PSOの世界考察 第九回 遺跡について2 Tilu 2001/11/27 23:50:25
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Tilu <edmqupisve> 2001/11/27 23:50:25 | |
※注意 この考察はTiluさんの考察を元にSKYLYが試験的に編集しています (ただ語尾を直しただけなんですけどね(^-^;) おかしい所があったら突っ込みお願いします(他力本願) では、どうぞ 前回の考察では遺跡の宇宙船が PS3のものであるらしいって考察しましたが これについて前回では触れなかった問題があります。 PS3は、全体のストーリーが三章に分かれていて 一章、二章の終わりに結婚イベントがあって 結婚する相手によって次の世代の主人公がかわって ストーリーの分岐が起こるシステムがあります。 最終的には四人の主人公(シーン・ノイン・フィン・ルイン)がいて エンデイングが四通り用意されています。 ちなみに主人公は全員男です。 シーンのエンティングはPS3の千年前の ライア・オラキオの時代に離ればなれになったもう一つの宇宙船 ネオパルマと合流して、新たな宇宙の旅に出るもので ノインの場合は新しい惑星を発見して、そこに移住するもので フィンの場合は妹の予知夢でブラックホール突入を回避して再び千年の宇宙の旅に出るもで ルインの場合はブラックホールに突入してタイムワープして 一万年前の地球にたどり着き、ロンドンからの地球連邦の交信のあと 地球に移り住むものになります。 見てわかる通り、ストーリーの進みかたによっては どう頑張ってもラグオルにダークファルスを封印することが 出来ないパターンも存在します。 どのストーリールートもちゃんとしたものになっていて PS3をプレイしてみればわかるのですが 結婚相手をストーリー的に普通に選択した場合は 最後の主人公はシーンになるので この考察では、PS3のエンディングルートは シーンのエンディングルートを使うことにします。 このルートの場合PS3の後宇宙船ネオパルマと 合流した宇宙船アリサ三世は 宇宙の旅に出た後にラグオル一帯の宇宙空域に立ち寄って そこでラグオルにアルゴルの封印で 封印したダークファルスを宇宙船ごと埋めたってことになります。 この遺跡の宇宙船は、遺跡エリア1のリコのメッセージにもある通り ドームが窓の外に見えることや、封印の為に作られたのなら 別に宇宙船じゃなくてもなにかの施設を作ればいいはずなので たぶんこの宇宙船は封印のためじゃなく 何か別の施設に使っていたものだと考えられます。 その施設にラッピーなどの生物が乗り込んでいたとすると アルゴルの動物のラッピーがラグオルに住み着いている理由が説明できます。 VH以下のモードに出てくるラグ・ラッピーの名前がラグオルのラッピーの略称だとすると アル・ラッピーは、アルゴルのラッピーの略称だって考えることもできます。 ラグ・ラッピーは、宇宙船が埋められたあとに地上に出てきたラッピーが ラグオルの環境に適応するために種を変化させたもので アル・ラッピーはそのまま残った希少種ってことも考えられます。 ULTのパル・ラッピーは惑星パルマのラッピーだと考えられますが エル・ラッピーについては、名前の由来がよくわからないです。 話を戻します。 遺跡の宇宙船は、元々何か別の目的で 使われていたものらしいってことが考えられますが 施された封印について問題があります。 PSシリーズでダークファルスの封印について出てきたのは PS3からなんですけど PS3の千年前のライア・オラキオの戦いの時に アリサ三世内で施されたダークファルスの封印は ダークファルスの名前を封印することでダークファルスを 現世に存在できなくしたもので かつてアルゴル太陽系の三つの惑星 モタビア(ムゥト)・デゾリス(ディッツ)・バルマ(ポウム)を使った封印じゃないです。 でも、なぜかPSOではアルゴルの封印が施されています。 PS3の時点でアルゴルの封印を施せなかった人々が どうやってそれをしたのかについては 裏エンディングの最後の絵でサイコウォンドを持った術者が 何かをしている様子がありますが、これが手がかりにになります。 PSシリーズをプレイした人ならこの人物は ルツじゃないかって思った人もいると思います。 ルツっていうのは、PSシリーズに登場するアルコル最強のエスパーで サイコウォンドも元々ルツの武器です。 ルツは、PS1のパーティキャラなんですが、コールドスリープしたことにより 940年後のPS2の時代にも存在していて(PS1はアルゴルの年号でAW342年です) PS2の最後のダンジョンが宇宙船ノアで、そこでダークファルスが現れることから 遺跡の宇宙船はPS2のもので、PS2の後、ルツかダークファルスを封印して それを外宇宙に飛ばしたんじゃないか、と考えた人もいると思います。 