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選択形式で進めるスレIN型月板part08

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選択形式で進めるスレIN型月板part08
1 名前: 僕はね、サチニストなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 02:22:34
よくぞ集いしスレ住人達よ!
これから壮大な物語に挑んで頂く所存、各自心して読んで欲しい!
道中様々な選択肢が待ち受けているが、
そこは熱い展開や好きなキャラを思って投票してホシイ!
教会に突撃とかそーいうBAD ENDっぽいものは振り払って、
書き手と読み手一体となって伝説になってホシイ!

っていうか聞いて?
ここの住人ってば読者のクセに弓塚のさっちんや氷室さんを事もあろうに援護し、
あわよくばヒロインをすげ変えるつもりよ!?
簡単に言うと投票が全てなわけ、私の選択肢も必ずSSFって寸法。
そう、そうなのよ、あんた達なんで私に投票しないのよ、のほほんとしちゃって!
大人になった士郎の気持ちも今なら解る!
……話してて自分の居場所に不安を感じる時ってあるでしょ? ん、今そんな感じ……
でも今、このスレは最高潮! >>1から>>1000までチューズミー選択肢の嵐!

その辺肝に銘じて、選択肢に込めろ魂!
では諸君の健闘を祈る!燃え上がれワンクリック投票!
あ、あとちゃんとルール(>>2-3)読んでね。
勘に頼ると割と死ぬわよ、でも投票は運だから当たって砕けて楽しむベシ!

2 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 02:23:41
・書き手はトリップ必須

・選択は先に5名が選んだものに決定される

・コース/ルート、ないしはシナリオ名を併記

・書き始める人間はシナリオを占有するかリレーにするか書く
 占有中のシナリオをリレー化した場合は後戻りできない

・採決中の選択肢が存在する状態で別シナリオの選択部分を投下する場合、
 選択肢のシンボルが重ならないようにする

・選択肢でBADENDになった場合、文句は言わないようにすること

3 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 02:26:32
前スレ:選択形式で進めるスレIN型月板part07
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1155827851/l50

06 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1149529951/l50
05 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1141919424/l50
04 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1134547400.html
03 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1104132458.html
02 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1100685553.html
01 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1094950062.html
保管庫
http://yozakuranosakumatild.hp.infoseek.co.jp/select/index.html
まとめサイト(になる予定)
http://www16.atwiki.jp/sentakushi/

4 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 02:36:01
1乙

5 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 02:42:21
>>1スレ立て乙

6 名前: 心得 投稿日: 2006/09/03(日) 03:31:29
必要なものは物語を綴る書き手である。
彼は欲望をコントロールできる人間でなくてはならない。
自己顕示欲や名誉欲のない人間で、
彼は人の法よりも、スレッドの法を尊ぶ人間でなくてはならない。
いつか、そのような者にこのスレッドが出会えるだろうか?

必要なものは『選択肢を選ぶ5名以上の住人』である。
住人の選択は、物語を進める力があるからである。

必要なものは『テンプレートになるべきルール』である。
住民はルールを忘れないように、この言葉を考え作り
スレッドそのものにレスとして刻みつけておこう。

必要なものは『勇気』である。
書き手達は物語を語り終える『勇気』を持たなければならない。
綴られていく物語達は、5人の同じ選択者の意思を集めて吸収。
そこから『新しい未来』を生み出すであろう。
『生まれた未来』は次の選択肢を産む。更なる選択者の意思に沿って…
『物語』は住民を信頼し、住民は『物語』を知る。

7 名前: 前スレ998,999 投稿日: 2006/09/03(日) 20:31:29
くっ……1000用に改変つくって待機してたが、
みごとにやられた……!
前スレ>>1000よ、次は負けぬ。

8 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 20:34:31
>>1乙。
それにしても前スレ後半はまるでetaFスレのようだったなw

9 名前: 前スレ1000 投稿日: 2006/09/03(日) 20:52:42
>>7
etaFの14合戦のように、それをネタにしたものを希望。
もしくは、etaF縛りの新規物語

10 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 20:56:59
改変ネタはetaFスレに任せておこうよ。
このスレの特性上、どうしても1000近くになると停滞しがちで雑談多くなるけど
基本的には作者が続編投下してくれるのをwktkして待っておくベシ!

11 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 21:00:43
>>9
他スレの話を持ちこむなよ。

12 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/03(日) 22:01:35
弐 逃げる

 長い長い諮詢の後、エミヤはついに決意した。

 エミヤに印象的だったものがある。石段を調べに向かったとき、彼を呼び止めたカレンの表情。久しく見ていない泣きそうな顔。なんて、らしくない。あんなに寂しげな顔をしてくれるなんて、何年に一度の事だろう。

 ふと、思い出した記憶がある。捨てられた子猫のように震えていた、あの日守りきれなかった誰かの顔。その女性を、また見捨てていくのは少し辛い。

「……そうだな。俺は、一度失敗してしまったからな」

 遥かに続く石段の上。そこにあの死神がいるという。エミヤはその恐ろしさを知っている。それならば、少しでも有利な状況で戦うべきだ。要は勝てるとき、勝てるように、勝てる者が勝てばいいのである。もしくは間接的に利用してもいい。邪魔な勢力とぶつけあわせる事ができれば、それは非常に有利に働く。

「ここは引こう、凛。私達には時間がある。何を為すにしても、急いては事を為損じよう」
「そう。それも一理あるわね。……じゃ、戻りましょうか」

 空は既に明るさを増し、鳥の鳴き声がどこかから聞こえる。戦闘がなくなって気が抜けたのか、凛はすでに眠そうな表情をしている。今は一刻も早くベッドに倒れ込みたいのか。エミヤは舟をこぎながら危なっかしく歩く凛を抱え上げ、カレンと肩を並べて帰路へとついた。魔女のように微笑む黒猫の視線に見送られながら。

 さくら、と聞こえた凛の寝言が、何故かとても寂しげに耳に残った。



 衛宮邸の有り様は酷かった。庭は荒れ果て屋根は痛み壁には大小様々な穴が開き、土蔵に至っては瓦礫とクレーターを残すのみ。セイバーは胸の傷が治りきらず安静状態であり、ルヴィアゼリッタも魔力不足で寝込んでいた。全ては、昨日の戦いのなごりである。

「まいったな……」

 縁側から庭を眺め、士郎は思わず呟いた。この光景を、大河にはどう説明すればいいのだろうか。近所を歩けばどれだけ騒音の苦情がくるのか分からない。そして何より、一回戦っただけでこれだけの被害がでた事それ自体が問題だった。

 これから先、どれほどの被害、どれほどの犠牲者がでてしまうのだろう。自分に何の力がない事を、士郎は今ほど悔しく思った事はない。せめて、せめてあちらの世界に片足でも踏み入る事ができたのなら、彼女達に代わって戦えたかもしれないというのに……。



「それじゃ、いってくるな、桜。二人の看病をよろしく頼むぞ」
「はい。……ごめんなさい。本当はわたしが行かなくちゃいけないのに」
「気にしなくていいさ。大体、俺が残ったって女の子相手じゃ満足に世話もできないだろ?」
「そう……、ですね。……先輩、早く帰ってきて下さいね」

 時刻は早朝から朝へと代わる頃、士郎は桜とライダーを残して藤村邸に出かけていった。桜の代理として、今夜に予定されている間桐家の通夜の打ち合わせをするためである。

 間桐家について、実質的な細かい事は全て雷画や大河が受け持ってくれたが、それでも何もしないわけにはいかなかった。本来なら桜も出席すべき席なのだろうが、彼女の過去を知ってしまった今、士郎はあの家にこれ以上縛られてほしくなかったのだ。今は一刻も早く、衛宮の家に馴染んでほしい。それが士郎の桜に対する、嘘偽りならぬ想いだった。

 通夜の話そのものはすぐに終わった。桜の今後も、雷画が後見人として面倒を見ると胸を叩いてくれた。藤村組が懇意にする弁護士や公認会計士も紹介してもらって、遺産や保険金、相続税などに関する件も無事滞りなく済みそうである。桜が表の世界で一人の少女として生きていく手はずは、一応一通り整ったといえる。

 あとは、本人の意思と聖杯戦争さえなんとかすればだが。

「士郎、後はあなた次第だからね。桜ちゃんを幸せにしてあげなさい」
「……おう。そうだな」

 このとき、士郎と大河たちでは、「幸せにする」という行為の解釈が決定的に違っていた。即ち、士郎は妹分として、周りは妻として。だからだろう。大河が渡した桜宛の封筒の中身が結婚届の届け出用紙だったと士郎が知るには、まだ少し永い時間が必要だった。



 士郎は昼食をご馳走になり、その帰り道にふと思案した。時計は予定より少し早い時間を指している。頭に浮かぶのは寝込んでいる二人と、その看病をしているはずの二人だった。全員、神秘の世界で懸命に生きているように士郎には感じる。

 士郎はそんなみんなの為に、せめて自分ができる事をしたかった。早めに買い物を済ませて手のかかるご馳走をつくろうか。それとも早く帰って二人の看病を手伝おうか。

 せっかくの機会。それなら―――
壱 商店街に行こう。
弐 家へ帰ろう。

13 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 22:07:33
壱。 イリヤ待ってろよ

14 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 22:44:43
壱ィ

15 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 22:45:35
ルヴィアの様子も気になるが、
イリアのサーヴァントの方が気になるワン!
って事で壱

16 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 22:46:11
弐 家へ帰ろう。寝るぞ。

17 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 22:54:39
壱だ。腹が減っては戦はできぬ。

18 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 22:57:21
壱

19 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 23:30:42
なんかSSとしてのクオリティがドンドン下がって行ってるな。

20 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 23:35:41
>>19
そう思ったらスレのクオリティを上げるべく君も新作投下してくれぃ!

21 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 23:38:50
キャラの台詞回しとかは割りと上手いと思ったけどな。
聞かれていない事までしゃべって士郎をしばろうとしたりとか、桜の嫌らしさが良くでている。

ま、ルヴィアが触媒用意していながら未だにサバ召喚してなかったり、召喚の儀式の最中に
士郎が触媒を魔法陣に置くという意味不明な手順だったりと作為が見え透いてるし。

桜嫌いの俺としても露骨な桜プッシュには(・ー・)な顔しちまうが。

22 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 23:39:45
18禁投稿しても良いなら考えるよ。

23 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 23:41:22
このスレは特定キャラ嫌いな人には向いてないぜ?
特定キャラ(特にサブキャラ)好きな人には天国のようなスレだけどなw

24 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 23:48:31
>>22
個人的には18禁でも構わないと思うが、前々スレの>>339-345の投票結果を尊重して
直接的な性描写部分についてはうpロダ使うことを推奨しております。

     ∩
( ゚∀゚)彡 新作! 新作!
 ⊂彡

25 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/03(日) 23:55:19
選択肢が

1:顔に出す
2:口に出す

とかそういうのになるんだが。

26 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 00:00:10
今更だけど、テンプレに

・直接的な性描写シーンはうpろだに貼り、ttpのみ書き込むこと

みたいなのを追加しとくべきだったな……

27 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/04(月) 00:57:43
衛宮士郎の背後に、誰かが立っていた。

月明かりさえない中で、顔も、シルエットさえもわからない。
だが、そこに誰かが立っている事が振り返ってわかった。
そして、その人間に命を救われた事を知った。

赤い男が放った剣の壁。
衛宮士郎という存在を壁の一部にするかの如き剣の波。
それが全て、その人に叩き落とされていた。


その事がどうしても、あの人を思い起こさせた。

自分の為に命を掛けてくれた。
自分の為に汚れてしまった。
自分の為に殺してしまった、あの人の事を。

さよならは言った。
ありがとうは言った。

だから、彼女である事はありえない。
それでも、もう一度だけ会いたいと思った。
思ってしまった。


だから思わず。
「セイバー?」
言ってはならない事を口にした。


雲間から月が現れ、二人を照らす。
目の前の存在が遂に声を発する。

月光の下で。

A:「はい、私はセイバーのようです」穏やかに、男性が佇んでいた。
B:「いや、私はキャスターのようだが」それ以上は何も言わず、黒い紳士が佇んでいた。
C:「いいえ、私はキャスターみたいだよ?」楽しげに、少女が微笑んだ。
D:「違うな、俺は……まあ、鎌使い、サイサーとでも呼んでくれ」自分の持つ鎌を見ながら、少年が言った。

28 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:01:58
Bを選ぶぜ。過去のジョジョキャラが鯖になってたら俺的には最高だな。男爵とか。

29 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:11:55
俺もBだ!
渋い男キャラが欲しいぜ

30 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:14:05
なんとなくDを選んでみる

31 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:16:05
Cかな?

32 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:20:29
穏やかなセイバー……
ベディか? ベディなのか!?
A!

33 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:28:32
B
主人公サイドが女性いっぱいなんでバランス取る意味でも男キャラを

34 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:37:34
少女キャラはまだいないじゃないか!C

35 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 01:45:54
Aハハハ、何を言ってるんだい?
ちゃんと永遠の乙女である虎がいるじゃないかw

36 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 02:15:45
Cでいこう

37 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 02:57:05
A

38 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 02:58:35
Bさ

39 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 03:58:02
C 少女

40 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 03:59:05
C

41 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/04(月) 04:10:27
祝・新スレ。
さっそく一つ投下しますね。

**********

――Interlede Side Himuro


 目覚めの気分は最悪だった。

「…………」

 上半身だけ起こして、しばし呆、とする。
 一分ほどそうして過ごすと、ベッド脇の机の上に置いた眼鏡を手に取った。
 眼鏡をかけると、ようやく視界が鮮明に見えるようになる。
 時計に目をやれば、時間は朝の6時半。
 ……これほど精神的に参っていても、いつもどおりの時間に目覚めてしまうとは。
 自分の規則正しさに呆れてしまいそうだった。

「何がしたかったんだろうな、私は……」

 昨日のことを思い出す。
 昼休み。
 偶然出会い、偶然同行し、偶然抱きとめられた。
 放課後に会う約束をし、部活動中もその約束は憶えていた。
 放課後。
 いきなり家に招待されて面食らい、しかし当人がその重大さを理解していなかった。
 どうやら途中でその意味に気付いたようだが、こちらも心の準備で手一杯だったため、話すことはしなかった。
 家に着いたらついたで、早速私室に案内された。
 今思い返してみても、私の狼狽ぶりはとんでもないだったことだろう。
 そして――。

「――――ふう」

 再びベッドの上に身を投じる。
 心の中に、しこりのような物が沈んでいるような感覚。
 その重さに、身体までもがずぶずぶとベッドに沈んで行きそうだった。

「衛宮、士郎」

 その名前を口にした途端、心の沈殿物はより一層重く堆積した。
 なんだというのだ。
 私の、いまだかつて知ることのなかったこの感情は。

「わかってはいるのだがな」

 そう、わかっている。
 恐らく正しいであろうと思われる推測ではあるが、私はこの感情がわかっている。
 ただ、私自身には縁が無い物だろう、と思っていただけだ。

 いつまでもこうしているわけにはいかない。
 そろそろ朝食の時間だ。
 私がどれだけ物思いにふけろうとも、生活のリズムは待ってはくれない。
 寝間着を脱いで、制服に手を掛ける……がしかし、このまま学校に行く気にはなれなかった。
 行ったところで学業に打ち込めるとは到底思えなかったし、なにより……。

 ――えっと、その、だ、大丈夫か氷室?

「…………、よせ」

 頭を振って記憶の再生を止める。
 そう、なにより。
 いま学校に行って、衛宮とどういう顔をして会えば良いのかわからない。

「……なんとも。存外乙女であるのだな、氷室鐘」

 我がことながら失笑してしまう。
 ならば、乙女は乙女らしくせいぜい振舞うがよいだろう。

 ……部屋の片隅に置かれている、トランクケースをちらりと見る。
 まだ中で寝ている『あの子』には悪いけど、声を掛ける気にはなれない。
 今日は一日、出かけてみよう。
 いつもなら寄り付かないような場所にも、今日は行ってみたい気分だった。


――Interlude Out

42 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/04(月) 04:11:21

『銀剣物語 第三話 氷室鐘の憂鬱、あるいは溜息』


 氷室ととんでもない別れ方をした、その翌日。
 俺は一時間目終了のチャイムと同時に、自分の教室の戸を開けた。
 目指すは3年A組の教室。
 授業が終わるなり教室を飛び出した俺を、教室の中の生徒が奇異の目で見ているが、それはこの際無視する。

 目当ての人物は当然、氷室鐘その人。
 目的は、昨日の一件を――水銀燈のことも含めて――謝罪すること。
 休み時間は短いが、用件を告げて謝るだけの時間なら大丈夫だろう。

「あれぇ、衛宮くん?」

 そんなふうに意志を固めている俺の前に、聞き覚えのある声が飛んできた。

「三枝?」

 3年A組の教室から今まさに出てきたところだったのは、陸上部のマネージャーこと三枝由紀香だった。

「どうしたの? うちのクラスの誰かに用事ですか?」

「ああ、その……」

 丁度いい。
 三枝は、氷室と蒔寺を加えた三人で行動していることが多い。
 せっかくなので、三枝に取次ぎを頼むことにする。

「氷室にちょっと用があるんだけど……悪いが取り次いでもらえるかな?」

「えっ? ……えっと、その……」

 ……なんだ?
 氷室の名前を出した途端、三枝は困ったように視線を泳がせる。
 まるでテストの悪い点数を指摘された子どものようだ。
 やがて三枝は、不安げにうつむきながら口を開いた。

「それがね……鐘ちゃん、今日は学校に来てないの」

「…………な、」

 なん、だって?

「先生が、お休みの連絡も来てないって言ってたし、おうちに電話しても、誰も出ないし……
 ねえ衛宮くん、鐘ちゃん、昨日どこか具合悪そうにしてなかった?」

 ……三枝の言葉に、なんと言って応じたのか。
 俺は、


α:呆然と自分の教室に戻った。
β:そのまま学校を飛び出していた。

43 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 04:19:37
βしか考えられん!

44 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 04:37:43
βであろうよ。

45 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 05:06:41
β

46 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 05:12:31
βでないと士郎じゃない。

47 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 05:16:21
β
     ∩
( ゚∀゚)彡 氷室! 氷室!
 ⊂彡

48 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 06:56:14
ここは氷室好きg(ry

49 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 10:16:31
まとめの銀剣がもう更新されてる。早すぎるよwww

50 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 14:21:53
>>27-40
BBDCABCACABCC
A3B4C3D2からラスト二個がC連打である。
SSFならぬSSO(そこまでにしておけよ男衆)発動か?

51 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 17:27:56
>>49
投票できなかったから、むしゃくしゃしてやった。もちろん反省してない。
Fateサスペンス劇場更新。

52 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 19:17:58
乙ー

53 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 22:57:50
>>50
最後のC2個は……まあなんだ。
トイレットペーパー6ロール入り大奉仕価格100円おひとり様1セット限りを変装して2回並ぶみたいな?
主婦は変装すらしないけどな。うん。

54 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/04(月) 22:59:00
まとめ人、乙っぱい。

55 名前: 40 投稿日: 2006/09/04(月) 23:35:15
一応弁解するが、39とは別人だぞ

56 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 02:28:23
>>55
あんまりそういう風に反応しないほうがいいぞ
下手に反応すると、嘘だとか本当だとか関係無しに煽りの対象になるからな

>>53
とりあえず、もしそう思ったとしても言わぬが花だということで

57 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/05(火) 03:18:01
「いいえ、私はキャスターみたいだよ?」
楽しげに、白服の少女が微笑んだ。

目の前の少女は、本当にただの少女であった。
王としての威厳も、守護者としての義務感も、戦士としての剛毅さも、多数の中の一を継ぎ、己を捨てさせられた後悔も、
偽物と断ぜられた宿命も、裏切り者と断ぜられた宿命も、
悪魔と恐れられ、英雄の為の贄とされた宿命も、神に恐れられ、狂わされた後悔も。
目の前の彼女には存在していないように見えた。

ただ彼女は、楽しげな目の奥に、覚悟の強さを持っていた。
「まあ、これから暫くよろしくね、マスターさん、お名前は?」
手を差し伸べられ、思わずその手を握っていた。

それで、それだけで、赤い男が『欠けたる者』と呼んだ理由はすぐに分かった。
「あ、ああ……士郎、衛宮士郎だ」
「ふーん、よろしくね、衛宮君」
彼女は魔術を扱う事ができない。
彼女に魔術回路は存在しない。

「あ、一つ聞かなきゃいけない事があったわ」
握手したまま。
「雰囲気からして、この人達は味方で良いのよね?」
「ああ、桜も、遠坂も、ルヴィアも、ライダーも、みんな仲間だ」
握った手が外れる。
「4人……ふーん、じゃ、あっちにいるのは敵って事で良いのよね?」

『なんだ、気付いてたのか』
「そりゃそれだけ歪んでいれば気付くわよ、状態が万全なら特にね」
そんな言葉と共に影から男が現れる。
影と共に現れたのは途方もない巨躯。
「バーサーカー……」
思い起こすのは、あの巨人。
少女を守り続けた、あの巨人だ。
「その通り、殺戮のプロ、狂戦士だよ」
だからその言葉には怒りを覚える。
「見たまえよ、この巨大な断頭斧、これこそ最強の証に相応しい」
巨躯が握る巨大な斧。
それは、人間の体どころか、鉄塊を切断して余りある巨大さだった。
「なるほど」
キャスターの顔から笑みが消える。
「キャスター……?」
歩いていく。
巨人へ向かい歩いていく。
魔術回路さえない少女が、何をしようと言うのか。
「不安そうだから見せておくわね、私の力」
そう言って振り返った彼女は、月明かりの下で、極上の笑顔を見せてくれた。

無防備なキャスターにバーサーカーが突貫する。
「まずい……逃げろ! キャスター!」

彼女の着込む緑のストールに備え付けられた赤い宝石。
それが僅かに光る。
同時に狂戦士の戦斧が振り下ろされた。

「キャスター!」

振り下ろされた戦斧は


魔:虚空で停止していた
力:キャスターの細腕に受け止められていた

58 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 05:38:11
魔

59 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 05:46:21
力

60 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 05:52:14
キャスターらしいのは魔かな?

61 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 05:59:52
力。
肉体言語だろうか

62 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 06:12:35
力。きっと魔術で強化されてるんだろう

63 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 06:13:40
魔で

64 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 06:55:25
力

65 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 07:07:48
魔
どうせならスタンドっぽい能力希望

66 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 07:18:57
魔

67 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 15:03:54
魔で決定か

68 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/05(火) 20:49:08

 気がつけば俺は、学校を飛び出していた。

「氷室…………!!」

 氷室の身に何かあった……?
 薔薇乙女《ローゼンメイデン》絡みのトラブルか?
 いや、家の電話にも出ないとなると、学校に向かう途中になにか……。

「……そうじゃないだろ、クソッ!」

 自分の頭を殴りつけたい。
 都合のいいトラブルを思い描いて安心しようっていうのか?
 氷室の欠席の理由なんて、十中八九決まってるじゃないか……!

 ――……悪いが、今日のところはこれでお暇させてもらう。慌しくして、すまないな。

 氷室の言葉が甦る。
 擦れ違いざまに見えた横顔。

「……っ」

 胸が軋む。
 謝るだけじゃ足りない。
 衛宮士郎は、もっと大事なことを、氷室鐘に伝えなければならない。
 その衝動が、俺の脚と頭を突き動かした。


*氷室への愛が試される。短時間で彼女の居場所を突き止めろ。
*手がかりは、彼女の独白の中にある。


α:衛宮邸付近を捜す。
β:学園付近を捜す。
γ:商店街付近を捜す。
δ:間桐邸・遠坂邸付近を捜す。
ε:柳洞寺付近を捜す。
ζ:未遠川の公園付近を捜す。
η:港付近を捜す。
θ:駅前付近を捜す。
ι:教会付近を捜す。
κ:幽霊洋館付近を捜す。
λ:郊外の森を捜す。

69 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 20:54:50
え?え?え?

…γ!?

70 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 21:00:55
ι

71 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 21:04:15
ふ、普段は行かない場所!?
えーと、ホロウで「普段は行かないが意味もなく行った」という
商店街γで

72 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 21:04:53
こ、これは迷うな……
……えい、γでどうだ!?

73 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 21:07:52
ホロウでそんな場面出てたような。
γで

74 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 21:15:28
さっぱりわからんけどみんなを信じて
γで

75 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 21:37:30
>>71
それってこのシーンか?

 おや、珍しいところに珍しい人物が。
 三年A組の氷室鐘、人呼んで氷室女史。
 陸上部の走り高跳びのエースで、一風異彩をかもしだしている女生徒だ。
 そんな彼女がこっちを見つめている。
───中略───
「それと二つ目。買い物かどうかという質問だが、ハズレだ。天気がいいのでね、ただ散策しているだけだ」
───中略───
「だろうな。私自身、目的なしでマンションから出るのは珍しい。たまにはそういう、目的がないのが目的、という気分になったのだろう」

76 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 22:05:45
48分22秒、なかなか良いタイムだな。

77 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 22:11:47
保管庫まで更新されておる・・・なんて速さ!

78 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/05(火) 22:41:03

 商店街までやってきた。
 何故真っ先にここへ来たのかというと、以前、氷室がここを散策していたのを思い出したからだ。
 もしかしたら再びここへ来ているかもしれない、という期待をかけてみたのだが……。

「……居ない」

 商店街の通りには、氷室の姿は無かった。

「いや、もしかしたら店の中にいるかも……」

 そう思い直すと、この時間から開いている喫茶店や小物屋をしらみつぶしに覗いて行く。
 ……居ない。……居ない。……居ない。

「くそっ……!」

 地道な作業への苛立ちから、思わず荒げた声が出てしまう。
 衝動的に、ショーウィンドウを殴りつけたくなる。

「士郎? こんなところで何をしているのですか」

 そのとき、俺の後ろから聞きなれた声で呼びかけられた。

「……ライダー?」

 振り向くと、そこにはライダーが居た。
 いつもの黒無地の服に、エプロンをつけている。

「ライダー、朝からバイトか?」

「はい。今日は急用で人手が足りない、とのことでして。
 ……それより、士郎のほうは何故ここに?
 学校はどうしたのですか?」

 う。
 学校はどうしたのか、と問われると、サボタージュしました、としか言えないのであった。
 ……いや、待てよ?
 ライダーは朝からここで働いていたと言う。
 ならば、その間に氷室を見ていたかもしれない。

 もしそうなら、俺も言い訳をしている場合じゃない。
 正直に答えて、ライダーに教えてもらおう。

「ライダー。氷室って知ってるか?
 遠坂のクラスメイトなんだけど」

「ええ。以前、一度お会いしたことが。
 その節はお世話になりました」

「そっか。実はさ、その氷室が学校に来てないらしいんだ。
 家にも連絡がつかないって言うから、心配で」

「……厄介ごとですか?」

 ライダーの目が光る。
 厄介ごと、と聞いて神秘がらみだと思ったのだろう。
 ……確かに、発端は神秘がらみだったが、今は違う。

「いや、ライダーの考えてるような危険なことじゃない。
 氷室、多分いま悩んでてさ。
 ……実は、俺、氷室に謝らなくちゃいけないことがあるんだ」

「…………ほう」

 あれ?
 俺の言葉の途中から、ライダーの目が鋭いものから半眼へ。
 なんだろう、その『これ以上はどうかと思いますが』とでも言いたそうな瞳は。

「え、うん、そう、だけど?」

「そうですか。……ですが、残念ながら私は見ていません。
 先ほどまで外の掃除をしていましたが、生憎それらしい姿は」

「……そっか」

「それに、もし悩み事があるとして。
 それを考えるために外出したとするならば、静かな場所で考えるものではないでしょうか」

 ライダーの言うことはもっともだ。
 午前中とはいえ、平日の商店街にはそれなりに活気がある。
 考え事には向かないだろう。

「……そうだな。サンキュ、ライダー」

「いえ。早く見つけてあげてくださいね」

 ライダーに礼を言うと、踵を返して商店街を後にした。

79 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/05(火) 22:42:18

 ……ライダーと会話したことで、頭に上っていた血が少し下がった。
 闇雲に探しても仕方が無い。
 手がかりは少ないが、それでも理によって行動するべきだ。
 まずは落ち着いて考えろ。

 今は大体午前十時。
 移動時間も含めると、一つの場所を探すには、最低でも1時間は欲しい。
 しかも、それは深山町の中ならばの話だ。
 深山から新都へ移動しようとすれば、あわせて2時間は必要だろう。
 つまり、何度も行ったり来たりして探すのは効率が悪いということになる。
 あと、考え難いが、郊外の森へ向かうとするなら、行き来で3時間はかかる。
 新都から向かえば4時間になる計算だ。

 ……無駄に歩き回ることは避けたい。
 次の移動場所を良く考えなければ。

『選択肢が移動時間ごとに分類されました』

《1時間》
α:衛宮邸付近を捜す。
β:学園付近を捜す。
γ:商店街付近を捜す。
δ:間桐邸・遠坂邸付近を捜す。
ε:柳洞寺付近を捜す。
ζ:未遠川の公園付近を捜す。

《2時間》
η:港付近を捜す。
θ:駅前付近を捜す。
ι:教会付近を捜す。
κ:幽霊洋館付近を捜す。

《3時間》
λ:郊外の森を捜す。

80 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 22:45:10
ιで

81 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 22:48:26
商店街じゃなかったのか……行き違い?
本気で分からないな。静かな場所っていうとζとか?

82 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 22:50:55
ε
寺の息子なら―――寺の息子ならきっと何とかしてくれる

83 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 22:53:29
>>82
馬鹿め、やつは生徒会長室で食事中だ!

84 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:04:46
本気でセーブ&ロードしたいと思った選択肢はこれが初めてだ……!
η!

85 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:06:04
ζかな?
移動ロスを最小限にするためにまずは深山町をつぶすべきだと思うし。

86 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:06:33
ι:不幸の味は蜜とばかりにカレンがいらぬことを吹き込んでいる予感。

87 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:21:06
αはないかなあ、ないよなあ、ないだろうなあ

88 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:25:05
いつもなら寄り付かないような場所にも、今日は行ってみたい気分だった。
とライダーの静かな場所発言から導き出される答えは一つ!


δの間桐邸だ!
…………いえすいませんζです。ζでお願いします。

89 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:29:57
ζが一番無難だと思うんだが、まだγがあるということはγに何かしらの秘密が…?

ってことでγを

90 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:32:02
γは昼頃にレストランで遭遇という可能性があるけど今の時間だと早くないか?
ここは無難にζで

91 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:34:24
案外乙女なんだろ?
だったら 
ι
しかないような気がするが。

92 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:37:35
案外乙女というか少女趣味なのは美綴の方だな。
つーか、ηでランサーの兄貴頼るのが一番早そうじゃね?

93 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:41:29
ん? いやね、>>41でさ

>我がことながら失笑してしまう。
>ならば、乙女は乙女らしく、せいぜいらしく振る舞うがよいだろう

ってあるからさー。
ま、さきほど帰宅したばっかりで流し読みだから、他にみんなが鍵となる独白つかんでるなら
俺のことを粗忽者と罵ってくれ。

94 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:43:41
ι:3
ζ:4
ε:1
η:2
α:1
γ:1

公園リーチ、一票差で教会

95 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:44:48
α 1
β 0
γ 1
δ 0
ε 1
ζ 4

η 2
θ 0
ι 3
κ 0

λ 0

96 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:46:47
>>95
一分差なむ

97 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:50:01
もう12人も投票してるからご新規さん待ち?
ageておきますね。

98 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:54:38
これは難しいなあ…
ιに一票

99 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/05(火) 23:55:14
深山→新都→深山だと4時間、深山→深山→新都だと3時間。
教会に行くのはζの公園チェックしてからでも間に合う…よね?

100 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:00:55
短時間で、とあるからなあ。

ここで氷室ルート脱落して、後藤くんルートでも俺は一向かまわないがな!

101 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:05:08
ζで決定か
頼む氷室…公園にいてくれよ!

102 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:06:02
ん?>>99は投票なのか?

103 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:09:55
投票でいいんじゃね?
ぶっちゃけ13か14人も投票してるから>>99無効にすると次の票いつ入るかわからん

104 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:15:51
>>103
同意
あんまり時間かけすぎると、次の内容を考えることすらできないからね

105 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:44:33
じゃあ今北の俺がζに投票。これでいいだろ

106 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/06(水) 00:51:36

 街を二分する未遠川。
 そのほとりにある公園にやってきた。
 辺りは犬の散歩をしている老人や、ランニングをしている人がちらほらと見えるだけだ。
 その中に氷室の姿は……無い。

「ここにも居ないのか……」

 ライダーの言うとおり、静かな場所を当たってみたのだが。
 ここなら午前中は子どももいなくて、静かだと思ったんだけどな……。

「あれ? お兄さん、こんなところに居るなんて珍しいですね」

 ……視界の端から、ひょこひょことこちらに近づいてくる奴を確認。
 俺の胸くらいまでしかない身長のそいつは、俺のそばまで寄ってくると、新種の昆虫でも見たかのような顔で首を傾げてきた。

「学校は自主休学ですか?
 駄目ですよ、義務じゃないとはいえ、学業は大事ですから」

「……ギルガメッシュ」

 近寄ってきたのは、若返りの秘薬を飲んで奇跡の逆行を果たした子どもの王様、ギルガメッシュだった。
 見た目○学生の奴に学業は大事ですから、とは言われたくないのだが、今はそれどころではないので言わないでおく。

「氷室を探してるんだ。どこかで見なかったか?」

「氷室って、由紀香の友達ですよね?
 でしたら、僕は見てません。少なくとも、この公園には来てないでしょうね」

「そうか……ところでお前、人探しの宝具とか持ってないか?」

 もしあったら是非使わせて欲しいのだが。
 しかしギルガメッシュは渋い顔で首を振った。

「うーん、あるかもしれませんが……今の僕では取り出すことが出来ないんですよ。
 すみませんが」

 やっぱり駄目か。
 しかし、ここにもいないとなると、後はどこに行けば……?
 と、この町の地図を思い浮かべながら考えていると、横からギルガメッシュが声をかけてきた。

「あのー。僕は鐘のことを良く知らないので、お役に立てませんけど。
 でも、いつも一緒に居るお二人なら、どこに行くのか心当たりがあるんじゃないでしょうか」

 なるほど、一理ある。
 氷室が行きそうな場所を知ることができれば、逆に――行きそうにない場所もわかるということか。

「……よし、次に行ってみる。アドバイス、ありがとな」

「いえいえ。よくわかりませんが、がんばってくださいね」

 にぱにぱと手を振るギルガメッシュに手を振り返し、俺は公園の出口へと駆け出した。
 時間はもうすぐ11時になろうとしている。


《1時間》
α:衛宮邸付近を捜す。
β:学園付近を捜す。
γ:商店街付近を捜す。(9時に確認)
δ:間桐邸・遠坂邸付近を捜す。
ε:柳洞寺付近を捜す。
ζ:未遠川の公園付近を捜す。(10時に確認)

《2時間》
η:港付近を捜す。
θ:駅前付近を捜す。
ι:教会付近を捜す。
κ:幽霊洋館付近を捜す。

《3時間》
λ:郊外の森を捜す。

これまでのアドバイス
ライダー「考え事ならば、静かな場所でするのではないでしょうか」
子ギル「いつも一緒に居るお二人なら、心当たりがあるんじゃないでしょうか」

107 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:56:26
子ギルはいいやつだなー
助言に従っていったん学園に戻ってみようか
β

108 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:57:19
ι

109 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 00:58:25
作者に質問。
衛宮邸に戻って一号機に乗れば移動時間短縮できたりする?

110 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:01:48
「静かな場所」、「普段は寄り付かない」か……
ここは意表をついて
η

111 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:04:33
静かな場所…

κかな?

112 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:06:56
現在のキーワード
・乙女は乙女らしくせいぜい振舞うがよいだろう(氷室)
・いつもなら寄り付かないような場所にも、今日は行ってみたい気分だった(氷室)
・考え事ならば静かな場所でするのではないでしょうか(ライダー)
・いつも一緒に居るお二人なら、心当たりがあるんじゃないでしょうか(子ギル)

113 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:08:46
ここはhollow世界…… 
港 は 常 時  盆 と 正 月 だ

114 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:09:33
選択するのわすれた。
ってことでη

115 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:10:33
β
とりあえず情報だ

116 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:10:50
β
情報が足りない。

117 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:13:17
β
これ以上士郎視点での情報不足は致命的だぜ

118 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:16:20
乙女はウェディングドレスに憧れるものだよ、ιで。

119 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:18:41
俺も電波受信
η

120 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:20:53
β

121 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:22:13
βで決定か。

122 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:22:37
β

ところでブロードウェイの人マダー?

123 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:27:26
にしてもここの住人の氷室に対する愛は異常だな
選択肢に必死で悩んでいる


…まぁ、俺もなんだが

124 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:29:36
氷室かわいいよ氷室

125 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 01:31:35
だが明日には皆、こう言うのだ。

「手に入らぬからこそ美しいものもある。





───なればこそ、虎に届かぬは必定だったか」

126 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/06(水) 01:59:16
答えは得た。
大丈夫だよ>>125。
オレも、これから頑張っていくから

127 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/06(水) 02:22:04
壱 商店街に行こう。

 ―――はじめに、そんな夢を見た。

 どれほどの聖杯戦争をくぐり抜けたのか。何度志なかばで倒れたのか。聖杯を手に入れた記憶はなく、幸福に過ごした時代もない。そのサーヴァントは永遠に、死ぬ間際の一瞬に留まっている。その願いは決して成就せず、具現してはいけない理想であるが為に。

 それは遥か昔の世界の記憶。戦うと決めたあの日の決意。

 次の聖杯戦争のために。次の次の聖杯戦争のために。世界が幸せでありますように。誰もが笑って暮らせますように。身近な誰かが、共に笑いあったあの人が、幸せな明日を迎えられますように。

 そんな都合のいい世界が、一つぐらいあったっていいじゃないかと。

 それは、既に本人さえ忘れた夢。自分の世界から逃げ出した誰かが見た、はじまりの世界の原初の記憶。失敗し続ける輪廻の中、空っぽになった胸にたまるのは、虚無と絶望と後悔だけ。

 それでも、彼は願わずにはいられない。どうか、みんなが幸せでありますようにと。



 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンは上機嫌だった。笑って、スキップして、ついでに子供らしい外見に身をまかせて抱きついてみたりみなかったり。初対面の彼をこんなに気に入ってしまうのは彼女自身信じられなかったが、やっぱり、本物の士郎は士郎だった。

 なにせ瞳の色からして違っていた。イリヤのサーヴァントとは大違いで、驚くほど澄んでいて綺麗なのだ。思わず見とれてのぞき込んでしまい、士郎に不審がられたのはご愛嬌だ。

「ふーん。これがお兄ちゃんお勧めの大判焼なんだ」
「ああ。食べてみな。美味しいから」

 公園のベンチに座りながら、士郎のおごりでおやつを食べた。暖かい紅茶も買ってくれた。なんてお人好しな男なのか。初対面の怪しい少女を相手にして、普通ならここまで打ち解けない。イリヤはとても嬉しくなって、士郎の頬を思いっきり引っ張りたくて仕方がない。

「どう?」
「甘いね。うん、美味しいよ、これ」

 はむはむと食べてこくこくと飲んで、イリヤは心が温かくなるのを感じていた。こんなに楽しい時間は何年ぶりだろう。たしか、あれはまだ母親が生きていて、父親が裏切りを働く前で……。

 裏切りの男、衛宮切嗣。彼の養子がこいつなのだ。何度この火を夢に見て、どれほどこの時間を待っただろう。その結果は予想以上に素晴らしかった。あらためて自分の弟を観察して、イリヤは頬が緩むのを感じていた。

 そう、こんなに士郎を気に入ったから。きっと、とても楽しく殺せるだろう。



「サクラ、あなたもそろそろ眠った方がいい」

 家事と看病が一段落ついたのを見計らって、ライダーは己が主に進言した。ダメージをおったセイバー達も勿論そうだが、桜だって徹夜あけで疲れているのだ。ただでさえ色々面倒ごとが重なっているのだから、眠れるときに眠らないと体に悪い。

「後は私が引き受けます。セイバーは大分回復してきましたし、ルヴィアゼリッタも目覚める頃には大丈夫でしょう」
「ライダー。でも……」
「いいですか? 私が今一番心配するケースは―――」

 桜の腕をとり、ライダーは少し強引に彼女の寝室へ連れていく。桜は戸惑っているものの、抵抗する事はせずついていった。彼女は士郎の次に信頼していたから。

「サクラ、あなたまで倒れてしまう事です。どうかご自愛下さい。マスター。そうなればシロウもきっと悲しみますよ」
「そう? ……そうね。それじゃあ、お願いできるかな、ライダー」
「はい。お任せ下さい」

 寝巻きに着替え、おとなしくベッドに潜り込む桜。それをしっかり見届けて、ライダーはやっと安心した様子になった。何気なく部屋を見回すと、枕元に見なれぬ何かがおいてある。それは兎の耳だった。

「サクラ、これは確か」

 桜の腕ほどもある大きな右耳。それは士郎が買った例のぬいぐるみの、どうにか残った残骸だったのだが……。

「……まだ、捨ててなかったのですか」
「捨てられるわけないでしょ。せっかく先輩が買ってくれたのよ?」

 むっとしてその耳を大事そうに胸元に寄せる桜を眺め、ライダーは微笑ましい気持ちになった。聖杯戦争さえ落ち着きさえすれば士郎にいくらでも買ってもらえるのだろうが、それはあえて指摘しない。ライダーは不粋だと考えたのだ。

「そろそろ私は下がりましょう。おやすみなさい、サクラ」
「ええ、おやすみなさい」

128 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/06(水) 02:23:02
「でも、なんでイリヤは俺なんかを探してたんだ?」
「んー? えっとね、ひみつ。まだそこまでは教えてあげないんだから」

 士郎は少し困っていた。商店街で声をかけてきた白い少女が、なぜか自分にじゃれてくるのだ。はじめは怪しいと警戒したが、それはすぐにやめることにした。無邪気に笑う彼女の顔は、どう見ても純真な子供のそれだったから。

「だけどさ、昨日だってずっと探してたんだろ?」
「うん、そうだよ。なのにお兄ちゃんったら全然見つからないんだもの。わたし少し怒っちゃった」

 そのときの苦労を思い出したのか、ぷくーと頬を膨らましてみせる白い少女。イリヤスフィールと名乗った彼女は、士郎とどんな関係があるのだろうか。ありったけの過去の記憶と相談してみても、該当しそうなものは何もなかった。

 唯一、思い当たった事がある。聖杯戦争。今この街で行われているという、魔術師達の狂気の宴。もしこんな幼い子供が巻き込まれているのならば、それは士郎にとって悲しすぎた。

「なあ、イリヤ……」
「なに? どうしたのシロウ」

 士郎は一体どうするべきか、迷った末に選んだのは―――。

壱 単刀直入に問いただす。
弐 ここは何も聞かずに別れよう。
参 細かい事は後だ。ひとまず家へ招待する。

129 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 02:25:36
士郎なら壱だろうなあ

130 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 02:31:04
三

131 名前: 130 投稿日: 2006/09/06(水) 02:31:51
×三
○参

132 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 02:38:13
参
修羅場の予感。

133 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 02:40:43
参

134 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 02:41:56
だだ甘お兄ちゃんモードに期待。
ということで3

135 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 02:45:29
参
ここは桜に厳しいインターネットですねw

136 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/06(水) 02:49:54

 情報が足りない。
 氷室を探すのに、持っている情報だけでは圧倒的に足りない。
 それを得るために、俺は一度学園へ戻ってきた。
 あわよくば、このあたりに氷室が居たりしないだろうか……とも思ったが、残念ながら氷室の姿は見当たらない。

「あ、チャイム……」

 授業に区切りがついたことを告げる音が、スピーカーから流れ出る。
 丁度4限目が終了し、昼休みに入るところだったようだ。
 これ幸いと校舎の中へ侵入。
 いや、ここの生徒なんだから侵入も何も無いんだが。
 目指すは3年A組の教室である。

「あ、衛宮くん」

 3年A組を覗き込んでみると、早速三枝に捕捉された。
 ……遠坂の姿は見えない。
 またどっかに行ってるのか?
 それならそれで好都合、と教室に踏み込む。

「よう、三枝、蒔寺」

 見れば、三枝は弁当を広げ終えたところだった。
 だが、いつも三人で囲んでいるであろう机は、今日は二人しか居ない。
 そしてもう一人のほうは、俺を見ると嫌そうな顔を隠そうともしなかった。

「……なんだよ。昨日ので味を占めたか?
 それともアタシたちが二人しかいないなら勝てるとでも踏んだのか?」

 自前の弁当をパクつきながら、警戒深そうに俺を睨む蒔寺。
 すまん蒔寺、だがお前に協力してもらわないとならないんだ。

「いや。氷室が行きそうな場所に、心当たりとか無いか?」

「は? なにそれ?
 なんでアンタがそんなこと知ろうとするのさ?」

「朝から居ないって聞いてさ。
 探しに行こうと思ったんだが、俺じゃ氷室の行方がわからないから。
 二人なら、何か知ってるんじゃないかと思って」

「……由紀っちに聞いたんだな」

 ちらり、と三枝を見る蒔寺。
 不安そうに小さく頷く三枝を見てから、再び俺に視線を戻す。

「残念だけどお断りだね。
 アンタが行くくらいならアタシが自分で行く。
 衛宮の手を借りる理由は、」

「氷室のこと、俺に責任があるかも知れないんだ」

 その一言に、蒔寺の動きが止まった。
 動かし続けていた箸を緩慢な動きで机に置き、椅子を引いて立ち上がる。

「…………衛宮。アンタ、昨日氷室に何かしたのか」

 直感の為せる技か、蒔寺は昨日の氷室の行動を察したらしい。
 ……覚悟はしていた。
 俺は、この後の展開を半ば予想しながらも、正直に頷いた。

「――ああ」

「……っ!!」

 殴られた。
 蒔寺の右拳が、俺の横っ面を思い切り捉えた。
 さすが蒔寺、ビンタではなく拳打か。

「ま、蒔ちゃん!?」

 周囲に居た生徒が、何事かとこちらを振り返る。
 ……遠坂がどこかに行っていて良かった。
 こんな姿、とてもあいつには見せられない。

「だから、俺は氷室に謝らなきゃいけないんだ。
 蒔寺。心当たりがあったら教えてくれないか」

137 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/06(水) 02:51:03

「…………」

 殴られた頬を押さえながら、それでも俺は蒔寺をまっすぐ見た。
 振るった腕をゆっくり下ろして、蒔寺は俺を睨んでいたが……やがて顔を背けた。

「ちっ……氷室の家は、新都の駅前にあるマンションだ。
 休みの時は基本的に活動範囲はあっちがメインなの」

「……鐘ちゃん、通学以外ではあんまりバスは使わない、って言ってたよ。
 だから、あんまり遠くには行ってないんじゃないかな」

 ……ありがたい。
 既に俺に背を向けて、昼飯を再開している蒔寺。
 殴られた頬にそっとハンカチを差し出して、それでも笑顔で俺を見る三枝。
 本当に、ありがたい。
 二人の言葉も、二人の氷室に対する友情も。
 不覚にも熱くなった目頭は、殴られた痛みの為だけではないだろう。

「氷室は、きっとアンタを殴らない。殴りたくっても、殴るようなヤツじゃない」

 ボソリと。
 蒔寺が背を向けたまま言葉を紡いだ。

「だから、さっきのは氷室の分の先払いだ。
 アタシの分は……アンタが氷室に謝れば、ツケにしておいてやるよ」

 ……蒔寺、お前、いい奴だな。
 言葉にしたらまた殴られそうだったので、心の中でだけそう呟く。
 口に出すのは、ただ一言。

「サンキュ」

 俺は廊下へ飛び出した。
 時間は正午、まだ時間はあるはずだ。

138 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/06(水) 02:52:46
――Interlede Side Himuro

 閉じていた瞳を開いて、私はゆっくりと立ち上がった。
 長い間座っていたため、少し背をそらして柔軟する。
 ここは静かで、最初は考え事には最適かと思ったのだが。

「……思った以上に根が深いのか、な」

 黙っていればその分、考え事がまとまらない。
 こんなことは珍しいと言える。
 今までの人生で、結論が出ないことはあっても、結論に辿りつこうとすることが出来ないのは初めてだった。
 頭が拒んでいるのか、それとも――心が気付いていないのか。
 ……普通の女性ならば、これを素直に解釈して受け取れるのだろうか。
 問題は、私自身が普通の女性であるかどうか、だが。

「ここにいても答えは出ない、か」

 首を振って歩き出す。
 これ以上考えていると、どうしても……衛宮のことが浮かんでくる。
 時計を見る。
 いつの間にかもう正午を回ろうとしていた。

「……どこへ行こうか」

 衛宮と連想して、衛宮と縁のある人物たちを思い描く。
 遠坂嬢、間桐嬢、柳洞生徒会長……。
 今しばらくは、彼女たちと顔を合わせたくない気分だった。

「まあ、この時間では会うわけが無いとは思うが」

 それでも構わないだろう。
 心の赴くままに動けるのなら、どんなに楽かわからないのだから。

――Interlude Out


《1時間》
α:衛宮邸付近を捜す。
β:学園付近を捜す。(11〜12時に確認)
γ:商店街付近を捜す。(9〜10時に確認)
δ:間桐邸・遠坂邸付近を捜す。
ε:柳洞寺付近を捜す。
ζ:未遠川の公園付近を捜す。(10〜11時に確認)

《2時間》
η:港付近を捜す。
θ:駅前付近を捜す。
ι:教会付近を捜す。
κ:幽霊洋館付近を捜す。

《3時間》
λ:郊外の森を捜す。

これまでのアドバイス
ライダー「考え事ならば、静かな場所でするのではないでしょうか」
子ギル「いつも一緒に居るお二人なら、心当たりがあるんじゃないでしょうか」
蒔寺「氷室の家は、新都の駅前のマンションだ」
三枝「バスは使わない、って言ってたよ」

139 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:01:55
新都にいたはずだけどまだいるかどうかだよな

氷室いなくても兄貴が情報くれそうなηで

140 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:02:26
参

141 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:05:27
うーん難しいな、ιで

142 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:06:04
教会か港・・・・・・・・からぶってもヒントもらえそうな教会ιで。

143 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:09:30
氷室の基本生息エリアが新都だっていうのが分かっていたからこそ
普段寄り付かないような場所=深山町だと予想していたんだが……逆だったか?
なんとなく凛や桜や一成の名前が出てるので柳洞寺にいそうな気がしないでもないんだが穿ちすぎかなあ。

兄貴のルーン情報狙いでη

144 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:19:53
なるほど、ルーンか。じゃあバゼットに援軍を
α

145 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:25:39
η
兄貴なら探索のルーン持ってるからな。

146 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:30:36
新都なら教会かなと思うんだけど…
氷室の独白を参考に
ε

147 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 03:37:10
昼過ぎだから食事にしよう、γで。

148 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 04:07:24
ε

149 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 04:54:00
κ。
対象が移動してると人探しは大変だなぁ。

150 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 05:33:51
ε
行き違いになる可能性があるから余計に大変だねぇ。
こんな時こそ魔術の出番なのにorz

151 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 05:54:24
η。推理しようとしたが挫折した。兄貴ヘルプ

152 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 06:16:47
α 1
β 0
γ 1
δ 0
ε 3
ζ 0

η 4
θ 0
ι 2
κ 1

λ 0


港がリーチ、次いで寺と教会。

153 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 08:32:14
ηで行こうか

154 名前: ブロードウェイを目指して ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/06(水) 13:30:35
「むむ……遠く天竺にあるという鉢、しかもこの世に一つしかないものを探せと言うのか…………」

 琥珀さんが眉間に皺を寄せて今後の思案をしているのが最初に目に入った。

「姫と婚姻するために鉢はもちろん手に入れたい。とはいえ、このような物を探していたらいつ
 他の皇子達に姫を取られるか知れたものではない。一体どうすれば……」
「いかがいたしますか。他の皇子殿たちはすでに各々の課題に向けて動いているようですが」

 晶ちゃんが琥珀さんのセリフに応えるように臣下のセリフを繰る。兼任する端役の一つなんだろう。と、教室の他の一角に移すと、

「何故、主君である私の命に従わないのだ!」

 気圧されるほど凛とした厳しい声が俺の耳に届く。
 声の主は秋葉で、いつも以上に高飛車な雰囲気を全開にして片手を胸に当てて自らを強調していた。

「そなたらは臣下。臣下というのは命を賭してでも主君のために命を遂行するものだ。それなのになぜそなたらはそのような顔をする!!」

 一人で稽古をしているはずなのだが何故だろう、目の前に何十人もの家来が跪いている気がする。
 いつも遠野グループを束ねているからだろうか、こういう役は秋葉にぴったりかもしれない。

「もうよい! そなたらの忠誠心なぞそんなものか! こうなったら私直々に龍の首の珠を獲りに行く!
 連れも必要ない、そなたらには暇を出す。そこでそなたらの行いをもう一度考えるがよい!」

 そう言うが早いか、踵を返して大股気味に舞台からハケようとする秋葉。そうして、

「ハイ、秋葉様。そこまででよろしいかと」

 翡翠が手を叩きそう告げる。どうやら翡翠が今の演技を見ていたようだった。

「そう。どうだった、翡翠? 何か気になった所はある?」
「いえ、特に何も」
「……翡翠。今は遠野の主人と侍女の関係など関係ないわ。純粋に私の演技の感想を言ってもらいたいの」
「はい、理解しております。踏まえた上でそのような点はないと申したのです」
「…………そう、ありがとう」

 そんな二人の会話がどこか嬉しくて何故か頬を緩めた。と、

「遠野君っ! 一体どこに行っていたんですか!」
「あー、志貴やっと見つけたー!」

 いつの間にか目の前にアルクェイドとシエル先輩が俺に迫っていた。

「いや、どこって……その、弓塚と一緒に稽古を」
「「二人きりでっ!!?」」

 そういう所だけは気が合うんだな、二人とも。

「う、うん……なあ弓塚」
「そ…………そうですっ」

 二人の気迫に押されないように弓塚はちょっと大袈裟に胸を張って言ってみせた。

「……………………」

 しばしの沈黙の後、

「ま、どうせ相手がさっちんだしいいか」
「そうですね。それに遠野君も鈍感ですから何事もないでしょうし」

 う、それを言われると傷つくな……先輩。



「では今日はコレで解散とします。明日も稽古なんでゆっくり休んでください!」

 晶ちゃんの号令で今日の稽古が終わった。と同時に、

「兄さん、さっさと帰りましょう! あんな年増や外人に構ってないで!」
「いえいえ、こういう時こそ後輩と先輩の仲を深めるという意味合いで私と帰りましょう、遠野君」
「えー、志貴ー。今日はあたしと帰ろうよー」

 まぁ、ある程度読めた展開だからそんなに動揺してないけど結構つらいよな。誰を選んでも誰かから恨まれるから。

 俺は……、

喧:今日は疲れた。まっすぐ屋敷に帰ろう

嘩:久しぶりに先輩の家に行こうかな

両:今日はアルクェイドに付き合ってやろう

成:今日は何だか有彦とラーメンが食いたいな

敗:弓塚と今日の反省がしたい

155 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 13:32:31
成

156 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 13:33:37
敗だね。

157 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 14:05:33
成で

有彦の名脇役振りに期待

158 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 14:11:38
成で

159 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 14:19:19
敗だぜえええええええええええええ

160 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 14:37:31
成ぃぃぃぃ

161 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 14:57:31
成でお願いしますっっ!

