1.「話し言葉と書き言葉」    話し言葉と書き言葉                山本 悠貴  まず話し言葉について書きます。話し言葉 と言うものは相手が目の前に居るため、 よりわかってもらいたい、より伝えたいこと 、より知ってもらいたいことを強くまたはゆ っくり発音したり簡単にわかりやすい言葉で 言います。そして、声を出して喋りかけるた め文の長さは比較的短くなりやすく両者がわ かっていることについては省略されがちです。  他にも考えながら喋ることもあるため止ま ってしまったり、語順などの乱れが起こりや すいです。  そして、身振り手振り等を使って表現でき 、相手の表情や顔色を見て理解を深めること が出来るのが話し言葉です。  しかし、書き言葉というものは相手の顔等 、姿が見えないので、前述した身振り手振り 等が使えません。なので自分と伝える相手の 認識の齟齬が無いように、話し言葉よりも十 分に言葉の選び方に気をつけなければいけま せん。そして話し言葉とは違い、文が長く難 しい語彙も多く使われ、多くの文は規則に従 って書かれています。また、書かれてあるの で、何度も読み返すことが可能です。 (概算316字) 2.「恋」「初恋」 3.コント 4.「卒業」    卒業にあたり                 山本悠貴  このまま高校にするりと入っていっていい のか、ときどき迷う。惰性で生きてきたよう なものでただ、「将来の選択肢を狭めないよ う」なためだけに行く感じだ。しかしだ、そ れは夢が無いからそう思うのだろうとも思う。 だから高校に「やりたい事を探しに行く、夢 を見つけたい」という目的で入っていくのも 案外間違いでもないのだと思った。しかし、 ただ探しに行くってだけじゃ漠然としすぎて いる、やりたい事の方向性ぐらいは決めてお かないと、とんでもない方向にひっぱられて いくと思う。いけないこと(ドラッグ等)を やってる友達、先輩達の危うさに引きずられ たりとかね。閑話休題。自分はピアノとかパ ソコンとかを好きなので音楽関連、IT関連の ものをやりたい、そして出来れば聞く側、や る側、ではなく作る側に回りたいと思ってい る。  自分の内面を見つめるというけれど。部屋 に一人で篭っていたりすると逆に自分で自分 の像を作り上げてしまう気もする。自分の中 の理想、「こうありたい」という願望等をそ の像に与えてるのかもしれない。だから、自 分をちゃんと見てくれる人と話しながら教え てもらうのがいいんじゃないかと私は思う。 人と話しあうのはとてもいいことだ、よく言 う「喜びは二人で分ければ倍になり、悲しみ は二人で分ければ半分になる。」のように。 心に抱えた悩みだって誰かに相談すれば問題 を自分の耳で聞いて認識することが出来る。 問題を認識できるということは解決策を探せ るっていうことだ。心にもやもやが出来たら 口にしたり書いたりすることで「ああ、こん な悩みだったんだ」ってわかるから。閑話休 題。ちゃんと見てもらうにしろ本音をぶつけ なければ意味が無い。作文ってのは、心情・ 感情の吐露だとは思っているけれど本音かど うかは書いた本人しかわからないわけだ。  卒業にあたり、「え?もう終わり?」のよ うな感じがしてならない。実質あまり来てい なかったせいでもあるのだが。中学生という 身分の終わりも、もうそろそろだ。今更言う ことでもないと思うけれど、こんなに楽しか ったのだからもう少し来ていればなあ、と思 う。「後悔先に立たず」とはまさにこのこと だよな。さようなら、そしてありがとう。中 学校。