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選択形式で進めるスレIN型月板
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選択形式で進めるスレIN型月板
1
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/12(日) 09:47
某板のスレのパクリ
とりあえず主人公が出る作品を選択してください
A 月姫(含む歌月十夜、メルブラ及びリアクト)
B Fate/stay night
C 空の境界
2
名前:
遠野志貴
投稿日: 2004/09/12(日) 10:13
ふと早朝になって目が覚めてしまった
早く起きすぎてしまったようだ
まだ翡翠も来ていない
・・・・・・二度寝しようと思ったらできるが・・・
1、このまま起きる
>>5
へ
2、もう一度寝なおそう!
>>8
へ
3
名前:
衛宮士郎
投稿日: 2004/09/12(日) 20:20
眼が眩む目映い閃光の中からソレは現れた。
――思考が停止している。
ソレは俺に背を向け、槍の男から俺を護るように悠然と立っている。
俺にはソレが……
1赤い外套を着た長身の男だということしか分らない
2地に届きそうな程の長髪を靡かせている長身の女性だということしか分らない
3黒いローブを纏った俺と同じくらいの背丈の女性だということしか分らない
4
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/12(日) 23:50
2
5
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/13(月) 00:45
地に届きそうな程の長髪を靡かせている長身の女性だということしか分らない。
きん、という甲高い音がして槍が弾かれたかと思うと、次の瞬間。
残像すら残さず、凄まじい速度で女性は槍の男へ肉薄し、
「――――はっ!」
突進の勢いそのままに、男の鳩尾へ目掛けて膝蹴りを繰り出した。
「ぐ――――!」
咄嗟に槍の腹で受け止め、されど数メートル。庭の中心あたりへと軽く吹き飛ばされる男。
空中で姿勢を正して音も無く着地し、再び槍を構えた男の身のこなしも見事の一言だったが、
なにより、瞬き程度の一瞬で、男の槍を弾き、今の攻撃を繰り出した女性のスピードと力に驚愕した。
「――――」
女性は手にした大きい釘のような物を隙なく構えて男を威嚇しながら、その長髪を軽やかになびかせてこちらに振りむいた。
雲間から月光が土蔵内に差し込んできていた。
淡く、青白い月光が女性の全身を照らしあげる。
「……っ」
思わず息を呑む。
女性の纏っている衣裳が、胸と腰だけを隠したような闇に溶けるような漆黒のレザースーツであったこと。
両手足を包む漆黒。顔の半分を覆うかというような巨大な眼帯。額に描かれた何かの印。
その全てに驚いた。
――しかし。なによりも、
「――――貴方が私もマスターですか」
無機質な声で俺に向けてそう呟いた彼女の、あまりの綺麗さに、魂を抜かれてしまった。
俺は、
1「え……マ……、スター……?」と、問われた言葉を口にすることしか出来ない。
2「……綺麗だ」茫洋とした意識のまま、頭に浮かんだ言葉をぽつりと呟いた。
3「危ない!」背後から迫ってきた槍の男に気が付いて、大声を上げた。
6
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/13(月) 01:11
なんか微妙に面白くなってきてるね
無難に1
7
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/13(月) 03:58
俺は、
「え……マ……、スター……?」
と、問われた言葉を口にすることしか出来ない。
彼女が何を言っているのか、何者なのかも分らない。
ただ分るのは、この異様な衣裳を纏った美女も外の男と同じ存在であるということだけ。
「…………」
女性は何も言わず、静かに俺を見つめ――ているような雰囲気を醸し出している。
眼帯をしているが、まったく周囲の状態を掴めないという分けではないらしい。
心眼、というヤツだろうか。
詳しくは分らない。しかし、女性には俺の位置も、男の位置もはっきりと認識出来ているようだった。
「サーヴァント・ライダー、召喚に従い参上しました。マスター、指示をお願いします」
二度目の声は、やはり無機質で氷のように冷たく、透き通っていた。
身体の芯、脳の芯にまで滲み込んできたそれではっと我に返る。
何時の間にか俺は男が襲いかかってくる危惧や、つい直前まで身体を支配していた死の恐怖など綺麗さっぱり
忘れ去り、ただ、目前の女性だけを視界に捕らえ、時が止まったような錯覚に襲われていた。
――しかしそれも、仕方ないのではないか。
そう心から思わせるほど、魂を抜かれたような錯覚に陥らせるほど、目の前の存在は特別だったのだ。
だって、今眼の前に佇む女性は俺が今まで出会ってきた全ての人間、見てきたモノの何よりも、遥かに美しい――
「――――つっ」
と、その瞬間、左手に焼き鏝を押されたような痛みが走った。
思わず左手の甲を抑えつける。
すると、そんな俺の行動を合図とするように、女性は静かに流麗な顔を僅かに頷かせた。
「――――これより我が剣は貴方と共に、貴方の運命は私と共に。
――――ここに、契約を完了します」
「け、契約って――――」
なんの――――!? と俺が尋ねるよりも早く。
いや、俺が紡いだ言葉が空気を伝導し、女性の鼓膜に届くよりも早く、
「な―――」
女性が俺に背を向け、紫の髪の毛がまたふわりと靡いた、と思った瞬間。
どん、という踏み込みの音と疾風を残して、黒衣の女性は既に土蔵の外へ飛び出していた。
一瞬送れてじゃらん、という音。
それが釘に付いていた鎖の音なのだと理解するよりも早く、痛む身体に鞭を打って、俺も女性の後を追った。
きっと彼女はあの男と戦うつもりなのだと、あの二人はそういう関係なのだと本能が理解していた。
止めなければいけない。
先ほど見た彼女の動きから察するに、そう簡単にやられはしないだろう。
しかしそんな事は関係ない。
あんな格好をして、あんな物騒なモノを持って、あんな動きをして、俺よりも僅かばかり長身だからといって、
彼女は女性で、れっきとした女の子なんだ。
土蔵の外へ飛び出す。
そして、
「やめ――――!」
ろ、と叫ぼうとした俺の声は、三度目の驚愕で封じられた。
「な――――」
我が目を疑う。
今度こそ、本当に何も考えられなくなるぐらい呆然とした。
「なんだ、これ――――」
庭を縦横無尽に駆け抜ける疾風。
月は再び雲に隠れ、庭はもとの闇に包まれている。
その中を、凄まじい速度で駆け回る紫。
長い髪の毛のその動きはまるで、大蛇を思わせる。
土蔵から飛び出した女性に、槍の男は無言で襲い掛かった。
女性は槍を払い退ける――ことなく、ひらりとソレを躱し、更に繰り出される槍を躱し、徐々に男に肉薄していく。
しかし男も黙ってはいない。
拳銃の弾丸だった槍の突きは、いまや機関銃の掃射となって女性に襲い掛かっている!
8
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/13(月) 03:59
「―――――」
言葉が出ない。否、信じられない。
男の視認が不可能な程高速で繰り出される攻撃にも驚いた。
しかし、なにより、女性はその全てを――時折釘で弾くものの、殆ど速度だけで躱しきっているのだ。
地を蹴り、土蔵の壁を蹴り、地を這い、女性に負け劣らじ速度で移動しながら男が繰り出す攻撃の、悉くを躱す。
「――――っ」
地面に顔が着きそうなほど身を屈めて槍を躱した女性は、手にした釘を振り上げて男の眉間を狙う――!
「チィ――――!」
きん、という剣戟音。
男は突きと同じ速度で槍を引き戻してソレを弾くと、女性のあの身体の何処にそんな力があるのか。
釘を弾いた勢いに押され、小さく舌打ちを零して僅かに後退する。
「――――っ!」
振り上げられた釘と同じ軌道を以って、女性の蹴り上げが男の顎に迫る……!
「嘗めるな――――!」
男はその場で身体をコマのように回転させてその蹴りを躱し、遠心力をそのままに槍を薙ぎ払う。
女性の蹴りが躱されたから、男が攻撃を仕掛ける、その間の時間は一秒にも満たない。
このままでは女性は胴を真一文字に切り払われるだろう。
しかし、男の槍が迸ったその瞬間、既に其処に女性の姿は無い。
蹴り上げた脚の勢いを利用して、体操の選手など足元にも及ばない素早く美しいバク宙で後退してそれを躱す。
華麗に着地し、そのまま消えるように後ろに飛び、男と十数メートルの距離を挟んで相対する。
男は空振りに終わった槍を、構えなおし、こちらも油断なく女性と相対する。
その一連の攻防を見て、思わず感嘆を感じてしまうのを止められない。
二人の戦闘、特にスピードは人智を超えている。
まさに極限。
一撃一撃が必殺の槍を、視認できないほどのスピードで繰り出す男も、
その槍を悉く躱し、尚且つ大釘と蹴りを繰り出す女性も、ソレを防ぐ男も、次の男の一撃を女性も。
二人の戦いは、戦闘機同士のドッグファイトのそれを思い出させるほど美しく、疾く、激烈だった。
どちらかとも無く飛び出して、再び打ち合う。
されど結果は同じ。
極限のスピードで攻撃を繰り出される男の攻撃は、極限のスピードで疾走する女性には掠りもせず、逆もまたしかり。
「……っ、クソ――――!」
男が憎々しげに吐き捨て、跳躍。大きく間合いを取る。
埒が明かない戦闘を仕切りなおすかのように、手にした槍を構えなおした。
「―――――」
それを見た女性はやはり無言で、呆然と立ち尽くす俺を男から護るようない位置で立ち止まる。
「……テメェ、いったいどこの英霊だ」
槍を構えたまま男が問う。
何故ここで英霊という言葉が出てきたのかは分らないが、男が苛立っていることだけははっきりと分った。
――無理も無い。
俺の目から見てもアイツは自分の槍に絶対の自信を持っているように感じられた。
俺の槍より早いものなど無い、俺より優れた槍使いは存在しない、と。
――なのに、それを、
「――――」
男の問いには答えず、無言のまま釘を構える女性は、その悉くを躱してみせたのだ。
その女性の攻撃が男に当たることも無かったが、男には自分の槍を速度だけで躱されたことだけで充分なのだろう。
9
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/13(月) 04:00
「け、無視かよ。まぁいい。どうせテメェは此処で俺に倒されるんだからな」
「――――いえ、此処で倒されるのはランサー、貴方です」
男が悪態をつくと、戦闘が始まってから女性が初めて口を開いた。
「は、その心意気や良し。だがな、やっぱ負けんのはテメェだ。
――校庭で打ち合ったのがセイバーだったから貴様は大方ライダーだろう。
馬から落ちた騎乗兵が槍兵に勝とうなんざ百年早ぇんだよ」
ランサーと呼ばれた男が何を言ってるんだ、と言った風に凄んでみせる。
いや、実際のところ今までの戦いは互角――槍を躱されたが、男には本当に女性を倒す自信があるのだろう。
その証拠に、腰を屈め何かの構えのようなものを取った男の殺気が、先ほどまでとは比べものにならないほど膨れ上がっている。
しかし女性も負けてはいない。
男に負けじと、大気を凍りつかせるような殺気を纏い、一歩も怯まない。
なのに――
・・・
「――――馬に乗るだけが騎乗兵の特技ではありません。……そう、特に、ワタシの場合には――――!」
――女性はそう呟くと、あろうことか釘を手放し、何と、自らの両眼を覆う眼帯に手を掛けたではないか――――!
どういう仕組みなのか、眼帯は女性の手に触れた途端、霧散するように空気に溶けていった。
後ろからなのでわからないが、今、彼女は素顔を男に晒している。
「な、なにやってんだ――――!」
それで惚けて固まっていた体が漸く溶けた。
――訳が分らない。
眼帯をつけているということは目が見えない――それでも充分過ぎるほど戦っていたが、今更それを外して何の意味があるというのか。
それよりも、今の男の前でそんなことをしても隙を作って死期を早めるだけだ――!
「――――くそっ」
殺気に震える体と、凍りつく心臓に活を入れて何とか女性へと駆けつける。
俺が駆けつけるその直前、女性が顔に手を遣ると、またその両眼に眼帯が装着された。
一瞬素顔が見えなかったな。と悔やんでしまったのが、全身全霊でその気持ちを吹き飛ばす。
「おい! いったい何やってんだ…………っ! 死にたいのか…………って、え――――?」
女性の背に向って言葉をぶつけようとして、俺はソレを発見した。
「…………な、んで…………」
女性の肩越しにソレを見る。
十数メートル離れた庭の中心部あたり。
槍を構えた男は、俺たちには攻撃してこず、其処に槍を構えたその体勢のまま、不動で佇立していた。
その様相は、まるで身体中を矢に貫かれて絶命しながらも不倒であった弁慶を思わせた。
だが、男は弁慶のように絶命してはいない。
――けれど、
「――――石に、なってる…………!?」
――男はその身体を完全に、無機質な石のそれに変えていた。
本当に訳が分らない。
もう今日は、訳の分らないことが起きすぎて頭がパンクしそうだ。
いきなり金髪の少女と青い槍の男が打ち合う場面に遭遇してしまったり、
その男に追いかけられて心臓を貫かれて一度殺されたり、
誰かが助けてくれたおかげで生き返ったり、
家に帰ってきたらまたその男に殺されかけたり、
その男の攻撃からいきなり現れた黒と紫の女性に助けてもらったり、
その女性がそのまま男と戦ったり。
そして、今その男が俺と女性の目の前でその身を石にしている。
「……なんなんだよ」
膝が笑っている。
歯は噛み合わずガチガチと鳴り響き、心臓が警鐘を鳴らす。
血が沸騰し、脳を刺激する。
逃げろ、と。
今すぐこの場から、この得体の知れない女の傍から逃げろと全身が訴える。
そうだ。分らないといいつつも、何となくは理解しているのだ。
男を石に変えたのは、この女性の力だと。
そんなとんでもない女性が、俺を護ってくれたのだと。
そして、俺には護ってもらう理由など思いつかなくて、もしかしたら次の瞬間、俺も槍の男同様に石にされてしまうのではないかと。
――でも、もう駄目だ。
再び、死の恐怖以上の恐怖に凍り付いてしまった身体はもう動かない。
女性の肩に手を伸ばそうとしたその瞬間、石になった男を発見して目と口を見開いたそのまま。
俺は、逃げる事も悲鳴をあげることも叶わず、ただ茫然自失状態で立ち尽くす。
10
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/13(月) 04:01
「――――」
女性がゆっくりと振り向く。
長髪が僅かに波打って甘い良い香りが広がったが、そんなものを愉しむ余裕などあるはずも無い。
俺は身構えることも出来ず、ただ、再び眼帯を装着した美しいその貌を視界に捉える。
女性は、
1「マスター、どうかしましたか?」と無機質に言って、可愛らしく小首を傾げた。
2「マスター、これよりランサーに止めを刺します。指示を」と冷徹に言った。
3「今のは私の宝具の一つです、マスター」とよく分らないことを口走った。
11
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/13(月) 04:03
>>5
「貴方が私もマスターですか」→「貴方が私”の”マスターですか」
12
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/13(月) 09:56
とりあえず1で
13
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/13(月) 21:15
3で……ってこれは早いもの勝ちなのか?
14
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/13(月) 21:18
スマン、正直ルールが分からない
15
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/13(月) 21:36
サウンドノベルみたいな感じだな、簡単に言うと。
エヴァ板でも同じのがあるんで参考にするとよろし。因みに俺は3希望。
ttp://comic5.2ch.net/test/read.cgi/eva/1051801244/
16
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/13(月) 21:41
他にもあるネタスレを建てるんなら
>>1
にそう言うルール?とかは書いてほしかったな
以下何事かあったかのようにどうぞ
17
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/13(月) 22:08
ttp://members.at.infoseek.co.jp/farem/sentaku/index.html
同じようなスレならここがあるな。
まあルール決めるなら参考までに。
18
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/14(火) 01:26
女性は、
「今のは私の宝具の一つです、マスター」
と、よく分らないことを口走った。
「は――――?」
振り向いたその瞬間に石にされなかった事に安堵する暇も無く、俺は言葉の意味が分らずに素っ頓狂な声をあげる。
宝具、という言葉も聞いた事も無ければ、の一つ、という事は複数所持しているものなのか、まったくもって理解出来ない。
混乱の上に恐怖を上塗りされ、更にその上に新たな混乱を塗り固められた俺の頭は、今度こそ本当にパンクしてしまいそうだった。
「自己封印・暗黒神殿――――私が保有する三つの宝具のうちの一つです」
そんな俺の事などお構い無しに女性は淡々と言葉を続けていく。
俺はその間何をする、出来るわけでもなく、ただ茫洋と、声に導かれるままに彼女を見遣り、今まではっきりと見る事が出来なかった彼女の姿を観察する。
暗闇の中、尚深い漆黒をしたボディスーツは胸と腰を隠すだけで、身体のラインがぴったりと浮き出ている。
妖艶な印象さえ与える際どい衣裳に強調された、滑らかな曲線を描く胸や、腰。
それに、黒衣と正反対の白磁の白の肌の対比はとても強烈で、鮮烈で。
そんな全てが俺には刺激的過ぎて、はっきり言って目のやり場に困ってしまう。
……けど、そんな事よりも。
俺より約十ほど年上なその女性は、無表情に加え、奇妙な眼帯をつけてなお、
その――――夢か幻か見間違うほどの、とんでもない美人だった。
月光に照らされた美しい紫の長髪は、絹を梳いたように滑らかで、指の間をする抜ける砂金のようにきめ細かく。
冷淡な印象を与える流麗な顔は気品があり、されど同時に、濃密な血の匂いも感じさせて、
このままずっとこうしていたい、彼女を俺の思うがままに、いや、俺を彼女の思うがままにして欲しいという甘美な誘惑に吸い込まれてしまいそうだった。
――――そんな、危うい俺の精神を食虫華の蜜底から救い出したのは、
「効果は魔眼殺し。――――今の石化は、その封印を解き魔眼キュべレイを発動した結果です、マスター」
「――――っ!?」
――――魔眼キュべレイという、とんでもない言葉を発した、食虫華の主だった。
俺は、
1「ま、魔眼キュべレイって……、じゃあ、あんたはもしかして――――」驚愕に慄きながらも何とかそれだけを問うた。
2「――――何者だ、おまえ」半歩後ろに下がって、警戒しながら低い声で尋ねた。
3「あんたが俺のハマーンさまなのですね!」現実逃避して、黒衣を突き上げる豊かな胸に顔から飛び込んだ。
19
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/14(火) 04:34
3
20
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/14(火) 10:11
1
21
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/14(火) 11:29
2
22
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/14(火) 12:06
2
23
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/14(火) 23:38
俺は、
「――――何者だ、おまえ」
半歩後ろに下がって、警戒しながら低い声で尋ねた。
――――魔眼キュべレイ。
あまりに有名で、同時に身も凍る畏怖の存在でもあるソレ。
古代ギリシャの英雄にしてゴルゴーンの怪物、支配する女メドゥーサの象徴たる神代の呪いの具現。
視界に捉えた者全てを石に変えてしまう、最高位の力と呪詛を持った魔眼。
未熟な魔術使いである俺でさえここまで知っているソレを、この女性が『発動』した。とはいった
いどういうことなのか。
光の中から突如現れ、先ほどの常識、人間のレベルを大きく超え外れた身体能力に戦闘能力。
――そして、男を石に変えた、女性が持つ未知の力。
頭の隅に持っていたこの女性に対する、おかしい、とんでもない、そういった警戒の感情が、今の
魔眼キュべレイという言葉を聞いて、恐怖やそういったものを押しのけて瞬時にして膨れ上がった。
見惚れていたりびびっている場合じゃない、コイツはとにかくとんでもないヤツだ。正体が判らな
い、知らないままに気を許したり、話をしていい相手じゃない。
「何者もなにも、私はライダーのサーヴァントです。
己の宝具の詳細をマスターに告げておくのは当然ですし、なにより貴方が私を呼び出したのです
から、確認するまでもないでしょう」
やはり今までと同じ静かな声で、眉一つ動かさず女性は言った。
「ライダーのサーヴァント……?」
「はい。ですから私の事はライダーと」
さらりと、石になった男をバックグラウンドに湛えながら言う。
その口調や声音は慇懃なうえに無機質で、けれど透き通るような美しい響きで、なんていうか、耳
にするだけで、さっきみたいに頭の中が白く――――
「―――――っ」
……って、なにやってんだ俺は……!
「そ――、な、なんていうか、変な名前だな」
石になった男や魔眼や宝具のことで混乱している思考などお構い無しに熱くなる頭を軽く振ってか
ら、とんでもなく馬鹿な返答をした。
……いや、それ以外いったいなんて言えばいいのか。
魔眼のことを尋ねるのか、俺が呼び出したとはどういうことかと尋ねるのか、槍の男のことを尋ね
るのか。それとも何でそんなに早く動けるのかとか何でそんな服を着ているのかとかその眼帯は何
なのかとか何で俺の事を――――って、
――――ひとつ、肝心なことを忘れていた。
「……俺は士郎。衛宮士郎っていって、この家の人間だ。
その、ライダー……、助けてくれてどうもありがとう。あのままじゃ俺、完璧にやられてた」
本当にどうかしてる。さらに間抜けな返答をして、尚且つまったく正体の判らない相手に向ってお
礼を言うなんて。……けれど、名乗られたら名乗り返すのが礼儀だし、何より、このライダーとい
う女性に俺が助けられたのは紛れもない事実だ。
頭は混乱と恐怖と二重螺旋でぐちゃぐちゃだけれど、どんな相手にだって筋は通さないといけない。
24
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/14(火) 23:39
「――――――――」
女性は……ライダーは変わらず――――いや、じっと彼女の顔を見つめていなければ見過ごしてい
ただろうほど小さな変化ではあったが、確かにライダーは眉を顰めて、怪訝そうな戸惑いの表情を
浮かべた。
……拙い、俺はやはりとんでもない間抜けで場違いなことを口走ったってしまったのか。
先ほどの戦闘の中でさえまったく表情を変えなかったライダーが、初めて感情らしい感情、しかも
疑問の感情を示している。
俺がそんな危惧に混乱を深めていると、ライダーは表情と居住まいを正した。
「マスター、態々私に謝を述べる必要はありません。
契約を交わした以上、サーヴァントがマスターの危機を救い、敵サーヴァントを打倒するのは当然
です。……それと、貴方を裏切ったりする事はありませんのでそのように警戒しなくても大丈夫です」
……やばい。
彼女が何を言っているのか聞き取れているのに、その意味がまったく判らない。
判っているのは、彼女が俺の事を主人なんてとんでもない言葉で呼んでいる事と、どうやら俺は石にさ
れる心配はしなくても大丈夫であろうという事。
「ちょっと待ってくれ、俺はマスターなんで名前じゃないぞ」
「……では何と呼べばいいでしょうか」
後者の事実に心の中で安堵しながら、取り敢えず今の話で一番気にかかった事を俺が述べると、彼女は
またも、本当に僅かだが困ったような表情――雰囲気を纏った。
「俺の名前は衛宮士郎だってさっき言っただろう」
「……それではエミヤシロと呼べばいいのでしょうか」
エミヤシロ、発音しづらそうにそういった彼女を見て、俺は思わず男や宝具とかそんな事を忘れてずっ
こけそうになった。
普通相手の事をフルネームで呼ぶだろうか。
しかも音を区切っていないうえに上手く発音出来ていない。
「違う。衛宮と士郎のところで一端区切るんだ」
凍えそうな殺気に支配されていた空気は、何時の間にか何だか間抜けな空気に変わっていた。
俺はいったい何をやっているのか。
名前の事なんてどうでも……よくはないんだが、そんなことより魔眼やらサーヴァントやら石になった
男やそういったモノのことを尋ねないといけないのに。
「……エミヤ、シロウ」
「そう。だから俺の事は――――」
丁寧に言った彼女、それでもシロウのウのところが上手く発音されていなかったが、名字で呼ぶ分には
問題ないだろう。そう思って俺が『衛宮って呼び捨てにでもしてくれればいい』と言おうとした、その
瞬間。
「それでは貴方の事はシロウと。……なるほど、確かにこの発音の方が好ましい」
「っ…………!!!」
口元に手を当てて、何か感心するかのようにそう呟いた彼女の言葉を聞いて、顔から火が出そうになった。
「ちょ、ちょっと待ってくれ、なんだって名前で――――」
「いつっ……!」
突如、左手の甲に痺れるような痛みが走った。
「あ、熱っ……!」
痺れた部分が燃えるように熱い。
何事かと思って目を遣ると、其処にはまるで刺青のような、おかしな紋様が刻まれていた。
25
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/14(火) 23:40
「な、なんだ――――?」
「ソレは令呪と呼ばれるものです、シロウ。
私たちサーヴァントを律する三つの命令権であり、マスターとしての命でもあります。無闇な、曖昧
な目的での使用は避けるようにしてください」
「ちょ、ちょっと待て、待ってくれ!」
俺に向って彼女が説明のようなものをした瞬間、あやふやになっていた疑問が、令呪、サーヴァントを
律する、命令権、マスターとしての命などの更なる疑問材料を燃料にして、再度爆発した。
「さっきから宝具だとか魔眼だとかサーヴァントだとかマスターだとか、いったいお前何なんだ。令呪
とか言われても俺にはてんで判らない。取り敢えずその辺のことを説明してくれないか」
ここぞとばかりに問い詰めた俺に、彼女は口元に手を当てて今度は思案するような雰囲気を纏った。
相変わらずの無表情であったが、時折小さく頷いたり首を横に振っているところからその思慮の深さが
窺い知れる。
「――――――――」
かなり長い、と言っても十数秒間だが彼女は思考に耽っている。
そんな姿を見て、俺はまたしてもとんでもない事を口走ってしまったのかという不安に駆られるが、問
うた魔眼の事などを鮮明にしない方がもっと不安である。
そのまま立ち住まいを正して俺が彼女の返答を待つ事、そこから約十秒。漸く考えが纏まったのか、彼
女は腕を下ろし、俺と同じく立ち住まいを正して口を開いた。
「……シロウ、聖杯戦争、という言葉を聞いた事がありますか?」
「へ――――? なんだ、それ」
「……そうですか。やはり貴方はどうやら自らの意思でマスターと為った訳では無いようですね。
判りました、私の宝具や魔眼のことも含めてまずはソレを説明することにしましょう」
予想外の言葉に頭の上に疑問符を浮かべた俺を見て一つ頷くと、ライダーは確かめるようにそう言って、
身を翻し屋敷の方へとすたすたと歩き出した。
ふわりと靡いた髪の毛が月光に照らされて美しく輝いている。
「ちょ、何処に行くんだ……っ」
思わずそれに見惚れてしまい、慌ててライダーの背中に声をぶつける。
ライダーは十メートル歩いたところで立ち止まると、首だけを回してこちらを向いた。
「ですから説明をします。少々長い話になりますので家の中で話を。……先ほどまで感じていた気配も
消えましたし」
26
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/14(火) 23:41
いい終わり、前を向くとまた歩きだすライダー。
その言葉に一瞬あっけらかんとなりながら、直ぐに意味を理解して俺も後を追う。
最後の方はよく聞き取れなかったけれど、説明を聞くというのは俺も望むところだったし、何より、今
まで忘れていたが、今の俺の服装は男に襲われたそのときのままでボロボロだ。暖冬の冬木市とはいえ
二月の夜の冷気はかなり堪える。このまま外で長話をしていたら間違いなく風邪をひいていたところだ
ろう。
……けれど、
「……あれはどうするんだよ」
歩きながら視線を遣ったその先、庭の一角には槍を構えた男の石像が夜風に曝されていた。
深く腰を沈め、きつく握り締められた長尺の槍。引き締まった肉体に、猛禽類を思わせる獰猛な表情。
まるで著名な芸術家の名品の彫刻なように見事な石像……元は人を超えた人間、であったそれが、月
光を鈍く弾いて、今は其処に居ない彼女の姿を睨み続けている。
「…………今はライダーからの説明が先だよな」
背中を嫌な悪寒が走り抜けて、思わず身震いする。
今にも動き出しそうで気味が悪いし、これをなしたというライダーの宝具、事故封印・暗黒神殿に魔眼
キュベレイ――これはよく判らない――のこともの気になるが、その疑問を解決するためにも、取り敢
えず今はライダーの説明を聞くのが先だろう。あれをどうするかは説明が終わった後に考えることにし
て、視線を前を行くライダーに戻す。
と、
「あれ……?」
ライダーは縁側、閉められた雨戸の前で立ち止まってこちらに向き直り、俺が遣って来るを待っていた。
「――――」
その表情はもはや馴染みになりつつある無表情な無機質だったけれど、何故か俺には、彼女が酷く緊張
しているというか、真剣な様子であるように感じられた。
「……どうしたんだ、ライダー」
追いつき、何時の間にか早く動き出していた心臓を押さえ込むように低くなった声で尋ねる。
近くで見たライダーの顔はやはり美人――じゃなく、やはり真剣で、俺は息を呑んで、知らず頬に一筋
汗を流す。
辺りが再び緊迫した空気に包まれるのを感じながら、身構えて彼女を答えを待つ事、数秒。
彼女は俺を眼帯越しに見据えるような動きを見せた後、何故か少しだけ顔を俯けて、
「―――――すみません、シロウ。
……そ、その……、この屋敷の入り口は何処でしょうか」
緊張の糸を強引に断ち切ってしまう、そんな言葉を口にした。
俺は、
1思わず吹き出してしまい「な、何も笑わずともいいでは無いですか、シロウ」とライダーに怒られた。
2思わず固まってしまい、「……し、仕方無いでしょう。私はこの屋敷の事を何も知らないのですから」
と早口に弁解して慌てるライダーという、何だか非常に珍しいものを見た。
3そんなライダーに何だか凄い親しみを感じ、「こっちだよ」と、苦笑しながら玄関へと向った。
27
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/15(水) 00:20
選択形式で進めるんだから、最後は選択肢で終らせて欲しいと思う。
28
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/15(水) 00:22
上の発言はスルーしてくれ_| ̄|○
1
29
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/15(水) 00:56
兄貴かなしいよ兄貴。
3
30
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/15(水) 01:09
2で
31
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/16(木) 11:38
3
32
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/16(木) 16:43
1。
33
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/16(木) 20:15
1で
34
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/17(金) 01:18
俺は、その言葉の雰囲気や表情とのあまりのギャップに一瞬、いったいどういう反応をしたらいいものか、
と考え込んで、答えを出すのに失敗し、
「――――ぷっ」
耐え切れなくなって、思わず吹き出した。
……可笑しい。可笑しすぎる。
こういう言い方は失礼かもしれないけれど、それこそ化け物じみていて、機械みたいなライダーが”玄関
の場所が判らない”なんて理由で、あんな真剣な顔をして立ち往生をしていたかと思うと、こんな出鱈目
な状況だっていうのに笑いを堪える事が出来なかった。
「な、なにも笑わずともいいでは無いですか、シロウ」
口を手で押さえて何とか笑いを抑えようとするのだが、努力虚しくライダーに怒られる。
その声があの無機質で感情の無い声音だったら俺も直ぐに取り直すことが出来たのだろうけれど、
「ごっ、ごめっ……く――っ」
髪の毛を振り乱す、とまではいかないけれど、僅かに肩を震わせながら、心なしか羞恥の感情の篭った声
で俺を咎めるライダーの姿は可笑しくて、同時にすこし……いや、今までの無機質なイメージが雪崩の如
き勢いで崩れ去るほどに、つまりは反則級に可愛らしかった。
「……マスター、何時までそうしている気ですか」
それから一頻り笑った後、そんなライダーの抑揚の無い声で我に返る。
俺のことを”シロウ”ではなく、”マスター”と呼んでいるということは、これ以上笑い続けるというの
ならばこちらにもそれなりの考えがある、という事なのだろう。しかし、先ほどの男を石化させた直後の
ような心臓をナイフで抉られるような恐ろしさはない。
「は――っ、……ご、ごめん。つい」
けれど、流石に以上こんな事で時間を浪費するのも勿体無いし、何より説明を聞く、という当初の目的を
早く達せねばばならない。よく見ると僅かだけれど眼帯がずらされているような気もしないでもないし。
「……えーと、玄関はこっちだ、ついて来てくれ」
一度深呼吸して気を取り直し、先だって歩き出してライダーを促す。
そのときライダーが小さな声で「……申し訳ありません」と呟いたので、今度は苦笑しそうになったが、
これ以上怒らせる――拗ねているようにしか見えないのだが――と、本当の本気で石にされなかねないと
いう保障も無いので気合で堪える。
再び凍ったように静まりかえった庭を歩く。
「…………」
「…………」
あれからライダーはずっと無言である。が、重苦しい雰囲気は無い。
俺は、話をするならやはり茶を出すべきだろうか、ライダーはやはり紅茶かな、などということ考えなが
ら歩き、玄関へまわり、扉に手をかけて……どうしてそうしたか判らないが、音を立てないようにそっと
引き開けた。
からからからと、聞きなれたいつものそれとは少しだけ小さい音を残して戸が開かれる。
玄関は勿論真っ暗だ。俺は蛍光灯のスイッチを押し、靴を脱ぎ、框に上がり廊下へと進む。
後ろからは俺に合わせてライダーも続いて来る気配。靴を脱ぐ音や足音すらしなかったがちゃんとついて
来てくれているようだ。
35
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/17(金) 01:19
ひたひたと板張りの廊下を歩く。
そのまま居間に入って電気を点け――俺は大きく溜息を吐き出した。
……すっかり忘れてた。
居間は窓ガラスが全壊して夜風が吹き込み、ガラスの破片も散らばっているのでとても話が出来るような状
態では無い。
どうしたもんか、と思案して、居間の隣、一応「応接室」という役割を与えられている普段は滅多に使わな
い和室を使うことにする。
「シロウ、これは」
と、後から続いて居間に入ってきたライダーに後ろから声を掛けられた。
その声は確かに戸惑っているようで、すなわちライダーでさえ戸惑うほどこの部屋の惨状は酷い、というこ
となのだろう。
「あぁ、これはアイツに襲われた…………とき、に……だな……その、色々あって……」
こりゃ修理が大変だな、と思いながら振り向いて――初めて明るい場所で、しかも間近ではっきりとラ
イダーの全身を見て――瞬時にライダーから視線を逸らして何とか説明する。
「……ふむ。確かにランサーの魔力の残滓が感じれられます」
一瞬怪訝そうな雰囲気を醸し出したライダーだが、直ぐに合点がいったようでそう呟いた。
(……なんなんだよ、まったく)
そんなライダーを視界の端に捉えながら俺は心の中で愚痴る。
今のライダーは黒のボディスーツと肌の白の対比が蛍光で強調されて、その彫りの深い綺麗な貌とか、豊か
な胸の谷間とか肩や腕とか髪の毛とか、……あのブーツみたいなヤツは脱いだのだろう、すらりと伸びた滑
らかな生足とか、そんな全てがとにかく綺麗なうえに色っぽくて、俺には色んな意味で刺激が強すぎた。
(落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け)
念仏を唱えるように繰り返して、ばくばくいっている心臓と火が出そうな顔を落ち着かせる。
……説明を聞くっていう事は、必然的にライダーと正対するってことだからあんまり意味が無いような気も
するけれどしないよりはマシだろう。
「……話はこっちの部屋でしよう」
なるべくライダーの方を見ないようにそう声を掛けて、ライダーがガラスの破片を踏まないように、進路に
落ちている破片を除けながら歩いて隣の部屋に入る。
この際電気を点けないで……というわけにもいかないか。
電気を点け、座布団を二枚敷いて、そのうちの一枚をぽんと叩いてライダーに座ってもらうように促す。
「……どうも」
何故か台詞までに微妙な間があったが、ライダーは滑らかな動作で座布団の上に正座した。
俺はそれを――なるべく直視しないように確認し、座布団に座らずにそのままお茶を淹れに台所へ行く。
「シロウ、何処へ行くのですか」
「あ……、いや、説明長くなるって言ったからお茶でも淹れようかと思って……」
部屋を出たところでライダーに声を掛けられ、首だけを回して返答する。
と、ライダーは何が気に食わない、というか困ったのか、僅かに眉を顰めた。
「シロウ、私は貴方のサーヴァント。そういった要らぬ気遣いは結構です」
「……あ、あぁ」
その台詞には反論したい事山々だったのだが、ライダーは本当に困っているようだったので、俺はそのまま
身体も回転させて振り向き、曖昧に返事して自分の分の座布団の上に正座した。
それでライダーと正対する形になる、のだが、ライダーが醸し出す雰囲気の所為か。心臓が暴れすことはな
く、逆にこれからようやくこのとんでもない出来事の説明が始まる、という緊張で背筋が伸び、ごくり、と
息を飲む。
意外なライダーの一面を垣間見たりで忘れていたが、そもそも俺はあの男や宝具、といったモノどころか俺
を助けてくれたライダーのことさえ何も知らないのだ。男を石にしたであろう魔眼のこともある。俺はライ
ダーの説明を聞き、しっかりと把握、吟味して思考し、然るべき行動をとらねばならない。
風が止んだのだろう。隣の部屋から聞こえていた風音は途絶え、かちかちかちと、壁掛け時計の音だけがさ
きほどのやり取りから沈黙に包まれている部屋に響く。
そして室内の隅々まで緊張の糸が張り巡らされると同時、ライダーが静かに口を開いた。
「――――それでは説明を始めます。
…………まずは聖杯戦争、と呼ばれるもについてですが――――」
36
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/17(金) 01:20
interlude-1
「……なんだと」
バゼット・フラガ・マクミレッツは苦虫を噛み殺したような表情で忌々しげに呟いた。
続いて己の左手の甲を親の仇を見るような鋭い目つきで睨みつけ、入れ墨のような紋様――聖杯戦争に参加
するマスターの証であり、サーヴァントに対する三つの絶対命令権である令呪が消えて行くのを見届け、完
全にそれが消え去るのと同時、その左手をブロック塀に思い切り打ちつけた。
「ランサー……、君が、セイバーさえ退けた君が負けたというのか……っ!」
魔力が込められていたのだろう。手の骨ではなくブロック塀の方が派手な音をあげて砕け散る。
バゼットの令呪が消えたその瞬間、それはライダーが魔眼を開放し、ランサーが石化したその時であった。
――そう、聖杯戦争に参加する七騎のサーヴァントのうちが一騎、槍の騎士、サーヴァント。ランサーのマ
スターは彼女である。
魔術協会から聖杯戦争に参加するため選抜、派遣された彼女は、魔術師としてもマスターとしても一流で、
ルーン石で出来たピアスを触媒に呼び出したサーヴァント――アイルランドの光の御子、ケルトの大英雄ク
ーフーリンもまた超一流であった。
先刻はその力を存分に発揮し、この地の管理者遠坂凛と、彼女が駆るサーヴァント――最優と謡われるセイ
バーを仕留める、とはいかないものの、ランサーの持つ宝具――刺し穿つ死棘の槍≪ゲイ・ボルグ≫――を
使い、深手を負わせて退けたところである。
ところが、そこで順風満帆、最高のスタートを切ったと思われる彼女とランサーとの聖杯戦争に一つの邪魔
が入った。一般人の目撃者、偶然に戦場である校庭を通りかかり、その戦闘を目撃してしまった衛宮士郎で
ある。
彼は直ぐに逃げた――その時は別に逃しても構わないと思った、見られたのはセイバーを撃退した後、槍を
しまうランサーの姿だけだった。それだけなら普通の人間には何も判るまい。バゼットもランサーも要らぬ
殺生は好まない――が、士郎が強化の魔術を使って逃げた、魔術師に見られたとなっては話は別だ。
彼女はすぐさまランサーに追って殺すように命令し、自分は離れた、見晴らしの良い交差点で待機していて
――現在のこのザマだ。
「……住宅街の奥、大きい武家屋敷」
バゼットは金の短髪に飛び掛かった破片を苛立たしげな動作で右手払いのけ、怨嗟の声を搾り出した。
ランサーとの最後の念話は「宝具を使う」だった。ということは、そのとき彼が戦っていた相手はサーヴァ
ントで、あの少年もマスターだったということだ。しかもそのサーヴァンとは、最速であるランサーに逃げ
る宝具を使わせる暇も、暇も与えずに殺す、という芸当をやらかしたとんでもない相手。
「無謀だ、無謀極まりない」
だがそれがなんだ、とバゼットは吐き捨てた。
このまま教会――あの男の所に逃げ込む事が別段嫌だという訳ではない。いや、正直なところ嫌だった。ま
だ開始が宣言すらされていない此度の聖杯戦争の最初の脱落者だと彼が知ったらどう思う、どんな顔をする
だろうか。歪んだ彼の事だ、自分に遠慮の欠片も見せずに喜び、愉しみ、哂うだろう。
そんなのは嫌だ、それこそ、このままその屋敷に攻め入って敵のサーヴァントに縊り殺されるよりも。
37
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/17(金) 01:21
「ランサー、私は戦う、どうか見守っていてくれ」
魔術にも格闘にも、驕りではない確かな自信とまわりの評価がある。
代行者の銘は伊達では無い。たとえランサーの後を追う――厳密には彼は死んだのではないが――ことにな
っても、せめて一矢、いや、一死報いてやる。
あの時あの少年から感じた魔力は微々たるものだった。厄介なのは強力なサーヴァントだけ。
「……行くぞ」
そしてバゼットが全身に魔力を張り巡らし、住宅街を駆けようと脚に力を込めた、その瞬間。
「――――ねぇ、あなたってマスターでしょ」
――目的地からは逆の坂の上、そこからぞっとするような、怖ろしく冷たい声が響いた。
「チ――――」
……しまった、別のマスターか。小さく舌打ちし、振り返るバゼット。
彼女が視線を遣ったその先、爛々と輝く月を背景にバゼットを見下ろすように佇む声の主は、まだ年端も往
かない銀の髪をした小さな少女であった。
「……そういう貴様もマスターだな」
張り巡らした魔力をそのままに、油断無く酷く大人びた、悪戯めいた微笑を湛える少女をはっきりと見据え
る。
こと魔術師を外見で判断してはならない。この少女から感じる魔力は、遠坂の末代や自分のそれに匹敵――
いや、信じられない事に上回っていた。となれば、今は霊体になっているのか姿は見えないが、この少女が
駆るサーヴァントもまた強力であろう。ランサーが居ない今、果たして勝つ――馬鹿な、この相手では逃げ
切れるかどうかさえ判らない。
「……えぇ、私の名前は――――って、あれ? 貴方、女だったの」
少女が言葉を区切り目を丸くする。
今のバゼットの格好は上下共に男物のスーツ。しかも鍛えていて体格がよく、短髪の彼女は、夜、遠目から
見ると男にも見えなくはない。だが彼女は確かに女性である。男装の麗人、といったところだろうか。
「……まぁそんなことどうでっていいわ、だって貴方はここで死ぬんだもん」
何が嬉しいのか、少女が歌うようにそう言うと同時、辺りが濃密な殺気に包まれる。
それが少女から発せられるモノにしては禍々し過ぎる、と直感的に察知してバゼットは身構える。
38
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/17(金) 01:23
(……くそ、サーヴァントは隠れているのか……!)
この殺気はサーヴァントから発せられるものだ。姿を見せないということは、相手はアーチャーか、キャス
ターか、はたまたアサシンか。そのどれにしろ、相手が白兵戦型のサーヴァントで無い、という事はバゼッ
トにとっては絶望的だ。視認できない速度で飛んでくる矢や、自分では到底防ぎようのない大魔術、気配さ
え感じさえ無い暗殺。
「……なんだ、貴方のサーヴァントはもうやられちゃったんだ。……つまんないの」
少女は身構えたまま何もしない――実際は出来ないバゼットを見つめ、本当に心底詰まらない、といった風
に口を尖らせた。
そんな少女を見遣りながら、緊張を最高度に保ってバゼットは考える。
このままでは確実にやられるだろう。あの少年に恨み言の一つもぶつけてやれないままだ。
「あーあ。貴方なんか無視して直接お兄ちゃんの所へ行けばよかったなぁ」
これ見よがしに小さな肩を竦めて見せる少女。
――事を起すのなら少女が意味の無い御喋りをしていれくれている今か。
バゼットが脚と魔術刻印に力を込めた。
……自分の能力は知り尽くしている。この距離なら二息。
少年を殺す事も、ここから逃げることも出来ないのならば道は無理矢理切り開くしかない。
体つきた仕草や動作から見るにこの少女は対術に関しては素人だ。いや、そんなことはどうでもいい。
大事なのは自分自身の気の持ちようだ。ランサーがやられて自分は少々参っている節がある。そこにこんな
出鱈目な魔力を持った魔術師だ。思考が暗い方向に行くのも無理は無い。
――アイツが私を見て哂っている。
きっとそうだ。こんな状況になった私を見て愉しそうに哂っているに違いない。
私がここで殺されると思って、確信して哂っているに違いない。
――だが、そんなものは幻想だ。
私は代行者だ。私は選ばれたマスターだ。遠坂の末代にもひけをとらぬ一流の魔術師だ。
私はランサーと共に戦い、セイバーを退けたマスターだ。
そんな私がこんなところで死んでなるものか。
だから見ていろ、言峰。だから待っていろ、名も知らぬ少年。だから見守っていてくれ、ランサー。
私は全力で戦い、あわよくばこの少女から令呪を奪い、今一度マスターとして聖杯戦争に復帰――いや、ま
だ脱落などしていない――!
バゼットが左手を握り締める。
そして地を蹴り、少女に飛び掛ろうとして――――
「もういいや、やっちゃえ」
――少女がそう謡うように宣言するのと同時、
1その身を無数の黒い短剣に貫かれた
2その身を無数の銀の矢に貫かれた
3半身を一本の巨大な矢に吹き飛ばされた
4心臓を何か腕のようなものに握りつぶされた
5突如目の前に現れた鉛色の巨人に身体を掴みあげられた
39
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 02:23
むむ、難しい。
バゼット出現で彼女の活躍見たくなった。
生き残れそうな 5
40
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 07:56
実は、アチャクレスという展開が開けそうな2で
41
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 08:45
2
42
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 12:57
クールに3で(謎
43
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 13:43
5
44
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 14:21
3で
45
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 14:35
2でFA
46
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 14:42
アチャクレスは3だろ
47
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 20:39
俺も生き残ってほしいので5
48
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/09/17(金) 21:26
532が同数なので次の書き込みが決定票ということで
49
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/09/17(金) 21:29
次の書き込み(10票目)が決定票ということで。
50
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/17(金) 21:33
5
51
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/18(土) 16:00
――少女が謡うように宣言するのと同時、
「――――! うぁ……っ!」
バゼットは突如目の前に現れた鉛色の巨人に身体を掴み上げられた。
そのまま怖ろしいまでの怪力で握り締められる。
「っ……!」
バゼットの顔が苦痛に歪む。
腹をとても人間のものとは思えない太い指で圧迫され、骨が軋みをあげる。
筋肉が無理やり断裂させられ、ぐちゃ、という音とともに、内臓のどれかが破裂した。
「かふっ……」
思わず咳き込み、血塊を吐き散らす。その反動で肋骨にびきり、と幾つも罅が入る。
常人なら失神、いや、瀕死に臥しかねないほどの激痛と重症。
このままでは握りつぶされる、と引き剥がそうとして、しかし瞬時に諦める。
「っあ……」
人智を超える、とはこういった力のことを言うのだろう。
身体と同じく鉛色の指は、一本一本が細めの丸太のように太く鋼鉄のように固い。
その指や掌から繰り出される圧力は、人間が抵抗できるレベルを遥かに超えている。
――腕力で無理ならば、魔力で対抗するまで……!