162 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 17:13:04
クソウ!敗を選べなかったか!!
まぁでも偶には有彦もいいなw

163 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 17:20:48
ずっとさっちんにべったりだと展開が単調になるしね。
投票の真意を教えてくれたりしないかな>有彦

164 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 18:33:00
有彦とラーメンか。たまには男同士もいいよな。
それにしてもこのスレは本当に脇役が好きだなww

165 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 18:58:46
もしかして、あの屋台か?

166 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 19:11:30
まとめWikiの反応速度が凄すぎるwwwww

167 名前: うんこっこー ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/06(水) 19:21:20
三択。

あ:『ミルクナイト‐牛乳だらけの聖杯戦争』
あらすじ
物語はいつもの様に凛が召喚に失敗する所からはじまる。
その結果現れたのはしょーもない能力のハズレサーヴァント。
ところが、今回の聖杯戦争ではほとんどのマスターが変な奴を
引き当ててしまったのである!!(主に牛乳関係)
注!原作のサーヴァントはほとんどでない予定です。


い:『投影フェイト祭り‐倒せ!!謎の魔術師タイガー仮面』
あらすじ
時は聖杯戦争の序盤っぽいある日。
限りある平和な時間を有意義に過ごしていた士郎達のもとに
謎のサーヴァント・ブラックサーヴァントが現れてヒロインを連れ去ってしまう。
士郎はヒロインを取り戻すためにセイバーと共に敵の工房へと向かうのであった。
注!原作の時間軸とは基本的に矛盾します。


う:出直して来い
注!どっちも見たくない人や今は新作品はいらないと考える人はこれを選んでください。

168 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 19:42:18
その名前に惚れた! う!

169 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 19:45:30
>>168
ちょww

う!

170 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 19:47:31
すっげー面白そう!
めちゃくちゃ期待しちゃうぜ!

う

171 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 19:48:23
>>168-170
お前らひどいなw

でもガイアとかアラヤとか抑止力とかの流れには逆らえない
つまり、う!う!ということさっ!

172 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 19:49:01
ほんとこのスレ住人はBAD直行好きだよな。

173 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 20:04:37
だかそれがいい

う!

174 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 20:06:08
とどめのうッ!

175 名前: 174 投稿日: 2006/09/06(水) 20:07:46
よく見たらもう揃ってた(´・ω・`)

176 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 20:08:29
こうして◆M14FoGRRQの活動は未然に防がれたのだった。まる。
恐るべしはアラヤというか抑止力というか…

うの選択肢さえ入れなければ良かった物をw

177 名前: うんこっこー ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/06(水) 20:10:50
選択結果は「う」に決定ですね。わーい、泣いていいですか?
それでは私は次の作品の構想ができるまでROMに戻ります。
次こそはデビューできるように頑張ります。

178 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 20:19:32
>>177
その名前と う の選択肢を何とかすればすぐにも再起出来ると思うぞw

179 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 20:30:36
ここは自虐気味な職人には厳しいスレだからねぇ
うみたいな選択肢があると皆優先的に選ぶという習性があるともいうけどw

とりあえず俺も>>178に同意だ

180 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 20:59:44
>>179
そうか?
俺も何度かそんな選択肢入れたが、選ばれなかったぞ。

名前のせいだとオモ(´・ω・`)


携帯からも書き込み出来るようになったし、復活するかな……

181 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 21:06:25
俺はことごとく選ばれまくったぞ。
夜のサービスシーンで男を選ばれた時はどうしてくれようかと(ry

182 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 21:21:55
やはり名前がいけなかったのではないだろうか?

183 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 21:25:25
名前で選ばれる確立90%UP
自虐的な選択肢は選ばれる確立50%UP
って感じだと思われ

そして>>177さんは合わせ掛けで「う」が140%選ばれる運命にあったわけさw

184 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 21:35:16
ここは嗜虐心たっぷりな人間が多いインターネットですねww

185 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/06(水) 22:02:01



 ……見つけた。



「……………………」

 港に一人佇んでいるのは氷室鐘。
 夕日の中へ走り去り、追いかけられなかった少女。
 その彼女が、こっちを見つめている。

「……よぉ。奇遇だな、氷室」

「……奇遇に過ぎるな。ここは衛宮の活動圏ではないだろう」

 何故だ、と睨まれる。
 蒔寺からは、"氷室は、アンタを殴りたくっても、殴るようなヤツじゃない"という、実にまことしやかな話を聞かされている。
 現に、氷室は俺に近寄ることもせず、ただ波打ち際に佇んでいるだけだ。

「……そうか。つまり、私を探しにきた、というわけか、君は」

「ん……そういうコトだ」

「ご苦労なことだ。
 それで、衛宮が私を探しに来た理由は何だ?
 もっとも、大方の見当はついているのだが」

「……」

 ここに至るまで、色々な人に出会った。
 その度に答えてきた覚悟を、ついに氷室本人に対して口にした。

「昨日のことを謝ろうと思って。気分の悪い思いをさせて、済まなかった」

「――やはりか」

 氷室の声に揺れはない。
 本当に、俺がここにやってきた時点で、俺がここにやってきた理由を察していたのだろう。

「昨日のことで気に病んでいるのはむしろ衛宮のほうだろう?
 アレは私が勝手に思い込んでいただけだ。
 衛宮が気にかけることではない」

 なんでもない、と言いたそうな、氷室の語り口。
 ……それは恐らく間違ってはいないのだろうが、それだけで片付けられるのならそもそもこんなところまで来ていやしない。

 氷室はそれっきり口をつぐんだ。
 話はまだ終わらせるつもりは無かったが、なぜか静寂を俺のほうから破る気にもなれなかった。

「……いいのか? 衛宮」

「なにが?」

「授業の途中だろう。
 学校を勝手に抜け出して、『暇をしている私に付き合っていて良いのか、ということだ』」

 ……その言葉に、ピンと来た。
 かつて、これと似たような会話をしたことを思い出す。

「今更戻っても、着いた頃には放課後だしな。
 『ここまでは帰り道の一環だよ』」

「『ならば良いのだが、あいにく私と君はここで』」

 俺と氷室の、唐突な言葉遊びは続く。
 氷室が一瞥した先には、ブランコではなく波止場の縁。

「『あれに並んで座って語り合う様な、甘い話題があるとも思えない』」

 ――その言葉は、遊びの延長か、はたまた拒絶の断定か。

186 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/06(水) 22:05:46

 無人の港、距離を置いて立っている俺と氷室。
 その距離はそのまま、二人の間柄を暗に示しているようで。

 だが、だからこそ。

 俺は一歩踏み出すと、言葉遊びを一歩繰り上げる。

「ああ、甘い話になるのは望むところだが。
 俺と氷室だったら有り得るよな」

「――な、に……!?」

 氷室が、今日はじめて言葉を詰まらせた。
 その間に、氷室との間合いを歩いて詰める。

「『……人並みに傷つくな。
 今のは、そんなに大げさなリアクションをされるような発言だっただろうか』」

「……それは、私の台詞だろう……」

 氷室が小さく抗議するころには、俺はとっくに氷室の横に座り込んでいた。

「そこは、本歌取り、ということで。
 どうする? 座らないのか?」

 コンクリートをパンパンと叩いて、座ることを促す。

「…………」

 氷室は葛藤していたようだが、結局、俺の横に同じように腰を下ろした。

 二人して足を水面に下ろしながら、海に向かって横に並んでいる。
 端から見れば、それはあたかも――。

「……済まない、衛宮」

 座ったまま再度黙りこくっていた氷室が、ぽつりと謝罪の言葉を口にした。

「どうした?」

「頭がごちゃごちゃして、会話の続きが上手く思い出せないんだ」

「……そうか。まあ、最初に順序を崩したのはこっちだし。
 言いたいことだけ言えばいいんじゃないか?」

「……ああ、わかった」

 ここからは、言葉遊びの名を借りた、氷室の……。

「……こんな気持ちになってしまう私は、一体どうしてしまったのだろうか。
 はっきりと自覚したのは昨日だが、潜在的にはいつからだったか全くわからない。
 自分でもこの気持ちがなんなのかはわかっているつもりだが、
 それを認めてしまったらどうなるのかもわからないんだ。
 ……でも、恐らく、私は」


 君に恋をしているんじゃないか、と。
 氷室は自信無さそうに呟いた。



α:氷室をデートに誘う。


**********

貴方の氷室度はAランクです。(1時〜3時に発見)

その功績を称えて「デート内容リクエスト」を募集。
>>190
>>195
>>200
に書かれたリクエストを次回以降に投影。
過度なエロ表現、実現不可能なリクエストは禁止。
(ボーダーラインは溶けたクリームを舐め取るとかその辺)

187 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:09:36
>>186
>ボーダーラインは溶けたクリームを舐め取る
なにそのエロス

188 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:10:18
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 氷室! 氷室! α! α!
 ⊂彡

189 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:20:13
一個しかないから選ばなくてもいいと思うがαでっっっっ!!!!

190 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:23:31
一つのジュースにストロー二本さして飲む

191 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:29:19
キタ━━(゚∀゚)━━!!
α!
氷室度が最高の場合は何かあったんだろうか

とりあえず当たらないと思うがリクエスト
氷室が石に躓いて支えようとしたら抱きしめてしまったから赤面

192 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:31:28
この遅漏

193 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:38:01
α:氷室をデートに誘う。
α:氷室をデートに誘う。
α:氷室をデートに誘う。

考えるまでも無い。
自分たちにはこの選択肢以外存在しない。

194 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:39:16
なぜかアーチャーが橋を通るやつらを迎撃してて
それを士郎の投影と氷室の超スピードで突破とか…

195 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:40:10
さーて、来週の氷室さんは?
↓

196 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:40:44
それじゃこんなのを希望してみる

ランサーかアーチャー辺りが人手不足で困っているのに遭遇
しかもちょうど女性が必要だとのことなので、氷室はしぶしぶ士郎と手伝いに行くことに
そしてそのお手伝いとは結婚式場(言峰教会?)で、しかもパンフレット写真用に
タキシードを着た男性と、ウェディングドレス着た女性を撮るというもの、
花嫁役は氷室で決定、男性役は他の人でも出来るとのことだがその時士郎は……

って感じのきぼんぬ

197 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:41:40
ランサー兄貴のバイト先で休憩

198 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:46:34
>>195
なんて―――無様

199 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:47:28
選択肢なしの選択!普通はできないそれを平然とやってのける!!そこに痺れる憧れるぅ!!

200 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:49:18
銀様が途中で乱入、氷銀、一気食いだ!!

201 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:51:12
>>195は>>196ってコト?

202 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:56:24
>>195が自ら指定してるから>>196でいいんじゃね?
>>190>>196>>200をまとめると・・・

まず喫茶店で2人で1つのジュースを飲んだ後に
結婚式場でバイト、新郎新婦の格好してる時に式場の大鏡から水銀橙登場って感じか?




カオスだw

203 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 22:59:30
>>202
いや、次回以降だから数話で終わらせるとは限らない。ということは、だ。

氷室とのデートは一日では終わらんのだよ!

204 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/06(水) 23:11:58
>>202
まとめサンクス。
オッケー把握したこの氷室好きたちめ!

……だが明日から二泊三日で出掛けるためしばらくお休みです!
三日だ! 三日経ったら私は帰ってくるぞ!
首を洗って待っていろ!

…………ところで、投票のほうが
>>188、>>189、>>191、>>193
で何気に5票入ってないのは仕様ですか?

205 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 23:23:35
最近このスレの影響かなんかさっちん好き&氷室好きになってしまった俺はどうすれば

ってことでα

206 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 23:46:33
もう5票入ってるというか、そもそも投票する必要すらないが、それでもいれずにいられない!!
α!!α外伝!!第2次α!!第3次α!!とにかくα!!

207 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 23:50:35
つまり勢いで9票とかじゃなく思いの丈をぶつけろという訳だな。
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 氷室! α! α! 氷室!
 ⊂彡

208 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 23:51:45
  _   ∩
( ゚∀゚)彡 銀様! 銀様! 銀様! 銀様! 銀様!
 ⊂彡

209 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 23:53:17
なんだか最近このスレがその他のキャラスレの出張スレのような気さえしてきたα。
まぁSSFだけはガチなようだがα。

210 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 23:54:17
α
氷室かわいいよ氷室

211 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/06(水) 23:59:29
なんで虎は(ry

212 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 00:16:32
SSFは世界の意志

213 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/07(木) 00:40:08
参 細かい事は後だ。ひとまず家へ招待する。

 少し眠って、目が覚めて。桜は自分の体が熱く火照っている事に気がついた。

 のどが渇いた。汗が凄い。正規から喉元までこみあげる熱いマグマ。鼓動が耳の奥に伝わってくる。目の奥に搾り取られるような痛みが走って、額の両端がズキズキと鳴り響く。

「せんぱい……」

 はあ、はあ、と呼吸がうるさすぎる。胸が苦しい。桜はただ、誰かに助けてほしかった。誰でもいい。士郎でも、慎二でも、蟲でも、臓硯でも。乱暴に秘裂を割り裂いてだらしなく蜜を垂らす膣で暴れてひくつく子宮を壊してくれるなら。そう、飛び込めるなら今すぐに。

 ―――あのおぞましい蟲蔵に、裸で飛び込んでしまいたかった。

「やだ……。やだよぅ、せんぱい……」

 いま、自分は何を考えたのか。桜はそれを知って絶望した。あれほど憧れた日常を手放すのか。あんなにも怖かった日々を望むのか。性欲に燃える肉体は上限を知らず。よりいっそうの陵辱を渇望して止まらない。桜は一刻でも早く、士郎に助けてほしかった。

 抱かれたい。抱いてほしい。暴れる体を抱き締めて、強く強い口付けが欲しかった。士郎。衛宮士郎。彼の逞しい胸板が、太く鍛えられたその腕が、なんでここにはないのだろう。士郎を渇望する手はシーツだけをむなしく掴み、しかしその時、指先に柔らかい感触があった。

 それはぬいぐるみの欠片だった。桜の腕ほどもある兎の耳。士郎と一緒にデートをして、彼に買ってもらった思い出の品。大切にしていた記念のそれを、桜は迷わず口に含む。

「ふぁ、んぁ……、……せんぱいの。おおきい……」

 うっとりと、陶酔した瞳でしゃぶっていた。耳は士郎の味がした。桜には分かっている。それがどんな行為なのか。彼女は一時の満足の為に、最愛の人への想いまで穢そうとしているのだ。汚れきった体をしずめる為に。

 唾液を含みべとべとに濡れていくぬいぐるみの生地。士郎のそれはどんな形なのだろう。大きいのか。太いのか。長いのか。それを夢想し、桜は涙ながらに舐めまわす。空しくて、悲しくて、悔しくて。そしてなにより、求めずにはいられない自分が申し訳なくて。

 兎の耳はいつまでたっても堅くならなかったけれど、桜の蜜は溢れていく。もどかしい動きで下着を脱いだ。熱い肌に冬の温度が心地いい。豊かな胸で耳を挟んで、その頂きを下で舐める。なんて、なんて甘美な夢なのか。押しつぶされそうな性欲の中、桜は一人恐怖に震えている。

「……ぁ、ぁあ、せんぱい……」

 もう、愛液は十分溢れていた。開いていくそこに、柔らかいそれを押し付ける。擦り付け、挟み込み、動かして蜜を吸い込ませる。淫らにも腰をくねらせて、指で割れ目を掻き回す。唾液と愛液をこれでもかと与えられ、兎の耳は湿っていく。

 片手で花園をいじくりながら、ぬいぐるみの耳を口に含んだ。桜の唾液と密の味。精液の味はしなかった。それは悲しみのカクテルなのか。ごめんなさいと泣いて謝りながら、なおも激しく溺れていく。偽物とはいえ、士郎の男根を独占できる事に確かな歓びを感じながら。

 ―――それならいっそ、先輩のも切り取ってしまおうか……。

214 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/07(木) 00:40:58
「お兄ちゃんの家に?」
「ああ、よかったらどうだ? ここよりは少し話しやすいだろ。茶ぐらいはだすぞ」

 信じられなかった。魔術師の息子の癖になんて事を言い出すのか。危うく飲みかけの紅茶の缶を落としそうになったイリヤは士郎の正気を本気で疑い、しかし紛れもなく正気だという結論しか出なかった。

 ……つまりそれは、余計にタチが悪いということなのだが。

 魔術師にとって、その本拠地とはすなわち自分専用の要塞だ。初対面で工房に招くなんて喧嘩を売っているに等しかった。まして、今は聖杯戦争の真っ最中。たとえ昼間とはいえ、明らかに敵対するマスターである自分を招待する事は、あなたを暗殺する準備は万端ですよと宣言するのと同義ではないか。そう思って、イリヤは士郎を睨み付ける。

「シロウ。自分が何を言ってるか分かってる?」
「イリヤ? ……なにがさ」

 しかし、士郎はよほどの馬鹿か役者なのか。その瞳は微塵たりとも敵意がなく、むしろ心配する様子でイリヤを見ている。……それは、イリヤの弱さなのだろう。どうか前者であればいいと願ってしまったのは。

 こんなとき、イリヤのサーヴァントは役に立たない。アサシンは直接的な戦闘では最弱だった。おまけに霊体化もできなくて、とどめとばかりに容姿は士郎に瓜二つときたのだから。

 だけどイリヤは寂しくて。

 切嗣の家に興味があった。士郎ともっと話したかった。別に明日でもいいじゃないか、と理性はいう。全くもってその通りだった。イリヤの願いはそれほど急ぐ必要もなく、ましてそこまでのリスクを背負うべきでもない。それでも、イリヤは信じたかった。

「……ま、いっか」
「イリヤ?」
「ううん。嬉しいなって。それじゃあお邪魔するね! お兄ちゃんの家に!」

 イリヤは幼く子供らしく、外見相応にクルクル回ってはしゃいでみる。それは必ずしも演技ではない。本当にワクワクしていたのだ。イリヤは士郎の家を訪ねたかった。もし、これが原因で命を落としても、定めとあきらめる事ができるかもしれないほどに。

 どうせ、先の見えた命だし。



 出合い頭に頭部に二発。続けざまにもう二発。アサシンは躊躇なく引き金を引き、言峰綺礼は絶命した。

 血液と脳漿が床にこぼれる。ピクピクと体が痙攣している。そんなグロテスクな光景も、もはやもう慣れきった。用意していたガソリンを片手に、アサシンは地下室へと向かっていく。

 孤児達を一人一人ナイフで突き刺し、苦しまないよう、一息で確実に殺していく。それはアサシンにできる唯一の手向けであり償いだった。

 その存在を知ってから、どれほどあがき助けようとしただろう。幸せにしてやりたかったし、回復させてやりたかった。だが、永遠とも思える苦悩のはて、結局は切り捨てる事しかできなかったのだ。

 それも既に昔の話。切り捨てる事にはもう慣れた。慣れたとごまかさなければ過酷すぎて、歩き続ける事などできなかった。

 火種をセットし、脱出した。これでどうにか成功のようだ。あの化け物が帰ってくる前に、綺礼をこの世から消去できた。頸城さえなくしてしまったなら、後の行動は予想しやすい。最古の王は欲望のまま、女を求めて舞台に立つだろう。

 アサシンの頭に、ふと一つの不安がよぎった。衛宮士郎と遠坂凛は、きちんと同盟しているだろうか。大丈夫なはずだ、とアサシンは考える。だがしかし、先日出会った一人の少女、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトの存在が気になった。アサシンが記憶する限りなら、このパターンはもしかすると―――。

 とっくの昔に忘れたはずの、原初の悲劇が胸を襲った。

215 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/07(木) 00:41:52
 大騒ぎだった。とにかく大変な事態になった。士郎がイリヤを連れて帰ったとき、玄関にでたのはルヴィアゼリッタだった。もう起きても大丈夫なのかと心配する士郎を眼中にも入れず、彼女はイリヤに集中している。

「イリヤスフィール・フォン・アインツベルンと申します」

 行儀良くスカートの裾を持ち上げ、まるでお嬢様のように優雅なお辞儀をするイリヤ。そんな彼女を睨み殺そうとでもいうのだろうか。ルヴィアゼリッタの目付きは鋭く、手には宝石が堅く握られる。

「―――アインツベルン。ミスタ・エミヤ、あなた、私達を裏切る気ですか?」
「……なんでさ」

 かばおうとする士郎も同罪だというのか。ルヴィアゼリッタの表情は怒りに燃え、悔しさで満ちあふれて溢れだす。

「信じてましたのに。会って間もないですが、あなたは素朴で正直な方だと思ってましたのに……。セイバー! ―――ライダー! おいでなさい、敵ですわ!」
「よくわからんけど誤解だって! 落ち着けってばっ!」



 時計は既に午後四時を回った。遠坂凛はいまだに少し寝ぼけた頭のまま、サーヴァント達の用意した食事を食べる。エミヤの入れる紅茶は今日もやっぱり最高で、思わず夢の世界に帰りたくなってしまう。

「それで、今日はどこを回るのです? マスター」

 凛とエミヤが談笑していたのが気に入らなかったのか。カレンの言葉にはわずかながらも刺がある。それに凛は苦笑して、エミヤは肩をすくめて唇を釣り上げた。

「マスター」
「……ええ、ごめんなさい。そうね、どうせだし今日は思いきって―――」

 今日は夜までたっぷり時間がある。準備をするなら万全の体制を整える事もできるはずなのだが―――。

壱 今日こそ柳洞寺を攻略する。
弐 桜のところにお邪魔しよう。

216 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 00:46:24
アサシンの発言的に士郎達がピンチになりそうな気がするので援軍がほしい。
ということで弐!

217 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 00:59:02
弐
柳洞寺に行ってもアーチャー単独ではバサカ志貴を突破できそうにないし

218 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 01:20:52
弐だな
凛には士郎の男根の危機も救って頂きたい

219 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 01:39:38
じゃぁ俺も弐

220 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 01:41:36
弐

221 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/07(木) 03:17:38
バーサーカーの振り下ろした巨大な断頭斧。
それは虚空で停止していた。
「どうした、バーサーカー、何故殺さない!」
バーサーカーのマスターが大声を上げる。
それに応じたのは落ち着いた声。
「なるほど、さすが狂っていても殺しのプロ、無駄な事はしない主義なのね、さすが死刑執行者<<ムッシュー>>」

「……固有結界?」
凛が呟き、その声に−バーサーカーのマスターさえも−振り返る。
キャスターの姿を見続けたのは、衛宮士郎だけだった。
「ああ……これってそんな呼び方あるの?」
そう、展開したキャスターさえも振り返っていた。
「……固有結界だと? 厄介な!」
いや、辻褄が合わない。
例え固有結界だろうと、バーサーカーの速度と力を『無駄な事』にするのは不可能だ。
仮にそんな事が可能だとすればバーサーカーという存在その物が崩れて消えてしまうはずだ。
そもそも固有結界に侵された現実が周囲の景色そのままというのは明らかにおかしい、アレは己の心象世界を写す物だ。

だが、その不可解な空間は現実を浸食する。
そして浸食しつつも、それはあくまで『そのまま』だ。


「さあ、どうするの?」
ゆっくりとバーサーカーのマスターに近付く。
緑のストールの留め金についた、赤い宝石が光る。
何の変貌もなく、現実が浸食されていく。
「チッ……引くぞ!」
苛立ちに声を荒げ、それでも迅速にマスターは去った。

立ち去っていくマスターに興味は失せたというように、キャスターに浸食された空間が戻っていくのを感じる。
「さ、貴方の家に帰りましょう?」
そう言って、まるで戦いなど無かったかのように、キャスターは笑顔を見せてくれた。
「あ……ああ、帰ろうか」
そうとしか応えられなかった。

222 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/07(木) 03:18:53
帰り道。
「なあ、キャスター、さっきのアレはなんだったんだ?」
「アレって?」
「良くは分からなかったけど、バーサーカーの動きを止めてただろ? それの事だよ」
「ああ、アレの事? んー……実は私もよく分かってないんだ」
そういってキャスターは笑ってごまかした。
「じゃあ貴方の宝具の能力と考えて良いのかしら? 貴女、見たところ魔術回路もなさそうに見えるんだけど」
続いて凛が聞いた。
「うん、私に魔術回路っていう類のはないかな、だって私ただの女子高生だからね」
「はー……それが英霊として、しかもキャスターとして召還されるんだからこの街の聖杯はホント意味不明だわ」
力は本物みたいだけどと呟いた声は、近くにいた彼女の妹にしか聞こえなかった。
「ではズバリ聞きますが、貴方の宝具の名称と、貴方の真名はなんなのですか? 差し支えなければ教えて頂きたいのですが」
聞いたのはライダーだった。
当然、それは全員の疑問だった。
「えーっと、こっちに来る前に教え込まれた話を考えるとそれは誰にも教えない方が良いって聞いたけど?」
うーん、と考えるように前髪を弄る。
その仕草は妙に子供っぽく、つい「若いなぁ」なんて事を考えてしまう。
「では名称は秘密と言う事で良いとしても、その緑色のストールが宝具なのでしょう? 隠しておいた方が良いと思いますが?」
「え? なくしたら大変でしょ、そんなコトしてさ」
どうも本当に彼女は英霊として異端らしいと、互いに目を合わせて確認した。
「次です、貴方はあのバーサーカーの真名を知っているように思えましたが、その事については?」
「知らないわ? 何故そう思うの?」
「確か……バーサーカーの事をムッシュー、死刑執行人と呼んでいたと記憶していますが、貴方と同時代の人物なのでは?」
「あはは、ギロチンとか斧で首落とすような時代にこんな恰好の女子高生が居たって話は聞いた事無いですよ?」
緑のストールが目を引く為分かりにくかったが、言われてよく見てみれば、彼女の白服とスカートはどこかの制服のようだった。
「では何故そう呼んだのです?」
「簡単よ、あの武器を見た事があるからよ」
「……生前に彼と闘った経験があると?」
「いえ、武器はアレを加工した物だったし、持っていたのは別人だったから……
 死刑執行人って呼んだのは本来の所有者だと思ったからよ」
「……本来の所有者とは?」
「ああ、それなら俺も大体分かった」
「シロウ? そうか、刃物の解析は得意なものでしたね」
「詳しい名前までは資料を調べないと分からないけど、多分あれはフランス革命期の死刑執行人だと思う」
「フランス革命期ですか?」
聞かれて頷く。
「呪詛か怨恨の類だと思うけど、そう言う物が刃に宿っていた、王族を処刑した経験のある、死刑執行人の家系の人物だと思う」
「つまり、パリの処刑人<<ムッシュー・ド・パリ>>と見て間違いはないと?」
「ルヴィア、分かるの?」
「ええ、欧州近代史は一般教養として学んだ経験がありますから」
「で、名前は?」
「シャルル・アンリ・サンソン、ムッシュー・ド・パリの4代目ですわ」



そんな物騒な話をしていた事もあった為、電車には乗らず、徒歩で衛宮邸に辿り着く。
そして
「な、なんだってー!?」
キャスターを除く全員が声を大にして叫んだ。

衛宮邸では

A:藤ねえが料理をして待ちかまえていた
B:藤ねえが生徒を呼び寄せ待ちかまえていた
C:藤村科の虎がネコ科の虎と闘っていた

223 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 03:26:29
せっかくだから俺はこの

         D:SSF(そこまでにしておけよ藤村)

                           を選ぶぜ!w

224 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 03:40:33
ついに我らの時代が来たー!
なんだか早速抑止力が働いている気がするけど気にしないでCを選ぶぜ!

225 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 03:41:53
俺も折角だからDを選ぶんだぜ!

226 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 03:48:25
なんだかよくわからんが、なんだかよくわからん力に流されて俺もDを選ばされたぜ!

227 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 03:53:58
C

いくらなんでも勝手に選択肢を増やすのはワル乗りが過ぎると思うよ。

228 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 03:57:47
Bで

229 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 03:59:04
OK、Cで行こう

230 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 04:10:32
Dとか言ってるやつって、作者に「もう書かなくていいよ」って言ってるようなもんだと思う。

231 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 04:20:26
大河vsタイガーも見たいが美綴とか一成に登場願いたいのでB

232 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 05:06:05
だがあえて俺は抑止に反逆する!
Cだっ

233 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 05:09:18
C!C!C!ついにこの時が。しかもネコさんまでセットとなれば黙っていられねえ

234 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 06:17:45
>>224>>227>>229>>232>>233で五票。
ついに、ついに我ら藤村大河を愛する会はSSFを突破して虎ルートを実現することに成功したぞ!

235 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 07:43:26
ついに我らの悲願が達成される時が来た!

236 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 08:06:23
まさかの3秒ルートという可能性が残ってるけどな

237 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 19:47:45
つ【まさかのタイガー道場END】

238 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 20:37:54
ダメー!不吉なこというの禁止ー!

239 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 20:40:43
っ【まさかまさかのロリブルマEND】

240 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 20:41:29
つ【まさかまさかまさかのとらぶる道中記ルート】

241 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 21:26:48
つ【まさかまさかまさかのとらぶる道中記(EX)ルート】

242 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 21:32:44
SSO(そこまでにしておけよお前ら)

243 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 21:45:14
                _∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_∧_
     デケデケ      |                         |
        ドコドコ   <  カクテルまだぁぁぁぁぁぁぁ!? >
   ☆      ドムドム |_  _  _ _ _ _ _ _ _ _|
        ☆   ダダダダ! ∨  ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨ ∨
  ドシャーン!  ヽ         オラオラッ!!    ♪
         =≡= ∧_∧     ☆
      ♪   / 〃(・∀・ #)    / シャンシャン
    ♪   〆  ┌\と\と.ヾ∈≡∋ゞ
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         || ΣΣ  .|:::|∪〓  ||   ♪
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\
         ドチドチ!

244 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 21:50:08
>>243
最低SSスレにお帰り。

245 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 21:56:22
やべ、バーボンだったorz

246 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 22:04:02
>>245
カクテル噴いた

247 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/07(木) 22:28:24
つ【よくある停滞突入】

248 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 02:25:59
>>234
まあ、実際選択肢が虎しかないので当たり前のことなのですが

249 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/08(金) 03:04:17
だが選択肢が増えた経験がある。

250 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/08(金) 04:53:55
時は一年半程前、バゼット・フラガ・マクレミッツが衛宮邸に滞在していた一週間程の最初の日。
様々あったが藤村大河は最終的に彼女の滞在を認めた。

しかし、それでも彼女に譲れぬ事はあった。


「ちえすとー!」
夕食の時間、仮にも執行者である彼女が反応できぬ程の速度で、頭部にチョップが叩き込まれた。
遠坂凛は、その瞬間に「ああ、自分は死ぬなあ」と考えた。
間桐桜は、その瞬間に貧血症状に見舞われ、これ幸いと箸を取り落として死んだふりをした。
衛宮士郎は、全ての動きを止め、二人を見守っていた。

「バゼットさんね、食事は味わってする物です、そうじゃないならこの美味しいお芋の煮付けは没収です」
「む、食事とは栄養を摂る為のものです、その意見には賛同しかねます、それに芋というのは極めて上位の栄養です」
返して頂こう、とバゼットは口にする。
「しゃらーっぷ! そんな事じゃ人生損します! まず目を瞑って五感全てを味覚に集中しなさーい!」
背景に虎を背負い、藤村大河が絶叫する。
執行者であるバゼットが思わず頷いてしまう程の迫力を有していた。
目を瞑り、本当に味覚に全感覚を集中するように箸で掴んだ煮物を口に運ぶ。
噛む回数は10回、煮物の汁が口の中に広がり、それを一気に飲み込む。
続いて、鯖の味噌煮を慎重に運ぶ。
鯖の味と味噌の味が調和し、口の中に広がった。
「ふむ、なるほど、確かに違う物ですね」
「そうでしょう? それを『味わう』といいます、食とは楽しい物なのです、それを知らないなら教えてあげます。
 というか、この家に居て知らないなんて料理を作ってくれるみんなに失礼でしょう」
こういう時に藤村大河は、教師としての顔になる。
「む……確かに礼儀を失するというのは居候として問題がある」
「そうです、人生の彩りであると同時に礼儀でもあるのです、ゆっくりと、味わって食べるのを覚えなさい!」


そして、時は今から一週間程前の藤村邸。
バゼット・フラガ・マクレミッツは藤村邸を訪れていた。
「ふむ、ソバとは美味なものですね、ワサビやネギなどの薬味や汁の濃淡によって大きく異なる、面白い物です」
「ん、順調ね、実はこれ、昨日届いた新蕎麦なのよー、最近どの位まで味が分かるようになった?」
「最近ようやく、漠然とですが白身魚の味の違いが分かるようになりました」
「んー、それは良い傾向よ、バゼットさん、最近、生きる事が楽しいでしょう?」
「そうですね、味の違いという物を考えるようになって、選ぶ楽しみという物が増えました」
「というかね、それが普通なの、食べる事を楽しんだり、日向ぼっこを楽しんだりするのが普通なの」
「む、しかし私はやる事もある、食事や休息にばかり精を出すというのは問題があります」
「両立するのが当然なの、冬木の虎の指導は受けておきなさーい」
そう言って畳に寝転がる。
日が当たってちょうど眠くなる陽気だった。
「……日本では引っ越しをした際に親しい人や近所に贈り物をするというのが礼儀だと言う事を昨日知りました」
「ん? なにかくれるの?」
「ええ、少し時間は頂きますが、タイガに相応しいプレゼントを思いつきました」

251 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/08(金) 04:55:03
そんなわけで今。
藤村大河はネコ科の虎に襲われていた。
「ギブギブギブギブ!」
両足で虎の体を止める。
喉笛を噛み切られたり脊椎を折られたらさすがに死亡確定である。
とにかく視線を外さず出来る限り後ろに下がりながら手近なありったけの物を投げつける。

故に庭中に様々な物が転がっていた。
ストーブの上の薬缶から、土蔵の中で眠っていた様々なガラクタまで、
本当に「ああ、こんなものがあったんだなあ」と楽しめるような物であった。
だが今現在彼女にそんな余裕はない。

「虎としても大型、恐らくシベリアトラの類でしょうね、シベリアトラの雄種」
「いや、そこで冷静に分析されても」
「でも縞柄が恰好良いですよね、触り心地も良さそうです」
「そうですわね、それに王者の風格もあります」
「うわー、乗り心地よさそー」
「いや、そんな事を言われても」
突っ込みの間も後ろで何かが割れる音とか虎の叫び声とか鳴き声(二種類)が続いた。

「と、とりあえず、ライダー、動けるか?」
「ええ、あれを止めるならキャスターよりも私の方が向いているでしょう……」
そう言って、虎の方に向き直り。
「キャスター、貴女はシロウを、私達を裏切らないと己の誇りにかけて誓えますか」
そんな事を口にした。
本気の時の口調だった。
「ええ、私は裏切ったり裏切られたりとかが嫌いだから」
キャスターもそれを分かったのか、真剣に受け止める。
それを確認して。

ライダーが虎の背中に飛び乗った。
その衝撃で体勢が崩れた。
「いや、そっち藤ねえ」
「ハッ!」
どうやらマジボケだったらしい。
背中から跳び上がる。
その衝撃で今度こそ完全に転けた。

体勢が思い切り崩れた藤ねえが今正に虎に食われようとしているところで。
「やー!」
今度こそネコ科の虎の上にライダーが飛び乗った。
「どう、どう……」
騎英の手綱<<ペルレフォーン>>まで用いた乗術。
あっさりと虎は屈した。

さすがに限界だったのか、藤ねえは庭で気絶していた。

再び静かな夜は来る。
片付けは明日やるとして。

とりあえず今夜、というか今やるべき事は。


藤:藤ねえを介抱しよう、無事か確かめなければ
村:……とりあえずこの虎をどうしようか決めなければ
先:虎を送りつけてきた相手を問いつめてみよう
生:話は後にして、何はともあれ夕飯を作ろう

252 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 04:58:51
ナマモノかいっ!
無論、藤で
介抱もしないのは人としてどうよ?

253 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 05:06:48
Doubleで早々に離脱したおかげでバゼットが恋しいです
先で

254 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 05:39:00
ssf
生で

255 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 05:41:27
藤! 藤!!

256 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 05:59:41
藤。再び抑止を超えろ。
しかしまさかモノホンだったとは

257 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 06:40:39
抑止力? なにそれ、おいしいの?

  _   ∩
( ゚∀゚)彡 藤! 藤!
 ⊂彡

258 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 06:56:06
>>253と同じ気分なので先で

259 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 07:08:43
先
ダメットかわいいよダメット

260 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 07:59:48
しかし抑止力は非情であった

先

261 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 08:14:23
侮るな。あの程度の呪い、乗り越えられなくて何が藤ねえ愛好家か。
SSF(そこまでにしておけよ藤村)?は、我を諦めさせたければその三倍は持ってこいというのだ。
よいか抑止力。藤ねえ愛好家とはな、己が視界に入る全ての虎ルートを選ぶもの。

―――選ぶ選択肢は当然のように藤だ

262 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 08:50:21
先

263 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 09:22:18
今回もSSFやぶって藤ねえ選ばれたな

264 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 11:44:29
まあ、知人の介抱すらしないような鬼畜にはなりたくないからねえ

265 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 11:45:43
これでSSFももはや過去のものだな!
わが世の春がキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!

266 名前: ブロードウェイを目指して ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/08(金) 14:55:19
「えぇっと……」

 頭の中のスーパーコンピューターがこの状況から抜け出す論理を導き出す。

ここで三人の内の誰かを選ぶ
↓
他の二人に串刺しにされるor切り裂かれるor奪い尽くされる
↓
否決
↓
弓塚と帰ると仮定
↓
三人に串刺s(ry
↓
否決
↓
当たり障りのない人物を供にする
↓
我が生涯の悪友を連れる
↓
機動屋台中華反転マークIIへ


――――――見えたっ!

「有彦ぉっ!!!!!!!」
「うおっ! 何だ遠野、いきなりとびついてくるな!」
「え、何? ラーメンが食いたい? 奇遇だなぁ、俺もだよ。よし行くか、今すぐ振り返らずに目の前の道を邁進せよ乾軍曹!」
「オ、オイオイ……」

 ズルズルと有彦の首根っこを掴んで俺はすでに教室のドアを開けていた。

「あ、兄さん!」
「志貴ー、逃げる気ー!?」
「遠野君、待ちなさい!」

 待てと言われて待つ奴がいるかっ!

「それじゃあ皆、今日はお疲れ様っ! 遅くならないうちに屋敷には戻るから心配するなっ!」

 早口でそう言いながら俺は約60キロの荷物を片手で(しかもぞんざいに)扱いながらそのままノンストップで校門まで走りきってみせた。

………………………………で、

「…………」
「どうも」

 ゴト、と高田君(兄)のラーメンが俺の前に置かれる。ちなみに今日のトッピングサービスは味付け卵。久しぶりに来たせいか、さらにチャーシューも一枚多く乗っている。ラッキー。

「ったく、いきなり人の首掴んで飯たぁどういう了見だよ」
「確かに悪かったと思ってるって」
「ま、あの状況だしな。あの三人だったらどうしようもないわな」

 そう言って俺のサービス分のチャーシューを問答無用とばかりに持っていく。俺も仕方無しとそれを黙って了承する。

「にしても大変だよな、遠野は。あんな綺麗な人達に囲まれて」
「んー、まぁ慣れたというか何というか」
「ちっとは否定しろよ……ひがむ気も失せる」

 どうでもいい馬鹿話をしながら箸を進める。やっぱりこういう時は有彦と一緒にいるのが一番だ。

「さて…………遠野、俺に何か聞きたい事があるんじゃないのか?」
「…………」

 食事もほぼ終えた有彦がそう言った。

「どうして?」
「いや、ただ何となくな。お前が珍しく迷ってるみたいだったからな」
「………………?」

 そうだろうか。自分としてはそういう事はないように思えるが。有彦にはそういうのが見えるんだろうか。
 でも今の話とは別に有彦に聞きたい事があったのは事実だ。ちょうどいい機会だから聞いてしまおう。

乾.聞くといったら弓塚の投票の事しかない

有.聞くといったら有彦の劇に対する意気込みしかない

彦.ん、やっぱやーめた

267 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 16:43:08
乾

268 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 17:33:49
真昼間に投下されるのも珍しいが、3時間近くたっているのにもかかわらず
一票しか投票されてないとか珍しすぎだな

投票について語ってもらわねば乾と帰った意味がないな
つーことで”乾”

269 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 17:34:00
乾で。

270 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 17:36:55
乾。

271 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 17:52:08
乾
意外な意見がありそうだ。

272 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/08(金) 19:21:04
乾しかないな、これは

273 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/09(土) 01:21:25
新連載です。よろしく。

駅前の喫茶店のテーブルの一つで、じじいと若者が店中に響く程の大声で女の好みに
ついて熱い議論を交えていた。

じじいの名は間桐臓硯。メイドに萌えるただの500年生きた魔術師である。

若者の名は間桐慎二。魔術回路を得なかった事と引き換えになぜか女にモテまくるという
あるいみ魔術な能力を手にした誇り高き海藻類である。

「つまりですねお爺様、僕はこう言いたいわけですよ。義理の妹とセックスがしたいん
だじょー!!」
勇者シンジは声を大にして自らの性癖を主張した。

「2時間も女の好みについて話し合ってでた結論がそれか慎二」
「ええ、もう僕はノーマルな出会いやちょっとしたハーレム程度ではときめかなく
なってしまったのです。ああ、モテすぎる我が身が憎い!」
「それならば桜を使えばいいではないか」
「わかってないなあ、あんなのじゃあもう萌えないんだよ!ぶっちゃけあきました。
あー新鮮な妹が欲しいなあー」

他の客の冷たい視線を気にせずに床にゴロゴロと転がり己の間違った情熱にもだえ
苦しむ慎二。臓硯はそんな孫の情けない姿と孫に対して何も協力できない自分自身の
ふがいなさによって「わしは姉のほうがえーのー」とつぶやきながら人知れず涙を
うっすらと浮かべていた。
涙の中ではちっちゃいエロ虫がピチピチと泳いでいた。

274 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/09(土) 01:23:03
それから数ヶ月後の間桐邸の地下でのことである。
前回から十年ぶりに行われる聖杯戦争に向けて、慎二の義理の妹である間桐桜による
サーヴァントの召喚が行われようとしていた。

「よろこべ慎二、おぬしの夢がようやくかなうぞ」
「あー?僕は聖杯戦争なんてもうどーでもいいんですよ。は〜妹萌え〜」
魔術師になるという夢も忘れすっかりダメ人間になってしまってしまった慎二。
今の彼の頭の中には脳内で作られた架空の義理の妹の事しか入ってない。
しかし、

「サーヴァントが女の子なら令呪でどんなプレイもすき放題なんじゃがのう」

この一言で慎二の目に光が戻った。着ている服を一瞬で全部脱ぎ捨て、全裸で
サーヴァントの召喚を待つ。

口にバラを咥え、腰を左右に振り両太腿に象さんをペチペチと当てながら桜に声援を
送る慎二。
兄を無視して歯を食いしばって今は耐え続ける桜。
そしてさっき食べたご飯が何だったかを必死で思い出している臓硯。
チームマキリの心が一つになったまさにその時、光とともにサーヴァントが現れた。
【選択肢】
熱血:肩にかかる長髪が特徴的な和服の男
集中:白いタキシードを着た背の低い男
加速:ゼッケンの付いたタンクトップ姿で長身の男
気合:半袖のスポーツ服と白い帽子の小さな男
魂:頭に白い布を巻いた体格のいいヒゲ男
必中:ランドセルを背負った見た目も小学生ぐらいの男
愛:巨乳童顔でバニーガールの姿をした女

275 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 01:27:59
なんか慎二があまりにも情けなかったんで、
愛を選択。

276 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 01:35:12
魂

277 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 01:37:46
SSW(そこまでにしておけよワカメ)発動により魂が選ばれました。

278 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 01:39:02
魂

279 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 01:59:44
愛

280 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/09(土) 02:01:15
し、しまった、今気付いたけど普段ライダーが士郎を呼ぶ時はシロウじゃなくて士郎って漢字だった。
訂正っ……!

