レッド
ご苦労だった。****。
ついに我々の倒すべき敵、
”大いなる陰”との戦闘を行う時がきた。
…
”菌”さえ…
あれさえなければ…
総督府の独裁を阻止することができるだろう…
そして、”実験の犠牲者たち”の魂に報いることができるはず…
これが最後の戦いだ。
頼む…
このRベースに彼らを無事に帰してやってくれ。
頼んだぞ!指揮官 ****!
最後の戦い 登録
副隊長
”大いなる陰”…
まだ、その存在を見た者はいません。
一体、どんな姿をしているんでしょうか…?
…
頑張ってください!指揮官!
こんなところからですが…帰ってくるまで応援してます!
ルーラ
****さん。
わたくし、行きます。行かせてください。
行きたいんです。
ブレイクより先にあそこに行かないとイケナイって…
わたくしの全機能が叫んでいるんです。
胸の「ドキドキ」も以前よりもすごくハゲシクて…
ブレイクに危険が迫っている気がするんです。
わたくし、なんとなくわかりかけてきたんです。
今まで、この胸の奥には…
なにかわたくしと異なるモノが入っていると思ってました。
でも、それは違ったんです。
ブレイクを思う気持ち。
彼のことを愛する気持ち。
それは”彼女”もね。一緒だったんです。
ココロパーツ…
わたくしに足りなかったもの…
そして、もうすぐ…。
…
もうすこし、
もうすこしでわかりそうなんです。
わたくし行かなければ…
ルフィナ
”大いなる陰”ね…
総督府はその”菌”とやらを、
手に入れるつもりだったんだろう?
ぞっとしないね。感染すると死んでしまう”菌”なんて…
…まあ、
アタシらがそうにかするしかないってことか。
…
第一さ、C.A.R.D.技術もこれ以上どこを目指すってんだ。
クローン技術みたいに進化の行く末は戦争兵器かい?
はっ!救われないね。
あの研究所内にもいくつか資料は残ってたんだよ。
書いてあったのはアタシのクローンのことじゃなかったけど、
やっぱり、ヤツらはクローン技術を「兵器」に利用しようとしてた。
けど、総督府内でも反乱があったらしいし、
兵器実験自体もあまり上手くはいかなくて、
で、結局廃れちゃったみたい。
一番の原因はC.A.R.D.技術の発見らしいけどね…
…
研究所で見た資料には…
何人か脱走したって書いてあったっけ…
きっと、辛かったんだろうなぁ。
…
逃げ出した先にも何も待っててはくれないのにね。
…
…アタシは充分幸せだよ?
え?だって、
自分の意志で動くこの体があるもの。
エンドゥー
とうとう…ここまで来たか。
…
ありがとな。指揮官。
オレもあんたにはずいぶん感謝してる。
あんたがいなかったらここまで来れたかどうかも危ういところだったと思う。
…
成すべきことを知り、それを追い続ける…
その為だけにオレは生きてきた。
…
そして、オレはこの時を待ち続けた。
”ラグオルの大地に平和を”
20数年前から続くオレたちハンターズの戦い。
終わりのない暗闇の悪夢。
死んでいった数々の同胞たちが夢見てたこと。
大丈夫。オレはまだ覚えてる。
たとえ 誰もがそれを忘れようと…
ペコ
人が死んじゃう”菌”なんてオイラもこわいけどさ〜。
それがないとカードそのものが作れなくなっちゃうんだろ〜?
カードが作れなくなるってことは〜。
もうおいしいもんをカードにできないってことだろ〜?
つらい選択だよ〜。
オイラにとっては大問題だよ〜。
ぷふむ〜。
う〜ん。
菌にやられて死んじゃうか、腹が減って死んじゃうか。
究極の選択だよ〜。
これは まさに死活問題だよ〜。
ぷるひゅる〜。
ブレイク
エンドゥーに言われたよ。
あんたは”大いなる陰”をどうする気だ?ってね…
だから、オレの本当を…
アークズのことじゃなく、オレの本当の気持ちを話した。
お互い理由は違う。
アレが一体何なのかオレには興味はない。
だが…
あの脅威をそのまま放っておくつもりもない。
その点ではオレもあいつも目的は同じだ。
…
オレは…自分自身の手で決着をつける。
ルーラには…言わずに行くつもりだ。
もう、誰かに余計な心配はかけたくないんだ…。
わかるだろ?
…
また怒られるかな?
フッ…そうだな。
今度は、帰ってきたら真っ先に謝ることにするさ。
****。
フッ…
あんたまでそんな顔をするのかい?
不思議なもんだな。
お互い、ここまで来た。
あとは、誰かが行かなきゃならない。
わかるだろ?
…
わかったよ。戻ってきたら、あんたにも報告するさ。
だから…。
…なっ?
そんな顔をするな…。
****。
メモル
ねぇねぇ指揮官?
これでさ。その”大いなる”なんたらを倒すとするじゃない?
そうしたら総督府の野望もオシマイなわけでしょ?
となると、よ。ハンターズとアークズが喧嘩する必要もなくなって、
パイオニア2もラグオルに降りて楽しく暮らせる、ってこと?
…は?何?
あんた今 楽天…なんとかっていわなかった?
そうよ。そうすれば、
ハンターズとかアークズとか別に気にしないで…
ヴィヴィともいつだって遊べるし。
サリガン先生だってきっと…
よぉーし!
そうと決まればさっさと行くわよ、指揮官!
その”大いなる”なんたらなんて このメモたんが、
グチャグチャのバッキバキにしてあげんだから!
ほらぁ!グズグズすんな!
クレイヌ
モーラ・ヴェンティの廃研究所には、
何もなかったってルフィナが言ってたわねェ。
そうね、あそこにあったのは彼女のクローンではないわ。
それに、あそこに何もある訳がないの。
あそこにあったものは、既に ワタシたちが回収してしまったのだから…
ええ 勿論、だから知ってるのよ。
あそこに収容…いえ、投棄されていたのはね、
”レッド”の娘を素体にした「クローン兵器」…
彼女たちは Rベースのどこかで今でも 眠ってるわ。
あ、そうそう。****!
この宝石飽きたからあなたにあげるわ。
どうも 私の美しさには適わなかったみたい。
ね!私の美しさに負けないくらい美しいもの知らない?
そうね。永遠に美しいものがいいわ。
教えてくれたら素敵なご褒美あげるわよ。
うふふ。
オバチャン
…
ちょっと〜あんた!!いいところに来たわ!!
なんでも、危険なところへ行って戦うらしいじゃないの。
ホント、大丈夫かい?
オバチャン、心配だよ
こう見えても、オバチャンはアンタのことが心配で…。
いてもたってもいられないよ!!(グスン)
あ、そうか。別にアンタが行くわけじゃないのか…。
アンタはモニター越しに威張ってるだけか…。
いいねぇ。指揮官ってもの…。
オバチャンも指揮官になろうかなぁ。
そうすれば、レッドさんと…。
最後の戦い ブレイク ルーラ エンドゥー
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