バゼットはそれならば、と全身に巡らせていた魔力を自由な右手に集結させ、その右手で、右耳につけてい
るピアスを強引に引きちぎる。
そして火花が散り、白く霞がかった視界。己を掴みあげる腕の手首にそのピアスを投げつけ、ただ全力でス
ペルを叫んだ。
「―――F i r s t. flame.Sonic……!」
永い詠唱は不可能。
されど、僅か数節の火炎砲撃の魔術に篭められた魔力は、一流の名に恥じぬ大容量。
魔力の篭められていたピアスは爆炎を吹き上げながら、轟炎を纏って炸裂する。
凄まじい轟音が轟いた。爆風を真正面から受け止めたバゼットの視界が白い煙に包まれる。
「…………っ」
確かな手ごたえにバゼットは血に濡れた口の端を僅かに吊り上げた。
いくら相手がサーヴァントであろうと、この至近距離で、尚且つ手首という脆い部分にBランクに該当する威
力を持った魔力弾を受けて無傷である筈が無い。
流石に吹き飛ばすまでとはいかなくも、この衝撃で握り締める力が緩んだ隙に脱出出来るだろう。
そう考え、バゼットは巨人の掌から己の身体を引き抜こうと力を篭め、
「――――!?」
腸を抉るように深く食い込んだままぴくり、ともしない巨人の指と、
「くっ――あっ……!!!」
その指に篭められた更なる圧力に耐えかね、悲鳴を上げた。
煙が晴れる。
何故だ、という疑問と、激痛に朦朧とする意識の中、己を掴みあげた鉛色の巨人の姿がバゼットの視界に
飛び込んでくる。
52
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/18(土) 16:01
「――――」
そこにあったのは、まるでギリシャ彫刻を思わせるかのような見事な体躯をした巨人。
無駄など一切ない引き締まった体の上に、幾重にも幾重にも筋肉の鎧が重ねられ、鉛色のそれは重厚な鎧を
思わせた。
「――――中々見事な魔術だった。相手が私でなければ悪あがき程度にはなっただろう」
巨人が口を開く。低く、渋く、重みのある声。
バゼットは己の魔術がまったく効いていなかったことよりも、ただ、己に向けられる暴力とは裏腹に、どこ
までも澄んだ巨人の目を見て――その余りの神聖さに、言葉を失った。
「アーチャー、おしゃべりなんかしてないで早く殺しなさい」
少女が苛立たしげに自らのサーヴァント――アーチャーに命令を下す。
アーチャーと呼ばれた巨人は「承知した」と小さく呟き、主の命令に応えるべく更に掌に力を篭める。
「――――があ、あっ……!!」
固い音をたてて骨が砕かれる。柔らかい音をたてて内臓が潰される。
口から溢れんばかりの鮮血を迸らせながら、バゼットは出鱈目だ、心の中で吐き捨てた。
アーチャー、アーチャーなら弓兵、弓で攻撃する、後方からの遠距離攻撃が普通なのではないか。
自分もそれを警戒した故にその攻撃を受ける前にマスターを仕留めんと飛び込んだのだ。
なのに今自分を握りつぶそうとしているサーヴァントはなんだ。
二メートルを超える巨体や、人間の身体を握力だけで粉砕せんとする怪力。それに弓さえ持っていない。
この不思議な神聖さがなければ、少女がその名を呼ぶまで、きっと自分はこのサーヴァントの事をバーサー
カーだと判断したに違いない。
「―――――」
アーチャーらしからぬアーチャーは、無言でぎりぎりと力を篭めていく。
その恐るべき怪力を持ってすれば、バゼットの身体など一瞬で肉塊に変えられるだろう。
なのにそうしないのは、主を襲おうとした者への怒り、苦しんで死ね、という意思の現われか。
――と、ふいにその力が緩められた。
「っは――――、はぁ、ぁ……!」
その瞬間を逃すまいとバゼットが大きく呼吸する。
締め上げられた肺には一欠けらの酸素も残っていなかった。
全身に新たなエネルギーが巡り、新たな痛みを返してくるが、それはまだ生きている、という証拠。
「メイガス、貴様は運が良い」
アーチャーが己の手の中で血を吐きながら息をするバゼットに向けて呟いた。
「は―――、ぁ……?」
何の事だ。とバゼットが顔を上げる。
こんな目に遭った私以上にツキに見放されたマスターなど居ない。自分でそう思い、忌々しいことに納得
してしまっている私が運が良い、だと? 確かに礼装を施していたスーツのおかげで瞬時に握りつぶされ
ることは無かったが、腹の中はぐちゃぐちゃだし、少しでも気を抜けば意識が飛びそうだ。
――その、飛びそうな意識の中に、
「――――その女性を離せ――――…………!!!」
凛々しい声と共に、一陣の銀光が、駆け抜けた。
intelude out
53
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/18(土) 18:17
「まずシロウ、貴方は聖杯戦争、と呼ばれる七人のマスターの生前競争。
他のマスターを一人残らず倒すまで終わらない魔術師同士の殺し合いのマスターの一人に選ばれました」
さらりと、ライダーはしょっぱなからとんでもないことを口にした。
「ちょ、殺し合いって……」
どういうことだ。と言おうとして口を紡ぐ。
まだライダーの説明は始まったばかりだし、何より、俺はあの槍の男が死ぬ――身体を石に変えられる所
を、この目でしかと見届けたのだ。
見慣れた死とは違う異質な死、しかしそれは、一つの生命が散ったという覆しようのない事実。
俺は「すまん」と小さく謝って、ライダーに先を促した。
「続けます。……シロウ、左手の甲に聖痕があるでしょう。
それが先ほども言いましたとおり、サーヴァントを律する三つの絶対命令権にして、マスターの証である
令呪です」
言われて、自分の左手の甲に視線を落す。
そこには入れ墨のようなおかしな赤い紋様が刻まれている。
「サーヴァントに自由意志があるのは私を見れば判りますね、絶対命令権、というのはその自由意志をねじ
曲げてサーヴァントに強制的に命令を強いることが出来る、ということです。
そして令呪にはそれだけでは留まらない大きな力あります。
遠く離れていた場所から空間を超えてサーヴァントを呼び寄せたり、回避不可能な敵の攻撃を躱したりな
ど、サーヴァントとマスターの魔術だけでは不可能な事柄も可能にします。これは単一で簡単な命令になれ
ばなるほど効果を増し、複雑で曖昧な命令になればなるほど効果を薄めます。マスターの命令には絶対服従
しろ、と言っても、精々身体に重圧がかかる程度。大抵の場合は効果すら発揮しないでしょう。
使用する、と強く思うだけで発動しますが、回数には三回という限りがります。そして令呪は使いように
よって様々な応用が効く謂わば切札、先ほども言ったとおり無闇な使用は控えるように」
「そして令呪や権謀術数正面突破。あらゆる手段を用いて六人のマスターを打倒したとき、最後に残ったマ
スターには聖杯が与えられます。聖杯とはあの聖杯ことです。いかなる望みをも叶える万能の器。聖杯戦争
とは文字通り、聖杯を巡る魔術師の戦争なのです」
「――――」
透き通るような声で次々と説明を続けるライダー。
彼女の言っていることは理解できるのだが、同時に理解したくない事柄で溢れている。
マスターがマスターを倒す、とか殺す、とか。
「そして私は聖杯戦争に参加する魔術師たちによって召喚される、いえ、聖杯によって与えられるサーヴァ
ントと呼ばれる七騎――セイバー・アーチャー・ランサー・ライダー・キャスター・アサシン・バーサーカ
ー――の使い魔のうちの一騎、騎乗兵・ライダーです。
サーヴァントとマスターは協力し、他のマスターを打倒します」
「…………」
ライダーの言葉は簡潔でよく判らない。
俺は耐え切れなくなって、思わず説明を区切ったライダーに問う。
「なぁ、俺には到底ライダーが使い魔だとは思えないんだが。
ちゃんと身体もあるし、何よりあんな力を持った使い魔なんて聞いた事も無い。
……その、サーヴァントって一体どういう存在なんだ?」
俺の目の前に正座するライダーの姿は格好が多少不可思議なものの人間そのものだ。
正体は判らないが、恐らく藤ねえと同い年くらいの、その桁違いに美人な女性。
そんな人がこんな近くに居るだけ……というか、その姿を目にするだけでも冷静ではいられないのに、そん
な彼女が俺の使い魔だなんて言われてもさっぱり実感がわかないし、なにより、サーヴァント……奴隷だと
かマスター……主人だとか言われると非常に困る。……シロウ、と呼ばれるのはもっと困るのだけけど。
54
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/18(土) 18:18
ライダーは口元に手を当てて何事かを考えるような仕草をする。
「ふむ。サーヴァントは確かに分類上は使い魔ですが、その位置づけはかなり異なります。
そうですね、謂わばゴーストライナー、といったところでしょうか。
サーヴァントは受肉した過去の英雄、精霊に近い人間以上の存在です」
「――――過去の英雄?」
「はい。サーヴァントは過去現代未来、遍く時の流れの中、死亡した伝説上の英雄を聖杯が実体化させたも
の。英雄は輪廻の枠から外され、一段階上に昇華されて英霊となる。その信仰がどんな形であれ、サーヴァ
ント――英霊とは崇め奉られて擬似的な神になったモノです」
そこでライダーは言葉を区切って、「神……」と呟いて僅かに顔を翳らせた。
あからさまに表情を変えたライダーのことが気になったが、俺が声を発するよりも早く、ライダーは表情を
引き締めて説明を続けた。
「その英霊を召喚するまでがマスターの仕事です。魂の固定化などはそれこそ奇跡。もちろん七人もの英霊
を実体化させる力は聖杯にもありません。それほど英霊の力は強大なのです。ですからあらかじめめられた
聖杯が用意したクラスに当てはまる英霊が選ばれ、召喚されます」
「じゃ、じゃあライダーも生前は伝説になるほどの偉大な英雄だったのか……!?」
そこでライダーは一拍間を置いて、
「……はい。先ほどの石化の魔眼で薄々感づいているとは想いますが、私の真名はメドゥーサ。
ゴルゴーン三姉妹の三女。戦女神の呪いを受け、怪物に身を落した憐れな女怪、と言えば分ってもらえる
でしょうか」
なんて言葉を口にした。
「な――――――――」
あまりの驚愕に思考が停止する。
メドゥーサ、という言葉を聞いたときに吃驚しすぎて最後の方はよく聞き取れなかった。
……信じ、られない。
俺がマスターとやらに選ばれたことや、聖杯戦争の目的だとか過去の英霊を呼び出すっていうの聖杯の力と
かの話だけでも吃驚だっていうのに、此処にきてとんでもない衝撃の事実、ってやつだ。
俺は、
1 再びぶり返した恐怖に震え、思わず後ずさった
2 「う、嘘つけ、そんなわけ……」と引き攣った笑いを浮かべた。
3 「メ、メドゥーサ……って、あのエーゲ海の女神の……!?」先日藤ねえから聞いた話を思い出し、思
わず大声を上げた。
4 「メ、メドゥーサって、あのゴルゴーンの怪物の……!?」よく聞く伝承を思い出し、思わずライダー
のことを指差した。
55
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 18:19
偉いぞ、英語教師! 3
56
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 18:38
うーん 萌え展開が好きな俺としては1かな・
後ずさった後「ご、ごめん、俺・・・」とか謝る士郎
57
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 18:40
怪物呼ばわりされて、落ち込むライダーを見てみたい。4
58
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 18:46
博識ですね、とライダーに見つめられて士郎が照れて、翌日の朝食のおかずを
一品増やしてタイガーが首を傾げる展開が見たいので3に一票。
59
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 18:54
ライダーの反応が気になるので、4!
60
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 19:31
3かな。
相手を傷つける表現は避けそう。
61
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 20:14
女の子はね、泣かせちゃいけないんだよ。
って事で、3
62
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 20:37
3!
63
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 20:51
3に一票
64
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 20:57
3でしょうここは
65
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 21:13
4.
66
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/18(土) 21:27
ロマンチスト藤ねえに一票。
3で
67
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/19(日) 00:00
3しかないと思います。
68
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/09/19(日) 00:06
あんまり多くなり過ぎると収集がつかないのでここでSTOP.
3が9票ということで3で往きたいと思います。
次回からはどれかが5票獲得した時点でSTOPということで。
69
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/19(日) 00:14
収集じゃなくて収拾でした_| ̄|○
70
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/20(月) 15:39
俺は、その瞬間――
「ねぇねぇ士郎、知ってる?」
夕食の後片付けも終わり、お茶を飲んで一服しているとき、何時もの調子で藤ねえに声を掛けられた。
「知らない。っていうか知ってるも何も、何が、を言わなきゃ分らないだろ」
それに俺も何時もの調子で返事を返す。
冷たいそれで、やけにニコニコしていた藤ねえの顔が途端不機嫌になるのも何時ものお約束だ。
「ぶー、なによぅ。せっかく凄いこと教えてあげようと思ったのに」
「気のせいか藤ねえ。おれはそれと同じような台詞を何十回と聞いたことがあって、そのたびにどうでも良
い豆知識を増やされ続けている気がするのは」
曰く、日本で最初に出された給食のメニューが何だとか、ビニールテープを使ったシールの作り方だとか、
この世で一番つまらないらしい駄洒落はセメントがどうのこうのこうのだとか。
たまに本当に役に立つ裏技的情報が得られることもあるのだが、大抵はそんな何の特にもならない情報で、
しかもどれもこれも何処かで見た事や聞いた事があるような内容だ。主にテレビ番組で。
「うぅ、士郎が冷たいよー反抗期だよー、お姉ちゃんは悲しいよー」
俺に冷たくあしらわれたり、自分の都合や立場が悪くなると直ぐによよよ、と泣き崩れるのもお約束。
……なのだが、このまま放っておくと泣きつかれてお腹減ったなどと言い出されるのもお約束なので、仕方
なく話を聞くことにする。
「分ったよ、聞くから。聞くからさり気無くトイレに行ってる桜の分の茶請けを盗もうとするのは止めてく
れ」
まるで忍者の如きしなやかな動きで伸ばされていた藤ねえの腕をぺしっと払い、桜の茶請けを遠ざける。
藤ねえは「ち――、腕を上げたわね、士郎」などとのたまいながら、今度は俺の茶請けに熱い視線を注いで
いる。
「で、その凄い事、って何なんだ」
茶請けを藤ねえから最も遠い位置へと移動させながら問う。
藤ねえは瞬間泣きそうな顔をした――なんでさ――が、それよりもおしゃべりをしたい気持ちが勝ったのだ
ろう。顔をにぱっ、と輝かせてテーブルの上に身を乗り出した。
「士郎はメドゥーサって知ってる?」
「あぁ、知ってる。確か蛇の髪と、その姿を見たものを石に変える醜い顔を持ったゴルゴーンの化け物だと
か何とかだろ。英雄ペルセウスに殺されるっていう」
どうやら今回の話は当たりらしい。
藤ねえの口からそんな言葉が出た事に少々驚きながらも、昔図書館かどこらで読んだ本の内容を検索して言
い返す。ゴルゴーンのメドゥーサってのはかなり有名なモンスターである。曖昧な記憶だけれど大体は間違
っていないはずだ。
「そうそう、メドゥーサはゴルゴーンの妖女って呼ばれて皆から恐れらてた怪物。
士郎の言ったことで大体合ってる、合ってるけどねー、ふふふ、肝心なところが欠けてるのよねー」
異様ににやにやしている藤ねえの様子と今の言葉から察するに、その肝心なところ、ってのが今回の凄い事
なのだろう。
別段メドゥーサにそれおほど興味があったわけでもないのだが、俺は何となくむしょうにそれが気になって、
「勿体ぶるなよ」と珍しく藤ねえを急かした。
「……えーとねえ、メドゥーサは元々綺麗な髪の毛と美貌を持った美少女で、エーゲ海の女神って讃えられ
ていた事もあるんだって。
けど、その美しさ故に他の女神の反感をかって、呪いをかけられて怪物にされちゃったの。
だからねメドゥーサはね、本当は怪物なんかじゃなくて女神様だったのよ」
何時の時代も綺麗な女は不幸よね、と藤ねえ。
付け足された最後の台詞を言ったときに憂いの表情を浮かべた理由はさっぱり理解出来ないが、俺は素直に
その話の内容に感心して驚いた。
正直、メドゥーサってのは神話に登場する化け物の代名詞みたいに思っていたので、まさかそんな伝承があ
るなんて知りもしなかった。
俺は心の中ですまん、メドゥーサと小さく謝って、「情報料ー!」などとのたまいながら俺の栗羊羹に手を
伸ばす藤ねえの頭に空手チョップをお見舞いした。
――先日のそんな出来事を思い出して、思わず、
「メ、メドゥーサ……って、あのエーゲ海の女神の……!?」
なんて、この場に不釣合いなこっ恥ずかしい台詞を大声で叫んでしまった。
71
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/20(月) 15:40
「あ――――」
それで、しまった、って思ったときにはもう遅い。
慌てて口を手で覆ってライダーの顔を窺い見る。
いったい俺は何て台詞を口走ってるんだ、これじゃまるでミーハーか優男の口説き文句じゃないか……!
視線を遣ると、そこには、ほら、案の定「何を言っているのですか」っていうライダーの呆れた顔が――
「――――え」
……ない。
ライダーは口をぽかんと開けて、俺風に言うと思考が停止した、という感じで固まっている。
無機質で無表情なライダーがそんな顔をするなんて少々吃驚……じゃなくて、今のは呆れらることはあって
も、驚かせるような台詞ではなかったと思うんだけれど。
「……ライダー?」
顔の前で手を振りながら――眼帯があるから見えるかどうかは判らないけれど――恐る恐る声を掛ける。
それでこちらの世界に戻ってきたのか、ライダーは、小さくはっという表情を作ると、瞬時にそれを引き締
めて恭しく頭を下げた。
「すみません、シロウ。……その、確かにそのような風に呼ばれた事もありますが、この地でそのような伝
承が伝わっているとは思っていませんでしたので」
「あ――、いや、いいんだ。俺の方こそいきなり変な――じゃなくて、……とにかく、驚かせて悪かった」
しどろもどろに言葉を紡ぎながら、ライダーに倣って俺も頭を下げる。
「いえ、シロウは悪くない。
悪いのは私ですが……シロウ、私は確かにそう呼ばれた時代もありましたが、やはり女神、などという大
それたモノではありません。
この眼にかけられた呪いの元凶は私。先ほども言ったとおり、生前の私は伝承にあるゴルゴーンの怪物、
と呼ばれても仕方ない存在でした」
「――――」
無機質な声でそんな台詞をさらっと吐き出すライダー。
俺はそれに対して「そんなコトあるか――」と言い返そうとして、されど出来なかった。
確かに彼女は藤ねえの話のようにエーゲ海の女神、って呼ばれたこともあるけれど、ライダーの言うように
ゴルゴーンの怪物、って呼ばれて恐れられたこともあるのも事実だった。
それに、ライダーの声音と、彼女から醸し出される雰囲気が、この話はここで終わりです、と強く語ってい
た。
俺は「説明を再開していいでしょうか」という問いに、釈然としないまま小さく頷いた。
「……サーヴァントについてもう少し詳しく説明します。
私たち英霊は英霊であるが故に、シロウが私の伝承を知っていたように、その弱点を記録に残しています。
名前を明かす、正体を明かすという事は、その弱点を曝け出すことになります。
ですから私たちは先ほどに説明したとおり、聖杯が定めたクラス、そのクラス名で呼び合い、正体を敵か
ら隠します」
「なるほどな……だからあの時メドゥーサじゃなくて、サーヴァント・ライダーって言ったんだ」
「はい。しかし私がライダーと呼ばれるのはその為だけではありません。
先ほども説明しましたが、聖杯に呼び出される七騎のサーヴァントは、それぞれのクラス――役割に応じ
て選ばれます。
剣を得意とする英霊はセイバーとして、槍を得意とする英霊はランサーとして、といった風に」
なるほどなるほど、と納得して、そこでふと疑問が浮かんだ。
「……なぁ、ライダーってのは騎乗兵だろ。けれどさっきアイツ……ランサーと戦ったとき、ライダーは何
か釘みたいな短剣で戦ってなかったか? 騎乗兵ってのは大体馬か何かに乗って戦うもんだろ。……それに
メドゥーサが騎乗兵だったなんて話は――――」
と、そこまで話して気がついた。
伝説曰く、メドゥーサはその最期、英雄ペルセウスに寝首を討ち取られてその生涯を終える。
そして死したメドゥーサの首の断面からは、天駆ける馬――ペガサスと、黄金の騎士クリュサオルが生まれ
でたと言う。
つまり、ライダーは。
「――――ペガサスに乗って、戦うのか」
俺の脳内に翼の生えた白馬に跨って大空を駆けるライダーの姿が映し出される。
……その光景は、なんというか、その、非常にあれではあるが、それなら納得だった。
「ええ、その通りです。
――ペガサスは最高位の神獣に属する。こと騎乗――魔獣や神獣の扱いに関して、私の右に出るものはい
ないでしょう」
72
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/20(月) 15:41
「ですが、騎乗だけしか能が無い、というわけでもありません。
獣を乗りこなすだけでは戦いになりません。獣を乗りこなす者はその獣より強くなくてはならない。
筋力において私を上回る英霊はそうはいないでしょう。白兵戦においてもセイバーやランサーに引けを取
らない自負があります。
……しかし、同時に欠点もあります。
魔術の知識も少々ありますが、魔術師の英霊であるキャスターには到底及びませんし、アーチャーのよう
な遠距離攻撃も得意としません。それに加え耐久力が無いのもライダーのサーヴァントの弱点です。他の英
霊では何でもないような一撃が私にとっては痛恨の一撃になりうる。ライダーのサーヴァントの戦い方は一
撃離脱――敵の攻撃を悉く躱し、隙を突いて宝具で仕留める高速戦闘が基本スタイルになります」
真剣に語るライダー。
その言葉に嘘や驕りは無い。
証拠に、彼女は先ほど、その驚異的なスピードで以って槍の英霊――ランサーと互角に白兵戦闘をやっての
け、最後には槍の男が何事かを口走っている隙に今の説明どおり宝具で――――って、そうだ。宝具、って
ヤツのことを聞いてなかった。
「ライダー、外でも話してたけど、その宝具、ってヤツはいったい何なんだ?
確かブレーカーが何とかを解除したとか言ってたけど、石化の魔眼はまた宝具とは違うのか?」
ニュアンス的には大体判るのだけれど、あの眼帯が宝具、って言われてもピンと来ない。
ライダーは俺の質問を受けると、ふむ、と小さく頷いた。
「ええ、私の魔眼は宝具ではありません。
これは私の体の一部ですので……そうですね、保有スキル、とでも言いましょうか」
「宝具、とはサーヴァントが持つ特別な武具のことを言います。
セイバーの剣、ランサーの槍、アーチャーの弓などが該当します。
基本的に英雄とはそれ単体では英雄とは呼ばれません。彼らはシンボルとなる武具を持つが故に、英霊と
して特化し、信仰され、崇め奉られます」
「幾多の戦場、生涯を共にしたソレは英雄と一つになります。故に、英霊となった者たちは、各々が強大な
力を持った武具を携えています。
それを”宝具”――マスターの切り札である令呪と並び、サーヴァントの切り札。
そして、最も警戒しなければならないモノです」
「――――」
……宝具とは、その英霊が生前に持っていた武具だとライダーは言う。
けれど、
「じゃあライダーの宝具はあの釘みたいな短剣なのか?」
「いいえ、違います。
私の宝具は――この眼帯、魔眼殺し――自己封印・暗黒神殿≪ブレーカー・ゴルゴーン≫と、ペガサスを
操る手綱――騎英の手綱≪騎英の手綱≫、そして最後に、結界内に取り込んだものから生気や魔力を吸収す
る――他者封印・鮮血神殿≪ブラッドフォート・アンドロメダ≫の三つ。
どれも武具というより魔術道具に近いものがありますが、私のような英霊は稀でしょう」
「もう一つ宝具について付け加えますと、宝具がその真価を発揮するのは持ち主たる英霊が魔力を注ぎ込み、
その真名を口にした時だけになります。
ランサーの槍は、槍自体が宝具ではありますが、あれ自体は武器の領域から出ていません。彼の槍が真価
を発揮するのは、魔術の発現と同じように、真名の詠唱による覚醒が必要なのです」
もっとも、彼の槍がその真価を発揮する機会はもうありませんが、と冷たい声で付け足すライダー。
それに密かに戦慄を覚えながらも、ライダーがその宝具――自己封印・暗黒神殿を使用したときを思い出す
――――って、……そうか。ライダーはブレーカーを魔眼殺しだと言った。という事は、アレは魔眼を殺す
ために今も――魔眼を使用するとき以外は常時発動されている訳か。
「ですが、これにも危険があります。宝具の真名を詠唱すれば、そのサーヴァントの正体が判ってしまう。
そういった意味からも宝具は切り札となる。そしてそれは私の魔眼も同じ。石化の魔眼を持つ英霊はメド
ゥーサ以外にありえない。
……ですから、宝具を使用するときも魔眼を開放するときも、それは先ほどのランサーにしたように避け
きれぬ必殺の一撃でなければなりません」
73
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/20(月) 15:42
強い口調でライダーが言う。
それほど宝具ってのは強力な武器――一発逆転のジョーカーになりうるのだろう。
しかし、今の説明の中に一つ疑問がある。
「……石化の魔眼ってのは見たもの全てを石に変えるんだろ、なら必ず一撃必殺じゃないのか?」
確かペルセウスは戦女神アテナからイージスの盾を借りてメドゥーサに挑んだはずだ。
あの大英雄でさえ其処まで警戒する魔眼なら殆ど無敵ではないのか。
そう考えて問うた俺に対して、ライダーは今までどおりの声音と口調で返答した。
「魔眼、とは、謂えば所有者の魔術回路の一部のような物です。
私の石化の魔眼キュべレイは強力な呪詛を持った神代の神秘ですが、所有者である私より高い魔力を持つ
者に対しては効果が薄れます。
……そうですね、ランサーやアーチャー、アサシンなどといった魔力や対魔力が低いサーヴァントならば
判定しだいで瞬時に石に変えることが出来ますが、キャスター相手では精々重圧を加えるぐらいが精一杯で
しょう」
「む――――そうなのか」
正直今までの説明を聞いているとライダーって見かけによらず滅茶苦茶強い――っていうか殆ど無敵だと思
ってしまったのだけれど、どうやらそうではないらしい。
「さて、私が現状で出来うる説明はこれくらいでしょうか。
……そうですね、これよりも詳しいことは監督役に聞けばいいでしょう」
俺がうんうん唸っていると、ライダーがこれまた妙な言葉を口走った。
「? 何だその監督役って」
「監督役とは聖杯戦争を監視する人物のことです。
具体的には聖杯戦争を円滑に進められるよう予備の魔術師を用意したり、戦闘によって引き起こされた事
件を隠蔽したり、サーヴァントを失ったマスターを保護したりする人物のことです。
聖杯からの情報によりますと、サーヴァントを召喚したマスターはこの監督役に届出をしないといけない
ことになっていますが……、どうしますか、シロウ。会いに行きますか?」
ライダーの言葉のニュアンスからするに、実際に届け出るマスターは少ないか、別に出しても出さなくても
どちらでもいいのだろう……っていうか聖杯からの情報っていうのはあれか、メドゥーサであるライダーが
流暢に日本語喋っていることにも関係するのだろうか……って、思考が変な方向に行きかけたが俺の答えは
無論決まっている。
「ああ、勿論だ。ライダーには申し訳ないけど、正直今の説明だけだとイマイチ物足りない。
だからそんなヤツが居るんなら是非とも会って、聖杯戦争のことをもっと詳しく聞きたい。
……で、その監督役ってのは何処に居るんだ?」
マスター同士が殺し合う、とかその辺のことをを詳しく今すぐにでも聞きたい。
こんな時間に会いに行って迷惑じゃなかろうか、と、どこか場違いなことを考えながら腰を浮かせ、ライダ
ーに問う。
するとライダーは真剣な表情を作ったあと、何故か気まずそうに顔を俯けて――――って、まさか。
74
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/20(月) 15:43
「……シロウ、その、大変言い難い事なんですが。
監督役が居るという事だけしか判らなく、居場所……それがどんな人物であるか、いえ、魔術師に違いは
ないのですが、あの、とにかく――」
案の定の二乗。
「――居場所までは判りません……すみません、シロウ」
……何だか二十分ほど前にも似たような事があったような気がする。
そうだ、確かあの時俺は思わず吹き出してライダーに怒られたような――などということを考えながら、説
明をしているときの真面目で冷淡な感じから一変して、途端非常に可愛らしくなったライダーに見惚れてい
た、その瞬間。
――――からん からん
部屋の灯りが落ちるのと同時に、敷地内に敵意のある者が侵入したことを告げる警鐘が鳴り響いた。
「――――っ!?」
どくん、と心臓が高鳴った。素早く、されど音を立てないように二人して立ち上がる。
ライダーには結界のことは話していない。
されどその表情は鋭く引き締められ、加えて緊張の色が浮かぶ。
何時の間にか脱がれていた長尺のブーツが装着され、その手にはあの釘のような短剣が握られていた。
「……ライダー、もしかして」
暗闇の中、囁くようにして問う。
問わずとも侵入者が誰であるかは判っている。
似たような感覚を一時間程前に味わったばかりなのだ。
けれど問わずにはいられなかった。あんな話を聞いた後なら尚更だ。
――そう。
「ええ、間違いありません。敵サーヴァントです。
……どうしますか、シロウ。迎え撃ちますか」
――混乱し、懊悩する俺などお構い無しに、聖杯戦争はとっくに始まっているのだった。
「…………」
表情や声には出ていないものの、ライダーが緊張していることは俺にも理解る。
恐らく相手はランサーよりも強大な力を持ったサーヴァントなのだろう。
しかも直接家に乗り込んでくるようなイカレた精神の持ち主だ。話し合いが通じるような相手じゃない。
このままこの部屋にじっとしていれば、まだ完全に戦う覚悟が出来ていない俺のことなどお構い無しに、ラ
ンサーのように必殺せんと襲い掛かってくるに違いない。
ならばここは迎え撃つべきか、ライダーの力があれば何とかサーヴァントだけを追い返すか打倒できるかも
しれない、それも一つの手だ。しかしそれで本当にいいのか? サーヴァントと戦えるのはサーヴァントだ
け、先ほどランサーと戦ったばかりの彼女にまた戦わせるのか。もし彼女が負けるようなことがあればどう
する。いや、どうするも何も無い、その時は俺も相手に殺されるだけだし、彼女が負けるなんて事有り得る
筈がない。
「シロウ」
ライダーが凛とした声で俺の名を呼ぶ。
それであやふやだった決意が固まった。
「ああ、このまま庭に出て相手を迎え撃つ。監督役に会いに行くのはその後だ。
――――俺に力を貸してくれ、ライダー」
そういって、俺は右手を差し出した。
こんなときに何を呑気な、と思ったけれど、こうしなくちゃいけないと思った。自然に手が伸びた。
「――――」
そんな俺に対して、ライダーはほんの僅かの間だけ間を置いて――きっと、それは、
「――――了解しました、マスター。
ライダーの名にかけて、我らの進路に立つ悉くを蹴散らしてみせましょう」
剣を左手にまとめ、柔らかな右手を俺の右手に添えて、軽く握り返した――この、魂までをも魅了するよう
な、可憐な笑顔を浮かべるため。
「……行こう」
刹那だけ温もりを共感して、居間の窓ガラスから外へ抜けるために移動する。
不思議に顔が熱くなったりすることは無かった。寧ろ、心はこんなときだっていうのにやけに落ち着いてい
る。
「――――」
ライダーは敵襲を警戒しているのだろう、俺の傍にぴたりと追従してくれている。
俺はそんな彼女をこれ以上なく頼もしく思いながら、目前に迫った窓枠から外へ出るため脚に力を込め、
1 「衛宮君、居るのは分ってるのよ! 大人しく出てきなさいっ!」という、どこかで聞いたことのある
人物の大声に驚いて、そのまますっ転んだ。
2 庭に佇む中世風の鎧を纏った金髪碧眼の少女の姿に驚き、思わず思考を停止させた。
3 憤怒の形相で庭に佇む穂群原学園一の優等生、遠坂凛の姿に驚き、思わず思考を停止させた。
75
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 15:53
1で。
76
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 16:04
ここは1で。
77
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 16:05
コミカルなノリが(・∀・)イイ!!
1にもう一票。
78
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 16:08
1
キボウ
79
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 17:55
ここは1しかないでしょう。
5票目で終了。
80
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 18:21
じゃひよって俺も1
81
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 20:10
ところで、このスレはリレー形式に使ってもいいのかな?
82
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 20:12
リレー形式で完結まで上手く行った例ってある?
83
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 20:25
>>82
聞いたことないね。
84
名前:
81
投稿日: 2004/09/20(月) 20:35
いや、リレーありだと
>>82-83
で決まりなのは分かってる。
だがリレー不許可と最初に決めてしまうと、スレの独占化とか言われるかも知れんし。
そこんとこどう扱うか。
85
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 20:58
うまい人になら独占されてても文句は出ないと思うが。
リレーって現行の話を自分で引き継ぎたいって事?
それとも新規にリレーSSを立ち上げたいって事?
後のほうなら別にいいんじゃないか?
86
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 21:00
別に使いたいなんて言ってる来てる人いないから別にほっといていいと思うけど。
87
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/20(月) 21:37
特に困っている人もいないし。
連載を新たに立ち上げたいのなら、とめる理由も無し。
まあ、なんにせよ。
面白いなら無問題。
88
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/21(火) 01:25
乗り遅れた…
かつてのマスターの家で、その息子に出会うセイバーってのは燃えるシチュエーションなので、
2を推したかったのに…orz
89
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/21(火) 01:31
>>88
コミカルなノリが燃えに勝ったってことで諦めよう。
90
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/21(火) 02:30
>>85
リレーSSと選択形式って全く違う物のように思うのだが。
読みづらくなりそうで困る。
91
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/21(火) 04:58
俺も2を推したかったよ同志
>>88
…。無念なれど致し方なし
92
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/21(火) 15:13
>リレーSSと選択形式
たぶん
>>17
の形式の事じゃないかな?
まあこっちはこっちで良いと思う。
93
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/23(木) 00:04
「――――」
ライダーは敵襲を警戒しているのだろう、俺の傍にぴたりと追従してくれている。
俺はそんな彼女をこれ以上なく頼もしく思いながら、目前に迫った窓枠から外へ出るため脚に力を込め、
「衛宮君! 居るのは分ってるのよ! 大人しく出てきなさい!!!」
「な――――!?」
どこかで聞いたことのある人物の何とも場違いな大声に驚いて、そのまますっ転んだ。
「な――――、ととっ……!」
転んだ先に尖ったガラス片が散乱しているのが視界に入って、それを避けつつ畳に手をついて上手くバラン
スをとって立ち上がる。
はっきり言ってこんな状況ですっ転ぶなんてふざけてるとしか言い様が無いのだけれど、
今の声には聞き覚え――それほど頻繁に聞くわけではないのだけれど、一度聞けば忘れられない何かがある
――があって、その人物の普段の態度と今の台詞とのギャップにこれでもか、と言うぐらいに驚いた。
「大丈夫ですか、シロウ」
ライダーはこんな状況だというのに俺の身を案じてくれて……って転んだくらいでそこまでしなくてもいい
とは思うけのだけれど、それは別として心配してくれるのは非常に嬉しい――恥ずかしいので、「だ、大丈
夫」と早口に返す。
「衛宮君! 早く出てこないと屋敷ごと吹き飛ばすわよ……っ!!!」
と、そんな間にも先ほどの大声の主――恐らく穂群原学園一の優等生であり、俺が密かに憧れていた遠坂凛
――は声の様子からするにかなりヒートアップしている。
屋敷ごと吹き飛ばすなんて、あいつ案外過激派だったんだな……っていうか、俺の家に侵入したのは敵意を
持った……サーヴァントではなかったか。
「――――まさか」
ライダーは確かに侵入者は敵サーヴァントだと言った。
なら、今大声で物騒な台詞を叫んでいる遠坂凛は、そのサーヴァントの、マスター、ではないのか。
「……シロウ、この野蛮な声の主に心当たりでも?」
体中にありありとした闘気と警戒を纏ってライダーが半身をずらし、声がする方角に視線を合わせ武装を改
める。
「い、いや……ある、というか、知り合いというか、同じ学園の生徒、というか……」
俺はしどろもどろな返答しか出来ない。
理性はそれを認めているのに、本能がそれを認めることを拒否している。
この状況、ライダーの様子、俺の今しがた駆け出したマスターとしての理性が、遠坂凛が侵入者だと――敵
サーヴァントのマスターであることを告げているのに。
俺の淡い憧れとか、いつも学園で観る彼女の姿とか、俺の今だ残る普通の学生としての本能や、そういった
ものが、遠坂凛が侵入者などではない――敵サーヴァントのマスター、いや、魔術師なでではなく、ただの
他人の空似ではないのか、と夢物語りを綴っている。
「ならば先に侘びを。
――すみません、シロウ。学友を失うは辛いでしょう、……ですがこれも、これこそ聖杯戦争です」
俺の返答に小さく頷いて、ライダーはそんなよく分らない事を口走った。
そしてそのまま短剣を逆手に握り直し、腰を深く落す。
そこから鼻先が床に付きそうな程の傾斜のきつい前傾姿勢をとり、曲げた脚に力を溜め、仕上げに濃密な殺
気を纏う。
そんな彼女の姿が、サヴァンナの草原、獲物を虎視眈々と狙う肉食動物にそれに似ている、と思ったときに
はもう遅い。いや、未熟な魔術使いの人間衛宮士郎の行動は彼女の前では須く遅過ぎる。
「え――――」
――まるで時が止まったかのような錯覚。
まず初めに視界を紫の流星の残像が通り過ぎた。
それを追従するようにキラキラと光る細かな粒子が舞う。
それが畳に落ちていたガラス片が細かく粉砕されたものだ、と俺の脳が理解したとき、鼓膜を打つ「ドン」
という爆裂音と共に猛烈な突風が俺の身体を襲い、畳がめくれ上がり、部屋の空気が爆砕した。
94
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/23(木) 00:07
――世界が時を取り戻す。
「ライダー――――…………っ!!!」
吹き飛ばされそうになる身体を両腕で庇いながら紫の残像――ライダーの髪の毛が描く軌跡を追う。
だがそこに既にライダーの姿は無い。
ただ数メートルおきにめくれ上がる芝生と、闇夜に散る土飛沫だけが俺の視界に収められる。
「くそ……っ!」
部屋の中からでは無理だ。
ライダーという流星が通過した衝撃で跡形も無くなってしまった窓枠だった部分から庭に飛び出す。
「セイバー――――…………っ!!!」
遠坂の、己がサーヴァント――セイバーの名を呼ぶ叫び声。
これで遠坂がサーヴァントのマスターであることが決定してしまった、などと感慨に耽っている暇などない。
庭に出て、二歩目を踏み出した俺の耳に届いてきたのは甲高い剣戟音。
続いて何か重たいものが地面に落下したような鈍い重低音が響き、また剣戟音。
それに混じってじゃらん、という鎖がすれる音も聞こえてくる。
ライダーは遠坂と――遠坂のサーヴァントだというセイバーと闘っているに違いない。いや、今まさに闘っ
ているのだ――!
「バッカやろぉ……っ!」
全力で庭を駆ける。
遠坂が短剣で貫かれるかもしれない、という恐れ。
魔眼で石にされるのではないか、という恐れ。
勝手に飛び出したライダーへの怒り。
飛び出る前に俺に謝ったライダーへの申し訳なさ。
そして、ライダーがセイバーに負けてしまうのではないか、という恐れ。
心の中で渦巻く色んな感情と闘いながら、靴下が破けることなどお構い無しに地を踏みしめ脚を回転させる。
「――――!?」
遠坂の声が聞こえた場所、門から玄関への間の庭へと続く角へと後数歩――という所で、ふいに剣戟音が止
んだ。
途端、空気が氷結したような沈黙に包まれる敷地内。
……とても、嫌な予感がする。
俺は高鳴る心臓をそのままに角を曲がり、そこで――――
1 呆然と立ち尽くす甲冑を纏った金髪碧眼の少女の目前、ライダーの短剣に頭蓋を貫かれた遠坂の姿を見た。
2 甲冑を纏った金髪碧眼の少女の目前、身体を鮮血に染め、地面に臥すライダーを姿を見た。
3 悠然と佇む遠坂の目前、一触即発の雰囲気を纏いにらみ合うライダーと甲冑を纏った金髪碧眼の少女を見た。
95
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 00:21
ここは3を!
他は;;
96
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 00:33
たまには凛が最初にリタイヤするのを見たいので1。
97
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 00:46
1はものすごく見たいが、2で。
凛がどうライダーを殺さないいいわけをするのかみたいw
98
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 00:54
書いている人は1と2を書ききれるのか?
99
名前:
sage
投稿日: 2004/09/23(木) 00:59
ここは無難に3
100
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 00:59
3だな。
他はちとハード過ぎ。
101
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:10
1に一票。キツくなりそうだが書き切れれば面白そうだ
102
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:14
3で。
103
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:17
1でお願いします
104
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:21
是非1で
105
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:21
3
106
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:21
3で。
107
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:23
剣戟が発生した以上セイバーを抜いて凛を攻撃するのは無理っぽそうだな。
……て書いてる間に票が規定値達しちゃった。
108
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 01:23
3で決まりか。
1でも悪くは無かったけど、セイバーとの関係とか難しそうだし。
後味とか考えたらこちらかなあ。
109
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 02:08
書いてる人は一人か?
1・2だったら書ききれてたのかと疑問に思った今日この頃。
110
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 02:13
ちょっと面白系で行く感じかな。好みの展開だ
111
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 02:13
書いてる人は一人っぽいような。1・2は書くのが難しそうだしね。
112
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 04:10
さすがにここまで書いてる作品を途中からかっさらって行く人はいないだろう
113
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/23(木) 12:55
書いているのは某スレにおけるパンツの人、改め、おっぱいの人。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
114
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/24(金) 23:45
悠然と佇む遠坂の目前。
一触即発の雰囲気で周囲を染め上げながら、武装をそのままに対峙するライダーと、銀色の甲冑を着込んだ
金髪碧眼の少女を見た。
「――――――――」
誰も怪我や傷を負っていなかったことに安堵する事もなく、俺はただその光景に眼を奪われる。
睨みあう二人は微動だにしない。
半身をずらし、手にした短剣を逆手に構えるライダー。
右足を後方に引き、下げた両の上で目に見えない”何か”を構える少女――セイバー。
再び雲間から御顔を覗かせた月から降り注ぐ青白い月光に照らされた二人は、美しく、同時に怖ろしい。
二人が発する、腸に鉛を流し込まれたような重圧は月光を塗りつぶしかねないほどの濃厚な殺気。
俺は何とか声を出そうとして、脚を動かそうとして、角を曲がったそのままの体勢のまま文字通り手も足も
出す事が出来ない。
声を出せば、身体を動かせばその瞬間。肌を刺し、もはや鋭利な刃物と化した緊迫に、俺なんていうちっぽ
けで無力な存在は微塵も残さず切り刻まれてしまうだろう。
故に俺は二人に眼を奪われる。
そう、
「――――こんばんは衛宮君。随分と手荒いお出迎えをどうもありがとう」
何時もの学園の制服の上に赤いコートを纏い、俺と同じように二人を眺めていた遠坂が、まるで影を地面に
縫い付けられたように硬直していた俺に、何時もの優等生然とした口調で言の葉を紡ぐまでは。
「え――あ、……こ、こんばんは、遠坂」
その言葉がまるで解呪のスペルだったかのように、俺の影に縫い付けられていた恐怖と緊張という名の糸が
次々と抜糸されていく。
しかし、不気味なほど綺麗な笑顔で俺の方を向く遠坂の顔はやっぱり――なんて感傷は無い。
遠坂の目。目が尋常じゃない。
顔は確かに笑っているのに細く狭められ、俺の射抜くような鋭い目はまったく笑っていない。
そんな不気味な遠坂にこんな状況の中で律儀に挨拶を返してしまう俺は、どうしようもない莫迦なのか、と
自己嫌悪に陥る暇も無い。
遠坂は俺の間抜けな返答に目だけをそのままに、口調を先ほどの大声と同じにして声を荒げた。
「――――随分と余裕じゃない。
それもそうよね、何しろ貴方はランサーを打倒するほどの力を持ったサーヴァント――ライダーのマスタ
ーで、しかも、この私と二年間同じ学園に通いながら魔術師の気配を微塵も感じさせなかった。もぐりとは
いえ凄腕の魔術師だものね……っ!」
「はぁ――――!?」
理由は不明だが、どうやら怒髪天を突く勢いで俺に対し激憤してい遠坂。
だが当の俺は遠坂の言っていることがまったく理解出来ず素っ頓狂な声を上げるだけ。
……それよりも今遠坂は何て言った? 俺が凄腕の魔術師!? なんだそりゃ、そんな訳あるか。
俺なんて自分の工房も持たない上にまともに使える魔術は一つだけの、魔術師、じゃなくて、未熟な魔術使
い、が良い所の半人前だ。
「おまけに正面から乗り込んだ相手にトラップも何も使わない上に、こんば状況なのにまだ魔力の漏洩を秘
匿してるなんて、アンタ私の事嘗めて――――」
「ちょ、ちょっと待て、待ってくれ……っ!!!」
なにやら激しい誤解をしているらしい遠坂は、般若の形相の見本みたいな鬼気迫る表情でセイバーを押しの
けて前に進み出た。
それを押し留めるように、下手すれば腰を抜かしてしまいそうな精神に鞭打って俺もライダーの横を通り抜
けて一歩前に出る。
セイバーが「凛」ライダーが「シロウ」と制止の声を出すが俺も遠坂も今はそれどころじゃない。
115
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/24(金) 23:47
「何よ、今更しらばっくれるって言うの? ライダーに先制させといて――――」
「だからちょっと待ってくれって!