281 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 02:13:27
愛。

>>280
多少のミスは読むときに脳内修正入れるから無問題。
ミスに気付いたならこれから書くときに気を付ければいいんだよ。

282 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/09(土) 02:59:39
ともあれ、シベリアトラの脅威は当面去ったと考えて良いだろう。
藤ねえの所に駆け寄る。

首、手首、脇下の動脈、確認……無傷。
続いて太股の動脈、脊椎、アキレス腱も確認する。
……爪や牙による怪我の類は無さそうだし、頭を打ったりとかも無さそうだ、この調子なら神経の断裂の類も無いだろう。
だが、擦り傷は幾つもあり、手当とまでは行かなくとも消毒などは必要そうだった。
「ともあれ、致命傷の類はなかったか、良かった……」
一息ついて。
傷を確かめる時に藤ねえの服を思い切り脱がせていた事に気付いた。

「……ッ!」
服を戻す。
一度咳払いをした。
気絶したままである意味良かった、と思う。

「あー、桜、遠坂、風呂を沸かして藤ねえを入れてやってくれ、傷口を洗う必要もあるし、男がやったら問題があるだろう」
うん、その通りだ、昔はともかく、今はとっても問題だ。
うん、今のは別にやましい気持ちじゃないですヨ?
だからそう言う目で見ないで、みんな。
「……ライダーはそのシベリアトラを宥めていてくれ、ルヴィアは夕飯を頼む」
「じゃ、私は何をしよう?」
「キャスターは……ルヴィアについてって台所から肉を取ってきてくれるか? それをライダーと一緒にその虎にあげてくれ」
焼けてないけど焼けてるステーキ(火を通した後中から取り出す)という超がつく贅沢な物に挑戦してみたかったのだが、仕方ない。
「分かりました、士郎はどうするのです?」
ライダーが虎に乗ったまま縁側に虎を連れて行く、本当に見事な物だと思う。
「うん、俺は布団と浴衣を用意しておくよ、藤ねえの部屋は風呂場のすぐ隣の部屋に用意しておくから、頼むな」
「はい、わかりました」


布団を敷き、ついでに人数分の浴衣を用意する。
それでも流石に風呂を用意し、気絶した人を全裸にし、かつ溺れさせないように風呂に入れると言うのには時間がかかるだろう。
ついでなのでキャスターの部屋も用意しておこう、和室は沢山残っているが、確か洋間も一つ残っていたはずだ。
キャスターにどちらが良いか聞いておこう。
「キャスター、お前の部屋なんだが、洋室と和室どっちが良い?」
「どっちでも良いですよー、あはは、やっぱりかわいいー、ライダーさん、ちょっと替わってー」
虎とじゃれている。
虎も嫌がることなくむしろ嬉しそうだった。
「じゃあ、居間の近くの部屋に用意しよう、その方が準備が楽だし」

キャスターの部屋となる部屋も簡単に掃除を行い、布団を敷く。
そんな事をしていると、三人が風呂から出てきたようだ。
「藤ねえの調子は?」
「ん、さっき気付いたけどさすがにフラフラね……」
藤ねえは二人の間で浴衣に着替えた姿でこちらを見ているが、かなり目が虚ろだ。
何かを話す気力も無さそうだったが、ともあれ部屋はすぐ近くにある。
寝かせる事を最優先にしよう。
「分かった、二人もご苦労さん、順番で風呂に入ってくれ、藤ねえは俺が部屋に運んでおくから。
 ああ、それと風呂の事、他の三人にも伝えておいてくれると助かる」
「分かりました、それじゃまた後で」

「よっ、と」
布団に藤ねえを慎重に、掛け布団をかける。
用意しておいた冷茶を急須から茶碗に入れる。
「飲める? 藤ねえ」
「ごめんね、士郎」
不意に、そんな事を口にした。
「藤ねえ?」
「ん、勝手に家を荒らしちゃったし、庭も凄く散らかっちゃったし、お風呂にも入れて貰っちゃったし、その……怪我とか」
さっきの時の事を気付いていたのだろうか、藤ねえの顔が赤い。
「と、とりあえず、一杯飲むんだ、藤ねえ、水分補給という事で、な?」
二人の顔が赤い。
「ん、ありがとね、士郎」
少しだけ体を起こして、茶を飲む。
「と、とりあえず怪我とかは無いみたいだから、一回寝ておくと良いと思う、うん」
「ん、ありがとね、士郎、おやすみ〜」

目を瞑ると、すぐに寝息、熟睡したようだ。
余程疲労していたのだろう。
無理もない、生身で本物のシベリアトラを相手にしていたのだから。
とりあえず藤ねえが無事でなにより、これからどうしようか。


ふ:キャスターと少し話をしよう、色々聞いておく事もあるし
じ:桜と話をしよう、昼間の料理の事もあるし
む:遠坂と相談したい事がある、今夜のうちにしてしまおう
ら:ルヴィアは今日の戦いが初めてだったはずだ、大丈夫か確認しよう
た:ライダーと話をしよう、何だかんだ言っても今日の怪我は軽い物ではなかったはずだ
い:シベリアトラの様子を見ておこう、また暴れたら大変だ
が:……藤ねえが心配だ、もう少し一緒にいよう

283 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 02:59:50
愛

284 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 03:00:49
じゃぁ魂。

285 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 03:02:42
だからドリル(
ら

286 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 03:05:32
が、に引かれるが、敢えて、い

287 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 03:26:47
>>280
まああれだ。
Wikiに正式版を突っ込んでおけばおk

い

288 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 03:33:43
せっかくだから俺はこの「た」を選ぶぜ!

289 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 03:35:13
愛と、ふ

290 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 03:48:58
が

……いいじゃん、夢くらい見させてくれよ

291 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 04:27:50
た

292 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 04:31:42
が

293 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 05:10:37
>>273-274は
>>275>>279>>281>>283>>289で愛に決定?

>>282のは
ら:1票(>>285)
た:2票(>>288>>291)
い:1票(>>287)
が:3票(>>286>>290>>292)
か。じゃあ「が」にイピョーウ

294 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 05:21:50
た

295 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 05:32:17
が

296 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 06:44:44
た

297 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 07:04:45
が。もはや抑止力も過去のものだ

298 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 07:07:44
が!

299 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 07:27:02
>>295の時点で「が」で決定してるぞ

300 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/09(土) 11:47:15
「よっしやー!」
召喚陣の真ん中で乙女座りで震えている人物が自分と同じ年頃の少女である事を確認
してガッツポーズをする慎二。そしてなぜかいそいそとパンツを履きなおし始めた。
そしてそれとは対照的にがっくりとうなだれる桜。彼女はごっついヒゲ男とかが召喚
されて全裸の慎二とウホッな展開になる事を期待していたのだ。

「えっ、…こ、ここどこですか?私なんでこんなとこにいるんですか?」
召喚されるなりオロオロと周りを見回すバニー姿のサーヴァント。視界に入るのは血の涙を流して歯軋りする桜・ブリーフ一丁でY字バランスを決めている慎二・今回の聖杯戦争の勝利はほぼあきらめているためさっきからボーッとしている、臓硯と沢山の蟲。
結局三人をしばらく観察してもただ怖いだけで何も分からなかったので彼女はその場に
正座して自己紹介をする事にした。

「え、えっとサーヴァントキャスター召喚に応えて参上です。戦いはできませんので
 後方支援で頑張りたいです。よ、よろしくお願いします!(ペコリ)」

普通はサーヴァントというものは召喚された時はもっと堂々としてかっこいいセリフを
言うものである。チームマキリが変人集団なのもあるだろうが、彼女のような控えめで
ぎこちない挨拶は稀な例といっていいだろう。

だが、ここにサーヴァント召喚時におけるもっと稀な動きをする男が存在した。
「アーイ、キャーン、ドラーイ!」
突然奇声を発してキャスターに駆け寄ったのはもちろん慎二。桜とキャスターがその動きに気付いた時には既にルパンダイブの体勢で飛び掛ってきていた。わざわざパンツを履きなおしていたのはこのためである。
しかも普通のルパンダイブではない。いつもの2倍の高さにジャンプしいつもの2倍の時間空中に停止し、さらにそこからいつもの3倍のスピードでパンツを脱ぎ捨てていた。
その姿はまさに1200万パワーのワカメの矢。

「イ、イヤー!」
飛んでくる変態全裸ワカメを見て恐怖に硬直するキャスター。
そして桜はこの事態に対して、
【選択肢】
ガンガンいこうぜ:キャスターを慎二に向かって放り投げる事で対抗した。
おれにまかせろ:キャスターを守るために慎二の前に立ちはだかり両手を広げた。
いのちだいじに:横っ飛びして回避行動をとった。
じゅもんつかうな:令呪が減らない程度にキャスターに命令して何とかしようとした。
めいれいさせろ:令呪を使ってでも乗り切る事にした。
いろいろやろうぜ:数秒後に飛んでくる慎二の事は忘れてとりあえずお互いの自己紹介をきちんとしようと思った。(現実逃避ともいう)

301 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 11:53:29
ワカメが得しそうな選択肢はオールで却下
で、ワカメ程度に令呪はもったいないのでじゅもんつかうなで

302 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 11:53:49
いのちだいじに でw

303 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 11:54:39
ガンガンいこうぜ

304 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 11:57:48
いろいろやろうぜ!

305 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 11:59:58
じゅもんつかうな。SSFには抵抗してもワカメがいい思いするのは許可しない

306 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 12:20:11
ガンガンいこうぜ!

307 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 12:44:36
いろいろやろうぜ

308 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 12:48:03
ガンガンいこうぜ!

309 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 12:49:44
       ,.----- 、 :
    : /¨  '二¨.  \ :
    //´ i 、ヽ: \:..、\
   :.i/  /ハ ト、ヽ:.:. ',:. 、゙i :
    i!i i ト{__,..ャ\=tァ}:.|`   な…
   :.|^i : :l イi!j} 丶 '{il!jl::ト'    なんなんですか
    .| ヾ`j'、 "゛ ___'  /゙i:', :   どうしてわたし
    :.| :,..イ .:゙ :.,.゙='ヘイ .:ト.ヽ    こんなとこにいるんですか
   ノ fi| { ;.::{ ,{ニ |、;:ノノハ.\ :
 : / / .} ヾ、ヽハ ゙l_ノj:リ、'" .:|:.:.`;
  { /| .:i| : :r^ヾ=Yヾニノ:} . :l:.:/ij
  レ' |.:{ } ,{¨  ^}   :.:{.:/:|{
    ヽリ)(   : :/゙i   :./\ :
     : \_:ノ/:.;ヽ.__/ : : ヽ :
        / i{ : :||: : : : :i : _: :゙;
     : ノ `v{ . .|| : : :,.i'´: : ::|

ガンガンいこうぜ

310 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 13:15:45
いろいろやろうぜ!

311 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 13:32:42
ガンガンいこうぜ!

312 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 15:26:27
……あー。つまり、これは魔法が一つ減るということが規定事項になってしまいました。

313 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 16:28:26
ここはワカメにも優しいインターネットですねw

314 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 18:34:10
いろいろやろうぜ!!

とりあえず無視の方向で.
それ以降はキャスターの能力に期待w

315 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 18:36:13
>>314
残念だがガンガンいこうぜ!で決まってる。

316 名前: 17分割 投稿日: 17分割
17分割

317 名前: 314 投稿日: 2006/09/09(土) 19:30:54
あ.
無念.
失敬.

318 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 20:00:52
つーかさ、sageようぜ

319 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/09(土) 23:15:23
只今帰って来ましたー。
でも明日も5時起きなのですぐ寝るぜ!

320 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/09(土) 23:18:04

「待て待て待て衛宮!
 で、で、デートだと!? 今からか!?」

 予想通りと言うか、思い切り狼狽する氷室。
 それだけならば昨日と同じなのだが、あいにく今日は俺も一杯一杯だった。

「そ、そうだよ。お互いに好きかどうかはっきりさせるには、それが一番だろ」

 自分でもわかるほど顔を真っ赤にしながら、俺は趣旨を説明した。

「今日一日相手と付き合ってみて、駄目だって思ったなら振ればいい。
 もし恋だって判断できたんなら、そのときは……まあ、それはそれで、ってことで」

「……な、なるほど。物は試し、お互い恨み無しで、ということだな」

「そ、そうそう、そういうこと」

 まあ、もっとも。
 俺のほうから氷室を振ることは、恐らく有り得ないのだが。

321 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/09(土) 23:19:30

「しかしだな衛宮、私たちは制服のままだ。
 これではデートに差し支えするのではないか?」

「ん……大丈夫、そろそろ授業が終わるし、帰宅部だと思って振舞えばばれやしないさ」

 時計を見て確かめる。
 今は午後の2時を回ったところ。
 これならば学生服でもそうそう怪しまれまい。
 すると、氷室が俺をじっと見て、唐突にこう言った。

「……大したナンパ師だな、衛宮は」

「な」

 ナンパ師!?
 生れてこの方言われたことのない人物評に、おもわず一瞬絶句してしまう。

「な、馬鹿なこと言うな!
 こんなに恥ずかしい思い、そう何度もしてたまるか!
 これは相手が氷室だからであってだな、誰彼構わずやってるわけじゃ……!」

 思わず猛烈な反論をしてしまう。
 っていうか、言うに任せてとんでもなく恥ずかしいことを言ってないか、俺……?

「……ふむ。そうか、なるほど。つまり、」


 氷室は、すっと俺の肩に寄り添ってくると、


「私は、衛宮にナンパされた、最初で最後の女という事だな」


 とびっきりの笑顔で、そう言った。


「さて、そうなるとデートのプランはお任せしよう。
 期待しているぞ、衛宮?
 私は、この感情が恋だと信じたくなってきたのでな」


α:まず、喫茶店でお茶にしよう。
β:昼飯がまだなのでファーストフード店へ。
γ:映画館というのはどうだろうか。

322 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:20:35
α
まず言葉ありき。存分に語り合え。

323 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/09(土) 23:22:09

あれ、なんか送信ミスした。
>>320の前に↓が入ると思ってくれい。

**********

「衛宮は、どうなんだ? 私のことは、何とも思っていないのか」

 目線だけこちらへ向けて、氷室は俺にそう尋ねた。
 その横顔は、俺が見てもわかるほどに不安そうだ。

「……よく、わからないな。
 好きっていうのが家族に対するものとは違うのか、どうなのか。
 氷室のことは、その……か、可愛いと思う、けど」

「む……」

 言葉の羞恥に、お互いに押し黙る。
 無音に近い、港に打ち寄せる波の音だけが一帯を包む。
 二人して足をぶら下げて持て余しながら、しかし言うべきことが見つからない状況。
 この状況を打開するためには……。

 そうだ!

「ひ、氷室」

「なんだ?」

 思わずどもってしまった。
 ええい、覚悟を決めろ、俺……っ!

「じゃあ、これから…………デート、しよう」

 昨日、氷室を家に誘った時の比ではないほど緊張しながら、俺はそう提案した。

「……なん、だと?」

 目を大きく見開いて、俺の顔を覗き込んでいる氷室。

「だから、二人でデートしよう。午後も、その、予定とかは無いんだろ?」

324 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:24:30
αぁ

325 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:25:37
γ
ここはムード重視だ

326 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:29:14
α む。アニキを期待してもいいのか?

327 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:33:03
更新速!!
腹が減った
β

328 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:40:29
γだな
無難にアクション映画にするも、
お約束のキスシーンやベッドシーンで頬を赤らめる二人とか見たい。

329 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:41:00
α

330 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:42:50
β
ちょっと即物的だけど食事にしよう

331 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/09(土) 23:43:30
おおお、もうまとめWikiが!
その反射速度に我もビックリ。

あ、どの選択肢を選んでも、先日のリクエストは消化する予定ですので。
ただ、選択肢次第では順序や内容が多少変動するかも。
特に、>>196のリクエストは(大筋はともかく)細部は変更することになると思われ。
ま、それも選択次第なわけですがっ。

332 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:47:13
氷室は6時半起きで朝食とった後は港にいた訳で……
女性に恥をかかせないためにも時間のかかる映画館は避けるor後回しにしたいところ。

βで。

333 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:50:25
γ
喫茶店は映画館で恋愛モノ見たあとのが>>190が良い感じになりそうだw

334 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:52:21
β
氷室のとびっきりの笑顔が想像できない訳だが

335 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/09(土) 23:54:51
βかな?
最初は恋愛初心者らしくムードとか考えずに友達感覚で食事。
ちょっと気まずい思いをしたあと映画館でムード作り→喫茶店で映画の感想をしゃべりあうって感じを希望!

336 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 01:20:33
>>331
>>196を書いたものですが、まさか選ばれるとは思わなくて変に凝った書き方してしまってすいません…
作者さんの好きな書き方でよろしくお願いします

337 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 02:45:11
βでゴー

しかしもうすっかり銀の字が空気だなw

338 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 02:53:59
それでも水銀灯なら・・・・・・・・・水銀灯なら何とか(ry
と言っても水銀灯の逆襲で寝取り寝取られの修羅場になって欲しいわけではないけど。

339 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/10(日) 03:50:00
……もう少し、もう少しだけ一緒にいよう。
そんな事を考え、襖を閉め、冷茶を茶碗に注いだ。

――ここはね、僕の修行場なんだ。
ふと、切嗣のそんな言葉を思い出した。
ひたすらに広い屋敷の、二畳しかない、電灯もない部屋。
考えてみれば、切嗣が死んだ時、藤ねえが籠もった部屋だったな、ここって。

それ以来、かな、そう言う場所だと意識したのは。
掃除の時にまとめてやってしまおうと考える位で、ここがどういう場所なのかを考えた事はなかった。

なんとなく感慨に耽ってしまう。
と、襖を叩く音が聞こえた。
「ん、誰?」
「あ、私です」
「桜? どうしたんだ?」
襖を開ける。
「あ、いえ、お風呂全員出ましたので先輩もどうかな、と」
「わかった、もう少ししたら行くよ、あ、あのシベリアトラどうなった?」
「ええ、さっきライダーとキャスターさんが縁側に繋ぎました、寝ちゃったみたいです、ライダーの話だと寂しそうだったと」
「ん、そっか、じゃ適当に風呂は入るよ」
「はい、わかりました、まだみんな居間に居るので何かあったら呼んでくださいね」
「わかった」
それじゃ失礼します、と。
襖は閉められ、居間への足音が続いた。


閉め切った部屋、枕元の士郎、布団で眠る藤ねえ、ただそれだけで表せる畳の部屋。
「切嗣さん……」
藤ねえの呟きが聞こえる。
暗かったがよく見れば分かる、藤ねえが泣いていた。
場所がそうさせるのか、それとも藤ねえの心の奥がそうさせるのか。
「親父……藤ねえはまだ泣いているよ」
――うん、そうだね、でも僕はもう居ないから、士郎が慰めてあげると良い、お嫁さんに貰ってあげるとか良いかもね
そんな事を言いそうだと考えた。
「それは良くない事だよ、桜が居るんだ」
――うん、それじゃ難しいね、じゃあ男の甲斐性を見せつけるとかどうだろう? 幸いこの家には女の子も一杯居るようだからね
「ははは……ハーレム建築かい? 親父も冗談を言うようになったな」
――そう、それが女の子を一番泣かせない選択肢だよ、もしかしたら激怒されるかもしれないけど
「泣かせないって意味ではある意味でそれも正義の味方、か」
立ち上がる。
「ありがとな、親父」
部屋から出る時、そんな事を口にした。
――でもね、今もきっと――
最後の言葉は、よく分からなかった。

――さあ、みんなの為にも、やるべき事を片付けなければ
いつの間にか、全身に力が漲っていた。


藤:まずキャスターの出自の確認だ
ね:まずライダーの傷の事を確認するべきだ
え:まず遠坂と、今日戦ったサーヴァント、そして赤い男について話をするべきだ
の:まず桜の調子を確認しよう、全身の状態が変化しているんだからな
夢:まずルヴィアの精神状態を確認しよう、今なら彼女は引き返せる

340 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 04:36:52
藤

341 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 04:56:47
夢

342 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 05:34:29
藤ねえの様子を見続けるという、BADFLAGを持った選択肢は無いのか……。
の

343 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 07:36:14
士郎ならライダーの傷を気にしそうだが、長いこと一緒に生活してるしすぐ回復することは解ってるかな……
ここは

藤 で。

344 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 07:44:12
だからドリルは(ry

夢

345 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 07:46:39
え。戦いを進めよう

346 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 07:58:36
えー!

347 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 08:21:55
の。凛と桜の会話も見たいけど

348 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 08:30:48
夢

349 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 08:58:14
ね

350 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 08:59:11
ね。カモンライダー!

351 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 09:08:59
藤で。

352 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 09:16:23
夢

353 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 09:59:16
藤

>「ははは……ハーレム建築かい? 親父も冗談を言うようになったな」
>――そう、それが女の子を一番泣かせない選択肢だよ、もしかしたら激怒されるかもしれないけど
>「泣かせないって意味ではある意味でそれも正義の味方、か」
>
それなんて性技の味方?w

354 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 10:12:06
ここはルヴィアにかける
夢

355 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 10:51:02
藤藤藤藤
ねね
ええ
のの
夢夢夢夢夢

356 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 11:57:34
ついにドリル効果発動か。

357 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 12:03:20
美綴、イリヤ先輩、さっちん、氷室、カレン、虎、ルヴィア
おまえら本当にサブキャラが好きなんだなw

358 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 12:21:07
貴様銀様を忘れるとは!
あ、銀様はメインキャラか。こりゃ失敬。

359 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 13:33:44
虎はメインヒロインですが?

360 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 13:35:05
待ち望んでるようだから一応言っておく。
SSF(そこまでにしておけよ藤村)

361 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 13:36:50
>>358
クロスオーバー系は除くっていうか
ここは型月のサブキャラ好きな奴が多いスレだなって意味だからw

362 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 13:49:15
個人的にはサブキャラで誰が一番人気なのかを知りたい
氷室か
虎か
ルヴィアか
それとも他の誰かか

363 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 13:51:23
>>362
サチニストの俺にそんな事を聞くのは愚問ですよ?

364 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 13:57:40
>>362
ドリニストの俺にそんな事を聞くのは愚問ですよ?

365 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 13:58:08
>>362
さっちん

366 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 14:05:34
虎は四票までは入るけど五票目が入らないってのが続くくらいには人気

367 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 14:52:02
SSFが発動するかどうかをドキドキしながら見守れるのが、虎人気の一因かもな。

368 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 15:11:47
>>367
つまり、SSFを突破した今
虎人気はもはや敵ではないのか

>>362
さっちん!さっちん!

369 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 15:38:45
選択肢が全て虎だからSSFを突破できた訳で……またSSFって可能性は十分あるw

370 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 15:39:16
>>362
   i⌒リ⌒⌒`丶
   | ノ/ )^^)))∩
  ノノ(li ゚ ヮ゚ノリ彡 さっちん!さっちん!
  丶ゝ <)l⊂彡
.     く/_|」
      し'ノ


ブロードウェイの人マダー?

371 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 15:45:15
>>368
さっちんとキャスターとふじのん

372 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 16:00:48
そういえば空の境界ネタはなかったな
あの作品には藤乃とか鮮花とかサブキャラでも有望株は多いんだが

373 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 16:32:07
だってアレキャラ被ってるヤツ多い

374 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 16:35:09
>>373
出来た順番を考えると、空の境界がかぶっているのではなく
他のキャラが空の境界とかぶっているんだが、誰もが本家本元よりも派生キャラのほうが好みだという……

375 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 17:13:06
らっきょSSは
本編がシリアス+設定が深い
ので軽く楽しくというノリが難しい気がする

376 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 17:19:12
自殺は事故かどうかなんて深すぎるぜ!

377 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/10(日) 17:52:25
ルパンダイブによる空中での停止時間。それが桜に与えられた猶予である。
この間、時間にして4〜5秒の間に危機を避ける為の対処を決めなくてはならない。
防御か、回避か―否、兄に対して受身な選択をするなど桜のプライドが許さなかった。
ここまでで1秒。

桜が選んだのは攻撃。しかし現在ノリにのっている慎二を自分の未熟な魔術で
止められるだろうか?
2秒経過。

ふと後ろを振り向く。答えがあった。震えるキャスターを見て勝利を確信し口の端を
吊り上げて笑みを作る桜。そう、自分では止められないかもしれないが自分の
真後ろにいるキャスターはこんな弱弱しい外見をしていてもサーヴァントである。
英雄なのである。
3秒経過。

「桜いきまーす!」
「えっ?」
無防備なキャスターの足首を取り、そのまま持ち上げてブンブンと振り回す。
「えっ?桜?さん?わたし逆さで回って、ってきゃぁぁぁぁぁ―ガク」
わずか三回転目で気を失うキャスター。英雄にしては随分と脆い。
5秒。兄・妹双方とも準備が完了した。

「へぇ、やるじゃないか桜。ルパンダイブの停止時間中にそんな対策
(トペ・○○シリーズ)をとるなんてね。だが今日は僕の方が強い…!
空中でキャスターを頂いた後、床で3P突入してやろう」
「いいえ、兄さんの三日天下はこのトペで終わります。真のマスターと
サーヴァントの友情ぱわーを甘く見た事を後悔させてあげます」

「バニーちゃんゲットだぜ!海草拳12倍ルパンダーイブ!!」
兄は重力に従い急角度で落ち、
「キャスターの死を無駄にしない為にもこの一撃で兄さんをあの世です。
トペ・ボインバニー!」
妹(のサーヴァント)は運動エネルギーを解放しつつ上昇し、
「桜まで何をやっとるんじゃー!!」
お爺ちゃんの怒りが沸点に達した。
そして衝突。
(キャスターのステータス情報が閲覧不可能になりました)

チームマキリ
BAD START No2.『記憶喪失オチ』
【選択肢】次のルートを選んでください
にんじゃ:主役は俺だ、衛宮爆走編
けんじゃ:おぎゃぁぁ、バゼットさん爆走編
たまねぎけんし:続・チームマキリ、おじいちゃん爆走編

378 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 18:11:35
こんなチームマキリを見せつけられたらたまねぎけんしを選ぶしかないじゃないか!!w

379 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 18:12:59
たまねぎけんし
海草拳ワラタ

380 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 18:15:11
たまねぎけんしだろこれはw

381 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 18:39:09
これはたまねぎけんしを選べといっているようにしか見えないなw
たまねぎけんしで!

382 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 18:56:32
じゃあとどめにたまねぎけんし

383 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 19:06:34
なんて……カオス

384 名前: 314 投稿日: 2006/09/10(日) 20:25:10
>>368
氷室さんとさっちんとライダー姐さん.
最後はもうサブかは微妙ですが...

ってさっちん5票入ってたorz

385 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/10(日) 20:37:30
弐 桜のところにお邪魔しよう。

 鳴り響くサイレンに囲まれて、教会は紅蓮の炎に包まれていた。舞い上がる火の粉が風をくすぐる。見上げるそれはある種壮観な光景で、ギルガメッシュはどことなく郷愁に似た気持ちに襲われた。

 言峰綺礼は面白い男だった。人としてはどうしようもなく壊れていたが、あれはあれで見ていて飽きなかった。なぜか共にいて不快にならなかったし、無断で話し掛けられても許せてしまった。だから、これまで彼の戯れにもつきあってやっていたのだったが。

 しかし、それもまた終わりだった。本人が死んでまで従い続ける義理はない。ギルガメッシュは薄く笑い、己が意志のまま動く事を決めた。彼の方針は決まっている。王の中の王たるもの、赴くままに食らい、犯すだけだ。ギルガメッシュの脳裏に、黄金の髪の剣士が浮かんだ。あの女に、今度こそ至高の王に抱かれる歓びを教えてやるのも慈悲だろう。

 そうと決まれば長居は無用である。ゴミのような野次馬共を威厳を持ってかき分けて、ギルガメッシュは街へと消えていく。途中、一度だけ振り向いた。言峰綺礼、あの男の名前を、もう少しだけ憶えていてやってもいいと思ったのだ。



 汗ばんだ体をシャワーで流し、桜は罪悪感に襲われていた。自慰に使ったぬいぐるみの耳は酷い有り様で、染み付いた匂いは落とすのに苦労しそうである。そしてそれ以上に、こびり付いた妄執こそが桜の胸に突き刺さるのだった。

 浴室からあがり身だしなみを整え、桜は居間へと急いでいく。今は少しでも早く、士郎の声が聞きたかった。彼の隣にいたかった。そうすれば少しは、心も安定してくれると思ったのだ。

 しかしそこには、桜が予想だにしなかった光景が広がっていた。

 見知らぬ少女が士郎の隣に座り楽しそうに談笑し、ルヴィアゼリッタがそれを羨ましそうに眺めている。セイバーは大判焼を嬉しそうに頬張りながらその場の空気に溶け込んでいるし、ライダーさえそんな彼女達を暖かく見守っているではないか。

 そして何より士郎である。彼は出会ったばかりのはずの女性達に囲まれて、実に自然にくつろいでいる。それは桜の知らない世界だった。彼女抜きでも、この家はこんなに幸福に回っていくのか。

「……せんぱい」

 渦巻く不安をかき消そうと、桜は士郎に話し掛けた。振り向いた彼の顔はとてもきれいで、どす黒い自分には眩しすぎて痛い。それでも、士郎に笑いかけてほしかったけれど。

「おう、桜。おはよう」
「はい、おはようございます。……えっと、それで先輩、そちらの方は?」
「ああ、イリヤっていうんだ。ほらイリヤ、彼女が桜。さっき話した俺の家族だ」
「お話は伺っておりますわ。イリヤスフィール・フォン・アインツベルンです。よろしくお願いしますね」
「あ……、はい、こちらこそ」

 わざわざ立ち上がって優雅に礼をする少女に、桜は思わずお辞儀を返した。しかし、彼女の姓を聞いてしまってはそれだけでは済まない。

「ア、アインツベルン!?」

 祖父からその名は聞いていた。同じ御三家の一角として、聖杯戦争の強敵という事もあるが、何より桜にとって重要なのは。

「それじゃあ、切嗣さんの……?」

 士郎の養父、衛宮切嗣が婿入りした先であるという事だった。

「ふーん、知ってるんだ?」

 イリヤの浮かべたその微笑みに、桜は思わず凍り付いた。人間とは、あんな表情ができるように造られていたのか。灼熱の如く冷酷で、慈母のように優しい天使の笑い。

 イリヤがアインツベルンの者だというのなら、その目的はなんだろうか。前回の聖杯戦争で、切嗣は最後に彼等を裏切ったと伝えられている。それがもし真実ならば、そしてこの少女がアインツベルンの意志の執行者ならば、その先に導かれるのはただ一つ―――。

「安心して。当分シロウに危害は加えないから」

 ふわり、と軽やかに桜に飛びついて、イリヤは優しく囁いた。お兄ちゃんの事、気に入っちゃったしね、と無邪気に告げる。その仕種はあまりにも幼すぎて、桜は思わず彼女を年上のように感じてしまう。赤い瞳が揺れる様は、嘘をついているようには見えなかった。

386 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/10(日) 20:38:41
「さっきから親父とかアインツベルンとか、一体何の話なんだ?」
「ひ、み、つ。女の子同士の会話に口をはさむなんてマナー違反よ、お兄ちゃん」

 クスクスと笑いながら周りの追求をいなすイリヤを見ていると、桜の胸にたまった泥もかすかに洗い流されていくようだった。彼女は自身の事しか考えてなかったのに、小さな少女は周りを気づかっているように思えてしまったのだ。

 恥じ入る気持ちは心に溶け込み、ほんの少しだけ楽になった。ふと見るとライダーと目が合って、桜は気恥ずかしそうに笑いあった。眼帯の奥に隠された瞳も、きっと笑っているに違いなかった。

 その時である。呼び鈴が誰かの訪れを告げたのは。

「あ、わたし出ます」



 アインツベルンに用意させた対物ライフルをセットして、アサシンは小さく息を吐いた。彼方に見える衛宮邸。その中庭で死闘が演じられるのは、今夜か、明日か。

 勝てる状況は整っただろうか。アーチャーとセイバーが健在なら、かの英雄王も倒せるはずだ。加えてライダーの存在があり、さらにここに一発の弾丸がある。いかに音速の数倍で飛ぶ破壊の鉄槌といえどギルガメッシュを倒す事はできないだろうが、一瞬の隙をつくり出すには十分すぎよう。アサシンはこの作戦には自信があった。

 事実、何度もこうして勝ってきたのだ。

 しかしアサシンの手のひらは汗ばみ、緊張で微かに震え続けていた。慣れる事などない。ギルガメッシュとはそれほど強大な存在であり、他の英霊はともかくアサシンなど彼の前では塵にも等しかった。

 そしてなにより、今回の聖杯戦争は不安の色が濃すぎるのだ。一見すると現状は上手くいっているように思える。早々にアインツベルンを牛耳り間桐家を潰した。ギルガメッシュさえ倒せば後は柳洞寺のキャスターだけだ。今度こそ、なんと辿り着けるかもしれなかった。求めて止まない、幸せすぎる結末に。

 だが、それが裏目に出てはいないか。アサシンはもう一度考える。もしもここがあの世界なら、最悪の惨劇が待受けているのかもしれないのだ。懐から携帯電話を取り出して、そのアドレス帳を開いてみる。

 後悔するかもしれない、とアサシンは悩んだ。今のうちに、このスイッチを押さなかった事を。

 ―――もしも、彼が魔術さえ使ってくれれば杞憂だと安心できるのだが。

387 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/10(日) 20:39:26
 少し早めに取った夕食は、賑やかというより騒がしかった。

「お兄ちゃん、これ美味しいね! なんて料理?」
「お、気に入ってくれたか。それは鳥の唐揚げっていってだな……」
「シロウ、すみませんがもう一杯お代わりを」
「セイバー、あなたは先ほどから食べすぎです」
「……む。ライダー、あなたはこの料理の価値が分かってないのですか? これは私の時代のどんな料理よりも……」
「もうっ、二人ともやめて下さい。ほら、セイバーさんお代わりでしたね」
「ありがとうございます、サクラ」
「これは……、私の家で雇いたい味ですわ」

 わいわい、がやがやと華やかな食卓。衛宮の家は急に大所帯になって、虎がいなくてもお祭り騒ぎで楽しかった。士郎と桜が冷蔵庫を空にするほど用意した大量の品が、手品のような勢いで消えていく。

「でも、悪いわね。突然押し掛けたのにご馳走になっちゃって」
「凛、気にする事はない。この程度の未熟な味で恩にきせられても困るというものだ」
「味がしないわ……」

 先ほど尋ねてきた凛も、そしてそのサーヴァント達もちゃっかり相伴に預かっている。流石に居間の食卓でも座りきれず、急遽もう一つ並べてなんとか間に合わせた。

「アーチャー、流石にそれは失礼よ」
「そうですわ。全く、マスターが無礼ならサーヴァントも無礼ですのね」
「―――なんですって? あんたまたやる気?」

 凛は桜達が心配だったらしく様子を見に来たらしいのだが、なぜか訪れた瞬間、ルヴィアゼリッタと壮絶な舌戦を繰り広げてしまったのだ。まずは遠坂の姓を聞いたルヴィアゼリッタが先に反応し、憤慨した凛も反撃を開始した。

 よほど相性が悪かったのか。周りから見れば似た者同士としか見えない二人は、士郎と桜が間にはいって無理矢理止めるまで、延々と毒舌の応酬を続けていたのである。

「ふっ、ならば勝負で白黒つけるか小僧!」
「……アーチャー」
「なに、心配はいらんよ。こんな未熟者ごときに八つ当たりしても空しいだけだ。……それに何より、今の私には君がいる」
「いえ、そうではなく。私の分は濃い味でお願いします」
「……了解した。ところで、まだ食材はあまっているかね?」

 そんなドタバタ劇を見て、イリヤはクスリと微笑んだ。大勢で囲む食卓が、こんなに素敵だとは思わなかった。思わぬところでこんな一時をくれた弟たちに、イリヤは心から感謝をするのだった。



「先輩、支度できましたよ」
「おう。それじゃ行こうか」

 通夜に出かける準備を終えた士郎と桜は、留守番を凛達にまかせて玄関へと向かった。一応の護衛という事で、霊体化したライダーを従えて。

「わたしもそろそろおいとまするね」

 イリヤも暗くなる前に帰る気なのだろう。二人の跡をてくてくついていくその様子は、まるで兄弟か親子だろうか。容姿はまるで違ったが、何となくそんな雰囲気をかもし出している。

「ねえシロウ。リンだっけ。あの人に留守番なんてまかせて大丈夫なの?」
「大丈夫ですよ。なんていっても、遠坂先輩はわたしの姉さんなんですから」
「遠坂か。話には聞いていたけど、そうか、あいつも魔術師だったんだよな……」

 既に陽は傾き空は赤い。長く伸びる三人の影は仲良く寄り添い、ほのぼのとした川の字を描いている。

「わたしはお兄ちゃんが魔術師じゃなかった事の方がびっくりしたわよ。てっきりマスターになると思ってたのに」
「だけど先輩は、先輩ですから」

 イリヤは少し不満そうに頬を膨らませ、桜はそれを見て優しく微笑む。お互い、赤く染まった街の中、すでに姉妹のように打ち解けていた。

「じゃ、わたしはこっちだから」
「ああ、またな」
「いつでも遊びにきてくださいね」
「うんっ! 今度はお土産持ってくからね!」

 分かれ道。ぶんぶんと大きく手を振り駆けていくイリヤを見送ってから、二人は通夜の会場へとよりそっていった。……紅に濡れたその別れに、一切の不安を感じずに。

388 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/10(日) 20:40:14
 それは、キャスターにとって非常に幸運な事実だった。偶然流れ着き陣取った寺の真下に、聖杯戦争の根幹たる大聖杯が存在したのだから。たまたまそれに気がついたとき、彼女は思わず狂喜した。

 街中の人間から生命力を吸い取れるほどの魔術システムを構築し、山門には相応の門番をおいた。しかし、それもどうやら無駄になりそうだ。ルールそのものをその手に握りしめてしまったなら、駒の動きなど些末に過ぎよう。

 これで宗一郎との幸せな未来は決まったも同然だ、とキャスターは歓びに胸を躍らせた。彼女の真名はメディア。かつては裏切りの魔女と呼ばれていたが、それでも人並みに恋に憧れていた。否、だからこそ人並み以上に焦がれていた。

 一刻も早く、とはやる自分を押さえながら、キャスターは意識を大聖杯へ下ろしてみる。ゆっくり、慎重に、しかし大胆に。

 その結果、見えたのは非常に複雑な魔術式だった。が、それでも彼女にかかれば解けない問題などではなかった。ならば、本腰を入れるのは夜中がいい。中心に触れるのは今夜にするとして、キャスターそれまでにすべき事があった。

壱 祝いのご馳走をつくる事だ。
弐 宗一郎を迎えにいこう。
参 念の為寺の住人達を追い出す事だ。
四 バーサーカーの制御を完璧にしよう。

389 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 21:02:08
…参で

390 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 21:05:48
四
慎重に、慎重に

391 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 21:10:44
壱しかない

392 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 21:17:23
弐で.
やはり横にはお相手がいませんと.

393 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 21:20:53
壱…としたい所だが四
裏切りは死亡フラグ

394 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 21:35:31
四
桃源と夢はここのスレで叶えるべきだ。

395 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 21:48:39
どうみても弐は死亡フラグです。本当に

ってやっぱり四とする。キャス子だけは裏切れない。

四!

396 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 22:09:12
キャス子の幸せ願って四!

397 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 22:11:19
四だ。バーサーカーというクラスを操るのなら準備は万端にしておくべきだ

398 名前: 白と赤 投稿日: 2006/09/10(日) 22:39:50
 
  
 少女の聖杯戦争は終わっていた。
 その理由は至極かんたん。なにしろ少女のサーヴァントは弱いのだ。
 頭の中で彼のステータスをみる。弱い、魔力の大きさから生前魔術師だったのかもしれない。
 しかし、魔術師が狂ったらお終いだろう。
 狂化を解くこともできなくはないが、聖杯戦争で魔術師が最弱なのは変わらない。
 森までやってきたランサーを凌いだらしいが、それもホームグランドで殺されなかった程度に過ぎない。
 彼女が求めたサーヴァントの強さはこんなものではなかった。
 お爺さまも諦めるように自分をこの地に送り込んだことも知っていた。
 傍らにいる赤い外套を羽織った木偶に視線を移す。
 彼は何も言わない。あたりまえだ、自分が理性を奪ったのだから。
 返ってくるはずもないのに聞いた。
 
「ねえ、あなたは私が勝てると思う?」
 
「―――――――」
 
 答える声は勿論ない。
 しかし―――大丈夫だ。そんな声が聞こえた気がした。
 その、聞こえもしない声がとても優しく暖かかった。
 だからだろうか、言うつもりもない事を言ったのは。
 
「切嗣の息子を見に行こうと思うの。私とお母様を捨てた切嗣の……」
 
「――――■■」
 
 狂戦士が小さく呻く、その声にはあらゆる感情が含まれていて彼女には理解できない。
 でも、否定の響きは窺えない、それだけはわかる。
 この下僕は、私が何を思い、何を成そうとしているか理解しているのだろう。
 それが少し癪で、少し嬉しくて――
 
「誰が喋っていいといったの!? 口を慎みなさい」
 
 でも、このサーヴァントは認めない。
 なにより、夢でみた、こいつの生前が許容できるものではなかったから。
 知りもしない誰かの為に、大切なナニカを切り捨てる、そんな生き方。
 私の最も嫌いな生き方。
 
 ――っ
 聖杯としての役割が告げる。
 七人目のマスターが現れたらしい。
 切嗣の息子だ。
 なんとなくそう感じた。理由はないが、確信してる。
 この聖杯戦争で初めていいことが起きた気がする。
 もうすぐ会える。
 もうすぐ殺せる。
 それはなんて楽しそうなことだろう。
 そんなことを考えて、彼女はくすくすと笑いだす。
 
「―――――――」
 
 赤いサーヴァントは沈黙する。
 彼が言葉を発すると彼の主人の機嫌が悪くなるからだ。
 そして、それは彼の望むことではない。
 そもそも望むことは何なのか。
 死後も自分を縛り、狂った今でも忘れられない理想なのか。
 それとも、主人に対して漠然と感じる守らなくては、という思いなのか。
 わからない。ただ、自分はもう一つナニカを願ったはずだ。
 あまり、人に言えたようなものでない、その願い。
 あれほど乞い願った思い。
 それは、忘れてしまうほどのことであったのか。
 否、違う。断じて違う。
 だが、思い出せないということは、私は……
 狂戦士は考える、狂った思考はいくら回れど答えを得ず。
 それでも、止めることはない。彼は狂っているのだから。
 
 
 聖杯戦争の幕は上がる。
 
 
 白と赤の主従は何を選ぶのか。
 
 
 1 挨拶もかねて、教会に行くであろう、衛宮士郎を待ち伏せ。
 2 いつか会えるだろうから、今日はもう寝て、公園にでも行こう。
 3 目的遂行!!衛宮邸強襲!!!!
 4 つまんないからもういいです。

399 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 22:44:10
新連載ktkt
一番勝率高そうなのは1だが、万が一にも凛のサーヴァントが動けたら
早々にご退場することにもなりえる。
だから無難に2で

400 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 22:50:47
1

401 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 22:51:10
3
見敵必殺!見敵必殺!! 総滅せよ

402 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 22:56:00
3でGO

403 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:15:14
この作品の視点はずっとこの二人なんだろうか。激しく期待。
個人的には士郎と赤いのを早く会わせたくない。なので

2

404 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:32:37
4になにかを感じた・・・

405 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:33:21
2かな

406 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:34:05
ネコアルク”3”!この肉球のぷにぷにを恐れぬのなら、かかって来い!!

てなわけで改めて3で

407 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:38:14
なぜにネコアルク?

