アナウンス
外部ヨリ侵入者アリ。
外部ヨリ侵入者アリ。
HA-5,6,12,13地区住民ハ
タダチニ ヒナンサレタシ
ナオ、侵入者ノ
ショウサイハ フメイ
武器ヲ 所持シテイル
可能性ガ 高イタメ
警戒ガ 必要デアル
クリカエス…

謎の声
大人しくしてれば、
危害を加える気はない。
ブレイク
俺たちは、アークズだ。
パイオニア2の尊厳と権利を守るために
総督府と戦っているものだ。
大人しく、俺たちの要求にしたがってくれ
ここC.A.R.D.ラボは破壊させてもらう。

クランツ
ふざけるな!
従えるわけないだろう!

イノリス
クランツ…お願い!
この人たちの言うことを聞いて…

クランツ
イノリス!?
きたねぇ!人質だと!

イノリス
…ちがうの…ちがうのよ、クランツ。
私は…。

ブレイク
彼女を人質にするつもりはない。
彼女は望んでアークズにきたのだ

クランツ
な、なんだと…。

レルミトス
ブレイク
…お前が狙っているのは、
データストレージボルトにある
あのメモリーコアなんじゃないのか?

ブレイク
……そうです。
ただ、我々の行動の妨げとなる
C.A.R.D.技術。
あまり公にされていないため、
人々はまだこの危険性を知りません。
その繁殖性質を使うだけで、
事象を簡単に復元することができる。
そんな、夢の新技術を求めて
総督府内でも
見にくい争いをしてるじゃないですか!
だが、その魅力とひきかえに
人への感染率と、致死率は非常に高い。
解毒剤はあっても、
一般に広がった場合
全員を治すほどは
用意できないでしょう。
この新技術はいずれ広まり、
世界を滅ぼすだろう。
パイオニア2総督府は、
この事実を知っているのに
権力抗争におぼれて、
なんの対策もしていない…。
知らないとはいわせない!
レルミトス!
いや…ネフ・ミヤマ!

レルミトス
ブレイク…。

ブレイク
だから、排除しておかなければならないのです。
残念ですが、C.A.R.D.技術が
世の中に広がる前に、
ここを破壊します。

レルミトス
その技術はお前たちも使っているだろう、
それはどうするんだ。

ブレイク
もちろん、全てを絶ったあとで、完全に破壊します。

オルランド

だまってここを差し出したとなれば
我々が非難されるだろう。
残念だが、そういう意図ならば
戦うしかあるまい。

ブレイク
オルランド…。

前に…
オレの前に、立ちはだかるものが
あるならば、
それが何であれ力ずくでも
排除するのみだ!!
オルランド!

オルランド
…残念だな。ブレイク。

ブレイク
いくぞ!

 

モルグ襲撃