遠坂、お前が何を勘違いしているか知らないけれど、俺は凄腕の魔術師なんかじゃ無い。まともに使える
魔術はと――強化だけだし、それに俺は遠坂が魔術師だったってこと自体今まで知らなかった。ライダーを
召喚したのだって殆ど偶然みたいなもんだし、ランサーを倒したのだって全部ライダーの力のおかげで俺は
見てただけだ。それにこの家は親父が残してくれた簡単な結界が張ってあるだけでトラップも何も無いんだ。
遠坂の事を嘗めてるとかそんな事は絶対無い」
今にも飛び掛ってきそうな遠坂を宥めるために、取り合えず今の俺の状態を矢継ぎ早に説明する。
焦っていたせいで何やら言わなくてもいい事まで言ってしまった気がするがこの際仕方ない。
その証拠に遠坂は茫然自失。珍獣を見たような表情で固まって、セイバーもライダーも同じような様子……
ってなんでさ。
「――――――――リン」
俺以外の固まっていた三人の内、一番初めに活動を再開したのはセイバーだった。
それにつられるように、ライダー、遠坂の順番で活動を再開する。
遠坂は”て”の字の発音の形のまま開いていた口を慌てて閉じ、俺の言葉の意味を理解しようとしているの
だろう。口元に手を当てて何やら神妙な顔つきをしている。
サーヴァント二人は武装こそしているが、さっきまでのようなその場にいるだけで心臓が締め付けられるよ
うな殺気は霧散していた。
やがて考えが纏まったのか、遠坂は再び何かを構えようとしたセイバー手で制し、俺を見据えて落ち着いた
口調で問うた。
「――――衛宮君、一応聞くけれど貴方聖杯戦争って知ってる?」
「ああ。さっきライダーに聞いたから名前や目的くらいなら知ってる
けど詳しいところがさっぱり判らないから今から監督役ってヤツに会いに行こうとしてた所だ」
俺は本当に言わなくてもいいことを言っているのだろう。
どういう仕組みなのか、「シロウ、敵マスターになにを……」とライダーの抗議が脳内に直接響く。
けれど今は遠坂の誤解を解く方が先決だ。先ほどライダーは学友を失うとか何とか言ってたけれど、そんな
ふざけた事は真っ平ごめんだ。
遠坂は「そう」と小さく呟くと、口の中でもう一言二言呟き、やがて盛大な溜息を一つ吐き出した。
「……つまり、衛宮君は自分の意思でマスターになった訳でもランサーを倒した訳でもない。
それに偶然ライダーを呼び出した、っていうくらいだから聖杯戦争の事も今日までこれっぽっちも知らな
いうえに、魔術師としても強化の魔術しか使えない半人前ってこと?」
「ああ」
遠坂の問いに大きく首肯する。
すると遠坂はもう一度口元に手をあてて何かを考え込み、もう一つ盛大な溜息を吐き出した。
溜息が空気に溶けきると、流れる動作でツインテールの髪の右の方の房をかき上げ、先ほどから俺たちの会
話とライダーの双方に警戒を向けていたセイバーに向き直り、歩み寄り、小声で密談を始める。
「……よ、……バー」
「……リン、どう…………ですか、まさか…………限って…………――――」
「違うわよ……聖杯戦争…………は誰よりも…………自信が……」
「ならば、…………」
「簡単……よ。…………ない。そう…………だけ。でも…………それなら…………でしょ。
――――衛宮君」
と、遠坂が突然声を大きくして俺の名を呼んだ。
振り向いた顔も、声も真剣。
俺は名を呼んで咎めるライダーに小さく「ごめん」と謝ってもう一歩前に出た。
116
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/24(金) 23:48
「……何だ」
「率直に聞くけど、貴方、聖杯戦争を戦う気はあるの」
「――勿論だ」
間を置かず即答する。
形はどうあれ俺がライダーに助けてもらったのも、契約したの事にも、ランサーを倒した事にも変わりは無
い。聖杯戦争に参加――ライダーと共に戦うと、力を貸してくれと握手を交わしたのは俺の意思だ。
今更逃げる気は無い。けれど同時に、だからと言ってここで密かに憧れたいた遠坂――何だか今の遠坂は学
校で見る姿とは似ても似つかないが――とも戦う、という気も無い。
しかし、それを声に出して伝えようと口を開いた瞬間当の遠坂自身がそれを遮った。
「……そう。
――――貴方の言う監督役は郊外にある言峰教会に居るわ。ソイツに会って話を聞いて、尚戦う気がある
のなら貴方と私は完全に敵同士。けれど、もし戦う気が無くなったのならそのまま教会に匿ってもらいなさ
い」
遠坂は諭すように俺に語りかける。
それを聞いた俺もライダーもセイバーも瞬間唖然となって、今度は俺が一番初めに活動を再開した。
「ちょ……遠坂、お前いったい何言って――」
「だから、今夜は見逃してあげるからその間に監督役に会って詳しい話を聞いて来いって言ってるの」
「―――――――」
……えーと、それはつまり。
「此処で俺たちと戦う気は無い、ってことか?」
それだったら何て嬉しいし助かる――――のだけれど、その意を口にしようとした瞬間、また当の遠坂に遮
られて――その、上手く行けば遠坂と戦わなくてもいい、という甘い考えを打ち砕いた。
「端的に言えばそうだけど誤解しないで。
綺礼――監督役の名前なんだけれど、ソイツの話を聞いて尚貴方が戦うと言うのなら明日――今日の朝か
ら私たちは完全に敵同士。勿論そのときは半人前の貴方だろうと容赦はしない。いの一番に全力で潰させて
もらうから覚悟しておきなさい」
遠坂はさらりと言い終えると、俺が密かに憧れていたあの笑顔を刹那だけ浮かべ。
俺が思わずそれに見惚れている間に、「そういうわけだから行くわよ、セイバー」とセイバーに声を掛け、
不満抗議をあげる彼女を、あの細身の何処にそんな力があるのか、半ば引きずるようにして律儀に門から外
に出た。
ひゅう、と一陣の風が吹く。
その風は凍える冬の女神の御手となって、遠坂を見送ったその格好のまま呆然と佇む俺の頬をなぞり、背筋
を這い、わき腹を下り、俺の身を氷らせる。
それは錯覚だけれど、錯覚にしては現実味がありすぎた。
――だって、その冬の女神ってのは、今、俺のすぐ後ろに居るんだから。
「――――シロウ」
その女神はその氷の御手を俺の肩に置き、唇を俺の耳に寄せ、ぞっとするような冷たい声で囁いた。
「……な、何、でしょうか、ライダー……さん」
振り向きたくない。振り向きたくないけれど振り向かない訳にはいかない。
俺は蚊の鳴いたような掠れた声を情けなく零しながら、ぎぎぎ、と古びた蝶番を携えた扉が開閉するような
音と共に首だけを捻り、そこで――――
1 がぁー、というよく判らない擬音を発しながら怒るライダーさんを見た
2 にたり、なんて擬音が似合いそうな邪悪な笑みを浮かべるライダーさんを見た
117
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/24(金) 23:57
1
118
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/24(金) 23:58
2で。
119
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:01
2
120
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:05
2を
121
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:17
1で。本編のライダーではありえない反応なので是非見たい。
122
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:23
1で
123
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:24
2ラヴィ!
124
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:28
2
125
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:30
2
126
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 00:37
2で決まりか。
127
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 01:51
決まるの早すぎ……orz
128
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 04:00
朝型の人間には辛いがそれはそれでよし。
夜組の方々、今後ともあまりダークにならない路線でよろ。
129
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 05:45
こ、このスレ書き込み無いまま最下層行きなのかなと思ってたら……
面白くなってる!?
130
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 09:21
凛とは敵対するのかねぇ。
個人的には凛好きなんで組んで欲しいけど、凛の方には士郎と組んでも
何のメリットもねーんだよなぁー……飯が美味いんでセイバーは喜ぶだ
ろうが
131
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 09:53
凛と組むのはゲーム本編で散々見たからなぁ……
132
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 09:58
凛は敵対したとしてもその魅力は十分に描けると思うので
個人的にはどちらでもいいかな?
敵対する凛がそう珍しいってわけでもないし。
133
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 13:08
この組み合わせだと、霊体になれないセイバーを学校に連れて行くわけにはいかないから、
パニック・ソニック・コースターな展開は無し?
それとも?
134
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 13:25
凛は最悪セイバーに制服着せて連れて来そうだ。
とはいえゲリラ戦できるのは士郎&ライダーの強みだから、
学校で仕掛けたら不利なのは凛だよなぁ。
135
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/25(土) 18:32
士郎もしかして投影使いこなせるのかな? ワクワク
136
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/26(日) 01:40
「…………っ、――――!」
にたり、なんて擬音が似合いそうな邪悪な笑みを浮かべるライダーさんを見た。
「シロウ、どうしたのですか、そんなに怯えて」
吃驚するほど綺麗で穏やかな声音で語りかけるライダー。
その口元は確かに笑みの形を象っている。
しかし、眼帯に隠されて見えないけれど、彼女の眼は絶対に笑っていないだろう確信が持てた。
今のライダーの笑みは、そういう、見てる方の背筋がぞわぞわっとくるような笑みだった。
「う……わ……う……」
俺は問いに答えられず、情けない言葉を吐きながら思わず後じさ……れない。
首だけがライダーに向いている格好で、身体は正面を向いたままだ――っていうか、一歩でも動けば、その
瞬間に俺の聖杯戦争が終わってしまいそうな気がする。
「シロウ、このままでは喋りにくいでしょう」
「うお――――!」
ぐいん、と。襟首を掴まれた、と思った瞬間。
ライダーは俺の俺の身体を片手で軽々と持ち上げて掲げ、そのまま半回転させた。
まるで子猫のように扱われたが、今の状況で不平など洩らせるわけもなく、すとん、と地面に下ろされる。
「……さぁ、シロウ。どういう事か――あのマスターとはどういう関係なのか説明していただけますね?」
穏やかな口調が孕むのは、台詞とは裏腹に絶対の命令形。
それで確信する。ライダーはとても怒っていらっしゃる、と。
何度も咎められながらも、勝手に遠坂と言い合って、勝手に折り合いをつけ、ライダーとセイバーの戦いを
邪魔してしまったのだ。いや、元はと言えば勝手に飛び出したライダーも悪いような気もするのだけれど、
そんなものは気の迷いだ、と目の前の畏怖すべき邪悪な笑みが一刀両断に切り捨てた。
「あ――――いや、その、ですね…………何と言いましょうか、あの…………」
蛇に睨まれた蛙とはこのことか。
変な丁寧語でしどろもどろに語を濁すことしか出来ない俺を、ライダーは笑んだまま微動だにせずに見つめ
ている――ような雰囲気と、身が凍りそうな怒気を醸し出している。
「あの…………、ライダー……怒ってる……よな?」
「はい、とても。
――――ですから、早く納得のいく説明をお願いします」
ライダーは頷き、続いてにこりと笑みを深めた。
本来なら胸焦がすであろうその流麗な貌も、間近に迫る艶やかな肢体も、今はよく耳にする伝承のとおりの
ゴルゴンの怪物にしか見えない。
俺は壊れた機械人形のように何度も首を縦に振り、取り合えず俺が通っている学園のことから簡潔に説明し
はじめた。
137
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/26(日) 01:42
interlude1-2
或る理由のため霊体化できないセイバーは武装をそのままに、衛宮邸から遠坂邸への坂道を歩きながら、傍
らで難しい顔をして唸っている自らのマスターである遠坂凛とこれからの戦いについてのささやかな作戦会
議を開いていた。
「……貴方が怒る理由はわかってるわ。アインツベルンがあんな化け物を二人も用意してきた。
勿論万全の貴方なら敵では無い。けれどその万全を期すためにも他の敵は叩けるうちに叩けって言いたい
んでしょ」
叩ける敵、とは無論ライダーと衛宮士郎のことである。
速度や魔力はかなりのものがあり、傷を負っている状態のセイバーであったが、それでもあのまま戦えば宝
具を使われない限りセイバーの圧勝であっただろう。
そして彼女の言う化け物二人、そのうちの一人はあの鉛色の巨人・アーチャー。
白い少女――凛とセイバーにイリヤスフィール・フォン・アインツベルンと名乗った少女の駆るサーヴァン
ト……だと思っていた、彼女と当のアーチャーの話を聞くまでは。
「そこまで判っているのなら何故です。リン」
「何故も何も無いわ。さっきも言ったけど、私フェアじゃない戦いは嫌いなのよ」
声を荒げるセイバーに対して、反対にさも当然とさらりと返す凛。
その言葉は確かに彼女の本心であったが、妹の想い人を殺す覚悟の方が出来てなかったのもある。無論声に
は出さないが。
「……それに見逃すのは今夜だけって言ったでしょ。彼がもしアイツの話を聞いて尚戦うって言うのならい
の一番に潰す。それで文句は無いはず、いえ、これ以上の文句は認めないから」
だからこの話はここでお終いよ、と凛は強引に話を終わらせた。
セイバーはいかにも不服です、不満です、納得いきません。という顔をして眉を顰めているが、マスターに
ここまで言われては諦めざるをえないのだろう。「わかりました」と小さく呟いた。
小さく呟いて、せめてもの反抗だと頭の中で抗議の声を上げる。
(……リン、貴方は甘い)
その脳裏にに浮かぶのは、白い少女に仕える二体の巨人。
前回の聖杯戦争時に受肉し、今までアインツベルンが匿っていたサーヴァント・アーチャーと、
今回の聖杯戦争でアインツベルンが呼び出したサーヴァント・バーサーカー。
単純なスペックなら万全の彼女に匹敵するだろう力を持つその大英雄の名はヘラクレス。
二つの巨大な死の具現を前に、あの衛宮切嗣の息子は、はたしてどこまで戦えるだろうか――――
interlude out
138
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/09/26(日) 01:49
今回は短いうえに選択肢なしで本当に申し訳ない。
バゼットの生死や士郎の魔術などについては後々作品中で。
139
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/26(日) 01:53
>>138
いえいえお気になさらず、いつも楽しんで読んでいます。
これからも頑張ってください。
140
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/26(日) 03:05
ヘラクレスが二人ってのは新しいネタだ。その発想に普通に感心しました。
141
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/26(日) 04:45
ヘラクレス本人は複雑かも……ってギルはどうしたんだろう?
今後が楽しみです。
142
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/26(日) 13:23
ぬ?一方はヘラクレスだが前回から隠してたのはアーチャーとしか分かって無い気がする
。
前回から居たのはギル様かセイギノミカタか、楽しみだな。
143
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/26(日) 13:35
よく読み返せ。
アーチャーはヘラクレスだ。
144
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/26(日) 15:14
ほ、本当だorz
書いてる人&読者の人ゴメンナサイ.・゚・(ノд`)・゚・.
145
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/27(月) 00:12
interlude1-2
或る理由のため霊体化できないセイバーは武装をそのままに、衛宮邸から遠坂邸への坂道を歩きながら、傍
らで難しい顔をして唸っている自らのマスターである遠坂凛とこれからの戦いについてのささやかな作戦会
議――とはお世辞にも言えない口論の最中であった。
「……貴方が怒る理由はわかってるわ。アインツベルンがあんな化け物を二人も用意してきた。
勿論万全の貴方なら敵では無い。けれどその万全を期すためにも他の敵は叩けるうちに叩けって言いたい
んでしょ」
叩ける敵、とは無論ライダーと衛宮士郎のことである。
速度や魔力はかなりのものがあり、傷を負っている状態のセイバーであったが、それでもあのまま戦えば宝
具を使われない限りセイバーの圧勝であっただろう。
そして彼女の言う化け物二人、そのうちの一人はあの鉛色の巨人・アーチャー。
白い少女――凛とセイバーにイリヤスフィール・フォン・アインツベルンと名乗った少女の駆るサーヴァン
ト……だと思っていた、彼女と当のアーチャーの話を聞くまでは。
「……っ、そこまで判っているのなら何故です、リン」
「何故も何も無いわ。さっきも言ったけど、私フェアじゃない戦いは嫌いなのよ」
声を荒げるセイバーに対して、反対にさも当然とさらりと返す凛。
その言葉は確かに彼女の本心であったが、妹の想い人を殺す覚悟の方が出来てなかったのもある。無論声に
は出さないが。
「……それに見逃すのは今夜だけって言ったでしょ。彼がもしアイツの話を聞いて尚戦うって言うのならい
の一番に潰す。これなら文句は無いでしょ――――いいえ、これ以上の文句は認めないから」
だからこの話はここでお終いよ、と凛は強引に話を終わらせた。
セイバーはいかにも不服です、不満です、納得いきません。という顔をして眉を顰めているが、マスターに
ここまで言われては諦めざるをえないのだろう。「わかりました」と小さく呟いた。
小さく呟いて、せめてもの反抗だと頭の中で抗議の声を上げる。
(……リン、貴方は甘い)
その脳裏にに浮かぶのは、白い少女に仕える二体の巨人。
前回の聖杯戦争時に受肉し、今までアインツベルンが匿っていたサーヴァント・アーチャーと、
今回の聖杯戦争でアインツベルンが呼び出したサーヴァント・バーサーカー。
単純なスペックなら万全の彼女に匹敵するだろう力を持つその大英雄の名はヘラクレス。
二つの巨大な死の具現を前に、鞘の加護無しで、はたしてどこまで戦えるだろうか――――
interlude out
146
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/09/27(月) 00:12
>>137
はちょっとミスがあったので上のが正式版ということでお願いします。
147
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/27(月) 13:51
そういや士郎のサーヴァントがセイバーじゃない場合、鞘の効果が無いんだよな。
……DEADENDもありえる?
148
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/27(月) 15:12
ん?セイバーがいれば効果があるんじゃなかったけ?
149
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/27(月) 15:40
>147
UBWの対弓の最中も鞘は機能していた。
150
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/27(月) 20:52
>149
アルトリアが現界してれば効果はある・・・はず。
ただアルトリアと(最初から)契約していない&近くに居ない以上効果は激減すると思われる。
…ま、ライダーが多少は治療魔術使えるような気がするが。
151
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/28(火) 00:26
「――――と、いうわけなんだけど……」
手短簡潔に説明を終えて、ライダーの顔を窺いながら何時の間にか額に滲み出ていた汗を拭う。
拭って、その汗の冷たさに自分で驚いた。
果たしてこれは外気温の所為か、先ほどから表情を全く変えないライダーの所為か。
無論それを問う勇気なんてこれっぽっちも無いのだけれど。
「ふむ――――」
ライダーは口元に手を当てて小さく呟くと、あの背筋にくる邪悪な笑みを漸くおさめてくれた。
俺がほっと安堵していると、それから何事かを――恐らく遠坂のことだろう――考えるように沈黙する。
俺が説明したことは、アイツとは面識は殆ど無いのだが、たまに顔をあわせると挨拶くらいはする仲で、共
通の後輩――桜の面倒を見てくれる面倒見のいいヤツで成績も優秀だ……ってな具合に殆ど褒めているばか
りだけれど、俺はアイツが魔術師だったなんてまったく知らなかったってことと、此処とは反対側の住宅地
の上の古びた洋館に住んでいて、そしてぶっちゃけるとあまり――出来るなら戦いたくないということも伝
えた。
いくらなんでも住んでいるところまでは、と一瞬考えたが、相手も俺の家を知っているんだ、喋りすぎって
ことは無いと思う。
そんなことを考えているうちに、考えが纏まったのか、ゆっくりとライダーが口を開いた。
「あれほどの魔力を持った魔術師の存在に今まで気が付かなかったとは、シロウは本当に半人前なのですね
……と、この問題は今は置いておきましょう。それに未熟とはいえ、あのような召喚ながらパスは繋がり、
魔力は好ましい類のものが充分、とはいかないもののしっかりと流れてきています。
シロウも感じるでしょう――この確かなつながりを」
左胸に手をあてて語るライダーは先ほどの様子とはうって変わってどこか嬉しげだ。
パスという聞きなれない言葉どころか、そのライダーの言葉が俺にとって悲しいものなのか、はたまた嬉し
いものなのかさえよく判らないが、頬が熱くなっているってことは多分俺にとって何か恥ずかしい話なのだ
ろう。
俺は赤くなり始めた顔を隠すようにそっぽを向いて、取り合えず「う、うん」と曖昧に頷いて先を促した。
「では――――率直に言いますと、不本意ながらここであのマスターのセイバーと戦わずに済んだのは僥倖
です。
僅か数合の打ち合いでしたが、白兵において私があのセイバーに勝るのはスピードのみであることはこの
身を以って深く理解出来ました。
それに先ほども言いましたとおり、あのマスター――トオサカと言いましたか、彼女の魔力量はずば抜け
ています。可能ならば、彼女らとの戦いは可能な限り避けるべきでしょう」
居住まいを正し、真剣な、既に馴染みになった無機質な声でライダーは淡々と語る。
俺を責めることもなければ、セイバーに劣る自らを恥じることもない。
今の彼女はただ冷静に、サーヴァントとしての役目を果たしている、そんな感じだった。
152
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/28(火) 00:27
「……そうか」
ライダーのそんな声を聴いて顔から熱が引いていく。
だが、いくらライダーが冷静だからって俺まで冷静になれるってわけじゃない。
ライダーの言葉の意味を広く捉えれば、当分の間遠坂とは戦わなくていいことになった、という事になる。
そのことに関しては素直に嬉しい。けれど、あんなに強いライダーが、あのセイバー……俺より年下の女の
子には敵わない、という事には酷いショックを受けた。
相手の正体も宝具も判らないのに断言したのだから、嘘や謙遜やそんなものは一切なく。本当に、純粋にラ
イダーはセイバーには勝てないのだ。
「――――――――」
知らず拳をきつく、きつく握り締めた。
セイバーの見えない何か――剣に違いない。でも見えるわけじゃない、そう感じる……って、何よりセイバ
ー何だから剣を使うに決まっている――に切伏せられたライダーの姿を想像して、瞬時にその忌々しい光景
を頭から振り払う。
本当に未熟で、馬鹿の一つ覚えみたいに一つの魔術しか碌に使えない俺だけれど、絶対にライダーをそんな
風にはさせない。まだ出会ってから一時間ほどしか経っていないけれど、色んなことに驚かされたけれど。
ライダーは良いヤツだし、何より、いくらゴルゴンが何だとか言っても、別に兵士でも何でもない普通の女
の人なんだ。
相手がランサーみたいなヤツだったらどうしようもないかもしれない。けれど、相手がセイバー――”剣”
――を使う相手なら、俺にでも何とか出来る……筈だ。
『士郎……いいか、お前は絶対に魔術で創った”モノ”を他人に――特に、他の魔術師に見られてはならな
い。それから創っていいのはガラクタか――コレだけだ』
親父の言葉を思い出す。
つい一時間前まで――親父から魔術を習ってからというもの、俺はその言いつけをずっと守ってきた。
毎晩の鍛錬は常に親父が結界を遺してくれている土蔵で行い、創ったモノは誰にも見つからないように、こ
れまた親父が遺してくれた秘密の収納に保管してある。
今では溢れかえらんばかりに増えたソレは、親父が遺してくれたヤツの模造品……贋物ばかりだけれど、親
父が居た頃ずっと鍛えてくれたおかげもあってか、ランサーの槍から俺を護ってくれた。
ならば、きっと、セイバー相手でも少し時間を稼ぐくらいなら出来るのではないか。
だから、もしライダーが危うくなったのなら、絶対に助ける。助けてみせる。たとえ相手があんな女の子で、
そのマスターが遠坂、だったとしても。
「――――行こう。
郊外の教会……言峰教会。行ったことはないけれど、場所は知ってるから」
そう誓って、いまだ靄のように残滓する嫌な光景を完全に打ち消すためにライダーにそう告げる。
ライダーは急に渋い顔で拳を握り締めた俺に一瞬怪訝そうな素振りを見せたけれど、「はい」と小さく頷い
て、続けて俺に確認するように問うてきた。
153
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/28(火) 00:28
「シロウ、そのコトミネ教会はここからどれくらいの距離でしょうか?」
「え――、あ……そうだな、新都の――ビルが沢山並んでるオフィス街の外れにあるから、俺の足で歩いて
往復したら二時間半くらいはかかるかな」
「――――ふむ、かなり離れた場所にあるのですね」
遠坂と無条件で戦わずに済むのは一応今夜だけだ。
こんな深夜に出歩くのも拙いし、タクシーでも……って、ライダーを乗せるわけにもいかないよなぁ。
上に何か羽織れば格好自体は誤魔化せるかもしれないけれど、異様な形の眼帯が怪し過ぎるし、何より、こ
んな俺みたいな普通の学生と、超が何個付くか判らない美人のライダーが深夜に二人きりでタクシーで隣町
に出かける、ってのは色々拙い。何が拙いのか判ってるからあえて何が拙いかは言わない。それくらい拙い。
「……そうだな、だったら自転車でも――――って…………!?」
ライダーなら直に走った方が早いような気もするが、あんなスピードで走られて俺が付いていける筈が無い
し、一般の人に目撃される心配もある。
バスも電車も止まってるし、ならばここは学生の足の代表自転車さんで――と思って俺が話し出した、その
瞬間。
何を思ったか……というか何故そんなことをするのかまったく意味が判らないのだが、ライダーはどこから
ともなく短剣を取り出し、その切っ先を己の首筋にあてがい、そして、
「……っ! ちょ、なに―――なにやってんだ…………っ!!」
おもむろに掻き切ったではいか――――!
「あ――――、あぁ――――」
突然のことに何も出来ない。
ただ呆然と、息を呑むことさえも出来ずその光景を見つめる。
……飛び散る、夥しい量の鮮血。
ライダーの白い首筋から吹き出たそれは、切り裂いた傷が明らかに致命にいたるものであることを示してい
た。
―――なのに、ライダーがこのままでは死ぬというのに、やはり俺は何も出来ない。
俺はただ、呆然とそれを見つめるだけ。
撒き散らされた血液が空中に留まり、ゆっくりと陣を描くのを見つめるだけ。
「……っ!?」
それは血で描かれた、見たことも無い魔法陣だった。
例えようもなく禍々しい、まるで命を持った生物のような図形。
……それは俺には想像も付かないほど強力な魔力を帯びていた。
だから、それがもしかしてライダーの言っていた”宝具”ってうヤツなのかもしれない――――
「え―――――――?」
そんなことをぼんやりと考えていると、突然。
目映い、まるでライダーが現れた時のような閃光が当のライダーを中心にしてあたりを包み込んだ。
それに驚く暇も無い速度で光がひいて行き、何事かと思って思わず瞑った目を開けた、その瞬間。
「―――シロウ、この子がペガサスです。今後とも宜しく―――」
俺の目の前には翼の生えた白馬に跨り、優雅に微笑むライダーが居た。
「よ……よろ、よろしくおねがいします」
もう何が何だか判らないというか理解に苦しむというか、実はまださっきのことを怒っていて、ワザと俺を
驚かせる為に何も告げずにペガサスを召喚したんじゃないかって疑わずにはいられないけれど。コレが騎乗
兵たるライダーの本来のスタイルなんだ。と、強引に納得して、ライダーに促されるまま白馬のやたら綺麗
な身体に跨った。
「それでは行きましょう。出来るだけ抑えますが、それでも振り落とされないようにしっかりと掴まってい
て下さい。それと道案内も宜しくお願いします」
ライダーの頼みにこくこくと首肯だけを返して、言われるがままにライダーの身体に手を回し――――呆然
自失とした状態だったから、何も考えずにスムーズに出来たのだろう――――掴まって身体を固定するには
丁度良いでっぱりを発見して、腕にきつく力を込めた。
「ぁ……」
「? どうかしたのか、ライダー?」
「――――いえ、何でもありません。――――では、せい……っ!」
ライダーが出発に合図にとペガサスの首筋をぱしんとはたいた。
それに合わせてペガサスが大きく嘶き、前足を上げて翼をはためかせる。
――途端。
「ぅおぉぉぉぉぉ…………っ!!!!!」
身体にかかる強烈な衝撃と浮遊感と疾走感とその他もろもろとにかく息が出来ない――――!?
「あぁぁぁぁぁ――――…………っ!!!???」
まず屋敷の屋根が見えた。
続いて藤ねえの家が見えた、学園が見えたビルが見えた、雲が見えた月が見えた。
景色が流れていく。
残像を残して消えていく。
というか息が出来ない、このままじゃ死ぬっていうか道案内どころじゃない―――っ!!!
154
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/28(火) 00:53
「シロウ、街を二周しましたが教会らしき建物は一つだけでした。
――――あれです、十二時の方向。あれがコトミネ教会なのですか?」
「――――――――」
ライダーは慣れている――というか身体の作りが違うのか、こんな状態なのに優雅だ。
だがしかし俺は勿論返事など出来るわけが無い。
首肯さえ出来ず、俺は何とか応の意を伝えるためにライダーの身体に回した腕に出来るだけ力を込めた。
「――――っ。……判りました。それでは降ります」
それで伝わったのか。
ライダーは小さく息を吐いた……? 後、そう言って、もう次の瞬間にはペガサスは言峰教会の前――だろ
う、少し離れたところに教会風の大きな建物がある、広い広場に降り立っていた。
「――――はぁ、はぁ、はぁ…………」
ペガサスに跨り、ライダーにしがみ付いたまま肩で息をする。
早く着いたかどうとかそんなコトさえ考えられない。
ただ、ちびらずに済んで良かった、とか、気絶せずに済んでよかった、とか、死ぬかと思った、とか情けな
いコトばかり考えながら心の中で安堵した。
「……良い子ですね、助かりました。ありがとう」
ライダーは感謝の言葉を紡ぎながら愛しげにペガサスの鬣を梳いている。
後ろからで見えないけれど、きっとその顔は優しく、可憐に微笑んでいるに違いない。
と、そんなライダーの顔を想像した途端。
ライダーに後ろからしがみ付いている今の状況がとてつもなく恥ずかしくなってきて、ばっ、とライダーの
身体に回していた手を振りほどき、慌てて飛び退いた。
「シロウ、どうしたのですか? 酷く疲れて……動揺しているようですが」
「……っ、何でもない。勝手に俺が一人でびびって慌ててるだけだから気にしないでくれ……っ!」
俺が飛び退いてから僅か、ライダーもペガサスから降りる。
そしてライダーが何事か呟くと、ペガサスの姿が霧散するよう散っていき、沢山の光の粒子となってライダ
ーの周囲を舞い、首に残っていた傷に吸い込まれるようにして消えていった。
その傷を覆うように首輪のようなバンドを巻きながら尋ねてくるライダーに手を振って誤魔化す。
「実はちびりそうだった」とか「今更だけど抱きついた格好になってドキドキした」などと言える訳が無い。
「……はぁ」
怪訝そうな表情で生返事をするライダー。
勿論気恥ずかしくてその顔を見れず、俺は「話を聞いてくるからライダーはここで待っててくれ」と早口で
告げ――待たせるのは悪いけれど、やっぱり他人に合わせるのは拙い――て、教会へと駆け出した。
高台の上にある豪勢な広場の向こうにある教会。
或る理由で今まで寄り付きもしなかった神の家に、こんな目的と手段で足を運ぶことになるなんて想像さえ
しなかった、と心の中でひとりごちながら。
155
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/29(水) 01:09
復帰したかな?
156
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/29(水) 01:42
interlude1-3
ずるずると音がする。
それが鳴声なのか、粘着質の物体を引きずる音なのか、爛れていく音なのか、判別することは難しい。
ただ判るのは、そこには腐蝕したモノ、腐蝕するモノしかないということ。
四方に張り巡らされた石壁は、長い年月を経てかなり脆くなっており、空気は質量を持って蕩け、蜜のよう
に甘い。
地に這う生き物は熟した果物のそれと同じに溶けており。其処では空気が流れる時間さえ腐っていた。
否、気が遠くなるほどの時間を経て、磨耗しきった其処には腐っているもの以外存在していなかった。
「――――これで漸く七人目か」
その腐敗の中心で、一際巨大な腐蝕が蠢いていた。
ずるずるという音と、ぎちぎちという蟲の鳴声。
そして、腐って腐って腐りきった肉の、肉だったものが発する匂い。
地下室の主たるソイツは生きながらに腐り落ち、腐り落ちながらに生き、地下室の住人たる蟲に集られてい
る。
ずぶずぶ、じゅぶじゅぶと足元から這い上がる蟲は踝から皮膚に吸い付き、軟体生物の吸盤じみた吻で肉壁
を貪り食い進み、骨にたどり着くと神経に潜り、尚じゅぶじゅぶと音をたてて這い上がっていく。
……その蟲の数は百や二百ではない。
千か万か、はたまたそれ以上か。
地面を壁を埋め尽くす、その黒い生物の絨毯に集られたのなら、一の人間など分を待たずして崩れ落ち、人
間でなくなってしまうだろう。
人間としての外見を纏ったまま、中身だけを、内臓や骨や肉だけを”蟲”にとって代わられ、それこそ文字
通り”骨抜き”になって崩れ落ちる。
「足りぬ。足りぬ足りぬ足りぬ。足りぬわ――――」
けれどソレは崩れ落ちることはなかった。
いや、むしろ蟲が己の体内に侵入するたびに、ソイツの骨は肉は内臓は作り上げられていく。
本来、人間ならばこのような状態にあって分を人間のまま持たすことなど出来はしない。
ならば、ソレは蟲に食われているのではなく、夥しい数の蟲たちこそが、ソレに食われるモノだと、ソレは
人間ではないと、そういうことであろう。
ぎちぎちと食用蟲たちが蠢く。
その数は万か、億か、はたまたそれ以上か。
貯蔵量にして百年をゆうに超える。だから、蟲を食うソレの命も、それだけを約束されていることになる。
「……まだ先はある。此度はが最後という訳でもない。万全でなければ静観に徹するべきなのだが――」
さて、とソレは考える。
今回の”場”は決して万全と言えるものではない。
前回の戦争から十年という短い年月で開こうとしている孔。
最強たるアインツベルンのマスターが二体のサーヴァントを有し、トオサカの子倅は最優たるセイバーを呼
び出した。
条件は良くはない、どころの話ではなく、最悪に近い。
このような不安定極まりない戦いで満ちる杯など完全には程遠い。
たとえ門が開いたとしても、中にあるモノまでは手に届くまい――――
157
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/09/29(水) 01:43
「―――静観すべきだ。……だが、困ったことに持ち駒だけは適しておる」
聖杯を奪い合う場としての条件は最悪も最悪であるが、唯一点―――今まで十を超える歳月の間、手をかけ
暇をかけ作り上げた”モノ”の仕上がりは万全であった。
出せば、解放すれば、開放させれば必ず到達するに違いない。
必ずや聖杯にたどり着く、なにしろアレは聖杯の中身そのものといってよいモノだ。
同じモノ同士ならば引き合うのは当然。
骨を肉を神経を魂を聖杯の欠片に侵食された細胞具たるアレは、必ずや我が理想を具象してくれる。
「ワシには次があるが――――。……ふん、あれは次まで保つまい。
元は胎盤として貰い受けたものだが、よもやアレほどのモノになろうとはの――――」
皮肉なものだ、とソレは嘲笑する。
実験として用意したモノは、いまや期待を良い意味で裏切ってほぼ完全と言えるまで適合している。
このまま使い捨てる予定であったが、使えるのならば使うべきだ。
どちらにせよ廃棄する予定であったもの。
戦いに敗れ破壊されようが不能になろうが朽ちようが果てようが、なんにせよ棄てるという結末は既に決ま
っている。
――――もとより、アレはそういうモノだ。
「と、なると問題は一つ。
……アレをどうやってその気にさせてやるるか、だが――――」
用意した適合作たるアレは、あろうことか戦いを嫌っている。
しかも都合の悪い事に、アレの精神防壁、魔術回路は一級品だ。
洗脳して自由意志を剥奪することは出来そうに無い、アレの奴隷たる魔術師ならば可能だろうが、アレを嫌
っているとはいえ仮にも主人。そのようなことを許すはずがない。
我が奴隷たる暗殺者ならば気付かれずに近づくことは出来るだろうが、所詮そこまでだ。
「―――一度、唯一度でよい。
僅かな隙間さえ開けば、後は自ら聖杯を求めるのであろうが、さて…………」
その隙間を開ける事が最も困難なのだ。
この世で最も堅固な要塞たるアレは、他者からの強制ではけして崩れはしない。
故にアレを崩すのは内側からでなければならない。
アレ自身の昏い感情こそが、アレを変貌させる鍵となる。
「――――来たか。さて、どうしたものやら」
こつこつと石で出来た階段を下りる足音が、腐敗した闇に響く。
現れた何者かは、そのまま、其処に巣食う蟲たちに怯むそぶりすら見せずソレへと歩み寄り、
”どうしてもマスターは全員殺さなくてはならないのか”
などと、予想通りの問いかけをした。
「――――――――」
無論、そのような事は返答するまでもない。
マスターは全員殺し、サーヴァントは全て奪う。
今回の争いで、それがどんなに困難なことかと判っていても、それがこの魑魅魍魎の温床たる地下室に渦巻
く想念であり執念であり――――ソレは気付かないが、妄念だ。
だが、問いかかられたソレは、そんな全てを押し殺して、
「お前がそう言うのであらば仕方あるまいて――――。では、今回も傍観に徹するとしよう」
ソレが言うのと同時、弛緩する空気。
もはや戦いの意思など微塵もない、とソレは偽りの笑みを浮かべたあと。
「しかし、そうなると少しばかり癪だのう。今回の依り代の中では、遠坂の娘が中々によく出来ておる。勝
者が出るとすれば、恐らくは彼奴であろうな――――」
……そう、心底残念そうに呟いて、
”―――――――”
再び張り詰めた空気と、僅かな変化――――見逃してしまうほどの小さな負の感情を確かに見つけ、
「ク――――」
腐肉を歪ませ、腐臭を吐き散らし、今も尚腐り落ち続けるソレは、幸甚とばかりにクツクツと笑った。
interlude out
158
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/09/29(水) 01:47
初日に張る伏線にしては多すぎるかなー
選択肢はもうちょっと待ってください。すみません。
159
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/29(水) 01:51
がんがってくらはい
160
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/29(水) 01:56
さすがライダールートだけにHF的展開は避けて通れませんな。
エミヤとその末路関連はなしですか。
ちょっと残念。
161
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/29(水) 01:56
頑張ってください。続き期待しております。
162
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/09/29(水) 04:19
トオサカの子倅というのがちょっと気になりました。
小娘の方がよろしいのではないでしょうか?
重箱の隅をつつくような指摘で申し訳ありません。
続きを楽しみにしております。
163
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/06(水) 08:03
む…休止?
164
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/10/06(水) 21:15
いえ、ちょっと言峰との会話を書くべきか書かないべきか
で悩んでまして(それで後の展開ががらっと変わるんです)
ともあれノロノロ更新ですいません_| ̄|○
165
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/06(水) 21:42
>>164
いえいえお気になさらず、楽しみにしてますので頑張ってください。
166
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/08(金) 01:03
悩んだ時には選択肢! …とかw
みんな手ぐすね引いて待ってますよー
167
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/09(土) 19:26
ライダールート読んだです。
う〜ん。
パスが繋がっているとはいえ、令呪の縛りぬきのランサー相手に五分の戦いをしてる事、
士郎がどうやら投影が本分であると知っていてその訓練を続けている事とかから考える
と士郎は本編よりずっと魔力が高い?
そうすると凛が気づくと思うのです。
逆に魔力が本編と変わらないならライダーがランサーと互角というのは疑問です。
あとライダーは特に聖杯を求めてもいなかったので、桜の元でならいざ知らず士郎の元
では戦う動機なんて無かったような?
言峰の説明聞くまえから戦う気満々な士郎も「?」でございます。
まあ、第4回でアインツベルンの召喚したサバがヘラクレスでなおかつ受肉してたりと、
前提条件からして大きく異なるので野暮かもしれないですね。
ライダーさんの戦う理由は後々描かれることを期待です。
あ、私はライダーさんは余り好きでは無いのでその辺割り引いてください。
(キャラ単体はともかく、本編での無軌道さが少し。ルート統合の呷りでしょうか)
168
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/09(土) 19:59
正直、あまりここには細かい議論を呼び込むようなのは書き込まない方が良いと思うな。
感想、批評スレがあるんだからそっちに書き込んだら?
同じ板にあるんだから作者さんも見るだろうし。
169
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/09(土) 20:04
横レスだが、ライダースレに書き込むという手もある。
作者さんはあそこの住人の筈。
170
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/10(日) 00:56
観音開きの扉を押し開ける。
内観は外観から想像したのよりもかなり広く、白亜に染められた荘厳な礼拝堂だった。
席も多数あり、これなら日中に訪れる信仰者もかなり多いという事なのだろう。
そして此処の主――言峰という神父は、これほどの教会を任せられるのだからよほどの人格者と見える。
だが、どこか腑に落ちない。
聖職者たる神父が、何故魔術を使い、聖杯戦争の監督役などというモノを勤めているのか。
教会の強固なる原則として、魔術は排除すべき異端にみなされるのではなかったか。
なんにせよ厄介な人物には違いない。
俺は少し浮ついてた気を頬を叩いて引き締め、こんな時間に迷惑ではないか、という気持ちを引っ込めて、
神父たる言峰氏を呼び出すために声を張り上げた。
「すいませーん、言峰さーん、居ませんかー……? 綺礼さーん……?」
声は思いのほかよく響いた。
そして暫しの間待つが、言峰氏からの返答は無い。
やはりこんな時間、もう寝てしまったのか……と危惧しながら、それでもの場合に備えて、聞きたい話を纏
めることにした。
サーヴァントや宝具の事はライダーの説明で大体理解できている。俺が聞かなければならないのは、どうし
て聖杯戦争なんてものが起こったのか、そこへ至る経緯、背景、何故殺し合わなければならないのか、とい
った聖杯戦争というふざけた催し物についての事だ。
勿論ここまで来たのだから今更それを聞いたところで逃げはしない。ライダーに助けられ、契約し、ランサ
ー……サーヴァントと戦い、打倒し、自らの意思でライダーの力を借りて――ここらでちょっといざこざが
あったけれど、結果的にセイバーと戦い、そのマスターの遠坂と対峙した。もう後に引けない事などじゅう
じゅう承知している。だからこそ、このまま詳しいことを知らずに戦うのはいけないだろう。正直、あらゆ
る望みを叶える聖杯、といわれても未だにピンと来ないし、欲しいとも思わないのだから。
「居ない……か」
考えを纏め、周囲を見渡す。
しかし相変わらず言峰氏からの返答はなく、本人が姿を見せる気配もない。
礼拝堂の中は所謂神聖で厳かな雰囲気に包まれ、夜の静寂を保っている。
「やっぱりこの時間なら私室だよな」
その私室の入り口がどこかわからないから声を掛けたわけだけれど、こうなっては仕方ない。
一見どこにも見当たらないし、いくら堂内が広いといっても、二三分探せば直ぐに見つかるだろう―――
―、と
「――――礼拝の時間はとうに過ぎている」
かつん、と足音を響かして、果たしてその人物は祭壇の裏からゆらりと現れた。
「だが、信徒たる諸君らが救いを求めるというのならば、それを与えよう――――」
驚く暇さえ与えない。
その人物――言峰神父は、重厚な印象を感じさせる司祭服に身を包み、とても聖職者とは思えない人を射抜
き、品定めをするような視線を以って此方に歩いてきた。
「…………っ」
知らず、後じさる。
……別に怖ろしい訳でもない。
……この人物に敵意を感じる訳でもない。
だが、視線や大柄な体格を含め、この言峰という神父から発せられる威圧感が質量を持って俺の肩に圧し掛
かってきていた。
171
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/10(日) 00:56
「何を構えている、少年…………と、どうやらその様子では教えを乞う為にやって来た訳では無さそうだな。
さて少年よ――――いったいこんな夜分に何用かね」
「――――――――」
俺の目前数メートルのところで神父が立ち止まった。
だが、そんな至近だというのに直ぐに返事を返すことが出来ない。いや、自らの意思でしなかった。
……直感的に悟ったのだ。
何用か、などと自分で聞いておきながら、きっとコイツは俺が聖杯戦争に巻き込まれたマスターであると知
っていると。
証拠に、現にこの瞬間コイツは身構えを深くした俺を見てくくっと愉快そうに笑っている。
だから、重圧や嫌な雰囲気に負けないように腹に力を入れてから、神父を睨むようにして問いに対して問い
で返答した。
「……アンタが言峰綺礼なのか」
呼び捨てに抵抗など感じない。
はっきりいってコイツは気に入らない。生理的に受け付けないというやつだ。
「――――ほう、私を名指しするとは。なるほど、やはり只の参拝客ではなさそうだ。
君が如何なる用件で私を訪ねたかは大体想像がつくが…………、話の前にまず名乗りたまえ。それが礼儀
というものだろう」
そんなことも判らないのかね、といった風に肩を竦めて見せる神父。
何故この男の行動にこれほど嫌悪感を感じて腹が立つのか判らないが、とにかく一刻も早く目的を果たして
帰りたい。
「――――俺の名前は衛宮……衛宮士郎だ。遠坂に言われて此処に来た。アンタが――――」
早口にそう言って『アンタが聖杯戦争の監督役をしているのに間違いはないか』と尋ねようとしたが、不意
に変わった空気に遮られた。
神父が俺の名前を聞いた、その刹那の間、驚きで目を見開いたのだ。
「エミヤ――――衛宮、士郎」
神父はそう静かに呟いた後、目を細め、何か喜ばしいモノに出会ったかのように笑った。
――その笑みが、俺には例えようもなくおぞましいモノに感じられて。
「――――っ」
重圧が悪寒に変わる。
ぞくりと背筋を走った悪寒はそのまま全身を駆け巡り、脳に到達し、警鐘を打ち鳴らす。
コイツには気をつけろと、コイツは信用するなと。
「――――なるほど……そういうことか。よかろう、歓迎しよう七人目のマスターよ」
笑んだその表情を崩さず神父は大仰に手を広げて見せた。
その仕草の一つ一つが何故か癇に障る。
172
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/10(日) 00:59
「凛から紹介されて来た、と言ったな――なるほど、不肖の弟子ながらよもやこのような形で恩を返すとは
アレも中々可愛いところがある…………と、話が逸れたな。マスターになった者は此処に届けを出すのが
決まりになっている――そういう意味ではアレはマスター失格だが――誠意を示して此処に来てくれた君に
は出来うる限りのもてなしをしよう。
――――さて、それで肝心の用件は何かね」
淡々とした神父の声がそこで一端区切られる。
俺はそこで一つ息を吸い、気を落ち着ける。
落ち着けて、重圧に負けじと神父の目をきっちりと見返した。
「……訊きたい事がある。もちろん聖杯戦争についてのことだ。
俺はラ――自分のサーヴァントの説明で大体のことは判ってる。けれどそもそも聖杯戦争ってのは何なん
だ? 何故こんなふざけた殺し合いをしなくちゃならない」
心の中に蟠っていた事をぶちまける。
すると神父は何やら考え込むようにふむ、と一つ間を置いて、だがそれも刹那――何故か酷くがっかりした
ような感情を和すかに瞳に滲ませて、俺を見下すように喋りだした。
「――――衛宮士郎よ、厳密に言えば聖杯戦争とは七人のマスターとサーヴァントが聖杯を求め殺し合う争
い、ではない。聖杯戦争とは聖杯が自らの意思で七人のマスターを選び出し、サーヴァントを召喚し、誰が
一番自らの持ち主にふさわしいかを選ぶ選定のための儀式、聖杯から与えられた試験といった方が正しい」
「全てを決定するのが聖杯であるが故にマスターになるものに拒否権は無い。
さらに霊体である聖杯にはサーヴァントしか触れられない。聖杯戦争でマスター同士が殺し合うのはその
ためだ。サーヴァントを以ってしても破りがたいサーヴァントと戦うよりマスターを狙った方が遥かに効率
的だからな……だがその殺し合いの報酬は万能の聖杯だ、依存はあるまい」
「――――――――」
仕草が癇に障れば、その台詞も癇に障る。
だが神父の説明は先ほどのもてなす、という言葉とは裏腹に酷く簡略にされたようなもので、且つ簡単に納
得できるようなものではなかったが、反論をさせない、許さない威圧感があった。
つまるところは――認めたくないが、この神父の言っていることは全部正しいのだろう。
俺はならばと、今の説明の中で気になった点を尋ねた。
「――――それじゃあ逆はどうなるんだ。あんたの話からするにサーヴァントを失ったマスターにはもう価
値がないだろう? それじゃあ――――」
「いや、令呪――のことは知っているな。それがある限りマスターの権利は残る。マスターとはサーヴァン
トと契約出来る魔術師の事だ。令呪があるうちは幾らでもサーヴァントと契約することが出来る」
「マスターを失ったからといってサーヴァントは直ぐに消えるわけではない。彼らはその体内に貯蓄されて
いた魔力が尽きるまでは現世に留まることが出来る。そういった”マスターを失ったサーヴァント”がいれ
ば、”サーヴァントを失ったマスター”とて再契約が可能になる――戦線復帰が可能になるということだ。
これはマスターを狙う、殺す理由の最たるものともいえる。下手に生かしておけば新たな生涯になる可能
性があるからな」
173
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/10(日) 01:06
「さらに令呪を失ったからと言って殺されない、というわけでもない。
確かに令呪が無くなればマスターの責務からは解放される、だが同時にサーヴァント――人智を超えた強
大な力を持った英霊を律する切り札を失うことにもなる。そうすればマスターは己がサーヴァントに殺され
ることになるだろう――――契約を、聖杯を裏切った代償としてな。
……もっとも、強力な魔術を行える令呪を無駄に使う魔術師などが居るとは思えないが。
居たとすればソイツは半人前の未熟どころかただの腑抜け、ということだろう?」
「――――――――」
俺の言葉を遮ってまでした長い説明を終え、神父はふふ、とお前の考えなど見透かしているかのように笑う。
その様は酷く癪だが、生憎今のは念のために訊いただけだ。
ここまで来てライダーとの契約を反故にするなんてことは絶対にしない。
「もしマスターを放棄する、又はサーヴァントがやられた場合は此処、教会に来ればいい。
その場合は聖杯戦争が終わるまでの君の安全は私が保証しよう――――尤も、その表情を見るにどうやら
やる気だけはあるようだが、これは一応監督役としての義務なのでね。繰り返される聖杯戦争の監督をする
為に派遣された私の使命は聖杯戦争による犠牲を最小限にとどめることなのだ。
故にマスターでなくなった魔術師を保護するのは監督役としては最優先事項なのでな」
「――――繰り返される…………?」
ちょっと待て。
そんな言葉はライダーも言わなかった。初めて聞いた。
繰り返される、ということは、つまりこんな戦いが今まで何度もあったってことなのか……?
