PHANTASYSTARONLINE登場要語備忘録
・セガドリームキャスト版PSOと任天堂ゲームキューブ版PSO・EP1&EP2共通。
・BBでは若干の修正が見られるので注意。
・自分用のまとめなので適当な解釈もあり。必ずしも正しいとはいえないので注意。
・五十音順に随時追加予定。
[ア][カ][サ][タ][ナ][ハ][マ][ヤ][ラ][ワ][ヲ][ン]
ヒースクリフ=フロウウェンが、リコ=タイレルに贈った自作の武器。
赤のハンドガン、赤のマシンガン、赤のパルチザン、赤のセイバー、赤のソードをひっくるめた総称。
ラグオルで発見される同名の武器は、作りが粗く多数発見されることから、リコに贈った物の試作らしいが、試作段階でかなりの性能を誇るので、リコの持っていたという完成品はどれくらいの性能だったのだろうか、想像だにできない。
にしても、幼い娘に贈るものとしては少々色気にかけるところなど軍人である彼らしいところなのか、意図が有ってのことなのかは判らないが、わざわざ試作品までしっかり作ってから渡すなど、本人のリコに対する情の深さが分かる。
環境の悪化が既に取り返しのつかないところまで及んでいた惑星コーラルに飛来し、致命的なダメージを与えたとともにD因子と呼ばれる謎のエネルギーをもたらし、フォトン解明の可能性を示し、惑星コーラルの民をラグオルに向かわせるきっかけを作った。
パイオニア2内の秘密結社(サークル)。元々はとある武器屋が道楽で始めた活動で、主に最近利用され始めたフォトンを使用していない武器を愛する人のみで構成されている。ボスはアキコ(秋子)。
クエストで条件を満たすと入会の記念として「秋子おばさんのフライパン」が貰える。
「本星」の軍部高官が革命を目的として立ち上げた新兵器開発計画。
「MOTHER計画」の略称と思われるが、研究の中心人物であったモンタギュー博士とオスト博士の手によって、当初予定されていたものとは両者で多少の違いはあれど様変わりしてしまっている模様。
当初の目的は「本星」で使用されているオーソドックスな兵器制御の横奪、統合支配によるクーデター計画だったらしい。
EP2の舞台となったラグオル内のとある島。
豊かな緑植物や鮮やかなエメラルドグリーンを見せる海岸線のある美しい島だが、その実情は凶暴化した原生生物や実験機械に実験動物が溢れた危険地帯である。
EP2はこの島より死亡しているものと思われていたフロウウェンの通信が届いたことから始まった。
発達した技術によって生み出す事が可能となった、機械製人造人間(アンドロイド)。
現在では高度なAIを持つ者にも人権が等しく与えられているため、人間としての生活を送っているが、その昔は各種雑用係として便利使いされていたようである。現在でもその頃の慣習を残している人間は数多く存在するようだ。
全身機械の特権ともいうべき膂力と命中精度を誇る代わりにテクニックの類を一切使用する事が出来ない。
「本星」で「10ヶ国同盟」とは対立関係にある。
パイオニア1・パイオニア2それぞれにも存在しており、ラボ、総督府とともにパイオニア計画を支える勢力の一つである。
パイオニア2で耳にする「軍部」という言葉は、殆どの場合はこちらではなく「WORKS」を指していることが多い。
ヒースクリフ=フロウウェン、ドノフ=バズ、ゾーク=ミヤマの三人の事。
パイオニア1に積まれていた「ボル・オプト」、「カル・ス」、「オル・ガ」という3つのコンピュータのこと。
パイオニア1解体後にそれぞれ重要な研究施設(どれもオスト博士が関わっていたものであると思われる)に設置されていたが、爆発事故後にそのことごとくが人の制御から離れてしまったらしい。(エリが回収したカル・スのバックアップデータを除く)
かつては一つの国を滅ぼしたとまで伝えられる四本の妖刀のこと。
詳しくは、サンゲ・ヤシャ・カムイ・アギトの四本。どれもフォトンなどは一切使われておらず、歴史的刀匠によって打たれた流麗な刀身は、フォトン製武器にも決して引けをとらず、今尚実用的な武器の一つとして扱われている。
その筋のコアなファンを数多く持っているらしい。
このうちサンゲ・ヤシャ・カムイはゾークに引き継がれていたが、アギトだけは行方不明と成った。
しかしこのサンゲ・ヤシャ・カムイも、ダークファルスの影響を受けたゾーク自身の手によって使い潰され、失われてしまい、四刀と呼ばれていた刀も結局行方不明のままのアギトのみとなってしまった。
尚、アギトには贋作が多数存在し、それによって本物の判別がつかなくなり、余計に行方が分からなくなってってしまったらしいが、刻まれた銘や年代で真贋を見分けることが可能。
ちなみに、漢字で書くとそれぞれ散華・夜叉・神威・顎門らしい。
本星に存在する強大な政府機関。
軍部と同じくパイオニア計画の裏で何かを企てていたらしいが、こちらも想定外の事態により失敗に終わったものと思われる。
