本連作に参加されるに当たって ・本連作ではスキルロールを使用します。  別ページのスキルロールについての説明を軽くで良いので読んでおいてください。  得意な分野、不得意な分野等を決めておくと良いでしょう。 ・特に参加するキャラクタを固定する必要はありません。 ・長さは1クール(13回)程度を予定しています。  が、話の流れ次第では数話で終わるかもしれませんし、長くなるかもしれません。  その辺は参加者の動きによります。 ・別に物語を語りたいわけではないので、「若しかするとシナリオに破綻が……」などという心配はせずに自由に動いてください。 第1話 ローゼムシティ ■ダングー・ジェイヴス (AS 78 - ) 同盟軍中尉 C-Ra,M ARK-38 戦時中のヒューマン側正式ライフル。 他種族からは特徴がないのが特徴と揶揄される。 しかし、必要最低限のパーツで構成されたそれは、大量生産とメンテナンス性に非常に 優れている。 性能ではさすがに現代では多少見劣りするが、それでも十分実用的であり、現在でも使 用している人がいるほどである。 PP:900 POW:300 HIT:120 スキル:軍事/歴史 500 誘引: 軍(タングー)より依頼。曰く、ローゼムシティに支援物資が届いているとのこと。 支援者は不明。 それ自体は良いことのように聞こえなくもないが、意図が不明。 可能性として、ウィルスの流布のためなどというものも、考えられなくはない。 そこで、現地に潜入して調査を依頼したい。 何か有った場合は、すぐに連絡をするようにともいう。 期待: ローゼムシティでは、丁度食事時に到着し、難民が炊き出しをしている。 彼らが食べているのはパウチ(合成食)。 缶の下についている紐を引くと、温かくなるので、それをクラッカーにのせ、コー ヒーとともに食べているようだ。 外見は缶詰に入っている(150g入り)ペースト状の代物で、いくつか味がある。 その見た目に反し、濃い味付けではあるものの、味は悪くは無い。 これはヒューマン側のレーションで、材料等は同じ。もちろん現代のもの。 スキル:軍事 100 ■ピール (AS 53〜) 小グループのリーダーをやっている男。 元々漁師をやっていた人物で、今回の事件で船を失った。 かれらに、こちらが同盟軍、ガーディアンであることが判明した場合、彼らの態度の 話を聞くことは困難となる。 もし、自分達も難民だとか、取材に来たといった内容であれば、知っていることを話 してくれるし、空腹そうであれば食事も勧めてくれる。 知っていること、といってもそれほど多いわけではなく、週に一度くらい、食料物資 を夜間こっそり置いていってくれる程度である。 相手について知りたく思うが、そのようなことをする以上あまり知られたくないとい うことであろうから、あえてこちらからアクセスはしていないという。 子供達からのお礼の手紙を、物資を良く置いてある場所へおいて置いたら、次の食料 物資と一緒にキャンデーがおいてあったそうだ。 プレイヤーがどのような方法をとるにせよ、D6日後の夜、事件は発生する。 眠っていれば、感応500、見張りなどをしていれば800で、銃の発射音を耳にする。 現場にたどり着くと、別エリアへと続く通路に人だかりが出来ており、その中の数人 が小口径の銃を発射している。 そこには、簡易ゲートが張られており、簡易ゲート発生装置のそばには、男が倒れて おり、既に事切れている。 ゲートの向こうにはSeedがおり、住民の撃つ銃などもろともしていない様子で、かなわ ぬとみるや、全員逃げ出してしまう。 ゲートは5分間(実時間)持つ。 射出武器があれば攻撃を行うことが出来る。 ゲートの効果が切れると、こちらに襲い掛かってくる。 男は30前半くらい。 傍らにはARK-38が落ちている。 身分を示すようなものは持っていないが、DNA等による照合を行えば、身元が判明する。 DNA採取:医療−200(道具が無い場合は不可) DNA照合:医療機関へのコネ 0      ハッキング -300 ●アステス・コーポレーション メリクル・シティにある技術系の会社。 主に電装の下請けを行っている。 