レッド
ご苦労だった。
君たちのおかげで警備網の突破にも成功し、
総督府が探していたモノの奪取にも成功したよ。現在 解析中だ。
総督府が探していたものは、どうやら”ブリッツ”と呼ばれる男の記録のようだな。
これも”大いなる陰”に関する情報のようなのだが…
ただ、キーとなる人物のセクションIDがわからないと暗号化が解けないらしい。
セクションIDにはセクション情報の他に個人情報もつまっているから、
その無限の組み合わせを解析するのは難しいそうだ。
誰のセクションIDがキーとなっているのかを特定できないと難しいかもしれない…
また、これは 別件なのだが。
我々は ヤツらの隙をついて総督府のコンピュータに再び ハッキングをかけた。
危険性は高まったがおかげで凄い情報を入手したぞ。
こちらも 暗号化が完全には解けてはいないのだが、
総督府は ラグオルにおいて「究極兵器」らしきものを開発している、との情報だ。
放っておけば、我々にとっても危機的状況にもなりうる。
事実を確認せねばなるまい…
至急データの示す場所に行って、情報の真偽を確認してくれ。
あまりにも危険と判断したならば破壊するしかないだろう。
よろしく頼むぞ!

霧に浮かぶ神殿 登録

副隊長
詳細をお伝えいたします。
総督府へのハッキングにより手に入れたデータが示す場所へ向かい、
至急、情報の真偽を確かめてください。

しかし…
以前、ドル・グリセン近辺のデータをハッキングした時に手に入れたデータ…。
あの人体実験による兵器開発と同じものなのでしょうか?
だとすると あの、クロー…
いや!
あれは廃棄された、という情報もありました。
それとも 全く違う技術による兵器…?

やはり、確認しなければならないことには変わりありませんね…。
至急、データが示す場所へ行って情報の真偽を確かめてください。
お願いします!

レイズ
思い出したの…思い出してしまった。

ルプスの森。燃え盛る炎。
アンドロイド狩りは地上でも行われた。
断末魔の叫び。機能停止の音。
ワタシは アンドロイドをコロスためだけに作られた戦闘用アンドロイド…
チップの壊レル音。装甲が剥がれる音。
仲間コロシ。裏切り者。

思い出してしまった。思い出しテ…


オーガンといると気持ちが安らいダ。
ワタシのメモリーにある空白の部分が満たされるヨウな感覚…
今まではソノ空白の部分が恐ろしくて避けていた。
カレと一緒にいることでそれを感じないようにしてキタ。

でも…
ワタシは…仲間を…
カレの仲間を…カレのココロを…この手で…
コロシタ…

ルーラ
****さん…
ブレイクが何も言わずに出て行ってしまいました。
うう〜。
わたくし、突然でどうしたらいいのか。
キュウキョクヘイキって言われても…
ブレイクが心配で〜。何も手につきません〜。

ダメ…わたくし、
ルフィナさんみたいに強くはなれないです…
うう、どうしてもメソメソしちゃいます。
メソメソ
メソメソメソ
ううう。

ハッ!
このキュウキョク兵器やっつけたら…
帰ってきてくれますか?ブレイク…
だったら、わたくし精一杯頑張ります!

ルフィナ
指揮官!
今度の相手は謎だらけらしいわね。
噂によると総督府が開発した新兵器らしいじゃない。
相変わらず懲りないヤツらね…
…イライラするわ。
アタシを派遣してよ。ぶちのめしてやる!

え?
大丈夫よ!
この前はちょっと落ち込んだだけ。
だって!こんなことだけで、ずっとヘコんでらんないわよ。
あの人がいないなら あの人の分までアタシがやる。
それが、アタシの決めた道なんだから!

アタシは準備OK。
いつでもいいわよ。指揮官。

エンドゥー
どうやら緊急事態のようだな。
「究極兵器」なんて総督府のヤツらもとぼけた名前つけるじゃねえか。
得体の知れないモノほど興味が湧くってものさ。
数だけ集めてもやられるのは当たり前。
いつの時代も生き残るのは少数精鋭、
トップの優れた部隊ってところさ。
そーいうわけだ。よろしく頼むぜ指揮官!

大体の話はレッドから聞いているよ。
こっちもそろそろ来るころだと思ってたんだ。
いつでもいいぜ。指揮官。準備は出来てる。

メモル
(ヒソヒソ)
指揮官。指揮官。
メモたん知ってるんだけど、あんたも知ってる?
アークズってホントは「あるもの」を探してるって…
それは…新総督府も躍起になって探してるスゴイ代物…
今回のとなんか関係あるのかな?
究極兵器とかいうヤツ。
…またまた〜トボけちゃって。

…え?ホントに知らないの?
はっ。使えないヤツ!
じゃ、いいわ。この話はお・し・ま・い!
ま、いいわよ。
メモたん別に頼まれてることもあるし。忙しいからさ。
でも、手掛かり少ないのよね〜。
ずいぶん前に連絡があったらしいけどそれ以来な〜んもなし。
あんた知ってる?ブリッツとか言う男。

でも正直メンドクサイわよ。人探しなんて。
あ〜でもあのオバサン怒ると怖そうだし。
クレイヌとペコだけでやってくんないかしら。
!あんたやってくんない?

ってムリか、あんた ぶらっくなんとかじゃないもんね。
あ〜あ。そしたらメモたん楽できんのにさ!

クレイヌ
「兵器」って言われるとちょっと ヒクわよぉ。
ハンターズじゃないんでしょ?
敵の正体が全くわからないのも困るわよねェ。
正直なところアタシはあまり派遣しないで欲しいの。
そうねぇ、エンドゥー君あたりがきっと 丁度いいわよ。
んふ
実はアタシ 別件でお仕事抱えてるし。
ん〜?ヘッドハンティングよ。ヘッドハンティング。
けっこうカワイイコを狙ってるのよね。
楽しみにしていいわよ。
うふふ。

そういえば、****。メモル、なんか言ってなかった?
そう?それならいいんだけど。
あのコにも困ったもんなのよね。
実力だけ見て考え無しに入れちゃったの、失敗だったかしらねェ。

変な考え 起こしたりしないといいけど…
あの方が丸くなったとは言っても古い組織だし…
消しちゃうのも…可哀想よねぇ。
ん?あら、なんでもないわよぉ。な・ん・で・も。

リオ
どうだ?
そろそろ半人前ぐらいにはなれそうか?
戦闘についての攻撃と防御は教えてやったからな。
腕をあげて貰わないと部下としても従う気が失せる。
成長しないのはサルだけで充分だ。
無能な指揮官にはもう飽き飽きだからな。

そうだな…
今日は特別講議として「トラップ」についてレクチャーしてやろう。
トラップは 戦闘においてそれほど重要ではないが、
聞いておいても損はない話だ。
トラップはその名の通り戦闘フィールドに仕掛けられた”罠”だ。
ヒューマノイド以外、発動するまで視認することは不可能。
フィールドロックされた中で仕掛けられたマスに誰かが停止した瞬間、
そのトラップが発動するようにできている。
ちなみに、カードで作られたモンスターに対しては、
純粋な生体反応がない為にトラップは反応しない。
覚えておきな。

フィールドロックされた場所では トラップは様々な効果をその中にいる者に与える。
その効果は悪い時もあれば良い時もある。
運と勘次第 というところだな。 
トラップの色によっては効果の種類が判別できるらしいが…
ヒューマノイドではないワタシには関係のないこと。
キサマもせいぜい気をつけろ。

霧に浮かぶ神殿

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