PSOの世界考察 第七回 マグについて Tilu 2001/11/22 23:26:35
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Tilu <edmqupisve> 2001/11/22 23:26:35 | |
※注意 この考察はTiluさんの考察を元にSKYLYが試験的に編集しています (ただ語尾を直しただけなんですけどね(^-^;) では、どうぞ 今回はマグについて考察します マグは設定資料によると 府が作った干渉進化型感情装置エモーショナルAIを登載した府や鵜型装甲生体兵器で その進化の特徴を活かすために実験的にハンターズに提供された物らしく マグの元になった細胞は、ある時母星に落下した隕石に付着していた物で その細胞からフォトンエネルギーに似た力が発生していて 培養した細胞を元にして作られた物らしいです。 そして、その隕石が飛来した宇宙空域がラグオル一帯だったらしいです。 つまり、マグ細胞が飛来したからラグオルが発見されたって事にもなるようです。 マグ細胞がラグオル一帯の宇宙空域から飛来したのは ラグオルにダークファルスが居た事などから考えても何か意味があると思います。 マグの正体がわかれば PSOの世界のことについても色々わかるって事になりそうです。 マグの正体については設定資料にもはっきりとした事は書いていないのですが ヒントになることは色々書いてあります。 例えば、設定資料にはダークファルスがパイオニア計画を誘導したって書いてあります。 ダークファルスがパイオニア計画を誘導することができるとすると オープニングムービーの無人探査機の調査の時と ラグオル発見の手がかりになったマグ細胞の付着した隕石の飛来って事になります。 これは、オープニングムービーの無人探査機の調査の時にって考えるよりも 直接発見の手がかりになったマグ細胞の付着した隕石が飛来した時のほうが誘導するってことから考えると それの方が効率がいいです。 つまり、マグ細胞はダークファルスがパイオニア計画を誘導するために隕石に付着させたって考えられます。 そうなるとマグのフォトンミラージュが遺跡のエネミーに似ているってことも 説明がつくように見えます。 ですが、この推測だとマグはダークファルスが 人間を引き寄せるための闇の使者ってことになります。 でも、PSOをプレイしてる人ならマグがそんな悪い存在だって考えないですよね。 私もマグにいっぱい助けてもらっているのでちょっとこれは変だなって思います。 マグが悪い存在じゃないってことは OFFクエスト鋼の心でパイオニア1にいたマグが 危険なラグオルの大地をマスターを探すためにいってしまったことや マグと話ができるエルノアがマグはいい子です って言っている事から考えてもちょっと変です。 それにマグが闇の使者だったとしたら どうしてダークファルスと戦う時にも一緒に戦ってくれるのかとか 色々おかしなところがあります。 たしかにマグのフォトンミラージュは ダークファルスや遺跡のエネミーに似ている所はありますが でも、だから闇の使者だってすると ダークファルスやグランソーサラーが 光のテクニックのグランツを使うから 光の存在だっていってるのと同じ考え方になります。 ただマグは政府がエモーショナルAIを登載していて それのおかげででおかしくならないって考えるなら説明がつきそうです。 つまりマグ細胞自体は元々はダークファルスが プレイヤー達を引き寄せるためにもたらしたものだったようですが それを政府がダークファルスのフォトンを制御する技術などを 持ち合わせていたなら、これでもまだ説明がつくです。 でも、それならどうしてパイオニア1が本星を出航する前にそんな技術があったのに パイオニア1でオスト博士がβ772(デ・ロル・レ、ダル・ラ・リー)を制御できなかったのか ってことが説明つかなくなります。 つまり、設定資料に書いてあるように ダークファルスがパイオニア計画を誘導したとすると どうしてもマグの事について矛盾が出てきます。 念のために確認しますが、設定資料はソニックチームの人が作って出版したんじゃなくて 出版社がソニックチームに取材して、それを編集した内容です。 つまり、書かれているていること全部がソニックチームの公式見解じゃないってことになります。 