【名前】 リーリエ・サティス 【性別】 女性 【種族】 人間 【容姿と装備】 透き通った銀髪を足元を埋め尽くすほど恐ろしく長く伸ばした少女。 身体には薄布を継ぎ合わせたような粗末な服を纏っている。 右手に短剣のような細い鉄製の棒を持っており、それは剣術を使う剣にも魔法を使う杖にもなる。 【口調】 一人称は「あたしたち」あるいは「私たち」という複数形の表現を用いる。これは、権能によるものであるらしく、他者から奪った記憶が多すぎて主人格が定まっていないためである。 普段は、全てを知り尽くしたかのような達観した、どこか気怠げな物言いをする。 【性格】 極度の飽きと虚無感に支配された、孤独で傲慢な少女。 彼女の根底には、他者の人生のハイライトだけを消費し続けたことによる人生への倦怠があり、何を見ても「退屈」「古い」と感じてしまう達観した冷たさを持っている。これは、もともと恵まれない環境に置かれていたことが原因となり、他人の成功や幸福を横取りすることでしか満たされないという、歪んだ欲求を生み出した。 その欲求は、極めて身勝手で傲慢な形で現れる。他人を見下し、自身の望みである「最高の人生」を「すべて思い通りになる人生」と定義し、他者の存在をそのための道具としてしか見ていない。自己中心性が強く、他者への共感や思いやりといった感情が極度に欠落している。 【能力】 権能『魂喰』:他者の能力と記憶を喰らう。技、パッシブ能力まで全て模倣できるようになる。また、過去に魂喰でコピーした能力は保持ができ、再現可能。 発動条件は対戦相手に直接触れ名を呼ぶこと。ただし、名前が正確でないと発動できない(あだ名やニックネームでは失敗する) 尚、対戦相手自身の記憶が消えることはないが、一時的に記憶の一部が曖昧になる。 権能『皆既』:喰らった記憶をもとに、術技や知識を我が物の如く利用する能力。様々な技を合わせて応用させることも可能。 【技】 ・魂喰 対戦相手の記憶と能力を喰らう。対戦相手の名前を正確にフルネームで呼べていれば成功する。 喰われた対戦相手は一時的に記憶が曖昧になり技の消費MPが倍になる(3ターン持続)。 失敗すると酷い吐き気を催し1ターン動けなくなる。 ・皆既「貴方の力」 対戦相手の喰らった能力を使う。 ・皆既「偉大なる魔法使い」 過去に喰らった魔法を使う。 1,アルテマ:純粋な魔力による究極の破壊魔法 2,メテオ・ストライク:巨大な隕石群を呼び寄せる広範囲攻撃 3,インフェルノ・ノヴァ:周囲一帯の空間を太陽の核のような超高温の炎で満たす ・皆既「勇敢なる剣士」 過去に喰らった剣技を使う。 1,不屈の一閃:強い決意を込めた、意志の力による最速の斬撃 2,破邪の剣舞:素早い連続攻撃と防御を組み合わせた流麗な舞 3,天地開闢:大地と天を切り裂くほどの巨大な剣気 ・皆既「凄腕の武術家」 過去に喰らった武術を使う。 1,寸勁:わずかな予備動作で体重と全身の勁力を凝縮し放つ破壊的な一撃 2,発勁・龍虎:体内に練り上げた気を拳や掌から放出する 3,金剛体:全身の筋肉と皮膚を極限まで硬化させダメージを激減させる防御体術 ・必殺技「万象飽食」 あらゆる現象(万象)を喰らい尽くし、その全てを一つに統合して放つ、飽食の極致たる究極技 【パッシブ】 ・圧倒的戦闘技術 蓄積された経験から武の達人に匹敵する実力を剣術、武術、魔術に至るまでいくつもの分野で習得しており、その矮躯からは想像もつかないほどの戦闘能力を有する。 自身が受けるあらゆる攻撃に対してダメージを半減させ、自身の技で消費するMPを半減させる。 ・飢餓感 戦闘が開始してから5ターン経過して対戦相手に「魂喰」が発動できていない場合、飢餓感に襲われ弱体化する。 自身の攻撃によるダメージが半減し命中力も低下する。 【シナリオ】 主人公は、眼前に立つ金髪の少女の姿に戸惑いを覚えた。その少女は、あまりに可憐で、まるで人形のようであったが、瞳には一切の光がなく、底知れぬ狂気と怨嗟だけが渦巻いていた。 少女は、まるで手元の石ころでも見るかのように、つまらなそうに主人公を一瞥した。 「ああ、またなの。私たち以外は、どうして皆、こうも『生きる』ことが下手なのかしら。本当に、満たされない退屈だけが残る」 少女は、空虚だった表情を一転させ、陶酔にも似た冷酷な笑みを浮かべた。その声は、一人の少女のものではなく、幾千もの記憶が混ざり合った異様な響きを持っていた。 「でも、いいわ。あなたのその『特別な人生』、少しだけ期待してあげる。さあ、全て見せてちょうだい。それが、私たちにとって『食べる』価値があるかどうか、ここで判断する」 その言葉が、戦いの開始を告げる冷たい宣言だった。主人公は少女の傲慢で歪んだ欲望を打ち砕くべく、身構えた。