが、
その時にはもうダイヤがなくなっていたそうだ。殴ることは出来るけど、人を殺すことは出来ませんと言った。
さんまは闇の帝王はのりおかと聞くが、シローはその事については答えなかった。
シローは、さんまにもしものことがあったら「はやぶさ」という言葉を思い出してくれと言って、
身を隠してしまった。

351 :さんまの名探偵 :2006/11/11(土) 16:24:28 ID:JPDqAWS40
この一件に疲れたさんまは、居酒屋みどりに向かった。そこではレースに勝ってお祝いをしている
やすしがいた。さんまはそんなやすしのご機嫌を取る。するとやすしは、今から東京のクラブに繰り出そうかと提案してくる。
そこまで行く事が出来ないさんまは、遠慮する。やすしはさんまに行こうとしていたクラブの名前を教えてくれた。
そのクラブはポピーという名前で、のりおもよく行っているそうだ。
捜査の為みどりを後にするさんまは道頓堀を歩く。すると、向こうの方から紳介が現れた。
これはチャンスだと思い、紳介から根掘り葉掘り聞き出そうとするが、のらりくらりとかわしてくる。
仕方が無いので紳介を事務所まで連れて行こうとするが逃げられてしまう。さんまは紳介を追いかける。
紳介を捕まえて、話を聞きだそうとするが、さんまの遊んだ事のある女があっちにいるでと言い、
さんまが違うほうを向いた瞬間に紳介は逃げ出してしまう。紳介に逃げられたさんまは道頓堀を、
後にしようとしたその時、悲鳴が聞こえた。急いで現場に向かうと、紳介が死んでいるのを発見する。
そこには、遺書とアフリカの星があった。アフリカの星を証拠品に入れて、遺書を読む。そこには、
「ダイヤを盗んでいる所を文珍さんに見られて、つい殺してしまった。世間の人に申し訳が立たんので
死んでお詫びする。」と書いてあった。しかしさんまは、この自殺劇に関してどうも怪しいと睨んだ。

さんまは、話に出てきた宝石商のチャタに会いに行く。チャタはアフリカの星は、古代の秘宝だという。
そしてこのアフリカの星を業界でも有名な人が探していると教えてくれた。
さんまはクラブポピーへ向かう。そこで相手をしてくれたのはエミという女だった。
さんまはエミに「君みたいな子、好っきゃねん!」と言う。するとエミは、「隣の部屋でむふふしましょ。」と言い
さんまを隣の部屋へ連れ込む。隣の部屋であんな事やこんな事をしてもらうさんま。しかし次の瞬間、
エミに殴られて気絶してしまう。気づいたさんまは、牢屋に閉じ込められてしまうのであった。
その牢屋の鍵はナンバーロックになっていた。さんまは、シローの言っていた「はやぶさ」を思い出す。
「はやぶさ」を数字に変換して8823と押すと、鍵が開く。
そこにのりおが現れて、自分が闇の帝王だと名乗りあげる。自分がアフリカの星を手に入れたかった理由は、
古代の秘法を手に入れるためだと言い、俺と一緒に古代の秘宝を探しに行かないかと誘ってくる。
さんまが拒否をすると、アフリカの星は置いていって貰おうかと言うので、渡す。
するとのりおは、あの晩のことを教えてくれる。
のりおが見たのは、文珍は金庫室に行ったのではなくて、高行の部屋に向かった。しかし死体は金庫室にあった。
高行の部屋から金庫室に行くには、ホールを通らなければいけなかった。それをよく考えてみるんだなと言い、
お土産としてチャタが書いた密輸の契約書をもらった。

急いでチャタの元に向かうさんま。チャタに契約書を突きつけても、知らん顔をする。
そんなチャタにムカついたさんまは、チャタをどつく。チャタは正直に話した。
アフリカの星が密輸品だった事や、高行と組んでアフリカの星で大儲けするつもりだった事を聞いた。
高行の部屋に向かうさんま。しかし、高行はいなかった。部屋を調べてみると、隠しボタンが現れた。
押してみると、椅子の下から隠し階段が現れた。着いた部屋には、床に血が着いていた。
その部屋には小さな金庫があり、開けてみると中に紙が入っていた。そこには、
「あの事を黙っていて欲しければ、4月8日に1億円を用意しろ」と書いてあった。そして4月8日は、
紳介の死んだ日であった。段々真相が分かってくるさんま。金庫をもう少し探してみると、
ノブがついているのが分かった。ノブを回してみると、何か音がした。音のした方向に向かっていくと、
道が出来ていて、そこは金庫室に繋がっていた。それは、高行のアリバイが崩れた事である事になった。
そこに高行が現れる。さんまは高行に詰め寄る。
文珍はあの日高行に密輸の事を言いにいった。それに逆上した高行が文珍を殺したのだというが、
高行は動じない。紳介のことを詰め寄ろうとしたが、高行はこれからアメリカに高飛びするからと言って、
逃げてしまった。さんまは高行を追跡する。


352 :さんまの名探偵 :2006/11/11(土) 16:26:22 ID:JPDqAWS40
高行を捕まえたさんま。
さんま「やっと捕まえられた!吉本高行観念せい!」
高行は黙ったままだった。さらにさんまは言う。
さんま「文珍はん、紳介を殺した罪は重い。さらに密輸や!」
それを言った瞬間、高行は拳銃を取り出してこう言った。
高行「うるさい!!もう言うな!この拳銃が目に入らぬか!」
さんま「う、う、そんな物持っとんたんかい。」
そこに綾子が現れる。
綾子「やめて、お父様!!これ以上罪を重ねないで。」
高行「あ、綾子。どうしてここへ・・・。ともかくそこをどけ!」
綾子「だめ!!お父様!さんまさんを撃つなら私を撃ってからにして。昔の優しいお父様に戻って。御願い、お父様!」
その発言でうなだれた高行そこへ綾子が、
綾子「お父様私と一緒に警察に行きましょう・・・。」

エンディング
さんま「つらいじけんやったなあ。○○ちゃん(主人公)高行の奴、あの秘密の部屋、
密輸のダイヤを閉まっておく為に作ったんだろうが、思わぬところで役に立ったもんや。
あそこのおかげでホールを通らずに金庫室に死体を運ぶ事が出来たんやからな。
そして紳介や。紳介はたまたま殺人現場を目撃したのやろ。それをネタに高行を脅迫した。
その為に殺されてしまったのや。」
○○「紳介可哀想に。ダイヤを盗んだばっかりに。」
さんま「○○ちゃん分かってへんな。紳介は盗みなんかしとらんはずや。元々ダイヤは盗まれてへんのや。
脅迫された高行は、紳介に全ての罪を被そうと書置きとダイヤをあの現場に残したんや。
さ、○○ちゃん。綾子さんを元気付けに行こうか。」

この物語は架空の物であり、登場する団体、事件等は、実在のものとは一切関係ありません。

終劇

353 :さんまの名探偵 :2006/11/11(土) 16:28:31 ID:JPDqAWS40
これはグッドエンディングです。
バッドエンディングは、
アフリカの星を高行に返す。
のりおと古代の秘宝を探しに行く。
高行の追跡に失敗して、高飛びされる。
の3つがあります。


354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 17:35:33 ID:6oc6mnRq0
さんまさん乙

補足しておくと、ゲーム中、吉本 高行(たかゆき)は吉本興○の社長として登場。
名前を見れば分かると思うが、架空の人物。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 20:00:44 ID:6FSNe7nAO
>>349
お好きにどぞう

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 20:36:16 ID:V2f3OcaB0
メテオスのストーリーといってもOPとEDしかないんだけどいいでふか?

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 21:49:26 ID:erCog7HuO
PS2の「月の光〜 沈める鐘の殺人〜」を教えてぐたざい。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 22:56:19 ID:W3EV2Hg20
>>349
お願いします

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 23:03:22 ID:djBWWVQl0
そういや携帯アリスの人はどうしたんだろう

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/11(土) 23:18:19 ID:2jZC2uwk0
>>月の光
かま3終わってからでよろしければ夜想曲1・2と共に予約しておきます。
もちろん、先に書いてくださるという方がいればその方にお任せしますが。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 00:34:54 ID:qPkglipBO
>>360
お願いします!

362 :スカイガンナー:2006/11/12(日) 02:00:27 ID:bRsKzN6O0
Scene3:機械兵上陸(ファム)
ヴァントル一味の部隊がリーヴ市街地へと接近した。
たまたまシエルもコパンもいなかったため、ファム一人が出動することに。

ファムが飛空挺に載って現場に着くと、海中から「機械兵ヴァンクール」が現れた。
ヴァントルは、リーヴの市内にモニュメントのようにすえられている
塔ほどの巨大さを持つ美麗な天体望遠鏡に目をつけており、
「あのように美しいものは私が所持するのがふさわしい」と
考え、ヴァンクールによって強奪していこうとしているらしい。
望遠鏡に向かってどんどんと海中を、そして市内の水路を進んでいくヴァンクール。

ヴァンクールは装甲が厚く、普通の攻撃ではほとんどダメージを与えられない。
お披露目パーティ襲撃の時にメルヴィーユの上に陣取っていたヴァンクールは
コパンの愛機「シュバリエ」の特殊攻撃「ローリング」でメルヴィーユの上から
押し出して突き落とすことで倒したのだが、今回はその方法も使えない。

アルディ警部が機械兵を作った兵器会社に問い合わせたところ、ヴァンクールは
肩関節の装甲が弱く、そこを攻撃すればダメージを与えられるかもしれないとの事。
それを伝えられたファムはヴァンクールの肩を攻撃しようとする・・・が、
肩についた奇妙な装置が稼動して攻撃をさえぎってしまった。

「はっはっは!この私がそんな欠点をそのままにしておくと思うのかね?」
天才科学者ヴァントルはそのことをとうに見抜いており、防御するシールド装置をつけていたのだ。
ファムはまずシールド装置を破壊することにする。

アルディ警部ら警察も、ヴァンクールをしばらく停止させる電気爆弾の投下準備、
戦車隊を水路にかかる橋に待機、望遠鏡周辺に機雷を配置、などとヴァンクールの
進行を止めるための作戦を何重にも用意しはじめた。

[ヴァンクールが望遠鏡に到着するまでにシールド装置を破壊、ヴァンクールの両腕を落とした場合]
腕が無ければ望遠鏡をつかんで強奪することは不可能。
ヴァントルは怒りに震えながらも望遠鏡をあきらめて退却していき、
アルディ警部はファムの苦労をねぎらう。


[望遠鏡に到着するまでにヴァンクールの両腕を落とすことが出来なかった場合]
ヴァンクールは望遠鏡をつかむと、固定されていた台座から引き剥がし、手に持って退却し始めた。
その時、肩のシールド装置が稼動しなくなった。ヴァントルは
「むっ?さすがにこれほど重いものを持つと、シールドにまで動力が回らんか・・・」
と渋い顔をするが、構わず持ち去るようだ。
ファムはシールドが無くなったヴァンクールの肩を攻撃して妨害しようとするが、
下手をすると望遠鏡にも攻撃が当たってしまいそうだ。

 [望遠鏡を破壊することなく、ヴァンクールの両腕を落とせた場合]
 腕が無ければ望遠鏡をつかんで強奪することは不可能。
 ヴァントルは怒りに震えながらも望遠鏡をあきらめて退却していき、
 少し傷は付いたが望遠鏡も取り戻せた。アルディ警部はファムの苦労をねぎらう。

 [望遠鏡を破壊してしまった場合]
 「え〜い、なんと言うことを!物の価値のわからん馬鹿者め!」
 ヴァントルは怒りに震え、ファムを見下しながら退却していった。
 アルディ警部も「盗まれるのを防いでも、望遠鏡が壊れては元も子もない」と失望した様子だ。

 [ヴァンクールに逃げられてしまった場合]
 ヴァントルは勝ち誇った笑いを残し、望遠鏡を奪っていった。
 街の大事な望遠鏡が奪われてしまったことに失望するアルディ警部。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 10:51:25 ID:IixbswKX0
PS3のGENJI 神威奏乱をお願いします。

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/12(日) 13:46:31 ID:ct9zVwCXO
PS3のゲームは諦めた方がよくないか?


