『ナイトウィザード The 2nd Edition』質疑応答 2008年6月20日版  この質疑応答は、プレイを円滑に進めるために、コピーしたり、それを無償で配布したりすることを許可します。ただし、ファイル名や内容を変更することを一切禁じます。「無償の配布」には、ホームページなどに掲載することも含まれます。  なお、質疑応答による回答は正誤表のような正式の修正ではなく、また版によって変化することがあります。質疑応答の回答を導入するかどうかは、ゴールデンルールにしたがってGMに決定権があります。各プレイヤーがGMの判断にしたがってください。 (C)2007 FarEast Amusement Research Co.,ltd. >>NEW ●ジャッジ Q:ジャッジの際に、ファンブルが発生した場合、達成値への修正は無視されますが、幸福の宝石などでファンブルが打ち消された場合はどうなりますか? A:出目を使用して、通常どおりに達成値を算出してください。ファンブルを打ち消してから魔法や特殊能力を使用することも可能ですが、GMはジャッジを行なったキャラクター以外のキャラクターが、ファンブルが打ち消されたことを確認してから魔法や特殊能力を使用できるかどうかを任意に決定してもかまいません。 >> ●特殊能力 ◆全般 Q:ダイスロールでF値が出た後、幸福の宝石などでファンブルを打ち消した場合、《幻想舞踏》や《時戻し》など、「F値が出たら使用できない」特殊能力をそのジャッジに使用できますか? A:ダイスロールでF値が出た時点で、「F値が出たら使用できない」特殊能力を使用することはできません。これはC値を条件とする場合も同様です。 ◆アタッカー Q:《代償軽減:特殊能力》の効果はアイテムの特殊能力の代償には適用されますか? A:適用されます。《代償軽減:特殊能力》はクラスの特殊能力やアイテムの特殊能力、エネミー特殊能力などあらゆる特殊能力の代償に適用されます。 Q:《ウェポンマスタリー:棍》と《ウェポンマスタリー:剣》を取得したキャラクターがトンファーブレードを装備した場合、《ウェポンマスタリー:棍》と《ウェポンマスタリー:剣》の修正は合計しますか? A:合計します。《ウェポンマスタリー》は種別ごとに別の特殊能力として扱うため、効果は合計されます。 Q:《ツインウェポン》や《二刀流》の効果で装備する武器は、「装備部位:その他」のものを選択できますか? A:できません。「装備部位:その他」の武器を、《ツインウェポン》と《二刀流》の効果に適用することはできません。 Q:《ツインウェポン》や《二刀流》の効果で装備する武器で与えるダメージの、属性や物理、魔法などが異なっていた場合どうすればよいでしょうか? A:武器をひとつ選択し、選択した武器のものを適用してください。 Q:《武器両手化》の効果を適用している間、「装備部位:片手」の武器で《振りかぶり》のように「装備部位:両手」が条件となる特殊能力を使用できますか? A:できません。《武器両手化》で武器の装備部位は変更されません。 ◆ディフェンダー Q:魔術師の《ドロウルーン》に《モーメントアクト》を使用することで、消費する行動カウントを0にできますか? A:できません。《モーメントアクト》は、代償の項目に書かれていないカウントを0にすることはできません。 ◆大いなるもの Q:ダイスロールでF値を出した後、ファンブルを幸運の宝石などで打ち消した場合、《暴走》の効果は適用されますか? A:適用されます。 >>NEW ◆吸血鬼 Q:《血の呪い》で増やした対象は、同じSqから選ぶ必要がありますか? A:同じSqである必要はありません。ただし、《血の呪い》を使用した魔法の対象として指定できる相手でなければなりません。 Q:《死の視線》を行なった場合、装備している武器を使用したことになりますか? A:なりません。《死の視線》による物理攻撃には装備している武器を使用していないと考えてください。 ◆転生者 Q:《ワールドゲイト砲》の射程と魔法攻撃に使用した魔装の射程距離が異なる場合、どちらに合わせるのでしょうか? A:魔法攻撃に使用した魔装の射程および対象は、《ワールドゲイト砲》の対象(単体)、射程(10Sq)に変更されます。 >> ◆魔剣使い Q:《魔器所持》でブレードトンファーや手裏剣などの複数1セットの武器を指定する場合、1セットのすべてに適用されますか? A:《魔器所持》で選択できる武器はひとつのみです。1セットからひとつだけ、特殊能力を適用する武器を選択してください。 Q:《カバーリング》や《献身の務め》、あるいは「かばう」を使用した際に、《金剛剣》や《護法剣》を使用することはできますか? A:可能とします。《カバーリング》や《かばう》は対象を使用者に変更しているものとします。 ◆龍使い Q:《龍牙》の効果を適用した武器は、「種別:武器(格)」としても同時に扱いますか? A:扱いません。 Q:《龍牙》を適用した武器は、素手の「攻撃修正」を変更する効果を適用されますか? A:適用されません。 >>NEW ◆夢使い Q:《夢の摂理》でダイスの出目をC値あるいはF値に変更する場合、対象のC値もしくは、F値が複数ある場合はどのようにすればよいでしょう。 A:《夢の摂理》の使用者が任意に決定してください。 >> ◆汎用特殊能力 Q:《月衣》で装備品を隠している場合、その装備の装備部位は開いているものとなりますか? A:なりません。《月衣》はあくまで、装備品の外見を隠しているだけとして扱ってください。 