408 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:43:55
なぜって?それは・・・
きっとあの猫缶が美(味)しかったからさ←脳死寸前

こういうのはスルー対象にしておkです
自分で言うのも情けないけど。。

409 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:48:16
3でリーチかけよう

あとトリップ必須な

410 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/10(日) 23:52:48
3がネコアルクの肉球にしか見えないからという理由だけで3か…
「───信じられない。>>408、正気?」
「んー、どうも正気で本気みたいだな。ほんと、とんだ化け物だよ、>>408は」
 ……だが、なんだ。オレは猫狂いなんて本当にゴメンだが。
 >>408みたいな人間が、一人ぐらいはいてもいい。


スレ違いスマソ

411 名前: 408 投稿日: 2006/09/10(日) 23:53:46
こちらからもすれ違いお詫び申す

412 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/10(日) 23:57:21
四 バーサーカーの制御を完璧にする事だ。

 あれだけのじゃじゃ馬を扱うのだから、供えはいくらあっても多すぎはしない。それなら、キャスターがすべき事は明白だった。肝心な儀式の際、暴走などされてはたまったものではないのだから。

 そこで、キャスターはふと考えた。今から朝までの間だけでも、少しでもこいつの理性を取り戻す事ができるならば、制御もやりやすくなるのではないかと……。



 ―――それを絶望と呼ばないのなら、この世の何をそう呼ぶのか。

 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの生涯において、これほど恐怖した経験は他にない。彼方より歩いてくる一人の男。その存在は、イリヤが全く知らないものだった。

「ほう。これは良いものを拾ったな」

 その男は、イリヤを人としてみていない。彼女の心臓を射抜くように、当然のように道具として扱っている。それは、ずっと当たり前の境遇だった。それなのに……。

 士郎の言葉が頭を流れる。さっきまで身をおいていたあの温もり。イリヤには分かっていた。あれこそが嘘で、こんな冷たい世界こそ自分の定めだと。

 それでも。

 隣に座ってくれた人がいた。話を聞いてくれた人がいた。彼はイリヤに話題を振ってくれて、頭を撫でてくれて。大勢で楽しく食事を取ったときなんて、その実、嬉しすぎてずっと涙を堪えていたのは絶対に秘密だった。

「下がりなさい」
「―――ん?」

 ようやく、イリヤに意志があると気付いたかのように、金髪の男は歩みを止めた。

「人形よ、喜べ。我におまえの心臓を差し出す事を許す」

 どこまでも尊大。限り無く傲慢。見るもの全てが傅く事を、彼は当然と受け入れているのだろう。

「お断りよ。その汚い声で話し掛けないで」
「……ほう」

 唇の端を釣り上げて、男はゆっくりと右手をのばす。圧倒的な暴力の気配を肌に感じた。あの腕がイリヤの胸を抉るのは、彼女の力では止められない。

 死にたくなんてなかったのだ。もっと生きたかったし、もっと笑いたかった。また明日、士郎に会いたくて仕方なくて。あの家を訪れるためなら何をしてもいいと心から思った。そして何より悔しかったのは、さっきの約束が叶えられない事だった。

 それならば、せめて一つの恩返しを―――。

「悪いけど、シロウに迷惑だけはかけられないの」

 震える奥歯を噛み締めて、イリヤは堂々と宣言した。目の前の男は面白そうに笑い、虫けらの抵抗を楽しむように嘲笑する。その油断こそ、イリヤにとって唯一のチャンスである。

「アサシン! わたしの心臓を砕きなさい!」
「なにっ―――!?」

 全身を巡る令呪が爆ぜる。彼方より飛来する破壊の弾丸。音速を遥かに超える一矢に男は何一つ対応できず、彼の思惑は塵と消えた。

 イリヤスフィール・フォン・アインツベルンの肉体は、砕かれて粉々に飛び散っていた。



 それは、空が暗くなってしばしの事。

 はじめに気付いたのはカレンだった。
 はじめに視認したのはアーチャーだった。
 はじめに構えたのはセイバーだった。
 ―――はたして、はじめに震撼したのは誰だっただろうか。

 王の中の王は愚かにも正面から陣地を訪ね、怒りにまかせて衛宮邸の門を吹き飛ばした。理由は至極簡単である。がらくたの人形がつまらない抵抗を見せたので、せっかくの聖杯を召し上げてやろうという慈悲が踏みにじられてしまったのだ。なんという愚挙。王に手間をかけさせるなど何ごとか。

「久しいな、セイバー」

 母屋から飛び出してきたサーヴァントとマスター達の中に目的の女性を見つけたギルガメッシュは、その目をぎらりと輝かせた。相変わらず、その姿は気高く美しい。彼女の気質も前回のままなのだろう。王の財宝に加えるに足る女だった。

「―――しかし、我はいま不機嫌だ。疾く傅き股を開くがいい」

 喜び、受け入れ当然の命だった。英雄王の立腹を慰める役目である。女に生まれたならば、誰でも一度は夢見て当然ではないか。

「断る。まだそんなたわごとを吐くのか。アーチャー」
「……そうか」

 ここまで虚仮にされたなら、いっそ憤怒も涼やかだった。ギルガメッシュは空を見上げ、そのいつもと変わらぬ風景にすらいらだちを覚えた。まったく、何もかもが彼の不興を買いたがるとは。いっそこの空を切り裂いてしまおうか。

「ならばよい。季節は冬。死姦には丁度良い季節であった事を感謝しろ」

 鎧を纏い、蔵の扉を開け放つ。その手には友たる鎖と絶対の乖離剣。背後に浮かぶ宝物は幾千か、幾万か。鎖は鳴りギヤは上がり財宝は光り、その全てがギルガメッシュの号令を、歓喜の歌を唄うのを今や遅しと待ち構える。

413 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/10(日) 23:59:26
「……いいでしょう。その驕り、我が聖剣で打ち砕いてみせましょう」

 セイバーは紛れもなく最強のサーヴァントだ。だから分かる。目の前にいる英霊は彼女より確実に上をいく。この男は決してまともではなく、どんなサーヴァントより強いのだと。それでも―――。

「待ちたまえ、セイバー」
「アーチャー?」
「セイバーのマスターよ、我がマスターに感謝するのだな。凛が気まぐれを起こさなければ、君達は確実に死んでいただろう」

 この場の雰囲気にあわず気軽にいい、アーチャーはギルガメッシュへと一歩近づく。強気なのは恐怖に狂った故にではない。その目は不適なほどの自信にあふれ、確かな勝機を見出していた。

「それでは、凛。そろそろ命令をくれないか」



「サーヴァント同士の戦闘が始まりました。衛宮邸です、おそらくは」

 霊体化していたライダーに囁かれて、桜は思わず悲鳴を上げそうになった。隣にいた士郎もいぶかしむも、桜から耳打ちされては驚かずにはいられない。

「ライダー、その規模は?」
「かなり大きな模様です。どうしますか?」

 ……先輩、と桜に助けを求められるような視線を向けられて、士郎はどうしようかと考えた。

 正義の味方を目指すなら、とにかく助けにいかなければ行けない。しかし、この通夜は桜にとって重大な儀式なのだ。いかに彼女が間桐の家から乱暴を受けてきたとはいえ、その一員であった事は紛れもない事実なのだから。だから、彼女だけはここで大河に預けておいてもいいとも思う。……だけど。

 縋り付き震える桜の頭を撫でながら、士郎は一つの決断を下した。
壱 桜もライダーも連れていく。
弐 桜はこのままに、ライダーと一緒に駆け付けよう。
参 桜とライダーは連れていけない。自分一人で駆け付ける。
四 俺と桜はこのままで。ライダーだけを急行させる。
伍 このままでいい。今は通夜に集中しよう。

414 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 00:04:33
弐を選びたいけど、きっと無理にでも桜は付いてくるだろうから
時間を浪費しないために壱で

415 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 00:05:51
士郎なら参しかない。思考停止といわれようとも。

参

416 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 00:11:52
ここはアピールのチャンス!

参

417 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 00:16:45
2で参

418 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 00:48:11
士郎ならきっと参。

419 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 00:50:33
>>398
1
2222
3333
4

420 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 01:03:17
3だ。
行け、愚直に突っ込め。
それでこそ衛宮士郎だ

421 名前: 420 投稿日: 2006/09/11(月) 01:04:34
>>420
間違えた、参だ…上のはノーカウントでお願いします

422 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 01:07:28
先に投下した物よりも後に投下したものの方が選択肢の決定が早いという悲劇
Doubleに投票するなら、一緒に新作の分も投票してやれよ。

423 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 01:11:42
>>398
2でとどめ

424 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/11(月) 02:53:40
……まず最初にやるべきは参加する人間を間違えない事だ。
自分、衛宮士郎自身は既にサーヴァントも召還してしまったし、引くつもりはない。
遠坂、桜、ライダーは既に経験者で、芯の強さもある、引く事はないだろう。
問題は彼女だ。
如何せん付き合いも浅く、理解し切れているとは到底言えない、まして彼女は初参加だ。
逃げられるなら逃げても良いはずの事だ、この戦いは"本来"強制されるものではないのだから。

……よし、彼女に確認を取ろう。
桜の話では居間にいるらしい、確認に向かおう。


縁側の廊下を歩く、本当にシベリアトラが眠っていた。
居間に近付くと、誰かの話声が聞こえてきた。
「……では貴方の展開したあの空間、あれは"神秘を明らかにする物"と言う事で良いのですね?」
「そうなるんじゃないかしら、実際、バーサーカーの力を持ってしても……」
茶の間では互いに茶を啜りながら、ライダーとキャスターが話をしていた。
「つまり、貴方が空間を展開させれば"宝具による真名発動"以外で互いにダメージを与える事が出来ない?」
宝具に関する話らしい、その話はあとでまとめて聞く事にしよう。
「ライダー、キャスター」
「士郎?」
「衛宮君、どうしたの?」
二人が一斉にこちらを見た。
「ああ、悪いんだが、ルヴィアはどこにいるか分かるか?」
「私ならここにいますが、何か?」
台所からルヴィアが顔を出す。
風呂上がりの浴衣姿だというのに、少しだけ強張った表情だった。
「ああ、少し話、いいか?」
「ええ、後は盛り付けだけですから……お話は長いでしょうか?」
「いや、それほど手間は取らせない、はずだが」
「分かりました」
タオルで手を拭き、浴衣の上に着込んだエプロンを外した。

縁側に二人で座る。
ライダーとキャスターはまた何か話をしているようだ。
「突然悪いね」
「いえ、お気になさらず、それで、何の御用ですか?」
「ああ、今日、実際にサーヴァント同士の戦いを見たわけだろう?」
「ええ」
ルヴィアの声が暗い。
「それで、明日もまた、戦うのかの意識確認をね」
「……それは私を試していると?」
ルヴィアの目がつり上がった。
「いや、そうじゃない……前回の、二年前の聖杯戦争の話だが、俺は戦いを止めるって初志があった、結局沢山死んでしまったがね」
自嘲気味に笑う。
無力な自分を笑った。
「そして今回はどれだけ召還されるか分からないだろう? だから、巻き込まれたり、巻き込んだりの人間は少ない方が良いと思ったんだ
」
「……聖杯が目的ではなかったと?」
「ああ、俺に望みなんてない、ただ人が死んでいくのを見たくなかった、守りたかったんだ」
それは、二年前の志の話だった。
ルヴィアが言った。
「私もそうです、聖杯に望みなんてありません」
「ルヴィア?」
「あるとすれば、己を試す事ですわ……」
夜空を見上げる。
「貴方の話を聞いて、どれだけ巻き込まれる人間を少なくできるか、どれだけ守れるかにもチャレンジしたくなりましたわ」
「それじゃあ……」
「ええ、勿論明日も戦いますわ、その為にも、サーヴァントを呼ばなくてはなりませんがね」
「ああ、そうか……」
きっと彼女は、遠坂と同じ、芯に甘さがあるが、その甘さが好ましい人間なんだ。
勿論それを口に出したりはしない、きっと同じように怒るだろうから。
「ああ、時間を取ってくれてサンキュな」
「いえ、それよりも夕飯も出来ましたから、二人を呼んできて頂けます?」
「そういえば二人居なかったな、桜と遠坂はどこに居るんだ?」
「確か洋間の方でしたわ、キャスターが落とした何かを見たら、急に二人の表情が変わったように思えましたが……」
料理の火加減が丁度微妙なところでしたから、とルヴィアが笑った。
「ん、わかった、呼んでくるよ」
なんだろうな?
とにかく洋間の方に向かおう。

洋間で明かりがついている部屋は……
遠坂の部屋か。
「桜、遠坂、夕飯だぞ……?」
何度かノックをする、だがまるで返答がない。
「……入るぞ?」

遠坂の部屋に入る。
すると。


ド:二人が床に倒れていた
リ:二人が資料を読み漁っていた
ル:「納得できるかー!」遠坂の右ストレートが突如顎に炸裂した

425 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 03:19:05
この時間に投稿とは、下手したら夕方まで投票終わらないかもなw
俺はとりあえずネタに走ってルで

426 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 04:07:34
ル、ル、ル!

427 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 04:41:51
>>422先の物にすでに投票したがそれが混戦で決まらないうちに
後の物が投稿されてそっちの投票がほぼストレートだっただけなんだぜ?

ル

428 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 06:17:13
リ  早くに設定が知りたいので

429 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 08:02:39
ル!凛が狂うくらいなんだからきっと凄いものを持ってたんだろう!

430 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 08:04:14
ルヴィアのル

431 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/11(月) 10:51:18
間桐慎二、チームマキリの戦闘担当マスター。頭蓋骨陥没意識不明の重症。
マキリの秘術をもってしても完全回復には二日、意識回復には一日必要。

間桐桜、チームマキリの召喚担当マスター。トペ発動時に勢いあまって床に顔面強打。
鼻骨を骨折したが意識はあり。鼻の穴にチンコ蟲入れておけばいずれ直る程度。

キャスター、チームマキリのサーヴァント。召喚直後のトペによって記憶喪失になる。
現在真名・ステータス・スキル・宝具すべて不明。幸い肉体的にはノーダメージで意識
もあり。

間桐臓硯、チームマキリのオーナー、すなわちワシ。一番エライ。孫達がダブルボケ
担当になってしまったのでツッコミ担当に回る。夜しか動けないが心身ともに問題なし。

どーよこの現状。まだ、聖杯戦争が始まってすらいないのにリタイヤ寸前じゃ。
今回は勝てないだろうなーと思うとったんじゃがまさかここまでとは。
孫達よ、お前らはアレか。その昔ただの青年を呼び出して真っ先に負けたどっかの
アホ魔術師以下だというのか。

「まったく誰に似たんじゃお前ら」
「私の保護者はお爺様だけですが」
「うっさい、だまれ桜。やっぱ姉の方が良かったのう」
しかし、現状を嘆いてもしかたがない。とりあえずすべきはこれじゃな。
【選択肢】
テリーマン:「こうなったらやはりワシが戦うしかないのう」
      ゲェーっ、じじいの手にも令呪が!
次回チームマキリに二人目のサーヴァント現る!
ブロッケンjr:「桜よチェンジじゃ。今ならまだ召喚しなおせるかもしれん」
        ゲェーっ、キャスターまさかのリストラ!彼女は一体なんだったんだ!
スペシャルマン:「そうじゃ、やっぱ姉じゃ。遠坂と同盟を結ぶぞ」
        ゲェーっ、成功率0パーセント!無謀すぎるぜじいさん!
キン骨マン:「こうなったら衛宮のせがれだけでも絶対味方でいてくれんと困る。
桜よ、ワシとキャスターは慎二の看病しとるから偵察に行って来い」
      ゲェーっ、急展開!次回桜対謎の慎二ガールズ勃発だわさ!
イワオ:「もう何もかもがめんどいわい。とりあえず何か考えるのは明日からじゃ」
    ゲェーっ、じいさんお休み!この選択肢が選ばれた場合は衛宮視点に強制的に
変更だっちゃわいな!
ジェロニモ:「とりあえずOLの血が吸いたくなった。キャスターよ付いて来い」
      ウララーっ、じいさん大ハッスル!夜の街が蟲蟲パニックズラ!

432 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 11:10:09
キン骨マンで

433 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 11:28:14
んじゃブロッケンjrで頼む

434 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 11:34:59
スペシャルマンで

435 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 11:51:47
テリーマン

436 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 11:52:58
キン骨マンで

437 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 13:20:43
ボーイ、大人をからかっちゃいけないよ!
さらなるカオスを求めテリーマンで

438 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 13:22:29
じゃあジェロニモ。

439 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 13:28:19
テリーマンっしょ!

440 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 14:22:54
テリーマン
鯖二体いればマキリが勝つのも夢じゃないさw

441 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 14:48:24
テリーマン

442 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 15:23:33
ありがとうキャスター僕たちは君の活躍を忘れない!
ってなところでブロッケンjr

443 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 15:25:09
テリーマンで決定だな

444 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 21:04:02
次に出てくるのは誰だ。団長様か突っ込み役の凡人か

445 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/11(月) 21:05:08
「桜よこれを見るのじゃ」
ワシは手の甲に塗っておいた白粉を落として桜に令呪を見せた。
ワシがマスターである事は孫達にも秘密にしておきたかったのじゃが、
こいつらがここまで情けないとは思わんかった。今は切り札を取っておく事よりも
チームマキリが団結して生き残る事を優先じゃい。

「ゲェーっ、魔術師としては既に枯れ果てていてもはや唯のボケ老人と化したはずの
 おじい様の手にれ、令呪がー!こ、これはチームマキリとしては最後のチャンス
 ですね!それにしても・・・
 姉さんや私のようなヤング魔術師は経験を超える直感とサーヴァントと連携ができる
 フットワークの軽さで戦場となる町を駆け回りながら生き残ることができるまさに
 聖杯戦争向きの年代。それに対しおじい様のようなロートル魔術師は機動力を犠牲
にして工房に閉じこもる事によって敵から身を守り返り討ちにする戦い方を主体
 とするタイプ。攻撃力・防御力共に高いが、火計を使われたり最強クラスの英霊に
 狙われたりしたら絶対に逃げ遅れるまさにもろ刃の剣。ヘタをすると兄さんよりも
 早くリタイヤして物語内で『ある魔術師』と呼ばれるだけの存在で終わってしまう
 というのに何だってこんなくたばりぞこないのジジイに令呪が!?(ぐおおおおお)」
「それじゃあ慎二をベッドに運んでからサーヴァントの召喚をするぞ。ホレ、足の方
を持たんかい」
「・・・・・・はい」

慎二を運んでいる間、桜はずっと不満げな顔でこっちを見ておった。ひょっとして
さっきの長文に対して何かツッコミが欲しかったのじゃろうか?しかし、あいにく
ワシはジャンプとかは読まんので気の利くツッコミは思いつかなかったのじゃよ。
呵々々。

閑話休題。慎二を運び終えてから30分の休憩を挟んでワシら(ワシと桜二人。キャスター
は邪魔になりそうなので庭の見張りを桜に命じさせておいた)は再び地下室へ。

「桜よ。ワシの詠唱についてまいれ。マキリ当主のサーヴァント召喚とはどういう
ものか教えてやろう」
「光栄です。おじい様」
「ではいくぞ。はぁ〜・・・・・・」
ワシと桜はお払い棒を振りながら召喚陣の周りをグルグルと回り、
「ハッ!」
マキリ式の詠唱を開始した。

446 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/11(月) 21:05:57
「ほんだらへんだらどがびかふんだ、ほんだらへんだらどがびかふん」
「ほんだらへんだらどがびかふんだ、ほんだらへんだらどがびかふん」
「「か〜〜〜っ」」
大きな卵が割れるような音が地下室内に響き渡る。ワシは召喚の成功を確信した。

「呵々、まだまだ実力は衰えておらぬわ」
「(蟲のくせに)さすがですおじい様」
さて、ワシが呼び出したのはどんなサーヴァントかのう?
【選択肢はまだ先】

なんか、召喚陣の上に頭の悪そうなクソガキがおる。
「■■■■■■■■―」
言葉が通じぬ。
なんでこの場所にランドセルを背負った小学生がいるのか。
なんでこんな少年がバーサーカーなどというクラスで召喚されているのか。
しかも、上半身裸の上にランドセル、下は海水パンツのみといういでたちで。
夏でも冬でもシャツなどいらぬ。子供は風の子だぜーとでも言いたげな気迫。

というか英雄なのかあいつ、さっきステータスをちと確認したが半端なく低いぞ。
もしかして弱いのか。さっき桜が呼んだあのキャスターと殴り合っても負けそうな
外見と筋力Eというステータスの通りに俺バーサーカー大沢木小鉄、タダノショウ
ガクセイデスザンネンデシターとでもいうのじゃろうか。

だとしたらまずい。チームマキリとしてもまずいがワシの立場もまずい。
今絶対に桜に白い目で見られておるわ。などと考えていたら―

「■■■■■■■■―!!」
バーサーカーの奴、ワシらの隙を突いて階段の方へ走っていきおったわい!
なんとしても奴を止めねば。ワシは力の限りに叫んだ。
【選択肢】
あんますぺしゃる:「止まれー!」(令呪を使用します)
まっはきうきう:「言うこと聞けー!」(令呪を使用します)
びっぐばんぐ:「ワシから離れるなー!」(令呪を使用します)
にんげんぎょらい:「桜、あれを止めい!」(危険です)
やまだのじゅつ:「慎二カムバーック!」(無理です)
ためぱんち:「キャスター!」(ここからじゃあ声は届きません)
わーぷしゅーと:「ワシも連れてけー!」(背中に飛び乗り一緒に外出します)

447 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 21:11:05
わーぷしゅーと

448 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 21:12:22
わーぷしゅーと。混沌を。もうそれしか望めねえ

449 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 21:21:07
フッ……オチは読めた。

にんげんぎょらい、はっしゃばーい

450 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 22:18:18
にんげんぎょらい

451 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 22:23:48
わーぷしゅーとぉ!!!!

452 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 22:26:33
わーぷしゅーと

453 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 22:30:52
びっくばんぐ

454 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 23:03:44
桜花、じゃなくて震洋、じゃなくて回天、じゃなくてにんげんぎょらい

455 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 23:10:23
にんげんぎょらい

456 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/11(月) 23:16:28
             にんげんぎょらい

                   rfミヽ、 ,.、
                 `ヾゝ、´ /
                  〉、j_,ハ
             __     {::.「+:::ノ    ___        n
               `ヽ_ /.:`:.:´::}-‐ ¨ ̄`ヽ `)    _,{ ゝ-‐=- 、
            ‐=ー-、__」:.:.::.::::::! ,. '´,、,、   Y、  ,.ィ´.:L_`_,二ニン 
         ,、,-、-=ニ三._ {.:.:.::.:::.:|/,ィく /lィ !j j /.::、:.x.:ノ:)
         ゝ-、:.;>、 ̄ニ=-.|..:.:.::.:::j.f=ミ`リノj.ィノ/::.:.:..:.:.::´:/´
              `ヽ_.\_彡'」.:-=:´ノ "',.へ ,,テハ!::.:.:..:..:.:/
         ,r'フ¨´、  ̄ Y´ィ:´.:.::::;':i、(__ノ_,ノ{ {::.;. -‐'′
   _,.,. -─/ `丶、ヽ  _}.イ:、:;.:':.:レゝ< j´::.:.:.:| |/
  ,.イ rェ」___ノ‐- ._  `Y´.:.:;ノ.:.:,.-r'7フj:.:」_;.: -‐j |
  し'´     {_   ` ー{:.:.:.::!:.::.:.V_/´/|.;ノ  し'ノ
        i!   ̄ ̄¨¨{.:.:.:.:.:ー:.;.ィ^t-v´
        ヾ __.. -‐´|__,. ‐ T.:/
           `\_,. -<__,. -'¨´

457 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 00:05:47
>>454
それはさすがに不謹慎すぎないか?

458 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/12(火) 03:41:59
ちと設定に矛盾ぽいところがあることに気付いたので軽くまとめ。
話としてはHFルートアフター、ホロウシナリオも終了済み、が、ちと違う所あり。

具体的には下記3つ

1.葛木生存
→ホロウでは可能性がある事が全て起こりうる、が、FATEルートでも死亡したような事がホロウで書かれていた。
 UBW、通常のHFでも死亡確認してた為生存という事で。
 HFルートでの死亡は多分妄想心音によるもので、それをキャスターがルールブレイカーで契約ごと破壊した為(多分出来るだろう)。
 つまり妄想心音の効果は『心臓が潰される』と言う効果を対象と強制的に契約する物と解釈して、それを破壊した事による。
 これによる契約切れでキャスターは消滅したが葛木は生存したと言う事に。

2.セイバー不在
→なんか後日談で普通に居ましたけど、HFルートでは退場してましたから。
 ついでに最後のところの『ここは未来を重んずる〜』からの行の印象がかなり強くなるしなぁ。

3.バゼットさん
→居候の間に虎に調教されて今では普通にメシを食います。
 フリーランスの魔術師してますが時々藤村組の諜報員とかやってます。
 身元不明なので海外に行く時困っていたところをロシア系の密輸業者と知り合いました。
 というか、裏業者系の船を乗っ取ろうとしたらそれがその密輸業者だったという、その縁で仲良くなりました。
 で、例のシベリアトラはこの密輸業者に頼んでウラジオストクから運びました(捕獲は自力です)。


とまあ、こんな感じで。

ついでに今回の話の参考資料として。
http://www.cgl.co.jp/knowledge/01.html
http://profiler.hp.infoseek.co.jp/jack_the_ripper.htm

459 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/12(火) 03:45:32
「納得できるかー!」
部屋に入った途端、遠坂に殴られた。

顎に綺麗に入った一撃は、割と簡単に人間の体って吹き飛ぶんだなぁと言う事を実感させてくれた。
実感したくもない事だったが。

「ね、姉さん、いきなり殴るのはマズイんじゃ……」
吹き飛んだ先の壁に寄りかかりぐったりしたままの士郎を見ながら桜が言った。
「ええぃ、離せ桜、私はこいつを問いつめねばならんのじゃ」
なんだか時代劇がかっているなぁと、朦朧とした意識で思った。
「何者なのよアンタのキャスターは!」
怒っている、なんだかわからんが凄く怒ってる。


「と、遠坂、何を怒っているのだ……」
意識を取り戻して、気をはっきり戻してから聞いた。
「これよ、これ!」
指さした先には幾つかの宝石が転がっていた。
数は6、色は似た色もあるがバラバラだ。
「……遠坂の宝石か?」
値打ち物のようだが、と続ける。
「ええぃ、どこまでボケよるかこの男は」
「多分姉さんが殴ったからだと思いますよ」
そう言いながら、無事を確かめた桜は再び手元の本に目を戻す。
「とりあえずここに座りなさい、士郎」
言われた場所に座る、宝石の目の前だ。
「桜、その本貸して」
言われて桜が遠坂に本を渡す。
「これよ、これ」
本のページに載せられた写真と、目の前に転がる宝石は、少なくとも素人目には同じ物であった。
しかし、そのページの内容が驚愕に至らせた。
「遠坂、これって……」
「そうよ、そこに転がってるのは間違いなくホープ・ダイヤよ」
続いて桜が開いたページの写真も、他の宝石の一つにそっくりだった。
「それにこれは、ピゴット・ダイヤモンド、写真の物は模型ですが、多分これは本物です」
「他にもサンシー、リージェント、コ・イ・ヌール、どれもこれも値段の付けられないような代物よ」
売るつもりはないけど、と遠坂が付け加えた。

『持ち主を死に至らしめる』ホープ。
『歴史の闇に消えた』ピゴット。
『暗殺者を招く』サンシー。
『叶わぬ夢を囁く』リージェント。
『男を破滅に招く』コ・イ・ヌール。

「確かに本を読む限りだととんでもない事のようだが……遠坂、何を怒ってるんだ?」
「決まってるでしょ、まるで正体が分からない事よ」
確かに、キャスターは自称『女子高生』だが、本当にそうなら美術館に見に行く事は可能だとしても、所有者となることは不可能だ。
特にピゴットなど、19世紀にどこかに散逸してしまっているのだから尚のこと不可能だ。
「それに……曰く付きの宝石だけじゃないのよ」
そう言って差し出した赤い宝石は、どうと言う事のない、普通の宝石のようだった。

460 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/12(火) 03:46:47
「これは?」
「待って……öffnen Sie sich――」
遠坂が何かを唱え始める。
すると宝石は一本の刃物になった。
「手術用のメスみたいな形になってるけど……ナイフか?」
「そう、士郎なら解析できるでしょ? ちょっとやってみてくれるかしら? そうすれば多分分かるから」
「わかった……解析、開始――」
己の内に没する。
ナイフを己の内に取り込み、解析する。

――見えた。
どうと言う事はない市街、恐らく日本ではない、周囲の車が現在の物ではない、というか馬車だ。
視界の端に国旗が見える――ここはイギリスか?

ナイフの持ち主が見える、顔までは見えない、だが、持った人物が、女性をザクザクと刻んでいく――
刻んで――
刻んで――
刻め――

「う――」
解析が中断される。
それほどに不快な光景だった。
「見えたでしょ? 今の」
「……ああ、もの凄く気分が悪い、女性が滅多刺しで殺された瞬間が見えた」
「でしょうね、私も時計塔で保管されてるのを見た事があるナイフだったからまさかと思ったんだけど……」
「あれは、やはり『そう』なのか?」
「ええ、士郎が見たのは多分ジャック・ザ・リッパーよ」
英国史を学ぶならば必ず通るであろう19世紀の殺人鬼、ジャック・ザ・リッパー。
世界における連続殺人の起源とされる程の人物。
「これを、キャスターが持っていたのか?」
「ええ、宝石の形でね、私はそれを形にしただけ……しやすいようになってたけどね」
「……なるほど、遠坂が怒る理由も何となく分かった」
確かにまるで正体が掴めない。
調べれば調べる程深みに嵌ってしまうような気がする。
宝石を持っていただけならば宝石に関して何らかのの功績を挙げた人物という評価も可能かも知れない(それでも正体不明だ)が……
さらに切り裂きジャックである。


「考えても仕方ないだろう……直接聞けば良い、そうだ、それに夕飯が出来たんだった」
それで呼びに来たんだったと、思い出した。
「分かったわ、行きましょう、桜」

――確かにキャスターは正体不明だな。


正:夕飯の時に直接キャスターに聞いてみよう
体:いや、それよりも気になるのは何故こんな凄い代物を落として平然と会話をしていられるのだろうか聞いてみよう
不:……そういえばさっき何か話していたな、夕食の後、夜になったらライダーに聞き出せたか聞いてみよう
明:何はともあれ、これはキャスターに返しておくべきだろう

461 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 03:52:59
不

462 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 03:58:12
こそこそ聞きまわったり遠まわしに聞いてもキャスターからすれば嫌だろうし
どうせ最後は直接聞かなきゃならないんだから正で

463 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 04:14:20
明で

464 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 05:58:57
明。
正義の味方がネコババしちゃいけないよ。

465 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 06:12:44
明

466 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 06:14:00
正々堂々の正

467 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 06:54:34
明リーチ

468 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 07:25:54
不

469 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 07:35:41
正

470 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 07:40:59
明

471 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/12(火) 11:27:01
「桜よ!」
「はい!」
阿吽の呼吸で動き出すワシ達。
令呪を使うのをしぶったワシは桜と協力してバーサーカーを止める事にした。
これが大きな間違いじゃった。

「桜いきまーす!」
「ほえ?」
ぐわし。
突然足首をつかまれたワシにイヤな予感が走る。何かさっきもこんな事があった気が
するのう。んー、デジャブー。
そしてそのまま持ち上げられてグルグルと回される。

「桜よ、ついさっきこれのせいでチームマキリの危機が訪れた気がするんじゃが」
遠心力で耳の穴から漏れてきそうな蟲を両手で必死に押さえ込みながら質問するワシに
桜はとてもいい笑顔でこう答えた。
「大丈夫です。バーサーカーが記憶喪失になっても戦力的には特に問題ありません。
それにおじい様が脱落してもマキリにはまだ私がいます」

ヤバイ。この孫ワシから当主の座及びチームマキリのリーダーの座を奪う気満々じゃ。
しかしこんなワシの二十分の一も生きていない若者に好きにされる程衰えてはおらん。
腹筋を限界まで使用して体を持ち上げ、桜の顔面に向かって右手を振り上げる。
そして鼻の穴に指を突っ込んでチンコ蟲を一気に引っこ抜いた!

「ぐぎゃ〜!」
耐え難い苦痛に顔を歪めワシの足を離す桜。
よし、これで後は、後は、――――
「あとはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

時すでに遅し、桜の手を離れたワシは運動エネルギーを解放しつつ、
階段からは逆方向にすっ飛んでいた。

472 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/12(火) 11:28:11
以下はそれから数秒後のワシらについての情報である。

間桐桜、チームマキリのエース。混乱に乗じてワシの抹殺を行おうとするも失敗。
鼻の怪我が大幅に悪化し、現在地下室で行動不能なほどに悶絶中。

バーサーカー、間桐臓硯のサーヴァントで真名は大沢木小鉄。現在地下を
抜け出して外へ向けて爆走中。もし、一般人に見つかろうものならマスターの
ワシが社会的に抹殺される事間違いなし。

キャスター、間桐桜のサーヴァントで真名不明。現在間桐邸の庭にて待機中。
うまくいけば外に出ようとするバーサーカーを止めてくれるかもしれないが望み薄し。

間桐慎二、チームマキリの一番のお荷物。と思われていたが現在相対的に地位が向上
している事を彼はまだ知らない。ベッドで眠ったまんま。

間桐臓硯、チームマキリのオーナー。すなわちワシ。一番イタイ。壁に叩きつけられて
頚椎を骨折したので令呪を使おうにも手を動かしたり口を開いたりする事もできん。
つーかこの体はもうすぐ死ぬわい。さようならワシの体465号。
そしてはやく完成しろワシの体466号。

どーよこの現状、まだ聖杯戦争が始まってもいないんじゃよ?

チームマキリ編 完
【選択肢】さあ、新たなルートを選びカオスを脱出するのです
矢部:アーチャー編『破れない約束』
亀田:ライダー編『ある魔術師』
凡田:アサシン編『華麗なる影』
落田:ランサー編『おぎゃぁぁ』
ヤーベン:セイバー編『ウホッ、いい女。衛宮士郎が慎二ガールズになった訳』

473 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 11:47:36
更なるカオスを
ヤーベン

474 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 11:49:22
はかない抵抗になりそうな気もするが
矢部

475 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 12:07:31
474に加勢したくなったが、抑止の力は働かず、無論ヤーベンへと疾走するのであった
てなわけでヤーベンに推し

476 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 12:50:09
矢部
副題が気になる

477 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 13:10:16
ネタ選択肢は選ばずには居られないぜ!
というわけでヤーベン

478 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 13:20:24
ヤーベンで

479 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 13:20:47
>>474に感動したっ!
だから加勢するぜってことで矢部

480 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 13:22:14
一見まともに見えて実は七転八倒な活躍を期待している俺は
凡田

481 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 14:05:37
ここは矢部だな

482 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 14:51:06
ヤーベン

483 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 15:00:49
落田の副題に惚れたw

484 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 15:04:02
ヤーベン

485 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/12(火) 19:50:25
ぎゃあ、思い通りにいかないものですね

486 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/12(火) 21:49:28

「そうだ、昼飯……」

 良く考えてみると、朝以来何も口にしていないのを思い出した。
 学校で蒔寺や三枝がすでに昼食を取っていたことを考えると、昼飯には随分遅くなってしまった。

「氷室は、昼飯はもう食べたのか?」

「いいや。正午頃からずっとここにいたのでな、特に何も食べていない」

「そっか、じゃあ何か食べに行こうか。あんまり高いところには行けないけど」

 砂礫を払って立ち上がる。
 遅れて氷室も立ち上がると、自らの制服を指して言った。

「わかっている。いくら下校時刻だからと言っても、この服装ではドレスコードに引っかかるだろう」

「そうだな……手軽なところでマッグとかか?」

 そんなわけで、俺たち二人は遅めの昼食を取るために、港を後にした。



「そういえば、以前ランサーという御仁にナンパされた時もファーストフードだったな」

 マッグで早速カウンターに並び、ほどなくして注文を受け取った。
 そうして先に席に座って待っていた氷室の向かい側に着くと、いきなりそう言って切り出してきた。

「ああ。あの時は氷室にアドバイスしておいて良かったな……」

 あの時、と言うのは、氷室と三枝と蒔寺が海浜公園でランサーに絡まれていた時のことだった。
 ランサーと蒔寺が意気投合して、連れ立ってお茶をしに行き掛けた所で、俺が氷室にあるブツに関するアドバイスをしたのだが。

「まさかあの時は、自分がナンパする側になるとは思わなかっただろう?」

「いや、だから。俺はナンパは、」

「私だけだ、と? いやしかし、良く考えればそれも良くできた口説き文句に聞こえるが」

「勘弁してくれ……」

 心なしか、ニヤニヤしているように見える氷室。
 これ以上つつきまわされては俺の身が持たない。
 話題を変えよう、話題を。

「氷室、楽しいか? まだデートは始まったばっかりだけど」

「……難しいな。これくらいのことならば、蒔の字や由紀香とも連れ立ってやっていることだ」

 この程度ではわからない、か。
 まあ、そうだろうとは思っていたから落胆は無い。
 むしろ今後のデートプランを練るのにも熱が入るというものだ。
 と、卓に肘を付いてストローを加えていると、氷室がこっちをじっと見ていることに気が付いた。

「ふむ、……ではもう少し、『らしく』振舞ってみようか」

「え?」

 聞き返す暇もあればこそ。
 氷室は不意に、何気ない仕草でストローをコップに差し入れた。
 自分のウーロン茶ではなく……俺のジュースに。

「……ん……ふ」

 そして、そのままストローに口をつけて……オレンジジュースを一口、吸った。

「……な、な、ななななな!?」

 椅子ごとひっくり返すような勢いで仰け反る俺。
 だ、だって今、俺が吸っていたのと同じジュースを氷室が吸いに来て……!?
 ヤバイ、氷室がストローを吸うときの息の音だけでドキドキ言ってるぞ。

「……そこまで動転されるとはな。衛宮は、こういうことは嫌なのか?」

「嫌だなんて、そんなことはない、けども」

「では問題ないな。衛宮も一緒に飲もうじゃないか。それとも、衛宮も私の茶のほうを飲むか?」

「あ、う……」

 うんともすんとも言えず。
 仰け反っていた体を戻し、ストローをカップに差し入れる。
 氷室と俺の距離は、ストロー2本分にまで縮まっていた。

「………………」

「………………」

 ……結局。
 倍の速さで減るはずのジュースは、しかしなかなか減ることは無かった。

487 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/12(火) 21:50:47

 精神的緊張の連続だったファーストフード店を出ると、そのまま午後の新都へと繰り出すことになった。
 映画は時間帯も内容も合わなかったし、ゲームセンターはお互い好んで入るような性格ではない。
 わくわくざぶーんは、水着さえあれば入っても良かったのだが……仕方あるまい。

 そんなわけで、新都を散策することになった俺と氷室。
 とはいえ、新都はどちらかといえば氷室のホームグラウンド。
 結果として、俺よりも新都に詳しい氷室にアドバイスを受けながら、ウィンドウショッピングを楽しむこととなった。

「おや、これは……」

 立ち並ぶ店のショーウィンドウを覗いていた氷室が、何かに気付いたように立ち止まった。

「どうした、なにがあった?」

 釣られて俺も覗き込んで見ると、そこは貸衣装店のようだった。
 ショーウィンドウの中には、頭身の高いマネキンが純白のドレスを纏って立っていた。

「ああ、ウェディングドレスか」

 氷室は、硝子に手を添えてそのドレスをぼうっと眺めている。
 やっぱり女の子は、こういうものに憧れとかあるのだろうか?

「私とて恋には興味はあった。それと同じように、こういうものにも人並み程度には憧れているつもりだ」

 ウィンドウの中身から目を逸らさないまま、氷室が俺の疑問に答えてくれた。
 なるほど、男の俺にとってはタキシードなど単なる衣装にしか過ぎないが、女の子にはとってウェディングドレスは特別な意味を持つものなんだろう。

 氷室の背中とガラス越しに映るその顔を見守っていると、不意に――


α:「あら、坊やじゃない」フリル付きの服を抱えたキャスターがそこにいた。
β:「なんだ、坊主か」バイトの制服を着たランサーが店から出てきた。
γ:「……フィッシュ」なんだか凄く嫌な予感がし「ゲット。奇遇ですね衛宮士郎」
δ:「ほう。奇遇だな、衛宮士郎」……聞きたくも無い神父の声がした。

488 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 21:53:09
β。消去法でまだしもマシな兄貴に。
銀様のことはもう忘れてもいい気がしてきた

489 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:03:20
δ

490 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:06:20
γでゴーだ

491 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:07:53
α。氷室がフリフリ

492 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:09:30
銀様の出番マダー?(チンチン
だがまぁここはαだ。フリル氷室・・・いいかもしれん!

493 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:11:35
これってキャスター選んだとき限定でお寺でやることになりそうな予感

どっちにしろ教会いけば言峰親子のどっちかにはあうことになるんだろうし
幸せ壊させないためにお寺いこうか
ってことでα

494 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:13:03
γ

495 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:17:04
僕はね、キャスター萌えなんだ・・・よってαだw

496 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:19:57
神父と氷室・・・とてもカオスなかほりがします。

δで。

497 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:25:04
>>495
おまえとは友達になれそうだ
α

498 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/12(火) 22:27:48
αになっちゃったな。

499 名前: いつかの381 投稿日: 2006/09/12(火) 22:35:07
γ選ぼうとしたら、既に決定してたorz

500 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 01:12:26
帰宅したらキャス子選択肢が!
選ぶまでもなく決着がついてるとは。嬉しいような寂しいような。

ところで、ミルクナイトの人!
ひょっとしてタイトルは、「おぎゃあああ」な槍投げの人をイメージしてたのか!?

501 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 01:44:42
αで決定か……オレの迸るカレン愛をどこに向ければ

502 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/13(水) 04:13:20
なにはともあれ、これはキャスターに返しておこう。
「これはキャスターに返すけど、それでいいよな、遠坂」
「え? 返すのそれ」
「なんでさ、借りた物は返すべきだろ」
「そりゃそうだけど、もう少し調べたい……」
「とか言いつつ質に流したりしないだろうな」
「そんなことせんわー!」
ストレート。
今度は顎ではなく頸動脈を狙ってきた。
咄嗟のガードで防いだが、直撃ならば危険だった。
「遠坂、最近凶暴になってないか、カルシウム摂ってるか?」
「摂ってるわよ! 士郎が怒らせるような事言うからでしょ!」
和室の日本刀(切嗣いわく鎌倉土産の安物だが、刃引きはされていない)売ろうとした過去があるので信用できませんがな。
「直接聞けば良いと思うが……調べるならキャスターに許可を取るんだぞ?」
「分かったわよ、とにかく行きましょう、夕飯なんでしょう? 行くわよ、桜」
「あ、はい」
桜が本を閉じ、本棚にしまう。
「桜、後片づけは後で良いんじゃないか? 遠坂が許可を取れば夕飯の後また調べるだろ?」
「そうですけど、この位はやっておかないといけないんじゃないですか?」
「ま、本くらいはしまっておくか……宝石は桜が持っててくれ」
置きっぱなしはまずかろう。


夕食の時間、キャスターはあっさりと許可を出した。
「さっきの宝石を調べる? 別に良いよ? あ、ルヴィアさん、このソーセージみたいなのはなんですか?」
キャスターはむしろルヴィアの料理の方に興味があるようだ。
ジャガイモメインのグラタンを突きながら他の皿にも目移りしている。
「マッカラの事ですか? これもソーセージで……さっきライダーさんに庭で焼いて頂きました。
 火で直接炙るので焦げてるように見えますけど中はまだ冷たいでしょうから気をつけて」
「わ、ホントだ、なんとなく味わった事があるような……でも意外な味ー」
世界に名だたる宝石なのに、この執着の薄さはなんなのだろう。
執着しすぎても嫌だが、この状態も少し不気味である。
……ま、確かに料理は美味いけど。

結局キャスターの正体は不明のまま夕食は終わった。
「さて、では本題に入りましょう」
皿を洗った後ルヴィアが言った。
桜と遠坂は部屋に籠もって調べ物を始めてしまっており、茶の間にいるのはルヴィアと士郎、ライダーとキャスターの四人だけだった。
「キャスターさん、衛宮士郎の仲間として、真名は無理としても、貴方の宝具についての説明を求めます」
「そうですね、出来れば全員の前で説明した方がいいかもしれません」
ライダーが同調する。
「そんなに凄い宝具なのか? ライダー」
「ええ、彼女の説明から判断して、その扱いの難しさと"嵌った"際の威力は私の宝具の比ではありません」
とはいえ、使いやすさや具体性等は私の方が遙かに上ですが、とライダーは髪の毛をさらりと流しながら続けた。
「……わかったわ、説明する」
「待った、長くなりそうだから茶を入れよう、ライダーは桜と遠坂を連れてきてくれ」
「わかったわ」

503 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/13(水) 04:14:10
「いざこうやって説明するとなると難しいね……」
全員が揃った後、キャスターはそんな事を言った。

ならば簡単な説明だけをして、それに対して質問をするという形ではどうかと言う遠坂の提案を受けてキャスターが話し始めた。

「まずバーサーカーとの戦いで最初に見せたように、私の宝具は空間を展開、その中でのみ効力を発揮するものよ」
普段はただの布と大して変わりませんと彼女は言った。
「つまり、その空間を展開する間もなく攻撃されたら対処不可能って事か?」
「そうね、空間の範囲はそれほど変化させられないし、私が移動したから移動できるという類のものでもないし」
「じゃあその空間内でどんな事が可能なの?」
「その空間内の現実をねじ曲げるのよ」
「現実を、ねじ曲げる?」
キャスターが頷く。
「まず最初の空間展開の段階で周囲の現実を飲み込むわけだけど、一般人はその空間から一時的に消滅するわ。
 サーヴァントとマスターのように宝具を持つ存在と、それに繋がった人は消滅しないようだけど」
「ちょっと待った、消滅した人間はどうなる?」
「特に何も、その人を消滅させようとしない限りは空間が消滅すれば元通りよ」
「消滅っていうと……あの体がフワフワして気持ち良いような悪いような、あの感覚の事でしょうか?」
ルヴィアが聞く、そう言えばあの戦いの時空間に自分の次に近かったのは彼女だと、士郎が思い当たる。
「私は経験した事が無いからなんとも、でも多分それだと思うわ」
「あの気持ち悪さは何とも言えませんが、被害がそれだけならば許容範囲、と言えるのでしょうか?」
「その辺りは……どうだろうね」
「とにかく、現実をねじ曲げ、その存在が許容しうる現実への復元力を突破させれば、その存在は現実へ戻る事は不可能となるの」
つまり、宝具の限界までね。
「それじゃあ、バーサーカーの力を無力化した……あれは? 空間の力みたいだけど」
「ああ、あれは……そうね、バーサーカーの力だけで現実を歪める事は不可能なのよ、現実で破壊する事は出来てもね。
 一方、宝具の発動クラスの現実歪曲性ならば、空間内の現実を歪める事も可能なの」
「つまり宝具を展開しない限り空間内では戦闘が不能となるということです」
ライダーが捕捉する。
「じゃあキャスターはどうやって戦うんだ? 真名を発動させなかったら意味がないんだろ?」
「それがこの子の偉い所よ」
そう言って彼女は宝具をちゃぶ台の上に置く。
「この中央の宝石と周囲の宝石、これによって宝具の能力は発動するわ、真名を言うことなくよ」
「つまり……貴女は真名を言うことなく宝具の能力を発動させられる、相手は宝具の真名を解放しなくては攻撃にならない……」
遠坂が考え出す。
「……途方もないアドバンテージじゃない」
結論はすぐに出た。
「ええ、でもだからといって必ずしも有利というわけじゃないのよ。
 最初に言ったように展開前に攻撃されたら駄目だし、勿論宝具でやられたら駄目だし」
「なるほど、絶対無敵というわけではないのね」
あのバーサーカー<<ムッシュー・ド・パリ>>はマスターの承認なしに能力を発動させられない。
故に絶対的なアドバンテージを得て、結果撤退させられたと言うことか。

「まあ、宝具の説明はそんなところですかねー」
キャスターがくだけた口調になり、テレビをつける。
「ああ、ちょっと待った」
聞いておきたいことがあった。


イ:「女子高生のお前がどうしてそんな物を所持するようになったんだ?」
リ:「あの宝石はどうやって手に入れたものなんだ?」
ヤ:「結局その宝具はいったい何なんだ?」

504 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 05:33:46
デバイスレインか。
選択肢はヤで。説明してもらわんと

505 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 09:02:58
ヤ

506 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 09:30:44
ヤ

507 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 09:53:59
元ネタがさっぱりわからないので ヤ

508 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 09:55:36
イは夢で見た方がいいだろうからヤかな?
つーか、>>27でDを選んでたら士郎の鯖は十夜だったのか……無念だorz

509 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 11:56:24
ヤで行くだな

510 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 12:05:06
>>504-508で五票
既にヤに決まってるよ

511 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 13:01:49
ナぅー!!数も数えられないほど厨になってしもたぁ!!!!

512 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 14:59:26
まさかデバイスレインの真ヒロインのご登場とはたまらんな。
宝具の説明が訳ワカメになりそうだ。

513 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 15:01:59
デバイスレインとはまた懐かしいwww

514 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 15:09:49
アーチャー対J.B.はぜひ見てみたいw

515 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 16:28:43
>>512
待て、真ヒロインは十夜だろ?
瞳? カスミ?
彼女たちはヒロインっぽい何かであってヒロインではないwww

516 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 17:48:13
キャスター正体モロバレかいw
公式的(作者的)には謎のままってことでいいんかな?