365 :GOD OF WAR:2006/11/12(日) 23:04:12 ID:MGI8PloJ0
どんなに女を抱こうとも――
どんなにワインを飲もうとも――
悪夢からは逃れられない。彼を慰めるのは、ただ荒れ狂う海だけだった。

「アテナァァァァーーーーーッ!!」
クレイトスは獣の如く吼えた。
「十年だ! 私が神に仕えて十年になる。
いつになればこの悪夢から解放してくれる!」
港から港へと航海を続け、神の敵を打ち滅ぼし続け十年。
その彼についに最後の試練が与えられる時がやってきた。
神像に宿ったアテナは語る。アテネに向かえ、と。

戦神アレスの軍隊は既にアテネを滅ぼす為にアテネを包囲していた。
地下世界の怪物どもを率いたアレスの軍隊は地上無敵。
アテネの滅びは目前に迫っていた。しかし、神々は主神ゼウスの掟により
互いに争うことができない。アテネを守護するアテナ自身でさえ手を下すことは
できないのだ。故に、クレイトス。神の力を受けた男が必要なのだと。

「もし私がこの使命を、神を倒せれば……あの悪夢は消えるのか?」
神々は約束を違えない、とアテナは言った。それは使命を
無事果たした褒章としてだろうか、それとも力尽き倒れてのことだろうか。
どちらにせよ悪夢から――クレイトスの狂気から解放される時は迫っていた。

366 :GOD OF WAR:2006/11/12(日) 23:08:39 ID:MGI8PloJ0
ヒドラを滅ぼし、アテネ港に辿り着いたクレイトスを待ち構えていたのは
アレスの軍勢だった。彼は微塵の容赦も見せず彼らを屠り、進む。
半牛半人の化物――ミノタウロスは倒れたところを口腔に双剣を突き立てられた。
単眼の巨人――サイクロプスは、ただ一つしかない眼球を串刺しにされた。
だが、悲惨の極みを挙げるならばそれはゴルゴンの女王、メデューサに他ならない。
かつてアテナに抗い化物へと身を落とされたこの化物はクレイトスに首を奪われた。
生きたまま、血の通う体から、直接、首を引き抜かれたのだ。
メデューサの首を捧げ、アテナより石化の魔法を授かったクレイトス。
彼が、アテネ市街に通じる架け橋を渡ろうとしたその時だった。

クレイトスの前に突然現れる幻影。驚くクレイトスに幻の女は東の神殿に向かえと言った。
そこでアテネの神官たる自分が神を倒す方法を教えよう、とも。
女の言葉を信じ、神殿に向かうクレイトス。その道中、
見晴らしのよい山上で彼が目にしたものは忌まわしき「敵」の姿――

367 :GOD OF WAR:2006/11/12(日) 23:10:14 ID:MGI8PloJ0
アテネの軍勢を相手にたった一人で立ち向かう――いいや圧倒する、神。
あまりにも巨大、あまりも強大、それが戦神。
アテナの兄でありながらアテネを滅ぼすことを望んだ狂神アレス。
「戦いの神よ、忘れるものか。
あの夜の報いだ、この街をお前の墓場としてやる」
深く、深く、憎しみを滾らせクレイトスは誓った。


368 :GOD OF WAR:2006/11/12(日) 23:11:57 ID:MGI8PloJ0
アテネ市街に辿り着いたクレイトスを見た瞬間、その女は逃げ出した。
「待て!」
理由もわからず逃げられ、思わず追いかけた彼に浴びせられたのは
呪詛にも等しい罵倒の言葉。
「貴方を知ってるわ……何をしたかも。
――化物! 来ないで、近づかないで!」
クレイトスは女ににじり寄る。彼が一歩進むごとに後ずさる女。
しかし女は気がついていなかった。もう、これ以上は下がれないことを。
手摺にもつれ、バランスを失った女は地に落ちた。
転落死した哀れな女の手に握られているのは一本の鍵。
クレイトスが何を考えていたのかは分らない。
弁解するつもりだったのかもしれない。
あるいは、殺意を抱いていたのかもしれない。
ひょっとしたら何も考えていなかったのかもしれない。
事実はただ一つ。彼は先に進むための鍵を手に入れたということだ。

369 :NINJA GAIDEN:2006/11/12(日) 23:19:11 ID:MGI8PloJ0
道を塞ぐ愚かな人間をゼウスより授かった雷撃で焼き払ったクレイトスは
ついに東の神殿――アテナ神殿に辿り着く。
しかし、彼の目前で神官はハーピーにさらわれてしまう。
神官を追うクレイトスが、彼に襲い掛かる化物たちを皆殺しにしたその時だった。
老人の高笑いが神殿に響いた。
「よくやった。いいぞ、アテナの選択は正しかった! 恐らくアテネは助かるだろう」
かさつき、ひび割れた日に焼けた肌、伸ばし放題の白髪と髭、ぼろぼろの服。
まるで狂人じみた老人は彼に近づくとさも嬉しそうに言った。
「しかし油断するなよ。ワシが墓を掘り終わるまで死んではいかん」
「墓、誰の墓だ?」
老人の指は、はっきりとクレイトスを指した。
「おまえだろうが!」
「いずれ全てが分かるだろう。そして、何もかも失われそうな時があれば
――ワシが手を貸そう」
さっぱり要領を得ない老人の戯言を無視し、クレイトスは神殿へと足を踏み入れる。
彼が駆けつけたとき、神官はハーピーによって地に叩きつけられる寸前であった。
間一髪のところで神官を助け出したクレイトス。無事助けだされ、落ち着きを取り戻した神官は彼が本当に救世主であるか確かめるために手を伸ばす。
彼女はそこに見た。口に出すのも憚られるおぞましいものを。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 01:47:51 ID:qUvIUR4r0
pc98の「フィフス・エレメント」「フィフス・エレメント2」をお願いします。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 18:17:44 ID:nrN8N5nwO
PSのルパン三世カリオストロの城再会をお願いします

372 :SIREN2:2006/11/13(月) 22:48:52 ID:umLz5ubp0
水曜日あたりに投下します。
マジすんません。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 23:31:48 ID:p0/5r2KM0
wikiが見れないんだが俺だけか?

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 23:45:43 ID:nZAAI2roO
ノシ

俺も見れん

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/13(月) 23:50:56 ID:02Bp1hWm0
同じくダメ
落ちてるのか消えてるのか

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 01:02:58 ID:VylPRES+0
>>373-375
ttp://atwiki.jp/

11月13日 PM23:50現在www8の緊急メンテナンスを行っております。
ご迷惑をおかけし申し訳ございません。
復旧予定は14日AM2:00ごろを予定しております。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 01:18:17 ID:PDqPMV12O
ゴッドオブウォーがすごいいいところで中断されてて…
続きを楽しみにしてます。
乙であります!

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 20:02:04 ID:LnYGKn/dO
PS3の機動戦士ガンダムお願いします

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 20:29:28 ID:782v1MgLO
DoCoMoでもアリス出来る様になったんで、
あらすじ程度でも良かったら投下するけど…
もう少し待った方がいいのかな?

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 21:23:20 ID:C2NLFRLR0
>>379
最終投稿が9月6日で、それから3ヶ月は予約は有効ってことになるんじゃ?
個人的にも、あの人の詳細な書き方が好きなのであの人の投稿を待ちたい。

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/14(火) 23:36:38 ID:PKGBEsEm0
>>379
なら、こっちのスレに書き込んでみては?
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1145367885/

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/15(水) 21:01:22 ID:ZmwrKGaEO
アーケードのシューティングゲーム、「ピンクスウィーツ 鋳薔薇それから」と「虫姫さまふたり」をお願いします。

383 :スカイガンナー:2006/11/15(水) 21:32:05 ID:YuEsnxd+0
Scene3:漆黒のガンナー(シエル)
リーヴ上空を飛んでいたシエル。
しかしそこに突然、黒い飛空挺に乗った謎のガンナーが現れた。

白い服を着て妙なゴーグルで目を覆っているそのガンナーは戦闘を楽しむ変な人らしく、
いきなりシエルに戦いを仕掛けてくる。いやおう無しにドッグファイトをする羽目になるシエル。

[一対一の勝負。勝っても負けてもクリア]
戦いの中でシエルの操縦センスを気に入ったらしい謎の男は、
また出会うことを匂わせながら飛び去っていった。
一体、あいつは何者なんだ・・・?といぶかしむシエル。



Scene3:水路街の怪物(コパン)
最近水路街に大蛇のような怪物が出ると言う話を聞きつけたコパン。
目立ちたがりな彼は、それなら俺がしとめてやるぜ、と怪物退治に乗り出すことにする。
取材に来た記者に、「明日の新聞の記事、頼むぜ!」と自信の程を見せる。

いざ夜の水路街を飛んでみると・・・
なんとそこに居たのはヴァントルの手下、プーレども。
リーヴの町で何かコソコソやっていたらしい。
連結して長ーく一本に連なる機構を持った水上戦闘艇「エグゾゼ」を運用していたので
それを人々が怪物と見間違えたのだ。

コパンに見つかったプーレたちはあわててゴールド、レッド、ブルーの
三隊のエグゾゼなどに乗ってリーヴから逃げ去ろうとするが、
コパンは「逃がすか!」とそれを追う。
こうして、リーヴの市街地水路や建造物内、さらに地下水路などを駆け巡る追っかけっこが始まった。

[三隊全てを全滅させた場合]
「へへっ、これで明日の新聞の一面はいただきだな!」
とコパンは頬をゆるめた。

[一隊でもリーヴの外の海へと逃がしてしまった場合]
「くそっ、逃げられちまった!」
ヴァントル一味を根こそぎに出来なかったことを悔しがるコパン。

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 20:06:17 ID:aoG3JUYG0
>>305から>>383までの間に書き込まれたストーリーをまとめWikiに収録しました。
また、未解決リストも>>383までの分に更新しました。

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/16(木) 20:19:52 ID:N3J4xrv10
今日アリスを読んだんだけど、続きまだ投稿されてないのか…(´・ω・`)
ものすごく面白かった
書き手さん、続き楽しみにしてます。がんばれ

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 13:45:10 ID:RBItFtbp0
 GBAのユグドラリオン、お願いします

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 14:15:38 ID:lPEl/Zxh0
>>386
ユグドラユニオンのことで良いなら書くが
ユグドラリオンってゲームなら知らね

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 14:19:43 ID:RBItFtbp0
 >387
 すいません、間違って覚えていました。よろしくお願いします

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 15:21:54 ID:eDhhLavn0
ディスクシステムの「悪魔城ドラキュラ」「ドラキュラII 呪いの封印」
ファミコンの「悪魔城伝説」
ゲームボーイの「ドラキュラ伝説」「ドラキュラ伝説II」「悪魔城ドラキュラ 漆黒たる前奏曲」
をお願いします。

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 15:23:54 ID:CW09eobN0
ドラゴンオエストのTとUお願いします

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 15:53:00 ID:A3dTfDBb0
フリーゲームの「1999 Christmas Eve」PS2の「真魂斗羅」をお願いします。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 20:35:28 ID:6LQ+VEzWO
>>384
乙です!

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/18(土) 23:02:47 ID:NR45d1yO0
>>389
お前がそのシリーズにすげえ執着してることだけはわかったw

394 :GOD OF WAR:2006/11/19(日) 01:36:02 ID:W2S9SyS60
それは、人の形をした獣だった。
誰よりも残忍で、誰よりも勇猛なスパルタの将軍。精強で知られる
スパルタ兵ですら怖れたこの男に立ち向かう事ができたのは彼の妻ただ一人。
だが、その彼女でさえも彼の欲望を止める事はできなかった。
更なる戦を求め、激しく燃え上がるクレイトスの欲望。
その欲望が彼自身を焼き尽くすことになることを、彼はまだ知らない。

神官の顔は青褪めていた。アテナは何故このような者を選んだのか――?
「私の頭を覗くな!」
忌まわしい過去を覗かれたクレイトスは怒りに任せて神官を振り払う。
獣の怒りに身を任せてようとした彼に神官は冷たい鞭のような言葉を打ち付けた。
「敵を見極めなさい」と。

この世で神を倒す方法はただ一つ。それは「パンドラの箱」。
アテネ城壁の先、砂漠の彼方に神々が隠した強大な力。
しかし、箱を求め生きて帰った人間は誰もいない。


395 :GOD OF WAR:2006/11/19(日) 02:01:17 ID:W2S9SyS60
箱を求め、死の砂漠に向かったクレイトスは
その途中でアテナの啓示を受ける。
アテナはクレイトスに告げた。パンドラの箱を求めるの
ならば三匹のセイレーンを探せと。
彼女の歌を聴く者だけが「クロノス」の下に辿り着けるのだ。

クロノス。偉大なるゼウスの父でありながら、ゼウスに逆らい
神々の座から下ろされた巨人。
父であるこのタイタンにゼウスは罰を科した。
それは、パンドラ神殿を護ること。
彼の巨大な肉体、その全てが砂に削られ、
失われるまでの永劫にも等しき時間の果てまで。

歌を頼りに三匹のセイレーンを見つけ出し、皆殺しにしたクレイトスは
真に彼女達が守る物を見つけ出した。
巨大で豪奢な角笛。それを吹いたクレイトスの前に驚くべき光景が広がった。
いつ果てるとも知れない砂嵐が太刀で切り裂いたかのように二つに割れたのだ。
これこそがアテナの言う安全な道であった。

砂漠の道の向こう、遥か砂の世界を這い回る巨人――クロノス。
彼が背負うパンドラの神殿に足を踏み入れれば、
最早逃げることは敵わないとクレイトスは知っていた。
箱を手に入れるか、朽ち果てるか。その二つしかないのだと。
全てを承知の上でクレイトスは神殿に向かう。

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 02:31:04 ID:N62fyUl60
>>389
漆黒たる前奏曲だけはこの前古本屋でゲットしてクリアしたから書いてみよう
クリア後売っちゃって手元に無いからウソ書いちゃうかもしれないけどカンベンな。
特に会話はうろ覚え。でも大筋は合ってるから。


中世のトランシルヴァニア。ソニアという美しい少女が居ました。
ソニアは祖父から教わったムチが使えたり一定時間無敵モードになれたり
ソウルウェポンという怪しい力が使えたりとなんだかすごい力を持ってます。

ソニアが年頃になった頃、ドラキュラ伯爵っていう貴族だか領主だかが
闇との契約かなんかをおこなって、魔族になりました。
ソニアはドラキュラをぶっ殺しに、ドラキュラの居城へとムチを携えて侵入します。

城の中はゾンビだの人を襲うコウモリだの、危険な怪物どもでいっぱい。
でもソニアは、ロウソクを壊すと出てくる肉とかハートとかのアイテムを取って助けにしながら
怪物どもをムチで叩き消してドラキュラの居るだろう城の奥へと突き進みます。