これは前回の考察では触れなかったのですが 少なくとも遺跡の封印が施されたのが約千年前だとすると PS3のライア・オラキオの戦いの時代がPSOの時代ってことになって PSシリーズの資料によるとその戦いの後に作られたらしく シーレンTIPE386がPSOに登場する余地が全く無くなってしまうことから ルツが封印を施したっていうのは無理になります。 アルゴルの年号を使うと、年代順はPS2の時代は AW1283年で、PS4の時代はAW2284年です。 このころに、PS2で大爆発した惑星パルマから脱出した宇宙船 アリサ三世内でダークファルスが封印されて PS3の時代はさらにその千年後のAW3300年前後になります。 要するにサイコウォンドはルツが元々所持していた武器で サイコウォンド同様にPSOの三種の神器っていわれている ラヴィスカノン、ヘブンパニッシャーとは違い ストーリー的に重要な意味があります。 サイコウォンドは、PSシリーズでは1と4で出てきますが 基本的に闇の力を封じる力を持っている杖になっていて 裏エンディングで術者がしている儀式は封印の儀式ってことになります。 ただ、ルツが所持していたサイコウォンドは PS4の時に惑星モタビアで手にはいるので アリサ三世、ネオパルマがサイコウォンドを持っていた可能性は ストーリー的にいえばありえないってことになります。 もちろん、サイコウォンドか複数あるっていうなら問題はないですが PSOならともかく、それをPSシリーズでは確認することができません 持っていないはずのサイコウォンドかどうしてあるのかは 前にマグについて考察した時に書きましたが アルゴルの封印とアルゴルの民の関係が、関係してると思われます。 アルゴルの民はアルゴルの封印を護る使命を課せられたかわりに 大いなる光の力を得るっていう契約がありました。 でも、PS2の時代にその封印の一つであった惑星パルマが大爆発し その時に脱出した宇宙船団にダークファルスかついてきてしまったため 大いなる光はアルゴルを離れたらしいことが推測できます。 アルゴルの民であるアリサ三世の民は PS3で施されたダークファルスの封印の術法が違うことから PS3の時点では大いなる光の加護が無かったらしいことが推測できます。 一応PS3では、ネイシリーズの武器が闇に対抗できる力として出てきていますが 前回の考察最後ても説明した通り ネイと言うのは(〜して〜にあらず)の意味があって 大いなる光が与えたものかもしれないですが それを作るのは人の手によるものであって、厳密に言えば大いなる光の力じゃないです。 つまり大いなる光との過去よりの盟約により 大いなる光の加護がなかったアリサ三世 ネオパルマの民がラグオル一帯まで移動していた 大いなる光から封印する為の力を得た可能性があります。 この時に、封印をするための力として サイコウォンドが与えられたんだと推測できます。 また、元々アルゴルの封印は大いなる光の力によるものですから 三柱のモニュメントや遺跡の石碑もその時に与えられた可能性が高いです。 その時にもう一つ与えられた闇に対抗する力を 持った武器だと推測できるのがエリュシオンです。 エリュシオンには遺跡の石碑によく似た文字が刻まれていますが 遺跡の石碑は闇を封じる為の力ですからそれと同じ文字か刻まれているとすると 闇に対抗する力として与えられた聖剣だってことになります。 実は、PS4で明かされてますが アルゴルでも大いなる光は闇に対抗する力として 聖剣エルシディオンを与えています。 Ver2が発売した最初のころに エルシディオンが追加アイテムとしてあるんじゃないかって噂がありましたが エルシディオンは、アルゴルを守った勇者たちの魂が宿っていて PS4のエンディングて主人公たちを助けるために砕け散っているので ストーリー的に登場するのが無理なものです。 ただ、エリュシオンがエルシディオンと同質のものである可能性は高いです。 エルシディオンはアルゴルを守った勇者たちの魂が宿っていることから 最初に大いなる光が与えた形とは変わっている可能性もあります。 つまり、元々大いなる光か与えたのはエリュシオンで それに勇者たちの魂が宿った結果 エルシディオンに変化したかもしれないってことが考えられます。 今回の考察では遺跡の封印のことについて考察しましたが この封印の意味については今回はしませんでした。 封印の意味について考察するためには ダークファルスがどういう存在なのか ってことについて関係があるので また今度にします。 次回は、パイオニア文明について考察します。 |