ブラックペーパーの表の顔。
パイオニア1・パイオニア2それぞれに置かれた行政府でタイレル提督が代表者。
立場上は軍部やラボに対して指揮権を持っているはずだが、あくまで要請という形で爆発事故の調査を依頼している。
パイオニア計画の裏で画策されていることについては一切知らされていないらしい。
そのためか、軍部やラボには軽く扱われている。
ファンタシースターシリーズを通して物語の重要な役割を担う精神生命体(?)。
宇宙に何体も存在し、それぞれ宇宙に散在する知的生命体を探し出しては滅ぼすことを目的としているらしいが、詳しくはファンタシースターシリーズをプレイのこと(管理人はやってないのでorz)。
PSOではどこかの高度文明を持つ知的生命体の手によって宇宙船ごと惑星ラグオルに封印されていたが、その封印は長くは保たず段々と緩んだ封印の隙間から、ダークファルスの外界への干渉を許している。
惑星コーラルへの隕石襲来も、その後の事件も全てダークファルスが自らの復活のためにD因子という餌を用いて人類を躍らせた結果である。
肉体が滅びても精神生命として活動することが可能なため基本的には不死の存在であるが、肉体という器を得て物質化した際に倒すことができれば、一時的に活動を抑制することが可能らしい。但し、リコもフロウウェンもダークファルス撃退の後に身体を乗っ取られる結果に終わっており、実際にはその活動を完全に止めることは不可能であるとも考えられる。
PSOEP1&2の主人公であるプレイヤーが何故同じ結果に終わらないかは不明。
アッシュがダークファルスの影響を受けないことと何か関係があるかもしれないが、語られず。
オスト博士がフロウウェンの傷口に侵食していたダークファルス細胞から発見されたあらゆる事物を変質させる因子。
その性質からウイルスに分類されることもあるが、普通のウイルスと違うことはその感染対象が生命に限らないということ。
宇宙船を取り込んで生物のようにしたり、フロウウェンの武器を強力な兵器に変質させたり。
ともすれば物質にすら囚われず、意識を侵食したり、データを狂わせたり、通常ではありえない事象のデータ化を可能にするなど、ラグオルの発達したテクノロジーでも到達不能な能力を持つ。
その因子一つ一つがダークファルスの分身であり、意志を持っていると考えられ、人間には魅力的な能力をちらつかせて自身の繁殖を助けさせたりと狡猾な面もある。
EP3ではこの因子の働きを停止させるワクチンが開発されたが、EP1&2の時点では一部の例外を除いて殆ど抵抗不能の因子だった。
何故かラッピー種だけはその影響を受けないらしい。
D因子によって変質させられた細胞、または同じ性質を持つ細胞のこと。
生物に組み込めば凶暴化・突然変異させ、武器に組み込めば強力な兵器に変質させる。
オスト博士はこれを用いてM計画を遂行しようと試み、その最初の被験者であるフロウウェンや、その他の実験生物の暴走によって研究所を壊滅させられている。本人も後に死亡が確認されたらしい。
唯一ラッピー種だけはその浸食を受けないが、後にデル・ラッピーという共生生物も登場している。
ある意味最強の生物のように思えるが、元が元だけにやっぱりそれ程大したものでもない模様。
発達した技術によって生み出すことが可能になった、遺伝子操作技術で生まれた人間。
知能などの面で非常に優れた能力を発揮するが、元々が不安定な生命であるため、決まった寿命というものを持たず、体力や腕力面で他と若干劣り、年齢に関係なく死の可能性がつきまとっている。
その高い知能から、モンタギュー博士やエリ=パーソンのように技術職で活躍する者も多い。
母星が人口増加と隕石の落下によって衰退し、人の住めない状況に置かれつつあることから実行された一大移民計画。
裏では「10ヶ国同盟」がラグオルに埋まっている「何か」の発掘と、とある実験を目的としていたたようであるが、詳細は一切不明。
だが母星そのものが住めなくなってしまうための危機的状況もあるので、移民自体は必要なことだったようだ。
クエストでのNPCなどの会話から、パイオニア1が母星を旅立ってからも、それほど膨大な時間は経っていないようである。
尚、パイオニア2が到着したのは、パイオニア1の到着から7年後のこと。
パイオニア1とパイオニア2による回線接続実験直後、ラグオル大気圏外からでも容易に黙視できる程の爆発がセントラルドームを襲った事件。
原因は不明で、これ以降パイオニア1との通信は途絶え、これ以降総督府はラグオルへの一般人の降下を禁止し、ハンターズを交えた調査を敢行するに至った。
・花園
ダークファルスが待ち受ける、遺跡の最深部にある場所。
その裏側の醜悪な本性を隠して獲物を引き寄せる偽りの楽園といった風情。
神々の住む地「ヴァルハラ」をイメージしたとすれば、本来そこに住んでいるのであろう「神々」に対する、もしくは神々を夢想する人々への「ダークファルス」からの皮肉、もしくは悪ふざけにも思える。