大コウモリとかメデューサとかドラゴンとかの中ボスを倒して城の中を半分くらい進むと、
その一室で美青年と出会います。
美青年「ソニア・・・まさかとは思ったが・・・本当に君なのか・・・」
ソニア「アルカード!あなたこそ・・・どうしてここに・・・」
どうやら、ソニアはこのアルカードという青年と知り合いのよう。
アルカード「いいかソニア、すぐにこの城から出て行くんだ」
ソニア「何を言うのアルカード!」
アルカード「これは、僕と父の問題なんだ。君が危険を冒す必要は無い」
ソニア「いいえ。私の力は、闇の者を倒すために神から与えられたもの・・・」
このへんの会話はうろ覚えですが、アルカードはソニアを危険な目にあわせたくないようです。
アルカードもソニアの固い意志に負けたのか、一緒にドラキュラの下へ・・・行くのかと思ったら
アルカード「わかった・・・しかし、君が本当にそれだけの力を持っているか、僕に見せて欲しい」
危険だから帰れとか言ってたくせにバトルを始めました。アホかこいつら

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 02:31:50 ID:N62fyUl60
ソニアがハイパーモードになってびしばしとムチでしばくとアルカードは膝をつきます
アルカード「君の力は本物だ・・・これなら父を倒すことが出来るだろう」
ソニア「アルカード!」
アルカード「ソニア・・・なんとかかんとか」
アルカード消えました。手加減とかしなかったのかソニア
ソニア「アルカード・・・ありがとう・・・さようなら・・・」

そんなバカみたいなエピソードもはさみつつどんどんソニアは進みます。
死神とかミノタウロスとかの中ボスをムチで殺して進みます。
そしてついにドラキュラの下にたどりつきました
ドラキュラ「よく来た、わが娘よ・・・私、そしてアルカードとともに闇の世界をなんとかかんとか」
息子のアルカードの彼女だから娘とか言ってるんだろうか?気が早い人だ
そんな誘いも当然ソニアは断ります。バトル開始。
バトル終了。ソニアの勝ち。ドラキュラは嘆いています。
ドラキュラ「なぜだ・・・私は人を捨てて何者にも負けない無敵の力を得たはず・・・」
ソニア「いいえ・・・人の本当の力は人とのなんとかかんとか
     あなたにもあったはずよ。愛する者と過ごした人間としての日々が・・・
     それを捨てて闇に魂を売ってしまったとき、あなたは既に自分自身に負けていたのよ」
ドラキュラ「ふは、ふはは、ふはっはっは!
       愚かな!貴様もアルカードと同じく愚かな者よ。
       いいか、私は人が闇の力を求める限り何度でも蘇る。
       何度でもな・・・!」
そしてドラキュラは消え去った。ソニアはドラキュラの最後の台詞に対して言葉を投げかける
ソニア「いいえ・・・人間としての自分を捨て去ってまで闇の力を求めてしまうほど人々は愚かではないわ・・・
     もしそうなったとしても、私の血を引くものがなんとかかんとか」
主を失った城は、月光の中、崩れ落ちていく・・・

赤ん坊を抱いて穏やかな顔をしている、普段着のソニアの一枚絵
『光の力と闇の血筋をともにあわせもつこの赤子こそ、後にヴァンパイアハンターとしての
ベルモンド家を世に知らしめることになる』、とかそういう感じのテロップが出て終了。
要するにソニアはアルカードの子供を妊娠した状態で戦っていたということ。

398 :GOD OF WAR:2006/11/19(日) 02:41:29 ID:W2S9SyS60
ただ一人で山脈にも匹敵するクロノスの巨体をよじ登り、
クレイトスはパンドラ神殿に辿り着いた。
そこで彼を待っていたのは半ば朽ち果てた男だった。
神殿の門番であり、この神殿に命を喰われた者たちの火葬人。
それがこの神殿に忍び込んだ最初の愚か者に神々が与えた罰だ。
この姿を見れば誰でもこの神殿の恐ろしさを知るだろう。
そして心に刻むのだ、神々が自らを脅かす力を求める者をどれほど憎むのかを。

クレイトスの決意はそれでも変わらない。
その意思を汲んだ門番は神殿の門を開いた。
狂気の神殿は変わらぬ姿で新たな侵入者を待ち受ける。
更なる狂気が彼を屈服させる、その時まで。


アルテミスよりタイタン殺しの剣「ブレイドオブアルテミス」を授かったクレイトス。
新たな力を手に彼が最初に挑んだのは第一の試練「アトラスの試練」だった。
アトラスの試練、それは過酷な罠をかいくぐりアトラス像の仕掛けを作動させること。

クレイトスはすぐに理解した。アトラス像に足りないもの、
それは神話に名高い彼が背負うべき「荷」だった。
剣呑極まりない罠の奥で手に入れたハンドルを力の限りに回すクレイトス。
アトラス像は彼に応えるようにゆっくりと動き出し、
あつらえるように彼の足元に置いてあった
巨大な鉄球を背負い――無造作に放り投げた。

分厚い神殿の壁が砕け、隠されていた道が姿を現す。
それは、祭壇へ続く道だった。
神殿の為に命を落とした偉大なる建築家の息子、その遺体を祀る祭壇。
遺体から首を引き千切り、クレイトスは第一の試練を乗り越えた証を
手に入れるのだった。



399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 02:49:20 ID:W2S9SyS60
証を手に入れ神殿中央部「パンドラの輪」に戻る途中、クレイトスは見た。
無残に殺され、折り重なるように倒れた兵士たちの姿を。
クレイトスはその犯人を知っていた。
何故ならば、その光景は彼には懐かしいものでもあったからだ。

数年前――最も若く、最も優秀な将軍であったクレイトス。幾百、幾千の敵を滅ぼし
畏怖と尊敬を一身に集めた彼の栄光もついに終わりの時を迎えようとしていた。
――数千を超える東の蛮族がスパルタ軍に襲い掛かったのだ。
無慈悲な彼らの攻勢の前に虐殺されるスパルタ兵達。
彼らの将軍もまた、同じ運命を辿ろうとしていた――しかし、
クレイトスにとって勝利は絶対だった。自分の魂よりも。
「アレス! 我が敵を滅ぼせ! 我が魂を捧げよう!」
ついにクレイトスは決定的な一言を放った。
彼の全ての後悔、その始まりとなる言葉を。

「神々よ、私は何をしたのだ」
あの夜、あの時、自分が何を失ってしまったのか。
その価値は神々にも、クレイトス本人にさえも分らないのだろう。
死体に囲まれて、ただ彼は立ち尽くすのだった。


400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 03:27:03 ID:RlTxYaZN0
ドラキュラとGOD OF WARの人乙。
漆黒たる前奏曲が黒歴史扱いの訳をようやく知ることが出来た
アルカード消えちゃだめぽw

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 11:18:28 ID:tJJ6H3Xm0
ソニアSUGEEEEEEEEEEEEEEEE!

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 12:17:20 ID:jdj/qoQo0
>>397

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 12:19:35 ID:jdj/qoQo0
間違った
>>396
>>397
乙です。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 14:15:02 ID:N62fyUl60
>>400
んー、アルカードは画面上では姿は消えたけど、眠りについただけだったのかもしれん

黒歴史になったのはそれより、コナミ的にはベルモンド家が
アルカードの末裔であるという設定が矛盾が多いと考えたからじゃないかな?

http://kousyu.cool.ne.jp/belmondo.html
この年表見てみると、アルカードはその後のシリーズで
自分の実の息子と共闘してるのに、全然何も言わないどころか
感慨深い様子すら見せなかった、と言う妙なことになっちゃうし。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 15:02:01 ID:FnKQoyKx0
その後のシリーズでは魔物として蘇った姿だから、とかなんとかで誤魔化せないだろうか
つーか旦那とガチで殺し合うおかんすげーな。手を抜けよ((((;゚д゚)))))

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 20:46:34 ID:5opCi/ne0
アルカードが主役の話もあったんじゃなかったっけ、ずっと後で。
アルカードが以前協力したラルフ・サイファ夫妻が操られたか亡霊かなんかで出てきたのを覚えてるけど。

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 21:06:28 ID:CgL5qNUe0
ソニアの人乙
そんなストーリーがあったのか
肝心なところで「なんとかかんとか」わろすww

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 21:17:35 ID:sFIrzKhA0
キャッスルヴァニアだとソニアのお爺ちゃんとドラキュラは親友だったわけだが

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 22:54:01 ID:P5Ti1c3Z0
ポートピア予約します。まぁ犯人は余りにも有名ですが・・・

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/19(日) 23:40:20 ID:8hVFMLzg0
>>409
わぉ!リク主じゃないけど、期待してます。
どんな内容なんだろうw

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 02:46:15 ID:3J49HHH60
>370
あまり覚えてないので、2の方だけ、適当にはしょりつつ書くか。

光と闇の2つの勢力に分かれている世界で、光の王家に双子が産まれる。
でも弟のギローはすぐにさらわれ、なぜか闇の一族の跡取りとなる。
それから十数年、光の王家の元へ強大な力を持つという一角人が現れ
世界に未曾有の危機が訪れんとしている、と説く。
それを受けて兄のマーチンは旅に出て、途中でエルフのアスティが仲間になる。

一方、闇の一族ではヴァイランという野心家の男が頭角を現してきたが
ギローは彼のやり方が気に入らず、友人で巫女のリラとともに脱出を図る。
封じられていた魔物と取引して逃げようとするが、魔物は最後で裏切り、リラは死亡。

兄弟は再会し、闇の一族の動きを追って大学に行ったり
未開の大陸にワープしたり、雲の上の世界へやってきたり。
雲の上の神殿には世界を見守る監視役のような者がいたはずだが
姿を消しており、折れた角がころがっていた。なんだこりゃ。
しかしどうやら元凶はヴァイランらしいことがわかる。
兄弟はヴァイランの待ち構える神殿だか城だか、そんなところへ向かう。

そして最後の種明かし、実は監視役も、光の王家に危機を知らせたのも
このヴァイランらしい。元々一角人として世界を見守ってきた彼だったが
何の拍子かそれに飽き、自分の角を叩き折り世界を滅ぼさんとしていた。
兄弟と仲間たちは強大な力を持つヴァイランに立ち向かい、見事これを倒す。
マーチンはアスティと共に光の王家の城に戻る。
ギローも、旅の途中で幽霊になって再会したリラとともに雲の上の世界で暮らしましたとさ。おわり。

ヴァイランはなんで変心したんだったかなー。よくある、見守るうちに人の醜さが…とか
そんな感じであったような気もするが、そこらへんは全く覚えてない。
というか名前すらうろ覚え、まあ本筋はそこそこあってるはず。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 19:39:17 ID:Rcu+Hk7K0
はて・・・シャイニングホーリィアークやルグロードサーガ2は途中までなら書けそうだな
記憶がうろ覚えだが

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 21:03:40 ID:/t5/q82/0
メダルオブオナーヨーロッパ強襲を予約します。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 22:05:51 ID:8vfWS1nG0
かま3きたー?

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/20(月) 22:59:21 ID:/CAwJJEc0
バイオハザード2って未だに未解決なのか…

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 00:00:24 ID:1AZOH5mL0
あー、わ、忘れてたw
いるんなら書きます
俺が書きたい!って言うんならどうぞだけど

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 14:38:02 ID:2GPnh/paO
>>416
続き見たいです

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 14:40:09 ID:2GPnh/paO
PSPの「ヴァルハラ・ナイツ」を教えてください

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 23:09:56 ID:udL4CCDh0
>>412
シャイニング・ザ・ホーリィアークお願いします。途中までと言わず。
昔やったんだけどダンジョン探索がひたすら楽しかったことばかり覚えてて
ストーリーは抜け落ちてる。話もキャラもけっこう好きだったはずなんだけど。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 23:43:48 ID:4ymjEGpo0
>419
途中まで書いてあるのは記憶がうろ覚えなのも確かだがシャイニング
関して言えば最後のヒュードルと人間の合いの子の忍者モドキの
奴がアークの力でパワーアップした奴に勝てなくてクリアできてないってことだな

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/21(火) 23:57:26 ID:1bfX9Ro/0
>>417
では2、3日後くらいに。
ビデオを発掘出来なかったらもう少しかかるかもしれないですが

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 01:32:39 ID:WmLbwxf80
>412
自分はリグロードサーガ2希望
シャイニングと同じ事情なら、ラスト付近は補完できると思う
逆に途中が全然思い出せないんだ…

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 01:32:40 ID:p0gW0BUI0
セガサターン「ガーディアンヒーローズ」
ゲームボーイアドバンス「アドバンスガーディアンヒーローズ」
をお願いします。

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 11:13:00 ID:KU35Ir4ZO
いろいろあってクロス探偵物語はもう少しかかります

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 12:09:22 ID:7ctycPR80
いま414KB

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 18:46:15 ID:ALZTBHql0
パワポケ7予約します。