従業員20人前後の小さな会社。 ■ジョン・ニコル (AC 68 - 101) メリクル・シティに住む技術者。 腕のほうは平凡だが、勤務態度はまじめだった。 満足: この件を、ダングーに問い合わせれば、敵の掃討を行い、帰還するように指示する。 男が倒れている場所より少し進むと、そこには補給物資がおいてある。 特にめぼしいものはないが、缶は新しく、作成間もないことが分かる。 暫く進むと、フライヤーの離着陸後がる(知覚400) 距離があるのは単純に住民に気づかれないようにする為。 かなり急いで離陸したのか、土の地面が多少えぐれている。 第二話 晴れ時々少女  「○○山に行ってきます。探さないでください」  という書置きを残していったクェン。  親であるヒサヤは捜索の依頼をする。  待ち受けていたのは、修行をしているという少女だった。 第三話 歌が上手になる方法  歌がうまくなる方法を発見したというクェン。  それはオンプシードをかじるという方法だった。 第四話 スペース・ステージ  自称宇宙規模のアーティスト。  宇宙空間に映像を投影する装置を作ったらしい。  教団に売るなどを考えているが、まず設置しなくてはならない。  この男にヒサヤは投資しており、クェンが興味を持ってきていた。  一行に同行し、仕事を終えると、男はオーディションに興味が無いかを聞いてくる。 第五話 疾走!?オーディション  オーディションに参加したクェンがさらわれてしまう。 第六話   最終話 平和への唄 クェン・ヤ=アイドル志望のキャスト(あほ毛,音痴,兵器) ・主人公は誰か。 クェン・ヤ ・敵対するのは誰か。 大パルム軍正統政 ・何について争うのか。 クェン・ヤ自身 ・葛藤から生じる変化は? 人々を感動させる歌を唄う。 ・なぜその変化のために行動するのか。 自分の存在意義。 主を喜ばせるため。 ・特定の目的を達成するために、なぜそれらの登場人物は互いに争わなければならないのか。 大パ軍はクェンを使い、パルムを正当な支配者によって統治。 ・ドラマが原因で、主人公の人生はどのように変わるのか。 クェンは人気のアイドルに。 唄で 誘引 自分はアイドルになりたいといいだすクェン。 期待 クェンは精神感応兵器のコアユニットであり、士気高揚、または消失などを行うことが出来る。 大パ軍旗艦ホルテスに装備可。 大パ軍は、クェンを手に入れようとする。 満足 全ての民の平和の願いを歌にこめて、クェンは唄う。 大パ軍は降伏。 ホルテスは自沈。 クェンはアイドルの座を手に入れるが、結局は主の下に居ることを望む。 ●九十九重工 メリクル・シティに本拠地を構える中規模の会社。 12代も続く歴史あるメーカーで、あえて会社の規模を大きくしていない。 主にランドカーの製造を行っている。 現在主流となっているエアカーではなく、車輪を装備したオールドタイプのみの構成で熱烈な愛好者が多く居る。 キャラピラを装備した車両も作成しており、一部軍などにも納入している。 スキル:経済 600 ■ダイモン・ツクモ (BS 660 - 597) =(クェンの開発者の一人,クェンを隠した) ■ヤタロウ・ツクモ (BS 321 - 243) 九十九重工創設者。 =(病死) ■ヒサヤ・ツクモ (AS 51 - ) =(12代目,娘思い,紳士) 娘のことを非常に大切にしているが、クェンのこともまた非常に大切に思っており、初めて「お願い」をしたクェンを出来る限り援助したいと思っている。 ■ケイト・ツクモ (AS 55 - ) =(ヒサヤの妻,おっとり,良家の出) ■ナミ・ツクモ (AS 82 - ) =(ヒサヤの娘、クェンの友、病弱) クェンを妹のように大切に扱っている。 ■クェン・ヤ (BS 545 - ) =(ナミの友達,ツクモ家の家宝,戦争前に作られた) 戦争前、人の気持ちを強制ではなく、誘導によって操作するという研究がされ、そのシステムを搭載した兵器。 ただし、戦争に突入し、キャストであったクェンは破棄されそうになるが、研究員であったダイモンがクェンを隠す。 以後、ツクモ家は代々クェンを守ってきた。 ヒサヤの代でクェンを再起動。