Q:《伝家の宝刀》で装備魔法や発動魔法を取得できますか? A:できません。《伝家の宝刀》で取得できるのはアイテムのみです。 ◆侍 Q:《見切り:命中》を持つキャラクターが《散滅》や《落葉》のダイスロールでC値を出した場合、《見切り:命中》の効果は適用しますか? A:適用はしますが、リアクションで絶対命中が出ても効果はありません。対抗ジャッジのルールに従い、達成値を求めてください。 ●魔法 Q:同名の攻撃魔装を複数常備化することはできますか? A:可能です。装備していない攻撃魔装は魔法記憶容量の制限にかかることに注意してください。 Q:装備魔法の種別は、属性ごとに別の種別として扱いますか? A:属性は種別として扱いません。「種別:攻撃(-)」と「種別:攻撃(天)」の攻撃魔装は、どちらかひとつしか装備できません。 Q:発動魔法でジャッジに失敗した場合、代償は消費しますか? A:消費します。 Q:《コマンド》《タクティクス》の術者自身を対象にできますか? A:できません。術者自身は指揮下に入っていないものとします。 Q:《ヒートシフト》を【行動値】ジャッジに使用した場合、ファンブルが発生するようになりますか? A:【行動値】ジャッジでクリティカルとファンブルが発生することはありません。これは特殊能力や魔法などの効果よりも優先します。 ●アイテム Q:装備後の戦闘値がマイナスになるようにアイテムや魔装を装備できますか? A:できません。装備後の戦闘値がかならず0以上になるようにしてください。 Q:装備しておらず、《月衣》にも収納していないアイテムはいくつまで所持できますか? A:GMは状況やキャラクターの設定などを加味して判断してください。ルール上は特に制限はありません。GMは「装備せず、《月衣》にも収納していないアイテムは、重量の合計が[【筋力】+総合レベル]までしか所持できない」というルールを採用してもかまいません。 Q:「種別:武器(投)」、および投射可能な武器を投げた場合、その武器を消費しますか? A:命中判定の正否にかかわらず、投げた武器は消費します。 Q:アイギスの盾の《メデューサの眼》によって与えられたマヒは、《キュア》や《異形適応》などバッドステータスを回復させる効果で回復させることはできますか。 A:できます。 Q:ナイトブラックの《バーストバレット》によって使用できる魔力水晶弾は、ナイトブラックに装着していないものも使用できますか? A:使用できません。ナイトブラックに装着している魔力水晶弾から、使用するものを選択してください。 >>NEW Q:他のキャラクターにアイテムを渡す場合はどのアクションを使用するべきでしょう。 A:渡す側のキャラクターは、同じSqの別のキャラクターにメジャーアクションでアイテムを渡せるものとします。アイテムを受け取る側のキャラクターはアクションを使用する必要はありません。 >> ◆箒 Q:一度に搭乗状態になることができる箒はいくつですか? A:ひとつまでです。 Q:箒オプションは所持可能重量の重量制限に含まれますか? A:箒オプションを箒に装着している間は、所持可能重量として扱います。 Q:ひとつの箒オプションを一度に複数の箒に装着できますか? A:できません。装備時に装着する際に、装着する箒を選択してください。 Q:箒に装着している箒オプションを交換するにはアクションを使用しますか? A:装備品として装着してください。つまり、マイナーアクションで装着している箒オプションひとつと《月衣》に収納している箒オプションひとつを交換できます。また、セットアッププロセスの《月衣》の展開で、《月衣》に収納されている任意の箒オプションを箒に装着してもかまいません。 Q:箒オプションを装着した箒の重量は、「箒自体の重量+装着している箒オプションの重量」となりますか? A:なりません。 ●戦闘 Q:スモーク噴出装置など、射線を遮る効果を受けたSqの中で、同じSqのキャラクターを攻撃の対象にできますか? A:同じSqのキャラクタ-に対する攻撃では、基本的に射線は通っているものとします。むろん、同じSqにいても、「壁A」を挟んで向かい合っているような状況では射線が遮られていることもあるでしょう。最終的にはその場の状況に合わせてGMが射線が通じているか、遮られているかを決定してください。 Q:装備しているアイテムや所持しているアイテムを落とすには、どのようなアクションを使いますか? A:オートアクションでいつでも可能です。落としたアイテムは、落とすアクションを行なったSqに落ちます。落ちているアイテムを拾うためにはメジャーアクションを使用してください。そのSqやタイルの状況によっては、落としたことで、アイテムが壊れてしまったり、回収が不可能な状態になることもあるだろう。落下したアイテムがどうなるのかはその場の状況に合わせてGMが最終的に決定すること。 Q:バッドステータスの邪毒を複数回受けた場合、どのように処理をすればよいでしょうか? A:一番効果の高い邪毒のみを適用してください。それ以外の邪毒は打ち消されます。 Q:「かばう」のタイミングはどのようにあつかいますか? A:オートアクションとして扱います。 Q:行動終了でも「かばう」を行なうことは可能ですか? A:行動終了したキャラクターは、「かばう」を行なえません。 ●クラスチェンジ Q:他のクラスへクラスチェンジした後、元のクラスへもう一度クラスチェンジした場合、レベルアップによる戦闘値のクラス修正の上昇はどうなりますか? A:改めてクラス修正を算出し割り振り直してください。