「ちょっと待て……それはどういうとだ。聖杯戦争ってのは今に始まったことじゃないのか」
「無論だ。出なければ監督役などというモノが作られると思うか?
この教会は聖遺物を回収する任を帯びた特務局の末端。極東の地に観測された第七百二十六聖杯を調査し、
それが正しいモノであるのなら回収し、そうでなかれば否定しろ、という聖杯の査定の任を帯びている」
174
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/10(日) 01:40
更新キタ─wwヘ√レvv~―(゚∀゚)─wwヘ√レvv~―!!!
175
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/10(日) 01:43
選択肢は次回ってことですかな?
よし寝ようw
176
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/10/10(日) 02:18
言峰書くのは疲れるし難しい、辛い(;´Д`)
>>167
その辺は作品内でのちのち
177
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/10(日) 12:16
普通に面白いと思うし、
書いてる人には感謝してるんですが、
選択形式スレなだけに
2話連続で選択肢がないというのはどうかな?と思いました。
話の主軸に絡まないでもいいから、軽い選択をば・・・。
178
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/10(日) 13:14
俺もぷち選択肢キボン
179
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/10(日) 23:38
いやまて、軽い選択肢と言え話二通り以上考えるとなると結構な負担にならんか?
更新が遅れていく悪寒
180
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/10(日) 23:50
特に不満はないかな
書き手に余裕があって選択肢無理やりいれるなら それこそハングリーハートみたく
話の流れに全然関係ないのをどれみるか とか
そんなもんがいいと思うけど… 量少なく後に引きずらず書く人の気分転換になるようなの
真面目なのつっこんで更新が遅れるのは本末転倒だと思うし
でも、こっちは読んでるだけだから、書き手の好きにすれば というのが本音
181
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/15(金) 01:57
まぁ、あれだ。
楽しみにしてるんで頑張って下さいまし(`・ω・´)
182
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/19(火) 21:35
でも全然選択形式で進めるスレっぽくないね。
183
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/20(水) 17:03
いい感じに下がってきたので再開。ageないでね。
184
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/20(水) 17:04
「な、七百二十六――」
待て。ちょっと待て。待ってくれ。
七百二十六?
なんだそれは。
聖杯ってのはそんなに沢山あるものなか……?
「驚くことではない。少なくとも”聖杯らしきモノ”ならばそれだけの数があった、という事だ」
「そしてその中の一つがこの冬木の町で観測される聖杯であり、聖杯戦争だ。
記録では二百年ほど前が一度目、以後約六十年周期でマスターたちの戦いは繰り返されてきた。
聖杯戦争は今回で五度目。前回――第四回聖杯戦争が十年前であるから今までに最短のサイクルというこ
とになるが」
そんなことは瑣末ごとだ。
とでも言うかのように神父は鼻でわらって見せた。
「な――――、正気かお前ら、こんな事を今まで四度も続けてきたのか……!?」
「まったくの同感だ。お前の言うとおり連中はこんな事を何度も繰り返してきたのだよ。
――――そう。
過去、四度に渡って繰り返された聖杯戦争はその悉くが苛烈を極めてきた。
マスターたちは己が私欲に突き動かされ魔術師としての教えを忘れ、ただ無差別に殺しあった」
「無論、君も知っていると思うが――魔術師にとって魔術を一般社会で使用する事は第一の罪悪だ。魔術師
は己が正体を人々に知られてはならないのだからな。
だが、過去のマスターたちはソレを破った。
協会は彼らを戒める為に監督役を派遣したが――それが間に合ったのは三回目でな。その時に派遣された
のが私の父という訳だが……」
これで納得がいったかね。と神父。
「――ああ、監督役が必要な理由は判った……けれど今の話からすると、この聖杯戦争ってのいうのはとん
でもなく性質が悪いモノじゃないか。もしそんな魔術師たちの手に聖杯が渡ったら大変なことになる。監督
役ならそんな奴らに聖杯が渡らないようにするか、罰する――――」
――――べきじゃないのか。
密かな期待を込めて問おうとする。
だが、そんな俺の言葉を神父は慇懃な仕草でおかしそうに笑って遮った。
「随分とおかしなことを言うな、少年。私利私欲で動かぬ魔術師などおるまい。我々が管理するのは聖杯戦
争の決まりごとだけだ。その後のことなど知らん。どのような人格を持った者が聖杯を手に入れようが協会
は一切関与しない。
先ほども言っただろう、聖杯の持ち主を選ぶのは聖杯自身だと。そして聖杯は万能だ。選ばれたマスター
はやりたい放題だろう。そしてそれを止める力など私たちにはない――――」
……と、神父はそこで、何かとんでもなく良いアイデアを思いついた。
といった風に目を細め、口元を歪に歪めてみせた。
そして、その目で俺を見下しながら、まるで最高の玩具に出会った子供のような――――
「――――そうだ。それが嫌だというならば衛宮士郎、お前が勝ち残ればいい。
簡単な話だ。他人を当てにするよりはその方が何より確実だろう――――」
「それに加え勝ち残る、ということは聖杯によってお前の望みも叶う、ということだ。
――――そう、死傷者五百名、焼け落ちた建物は百三十四棟。いまだ以って原因不明とされる十年前のあ
の火災、前回の聖杯戦争によって齎されたあの厄災の全て、それさえもなかったことにも出来るだろうよ」
「―――――――――」
その言葉を聞いた途端、
視界がぐらりと揺らぎ、同時に、あの日の決して忘れようのない地獄の光景が脳裏に浮かんだ。
185
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/20(水) 17:05
赤。
燃える草木。溶けた石。抉れた地面。焦土。
黒。
人型。何百と並ぶ。呻き声。助けを求める声。死体。
その中を歩く。灰色の空の下、燃える空気を吸い、焼け爛れた皮膚と炭化した足を引きずって歩く。
怨嗟の声の合唱が響く中、ただ一人生き残った。
けれどソレも限界。既に死に体の俺の体は、無惨に地面に倒れ臥し、そして、そんな俺を――――
「―――――――――」
吐き気がする。
頭が痛い。感覚が曖昧だ。
焦点がぼやけ、ぐらりと体崩れ落ちそうになる。
「―――――――――っ」
だが、その前にしっかりと踏みとどまる。
歯が軋むほどに噛み締めて意識を保つ。
倒れかねない吐き気を、ただ、沸き立つ怒りだけで押し殺した。
「――――どうした少年、面蒼白になっているが……まぁ無理もない。この町に住む人間ならあの出来事に
よくない記憶を持っていても仕方ないというものだ」
俺はよほど蒼い顔をしていのたのか。
神父でさえそんな言葉を俺に――何故、笑いを噛み殺しているのかは判らない――かけてくる。
だから立ち直った。
ヤツは信用できない。信用してはいけない。
何を考え言葉をかけたのは判らないが、コイツはこれっぽっちも俺のことを心配などしていない。
「……アンタに心配される筋合いはない。それにアンタの変な言葉を聞いたらおさまった」
「――――そうか、ならば話はここまでだ。
それでどうする、少年。
聖杯を手に入れる資格がある者はサーヴァントを従えたマスターのみ。君達七人が最後の一人になったと
き、聖杯はおのずと勝者の元に現れよう。
その戦い―――聖杯戦争に参加するのかの意思をここで決めたまえ」
神父は最後の決断を問う。
それに、
「――――勿論戦う。自分のサーヴァントと契約していたときから決めてた。ここに来たのは疑問を解決―
―結局は増えちまったけど、それでも心構えはできた。
十年前の火事の原因が聖杯戦争だっていうんなら、俺はあんな出来事を二度も起こさせる訳にはいかない」
自分に言い聞かせるように、決意を新たにするように力強くそう答え、
「――――そうか。ならば君をマスターとして認めよう。
この瞬間に聖杯戦争は受理された。存分に戦いたまえ――――」
そんな、意味のない宣言を聞きながら。
二度とこの男とは拘わりたくない――そう考えながら形ばかりの礼をして、出口に向けて歩き出した。
向う場所はひとつ。
己がサーヴァント、ライダーの元へ――――
186
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/20(水) 17:06
外に出た瞬間、両肩に押しかかっていた重圧が綺麗に消え去った。
あの神父から離れた、ということもあるが、
「どうかしましたか、シロウ」
「……い、いや、なんでもない」
頬をかきながら返答する。
外に出た瞬間、音もなく俺の元に駆け寄ってきたライダーの、目のやり場に困る格好や無表情な顔を見て毒
気が抜かれた――というか、家に帰るときはまたアレに乗らなきゃいけないのか、とか、家に帰ったら窓の
掃除もしなきゃならない、とか、これで遠坂と完璧に敵同士になったな、とか、神父に聞いた話もそうだれ
ど、これから考えたり解決しなくちゃいけない問題が多すぎて、いつまでも沈んでいられなくなったのだ。
「――――――――」
ライダーは俺の傍に立つと、じっと無言でこちらを見つめてくる。
恐らく神父の説明を聞いた上で尚戦う意思があるのかどうか、という事が気になっているのだろう。
「ライダー」
「はい」
深く息を吸う。
呼吸を落ち着け、今から紡ぎだす言葉を己の中で十分に整理する。
「神父の説明は――なんていうか余計俺を混乱させるようなものだった」
思い出す。遠坂とセイバーが家にやってきたときのことを。
あの時はただ、サーヴァント同士の戦いを目の当たりにして、ランサーが打倒されるところを見て、ライダ
ーの力を見て、これなら侵入者――襲撃者を追い返せるんじゃないか、倒せるんじゃないか、ぐらいの決意
だった。
けれど今は違う。
「けど俺はやっぱり戦う――」
あの時も戦う、とは言った。
しかし今度はその言葉に込められた重みも意思も決意の固さも、その全てが違う。
「――十年前の話なんだけどさ、凄い火事が起きたんだ。
それは聖杯戦争が原因で起きたって神父は言ってた。それで、実を言うと俺も火事の被害者で、だからあ
れがどれだけ凄惨な出来事だったかは誰よりも知ってる」
「――――――――」
ライダーは黙って俺の話を聞いていてくれる。
周りくどい俺の言葉に不満の色を僅かに示すこともなく。
「だから俺は二度とそんな出来事が起きないように戦う。
関係ない人間が巻き込まれないように、犠牲者が出ないように……それがどんなに難しいことかは判って
る。相手は俺なんかとは違うきっと腕が立つ魔術師たちで――しかも、私利私欲に動かされて滅茶苦茶をす
る奴らかもしれない。だからそんな奴らを止める為に、そんな奴らに聖杯を渡さないためにも俺は戦う」
十年前の火事で生き残ったのは、俺、ただ一人。
ならば俺は絶対にあんな出来事を繰り返させてはならない。起させてはならない。
あの火事の中死んでいった人のためにも。生き残った自分のためにも。俺を救ってくれた親父のためにも。
「――――――――」
ライダーは相変わらず無言だ。
その姿をまっすぐに見つめ、腹のそこから声を絞り出す。
「けれど、だからと言って俺は自分からマスターを殺しまわる、なんてことはなしない。向ってきた相手や
相手や、関係ない人を巻き込むようなヤツには容赦しない。でも出来るだけマスターは殺したくないんだ。
それはとても甘い考えだと思う。困難な事だと思う。
でも俺は戦う。戦うって決めた。未熟で半人前な俺だけれど、絶対にそうししてみせる、って決めたんだ」
「だからライダー、お前には凄く負担をかけると思う。我侭な願い、都合の良い頼みだとはわかってる。け
れど頼む。
――――俺に力を貸して欲しい、一緒に戦って欲しい。このとおりだ」
言い終えて、深く頭を下げる。
背中に汗がつたう。
鼓動が早くなる。歯を食いしばる。
左拳をきつく握り締め、崩れそうになる膝に力をこめ、あの時と同じように右手を差し出した。
187
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/20(水) 17:07
「――――――――」
ライダーは無言を保ったままで反応を示さない。
俺の言葉を吟味しているのか、それとも呆れているのか、はたまた怒っているのか。
――正気ですか、シロウ。
想像したくないのに、そんな言葉を無機質な声音で呟く彼女の姿が脳裏に浮かぶ。
けれどそう言われても仕方がないことを俺は言っているのだ。
だから断られたときは腹を括ろう。
本当に、莫迦の一つ覚えみたいに一つの魔術――それも中途半端な魔術しか仕えなくて、知識も力もない半
人前な俺だけれど、それでも聖杯戦争にかかわってしまった以上、絶対に逃げない。一人でも戦ってみせる。
すぐに殺されるかもしれない。けれど、それでも戦おう。戦い抜こう。
ひゅう、と一陣の冷たい風が吹いた。
どれほどの時間が経ったか判らない。
もしかしたら十秒足らずだったかもしれないし、十分以上経過していたかもしれない。
そんな、時間の感覚すらなくなってしまうような沈痛な沈黙。
「あ――――」
その沈黙を破ったのは、果たして、
「……正直に言えば呆れました。いったい我がマスターは何を言っているのだろう、と。そのような所業、
たとえマスターが一流の魔術師であっても成し得ない。
ですが――――」
驚いて顔を上げる。
右手にはライダーの、あの細くて柔らかい、けれど力強い手が添えられている。
「もう忘れてしまったのですか、マスター。
私は誓ったはずです。これより我が剣は貴方と共に、貴方の運命は私と共にあると、そしてライダーの名
にかけて、我らの進路に立つ悉くを蹴散らしてみせましょう、と」
顔を上げたその先には、口元に笑みを浮かべたライダーの顔。
「じゃ、じゃあ……」
「――――ええ。改めてここに、私は貴方と共に戦う剣となり、貴方を守る盾となることを誓いましょう」
「あ――――ありがとう…………っ!」
ぶんぶんと腕を振って握手をする。
心の中には安堵、とか、恥ずかしい、とか、これからどうしよう、とかいろんな感情が渦巻いている。
勿論不安の方が圧倒的に大きいそれだけれど、今は、今だけはそれさえも忘れてしまった。
なんでライダーが此処まで俺に良くしてくれるのは判らない――それがマスターとサーヴァントの関係かも
しれないけれど――とにかく嬉しかった。
「本当にありがとう…………!」
何度も頭を下げながら腕を振り回す、
傍から見ればさぞ滑稽に見えるだろうな、なんて思いながら、あの時とは違って、長い時間互いの温もりを
共感する。
「シロウ――――」
ライダーが口を開く。
また礼を述べる必要はありません、とたしなめられるのかと思ったが、何故か、その声は酷く切迫していて
――――
「――――そのまま後ろに飛びなさい…………っ!!!」
「え――――」
どん、という凄まじい衝撃。
驚く暇も何もない。
ただ、ライダーがそう叫んだ瞬間、俺の体はライダーに突き飛ばされて、
「がっ…………!?」
十数メートル後方、教会の庭、広がる芝生を抉っていた。
「はっ、つ――――っ、…………あっ! な、何だ――――?」
意識が飛びそうになる。
背中を強打して、肺の中の息が全て吐き出された。
いったいなんだっていうんだ……!?
それでも霞む視界の中、首を起して俺を突き飛ばしたライダーの姿を探す。
――――そして、
「え――――――――」
果たして、ライダーの姿は直ぐに見つかった。
握手を交わしていたその場所。
俺を突き飛ばしたそこから一歩も動くことなく、
1 その半身を、大きな石の塊りのような矢に抉られていた。
2 その身体を、無数の剣や槍に貫かれていた。
3 その半身を、大きな岩の塊りのような斧に抉られていた。
4 何が起きたのか。広がるクレーターの中、傷一つなく、だが、その両の手に短剣を構えて立っていた。
5 足元に無数の黒い剣を散りばめながら、両の手に短剣を構えて立っていた。
6 右足を、長柄の赤い――どこかで見覚えのある槍によって、地面に縫い付けられていた。
188
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 17:24
続きキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
迷ったけど、6でおながいします。
189
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 17:30
アチャクレスっぽい
1でお願いします。
190
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 17:49
2。VSギルでお願いします。
191
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 18:45
1
192
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 18:57
4で。
しかしこれがアチャクレスだとするとバゼット助けたのが誰になるのかすげえ気になる。
193
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 19:14
1かな〜
194
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 19:55
どれも難しそうな展開ですなぁ
ここは1で
195
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 20:16
1で
196
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 20:31
2かな。
ところで士郎ってたった一人の生き残りだっけ?
ギルのエサにされてた人達もも生き残りだったはず。
197
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 20:51
4
198
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 20:54
4で
199
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:00
2で。
200
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:01
4。
201
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:01
4で。
因みに
>>196
は正しいのだけどこの時点で士郎はそれを知らず、
生き残ったのは自分一人という認識だとおもった。
202
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:03
1
203
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:04
4で
>>196
アチャクレスが生きてるから過去が微妙に本編と違うのかもしれない
204
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:07
4
205
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:12
おちついておちついて
195の時点で決まってるから。
206
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:13
そういや同じ数字が5回までだっけ。
1だとライダーが死なない事を祈るだけだな…orz
207
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:31
オーノー!メシに行ってる間に投下されてるとは! orz
208
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:32
あ、ぱんつの人の雑記……
209
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:39
BM……
18禁版ファイナルファンタジー8の異名をとったエロゲー、Brutish Mineのこと?
210
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:43
>>209
ブレイドマインじゃね、とマジレス。
211
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:47
更新されていたのがうれしくて、選択スレの数のチェックを怠っていました。書いている人には、ご迷惑をおかけしまい、申し訳ありません。
212
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:50
>>211
だから上げるなって。
メール欄にsage。
OK?
213
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:53
>>212
気持ちは分かるが落ち着け。
元々197の時点で上がってたんだし。
というかこのスレはsage推奨なのか?
214
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:55
事実上のスレ主であるライダーの人がsage推奨してるから……
215
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:56
>>213
いや少なくともテンプレにないからなんとも言えん。
ただライダールート書いてる人はageて欲しくないようだ…
でも選択の時に上がってないとわからないんだよな…
216
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 21:59
>>215
巡回ルートにいれればええんちゃう?
毎日1回みればええんちゃう?
217
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 22:01
>>216
見てはいるがいつも更新が1〜2時くらいだったからそれに合わせて見てたから
今日は投票できなかった…orz
218
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 22:04
>>217
専ブラ使うといいぞ。
書き込みがあった時はすぐに分かる。
ログも保存されるし、なにより鯖に掛ける負担も減って万々歳だ。
219
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 22:04
>>217
まぁ俺もだけどな。
仕方あるまいよ、お互い次頑張ろうじゃないさ
220
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 22:07
>>218
なるほど。頑張ってみる。
>>219
だな。次頑張ろう。
221
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 23:22
んー、また選択投票できなかったか・・・
思うところもあるが次でがんばろー
222
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 23:28
また乗り遅れた…orz
兄貴復活を祈って6を推したかった…
223
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/20(水) 23:34
ギルですよ?
224
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/26(火) 22:25
「――――ライダー……?」
――――目の前の光景に、思わず息を飲む。
異様だった。
広大な教会前の広場――スター状に広がる罅の中心。そこに小さなクレーターが出現している。
その中央に一本の巨木が聳えていた。翼竜の羽と、岩を削りだしたような、無骨で、されど鋭い鏃を持った
矢。そう、矢。どれほどの力で――どれほどの弓をもって射られたのか。そのクレーターの中心に突き刺さ
っているソレが、そのクレーターを作り出した張本人であった。
そして。
赤い液体を被ったソレの直ぐ傍に、ライダーは居た。
「ぐ――――」
左腕で右肩を押さえ、端正な顔。その口の端から赤い筋を垂らしたライダーは苦悶の声を洩らす。
その左腕を伝い、黒衣を染め、矢に降りかかり、地面に落ちる鮮血。
「ライダー……?」
――――どくん、と心臓がひとつ高鳴った。
……死ぬ。
直ぐに死んでしまう、と思った。
そう思ってしまうほど、ライダーの傷は酷かった。
あるはずのモノがそこに付いていない。付いているはずのモノが、そこにない。二本あるはずのモノが、一本
しかない。細い体が、細い腰が、さらに、さらに細く、細くなっていた。
ライダーは、その半身を――――俺と握手を交わしていた方の右半身を、ごっそりと削り取られていた。
「――――ライダーっ!」
目の前の光景を信じたくない。夢だと、錯覚だと思いたい。ついさっきまで手を取り合って、笑みを交わして
いたライダーの顔が脳裏に浮かぶ。ギャップのありすぎるソレ。だから、こんな悲劇は悪夢なんだと信じたい。
けれど。気が付けば、視界には流れる景色。意思とは反対に俺の体は飛び上がり、全速力で地面を蹴っていた。
崩れ落ちそうになるライダーの体。たたらを踏んで立ち止まるソレを支えるために走り出していた。鮮血を撒
き散らし――俺をその矢から庇うために負った傷から、夥しい量の鮮血を撒き散らし。喘ぐように開いた口か
ら、こほっ、と赤いモノを吐き出したライダーを助けるために、俺は再び矢が襲ってくるかもしれない、とい
う危惧を綺麗さっぱり無視をして。
――――己が本能の赴くまま、正義の味方になりたい、なるんだという信念のまま、無我夢中で駆けていた。
「シロ、ウ……、来てはなり、ませ…………!」
駆け寄る俺に気が付いたライダーが、手で俺を制する。
制しながら、血と言葉を同時に吐き出す。
「――――――――っ!」
その言葉に、その顔に、目の前が真っ赤になる。
――――なんでお前は。そして、何で、俺は。
「いけな、い――――シロウ……! 逃げてください――!」
ライダーは俺を制したその手にどこから取り出したのか、短剣を握り、尚も駆ける俺に向って怒鳴る。
隆隆と流れていた血は何時の間にか止まっていた。
だけれど、傷はそのまま。右半身を削られた、などという瀕死どころか即死してもおかしくはない傷、喪失は
そのままだ。
そんな体。そんな体で、ライダーは俺に来るなといい、逃げろといい。
――――そして、なおも戦おうとしている。
225
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/26(火) 22:26
「――っ! 馬鹿っ、何言ってるんだお前――――!」
走りながら声を上げる。
違う。馬鹿はお前だ。
サーヴァントが一日にどれくらい戦えるか知らない。けれど、ライダーはランサーと既に戦っていて、必殺の
奥の手だという宝具まで使っている。
だから早く俺が、背筋に突き刺さるこの悪寒。わるい予感がホンモノになる前に、彼女を助けないと――――
「我が弓を躱すとは――――さすがは七騎の中でも随一の俊敏さを誇ると謡われるライダーのサーヴァント」
――――低く、地の奥底。深淵の果てから響いてくるような声だった。
「もう! どうして外したのよ、アーチャー」
――――高く、まだ子供。幼い、少女の声だった。
「――――――――」
――――二つの声が、夜に響く。
その声を聴いた途端、左手がズキリと痛んだ。
その痛みに促されるように足を止める。
ライダーまであと十メートル。あと数歩でたどり着くという其処で、足を止められた。
「――――――――っ」
思わず息を飲む。同じ気配がライダーからも伝わってきた。
声のした方角。広場の入り口。
見るな、見てはいけない、と本能が告げているのに、いやがおうにも視線が其処に引き寄せられる。
空には煌々と輝く月。
――――そこには。
月光に照らされて、伸びる影。
同じ月光に照らされた教会前の広場。神の教えを救いを乞いに人々が集い、憩う其処に、それは、在ってはな
らない異形だった。
「――――馬鹿、な」
愕然。呆然。信じられない、といった様子で言葉を洩らすライダー。
……追求する必要などない。
アレは――――あの二体の同形の巨人は紛れもなくサーヴァントであり、
同時に――――十年前の火事など比べ物にならない、圧倒的、という言葉すら霞むほどの、死の気配だった。
226
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/27(水) 18:43
続きキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!
227
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/29(金) 00:41
キテタ─wwヘ√レvv~―(・∀・)─wwヘ√レvv~―
228
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/30(土) 00:37
>>226
>>227
ひとつ更新されるたびに見に来てしまう、最初から読んでいるのに選択に間に合ったことが無い俺orz
229
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/30(土) 00:59
>>228
(´・ω・)人(∀・)
俺も、ついに間に合った!と思った時には選択肢無しをずっと繰り返してるよ…orz
230
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 01:37
選択肢に間に合わずorzな人たちのためにも5票から10票にしてみては?
231
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 01:47
無駄なスレ消費が増えるだけだから5でいいよ
232
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/10/31(日) 16:19
今日は今から七時くらいまで書いてはアップの繰り返しだぜ!
233
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/31(日) 16:24
「――――こんばんはお兄ちゃん。こうして会うのは二度目だね」
暫く傍らの巨人――同形の二体のうち、巨大な弓を持った方、アーチャーと呼ばれたソイツとなにやら言い合
いをしていた少女がこちらに振り返る。
振り返って、そんな台詞を無邪気に微笑みながら言った。
「――――――――」
その無邪気さに全身、いや、意識までも完全に凍っている。
アレは、化け物だ。
馬鹿みたいに大きな斧みたいな剣を持ったヤツも、アーチャーと呼ばれたヤツも。
視線さえ合っていない。けれど、ただアイツらがそこに在るだけで身動きがとれなくなる。
少しでも動けば。指先。それさえも動かせば、その瞬間に死んでいるだろう、と当然のように納得する。
同時に――先ほどの矢、少女がどうして外したのかと怒っていたあの一撃が、態と外されたものだと直感的に
悟った。アイツらがその気になれば、俺など赤子の手を捻るよりもたやすく殺される。殺されている。俺を矢
から助けてくれて、その代償に右腕を失ったライダーも、あるいは――――
「――――――――」
喉がカラカラに渇いている。
肺が酸素を求めている。
けれど、水分を、酸素を求めて口を動かす事さえ出来ない。
いや、それを苦しいとさえ感じない。
あまりにも助かるという希望が少ない。だから、何も、何も感じない。恐怖も焦りも何も感じない。ただ、絶
望だけがこの身を支配している。判るのも、感じるのも、それだけ。
「――――く。さすがに、コレは」
麻痺している俺とは違い、ライダーにはまだ腰を深く落し、短剣を構える余裕がある。
……けれど、それも僅かなモノだろう。
右腕を失ったとはいえ、あれだけの俊敏を誇るライダー。彼女一人だけなら、あるいはなんとかなるかもしれ
ない。しかし、それも相手が一人までならだ。こんな化け物を二体相手にしたらさすがのライダーも分と持た
ないだろう。ライダー自身もそれを、きっと俺以上に明晰に悟っているのだろう。隣から伝わってくる気配も
声にも隠せようのない焦りが滲み出していた。
「あれ? なんだ、外れたと思ったけれどサーヴァントには当たってたんだ」
広場の入り口。ライダーを一瞥して、少女はさも意外そうに言う。
「――――――――」
「ふふ。無駄よ、アナタがどこの英霊かは知らないけれど、左腕一本じゃあ話にならないわ。大人しく潰され
なさい――――」
――――と。
短剣の切っ先を己に向けたライダーに向けて、そんな言葉を呟いていた少女が、突然。
「――――ごめなさい、お兄ちゃん。自己紹介がまだだったね。
私の名前はイリヤ。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンって言えばわか――――」
「――――らないわよね。あの男がお兄ちゃんに私たちのコトを話すわけないもの」
行儀よくスカートの裾を持ち上げて、とんでもなくこの場に不釣合いなお辞儀をして、俺に向けて、微笑む。
しかしそれも束の間。表情を消し、よく判らない台詞を冷たい声音で不機嫌そうに呟くと、
「じゃあ殺すね。やっちゃえ、バーサーカー、アーチャー」
それさえも、一転。
嬉しそうに笑みを零しながら。
まるで歌うように。背後の異形たちに命令した。
234
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 16:30
キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
235
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 16:34
やっぱ二体キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!
236
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/31(日) 16:55
「任され――――」
「■■■■■■■■――――――――!」
巨体が飛ぶ。
アーチャーと呼ばれたモノ。そいつが弓に矢を番え、少女に了承の意を伝える、その言葉を鉄の咆哮で遮って
バーサーカーと呼ばれたモノが、広場の入り口からここまで何十メートルという距離を僅か一足の踏み込み、
一息で跳躍してくる――――!
「――――シロウ、動かないで下さい……!」
ライダーが駆ける。
いや、その姿が掻き消える。
「え――――」
掛けられた言葉と、そのあまりもの速度に呆然としていた、そこに。
「げぇ……っ!?」
凄まじい速度で俺の胴体に回される腕。
その衝撃に息が詰まる。
詰まって、次の瞬間。反転し、猛烈な勢いで流れる視界に、浮遊感。
「■■■■■■■■――――――――!」
俺を片腕で担ぎ上げ、残像さえ捉えさせない速度で駆けるライダーがその場から離脱したのと、
旋風を伴って落下してきた――バーサーカーと呼ばれた鉛色の巨人とは、まったくの同時。
「なっ…………!?」
大地が爆ぜ、空気が震える。巻き上がる砂煙に、飛び散る石板の破片。
岩塊そのもの、といっても過言ではないような大剣が広場に新たなクレーターを穿つ。
高速で駆ける――元来た道や、正規の入り口ではない。小高い丘を囲むように茂る林。そこを目指して駆ける
ライダーの腕の中。その光景を見ながら、口を開けば舌を噛む。そんな危惧さえも忘れて、その凄まじい破壊
に衝撃を隠すことが出ず、思わず驚嘆の声を上げた。
「っ――――」
ライダーが口元を歪める。
それを見て、馬鹿なことをした、と勘違いじみた後悔をする暇も無い。
片腕しかなく、その片腕俺を抱えたそんな状態でさえ、人間の目では残像さえ捉えさせ無い速度で駆けている
ライダー。
そこへ
「――――遅い」
その高速さえも、自分の前では遅いと。
低く響き渡る、絶対の自信に溢れた、そんな声と
ライダーの動きを完全に見切っているとしか思えない、そんな正確さをもって、
空気、空間を爆砕しながら、戦車の大砲じみたアーチャーの矢が飛来する――――!
237
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/31(日) 17:50
「―――――っ!」
鼓膜を破裂させようかというほどの轟音。
文字通り大気を裂きながら飛来した巨大な矢。
それは、果たして、騎兵の銘を冠した紫の流星を捉えていた。
「…………っ」
……息を飲む。
広場に三つ目のクレーターを穿ったソレは、駆け抜ける俺たち、その僅か後方二メートルほどのところに着
弾していた。
――――広場に生やされた、都合二本目の、巨木。
そんなアーチャーの狙撃の正確さにも、矢の威力にも、それさえも回避してみせたライダーの能力。
……その全てに呆気にとられて、思わず息を飲んだ。
「―――――あ」
暫く呆然とする。
一秒にも満たない刹那が暫しと呼べるものかどうかは判らないが、とにかく一瞬だけ思考を停止させて、
「つ―――――」
視界に飛び込んできた幾筋もの紫の線。
糸を引くように、一本一本が美しく流れたソレが、ライダーの髪の毛だと理解するのと同時に、
ソレに混じって中空を舞う赤い液体、俺の体にも降りかかったソレが、ライダーの血液だということも理解し
て、
「ばっ、ライダー! 離せ、このままじゃ……!」
黒衣を突き破り、背中に突き刺さった幾つもの破片。
深く抉ったものあるのだろう、だくだくと、かなりの量の血が溢れている。
明らかに、重症。しかし、尚も俺を抱えて駆けるライダーに向けて、声を張り上げた。
「――だま、っていてください……シロウ。舌を、噛みます」
深く歪められた口元。
端正な顔にソレが不釣合いなら、僅かに赤褐色を帯びていた黒衣。それを再び染め上げ、苦しげに吐き出され
る言葉とともに唇を濡らした鮮血は、いったい何だというのか。何も出来ず、振るえ、体を麻痺させて、死に
恐怖し。ただライダーに抱えられているだけの俺は、いったい何だというのか。
そんな、俺の苦悩などお構い無しに。
「■■■■■■■■――――――――!」
その巨体からは全く想像することの出来ない、ライダーに負けじ劣らないという速度。
矢の着弾が巻き起こした砂煙を突き破り、表れでた、バーサーカーと呼ばれた方の鉛色の巨人。
追撃。猛牛の突進。迫り来る旋風。
全てを破壊し尽くす、暴風。
同形のアーチャーの持つソレとは似ても似つかない獰猛さで、ソイツはそれしか知らぬかのように、大剣を叩
きつける。
「―――――ぐ、っ…………!」
どのような身体能力。構造をしているのか。
ただ叩き付けるだけの、何の工夫も無い駄剣。圧倒的な暴力に、速度。技の介入する余地などなく。
当たれば即死の一撃。巨獣の牙。
それをライダーは制動すらかけず、速度を落すことなく鋭角に方向転換して、踏み抜く足に一際大きく力を篭
めて、ソレさえも回避した。
されど、その勢いで抜け落ちる破片に、付着した鮮血。舞い上がる鮮血。
「―――――っ…………!」
そして、さらに深く歪められる口元。
「――――――――」
そんなライダーを見て、嫌な予感。悪寒。死の気配が背筋を駆け上がる。
耳鳴りがする耳。されどその耳がはっきりと捉えるのは、つい先ほどと同じ、大気を切り裂く音。
「――――ヤバイ」
急激に冷えて行く体で、ただ、そう呟いた。
嫌な予感ほどよく当たる、という言葉。
しかし、そんなことを気にする必要や、時間など無い。だって目前には、既にアーチャーの放った矢が、
「――――落ちろ」
流星を叩き落さんと、襲い掛かってきているのだから――――!
238
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/10/31(日) 18:54
ごめーん。今日までに選択肢までいきたかったんだけど無理だった……っつうか
今から飯くったり休憩やらなんやらしたあと、グッドナイト書く予定だったんだ
けどやっぱこっち書くことにしようっと。
っつうわけでちょっと早いが飯食ってくる。
239
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 18:58
乙です。
続きは楽しみですが、あまり無理はなさらないで下さい。
240
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 18:58
いってらっしゃいませ。m(_ _)m
241
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 19:23
がんばってー
期待してるぞー
そして今度こそ参加できますように…
242
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/10/31(日) 20:48
定食屋とついでに銭湯もいってきたー。( ´Д`)ウマウマサッパリ
続きは十時までには。
243
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/31(日) 22:08
「あ――――――――」
駄目だ。
これは、マズイ。
こればっかりは避けきれない。
体はまだ殆どが麻痺しているというのに、頭だけがやけに冷静に働いている。
寸分の狂いすらなく放たれ、向ってきている――すぐ眼前にその鏃を除かせている死の具現。神話に聞くサジ
タリウスの神の矢を思わせるソレは、いかにライダーが俊敏といえども避けえるものではない。
「あ、あ――――」
鏃はもう眼前を通り越して、視界一杯に広がらんとしている。
死ぬ。
このままでは殺される。二人とも死ぬ。
だからライダーは俺を離して、置いて逃げるべきだ。いや、逃げておけばよかったのだ。
もとよりこんな戦いとも言えない――的当てや、肉食獣の狩り似たコレに、中てられる側。狩られる側の俺た
ち、いや、俺には成す術などなかったのだ。
コンマ数秒後には肉片になっているだろう、そんな死の恐怖をも塗り替えて今更ながら怒りが湧いてくる。
そんな事、他でもない彼女自身がよく判っていただろうことに。
そして、何も出来ず足手まといになっている自分に――――!
「く、そっ――――」
鏃はもう伸ばせば手の届く場所にある。
そして、悪あがきにすらならない、いや、間に合いすらしないと判っていながら、ただ我武者羅に魔術を行使
しようとした、その、瞬間。
「えっ……!?」
体が浮く。
ライダーに抱えられて地面を疾走していたソレとは違う。完全に俺の体が何の支えもなしに中空に浮く。
――――それが。
「――――シロウ」
口元に鮮血を湛えた、微笑。
この場に似つかない吃驚するほど可憐な、笑み。
アナタは何も心配しなくとも、悔いることもない。そう言っているような、ふざけた表情。
そして、その矢、まさしく死。
――――せめて俺だけでも救おうというライダーがとった行為であると思い至った時には、もう遅い。
「――――――――」
防ぎよう、避けようのない痛恨の一撃。
形容できない、何か肉がつぶれ弾けるようなおぞましい衝撃音に乗って空を舞うライダーの体。
虚空を描く。月光にきらきらと輝く紫の長髪、黒い肢体に、赤い液体。
そして、数秒後。
だん、と。
遠くに、落下音。
……石畳の上に咲く、鮮血の花。
右腕――右半身に続いて、それでも咄嗟に身を捻ったのか、どうしたのか判らない。されど、本当にまだ生き
ていることが奇蹟といえるそんな傷。重症。瀕死。
「なんで――――――――」
その中で、もはや立ち上がるどころか、呼吸すら出来ない体で。
「っ、あ…………」
彼女は、意識などないまま立ち上がって。
「シロ、ゥ――――」
……まるで。
このままでは遺された俺が死ぬ、殺されるのだと言うかのように。
此方に向って、歩みだそうとしている――――
――――その、背後に。
「ライダー―――――――――ッ!!!」
「■■■■■■■■――――――――!!!」
――――大剣を振り上げた、無慈悲な狂戦士が、居た。
244
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/10/31(日) 22:19
俺は――――――――
1 ライダーを助ける
2 ライダーを助ける
3 ライダーを助ける
4 令呪を使う
5 ……何も、できない
245
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:20
一番乗り?
4で。
246
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:20
それじゃあ3で
247
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:25
新たな展開を求めて、5で
248
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:25
自分も3で
249
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:26
4で一つ。
250
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:26
俺も5で
251
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:26
可憐な笑みに1を捧げよう
252
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:26
何が違うのかよくわからんが、3で。
253
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:28
1も2も捨てがたいんですが、3で。
254
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:29
5で
255
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:30
誰かが助ける事を期待して5に。
256
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:31
ここは4で。
257
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:32
4だろうが!
258
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:33
5を。
259
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:34
3!
260
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:35
5で決まりました。
これ以降の投票は無効です。
261
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:39
本編ならバッド直行な選択肢だが……。
こういう手法ならバッドエンドというのも有りか。
262
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:42
また、だorz
しかし、1,2,3でどうストーリーが違ったのだろうかw
263
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 22:50
タイガー道場もちょっと見たいぞ
264
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 23:11
>>262
きっとそれはもう、劇的にw
265
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 23:12
5に決まってしまったか残念、
悪魔っ子との戦いを切り抜ければ虎と蛇と桜とへっぽこの修羅場があったはずなのだが
266
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 23:13
これでバッド直行でもう1回同じ選択しが出て、
今度は1,2,3の内容がわかるとかいったらおもしろいんだがw
267
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 23:20
こういう選択肢も中々面白いな。
いや、割と素で良いんで中の人頑張って。
268
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 23:32
次回はタイガー道場だったりしたらおもしろいな。
そういうSSも新鮮でいいだろ。
で、選択肢に戻る、と。
269
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/10/31(日) 23:59
>次回はタイガー道場だったりしたらおもしろいな
斬新なSSだなw
すっげえ読みてえが
270
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/11/01(月) 00:59
おまいらエスパーですか……ってageるなって言ってるのに(´Д`;)
プライド武士道見てるんで続きはマタ今度。
271
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/01(月) 01:21
斬新は斬新だが結局それって作者が書きたいように書いてるだけで選択肢の意味ない。
一回きりなら可かもしれんが。
272
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/01(月) 01:24
おいおい。別にありだろ。選択肢としてBADいきってのは。
273
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/01(月) 01:27
BAD行ってそれでおしまいなら良いだろうけどね。
BAD行って選択肢を選びなおしたら……。結局作者の書きたい通りと。
274
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/01(月) 01:30
しかしながら、一度ぐらいはやってみたい見てみたい。
それがヒトのサガなれば…
275
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/01(月) 01:31
>>273
1つの選択肢以外はみんなバッド、ってんならともかく //本編にはこんなんばっかだがw
そうでないなら問題ないんじゃないかね。
276
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/01(月) 02:41
問題なし
好き勝手書いて
277
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/01(月) 04:37
もしも、このままタイガー道場でタイガーに
「もう、士郎ったらライダーさんだって女の子なんだからいざっていう時にはちゃんと守ってあげなくちゃ駄目だよぉー」
とか言われてBADENDで終了しても、読んでる人が「じゃあ1(2,3)だとどうなったんだー!?気になるからそっちで続きキボン!!」とかってなりそう。
しかし1〜3まで同じ選択肢っていうのを見ると作者さんはそこを選んで欲しかったんではとか思ってしまう。
月姫とかにも選択肢全部同じ奴とかあったぢゃん。あんな感じで。
278
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 16:43
タイガー道場→選択肢に戻るは十分アリだと思うな。
ゲームっぽくて面白そう。
279
名前:
衛宮士郎/ライダールート
投稿日: 2004/11/03(水) 17:25
片手を突き出して、咄嗟に彼女の名を呼んだ。
そのときこの身を支配していたのは、何と呼ぶ感情だったか。
怒りなのか。心配なのか。後悔なのか。焦りなのか。悲哀なのか。慄然なのか。
ライダーを助けようとしたのか、助けたかったのか、俺に何が出来るのか、出来たのか。
判らない。
判ろうとすることもできない。いや、したくない。
「――――――――」
だん、だん。ごろん、と。
大きな弧を描いて飛び、舞い、落ち。俺の足元まで転がってきたのは、ライダーの頭部――いや、先ほどまで
ライダーだったものの、一部。
「――――――――」
僅か数時間の付き合いの中で、幾度と無く脳裏に焼き付けられた、端正で流麗な顔。
先ほどまでは溢れんばかりの焦燥に彩られていたその顔には、今は何の表情も無い。無表情で、無機質。
「――――――――」
かつてさらさらと流れ、惚れ惚れするほど美しく輝いていた長髪は、丁度首のところの長さでばっさりと切断
されて。血に濡れて。肉片にまみれて、綺麗な薄紫色は穢れてしまっていた。
「―――――――――」
己の顔が引き攣っているのが理解る。
筋肉が硬直しているのが理解る。
だから、ライダーに声をかけたいのに、口が動いてくれない。
咆哮とともに大剣がライダー目掛けて振るわれるのを、俺は何も出来ず見ている事しか出来なかった。
殺されると、判っていながら、何も。
だから、せめて短い間だったけどありがとう、とか、さようなら、とか。それよりももっと気の利いた台詞の
一つでも吐かないといけないのに、恐怖や後悔や絶望に染まった体も、顔も、口も、頭も。何も動かない。働
かない。機能しない。させない。俺に、そんなことをする権利は無い。恐怖――か、どうかは判らないけれど、
とにかく、その瞬間、ライダーを助けられなかった俺に、そんなことをして良いはずがない。
――――それに、もう。
「――――ア、」
俺の頭蓋にめり込んでくる、頭蓋より大きな、鏃。
――――俺はもうすぐ、ライダーとは反対に。
「――――、 ――――」
顔、の左半分が、抉られた。
その、半分だけに、なった、視界、と、思考。
最、後に、見たのは、消えてい、く、ライダー、の、あ
「――――――――っ」
――――頭部を潰されて、胴体だけになって
た
ま
むけ
ごめ
な
――――死ぬの、だから
>>衛宮士郎/ライダールート BAD END
280
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 17:28
BADENDキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!
281
名前:
書いてる人
投稿日: 2004/11/03(水) 17:29
ゲーッ!?
自分であげちまった……ってもう終わりだから別にいいんだけどね(;´Д`)
タイガー道場とかは無いです。
選択肢にも戻りません。これでライダールートはお終いです。
んじゃ、短い間だったけど皆ありがとう、ということで。
282
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 17:29
;゚д゚) <
>>279
Σ(゚Д゚;エーッ!!
283
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 17:33
うええぇーっ!?
これ面白かったから最後まで読みたいよう……
284
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 17:37
待て、あわてるな これは孔明の罠だ
285
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 17:49
とりあえず前回の選択肢で5選んだ奴が悪いんd(ry
286
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 18:16
みんなこのエンド期待して5選んでたんだろ(´∀`)?
まあ俺は今まで一度も選択肢選べずに今回こそ時間が合ったから選べる!!とか思っちゃたんだけどね
とりあえず書いてた人お疲れ様です
次回作にも期待
287
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 18:17
とりあえずここまで体験版で続きが読みたければ氏のHPまで
ってことなら完璧に釣られるとも!続編キボンヌ!
288
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 18:45
まぁ、あれだけ助ける選択肢があるのに5を選んだのだからなぁ…
踏んだ奴は地雷選択肢と分かって踏んだんだから仕方あるまいよ
289
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:00
_/ ̄|○ 本気ですみません。
前選択肢からやり直しお願いします。
290
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:04
こういうのってID表示が無いとなかなか難しいよ。
ともあれお疲れ様でした。
291
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:08
良作の芽がひとつ、無意味に潰れたな。
無念だ。
292
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:09
とりあえず終わったんだから書きたい人が書いたら?望んで終わらせたんだし。
293
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:10
ID出ないと一人で複数票入れることが出来るしね。
作者さんお疲れ様でした。
294
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:11
あーあ……終わった……
295
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:15
5を選んだ奴は責任もって続きをなんとかしる。
296
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:16
タイガー道場があるとしたら
アホ選択肢をあえて選んだ時の不甲斐なさや情けなさにタイガーが怒って
吊られた状態でしばかれる例のあのモードだろうな…
297
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:29
5選んだヤツ何やってんだかm9('A')
今からやっと熱い展開になるはずだったのにな・・・
298
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:35
他の(この衛宮士郎/ライダールートでない)軽いネタでデッドエンドのリスクを示しておけばよかったかもね?
299
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:37
>>298
?
300
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:38
5を選んだ奴は何を期待していたんだ?