病弱で友の出来ぬ娘のためにクェンをあてがい、以後、両者は姉妹のように育つ。 ●メリクル・シティ 南洋に浮かぶメリクル島に建設された町。 島は4,300平方キロ 人口291万人 数少ないヒューマンが市長をしている町であり、唯一といってよい統治機関のほとんどがヒューマンで占めている町。 電子部品系の企業が数多くある。 スキル:地理 800 ●大パルム軍正統政府 五百年以上も前に存在したパルム軍の末裔。 政府転覆の時を待ちわびていたが、この混乱の時期の乗じ、立ち上がった。 軍時代に所有していたレアメタルや通貨、工業系会社などかなり保有しており、非常に豊かな資金力を誇る。 宇宙船は、月の秘密基地に隠されている。 スキル:軍事 100 ■アルフレッド・カーター 大パ軍総司令 46歳 =(政治家,人望厚い,冷静沈着) 力による支配権の奪取は望んでいないため、パルム市民の大半が望まねば手を引くという つもりでいる。 表の顔はメリクル・シティ市長。 彼が三十で市長になってから、十六年間市長を続けており、同市では非常な人気を誇る。 アルフレッドは二十で市議員になり、三十で市長選挙に出馬。 それまで不正や数々の問題を解決した上、家柄も容姿もよかった彼は大差で当選する。 スキル:政治 700 ■連銅 大パ宙軍司令官 54歳 =(元軍人,ちょっとイカレ気味) 同盟軍退役准将。 自ら望んだことではあったが、一兵卒から艦長まで昇進した人物。 連花、連雲の父。 アルフレッド、シモンとは親友の間柄。 彼自身は正統政府の存在にどちらかというと懐疑的だが、アルフレッドとシモンの説得に折れ、参加。 奴が昇進する前には海賊やら犯罪組織が現れる。若しかして手引きをしているのは自分じゃないのか? 等と揶揄されつつも、海賊などの犯罪組織を壊滅させ、次々と昇進。 AS80年に小惑星に本拠地を構えていた麻薬密売組織を壊滅。 中佐に昇進し、駆逐艦の艦長となる。 スキル:政治・軍事 700 ■シモン・ボリバル 大パ陸軍司令官 42歳 =(消防士,熱血漢) メリクルシティ消防署の署長。 熱血漢で、己のみを省みずに市民を助けるなどの功績が数多くあり、同市では英雄視されている。 スキル:政治 600 ★出会い アルフレッド、連銅、シモンが知り合ったのは、AS84年のメリクルシティ誕生五十年記念式典で、同市 生まれで大きな功績を挙げた人物を表彰したことがきっかけ。 所有戦力 宇宙軍 超弩級戦艦 x 1 大パ軍の旗艦「コウゴ(神護)」 巨艦巨砲主義時代に作成されたヒューマン側の虎の子。 結局は実戦配備する前に戦争が終結した。 100年も前の戦艦であるため、さすがに古い世代の技術ではあるが、飛躍的な技術の進歩 があったわけでもないため見劣りはしない。 むしろ、ここまで強力な装甲と火力を持つ艦艇は現存しないため、現存する最強の戦艦と いってよい。 また、主砲等の武装もさることながら、1Gt級IPBM(Interplanetary Ballistic Missile) を3基搭載しているため、脅威である。 戦艦というよりは要塞といったほうが近いかもしれない。 人の心を誘導して操作するシステムを搭載しているが、コアが失われている。 クェンを用いたこのシステムは、戦争開始後、人型をしていないコアと呼ばれるもので研究が進められてきた。 スキル:軍事 100 キャラクターの年齢が150年を超えていれば+100 標準型戦艦 x 4 弩級戦艦には劣るものの、今尚強力な火力を持つ戦艦。 これもまた、戦争中に建造された船である。 スキル:軍事 200 キャラクターの年齢が150年を超えていれば+200 巡洋艦 x 8 同盟軍の主力である高速艦に比べると、速力ではやや劣るものの、火力で勝る汎用性の高い 船である。 スキル:軍事 500 兵員 400名程度 地上軍 Type97 x 15  戦争中のヒューマン側の主力戦車。  電装関係ではさすがに劣るが、火力は現行戦車と遜色は無い。 スキル:軍事 200 キャラクターの年齢が150年を超えていれば+200 装甲車両 x 30  現行車両。  一部民間にも使われているモデルである。  武装はマシンガン。 スキル:軍事 500 兵員 1000名程度