427 :リグロードサーガ2:2006/11/22(水) 22:48:43 ID:vg2p1HTu0
ドラグーンの王女ミュウとクイーンズランドの王子ラスティがドラグーン王から戦闘訓練を受けている途中でガルザード率いるカダールという国の軍隊の襲撃を受け、
王からヤマタイのイガに向かえと命令を与え、王はミュウ達を脱出させる。城下ザルマの町からヤマタイのイガに行き、そこで忍者のアスカを仲間にし、イガをカダール
から解放する。カムイコタンでは、カムイの恋人ユーカリをカダールから救い、カムイを仲間にする。ナズナ洞でナズナを仲間にし、ヤマタイ最大の都市、ゴジョウで
罠にはまり、ホウショウ院に閉じ込められるが、女盗賊のシラナミに助け出される。彼女はアスカの幼馴染だった。そして、ゴジョウを騒がす大盗賊になっていた。
オボロ谷でミズタマを退け、その先のクリカラ村でカダールの放火から村を救い、タタラが仲間になる。結界洞は、ヤマタイ中央に位置する霊峰フジを縦断する
地下洞窟を特別なアイテムを3つ揃えて、封印を解き、ゲテン城へ向かう。 ガルザードとカダール軍が拠点にしているゲテン城の最奥で、ガルザードの転移に
ミュウは巻き込まれて消えてしまう。その後、ラスティ達は港町ヒガタでディアーネに接触し、カダールの港町ポポロンに向かう。ミュウはカダールで牢獄に繋がれるが、
司書アンジュの助力で牢から脱出し、アンジュを仲間に加えてポポロンでラスティ達と合流する。7人委員会の塔に乗り込んだミュウ達は、ガルザードと戦い、
これを打ち破る。だが、7人委員会は、すでに彼らの野望を果たすために旅だっていた。彼らは、世界の粛正と支配を望んでいた。そのために、カカルクランに行き、
カオスの力を利用するのだ、と。7人委員会はポポロンを粛清し反対勢力を根絶やしにした。ミュウ達はアレクトリア大図書館訪れ、そこの館長室に、秘密の入口
があった。中に入ってみると、貴重な文献が収納されていた。。アンジュによれば、そこに隠された文献は、どれも、許可無く見ることのできない重要書類だそうだ。
地下閲覧室で見つけた情報をもとに、ミュウ達は、グラビティという町を訪れるため大図書館の地下通路を進み、グラビティに辿り着く。
グラビティは、空飛ぶ船イクシーズに関する秘密を守るために、世界の片隅で忘れ去られていた村だった。ここには、アレクトリア図書館ですら忘れられた知識が
生きていた。村での話で、グラビティの近くにある海底神殿にイクシーズが眠ることと、イクシーズの原動力であるガルマンオーブが
7人委員会によって強奪され、イクシーズを動かすためには、どこかでガルマンオーブを見つけてくるしかなかった。ガルマンオーブ探すために死の砂漠を抜けて、
イシスのピラミッドに辿り着く。そこでガルマンオーブを入手し、ドリームラビリンスでキングを仲間にした。海底神殿でイクシーズを復活させるがドラグーン上空で
墜落する。ドラグーン城を取り返したが、ドラグーン王は帰らぬ人となっていた。ホークアイを仲間にし、大地の叫びを越えた。
また、ホークアイは古代魔法文明に関する文献の著者であるファルコの実兄であり、カダールでガルザードの実弟ラグロスを倒しファルコを救出する。
幽玄の森を封印するルゥナからの情報で7人委員会が次元の扉に辿りつつあることを知る。ファルコの協力でイクシーズの修理に希望が出たが、修理には、
2つのアイテムが必要という。サモサ島でアローストーン、アレクトリア大図書館地下通路でマラカイトを入手し、イクシーズを修復する。
イクシーズの操縦はディアーネとファルコに任せることになった。次元の道を通り抜け、カカルクランにたどり着き、で7人委員会を倒す。しかし、終わってはいなかった。
アレクトリア図書館長の遺書を発見。そこには驚くべき事実が書かれており、そして魔法球の出現と天変地異が起きた。
もう一度、カカルクランへ行き、カオスの力を得た7人委員会の思念体と決着を付け、世界は平和が戻った。
再会を誓い、ミュウと仲間達はそれぞれの道を進んでいった。終。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 22:52:37 ID:vg2p1HTu0
あー、誤字脱字 やっちまった。シャイニングの方は書こうと思ったけど全然ダメ、記憶が思った以上にない。

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/22(水) 23:02:31 ID:vg2p1HTu0
EDとかの補完と修正誰か、頼む。。。なんかマルチエンドだった気がするけど
しかし、./hack G.U vol2の方が書いたら短そうだな

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 10:09:31 ID:5Zy2sEdQO
過去ログ取るならお早めに
http://news20.2ch.net/test/read.cgi/news/1164162822/

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/23(木) 20:16:18 ID:KZEKsAa30
PSの「サイレントボマー」とPS2の「歸らずの森」を教えてください

432 :リグロードサーガ2補足 :2006/11/24(金) 00:38:17 ID:luCZTInL0
>427
そんな内容だったんだ…ポポロンの粛清の下りとかイクシーズ復活とかすっかり忘れてた。トンクス

とりあえずキャラから補足
【味方】
 ミュウ…1の竜騎士エヴァンの子孫。ツンデレ・ボク娘・人外・ジャイアニズムと妙な属性(CV久川綾)
 ラスティ…1の主人公アーサーの子孫。気弱で優柔不断だがやるときゃやる…かも(CV高木渉)
 アスカ…1の忍者ムサシの子孫。クールかつ熱血な性格、ただし女性問題は苦手(CV檜山修之)
 カムイ…カムイコタンの里の族長。熊と鷹の精霊の加護を受けて二種類の変身持ち(CV大塚明夫)
 シラナミ…アスカの幼馴染。昔は大店のお嬢様、実家が没落した為現在は義賊(CV荒木香恵)
 ナズナ…1の式神アケビの親戚。ナズナ洞に自らを封印していたが、アスカに惚れる(CV白鳥由里)
 タタラ…クリカラの砲術士。事故で舌の一部を失い語尾が「でし」の萌え系せむし男(CV郷里大輔)
 アンジュ…カダールの武闘司書、という謎の職業。アレクトリア大図書館館長の娘(CV井上喜久子)
 キング…半人半馬のセントール族。喋りを聞いていると信じられないが、天才魔導師(CV森川智之)
 ホークアイ…獣人系で名前どおり鷹の容姿を持つ商人。店を営む傍ら剣の腕も磨く(CV…忘れた)

 ディアーネ…1の海賊ディアナの子孫。現在は真っ当な(?)海運業者。NPC(CVあるけど不明)
 ファルコ…ホークアイの弟で天才学者。鷹人なのに眼鏡をかけているので妙。NPC(CV不明)

【敵】
 ミズタマ…1の敵アヤヒメの子孫を名乗る女山賊。高飛車な忍術使い(CV不明)
 ガルザード…カダールの将軍。魔法至上主義の国を武力でのし上がった異端児(CV千葉一伸)
 ラグロス…ガルザードの弟で魔導師。兄の魔力が低いのはコイツが奪ったため(CV石田彰)
 7人委員会…カダールの最高機関。選民思想による理想郷の建設を目指す(CV屋良有作)

433 :リグロードサーガ2補足 :2006/11/24(金) 00:51:22 ID:luCZTInL0
並べてみると声がやたらに豪華だ。マイクロキャビン気合入ってたのか?出来としてはアレなんだけど。
あとは細かい部分の補足

・10人の仲間のうち、ナズナ・キング・タタラは仲間に入れなくてもクリア可能。仲間にいないと
 EDで彼らのかかわるエピソードが欠落する…はず。
・最初にカダールが襲撃をかけたのは、次元の扉がリグロード大陸にあったため…でいいのかな?
 扉に入るには、二つの強国ドラグーンとクイーンズが邪魔だったため一気に奇襲をかけたと。
 ちなみに、ドラグーン城脱出後すぐにクイーンズに行こうとしても、大陸を魔力壁が分断しており無理。
・ゲーム全体的に恋愛要素多目。ラスティ→ミュウは最初からバレバレだが、ミュウの気持ちは
 分かり辛い。流石ツンデレ。
・シラナミとナズナはアスカを事あるごとに取り合う。アスカの心は最後の決断の時まで不明。
・タタラは美人のアンジュに憧れを抱く。まさに美女と野獣。
・カダール国民のアンジュが7人委員会に刃向かうのは、大図書館の自治独立のためレジスタンスに
 参加しているから。アンジュの父である図書館長は娘の行いに何故かいい顔をしない。
・大地の叫びを越えた先には、ラスティの実家クイーンズランドがある。戻ってきた時には、ラスティの
 両親も既に処刑済み。
・ラグロスとの決戦はカダールでなく、塔に改造された元クィーンズハート城。ヒトサマの家になんてことを。
・ラグロスがガルザードから魔力を奪ったのは、兄への憧れの裏返し。イヤなツンデレ。
・カカルクランで戦う7人委員会は、一度目の対決の際には6人しかいないw
・7人委員会との一度目の対決の後、アレクトリア大図書館に訪れるまでは世界を自由に回ることができ、
 全ての人から感謝の言葉をもらえる。
・イクシーズは真っ赤なクジラ型飛行船。きゅーきゅー鳴いてカワイイ。

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/24(金) 00:52:59 ID:luCZTInL0
大体これくらい?EDの補足はまた後日…

435 :猫侍 :2006/11/25(土) 03:57:46 ID:sZ9lRbpm0
『墨壷』
ある日、十兵衛が八幡宮の門前市を散策していると、老猫又が金入れをスられる
場面に出くわした。十兵衛がその事を教えてやると、意外にも老猫又は笑顔を見せ、
頭を下げて去っていった。
その笑顔が気になった十兵衛が後を尾けていくと、老猫又はスリを捕まえて金入れを
取り返し、行きがけの駄賃とばかりにその腕を折った。
「腕の一本なら安いものだろう」
そう言って老猫又は去って言った。

後日、門前市で十兵衛は再び老猫又の姿を見かけた。墨壷と呼ばれた彼は、どうやら
飾り職人をしているらしい。
墨壷の先日の言動を思い返した十兵衛は、もしや御神楽党の刺客ではと疑い、
後を尾けようとした。が、姿を見失ったと思った瞬間、十兵衛は後ろを取られていた。

大工町代地にある長屋の屋根裏部屋。そこが墨壷の住処だった。
ひとまず腰を落ち着けた十兵衛は、さりげなく話を向けてみた。
「金入れは取り返せたようだな。かなりの手錬れと見たが」
「その先はよしときやしょう。年寄りと剣客さんって事で、呑めませんかね」
「……では、そういうことにしておこう」
害意のなさそうな老人と半刻ほど酒を酌み交わし、十兵衛は席を辞した。


『「お頭」二人』
ある日、十兵衛が浄前寺門前町へ足を向けると、壱の無頼衆の者と縄元配下の者が
喧嘩をしていた。暫く見物していた十兵衛だったが、周りの屋台に被害が及ぶのを
見て、頭同士で話をつけろと仲裁に入った。
余計な口出しをしたために、壱と陣五郎の話し合いに付き合わされる事になった十兵衛。
陣五郎は、無頼衆の考え無しに御神楽党にも逆らおうとする姿勢が危険だと言い、
壱は、御神楽党に尻尾を振る縄元は猫又の誇りを無くしていると吐き捨てた。
結局二人の話し合いは物別れに終わった。
陣五郎が去った後、壱は立ち去ろうとする十兵衛に声をかけた。
「あんた、本気で御神楽党とやり合うつもりか? 一人じゃ勝ち目がねえぜ」
「お前にはお前の、俺には俺のやり方がある、そういうことだろう」
「……あんたが死ぬ気でいるような気がしてな……」
「…お前は死に急ぐのか?」
「……」
「お互い……長生きは出来そうにないな」
「そうみてえだな」


『燕』
十兵衛が淡島屋へ遊びに行くと、仁右衛門が真剣な面持ちで十兵衛に語りかけた。
燕集(つばくらしゅう)が江戸に入ったと言う。この燕集は、弥四郎が革命を起した時に
暗躍した女だけの精鋭部隊である。

厄介な事になった。そう思いながら淡島屋を後にした十兵衛。
その直後から、彼は常に監視の視線を感じるようになった。
振り返ると、いつも一人の女が彼を見ていた。

燕集が、深川の外れのいわゆる「十万坪」と呼ばれる開拓中の土地から
出入りをしていると知った十兵衛は、そこで待ち伏せをする事にした。
果たせるかな、燕集の女が現れ、十兵衛は刀に手を掛けた。
しかし、十兵衛は自分の甘さを思い知る事になった。燕集の別名は「顔の無い女」。
十兵衛の前には、全く同じ顔をした女が数人立っていた。
「江戸に来て随分お友達が出来たようね。弥四郎様になんと報告しようかしら」
不気味な笑みを浮かべて走り去る燕衆たちを、十兵衛は為す術なく見送るしかなかった。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 04:00:49 ID:sZ9lRbpm0
『番屋の人々』
市中を散策していた十兵衛は、番屋を見つけ、覗いてみた。
そこでは、赤鼻と呼ばれる野卑た十手持ちとその子分の勘太がだらけていた。
二人は他愛も無い話をして時間を潰していたが、同心の田尻が姿を現すや、
いそいそと身支度を整えて見回りに行ってしまった。
その様子を見て田尻が嘆息していると、門次と言う、若く精悍な十手持ちが戻ってきた。
ようやく江戸の治安を守るに相応しい人間が見れた、とその場を後にしつつ、
番屋に集まる人間達の様子を見るのはいい暇つぶしになる、と一人ごちる十兵衛だった。


『吉松救出劇』
ある日、ひげ屋で呑んでいた十兵衛は、他の客の噂話を耳にした。
何でも、川岸の木材置き場でうめき声がするのだと言う。

興味を持った十兵衛が木材置き場に行ってみると、枯れ井戸の中から声がする。
どうやら、十手持ちの吉松と言う人間が、井戸の底に落ちたらしい。
下手に手を貸せばまたしても人間に猫又の正体がばれてしまう。しかし…
(このまま死なれては、俺も寝覚めが悪い)
手近な縄を井戸の底に放ってやった十兵衛。ところが、吉松が急に縄を引っ張って
しまったがために、十兵衛までもが井戸に落ちてしまった。

井戸の底から見上げた十兵衛は、自力で脱出する事を諦めるしかないと悟った。
結局、吉松に猫又の正体をばらし、井戸の外に放り投げてもらって脱出する事に。
無事、井戸の外に出られた十兵衛は、さて、と逡巡した。
猫又の正体を知ったこの男を、助けたものだろうか。
「おぉーい、早く縄をよこしてくれぇ」
深く深くため息をつき、十兵衛は縄を放ってやった。