517 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 17:53:28
知ってる奴多いなw

518 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 18:18:21
デバイスレインってもっとマイナーだと思ってたwww

519 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:14:19
ここはマイナーゲーム好きが多いインターネットですねw

520 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:25:31
むしろ宝石が出てきた時点で気付かなかった己の不明を恥じてるところだ。
ジャックのナイフ加工とかそれしかねえだろ

521 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:30:51
デバイスレインは持ってるけど、流石にキャラやストーリー、設定も全部忘れたお(´・ω・`)
今からやってくるお⊂ニニニ( ^ω^)ニニ⊃

522 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/13(水) 19:35:51
参 桜とライダーは連れていけない。自分一人で駆け付ける。

 息が切れる。肺が痛い。脇腹は千切れて燃え上がりそうで。脳漿は沸騰して今にも吐き出しそうで。それでも、と士郎は悔しがらずにはいられない。何故、自分の脚はこんなに遅いのか。士郎は悲しいほどに無力だった。

 これならライダーと一緒に来た方がよかったかもしれない、という思いが頭に浮かんで、士郎は即座に取り消した。聖杯戦争で狙われるのはマスターだ。魔術師でもない士郎と違い、桜はサーヴァントの護衛なしでは危険すぎる。いつ何時、まだ見ぬ敵が襲ってくるとも限らないのだから。

 感覚が亡くなってきた脚でアスファルトを蹴り飛ばして駆けていく。やたらと重い空気をかき分け押し分けて走っていく。手にした偽臣の書を握りしめ、士郎は更なる鞭を体に打った。

 一刻でも早く、一秒でも早く、衛宮邸で何が起こっているのか確認したかった。あそこには今、凛とルヴィアゼリッタがいるはずである。二人とも非常に優秀な魔術師らしいとは桜から聞いていた。しかし、士郎は全力で駆けていく。大抵の事態には大丈夫だと教えられていても、正義の味方を目指す者としては捨てておけない。いや、そんなものは些事でしかない。

 とにかく、ひどく嫌な予感がするのだった。



 地上で誕生した星々があった。夜空で砕けた幻想があった。火花は既に火花ではなく、打ち合いは既に打ち合いではない。ギルガメッシュとエミヤの射出する無数の剣は、怒濤の勢いで何もかも飲み込もうと激しい爆発を繰り返していた。いつからだろう、宇宙が巨大な万華鏡と化したのは。

 遠坂凛は圧倒された。これがサーヴァント達の戦いなのか。聖杯戦争における初めての戦い。初めて己が目にする念願の光景は、彼女の想像の遥か上を行っていた。荒れていた衛宮邸の庭はさらに荒れ果て、余波だけで家屋にひびが入る。離れて立っていても、目を開けているだけで精一杯だった。

「マスター、意志を確かに。あれはまだ小手調べをしてるにすぎないわ」
「……は、はは……。なによそれ……」

 カレンの言葉に凛は震えた。全く、英霊とは反則すぎる存在だ。これは人間なんかが介入できる次元ではない。そんな強大な使い魔を呼び出した事を誇りに思うやら悔しく思うやら、凛の胸の内は複雑すぎた。なにしろ彼女が長年魔力を貯め込んだ宝石ですら、あの暴力に対抗できないかもしれないのだ。いや、最悪、切り札の赤いペンダントさえも決定打にできないかもしれない……。

「大丈夫です。彼等は勝ちますわ」

 隣で強がるルヴィアゼリッタにそうねと頷き、凛はエミヤの動きをじっと見守る。いざというとき、然るべきとき、令呪を使ってサポートするのがマスターの勤めであるからだった。

 激突はさらに激しさを増し、戦いのギアはあがっていく。それは実力の差か手段の差か。ギルガメッシュの宝物は、常にエミヤの剣の一歩上をいっている。力押しで負けるエミヤの剣。だが彼も負けてはいない。愚直なまでに鍛え上げた技術によって、見事拮抗してみせていた。

 凛のもう一人のサーヴァント、カレンは戦いに参加していない。マスターの隣で観戦に徹する彼女を、しかし凛は情けないなどとは思えなかった。もう一人の化け物が異常なのだ。―――いま、小さな影が戦場に踊った。

 黄金の剣士は閃光の中を、果敢に駆け抜け切り掛かる。ルヴィアゼリッタの静止も聞かず飛び出した彼女は、両側から降り注ぐ豪雨をものともせず、確実にギルガメッシュを追い詰めていくのである。それは同性の凛が惚れてしまいそうなほど、気高く美しい舞踏だった。

 凛は知らない。セイバーが前日の戦いでダメージを受けている事を。いや、知っていても信じられたかどうか。本人から全て聞かされていたルヴィアゼリッタさえ、その言葉を悲観すぎではないかと疑いたくなる活躍だったのだから。体はいまだ六、七割ほどしか回復してなく、宝具の使用も極めて難しいと打ち明けられてはいたのだが。

 刻一刻、ギルガメッシュの立場は悪くなっている。そのはずだった。射出はエミヤに封じられ、間近に襲い掛かるセイバーの剣技は、彼のそれを上回る。……はずだった。

 瀑布のように財宝をそそぎ、必殺の名剣でセイバーを押さえる。王の中の王の余裕なのか。このありえざる戦いの中、彼は微かに微笑みさえ浮かべている。その表情を垣間見、凛はギルガメッシュの実力を知った。

523 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/13(水) 19:37:18
 傲慢であり慢心に満ち横暴であった。圧倒的で圧倒的で圧倒的にすぎた。なんという理不尽な事実だろう。この程度の戯れ、彼には豪勢で醜悪な享楽の宴にすぎないというのか。

「―――待たせたなエア」

 ニヤリ、とギルガメッシュの顔が歪む。エミヤとセイバーは、怒りにくべる薪としてはいささか端正にすぎたらしい。ならば、生命の記憶の原初でも思い出せてやろうというのか。幾万の至宝に守られたその奥で、異形の剣を振りかぶる。

「黄泉路を開く。貴様らしかと耐え抜いてみせろ。無知故とはいえ我に歯向かったのだ。もっとあがき楽しませてみせよ……!」

 振り下ろされるのは死の国の原典。この世に地獄を作り上げようと、うなりを上げて大地に迫る。それは、サーヴァントは未だしも、マスターに耐えろというのは過酷すぎた。

「きゃっ!」
「くっ……!」

 その兇行は止められない。セイバーにもエミヤにも手段はなく、令呪を使うには遅すぎて。

 助けなどいない。ライダーは桜とともに出かけていて、カレンでは間に合わず間に合えない。

 凛とルヴィアゼリッタが息をのんだその時、遥かな彼方で引き金が引かれた―――。




 駆け付けた士郎は目を疑った。門は消し飛び、塀は崩れ、庭は荒れ果て、母屋は崩れ落ちている。切嗣と、大河と、桜とすごしたこの家が、無惨にも崩壊していたのだから。

 いや、それ以上に。息を整え笑う膝を押さえながら士郎は見回す。凛とルヴィアゼリッタ、そしてサーヴァント達の無事を確かめたかったのだ。

「……いた。よかった」

 凍り付いたように動かなかったが、庭のすみには凛達が、反対側にはセイバー達と敵らしい金色の見知らぬ男が立っていた。それをみて、士郎はどうやら勝ったらしいと安堵した。

「遠坂。大丈夫だったか」
「…………えみや、くん?」

 士郎が小走りで駆け寄って声をかける。時が止まったような三人ははっとして、慌ててギルガメッシュの状況を注視した。

「……ふふふっっ」

 絶対零度の稲妻がはしった。その場にいた誰もが動き出した。とどめを刺そうと走り出すセイバー。偽螺旋剣を弓につがえるエミヤ。そして狙撃を受けた英雄王は―――。

「愚か者がっ!」
「――――――ぐっ!?」

 激情に呼応し数多の鎖が荒れ狂う。セイバーを地面に叩き付け、アーチャーの放った剣を弾いた。ギルガメッシュに傷はない。初見ならいざ知らず、対した奇跡の篭ってない弾丸など、英雄王に通じはしない。しかし、とっさに黄金の盾で防いだものの、エアによる一撃を無に帰した事は事実である。

「ウジ虫風情がよくも我を……。どうしてくれようか、よくも……」

 瞳を燃やし、怒りに震えるギルガメッシュ。それを好機と受け取ったのだろう。地面すれすれを飛行するように間合いをつめるエミヤの両手には、夫婦剣が月明かりにまばゆく輝いていた。

「五月蝿い!」
「なにっ―――!?」

 が、ギルガメッシュは間合いをつめる事すら許さなかった。怒りにまかせ、ありったけの剣をデタラメにばらまく。ありとあらゆる奇跡の原型。歴史上、全ての宝具の源達が、無数の矢となって爆発した。その量はすでに数えられる範疇にはなく、サーヴァントといえど、自信を守るので精一杯だったゆえに。

「伏せろっ!」

 凛はどうにか反応できた。しかりルヴィアゼリッタは一瞬遅れた。その一瞬。それがどれほど致命的か。一人の少女の命が今まさに、士郎の目の前で散ろうとしていた。

 ―――もしもライダーがこの場にいたら、彼はそうする必要はなかっただろうが。

524 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/13(水) 19:38:15
 いつぞやと同じありえない動き。衛宮士郎は自分の肉体を盾としながら、ルヴィアゼリッタを無理矢理押し倒した。当然、彼自身の命など計算にはいっているはずがなく。

「……衛宮、くん?」

 嵐が過ぎ去った後である。静かになった夜空の下、青く高貴なドレスの上、士郎は腹に大穴を開け……。

「い―――、いやっっぁぁぁ―――!!!」

 臓物がこぼれて、既に動かなくなっていた。

「セイバー!」

 ルヴィアゼリッタの令呪が消える。それ以上の言葉は必要なかった。未熟な、しかし立派な騎士道精神の持ち主とみた少年の名を胸に刻み込み、セイバーの存在全てを聖剣に流し込み輝かせる。鎧を脱ぎ捨て魔力にかえ。

「―――エクスカリバー!」

 星に鍛えられた光を放った。

「エヌマ・エリシュ!」

 しかし、英雄王にはエアがある。全力に対して全力で迎え撃ち、憤怒にまかせて叩き付ける。

 その昔、天地を切り裂いた剣があるという。遥か古代、星があらゆる生命の存在を許さなかった原初の姿。人類の希望など塵に等しい。

 一瞬の均衡の後、スローモーションのように押し負けるセイバー。鎧を纏わぬその身では、衝撃の余波だけでも致命的だった。地面に倒れ土にまみれ、もはやセイバーは虫の息となっている。

「愚かだな。お前といいあの小僧といい」

 嘲笑とともにとどめを刺そうと、ギルガメッシュは剣をかかげる。



 こうしてアーサー王は敗北が確定し、ギルガメッシュは勝利を確信した。それは正しい確信だった。これより戦いは終演へと向かい、世界は正しく彼の手に収まるであろう。

 聖杯戦争の、終了である。

525 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/13(水) 19:39:04
「―――Yet,those hands will never hold anything」

 もしもこの場に、エミヤシロウがいなかったら。

「―――So as I pray,unlimited blade works」

 十分すぎる時間だった。彼が詠唱を終え、世界を塗り潰す金寿を広げるには。炎の境界が全てを飲み込み、赤い荒野が果てしなく続く。どこまでも広がる錆ゆく剣。頭上には巨大な歯車が回る。固有結界。無限の剣製。ただでさえ英雄王の天敵であるこの世界は、今宵、持ち主の憎悪を受けて燃え上がっている。

 別段、エミヤは士郎に感心したわけではない。むしろ愚かな事と鼻で笑う気持ちだった。しかし、何故だろうか。ギルガメッシュにそうされるのだけは我慢ならない。理由は知らない。知る必要もない事だった。

「貴様これは―――」
「……ノリ・メ・タンゲレ」
「―――――――――っ!?」

 英雄王はそれ以上、口を動かす事さえ許されない。激しい戦闘の消えた今、背後に回った黒色の天使はそっと囁き、真紅の聖骸布が動きを封じた。ギルガメッシュは男性である。それゆえ、どうあがこうと逃れる術はない。

 空に、陸に、剣という剣が鎌首をもたげ狙いを定める。いかに王の中の王といえど、世界の全てを敵にして逃れる術はなく。

 断末魔さえ砕かれて、ギルガメッシュは消滅した。



 ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトは泣いていた。衛宮士郎の体を抱き締めて。その腹は無惨にも大穴が開き血が吹き出て、このままでは死を待つばかりだろう。

 ルヴィアゼリッタの宝石は、二日間の戦闘で消費しきっていた。セイバーに供給する為の、莫大な魔力の源として。ゆえに、助ける術など皆無といえた。

 たった一つ、遠坂凛の持つペンダントを除いては。

 迷う事ではない。魔術師ですらなく戦力にならない男を掬うなど、狂気ともいえる愚行である。ルヴィアゼリッタも分かっているはずだ。今行われている聖杯戦争。それが何かを知ってまで飛び込んできた男に、つけてやる薬などありはしない。

 それでも―――。

 泣きじゃくるルヴィアゼリッタに起こされたのか。士郎が気怠げに瞳を開けた。マスターとサーヴァント達に見守られた中、彼女の頬をそっと撫でる。士郎は心配しなくてもいいと慰めて、凛に最後の伝言をよこした。

「さくらのこと、よろしくな……」

 そうして、士郎の瞳は閉じられた。



 凛のペンダントを使用しますか?
壱 使用する
弐 使用しない

526 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:39:45
壱に決まっている!

527 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:41:41
壱でなければ凛ではない

528 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:42:12
これは選択肢という名の一本道ですな
壱!!!!!!!!!!

529 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:52:39
さすがに壱を選ばないと駄目でしょう

530 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 19:57:40
壱でけってーい

531 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 20:55:23
ナゥー抑止力の前に決定弾がぁ〜〜!!
これが世界と霊長の求めた答えだというのか・・・
否、断じて許さん!しかし成す術あらず
ここでハンカチ噛んで見守るのか・・・
どりる。末永く頑張れorz

532 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/13(水) 22:53:07
月の綺麗な夜。
縁日に、二人の高校生が並んで歩いていた。
浴衣が舞い上がりそうなほどの強い風、一瞬の静寂すら無い程の賑やかさ。
ナンパをするにはとてもいい、賑やかな夜だ。
二人は何をするでもなく、ぶらついている。

ふと、二人の片方が口を開く。
「子供の頃、僕はラブひなのようなハーレムに憧れていた」
遠くを見るように呟いたその言葉に何を感じたのか、もう一人の青年が不満そうに
言い返す。

「なんだよ、それ。今の慎二はもうその願いが叶ってるじゃん」
友人の言葉に、間桐慎二はすまなそうに笑い、歩きながら月を仰ぎ見た。

「残念ながら僕がゲットした女の子達は桜以外は全部いわゆるショミンの女子高校生
なんだ。どうやら多種の女の子をゲットするには母性本能をくすぐる才能、すなわち
ダメキャラ成分が必要らしい。もっと早く気付けばよかった」
「そっか、それじゃあ慎二にはもう本当のハーレムの実現は無理なんだな。それじゃあ
慎二の夢は俺が代わりに叶えてやるよ。慎二は正統派のイケメンだからロリやブルマは
無理だけど俺ならいけるだろ。まかせろって、慎二の夢は」
“―俺がちゃんと形にしてやっから”
そう言うよりも前に慎二は笑った。

「衛宮には無理だプー!」
「えー!?」
いつのまにか慎二の歩く後ろには慎二ガールズの大行列ができていた。

そんな夢を見た。

533 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 22:53:07
ここで使用しないを選んで士郎無しで聖杯戦争というのも
斬新で良かったかもしれない

といっても、俺も絶対に壱を選ぶがなっ!

534 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/13(水) 22:54:09
『ミルクナイト第二章 セイバー編』

目を覚ますとなんか左腕全体が痛い。
特に左手の甲が痛い。痛い、痛い、痛い、いたい、イターイ、ごっつ痛い。
おかげで目覚めはすごくいいのですが全然嬉しくありません。
どうなってるのかと手を見ると甲全体にまで内出血していてインディアンの刺青の様な
模様のアザになっていた。

「なんじゃこりゃあ」
ヤバイ、こんなのが他人に見られたら絶対に色んな意味で痛い奴と思われる。

ふと時計を見る。もうすぐ朝食を作る時間だ。早くしないと冬木の虎が目を覚ます。
しかし、左手が痛くてナベを持つこともできない。
おまけに食事はいつも同じテーブルで顔を合わせて行っているため絶対にアザを見られる。

「ごめん藤ねえ。ドラゴンエムブレムが発動したから今日のご飯は昨日の残りなんだ」

もし左手のアザを見せて正直にこう言おうものなら俺のあだ名は卒業まで勇者ダイか
後藤くん2号になってしまう。
そして、残念ながら俺は後藤くんじゃないのでそんなあだ名にはとても耐えられない
だろう。

しかたがない。俺はテーブルの上に書置きとカップメンを置き藤ねえが起きるより先に
家を出た。
【選択肢】
選:これは絶対に呪いだ。朝一で一成に見てもらおう。さっさと学校へゴー。
択:いや、呪いなら坊さんより神父だ。この町のでっかい教会目指してゴー。
肢:別に呪いとかじゃあないだろう。それより痛みが我慢できない。病院へゴー。
普:そうだ、こんな時こそ魔法少女カレイドルビーに助けを求めよう。公園へゴー。
通:なぜか急に土倉に入りたくなった。呪いか?でも逆らえない。Uターンしてゴー。

535 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 22:55:54
>>533だけど、途中でぶった切ってしまってごめんなさい……

選択肢は普でカオスにw

536 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 23:14:44
肢。普通に振舞ってもカオスに飲み込まれる。それが士郎的Fate

537 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 23:21:00
択で。なんかこの世界だと普通に言峰と仲良かったりすんじゃないだろうなw

538 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 23:28:16
カレイドルビーが登場したんならそれを選ぶしかない。普。

539 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 23:39:37
普しかねぇ

540 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 23:44:41
通

541 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/13(水) 23:44:53
普でリーチ!!

542 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 00:06:18
択

543 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 00:11:19
普

544 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 00:17:42
カレイドルビーに決定か。何だかんだ言ってばらけたな。
どれを選ぼうともカオスになりそうな予感だったがw

545 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/14(木) 02:10:54
結果を見に来て思ったこと。
>>504-521
みんな知りすぎだと思うんだ。

546 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/14(木) 02:48:45
「キャスター、結局その宝具はいったい何なんだ?」
キャスターの顔が翳る。
「オーギュメント……現実に存在する物質、事象の根源にある純化された本質を変動させる、平和への願いを歪めた物」
まるで別人の声のようだった。
「そして……私の罪その物よ」
「……すまん」
どうやら触れてはいけない事を思い出させてしまったようだ。
「部屋、ありがとう、行くね……独りにしておいて」
キャスターは立ち去ってしまった。

「良くは分からないけど、トラウマに触れちゃったみたいね」
遠坂が溜息をつく。
「だが、少しだけ整理は出来ました、士郎、明日の朝にでも謝っておいてくださいね」
「そうですわね、淑女をエスコートするのは紳士の役目ですことよ」
「ああ……分かってるよ、ルヴィア、ライダー」
茶碗に残っていた茶を一気に呷る。
「今日はここまでにしよう、明日の事は……」
「夜に向こうに行って探索、それまでは自由行動で良いんじゃないでしょうか?
 詰まるところ隣町のことですし、ここまで襲撃を仕掛けてくる敵がいるとも思えませんし」
「そう、だな、そうしよう、桜……それじゃ、みんな、お休み」
虚しくテレビの音だけが茶の間に残った。


布団の中、彼女は後悔していた。
行き場のない感情を半ばぶつけるように向けてしまったことを。
「明日になったら……謝っておこう」
そんな風に考えながら、彼女は眠りに落ちた。

布団の中、彼は考えていた。
彼女の言葉が気になって仕方がなかった。
「平和への願いを歪めた物」と言う言葉。
誰もが笑顔で居られる平和。
それは誰もが夢想して、そして叶えられない代物なのかもしれない。
あの赤い弓兵ならば言うだろう。
歪まぬ願いこそ歪んでいるのだと。
「そうだ、あの赤い……男……」
休息に深くなっていく眠り、何かが訴えかける言葉を振り切り、眠りへと落ちていった。


B:かくして鈴は鳴り、衛宮邸にて戦いの幕は再び上がる
F:かくして舞台は柳洞寺へと移る
2:かくして舞台はS市杜王町へと移る

547 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 02:52:58
もう2以外ありえないな。

548 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 03:22:01
F

549 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 03:37:45
Bで。

550 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 03:51:24
2っしょ!

551 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 04:23:53
B

552 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 05:11:02
2。

ドラドラドラァ!

553 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 05:48:56
Bで。
ジョジョよりデバイスレインを優先したい。

554 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 06:24:19
Bでリーチ

555 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 06:44:48
2

556 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 06:52:15
2で

557 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 07:29:52
B

558 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/14(木) 08:00:13
そうだ!カレイドルビーに助けを求めよう。魔法少女だから何とかしてくれるはずだ。

今から五年前、この町に一人の魔法少女が現れた。彼女の名はカレイドルビー。
東にコンビニ強盗が現れれば、行ってカレイドビームでおしおきし、
西に迷子の子がいれば、行ってカレイドビームで案内し、
南にテスト勉強をする薪寺がいれば、行ってカレイドビームで脳改造、
そして北に何があったとしても、カレイドビームで万事解決。
そんな調子で事件のたびに呼ばれて、そして必ず現れるので今や冬木に住む者で
カレイドルビー伝説を知らない者はいないと言ってもいい状態である。
ちなみに、カレイドルビーの正体は未だに不明でありその本名や魔法のような行為
のトリックについては様々な説が出ているがどれも憶測の域を出ないものである。

人気の無い公園に到着した俺は早速カレイドルビーを呼ぶ事にした。
両手を上げて天に向かって「カレイドルビー、ヘルプミー」と三回大声で叫ぶ。
そして待つ事数分、・・・来た。
右手をグーにして前に突き出す伝統的なウルトラマン方式で飛んできた彼女は
着地して俺を見るなりこう言った。
「おまたせ、魔法少女カレイドルビーここに登場!今日の困ったちゃんはあなたね。
おはヨーグルト!こんな日も昇っていない早朝から私を呼ぶなんてよっぽどの事が
あったみたいね。さあ、御用はなーに?」

俺は左手のアザを見せて事情を説明しようとした。ところが、アザを見せた途端
カレイドルビーの表情は大きく変わっていたのである。
それは正に悪を憎む正義の味方の顔。えっとつまり俺=悪と認識されてますか?

「カレイドキィーック!」
突然蹴りが来た。彼女の表情の変化に気付いていなければかわす事もできずに
やられていただろう。

「コラ!避けるな!太陽がでるまでに決着を着けてやるんだから大人しくしなさい」
何を言ってるのか分からないがやっぱりこのアザは俺にとって呪いの模様だったらしい。
とりあえずこの公園から逃げた方がいいな。

【選択肢】
爆弾:学校だ、人が沢山いる所なら手出しできないはず。
弓矢:家に戻ろう。さっきから土倉が俺を呼んでいる気がする。
虫取り網:たしかここからならマイフレンド慎二の家が近かった気がする。
ホワイトソード:いや、ここに留まりカレイドルビーを倒し知ってる事を吐かせる。

559 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 08:03:25
ホワイトソード!

560 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 08:10:33
虫取り網で

561 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 08:45:47
ホワイトソード!
きっとこのカレイドルビーは平行世界で最大のうっかり属性持ちだw

562 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 08:47:44
ギャグモードならマキリは外せないwよって虫取り網で

563 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 08:57:59
この流れなら士郎が召還するのは騎士王じゃなくニート食欲魔神だな
弓矢で

564 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 09:31:59
ホワイトソード

565 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 09:59:53
ホワイトソード

566 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 10:18:03
ホワイトソード 
たぶんうっかり自滅でルビーは負ける。
決定

546も2で決定してるし

567 名前: 白と赤 ◆ANW.KzCbpw 投稿日: 2006/09/14(木) 14:36:10
 
 2 いつか会えるだろうから、今日はもう寝て、公園にでも行こう。
 
 
 いくら、このバーサーカーが弱くても、令呪の一つでも使えば相手のサーヴァントの足止め位にはなる。
 その間に自分の手で切嗣の息子を殺す。
 だが、急がなくてもいいのではないか?
 時間が経てば、むこうから殺しにくるだろうし、気が向いたら自分から殺しに行く。
 それでいいではないか。楽しみは最後にとっておくのがいい。
 そう考えると、今日切嗣の息子に会おうと考えたが、急ぐのは別にいいと考え直す。
 彼も私も聖杯戦争の参加者であり、殺しあう仲なのである。
 いつか、ばったり会うかもしれない。そう考えると毎日が楽しくなるだろう。
 
 時刻は二十四時をすぎている。
 町にでるのもいいが、なんとなくそんな気分ではない。
 明日に備えてもう寝るとしよう。
 とん、と椅子から降り、バーサーカーのいる部屋を後にする。
 彼の目が私におやすみ、と言ってるようで高揚する気分の為か小さく「おやすみなさい」と返した。
 
 
 
 キッ、と車を止め、駐車場をでる。
 少女が車を運転していたためか、視線が集まるがそれも一瞬で霧散する。
 自身の魔術がキチンと発動していることを確かめ、彼女は商店街の眺めながら最近よくくる公園に入る。
 時刻は十時、公園にいる人はまばら。
 彼女のような容姿を持つ人間が公園に入ったことに誰も気づかないのは彼女の力のせいか。
 公園に来て何をするわけでもなく、ただぼぅ、と空を眺める。
 メイド二人には何もいわず城を抜け出、狂戦士には追いかけてくるなといいつけてある。
 尤も、あの従者は時間が経てば、私のいいつけなど無かったかのように自分を探しにくるだろうが。
 二ヶ月あまりの付き合いから、その行動は容易に想像できた。
 自分を探す赤い従者を想像したのか、くすっと笑う。
 視線を空から動かすと、決して綺麗とはいえないベンチが目につく、セラに怒られるなと思いながらもそれに座る。
 ベンチに座り、再び視線を空に戻す。
 空を見上げて色々なことに考えを巡らす、二人のメイドのこと、役にたたないサーヴァントのこと、自分のこと、そしてまだ見ぬ自分の兄、いや弟のこと。
 彼はどんな人なんだろうか。
 使い魔を通して、容姿はわかっている。だが肝心の内面をいまだしらない。
 優しいのだろうか、紳士な人なのだろうか、切嗣のように私を裏切るのだろうか。
 出来れば優しくてどこか抜けている、そんな人がいい、自分は姉なのだから。
 少年を思う彼女の顔は、夢見る少女のそれ。
 どこまでも純粋に少女は少年を思う、殺すべき少年を。
 
 
 ふと、時計をみると時刻は十二時近い。
 そろそろバーサーカーが動きかねない。
 どこに居てもみつかるのだから、みつかるまで好きにしよう。
 そう思い、彼女は立ちあがって公園を後にする。
 
 
 時間はあまりないがどうしようか。
 
 
 
 狂:せっかくだから衛宮邸の近くまでいってみよう
 的:ブカツって何? 学校というのはどういう場所だろう
 衛:「う〜ん、何を買うんだったかな? まあ、いいか。おねーさん、ここの商品全部ください」そんな声が聞こえた
 宮:怪しいオーラを発する中華料理店を発見
 
 本当はもっと長かったんですが選択肢をいれる為に切りまくりました。
 文才が無いのが恨めしい。
 *ちなみにこの時間体、士郎は虎に餌をやりに学校に向かってます。

568 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 14:37:14
衛で

569 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 14:47:15
宮、今後ともよろしく

570 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 15:21:45
的 長いの大歓迎

571 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 16:06:15
的

572 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 17:50:43
宮が楽しそうだと思うんだが、今までがシリアス調だっただけにネタに落とすのは……
ということで的で偶然遭遇を目指してみる

573 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 17:57:29
宮!
宮で中華でまーぼーだ!!

574 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 18:19:55
的

575 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 18:23:41
的しとく。

576 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 18:39:35
的で決定

577 名前: ◆ANW.KzCbpw 投稿日: 2006/09/14(木) 19:14:58
――安心した――って感じです。
宮にされたらどうしようかと戦々恐々でした。
じゃあ、書かなきゃいいじゃん、という話ですが、何か強制力みたいなものが働いて書いてしまいます。
因みに、狂はあまりなにもなく終わる、衛は勿論子ギルと対面そこそこ重要な話、宮はさらに選択肢が出て一つはバッドエンド予定でした。

578 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:13:01
このスレの住人は悪ノリすることもある(むしろ悪ノリする方が多いw)けれど
ちゃんと作者がシリアスやってるならシリアス選択肢を、恋愛モノやってるなら恋愛選択肢をきちんと選ぶぞ?
揉めるとしたらサブキャラ好きが誰をヒロインにするかで揉めるくらいだ。

まあ、ギャグとかバトルもので色物選択肢を用意されると思わず色物選んでしまうけどなw

579 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:25:50
常にROMってる俺も選択肢みたら思わずレスしてしまう
しかし、抑止が働いてしまうが、それでも尚面白い

580 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/14(木) 21:37:21

「あら、坊やじゃない」

「キャスター?」

 ショーウィンドウに気を取られていて、接近に気が付かなかった。
 両手に紙袋を提げてこちらに歩いてくるのは、柳洞寺の奥様で魔女、なキャスターだった。

「こんなところでなにやってんだ?」

「それはこっちが聞きたいわね。私はこの店に用事があってきただけよ」

 キャスターが衣装屋に用事?
 よく見てみれば、キャスターの提げている紙袋から何かがはみ出ている。
 白い網目のようなあれは……フリル?

「買い物か?」

「逆よ。私の作った服を持って来たの」

 と、いうことは、キャスターが持っている袋はお手製の衣装……!?

「え、まさか内職?」

「内職と言うほどのものでもないわね。趣味の一環のようなものよ」

 ……驚いた。
 キャスターの趣味が可愛い服なのは知っていたが、自分で作った服を店に持ち込むまでになっていたとは。

「ところで、そちらのお嬢さんは、坊やの恋人?」

「っ……!」

 さらり、といきなり爆弾を投下してくる。
 いやまあ、デートしてるんだからあながち間違いじゃないけど、改めて他人からそう言われるともの凄くこっ恥ずかしいぞ。

「さ、3のAの氷室だよ。……氷室、こっちは」

「ああ、確か葛木先生の細君の」

「細君……」

 なぜそこで惚けるキャス子。
 もういい加減に新婚気分も長いだろうに。
 いや、それとも実は夫婦と見られる機会が少ないのか?

「氷室、キャスターとは顔見知りか?」

「いや、噂だけはな。実際に会ったのは初めてだ。
 ……しかし、なぜ衛宮はメディア女史のことをキャスターと呼ぶのだ?」

「あ、それは……」

 しまった。
 つい、いつも通りサーヴァントのクラスで呼んでしまった。
 返答に窮していると、キャスターが横から割り込んできた。

「あだ名のようなものよ。私が魔女みたいだからキャスターなんですって」

「……愛称と言うには少々悪意がある呼び方だな」

「ええ、本当にね。でも、そう呼ばれるのももう慣れてしまったけれど」

「う……」

 二人して軽く睨まれて、急激に立場が無くなる俺。
 だって、キャスターは魔女みたいじゃなくて正真正銘、血統書つきの魔女じゃないかぁ……!

「話が逸れたわね。それで、貴方たちはどうしてこの店の前にいるのかしら?」

「あー、ウィンドウショッピングの途中だったんだけど……」

「このドレスを見させてもらっていたのです」

 氷室がショーウィンドウの中を指し示す。

「……そう。確かに素敵よね、このドレス」

 思わず、といった風にため息を洩らすキャスター。
 やっぱりこういうドレスを着ることに憧れていたんだろーか?
 柳洞寺に居候している手前、仮に結婚式を挙げたとしても、ウェディングドレスの出番は絶対に出てこないだろうし。

581 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/14(木) 21:38:47

「……そうね、貴女なら意外と似合うかもしれないわ」

「はい?」

「氷室さん、だったわね? ちょっとお店を借りて、この衣装を着てみない?」

 キャスターは、右手に提げた袋を軽く持ち上げてみせる。
 無論その中身はキャスターお手製の衣装なんだろうけど……。

「は……? あの、私がですか?」

「おいキャスター、なにを……」

 口を挟もうとした俺に対して、キャスターが背中越しにちらりと何かを……げ。

「ええ。丁度、パンフレットの見本写真が欲しかったところだし。貴女なら申し分ないわ」

「しかし、私のような素人がいきなり」

「誰だって最初は初めてなのよ」

 有無を言わさぬ迫力で、氷室の背中を押していくキャスター。
 氷室は抵抗するも、ずるずると追い立てられていく。
 さすが英霊、って良く考えたらキャスターの腕力って人並みじゃなかったっけ?
 遠坂に拳法で滅多打ちにされてたし。

「え、衛宮。見てないで助けてくれないか」

 すまん、氷室。
 お前のほうからは見えないかもしれないが、キャスターが後ろ手に不思議剣を突きつけているので助け舟を出そうにも動けません。
 かつて米大統領の語った『大きな棍棒を持って静かに話せ』という外交交渉のお手本みたいなやり方だった。

「待て、待ってくれ、心の準備が……!」

「うふふふふ。初めての子はみんなそう言うのよ」

 激しく誤解を招きそうな台詞と共に、問答無用で店内に消えていく氷室。
 ドナドナのメロディが聞こえてきそうだった。

「……俺も入るか」

 一人で店外に立ち尽くしていても仕方が無い。
 俺は二人の後に続いて、貸衣装屋のドアを潜った。

「せ、せめてどんな衣装なのか教えてから……」

「御代は見てのお帰り、って言葉を知ってるかしら?」

「い、意味が違っ……!」

 ……素早い。
 店内では、早速キャスターが氷室を着替え部屋に押し込もうとしていた。

「坊やはここで待っていなさい。
 もし覗いたりしたら身体を水平に輪切りにしてから額縁に嵌めるわよ?」

 それなんてギャングの私刑?
 突っ込む暇も無く、キャスターと氷室は着替え部屋へ。
 その扉が閉まってしまった以上、俺には待つ以外に出来ないわけで。
 中から聞こえてくる氷室の声は……まあ、聞こえないということで。

「こ、こんなものを私に着ろと……!?」

「大丈夫よ、絶対に似合うわよ。ほら、手伝ってあげるから」

「い、いえ、せめて着替えるのは私一人で……!」

「ええい、じたばたしないの、初心なネンネじゃあるまいし!」

「ひやっ!? ど、どこを触っているんですか、あっ!」

 あーあー聞こえないー!

**********

 着替え部屋から聞こえてくる声に、心象風景に埋没することで対抗することしばし。
 俺が無限の剣を数えるのにも飽きてきた頃、ようやく着替え部屋の扉が開いた。
 部屋から出てきたのは……。


*一人1記号。第一群と第二群のどちらかに投票せよ。両方は不可。
*それぞれ五票、計十票で確定。

《第一群》
α:眼鏡をかけた――
β:眼鏡を外した――

《第二群》
γ:ウェディングドレス氷室だった。
δ:ゴスロリ氷室だった。
ε:巫女氷室だった。ってフリルはどこに行ったんだオイ。

582 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:41:29
γ!γ!

583 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:42:53
αでγしかねえよ!

584 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:43:54
>>583
どちらか一方ではないのか?

585 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:44:09
眼鏡キャラはメガネでα
二群はスク水・・・・・・はないから巫女ミコε

586 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:45:24
δかぁな

587 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:49:14
α
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 メガネ!メガネ!
 ⊂彡

588 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:50:12
とりあえず、最初の要望を忠実に再現するためにドレスのγで

589 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:50:14
δに一票!

590 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:50:22
ここはγだろ?

591 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:51:31
γ
>>196の思いは間違いなんかじゃないんだから!

592 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:51:41
γ

593 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:52:59
γ
  _  ∩
( ゚∀゚)彡 氷室ドレス!氷室ドレス!
 ⊂彡

594 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:54:38
衣装はγ決定か、はやいね。

眼鏡は?

595 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:55:02
第二群はγで決定。
第一軍はαに……これは何票と数えるんだ?

596 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:56:27
眼鏡の有無はαが>>587、βがなし。
>>583>>585は両方選んでるので無効票扱い。

597 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 21:56:28
583はα、585はεでどうか?

598 名前: 597 投稿日: 2006/09/14(木) 21:58:20
ごめんかぶった、カウントの人適当に頼む

599 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:01:04
α。眼鏡のない眼鏡キャラは既に別人だって殺人貴が言ってた。
対有機生命体コンタクト用ヒューマノイドインターフェイスは過程が萌えたので例外

600 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:01:05
氷室にはぜひとも眼鏡でお願いしたい。
ただ、既にγに投票してるから投票権ないんだよなあ。

601 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:01:58
>>600
OK、俺に任せろ。
β!

602 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:03:42
>>601ヒドスww

603 名前: 600 投稿日: 2006/09/14(木) 22:03:51
>>601
ちょwwwおまwwww

604 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:17:27
両方は不可=両方に投票したのは無効票 として

αα
β

そして俺はα

605 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:19:17
眼鏡を外せば美少女は既に古い、
普通の少女が眼鏡をつければ美少女になる、これこそ人の求めし理想郷!!

つまりαってことだw

606 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:20:49
ここは無論
αで

607 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:21:08
β
シエルで証明されてるように型月のメガネ娘は外した方が素敵なんです

608 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:21:11
α
眼鏡は俺らを救う

609 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:22:17
なんか一気にαに票入ったな
第一群はα、第二群はγで決定か。

610 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/14(木) 22:31:33
α:眼鏡をかけた―― γ:ウェディングドレス氷室だった。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 氷室!氷室!
 ⊂彡

611 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/15(金) 02:41:15
S市杜王町 教会近郊

「こいつぁーグレートっすねぇ」
制服の高校生が一人ごちる。
道路は抉れ、薬莢が多数落ちている。
血は撒き散らされ、多数の剣が地面、壁に問わず突き刺さっていた。
「とりあえずここでの戦闘は終わったって事でいいんすかね?」
――そうだな、終わったと見て良いだろう……とりあえず薬莢と剣を一つずつ拾っておけ
独り言に応える声があった。
「どーすんだよそりゃ?」
――友好的な相手がいれば協力関係になった時調べて貰えるかも知れんだろう、もしかしたら弱点を突けるかもしれん
「そりゃーいいんスけどね? 協力関係ったって会う奴会う奴攻撃しまくってくるじゃないすか」
――当然、やる気満々の奴だって居るだろうな、というか協力的な連中に会える確率は低いだろう
「先週の"ライダー"はまあよかったけどよぉー、今週は"セイバー"、"アーチャー"って二日連続だぜ? 俺がモタねぇーっスよ」
――確かに毎晩は子供には少々きついかもな
「おりゃ毎日ガッコーだってあるんスよ? 確かに来週から春休みだけどなぁー」
――君の場合は補習だろう? ベンキョーしたまえ、ベンキョーを
「あーったく、オッサンはいいよな、英語勉強しなくて良いんだからなー」
彼、東方仗助の補習内容は英語である。
――私も文法上の間違いはないように勉強位はしたさ、新聞記者だったこともあるしな
「へーへー、わーかったよ、じゃー明日位は見回りは良いっしょ? 今週末はテストだしよぉー」
――ああ、それは良いが、構えろ、仗助、敵か味方かわからんが、サーヴァント連れが来たぞ


暗さに溶け込むような色彩の着衣をした、赤い大男が、仗助に向けて歩いてくる。
「……ふむ、これはどういう解釈をすれば良いと思うね? ランサー」
――戦いの後を調べる学生、と言うことは無さそうですが
「まあそうだな、残留魔力も真新しい、落ちている血液も乾いてはいるが……臭いが残っている」
――勝利はしたが傷だらけで動けなかったサーヴァントという辺りが妥当かと
「そうか、ならばトドメを刺しておくべきか、やるぞ、ランサー」
――了解した、我が主


「おいおい、姿出しやがったぜオッサン」
――ま、やる気と言うことだろう……槍を持っているからランサーか
「今日位はいい加減にしてほしーぜ、こんなことに巻き込まれて留年とかしたらオフクロに殺されちまうぜ?」
――英語を勉強したまえ、時代は違うが、多少は教えてやれるだろう
「ありがとよ、オッサン」
――いい加減、私の役職<<クラス>>位は覚えて欲しいね
「わーかったよ、行くぜ、保安官<<シュリフ>>のオッサン」
学生服の仗助の背後から現れたのは、黒いスーツを着込んだ、ダービーハットを被るステッキの男だった。
「ったく、相変わらずジーン・バリー並の渋い恰好だぜ」


「学生程度の年齢ながらマスターとは珍しい、確認するが君はこの戦いに身を投じたマスターって事でいいね?」
赤い着衣の男が言った。
「違うって言ったら見逃してくれるって様子じゃなさそうだが? そこの所は、どうかね?」
「私は君に聞いてはいない、できれば直接君が答えて欲しいな、学生君?」
「正直に言や投じたかーなかったね」
頭を掻く。
「でもよー、街を守りてーって気持ちはあるぜ、こんな風に誰だかしらねー連中に街を荒らされたかーねーってな」
「フム、いわゆる正義の味方って奴かね、だが現実では往々にして無惨に死ぬのが正義の味方だ」
「ま、そーだったとしてもよ、例外もあるってゆーやつよ」
睨み合う。
「では、それを見せて貰おうか」
男が指を鳴らす。
同時にランサーが二人に向け跳躍する。


東:「ドラァッ!」クレイジー・Dでランサーと戦う
方:ランサーはシュリフに任せて敵マスターに殴りかかる
仗:二人がかりでランサーを攻撃する
助:拾っておいた剣を敵マスターに投げつける

612 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 02:41:40
α>>587>>599>>604>>605>>606
β>>601

γ>>582>>588>>590>>591>>592
δ>>586>>589
ε

無効>>583>>585

613 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 03:14:50
>>611
助で

614 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 04:18:24
東
ほんとはとっておきたいがな…

なんかこういうえらそーキャラが出てくると問答無用でフルパワー。
先生…強いモノいじめ大好きです

615 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 04:39:43
助
切り札は取っておくものだ

616 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 06:18:11
助。Dはもっと盛り上がる場面で出すべきだ

617 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 06:20:39
使えるものは使っときましょう。
というわけで助。

618 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 06:33:31
助

619 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/15(金) 06:43:01
カレイドルビーの敵意をモロに感じた俺に、この公園からすぐに逃げ出すという
選択が頭をよぎったが、それと同時にもう一つ別の考えが浮かび上がった。

この女はこのアザが何かを知っている。ならばこいつから話を聞けば事態は意外と
あっけなく解決するんじゃないか?そもそも俺はそういう目的で彼女を呼び出したんだ。

しかし、その為には襲い掛かってくる彼女を叩きのめす必要があるだろう。
俺は自分と彼女の戦力差を確認し、勝利への糸口を探った。

俺
・体調悪し。しかも左手使用不可。
・使用可能魔術は強化のみ(成功率は今だと推定3%以下)。
・素手。
ルビー
・体調よさそう。
・多分魔術師(それも俺よりずっと上位の)。
・武器:カレイドステッキ(ビームでる)。

だめだ、今はどう頑張っても勝てそうに―、
突然5メートルぐらい先からビームが飛んできた。
「うおぉっ」
腹にまともにくらい、派手にぶっ飛んでブランコの柱に激突してその場に転がる。

「痛ぇぇぇぇぇっ!!!!!!!」

今ので左手を柱にぶつけて激痛がピークに達した。その代わりに他の部分にダメージ
がなかったのは不幸中の幸いか。
こ、これは本調子でも絶対に勝てないな。
よし作戦変更、逃げるが勝ちだ。

620 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/15(金) 06:44:41
涙と鼻水をすすり上げて必死に立ち上がる。目が霞んでカレイドルビーが二人に見える。
「無様ね。サーヴァントも呼び出さずに何をやってるのあなた?」
右のカレイドルビーから見下される。さーばんと?何を言っているのか分からないが
何とでも言え。
ただし、頼むから逃げた時、追いかけてこないで欲しい。

「サーヴァントの助けが欲しければ令呪を使って呼べば良いのに。つーかあんたが
令呪を使わなきゃ、令呪一個使ってまでサーヴァントをここに呼びだした私が馬鹿
みたいじゃない!いや、使わないならそれはそれで楽なんだけどさー」
左のカレイドルビーの言っている事はもっとわけが分からない。れーじゅを使う?
何やら俺に対して怒っているようだが・・・

「って本当にカレイドルビーが二人いるー!? も う だ め だ」
れーじゅ、さーばんと、ややクールな右ルビー、ややおバカそうな左ルビー、手のアザ、
何も分からない。
俺はなんで正義の味方と戦ってるんだろうか?
俺はなんで正義の味方を目指していたんだ?
ハーレム作りたかったなー。もずくってなにさ?なんかのさなぎじゃない?
ああ、俺はここで死ぬんだなあ。でも、どうせ死ぬなら―――――

【選択肢】BAD行き選択肢多数あり注意されたし
ファルコン:左手を天に向かって高々と上げて叫ぶ。
「俺のさーばんとっ!!来いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!」

ドキンちゃん:ひたすら土下座。
「逆らってスンマセーン!俺はただ左手に出来たアザを消したかっただけなのです」

Rの女:ブランコの鎖を手に取り自分の持てる技術全てを込める。
「――――同調、開始(トレース、オン)」

ノーパンじゃぶじゃぶ:最初の方で太陽がうんぬん言ってたのを思い出した。
「あのー、もう朝日出てますよ」

森ビル:左手のアザを見られる事なんて気にするのはもうやめだ。大声で助けを呼んだ。
「藤ねえ!慎二!桜!一成!たーすーけーてー!こーろーさーれーるー!」

五人揃ってゴレンジャイ:二対一が何だ。それでも逃げ切ってやる。
「言われなくてもスタコラサッサだぜ〜」

621 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 07:31:39
ノーパンじゃぶじゃぶ

622 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 07:36:58
森ビル

623 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 07:41:14
ノーパンじゃぶじゃぶって何さ

でもまぁソレで

624 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 07:43:09
カレイドジャスティスの人こないなぁ
展開思いつかんのならデッドエンドにしてもう一回同じ選択せまればいいのに…

625 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 07:49:56
森ビルで

626 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 08:33:52
森ビル

627 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 08:45:49
ファルコン

628 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 08:47:40
森ビルでごーごー

629 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 08:51:10
森ビル
決定

630 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/15(金) 13:53:31
普段は予想外の選択肢ばっか選ぶのに、即死率6分の4を回避するとは流石です。すげーと思いました。
(戦うか逃げるかした場合は士郎死亡、土下座はチームカレイドに捕まるという展開でした)

631 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 16:55:59
ブロードウェイの人は仕事が忙しいのかな?

632 名前: ブロードウェイ ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/15(金) 17:05:11
>>631
オッスオラ、サチニスト!

最近忙しすぎて他の作者の展開を見るのが精一杯なんだ。
だから住人の皆、オラに元気を分けてくれ!


具体的に言うと10人オラに元気を分けてくれたら今日中に新作を投下するぜ!

633 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:10:37
>>632
べ…別に頼まれたから元気を分けるわけじゃないんだからね!!

つ元気

634 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:14:28
>>632
つ「元気」
届けこの想い、ハイルサチーソ!

635 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:15:36
>>632
待っててね、一人前の吸血鬼になってブロードウェイの人に会いにいくから!

636 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:16:41
ここ来るといつも選択肢決定済みなんだけど、今日はどうやら間に合ったみたいだ

っ元気

637 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:20:13
つ「元氣」

638 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:20:55
元気なら有り余ってないけどブロードウェイの人のを見たら出そうだ!

つ「元気」

639 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:44:12
この元気、仕事の上司に怒られる際に使うはずだったのに……
こんなところを見てる時点で怒られるか。
つ「元気」

640 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:49:22
>>632
ともかく俺たちはサチニストに選ばれた戦士なんだな!?
なんか俺たちの書き込みが書く気の源なんだな!?
俺はさっちんの為に、オマエもさっちんの為に書き込むんだな!?
よし!
結構ヤケだけど元気集めたりあげたり投下作品に一喜一憂したりハイルサチーソ!とか大好きだ!
そんなワケで、行くぞブロードウェイの中の人……!
投下しないとか絶対に許さないッッッッ!

つ「元気」

641 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 17:51:36
   i⌒リ⌒⌒`丶
   | ノ/ )^^)))∩
  ノノ(li ゚ ヮ゚ノリ彡 元気出して!元気出して!
  丶ゝ <)l⊂彡
.     く/_|」
      し'ノ

642 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 18:00:30
くらえ!! つ「元気」

643 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 18:09:27
つ「元気」

644 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 18:10:45
なんだよー、もう10個以上元気が集まったのかよー
別にいいじゃんかよー、アタシの元気もうけとってよー。

645 名前: ブロードウェイ ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/15(金) 18:16:21
>>644
ありがたく受け取ります。
でも>>637の「元氣」の「氣」は何か特別な意味があるような気がしてならないのですが……。

皆、ちょっと時間かかると思うんで他の作者の作品を見直しててくれ!

646 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 18:43:01
さっちんは本当に愛されてるなあ

647 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 20:32:43
アニメなら私服さっちんみれるぜ?

648 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 20:35:42
コミックのさっちんが可愛い。
ころころ表情が変わるのも好き。

649 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 20:39:01
おいおい、気持ちもわかる……というか俺も参加したいのは山々だが、
流石にスレ違いはよくないと思うんだ。せっかく専用スレあるんだしそこでやろうぜ
水差してごめんな

650 名前: ブロードウェイ ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/15(金) 22:05:22
>>649
気分を害したのならすまん、雑談の流れにしたのは明らかに俺です……凹

代わりといっちゃなんだがもうすぐ続編を投下するよ。今手直し入れてるからもうすぐなんで。

651 名前: ブロードウェイを目指して ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/15(金) 22:13:23
「何で弓塚に投票したか? 何だそりゃ、遠野。お前そんなの聞きたいのか」
「いや、何というか……ちょっと意外だったからさ」

 スープを飲み干し箸を置いた有彦は俺の顔を見て心底訝しげにしている。

「意外、っていうのもまた引っかかるな」
「だってそうだろ? お前の事だからシエル先輩だと思ってたんだけど……」
「お前なぁ……」

 やれやれと深いため息をついて頭を抱える。俺はそんなに変なことを言ったんだろうか?

「遠野、みんながみんな好きな人には主役をやってもらいたいなんて思ったら大間違いだぞ」
「…………そういうもんじゃないのか?」
「あぁ、少なくとも俺はそう思うかな。人の意見なんて押し通そうなんて思ってないけどな」

 有彦は爪楊枝をくわえながらポケットから五百円を取り出してそれを手の中で弄ぶ。そうして、

「弓塚にはな、待ってる以外の選択肢の他に何かあってもいいと思ってな」

 そうぽつりと、呟いた。

「待ってる?」
「あぁ。っていうかさっきから聞いてばっかじゃねえか。少しは自分で考えやがれ。あ、コレ勘定なんで」

 ん、と高田君のお兄さんは低く頷いて有彦の五百円玉を受け取った。そうして一人さっさと背を向けて行ってしまった。

「………………え? あ。お、俺もご馳走様でした!」

 やっと自分が置いてかれたというのを認識して慌てて財布を取り出す。ちくしょう、まだ少し麺が残ってたのに。

「それじゃこれで」
「………………今度来た時にでも残した分もサービスしてやる」

 お兄さんの優しさにじん、と染みる間もなく俺はお礼を言って悪友の背中を追いかけた。


「おい有彦!」

 呼んでも一向に歩を進めるのを止めない有彦。やっと肩を並べて歩いた時に見せた有彦の表情はどことなく不機嫌そうだった。

「有彦、何か怒ってる?」
「あぁ、最高にってわけでもないがお前の顔を殴りたいほどにはな」

 それって結構腹立ってるよな?