301
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:42
遠野志貴のだったら書こうと思ったが
この人の後だったら萎縮してしまう
302
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:48
ま、選択形式だもんな。潔いわ>書いた人。
ここで回避とかしたら、またブーブー言われるだろうし。
個人的に、冗談半分や、どうせ続くだろうとか思って
5に入れた奴がいるなら正直氏んで欲しいと思うけど。
303
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:48
>>300
どうせ死んでもタイガー道場やって再開だろwとか楽観視してたんじゃないの。
にしても終わるのは残念だな。
出来るなら結末まで見届けたかったものだ。
304
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:51
しかしな。1〜3を選んでも同じだろう。
だってセイバーと契約してない以上鞘の治癒効果なんて微々たるものだ。
助けに入ったところで死ぬ順序が入れ替わるだけだろう。
4番だって似たようなもんだろうし。
305
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:53
正直5選んだヤツが必死に弁明してるようにしか見えない。
306
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:53
>>304
5を選らんだ人か?w
他の選択肢ならまだまともな結果になったと思うがw
307
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 19:54
いや助けるにしても令呪を使うにしても能動的に行動を起こしているが、なにもしないってのは
明かな現状放棄選択。
まずバッド直行な選択肢なのは目に見えてる。
他二つはどうにかなるかもしれない、と思えるが5番だけは鉄板で駄目。
308
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:00
っていうか、5だけはどう考えてもダメだろ。
選んだ奴が>304みたいな考えで書いたんだとしたら、
よくも余計なことしてくれたもんだ。
しかし、あれだ。なんか逆恨んだ奴が書いた人に迷惑掛けそうで怖い。
309
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:03
まあ本編だったらタイガー道場狙いの時しか選ばない選択肢だろうな。
310
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:05
いや、本編でも能動的に動いたら道場行きで何もしなかったら続行という選択肢があったぞ。
HF編の鮮血結界発動中。ライダーに立ち向かったらBAD。何もしなかったら続く。
凛を助けると選択でも続行だけどネ。
311
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:05
んで巡回先が一つ減った訳だが、このままこのスレを放っておくのもどうかと思うのだが。
312
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:08
なんかバッドエンド投下前と後じゃ、ギャラリーが手の平返してておもろいな。
313
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:09
別に手の平返してないだろ。
314
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:09
>>312
5に投票してない人は当然の反応…
もっとも漏れは投票さえできなかったけどねw
315
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:14
なんか5に入れたのが必死になってる様が伺えるスレですね
────────なんて、無様…
316
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:15
とりあえず必死なのが一人いるな
317
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:18
勘弁してほしいよな(´д`)
318
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:19
終ってしまったのは残念で、5に入れた香具師は憎々しいが、
とりあえず作者さんお疲れ様。
選択形式スレとしては正しい潔い終り方だったと思うし、
短い間だったけど楽しかったです。
319
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:19
何か勘違いがあるようだね。
俺、投票なんてしてないよ。
ただライダーの死に様に感動しただけ。
320
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:23
>>271-273
こんなこと言われちゃ、続く可能性も余計に潰えるわな…_| ̄|○
321
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:30
>310
スレタイみろよ。作者の恣意で進めるSSスレじゃなく
「選択形式で進める」んだろ?
主人公に「諦めさせた」あとに、いったいどうやって続けさせるんだよ。
ここで外部要因で助かって何事もなく続いたりしたら
そのあと、どんな選択肢が出てきても、
結局それは書いてる人次第という事になり
投票という形で読み手が参加する意味がまったくなくなると思うんだが。
つか、久し振りに本気でハラが立ってきた。
>304>310>319みたいな書き込みは、なにを言っても言い訳にしか読めない。
あそこで作者が終わらせてしまったのは、スレの趣旨的に正しいし
潔いとは思うが、俺はまともな続き読みたかった……。orz
322
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:31
>>321
まあ落ち着け
IQテストデモしてままーりしようぜ
323
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:33
僕らが望んだ結末だ
324
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:34
少なくとも俺は望んでねぇ。
325
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:34
貴重なライダー召喚モノだったんだけどな。
326
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:35
だからさあ。
ライダー氏ねと思ってるところ、みんなが5番選んでその通りにライダーぶっ殺されて桶。
何、どうせ他選んでも死んでた。むしろ死んでくれ!
そう思ってたってだけで言い訳でも何でも無いってばさ。
5番に投票してないし。
327
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:36
>>326
これ以上他人の気分を害すな。
328
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:38
やっぱ型月板もID表記にするべきだなー、と思った。
ナデシコ板みたいに過去の書き込みにも遡って表示されたら面白いことになりそうだ。
329
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:38
5番に投票した人に当たるのもどうかと思う。
330
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:38
>>326
| |
| ‖ wWw -__
|| ‖ (゚∈゚ ) ─_____ ___
|∧ 从ノ (ミ_ (⌒\ヽ _ ___
( (≡ ̄ ̄ ̄ ̄三\⌒ノ ノ )
|(つWつ  ̄ ̄\ ⌒彡) ノ =_
| \つ つ \,___,ノノ
| | ) / / ≡=
| | / ノ ___
| | /ノ _─ (´⌒(´
| | ミ/= (´⌒(´⌒;;
不快になる釣りは要らない。64と同レベルだぞと。
331
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:39
>>323
それのDVDはいつ出るっけ?
332
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:40
>326
なら、思い通りになったんだから後は黙ってろよ。
どうせ覆りようが無いんだから、アンタの勝ちだ。
333
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:40
お前らの望みが叶ったな。
334
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:40
>>329
話が途中で終わったのは明らかに5番に投票した連中の所為だが?
自分が投票の権利を行使して迎えた結末だ。責任があるのは当然だろう。
叩かれるくらいは我慢しろ。
335
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:43
希望通りの結末を導いてくれた方々が叩かれるのは忍びない。
336
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:43
>329
作者のせいだとでも思ってるのかな、このアフォは。
337
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:46
思い入れがあるのは分るが、何はともあれ書ききった作家さんに
お疲れ様でしたぐらい言おうぜ?
これだけレス付いてるのに言ってる人少な過ぎ。
338
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:47
このスレはこれから
「選択形式で進めるスレIN型月板に沸いた高CQを観察するスレ」になります。
339
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:48
>>338
はいはいw
340
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:49
>>337
ならば俺が言おう。
作者さんお疲れさまでした。
341
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:49
何か上がってると思ったら、ライダールート終わってましたか。
↑で色々言われてるが、とりあえず作者の人お疲れ。
空気を読まずに最初の選択から。
とりあえず主人公が出る作品を選択してください
A 月姫(含む歌月十夜、メルブラ及びリアクト)
B Fate/stay night
C 空の境界
342
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:50
ある意味作者のせいでもあるとは思う。
BADに繋がる選択肢を置いたのは他ならぬ作者だからね。
あんがいやる気が無くなってたのかもね。(ちょっと勘ぐりすぎか)
343
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:51
>>342
よく空気読めない奴と言われないかね?
344
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:54
作者に責任転嫁するのは止めよう。
その辺のゲームブックよりは、よっぽど先の展開の読めやすい選択肢ばかりだった。
結局はbadを選んだ、そして良い選択肢を選べなかった読者の責任だよ。
他の選択肢が選ばれてれば、まともに続いたはずだとは思うし。
まあ、お疲れ様。べつの形で良いからまたライダー書いてください。>書いた人
345
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:54
>>341
早速Aに一票、と。
リアクトネタを見てみたいと思ったり。
346
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:55
>341
A 月姫(含む歌月十夜、メルブラ及びリアクト)
347
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:55
>>341
ならCを。
348
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:56
ライダールートの人乙。
気が付いたときには選択肢が既に決まってて選択肢選べなかった漏れとしては残念だとしか言いようが無いが。
>>341
ライダールートは一人で繋いでたけど、今度は他の選択形式のようにリレーするのかな。
とりあえずAで
349
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:59
ライダーの方、お疲れ様でした。
>>341
Aでお願いします。。
350
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:59
>>341
Aだな。本編のさっちんルートやりたい。
351
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 20:59
Aでリアクト(もしくは無印MB)要素まで入った月が見たい。
まあ、燃え燃えなら何でも有り難いのだが。
352
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:00
>>348
この現状を見る限り、リレーできるほど書き手がいないと思われ。
353
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:00
やはりB。
Fateが読みてえ。
354
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:02
>>352
いきあたりばったりってな風になると思うが、それでも何とかなると思うぞ。
ってな訳でAを選ばせて貰う。
355
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:04
これも五票で決まりならAで決まってない?
356
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:05
んじゃ次は主役……キャラ多くてマンドクセ。
誰か適当に頼む。
357
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:07
さっちんがイイナーとか言ってみる。
ほら、(自分が)分からなかったタイトルとか分かったしさ。
358
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:12
オッス、オラさっちん。本名弓塚ビューティフルドリーマーさつき。
花も恥らう女子高生なんですが実は私人間じゃないんです。
それもこれも全部あの男の所為。誰かって?
それは…
A.志貴
B.四季
C.有彦
D.高田
E.通りすがりの教授
359
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:12
吉良だろ、吉良>主役
360
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:13
オリキャラですよ。
361
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:14
キャラか……まず最初の舞台選ぶのはどうだろう?
A.学校
B.遠野家
C.路地裏
みたいに。
362
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:15
舞台まで選択しなくてもいい希ガス
363
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:16
じゃあちょっと志貴ものでやってみようかな
ライダーの人みたいに上手くはいかないだろうがいいか?
364
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:17
okok、やっちゃっていいよ。
っと今回はリレーか?一人か?
365
名前:
363
投稿日: 2004/11/03(水) 21:31
どちらでもいいよ
でも長文は疲れるので短文で少しずついかせてもらうよ
366
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:35
リレーにして、選択選んだ奴から無作為に次の書き手を選ぶとかしたらスリリングじゃない?
367
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 21:56
複数作品を同時進行してもいいの?
368
名前:
363
投稿日: 2004/11/03(水) 21:59
ふと目が覚める。
何時もなら頭はぼうっとしているのだが、今日は何故かハッキリしている。
いや・・・・・・何故かでは無い。
解っているのだ、今日は特別なのだから。
大事な日なのだから意識も澄んでいる。
もそりと音を立てて布団をのけ、立ち上がる。
ハンガー吊るされている学校の制服を手に取り、緩慢な動作で寝間着を脱ぎ、着替える。
寝間着は乱雑に床の上に置かれているが、制服に着替えた志貴の手によって机の上に綺麗に畳まれて置かれる。
志貴はゆっくりした動きで部屋に一個しかないドアへと向かう。
だが、ドアの前へ立った所で歩みを止め、自分のであった部屋を見渡す。
幾度も向かいはしたが、決して真面目にとは言えない態度で臨んだ机。
今まで様々な自分の衣服をしまっておいたタンス。
幼い頃は漫画、少し前では文庫本等が敷き詰められていた本棚。
もはや、壁の微細な傷や汚れですら志貴にとっては感慨深い思い出の金庫であった。
志貴は一通り金庫を開けた後、ゆっくりとドアを開けた。
ゆっくり、噛み締めるように自室であった場所から足を運ぶ。
見ると部屋の前に一人の少女が立っていた。
小学生くらいの女の子で、垂れ下がる髪を二つのリボンでまとめていた。
「やぁ都古ちゃん、起こしにきてくれたのかい?」
都古と呼ばれた少女は黙って下に顔を向け俯いたままであった。
無口であるのならば普段どおりではあるが、何時もならば顔中を笑顔で満たした後、志貴の腹に強烈なタックルをお見舞いしてくるのだが。
「ありがとう」
そっと志貴は都古の頭に手を添える。
都古の体は震えている事が手を通して志貴には解った。
都古の様子が普段と違うのは彼女ももた、今日が特別なのだと解っているからだ。
志貴はひとまず彼女をそのままにし、階段を降り、リビングへと向かった。
369
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 22:02
>>367
別段、問題は無いと思われ。
>>368
真逆、今日から書き始めるとは思わなかった。
中々大変だとは思うが頑張れ(`・ω・´)b
370
名前:
363
投稿日: 2004/11/03(水) 22:06
むぅ、有馬の両親の名前を失念してしまった
371
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 22:14
有間啓子(母)、有間文臣(父)
と検索したらでました。
372
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 22:25
>リレーにして、選択選んだ奴から無作為に次の書き手を選ぶとかしたらスリリングじゃない?
書きたい人が前の選択肢を元に続きを書く、という形式でいいかと。
ルールに関しては
>>1-10
あたりの関連スレに大体載ってるし。
まあここは「選択形式スレ」なので、無理してリレーにせんでもいいと思う。
>複数作品を同時進行してもいいの?
同時進行だと混同するかもしれないから無理ぽ。
373
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 22:28
ライダールートの人のHP更新されてるね。
これまでにもBAD選択は混ぜてて今回はたまたまそれを選ばれてしまっただけとの事。
ベイビーや短編でけっこう容赦なくキャラ殺してた書き手だから、こういうのもアリじゃろう。
374
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 22:58
>てっきりさぁ、つうかさぁ、俺がどういう気持ちと算段で同じ選択肢3つ用意したと思ってんだ、血も涙もないのかおめーらっヽ(`Д´)ノ
やっぱりあっちを選んでほしかったみたい。
375
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 23:01
>>373
ライダールートの人のHPってどこ?
つか自HP餅の人だったのか。
376
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 23:03
だが俺はあの三つの選択肢を見た時に
「なんで三つに分散させるんだ? 5は論外だから4選べって事か?」
と思ったが。
ぱっと見た感じだと助けに入るを選ぶな、と言外に言ってるのかなと解釈したよ。
んで本命が4で外れが5と。
実際入れたのは先に票が入ってた3だったが。やはり助けるが一番すんなり行く選択だったろうし。
377
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 23:06
ライダールートの心残りはどうやってあそこを切り抜ける予定だったかだな。
>>375
Linksで「ままらいだー」で検索する。
378
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 23:06
>>375
ライダースレではぱんつの人とか呼ばれてたりしますyp
379
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 23:42
助けるの選択肢を3つにしちまったから、票が分散しちまって5が選ばれちまったんでねぇかな。
ホレ、1〜3を同じものとして数えたら、可及的速やかに助ける選択肢に決まってたど。
380
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/03(水) 23:53
>>379
あんま分散してないけどね(3が4票、1が1票)。
でも1〜3を総計すると5より早く5票に達している。
やはり選んで欲しくて三つに増やした選択肢が逆に仇となったような……。
381
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 00:01
つか、普通は5を選ばない
確実死亡コースなぞ、タイガースタンプ集める時で十分だっつの
382
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 00:26
まぁとりあえず、SSを書くのに要する手間暇を考えたら、あまり安易な選択をしない方が良いだろってことだな。
……と、選択に間に合わなかった負け犬の遠吠え
383
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 00:59
>>378
最近はおっぱいn(ry
結局、最初から最後まで選択に間に合わなかったorz
なにはともあれ、お疲れさま。
新しく始めた人はガンガッテくれ。
384
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 05:56
>>379
俺、普通に1〜3は同じ扱いだと思ってたから安心してたのに…
やっぱ、その辺の思惑指摘するっぽい書き込みが響いたのかね?
385
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 10:47
ライダールート普通に見たかったな。
386
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 10:52
>おめーらもう終わったもんの事をグダグダ語りすぎだ。空理空論。
>せっかく新しい作品が開始されたんだからそっちを盛り上げていこうぜ。
作者様のお言葉だ。
もう終わったんだから、あんまり引っ張らん方が良い。
こんな終わり方で一番悔しかったのは多分作者だったと思うしな。
387
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 11:11
普通に、選択肢なんか使わないスレでやりゃあよかったんじゃねーの?
せっかくだから俺は
>>358
のDを選ぶぜ
388
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 14:18
パンツの中の人乙。
389
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 17:10
>>387
こうして
>>387
は高田くんを手に入れた……
390
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 19:42
――何も、できない。
だから、剣の形をした巨岩が火花を上げ、
「ぬ――」
地面を叩き割り、陥没させて土砂が降り注いできて、なのに真っ赤な血も白い肌の欠片も、長く艶やかな髪もそこには混ざってはおらず、
「――誰、貴方」
バーサーカーとライダーの間に気負いもなく、悠々と立つ陣羽織を羽織ったその姿を、
「女子供相手に巨漢が二人して刃を向けるとは――あまり感心できる立会いではないな」
奇蹟としか、呼ぶことが出来なかった――。
「新手のサーヴァント? サムライだったかしら、その格好は。でもセイバーはもう召還されているわ。貴方、何のクラス?」
月夜を隠すほどの巨体を前にしても動じる気配がない男は、確かに武芸者とでも呼べばいいのか、時代劇にでてくるような出で立ちをしていた。女性を見間違えるほど端正な表情が不敵に笑っている。
「――アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」
更に、場違いなほど落ちついた声で名乗りをあげる。
「佐々木小次郎――だって?」
知らないわけがなかった。実在したかどうかも不明確な、もしかすると架空の存在かもしれない大剣豪。ある小島で最強の名をかけ、宮元武蔵と伝説の一戦を交えたこの国であまりに有名な剣士。
「ふざけないで、貴方みたいなのがアサシンであるはずがないわ。アサシンのクラスに呼び出される英霊は決まっているんだから」
「そう言われても返答の仕様がない。この身はアサシンとして呼ばれ、佐々木小次郎の名を伴って現世に戻って来たのだ。誰が問おうと、こう名乗る他ない――――ほう」
轟音が耳を劈いた。もう問答には付き合えないとばかりに、狂戦士が暴風を巻き上げて、巨大な剣を振りまわす。
侍姿のサーヴァント、アサシンは応じて肩に担いでいた刀を持ち上げる。
「駄目だ、あんなのじゃ――」
刀はバカみたいに長い。伝え聞くところにある佐々木小次郎の愛刀、物干し竿なんかよりも更に長身で、どう振りまわせるのか見当もつかない。しかしバーサーカーがもつ剣と比べて、いや比べ物にならない程にちっぽけで弱々しく思えた。
針金みたいなものだ。あの刀では、巨岩の凶器と一合すら斬り結べやしない――
「――名乗り返せる者ではないか、巨躯なる戦士よ」
――はずだった。思わず目を疑う。今度は恐怖ではなく、畏怖に近い衝撃に身体が竦む。縦横に拭きつける空気の断層に火花が散り、甲高い残響が天を貫く、鳴り続ける。剣戟を目の前にするライダーはもとより、向こうで弓を構えた巨人も、足元にいる銀の髪をした少女もただ呆気に取られている。当たり前だ、誰がこんな光景を想像できるだろうか。バーサーカーの剣は、悉くアサシンを捕らえられず、アサシンの長刀は悉くバーサーカーの剣を弾き返している。いや違う、絶妙と表現するのも生ぬるい、神業に近い速度で刀を振り、まともに食らえば一撃で敵を木っ端微塵に打ち砕く一撃を逸らし続けていた。
391
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 19:43
「なにやってるの、バーサーカー! はやく紛い物のアサシンなんて叩き潰しちゃって! アーチャー、ライダーをっ」
癇の虫が起きたように叫ぶイリヤスィールと名乗った少女。心得た、と巨人の射手が再び矢を番える――。
いけない。今度こそライダーは動けない。アサシンが現れてからまだ数分と経ってはおらず、ライダーの半身は失われたままだ。今度こそやられる。あの微笑を思い出す。ライダーからすれば馬鹿げた、幼稚とすら思われたかもしれない俺の戦う動機を受け止めてくれて、一緒に戦ってくれると応えてくれたあの微笑みが蘇る。今度こそ動かなければ。助けなければならない。それが聖杯戦争なんてものに参加すると決めた理由だったはずだ。助けなきゃ。奇蹟は起こった、二度はない。だからこの時この瞬間、俺は走り出さないといけないんだ――。
「シロ、ウ――――?」
ライダーの呆然とした顔が近づいてくる。触れたらひんやりとしそうなくらい白い頬が泥と血で汚れていた。さらに近づく。ライダーが何か言おうとしている。けど聞こえない。周囲は夜よりも暗くなり、傷つき倒れた彼女の姿しか映らなくなる。あと一歩、足を出せ、手を伸ばせ。もう届く。
「いけ、ませ――ん、シロ――ウ」
そう聞いた気がした時、掌がライダーの肩に触れた。全力で押し飛ばす。同時に鼓膜が圧倒的な空気の奔流に叩かれて、世界が断絶した。
「あ、れ――」
どうしてか、宙を舞っている。そう感じたら地面に倒れていた。チカチカと視界が点滅する。おかしいな、と体を起こそうとしても、腕に全く力が入らなかった。辛うじて動く首を緩慢に持ち上げると、どうしようもなく吐気がした。脳髄が灼ける程の寒気と、自分の下半身の有り様に。
どうして腰から下が繋がっているか不思議なくらいだった。左の脇腹が無くなっていた。こんなのは生きているとは言わない。中から鮮血やら臓器――主に大腸だろう――がはみ出して、止めど無くこぼれていっている。悪臭を伴った茶色い糞尿もごぼごぼと溢れてきていた。
「あ、あ、あ――ぁ」
両手が動くのならばかき集めて、ばっくりと開いた胴に詰め込みたかった。けれど指一本動かせないのだ。無くなってはいけない物が次から次へと落ちていってしまう。止めない、と。だれか。それ、ひろって――。
「シ――シロ、ウ!」
滝を打つように血液が流れていってしまうせいで、意識が遠くなってきた。寒い。さむい。視界がぐるりと回って、頭を地面に打ちつけてしまう。けど痛みは無い。そんなものを感じる余裕は、この身体の何処を見渡してもない。凍えてしまう。体温が消えてしまう。そんなとき、熱を感じるものが覆い被さって来た。鼻先をくすぐるように、長い髪が振りかかってくる。細い腕がこちらの頭を抱きかかえてくれる。
「ば、か。ライ、ダー――何、して――早く、にげ――」
「マスターを置いて、逃げられるものならば――もとより貴方に誓いなど立てません!」
392
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 19:45
ライダーはぐっと抱きしめてくる。肢体が強張っているのが肌越しに感じられた。駄目、だ。折角助けられたのに、このままじゃ二人とも殺されてしまう。すぐにでも、諸共にミンチにされてしまう。
しかし、次こそこちらを仕留める筈の魔弾は何時になっても襲い掛かっては来なかった。
「――宜しいのか?」
「…構わないわ。つまらなくなっちゃった。どうせもう死んじゃうでしょう?」
「アサシンとやらが残っているが」
「知らない。どうだっていいわ――もう帰る。いくわよ、アーチャー。バーサーカー」
近くで鳴り止まなかった残響もぴたりと止まる。もう顔を上げて確認することもままならないが、それでも周囲に立ち込めていた圧倒的過ぎる死の気配が遠のいていくのがわかった。
……けど、もう関係ないけれど。
「シロウ、しっかりして下さい――――――シロウ――」
ライダーの声がずっと遠くから聞こえる。すぐ傍、互いの息が掛かるくらいの場所にいたのに、既に手の届かない遠方にしか感じられない。身体が溶けてしまったように、今自分が何処に倒れているのかもわからない。そもそも上下の感覚が何処かにいってしまった。ただ暗く冷たい場所にいる。そのくせ、何故だか声だけは良く聞こえる。
「……見逃されたか。こちらも限界だと気付かれたかな――無理にここまで跳ばされたのだから、もう身体が崩れてきている。できればすぐ戻してくれぬかな。――そうがなりたてるな、女狐。驚いたことにまだライダーのマスターは生きている。御主の妖術ならば間に合うのではないのか」
意味までは判らない。ただ音の羅列だけが脳に届いてくる。
「――! 本当ですか、アサシンとやら。シロウを助ける術があると」
「助けるというべきかは解らん。しかし、死なせないではくれるだろうよ。元よりおぬし達を取り込むことが目的で、山門より遠く隔てたここに、無理矢理に送られたのだ。それも終わりのようだが」
その、おとも、きえかかって、くる。
「待ちなさい、まだ消えるな――何処へ行けばシロウを助けられるのですか」
ただ、さいごのことばだけ、は、ききおぼえが、あった。
「――――柳洞寺へと向かえ」
393
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 19:46
と、こんな妄想をしてしまった。パンツの人ごめんなさい。
ギリシアマッチョ正英霊コンビvs美女反英霊たちとゆー展開もいいなあ、なんて思ってしまったのですわ。
いつも凛セイバーと手を組むのは食傷気味だったので。
次の書いている人、バッドエンドを汚されたと思った人ごめん。平にご容赦を。
もうやりませんから大目に見て。
394
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 19:58
よし!その潔さ、SSの面白さ、そしてそのブレイブに免じてッ!許してやろう!!
ただぁぁあああーっしッッ!!
続 き 書 い て く だ さ い 。 お 願 い し ま す 。
395
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 20:05
>>393
別スレ立ててでも続きを希望。
パンツの人と393氏さえよければ、だけど。
396
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 20:23
なんというか
あの浅次郎先生のサーヴァント悉く撃退劇はやはり剣技のなせる技だったのかと
ふとそう思った。
397
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 20:39
こういうの、嫌いじゃないぜ(*´ω`)b
398
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 20:47
今一だね。
399
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 20:48
GJ!
続きキボン
400
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 20:52
何だかんだで面白かった。
401
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 21:29
ぜひとも続きを!4に一票入れた身としてはここでライダールートが終わるのが口惜しくてなりません。
402
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 21:49
佐 々 木 ! 佐 々 木 !
いいよーいいよー、こう云うの見たかった!
403
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/04(木) 22:08
浅次郎先生マンセー
404
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 02:46
まあリレー形式って事で、続けてもいいんジャマイカ?
405
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 02:50
流れを読まずに363の続きの選択肢を作ってみる。
階下に降りて左手は、リビングと繋がったダイニングキッチンになっている。
志貴は一つあくびをかみ殺しながら、曇り硝子のドアを開けた。
ドアを開けると、志貴はおやと顔を顰めた。
誰も居ない。広々としたリビングはもぬけの空で、耳を澄ましてみても物音一つ聞こえない。
「お母さん?」
キッチンの方へ呼びかけても返事がない。志貴はどたどたと殊更に足音を立てて家中を探し回ったが、両親は影も形も無くなっていた。
嫌な胸騒ぎがした。志貴がこの家に預けられてもう何年も経つが、このようなことは未だかつて無かった。
志貴はサンダルを足につっかけて、縁側から広い庭へでた。朝の清廉な空気と雀の暢気な鳴き声とが、何やら無性に場違いであるように思えた。
庭をぐるりと一回りしても何も無かった。離れの道場の方も、扉はぴったりと鍵で閉ざされている。門扉の新聞受けを覗くと、朝刊が口から半身を覗かせていた。
志貴は片手に新聞紙を持ったまま、リビングに戻った。相変わらず物音一つしない。
新聞をテーブルの上へ放り出そうとして、志貴はそこに一枚の紙切れが置いてある事に気が付いた。
志貴は手にとって、それを読んでみた。
A
「三日ほど家を空けます。留守をよろしくお願いします。食費はここに置いておきます。節約すること」
メモ帳の下から、福沢諭吉が半分ほど顔を覗かせていた。
B
「かゆ……うま……」
メモにはそう書いてあるようにしか見えなかった。志貴は首を傾げた。
C
「今夜はお赤飯です」
志貴は思わず紙を取り落としそうになった。まさか、早すぎる。
D
「差押え」
そんな馬鹿な! 志貴は呻いた。
406
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 02:57
C
407
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 03:03
B
408
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 03:46
D
409
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 03:49
Dで
410
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 07:07
じゃぁ、まだ選ばれてないAで
411
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 07:08
じゃ、B
412
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 08:48
Cに決まってるだろ
413
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 09:23
Dだな
414
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 09:49
Dに決まっとる。
415
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 10:00
ネタならC。
よってC。
416
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 12:27
C希望
417
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 12:33
まだ間に合う? ならCで
418
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 12:36
Bで。
419
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 14:40
「今夜はお赤飯です」
志貴は思わず紙を取り落としそうになった。まさか、早すぎる。
弾かれたように天井を見上げ、階上に居る都古のあどけない顔を思い浮かべた。そういえば、先ほどの彼女はどことなく覇気がなかったような気もした。
義妹の都古は小学生高学年だ。小学生高学年なら、早い人間ならもう来ているのかもしれない。そう考え直したものの、志貴にはこのメモの意味するところがいまいち分からない。
何故メモを残す必要があったのだろう。というより、親達はどこへ行ってしまったのか。
「今夜はお赤飯です」
もう一度読んでみたところで、ここに都古の成長記録以外の要素を見いだすことは難しかった。しかも、かなり悪趣味だ。
志貴は妙に疲れた気分でメモをテーブルに戻し、意味もなく辺りを見回した。
テーブルの上に載っているのはメモ用紙と新聞だけで、食事の用意はされていない。それから、壁に掛かった時計を見上げて、志貴は息を飲んだ。
非常にまずい。既に八時半を回ろうとしている。今からそれなりの食事を作って家を出たところで、重役出勤コースは確定だった。
志貴は急いで食パンを一枚取りだし、トースターに入れようとしたところで、ふと手を止めた。
まだ家には都古がいる。彼女も今日は学校が有るはずだった。
志貴はトーストを二枚にして、タイマーを設定した。
都古の部屋は二階の奥だった。階段を軋ませながら上がって、ドアをノックし、返事を待たずにそのまま中へ入った。
A
しかし、部屋の中に都古の姿は無かった。ただ、窓際の学習机の上に真新しいメモが残されていた。
「今夜はお赤飯です」
B
しかし、部屋の中に都古の姿は無く、寝乱れた布団が残されているだけだった。
都古の布団。
志貴はおもむろに、布団の中へ頭を突っ込んだ。
C
中へ一歩足を踏み入れた途端、腹部へ衝撃を受けて志貴は蹲った。呼吸が止まり、喘ぎながらも視線を上げると、頬を紅潮させた都古の顔があった。
当然、服は着ていない。
D
都古は布団でまだ寝ていた。寝息が荒く、魘されている。顔も少し青白い。志貴は枕元へ座り込んで、都古の額へ手を当てた。
かなりの熱がある。
420
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 14:44
B! B! B!
421
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 14:49
Aで。
422
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 14:55
本能がBだと告げている。
423
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 15:00
ここはAかな。
424
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 15:13
Cも萌えるが、ここはAで。
425
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 15:25
Bでしょう。
426
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 16:03
Cを選ぶ自分は異端
427
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 16:09
誰も選ぼうとしないDと言ってみる
428
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 16:32
A
429
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 16:39
すでに劣勢か? Cィ〜〜!
430
名前:
集計専用
投稿日: 2004/11/05(金) 16:42
集計です。
A:4票
B:3票
C:2票
D:1票
私は、424で投票済みです。
431
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 16:52
Bを要求する。
432
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 17:00
じゃ、Aと言って、けりをつけてしまう。
433
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 17:04
Bで
434
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 17:10
すでにAに決定か
435
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 17:15
CCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCCc
436
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:14
しかし、部屋の中に都古の姿は無かった。ただ、窓際の学習机の上に真新しいメモが残されていた。
「今夜はお赤飯です」
拙い子供の筆跡で、確かにそう書かれていた。ところどころに歪んだ字は、どこか空恐ろしい雰囲気を持っている。
志貴はメモを手にしながら、部屋中を見回した。あまり家具のない六畳ほどの和室で、女っ気のない内装だった。小学生の部屋だということを差し引いても、普通、ダンベルや鉄アレイは置いてない。
「都古?」
恐る恐る呼びかけたところで、答えは無かった。廊下には、他に志貴の部屋とトイレがあるだけで、隠れる隙間があるとは思えない。
志貴は一応自室を覗き込んだが、折り畳まれた寝間着や布団がそのままになっていた。トイレの中にも居ない。
「都古…!?」
背中に嫌な汗が浮き出てくるのを志貴は感じた。トイレを出て、気付かぬ内に早足になり、志貴は階段を駆け下りていた。
玄関、洗面所、キッチン、朝に見回ったところを再び巡って、それでも、どこにも都古が居た痕跡は見つからなかった。
離れの道場から戻って、リビングのソファに腰を落とした時には、ワイシャツは汗でぐっしょりと湿っていた。朝だというのに、体中そこかしこに疲労が溜まっている。
ソファに体を沈めても、一向に気持ちは落ち着かない。焦燥感が足下から沸き上がってくるようだった。
志貴は両手で頭をがしがしと掻きむしった。
一体どうしてしまったのか。都古まで、さっき姿を見たはずの都古までどこかへ行ってしまった。
と、そこへ、
A
耳障りな機械音が、唐突に響き渡った。リビングの電話機だ。
「もしもし?」
志貴が受話器を取ると、掠れた聞き取りにくい声が通話口から漏れてきた。
「今夜はお赤飯です」
B
耳障りな機械音が、唐突に響き渡った。玄関のインターフォンだ。
「はい、どちらさまでしょう」
志貴が応答すると、スピーカーからおどおどとした、可愛らしい声が聞こえてきた。
「あ、あの! その…弓塚と申しますが…」
C
どこからともなく、呻くような声が聞こえてきた。押し殺した、小さな声だ。
志貴は足音を忍ばせて、音源の方へ向かった。音は、キッチンの方からしていた。
キッチンは縦長で、ダイニングのカウンターと並んでいる。大きな食器棚と冷蔵庫が奥に控えていたが、音はどうやら冷蔵庫の中からしているようだ…。
D
一陣の風が吹いて、テーブルの上にあったメモを吹き飛ばした。窓は開いていなかった。
訝しみながらも、志貴はメモを拾い上げて、そして戦慄した。
メモの内容が変わっている。
先ほどまでは確かに、「今夜はお赤飯です」と書かれていた筈だった。しかし、今は、…
437
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:15
Dだろ!
438
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:16
ここまで来たんだ、Aにこだわろう。
439
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:16
Aもすてがたい
440
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:18
ホラーだなw
A希望
441
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:18
Dも捨て難いが、Aで。
呼び方「都古ちゃん」じゃなかったっけか?
442
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:25
>>441
しまったー。363のでも「都古ちゃん」になってますね。脳内で修正してください。
ちなみに何も考えずに選択肢作ってるのでまともな結末は期待できません。
「今夜はお赤飯」ってなんだよ!
ついでに、これはリレー形式ってことで、誰が続き書いてもokです。
というか、最初に妙な選択肢作ったのは次の人へのキラーパスのつもりだったのにー!
443
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:30
A
気になる…
444
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 18:32
Aに決定か。頼んだぞ、
>>442
445
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:27
耳障りな機械音が、唐突に響き渡った。リビングの電話機だ。
「もしもし?」
志貴が受話器を取ると、掠れた聞き取りにくい声が通話口から漏れてきた。
「今夜はお赤飯です」
「え…?」
志貴は背筋に何か冷たいものを感じた。今夜はお赤飯です。自分の空耳ではない。確かに電話の声はこう言った。
「もしもし? 何ですって?」
志貴は必死に呼びかけたが、そのときには既に通話を切られていた。志貴は受話器を本体に叩きつけた。すると、怒りと拮抗していた恐怖が、ふっと首筋から這い上がってきた。
乱雑に置かれた受話器をぴったりと嵌め込んで、電話線を引き抜いた。玄関まで行って鍵を掛け、普段はしない閂も閉めた。
それで、少し安心できた。ソファに身を凭せかけ、志貴は混乱した頭を必死に働かせようとした。
しかし、いくら考えたところで答えが出る訳がない。現状の把握すら困難だった。
確かなのは、有馬夫妻が失踪してしまった事と、朝までは家に居たはずの都古の姿が見えないことだけだった。そして――
志貴は手元へ目を落とした。都古の部屋から持ってきたメモ帳が、強く握られて皺だらけになっている。
「今夜はお赤飯です」
この言葉に何の意味があるのだろうか。お赤飯。お赤飯。お赤飯。
赤飯、と考え続けて、志貴は唐突にある事実を思い出した。
志貴はキッチンへ行って、トースターから突き出た二枚のパンを皿に載せた。腹ごなしだ。
皿をテーブルの上に置いて、志貴はキッチンへ戻った。マーガリンやジャムは冷蔵庫の中に入っている。
有馬家の冷蔵庫は、華道の家元という関係で来客が多いからか、比較的大型の物だった。
畳の一畳分はゆうにありそうなドアを開けて、志貴はひっと小さく悲鳴を上げた。
A
冷蔵庫の中には、透明のタッパーに詰まった赤飯が多量に並んでいた。上の棚から下の棚まで、全てが赤飯に占拠されている。
マーガリンもジャムも見あたらない。飲み物を入れるラックにすら、縦長のタッパーに入った赤飯が刺さっている。
赤飯をパンに載せたら美味しいだろうか。志貴は惚けた頭でそんな事を考えた。
B
ドアを開けると共に、どさどさと中から何かが落ちてきた。
楕円形をした、赤黒い、手の平大の塊で、丁度中心部分に、薄いクリーム色の細い線が入っている。
外見だけを見るならば、小豆だった。しかし、決して小豆ではありえないサイズをしている。大豆だ。むしろ巨大豆だった。
C
冷蔵庫の中には、何も無かった。マーガリンも、バターも、牛乳も、卵の一つも無い。
志貴は茫然と、空っぽになった冷蔵庫を覗き込んでいた。
気を取り直して、冷凍庫や野菜庫の中も見たが、どちらも、何も残っていない。
どうすればいいんだ。志貴は妙に気になりだした空きっ腹を抱えてひとりごちた。
D
ドアを開けると共に、どさどさと中から何かが落ちてきた。
不揃いな形をした、何やら肌色をした塊だった。筒状の物が多く、断面は…。
志貴は認識すると同時に、抗いがたい吐き気に襲われ、流し台へ胃液を吐き出した。
冷蔵庫から溢れた血の臭いが、キッチンを満たしていた。
446
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:28
も う だ め ぽ
447
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:30
A
448
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:34
Aかな、やはり。
とことん行かないと。
449
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:34
ここで急展開のD
450
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:36
誰か起死回生の一発でこれに蹴りをつけてくれるとスゴイ嬉しいです!
教訓:リレーやるときはまともな選択肢で終わらそう!
451
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:37
かまいたちの夜を思い出してしまった。
D
452
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:50
A
453
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:52
Aで行きたいところだが、Dで入った時に「お赤飯」の伏線に
どう意味を持たせるか気になる。
よってD!
454
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:55
しつこくA!
455
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 19:57
C
456
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:01
D!
457
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:02
駄菓子菓子A
458
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:40
またA決定か。
がんがれ書いてる人。
459
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:48
冷蔵庫の中には、透明のタッパーに詰まった赤飯が多量に並んでいた。上の棚から下の棚まで、全てが赤飯に占拠されている。
マーガリンもジャムも見あたらない。飲み物を入れるラックにすら、縦長のタッパーに入った赤飯が刺さっている。
赤飯をパンに載せたら美味しいだろうか。志貴は惚けた頭でそんな事を考えた。
美味しい訳が無い。
志貴は冷蔵庫のドアを乱暴に閉めて、食器棚からグラスを取り出した。水道の水を注いで、リビングのテーブルに戻った。
水と焼いたパン二枚。それが、なんとか用意できた朝食だった。冷蔵庫に満載された赤飯を食べる気にはどうやってもならない。
志貴はテーブルにグラスを置き、食卓の異変に気が付いた。
パンが無い。
さっきトースターから出して、皿に載せた筈の二枚のパンが忽然と消えてしまっている。そして、その空白を埋めるように、二枚の紙が並んで皿の上に置かれていた。
志貴は何か汚い物を扱うように、皿を手で払いのけた。テーブルの上から転がった皿はフローリングの床で粉々に砕け散った。
二枚の紙片は舞い上げられ、その内の一枚が皿の有ったところへはらりと落ちた。強調するように太く書かれた文字が、志貴の目に飛び込んできた。
「今夜はお赤飯です」
志貴は口から漏れそうになる悲鳴をかみ殺して、食い入るようにメモを睨み付けた。
誰か、居る。
怖気が体中を貫いて走った。都古は居ない。両親も居ない。けれど、誰かが居る。
志貴はきょろきょろと首を動かして、辺りの様子を窺った。リビングには皿の破片が散乱しているだけで、他に何も変化は無い。
忍び足に廊下へ出て、気配を殺しながら移動する。玄関には閂が掛けてある。志貴は三度、家中を回って窓の施錠と、人の隠れられそうなところを確認していった。
徒労に終わった。
家に鍵の掛かっていない窓は無かったし、隠れられそうなスペース、押入や衣装箪笥の中も全て開いていったが、鼠の一匹も見つからなかった。
志貴は少しの安堵と、それよりも遙かに大きな不安を抱えて、またリビングのソファに腰を下ろした。
何が起こっているのか、どうしたらいいのかを考えなければならない。事実を整理することが大事だ。
まずは…、
A
「今夜はお赤飯です」とは何を意味しているのだろうか。という疑問がある。
B
なぜ都古や両親が消えてしまったのか。という疑問がある。
C
冷蔵庫に満載された赤飯はいつ作られたのか。という疑問がある。
D
学校に行かなくていいのか。という疑問がある。
E
もうゴールしてもいいんじゃないだろうか。という疑問がある。
460
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:50
ずんどこべろんちょの予感!!
461
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:50
しつこくA
がんがれ
462
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:51
B! Bだって。
463
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:52
Eだけは絶対に選んでやるものか。
Aで。
464
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:53
Cですよ
465
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 20:56
書いてる人的にはEか、せめてDなんだろうが、やっぱAでしょ。
466
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 21:06
A
467
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 21:10
よし、Aだ
468
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 21:15
Aで決定したー頑張って書いてる人
469
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 22:00
「今夜はお赤飯です」とは何を意味しているのだろうか。
順当に考えるなら、今夜の御飯は小豆の煮汁で炊いた餅米です。という事になる。お赤飯というのは、祝い事の日や女性の初潮を迎えた日に振る舞われる。
そこまで考えて、志貴は左右へ緩く首を振った。そんな事ならメモに残す必要は無い。そもそも、本当に親が書いたのかすら怪しい。
このメモには別の意味があると考えるのが妥当だ。
「今夜はお赤飯です」
文節に切ると、今夜は、お赤飯です。単語にすると、今夜、は、お赤飯、です。
アルファベットならkonnya ha osekihan desu。
konnya ha osekihan desu。
「あっ!」
志貴は思わぬ発見に声を上げた。
konnya ha osekihan desuをアルファベットにして逆読みすると、used nahikeso aha ynnok。
その内のhikeso aha ynnokという部分は、誤読のために付け足されたノイズだと判断できる。その部分を削除すると、used na。すなわち、Use DNA。「遺伝子を使う」という事だったんだよ!
志貴は己の発見に酔いしれた。
UseDNAか。だから都古も、有馬夫妻も消えてしまった。遺伝子ならしょうがないな。
何がしょうがないのかはよく分からなかったが、とりあえず納得してしまった。遺伝子だった。遺伝子を使うというなら、人の一人や二人は消えるだろう。
志貴はソファーに反っくり返って、テーブルから取ってきたグラスの水をあけた。赤錆の臭いのする東京の水が、乾いた喉に苦くこびりついた。
水を飲み、人心地ついて、空のグラスを底が割れんばかりの勢いでロウテーブルへ叩きつけた。
何が遺伝子か。そんな訳がない。
「今夜はお赤飯です」
さっきの電話の、押し殺したような声がぐるぐると頭の中を駆けめぐっていた。全てが、平穏な日常からあまりに逸脱していた。
志貴は未だにかたかたと揺れているグラスを掴んで、のっそりと立ち上がった。
キッチンに入り、流し台に向かって水道を捻ると…、
A
蛇口からはさらさらと米が流れ出てきた。洗おうと差し出していたグラスが計量カップであるかのように、米が溜まっていく。
志貴は流し台から飛びすさって、米の溢れ出す蛇口を凝視した。粒の大きな精米された米が滝を作っている。
驚いた事に、流れ出しているのはうるち米だった。
B
同時に、玄関のインターフォンが鳴り響いた。志貴はグラスを置いてスピーカーに耳を向けると、
「宅配便でーす」
威勢の良い声が聞こえてきた。
C
冷たい水が迸った。グラスを差し出して軽く洗い、水切り籠へ放り込んだ。朝から胃袋には水しか入れていない。
背と腹が既に一体化している。志貴はキッチンの戸棚を開けて、乾物を探した。
D
真っ赤な液体が流れ出した。とろりと粘着質で、跳ねた飛沫がシンクの一面を赤く染めた。液体は蛇口から零れ続け、排水溝に赤い溜まりを作っている。
志貴は愕然としたまま、その光景を見守っていた。
「お……せき……はん」
痰の絡まったような声で志貴は呟いた。
E
蛇口が爆発した。
470
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 22:02
もう限界ですまじで誰か続きというか終わらせていいからキボン
471
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 22:03
B
472
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 22:06
Aだな。
473
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 22:12
せっかくだから俺はこの赤い蛇口を選ぶぜ
ということでD
474
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 22:35
Dでがんば
475
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:03
流石にそろそろホラーイベントの頃合いだよな
第三者入ると途端に怖くなくなるし
という訳でD
476
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:10
俺さ、この世で一番好きな食べ物が近所のお祭りがあるときに売り出される微妙に乾いた赤飯なんだよ。
よってD
477
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:13
ああ、あくまで赤飯にこだわろう。
つまりDだ!
478
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:16
文体がなんか、かまいたちの夜だな
479
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:22
A
終わらせてなるものか
480
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:23
俺さ、実は昔さ、Dってコテハン名乗ってたんだぜ?
よってD・・・って既に5票入ってRuゥウーーッ?!
481
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:24
Dで決まり……これからどんな展開になるんだ。
482
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:32
A、うるち米は美味しいよ。
483
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:39
まだ間に合うか A!
484
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/05(金) 23:48
>>479
>>482
>>483
>>477
で既にDが5票になってるんだが
485
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/06(土) 00:03
_| ̄|○
486
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/06(土) 00:05
>>484
ああ『5票』入った時点で決定なのね、次回から気をつけるよ
487
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/06(土) 06:29
>323
ガンダムX?
フロスト兄弟マンセー
488
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/06(土) 20:46
話を戻すようで悪いが363はどうなったんだ?
489
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/06(土) 20:59
>>488
Dの続きで躓いてんじゃない?
490
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/06(土) 21:01
ん、つーことは書いてる人は同じな訳か。
491
名前:
美樹本さん
投稿日: 2004/11/07(日) 00:14
真っ赤な液体が流れ出した。とろりと粘着質で、跳ねた飛沫がシンクの一面を真紅に染めた。シャレではない。液体は蛇口から零れ続け、排水溝に赤い溜まりを作っている。
俺は愕然としたまま、その光景を見守っていることしか出来なかった。
「お……せき……はん」
痰の絡まったような声が、無意識のうちに漏れていた。言葉の合間にかちかちと噛み合わない歯が、無機質な音を立てている。
俺は震える手を伸ばして、水道の栓を捻った。最後に一筋、赤い軌跡を残して流れは止まった。
流し台からはねっとりと絡みつくような、強烈な鉄の臭いが広がっている。その濃厚な臭気にあてられて、思わず流し台に屈み込んでしまい、俺は直に臭いを嗅ぐ羽目になった。
「うっ」
呻くよりも早く、俺の胃袋はポンプのように収縮して、さっき飲んだ水を全てぶちまけてしまった。鼻の奥につんと染みる痛みが刺さり、涙が目尻に浮かぶ。
俺は何度も繰り返し体を反らしては屈め、もはや胃液も出なくなるまで吐いた。
赤黒く淀んだ流しに、褐色を帯びた水が混ざって、さらに強烈な臭いを発している。喉の奥には嫌な味の痰が絡みついていた。
俺は口を濯いで汚物を流そうと、目の前の蛇口に手を掛けて、さっきの光景を思い出した。
「あ……ああ、あああああああああああ!!」
咄嗟に手を離して、俺はキッチンから駆けだした。
リビングの椅子を蹴倒して、すねに激痛が走った。襖を開ける間も無い。体ごとぶつかって押し倒した。和室を抜けて、俺はようやく玄関へ向かっている自分に気が付いた。
俺は逃げていた。何から逃げているのかよく分からなかった。
――いや、分かっている。お赤飯から逃げているのだ。俺の後ろを追いかけてくるお赤飯から逃げ出しているのだ。今も俺の後ろに、お赤飯はぴったりとついてくる。
板張りの廊下を踏みつけて、全力疾走する。家の中のくせに、妙に玄関が遠く感じられた。早くしないとおいつかれてしまう。
三和土に飛び降りて、格子戸の鍵を外そうとすると、手が震えて巧くできない。こんな時に限って閂まで掛けてある。
早く開けなければ、お赤飯はすぐそこまで迫っているのに。お赤飯が。俺のお赤飯が……!
A
夢オチで終わらす。
B
東京大学物語と同じような結末にする。
C
ドラえもんの(捏造)最終回みたいな雰囲気で締める。
D
ハイスクール奇面組を参考にする。
E
車田正美御大の生き方に倣う。
492
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 00:16
うわ…上がってしまった……。
>>490
別人であります。363氏に土下座して詫びる次第であります。
493
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 00:17
男ならE!