「お前さんにはでっかい借りができちまったな」
「気にするな。人間に見返りなど求めていない」
「そういうなって。何か困ったことがあったら言ってくれよ」
「吉松、俺のことは……」
「分かってる。俺の胸の裡だけに収めとくよ。お互い助け合っていこうや」
「次も人間のお前を助けるとは限らんぞ」
うへへ、と締まり無く笑って帰りかけた吉松は、ふと振り返り、
「あんたならまた助けると俺は見たぜ。俺の勘だ。じゃあな!」


『吉松一家』
数日後、吉松の様子を伺いに長屋へ向かった十兵衛。
そっと様子だけ伺うつもりが、間の悪い事に、吉松とバッタリ鉢合わせしてしまった。
しかも、吉松の娘のおたまに気に入られて、散々遊び相手にさせられた十兵衛は、
ここに来たことを心の底から後悔しながら家路に就いた。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 04:32:18 ID:maVefcjT0
THEメイド服と機関銃行きます。
一応スレ内等は検索したのですが、既出だったらごめんなさい。

天才科学者であるマサキは、悪の組織によりその頭脳を狙われていた。
彼らは遂にはマサキの造ったタイムマシンを奪い、何も知らない過去のマサキ少年を誘拐し、
自分達の為に兵器開発をさせようと企む。
それを知ったマサキは組織に対抗する為、新型のタイムマシンとユウキというメイドアンドロイドを製作して
彼らの向かった過去へと送り込んだ。
マサキ少年を尾行したり、未来から来たという事を隠しつつ少々無理に近付いたり、
時には敵を始末する為に彼を餌に使ったりする事もしつつなんとかマサキを守るユウキ。
しかし突然現れたラウラという強化人間の少女、そしてその主人である組織幹部のジェラルドという男によって
ユウキが危機に陥り、かばったマサキが連れ去られてしまう。
ユウキは自分に不利な状況だと理解しながら、必死に自分をかばってくれたマサキを必ず連れ帰ると決意。
2人の待つ教会へと出向き見事マサキを取り戻す。
2人を連れて未来へと戻ろうとするユウキ。マサキは問いかける。「また、会えるよね?」
ユウキは笑顔で答える。「勿論です。私を作ったのはマサキ様なんですから」
え?という顔のマサキの前に光が広がって、ED。

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 09:53:33 ID:J1YpoEPb0
猫侍キテタ━(゚∀゚)━!!
猫侍の人&シムルペの人乙です。

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 11:14:09 ID:Eh3k26kP0
猫メイド服と機関銃侍乙です。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 11:57:32 ID:GsiRIE250
今更だが

ファイアーエムブレム蒼炎の軌跡が一応シナリオ募集のうちにはいってるんで
書いたほうがいいのかなと思う今日この頃

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 12:04:36 ID:IS5Y9xak0
G・O・D 目覚めよと呼ぶ声が聞こえ  だっだかをお願いします



442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 12:44:23 ID:gTGsgVpG0
Wikiにあるよ


443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 18:40:17 ID:YH8IYAB90
メダルオブオナー史上最大の作戦予約します。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 23:34:15 ID:flQKRzyp0 ?2BP(251)
wiki開けないんだが・・・なぜ・・・・?

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/25(土) 23:56:24 ID:emg7dDR10
26日7時までメンテ中です。

446 :445:2006/11/25(土) 23:57:58 ID:emg7dDR10
あげてもた、すいませんorz

447 :メダルオブオナー 史上最大の作戦 :2006/11/26(日) 01:08:57 ID:U76XOpwp0
メダルオブオナー 史上最大の作戦です。

『ジミー・パターソン少尉』(主人公)
航空輸送団所属。米軍の空挺師団をノルマンディー沿岸内陸部に輸送する任務についていた。
ドイツ軍の攻撃にあいながらも作戦は見事に成功。しかし、少尉の乗っていた機体は攻撃が命中し、コントロールを失う。
幸いにもノルマンディーの草原に全員無傷で不時着した。
手持ちの武器はコルト.45とM1ガーランド、手榴弾だけだったが、"マキ"と呼ばれるレジスタンスの助けもあり、無事連合軍艦隊の下まで辿り着いた。
しかし、OSSからの指令により、脱出を果たしてきたフランスへ舞い戻ることになる。

『オープニングデモ』
君たちは戦い抜き 今正に決戦の地に向かわんとしている
世界中が君たちに注目している
自由を愛するものの希望と祈りは君たちと共にある
勇敢な連合軍の兄弟たちもついている
ドイツ軍の兵器を破壊することが ナチスに苦しむヨーロッパの不安を一掃し―
われらが民主主義陣営の安全保障につながる
これはもちろん容易なことではない 敵は訓練され 装備し 冷淡で勝つ獰猛だ
君たちが献身的で勇敢な兵士であることに疑いはない
われわれには勝利しか許されない
幸運を祈る
この崇高な行為に神からの祝福が受けられますように

『イントロダクション』
6月6日未明、1-16歩兵連隊のジミー・パターソン少尉はオマハビーチ沖のヒギンズ上陸船にいた。
ジェファーソンの船体に牽引されながら、ジミーは新しい仲間たちの静かな祈りを聞いていた。
前方には「大西洋の壁」と呼ばれる大要塞がそびえていた。

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/26(日) 01:15:53 ID:U76XOpwp0
【ノルマンディー上陸作戦】
・ブリーフィング
なし

『栄光に向かって』
・ジャーナル
なし

オマハビーチ上陸直前に、少尉の乗っていた船は砲撃を受けて沈没してしまう。
しかし、なんとか上陸できた少尉は、中隊長と合流しバラバラになってしまった隊員の援護に向かう。
銃弾の嵐の中、隊員全員の援護が完了。行く手を阻む鉄条網を爆破し、掩塹壕に向かって走っていく。
地雷原を突破し塹壕を制圧する。岸壁の機関銃座を破壊すると、中隊長と合流。

『突破口へ』
・ジャーナル
なし

艦砲射撃要請のため、掩塹壕のデッキに発煙筒を設置するように命じられる。
発煙筒を設置し、掩塹壕からでると空襲が始まる。
裏口から出ると中隊長と合流し、新たな任務が伝えられる。

『記録映像』
1944年6月6日―
175000名の連合軍はドイツが誇る"大西洋の壁"を突破しフランスへの上陸を果たした
6月末にはシェルブールを攻略 連合軍は重要な港を勝ち取った
8月初め アイゼンハワー連合国総司令官は100万人以上の連合軍を集結
激戦の末 パリの開放に成功
ドイツ軍はフランスから完全に撤退した
モントゴメリー司令官は北ベルギーに パットン将軍は ジークフリード要塞線に進行した
ここで連合軍は 新たな問題に直面した
それは 物資の不足だった
パットン将軍は ジークフリード要塞線を越え ベルリンへの進行を計画したが―
モンゴメリー司令官はクリスマスまでに大戦を終結させる可能性に賭け 思い切った作戦を立案した
補給が約束されない戦地へ向かう数千人の兵士の運命が将軍たちに委ねられることになった
戦争の主導権を握り 戦力において優勢な連合軍に―
失敗は考えられなかったが…
1944年8月16日―

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/26(日) 12:23:11 ID:cNN2SqNDO
.hack(GUじゃない方)のストーリーお願いします

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/26(日) 12:26:02 ID:cNN2SqNDO
>>449
wiki見落としてました。すいません
上のは無しでお願いします

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/26(日) 18:19:01 ID:Ncw3IylI0
過去ログ見ても無いようなので、洞窟物語予約します。

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/26(日) 21:32:21 ID:E6tmBw/I0
今まとめでSIREN2読んでたら途中で終ってて絶望したんだが
書いてくれる人まだいたんで安心した
文章も読みやすくていい
待ってるんで最後までお願いします

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/26(日) 22:53:14 ID:+49F7teBO
>>451
期待。

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 02:48:03 ID:DEDhi6wu0
wiki消えてね?

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 03:52:34 ID:+vHQS58p0
消えた

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 05:41:25 ID:tdVG471qO
www8.atwiki.jpサーバにあるサイトがたくさん消えてる
サーバに何か不具合が起こったんだろ

457 :451:2006/11/27(月) 16:45:44 ID:+wGNvjej0
>>454-456

11月26日: 0時〜12時前後、www8サーバにおいてデータが
正常に取得できない問題が発生しました。現在復旧してお
ります。ご迷惑をおかけし申し訳ございません。

だそうで。

洞窟物語、最初からプレイしつつストーリーをまとめてるところ。
分量が難しい。適当に差っ引いて3〜4レス内にまとめるか、
それともWikiのカオスシードの人みたいになるべく削らずに面白おかしく書くか、
どっちがいいでしょう?

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 19:24:41 ID:tdVG471qO
詳しい方がスキ

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/27(月) 20:52:42 ID:h6NQssCT0
書く人が書きやすい方で書けばいいと思うよ

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 02:47:29 ID:CBPUY2kV0
『善住さん』
十兵衛が住処としている長屋の前の心形寺には、善住という住職がいる。
いつもは、吾郎左と囲碁など打っているのが、今日は姿が見当たらない。
これはしめたとばかり、十兵衛は日当たりの良い縁側で昼寝をする事に。
ところが、寝入りばなに見知らぬ人間が現れ、彼は目を覚ましてしまう。
腹を立ててその場を後にした十兵衛だったが、最近寺荒らしが流行っていると
小耳に挟み、慌てて心形寺へと取って返した。

普段は閉じられている筈の御堂が開いているのを見て、十兵衛は体を滑り込ませた。
どうやら、善住は簀巻きにされているらしい、と気づいた時、突然寺荒らしの一味が
戸を閉めて奥へ戻っていった。どうやら、閉め忘れたのを思い出したらしい。

何たる不覚。十兵衛は間の悪さと自分の甘さとに腹を立てた。
御堂の出入り口は閂で閉められ、その他の窓と言えば、天井近くの明り取りだけ。
暫く思案した十兵衛は、自分自身を呪いながら善住に人語で話しかけた。

暫くの後、とにもかくにも、と事情も話さず御堂の外にでた二人。
胸を撫で下ろしたのもつかの間、寺荒らしに見つかってしまう。
悪漢「さぁ坊主! ぶった切ってやるから自分の為に念仏でも唱えな!」
善住「そう上手くいくかの? 先は油断したが、今度はそうはいかぬ。でや!」
一瞬のうちに、悪漢は善住によって叩き伏せられてしまった。

善住「さて、わしはこやつ等を番屋へ連れて行く。ええ…と」
十兵衛「十兵衛だ」
善住「そうか。では十兵衛、今度礼はさせてもらうぞ」
カラカラと笑って悪漢を引きずっていく善住を、十兵衛は呆然と見送った。


『市蔵』
きさの用意した汁掛け飯で腹ごしらえを済ませ、さて散歩でも、と十兵衛が
長屋の前を歩いていると、いつもの様に隣からケンカの声が聞こえる。
またやってる、などと笑っていたきさに、隣から飛び出してきた男がぶつかった。

謝って去っていった男が財布を落とした事に気づいたきさは、
源七に預けようと戸を叩いた。ところが、当の源七はその男とケンカしたばかりで
機嫌が悪く、財布を受け取ろうとしない。
しょうがなく、きさは源七の妻の梅から男の家を聞き、届ける事にした。

船頭が多く住む事からその名がついた、蛤町の竿長屋。
乗り気でない十兵衛を伴って、きさはその長屋に市蔵と言う先の男を訪ねた。
きさ「お梅さんが今日の事は気にするなって言ってたけど、何かあったの?」
市蔵「俺ぁ源七親方の下で船頭やってんだけど、今日もヘマこいちまってよ」
きさ「気にしない方がいいわよ。源七さんが怒鳴るのは毎度の事なんだから」
市蔵「はは、年下の娘っ子に励まされるとはね。ありがとよ、元気が出たぜ」

それじゃあ、と言って去ったきさの後姿を見ながら、ひとり呟く市蔵。
「いいなぁ……あれ」
後日、きさにかんざしを渡す市蔵の姿を、十兵衛は見た。

461 :460=猫侍 :2006/11/28(火) 02:49:11 ID:CBPUY2kV0
『不肖の弟子』
このところ、十兵衛は気の向いたときに三矢道場で太一たちに指南をしていた。
この日も、ふらりと道場に立ち寄った十兵衛だったが、門弟たちの様子が妙だ。
聞くと、最近怪しい老猫又が道場を覗きに現れるという。その猫又は、
十兵衛の住処を聞いたりなどするらしい。

すわ、御神楽党の刺客か、と緊張する十兵衛だったが、翌日、太一が
その猫又を捕えたと聞いて道場に入るなり、驚いて太一を一喝した。
その老猫又とは、十兵衛の師匠にして、御神楽府の帝より直々に
名字を下賜されたほどの剣豪三代目支倉勘之介だった。
勘之介は、ふと覗いたこの道場の門弟たちの太刀筋に十兵衛の
影響を見出し、その居所を探していたのだ。

弟子の非礼を詫びる十兵衛に笑って返し、勘之介は竹刀を取った。
「どうじゃ、久々に手合わせしてみぬか」
「は!」

互いの剣気が圧し合う中、先に相手を打ったのは十兵衛の剣だった。
「見事。太刀筋に一点の曇りも無い。江戸での暮らしがお前に
 良い影響を与えておるようじゃな。わしも安心したわえ」
「先生……」

これ以上郷里を留守にはできんわ、と言う勘之介を、十兵衛は見送る事にした。
永代橋まで来た時、勘之介がふと立ち止まって言った。
「ニ心斎が生きておるらしい」
それを聞いて十兵衛の顔から血の気が引いた。
ニ心斎とは、殺人剣の使い手で、十兵衛の最初の師でもあった。
「どうやら、彼奴は御神楽党に雇われたようじゃ。お前を追っておる。
 邪剣の使い手とは言え、お前に師匠斬りの汚名を着せたくは無かったで、
 探したのじゃが、見つからなんだ」
「いえ、ニ心斎との決着は、私自身でつけるべきだと思います」
「十兵衛、必ず生き残れよ。これ以上弟子の死に目を見とうないでな」
そう言って、勘之介はゆったりとした足取りで永代橋を渡って行った。