「それってやっぱり俺のせい……」
「あぁ、それと半分は弓塚かな」
「弓塚?」

 はて、さっきの話と矛盾してないだろうか。

「有彦、それって何かおかしくないか? よく分からないけど有彦の話だと弓塚に選択肢ってのを与えたくて投票したのにどうして……」

 その先を言う前に有彦が街灯の下で立ち止まる。俺も倣って止まる。二、三歩先の互いの顔が照らされている。

「弓塚はな、もう持ってるんだよ。その選択肢ってやつを。なのにそれを選ぼうとしねえ、いや、選びたくないのかもな」
「……え?」
「だから俺はそれを後押ししたって訳だ。………………ちくしょう、結局言っちまったじゃねえか」

 そう言って僅かに俯く。街灯の辺り具合で有彦の表情が見えなくなった。

「いつからか……俺とお前は違う世界に立ってるんだと思った」

 静かに心臓が跳ね上がる。

「そっちにはさ、きっと先輩やアルクェイドさんに妹さん、それに弓塚がいる」
「…………」
「でも、俺はいない。お前だって分かってるんだろ? 俺は、何もできないんだって」

 俺は何も答えれない。有彦の顔が見えないのにどこか涙を流しているように見えるから。

「だからさ、お前の傍にいてやれる人がいればお前だって…………」
「………………」

652 名前: ブロードウェイを目指して ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/15(金) 22:14:43
「…………とまぁ」

 途端に有彦の口から明るい声が漏れる。

「な〜んからしくない話しちまったな。お互いこういうのは苦手なはずなのにな」

 ハハハ、といつもの様に笑ってみせる。俺も口の端を持ち上げようと努力するが、できているかどうかは自信がない。

「ん、今日は飯誘ってもらってサンキューな。俺、まっすぐ家に帰るわ」
「…………あぁ」
「帰り道にぶっ倒れるんじゃねぇぞ! じゃあな!」

 タタタ、と軽快に靴を鳴らして有彦は走ってその場を去った。俺はしばらくその場から動けなかった。

「…………」

 同じ世界にいない。確かにそうかもしれない。でもな、有彦。

 やっぱり俺の中で、お前は乾有彦だよ。

「……………………さて」

 深呼吸一つ。何だかんだで遅くなってしまった。明日も早いんだ、屋敷に戻ろうか。
 俺は決して軽くはない心持ちで帰路へと向かった。

      *      *      *

「兄さん! 遅いではないですか!」

 屋敷に帰って最初に出迎えてくれたのは妹の怒声だった。

「あぁ、悪い。思ったより話し込んじゃってな……」
「………………」

 俺の顔を見るや秋葉は少し表情を沈ませた。

「ん、どうした秋葉?」
「いえ……少し疲れてるようなので。今日の所はこれで許しときましょう」

 珍しい事もあるもんだ。少なくとも一時間ほどの説教は覚悟していたんだが。

「明日の稽古に響いても困りますんでさっさと寝てください。寝不足で貧血になりたいのなら話は別ですが」
「…………ハハ」

 そっぽを向いて言われた言葉を聞いて俺は思わず笑ってしまった。
 心配なら心配だと、そう言えばいいのに。

「な、何を笑ってるんですか兄さん!」
「いや、何でもないよ。それじゃあお言葉通り今日はゆっくり寝かせてもらおうかな。おやすみ、秋葉」
「え、えぇ…………おやすみなさい」

 秋葉が呆気にとられている内に俺は階段を上り、部屋へと入りそのまま床に就いた。

「…………ふぅ」

 体の緊張が解け、一気に体の気だるさが全身に広がる。
 稽古自体が体に応えたのもある。だけど、それ以上に色んな人と会って、話した方がこたえてる。




 ワラキア、有彦、それに……




「………………………………………………弓塚」


 眠りにつく最後の最後まで頭の中にいたのは、俺が必ず守ると約束したひとだった。

653 名前: ブロードウェイを目指して ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/15(金) 22:23:44

選択肢、そうして俺は……

 白:淫らな夢を見た。うpろだにてテキストをあげます。

 昼:淫らじゃない夢を見た。誰かさんが夢に出てきます。

夢?:普通に起床。そして普通に学校です。

654 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 22:25:03
普通はもったいないし18禁はあきますた
だから昼で

655 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 22:25:20
昼で。
ほのぼの路線希望。

656 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 22:26:27
白。白。

657 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 22:29:29
なんか白をやりたいがしてはいけない気がする。
ということで昼ハイルサチーソ。

658 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 22:34:53
昼 で.

659 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 22:36:25
昼に決定

660 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/15(金) 23:53:29
おおお有彦!!ええ話や(´;ω;`)
ここは本当に脇に優しいインターネッツですね

661 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/16(土) 00:37:34

 絢爛に飾られたロングヴェール。
 すらりとした指を際立たせるフィンガレスグローブ。
 露出した肩を薄く隠すウェディングショール。
 キャスターのこだわりが光るフリルレースのプリンセスラインドレス。

 純白の衣装に身を包んだ、花嫁姿の氷室がそこに居た。

「……精神的陵辱だ」

 むー、と不機嫌そうに唸っている氷室。
 しかし、薄いヴェールでは隠し切れないほどその顔は赤い。
 なまじ純白の衣装なものだから、血の巡った肌が余計に目立っている。
 氷室の肌は比較的白いと思っていたが、いやはや。

「どう? 坊や。恋人の晴れ衣装の感想は」

「……最高です」

 いや、もう。
 キャスターの問いかけにも、つい本音がこぼれてしまうほどに。

「さて、じゃあ写真を撮らせてもらおうかしら。お店にはもう話をつけてあるから」

 本当にいつの間に話を通していたのか、撮影室は既に準備が出来ているという。
 しかし、氷室はここに来てまだ渋い顔をする。

「……本当にこの姿で写真を撮れというのか?」

「いい記念だと思えばいいじゃない。ねえ、坊や?」

 確かに、ウェディングドレスの氷室なんて想像もできなかったが、いざ目の前で見てみるととても似合っている。
 なので、せっかくだから俺も後押しすることにした。

「そうだぞ。せっかく似合ってるんだから、記念に撮ってもらえばいいじゃないか」

「他人事だと思って……」

 じろり、とこちらを睨んでいた氷室だったが、ふと何かを思いついたような顔をした後、にやりと笑みを浮かべた。
 ……なんだその遠坂にも負けないくらいのイイ笑顔は。

「メディア女史。せっかく写真に取るのなら、花嫁だけでは片手落ちではないかな?」

「あら、どういうこと?」

「花嫁には花婿が付いていなければ。丁度よい役者がそこに居ることだしな」

 と言って、俺のことを横目で見やる。
 ……って、ちょっと待て。

「お、俺!? いや、それはちょっと無理、無理だって!」

「私もそう言ったぞ? その結果がこのざまだ。君も同じ末路だと思いたまえ」

「いやだって、氷室は綺麗だからともかく、俺は背も足りないし似合わないって……!」

「人を呪わば穴二つ。覚悟を決めて着替えてくることだ」

 さあ、と背中を押してくる氷室に、必死で抵抗する俺。
 そんな殺伐とした二人の間に救世主が!

「まあまあ氷室さん。そんなに無理に勧めたら衛宮君がかわいそうでしょ」

 キャスター!
 俺のことをかばってくれているのか!?
 ありがとう、俺、お前のことをちょっと誤解してたよ!

「メディア女史。しかし……」

「衛宮君と一緒がいいって言う気持ちもわかるけど。
 お店の人に新郎役を頼んでもいいのだし。
 もちろん、新郎新婦なんだから寄り添ったり肩を抱いたりは当たり前、
 あまつさえ抱き上げたりなんかもするかもしれないわね……その、知らない男に」

 ……あれ?
 話が変な方向に行っているような。
 ついでに言うとキャスター、なんで呼び方が『衛宮君』なのか。
 それ、なんか某あかいあくまを思い出してあまり嬉しくないんだけど。

「でも、衛宮君がどうしても嫌だって言うなら、そちらのほうがいいと思わない?」

「ちょ……」

「……仕方ないな。衛宮がそこまで嫌がるならば、そこいらの男で我慢するか」

「そうよねぇ。……で、どうかしら、衛宮君?」

 ……ふふふ。
 見くびってもらっては困るぜキャスター、氷室。
 そんな餌でこの衛宮士郎が釣られるとでも。

「……俺に新郎役を務めさせてくださいお願いしますクマー」

662 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/16(土) 00:38:43

 店から出ると、すっかり日も暮れかけて、東の空はもう星が瞬いていた。

「すっかり遅くなってしまったな」

 記念に、と半ば無理やり渡された写真を……それでも少し嬉しそうに鞄に仕舞いこみながら、氷室が空を見上げて呟いた。

「とんだ騒ぎになっちまったからな。せっかく色々予定を立ててたんだけど」

 本当なら、映画館や喫茶店などで色々と話をしたかったのだが……。

 着替え、写真撮影、と来て、キャスターの気が済むまでリテイク。
 ようやく開放されたと思ったら更に数枚、別パターンで撮影再開。
 結局、化粧落としや着替えなおしも合わせて、すっかり時間を使ってしまった。
 キャスターはご機嫌で帰っていったが、俺と氷室は最後のほうは既に疲労困憊状態だった。
 まあ、お店の人が気を利かせてくれたのか、一日のバイト料をくれたのがせめてもの救いか。

 と、隣で歩いていた氷室がはたと立ち止まった。

「……そうだな。このまま別れるのも、少し味気なくもある。ふむ……」

 ……なにか腹案があるのだろうか。
 氷室は顎に手を当てて、じっと何かを考えている。
 先に行くわけにもいかないので、同じくじっとその場で待つ俺。
 やがて氷室は顔を上げると、俺の眼を見て単刀直入に言った。

「いい意趣返しを思いついた。実はな、衛宮。今日は私の家に誰も居ないんだ」

「……はい?」

「良かったら、寄っていかないか? 茶くらいは振舞おう」


α:氷室の家にお邪魔する
β:待て、これは孔明の罠だ

663 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 00:42:02
孔明の罠と来たら選ばんわけには行かないでしょう。
βに一票

664 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 00:42:28
此処で乗らなきゃ漢が廃る、αっ!!

665 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 00:47:33
α

666 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 00:56:46
……あれ? 士郎の衣装合わせのときに、水銀橙 鏡から登場じゃないの?
いきなり目の前に現れた水銀橙に困惑する士郎。
様子がおかしいといぶしがる氷室。
ついでに、空間転移が行われた?と驚くキャスター。
……カオスだ。回避して正解なのかも……。

βで

667 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 00:59:25
α一筋で、よし初めてこのスレで選択肢を選んだぞ。

668 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 01:01:49
ジャーン
 ジャーン

げえっ、αに一票!

669 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 01:03:18
α
氷室の家!

670 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 01:10:41
銀ちゃんどうしてるんだろう……

671 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 02:48:17
>>670
ヒロインは遅れて現れるのさ。





すでに手遅れかもしれんがな!

672 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 03:11:00
どう見ても士郎と氷室がデートしている時点で氷室ルート確定じゃね?
銀の出番がさらに少な(ry

あ、でも氷室の家に行って氷室のドール紹介なら出番あるか

673 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/16(土) 04:28:57
「ドラアッ!」
拾っておいた剣を投げつける。
だがそれが届く前に、ランサーが剣の先端を叩き砕き、男の外套を掠めて壁に命中して転がる。
そしてランサーは砕いた直後に槍で仗助の喉を狙う。
だがその一撃は、シュリフのステッキによって軌道を変える。
「さて、ではサーヴァントはサーヴァント同士で争うとしようか」
ダービーハットを片手で押さえたまま、不敵に笑う。

「ほう、それならマスターはマスター同士で殺し合うかね」
赤い外套を一息で脱ぎ捨てると杖を取り出す。
「君はいいのかね?」
「別に良いぜ、おりゃマスターだけど手品師じゃねーからよぉー」
「その物言い……実にグッド! だが態度は実に悪いね、年長者は敬う物だよ」
「例えそうでもよー悪党にはキチッとブッ飛ばしておくのが正義って奴だぜ」
「そうかね、では"ブッ飛ばして"みたまえ!」


対峙するサーヴァント二騎。
「マスターを信頼しているのかね」
紳士的に問う。
「二択ならばその通りと答えよう、貴君はどうか、紳士よ」
「信頼はしていないね」
紳士は笑う。
「だが"確信"はしているよ、私のマスターが勝つとね」
「それは大変だ、では、私の方は勝ってみせねばな」
槍兵も笑う。
槍と杖の戦いが始まる。

金属音が響く。
槍を叩き落としながら、杖の先端で喉を狙う。
杖を叩き落としながら、槍で心臓を狙う。
「紳士、貴君何者だ」
槍兵が問う。
「君こそなにかね、ランサーかと思ったが『宝具でもない槍』を用いるとは、迷彩かね」
紳士が問う。
「なに、有名すぎるのも考え物でね」
互いに笑う。
「お互い本気ではなさそうだが、本気でないなら」
杖を左手に持ち替える。
「私が先手を取ろう」
突き出されたそれは金属である。
それは金属を発射する筒である。
それに詳しい者ならば、その姿を見ただけで驚喜するだろう。
片手で突き出されたバントライン・スペシャル。
無造作に突き出されたその狙いは、眉間。
瞬きも許さぬ6連射。
「ほう、今のを回避する、さすが敏捷性に長ける槍兵」
「ふむ、銃兵か、紳士にありながら銃を持つとはな」
右後方へ飛び下がり、構えすら解いた。
「なに、これも護身用でね、私の時代の必需品だよ」
「ふむ、嫌な時代だったのだな、私の時代には合戦を左右する事はそうは無かった」
「それは良い時代だ」
スピードローダーによる再装填に手間はそうかからない。
再び拳銃はホルダーに仕舞われた。
「だがそれは貴君の宝具ではないだろう?」
「ふむ、それも見抜くかね、だが、切り札を見せるのには、死にかけるか許可がないとね」
「お互い、有名人は辛い物だな」
「まったくだ」


地面を杖で引っ掻く。
彼の魔術はただそれだけで完成する。
掻かれた軌道に沿って黒い衝撃波が生まれた。
単純にして明快、これが彼の得意とする攻撃魔術である。
衝撃波は砕かれた剣の先端を吹き飛ばしながら仗助に迫る。
「おいおい、こんな"スロー"な技じゃ、サーヴァントどころか俺にも余裕で回避されちまうぜ? オッサン」
ひょいと避け、その後方で壁が砕ける。
「その通り、こいつは実にスローな技だ、だが、こいつでどうかね?」
敗因はその瞬間に攻撃しなかったことだというように。
杖の先端が獣の爪のように展開する。
その数は、優に20を超えていた。
そうして発生する黒の衝撃波は、面の衝撃波となって仗助を襲う。
展開した数に応じた物なのか、速度も上がっていた。
「うおっと」
横に飛び去る。
だが次の瞬間には次の波が襲いかかる。
「うおおっ……」
近付くことさえ許さぬ連撃。
彼自身の能力は近接戦闘が原則だ。
故に近付くことが出来ねば力を完全に発揮することは出来ない。
「そらそらそら!」
「うっ……く」
爪先が巻き込まれ、体勢が崩れる。
魔術師は、勝利を確信して笑う。
そうして、ようやく仗助が笑う。


睡:「治す」それだけを口にした。
眠:「グレート……ベストポジションだぜ」体勢が崩れたまま、敵を指さした。
欲:「お前の次のセリフは『勝った! 死ねい!』だ」彼の父親のセリフを真似した。

674 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 05:13:16
欲

675 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 06:54:32
眠で。
>>672
ハーレムルートという可能せ(ry

676 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 07:07:13
ジョジョなら欲だろうな

677 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 08:18:02
眠。直すにも前台詞が欲しいのだ

678 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 08:42:02
眠。仗助は何気に頭脳戦ができるのが良いね

679 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 08:55:05
元ネタは知らないが眠がいい気がするんだ

680 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 09:35:24
これは眠だろ

681 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 11:14:02
眠で決定だね。

682 名前: 白と赤 ◆ANW.KzCbpw 投稿日: 2006/09/16(土) 15:15:38
 
  的:ブカツって何? 学校というのはどういう場所だろう
 
 
 そうだ、学校という場所に行ってみよう。
 知識として、学校という単語の意味はわかる。
 それほど興味があるわけではないが、暇つぶしにはちょうどいいだろう。
 そうと決まればあとは行動するのみ。
 大体の地理は把握しているが、実際に今から行く道が学校への最短距離かはわからない。
 まあ、いいか。そんなことを思いながら、てくてくと歩いて行く。
 
 十字路の付近に近づくと、巨大な魔力の塊が接近していることがわかった。
 自分のバーサーカーではない。
 こんなときにサーヴァントに会うとはついてない。
 魔力を一般人に偽装し、自身の令呪を意識しながら感覚を延ばす。
 これなら、余程のことが無い限り簡単にやられることはないだろう。
 ペースを落とさず歩いて行く。
 
「―――ぅ付いてこられると迷惑だって、はっきり言わなくちゃわからないのか」
 
「―――――――――」
 
 なにやら言い争っているようだ。
 話はわからない、マスターが悪いのか、サーヴァントが悪いのか。
 どちらにしろ、その問題を外まで持ってくる時点で、自身の脅威となるほどのものではないだろう。
 だから、通り過ぎようとした。
 ――すくなくとも、相手の顔をみるまでは。
 
「だめよ、お兄ちゃん。サーヴァントはちゃんと躾けなきゃ」
 
 二人の視線が自分に集まる。
 
「こんにちはお兄ちゃん。私はお兄ちゃんを知っているけど、お兄ちゃんは私を知らないから、はじめましてかな」
 
 思ったより、すらすらと言葉がでた。
 あまり上手く喋れないかと思ったが、予想を大きく上回る喜びにより驚きと緊張は掻き消えた。
 もしかしたら自分は笑っているのかもしれない。
 
「な、ええ―――!?」
 
「士郎、下がってください。敵マスターです」
 
 驚くマスター、武装するサーヴァント。
 彼女の兄であり弟でもある少年は、口をパクパクしていて状況を掴めていない。
 
「もう、本当に躾がなってないんだから。
 誰かに襲われたわけでもないし、夜でもないのに武装するなんて。しかも私が結界を張らなきゃどうなってたか」
 
 少女がみてるのは少年だけ。
 その間に立ち塞がる騎士は少女にとって、なかなか立派な少年の道具という認識でしかない。
 
「もう一度言うね、はじめましてお兄ちゃん」
 
「え、あ、うん。はじめまして」
 
 歌うように口調で言葉をかけ、それにしどろもどろになりながらも少年がお辞儀をしたのを見て。少女は満面の笑みを浮かべる。
 少年は落ち着きはしたようだが、いまだ状況を理解していない。
 
「えーっと、どちら様で?」
 
「士郎。サーヴァントは連れていませんが、あの少女はマスターです。警戒を」
 
「え? あの子がマスター?」
 
 危険ですと、諌めるサーヴァント。
 信じられない、と目を見張る少年。
 それをみて、くすくすと笑う少女。
 
「申し遅れました。私の名前はイリヤスフィール・フォン・アインツベルン、聖杯の魔術師アインツベルンのマスターです」
 
「でも、失礼よね。夜じゃないと戦っちゃいけないのに」
 
 ねえ、と笑いかける。
 最初の台詞に弁当が入った袋を持ちながら警戒をしていた少年が、少女の後の言葉でなんともいえない表情となり。
 
「……戦いに来たんじゃないのか……?」
 
「なに? わたしに殺されたいの?」
 
 その質問に。少し不機嫌になり、笑顔の質を変えながら答える。
 
「……ふぅん。よくわかんないけど、そういうんならわたしはいいよ。予定がちょっと早まるだけだもん。ここで死ぬ?」
 
「サーヴァントも連れず、そのような大口を叩くとは。余程自身があるとみえる。しかし、死ぬのはわたし達ではない、ここで死ぬのはあなただ、魔術師」
 
 
 少女の幼い殺気に少年の騎士が一歩踏み出し。
 
 
 �機 屬笋瓩蹇� セイバー!!」少年が叫んだ。
 �供 屐宗就�■■■■■■」赤い外套が翻った。

683 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 15:27:33
��

684 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 15:38:01
��

685 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 15:44:08
��

686 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 15:44:30
�機�

687 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 15:44:52
�気�いいな

688 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 15:46:19
�気�

689 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:24:34
��

690 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:25:36
��

691 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:28:37
�気韮吃�

692 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/16(土) 16:42:36
窮地を脱出する策を考えていると突然天国のじいさんに手紙が書きたくなった。

『前略 じいさんへ
そちらはお元気ですか?俺ももうすぐそっちへ行くと思います。
と言うのもですね、カレイドルビーが襲ってきたんだyo!
俺正義の味方に悪に認定されちゃたんだyo!
しかも1対2だyo!勝てねえyo!つーか左手が痛くて気が狂いそうだyo!』

って今はそんな事考えている場合じゃないだろ俺!
やばい、左手の痛みで本気で意識を失いつつある。早くここを乗り切る手を打たねば。
考える事数秒、俺は痛みの走る左手に目をやった。うーんやっぱこの手しかないか。
左手を高々と上げ、死を回避するための呪文を唱える。

「ふっじねーえー!ヘルプミー!」
カレイドルビーを呼んだ時の三倍強の大声で助けを呼んだ俺。我ながら情けないが
今はこれがベストな手段なのだ。

おバカの方のカレイドルビーの話した事によると俺はサーバントと言う武器を使う鍵
であるレージュ(たぶん左手のアザのこと)を所持した選ばれし戦士っぽい。
しかし、この俺衛宮士郎はそんな出し方も使い方も分からない武器に頼る程少年漫画の
主人公していない。仮にサーバントとかいうのを使いこなしたとしても相手も対抗手段か
こちらと同様にサーバントを使って来るだろう。

よーするに、サーバントを呼んで出なかったらお寒い死に方が待っているし、出たら出たで命を掛けた肉弾戦が命を掛けた斬り合い(あるいは撃ち合い)になり結果として死ぬのが早まるだけだと推測されるのである。

「慎二!桜!一成!だーれーでーもーいーからたっけてちょー!!」
俺はブランコの柱の後ろに回り身を守る盾とし、カレイドルビー達を警戒しながら叫び
続ける。とにかく誰かが来れば殺されはしないだろう。今はそれに掛けるのみ!
もう変なアザを見られたくないという思いは消えて無くなっていた。
【選択肢】
■■■―!!:カイパン姿の小学生、バニー、桜、老人が次々となだれ込んできた。
おぎゃぁぁ:空から男装の麗人と長い棒を持ったタンクトップの大男が降ってきた。
阿―!吽―!:全身白い女性と白い帽子の少年がやって来た。
タイガー:右手に割り箸、左手にカラになったカップメン容器を持った藤ねえが到着した。
凛:誰かが来る前にカレイドルビー達は逃げていった。そして俺も公園から去った。
死:残念、カレイドルビーは人払いの術を使っていたので誰も来なかった。

693 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:44:07
おぎゃぁぁ

694 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:45:32
タイガー!タイガー!

695 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:45:50
タイガー

696 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:46:50
■■■―!!:

697 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:51:34
タイガー!

698 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:51:59
阿―!吽―!

699 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:53:12
タイガー!

700 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 16:59:37
阿―!吽―!

701 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 17:06:05
とどめのタイガー

702 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 17:11:16
おお、今回もSSF突破したかw

703 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 17:35:30
あなおそろしや、そんなに何度もSSFが破られると抑止力が動き出すぞえ!!

704 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 19:11:07
この場合の抑止力は
藤ねぇにみんなが飽きて選択肢を誰も選ばなくなる・・・か?

705 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 19:20:45
ひぃ! それは怖すぎる!

706 名前: 白と赤 ◆ANW.KzCbpw 投稿日: 2006/09/16(土) 20:31:15
 
  �機 屬笋瓩蹇� セイバー!!」少年が叫んだ。
 
 
「――――――――――!!」
 
 少年が何かを叫び、セイバーのサーヴァントが止まったのを赤い狂戦士は見ていた。
 セイバー達と離れること一キロメートル、その場から弓を片手に持って佇む。
 みつめる先の不穏な空気が無くなりつつあるのを見て。
 ■す理由が無くなった、と弓を消した。
 
「――――――――」
 
 いや、そもそも何故■す必要があったのか。
 何故自分はセイバーではなく■■■■を■そうとしたのか。
 考えても答えは出ない。
 それもこれも狂戦士として召喚されたからだろう。
 私にかかる狂化は弱いもので、それほど多くの理性を奪わなかった。
 まぁ、もっとも。比例してパラメーターも殆ど上がらなかったが。
 マスターが自分にしたことも理性を奪うことではなく、狂化を増強させるということだったが、元より低い物を強くしても然程意味は無かった。
 しかし、何かが抜けている。これがわからない限り自分は狂戦士なのだろうと漠然と理解しているが、思い出そうとしてしまう。
 
 鷹の目で■■■■を見る。
 ――キリキリ
 じっとみつめていると心の底から何かが沸きあがって来るような感覚がする。
 ――キリキリ、キリキリ
 なんて無防備に笑っているのだろうか。あんなに無防備では今すぐ■せ
 ――眩暈がした。
 はて、自分は何をしていたのだろう。考えるのにこのキリキリという音は五月蝿い。
 視線を音源に向けると。セイバーのマスターに向かって弓を引き絞る自分の腕がみえた。
 
「―――――――■」
 
 慌てて弓を消す。
 安堵の溜息が出た。
 敵マスターを殺すことにではなく。ただ、マスターに厳命されていたことを守ることが出来たことに対する溜息だが。
 改めて向こうを見る。
 狂戦士は敵マスターと楽しそうに笑っている己がマスターを見て顔を顰めたが、その表情に僅かな喜びが混じっているのを知るものはいない。
 そう、狂戦士自身も知らない。
 
 
 
 
「ふーん、じゃあシロウはお弁当をそのタイガっていう人に届けるのね」
 
「ああ、そういうことになるな」
 
「イリヤスフィール、シロウに近づきすぎです」
 
「別にいいじゃない。それとも、セイバーはサーヴァントの癖に嫉妬でもしてるのかなー」
 
「な、違います! 撤回を要求します!!」
 
「なあ、イリヤ。さっきから気になってたんだが、なんでお兄ちゃんなんだ?」
 
 セイバーを抑えて、誤解をといて、イリヤに名前を教えて、セイバーにも謝って。
 そして一緒に学校まで行こう、と。
 賑やかに楽しくやっていたが、それも終わりみたいだ。
 多分自分は聞いてはいけないことを言ったのだろう。
 イリヤは一瞬悲しそうに顔を歪め。
 
「シロウが切嗣の息子だから。わたしは切嗣の息子を殺すの」
 
 そんなことを言った。
 自分を殺すと言われた理由がわからない、意味もわからない。
 いや、そんなことはどうでもよかった。
 自分を殺すと言われたときのショックはあるが。それより、自分を殺すと言ったときのイリヤの顔がショックだった。
 泣いてなんかいない。笑っている。
 でも、その笑顔はさっきまでのそれと違う。
 だから聞いた。自分を殺す理由を知りたいからではなく、そんな顔をさした原因が知りたくて。
 
「――な、どうして」
 
「うーん、秘密。シロウが死ぬときに教えてあげる。
 あ、バーサーカーが来たみたい。わたし帰るね」
 
 赤い外套を羽織った騎士が現れる。
 その異常。紛れも無くセイバー達と同じ存在であることが伺いしれる。
 しかし、今はそんなことはどうでもいい。
 こいつはセイバーに任せればいい、現に、セイバーは武装して構えている。自分はイリヤに何かを言わなくては。
 
「じゃあね、お兄ちゃん、楽しかったよ。わたしが殺すまで死んじゃダメだよ」
 
 赤い騎士を従えて去っていく。
 このままじゃ駄目だ。きっとよくない。
 
 
 何か言わなくては。
 
 
 夢に 「……………………」
 溺れ 「――また、また遊ぼう」
 沈む 「――俺はイリヤと戦わない」
 
 
 前回セイバーがシロウではなく士郎と呼んでいたorz
 今回士郎視点もいれてみた。
 視点が一人称かと思えば三人称になったりと……実力の無さを感じる

707 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 20:35:40
夢に

708 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 20:41:54
沈むに一票

709 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 20:50:06
沈む

710 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 20:50:42
沈む

711 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 20:52:44
溺れ

712 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 21:11:17
溺れ

713 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 21:16:15
溺れでいこうか

714 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 21:21:19
溺れ

715 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 21:22:33
夢に1
溺れ4
沈む3

716 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/16(土) 21:22:39
溺れで決定

717 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/17(日) 03:34:46
靴の爪先が巻き込まれ、体勢が崩れた、その瞬間。
敵が笑ったのが見えた。
ふと、『ああ、敵は勝ち誇っているんだな』と理解した。
『相手が勝ち誇った時、すでにそいつは敗北している』とは、彼の父の言葉だ。

「グレート……ベストポジションだぜ」
体勢が崩れたまま、敵を指さした。
指さした手には崩れた瞬間拾い上げた弾丸。
既に発射され、変形していようと、弾き飛ばすには問題ない。

勝ち誇っている時、その思考は自ずと読める。
そう、こういう性格の男が勝ち誇っている状態になれば、悪足掻きにしか思えぬ反撃は、回避せず、弾き飛ばすことは容易に予想できた。
故に。
「なおす」
敗北する。

悪足掻きにしか思えぬ弾いた弾丸は杖で叩き落とす。
口元には笑み。
「ほぉーら、こいつでトドメだ!」
そんなことを口にした瞬間。
彼の背後に何かが突き立てられた。
「がっ……」
突き立てられたのは剣。
壁に命中し、転がった剣。
それが『元に戻ろうと』内臓に命中していた。
そして、剣はそのまま仗助の手元に戻っていく、体を引き連れたまま。
崩れた体勢は既に立ち直りかけていた。
立ち上がる力、それを過剰に足に与え、コンクリートの大地を蹴り上げ。
「ドラァッ!」
その力を利用したアッパーが顎に炸裂した。


「……グッ……ズッ……ウウウウゥ」
倒れた状態から立ち上がろうとする。
仰向けで倒れたことで剣はより深く突き刺さっているようだった。
恐らく片方は破れたであろう肺に空気を全力で注ぎ込む。
痺れる指先で杖を握り、地面に突き立てる。
「おいおい、無茶しねーで寝ときなよ、この街から立ち去るって言ってくれりゃトドメさしたりはしねーからよ」
「ランサアアアアァァァァ!」
死力を尽くして、叫ぶ。
そして一陣の風が吹き、男がランサーに抱えられていた。
「残念だが、マスターがこの状態では仕方がないよな?」
飄々と、ランサーがそんなことを口にして、再び風となって去っていった。


立ち去ったことを確認し、仗助は全力で息を吐き出す。
「さて、では帰るかね」
「ちっと……休憩させてくれよ」
「おいおい、そう言っててまた誰ぞ来たらどうするね? 残骸の回収は済んだし、休みたいなら家帰って休みたまえ」
「帰ったらベンキョーあるって考えたら帰る気もなー……」
ぐたりと、地面に寝転がった。
「やれやれ、仕方ない」
そういうと、仗助は肩に抱えられていた。
「我が儘は良くないぞ仗助、家まで抱えていくからベンキョーしたまえ」
「ぬあー、分かった、歩く! 歩くからそういうのは止めてくれ!」
数分前まで命懸けの戦いを繰り広げていたとは思えぬ程軽い声と動きで、彼等は戦場を後にした。



衛宮邸ルート:再び舞台は衛宮邸へ
柳洞寺コース:そして舞台は柳洞寺へ

718 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 05:24:33
柳洞寺コース。他がどうなってるのかも確認しとこう

719 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 06:22:47
柳洞寺コース

720 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 09:15:46
衛宮邸ルート

721 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 11:49:34
柳洞寺コースで

722 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 12:06:09
なんだか話が広がりすぎで終わりまで連載できるのか心配してみるテスト
選択肢は柳洞寺コースで

723 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 13:28:48
衛宮邸を選ぶかね

724 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 13:43:30
止めの柳洞寺

725 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 14:00:48
>>722
今まで最後まで連載出来た作品の方が圧倒的に少ない件
BadEndより怖い予告無き停滞。

726 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 14:10:17
いまやばそうなのは766 ◆6XM97QofVQか
怖いよママン
つうか完結作品4つって少なすぎじゃね?

727 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 14:11:36
stay nightの続き読みてえなあ

728 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 14:12:31
ああ間違えた、star lightだ

729 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 14:33:21
……バーボン
(´・ω・`)ショボーン

730 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 14:39:35
バーボンまだー?
もう一回いうぞ
バーボンまーだー?
まだいうぞ?
バーボンまーーだーー??

731 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 17:45:28
・・・・・・・・・言峰士郎(ぼそっ)

732 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 19:14:18
シリアス長編も良いけど前スレだったかの六百何番の我みたいな
ノリと勢いだけの超短編とかも増えたら楽しそうかなーと他力本願

733 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 19:18:15
>>732
現在の雰囲気的にやりたくてもなかなか出来無いのが現状かな
みんなしてやりだせば自然にそういう作品を投下してくれる人も増えるんだろうが、う〜ん

734 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 19:57:12
バーボンの人死んでないよな?

735 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 20:47:45
>>734
リアルでバーボンの人と友達だけどちゃんと生きてるよ

736 名前: 381 ◆3WmQZKDzxM 投稿日: 2006/09/17(日) 20:48:37
最近は投下が絶えなくていい感じだから、投下し辛いな……
漏れが投下すると、いっつも流れが止まるからorz
一応続きは書いてるし、大まかな流れも決まってるが、一つ一つの話のオチがなかなか思いつかなスorz

今の流れが止まるか、希望が有れば近いうちに投下するお

737 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 20:49:22
>>736
希望は多数と思われ

738 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 21:55:01
>>736
つ希望
つ元気
つ勇気
つ後を気にせぬ鉄の心

739 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 22:03:52
>>736
躊躇うな!
流れがとまるかもって理由で躊躇うくらいなら迷わず投下するんだ!

740 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 22:25:53
>>736
そう、なりふり構わず東京大空襲の如く(ry

741 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 22:56:54
桜ルートで桜を切り捨てるくらいの心意気があれば
何とかなるさ

742 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/17(日) 23:12:22
壱 使用する

 深夜の市街地に、狂った男の狂笑が響いている。間違いない。ここはあの世界だった。ここまで弱い士郎は他にいない。こんなにもふざけた展開は他にない。ここは全てがはじまった世界。アサシンが生まれた、アサシンが育った、そして最悪の悲劇が起こったあの世界だった。

 つまり、あの衛宮士郎こそアサシン本人ではないか。

 確信するまでは不安だった。確信してしまえば絶望すると思った。その勘違いのなんと楽しい事か。アサシンは今、こんなにも喜んで嬉しがってる。

 変えてしまえばいいのである。ここから、あの未来を。絶望的でおぞましく醜悪なあの光景を。彼女を襲った底なしの暗闇を。当時の記憶はとっくに磨耗してしまったが、あの瞬間の記憶だけは決して風化してくれなかった。何度後悔したか知れない選択を覆す日が、やっと、やってきたのだ。

 どれほどこの世界を渇望したか。どれほどの聖杯戦争を駆け抜けてきたか。冬木の聖杯を手に入れたいと世界に願ってから何度死に、何度敗れ去ったか数えられない。アサシンはその尽くを自ら望んで負けづつけ、次の戦争の為に、次の次の世界の為に繰り返しの中で生きてきたのだった。

 全ては、間桐桜が幸せに笑う世界をつくる為に。

 その尽くを失敗した。儚げに笑う世界は幾つもつくった。これから癒されていく未来もできた。しかしそれでは、アサシンは決して納得しなかった。彼が望むのはただ一つ。滑稽なまでに幸せで都合のいいハッピーエンドだけである故に。

 だがそれさえも、既にどうでもいい事だ。この世界で、この世界で桜を生き残らせればそれでいい。明後日の朝、いつも通り微笑む姿を見たい。朝の光に髪を揺らして、士郎に笑いかけ先輩と呼ぶ。たったそれだけが見たかった。

 とどめなく流れてくる涙を拭いもせず、瞳を怪しくぎらつかせながら、アサシンは新たな決意を持って夜空を見上げる。

 サーヴァントとなって何度、この空を見上げたか分からない。全てはこの為。本来使えないはずの魔術も歪ながら修得した。射撃の腕を上げ銃器の使い方に精通した。全ての関係者の事情を熟知した。それがやっと報いられる。

 歓びとともに携帯電話を開きアドレス帳をあける。コールした先に待つのはただ一つ、大空洞の爆破である。

 こうして大聖杯を破壊してしまえば、次回の聖杯戦争を有利にはじめる為の魔力を得られない。故にこれは最後の手段であった。が、今回こそ最後なのだから問題がない。円蔵山は崩壊し、聖杯の中身はぶちまけられ、聖杯戦争は終わりを告げる。膨大な犠牲者が出るだろうが、それすらも放置した場合よりずっと少ないはずなのだ。

 そこで彼の指がふと止まった。アサシンの頭に一つの考えが浮かんだのだ。この選択をすべきなのは、この責任を負うべきなのは、自分でなく士郎ではないかと。確かにそれもそうである。この世界で生きているのは、これからも生きていく義務があるのは、他ならぬあの士郎なのだから。

 ならば、アサシンにすべき事はただ一つ。イリヤを失い消えかかっているこの体を是が非でも朝までもたせる事である。必要なのは魔力と縁か。

 その為には、人に取り付き食らうのが手っ取り早い。



 衛宮邸の母屋は瓦礫となって使用できず、客間だけがなんとか雨風をしのげた。士郎はその一つに寝かされて、凛とルヴィアゼリッタの治療と看病を受けている。セイバーも同じく重傷であり、隣で休ませて回復を待っていた。

「桜、ここだったの」
「遠坂先輩……」

 辛うじて形を残す縁側に腰掛け、桜はライダーとともにぼんやりとしていた。見通しがよく、奇妙に広々と感じられるようになってしまったこの家を眺めていると、桜の心は深い不安の海の底まで沈んでいくのである。

「先輩、助かりますよね」
「大丈夫よ。もうとっくに安定してるわ。明日の朝には目覚めるんじゃない?」

 今はルヴィアゼリッタが様子を見てるから心配ない、とできるだけ気楽に凛が告げると、桜は逆に顔を伏せてしまう。スカートをぎゅっと握りしめ、何かに耐える様子で肩を震わせている。

「……どうしたのよ」
「………………」

 尋常な落ち込み用ではなかった。なんだろうと覗き込む凛から目を背けて、桜は唇を噛み閉める。いぶかしむ凛はライダーと視線を合わせてみたのだが、彼女は静かに首を振るだけだった。仕方なく凛は隣に座り、肩を寄せて夜風にあたった。

「ライダー、私達は席を外そう」

 虚空より現れたアーチャーの言葉に頷いて、ライダーも一言断ってから消えてしまう。後には静寂が残されて、冬の澄んだ夜空の下、姉妹は無言で寄り添っている。風の囁きだけが漂っていた。

 たまには、こんな一時もいいと思った。

743 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/17(日) 23:13:13
 大聖杯のある大空洞は、暗く、深く、深淵の闇に覆われている。光はなく、風もなく、音もなく。時折、魔力が吹き上がる気配だけがある。その規模は実に数十メートルを超え、魔術師達が織り成す奇跡など遥かに超えて壮大である。

 その中央に、人ならざるものの鼓動があった。その主こそアンリマユ。この世全ての悪と恐れられた悪神である。

 彼は歓喜に震えていた。復活が間近である事を感じ取って。己が生誕の時を心待ちにして。

 どれほど長い間憧れてきただろう。遥かな現世に恋い焦がれ、この暗い井戸の底から羨み眺めた日々が終わる。自分の脚で歩き、自分の肺で呼吸して、自分の思うがままに手を動かせる。そして、自分の思うがままに食らうのだ。

 人類を尽く殺戮し、人間に恐れられ敬われるのが彼に望まれた在り方である。ならば、最初に食べるのは人間がいいだろう。一度も味わった事がなく、長く親しみ続けたその味を、彼はまだ存在しない舌の上で転がした。

 アンリマユの臓腑の中を、ギルガメッシュの魂が蠢いている。聖杯が砕かれたのは幸いであった。受け皿が消え、さらに偽りの聖杯さえ存在しなかった状況において、この規格外の魂は直接大聖杯に流れ込んできたのだから。

 だが、器は未だ満ちてはいない。誕生には母体も必要だ。彼を宿すに足る、強く生命力に満ちた雌の肉体が欲しかった。できれば、どす黒く負に染まったオンナがいい。



「―――――――――っ!!!」

 一瞬。ほんの紙一重の差で、―――逃げられなかった。

 調査のため下ろしたパスは雁字搦めにされ乗っ取られ、おぞましい触手がキャスターの魂を犯そうと這い上がってくる。大聖杯の中には鬼子がいた。アンリマユ。あれは自身を生み出す胎盤を欲している。それはつまり―――。

 女として、メディアは己が運命に旋律した。

 柳洞寺の中庭で一人、キャスターはもがき苦しんでいる。喉元から込み上げてくる黒い泥。痙攣する手足、腐っていく心。殺意が奥底から沸き上がった。人間を。ゴミのような人間共を。かつてメディアを弄び嘲笑した愚か者どもをひねり殺したくてたまらない。

「――――――がはっ!」

 漆黒の呪を吐き出して、精いっぱいの抵抗をした。これはもはや魔術ではない。繊細で洗練された技術もなく、願いをかなえる望みもなく。故に、キャスターでもこの綱引きには勝てないだろう。

 呪がかかった土が悲鳴を上げる。ジュクジュクとただれ、異臭を放って黒ずんでいく。彼女の身体も溶けかけている。なんという威力。もしもこれを人間が触れたなら、灼熱の苦しみに踊り狂ったのか。

 全身の皮膚からにじみ出る泥を拭い取る。両手はどんどん蕩けていったが、後から回復すればなんともない。たとえ泣きそうなほど痛かろうと、宗一郎に危害を加えるよりは百倍もましだから。

 宗一郎。その名前を思い浮かべたのがまずかった。地下の奥底、大空洞の中心で、邪悪な赤子が確かに笑った。キャスターが心の支えとするものがあるならば、それゆえ陥落を拒むならば、それさえへし折ってしまえば容易いと。

「だめっ! やめなさい! やめて!」

 制止の声が届くはずもなく、大量の泥が本堂へと向かう。人の匂いを嗅いで這いずりまわり、全てを融かして食らっていった。それはまさに、地獄と呼ぶのにふさわしかった。

 あちらこちらから悲鳴が聞こえる。夜の闇を切り裂いて、誰かの断末魔が聞こえてくる。キャスターは泥にからめとられて動きもとれず、何一つ口に出す事すらできず、耳を塞ぐ事さえできずに震えていた。愛しい人の悲鳴が聞こえてくるときはいつなのか。

744 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/17(日) 23:14:01
 ―――しかし、どんな不幸か幸運か。燃え上がり崩れ落ちていく建物の中、一人の男だけが歩いてくる。

「……ふむ」

 葛木宗一郎。彼は炎を背負い夜に溶け込み、流れる泥など見向きもせずにキャスターへと近寄った。気付いているのかいないのか。境内の闇の全てが今すぐにでも、宗一郎に牙をむこうとしているのに。

「それは、敵なのか」

 疑問ではなく確認。キャスターの身体を拘束する泥を見つめながら、宗一郎は拳を握った。彼では決して勝てないと、知りもせずに。

 キャスターはいまほど自分の無力さを呪った時はなかった。既に体は無惨に腐り、ルールブレイカーすら握れない。せめて首だけでも振りたかった。逃げてくださいと告げたかった。

 このままでは、彼を殺し、食らい、犯し尽くされた挙げ句に憎い子どもを産まされるのだろう。希代の魔女として、こんな事だけは知りたくなくても分かってしまう。自害すらできないサーヴァントなのに。

 最後の最後、メディアは体に残る全ての魔力を凝縮させ、たった一言、令呪にのせて叫び声を上げる。

「―――バーサーカー!」

 刹那、胸元にナイフが吸い込まれた。



「そしたら、その男は図々しくも願ったのです。女の人生そのものが欲しいと」

 凛と桜しかいなかった縁側にカレンが混ざっていたのはいつだったか。とにかく、いつのまにか寄り添っていて、姉妹の会話に加わっていた。やがて彼女はどんな気まぐれだったのか、昔の話を語りだしたのだ。

 さあさあ皆様ご静聴。昔々あるところに、男と女がおりました。男は他人の不幸が許せず自分の命をかえりみず、女は願いを持たず全てを受け入れ―――。

「それで、カレンさんはなんて」
「私ではないわ。名前も知らない女の話よ」
「そう。なら、それで?」
「ええ。この駄犬、欲深いのもいい加減にしなさいと蹴り飛ばしてやりました」

 クスクスと、女たちは静かに優しく笑いあう。空気はほのかに暖かかった。二人のお話は決して幸せばかりじゃなかったけど、まあそれなりに楽しそうな人生だったのだ。

 どうでもいい生活習慣について口論した話。長々と説教をした話。された話。近所の店に買い物に出かけた話。戦いに明け暮れた話。二人で風呂にはいった話。一緒に死にかけた話。他の女達に囲まれた話。悪事を働いた話に善行を積んだ話。そして、駆け抜けた人生の終わりの話。赤い英雄の最後の話。

「では、二人は恋人だったんですか?」
「……どうでしょう。最後まであやふやな関係でしたね」

 男女は他人というには腐れ縁だったし、恋愛関係というには拙すぎた。仲間にしては喧嘩ばかりの毎日だったように思われて、友人と呼ぶには気安すぎる。結局、どんな気取った表現もしっくりきそうになかったので。

「一緒にいた人、ですね。そう、なんだかんだで、飽きるほど一緒にいたのは確かだわ」

 恐らく、それだけが二人を表現する言葉だった。

「……惚気じゃない」
「惚気ですね」

 二人の乙女の視線を涼しげに受け流して、カレンは遠い日々を反芻している。確かに少しは、ほんの少しだけは惚気てしまったかもしれない。

745 名前: Double/stay night ◆SCJtHti/Fs 投稿日: 2006/09/17(日) 23:16:12
「お話を聞いてると、アーチャーさんってなんだか先輩みたいですね」
「まあ、馬鹿な辺りが似てなくもないわね。さすがにアーチャーは衛宮くんよりはましっぽいけど」
「む。遠坂先輩、それはどういう事ですか?」

 話題はいつしか士郎へと変わり、今度は桜が話す番だった。桜の目から見る士郎は、本物よりいくぶん美化されている。しかしつんだ善行の話題には事欠かない士郎だ。普段の生活にも問題がなければ、自然と惚気話が積みあがっていく。しかし、人間同士な以上それだけな筈がなく。

「……でも、先輩って酷い人ですよね。わたしに幸せな夢ばかり見せておいて、自分は無責任にも死にかける。いまだって、ルヴィアゼリッタさんに看病してもらっているんですよ? このまま彼女がライバルになるような事になったら、わたし、本気で怒っちゃいますから」

 不満を漏すその様子を見て、凛は密かにほっとした。桜の嫉妬は、上手く明るい方向にごまかせたようである。カレンにも感謝をしてもいいと凛は思った。なぜかやたらと楽しそうなのは、まあ、気のせいとしておいてもいいだろう。

「だから、先輩はわたしが守ってあげないと」
「ええ、その意気よ」

 桜の瞳には力があった。



 ナイフは軽やかに暗闇を滑り、キャスターの胸部に突き刺さった。まるでバターを切るような柔らかい動作。直後、数多の白刃が風に舞う。肉も骨も切らず魂も切らず、瞬きする間もないほどの一瞬で、死神は線だけを正確に切り裂いていた。

 どさり、女の体が倒れ込む。

「―――お前は?」
「バーサーカーのサーヴァント、遠野志貴」

 宗一郎に問われ、穏やかな声が名乗りを上げる。それは本当に死神か。炎上し死が充満する地獄の境内の直中で、彼は恐ろしいほど平凡だった。そこにいたのはバーサーカーではなく、誰よりも命の大切さを知る普通の青年である。昼間、キャスターが気まぐれを起こしたおかげだった。

 ―――だから。

「……生きてる?」

 直死の魔眼ゆえの奇跡である。志貴はキャスターに傷一つ与えずに、泥とラインだけを尽く切り裂き殺していた。

「バーサーカー、あなた―――」
「早く逃げた方がいい。この場所はもうすぐ死に飲み込まれるから」

 空が既に死んでいる、と悲しそうに志貴は告げ、キャスターはその意味を理解し息をのんだ。宗一郎と共に生きるには、今すぐ逃げるしか術がない。だがそれは―――。

「ふむ。ならばキャスター、どうする?」
「そ、それは……」

 たとえ体一つであったとしても、二人ならどうにでも暮らせるだろう。しかしそれでは永遠に受肉できない。普通の人間としての生活ができないのだ。メディアはサーヴァントとしてではなく、人間として宗一郎と生きたかった。

 共にに呼吸し、共に腹を空かせ、いつか子供だって生んでみたいと夢見てたのだけど―――。
壱 冬木を脱出する。
弐 淡い望みに全てをかける。

746 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:18:00
ここは良くも悲しく弐を選ばせてもらう

747 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:22:03
高望みはよくないな
たとえ不便であろうとも確実な幸せこそ選ぶべきだ
確実な方でもhaと同程度の幸せにはたどり着けるのだしね

ということで壱

748 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:35:25
壱

749 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:35:34
弐

750 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:36:30
壱

751 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:39:58
弐で。

752 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:41:28
弐
もう少しこの二人を見ていきたいと思うんだ

753 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:41:39
志貴も聖杯戦争から離脱してしまいそうなのが難だが
ここは葛木メディアさんの幸せを祈って壱

754 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:57:45
仄かな幸せそれでいいじゃないか
壱
桃源の夢よ永遠なれ

755 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:58:04
弐

756 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/17(日) 23:59:31
バタバタバタバタバタバタバタバタバタ!!
カップメンの容器を持ったまんま走ってくるサンダル履きの教師は間違いなく藤ねえだ。
助かった。俺は賭けに勝ったんだ。

「藤ねえ〜♡俺はここだよ。待ってたよマイハニー」
やって来たヒロイン藤村大河に俺は心からの賛辞を送る。

バタバタバタバタ、ピタッ
「士郎見っけ!!ご飯作れガオー!」
俺を発見した藤ねえは公園にズカズカと入ってきて、あっけにとられているカレイド
ルビー達の横を通り過ぎ、俺の前に立ったかと思うと―

「ぐぎゃぁ!!」

突然天から降ってきた赤づくめの男に踏みつけられて足から頭まで地面にめり込んだ。
「ふ、藤ねえが登場して早々1−1の最初のクリボーみたいに死んだー!」
藤ねえを踏み潰した男はそのまま俺の方へと歩いて来て目の前で力一杯シャウトした。

「こんにちは、よろしくね!さて問題です。私は一体誰でしょう?三択だ選べ。
1.ディアッカ・エルスマン2.衛宮士郎3.抑止力SSF」

突然空からやって来てヒロインを押し潰して何を言ってるんだこの新キャラは。
というか何だこのカオスな展開は。何故かカレイドルビーに襲われて、しかも何故か
カレイドルビーが二人に増えてしまったという異常事態すらこの男のエアブレイカー
ぶりにすっかり霞んでしまった。将来こんな男にだけはなりたくないなと思う俺。

「ブブー、時間切れだ。正解は3番。そう私こそが抑止力SSFだ!」
シャキーンとかっこいいポーズ。背後で起こる爆発。
あ、今カレイドルビー達があきれて空とんで去っていった。

「説明しよう!SSFとはそこまでにしとけよ藤村の略であり藤ねえの物語における活躍
のチャンスをことごとく潰す事で世界の秩序を守るシステムなのだ。これはとっても人
の為になる立派な事だよね!もう一度言おう、私がとっても立派な抑止力SSFだ!」
シャキーンと再びかっこいいポーズ。背後で起こる爆発。さて、危機も去った事だし
俺も病院行くなり学校行くなりするか。

「ま、待ちたまえ衛宮士郎!」
「なんだよ赤いの」
「私がここにやって来た目的は藤村の活躍を止める以外にももう一つあるのだ。君に
ヒントをやろう。いいか、物語の主役であり続けハーレムを作りたいならばこれからすぐに教会にいくんだ。絶対にいくんだ。とにかく私を信じていくんだ。よし、ちゃんと伝えたからな。もし、教会にいかなかった場合に起きた損失は君の自己責任だからな!では私はここを去ろう。次の藤村よ、待っていろよ。今抑止力がそこにいくぜ!」
赤い男は足から炎を吹き出し空へと戻っていった。
今日は何かすごく疲れた。俺はこれからどうしようか?
【選択肢】
カードキャプターハンター:学校に行く
ドラゴンさくら:赤い男を信じて教会へ行く
ゴルゴボール:家の土倉が何故か気になるワン!
アイシールド13:病院へ行く
ハンター21:間桐家に行って桜に痛いの痛いの飛んでけーしてもらう
シティーハンター:藤ねえを掘り起こす

757 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/17(日) 23:59:40
壱で決定ですね。
いいのか悪いのかわからないが……おめでとう

758 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:00:17
ハンター21

759 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:02:43
抑止力を信じてみよう。ドラゴンさくらで。
どの選択肢も先が全く読めねぇwww

760 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:02:52
ドラゴンさくら
なるほど。藤村が消えるのは必定であったか。

761 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:04:37
ハンター21

762 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:05:18
シティハンター
抑止力に負けるな

763 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:06:24
なんてカオス……!
ドラゴンさくらで

764 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:07:08
とりあえず踏みつぶされた藤ねえ助けようぜ?
シティーハンター

765 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:09:02
シティーハンター

766 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:10:34
ここでもSSF発動ですよ!
ドラゴンさくら

767 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:14:56
「―――おまえには負けない。誰かに負けるのはいい。
 けど、SSFには負けられない―――!」

シティーハンターで。

768 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:15:18
これで最後かな?
ドラゴンさくら

769 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:16:46
SSF発動!!抑止力はやはり偉大だった。

770 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:18:02
虎は四票止まりか、昔に戻ったなw

771 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:19:37
憎らしいSSFだ。
再びこの藤村ルートに刃向かうか。

―――だが許そう。

手に入らぬからこそ、美しいものもある。

772 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/18(月) 00:20:54
ま、藤ねえ助けてももう一回赤いのが振ってきてエンドレスネタにしていたわけですが

773 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:22:59
やべぇぇぇぇぇぇ!!
そのオチも見たかったかも!ww

774 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:24:35
>>772
それは次の機会にお願いしますwwww

775 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:26:59
>>772
ちょwwおまwwwヒドスww

776 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:31:17
ここは本当に虎に厳しいインターネットですね

777 名前: 766 ◆6XM97QofVQ 投稿日: 2006/09/18(月) 00:53:50
筆を進めることができず、実質断筆状態のどうもボクです。

書けないかわりに構想を練っているので、まったりと待っていただければ幸いです。
現実世界がひと段落すれば、すぐに書き綴って投下しますので。
一応、今月中に一回は投下したいです。

……最悪の場合ですが、今月中に投下がなければ、保管庫の方を『停滞中の作品』に移動させてください。

778 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 01:07:12
>>777
現実世界のほうが大事なんで、無理せずやってくれ。
みんな待つことには慣れている……よね?