494
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 00:17
Eしかないな。
495
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 00:21
Eだよねえ
496
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 00:22
E はい4人目
497
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 00:25
E
498
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 00:27
>E
>車田正美御大の生き方に倣う。
に決定されました。
499
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 01:07
額に載った冷たい感触に俺は目を覚ました。
視線の先に暗い天井が見える。俺は布団にくるまって寝ているらしい。ぼんやりとした頭は、何か靄でもかかっているようだった。
体を起こすと、胸元にぺちゃりとぬれタオルが落ちてきた。どうやら頭にこれが載っかっていたらしい。まるで病人だ。
部屋はどうやら自室のようだった。窓の奥には黒い空が満ちている。もう夜になっているらしい。時間の感覚がはっきりしなかった。まるで、昨晩から今の今まで、ずっと眠っていたようだった。
俺は布団の上に立ち上がって、寝間着から着替えた。制服を着るのもおかしかったから、ジーンズにトレーナーというラフな格好で済ませた。どうせ外出はしないだろう。時計を見ると、もう八時近い。
ぬれタオルを持って階下に降りると、廊下で啓子さんと鉢合わせした。啓子さんは驚いたように目を瞬かせてから、少し不安そうな顔を見せた。
「もう起きても大丈夫なの?」
「ええ、大丈夫……だと思います」
それでも、啓子さんは表情を曇らせたままだった。
「本当に? また倒れたりなんてしませんね?」
……倒れた? 俺はまた貧血でも起こしてしまったんだろうか。いまいち記憶がなかったが、そんなことを言うとまた不安にさせてしまうので、俺は笑って頷いた。
「大丈夫だって。それより母さん。お腹が空いたよ」
「食欲があるなら大丈夫ね。そうそう、今夜はお赤飯ですよ」
啓子さんはにっこりと笑って、慌ただしくキッチンの方へ歩いていった。俺は「今夜はお赤飯」という言葉にどこかひっかかりを覚えたものの、ぐぅぅと鳴った腹が、考える事は止めにしろと言っているように思えて、そのままリビングへと入っていった。
リビング兼ダイニングには都古と文臣さんの姿もあった。都古は俺の顔を見ると、何故か頬を赤らめて、ぷいと顔を逸らしてしまった。その様子が面白かったのだろう。文臣さんが笑っている。
俺はテーブルの方へ寄って、いつもの自分の席に着いた。そして、絶句した。
食卓には大小とりどりの皿がいくつも並び、丸い、かなりの大きさの天板から、はみ出さんばかりの勢いだった。それら、並んだ皿の事毎に、山盛りの赤飯が盛りつけられている。
一合や二合といった比ではない。これは一俵か二俵か、それ以上だろう。ぷんと、小豆の臭いが鼻を刺した。
俺が茫然と椅子に座って、目の前の赤飯山を眺めていると、「はい。じゃあ頂きましょうか」と言って、両手に皿を載せた啓子さんがキッチンから出てきた。
勿論、載っているのはお赤飯だ。
「おう。食べよう食べよう」
文臣さんはそういって、両手を体の前で合わせた。有馬家は必ず、食前に食卓に着いた全員が「頂きます」と唱和する習いだ。
「頂きます」
三者三様の礼の後、文臣さんが大皿の赤飯をわしづかみにして口に運んだ。もちもちの餅米が手と言わず口と言わずこびりついている。都古も、啓子さんも、皿にのった赤飯を素手で掻き込んでいる。
「あら? 志貴は食べないのかしら?」
口の周りにほの赤い米をまぶした啓子さんが、俺の方を見て不審そうに顔を顰めた。
「まだ食欲がないなら無理しないほうがいいぞ」
文臣さんが、赤飯を流し込みながら、ちらりと俺を見て言った。
「いや、大丈夫だって」
俺は自分の前にこんもりと山を作っている赤飯に手をつっこんだ。むっちりとした生暖かい感触が伝わってくる。それを、手に蜂蜜のついた熊のように口へと運んだ。
うっすらと、血の味がした。
まだ赤飯はテーブルの上に小山を作って控えている。俺は右手についた赤飯を舐め取ってから、ほっと息を吐き出した。
まだまだ先は長い。落ち着いて、一山一山食べていかなければならない。
俺はようやく食べ始めたばかりだからな。
この果てしないお赤飯を…。
未完
500
名前:
489
投稿日: 2004/11/07(日) 01:08
Eがどういうのかよくわからないので、誰か教えて。
>>492
あ、これは失礼しました。
501
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 01:09
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい
502
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 01:24
>499
もつかれ。ここまでよく粘ったな(w
503
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 01:42
イキロw
504
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 03:09
>>499
363先生の次回作をご期待ください。
(未)完結おめ!
505
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 03:34
男坂エンドか、車田とはいえ、サイレントナイトに行かなかったのが惜しまれる(マテ
506
名前:
363
投稿日: 2004/11/07(日) 09:19
え?
色々あってまだ
>>363
から続きを書いてないんですが・・・
507
名前:
363
投稿日: 2004/11/07(日) 09:21
ああ、
>>405
に続きを書いてみるとありましたね
いまから
>>363
の続きをかきますので宜しければ読んでください
508
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 10:26
楽しみに待ってるよぉ
509
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 19:15
なーなー。作家スレの>992ってさぁ、もしかして……だよなぁ。
糞ッ垂れが、続いてたらもっと読めたのに。
510
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 19:31
作家スレの992が誰かはさておいて
もう蒸し返すの止めようよ。
511
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/07(日) 23:53
断言はできまいよ。
できない以上は語るべきではない。
512
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 00:18
せっかくだ。363の人がくるまで短いやつで気楽にリレーしてみないか?
というわけで
「作品を選んでください」
A 月姫
B Fate
C 363を信じてまだ動かない。
513
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 01:11
B!
514
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 01:21
俺もB
515
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 01:26
さりげなくB。
516
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 01:39
意表をついてB
517
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 01:39
じゃあB
518
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 02:34
Bカップメインで
519
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 17:03
ちっまた乗り遅れた、今度こそBに入れたかったのに(w
520
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 17:33
んじゃ言いだしっぺの
>>512
からどうぞw
521
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 18:39
んで512→513→514→516→517……と続くわけだね
522
名前:
363
投稿日: 2004/11/08(月) 18:43
ふと目が覚める。
何時もなら頭はぼうっとしているのだが、今日は何故かハッキリしている。
いや・・・・・・何故かでは無い。
解っているのだ、今日は特別なのだから。
大事な日なのだから意識も澄んでいる。
もそりと音を立てて布団をのけ、立ち上がる。
ハンガー吊るされている学校の制服を手に取り、緩慢な動作で寝間着を脱ぎ、着替える。
寝間着は乱雑に床の上に置かれているが、制服に着替えた志貴の手によって机の上に綺麗に畳まれて置かれる。
志貴はゆっくりした動きで部屋に一個しかないドアへと向かう。
だが、ドアの前へ立った所で歩みを止め、自分のであった部屋を見渡す。
幾度も向かいはしたが、決して真面目にとは言えない態度で臨んだ机。
今まで様々な自分の衣服をしまっておいたタンス。
幼い頃は漫画、少し前では文庫本等が敷き詰められていた本棚。
もはや、壁の微細な傷や汚れですら志貴にとっては感慨深い思い出の金庫であった。
志貴は一通り金庫を開けた後、ゆっくりとドアを開けた。
ゆっくり、噛み締めるように自室であった場所から足を運ぶ。
見ると部屋の前に一人の少女が立っていた。
小学生くらいの女の子で、垂れ下がる髪を二つのリボンでまとめていた。
「やぁ都古ちゃん、起こしにきてくれたの?」
都古と呼ばれた少女は黙って下に顔を向け俯いたままであった。
無口であるのならば普段どおりではあるが、何時もならば顔中を笑顔で満たした後、志貴の腹に強烈なタックルをお見舞いしてくるのだが。
「ありがとう」
そっと志貴は都古の頭に手を添える。
都古の体は震えている事が手を通して志貴には解った。
都古の様子が普段と違うのは彼女ももた、今日が特別なのだと解っているからだ。
志貴はひとまず彼女をそのままにし、階段を降り、リビングへと向かった。
523
名前:
363
投稿日: 2004/11/08(月) 18:45
リビングには既に、志貴にとっての両親である有間啓子と有間文臣が席についていた。
啓子はリビングから見える台所で料理をしている。
ジューという音と共に、食欲をそそる香りが漂ってきている。
志貴にとっては嗅ぎ慣れた匂いであり、その匂いの元は啓子さんがよく朝に出してくれるウインナーのものと解った。
普段、朝に弱く朝食を満足に食べられない志貴ではあるが、これを出されると俄然食欲が沸いて来る。
それ故にいつの間にか啓子の朝食の定番メニューとなったのである。
文臣は既に席についており、新聞を広げながら煙草を吹かしている。
しかし、朝食が済んだのかと思ったのだが、前に置かれた皿にはまだ温かい料理が盛られたままだ。
この夫婦は結婚して時は大分過ぎているが、停滞期という言葉を知らない。
無論、新婚当時のいかにもな熱い関係ではないが、熟年の夫婦の大人の愛し合いをしているのだ。
その文臣が、愛する妻の朝食を放置して新聞に読み耽っているのが志貴には不思議であった。
「おはようございます。啓子さん、文臣さん」
志貴は二人を名前で呼ぶが、それはケジメの為であった。
実の所、志貴は二人を本当の両親と思い、二人は志貴を本当の息子として愛していた。
それであるが故、挨拶などは台詞だけを見ると、形式ぶった他人行儀の様ではあるが、深い感情をこめているのだ。
しかし、さすがに今日だけはいくらか不自然さが出てしまった。
「やぁ、おはよう。志貴」
「おはよう、もうすぐ朝食ですよ」
そんな志貴の挨拶など気にせず、普段どおりに挨拶を返してくる二人。
都古とは違い、まったくもっていつも通り。
だが、これはなるべく志貴に対して普通に接しようという大人であり、志貴の両親である二人の気遣いであった。
「さぁ、志貴。席に着きなさい。朝食ですよ」
そう言いながら啓子は志貴の目の前に料理が盛られた皿が置かれる。
料理は特別の日ではあるが、普段と全く変わりが無かった。
醤油といっしょに焼いたウインナー
卵をかき混ぜて作られたスクランブルエッグ
塩と胡椒の効いた野菜炒め
どれもこれも志貴の好きなものであり、日常的な朝食。
それが志貴にとっては嬉しかった。
524
名前:
363
投稿日: 2004/11/08(月) 18:47
「いただきます」
両手をしっかりと眼前であわせ、食事に入る志貴。
これも全ては茶道の家元である啓子の教育の賜物であった。
志貴は啓子にかなりの礼儀作法を詰め込まれている。
「おおーい、都古。朝食だおりてきなさい」
文臣が新聞を畳み、二階に呼びかける。
そういえば、と志貴が思う。
何時もならば、都古は志貴と一緒に降りてきて朝食を共にする。
先程に二階で別れたが、それから何をやっているのだろう?
そんな事を考えていると都古は二階から降りてきた。
しかし、その姿は寝間着ではなく、小学校の制服姿であった。
都古の学校は、志貴の学校より登校時間が30分ほど遅い。
朝食は共にするがまだこの時間なら都古は寝間着のままであり、志貴が学校へ行ってからゆっくりと準備をするのだ。
都古はそんな志貴の疑問も解せず、ちょこんと左側の席に座る。
そして、自分の分の料理も持ってきた啓子が志貴の前に座る。
全員が座った事を確認すると文臣が言った。
「いただきます」
丁寧に両手を合わせて言う。
「"いただきます"」
啓子と都古も同時に言う。
ハッっとし、志貴は手を動かすのを止める。
夕食と違い、朝食は各自それぞれがバラバラに食べる。
これは、皆が家を出る時間が違うというのも理由ではあるが、基本的に朝食の起立はフランクである。
そう物思いに耽っていると都古が志貴の袖をひっぱってきた。
「ん?どうしたの都古ちゃん」
志貴が聞くと都古は先程のようにうつむいて震える。
頬は朱に染まり、耳は真っ赤だ。
かろうじてぼそぼそと何かを言っているのが解る。
「い・・・・・学校・・・・こう」
「え?なんだって」
耳を都古の顔に近づける。
「いっしょに・・・・・・学校いこう」
それを聞いた瞬間、志貴はとてつもない脱力感に襲われた。
だが、それは心地の良いものであった。
ああ・・・・・
そうか、やはりこの家族は良い人だ。
啓子と文臣はニコニコ笑いながら箸を進めている。
家族全員揃って食事をする。
そんな気遣いがとても志貴は嬉しかった。
自然、涙が出てきた。
「ああ、そうだね・・・・・・一緒に学校へ行こうか」
何とか喉の奥から声を出す。
それを聞くと都古はとても嬉しそうに笑った。
「・・・・・・うん!」
志貴は滲む視界の中、箸でウインナーを掴み、口に入れた。
噛むと肉汁が口に広がる。。
それはとても懐かしく、とてもおいしかった。
そして、またポツリと涙がでてきた。
525
名前:
363
投稿日: 2004/11/08(月) 18:48
「それでは、行ってきます」
玄関で靴を履き、都古と手をつなぎながら啓子に挨拶をする。
「そう・・・・・・心配だわ。
あそこの人達はどこか普通じゃないから」
啓子は心底、志貴の安否を気遣っている様に言った。
「志貴は身体が弱いし・・・」
「大丈夫ですよ、これでもこの身体とは長年付き合ってきましたし」
右腕を曲げ、力こぶしのポーズをとりながら言う。
「そう・・・・・・そうね、私が不安になってたら志貴も不安よね。
ここは笑って送らないとね」
啓子は目元に浮かんだ涙を右手を拭い、笑いながら志貴に言った。
「それじゃあ志貴、頑張ってね」
不意に、志貴も涙が滲むがそれを強く目を閉じる事で防ぐ。
「はい、いってきます」
胸をはって啓子に別れを告げ、都古と手をつなぎ家を出る。
(どこか普通じゃない・・・・・・っか)
常識、非常識の区別は曖昧である。
が、世間での普通と志貴を比べるのなら。
志貴は間違いなく普通ではない。
何故ならば
1、 普通の高校生ではあるが、その眼だけは異常の極みだからだ。(月姫ルート)
2、 暗殺一族の"七夜"の唯一の生き残りであるからだ。(七夜志貴ルート)
3、 裏の世界に名を轟かせる、"蒼眼の死神"であるからだ(マンチキンルート)
4、 普通の"女子"高校生ではあるが、その眼だけは異常の極みだからだ。(TSルート)
526
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 18:56
3だろ
ネタルートばんざーい
527
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 18:58
敢えて3をチョイス。
528
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 18:59
マンチキンルートってのはワラタ
でも1を希望
529
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:01
1
530
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:02
マンチキンって例のあれか・・・
531
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:04
無難に1を
532
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:05
4
533
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:07
2は人気ないなぁ
4希望
534
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:12
あげよう
535
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:18
4いこう4
536
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:22
3。マンチキンに笑った。
537
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:25
マンチキンには笑ったが4で。
538
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:25
4がぁ
539
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:26
4
540
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:27
4できまりかな?
541
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 19:28
http://www004.upp.so-net.ne.jp/babahide/library/munch_j.html
マンチキンについてはここ参照
542
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 21:38
TSだったら名前が気になるかな
志貴ってのは女性名としてちとおかしい
543
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 21:49
マジでTS物かよ('A`)
544
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 21:54
TSってのはよくわからんのだが何の略だ?
まぁ、志貴で女性でもいいんじゃないか?大河とかいるし。
545
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 21:56
トランスの略字だな。
要するに性別反転物ってことだ。
546
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:01
あーそういうことかー
TSで最初に思いつくのがタイムシェアリングなんで何かと思ったよ
あれだ、反転があれなら両方つけちゃえ
547
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:10
ふたなりはちょっとなぁ・・・
548
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:14
ふたなりもTSも受け付けない漏れはどうすれば・・・
549
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:15
冬眠?
550
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:16
両方なしがいいのか…
551
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:26
>>548
諦める
いや、実際それしかないだろ
投票終わったのに「俺はそれは嫌なんだ!」で作者が変えちまったらまずい
552
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:29
まぁそれが一番かな。んじゃこのスレは透明アボーンで消して漏れは去るわ。
553
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/08(月) 22:30
何で黙って去れないんだろう・・・
554
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 01:37
たぶん選択に間に合わなかった腹いせ。
つか、ID表示なしなのに5つ出たら終わりなんて、自演でどうとでも細工出来るだろ。
個人的には1番最初に選択した人ので決定、でいいと思うが。
555
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 01:45
そんな事言い始めたら、
お前は
>>552
で適当に言い訳つけて
>>3
を選ぼうって魂胆だろ
とか言うことも可能なわけで。
556
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 01:51
てかTSは月皇子だけでお腹いっぱいだよママン……OTZ
557
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 01:57
自分で続きを書いてしまえばいいじゃない(マリー
558
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 18:24
いや、本人に無断で続きを書くのはどうかと
559
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 19:07
しかしIP表示は止めて欲しいなーとか思う俺。板全体が過疎化しそうだし、
なにより別スレでの俺の自演じみた(ry
560
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 19:28
まぁIDは表示して欲しいスレとそうでないスレがあるわな。
それが出来ないのなら表示は止めて欲しいの心。
561
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 19:42
ID表示自体は構わない、というよりあった方がうれしいな。
選択肢スレが気になるw
562
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 19:58
>>558
リレーでも可って書いてあるからいいんじゃないの?
563
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 22:07
こてはんつけて、平行世界の話とでもすりゃええんちゃうか?
564
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 22:09
禿道。したらばも2chとは少々違うがトリップも付けられるし
一応トリップテストはこっちでやってくれよ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1061912642/
565
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/09(火) 22:40
IP表示は板全体に掛かっちまうからなぁ。
一つのスレのみとか出来たら便利なのにな。
566
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:02
interlude
夢を見ている。
それは、五年前の冬の夢。
月の綺麗な夜だった。
自分は何をするでもなく、父である衛宮切嗣と月見をしている。
冬だというのに、気温はそう低くはなかった。
縁側はわずかに肌寒いだけで、月を肴にするにはいい夜だった。
この頃、切嗣は外出が少なくなっていた。
あまり外に出ず、家にこもってのんびりとしていることが多くなった。
・・・・・・今でも、思い出せば後悔する。
それが死期を悟った動物に似ていたのだと、どうして気がつかなかったのか。
「子供の頃、僕は■■■■■■に憧れてた」
ふと。
自分から見たら■■■■■■そのものの父は、懐かしむように、そんな事を呟いた。
「なんだよそれ。憧れてたって、諦めたのかよ」
むっとして言い返す。
切嗣はすまなそうに笑って、遠い月を仰いだ。
「うん、残念ながらね。■■■■■■は期間限定で、オトナになると名乗るのが難しくな
るんだ。
そんなコト、もっと早くに気が付けば良かった」
言われて納得した。
なんでそうなのかは分からなかったが、切嗣の言うことだから間違いないと思ったの
だ。
「そっか。それじゃしょうがないな」
「そうだね。本当に、しょうがない」
相づちをうつ切嗣。
だから当然、俺の台詞なんて決まっていた。
「うん、しょうがないから俺が代わりになってやるよ。
爺さんはオトナだからもう無理だけど、俺なら大丈夫だろ。
まかせろって、爺さんの夢は」
“――――俺が、ちゃんと形にしてやっから”
「ああ――――安心した」
静かに目蓋を閉じて、その人生を終えていた。
それが、朝になれば目覚めるような穏やかさだったから、幼い自分は騒ぎ立てなかっ
た。
死というものを見慣れていた事もあったのだろう。
何をするでもなく、冬の月と、長い眠りに入った、父親だった人を見上げていた。
庭には虫の声も無く、あたりはただ静かだった。
明るい闇の中、両目だけが熱かったのを覚えている。
泣き声もあげず、悲しいと思う事もない。
月が落ちるまで、ただ、涙だけが止まらなかった。
それが五年前の冬の話。
むこう十年分ぐらい泣いたおかげか、その後はサッパリしたものだった。
子が父の後を継ぐのは当然のこと。
衛宮士郎は■■■■■■にならなくてはならない。
幼い頃にそう誓った。
誰よりも憧れたあの男の代わりに、彼の夢を果たすのだと。
・・・・・・だが、正直よく分からない。
切嗣の言っていた■■■■■■ってどんなモノなのかとか、早く一人前になる方法とか、
それと、マスターなんてモノになっちまって、一緒に付いてきた自称メドゥーサとか言う元女神とか、
頭んなかがゴチャゴチャだ、ホント――――。
だけど、ただ一つだけハッキリと解ることがあるとすれば。
衛宮士郎は、あの日あの時あの瞬間からずっと。
セイギノミカタ
仮面ライダーを目指していたって言う事だけだ。
interlude-out
567
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:05
>>390
より勝手に続きを書いてみました
詰まらない、コレじゃ駄目だと思われた方、申し訳無い
……いやだって、ほら
正義の味方とライダーと来たらネタが……OTL
568
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:09
>>567
それだったら、
1.正義の味方
2.炎の料理人
3.仮面ライダー
4.???
みたいな感じにすればよかったと思う?
569
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:18
interlude
夢を見ている。
それは、五年前の冬の夢。
月の綺麗な夜だった。
自分は何をするでもなく、父である衛宮切嗣と月見をしている。
冬だというのに、気温はそう低くはなかった。
縁側はわずかに肌寒いだけで、月を肴にするにはいい夜だった。
この頃、切嗣は外出が少なくなっていた。
あまり外に出ず、家にこもってのんびりとしていることが多くなった。
・・・・・・今でも、思い出せば後悔する。
それが死期を悟った動物に似ていたのだと、どうして気がつかなかったのか。
「子供の頃、僕は■■■■に憧れてた」
ふと。
自分から見たら■■■■そのものの父は、懐かしむように、そんな事を呟いた。
「なんだよそれ。憧れてたって、諦めたのかよ」
むっとして言い返す。
切嗣はすまなそうに笑って、遠い月を仰いだ。
「うん、残念ながらね。■■■■は期間限定で、オトナになると名乗るのが難しくな
るんだ。
そんなコト、もっと早くに気が付けば良かった」
言われて納得した。
なんでそうなのかは分からなかったが、切嗣の言うことだから間違いないと思ったの
だ。
「そっか。それじゃしょうがないな」
「そうだね。本当に、しょうがない」
相づちをうつ切嗣。
だから当然、俺の台詞なんて決まっていた。
「うん、しょうがないから俺が代わりになってやるよ。
爺さんはオトナだからもう無理だけど、俺なら大丈夫だろ。
まかせろって、爺さんの夢は」
“――――俺が、ちゃんと形にしてやっから”
「ああ――――安心した」
静かに目蓋を閉じて、その人生を終えていた。
それが、朝になれば目覚めるような穏やかさだったから、幼い自分は騒ぎ立てなかっ
た。
死というものを見慣れていた事もあったのだろう。
何をするでもなく、冬の月と、長い眠りに入った、父親だった人を見上げていた。
庭には虫の声も無く、あたりはただ静かだった。
明るい闇の中、両目だけが熱かったのを覚えている。
泣き声もあげず、悲しいと思う事もない。
月が落ちるまで、ただ、涙だけが止まらなかった。
それが五年前の冬の話。
むこう十年分ぐらい泣いたおかげか、その後はサッパリしたものだった。
子が父の後を継ぐのは当然のこと。
衛宮士郎は■■■■にならなくてはならない。
幼い頃にそう誓った。
誰よりも憧れたあの男の代わりに、彼の夢を果たすのだと。
・・・・・・だが、正直よく分からない。
切嗣の言っていた■■■■ってどんなモノなのかとか、早く一人前になる方法とか、
それと、マスターなんてモノになっちまって、一緒に付いてきた自称メドゥーサとか言う元女神とか、
頭んなかがゴチャゴチャだ、ホント――――。
だけど、ただ一つだけハッキリと解ることがあるとすれば。
衛宮士郎は、あの日あの時あの瞬間からずっと。
1.正義の味方を目指していたという事だけだ
2.炎の料理人を目指していたという事だけだ
3.仮面ライダーを目指していたと言う事だけだ
4.タイガーを目指していたと言う事だけだ
>>568
勝手に改変してみたけど、こんな感じかな?
570
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:22
とりあえずこの選択肢は選んで良いのかな?
選んで良いなら566の意を汲んで3に一票
571
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:28
選択肢形式にするとライダーについての記述が邪魔だな
572
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:35
>>571
まあ、元がライダールートの続きだってんだからソレは仕方ないんじゃないの?
てなわけで、俺も3に一票
573
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/11(木) 23:46
仮面ライダーと聞いたら3以外に入れられないじゃないか。というわけで3。
どんなライダーになるのか楽しみだ。
574
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 00:04
>>573
剣だけにブレイd………オンドゥルルラギッタンディスカー
575
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 00:44
きっとRXに(ry
576
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 00:47
いいや今こそ超変身でタイタンフォー(ry
577
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 00:50
赤心少林拳(ry
578
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 01:17
3で良いや。
579
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 10:17
まだ決まってないならあえて2にしてみる
580
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 10:59
やはり3だろ。
改造とか特殊な素養無しでなれるライダーというとアマダムかG3システム使うか、
でなきゃ龍騎系だな。
581
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 11:01
無改造でも身体は剣で出来ているぞ。
防御力を代償に機動力を大幅に奪われるが(w
582
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 11:02
あ、まだ5票出てなかったので漏れも3ということで。
583
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:23
そう、あの日あの時あの瞬間からずっと。
正義の味方
衛宮士郎は、仮面ライダーを目指していた、という事だけだ。
――――暗転。
彼女は、きっと良くわかっていたのだろう。
その契約をすれば、自分がどのような最期を迎えるのかという事を。
「―――良いのです」
だが、それが彼女を決意させた。
自身の未来を見ていても、力強く頷いた。
いいのか、と神官は問いただす。
「―――多くの人が幸せになる。
それはきっと、良いことだから」
契約の言葉を紡ぐ。
神官は顔を背け、
「契約には代償が必要だ。おまえは、その一番大切なモノを差し出さねばらなない」
そんな、予言じみた言葉を残した。
そう。
彼女はただ、みんなが幸せなら、それだけで良かった。
けれど、それを成し遂げるためには、自分の幸せを捨てねばならなかった。
……そんな願いを持っていては、
神に捧げられる贄として、人々を救うことなど出来ないのだから。
それを承知で契約をした。
それを承知で、神の慰み者になると誓ったのだ。
だから何度犯され、穢れ、傷つけられようと彼女の心は変わらない。
人としての心は捨てた。
彼女はそれを引き替えにして、皆が平安を得ることを望んだのだから。
その気高い誓いを、誰が知ろう。
―――――幸せを、と決めた。
何があろうと、たとえ、その最期に、
―――――それでも、幸せを、と決めたのだ。
避けえない、孤独な絶望が待っていても。
その終わりが、これだ。
彼女も彼女の家族も、全てが理不尽な神罰を与えられ、
当然のように自分に付き合ってくれた姉や妹達は蛇の化物へと変えられ、
醜く変容した自分の身体も、最早首のみとなり死を待つだけ。
周りには誰もいない。
今まで通り、何の変化もない。
胸にあるのは神と契約した時の祈りだけ。
彼女は、この最期を知っていた。
それでも皆が幸せになると信じたからこそ、
皆が平安を得られると願ったからこそ、ただ一度も嘆くことなく、その身を犠牲にしたのだ。
だから後悔などしていない。
無念があるとしたら、それはこの、石と化した人々の姿だけだった。
ふと視線をあげる。
この丘からなら、遠く離れた故郷の景色が見えるかもしれない。
だが、目に映るものは無人の荒野と無限の石像、そして、曇り空だけだった。
力が抜ける。
そうして、初めて自分の意思で、彼女はその瞳を開いた。
―――それで終わった。
この夢がここで終わるのは当然だった。
彼女の記憶には、この先などないのだから。
彼女の生涯は、ここで終わってしまったのだから。
…………だから、これはもう変えられない物語の終わり。
我慢して我慢して、妬まれて、蔑まれて。
ずっと皆の平安を神に求めつづけた事も知られず、傲慢な娼婦と呼ばれ続け。
救われる事はなく、報われる事もなく、理解される事もなく。
孤立し、弄ばれ続けた彼女が死を迎えようとしている、生きるもの無き石の丘―――― 。
――――――目が、覚めた。
酷く懐かしく、そして奇妙な夢を見た気がする。
視界一杯に広がるのは、見知らぬ天井。
「――――あれ?」
何故だか寝巻きを着て、布団に横たわっている。
だ、と言うのに。着替えた記憶は無い。
ココは何処だろう――というかそもそも、俺は昨日あれから、どうしたんだっけ。
昨日。
――身体の中から鮮血やら臓器――主に大腸だろう――がはみ出して、ごぼごぼと溢れ出す感覚。
あれから。
――破れた腸からは悪臭を伴った茶色い糞尿も、とどめなく流れ出る感触。
「は――づ――――」
身体全体に蘇ってきた激痛と嘔吐感。
思わず自分で自分を抱きしめるが、まったくと言って良い程――効果は無い。
当たり前だ。
今ココにいる衛宮士郎に、傷など欠片も無いのだから。
「―――え?」
慌てて、自分の体を見まわす。
血の染みは…………無い。
恐る恐る、傷を負ったはずの腹部へと触れてみるが……痛みは無い。
「…………生きてる?」
むに。
頬を抓ってみる。痛い。
なら、これは現実なのだろう。
「にしたって……」
頭の中は疑問符で一杯だ。
一体、何故なのだろう。
1.「――――柳洞寺へと向かえ」サムライの言い残した、最後の言葉を思い出した。
2.そう言えば、ライダーはどうしたのだろうか。
3.自分を助けてくれたのは、誰だろうか。
584
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:28
2で
585
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:29
2、ライダードコー?
586
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:33
何となく3
初めて投票出来た・・・
587
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:35
だーめだ……本編からの改変と、自作文章とのできが違いすぎて鬱OTL(汗)
こんなんで良ければ続き書きますが、リレーとかだと正直嬉しく」TO(汗)
588
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:45
2でしょやっぱ!!!
589
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:48
あえて3を。
590
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:48
>>587
さん
いえいえ楽しませていただいてます( ´∀`)
小次郎とライダーどっちとるか悩んだ挙句、2で。
591
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:54
1
命の恩人だし
592
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 17:55
あえて選ばれていない1を
593
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 18:03
しいていうなら2かな
594
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 18:13
2が5票獲得で決定かな?
595
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 18:28
1なら佐々木
2ならライダー
3ならキャスタールートとみた
596
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 18:56
・・・薔薇?>1ルート
597
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 19:08
ライダーはライダーでも仮面ライダールートだと思って読んでた。
途中で気付いたのだけども……orz
しかし、間に合わないなぁ。
598
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 20:27
1だろ
599
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 20:32
・・・・・・何でライダーがああいうセイバーモドキになってるのさ?
小次郎の異様な強さと良い、ちょっとバランス感覚狂ってない?
600
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 20:45
終ったSSの続きを無理やり書く、か。
何て無様。
601
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 20:49
>けどねぇ、もう終わったんだしさぁ、というか普通さぁ、俺に一声かけるだろ
パンツの人の雑記より
602
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:10
>>601
てかさ、パンツのヒトとやらも見てりゃコッチに顔出して意見言や良いだろうよ
日記にコソコソ批判書くのは卑怯だあな
とか言って見るテスト
603
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:18
桑ジュンだっけ?
他人のSSの設定を勝手に流用して遥かに低レベルのSSうpして顰蹙かったの。
604
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:20
>>603
中身がアレなのは正しいが、書く前に許可取ってたぞ。
605
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:23
じゃあ桑ジュン以下なのか……○| ̄|_
606
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:27
というかだ
別段ココは『特定の香具師が独りでずっとSSを書きまくるスレ』じゃないだろ?
どっかのサイトで公開するわけでもないんだし
ココで続き書いたりする分には、わざわざ許可取る必要は無いと思うんだが
607
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:28
そりゃ君の脳内ルールだ。
608
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:35
話を書くなら議論をするな
議論をするより話を書け
609
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:56
さて、そこでこの俺は考える・・・果たして、このスレの中でどうすればこの話をどう旨くまとめられるのか、とな。
このまま続けるか?少しだけ戻るか? それとも、全て白紙にして触るのは辞めたほうがいいのではないか・・・?
ふん、まあ住民の殆どは久々のネタだし終わらせたくは無いだろうな。俺の見た所このスレが一度に扱えるネタは精々数本程度だろうからな・・・
だが、例えネタに困っているとはいえ、スレの功労者の1人であるパンツの人のネタを、無用心に使いまわすのは賢い者のする事ではない・・・
氏のライダールート、なかなかの威力だった。結構痺れたぞ・・・ふふ
そこで、
>>566
・・・貴様がどんなシナリオを書こうと関係の無い解決法を思いついたッ!
青ざめたな・・・? フフ…貴様がこれから書かなければならない文章量を悟ったか!!
無駄だ! お前はチェスや将棋で言う"チェックメイト"にハマったのだッ!『
>>566
よ仮面ライダールートを最初から書き起こせ!!』
610
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:58
>>609
それが一番現実的な案かもね。
ぶっちゃけアレを続きとは認められないし。
611
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 21:59
だいたい選択形式のこういうスレは書く側、選ぶ側、みんなで1つのSSをつくってくもんだろ。
それに自分が書いてたのにとか、文句つけるのはおかしくないか?
嫌だったらパンツもはじめから書くなよ。
続きを書く気力が残ってるなら583氏、気にせず書いてくれ〜。
他の人も気にせず続きとか書いてもいいし。
612
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:00
ディ… DIO様〜!!
613
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:00
リレーSSじゃないんだからさ。
614
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:02
なんか
>>566
は本気で青ざめてる気がするのは俺だけだろうか…
615
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:10
私もパンツの人の続きを書いちゃった奴です。
事後承諾だったが、快く好きに書いていいよって言われたよ。
んで、もし回収するんだったら、といろいろ張っていた伏線を教わった。
だから566はガンドで一言「書かせて」って言えば解決すると思うけど。私がコンタクト
とった時、リレーにしちゃってもいいなあという話にもなったし。
パンツの人もライダールートに結構力を注いで書いてただろうから、思い入れがあったのだろう。
616
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:14
続きなんて良いよ。
クソみたいにうざいライダーと士郎がせっかく分相応に無様にくたばって
Good Endキタ――!(゚∀゚) って溜飲下がったのに何で続き、しかも更に
レベル下がってるような代物が出てくるんだ。
書きたけりゃ自HPなり理想郷なりでやれ。
617
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:16
>>616
自分で書いたらどうだね?
選択肢さえつければここの住民は快く選択肢を選んでくれるだろう。
618
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:26
まあ、
>>566
氏は、ただ単発でふと思い付いたネタを投下しただけなんだろうさ
ソレがこんな状態になっちゃうのが、面白いといえば面白いし、恐ろしいといえば恐ろしい
んで、だ
俺は
>>566
氏の為に一つ提案する
氏が仮面ライダールートを書く用に別スレを立てるってのはどうだ?
んで、まあ……ここのルール同様、選択肢を投票して選んで
続き書きたいと思った香具師は、そこで名乗り出て書いていけば良い
仮面ライダールートが嫌な香具師は、ここから出なけりゃ良いわけだし
仮面ライダールート読みたい香具師は、そっち見れば良いわけだし
どうだ?
619
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:34
ううん。ただでさえ多すぎといわれるSS系スレをさらに立てるってのもなあ。
620
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:34
それだけの為にぽこぽこスレ立てるのは良くない。
これが前例になってシナリオが発生する度にスレが建ってたら板の住民に総スカン食らうぞ。
現実的に考えれば、DIO様が提唱するように最初から書き起こすのが一番だろう。
次点で事後承諾でいいから許可を取り付けてくる。
更に、(越えられない壁)の下の選択肢として、一切気にせずに続行、だな。
621
名前:
>>566
投稿日: 2004/11/12(金) 22:41
ども……えー全ての発端となった馬鹿者です
俺のせいで迷惑かけてしまって本当に申し訳無いと思ってますOTL
んで、対応なのですが――……
ええっと、何処まで書けるかはわかりませんが、仮面ライダールートを書き起こせ、と言うのであれば
出来るだけ努力してやって見ます
俺の腕自体は、あんなモンですけどOTL
んで、パンツの人に許可を、というのは……調べたのですけど、連絡先がわからなかったのですよOTL
だからといって投下してしまったのは馬鹿やったな、とOTL
ですから……ぶっちゃけた話、俺はどの選択でも良いので
なので、スレ住人の皆さんの選択に従います
622
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:47
仮面ライダーといっても種類があるからなあ、どのタイプにするかから選らぶのか?
623
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:50
じゃあ書くの止めて全然別のSSを始めるのが良いと思う。
624
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:51
一番簡単な手段としてタイガー道場で改造してもらえ。
625
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:54
>>622
Fateに合うタイプだと、クウガとかじゃないか?
魔術回路使って改造ー、とかでも良いような気はするけど
『半人前の魔術師』じゃないような……
は、実は切継に「僕はね、マッドサイエンティストなのだ」とか言って改造されているのか!?
626
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:54
>>621
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1075797477/l100
このスレでパンツとかおっぱいとかで検索すれば
住処への道筋が見えることだろう。
627
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:54
ちゅうかさ。パンツの人も匿名掲示板での作品を表のハンドルで
しかも自分のHPで主張するのは漢らしくねーよ。
628
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:55
アヴァロンの代わりに霊石アマダムを士郎に埋め込めばいい。
629
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:56
>>627
禿同
ココに出て言え、って感じだな
630
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 22:58
マジで仮面ライダーやるの?
631
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:03
>>625
それが妥当だろうな、クウガなら変身アイテムを持ち歩かなくていいし、変身しなくても効果有りそうだし。
さすがにパーフェクトサイボーグは無理だし、分かりやすい最近のやつがいいと思う。
632
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:04
うむ、てなわけで士郎は切継に、鞘じゃなくてアマダムっぽい何かを埋めこまれた、と
確か、アレにも治癒能力はあったはずだから無問題だろうし
566氏、これでいけないかー?
633
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:06
それだと必然的に異英霊召喚になるな。
よしがんばれ!
634
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:06
最初にリレー形式を否定した時点で終わってるだろ……
要するに「俺以外の書き手が続きを書くのは却下」って事だし。
つか書き手が自HPとかで愚痴るな。弄られるのが嫌なら最初から書くな。
これだけでも何なので選択肢。
1.ライダールートの続きにする
2.仮面ライダーSSにする
3.全然別のSSにする
4.俺が書く
635
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:06
切嗣ね。切継じゃなくて。
636
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:10
みんな勝手だなあ(苦w
637
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:10
3番。
638
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:11
3で良い。
639
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:12
3でライダーを断罪するのぷりーず。
640
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:12
自分のHPで愚痴るのはいいだろ、別に。
641
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:13
正直、あの続きはあまり出来が良くないし。
642
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:14
2
仮面ライダーが見たい。
別にパートナーはライダーでなくても全然かまわん。
643
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:14
2だな
644
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:15
ヘッポコヒロイン、サクライダーが欲しい今日この頃。ゆえに3
645
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:15
2−
お前ら、士郎がライダーなら、英霊エミヤのクラスもライダーなんだぜ?
それだけでも燃える
646
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:15
>>625
仮面ライダーV3・衛宮士郎は改造人間である。
聖杯戦争にまきこまれ重傷を負わされたが、
切嗣によって改造手術を受け、仮面ライダーV3として甦った。
647
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:16
2!2!2!2!
648
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:16
何に乗るんだ。セイバーか? 凛か? それともイリヤに乗るのか?
649
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:17
決まっているだろう
『スズキのバイク』だ!
てなわけで2
650
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:17
3でおながいします。
もうライダーはいい。
651
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:18
スズキのバイクは超古代からあったんだぜ!
652
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:19
んっと、5票で確か決定だよな
てなわけで仮面ライダーSSで良いか?
653
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:20
愚痴程度ならまだしも、「俺に許可を求めろ」って態度はどうよ?
そんなに自分の作品だと主張したいなら、こんな所で公開しない方がいい。
ライダールートSS面白かったんだがなあ……
今回の剣で中の人が高CQっぽくて嫌いになりそう。
654
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:23
高CQかなあ?
匿名掲示板とはいえ、リレー物でも無いのに勝手に続き書かれたら良い気分はないと思う。
あのSSそのものはは好きじゃなかったが作者にまであたるのも。
655
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:24
>>653
セイバー物SSで何かやったのかと思ってしまった。
656
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:25
>>646
士郎も実は改造されてたというのは、桜とうまく組み合わせられるかも。
657
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:27
>>654
>>634
>最初にリレー形式を否定した時点で終わってるだろ……
>要するに「俺以外の書き手が続きを書くのは却下」って事だし。
こういう事かと。
658
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:28
>>654
問題は「匿名板で」投下した作品に「俺の許可云々」言い出した部分だろ。
最初からこんな所に投下するなって感じだ。
659
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:29
パンツの人はスレの私物化をしたかったのか?
660
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:29
>>657
お前さっきから何度もウザいよ?
そんなにパンツの人を貶めたいの?どこのアンチですか?
661
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:30
パンツの中の人はもう半年ROMるべきだったな
662
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:30
パンツの人についての議論はこれ以上するなら高CQスレでも行ってやってくれ。
663
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:31
すまん お前ら ちょっと教えて欲しいんだが
CQってのは何の略だ?
CQで思いつくったら俺は無線しかないんだが…
ほら ハローCQCQって言うだろ?
664
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:31
>>660
アンチも信者もうざいのでどっか行ってください。
665
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:33
>>663
>*「CQ」=「厨房指数」のEVA板EVA小説スレ用語です
高CQスレの説明はこうだ。
666
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:37
なんとなくこのスレの住人が痛いのは分かった
667
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:38
>>666
おめでとう
668
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:43
てか、上の方で誰かが言ってたけど
このスレとしての結論は『仮面ライダーSS』で良いのか?
きちんと結論ださないと、誰か他の香具師が新しくはじめるにしても
566氏が仮面ライダーSS書き出すにしても
始められないと思うんだが
669
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:48
通例になりつつある先に5票が適用されるなら仮面ライダー だな。
後は、最初から書き直すか続きからになるか? とかか?
でも本人も最初から書き起こす意思あるみたいだし、
お題は士郎が目指したのは仮面ライダー(正義の味方)ってだけで後は自由にさせるのが一番かな
別に士郎本人が仮面ライダー目指すなりなっちまうってだけなら、どんな鯖が一緒についてきても
問題ないだろし。
670
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/12(金) 23:52
『仮面ライダーSS』で決まりでいいと思う。
というか選択肢スレなんだから議題の決着は選択肢でつけるとかさ。
もうちょっと頑張ろうよ。
あと、パンツの人はある意味被害者だと思うよ。
最初にリレーが認められなかったせいで、物語の方向を「自分一人」でしか決められなかったし
それでは何のための「選択形式」スレなのかなーと。
671
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:02
んじゃまあ
「リレー有り」の「仮面ライダーSS」でおk?
過去の過ちは繰り返さない、とかスローガンで(ぇ)
672
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:09
>>671
あと、
「誰が続きを書いても文句を言わない(荒らし目的のBADEND等は除く)」
「選択肢で選ばれた展開をできる限り守る(気に入らないとかの理由で捻じ曲げてはダメ)」
「マターリ」
こんな感じかな。
673
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:14
必要なものは『スレッドのルール』である。 『テンプレート』
>>1
に書かれるべきルールの先にあるものこそが、スレッドがさらに先に進むべき道なのである。
必要なものは物語を綴る書き手である。
彼は欲望をコントロールできる人間でなくてはならない。
自己顕示欲や名誉欲のない人間で、
彼は人の法よりも、スレッドの法を尊ぶ人間でなくてはならない。
いつか、そのような者にこのスレッドが出会えるだろうか?
必要なものは『選択肢を選ぶ5名以上の住人』である。
住人の選択は、物語を進める力があるからである。
必要なものは『テンプレートになるべきルール』である。
住民はルールを忘れないように、この言葉を考え作り
スレッドそのものにレスとして刻みつけておこう。
必要なものは『勇気』である。
書き手達は物語を語り終える『勇気』を持たなければならない。
綴られていく物語達は、5人の同じ選択者の意思を集めて吸収。
そこから『新しい未来』を生み出すであろう。
『生まれた未来』は次の選択肢を産む。更なる選択者の意思に沿って…
『物語』は住民を信頼し、住民は『物語』を知る。
674
名前:
566
投稿日: 2004/11/13(土) 00:36
ども、566です
ええっと――それじゃあ、『仮面ライダーSS』ですね
わかりました、前述の通りヘタレな腕ですが、出来る限り頑張って書いてみます!
とりあえず、まだ頭の中だけなんで、想像でもない妄想ですが
衛宮士郎は、切嗣によってアマダム(もしくはソレに類する何か)を埋めこまれて一命を取りとめた
マスターは、Fate本編通りだが、誰がどのサーヴァントのマスターかは未定
英霊エミヤは『今回のサーヴァント』ではない(方が面白い気がする)ので
佐々木、メディア、アルトリア、メドゥーサ、ヘラクレス、クーフーリン、ギルガメッシュ、ハサン
そして無理の無い範囲での『新規サーヴァント』の誰か、という形で
……ええっと、やはり俺一人での『完結』は恐らく無理だと思います
ですので、できれば――ふと思い付いたネタでも、リレー形式で続きを書くでも――どんな形でも良いですから
手伝っていただけると嬉しいです(平伏)
675
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:43
ttp://maryu.sakura.ne.jp/hero/rider/ridertop.htm
仮面ライダーの資料に…
676
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:45
でよ、結局よ、
リレー形式にしてもいいのか?
1.いい
2.ダメ
3.あと1日くらい議論する
677
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:48
1で。新しく話を始める時に第一作(走)者がリレーにするか否か予め決めとく。
678
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:51
>>81-84
が的中したな。
679
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:52
物語を書き出す奴は、リレーにしたいのかしたくないのか明示する。
続きを書く時も常に一筆その意志を書いておく。
リレーにしたくなったら途中から変更可能。
ただし、一度リレーにしたら占有化は継いだ人間も作った人間もできない。
(途中から許可して他人が続き書き始めてからやっぱりダメなんて蟲が良すぎる話)
占有状態にある物語の書き手は常にコテハンで書き込む事。
こうすりゃいいだろ。
680
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:53
1で。んで更新作品は一つだけなのが変わらないんだったら制限時間設けてはどうだろ?
681
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:57
48時間以上更新の無い作品は、占有権を放棄したものと見なす。
その場合、リレー形式でスレ住人が続ける、他のコテが引き継ぐ、ロケットで突き抜ける等の対処を行う。
682
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:57
>>677
>>679
言いだしっぺに決めさせるってのはいいな
でもこの板って2chみたくコテハンできるのか?
683
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:59
>>679
の意見に賛成。
リレーするかしないかは、書き始めた人が決定すればいい。
つか、それって読み手が制限することじゃないと思う。
684
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 00:59
>>681
書く気があっても突発事情や長すぎて書いてる最中とかあるかもしらん
48時間というのは音沙汰が無くなった時にして、本人に継続の意志と締め切り時間が提示された場合は
それまで待ってやるというのが人情ではなかろうか
685
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:00
>>681
48時間ってのは厳しいかも
ネタに詰まるとソレ位掛かる時あるし
だから『48時間、作者から何の反応もない場合、および72時間更新されない作品』
という感じでどうだ?
686
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:01
どのくらいが妥当かな?>制限時間
つたない物書きの意識からすると3日、最長でも1週間が限度かなとか思う。
その制限時間を過ぎた時点で続きネタのある者は宣言し、
前走者の意思を無視してリレー形式へ移行が可とかにする。
前走者は制限時間が切れる前に制限時間延長したければ、その旨書き込む。
それでも3日延長ぐらいが限度だろうと個人的に思う。基本7+延長3=最長10日。
687
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:09
まとめて投稿しないで、日記SSみたいにちまちま書けば1〜2日のペースでも書けると思う。
つか1、2レスに1回は選択肢付けないと選択形式スレとは言えないんじゃね?