『師匠斬り』
またしても隣の夫婦喧嘩がやかましいので、十兵衛は法禅寺に来た。
すると、いつもの木の幹に、ニ心斎が好んで使った印が刻まれているのを見た。

程なくして、十兵衛の耳に、深川各地で斬殺事件多発の噂が届く。
陣五郎の膝下八幡宮で、壱の浄心寺で、三矢道場で。
(ヤツめ、未だに楽しみの為に人斬りを…)
ニ心斎を止めるべく探し回る十兵衛は、御用石置き場でついに古き師と対峙する。

「ニ心斎…死に場所を選べ。人を殺め続けたその生に俺が幕を引いてやる」
「師匠すら斬る、それでこそ我が弟子よ。貴様の剣、喰らってみとうなったわ」

二人は法禅寺へとやって来た。
「なぜ俺の前に姿を現す。もう用は無いはずだ」
「貴様がどれほど殺人剣を極めたか、この目で確かめとうなったのよ」
牙を剥き、刀を抜く十兵衛。しかし、その太刀筋は全てニ心斎に読まれていた。
「読める。やはり貴様にはわしの教えた殺人剣がしみこんでおるわ」
「……くっ!」
裂帛の一太刀。十兵衛の刀がニ心斎を捉えた。
「…見事。このわしを斬るとは…貴様こそ殺人剣を極める者……
 …免、許…皆伝……よ…」
そう言って、ニ心斎は果てた。

今やただの老いた猫又となったニ心斎の亡骸を見下ろし、十兵衛は呟く。
「いつか、俺も…」

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 02:50:06 ID:CBPUY2kV0
『富くじ探し』
一回り、町内を歩き回った十兵衛が長屋へ戻ると、またしても隣が騒がしい。
どうやら、源七が梅の作ったお守り袋を八幡宮あたりで無くしてしまったらしい。
しかも、その中には、十両の当たり富くじが入ってたという。
間抜けな事だと思いながらも、大金の当たりくじとは捨てても置けず、
十兵衛は八幡宮に足を向けた。

ちょうど縄元と行き会い、事の次第を告げた十兵衛は、どうやら"うの"と言う猫又の
娘が拾って行ったと言う事を知る。
その娘を訪ねて幸兵衛長屋へ向かった十兵衛は、暫くして疲労感に襲われた。
「らんらんら〜ん、わたしはうのなのね〜、てんきのいー日はのーてんき〜」
妙な歌を歌ってくるくる踊る能天気娘と根気強く話し続けた十兵衛は、
この娘がお守り袋をどこかに埋めたと言う所まで聞くと、有無を言わさず
首根っこを掴んで通りに連れ出した。

うのの曖昧な記憶を頼りに町中を歩き回った十兵衛は、心形寺にたどり着いた。
指し示された木の根元を掘り返してみると、でんでん太鼓が出てきた。
「これこれ〜、どこに埋めたか忘れちゃってずっと探してたのね〜」
「…おいうの、俺はお守り袋を探していると言わなかったか?」
「…………あっ」
思わず天を仰ぐ十兵衛。一方、うのは太鼓を鳴らしながら踊っている。
と、その袖口から何やら落ちた。それは、探していたお守り袋だった。
「おい、なぜこれがお前の袖口から出てくる」
「……うの、それを埋めるの忘れちゃってたのね〜」

数刻後、長屋で源七は妻の梅と母の竹かにこってりと絞られていた。
原因は、十兵衛がそっと投げ込んでおいたお守り袋だ。
源七の富くじは『鹿の拾四番』。当たりの番号は『虎の拾四番』。
結局、源七の勘違いだったと言う訳だ。
疲労と耳から離れないうのの歌声だけが残った一日を振り返り、
(やはり、猫又が人間の事に首を突っ込むべきではない)
と、痛感した十兵衛だった。

463 :猫侍人:2006/11/28(火) 02:57:23 ID:CBPUY2kV0
>>438
you、もう買っちゃいなyo。
私も今は気が向いて立て続けに書いてるけど、
いつまた消えるかも知れないし。

あらすじでは削ってるけど、
善住和尚に猫掴みされる十兵衛とか、
近所の老人に煎餅で餌付けされる十兵衛とか、
イベントシーン以外にも見所たくさんあるよ。

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 07:54:48 ID:comHmKNs0
主人公の亜莉子は幼い頃の火事で
亜莉子を助けるために父が死んだせいで、
ショックで精神を病んだ母から虐待を受けていた。
亜莉子は無意識のうちに作り上げた
「不思議の国のアリス」のような空想の世界に逃避することで
虐待に耐えていたが、その空想も母が嫌がったため心の奥に封じ込め
やがて成長するとともに忘れてしまっていた。
ただその世界の住人のひとり「シロウサギ」だけは亜莉子も知らないまま、
不安や憎しみといった負の感情を亜莉子の代わりに受け止め続けていた。

しかし、ある日母が再婚相手の武村を刺し、
さらに亜莉子をも殺そうとしたことがきっかけで空想の世界がよみがえり、
さらに暴走した「シロウサギ」は母を殺し、亜莉子の命を狙う。
色々あって亜莉子は「シロウサギ」を倒し、空想の世界と決別した。

ここからがそのエンディング。
かろうじて一命をとりとめた武村は慰謝料も治療費も請求せず、
それどころか亜莉子に自分の娘にならないか、ともちかける。
と、ここまで聞くと武村がすごくいい人のように思えるんだけど、
最後の最後、亜莉子の叔父と武村との会話で、
武村が好きなのは亜莉子、つまり武村が亜莉子の母と結婚しようとしたのは
亜莉子を手に入れるためだったのではないか…と匂わせる描写がある。

あくまで匂わす程度ではっきりとは書かれてないんだけど
そう考えると、母が武村を刺した理由も
武村が慰謝料も何も請求せず、また亜莉子の母が死んでるのに
たいしてショックを受けてなさそうな理由も全部つじつまが合ってしまう。
亜莉子はそんなこと思いもよらず単純にお父さんができるかも、って
喜んでる

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 12:25:33 ID:mUbAbqgE0
>>464
短いまとめ乙。
でも、詳しいほうを書いてた人のやつ面白かったから、
あっちの続きも引き続き期待。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 14:50:15 ID:/l6CySLK0
>>463
猫侍の人乙です。
ひところ新品980円でてんこもりだったのに、どんなゲームかわからなくて
買わなかった罠…。最近全然見ませんよ…orz

ついでにドラ伝を…。

ドラキュラ伝説 (GB)
取説イントロ
ヨーロッパにある小国トランシルバニアには、今も一つの魔人伝説がある。
強力な魔力をもち、人々を恐怖させた魔王ドラキュラの伝説である。
しかし、幾度となく復活をとげたドラキュラも、世界を暗黒に変えることなく、
ことごとく滅び去っていった。
べルモンド一族の血をひくシモンによって……。

たびかさなるシモンとドラキュラの対決。だが魔王ドラキュラはシモンとの
初対決以前よりすでにトランシルバニアに存在していた。
ただし魔王ドラキュラとしてではなく、邪悪な呪術者として……。
狂的な悪魔崇拝者だったドラキュラ伯爵は、トランシルバニアのはずれに
暗黒の城を築き、毎夜悪魔の儀式を行っていた。そして数々の魔物を異世界より
呼び出し下僕とし、自らも永遠の命と魔力をもった魔王となろうとしていた。
そして日に日に魔力をつけ凶悪になってゆくドラキュラ伯爵に、街の人々は
おびえ、恐怖した。
━━が、その時一人の男が立ち上がった。彼こそがあのベルモンド家の先祖である
クリストファーである。暗黒の城へと急ぐクリストファー。
城には幾重もの魔物や罠がまちかまえている。
はたして彼は魔王となったドラキュラ伯爵を倒すことができるのであろうか。

内容
クリストファー・べルモンドと呼ばれるヴァンパイアハンターを操り、
ドラキュラ城を練り歩く。敵は鞭で倒す。

ゲーム中にプロローグ、エピローグとか無いので後は↓で全部ですな。
ttp://www.youtube.com/watch?v=jGBNRGdebVE

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 18:58:29 ID:CV5KVtf70
>>464
結末が気になっていたから、一気にまとめてくれて嬉しいよ
どうもありがと〜

ただ、>>465と同じく前回の細かいあらすじも好きだったから
例の人に続きを書いてもらえたら、もっと嬉しい
続き期待してます>詳しく書いてた人

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 19:58:36 ID:eK4vQo6P0
>>464
これのタイトルが知りたい
何のゲーム?

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 20:12:38 ID:comHmKNs0
>>468
歪みの国のアリスっていう携帯アプリ、PC版もあり。
ちなみに>>464はエンディングの一つであって全てではないということを追記しておく。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 20:14:05 ID:TgeoRzWyO
横からスマソ。
>>468
ナイトメア・プロジェクトってとこが作ってる携帯のアプリゲーで、タイトルは「歪みの国のアリス」

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 20:18:18 ID:TgeoRzWyO
>>469
ごめん、知らずにカブってしまった。

しかしPC版あるのは知らんカッタ。

472 :SIREN2:2006/11/28(火) 20:24:07 ID:0Kyq4nbO0
夜見島、瓜生ヶ森。
背後から郁子の肩を掴もうとする阿部。反射的に振り払う郁子。
「なぁアンタ、派手なカッコした女見なかった?・・・・あれ?アンタどこかで・・。」
阿部は章子の行方を尋ねるうちに、何故か奇妙な懐かしさを覚える、郁子は何も答えず走り去る。

章子は蒼ノ久集落にいた。
章子の意識に自分のものではない過去の映像が断片的に甦る。目を開く章子。
「脩……あの子はどこ?」覚束ない足取りでさまよい始める章子。
自分のものでない記憶に導かれた章子は三上家へたどり着く。
しかしその三上家から異形の存在となった三上脩の父、隆平が現れる。
「まだ起きていたのか。早く寝なさい。」
子供をあやすような口調で襲い掛かってくる修平。
章子は霊体となった脩に導かれ、夜見島に伝わる、異形の存在を浄化するという滅爻樹を手に入れる。
修平の隙を突き、その体に滅爻樹を突き立てる章子。
異形の断末魔の叫びとともに、修平は浄化された。
そして章子は真実を知ることになる。
血にまみれさび付いた包丁。
本当の自分。

あの日の記憶

隆平の腹部に刃物を突き刺している自分。
修平は何が起きているのかわからない、という顔だ。
玄関の戸が乱暴に開けられる。
雨合羽をきた漁師の男たち。
奥の部屋へ逃げ込む。
そこの鏡に映るのは
章子の顔。

振り上げた包丁を鏡に叩きつける。
章子の顔はひび割れ、砕け散る。
「ーそう、私はー」
錆びた包丁を手に立ち上がる章子。
だがその顔は加奈江のものであった。

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 20:24:26 ID:comHmKNs0
>>471
ごめん、PC版ってのはカンチガイっぽい。
公式HPにPC版があるだけかも。

474 :SIREN2:2006/11/28(火) 20:26:23 ID:0Kyq4nbO0
書き込む前に校正いれるクセつけなきゃ。

(原文)修平は何が起きているのか→(訂正)隆平は何が起きているのか

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 20:34:30 ID:vz/59nOH0
>>473
一瞬期待しちゃったじゃないか!

PC版ないのか…ハァ

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 20:41:43 ID:vz/59nOH0
450KBきてるから新スレ立てようか?
テンプレや関連スレ、未解決リストは今のままでいい?

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 20:48:27 ID:eK4vQo6P0
>>476
タノム

478 :476:2006/11/28(火) 20:50:30 ID:vz/59nOH0
>>477
立てられなかったorz
ごめん。他の人、お願いします

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 21:04:16 ID:mUbAbqgE0
450KBから500KBまで行くには、今のペースのまま進むとしても
一週間くらいかかるはずなんだよね。ちょっと早くない?
470KBになったら立てるってことに変えない?
それでも、誰も自粛せずに今のままのペースで進んだとしても4日ぐらいは持つはず。
470KBになってから次スレが立つまで自粛するよう頼んでればもっとペースは下がるはずだし。

何スレか前に立て続けに容量オーバーになって次スレ案内できずに混乱したから
念のために450KBになってるんだろうけどさ、あのときは>>1に注意書きも無かったころだし
480以上になってからあわてて次スレ立てようとしてたという状況だったからで、
今なら470ぐらいからで大丈夫だと思うんだけど。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 21:28:54 ID:4Yyp/G5E0
.hack//G.U Vo2か火焔聖母でも書いてやろうかな

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 22:23:38 ID:eK4vQo6P0
>>479
こういった単発レスなら大丈夫なんだけど
ストーリーを投下するとあっというまに容量くってたわけで。
早めにたてておくぶんにはかまわないと思うよ。
迷子になったりスレ重複の方が可能性高いんだから。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/28(火) 22:34:58 ID:mUbAbqgE0
>>481
そっか、そうかもね。

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 01:33:38 ID:Rg6g+yCm0
>>480
火焔聖母は結構待ってる人がいると思うよ。


484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 09:34:17 ID:wG4DejtD0
>>466
メトロイドワロス

…最近のドラキュラは本当にメトロイドになっちゃったからなぁ。

ところで、ドラキュラ系のストーリーって、意外に書かれてないんだな。
まぁ、正直、

「ドラキュラ伯爵(か、その親戚縁者)が復活したり復活させられたりで、
その度に主人公の婚約者を攫ったり、また過去の悪行、そして一族の因縁等等の理由があり、
なんとかするべく立ち上がった主人公が、親戚友人同業者一同で譲り渡しまくりの鞭「ヴァンパイアキラー」を振り回し、
途中、立ち塞がる悪魔ども(筆頭:コスプレ大好きな死神)を蹴散らし、今回もまた封印しました!」

で、十分なんだけど。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 11:39:40 ID:wG4DejtD0
ところで、バイオ2は一体どうなってるんだ?
テンプレから消えたのに、wikiのは以前と変わって無いように見えるけど。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 12:59:06 ID:n3yXleze0
まあ、GBAのやつは自分がドラキュラの生まれ変わりなんだがな。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 17:35:46 ID:Y6QT2mu60
誰も立てないので次スレ立てた。
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1164788803/

一度サイズオーバーしたのが恐くて、不必要に未解決リストを小切れにしたかもしれない。

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 19:01:31 ID:wG4DejtD0
>>486
あー、GBA最終作と、DSの第一作のやつな。
DSのはまだプレイしてないな…。

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 19:22:05 ID:LWtDpZo+0
>>480
よろしく頼む

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 21:54:28 ID:chnuUJJ60
>>487
乙です

SIRENの人も乙ー!
続きが楽しみ

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/29(水) 23:07:53 ID:MSaurHx30
>483>489
じゃあ、.hack Vol2をストーリーの再確認も兼ねてやり直しながらまとめてみるよ 週末からになるが

492 :451:2006/11/30(木) 00:45:37 ID:0Bbu6j/O0
洞窟物語、最初の方だけ書けましたが投下はこっちでいいですか?