779 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 01:23:47
抑止力の夏休みも終わったか……

780 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 01:34:02
きっとあれだ、藤村パワーというものはSSFされるごとに蓄積されていって
ある一定値を超えると抑止力でさえ止めることが出来なくなるに違いない
だから、次にSSFを超えるのはきっとPart16ごろに……

781 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/18(月) 02:26:54

「着いたぞ。ここだ」

 氷室に案内されてやってきたのは、新都の駅前から程近いマンション群のひとつだった。
 所謂高層マンション、その中に氷室の家があるという。

「これは……すごいな……」

 天を突いてそびえる建物を見て、俺は思わず感嘆のため息をついてしまった。
 一番上を見ていると首が痛くなってくる。
 地上から見上げるほどの場所に住んでいる、という感覚は、屋敷住まいの俺には想像がつかない。

「確かに、高さだけなら立派なものだろうな。
 だが、中の人間はそうとは限らん。あまり気負わないでいいぞ」

 そう言いながら、郵便入れを開けて、中に入っていた数枚の紙を取り出した。
 アパートにありがちな安いつくりのチラシなどは一切入っていない。
 これで気負うなと言われてもなぁ……。

「こっちだ」

 氷室はすぐさま踵を返すと、すたすたとエレベーターの前へ。
 そのボタンを押すと、1階で停まっていたのか、すぐに扉が開いた。

「乗ってくれ」

「お、おう」

 エレベーターには誰も乗っていなかった。
 無人のエレベーターに入っていく氷室。
 遅れて俺がそれに続く。
 氷室は開閉ボタンを押すと、続けて階層ボタンを押す。
 階層は……9階。
『扉が閉まります』
 備え付けの音声と共に扉が閉まり、エレベーターが動き出した。

「……今更な気もするけど、俺がお邪魔してよかったのか?」

 昇っている間、黙っているのもなんなので、気になっていたことを尋ねてみる。
 郵便受けに入っていた手紙を検分していた氷室は、俺の言葉に意外そうに眉をひそめた。

「本当に今更だな。家には誰もいない、と言っただろう」

「ああ……両親とも留守って、よくあることなのか?」

「父親が忙しい人だからな。その妻である母親も色々と走り回っているのさ」

 それと、と、氷室は左手の指を立てて言葉を続けた。

「呼んだ理由はそれだけじゃない。
 偶然とはいえ、衛宮のドールには自己紹介をされてしまったからな。
 私のドールも紹介しておかなければ不公平だろう?」

 左手の薬指、そこには電灯に鈍く光る薔薇の指輪。
 ……なるほど。
 今回のお宅訪問にはそういう意図があったのか。
 俺はてっきり…………まて、てっきりナニを期待していたんだ、俺。

 ちょっとした自己嫌悪に陥っていると、チン、という音と共にエレベーターの上昇が止まった。
 どうやら9階に着いたらしい。

 扉が開いて、9階のエントランスが視界に入る。
 入れ替わりで乗り込む人はやはり居ないようだ。
 再びすたすたと先に進む氷室。
 続いて俺もエレベーターから降りる。
 エントランスからは、右手と左手にそれぞれ一つずつドアが見えた。
 どうやら1つの階層に2世帯が住んでいるようだ。
 氷室はその内の右手側のドアの前に立つと、ポケットから鍵を取り出した。
 それをドアノブに挿し込み、半分ひねると、カチッという音がしてドアが開いた。

「さあどうぞ、入ってくれ。衛宮の家に比べれば狭いだろうがな」

「お、お邪魔します」

 勝手を知った様子で敷居をまたぐ氷室に対して、招待された女の子の家ということで若干緊張していることが否めない俺。
 思わず脱いだ靴をキッチリと揃えてしまう。

 玄関の中は、マンションにしては十分すぎるほど広い空間があった。
 さすが高級と冠するものと言ったところか。
 廊下の正面にはテレビやソファが置かれた部屋が見えるが……。

「そっちがリビング。左手の奥が私の部屋だ」

 タイミングよく間取りの説明をした後、氷室は廊下の右手に引っ込んだ。
 どうやらそちらがキッチンらしい。
 見れば、ヤカンに水を張って火にかけようとしているところだった。

「……茶を入れるには少々時間がかかるな。先に部屋に行っていても構わないぞ」

 氷室は、ガスコンロの火とにらめっこしながらそう言った。
 それじゃあ……。


α:先に氷室の部屋に行って待っている。
β:氷室がお茶を入れるのを待って一緒に行く。
γ:部屋の片付けとかあるだろうし、氷室を先に行かせる。

782 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 02:34:15
βで。

783 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 02:36:47
αで部屋をゆっくり観察したいのはやまやまだが……ここはγで。
お茶を入れる仕事を代わるんだ、士郎。

784 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 02:37:07
遭遇を期待しつつα

785 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 02:51:14
士郎なら、ということで無難にβ。
αはもしかしたらバッドエンドへの入口かもしれんし。

786 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 02:52:18
βですなぁ

787 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 05:26:38
ここは無難にβだろうな。

788 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 06:10:28
「――I am the bone of my gentleman.《身体は紳士で出来ている》」
βしかない。

789 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 06:28:09
βで決定か。
展開に影響しそうな選択肢だとみんな慎重になるね…愛されてるよ氷室。

790 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 12:55:15
抑止力すら突破する藤村の怨念www

791 名前: ブロードウェイを目指して ◆bvueWC.xYU 投稿日: 2006/09/18(月) 13:05:05
――ここは、

 意識とは別に体は目的地を見据えて迷うことなく歩いていく。それと同時にこれが夢なんだと気づく。
 ずんずんと進んでいく視界の先にはどこか見覚えのある体育倉庫だった。

――確か……中学の頃の?

 俺はポケットから何かを探ってソレを出した。どこにでもあるカッター、多分筆箱の中にでもあったのをポケットに入れていたのだろう。
 夢の中の俺はキチキチ、と刃を長めに出して眼鏡を外した。

――あぁ、そうか

 何の抵抗もなくドアに突き刺さるカッター。

――これは、いつか弓塚に教えてもらった……

 そうして、俺は中に閉じ込められていた「彼女」を探そうとして…………………………目が覚めた。


      *      *      *


 目覚めは、決してよくはなかった。
 眼鏡をかけてしばしついさっきまで見ていた夢を吟味する。普段夢を見ないので妙に引っかかる。何が、一体何が…………。

「志貴様、お目覚めでいらっしゃいますか?」
「………………あぁ」

 翡翠のノックと声で意識がそちらに移る。俺は少しばかり反応に遅れて返事をした。

「失礼します。志貴様、昨晩はよく眠れましたか?」
「ん……どうだろな、結構遅くまで考え事しちゃってたみたいだから」

 曖昧な返答に翡翠はきっと困っているだろうと思っていたのだが、その翡翠の口から予想外の言葉が出てきた。

「志貴様もですか。私もこれからの事を思うと少し……落ち込むというか緊張するというか」
「え?」

 翡翠のイメージには程遠い単語が二つほど聞こえた。「落ち込む」?「緊張する」?
 しかし、しばし考えてその原因を探れば十分に納得いくものだった。

「あぁ…………劇の話か」
「はい……どうしても他の人に見られているというのを意識すると……」

 昨日の稽古を思い出したのか、翡翠は紅潮させた顔を見せまいと俯いてしまった。

「はは、大丈夫だって。俺だって翡翠と似たり寄ったりなもんだし。まだ練習は始まったばかりだしこれから慣れていけばいいんだよ」
「…………そうでしょうか」
「そんなもんだよ。さ、秋葉が待ってるんだろ? 着替えなくちゃいけないから」

 そう言ってやんわりと退出を促す。翡翠はまだ照れが残ったままの表情で会釈をして部屋を出て行った。

      *      *      *

 いつも通り学校へ行き何事も無く放課後へと。そして、今日の稽古が始まる。

「あ」

 集合場所の教室に移動する途中、廊下で弓塚の後ろ姿が目に入った。一声かけようかな。

「おーい、弓塚」
「あ、遠野く……」

 ツインテールがぴく、と反応して次に笑顔で振り返る。が、何か失敗したような表情を一瞬だけ見せると、弓塚は緩んだ頬を引き締めて、

「急がないと集合遅れるよ」
「…………え?」

 言うが早いか弓塚は何の表情も見せないまま再び踵を返す。
 冷たい目、冷たい声で弓塚は俺を置いていくようにして先に進む。俺は想定外の反応にどうしていいか分からなかった。
 何か悪い事をしたんだろうか。俺は原因が知りたくて弓塚に尋ねようとするが、背中からのオーラで近寄りがたい。


 俺は……

紅.それでも弓塚に今の態度について質問する

赤.いや、もしかしたら何かあるのかもしれない。様子を見よう

朱.触らぬツインテールにタタリなし。今日一日放っておく

792 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 13:22:09
紅を選ばせてもらう。

793 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 13:31:05
朱

794 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 13:31:52
紅

795 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 13:32:55
赤

796 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 13:34:01
紅

797 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 13:34:34
銀剣物語は、そろそろ氷室のドールをみてみたいな

798 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 13:39:24
まずは様子見で赤かな。

>>797
氷室の家まで来たんだから次回か次々回で真紅が登場するんじゃない?

799 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 14:01:30
赤

800 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 14:20:33
様子見て話しかけるのがいいと思うので赤

801 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/18(月) 14:31:46
とどめの赤

802 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/19(火) 01:18:02

「いや、勝手に入るのも悪いだろ。だからここで待ってる」

 ダイニングキッチンの椅子を引いて、腰を据える。
 ……それにしても本当に広いな、このマンション。

「そうか。……別段隠しておきたいものとて無いのだがな」

 言いながら氷室は、戸棚からティーセットを二つ取り出して並べる。
 勝手のわからない俺は、手伝うことも出来ずに見ているだけだ。
 ……なんかこう、歯がゆい。

「…………」

「…………」

「……なあ、何か手伝えることないか?」

「客人に茶の準備をさせるような真似はしない。
 ……だから先に行っていろと言っただろうに」

 なるほどもっともな話だった。
 結局、ヤカンの水が沸騰して、氷室がそれで茶を淹れるまで、俺は手持ち無沙汰で過ごすこととなった。
 せめてこれぐらいは、ということで、お盆を持っていく役目だけは譲ってもらった。

「まったく。衛宮の働き癖も大概だな。
 蒔の字にブラウニー呼ばわりされるのもむべなるかな、だぞ」

 部屋まで先導しながら呆れ顔の氷室。
 でもこれくらい普通だろ。
 ちなみに『むべなるかな』はいかにももっともなことであるなあ、という意味です。

 丸盆にカップを二つとお茶請けを少し乗せて、氷室の私室へ。
 氷室が部屋のドアを開けて中に入り、続けて俺も中に――。

「……鐘!」

「えっ!?」

 途端に部屋の中から叫び声が聞こえてきた。
 これは……子供の声?

「雛苺。起きていたのか」

「Lent! どこに行っていたの!?」

 雛苺……?
 氷室が部屋の中に一歩踏み進むと、ほぼ同時に部屋の中から何かが氷室に向かって飛びついてきた。

「おっと……急に抱きつくな、びっくりするだろう」 

 急にしがみつかれた氷室は、相手の脇に手を差し込んで、お姫様を抱きかかえるような姿勢に直す。

「酷いわ、酷いわ! 朝起きたら鐘がいなくって、雛苺はとっても怖かったのよ!」

「すまん。だが……客人を連れてきているんだ、だからあまり泣かないでくれ」

「ぐすっ……う?」

 氷室が振り向いて、これでようやく俺は、その声の主の全身を目にすることが出来た。
 金色の髪に若草色の瞳。
 洋服に合わせたピンク色の大きなリボンが、柔らかな巻き髪の頂上で揺れている。

「この子が……雛苺?」

「ああ、そうだ。これが私の薔薇乙女《ローゼンメイデン》、雛苺だ」

 幼い人形……雛苺は、氷室にぎゅっと掴まったまま、じっと俺の顔を見た。

「……だれ?」

 ……声に若干のおびえが感じられる。
 どうやら初対面の印象はあまり良くなかったようだ。
 とりあえず、握手から……は、無理か、手が丸盆で塞がってるし。

「えっと、俺は衛宮士郎。雛苺、って言うんだよな?」

 まずは、怪しい者じゃないことをアピールしなければ。
 氷室との関係は、学校の知り合い……でいいのか?

「氷室の友達……じゃないな、恋人……なのか?
 なあ、こういう場合ってどう言えばいいんだ?」

「……知らん。そういうことを、私に振るな」

 氷室に助けを求めてみたが、あっさりとそっぽを向かれてしまった。
 なんでさ。

「まあ、とにかく、氷室とは仲良くさせてもらってる。よろしくな、雛苺」

「恋人……」

 俺の言葉を聞いてなにを思ったのか。
 雛苺は頭上の氷室を振り仰ぎ、尋ねた。

「……鐘は、今日一日ずっと、雛苺じゃなくてその人間と一緒にいたの?」

803 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/19(火) 01:19:02

「いや、今日会ったのは偶然なのだがな。
 色々有って、半日付き合ってもらった」

 偶然、とは少し違うけどな。
 本当は、俺が氷室を探して町中を駆けずり回っていたのだが……そのことは言わないでもいいだろう。
 そういえば、今日のデートの結果如何で氷室の胸中を判断するんだったっけ。
 結果はまだ聞いていなかったが、一体どうなったのだろうか。

「……Inutile」

 と。
 いつの間にか俯いていた雛苺が、ぽつり、と何か呟いた。
 聞きなれない言葉だったが……英語か?

「ん? どうしたんだ、雛……」

「C'est absolument inutile!! 鐘を取っちゃダメなの!!」

 突如、雛苺が氷室の腕の中から飛び出すと、そのまま氷室の手を掴んで引っ張った。

「なっ?!」

 いきなりの雛苺の奇行に戸惑う氷室。
 その引っ張られる先には、化粧台の鏡が。
 ……待て、鏡だって?
 以前水銀燈が、鏡を探していたことを思い出す。
 鏡とドールには、何か関係があるってことか……?

 と、そこで俺は、雛苺の異変に気がついた。
 雛苺の身体から煙のように立ち上っているあれは……まさか、魔力!?

「……拙いっ!」

 九割の直感と、一割の確信。
 とっさに俺の身体が、氷室の片手……雛苺に取られていないほうを引っ掴む。
 それと、ほぼ同時に。

「鐘は雛苺のお友達なんだから! あなたなんかには渡さないの!!」

 悲鳴のような、叫びが響く。
 雛苺の魔力に呼応するように、鏡面がまばゆく輝いて、室内を真っ白に染める!!

「うわっ!?」

「なんだ!?」

 身構える隙もなく、俺たちはその光の奔流に飲み込まれた!
 そのまぶしさに思わず目を閉じるが、それでもなお、目蓋越しに光が感じられるほどの光量……!
 さらに、目を閉じていても肌で感じられる、魔力の歪みを超える感触。
 これは……。

「固有、結界……!?」

 いや、違う。
 世界を自分の心に染め替える、あの魔術とは感じが違う。
 これはもっと別の、何かを飛び越えるような……。

 そこで、俺を包んでいた光が消え去った。

 目蓋を刺す光が止み、魔力のうねりも鳴りを潜めた。

「……く。一体何が……?」

 固く閉ざしていた瞳を、恐る恐る開いてみると、そこは。

「な、なんだ、こりゃ!?」

 まず目に飛び込んできたのは、巨大なプレゼントボックスだった。
 家屋のようにそびえ立つ、リボンに包まれた正方形の箱の群。
 床は一面のギンガムチェック。
 空は色とりどりの風船が浮かんでいて、まるでサーカステントのようだ。
 そしてそれらをも埋め尽くさんとする、クマ、イヌ、ウサギ……様々なぬいぐるみたち。
 暖色で統一された、まさに『子供の世界』。
 不覚にも、その光景に一瞬我を忘れてしまった。

「……っ、そうだ、氷室……!」

 一緒に光に飲まれたはずの氷室の姿が無い!
 慌てて周囲を見回してみても、その姿は見当たらない。

「くっ、どこだ、氷室―っ!!」

 大声を出して名前を呼んでみたが、返事は無い。
 まさか、こことは違う場所に連れて行かれた……!?
 最悪のパターンが頭をよぎり、それを振り払うためにもう一度周囲を見回してみると……。

「ん? ……箱が!」

 堆く積み上げられたプレゼントボックスの頂上、一番高い場所に置かれた箱が、ひとりでに包装を解き、パタンパタンと開き始めた。
 そして、その中には……!


α:雛苺が……二人いる!?
β:氷室が……雛苺と同じ恰好に!?
γ:氷室が……茨に囚われている!?

804 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 01:26:14
お姫様が茨に捉えられるのはセオリーなのデス…
γで

805 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 01:29:32
αで

806 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 01:34:00
γで。苺でしたか。

807 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 01:40:38
カレイドルビー化する気配を纏わせたβで。

808 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 01:49:16
γで.

てか雛苺と氷室さんがべったりな日常編を幻視していた私は異端ですか.ハイ.

あと,イタリア語(だやね?)分からないので,
意訳でいいのでなんて言ってたのか教えていただけるとうれしいです.

809 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 02:17:25
銀様がぁ、銀様が氷室にポジション奪われたぁ。
そういえば、自らの国家や民族に固執する右翼系の若者が世界的に増えているという事実も、多少気になるところだが。

810 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 02:24:02
αで。
士郎ピンチ→銀様登場。いや、殺すだけの技量は士郎なら持ってるだろうけど

811 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/19(火) 02:24:05
サーヴァントの数が増えると必然的に作品中存在しないマスターがでてきたりするわけで。
それが強すぎても弱すぎてもダメなわけで、さじ加減が難しい……
というわけで柳洞寺の話でオリジナルのマスターの名前を出してみるわけです。

>>722
一応、エンディングまでの流れはある程度考えてはいますが……
その本筋とは全く関係のないところで書きたいことが山とあるためどうしようかと。


しかし、マザボの交換がこんなに大変だなんて……
や、まとめてHDDが大変な時代になってたからでもありますけど。

812 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/19(火) 02:29:16
それは春休み直前の事だ。
「あの、葛木先生……」
学園の廊下にて生徒に呼び止められた。
「五十嵐に、三原か」
「はっ……はい!」
「どうした、質問か」
「いえ……今日はお願いがありまして」
お願い、といわれて言葉に詰まる。
確かに彼女達一年生の授業は受け持ってはいるが、個人的に頼まれるようなことは想定していなかった。
「あの、葛木先生は今部活の顧問などはなさっていませんよね?」
「うむ、希望も特にないのでな」
「そ、そこでお願いなのですが」
「来年度から将棋・囲碁部の」
「顧問をお願いできないでしょうか」
二人が譲りながら用件を口にした。
「……今現在そのような部活動はなかったと記憶しているが」
「来年度から活動を開始する予定です」
「今年の穂群原の試験に後輩4人が合格しまして」
「それで、4人とも将棋部や囲碁部の出身なんです」
「実は私達もそうでして、顧問を捜していたのです」
「ふむ、部活動は最低5名からということだったな」
「はっ、はい!」
「手筋指導などはできぬがそれでも良いのだな?」
「はい!」
「わかった、明日の職員会議にて話をしておこう」
「ありがとうございます!」
そんな経緯で、彼は新年度から顧問である。


その葛木宗一郎は、柳洞時の縁側にて月を見ていた。
月の夜は、つい思いを馳せる。

彼は死ぬはずだった。
だが死ねなかった。
彼女の最後の言葉はなんだったのか、思い出せない。
すべての存在はこうやって段々と記憶から消えていくのだろう。

彼の死生観は、寺に世話になっていることもあり、仏教にほぼ等しい。
死とは苦しみからの解放であるという物だ。
だが、それでも、彼女は死後に彼の元に現れ、再び死んだ。
それはどれほどの悪夢なのだろうか。

無言での吐息。
「おや、葛木殿、寝付けませんか?」
「……ええ」
無難に答える。
現れたのは零観だった。
「他の者はよく眠っております故、暇を潰す相手にもお困りでしょう? どうですかな? 一局」
持っていたのは将棋盤だった。
「正直に言えば、強くなる前にこてんぱんにして勝ったままにしておきたいということですがな」
豪快に笑った。

一局を終え、二手差で零観の勝利に終わった。
「ふむ、先程の金取りか」
「そうですな、金取りからの攻めでは四手攻めが遅れますからな」
物音がした。
「む?」
「境内からのようですな」
「行ってみましょう」

「なるほど、実によい霊地だ」
境内には一人の男が座っていた。
「何者かね、冠婚葬祭の類ならば明日にするが宜しいでしょう」
零観の言葉に男が立ち上がる
「ふむ……この誘眠香、完全ではなかったか、まあ良い」
「待ちたまえ、どうもまともな手合いではなさそうだ」
葛木は零観の肩を掴む。
「私はネルソン・イブラヒム、この地の零脈に惹かれここに来た」
男の前面に、背後に、左右に、全面に黒い影が広がっていく。
「私の勝利を盤石にするためにも、例外は排除させていただこう……この地の零脈を得るために」
影から、何かが立ち上がる。
その数は軽く50を超えていた。

「ふむ、ジョージ・A・ロメロのファンが驚喜しそうな光景ですなぁ、かくいう私も学生時代はそうでしたが」
ゾンビの大群を豪快に笑い飛ばしながら、零観が袖を捲る。
「いかにこの寺とて邪教は受け入れがたい、ご退場願おう、葛木殿も手伝っていただけますかな?」
言われるまでもない『殺す』事への躊躇はない。
言われる前に飛び出していた。



ゾンビは――

Night of the Living Dead:不自然な動きをしながら歩いて襲いかかってきた
Day of the Dead:倒しても倒しても影から湧いてきた
Dawn of the Dead:やたら素早く襲いかかってきた

813 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 03:35:38
Night of the Living Deadに一票

814 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 05:55:17
Night of the Living Dead。
素早いゾンビなど認めん

815 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 05:58:53
Night of the Living Dead

つか零観さん戦えんの!?

816 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 06:01:34
Night of the Living Deadで

817 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 06:05:04
あ、あれ? バタリアンは? とりあえずnightで

818 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 07:05:47
氷室にはコレから色んなコスプレをしてもらいたいんで
βで

819 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 07:13:37
γでリーチ

820 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 08:02:44
む、もしかして俺で最後なのか?
γで決定

隣町は…よく分からないからNight of the Living Dead

821 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/19(火) 10:52:43
>>808
雛苺の喋ってるのはフランス語っぽいです。
なんでも前の契約者がフランス人だったとか。

そこで雛苺のフランス語講座ー。ワーパチパチ。

「Lent!」=「遅いわ!」
「……Inutile」=「……だめ」
「C'est absolument inutile!!」=「そんなの絶対ダメ!!」

……こんな時間になにを書き込んでるんだろう、俺は。

822 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 10:59:14
雛苺って水銀燈の次に怖いドールだからなあ・・・。

823 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/19(火) 11:54:17
歩く事数分、走る事数分、道に迷う事数分、近所のおばさんに道を聞くこと数分、
そして再び歩く事数分で俺は教会に辿り着いた。
『言峰教会』、俺が初めて訪れるその教会の入り口には、ドラクエの城の前にある様な
巨大な立看板があり、それにはこう書かれていた。

『聖杯戦争説明会随時行っております。参加者の方及び関係者の方はぜひ奮って
ご参加ください。説明会の終了後には中華立食パーティーもあります。
詳細は教会の者にお聞きください。言峰教会オーナー 言峰綺礼より』

聖杯戦争?今日また俺の知らない単語が一つ増えた。
嫌な予感がする。戦争と付くからには何やら物騒な事をやらかすのかも知れない。
しかし、赤いのが言ってた事が本当なら俺は自分の身を守り慎二を超えるハーレム
パラダイスを作り上げ、ついでにアザの謎を解き明かす為にもここに入らなければ
ならない。ちょっと悩んだが俺は教会の門をノックした。
「すみませーん、誰かいませんか?」
すぐに扉が開かれて神父服の男が現れた。

「ようこそ教会へ。懺悔に来たのかね?」
「いえ、説明会に参加したいのですが」
「ほう、ならば君は聖杯戦争関係者かマスター本人か。ならばその証を見せてもらいたい」
「・・・これですか?」
俺は左手のアザを見せた。途端にさっきまで偉そうなしゃべり方だった神父が急に腰を
下げて目線を合わせてきた。

「おお、令呪をお持ちという事はマスター様ですね。これは失礼を致しました。
これより説明会を行いますので私の後についてきてください。あ、申し遅れました。
私今回の聖杯戦争の監督役をやらせて頂く言峰綺礼と申します。この教会の神父も
勤めておりますので冠婚葬祭の折にはよろしくお願い致します」
何度も頭を下げて俺を案内する言峰神父。随分と急に態度が変わったな。

入り口からまっすぐ歩いて礼拝堂に辿り着く俺と神父。どうやらここを説明会に使用
しているようだ。しかし、中は予想外にがらんとしている。最前列の席に着いている
女性が一人いるだけだった。たぶん彼女も説明会を聞きにきた人なんだろう。

俺が適当な席に着くと言峰神父はマイクを持ち俺たちへと語りだした。
「えー、もう一部では小競り合いも始まっているかもしれない時期だというのに
残念ながら今日まで誰もここへは来ず、結局説明会には二人しか集まりませんでした」
なるほど、神父が急に態度を商人的なものに変えたのは俺が神父の楽しみにしていた
説明会の貴重な聞き手だったからか。誰も来てくれなくてさぞさびしかっただろうなあ。

「なので今日来てくれた二人には監督役特権で聖杯戦争を多少有利に進められる特典を
沢山プレゼントしたいと思います、これらを使って頑張って遠坂やマキリや
アインツベルンをぶっとばしてください」
よくわからんが何やら物騒な言葉の後に俺ともう一人の参加者に渡される特典の数々。
俺はその中の一つを手に取った。『聖杯戦争ガイドブック』というタイトルの冊子である。

【選択肢】ここで視点変更しますか?しませんか?
あの後藤ねえは助かったの?:少し時間を戻してバゼットさん視点に変更
健康サンダルを履いてたので無傷:士郎視点のまま続ける

824 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 11:55:36
健康サンダルを履いてたので無傷

825 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 13:32:33
健康サンダルを履いてたので無傷

藤ねえなら大丈夫さ、きっと

826 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 13:51:08
健康サンダルを履いてたので無傷

藤ねえに抑止はまた働くのか!?

827 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 13:57:54
あの後藤ねえは助かったの?

・・・この選択肢を選んでも藤ねぇのことには
触れられない気がするのはなぜだろう。

828 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 13:57:57
健康サンダルを履いてたので無傷

829 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 14:21:06
あの後藤ねえは助かったの?

830 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 14:30:30
健康サンダルを履いてたので無傷

831 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 16:16:28
一瞬何が起こっていたのか理解できなかったぞ
健康サンダルを履いていたので無傷な人多いなーとか思ってた

832 名前: 808 投稿日: 2006/09/19(火) 16:51:53
>>821
ありがとうございます.

てかなによイタリア語て...
めっさ"inutile"って書いてるじゃん...
"無駄な"って意味の単語だってことは昔聞いてたはずなのにorz

833 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/19(火) 22:23:00

「雛苺……!?」

 プレゼントボックスの中には、雛苺の姿があった。
 どこか夢見心地のような瞳で、うっとりとしている。
 そして、その傍らには……!

「う……」

「氷室っ!!」

 それは一体どのような奇術か。
 氷室は雛苺の傍、まるで寄り添うように立っていた……もとい、『立たされていた』。
 床から伸びた縄が、氷室の身体を拘束しているのだ。
 いや、あれは縄ではなくて……。

「茨……!?」

 それは茨だった。
 足元から生えて、ソックスの上から這い昇る茨。
 スカートの中から、外から、下半身を絡め取る茨。
 腰には二重三重に巻きついて固定する茨。
 両腕は無理矢理持ち上げられ、歪な水平を保つ茨。 
 うなだれた頭に巻きついたそれは茨の冠。

 その姿はまるで、無理やり起き上がらせた操り人形のようだった。

 更に驚くべきことに、氷室の足元はつま先がかろうじて床に接しているに過ぎない。
 恐らく茨自体の力で、人一人分の体重を支えきっているのだろう。
 普通の植物としての茨からは想像できない、目を疑いたくなるような光景だった。

「氷室! 大丈夫か!?」

「……っ、ここは一体……痛っ」

 俺の呼びかけが届いたのか、氷室が身じろぎした。
 だが、無理に動けば傷つくのだろうか、棘の痛みに顔をしかめたようだ。
 そんな氷室に、ゆっくりと歩み寄る雛苺。

「鐘……」

「雛苺……?」

「鐘……これで、ずっと一緒だから」

 動けないままの氷室にぎゅっと抱きつく雛苺。
 驚いたことに、雛苺が触れる場所だけ、避けるように茨が動いていく。
 茨は、雛苺の意のままに動いている……?

 ふと、水銀燈と出会った日の事を思い出す。
 あの時水銀燈は、自らの羽根を自在に操って俺に攻撃を仕掛けてきた。
 同じような力が雛苺にも備わっているのかもしれない。
 そして、この世界にやってくる前に雛苺が見せた魔力。
 まさか、この状況は全て、雛苺の力によるものなのか……!?

「雛苺! 氷室を放すんだ!」

「え……?」

 考えるより先に言葉が口をついて出た。
 俺の大声に反応して、雛苺がびくっと身体を震わせる。
 そして恐る恐る振り向くと、プレゼントの山のふもとに駆け寄った俺の姿を見て、驚きに眼を見開いた。

「ど、どうしてあなたがここにいるの?」

 どうやら、俺がこの世界に巻き込まれたのは予想外のことだったようだ。
 咄嗟に氷室の腕を掴んでいたのは不幸中の幸いだったか。

「氷室を放してくれ!
 この世界は、お前が作ったものなんだろう!?」

834 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/19(火) 22:24:53

「なんだと……? 雛苺、本当か?」

 氷室が驚いたように、雛苺へ視線を送る。
 雛苺はその視線から逃げるように、顔を俯かせた。

「だって、だって……鐘が、雛苺を置いて行っちゃうから」

「……雛苺、それは違う。
 私が今日、出掛けたのはたまたまだ。
 お前を置いていこうとしたわけじゃない」

 氷室が雛苺を優しくなだめる。
 今までのやり取りから、雛苺の感情はその見た目どおりかなり子供なことがわかった。
 あまりきつい言い方では、かえって逆効果になるという打算もあるのだろう。
 もちろんそれ以上に、真摯に誤解を解こうとする姿勢ゆえである事は言うまでも無い。

「雛苺が望むなら、私はずっと傍にいる。
 だから、この茨を解いてくれないか」

「…………」

 氷室の言葉に、雛苺は俯いたまま、ゆっくりと茨に指を添える。
 よかった、これで丸く収まるか……と、甘い考えがよぎった刹那。


「……でも、鐘は今日、その人間と一緒にいたのよ」


 俯いたまま、静かな声で。
 だが、確かな冷たい感情を込めて。
 雛苺の魔力が再び解き放たれた。

「ぐっ、あ……!」

 氷室が苦痛の声を洩らす。
 傍目から見てもわかるほど、茨が太く、強く氷室を束縛している。
 魔力を与えて、茨をより強化したのか……!?

「Non……!
 あなたがいると、鐘は雛苺を置いていっちゃうのよ!」

 そう叫ぶが早いか、雛苺は両手を振りかざして俺を見下ろした。
 同時に周囲のプレゼントボックスが、一斉にリボンを解いて口を開いた。
 中から現れたのは、無数のヌイグルミ。
 それらが全て雛苺の周囲を漂いながら、俺に狙いをつけている……!?

「待ってくれ、俺はそんな……!」

「イヤ、イヤぁ!
 もう、独りで置いていかれるのはイヤなのぉ!」

 ダメだ、取り付く島も無い!
 雛苺は目を瞑り頭を振って、俺の言葉を拒絶した。

「Personne obstructive!
 あなたなんて、いなくなっちゃえ!!」

 勢いよく振り下ろされた腕が号令となって、ヌイグルミが俺を押しつぶさんと殺到した……!!


α:逃げる――脚を『強化』して後ろに跳ぶ!
β:防御――干将莫耶を『投影』、攻撃を捌く!
γ:攻撃――強引に前進して雛苺を取り押さえる!

835 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 22:28:55
 道 具 はないのですか!?
防御で

836 名前: 835 投稿日: 2006/09/19(火) 22:29:41
すまぬ、βの事な。

837 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 22:31:32
β
でも、一般人の前で魔術使ってもいいのかね?

838 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 22:33:19
魔術使うのはまずい気がしないでもない
だから魔術用語が一切載っていないγで
(内容的には結局使うことになるんだろうけど……)

839 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 22:41:58
ばれてもまぁ何とかなるだろと言うことでβ

840 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 22:43:01
今の状況なら魔術使っても、氷室が気失ってるか見てないかごまかせるか出来ると予想。

よってβ!

841 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 22:47:00
よーしそれじゃ俺もβ

842 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 22:50:22
βで決定か

843 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 23:05:56
頼むぜ士郎、刃を立てるだけが剣でないことを見せてくれ

844 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 23:09:50
干将・莫耶オーバーエーーッッッジ!

と叫びながらマンションの天井に頭ささっている士郎を幻視した。
もちろんポーズは例のアレ。

845 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 23:20:54
________

  (     )
   \○/   <干将・莫耶オーバーエーーッッッジ!
     |
     <\
     ヽ \

     \\\\



  ミシィッ



________
    /|\
    )ノノ ) プラーン
    // ||

    ===

846 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 23:29:36
>>845
米粒吹いたwwwwww
そういう流れになればある意味神だなww

847 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 23:32:23
いくらドールが雛苺だとはいえそれはないだろう
このラブラブシリアス系の流れを崩壊されたら、その、なんだ、困る

848 名前: 844 投稿日: 2006/09/19(火) 23:36:01


              ' ,       ┘└ ヽ
   .'      i  ;    ヽ ヽ  ヽ ┐┌  ゝj
   :'  〃 i i   i    ヽ ヽ、 ヽ、 i    i
   :  ,'  i i ! ト、ヽ  iヽ, ',ヽヽiヽ, | 〉   !
   :  i  i i iヽ. i \ヽ i __W---レ-Vレ、  V  >>845───
      |! ハ,∧i‐‐ヽ!  Vヽj  ,.      Y⌒',    ナメてるとふっとばしますよ?
    ', iヽ「    .,_      ,,-−−-  |´` i    
    r‐V   ,, -‐−        /// i;:ノ/    
    | r ヽ, ''                 |;: ,'i
    ヽ'; .,ヘ ///    ;:        ,レ'´
     ヽ  ヽ,       , : ,       / i
      `'‐-ヘ     __,. -一   ,イ ハ!
         \            / i!/
           i`丶.,       /,: :.|リ
              | ',: :`' .,_ _,/ ,': : 」¬___ 
          r< i___     r‐‐''゙´ _,]ノ `i
       r‐‐‐!; ; ; ; ; ; ; i     |_;_;__; ; ;|    |
         | ̄ ̄i;; ; ;┌―――  ̄  :|; ; !    i¬――‐---
     r‐┤   |; ; ; ;|          ;|; ; |     〉
  _,.-‐メ  |.    |; ; ; ;|          |;-‐|  ,/
' ´   ;: 丶.,   |`''; |     :    _,イ/ '´
     ;:   `'  ̄ T`ー―----‐ '´

849 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/19(火) 23:44:13
>>845
劇場版の大人verのしんのすけと
暴れん坊将軍の公家を思い出す。

850 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/20(水) 03:45:21
>>815
ゾンビが早かったら死亡フラグ成立の予定でしたが選択肢の結果生きてる予定です。

851 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/20(水) 03:50:30
ゾンビは、およそ生きている者とは懸け離れた不自然な動きをしながら歩いて襲いかかってきた。

「いやぁ、なるほど、近年の素早いゾンビと違い、実に『らしい』動きをしますなぁ!」
零観は多少緊張した面持ちながら、豪快に笑い飛ばす。
一方の葛木は無言で頸椎と四肢を破壊する。
「しかし、こう動きが遅いと、逆にやりにくいものですな、柔術は相手の動きを利用する物ですから……なっ!」
言いながら、頸椎を狙う手刀。
「せいっ!」
手刀を叩きつけると同時、そのまま手首のみで床に叩き付ける。
叩き付けられた石畳は完全に砕けていた。
「ほう、技が増えましたな」
「先月他山での修行の折に達人に教えを請いましてな、隅落の一種で、起源<<元々>>は人と交わった天狗の技らしいですぞ」
いや、手慰みでお恥ずかしいと豪快に笑う。
「しかし、敵は不死故四肢は破壊するが良策」
ゾンビの手が零観の足を掴む。
「ふむ、こういった手合いは頭さえ破壊すれば良い物かと思っておりました、いや、修行が足りませんなぁ」
ゾンビの掴んだ腕に全力の下段突きが炸裂する。
腕は寸断され、石畳はさらに崩壊する。
「やれやれ、明日には石畳の全面交換が必要ですかな」
「そうなる前に」
既に『蛇』は、全身は葛木の意志の外で敵を屠っている、故に頭の中には月下の疑問だけだ。
思考をそのままに、葛木は群の主を狙った。

瞬間、イブラヒムは死を実感した。
それは過酷な修行の末の事であったし、体の奥の本能も訴えかけていた。
この男に近づかれれば、自分は死ぬと理解した。
「くっ……!」
全身を強化、首と頭部のみを両腕でガードし、影を引き連れ走り出す。
ゾンビが二人の間に壁となって立ち塞がる。
その時間は一瞬、だが間合いを開けるにはそれで十分であった。
魔術を行使することも忘れ、イブラヒムは石段へと走り出す。
このような例外がある以上、この霊地は諦める他ないと、そんなことを考えていた。


「なるほど、不死とはいえ腐っている以上、生身よりも脆いのは必然か」
零観の掌底がゾンビの頭を粉砕する様を見ながら、そんなことを口にした。
両手は既に、血と腐臭に塗れていた。
「……これは風呂に入り直しか、さっさと終わらせて入らねば臭いが残ってしまうなぁ」
続く裏拳が、別のゾンビの肩から先を吹き飛ばした。
「さて、葛木殿はどうなったかな」
彼に襲いかかる最後のゾンビを天狗の技で頭から床に叩き付け、そんなことを呟いた。


石段を駆け下りた先。
葛木の左手がイブラヒムの頸椎を捉える。
力という頸椎を折るだけの衝撃が服という布を突破するまでの数瞬。
その数瞬がイブラヒムの運命を分けた。
「む……?」
頸椎へ力が到達する寸前、葛木の左手に穴が開いていた。
込めようとした力と逆方向の、手を突破するだけの衝撃を受け、掴んだ手が吹き飛び、込めた力が霧散する。
音速を超える銃弾が抉ったのだろう、音は後から聞こえた。
掴んだ手が放れ、イブラヒムは這うように地面に転がって逃れた。
『やれやれ、こんな外道が主とは、つくづく私も運がない……いや、それは生前からか』
影からそんな声が響いた。
「しょ、召還できたのか?」
イブラヒムも驚いている。
それは真実、この聖杯が『死にたくない』という願いを不完全に叶えた瞬間だった。
『主よ、先の外道を再び行うならば、名誉を汚すならば、主従の誓いを破ろうと貴方を殺す、確実に殺す、宜しいか?』
「あ、ああ、わかった、やらんから――こいつをなんとかしろ!」
腰を抜かすようにへたり込みながら叫んだ。
「宜しい、ならばそこな人よ、不運だったと思ってくれ――狙え」
暗闇から"多数の銃口"が彼を狙っている。
彼の瞳は、闇を闇と認識したまま、その姿を認識した。

「撃て」

月下の疑問。
彼女の悪夢は如何ほどだったと。
葛木は、その瞬間までそんな事を考えていた。


無数の銃弾は――

零:葛木の全身を貫いていた
観:虚空を貫き、標的を見失った
兄:無数であるただ一つの剣に墜とされた

852 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 04:23:02
観

853 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 04:31:15
兄に一票

854 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 05:08:31
観
もしかしてメディアさんの空間転移だったりする?

855 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 06:09:21
兄。群体系多いな

856 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 06:10:33
兄

857 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 07:30:36
観に一票

858 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 07:33:28
観ですよー

859 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 07:47:48
観で。

860 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 07:51:11
観で決定か

861 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 08:35:19
キャス子様! キャァスコォォ様ァ

862 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/20(水) 15:03:13

 引くことは出来ない。
 氷室を助け出すために。
 倒すことは出来ない。
 雛苺を傷つけないために。
 ならば――全てを防いで見せるしかない!

 覚悟を決める。
 撃鉄を倒す。
 魔力が走り、脳を焼く。
 この手に剣を。
 元よりこの身は、ただそれだけに特化した魔術回路――!

「投影、開始《トレース、オン》!!」

 両の手に確かな質感が生れる。
 迷い無くそれを握り掴む。
 ……工程完了。
 幾度と無く夢想した幻想、二つで一つの夫婦剣。
 その名を『干将・莫耶』。
 投影された模造品とはいえ、世に謳われた名剣。

「――ふっ!」

 ヌイグルミの群は、既に眼前に迫っていた。
 その先頭に居たクマを、右手の干将で横薙ぎに打ち返す。
 クマは剣の腹に弾かれ、後続の数体を巻き込んで吹き飛んだ。
 続いて飛んで来たウサギとトラを、左手の莫耶で抑えて止める。

「ぐっ!」

 たかがヌイグルミと侮る無かれ。
 両手で抱きかかえられる程の質量が、高速で飛んでくるのだ。
 中身が柔らかい綿であることを差し引いても、衝撃は軽くない。
 しかも、それが一体ならいざ知らず、その数に際限は無い。
 受け続けていたら、あっという間に圧殺だろう。

「は、あ……あああ!」

 だが、俺はその集中砲火の中で立ち続けた。
 通常とは反対向き、峰打ちにしたままで剣を振るう。
 受け、止め、弾き、往なし、交わし、避け、挟み、流し、打ち、そして斬らず。
 雨のように降ってくるヌイグルミを、二本の剣で捌き続ける。

「そんな……どうして!?」

 その様を、雛苺は呆然と見ていた。
 当然だ、ただの人間があれだけの質量の暴力を前に対抗できると思えるわけが無い。
 だがしかし、ならば衛宮士郎が健在なのもまた当然。
 なぜならば、正義の味方を目指した時から、衛宮士郎はただの人間ではないのだから。

「やめてくれ、雛苺! 俺は氷室を取り上げたりしない!」

「イヤ……鐘は雛苺のものなのよ! あなたなんかにはあげないの!!」

 しかし、雛苺はもはや止まらない。
 再び両手を天にかざす。
 背後のひときわ大きいプレゼントボックスが口を開く。
 浮かび上がったのは、やはりクマのヌイグルミだった。
 ……ただし、問題はその大きさ。
 側に立つ氷室の背丈より、さらに大きいヌイグルミが……!

