#Restart act.1 by 涼風純 # 告知 # @0 \f[22]この話は、裏シークエンスを終了し、帰宅後の話です。 \f[22]まずは、そちらをクリアしてからお楽しみください。 \f[22] \f[22]Restart \f[22]act.1 # 本編(帰宅) # !bgm安らぎ !mvシシトの部屋 @0 !v27=1 @100 なんか、今までの出来事が夢のようだよ。 @700 そりゃまぁ、いきなり三つもいなくなればな。 @102 三つ……。 (それもリトルちゃんは出かけているだけ) @100 で、また何もなくなったけど、 これからどうしたらいいの? @700 そうだな。 普通に過ごせ。 @102 一応これでも、 普通に過ごしてきたつもりなんだけど……。 @1 \f[18]"ブルル……。ブルル……。" @100 あっ、電話だ。 @100 もしもし? @1 "こんにちは。リス君の上司です。" @100 あ、どうも。お久しぶりです。 @700 誰と話してんだ? @701 もしかして、女神様? @100 うん。 @1 "実はもう、何もすることはありません。" !bgmサブコミカル @102 えっ? @1 "ですが、あなた達の日常を普通に戻します。" @102 あの、もう十分普通なんですけど。 @1 "あなたの友人が、普通ではないでしょ?" @100 ……あぁ、アナスタシアか。 @1 "その方のために、  再び私のほうから送っておきました。" @100 送っておきましたって、何をですか? @1 "では、宜しくお願いします" @1 \f[18]"ブチッ……。ツーツーツーツー……" @100 あ、切れちゃった。 @102 (随分と自分勝手な人なんだな……) @700 で、女神様なんだって? @100 アナスタシアを何とかするから、 手伝ってやれ、みたいな事言っていたよ。 !bgm安らぎ @700 じゃあ、あいつの所に逝ってみるか? @102 リス君、彼を殺している。 @701 あ、あれ? @100 とにかく、行って見る価値はありそうだね。 @700 一応俺もついていくぜ。 @100 うん。 !mvnil @0 \f[22]その頃のアナスタシア。 # 同時刻 # !mvアルバートの部屋 !bgm住宅街 @1 "ピンポーン" !v29=1 @260 ん? 宅配便か? @1 "ガチャッ" @540 お届けものです。 ハンコをお願いします。 @260 あぁ。 ……ポンッ、と。 @540 ありがとうございました。 @1 "バタン" @260 ずいぶんとデカイが、貴重品か? 割れ物注意と書いてあるが……。 @260 ……開けてみるか。 @1 "パカッ" @830 ……。 !bgm緊急事態 @262 ?! @262 ななな、なんで犬が?! @833 そ、そんなに驚かんでもいいだろう!! @833 それに、貴様は我輩を知っているはずだぞ。 @262 ししし知らん!! 俺はお前なんか知らない!! @833 ま、待て落ち着け!! @261 えぇいっ!! 外に出ていろー!! @1 "ポイッ" @832 くぅーん……。カリカリカリ……。 ←外に追い出された !bgm住宅街 @260 はぁ……。一体なんだったんだか。 @1 "あれ? 白い犬がいる" @260 おっ、あの声はシシトか。 @1 "おっ、シシト!! 丁度良かった。  我輩はこの家から追い出されてしまった" @260 あれがいきなり「貴重品」として届けば 誰でも驚くと思うが。 @1 "クロウか……。仕方ないな。  アナスタシアー" @260 なんだ、そいつはお前の知り合いか? @1 "うん。中に入ってから説明するよ" @260 わかった。 @1 "ガチャ" @832 くぅーんっっ!! !bgmコミカル @262 ?! @1 ガタンッ @102 ……戸が開いてから、 いきなり飛びつくのはやめようよ。 @833 おっと済まないっ。 @830 癖でな。 @261 癖なら尚更許せるか!! !bgm住宅街 @260 で、なんなんだ、その犬は。 @100 世界を救う、必須アイテム。 @701 俺らはアイテムかよ。 @260 なるほどな。 @100 納得した? @260 あぁ。 @830 (なんていう奴だ) @260 それで、なぜその犬が俺の所にいる? お前のそのリスと、何か関係があるのか? @100 うん。 ……アナスタシア。 @260 何だ? @100 元の大きさに戻りたい? @260 あぁ、当たり前だ。 @830 では、我輩の入っていた箱の中にある ステッキを手にとれ。 @260 ステッキって、これのことか? @10002 ←コレ !bgmサブコミカル @830 あぁ、それのことだ。 @104 えぇー?! @701 俺らのよりも最悪だな。 !bgm住宅街 @260 で、これをどうしたらいいんだ? @830 呪文を設定してから、その呪文を叫ぶんだ。 @260 呪文を設定するためには? @830 ステッキの両端を持って、上に掲げて叫ぶ。 @260 お前らもそうだったのか? @102 いや、僕のはもっと違うやつだったから。 @700 ステッキによって、呪文の設定方法も 変わっていくからな。 @102 (それ以前に、  あれがステッキなのかも疑わしいよ) @830 言った通りにして、何か呪文を叫べ。 覚えやすいものを設定しろよ。 @260 あぁ。 両端を持って、上に掲げて……。 @261 メス犬なんて嫌いだー!! @10002 "ジュモンガ セッテイ サレマシタ" !bgmサブコミカル @831 ?! @102 それが覚えやすい呪文か。 @701 俺らとそう変わりないな。 @260 お前は何て言う呪文なんだ? @103 リス君大好きーー!! @1 パァァァァ……。 @130 ……。 @131 あっ……。 @701 こんな所で変身するなよ。 モンスターなんていないぞ。 @131 何とかなるよ。そのうち。 @130 あれ? アナスタシアは捕まえないんだ。 @260 何のことだ? @701 お前、それ表シナリオだぞ。 @131 おっと、間違えた。 !bgm住宅街 @130 とにかく、それで変身してみれば? @260 変身できるのか? お前みたいに。 @830 できるぞ。 だがどうなるかは知らん。 @131 いい加減だなぁ……。 @260 じゃあ……。 @261 メス犬なんて嫌いだー!!! @260 ……ん? @131 あれ? @10002 "ビックリマーク(!)が  一つ多いです" !bgmサブコミカル @132 \r[細,こま]か!! @260 なら、もう少し静かに言えばいいんだな。 @131 だろうね。 @260 よし……っ。 @261 メス犬なんて嫌いだー! @10002 "ビックリマーク(!)が  一つ少ないです" @260 ……。 @261 メス犬なんて嫌いだー!! @1 パァァァァ……。 !v29=0 @260 ……。 @261 何で全裸なんだー!! @131 いや、分からない……。 @830 あ、言い忘れていたが、 @833 我輩はメスだから、女言葉で無いと その呪文は聞かない。 @262 それを早く言えー!! @131 これ、一向に終わる兆しが見えない。 @701 まぁ、そのうち何とかなるぜ。 !mvnil @0 \f[22]まだまだ終わりの見えないアナスタシア。 \f[22]さて、これからどうなるか……。 # 予告 # !bgmファンキー @50 という事で予告にいらっしゃいませー。 @102 ここはお店じゃないけどね。 @50 殴っちゃうぞ\wh @102 ……。 @50 とりあえず、アナちゃんが戻らなくて 本当に良かったー。 !v29=1 @260 何だそれは。 もしかして俺が戻れなかったのは……。 @50 憶測通り、私のおかげよー\wh @261 ありがたくない!! @50 最近では、女言葉にもなれてきたしね。 このまま女の子で生活しちゃえば? @102 いや、それはダメだろ。 @700 なんでだ? @102 そのうち アナスタシア=アルバートだってばれる。 @260 別にばれてもいいぞ? @50 だって\wh @100 ばれたらアルバートの お祖父さんによってうちが崩壊する。 @50 別に構わないよねぇ〜。 @1 "ねぇ〜" @104 誰ださっきの?! @50 そんなことは気にしちゃいけないわよ\wh @830 それにハート(\wh)を使いすぎだ。 @50 そんなこと言いながら、 あなたも使っているじゃない\wh @833 ハッ?! しまった!! @50 そんなことはどうでもいいのよぉ。 @102 よくない。 @50 本物の予告いくわよー。 @50 実はあのステッキを使うと、体は元に 戻るけど、完全に女の子になっちゃうの\wh @262 なんだと?! @50 そんなアナスタシアに惚れちゃった シシト君が、ベットに押し倒すっ。 @102 また始まった……。 お姉さんの妄想が。 @708 でもそれいいな……。 @101 鼻血拭けー!! @50 次回、「初めての夜」 お楽しみにね〜\wh @102 本気にしないでねぇ〜。 @260 楽しみにしよう。 @101 待てっ!!