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 07:20:12 ID:+1iPuT3M0
>>485
バイオハザードアーカイブスっていう本の丸写しでよかったら投稿しようか?

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 16:47:50 ID:04gAzVBF0
もう次スレか乙

>>472
SIREN待ってたよ!乙


495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/11/30(木) 20:13:21 ID:CKomMnkr0
>483
アホだな 結構持ってる人がいるよ と見間違いしてた、すまん 
.hackは楽だから後回しで火焔聖母をやるよ
ただ、ヒロイン以外のENDは載せられないかも知れんがよろしいか?

496 :猫侍 :2006/12/02(土) 01:58:07 ID:hmbJSVhO0
『猫と市蔵』
町を散策していた十兵衛は、体の異変に気づいた。妙にけだるく、目眩がする。
ふらつく足取りで自宅に戻ると、倒れこむように横になった。

暫くして目を覚ました十兵衛は、焼け付くような喉の渇きを覚えた。
ちょうどいいところに、自宅に誰かが訪れてきたので、十兵衛は良く確かめもせず、
その者に水を頼んでしまう。
貪るように水を飲み干し、再び眠りについた十兵衛が目を覚ますと、心配そうに
覗き込む市蔵がいた。
先ほど十兵衛が水を頼んだのは、この市蔵だったのだ。
(不覚…)
「そんな顔するなって。別にお前を打ったりはしないよ。そんなことしたら、
 おきさちゃんが悲しむもんな。秘密は守るよ。その代わり、いきなりいなくなったり
 しないでくれよな。お前がいなくなると、おきさちゃんが心配する」
「さっきからきさ、きさと、お前きさの事が好きなのか? 変わった奴だ」
「それだけ言えればもう大丈夫だな。また遊びに来るよ」
そう言って市蔵は帰っていった。

(いくら熱に浮かされていたとは言え不覚だった。しかし、感謝だけはしておこう)
そう、一人考える十兵衛だった。


『日々努力』
炊事洗濯掃除に吾郎左の世話と、家事全般をよくするきさだが、裁縫だけは苦手だ。
この日も、きさは指にいくつも刺し傷を作りながら縫い物に挑戦していた。
「やはり、小さい頃に針で怪我をしたのが尾をひいとるのか」
吾郎左の呟きを聞いた十兵衛は、きさには日ごろ世話になっている事だし、と、
縫い物の指南をしてやることにした。

指を突いては泣き言を言うきさをなだめ、諭し、時には激を飛ばし、
浴衣作りを補助してやる十兵衛。その甲斐あって、一応の形にはなった。
ところが、いざ吾郎左に着せる段になると、袖が通らない。
吾郎左が無理に腕を出そうとすると、浴衣はビリビリと破れてしまった。
失敗した、としょげ返るきさ。しかし吾郎左は、
「あれだけ針を怖がっていたお前が、よくここまで出来たものだ」
と、感慨深げに笑った。

その様子を見ていた十兵衛は、二人の団欒を邪魔すまいと、静かに自宅を後にした。


『善住、屋根に登る』
ある日、十兵衛が心形寺に行くと、善住和尚がしきりに屋根を見上げている。
不思議に思った十兵衛が話しかけても、はぐらかす様にして立ち去ってしまう。
妙な事を…と思いながら自宅へと戻った彼は、何やらコソコソと長屋を
出て行く源七の姿を目にした。源七が心形寺の方へ行くのを見て、
はて、と思った十兵衛は後を尾けてみる事にした。

寺に着いた源七は、茂みからハシゴを取り出すと屋根に掛けて上ろうとした。
ところが、そこを和尚に見つかってしまう。和尚が源七の前にばら撒いたのは、
極彩色で描かれた春画だった。源七は春画を集めては寺の屋根に隠していたのだ。
和尚にこってりと絞られ、しょんぼりして帰っていく源七。
十兵衛は、やれやれとため息をついて夜の町へ散策に出かけた。

497 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:01:58 ID:hmbJSVhO0
『売れない講釈師』
ある日十兵衛が塀の上を歩いていると、難しい顔をした総髪の人間を目にした。
総髪とは珍しい、と好奇心を抑えきれなくなった十兵衛は、その男を観察し始めた。
どうやら講釈師らしい伯楽というその男は、初老の男に借金の催促をされていた。
それは伯楽にとっては初耳であるらしく、彼は苦い顔で頷いただけだった。

借金取りの伊蔵が帰ったあと、伯楽の妻ようが入ってきた。
「およう、店賃の工面が出来んのか?」
「いえ、なんとか知り合いに工面して頂きますので……」
「……ともかく、あのような男からは二度と借りるな」
芸人とは言え生活は苦しいらしい、そんな事を思いながら、十兵衛は塀から降りた。


『遺産騒動』
心形寺裏長屋の近所に、木下紅梅という翁が住んでいる。この老人、実に気のいい爺様で、
日和のいい日などには十兵衛と一緒に縁側で日向ぼっこをしていた。
ところが、ここ数日紅梅の様子がおかしい。体を悪くしたようで、昼間から寝ている。

気に掛かった十兵衛がこの日も様子を見に行くと、紅梅の息子と娘が見舞いに来ていた。
しかし、この二人と言うのがまた碌でもないもので、旦那は遊女屋通いで散財、
女房は無駄な買い物をしては金をばら撒くといった調子で、紅梅も毛嫌いをしている。

父親の体のことよりも、遺産の事ばかりに気をとられている二人の様子を見て、
紅梅を気の毒に思った十兵衛は、源庵の下に相談に訪れた。
人間に効くかどうか、と言われながらも薬を受け取り、紅梅宅へ戻る十兵衛。

「お、なんじゃお前、薬を持ってきてくれたのかえ?」
「にゃあにゃあ」
「どれ、せっかくじゃ、頂くかの。肉親より猫に助けられるとはの。ありがとうよ、
 これでいつ死んでも悔いはないわい」
「! 縁起でもない事を言うな!」
「お、お前、今喋って……」
「にゃ…にゃあにゃあ」
「ははは、気のせいか。猫が喋るわけが無い」

数日後、どうやら良くなった様子の紅梅。
この間のことは、夢だと思っているようだった。
紅梅のくれた煎餅を齧りながら、十兵衛は内心胸を撫で下ろしていた。

498 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:04:59 ID:hmbJSVhO0
『偽者騒動』
きさの用意した汁掛け飯を食べ終わり、何やらこのごろ内猫風情が板について来て
しまったな、などと思いつつ十兵衛が藁束の上で毛づくろいしていると、
仁右衛門が血相を変えて飛び込んできた。
なんでも、十兵衛が仁右衛門の大事にしていた蘭学書を破り捨ててしまったという。
全く身に覚えの無い言いがかりに十兵衛が目を白黒させていると、仁右衛門は、
絶交じゃ、などといいながら飛び出していってしまった。

慌てて後を追おうとした十兵衛だったが、自宅を出たところで壱之新に襟首をつかまれた。
壱は、十兵衛にいきなり殴られたと言って憤慨していた。
これまた身に覚えの無い事。十兵衛は率直にそう告げるも、壱の怒りは収まらず、
結局捨て台詞を吐いて帰ってしまった。

一体何事だと十兵衛が首を捻りながら町を歩いていると、珍妙な場面に出くわした。
なんと、十兵衛と瓜二つの侍が、十兵衛の名を騙って町人から金を巻き上げていたのだ。
全てこやつの仕業か、と十兵衛が駆けつけるも、偽者の逃げ足だけは本物以上のようで、
姿を見失ってしまった。
このまま捨て置けば名誉に関わると、町中を探し回る十兵衛。八幡宮でようやく
偽者を見つけ、隠れ家まで尾行することに。

頃合を見計らって詰め寄った十兵衛は、周りをならず者に囲まれているのに気づいた。
してやったり、とばかり、偽者はその正体を現した。
「誰あろう、貴様の最大の宿敵、天真様でござるよ!」
あっという間に斬り伏せられる天真の手下たち。

「貴様も聞くか…蕭風の音を」
さっきの威勢はどこへやら、三十六計逃げるにしかず、とばかり走り出した天真だったが、
突然現れた壱之新に襟首をつかまれてしまった。
「十の字の様子がおかしいと後をつけてみりゃあ……覚悟はできてんだろうな、あん?」

「すまん、まさかあの野郎が十の字に化けてやがるとはよ」
「古い付き合いなのに十兵衛を信じてやれなんだとは。今日はおごりじゃ、呑め呑め」
ひげ屋の席に座る十兵衛の杯には、壱と仁右衛門の銚子が途切れることなく運ばれていた。

499 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:06:20 ID:hmbJSVhO0
『禅兵衛鬼左衛門』
十兵衛が珍しく自宅で時間を潰していると、墨壷が訪れて来た。
なんでも、刀鍛冶の知り合いに引き合わせたいと言うので、
十兵衛は一も二も無く同道した。

その刀鍛冶が、七代目禅兵衛鬼左衛門と言う名だと知り、十兵衛は驚いた。
十兵衛の腰の刀「蕭風」。これは、五代目禅兵衛の作だった。
蕭風刀を一目見た鬼左衛門は、感慨深げに嘆息した。

鬼左衛門「今の俺にはここまでの物は打てねぇ。修行が足りん」
墨壷「まだ若いということかな」
鬼左衛門「墨壷さんから見たら誰だって若造だぜ」

などと笑いあう二人を見ながら、妙な縁に驚きつつも十兵衛は、
"弟斬"の名を聞いても動揺一つ見せぬ両職人に感服していた。


『夜釣りをしよう』
十兵衛が淡島屋へ遊びに行くと、仁右衛門がしきりに釣竿を磨いている。
この仁右衛門という男、なかなかの凝り性で、道具の手入れにも余念が無い。
聞くと、この竿は十兵衛に渡そうと思って磨いていたらしい。
心づくしを有難く頂いた十兵衛。早速夜釣りをしに行く事に。

先日の釣り場に着くと、仁右衛門と釣り対決をする事に。
僅差で仁右衛門に敗れてしまう十兵衛。仁右衛門が得意になって
やたらとはしゃぎ回るのを見て、今度は一人でこようと思った十兵衛だった。


『見世物小屋の猿一』
永代橋のたもとに見世物小屋が出来た。夕暮れ、きさがそんな事を十兵衛に語った。
珍獣怪魚などには興味は無いが、芸をする猫がいると言うのが気になり、
十兵衛は様子を見に行ってみる事にした。

小屋の中の人の波を辟易しながら縫っていくと、確かに猿の真似をする猫がいた。
もちろん、そのオス猫は猫又であったが、酷くやせていて見るからに憐れだ。
そばに行って話しては見たものの、その猿一という猫又は全てを諦めたかのような
口ぶりで、外に出たくないのかと十兵衛が問うても、俯いて背を向けるだけだった。

一度はその場を去った十兵衛だったが、心にささくれができたようでどうにも
気持ちが悪い。結局、夜になって見世物小屋に忍び込み、猿一を逃がしてやった。

何度も頭を下げる猿一に背を向けて自宅に戻った十兵衛。
やれやれと寝床に入ると、きさが話しかけてきた。
「ねぇ十兵衛、見世物小屋の猫なんだけど……」
「あぁ、何でも逃げ出したらしい。俺が行ったときにはいなかった」
「そう。…………十兵衛、ごくろうさま」
笑顔で十兵衛の頭を撫で、きさは部屋に戻っていった。
(きさのヤツ、初めからそのつもりで……)
やられたな、と苦笑いして目を閉じた十兵衛だった。

500 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:07:54 ID:hmbJSVhO0
『いかさま・導入編』
『いかさま・壱之新編』(一続きのイベントの為、併記)
ある日十兵衛が自宅で寝ていると、壱之新が酒を携えて訪れた。
ひとしきり酒を酌み交わして帰ってゆく壱。

いい酒が入ったから今度のみに来てくれ、と誘われたのを受けて、翌日、
十兵衛が浄心寺へ行くと、何やら壱の機嫌が悪い。
話を聞くと、州崎弁天あたりで流れ者がいかさま賭博をやっているという。
賭場潰しに協力してくれと頼まれ、十兵衛が引き受けると、壱はニヤニヤ笑いを浮かべた。
「…何がおかしい」
「へへへ、十の字が来てくれるんなら、面白くならないわけがねぇ!」
「……」