たぶん、色々取材した結果から考えて ダークファルスがパイオニア計画を誘導したんじゃないかな? って事で書かれた内容なんだと思います。 マグとダークファルスがパイオニア計画を 誘導するためにパイオニア本星にもたらしたんじゃないとすると マグは一体どういう存在なのかってことが問題になります。 でも、実はこれのヒントも公式資料に書いてあって マグのフォトンブラスト発動時に出る魔法陣に刻まれているパイオニア文字を翻訳すると 外周から ファーラ、エストラ、ゴウラ、パイラ、レイラ、マイラよ 過去よりの盟約にしたがい あなたの大いなる光の力によって 我々をお守りください ってなるらしいです。 これ、PSOしかやったことない人から見ると ただ、いかにも呪文らしく書いてあるってだけしかわからないと思いますが ファンタシースター千年期の終わりに(以下PS4) で明かされるPSシリーズの舞台(3と外伝は違います)の アルゴル太陽系の伝説に強く関わっています。 アルゴル太陽系には、砂漠の惑星モタビア、氷の惑星デゾリス 緑の惑星パルマ、隠された公転周期千年の惑星リュクロスがあって PS4で明かされる伝説では 遥か太古に宇宙で大いなる光と深遠の闇が戦って その戦いで勝利した大いなる光は 深遠の闇を封印するために アルゴル太陽系を作りました この封印は、PSOの坑道から遺跡へのつなぎ部分の リコのメッセージにある三柱モニュメントの封印の呪文 ムゥト(モタビア)、ディッツ(デゾリス)、ポウム(パルマ)対応しているようです。 この封印についてはまた今度考察します。 このアルゴルの惑星を使った封印は千年に一度弱まる (正確には、千年周期で闇の存在が活性化するってことです)ってことで 公転周期千年の惑星リュクロスを配置して その封印が弱まる時にその封印を守るために アルゴルの惑星にはそれぞれ モタビアにはモタビアン(青い体毛が全身に生えた獣人タイプ) デゾリスにはデゾリアン(緑色の皮膚で体毛なしの痩せた神官のような格好をした人々) パルマにはパルマ人(人間タイプ) リュクロスにはレ・ルーフ(精励タイプ)の封印の護り人が 大いなる光によって作られました。 この護り人たちは 大いなる光の加護によりその封印を守ってきたのですが 時が経つにつれ、リュクロス以外の護り人は その使命を忘れてしまったってことや PS4の時点ですでに大いなる光が アルゴル太陽系を去っているってことも一緒に明かされています。 どうして大いなる光がアルゴル太陽系を去ったのかについては 特にPS4では語られていませんが アルゴル太陽系に封印されているはずの闇の存在が アルゴル太陽系から出ていってしまったことが ファンタシースター3時の継承者で確認できます。 この時に大いなる光はその闇の存在を追って アルゴルを去ったんだと考えられますが これについてはまた今度考察します。 今の時点で言える事は 大いなる光は闇の存在を封じる力を持っていて その力によるものじゃないと 完全に闇の存在を封印出来ないって事と 大いなる光は、その力を封印の護り人に与えるかわりに 護り人は封印を護るって使命があったってことです。 つまりマグのフォトンブラストにかかれている呪文の 過去よりの盟約に従い、あなたの大いなる光の力で、我々をお守りください って意味は、かつてアルゴル太陽系で 大いなる光が護り人に与えた使命と そのために大いなる光が力を与えるっていう盟約だってことになります。 この呪文の意味から考えると マグは大いなる光が護り人の使命を 果たさせるためにもたらした光の使者で 今ラグオル一帯の宇宙に大いなる光が 存在するってことが推測できます。 今回からの考察では PSシリーズのことについても内容に出てきていますが PSシリーズをしていない人にとっては ちょっと分かりにくいところもあるかも知れないです。 興味のある人は、PSシリーズは1と外伝以外なら ドリームパスポートプレミヤを使えば ドリームライブラリでダウンロード出来るので やってみるといろいろPSOの世界観が また違った見かたができるようになると思います。 それと今回の考察では、2つの仮定をした上で考察しました。 一つはPSシリーズとPSOに直接のつながりがあるってことで もう一つはマグを作った本星政府がアルゴルの伝説を知っているってことです。 これについてはまた次回以降に考察します。 次回は、遺跡文明について考察します。 |