688
名前:
書いてた人
投稿日: 2004/11/13(土) 01:11
ちょっとまてまて誤解だ。穿ちすぎだ皆。
一声かけてくれ、ってのは、これだけの長編(一日目終わってないのに140kくらい_| ̄|○)
なんだから、連続性を不自然にしないためにも書く前に色々複線とか設定とか伝えたかった、てことだよう。
日記にも書いたじゃねーかよう。本気で書く気があるのならネタ合わせなんかもしたいですし。って。
っていうか良く考えたら俺が始めからそういう風に日記に書けばよかった話ですね_| ̄|○
566タン、住人の皆、いらん波風たててマジでワルカッタ。すまん。
俺のことはキニシナイでというかもう忘れて楽しんでくれ。こっそり、けれど熱く応援してる。じゃあね。パンツ。
689
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:16
てかぱんつの人もルール決めに参加せい
いっちゃん長く書いてたんだし参考になるべ
690
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:18
書き手にも都合ってものがあるんだから、
事前通告がない限りは一定期間(3日くらい?)更新無しで占有権放棄くらいでいいんじゃね?
691
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:22
なるほど、そういう事だったか。
ただそれも一理あるけれど、あまり度が過ぎるとまた専有化とか言われるから
続き書きたい人とリレーしながら設定をちりばめるとか、そういう感じで進めて欲しいな。
あと、まあ、そのなんだ、俺も↑の方で色々言ってしまったが誤解みたいなので謝罪します。
続き書くか分からないけど、頑張ってくれ。パンツの人と
>>566
692
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:29
正直今更どうでもよいや。
それはともかく72時間以上連絡無し、連絡有でも1週間以上作品の更新無し。
このどちらかの条件を満たしたら権利放棄位でいい気がする。
693
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:30
書き手にも都合ってのも良く分かるが、占有権放棄に三日、それから誰かが書き出すと考えればもう少し短くてもいいかなと思う。
書き手は多彩な方が面白そうではあるし、占有権放棄したあとでも書き手は書き込めるわけなんだから。
二十四時間か、四十八時間位が妥当かな、と。
694
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:31
そもそも占有権とか、そういう時点でおかしいと思いますが……
書きたい奴が続き書けばいいんでないの?
勝手に書かれるのが嫌なら自分でホムペ開いてやりゃいいんだし。
695
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:36
>>694
それは荒らし目的のBADENDなんかを防ぐ理由付けの為じゃなかろうか
テンプレにも入れやすいし
696
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:36
ここでやるから意味があるんじゃないのか?
697
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:40
荒らし目的はスルーすればいいし、というかID表示がないとどの道(ry
時間云々決めるくらいなら、最初から全部リレーにしちまえば良いかと。
リレーで書き手が参加し、選択肢で読者が参加する。
それがこのスレの本質だと思う。
698
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:43
選択形式で進めるスレであってリレースレではないからなぁ
リレーのみってのは違う気がする
699
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:52
でも実際、作者が一人だったために書き手間で話しがこじれたからな。
次スレまで持ち込んだら『選択形式&リレー形式で進めるスレ』とでも改名するか?
一人で書きたいなら、他スレ池って事で。
700
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:56
上の方でもでてるが、SSで似たスレをおったてたら白い目で見られるぞ。
今でさえSS関連スレは建ちすぎと言われてるってのに。
701
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:58
>697
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1061912642/
ここにトリップスレがある、参加者はトリップ必須でいいんでない?
んでちょっと間が開いたりして、他の人が続きを書き始めても
トリップで俺ルートでパラにいく。
難点は複数になると読者に負担がかかるって所か?
他にも幾つか考えられるし、寂れるかもしれないと言う懸念もあるなぁ。
702
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 01:58
別に一人で書く、リレーで書く、と両方あっても良いと思うが。
他スレ池ってのは激しく違う。
703
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:07
書く人はトリップつけてあとは
>>685
でいいと思うんだけど
リレーにしたいんだったら自分の分書いた後にそう明記すればいいんだし
あと複数SSが進行するのは激しく読みづらいと思う
704
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:07
葉鍵の選択スレみたいな形式でいいと思うんだけどな。
ここは匿名板なんだから、一人でしこしこやりたい人は自サイトで選択肢のアンケートでも取って連載すりゃいいんだし。
705
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:12
会議は踊る、されど進まずって奴だな。
基本的なところから確定していくしかないな。
基礎的な縛りはどこでまあるか、書いてる人に
裁量権はどれだけあるか。
706
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:12
両方あると混同すると思われ。
俺も基本は葉鍵板の選択スレルールが一番いいと思うな。
707
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:13
>>704
…そんなん言ってたらリレーの方も否定されちゃうだろ
708
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:15
>>707
匿名で、かつ不特定多数の人間とリレーできるのは自サイトだと難しい。
709
名前:
708
投稿日: 2004/11/13(土) 02:17
ヤッベ、日本語オカシイ
よーは、ちょっと続きを思いついたらすぐに書き手へ回れるボーダーレスな世界でやんすよ。
710
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:24
リレー:書き手が複数でも大丈夫
選択肢:読み手の作品の参加というメリット
また、柔軟に対応するため書き手のスキル向上の見込み
俺はリレー形式のみに1票。
711
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 02:38
というか
>>1
が真面目にルールを書いておけばこうもならなかっただろうにな。
分けることもないと思うがね。そいう堅苦しい雰囲気は嫌だ。
一人で書きたい奴は書けばいいだろう。リレーしたい奴はすりゃいいだろう。
キーボードがあって目があるんだ。その旨文字で書いて伝えればいい。
ただし、ここに落とした以上は平行世界を作られても文句を言うな。
そして自分を主張(正史と)したいならコテをつけろと。
712
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 05:34
どうせこんがらがるんだからトリップ付けろって言ったのに・・・
713
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 08:53
ちょとマテ、ここにいるのは学生オンリーか?
48時間って働いてたら平日は普通に不可能な更新速度だぞ。
複線張ったりする人もいるんだから、書き手さんが一人で書くなら少しくらい待とうぜ。
なんつーか見てて発言が読み手より過ぎる気がする。
どうしても、ってならこのスレでリレーしてもいいか聞けばいいし。
一人で書くのは一人で、リレーはリレーでいいじゃん。
714
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 08:58
とりあえず、一人で書き続けたいならコテ&トリップと宣言は必要最低条件ってことで。
715
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 09:31
>>713
そうそう、仕事を持ってると、週末なり(週末が休みでない人はそのほかの)何なりの
休みの日しか書けないから、一週間や二週間間があくのはある意味仕方がないと思わないと。
話をとばすが、リレーを認めるなら同時並列はどうしても起こるはず。
このときどうするかは事前に決めとかないと荒れる元になりかねない。
書く側としては、折角書いたものが日の目を見れないのは辛いと思うから、
発表の場をつぶすのは何だろうし、第一折角の芽がホイホイ摘まれてしまうと、
最終的にはこのスレの衰退に繋がる危険がある。
その意味では、同時並列、枝分かれは認める方が良いと思うが。
716
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 10:56
・最初からリレー前提の場合以外、書き手は必ずコテを付ける(トリップ推奨)
・分岐・同時進行を認める場合、発生後はルート名設定&名前欄に明記
とりあえず混乱を防ぐだけならこれで十分かと。
こう言っては何だが、この手のスレで連載権を主張したければ、
学生であろうがなかろうが原則的に更新速度を落としてはならないと思う。
それが無理なら、最初から乗っ取られ上等・同時進行上等のつもりで。
717
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 12:23
このスレは葉鍵板のロワ2スレと同じ匂いがする。
始まる前のルール決めでもうグダグダしてるあたり。
718
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 12:55
>>717
ここは始まった後でグダグダしたから、ルール議論してるんだが。
まあ現状でもグダグダしてる気がするがな。
719
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 13:28
何か唐突にグダグダし始めたけどな
720
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 13:38
というかね
やっぱり人が書いてたものの続きを勝手に書くってのはどうかと思うんだ
作者が許可出してなければ
721
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 13:42
>>720
話を蒸し返すなよ、だからグダグダしてくるんだ
とりあえず、今はルール決めとこうぜ
722
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 13:50
>>720
とりあえずもう1年romった方が良い
723
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 13:57
なんか必死に軌道修正、あるいは擁護しようとしてる奴が居るが
「火に油を注ぐ」って言葉を知っているか?
724
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 14:07
軌道修正も何も終わった話を、またやろうとしてるからこうなってるんじゃん
過去ログ読んでこいよ
『仮面ライダールート』を566氏が書くことになって
それに合わせてルール決めてるわけだから
725
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 14:27
よっぽどこの話長引かせたいみたいだな、おまいら。
高CQスレにでも逝ってこいよ。
726
名前:
363
投稿日: 2004/11/13(土) 14:41
どうすればいいのかなぁ
727
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 15:04
俺は思うんだ
お前ら DIO様の方がよっぽどまともな事を言っているぞ
話が読めてない奴はきちんと経緯を読んでこいって
728
名前:
556
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 17:18
まあ、念の為、という事でトリップつけてみました
ええっと――本当にライダールート書いちゃって良いのかどうか不安なのですが、ちょっと質問を(汗)
士郎のサーヴァントは誰が良いのか迷ってまして……
まあ、流石にバーサーカーと、エミヤは無いだろうなあ、とか色々考えて、少し絞ったのですが……
1.キャスター
2.ライダー
3.セイバー
4.ギルガメッシュ
729
名前:
566
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 17:19
うわ、間違えた(汗)
566ですOTL
730
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 17:47
何も考えずに4で。
731
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 17:51
4
732
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 18:07
>>728
君は全面的に悪くないから、気にせず頑張れ。
応援してるぞ。
で、俺も4番。
733
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 18:25
2
ダブルライダーキック。
見たいんだ。
734
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 18:26
4で君が亀をどう見てるか見せてもらおう。
735
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 18:26
1にしとくか。
というか4だとゲームバランスの調整が大変だぞw
736
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 18:31
4で。
どんな油断王っぷりを見せてくれるのか楽しみだ。
737
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 18:38
1……と書きたいが、ここは4で。
738
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 18:58
っと、それじゃあ……ギルで良いですか?
ゲームバランスは……ほら、士郎が脚を引っ張るとか(ぇ)
739
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 19:15
ダメライダー… ダディャーナザン!ウヘァ!
740
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 19:18
メソポタミア神話の原典どうりのギルガメッシュなら幾らかバランス取れるかも。
741
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 19:19
ギル様の人気っぷりをかいま見た。
楽しみにしてるよ
742
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 20:13
原典どうりのギルガメッシュなら唯のへたれだよ!
あ、Fateでもそうかw
743
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 20:18
とりあえず、少しずつだけれど……
包帯が取れて自分でご飯が食べられるようになった日に、その男はやってきた。
しわくちゃの背広にボサボサの頭。
病院の先生よりちょっとだけ若そうなそいつは、お父さんというよりお兄さんと言う感じだった。
「こんにちは。君が士郎くんだね」
白い日差しに溶けこむような笑顔。
それはどこか疲れているようにも見えたが、とんでもなく優しい声だったと思う。
「率直に訊くけど。孤児院に預けられるのと、初めて会ったおじさんに引き取られるの、君はどっちがいいかな」
そいつは自分を引き取ってもいい、と言う。
親戚なのか、と訊いてみれば、多分赤の他人だよ、なんて良くわからない答えを返してきた。
……それは、とにかく疲れていて、頼り無さそうなヤツだった。
けど孤児院とそいつ、どっちも知らないコトに変わりはない。
それなら、とそいつのところに行こうと決めた。
「そうか、良かった。なら早く身支度をすませよう。新しい家には、一日でも早く馴れなくっちゃいけないからね」
そいつは慌しく荷物をまとめだす。
その手際は、子供だった自分から見ていても良いものじゃなかった。
で、さんざん散らかして荷物をまとめた後。
「おっと、大切なコトを言い忘れた。
うちに来る前に、一つだけ教えなくちゃいけないコトがある」
いいかな、と。
これから何処に行く? なんて気軽さで振り向いて、
「――――うん。
初めに言っておくとね、僕は仮面ライダーなのだ」
ホントに本気で、仰々しくそいつは言った。
今にして思うと自分もマダマダ子供だったのだ。
仮面にマフラー。
バイクに乗って独り行く。
そんなセイギノミカタはテレビの中だというコトはわかる年頃だったというのに。
俺はその、冗談とも本気ともとれない言葉を素直に信じて、
「――――うわ、爺さんすごいな」
目を輝かせて、そんな言葉を返したらしい。
以来、俺はそいつの子供になった。
その時のやりとりなんて、実はよく覚えていない。
ただ事あるごとに、親父はその思い出を口にしていた。
嬉しそうな素振りで何度も何度も繰り返した。
だから親父――衛宮切嗣にとって、そんなコトが、人生で1番うれしかったことなのかもしれなかった。
……で。
火事で両親と家を失った子供に、自分は仮面ライダーなんだ、なんて言葉を投げかけた親父も親父だけど、
それが羨ましくって目を輝かせた俺も俺だと思う。
そうして俺は親父の養子になって、衛宮の苗字を貰った。
衛宮士郎。
仮面ライダー、衛宮士郎は改造人間である。
そんな自分の名前が、親父と同じ苗字だという事が、たまらなく誇らしかった。
…………夢を見ている。
幼い頃の話。
ちょうど親父を言い負かして弟子にしてもらった頃だから、今から8年ぐらい前だろう。
俺が独りで留守番できるようになると、親父は頻繁に家を空けるようになった。
親父はいつもの調子で「今日から世界中を冒険して2000の技を身につけるのだ」なんて子供みたいなことを言い、それを本当に実行しだしたのだ。
それからは、ずっとその調子。
1ヶ月いないのはザラで、半年も帰ってこなかったこともある。
家はとても広すぎて、子供だった自分は途方にくれたこともある。
それでも、その生活が好きだった。
仮面ライダー
帰ってきては、子供のように自慢話をする衛宮切嗣。
その話を楽しみに待っていた、彼と同じ苗字の子供。
いつも屋敷で独り切りだったが、そんな寂しさは親父の土産話で帳消しだった。
――いつまでも少年のように夢を追っていた父親。
呆れていたけど、その姿はずっと眩しかったのだ。
だから自分も、いつかはそうなりたいと願ったのかもしれない。
…………まあついでに言うと。
あんまりにも夢見がちな父親に、こりゃあ自分がしっかりしなくちゃな、なんて子供心に思ったわけだが――――。
744
名前:
62
投稿日: 2004/11/13(土) 20:57
3のセイバー。
といってもただのセイバーじゃなくてシャドウムうわ、なにをするやめwxfvctbvhy
745
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 21:01
でもって士郎はブラックサいえ、何でも(ぇ)
とりあえず、ギルで今書いてますんで、もう少しお待ちを……
746
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 21:07
「――――なるほど」
ひとしきり話を聞いた後、その……ギルガメッシュとかいうヤツは、独りゆっくり頷いた。
教会で言峰と名乗る神父から、俺が巻きこまれた闘い――聖杯戦争についての説明を聞いた後の帰り道。
俺と、まだなにも知らない金ぴかの男。
この二人で、何をするでもなく歩いていく。
その、途中。
どんな流れでそうなったのかはわからない。
ただ、何となく――俺は身の上話を語りだし。
ギルガメッシュは、楽しいんだか詰まらないんだか良くわからない表情でソレを聞き。
それは――交差点につく頃にようやく終わった。
「雑種にしては、中々波乱万丈な人生を歩いてるではないか。平平凡凡としたモノだとばかり思っていたが」
「む……それを言ったら、お前だってそうじゃないか。曲がりなりにも『英雄』なんだろ?」
「無論だ。我の人生以上に波瀾に満ちたモノなどあるわけがない」
そう言って、えっへんとばかりに胸を張る。
結局、コイツが良いヤツなのかどうなのかはわからない。
会ってからずっと我我言ってるし、我侭だし。
でも、まあ……。
「…………どうした、雑種?」
こんな風に軽く首を傾げてくるコイツを見ていると。
仲良くやっていけそうな気はする。
「いや、何でも――――」
そう言って首を振り、歩き出そうとする。
「―――――」
だが。
俺の脚は其処で止まった。
幽霊でも見た方が遥かにマシだったろう。
「…………おい、雑種…」
――――空気が固まるような、酷く重い感覚。
「――――――ねえ、話は終わり?」
声が夜に響く。
歌うようなそれは、紛れもなく女の物だ。
視線が坂の上に引き寄せられる。
いつのまにか雲が去り、空には儚げな灯りを投げかける月。
――――そこには。
1.蒼い剣士を連れて、赤いあくまが立っていた。
2.ローブ姿の女が立っていた。
3.灰色の巨人と共に、銀髪の少女が立っていた。
747
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:11
初めて選択肢参加キターーーー!!!
えーと、1で。
748
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 21:12
あ、とりあえず『仮面ライダールート』なんですが……
少なくとも1日目〜2日目前半程度までは、自分一人で書きたいかな、と思ってます
ちょっと思い付いたネタがあるんで、ソレをこなすまでは、ですけども
それ以降は、続きを思い付いた人がいれば、自由に書いていただければ、という感じで……
749
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:26
1で
750
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:27
中々見ない組み合わせなので1
751
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:30
1だな。ひょっとしたら剣士が先生なのではなかろうかとの期待を胸にw
752
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:33
1.青ってもしかして・・・
753
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:33
初めてリアルタイムの参加だ
1でお願いします
754
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:38
M8z3Z2VY氏よ、要するに最初から始めた訳だね。
ちょこっと期待しつつ頑張って下さい(`・ω・´)
755
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:48
誰も選んでない2番で
756
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 21:55
1
757
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 22:04
>752の時点で選択肢1に5票でケテーイ
758
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 22:52
――坂の上には。
伸びる影。
仄暗く青ざめた影絵の街に、それは、存在すら許されない異形だった。
蒼い剣士を連れて、赤いあくまが立っている。
「――ふむ、剣……か」
なにやら独り呟いているギルガメッシュ。
……深く考える必要は無い。
アレは紛れも無いサーヴァントであり、
同時に――人間なんか歯牙にもかけない程の濃密な『死』を纏っていた。
「こんばんは衛宮くん。昼も会ったけど、今日はまともに話すの、これが初めてね」
微笑みながら少女は言った。
その――何故だか浮かんでいる、にっこりとした笑顔に、背筋が寒くなる。
「――――――――」
否、背筋なんて程度じゃ済まない。
身体はおろか意識まで。
アレは、殺意の塊だ。
ただこうして話しているだけだというのに、それだけで――次の瞬間には殺されてしまう、などという想像にかられる。
そして、下手なことをすれば、その想像は現実となるのだ。
例えるのなら、首筋をカミソリでなぞられているような状態。
……だというのに。
あまりにも希望が無い為か。
恐怖も焦りも、なにも感じられない。
「―――ふむ、するとアレは……」
そんな俺とは違い、ギルガメッシュには身構えるだけの余裕がある。
……あたり前か。
コイツも、目の前の剣士と同じく、サーヴァントなのだから。
「衛宮くん、サーヴァントを現界させたまま歩きまわるなんて、余裕ね?
それもそうか。だって、二年間も私に存在を気付かせないなんて芸当をやってのけた凄腕の魔術師で……しかも、ランサーを撃退するだけのサーヴァントを手に入れたんだから」
「な…………!」
見られていた?
違う。問題は其処じゃない。
遠坂は、なにか――とんでもない、勘違いをしている。
「ちょっ、待て、遠坂――俺は」
「もし違うとしても、聖杯戦争の事は知っているんでしょう?」
なら、アナタとワタシは敵よ。
坂の上、俺達を見下ろしながら、彼女は笑って言った。
……ますます拙い。
遠坂はやる気のようだし、会話の流れから判断すると彼女は魔術師だ。
――――魔術師ならば。
ほぼ全員が衛宮士郎以上の力を持っている――――
「……それで、如何するのだ『マスター』?」
その緊張を破ったのは、金色のサーヴァント。
俺は――。
1.話しをするにしても何にしても、まずは泊めなければ。「闘うぞ、アーチャー」
2.駄目だ、ヤツには叶わない。「逃げるぞ、アーチャー」
759
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/13(土) 22:58
うあ、失敗した……修正版(汗)
――坂の上には。
伸びる影。
仄暗く青ざめた影絵の街に、それは、存在すら許されない異形だった。
蒼い剣士を連れて、赤いあくまが立っている。
――見なれた学園の制服。
その上に赤いコートを着。
悠然と微笑む遠坂凛。
それに付き従うように立つのは。
陣羽織に、身の丈以上はありそうな長刀を背負った。
独りの侍――。
「――ふむ、剣……か」
なにやら独り呟いているギルガメッシュ。
……深く考える必要は無い。
アレは紛れも無いサーヴァントであり、
同時に――人間なんか歯牙にもかけない程の濃密な『死』を纏っていた。
「こんばんは衛宮くん。昼も会ったけど、今日はまともに話すの、これが初めてね」
微笑みながら少女は言った。
その――何故だか浮かんでいる、にっこりとした笑顔に、背筋が寒くなる。
「――――――――」
否、背筋なんて程度じゃ済まない。
身体はおろか意識まで。
アレは、殺意の塊だ。
ただこうして話しているだけだというのに、それだけで――次の瞬間には殺されてしまう、などという想像にかられる。
そして、下手なことをすれば、その想像は現実となるのだ。
例えるのなら、首筋をカミソリでなぞられているような状態。
……だというのに。
あまりにも希望が無い為か。
恐怖も焦りも、なにも感じられない。
「―――ふむ、するとアレは……」
そんな俺とは違い、ギルガメッシュには身構えるだけの余裕がある。
……あたり前か。
コイツも、目の前の剣士と同じく、サーヴァントなのだから。
「衛宮くん、サーヴァントを現界させたまま歩きまわるなんて、余裕ね?
それもそうか。だって、二年間も私に存在を気付かせないなんて芸当をやってのけた凄腕の魔術師で……しかも、ランサーを撃退するだけのサーヴァントを手に入れたんだから」
「な…………!」
見られていた?
違う。問題は其処じゃない。
遠坂は、なにか――とんでもない、勘違いをしている。
「ちょっ、待て、遠坂――俺は」
「もし違うとしても、聖杯戦争の事は知っているんでしょう?」
なら、アナタとワタシは敵よ。
坂の上、俺達を見下ろしながら、彼女は笑って言った。
……ますます拙い。
遠坂はやる気のようだし、会話の流れから判断すると彼女は魔術師だ。
――――魔術師ならば。
ほぼ全員が衛宮士郎以上の力を持っている――――
「……それで、如何するのだ『マスター』?」
その緊張を破ったのは、金色のサーヴァント。
俺は――。
1.話しをするにしても何にしても、まずは泊めなければ。「闘うぞ、アーチャー」
2.駄目だ、ヤツには叶わない。「逃げるぞ、アーチャー」
760
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 22:59
まず家に招待する気かw>泊める
ということで1
761
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 23:01
1で
鯖をつれた同士の士郎対凛って見てみたい
762
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 23:02
流れに反して2で。
1打と結局和解しそうだなぁ、なんて
763
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 23:06
1 かな
764
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 23:11
1。全力で叩き潰して欲しい
765
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 23:28
1がいいなぁ
766
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 23:41
ええっと、んじゃあ俺はリレー(というか続きを好きに書く)タイプのテストを兼ねた
シナリオを立ててみる
っても、嫌だったらスルーの方向でー
眼が眩む目映い閃光の中からソレは現れた。
――思考が停止している。
ソレは俺に背を向け、槍の男から俺を護るように悠然と立っている。
俺にはソレが……
1頭にバンダナを巻いた、ダンボールが世界一似合う潜入破壊工作員に見えた(性欲を持て余す編へ)
2およそ狙撃には似合わないライフルを持った、吉牛大好きなスナイパーに見えた(報酬はスイス銀行で編へ)
767
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/13(土) 23:43
2はギル様が許さないだろうし、凛とは敵対することを願って1
768
名前:
767
投稿日: 2004/11/13(土) 23:44
あ、俺は759ね。
769
名前:
767
投稿日: 2004/11/13(土) 23:45
俺は→俺が選んだのは
770
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 00:01
2 かな 狙撃まんせー
771
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 00:26
一だな、セイバーにもなれる。
772
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 00:34
>>766
ここは 2 で。
773
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 00:57
海外ではもうすぐ発売されるので1
774
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 01:00
>>766
1で。
ゴルゴネタは他スレでいろいろ見たのでスネークを見てみたい。
775
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 01:08
1で。
7騎目が出たと思ったのに何にもいないから呆然とするランサーに
ステルス迷彩で姿を消したスネークが首締めを・・・
776
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 01:11
どっちもいいんだけどなぁ。
ダンボールで他のマスターのアジトに侵入して欲しいので1。
777
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 01:30
同時進行だと解り辛いから、選択肢の記号を変えるとかしない?
778
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 01:36
class:スネーク
真名:ディビット 通称:ソリッド・スネーク/「英雄」/「不可能を可能にする男」
宝具:ダンボール箱(気配隠蔽、気配逸らし、運搬移動)
無限バンダナ(矢弾無限)、ステルス迷彩(姿隠蔽)、カメラ(霊的存在も激写)、スプレー(ラスボスも燃やせる武器)
779
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 01:49
同意。
<1,2,3>
<A、B,C>
<イー、アル、サン>
見たいな感じか。別にCIAでもKGBでもIMFでもいいが。
780
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 02:46
同時進行するなら、名前欄に題名でも入れてほしいな。
781
名前:
ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 13:05
――――interlude
「闘うぞ、アーチャー」
目の前の少年は自身の従者に、そう告げた。
「承知した。貴様のサーヴァントの実力、その目に刻み付けろ」
付き従うのは、金色の弓兵。
「――アーチャー?その格好で?」
己が主の少女は、驚きと共に零す。
だが――そのような言葉は、無意味だ。
「フン、我に当て嵌まるクラスなぞ存在するわけもない。さて……そういう貴様のサーヴァントは、セイバーか?」
「否」
そう言って、侍は首を横に振り、
「アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」
至極あっさりと、その真名を告げた。
「アサシン!なにを――――」
「気にするな、主よ。もとより、私の名前に意味など無い」
主は勝手に正体をばらした事に腹を立て、少年は少年で驚いたように硬直している。
そう、確かに聖杯戦争において、真名というものは重要な役割を果たす。
――――だが、このサーヴァントにとって、真名もクラスも無意味だ。
元より、佐々木小次郎と呼ばれる剣豪なぞ存在しないのだから。
ある剣豪の、最大の好敵手としての役割を果たす為だけに捏造された剣客。
それが、巌流、佐々木小次郎。
動作に一瞬の停滞も見せず、優雅に太刀を上げていく。
「―――我が剣技、花を舞い散らし」
「―――我が秘剣、鳥を屠り落とし」
「―――我が神速、風を彼方に残し」
「―――我が一生、月を堕すが為に」
―――花鳥風月―――
それが、伝説の剣豪の敵役として作り出された英雄の、最期に辿りついた場所。
物干し竿と呼ばれた長刀を操る剣豪もいたのだろう。
燕返しを習得した武芸者もいたのだろう。
巌流を名乗った兵法者もいたのだろう。
だが、ココに存在する《佐々木小次郎》は、その誰でも無い。
故に、彼の者の名に意味は存在せず。
その生涯は、月を堕す為のみに――――。
「――――――――秘剣、燕返し―――――――」
瞬間。
英雄王は。
三方向から《同時に》迫り来る剣戟によって切り裂かれた。
――――interludeb out
782
名前:
ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 13:10
さて、と……うん、やっぱり先生でした
蒼い剣士、でセイバーと思わせて――とか考えていただけに
気付いた人が多くて結構驚いていたり
783
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 13:17
ギル様ー.・゚・(ノд`)・゚・.
いきなりぶった切られてるYO-
784
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 14:09
自分は最初蒼い剣士ってでた時ランサーかと思っちゃってた
ところでSSってあんまり読まないんだけど、これくらいの改行って普通なの?
785
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 15:24
よくわからんけどジョジョスレじゃ普通の域だな これなら
786
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 15:30
>>781
癖かもしれないけど行間が冗長な気がする。なるたけコンパクトにまとめてほしい。
あと、最後は選択肢にしてほしかったな。
斬られた、防いだ、逆に斬りかえした等
787
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 16:02
あ、わかりました……うん、行間開けるのは癖なんで、なるだけ気をつけるようにします
と、選択肢の件ですが――そっちの方が良いかな、と思うので訂正版を
――――interlude
「闘うぞ、アーチャー」
目の前の少年は自身の従者に、そう告げた。
「承知した。貴様のサーヴァントの実力、その目に刻み付けろ」
付き従うのは、金色の弓兵。
「――アーチャー?その格好で?」
己が主の少女は、驚きと共に零す。
だが――そのような言葉は、無意味だ。
「フン、我に当て嵌まるクラスなぞ存在するわけもない。さて……そういう貴様のサーヴァントは、セイバーか?」
「否」
そう言って、侍は首を横に振り、
「アサシンのサーヴァント、佐々木小次郎」
至極あっさりと、その真名を告げた。
「アサシン!なにを――――」
「気にするな、主。もとより、私の名前に意味など無い」
主は勝手に正体をばらした事に腹を立て、少年は少年で驚いたように硬直している。
そう、確かに聖杯戦争において、真名というものは重要な役割を果たす。
――――だが、このサーヴァントにとって、真名もクラスも無意味だ。
元より、佐々木小次郎と呼ばれる剣豪なぞ存在しないのだから。
ある剣豪の、最大の好敵手としての役割を果たす為だけに捏造された剣客。
それが、巌流、佐々木小次郎。
動作に一瞬の停滞も見せず、優雅に太刀を上げていく。
「―――我が剣技、花を舞い散らし」
「―――我が秘剣、鳥を屠り落とし」
「―――我が神速、風を彼方に残し」
「―――我が一生、月を堕すが為に」
―――花鳥風月―――
それが、伝説の剣豪の敵役として作り出された英雄の、最期に辿りついた場所。
物干し竿と呼ばれた長刀を操る剣豪もいたのだろう。
燕返しを習得した武芸者もいたのだろう。
巌流を名乗った兵法者もいたのだろう。
だが、ココに存在する《佐々木小次郎》は、その誰でも無い。
故に、彼の者の名に意味は存在せず。
その生涯は、月を堕す為のみに――――。
「――――――――秘剣、燕返し―――――――」
瞬間。
英雄王に。
三方向から《同時に》剣戟が迫り――。
1.それによって切り裂かれた。
2.その全てを防いだ。
3.その全てを潜りぬけ、剣を撃った。
――――interludeb out
788
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 16:11
ギル様最強厨としては3で
789
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 16:21
ギル様なら2だろう
790
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 16:38
よっしゃ、今なら初参加できる。
またBADENDは嫌なので2。
791
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 16:58
2を選んでみr
792
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 17:10
ギルなら2かなぁ
793
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 17:12
2でお願いしまs
794
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 17:37
2で凄い防御方法を希望
795
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 18:49
2に決定、と。
全ての宝具の原型持ってるんだから防御系宝具の活躍どころだな。
796
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 20:45
>2.その全てを防いだ。
――秘剣燕返し。
それは、ただ一生を月を堕とす為にのみ捧げた兵法者の。
それは、ただ一生を剣豪の敵役の為に作りあげられた剣客の。
――その生涯に意味があるとすれば、これ一つのみ。
かの剣豪ですら、秘剣を恐れ、それを放たれる前に――と、策略を練ったといわれる、その絶技。
人の身でありながらサーヴァントと互角に渡り合う侍。
その唯一無ニの宝具がこれであった。
ほぼ同時、などというレベルではない。
完全に同時に放たれる三つの剣戟。
縦、横、そして背後から。
――故に必殺。
この秘剣を目にして、生き延びた者は存在しない……!!
剣の檻。
それが身体に触れるまでの僅かな時間、金色の王は死をも跳ね除けるような笑みを浮かべ、
「―――ゲートオブバビロン」
檻が閉じる。
長刀から放たれた必殺の剣が、英雄王の身体を切り裂く瞬間、
「”イージスの盾”よ―――!!!!」
”門”より、盾が現れた。
剣と盾が激突する。
秘剣と謡われた、必殺の技。
瞬きなぞすれば、一瞬で見逃してしまうだろう神速で動き回るギルガメッシュの”宝具”。
剣の檻に対抗するは、自由自在に宙を飛び主を守護する神の盾――!
かの絶対神デウスがアテネに渡したと謡われる盾、イージス。
神が鍛え、神の為の武具として扱われるそれ。
神の子たるギルガメッシュが手にした神の防具。
それを潜りぬける等と言うことは、有り得ない。
だというのに。
侍の剣閃は、それを掻い潜って迫り来る――!
一撃目。
縦の斬撃を――真正面から受け止める。
ニ撃目。
受け止めた太刀筋を其の侭逸らし、ニ撃目と衝突させ相殺。
「―――っ……!!!!!」
間に合うか。
否、間に合わせる。
それら二つの剣と同時に迫る、最後の閃光。
それを――。
「――おぉっ……!!!!!」
自らの左腕を犠牲にして、跳ね除ける――――!
優雅な動作で、アサシンは剣を構えた。
自らの生涯。
その全てを賭して作り上げた秘剣を防がれたと言うのに、その顔には楽しげな笑みを浮かべて。
「ふん……我に傷をつけるか。なるほど――サーヴァントとなるだけの力量はある」
黄金の板金鎧ごと左腕を切り裂かれた英雄王は、だと言うのに倣岸不遜な笑みを湛えて。
「しかしな、アーチャー。私は、まだ半分も力は出していないぞ?せいぜい三割、と言ったところだ」
――――三割で左腕一本。
ならば本気では、どうなると言うのだろうか。
「――どう、衛宮君。令呪を差し出すのなら、見逃してあげても良いけど?」
自信タップリ、という様子で遠坂が言う。
「断る」
ここで遠坂に負けることよりも――。
「……それは、”この”アーチャーのマスターとして、やっちゃいけない事だ」
ギルガメッシュの信頼を裏切ることの方が、嫌だ。
そう言ったら、アーチャーのヤツ、ほう、とか楽しそうに笑いやがった。
「そう……残念ね。アサシン――!」
「承知」
遠坂の命令に答え、架空の大剣豪が構えを執る。
それは、つい先ほど放ったばかりの――秘剣の構え。
「――この弓兵は、私が止めておこう」
――屠る、ではなく、止める。
それはつまり――。
狙え,一斉射撃
「Fixierung,EileSalve――――!」
狙いは、アーチャーでは無い、ということ。
衛宮士郎目掛けて、無数の魔力の塊が放たれる――!!
俺は――
1.「投影開始」衛宮士郎にできることをするだけだ。
2.「アーチャー!」令呪を使って、ギルガメッシュに護ってもらおう。
797
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 20:51
1。
やれ、やるんだ士郎!!
798
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 20:52
1で
799
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:07
1で。
しかしなぜ、3.「変身!」が無いのかと(何
800
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:08
1で頼むよ。
後生だからコレでBADなんて行かないで(ノ∀`)
801
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:08
1だな
802
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:16
1.
ここが見せ場だぞ
803
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:17
ストレートかよ。スゲェなおい。
804
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:27
>>800
→1.
2.
宝石の魔力を上乗せしたガントが士郎に突き刺さった。
凛「よし、倒した!ライダー編、完ッ!!」
なんてことにならないように祈っておこうw
805
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 21:40
――――interlude
瞬間。
少年が立っていた地点に、爆発が起こった。
「――やった!?」
濛々と立ち上る煙。
侮っては拙い、と宝石の魔力をも上乗せして放った必滅の一撃。
それは遠坂家一週間分の食費と、見合っただけの威力を持っていた。
これならば、如何に衛宮士郎が凄腕の魔術師だったとしても、生きているわけがない。
「……フンッ、たいした事――なかったみたいね」
快心の笑み。
魔力供給の断たれたサーヴァントなど、大した戦力にもならない。
むしろ、上手く行けば――此方と契約することも可能だろう。
そうすれば、この聖杯戦争など勝ったも同然だ。
「――慌て者め」
だというのに。
何故、この金色の弓兵は、楽しそうに笑っているのだろうか。
「……なによ――そんなに楽しそうにして……アンタ、衛宮君と仲悪かったの?」
嫌な予感がする。
そう、例えて言うのなら。
――いや、とアーチャーは首を横にふる。
家中の時計の時間をずらしていた事を忘れていた為に、儀式の時間を間違え。
「じゃあ……何でよ?」
溜めに溜めこんだ魔力を全て無駄にしてしまった時のような。
「今にわかる」
次の瞬間。
その地で再び爆発が起こった。
――――interludeb out
806
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:46
ゴウラムが出るのか!?
807
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:50
しかし一週間分の食費っつうと結構安い宝石だなw
808
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:53
逆ダブルタイフーンか!?
809
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 21:54
「――――投影開始」
迫り来るガンドの群。
それを頭の中からはじき出し。
魔力を通す。
――元より、衛宮士郎にできる事はただ一つのみ。
身体の内に埋めこまれた”石”へと。
――あの日、俺は衛宮切嗣によって助けられた。
ソレの記憶へと意識を繋ぎ合わせ、
創造の理念を鑑定し、
基本となる骨子を想定し、
構成された材質を複製し、
製作に及ぶ技術を模倣し、
成長に至る経験に共感し、
蓄積された年月を再現する。
――その時、俺の命を救ってくれたモノ。
瞬時の内に、衛宮士郎の腹部――そこに、赤く輝く秘石が浮かび上がる。
――衛宮士郎は、それの派生物である魔術しか扱えない。
石を中心として、黄金色の金属の輪が生まれていく。
それは、例えるならば、ベルトのような形をしていた。
左拳を、ベルトの左脇へ。
右手は手刀の形をとり、左斜め上へと掲げる。
《―――R―――》
「同調開始……!」
毎晩、土蔵で繰り返していた鍛錬。
――肉体に魔力を通し。
《―――I―――》
「基本骨子、解明」
今までの全てを思い返し、集中し、再現する。
――全身の骨を。
《―――D―――》
「構成材質、解明」
右手を、ゆっくり大きく、円を描くように動かし、
――全身の肉を。
《―――E―――》
「基本骨子、変更」
ピタリ、と右斜め上で止める。
――剣と。
《―――R―――》
「構成材質、補強」
そして、思いきり左腕を右斜め上へと突き出し。
――刃金へと。
右拳を、ベルトの脇で止めて、叫ぶ。
――置き返る。
《――――――変身――!!》
「――――全工程、完了!!」
瞬間、衛宮士郎の周囲で爆発が起こった。
遠坂のガンドによるモノでは、ない。
あんな弱い魔力など、とっくに弾いている。
これは――――その”秘石”の魔力の余波だ。
「――――なあ、遠坂……大切なコトを言い忘れてたよ」
そう、コレが、衛宮切嗣が目指し、衛宮士郎が後を継ぎ、ずっと憧れていた存在。
「最初に言っておくと、さ。
俺は、仮面ライダーなんだ」
ホントに本気で、仰々しく言い放った俺の姿は。
1.緑の外骨甲と赤い瞳の飛蝗のような姿をしていた。
2.赤い瞳に赤い鎧の钁型のような姿をしていた。
Fate/Staynight
Masked Rider
810
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 21:55
と言うわけで、ここでOPムービーが流れるわけですよ(ぇー)
811
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:56
変身キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
2で
812
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:59
1で。
サイクロン号に変形するチャリンコを見てみたいw
813
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 21:59
昭和の香りも捨てがたいが、2で
814
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:01
全開のアルティメットフォームが見たいから、2
815
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:01
2は元ネタがわからないんで1で。
しかし更新速度早いなー、見るたび進んでるよ
816
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:02
1を希望だぜ!
817
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:03
>>815
2の元ネタは仮面ライダークウガ
818
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:04
ま、迷うぜ。だが俺は1でオジサン臭さを出してみる。
にしても変身シーンで此処まで沸き立つモノが来るとは思わなかった。
819
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:05
金の力とかはどうすんだ?w
だがあえて2
820
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:07
く!両者一歩もゆずらねえ!!
なんて勝負なんだ!!!
821
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:08
2で。
822
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:09
勝負有りッ!
>>821
で2に決まりだな
823
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 22:10
んじゃあ、2で決定ですかねー?
しっかし、本当にこんなんで良いのかどうかOTL
滅茶苦茶な気もするし……
ちなみに、バッドな選択肢を選んでしまったスレ住人皆さんの為に
『佐々木先生の馬鹿にもわかる聖杯戦争講座』
とかいうのも考えているんで、バッドはまあ……怖がる必要は無いのですが、程ほどに、という感じで(ぉ)
824
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:12
1の選択肢は仮面ライダー真じゃなかったのか!?
825
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:12
>>823
いや燃えたよ。この調子で頑張ってくれ。
というか滑り込みだったから投票にコメント付けられなかったw
826
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:15
作者さんありがとう。
おかげで俺の書くべきSSの道が開けたよ。
827
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:16
>>823
な、ナンダッテー(゚Д゚;≡;゚д゚)
BADは可能性ありっすか。
ぶっちゃけBADEND連載終了な事になりません様に_| ̄|○ 皆もキヲツケテネー
828
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:22
>>817
thx、仮面ライダーのことはよくわからん
829
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 22:22
>>827
や、ほら
BADになっても連載終了にゃなりませんよ、という……
俺の作品なんか荒らすような暇な人はいないだろうけど、
その手の時の救済処置用として、そういう『道場』とか『先生』みたいなヤツを
使うのもありなんじゃないかな、という提案もかねてますんで
830
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:37
好きに汁
831
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 22:57
「身体は鋼で出来ている」
「瞳は血潮で 心は硝子」
「幾千の戦場を越えて不敗」
「ただの一度も敗北は許されず」
「ただの一度も休息は許されない」
「彼の者は常に戦場に立たされ、倒れるまで剣を握らされる」
「その生涯に意味を与えられることはなく」
「その身体は、きっと――無数の刃金で出来ていた」
832
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 22:58
夢を見ている。
それは、五年前の冬の夢。
月の綺麗な夜だった。
自分は何をするでもなく、父である衛宮切嗣と月見をしている。
冬だというのに、気温はそう低くはなかった。
縁側はわずかに肌寒いだけで、月を肴にするにはいい夜だった。
この頃、切嗣は外出が少なくなっていた。
あまり外に出ず、家にこもってのんびりとしていることが多くなり、
そして、出会った時から色濃く残っていた疲れの痕は、酷くなっていた。
……今でも、思い出せば後悔する。
それが死期を悟った動物に似ていたのだと、どうして気がつかなかったのか。
「子供の頃、僕は正義の味方になりたかった」
ふと。
自分から見たら正義の味方そのものの父は、懐かしむように、そんな事を呟いた。
「なんだよそれ。憧れてたって、諦めたのかよ」
むっとして言い返す。
切嗣はすまなそうに笑って、遠い月を仰いだ。
「うん、残念ながらね。正義の味方になって全部の人を救うなんて事は不可能で、
不可能なことをやり続けると、心が磨り減ってしまうから」
言われて納得した。
なんでそうなのかは分からなかったが、切嗣の言うことだから間違いないと思ったの
だ。
「そっか。それじゃしょうがないな」
「そうだね。本当に、しょうがない」
相づちをうつ切嗣。
「だから、僕は仮面ライダーになったんだ」
「仮面ライダーに?」
うん、と切嗣は頷いた。
「誰かを助けるために戦いつづける。十人の助けたい人がいて一人しか助けられないかもしれない。
ひょっとしたら誰も助けられないかもしれない。それでも戦いつづける人になりたかった。」
「それが、仮面ライダー?」
「うん……でも、それももうお終いだ。士郎の為に、全部の力を使っちゃったからね」
そう言って、切嗣は楽しそうに、寂しそうに笑って見せた。
その表情を見てしまったから、俺の答えは決まってしまった。
「うん、だったら俺が代わりにやってやるよ。
まかせろって、爺さんの夢は」
“――――俺が、ちゃんと引き継ぐから”
「ああ――――安心した」
静かに目蓋を閉じて、その人生を終えていた。
それが、朝になれば目覚めるような穏やかさだったから、幼い自分は騒ぎ立てなかっ
た。
死というものを見慣れていた事もあったのだろう。
何をするでもなく、冬の月と、長い眠りに入った、父親だった人を見上げていた。
庭には虫の声も無く、あたりはただ静かだった。
明るい闇の中、両目だけが熱かったのを覚えている。
泣き声もあげず、悲しいと思う事もない。
月が落ちるまで、ただ、涙だけが止まらなかった。
それが五年前の冬の話。
むこう十年分ぐらい泣いたおかげか、その後はサッパリしたものだった。
子が父の後を継ぐのは当然のこと。
衛宮士郎は仮面ライダーにならなくてはならない。
幼い頃にそう誓った。
誰よりも憧れたあの男の代わりに、彼の仕事を最期まで果たすのだと。
・・・・・・だが、正直よく分からない。
切嗣の言っていた仮面ライダーってどんなモノなのかとか、早く一人前になる方法とか。
切嗣に教えてもらったから《変身》の方法は知っているけど、多分ソレだけじゃないんだろう、と思う。
だけど、ただ一つだけハッキリと解ることがあるとすれば。
衛宮士郎は、あの日あの時あの瞬間からずっと。
仮面ライダーを続けてきた、という事だ。
833
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 22:59
>>809
秘石=キングストーンかと思った
834
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:08
士郎のために全部力を使ってしまったとか
さりげに物凄い呪い残して逝ってるなw
835
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:15
誰が士郎を改造したんだ?
>切嗣に教えてもらった
…ってまさか切嗣も改造済!?
836
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:17
きっとライダーマンみたいに自分で改造したんだ!
蔵にある秘蔵書の中の一冊:改造手術読本
837
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:23
改造って言うかクウガの場合アマダム埋め込むと、
石が自動的に肉体を変質させる。
838
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 23:30
―――――――爆発から飛び出したのは、衛宮士郎だった。
光としか見えない速度で、英雄王を飛び越え、その前に立つ侍へと突き進んでいく。
だが、遅い。
神速を誇るサーヴァント、佐々木小次郎にとって、ソレはあまりにも遅すぎた。
一閃。
彼は、ためらう事無く衛宮士郎を分断した。
遠坂凛と、佐々木小次郎は、それで勝利を確信した。
――――確信した、はずだった。
「な―――――!!」
今まで、ただの一度も笑みを崩さなかったアサシンが、初めて表情を変えた。
驚愕に、である。
彼の太刀――人間なら軽くニ、三人……サーヴァントでも、命中すれば確実に切り裂けるであろうソレは。
「………嘘――衛宮君、アナタ、何て魔術を―――」
数秒前まで、衛宮士郎だった存在の腕によって受けとめられていた。
「――――ッ!!」
慌てて剣を引こうとする。
むしろ、アサシンは誉められるべきだっただろう。
サーヴァントの剣を、人間が止める。
そんな奇跡としか思えない光景を作り出した化け物に対しての対応としては、それは素晴らしかった。
むしろ、恐れるべきは衛宮士郎――否。
「――――だからさ、遠坂。俺は――――」
仮面ライダーと、呼ばれる存在だろうか。
この瞬間、遠坂凛と呼ばれる魔術師は、完全に恐怖した。
仮面ライダーの姿が掻き消える。
次の瞬間、彼女のサーヴァントび腹部に、鉄塊を思わせる拳打が叩きこまれた。
「がっ――――!!」
軽々と宙を舞う。
叩きつけられた位置は、遠坂の遥か後方。
サーヴァントの攻撃を止める!?