「ぺちゃんこになっちゃえっ!!」

 雛苺の掛け声と共に、俺に向かって投げ飛ばされてきた!

「まずっ……!」

 さすがにあれは受けきれない!
 咄嗟に両手の干将莫耶を投げ捨てて、思い切り横に跳ぶ。
 飛び込み前転の要領で床に一回転、そのままなんとか受身を取る……!

 巨体が巻き起こす衝撃に、地面が揺れた。

863 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/20(水) 15:05:26

「っ、はぁ……!」

 ……間一髪。
 さっきまで俺の立っていた場所は、大型クマによって占拠されていた。
 もしあそこに居たら、間違いなく押し潰されていた。
 しかし、一息つく暇もなく。

「うわっ!!」

 普通サイズのヌイグルミが再び殺到する。
 普通サイズと大型サイズの波状攻撃か……!
 干将莫耶では大型サイズが受けきれないし、かといって他の武器では扱いきれずに傷つけてしまうだろう。
 こうなったら、多少ヌイグルミを傷つけるのも仕方ないか……?
 そう、仕方ない……。

「……ワケ無いだろうが、クソ!」

 干将莫耶を再度投影、ヌイグルミを打ち落とすついでに、弱い思考を振り払う。
 俺の誓った道は、そんな甘い道じゃない!
 誓った道は、九を救うために一を切り捨てずに、十の全てを救う道。
 未だ至らぬ道だけど、目指す場所はそこだと決まっている。
 ならば、全てのヌイグルミをヒトだと思え。
 そして全てを……氷室を救ってみせろ。
 その程度が出来ずに、ヒトを助けられる道理はない……!!

「う、お、ああ――――!!」

 捌く。
 捌く捌く捌く捌く捌く捌いて捌いて捌いてさらに捌いた。
 視界に入るものは、ネコだろうがイヌだろうがウサギだろうがタヌキだろうがキツネだろうが全て『無事に』捌いてみせる。
 腕が重い。
 斬らずに剣を振るうのが、こんなに疲れるとは思わなかった。

「……Pourquoi!? なんで平気なの……!? クマさん、もう一度――!!」

 雛苺の声。
 視界の端に、二度目の大型クマの姿。
 再び跳んで避けようとして――つんのめった。

「な、に――!?」

 足元に、ヌイグルミの山……!?
 柔らかい綿を踏んでバランスを崩した上体は、跳躍できずにそのまま転倒する。

「ぐっ!」

 転んだまま見上げれば、頭上には大型クマの影。
 もちろん、こんな体勢では避けられるはずがない。
 ……情けない。
 1秒後には落下してくるだろうソレを見ながら、感じたことは恐怖ではなく悔しさだった。
 何てザマだ。
 氷室一人、満足に救えないのか、俺は。
 ならば、ここで終わっても仕方ない。
 誰も救えない正義の味方なんてこんなものだ。
 ああ、いっそ目を閉じて終わりを待とう。



 だが、目を瞑る直前。
 俺の目の前を、一枚の黒羽がすい、と横切った気がした。



α:「私の下僕になにをしてくれてるのかしら?」雛苺の周囲に黒羽が!
β:「そこまで。止まりなさぁい、雛苺」氷室の喉元に白刃が!
γ:「こ…………の、浮気者ぉっっっっ!!!!!」俺の後頭部に衝撃が!?

864 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 15:16:50
γ!γ!

865 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 15:26:37
γ!!γ!!
修羅場ktkr!!

866 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 15:31:40
γでGO!

867 名前: ◆3WmQZKDzxM 投稿日: 2006/09/20(水) 15:43:36
γで

868 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 15:44:46
γで決まりだぁぁあああ!!

869 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 15:49:47
いや、αにしてくれよ。
また投票できなかった。編集してくる。

870 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 15:53:11
銀剣がWikiにのる早さは凄すぎると思われw

871 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 19:03:10
ボニファーツウィート!

872 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 20:35:50
あまりのストレートさかつ速さに我もビックリ

873 名前: 言峰士郎 投稿日: 2006/09/20(水) 20:36:54
オッス、俺、言峰士郎の中の人!
陽気で愉快で少しサイコなSS書きサ!
うんうん、誰それ?
…………ごめんなさいOTL

思えば長い時間が過ぎてしまいました
というかその間にホロウとかホロウとかホロウとかホロウとかで
ぶっちゃけ設定に矛盾発生というか言峰なんだからカレン出したいとか
むしろ出さなきゃ駄犬呼ばわりされるというかそれもまた良しでして
ぶっちゃけ、このまま続けるのが難しくなりました
待っていてくれる方には申し訳ないのですけれども
設定リセットして、改めて開始してもよろしいでしょうか?

第一回チキチキ破綻選択で進むSSスレ猛レースGOGOGO;破綻してても死ぬ気で突っ込め、むしろ死ね
沈黙のダイハード─あいつは(やっぱり)生きていた;リセットして行け!カレンも出るよ
森へお帰り;あんた何か嫌いよ、顔もみたくない♪

874 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 20:38:42
第一回チキチキ破綻選択で進むSSスレ猛レースGOGOGO

ぜひ燃え尽きてくれ。
しかし長いな、この選択肢w

875 名前: 言峰士郎 投稿日: 2006/09/20(水) 20:40:05
あ、チキチキ猛レースはカレンでないので4946

876 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 20:42:01
沈黙のダイハード─あいつは(やっぱり)生きていた
出来るのならばこちらが見てみたいかも・・・

877 名前: ◆3WmQZKDzxM 投稿日: 2006/09/20(水) 20:46:32
第一回〜(中略)〜GOGOGO

878 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/20(水) 20:48:33
沈黙のダイハード─あいつは(やっぱり)生きていた!

結構他人事じゃないけど勝ったり負けたり泣きそうになったり俺設定とか無かったことにしてくださいとか大好きだ!
ワハハハハー!

879 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 20:50:11
第一回チキチキ破綻選択で進むSSスレ猛レースGOGOGO

きっとこの世界はホロウなんておこらない平行世界なんだよ
だから燃え尽きろつっぱしれGOGO!!

880 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 20:50:19
ダイハードで。

881 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 20:59:34
設定も何も気にせず好きなほう書けばいいジャマイカ
まぁ俺としては第一回チキチキ破綻選択で進むSSスレ猛レースGOGOGOの方がいいがw

882 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 21:00:34
第一回チキチキ破綻選択で進むSSスレ猛レースGOGOGO

まってたよ!どの選択肢になっても読むんでがんばれ。

883 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 21:04:02
あーあー。
本人がやり直したいって言ってるんだからやらしてあげればいいのに。

ま、このスレで選択肢にした時点でこうなることは決まってたかw

884 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 21:04:25
第一回チキチキ破綻選択で進むSSスレ猛レースGOGOGOで決定か
南無というべきか、矛盾設定気にしないらしくてよかったジャンと言ってあげるべきか…
とにかくがんばれ!

885 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 21:06:59
>>881って投票なのかね?

沈黙のダイハード─あいつは(やっぱり)生きていた

886 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 21:10:46
投票でそ。
なんなら俺も。
第一回チキチキ。

887 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 21:36:08
おいおい、もうチキチキマシーン猛レースで決定してるぞ。
つーかケンケン懐かしい・・・

888 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 22:12:12
いや、881が確定してないとか揉める原因があるなら潰そうってことだな。

889 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 22:33:30
待ってた待ってた、言峰士郎の中の人ー!
つかチキチキに決定か。
・・・中の人、選択肢にした事を後悔してるんじゃね?

890 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 22:44:27
あれだ、選択肢なんか気にせず好きなほうをやるんだ!
選択肢を尊重して停滞するよりも、選択肢無視しても連載してくれたほうが絶対みんな喜ぶから!!

と、チキチキに投票した俺が言ってみるテスト

891 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:11:59
作者カワイソスwww
このスレの住人は大概Sだなwww

892 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/20(水) 23:12:09
言峰神父のくれたガイドブックは俺の疑問のほとんどを解決してくれた。

サーヴァントとは武器ではなくマスターと呼ばれる特定の人間の召喚に応えて
その人間を守護する英霊。

レージュは令呪と書き、聖杯戦争の開始時期にマスターとなる人物の体のどこかに
現れ、その際多少の痛みを伴うらしい。マスターの印であると同時にサーヴァントに何でも命令できる権利書の効果も持つ。ただし三回使ったら無くなり、令呪を使い切ったマスターは大抵の場合サーヴァントに殺されてしまう。

そして聖杯戦争とは冬木を舞台にした7人のマスターと7体のサーヴァントによる
ルール無用の戦いであり、勝ち残った一組には願いを叶える聖杯を使用する権利が
与えられるのである。
つまり、前田光世方式でスタンド使いが戦うのをイメージしてほしいとガイドブック
に書かれていた。

一通りガイドブックに目を通した俺は顔を上げ、言峰神父に声を掛ける。
「言峰神父、質問していいですか?」
「なんだね衛宮士郎」

いつの間にか偉そうなしゃべり方に戻っている言峰神父。
やっぱりこっちのしゃべり方の方が素なのだろう。正直さっきまでのしゃべり方は
キャラに合ってなくて気持ち悪かった。
さて、さっきからずっと気になっていた事をこの男から聞きださないと。
【選択肢】
アルトゥール:サーヴァントの召喚方法
ホリン:ガイドブック以外に渡された物の使い道
アラクネ:左手の痛みが多少どころではない件
上田宗入:先にここに来ているスーツの女性は誰なのか
ミディアム:カレイドルビーは参戦しているのか
ハーキュリーズ:サーヴァントが女の子の場合言いなりにしてウヘヘってのもあり?
アーガー・ハーン:学校に欠席の連絡をしてなかったので電話を借りたい
ジルジャメシュ:聖杯は具体的にどんな物なのか
遠野志貴:神父のくせに殺人の手助けをしていて心が痛まないのか
アフリマン:手っ取り早く勝利への最短ルートを教えてもらいたい

893 名前: 言峰士郎 投稿日: 2006/09/20(水) 23:22:53
アフリマン

( ゜Д゜)
(゜Д゜ )
((((((;゜Д゜)))))ガクガクブルブルガクガクブルブルガクガクブルブル

>>第一回チキチキ破綻選択で進むSSスレ猛レースGOGOGO
ほっぷ すてっぷ かーるいす!
ざんねん わたしの せいはいせんそうは ここで おわってしまった!!

(始まらずに)DEAD END

アーチャーとアンリのフルカラー劇場を見ますか?

1.YES
2.はい
3.ダー
4.NO

894 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:29:22
アーガー・ハーン
学校!虎!

895 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:31:57
アーガー・ハーン と 3

896 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:33:44
アフリマン
2

897 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:33:52
この実質同じ選択肢には何か意味があるのかというw

ホリンで3

898 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:34:56
アラクネ
左手痛いんだろ? コトミーに治してもらえ

899 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:35:00
ハーキュリーズ。
3。

900 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:36:59
なんとなく>>898に同調してアラクネ
>>893は素直に1

901 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:39:03
4
そんなことより早く続きを(r

902 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:39:13
待て待て、お前ら俺たちがなんのために教会を選択したか忘れたのか?
赤い男を信じてハーレムを築くためだろうが!
ここはせっかくだからハーキュリーズを選んでウへへだ!

言峰士郎は3ね。

903 名前: 言峰士郎 投稿日: 2006/09/20(水) 23:39:29
実質五票集まったのでー
アーチャーとー
アンリのー
フルカラー劇場ー

「皆さんこんにちわアーチャーです。ところで私は理想に裏切られました」
「アンリです。ワンちゃんに食われました」
「硝子の心もブロークンファンタズムです」
「ワンちゃん……」

「で、アーチャー。Fateってどういう意味だ?」
「ファック、アナル、チンコ、エロの略じゃないか?」
「いきなり其れか。殺すぞクズ」
「んだとぉぉっ!弓兵舐めんなよぉぉおぉっ!」

「と、言うわけでDEADENDなわけだが、どうよアーチャー」
「そうですね。今回の敗因は馬鹿な選択肢を用意した作者に責任があるかと……というかごめんなさいもうしませんから許してください」
「だよなー。基本的にこの選択スレはetaFスレ以上にデッドエンド率が高いってのにな。ケケ、泣きそう」
「まあ、理想を掲げて突っ走ろうとした途端に躓いたり殴られたり躓いたり殴られたりってのは実に正義の味方チックで良し。
 大丈夫だよ、スレ住人。もう、答えは得たからー」
「得たからー」
「イエー」
「ヴァンダボー」

「そしてお茶を濁すための人気投票結果発表ー!」
「わーいわーい!」
「まず一位ー。銀水晶さんー!」
「かわいーよねー!」
「2位はSSF抑止力の赤い人!」
「かっこいーよねー!」
「3位は言峰士郎ー」
「あらやだ主人公ー!」
「4位はアーチャー私。以上」
「おいこら待て殺すぞ、阿呆」
「あ、なんだと。英雄舐めるなよ、座はバッドなヤツらの溜まり場だ!」
「知るか馬鹿、この糞野郎」

「つーか、お前本当にアーチャーか?」
「勿論だとも。疑うなら、なにかテストでもして見るが良い」
「よーし、本当のアーチャーならこれができるはずデス。
 正義の味方のモノマネー」
「才能が無いなら、魔法使いに弟子入りすれば良いじゃない」
「わー、チョーSHIROUー!やっぱりアーチャーだー!」


1.沈黙のダイハード〜あいつは(やっぱり)生きていた〜
Ω.親父アクションの馬場対猪木!どっちが勝ってもヴァンダムが許さねえ!

904 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:48:06
遠野志貴

Ω

905 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:48:11
ハーキュリーズでΩー

906 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:49:06
>>903
もはやどういう意図の選択肢かわからねぇw
俺の直感とインスピレーションを信じてΩに一票!!

907 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:51:32
Ω.親父アクションの馬場対猪木!どっちが勝ってもヴァンダムが許さねえ!
懐かしのタイトルに心震えました。

908 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:51:49
「ああ、答えは得たのはいいが―――
 別に、Ωを選んでしまっても構わんのだろう?」
そんな、トンデモナイ事を口にした奴らが一杯だw
かわいそうなんで1で。

909 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:57:30
Ωかなあw

910 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/20(水) 23:57:33
トドメのΩ

911 名前: 言峰士郎:0−1 投稿日: 2006/09/21(木) 00:03:04
>>親父アクションの馬場対猪木、どっちが勝ってもヴァンダムが許さねェッ!

「ヴァンダム自重しろ」
とか後藤君洋画劇場に突っ込みながら牛乳とカツサンドを求めて全力疾走するのが俺のヴァンダボーな金曜日の昼休みである。
「士郎……なんだって、あんなの吸ってるくせに、脚が早い、のよ……ッ」
「健康志向なんだ」
常に優雅であれとかいう家訓を掲げるが故に廊下を優雅に駆け抜けるという体力消耗する行為を行う幼馴染に一瞥をくれる。
ふん、人はパンのみで生きるにあらず。だがプライドだけじゃあ腹は膨らまんのだッ。

――さて、色々何かあったかもしれないが、俺の現状を把握しよう。

……俺の名前は言峰士郎。
穂群原学園に通う、清く正しい高校生だ。俺を不良とか呼ぶ連中もいるが、いつか天罰が落ちる筈だから気にしないでくれ。
実家は教会。街一番の――唯一?知ったこっちゃない――教会の管理人だ。現在大好評放浪中の神父の息子。
勿論、言うまでもなく義理だ。あのクソ親父と血縁関係があるわけがない。
だというのに隣(2mほど後方)の幼馴染、遠坂さんチの凛ちゃんは『似てる』とかふざけた事を仰る。
そのツインテールの事を人類はまだ何も知らないな状況になれば良いのに。


でまあ、なんで俺が糞親父の息子になったかというと……ちょいとここから話が飛ぶ。
一気に十年分だ。良いか、行くぜ?


――気が付けば、自分は蟲になっていた。
眼が覚めたら、自分は蟲になっていた。
そんな小説があるのは知っている。学校の図書室で読んだ。感想文も書かされた。課題図書だったから。つまらなかったが。
だけど、まさか自分が某ザムザさんと同じ目にあうとは、いくら小学生の奇妙奇天烈摩訶不思議な想像力でも思うまい。
ただ死にたく無いと地べたを這いずり回る、ちっぽけな蟲。それが、自分。
火事があったのは知っている。大きな火事だ。三丁目の○○さんチでボヤがあったとか、そんなレベルじゃない。
空が燃えたのだ。
街が崩れ、家が崩れ、父が崩れ、母が崩れた。見知った人も知らない人も、すぐ傍で焼け焦げ、崩れていく。
目の前に倒れたのは夕方まで一緒に遊んだ■■くん。防災頭巾のガラがそうだから。顔も腕もボロボロで、理科の実験で作った墨みたい。
さっき躓いたのは、きっと隣の席の■■ちゃんだ。脚を引っ掛けた部分の皮がべろりと剥けたけど、息をしてないから痛くないかな。
運が良かったのか、それとも悪かったのか。悪かったんだろうな、きっと。
それなのに、自分だけが原型を留めていた。
ただ、生きるためだけに歩き出す。
死にたくないからではなく、生きるために蠢く。
それを、蟲と呼ばず、何と呼ぶのか。生憎と十年経った今の俺でも、そう良い言葉は思い浮かばない。
今思うのは、その時の俺よりもドーン・オブ・ザ・デッドの連中のがマシに動けたんじゃねーか、なんてくだらない事だ。
希望はなかった。当たり前だ。この赤い世界から希望を見出せる方がどうかしている。
それに、蟲というのは希望を抱かないものだ。
ただ前へ、前へ。何も考えずに脚を動かして、歩き回って。歩き続けて。
――そして、倒れた。
現実ってのはいつだって厳しいけど、シンプルだ。ガキの俺にだって理解できたんだから。
自分は、ここで死ぬ。
雨が降り出しそうな、空と雲を見て。
もっと早く降れば良いのに、とそんな事を思いながら。
死ぬなあ、と呟いて―――


でもって、あっさり助かった。週刊誌の打ち切り漫画でもないだろってぐらい、ご都合主義的に救われた。
名前も知らない。顔だけをぼんやり覚えている謎の人物。誰もが知ってるかどうかは、知らないが。

……最も、助かったのは外側だけだ。
そう、外側だけ。身体だけが残って、あとは伽藍になった。
まあ、そういうものだ。
両親が死に、家も無くなった子供には、何も無い。
そういうものだ。納得するしかなかったし、実際に俺は納得した。
とはいえ、少しだけ文句を言わせて貰えるなら――……
……――親が生きてれば、あんなクソ親父に引き取られずに済んだ、という事だ。

912 名前: 言峰士郎:0−1 投稿日: 2006/09/21(木) 00:04:25
――そいつが、十年前だ。
まあ、あんな体験をして、あんなクソ親父に育てられたにしちゃ、まあ真っ当に育ってると思う。
というかむしろ、聖人に違いないね、俺は。

間違いない。断言できる。つか断言する。

「だから俺のありがたいお説教を聞いて悔い改めてそのカツサンドを諦めろ、生臭坊主……ッ!」
「だが断るッ! 貴様こそ、飢えた人々に施すのがカトリックの本道ではないか、不良神父めが……ッ!」
「良いからその抹香臭い手を離せってんだ、カツサンドの味が悪くなっちまうだろうが!」
「はッ、俺は気にせんぞ。ソレが嫌なら、向こうで聖餅でも齧ってれば良いのだ……!」

俺、この異教徒を悔い改めさせるから、だからジーザス見ててくれ!そして俺に最後のカツサンドを……ッ!!
ガッツリと街一番の――というか唯一の――寺の息子の生臭坊主相手に拳と拳の宗教論争を繰り広げながら、俺は神に祈るIN購買前。
非常に迷惑かもしれないが、周囲の皆、我慢してくれ。これも真に皆を救済するためなのだ……。

「ふん、まぁた言峰と柳洞は馬鹿なことやってるんだから……あ、今日も綺麗な売店のおばちゃん。僕にカレーパンを」

「割り込むなワカメ!」
「この背教徒め……ッ!」
だから華麗に空気をぶち壊した間桐さんチの慎二くんに蹴りを入れても許される筈だったんだが、
ぶっとんだ慎二が拳を振り上げ反逆を開始。
かくして封印されしアークと書いてカツサンドと読むを巡り、第これでえーっと100回まで数えたんだが何回だっけまあコレが100回で良いよな宗教戦争が勃発した……!

「……ほんと、馬鹿ばっか」

――あ、遠坂にカツサンド買われた。

913 名前: 言峰士郎:0−1 投稿日: 2006/09/21(木) 00:05:42
……とまあ、俺については、こんなもんだ。

少なくとも、昼間の俺については。
柳洞一成やら間桐慎二やらと馬鹿やったりしつつ、毎日を送ってる。
今日はカツサンドを逃してコッペパンと青汁だったが、日々神の教えを説いていることも理解してもらえただろうか。
そして、そんな俺がいかに健全で素晴らしく道徳的で人の鑑のような少年である事も。

「……その自信は何処から沸いて来るのやら」
「そりゃあジーザスは素晴らしい人間だから、彼を信じてる俺も素晴らしい人間だよ」
「あなたの相手してると、時々頭痛くなってくる……」
眉間を押さえる少女をニヤニヤと笑いながら、制服ズボンのポケットから紙巻を引っ張りだして咥える。
……今は人の目を気にする必要は無い。
放課後の、屋上。夕焼けに染まった校庭。学校。故郷。世界。
家路を急ぐ連中を見ながら、こうやって幼馴染――遠坂と会話をするのが、結構習慣となっていた。
「素晴らしい人間なら、煙草は二十歳からじゃないの?」
呆れたように笑う遠坂。大丈夫、煙草じゃないから……とは、怒らせると怖いから言わないが。
「ま、あんまり厳し過ぎちゃいかん、ってぇのが主の教えさ」
微苦笑浮かべてマッチを擦る。煙と共に漂う、甘ったるい香り。手首を振ってマッチの火を消すと、燃えさしをポケットへ。
そして、ほんの少し遠坂から距離を開ける。

彼女が嫌煙家なのもそうだが、これから話すことも、だ。
「……それで、どうなの『審判役』。今回の状況は?」
「さぁて、ね。ま、あんまし一方に肩入れできんから情報は流せないんだが……」
「良いじゃない、幼馴染でしょ?」
「だまれ悪魔。……まあ、まだ揃っちゃいないってのは、教えても良いな。
 つか、連絡寄越さないヴァカタレもいるから断言できないが、聖杯自体も、んなに動いてないっぽいしなあ。
 多分、四騎……揃ってても――五騎ってところか」
「ふぅん……ちゃんとこなしてるじゃない、『お仕事』」
「ま、そりゃ、これでも監督役ですから?」

914 名前: 言峰士郎:0−1 投稿日: 2006/09/21(木) 00:06:32
――これが、夜の俺。
吸血鬼殺しなんて大層な名前に憧れて、クソ親父に慣れない頭を下げちまったのが運の尽き。
あのサディストめ。義理の息子に鉄拳で教育してくれおってからに。
現在の俺は、死徒に敵うかどうかもわからないという代行者――のさらに見習いだ。
この程度の実力じゃ、並みの異端者の相手してもどーなのやら。
まあ、この程度の街の教会ならば、それでも『平時』は勤まるのかもしれないが。
『平時』じゃなくなった今となっては、どこかをふらついている糞親父を殴りたい。
そう、今は『平時』じゃない。魔術師の皆さんお待ちかねの大イベント『聖杯戦争』とやらのスタート直前なのだ。
願い叶える装置を巡って英雄呼び出しての殺し合い。何処の阿呆が始めたのかは知らないが、良い迷惑だ。
世間様にバレなきゃ拷問爆殺毒殺なんでもあり。そんな戦いの隠蔽やら調停やらをするのが俺の仕事なんだから。
まあ、親父曰く『真っ当な戦争』をしたのは前回の勝利者だけなんだそうだが。

「でも、五騎かあ……それじゃ、そろそろ呼ばないといけない、かな」
「そりゃあドンジリスタートよりかはな。呼び出したら、ちゃんと報告しろよー?」
「……あ、やっぱり?」
ジト目で睨むと、あははと彼女は笑った。冗談、という事らしい。いつかツインテールが人類に反旗を翻せばよいと思う。
「ったく……隠蔽するの俺なんだからな? 表ざたになって困るの、お前なんだぞ」
「心配性よね、士郎は――大丈夫、そんな大きなことはやらかなさいって――多分」
多分ってなんだ、多分って。むかついたので煙を吹きかけてやると、今度は此方が睨まれた。
……まあ、信頼はしてる。自主的に、隠蔽が必要な事――他人を巻き込むこと、はやらない奴だから。
もっとも、『うっかり』してるから信用はしてないんだけど。
「……それと、後もう一つ。負けたらとっとと教会に来い」
「あ、心配してくれてるんだ?」
「馬鹿いえ。幼馴染に死なれると夢見が悪いんだよ」
「それを、世間じゃ心配って言うのよ、神父さん?」
ニヤニヤ笑う赤いあくま。とっとと帰れと、手を振った。


――夕暮れ時は、中間の時。狭間の時間だ。
魔術と日常、その二つの顔を混ぜて、こうやってくっちゃべるのも、そう悪いもんじゃない。
召還に備えて早めに帰る、という遠坂を見送って、独り屋上に残って、そんな事を思う。
そう、悪いもんじゃないんだ。
だからかもしれない。ガラにも無く、彼女の心配をしたのは。

「ったく、テメエにゃ相応しくないぜ、言峰士郎」
溜息混じりに煙を吐き出し、とんとんと胸をたたく。
脈打つのは、心臓の代用品。ご都合主義的に俺の命を助けてくれた糞ッたれ。
親父の形見――じゃないな、生きてるから。早く形見になれば良いのに――は、相も変わらず返事をしない。
伽藍の内側を満たしているのは、こんな代物だ。だから結局、言峰士郎は空っぽ。

「器は捻くれてるんだがねー」

ケケと笑って、俺も屋上を後にする。
さて、この後は――――

「……あ、ヤベエ、冷蔵庫の中身空だった。晩飯どーしよう」

そんな現実的な問題が、待っていた。

貧乏人万歳!:早く安くて美味い晩飯の材料を買いに行こう。
よう相棒、まだ生きてるかい?: ……あの店へ向かう。
人はパンのみで生きるにあらず:水と塩さえあれば……ッ! 教会へ帰る。

915 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:14:50
教会かえって節約とか、明らかに麻婆な雰囲気な選択肢を選んでみたいけれど
やっぱり士郎は料理つくらにゃ、ってことで”貧乏人万歳!”

916 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:15:08
よう相棒、まだ生きてるかい?

を選ばせてもらおう!え、なぜ?タイチョーのファンだからさ。

917 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:16:04
貧乏人万歳だ

918 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:17:43
人はパンのみで生きるにあらず で。

919 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:19:53
よう相棒、まだ生きてるかい? で行こうじゃないか。

920 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:22:09
>>915に同意
というわけで貧乏人万歳!

921 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:27:29
あの店とはなんじゃらホイと言う訳で
「貧乏人万歳」だ。

922 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:29:15
よう相棒、まだ生きてるかい?

923 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:30:51
貧乏人万歳

924 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:31:56
貧乏人万歳!で決定か
明らかに麻婆を暗示する台詞あるからてっきりそっちかと思ったんだがな

925 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 00:38:57
ところで、最初のレスにある"タイチョーのファンだからな"ってなんのネタだ?
激しく気になるんだが、元ネタがよくわからん('A')
スレ違いだが誰か解説頼む。

926 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 02:19:12
言峰士郎の人。トリ使ってくれ

927 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 03:26:52
>>892はまだ決まってない…よな?
ハーキュリーズ

928 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/21(木) 04:42:59
闇から弾丸が放たれる。
その様子を、自らの死を、あっさりと受け入れ。
――悪夢だけではなかろう?
そんな声とともに闇に溶けた。

無数の銃弾は虚空を貫き、標的を見失った。
「ぬ――!」
判断は瞬時。
イブラヒムを連れて消え去った。


「――消えたか」
「そのようだな、我が主」
皮肉っぽい、そんな声が虚空に響いた。

二人は地に降り立ち。
「少しは傲慢になれ――彼女に問いたいならば、それを願え」
黒い紳士がそんなことを口にした。
「それが契約となる――か」
「理解が早いな」
「経験者故な」
「ではどうするね? 一人で黙考する哲学者となるか? それとも――」
しばしの無言の後。
彼は答えを口にした。



そして舞台は衛宮邸に戻る。

鈴が鳴る。
警戒の鈴が鳴る。

動きが鈍い。
眠りにつけと命令されたかのように。
「――桜」
廊下で膝をつく妹に声をかける。
「姉さん、無事ですか?」
「今のところはね、他のみんなは?」
「――私はここに」
「ライダー、無事だったのね」
「ええ、敵は正面から押し入ってきたようですね」
来客のベルが鳴る。
「正面から……自信満々ね」
「ともかく、玄関へ行きましょう」
「ルヴィア、無事だったのね」
「ふん、こんな卑しいアンチマジック程度……」
そう言いながらもふらついている。
「士郎とキャスターは?」
「起き出してこないところを考えれば……」
歯噛みする。
「こうなると頼りはライダーだけね……いける?」
「通常戦闘に問題はありません、屋内戦闘ならば地の利はこちらにありますから、援護に専念してください」


玄関では男が立っていた。
「日本式には馴染めんが、君たちも礼儀がないね、ミズトオサカ、ミスエーデルフェルト、来客はもっと素早く迎える物だ」
「モンティー……」
ルヴィアが呟く。
「久々だね、俺のアンチマジックと誘眠香だけじゃ完全に眠らせることはできなかったようが……変わらず優秀なようで嬉しい」
「ふん、そのストーカー気質は一年くらいじゃ修正できなかったようね、英国紳士の名が泣くわ」
「傷つくな、これでも俺は努力したんだぜ? 君たち二人に勝てるようにさ」
「その結果がこれ?」
「結果だけ見ればね、君たちが敗退する、俺が勝つ、最強は多分君達、ならば俺の勝ちは確定だろう?」
「サーヴァントも連れない相手を倒して自慢するんだ、やっぱり最低ね」
凛が笑う。
「何とでも言うがいい、一週間時間は与えた、それで十分だろう?」
男の背後に巨体が現れる。
「じゃ、サクッとやっちまうかい? バーサーカー」
「それが貴方のサーヴァント……」
「その通り、こいつはジャック・ザ・リッパーを超えるロンドン……いや、イギリス最強の犯罪者でね」
バーサーカーは、肉切り包丁とカラシニコフを手に持ち、ただ立っていた。
「即死以外では死なないんだよ、滅多にね」
「ならば即死させるまでです」
ライダーが実体化する。
「ほう、いるじゃないか、サーヴァント……これは楽しめそうだね」
「楽しむ間もなく……倒します」
「じゃあ……戦闘開始だ」


英:ライダーの釘剣が廊下を舞った
国:凛の宝石魔術が光を放った
紳:ルヴィアの宝石魔術が光を放った
士:桜の衝撃波が放たれた

929 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 06:19:31
ミルクナイトはハーキュリーズがリーチのようなので、ここでもう一票ハーキュリーズに入れて決定だ!

隣町は英で。サーヴァントにはサーヴァントを。

930 名前: ミルクナイト ◆M14FoGRRQI 投稿日: 2006/09/21(木) 11:02:12
「つまりですね、俺はこう言いたいわけですよ。女サーヴァントとセックスが
したいんだじょー!!」
「十個も選択肢用意しておいたのに選んだのがそれか衛宮士郎」
「ああ、そうだ。正直いって俺には彼女がいない。義理の姉みたいなのと
通い妻みたいなのが一人づついるんだが、これすらモノにできずに1○年間
彼女なしで過ごしてきた。ゆえに俺は女に飢えているのですよ!ああ、
モテオーラの足りないこの体が憎い!」
悶々とした思いを抱えて床をゴロゴロと転がる俺。
そんな俺に同意する人物が一人現れた。

「分かります、あなたの気持ちすっげーわかります!!」
「えっ?」
振り向くと説明会に参加していた女性が涙をポロポロ流しながらこっちを見ていた。
「私だって、クーフーリンを呼び出してイチャイチャして、もし優勝できたなら
聖杯の力で彼を人間にして夫婦になってみたりしたかったから今の仕事を
捨ててまで今回の聖杯戦争に参加したんですよ。それなのに出てきたのは
ランサーはランサーでもただの陸上選手でしかもサル顔。クーフーリンと似ている
所といえば背が高いという事のみ!どういうことですか言峰!!」
「知らん、私に聞くな。優勝して聖杯に聞けばよかろう」
そっぽを向く言峰神父。会話の内容からして二人は知り合いみたいだ。

「言峰のバカー!マンチキのアホー!」
泣きながら机をガシガシ叩く大きなおねーさん。あ、割れた。意外とボロいなここ。
ところでマンチキって誰よ?

困った顔をしている言峰神父は話題を変えるために再び俺の方に話を振ってきた。
「ところで君のサーヴァントは女性なのかね?」
「いえ、実はここに来た時点で召喚の方法すら分からない状態だったんです。
なのでまだ召喚もしていません」
見栄をはってもしかたがないので正直に答える事にする。大きなおねーさんに俺の
情報が漏れまくりだが、彼女の言動から俺と同等のダメマスターだと判断し気にしない
事にした。

「という訳なんで召喚の仕方とかわいい女サーヴァントの呼び方を教えてください」
「うむ、サーヴァントとの召喚とは・・・・・・・・・・・・というわけだ。つまり儀式に
とある英霊ゆかりの触媒を使えばその英霊が高確率で呼ばれ、触媒を使用せずに
行うとほぼ完全ランダムだが、マスター本人の持つ属性に近い英霊が呼ばれる
可能性が若干高くなる」
「ほーほー、なるほど。参考になります」
よし、これで美女を呼び出す事ができる。後は優勝して聖杯パワーであらゆる
ナオンをゲットしてハーレムパラダイスだ!
【選択肢】次の行動を選んでください
聞く:神父もおそらく魔術が使えるのだろう、ダメ元で左手にベホイミを掛けて
もらうように頼み込んでみて、それから学校へ行く。
移動する:教会で手に入れられる情報はこれで十分。すぐに学校にいく。あそこで
美女召喚のためのアイテムが手に入るはず。
待つ:教会に留まり説明会後の中華立食パーティーにも参加して二人と親交を深める。
学校は休む。
考える:一度ここまでの情報を整理して自分が呼び出しそうなサーヴァントを予測する。
タバコ吸う:タバコを吸う。

931 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 11:10:04
待つ

932 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 11:14:15
俺は「待つ」よ。

933 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 11:42:10
英と移動する。

934 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 12:20:19
俺も待つ、かな。

935 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 12:29:26
考える、かな。

936 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 12:35:13
英と待つ

937 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 12:48:45
待つ

938 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 13:13:03
タバコ吸う
なんでこんな選択肢が入っているんだ?

939 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 14:20:40
聞く

940 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 14:38:18
待つで決まりか。
にしてもタバコを吸うがほんとに気になるな・・・

941 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 15:06:34
隣町が英3なのであえて紳で。

942 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 18:07:17
タバコを吸うと某ゲームの探偵チックに頭が冴えるのだと思われ

943 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 19:17:17
まだ隣町決まってないのか……
特に好みはないので流れに身を任せて”英”で

944 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 19:23:48
だからドリルは(ry
紳

945 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 20:50:34
英

946 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/21(木) 23:22:49

 あの、羽根は…………?
 ソレがなんであるか、思い出すよりも早く。

「こ…………の、浮気者ぉっっっっ!!!!!」

「がっ!?!?!?」

 ごぎんっ、という大きな衝撃に、一瞬視界が揺れる。
 星が!
 なんか久しぶりに星が見えたスター!

「〜〜〜〜〜っ!!」

 どうやら後頭部に強烈な一撃が炸裂した模様。
 その衝撃に倒れたまま悶絶する。
 なんとか起き上がろうとした頭部が、がっちりと上から固定される。
 容赦なく食い込んでくるこれは……ま、まさかブーツか?

「……ねえ、しぃろぉぉう?
 街中を同級生が放浪中、なぁんて噂一つで、
 命よりも大切なミーディアムとしての責務をすっぽかそうなんて、
 水銀燈ちょっと見過ごせないわぁ」

 こ、この声は、やっぱり水銀燈!?
 鳥肌モノの呼びかけにめっぽうウロたえる。
 だが、なぜそこまで事情がわれてるんだ!?

「いやっ、これはっ、あくまでっ、く、靴底っ、ず、頭蓋グリッて、人助け、す、水銀燈っ」

「ん〜んん〜? 脳が痛ぁい?」

 ぐりぐりって!
 捻るようにブーツの靴底をぐりぐりってするの反則っ!!

「し、質問があります、マイマスター!」

「なあにぃ?」

 頭をブーツで踏んづけられている状態では甚だしくみっともないが、何はともあれ一番気になっていたことを尋ねてみる。


α:ど、どうしてここに!? そもそもこの空間は一体!?
β:なんで俺と氷室のことがばれてるんデスカ!?
γ:先ほどから左手の指輪が光っているんだけど!?
δ:さっき言ってたミーディアムの責務ってなんなのさ!?
ε:てゆーか、『浮気者』ってどーゆーこった!?
ζ:すみませんとりあえずその御足をどけてもらえませんか?

947 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:30:13
β

948 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:31:51
εで一つ。

949 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:32:15
β!β!
いや、ホントなんで?

950 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:33:19
ζ

951 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:38:03
ε
水銀燈のリアクションに期待

952 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:43:19
β!!

953 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:44:15
ε

954 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:54:14
ε!

955 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:58:23
εで

956 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/21(木) 23:58:30
εー――――――――!!!

957 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 00:11:52
ζで
ってもう決定済みかよッ――――!!!

958 名前: 言峰士郎 ◆kceYkk4Fu6 投稿日: 2006/09/22(金) 00:47:03
うっす、俺言峰士郎の中の人!
サイコでちょっぴり陽気で愉快なSS書きだ
トリップの付け方すら忘れるほど長い時間が経ったけど
こいつでOKかな、スレ住人?

1.ダウト
2.SSK

959 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 00:59:47
2

960 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 01:06:33
2.

961 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 01:16:53
2

962 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 01:20:28
>>959-961
お前ら本当に言峰士郎の中の人に対してはひどいなw
だから俺だけは親切に…2でw

963 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 01:26:30
2

964 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 02:10:46
>>962
どうせ1もダウトだし。

965 名前: 隣町での聖杯戦争 ◆ftNZyoxtKM 投稿日: 2006/09/22(金) 02:34:48
ぬ、この進行具合からするに、選択肢付きは次のスレッドまで待った方がよさげですな。

966 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 03:21:49
選択肢が多くないなら、投稿してもいいと思う、、1時間も前の話か。

967 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 06:02:24
仕事から帰ってくるまで待ってorz

968 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 19:35:23
このスピードからして、次スレは>>970か>>980ってところか
ところで>>1は今回も変える?

969 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 19:39:46
良い文があれば変えればいいし思い付かなかったら>>1は現状維持でも可。
ただ、次スレ立てる人はテンプレ案に

・直接的な性描写部分についてはうpロダ使うことを推奨

っていうのを追加しておいてくれ。

970 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 19:49:10
ライン引きが微妙だけどな
桜のオナヌーとかどうなのよ

971 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 19:54:06
―――――――――――――――ここから>>1コンテスト―――――――――――――――

972 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 20:57:27
べつに>>1変えなくてもいいんじゃないか?
1000近くだから作品投下できない作者もいるようだし次スレさっさと建てる方が良くね?

973 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:03:18
それじゃまだ>>970の中の人見てましたら次スレよろしく〜
>>970の反応ないなら>>975に任せる

974 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:03:26
とりあえず>>971を待とうよ。
コンテストと言うからには案の一つくらいは持ってるだろうし。

975 名前: 次スレ用のテンプレ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:19:15
・書き手はトリップ必須

・選択は先に5名が選んだものに決定される

・コース/ルート、ないしはシナリオ名を併記

・書き始める人間はシナリオを占有するかリレーにするか書く
 占有中のシナリオをリレー化した場合は後戻りできない

・採決中の選択肢が存在する状態で別シナリオの選択部分を投下する場合、
 選択肢のシンボルが重ならないようにする

・選択肢でBADENDになった場合、文句は言わないようにすること

・直接的な性描写部分についてはうpロダ使うことを推奨
 あくまでも推奨なので微妙なシーンなど最終的には作者の判断次第

976 名前: 次スレ用のテンプレ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:20:20
前スレ:選択形式で進めるスレIN型月板part08
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1157217754/l50

07 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1155827851/l50
06 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1149529951/l50
05 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1141919424/l50
04 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1134547400.html
03 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1104132458.html
02 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1100685553.html
01 http://jbbs.livedoor.jp/otaku/995/storage/1094950062.html
保管庫
http://yozakuranosakumatild.hp.infoseek.co.jp/select/index.html
まとめサイト
http://www16.atwiki.jp/sentakushi/

977 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:34:03
で、結局どうするの?

978 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:37:11
皆1000ゲットを頑張ってるんだよ。

979 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:54:53
980取った奴は次スレ建ててくれ

980 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 21:58:18
>>970だけど、すまん気付かずに出かけてた。
もしこれが>>800ならスレッド立ててくる。
ノシ

981 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:05:55
>>980
つまり、絶対無理なことを条件にすることでスレ建てを絶対に回避する作戦かっ!

982 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:08:40
>>981
980と800を間違えたんだろう
次スレ建てられてるんだから細かいことは気にするな

983 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:09:26
>>981
正直すまんかった。つうか単純なミスだw
ちゃんと立ててきたから勘弁してくれ。
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/995/1157217754/l50

984 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:13:26
志村〜じゃなかった、>>983〜!
アドレス、アドレス!w

985 名前: 983 投稿日: 2006/09/22(金) 22:17:08
……もうだめぽorz

986 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:36:35
>>970のうっかりに惚れた。

987 名前: 371@銀剣物語 ◆snlkrGmRkg 投稿日: 2006/09/22(金) 22:40:14
埋め立てとして、一つ。
ちょっと、今まで使った選択形式の種類についてまとめてみた。

オーソドックス
・選択肢のうちの一つを選出する。

ダブル
・選択肢のうちの二つまでを選出する。
・三つになるとトリプル?

ダブルクロス
・選択肢をA群とB群に分け、それぞれから一つずつ選出する。
・一人二票の場合と、一人一票の場合が考えられる。一人一票の場合はA群かB群のどちらかにしか投票できない。

ディテクト
・選択肢の中から正解を探し出す。
・正解を選び出すまでは同じ選択肢が続く(続かないこともあるか?)。

リクエスト
・アンカー指定をして(例:>>100)、そこに書かれた内容を反映させる。
・無茶振りをされる危険性のある諸刃の剣。

オンリーワン
・選択肢が一つしか存在しない。
・選択肢全てが同じ内容、というケースもある。

イレギュラー
・投票者が新しく選択肢を作り出してしまう。
・銀剣では発動したことは無いが、一応書いておく。

これ以外にも「こんな方法どうよ?」ってのがあったら教えてくれぃ。
あとで使ったり使わなかったりするから。

988 名前: 白と赤の中の人 ◆ANW.KzCbpw 投稿日: 2006/09/22(金) 22:44:35
明日更新しようと思い、意気揚々とこのスレに来たが……
まとめサイトに自分のだけ更新されてないorz
これは孔明の罠か!?

989 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:46:49
>>989
諸葛凛の罠

990 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:48:06
>>987
一人一票っていうルールがあるからトリプルとかクアドラプルは止めておくべき。
ぶっちゃけ>>580-610でやったダブルクロスもきつかった。

>>989
罠にはまりすぎw

991 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:54:52
 確かにトリプル以上はキツイだろう。が、銀剣のダブルクロスは
かなり萌えたので、あれは選択肢次第ではヨシだと思う。
 まあ、うかつに使うな、という所か。

992 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 22:59:57
タイムリミットっていうのはどうよ?
投票期限が五票集まるまでじゃなくて何日何時まで、それまでに五票集まってればそれ、五票未満なら最多票獲得してる選択肢で書く。
もう一話くらい更新しておきたいんだけど作者が出張とかでしばらく更新できそうにないとき便利じゃね?

……最多票獲得してる選択肢あったらどうするかまでは考えてないけどなw

993 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 23:07:07
話の内容にもよるから一概には言えないけど
ディテクトは不正解だった選択肢は消していって欲しいな

994 名前: 381 ◆3WmQZKDzxM 投稿日: 2006/09/22(金) 23:22:28
『……まる…し…ッカ〜♪…獄の…んだ…ん♪』

それは、ひどく懐かしく、誰もが一度は耳にしたことがあるであろうメロディー。

『Go♪Go♪Let'sGo〜♪輝くマシン♪』

それは居間に近づくにつれ、ハッキリと聞き取れる様になる。
その曲に違和感を覚える。

確かに俺はコレを知っている。だが、こんな歌を聴いた覚えが無い。
まるで知識として理解しておりながら、初めて体験するような……そんな錯覚。

そんな感覚が頭をよぎる。が、んなこたぁどうでもいいか……
だけど歌ってたのって女だったか?

自然と視線が音源へと向かう。

そこに在ったのは予想外のモノだった。
人が水面から飛び出してくる。
それは明らかに水面へ飛び込んだ映像を巻き戻していると解る程ちゃちで、お世辞にも綺麗とは言えない、大人が見るには耐えない映像。
それを此方に気付く様子もないほど熱心に見つめながら、テレビから流れる野太いオヤジの歌声に会わせるように歌うライダーだった。
普段は落ち着いた雰囲気のライダーが、この様な趣味が有るとは……

「やはり仮面ライダーはいいです……」

ほぅ、と幸せそうな溜め息をつくライダーを眺めていると、ちょっとした違和感が有った。
CMが無い。
つまりアレは録画されたモノだって事だ。
「正義の味方……カッコいいですね……」
少年の様な眼差しでで、オモシロイ事をのたまうライダー。
何故か見てはいけないものを見た気がしたので、立ち去ろうとすると
「そうだ、私も正義の味方になりましょう!」
「ぶふぉっ!?」

決意の込められたライダーのオモシロ発言に思わず噴き出してしまう。

「っ!?誰ですかっ!?」

逃げるか?
此処で捕まれば何をされるか分かったもんじゃない。
……分かったもんじゃないけど、ここで逃げたとしても、万が一俺だとバレていたら後が恐ろしすぎる。
結論、両手を上げながら投降する。

「……おーけー、おーけー、オレだオレだ。

995 名前: 381 ◆3WmQZKDzxM 投稿日: 2006/09/22(金) 23:26:50
頼むからそんなおっかない目で睨むなよ、石になっちまうだろ?」
先程の発言を聞かれたのは流石に恥ずかしかった様で、ライダーは顔を朱に染めながら睨んでいるので、迫力に欠けていた。

「げっ、らんさー……」

げっ、と朝からはなかなか粋な挨拶をしてくれるじゃねぇか。
「ふ、ふんっ、馬鹿にするならしなさい。こんな歳にもなって特撮を見てると。
ええ、見てますとも、見てますよ。ですがそれで貴方に迷惑をかけましたか?否、かけていません!ならば良いではないですかっ」

がーっとまくしたてるライダー。

「どうどう、落ち着け。悪いなんて言ってないだろ?嗜好は人それぞれだ。
お前が正義の味方に憧れようが、目指そうが構わねぇよ」

「だっ大体、いつも重役出勤の貴方がこんな時間に目を覚ますのですか!」

「おいおい、無茶苦茶言うなよ。普段はもっと早く起きろだの、規則正しい生活しろだの言っておいてそりゃないだろ?」

「貴方がこんなに早く起きるなんて槍でも降るのではないですか?」

ひでぇ言われ様だな、おい……

「空の上からゲイボルグってか?」

「ゲイボルグ?」

聞き慣れぬ単語にハテナ顔のライダー。
「……まぁ、普通は知らねぇか。」

そりゃそうか。自分の国の神話なら別だが、アイルランドの英雄なんて知るわけねぇよな。

「ゲイボルグってのは「おっ、珍しいな。
今日は何か用事でもってあるのか、ランサー?」

俺の言葉を遮るように、背後から突然の乱入者。

それは……

一枠:衛宮士郎だった。
二枠:アーチャーだった。
型枠:バーボンだった。(BAD END)

996 名前: 381 ◆3WmQZKDzxM 投稿日: 2006/09/22(金) 23:29:42
あえて此方に投下完了。

これで流れが止まってもダイジョブだ(`・ω・´)

997 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 23:33:14
型枠

998 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 23:36:18
バーボンだけどBADにならないルートないのー?
バーボンLoveなのでBADでも気にせず型枠

999 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 23:36:25
一枠

1000 名前: 僕はね、名無しさんなんだ 投稿日: 2006/09/22(金) 23:36:33
此処はあえて型枠で
偶には天邪鬼というか選ばれないものを選ぶというのも悪くない。

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