善は急げと、賭場にやって来た二人。小屋の中は堅気の客たちで賑わっている。
賭場の主である喜多八に挨拶を済ませてとりあえず席に着いた十兵衛たち。
暫くは何事も無く掛けに興じていたが、突然、十兵衛が壷振りの腕を掴んだ。
間髪をいれずに壱がサイコロを握りつぶすと、中から鉄の塊が転がり出てきた。
いかさまをやられていたと知った客たちは憤慨し、暴れ始める。
喜多八たちも、客の剣幕にほうほうの体で逃げ出してしまった。

さぁいよいよお楽しみ、とばかり腕まくりした壱を、十兵衛は外に引きずり出した。
「十の字、これからって時に何しやがんでぇ!」
「騒いでいた町人たち、あれは陣五郎配下の者たちだ」
「……縄元の計算通りってわけかい」
「ひとつ貸し、と言うことにしておこう」
「そういう事にしとくか。どれ、白けちまったし、飲みなおしと行くかい」
二人は、肩を並べてひげ屋へ向かった。

//『引き受け候』の別展開


『壱の賭場』
州崎弁天の一件から数日後、壱之新に呼ばれて十兵衛は浄心寺へやって来た。
なんでも、壱が賭場を開いたと言う。
喜多八の件を教訓に、金銭のやり取りを廃して芝居小屋の優待券を
賞品にしたものだった。
とりあえず、と一勝負打ってみる十兵衛。しかし、賽の目が悪く負けこんでしまう。
勝負事は引き際が肝心。十兵衛は壱に手を振って浄心寺を後にした。

501 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:09:47 ID:hmbJSVhO0
『追憶』
夜。十兵衛の鼻が異常を感じ取った。血の匂いがしたのだ。
その強さに多量の出血と見た十兵衛が急いでそちらに向かうと、若い侍が、
火車衆という御神楽党の暗殺集団の者に襲われていた。
十兵衛の登場により火車衆は去ったものの、若侍は致命傷を負っていた。
その顔を見て、十兵衛はうろたえた。弟の又次郎と瓜二つだったのだ。
とにもかくにも、と十兵衛は男を源庵の診療所に運んだ。

「又次郎、お前は弥四郎にそそのかされているだけだ!」
「俺は兄者を越えねばならん…」
「よせ又次郎!」
斬りかかる又次郎。その一撃を受け流した蕭風刀は、そのまま又次郎の胴を薙ぎ…。
そこで十兵衛は目を覚ました。

診察室を覗くと、昨夜の男も目を覚ましていた。
練蔵と言うその男は、弥四郎の方針に異を唱えて御神楽党を脱党したが、
裏切り者を許さぬ弥四郎によって命を狙われていたのだという。
どうせこちらも追われる身、と十兵衛は、練蔵の傷が癒え、江戸を
出られるようになるまで自宅で預かる事にした。

火車の動静を探りに、市中を見回る十兵衛。しかし、どうしたことか、その足取りは
ようとして知れず、待てど暮らせど襲ってくる様子も無い。
そうこうしているうちに、練蔵の傷もすっかり良くなり、出歩けるまでになった。
そんなある日、十兵衛が自宅に戻ると、練蔵が荷造りをしている。
明日には江戸を発つという。十兵衛は、一抹の寂しさを覚えた。
「練蔵…もし、お前さえ良ければ、ここに……いや、なんでもない」

その夜、藁束の上で眠る十兵衛は、殺気に目を覚ました。
刀を取って飛び起きた彼は、刀を抜き払った練蔵の姿を見た。
「…ごめんなさい、弥四郎様には逆らえないんです」
泣くように言って斬りかかる練蔵。
「やめろ……やめろ、又次郎っ!」
蕭風刀がくぐもった音を伴って鳴いた。

「…なぜ刀を引いた……」
「俺は何をやっても半端者なんです……御神楽党に入っても…。こんな、闇討ちのような
 事しか……。そんな俺に、あなたも、源庵先生も、良くしてくれた……。もし…黄泉路で
 又次郎さんに会えたら、あなたを欺いた事を、謝って……」
そう言って、練蔵は事切れた。

(俺は……俺は、また…弟を切ってしまったのか? ……又次郎)

502 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:11:06 ID:hmbJSVhO0
『炎上』
十兵衛が壱の所へ遊びに行くと、何やら小物の出入りが多い。
壱が言うには、見慣れない流れ者がうろついているのだと言う。
御神楽党絡みでは、と言う壱の言葉に緊張感を漂わせ、十兵衛は市内を見回る事に。

ひげ屋前。行商人風の男が、十兵衛の顔を見るや近寄ってきた。
男は、火車衆の一人、『もらい火』の千七と名乗り、取引を持ちかけた。
十兵衛を見逃す代わりに江戸から出て行ってもらう。
「悪い話ではないと思いますがね。返事は後ほど、御用石置き場で……」
そう言うと、千七は音も無く去っていった。

さてどうしたものか、と思案に暮れながら十兵衛が自宅へ戻ると、
壱之新の子分の半次が血相を変えて飛び込んできた。
「十兵衛さん! ひげ屋が…ひげ屋が、燃えてます!」
(そういう手段に出たか……!)

二人がひげ屋へ駆けつけると、壱がせんとたかを助け出したところだった。
とりあえず無事な様子を確認した十兵衛は、御用石置き場へと急いだ。
「千七、何の真似だ!」
「たかが居酒屋が燃えた程度で……随分と甘いお方だ」
牙を剥いて刀を抜き払う十兵衛。しかし、彼を無数の火の玉が囲んだ。
「見たか、我が火術! 近寄れなければ剣術など役に立つまい!」
不適に笑う千七。しかし、その笑いは一瞬にして凍りついた。
十兵衛の一振りした蕭風刀が、事も無げに火の玉を吹き飛ばしたのだ。
うろたえる千七の腹を、一足飛びに距離を詰めた十兵衛の刀が貫いた。
「甘いのはお前の方だったな」

十兵衛が戻ってみると、ひげ屋は跡形も無く焼け落ちていた。
未だチラチラと火の手を残す残骸を前に立ち尽くす十兵衛に、墨壷が話しかける。
「何しょげてるんですかい。この程度、七日もあれば元通りですよ」
「すまぬ……俺が…」
「付け火の下手人は十兵衛さんが始末した。この一件はそれで仕舞いですよ。
 建物の方はあっしに任せておくんなせぇ」
「頼む……」
墨壷に頭を下げてその場を後にする十兵衛。土手の上から改めて焼け跡を見返し、
(御神楽党は手段を選ばぬつもりか……)
苦い思いを抱いた十兵衛だった。

503 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:12:45 ID:hmbJSVhO0
『平和な出来事』
ようやくひげ屋が元通りになったと聞き、十兵衛は早速足を向けた。
店内に入ると、おたかの姿が見えない。まさか…、と思ってせんに尋ねると、
たかは嫁入りするのだと言う。しかも、相手はあの壱之新だ。

そろそろ私も…等と言いつつしなだれかかって来るせんから慌てて逃げ出し、
十兵衛は壱を冷やかしに浄心寺へやって来た。
思った通り、壱はすっかり舞い上がっていた。明日の祝言の準備に慌しく
動き回る小者たちを叱り飛ばす顔も、でれでれとしまりが無い。
やたらとのろける壱から祝言への招待を受け、十兵衛はその場を後にした。

翌日、十兵衛が寺を訪れると、小者が袖を引っ張るようにして宴席へと招いた。
見ると、上座に座る壱之新はコチコチにこわばった顔をしていた。
「やっと来たか十の字、こっちに座れ」
「さっきからあの調子ですよ。十の字はまだか、十の字はまだかって」
小者の言葉に苦笑いしつつ、十兵衛は席に座り、一通り祝いの言葉を述べた。
十兵衛が来て緊張がほぐれたのか、壱は立て板に水がごとくベラベラとよく喋る。
冷やかしに壱が顔を真っ赤にする所をなどを見て、十兵衛は腹の底から笑った。

(俺がこんな目出度い席に出られるとは……。こいつらの為にも、
 御神楽党とは早くケリをつけなければ……)
宴席が落ち着いた頃、席を辞した十兵衛はそう、決意を新たにした。

504 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:13:50 ID:hmbJSVhO0
『真実』
ある日、法禅寺へ昼寝に行った十兵衛は、酒瓶を携えた老猫又と出会う。
「お前さんは不思議な目をしている。人を斬ると、きたいに目が変わる。
 お前さん、身内を斬りなすったね」
「……!」
「死に場所を探すのも悪くは無いが、お前さんはまだ若い。短気はいかんぞ」
そう言うと、その猫又は去っていった。

老猫又の正体をあれこれと思案しながら自宅に戻ると、墨壷が待っていた。
なんでも、『寝待』の陣右衛門という盗賊の隠し金を狙って、火車衆が
江戸入りしていると言う。
「旦那、奴らの仕事を見物しませんか」
物好きだな、などと言いながらも、火車の動向が気になった十兵衛は、
明後日に待ち合わせをする約束をした。

墨壷が帰ると、入れ替わりに見覚えのある猫又が入ってきた。
昔まだ十兵衛が又次郎と御神楽府にいた頃、道場で二人を執拗に
狙っていた男で、名を鉄五郎と言った。
「何の用だ。用が無ければ去れ。さもなくば、斬る!」
「仕事が終わったら遊んでやる。いつまでも貴様の後ろにいる俺と思うな。
 貴様も『漁り火』の名くらい聞いたことがあるだろう」
そう言って、『漁り火』の鉄五郎は去っていった。
(奴が火車だったのか……)

明後日の夜。正覚寺に十兵衛と墨壷が潜んでいると、火車衆が、法禅寺で
出会ったあの老猫又を引きずって現れた。
「さあ、金のありかを吐きな」
そう言って鉄五郎が老猫又の腕を切り落とすのを見て、十兵衛は墨壷の
制止も聞かずに飛び出していった。

対峙する二人。
「俺は又次郎のようにはいかんぜ。……冥途の土産に教えてやる。又次郎と
 貴様の斬り合いをお膳立てしたのは、この俺よ」
「何っ! ……貴様が、又次郎を……!」
両者の刀が閃き、血飛沫が舞った。
「……あの世で又次郎に詫びろ」
そう言って、十兵衛は刀の血を払った。

「隠し金は、本当に隠されてしまいましたね」
墨壷の腕の中で、老猫又はすでに事切れていた。
老猫又を静かな所に埋めてやり、二人はその場を後にした。

505 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:16:28 ID:hmbJSVhO0
『復讐』
鉄五郎の事件から数日後、またしても墨壷から火車衆の情報が入った。
今度は、十兵衛の命を狙っているらしい。既に、心形寺裏長屋にも
手が回っていると言う。火車の本領は暗殺にある。危険な自宅を避け、
十兵衛は法禅寺で休息をとっていた。

その十兵衛に、仁右衛門から情報がもたらされた。
火車が、毎晩木場に集まって連絡を取り合っていると言う。
罠だ。十兵衛はそう直感した。しかし、とも思った。
「相手の出方を待っていては結果は見えている。あえて罠に嵌ってやろう」
「十兵衛……死ぬなよ」

材木置き場の井戸の近く。やはり火車衆の男が待っていた。現れた火車衆は数人。
「これだけか……」
「火車を名乗れる者は最早これだけ。みな貴様に斬られてしまった」
「貴様らも後を追うがいい」
「貴様を道連れにな!」
十兵衛が、飛び掛ってきた火車の一人を斬ると、突如その者が爆発した。
吹き飛ばされた十兵衛は、火車たちに羽交い絞めにされてしまう。
「火車爆殺陣! 斬らねばば爆死、斬っても無事ではおられまい!」
飛び掛る火車たち。十兵衛は一瞬の隙をつき、井戸に逃げ込んだ。

血と火薬の匂いが入り混じる中を、十兵衛は去っていった。
(これで御神楽党が諦めてくれればいいが……)

506 :猫侍 :2006/12/02(土) 02:17:49 ID:hmbJSVhO0
残り27kb。

次スレは↓
http://game9.2ch.net/test/read.cgi/gamerpg/1164788803/

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 06:18:00 ID:S381UKtp0
>>437
ぐぐってみると
ttp://plusd.itmedia.co.jp/games/articles/0608/24/news065.html
なかなか面白そう

よかったら洞窟物語みたいな詳しい感じでも書いてくれね?

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 10:05:16 ID:82QaFP7TO
アークザラッドのちょこの正体について教えてください

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 14:42:29 ID:UH5Q1sqn0
>>508
遥か昔、魔物によって娘を失った戦士が居て、
戦士は敵討ちのために魔物を狩り続け、魔物の王を倒すまでに至った。
が、そこには娘によく似た、幼い「魔物の王女」がいた。
戦士は、それだけは殺せず、事実を知らない「魔物の王女」をちょこと名付け、自分の娘として育てることにした。

その後、時の森という、時間に対して歪みが生じている森の奥の村で、ひっそりと暮らしていたが、
ある時、ちょこ曰く「魔法使いのじーさん」によって、魔物の宮殿だったらしい、「遺跡ダンジョン」の奥につれてゆかれる。
(っつーか、本来の場所に取り戻されたというべきか。)

その後、しばらくorかなりの期間、ダンジョンでコスプレしたり気ままに遊んでいた模様。

進め方次第では、魔物としての能力を覚醒させる事もある。

…だったはず。

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/02(土) 19:51:35 ID:82QaFP7TO
>>509
ありがとうございました
2だけプレイしたのでちょこについてのエピソードがよく分からなくて
感謝です

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2006/12/03(日) 00:50:37 ID:eJ9hCvZ00
>>510
あー…?
2だけでも、時々、時の森に通っていれば>>509ぐらいのことはわかるはずだよ。

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