それだけならまだしも、サーヴァントを軽々と殴り飛ばした……!?
正気は元より、コレは――。
狂気の沙汰ですら、無い。
「……ふむ、雑種。なかなかハラハラさせてくれるではないか」
「む……お互い様だ。俺だって、さっきの燕返しの時は心配だったんだから」
ギルガメッシュにそう返しつつ、衛宮士郎は仮面の下で笑っているのだろう。
それにしても、その姿は異様だった。
赤い瞳。
赤い鎧。
如何なる魔術によって編まれたのか、見たことも聞いたこともないような材質で作られたベルトと宝石。
こんな魔術は聞いたことが無い。
「まさか……魔法……?」
思わずそう零す。
だが、
「違うよ。遠坂……俺は、魔法使いじゃない」
即座に否定される。
遠坂凛には、目の前の存在が何だか理解できない。
何故なら。
――――それは世界で最も古い伝説であり。
世界で最も新しい、現在進行形の伝説なのだから――――
「それで、悪いけど――遠坂」
1.協力してくれないか?
2.ここは退いてくれないか?
839
名前:
仮面ライダールート
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/14(日) 23:33
んーあー……今日はこんな所までですかね……
とりあえず、余裕があれば、次の辺りまでは書きたいですけど……
うーん、そろそろリレー体勢に行こうかなあ……もう少し、俺で書きますけど
840
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:34
凛とは敵のままでいて欲しいので2かな
841
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:38
2かねぇ。
というかこの戦力で誰かと組まれる他がどうにもならなくなりそう。
842
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:38
セイバーは誰の元にいるのかな?
なんか不幸な予感がするが・・・。
アサシンとギルの組み合わせはもう一つ燃えない気がするので
2
843
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:53
2だな。
たまには凛と組まなくても良いじゃないか
844
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:57
2で。
つか、戦力だけで見れば士郎(ライダー)&ギルのコンビって最強ぽいな。
845
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:59
つうかクウガは遠距離攻撃ができるし、金の力とゴウラムがまだあるんだから、
という訳で2です。
846
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/14(日) 23:59
やっぱ2だね
847
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:12
ところでこれも結局5票入った時点で終了なの?
はっきりしてないから結構投票が続くね
848
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:17
よく考えたら、アマダムとかゴウラムは超一級の概念武装なんじゃないか?
超古代って言うくらいだから、かなりの昔の物なんだから。
849
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:21
でもさあ、アマダムやら形態変更(武器変更)はともかく
ゴウラムは士郎持ってるかどうか微妙だぜ?
なにせバイクが無い(笑)
850
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:34
年齢的にはバイクの免許は持てるんだけどなぁ
で、実は雷画爺さんがバイクを預かっててとか……
851
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:35
あ、それ良いかも(笑)
なんせヤク――いえ、特殊な自営業の方ですから
防弾使用とかになってるに違いない
852
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:39
ゴウラムはいてもおかしくない。クウガが目覚めるとその力で目覚めるサポートメカだし。
ただ、乗り物ないから土蔵でクワガタ状態で待機とかになる悪寒。
自転車と合体したゴウラムとか想像できないし…きこきこ自転車こぐクウガも、ねぇ?
853
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:44
仮面ライダー見てないから何話してるのかワカンネ。
いつの仮面ライダーで、どんな設定なの?(変身の仕様とか)
ちょっと説明希望。
854
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 00:57
仮面ライダークウガ 平成ライダー第一弾 主人公:五代雄介(中の人:オダギリジョー)
ttp://maryu.sakura.ne.jp/hero/rider/rider15.htm
アマダムってのは変身ベルト「アークル」の核となる神秘の石。
アークルは古代の伝説の戦士クウガが装備してた(クウガになる為に使用した?)ベルト。
ゴウラムはクウガの支援メカとして作られたクワガタ状のメカ。作品中ではこいつがバイクに融合してた。
五代さんは皆の笑顔を守る為にライダーになる事を決意したナイスガイ。
855
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 01:18
バイク以外にも
雷画じいさんが組からチャカをまわしてくれて緑のクウガになるんだな!!
856
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 06:46
いやいや、銃とか剣とか棒とかは、ギルが財宝を貸してくれるんだよ(笑)
857
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 07:14
言峰バイクがあるじゃないか!
858
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 08:47
流石にギルの倉に銃は入ってないだろうから弓を借りよう。
確か基本的に飛び道具ならボウガンに変形させられるはず。
859
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 12:06
棒っきれでありさえすればタイタンロッドになるのと、剣を持てばというものの、
実質棒っきれにしか見えない警棒をからのタイタンソード化にどんな区分基準
があるのか分からんが、ただ、相手の剣を奪ってもタイタンソードに出来てしまう
というスキルは、本来の士郎の投影からすると、「剣」というカテゴリにおいては
ちょっと見劣りするな。
860
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 13:59
ドラゴンロッド:長めの棒状のものならOK
タイタンソード:近接武器ならなんでもOK
861
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 16:05
ようは本人の認識次第なんだろうな
例えば鉄パイプにしたってクウガが
『これは剣みたいだ』と思うか
『ただの棒だ』と思うかで違う武器に変わるんだろうし
古代のクウガは、たった独りで怪人軍団を相手にしてたんだろうから
一つのモノを棒やら剣やら、状況に合わせて自由に変えられる、っていう能力は
結構重宝してたんじゃないかな
862
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 17:20
>>861
ゴ・ガドル・バが同じ飾りを全部の武器に変えていたもんな。
863
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 17:42
>>856
でも、某アンソロジーでは
「これぞ世界中全ての電動歯ブラシの原型となった『蠢動剣マルドゥック』!!
我以外に使いこなせる者などおらんわっ!!!」
とか宣言してたから、ひょっとすると……
864
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 17:54
雑談はスレ違いじゃないのか?
865
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 19:03
なあ、ふと思ったんだが士郎が金の力を使う云々で悩んでいるなら
アーチャー<常に金の力使用中のクウガ
士郎<金・黒の力使用不可なクウガ
で良いんじゃないか?
どうしても士郎をアルティメットにしたいなら最後の方でほんの1シーンのみ使えば良いし。
でもアルティメット、TV版で一回しか出なかったからもっと出せって意見がかなり出そうだ・・・
866
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 19:08
書き手が来るまでは雑談で良いと思うが
まだスレ自体のルールで決まってるわけじゃないし
感想とかも……まあ、これは別スレ立てる可能性はあるだろうけど
まあ、まだスレ内部で納まってるみたいだから
勿論、ルールで決まったら、雑談やらないのは当たり前だが
867
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 19:20
しかしクウガでよかったな、士郎。
これでブレイドだったらきっとオンドゥル語修得コースだったやもしれん…。
868
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 19:33
ブレイドの中の人は火事で自分一人だけ生き残ってしまったのがトラウマになって、
皆を助けられるヒーローを目指してるというどこかで聞いたような過去があるので実は似合いかもしれん。
869
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 19:41
>>865
アルティメットフォームは
パンチ力80トン、キック力100トン、ジャンプ力90メートル
攻撃には高エネルギ−が伴い、クウガの全武器を使用可能。
周囲の分子・原子を操作し、対象をプラズマ化できる。
870
名前:
865
投稿日: 2004/11/15(月) 20:11
>>869
いや、そんな事はクウガがリアルでやっていたあたりから知っているんだが・・・
つまり何が言いたいの?
871
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 20:14
なんとなく……
872
名前:
仮面ライダールート#1−4
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/15(月) 20:25
「――――ここは、退いてくれないか?」
俺は、そんな事を遠坂に告げた。
「…………何で?」
「何でって……俺は、遠坂と戦いたくないからな。でもだからって死にたくないし、負けたくない。やらなきゃいけない事があるから」
「――――やらなきゃいけない事?」
聞いてきたのは、ギルガメッシュ。
ああ、と頷いて見せる。
俺には、叶えて欲しい願いなんて存在しない。
否、願いはあるにはある。だが――それは、衛宮士郎自身の手で叶えなければならないモノだ。
故に聖杯に対して興味は無い。
だが――――。
「この戦いに巻きこまれたヒトを助ける。マスターも、サーヴァントも、関係無い人も、その全てを――助ける」
――――為に、この身全てを捧げる。
全員を助けるのが不可能だという事を、理解してしまっている自分が、酷く悔しい。
そんな俺を、信じられないような眼で数秒見た後――――。
「…………わかったわ、今日は退いてあげる」
そう言って、サーヴァントを連れて立ち去っていく少女。
それを見届けた後、衛宮士郎の全身から、力が抜けた。
「――む……どうした、雑種?」
遠くに聞こえるのは、ギルガメッシュの声。
意識が消えていく。
情けないことに、赤い戦士への《変身》に成功したのは――これが、初めてだ。
白い姿の時とは、消耗の度合いが違う。
「ちっ……まったく、手間をかけさせる」
こんな力を制御して。
ずっと闘い続けていくのだから。
やはり。
仮面ライダーというのは―――――――
873
名前:
仮面ライダールート#2−1
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/15(月) 20:29
――――interlude
むかしむかし、あるところにひとりのヒトがいました
そのヒトはとても乱暴で、みんなをくるしめてばかりいました
そのヒトは何でもできたから
だれの力もひつようなかったから
いつもいつも独りぼっちで、すごくすごくさびしかったのです
そこで神様はかんがえて
そのヒトに友達をあげることにしました
そのヒトは、とってもとっても喜びました
たったひとりの友達が喜んでくれるように、友達をくれた神様に喜んでもらえるように、善く生きようときめました
そのヒトはがんばって、とても良いおうさまになりました
まわりのヒトたちが喜んでくれることが嬉しくて
おうさまは、もっともっとがんばりました
そんな、ある日のことです
おうさまの元に、がんばるおうさまのことが好きになってしまった女神様がきました
その女神様は、とてもきれいな金色をした髪の毛をもっています
とても美しい空のような瞳ももっています 肌だって雪のように真っ白です
けれども、女神様はとても怒りんぼで、ヒトのことを妬んでばかりでした
そのことを知っていたおうさまは、女神様から、大好きですと言われても
あなたは、とても醜いひとだから好きになることはできません、と断ってしまいました
これには、女神様も腹を立て
神様たちに、おうさまを殺してくれるよう頼みました
けれど神様たちは、おうさまは悪くないよ、と答えます
それじゃあ、女神様の怒りは収まりません
おうさまの友達を殺してくれないと、ずっとずっと怒り続けます、と言ったのです
神様たちは困りました
女神様が怒ったままというのは、とても大変なことだし
友達を殺してしまうのは、おうさまにとって、とても哀しいことだったから
けれど結局、神様たちは、おうさまの友達を殺してしまいました
おうさまは、また独りになりました
おうさまは、この世の全てのたからものを持つくらい、すごいおうさまでした
けれど、すべてを持っているということは、持っているものすべてに、かちがないということです
けっきょく、そのおうさまは
ほんとうに欲しいものは、なにひとつ手に入れずに
独りぼっちのまま、その一生を終えたのです
――――interludeb out
874
名前:
仮面ライダールート#2−2
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/15(月) 20:54
「………………っ」
眼を覚ますと、見慣れた部屋にいた。
「なんだ。ここ、俺の部屋じゃないか」
そう言いながら身体を動かした途端、全身がとんでもなく痛んだ。
「っ―――――――!!」
体中の筋肉が引きつる感覚。
筋肉痛だ、間違いない。
「――――」
なんでこんな事になっているのか、原因不明。
まあ、とりあえず……身体を動かすこと自体はできるようなので、洗面所に行って顔でも洗ってこよう。
「――よっ」
体を起こす。
眩暈がする。
倒れそうになるのを、思いきり脚をふんばって防ぐ。
「……う、っわぁ……」
とんでもなく全身がだるい。
ここまで来ると、重いと表現したほうが良い気がする。
五臓六腑にじわじわと何か得体の知れないモノが浸透していくような感覚。
神経を一本一本針金に変えていけば、こんな感じになるのだろう。
「……ううっ……」
妙な事を考えていたら、余計に体が重くなった。
洗面所に行くのも一苦労だ。
水を捻ってバシャバシャと顔を洗う。
「ええいっ…」
気合を込めなきゃ歩けない、というのも情けない話だ。
よたよたと情けない動作で前進、前進。
居間に到着。
桜も藤ねえも、まだ来てないらしい。
居間には朝食の支度も無く、暴走状態の藤ねえもいない――――のだが、
「おお、やっと起きたか雑種。さっさと食事の支度をしないか」
代わりに、金ぴか金いろ我様最強な王様が座ってやがった。
「――――――――ええっと……」
なんと言うか。
何故に貴方様はソンナにも堂々と座ってるんでしょうか。
座布団でふんぞり返っても格好良くないと思うのですが。
「む……どうした?昨日は我に荷物運びなんぞさせおって、これは高くつくぞ?利子を増やされたくなかったら、さっさと食事を作れ」
―――――ああ、なるほど。
目の前に存在する我様は、ギルガメッシュ。
俺のサーヴァント。
つまり、俺は。
「遠坂と会った後、ぶっ倒れたのか」
「その通り。まったく……貴様が”リントの戦士”だったとはな。”ゲゲル”も始まっていないというのに……」
「――?。まあ、良いや。今作るからチョッと待ってろー」
なんだかギルガメッシュが妙な事を言ってるけど、気にしないでおこう。
時計を見る。――朝の九時。
ギルガメッシュが、如何なる生活サイクルを持っているかはわからないけど、昨日遠坂と会ったのは――遅く見積もっても、十一時かソコラだろう。
十時間も立ってれば、どんなヤツでも腹は減ってるはずだ。
なら――礼も兼ねて、豪勢な朝食を振舞ってやるとしよう。
冷蔵庫を開ける。
――衛宮士郎、朝の豪華メニューより、今朝はオムレツにしようか。
卵4個に、チーズとウィンナソーセージ数本、牛乳。
チーズは5mm程度の立方体に切り、ウィンナソーセージはぶつ切り。
その間に油をしいたフライパンを火にかけておく。
で、卵は2個割って溶き、そこにチーズとソーセージと牛乳を投下、ちょっとだけ塩と胡椒も振っておく。
混ぜたソレを、フライパンにソーッと入れて、焼き始める。
しばらくしたら、上面が固まらないうちに二つ折りにして―――皿に載せて。
「ほい、完成」
ついでに、作りおきの茹でたブロッコリと、プチトマトを飾りつける。
ちらりとキッチンから居間を見ると。
「―――――――」
何処かそわそわと料理の完成を待っているギルガメッシュの姿が見えた。
これはこれで、微笑ましい光景なのだろう。
さて――後は、桜と藤ねえの分を作らないとな。
―――ん?
何か忘れているような……。
1.藤ねえにギルガメッシュのことをどう説明しよう。
2.桜にギルガメッシュのことをどう説明しよう。
3.いや何も無い。何も無いはずだ。何も無いと思う。何も無いときめつけておく。
875
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 20:58
3。
もう、徹底的な修羅場が見たいw
876
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 20:59
3!
でもまあ女性鯖と違って男ならそんなに警戒されない…こともないか。
何しろ王様だしなぁw
877
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 21:04
わしも3。
878
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 21:07
3で。
879
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 21:08
俺も3で、これで決まりかな
880
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 21:08
3で王様の反応が見たいw
王様vs虎の勝敗となるか!?
881
名前:
仮面ライダールート#2−3
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/15(月) 22:07
いや、何も無い。何も無い筈だ。何も無いと決め付けておく。
茶碗にご飯をよそり、ケチャップのビンと一緒に盆に載せる。
「おーい、ギルガメッシュ、できたぞ――」
「うむっ!」
やけに力の入った答えが返ってきた。
―――と。
ギルガメッシュの為の食事を食卓の上に用意したと同時に、来客を告げる呼び鈴が聞こえた。
「……む、来客か?」
「ああ、うん――この時間に来るのは、身内――――」
――――ちょっとまて。
「おはよー。いやー、寝坊しちゃった寝坊しちゃった」
「―――――――」
そうか。
つまり、何も無いと思い込んでいたわけじゃなくて。
問題を先送りにしようとしたかっただけなんだ。イエーイッツアジャパニーズ政治家マジック。
「―――――うっわああ………」
「なっ、なんだ!?どうした、雑種!」
思わず顔面を押さえこむ。
「士郎、ごはん」
行儀良く、いつもの席にすわりこむ。
「あー……おはよう、藤ねえ」
とりあえず、ご飯茶碗に白米をよそり、ついでに用意しておいたオムレツと一緒に並べる。
「?」
普段どおりに茶碗を受けとって、首を傾げる藤ねえ。
不思議なことがあるのだが、それが何かわからない。
そんな藤ねえは、もにゅもにゅとご飯を食べる。
で、しっかりお代わりして、ニ杯目も平らげてから、不思議そうに尋ねてきた。
「ねえ、このヒト……だれ?」
「えーっとだな……今日から下宿することになった――」
「我は王だ。そんな事も知らぬのか?」
「―――――――――――」
「って、説明になってない―――――――――――――――!!!!!!!」
どっかーん、と日本頑固親父伝統の卓袱台返しが炸裂する。
右舷より高速で熱源体が接近。直撃します。
―――オムレツが。
「あっちぃぃぃぃっ!!!!!なにすんだよ藤ねえ!!オムレツだぞ中身とろとろなんだぞ!?」
「うるさぁぁぁぁいっ!!!健全なる青少年が二人同じ屋根の下!?それは薔薇か百合か同人誌か―――!!
「百合は違うだろ百合は!!っていうか、なんだってそこで同人誌が!?藤ねえ、まさか夏冬どっか出かけてたけど、まさかお台場」
「そんなコトより、そこに居直りなさい平伏しなさい地獄で懺悔しなさい!!このヒト誰なのよー!!??」
「いや、だから我は王だと」
「ギルガメッシュは黙ってろ!えーっとだな、コイツは――――」
1.親父の知り合いで、留学生のギルガメッシュ君だ
2.俺の使い魔だ
3.そうです、コレが私のお稲荷さんです
882
名前:
仮面ライダールート#2−3
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/15(月) 22:08
拙い、調子にのって変なのりにOTL
883
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:10
スタンダードに3
じゃなくて1。
884
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:12
順当に逝けば3ですなこれは
885
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:12
1で。
886
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:12
変なノリのまま3
ところで改行をそれぞれ一つずつ減らすと随分読みやすくなると思うのだけれど。
887
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:12
3 を 選 ば れ た ら ど う す る 気 だ !
いや、俺は3だけどな。
888
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:13
3にしてみようか。
確かに改行は多すぎるなぁ。
889
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:14
1。
890
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:15
ならば俺がとどめをくれてやろう。
3でw
891
名前:
仮面ライダールート#2−3
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/15(月) 22:19
む……改行は減らしたつもりだったのですが、これでもまだ多すぎるか……(汗)
とりあえず、次――の次あたりから、リレー?形式へ移行しようと思ってます
もうソロソロ新スレの時期っぽいですしね、調度良いかーとかなんとか
892
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:24
,_,..,ィヽ,、
/;;::r‐〜-ミ、
4~/へi::::::;/,ヘミ7
'-l|<>|:::::|<フ1|i' 我が家ののお稲荷様をよろしく。
l! '" |::::l、~`リ
/`ー、 ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、 私のお稲荷様もヨロシク。
,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y; ヽ、_`
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: | i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
893
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:32
私のお稲荷さんですと言った時に丁度桜が現われ、更に混沌になるのか?w
894
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 22:38
改行って言うか、もう少し段落ごとに開けるようにしたら良いんじゃない?
あんまり開きすぎてると読みにくくて。
895
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 23:47
いっそのこと改行なくしていいかも。
長くなったら段落ごとに分ければいいし。
で、あと100レス内でリレー形式に移行&ルール議論だな。
ところで、誰かいままで出た問題点をまとめてくれんか?
896
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/15(月) 23:59
選択肢は先着5人で決定(ほぼ決定)
語り手はなるべくBADENDを回避すること
ただし、どうしてもBADになってしまった場合は『○○道場』などを使用し
継続させること(提案)
ルートは独占するかリレーするか最初に決めること、途中変更は可だが
開放してから「あれは俺のシナリオだ」などグダグダ文句を言わないこと(ほぼ決定)
独占ルートの場合、何時間放棄で自動的にリレーへ移行する(未決定)
>>673
氏の文章みたいのをテンプレにできれば、雰囲気が出て良いと思われ
897
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 00:05
追加でコレも入れといてくれ。
・書き手は必ずトリップを入れる(決定)
898
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 00:09
リレーになった場合、次の書き手候補が複数居た場合は次のうちどれだ?
1.先に立候補した人
2.話し合いでどちらが書くか決める
3.パラレル発生
これ以外良い提案あったらヨロシク。
899
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 00:19
パラレル発生は非推奨
枝分かれしていく可能性大だし、そんな事になったらとんでもない事になる
話し合いも駄目ぽいかと
議論で何レスも消費するほどスレに余裕は無いと見た
てなわけで先に立候補した人を推奨する
900
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 00:21
>>896
>>673
はDIO様のお言葉の改変だ
なんといってもやった俺が言うんだから間違いない
901
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 00:28
平行して連載する時、書き手は
名前の所などで現在のルートなど読者が判別しやすいようにすること
選択肢の記号を区別のつく形で記載する事
1,2,3 A、B、C あ、い、う など
読者が選択肢を選んで書き込むときは、どこの選択かがわかるようにすること
※
>>111
選択肢1 のようにアンカー必須
902
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 00:33
>>898
4.書きたい奴が書く。ダブッた場合は先に投稿した人の話を優先。
葉鍵準拠だが、これがいいと思う。
あとコテは、『余程酷い内容でなければ』無しでいいと思う。
コテ付随による書き手の選民化は、参加しにくい雰囲気になるから。
個人的には、
「普段読み手だけど、ちょこっと続き書いてみたいor選択肢出してみたい名無し」
も参加できる形のがいいかと思う。
903
名前:
心に剣、輝く勇気。
投稿日: 2004/11/16(火) 00:40
何か凄っごい身の程知らずかもしれませぬが・・・仮面ライダーブレイドルートなるものを考えてしまい、ここに投下する事にしてしまいました;;
お眼汚しすみません;;不評ならば諦めて撤去致します故に・・・。
世界背景としては・・・
・聖杯戦争から数ヵ月後。
・セイバー、凛、桜ルートの肝は通過している。
・サーヴァントはギル、アーチャー、バーサーカー、真アサシンが敗退。他は全て存命。
(ランサーは凛の、ライダーは慎二から桜のサーヴァントになっております。)
・死者も殆どおらず、蟲爺さん及び言峰神父のみ。慎二も葛木さんも存命。
・竜桐寺消滅の為一成は親戚の家、葛木夫妻(?)は衛宮の家に。
・アサシンは門消滅の為・・・衛宮家の番人と。
(何かアサシンは門が消えれば動けるのかどうか解らないので解明によってはこの設定は無しに致します。)
――――それは、何を意味する夢なのか。
――――夢を見ている。 かつて見ていた剣の夢。
――――否、違う。
――――それは、未だかつて見た事の無い風貌をしている剣。
――――もう、これで何度目になるであろうか。
――――余りに不出来で、余りに不鮮明で、余りにも理解不能。
――――自分の知識を、技能を総動員しても・・・彼の剣の存在を確立する事は未だに叶わず。
――――それが何より腹立たしかった。
――――何を伝えたいのか・・・何をして欲しいのか。
――――そんな事すら解る事が出来ない自分自身に。
――――視界が、晴れて行く。
――――また今日も、彼の剣の全てを知る事は出来なかった・・・。
「ん・・・?」
肌寒い空気に身を震わせながら、衛宮士郎は身体を起こした。
辺りを見回せばそこは見知った土蔵。
どうやら、またもや精神統一中に寝入ってしまっていたらしかった。
傍らの時計を見れば、まだまだ朝ご飯の用意には時間がある。
窓からは眩い光筋が差し込み、外からは鳥達の綺麗な囀りが聞こえ、全く持っていい天気そのものであった。
・・・だと、いうのに。
「・・・・・・。」
朝の爽やかさとは一転して、彼の心情は穏やかなモノでは無かった。
理由は明白・・・。今朝の、夢・・・。
あれは一体何なのであろうか?
幾度と無くその疑問を自分自身に投げ掛け、その都度頓挫して行く・・・。
数日前の事であった。
突如、頭の中にイメージとして沸き上がったソレは不鮮明で、カタチにならない、ハッキリしない。
そのドロドロしていたイメージが、剣とおぼろげに解るようになったのは最近である。
そんな事を何度も繰り返し、繰り返し見るようになって、近頃は慣れたものの・・・。
何故だが、酷く落ち着かないのである。
まるで、自分の中にある無意識の意識が自らに警告を鳴らしている感覚。
それが何なのかまるで解らないから、余計に苛立つのも事実で。
・・・それと同時に、感覚の正体を知る事に対して、僅かに抵抗を覚えるのも事実であった。
何気無く見た掌を開き・・・強く握り締める。
もしかすれば、遠くない未来に手にするであろう「何か」の感触を確かめる様に・・・。
・・・本当、すみません;;
今日の所はこれでlll色々矛盾があるやもしれませぬが・・・;;
「ふざけんなバカヤロー」という声が上がればすぐにでも止めますので;;
904
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 00:44
>>902
俺が言いたかったのは、リレーで引き継ぐ時のレスと作品を投下する時だけでも構わんのだ。
905
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 01:16
>>903
とりあえず、場の空気を読む練習をしよう。
選択肢を作らないなら未発表スレに投下する方が吉かと。
906
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 01:43
>>903
『選択肢で物語を作っていくスレ』だから、最初から設定づくしでこられても困る。
つかそもそも選択肢ないし。スレタイ見直してくれ。
あと、ライダーは
>>566
ひとりでいい……
907
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 02:07
まずストーリーがあり、次にキャラがあり、最後に設定だ。
設定から話を考えた場合ほとんどの場合が最低SSになる。
908
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 02:48
―――――スレッドは選択肢で出来ている。
909
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 07:18
血潮はSS、心は住人
幾千もの荒らしを越えて不敗
ただの一度のdat落ちもなく
ただの一度のageもなく
910
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 11:46
書き手はスレで一人 文字の海で投票を待つ
故に、本名に意味はなく。
そのスレはきっと選択肢で出来ていた。
911
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 14:10
浮かんだネタと選択肢の赴くまま、書いて書いて書きまくり、
いつしか自らの膝が折れたのを自覚した時。それがバトンを渡す時だ。>リレー形式
912
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/16(火) 16:37
ええっと、我侭だとは思うので……皆さんに聞いておかなきゃな、と思いまして
ちょうど
>>911
氏のレスと同じような感じなのですが
その、『この次あたりでリレー』と言ってましたけども、
できれば――自分がぶっ倒れるところまで書いてみたいな、と……
勿論、このまま書いて良い、リレーにした方が良い、どちらの選択肢でも従いますし
このまま書いてリレーに移行しても(書き手の独りとして書きつづけるとは思いますが)
これは俺のシナリオだ、などとグダグダ言ったりはしません
勿論、次のレスでリレーに移行しても、それは同じです
それで……如何でしょうか?
1.リレー形式に移行した方が良い
2.このまま書きつづけても良い
913
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 16:46
2.
がんばれ
914
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 16:49
2
行けるところまでがんがれ。
915
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 17:01
2で強く頑張れ。
916
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 17:03
2。
別にまだリレーに移ってないし、全然平気だと思う。
917
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 17:10
2
918
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 17:39
2で決まりだね。頑張れ。
919
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 17:39
2、その意気やよし!
920
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 17:55
書き続けても大丈夫だと思うけど、
あまり入れ込みすぎると他の書き手が敬遠するかも
しれないから、心持ち程々にね。
921
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 18:35
>>903
個人的には読みたい。
未発表スレにいってはどうだろう。
922
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 19:54
俺は
>>896
のBAD回避&道場は反対。
自分達が選らんだ選択肢でBADになったならそれはしかたないこと。
いちいち作者に制限加えるようなことじゃない。
無論、作者がやるなら止めない、それをルール化して作者に押し付けるのが反対。
923
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 20:00
俺もだな。BAD選んだらそれは住人が悪い。
924
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 20:11
道場は有りで良いと思う。まぁ全ては作者次第だが計画の内に入ってるっぽいし。
925
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 20:14
>>922-933
BADにしようと無理やり自演で終わらせる香具師が居ないとも限らんので俺は賛成だ。
勿論作者次第だが、この後リレーになった時BADENDで終わる→次の人が前の選択から始めるとかOKにして欲しい。
926
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 20:19
俺もBADENDは全然構わないが、道場でやり直しとかアリに一票。
というか
>>923
に言いたい。自演が可能な現在、BADを住人全員の責任となるのは勘弁してほしい。
927
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 20:22
やっぱ自演が一番怖いよなぁ・・・
今の566が完結まで頑張ってくれるのが一番だが。
928
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 20:24
スマン、素で間違えたorz
929
名前:
922
投稿日: 2004/11/16(火) 20:25
あー、ごめん、俺リレーじゃなくて一人で書く方の話してた。
一人で書いてる作者にBADにすんな、とか道場書いてやり直させろ、つーのが反対。
リレーならリレーなんだから当然道場&やり直しはOKだと思う。
ただOKっつーのをルールにする必要はあんま感じないけど。
930
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/16(火) 20:32
皆さん、どうもありがとうございます(礼)
引き続き、頑張って――行けるところ……前のめりにぶっ倒れるところまで書くことにします
と、今次の場面書いてるんですが――もし書き終わった時点で新スレ立ってたらソッチですかね、張るのは?
931
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 20:45
次スレが立ってたらソッチに書いてもらった方が良いかも。
書き終わった時点で立ってなかったら、此方に迷わず投下どぞー。
932
名前:
仮面ライダールート#2−4
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/16(火) 21:48
「そうです、コレが私のお稲荷さんです」
―――――瞬間、空気がコレ以上良いってくらいに固まった。
「なんですtt「だぁれがっ、貴様のお稲荷さんだぁぁぁぁぁっ!!!!!!!」」
藤ねえの言葉を遮り飛び蹴り一閃。今まで三十八人の武道家を葬り去ったに違いないだろう英雄王の真空蹴りが衛宮士郎の顔面に直撃した。
そのまま背後へとぶっ倒れて、後頭部を強かに打ちつける。
1R35秒KO負け。まさに一瞬の出来事だった――――――
――――――この先は馬鹿にでもわかる葛木先生の聖杯戦争を生き残る為の百八の講義、略して『馬鹿にでもわかる葛木先生の聖戦講義』です。
講義を受けますか?
>1.はい
2.いいえ
〔先生〕
と言う訳で、作者の妙なノリに乗っかって死んでしまったスレ住人のための聖戦講義だ。
生徒1号、この講義とはいかなる講義か説明してみろ。
〔サクラ〕
はい、生徒1号さんです。
この『葛木先生の聖戦講義』とは!
膨大なテキスト、美しいグラフィックに裏打ちされた膨大な世界設定と
それに色を添える濃密なストーリー!
主演レオ○ルド・デ○プリオ、ジュ○ア・ロバー○!
製作総指揮は『死霊のは○わた』のサ○・ライ○監督、総費用一億リラ!!
スピ○バーグ監督も大絶賛、これはラブストーリーの到達点と言っても過言ではない!!
2005年春、全国洋画系で公開予定―――とか何とか言っておけば良いのでしょうか?
〔先生〕
その通り。
とりあえず、これが初登場、第1回というのだから世の中は無常だ。
〔サクラ〕
そうですねえ……スレ住人の皆さん、バッドエンドがよっぽど怖いのでしょうか?
〔先生〕
軟弱な型月ヲタどもめ。
〔サクラ〕
一言でバッサリですか。
〔先生〕
スレ住人達には、謹んでこの言葉を送りたい。
シュジンコウ
『俺の屍を越えて行け』
〔サクラ〕
おお!これぞまさしく型月作品全ての真髄、骨組、根幹を表す言葉!!
先生、ぐれぇとです!!
〔先生〕
それはさておき……今回の衛宮士郎は比較的無傷だな。
〔サクラ〕
まあ、ギルガメッシュの飛び蹴り食らって気絶してるだけですから。
眠ってる先輩って素敵……でも、悶絶してる先輩はもっと素敵(はぁと)
〔先生〕 死体愛好家
――――忠告しておくが、くれぐれもネクロフィリアにはならないように。
〔サクラ〕
でも、物足りないんですよねえ……。
〔先生〕
――――弄るか?
〔サクラ〕
――――弄りますか?
〔先生〕
よし、ではこれから改造手術を行う!!
〔サクラ〕
では、まず材料のご説明から。
外道マーボー3人前、お好み焼き丼2人前、磨耗しきってしまった守護者1人に
トラを一匹。
〔先生〕
どれもこれも、ご家庭で簡単に手に入る代物ですね。
〔サクラ〕
では先生、調理の方法を。
〔先生〕
うむ。ではまず、腕まくりをして―――。
〔サクラ〕
腕まくりをして?
〔先生〕
そしておもむろに北斗百○拳!!!!
〔サクラ〕
な、なんだってぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!!??????(AA略)
〔先生〕
ほぉわたたたたたたたたたたぁっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!
―――――――――――お前はもう、死んでいる……ッ!!
「ひでぶっ!!!???」
なんか、もの凄い夢を見たっていうか、先生の声優は神○明ですか違いますかそうですか。
「気がついたか、雑種。蹴り一撃で5分昏倒とは……情けないにも程があるぞ?」
「そうねぇ。前々から思ってたけど、士郎って耐久力無さ過ぎよね。
なんか、軽く40回くらい死にそうだし、いっそのこと、鍛えなおしちゃおうか」
「む、我もそのつもりだったのだが――どうやら、貴様とは気が合いそうだな」
「あ、あたしもさっきからそんな感じがしてたのよね!良いお友達になれるかも!」
………………トラと王様が笑ってる。
二人が仲良くなったって事で一件落着、という訳には―――。
「わっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは」×2
「………はぁ」
いかないらしい。
結局、俺はその後昼飯を挟んで数時間、藤ねえとギルガメッシュにこってりと絞られることになった。
そして――――
1.夕方からギルガメッシュと一緒にマスター探しをすることにした
2.藤ねえに晩飯は任せられないので晩飯を作ることにした
933
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 21:49
わーい続きだ
ここは1で
934
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 21:52
俺は2かな。
935
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 21:53
1で新展開を!
936
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/16(火) 21:56
念の為
1は某キャラルートへ
2は藤ねえルートへ
分岐する―――――かもしれない(ぇ)
937
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 21:59
ういー俺は1を選ばせてもらうわ
938
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 22:00
なに!? それなら2だ!
939
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 22:10
もう少し藤ねえとギル様のコンビが見たいので2で
940
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 22:16
1で。
1の方が展開速そうだし
941
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 22:22
俺も1で。
942
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 22:25
1に決定。作者様、よろしく。
943
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 22:28
1で決定、と。
944
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/16(火) 22:32
1ですか、了解ですー
展開早い方が良いですかね、やっぱり
945
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 23:20
ならば俺がリレーで藤ねえルートにしてくれる!?
946
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/16(火) 23:24
駆け足気味でなしにちゃんとスト―リーが進んでくれる感覚が理想っす。
対して、掛け合い漫才じみたドタバタがだらだらと続くのが一番イヤンな感じ。
947
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/16(火) 23:26
まあ、一発分岐じゃニトロですし
話の展開しだいでは……(ぇ)
というか、そろそろ新スレ立てたほうが良いですかね
948
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/17(水) 00:46
次スレは
>>950
で。
以降は小ネタSSやら今スレの反省会やらで埋め、が良いかと。
949
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/17(水) 01:24
>>946
に同意。
急ぐ事はないと思うけれど、ドタバタで書く体力が消耗してしまうのが怖い。
950
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/17(水) 19:00
というわけで950ですよ
新スレ立てておきますねー
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1100685553/
951
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/17(水) 20:35
>>950
新スレ乙。残りでルールを決めますか。
>必要なものは『ハッピーエンド』である。
>住民も書き手も、ハッピーエンドを目指さなければならない。
>まれに荒らしや愚か者の所為で、望まない結末へ辿りつくこともあるだろう。
>だが、そういう場合こそ『道場』を用いて再開するべきである。
やっぱこれは要らないと思う。
BAD書いたら嵐ですか?選んだ奴は愚か者ですか?
住人もハッピーエンドを目指すってBADっぽい選択肢は選んだ人がいても無視するって事?
それって選択肢である意味が失われるだけじゃん。
いちいち書き手に制限かけるルールなんて要らない。
BADになって惜しい作品なら他の作者が誰か補完してくれると思う(リレーなら)。
誰も補完しなかったらそれはリレーとしてその程度の作品だった、ということ。
新スレの
>>2
に、
始める人は一人で書くのか、リレーしたいのかはっきりさせる。
一人で書く場合、トリップ”推奨”
作品名がわかるように、タイトルを明示してどの作品の続きなのかはっきりさせる。
程度でいいと思う。
あとスレ紹介ならともかく、ルールをDIO様のお言葉で書くのはちょっとわかりにくいと思う。
952
名前:
(M8z3Z2VY)
投稿日: 2004/11/17(水) 20:56
そうですね……うん、では次スレからは、普通の形でルールを書くと言う事で
それから、BADを避ける――というのは、どうなんだろう
ライダールートの時、いろいろ揉めたからなるべく避けたほうが良いかな、と思ったのですが
これについては、もう少し話し合ってからで、ですかね
あ、それから続きは新スレの方に投下してますので、と念の為
953
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/17(水) 21:02
書き手が道場とか使って続きを書くのは良い(というかありがたい)けど、
それをルールとして強制するのはどうかって事だな。
954
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/17(水) 23:14
ルールはDIO様の言いつけ通り、まとめて
>>1
に記載する。
DIO様の言葉は
>>2
とか
>>3
とかにはっつけておく。
こんなもんでいいんじゃないのかね。
955
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/17(水) 23:22
型月は基本的にBADEND=DEADENDだからBADから
話をこじつけて展開しようにも主人公が大抵死んでるし、
道場ネタは掛け合いが下手だと萎える。
個人的には、BADENDは『非推奨』
と言っても、BADENDさえも『選択肢の一つ』なわけで、
書き手と読み手が合意の上でBADにするならそれもアリ。
その場合、書き手と読み手の両方に責任があるものとして、文句は言わない事。
(あからさまな自作自演、荒らし目的の連投は除く)
こんな感じかな?
956
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/18(木) 01:28
投票する時は『一言感想と共に』書き込まなければならない、というのはどうか。
957
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/18(木) 01:33
やだよそんなの面倒くせえ
958
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/18(木) 01:43
書き手が事前に作品を投下する時間を宣言しとくのはどうか?
それだったら選択肢が出た時にすぐに対処できるし。
その時にその場に居れない人は仕方が無い。
自演でBAD選択肢を選ばれたら、
それはその時点で阻止できなかった住人の所為だし。
959
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/18(木) 01:51
つかBADが見たくてその選択肢選ぶ奴なんてそうそう居ないだろ。
変わった展開を期待して捻ったの選んだらBADだったってのはあるかも知れないが。
960
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/18(木) 04:13
>>959
赤飯のことかー!
961
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/18(木) 07:17
>>959
これが私のお稲荷さんです、でBADにならなくて良かったよ
あ、いや……でもあれは講義に逝っちゃってるから、ある意味BADなのか
962
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 00:56
一応まとめ。
ルール化に誰も反対にしていないもの
1、始める時には一人で書くかリレーするか宣言する。
2、きちんとタイトルをつける
3、一人で書く場合できたらトリップもつける。
4、選択肢は最初に5票入ったものが選ばれる
5、作者は最後までがんばれ。
で問題になってるのが
BADエンドの取り扱いをルールとして明記するかどうか?
個人的には、選択肢がある以上BADの可能性がないと逆につまらん気がする。
>>955
の作者と読者の合意ってな選択肢選ぶ以外何するのかわからんし。
ルールとして書いちゃうと実際にBADになったとき、非推奨の取り扱いで荒れるのは
目に見えてるし、個人的にはルールとしてテンプレに記載する必要はないと思う。
むしろ住人側にきちんとするために
BADエンドの可能性があることを頭に入れて選択肢を選びしましょう。
ってのをいれとく方がいい気がするな。
963
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 01:02
ピンで書く場合トリップは必須じゃろ。
それと、ピンで書くことを宣言した物語も、リレー形式にする事が可能。
ただし、リレーに一度したらもう戻れない。
これが抜けてる。
BADについては書き手の好きにしろ。が一番いいと思うぞ。
そのまま終わらせるのも自由、反省会に突入するのも自由。
書き手から余り自由を奪うのもアレだしな。
964
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 01:08
>>963
補足どーも。
知らない人は知らないから、トリップ必須なら、
>>2
以降にトリップについて
簡単に書くなり、どっかからコピペするなりした方がいいかも。
965
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 01:19
BADエンドに関しては、作者の最良で続きの可不可を選択肢で決取るなり、
終わらせるけど誰かが引き継いで書いてもOKかペケか宣言、てのは?
966
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 02:51
BADエンドになった場合、
1.BADに至る展開が不自然でないか。(書き手荒らし)
2.BADに至りそうな選択肢が連投されてないか。(読み手荒らし)
を判断して『明らかに不自然である』ものに関してはBAD自体を取り消す、
という事でどうだ?
それ以外はBADとして扱い、終わらすか続けるか道場かは勝手にする。
967
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 19:42
>>966
言いたいことはわかるけど、
1、「明らかに嵐」という判断は誰がするのか?
2、その判断をどこでするのか?
皆で、スレでするというなら、スレが議論で荒れるだけ。
だったら書き手の好きなように、としておいて何事もなかったかのように
続けてもらった方がいいと思う。
一人で書いてる場合にしても、BADになった後に、
「あれはルール上不自然だからなかったことにしろ」
っていうわけにもいかないでしょ?
968
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 20:18
つかBADな選択肢で結果BADになった場合、
一番問題なのが作者さんに矛先が行くこと。
これだけは絶対ルールで防止せねばなるまい。
969
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 22:07
まずID出ないとどうしようもない気がするが。
970
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/19(金) 23:28
BADで一応終わったとして、作者にやる気が残ってるなら選択肢ってのは駄目か?
一つ前から再開する
→素直に終わらせとけ >BAD END
971
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/20(土) 00:06
>>970
それなら最初から選択肢なんか無い方が良い。
それにそれを決まりとして作ると、結局負担が掛かるのは作者だろ?
どーせBADになったら住人が「選択肢に巻き戻せ!」って言うに決まってるし。
972
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/20(土) 00:34
綴り手の好きにさせるがよかろう。
続きを他者が引き継ぎたいと言う場合は当人と相談すればいい。
リレー状態で発生した場合は住人で投票して決めればいいだろう。
BAD荒らしの最大の防衛策はそもそもそんな選択肢を作らない事だな。
綴り手はBADを作る以上はBADが選ばれる可能性を常に意識する必要がある。
そしてそういった選択肢は荒らしや興味本位で先を考えない人間に特に好まれる事を肝に銘じる事だ。
BADENDも物語の帰結のひとつの形なれば、BADであれども物語は綺麗に閉じたいものだな。
973
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/20(土) 01:01
書き手が書きたいように書く。その代わりトリップは必須
バッドエンドで終了しても、それを続けるかどうかは別の書き手次第
他ルートがあるのなら他ルートで。無ければ新ルート作成。
場合によっては戻ってシナリオ再開。
読み手が進行を選択する時も、混乱しないように注意する事
これで良いじゃないか。
974
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/20(土) 01:02
スマン。ageてしまった
975
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/20(土) 01:07
ええと、リレーの場合でもトリップは付けるんだよな。
976
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/20(土) 01:10
どの場合でもトリップは有った方がいいと思われ
騙りが来るかもしれないし、誰かはっきりしていた方がいい
977
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/20(土) 01:31
新しい作品が投稿された時、リレー形式でも立候補時にもトリップ付けたほうがよくね?
978
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/23(火) 23:26
月姫とFate、クロスで書こうと思っている。
それで、今までなかったリレー形式で行きたいと思っている。
次書きたいという奴が現れるまでは書くつもり。
ある意味、ありきたりの志貴in聖杯戦争もの。
リレー形式についてとか意見を待つ。
979
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/23(火) 23:37
クロスに関しては多分何も問題ないと思われ。
俺が気をつけて欲しいと思うのは、立候補者がどの時点で書きたいって言えば良いのか明記してくれると助かる。
お前さんもある程度は書きたいと思うし、選択肢から交代なのかとか。
あとは微妙な確率だが、立候補者が複数居た場合だな。
980
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/23(火) 23:41
まずは混乱を避けるためにトリップ付けるべきだな
981
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/23(火) 23:54
じゃあ、選択肢に
1、セイバーだ!
2、ライダーだ!
3、言峰だ!
4、次は俺が書く
という感じで、4を選んだやつに譲り渡す方式で行こうと思っている。
もし、複数いたらどうしようか。
982
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/24(水) 00:00
俺はパラレル非推奨だから先に立候補した方に一票入れてみる。
だから4選んだ時点で立候補者はトリップ付けるとか言ってみる。
983
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/24(水) 00:00
だれかトリップってどうやるか教えてくれないかorz
984
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/24(水) 00:05
名前の欄に
#○○○○
と入れる。
○の部分に適当に文字でも入れるべし。
あと4文字以上でもおk
985
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/24(水) 00:11
追記だが○部分は半角でも全角でも1文字以上書けばOK
更に
■■■■#○○○○
とやると■■■■がトリップ前につくぞ。
986
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/24(水) 00:13
>>981
最初に”トリップ付”で「次俺が書く」宣言した人に任す、というのはどう?
最初に宣言した人が5票に達した選択肢を書くって感じ。
とりあえずいけるとこまで頑張って下さい。
桜が殺人貴(≠NANAYA)召喚して速攻で蟲と爺と慎二を排除。
士郎を守るために桜がポジティブに聖杯戦争に関わるってネタ考えてんだけど
リアルで忙しくて書けない。
さっさと暇になりたい・・・でも書く前にもう一度Fateもやり直したい・・・時間がほしい。
987
名前:
(.t4dJfuU)
投稿日: 2004/11/24(水) 00:15
こうか?
上手くいってたらあっちに書き込んでくる。
988
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/24(水) 00:24
>>987
マテ、今仮面ライダールートがクライマックスだからもう少し待機してたほうがヨサゲ。
989
名前:
(.t4dJfuU)
投稿日: 2004/11/24(水) 00:29
>>987
って更にマテ、多分お前のトリップコレだろ。
もう少し難しいのにかえるべし。
990
名前:
#1234
投稿日: 2004/11/24(水) 00:33
うわ、もう書き込んじゃったよ。
確かにその通り、すまぬ。
トリップも次から変えとく。
991
名前:
(qLlARABQ)
投稿日: 2004/11/24(水) 01:10
とーう
992
名前:
(Or/xghAM)
投稿日: 2004/11/24(水) 01:11
とーうとーう
993
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/24(水) 01:19
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1061912642/
トリップテストならここ使うよろし。
994
名前:
(zjVMYad2)
投稿日: 2004/11/26(金) 00:24
提案。
SSを投稿するときは選択肢ごとにしませんか。
そうしないと投稿して良いのか悪いのお互い分かりませんし。
995
名前:
(.t4dJfuU)
投稿日: 2004/11/26(金) 15:07
ふぁいあー
996
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/26(金) 16:05
いんざほーる
997
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/26(金) 18:11
正直、今やってる三作品てどうよ
998
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/26(金) 21:17
同時進行はワケワカメ。
つーか、「続きは俺が書く」なんて選択選ぶヤツが居るはずないし。
リレーするなら早いモノ勝ちで、転んでも泣かないが鉄則だろう。あと、並列は��ポ。
999
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/30(火) 00:55
ステイシーオリグー
1000
名前:
僕はね、名無しさんなんだ
投稿日: 2004/11/30(火) 01:37
1000
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