国家機関ハンターズギルドに所属する者で、ハンター・レンジャー・フォースという種別に関係なく、ひっくるめてこう呼ぶ場合もある。
ハンター・レンジャー・フォースとは、組織所属者としての「ハンター」とは別に、個人の持っている能力の性質を表す単語といった意味で使っているように思う。
また、体力や筋力に優れており、主にそれを活かした肉弾戦闘を得意とする者達の総称としても使う。
この場合は「ハンターズギルド」で言うところの「ハンター」とは少々意味合いが違うようである。
この部類に入るのは「ヒューマー」「ヒューキャスト」「ヒューキャシール」で、リコもこの部類であると予測される。
パイオニア2に存在する国家機関「ハンターズギルド」に所属する者達の総称。
国家に関わる重要機密から、民間の夫婦喧嘩のような些細な問題まで請け負うこともある、いわゆる「何でも屋」や「トラブル・コントラクター」のような役割を担っている。
様々な仕事を請け負い、ハンターズへと仲介する国家機関。
総督府、軍部と並んで現在パイオニア2での主要な組織の一つ。
ハンターズギルドとラグオルに降り立った人間を繋ぐ通信システム。
これによって、その場に居ずにしてハンターズギルドに依頼をしたり、連絡を取ったりすることが出来る。
パイオニア1とパイオニア2の最初の回線接続実験のこと。
これに合わせるようにして謎の爆発事故が発生し、パイオニア1(この時点ではセントラルドーム)からの通信は途絶した。
フォイエ、バータ、ゾンデに代表する、魔法に良く似た性質をもつ「テクニック」を操るに長けた能力を持つ者達の総称。
モンタギュー博士やアリシアがこれに入る。
武器の密売からアンドロイドのパーツ、果ては人体まで扱う死の商人。というのが一般的に知れ渡っている有名な見解。だが、バーニィによるとパイオニア1・2の出発した本星にも根付いている、裏世界を統括する巨大な組織で、本星の「10ヶ国同盟」の裏の顔らしい。バーニィの仲間も何人かやられているらしく、相当に危険な組織のようである。尚、ブラックペーパーで主に邪魔者の抹殺を請け負っている「始末屋」が「黒い猟犬」キリークのこと。この組織にはスゥも所属している。
本星とも呼ばれているが、正式な名前は「惑星コーラル」らしい。
人口増加に耐え切れなくなって来た時期に、ラグオル宙域から飛来した隕石によって限界に達した。
隕石は、コーラルの民に未知のエネルギー「フォトン」と外宇宙へ出るきっかけをもたらした。
パイオニア1・2により移民してきた彼らの母星、「惑星コーラル」のこと。
モンタギュー博士とオスト博士によりフォトンやM計画の研究過程で生まれた試作品。
ハンターの補助用品としてハンターズから支給される。
エレノアによれば、ちゃんとした意思や心を持っているとのこと。
MOTHER計画の中枢を担う、「全ての兵器の母」のこと。
実際に研究をしていたのはモンタギュー博士とオスト博士だが、それぞれで想定したマザーやその内容が若干異なる。
モンタギュー博士の場合のマザーは、エルノア……というよりその内部に組み込まれたマグ(ELENOR)のことのようで、エルノアはその器だったようである。ウルトにも同様のシステムが組み込まれていたが、彼女自身は実験機だったため、制御能力も耐久度も計画を遂行するには能力が足りないため封印されていたが、ダーク・ファルスに操られたか起動し、遺跡に侵入。システムを発動した後に自壊する結果となる。エルノア自身も、遺跡という場所での特異フォトンと膨大なエネルギーの介入で耐え切れなくなったが、マグの破損で済んだ模様。
その後、モンタギュー博士の手によって彼のマザーシステムは破棄された。
本星軍部高官たちが政府勢力に対抗し、その派遣を奪うための計画で、モンタギュー博士の携わっていた「M計画」とはこれを指すものと思われる。
内容は「全ての兵器の母となる存在」を用いて、現在マグや兵器、コンピュータ、アンドロイドに至るまで使用されている新しいAIの全てを支配・統御し、クーデターの際に軍部勢力を補助する、というもの。
オフラインクエスト「ヒミツの届け物」は数体のアンドロイドを用いての小規模制御実験。「鋼の魂」では実際にパイオニア2の全コンピュータをハッキングして支配するまでに至ったが、増大しすぎたエネルギーとダークファルス介入によって暴走し、失敗に終わる。
尚、オスト博士の携わっていた「M計画」は、フロウウェンの残したメッセージによると政府からの依頼らしく、軍部の要請によって研究していたモンタギュー博士の物とは異なっている可能性も出てきた。
もしくは、オスト博士は2重スパイであったのかもしれない。
本星に飛来した隕石が飛来した方面に存在する惑星で、自然も多く「楽園」とまで言われたが、その地下深くに眠る存在が目覚めたことで、一転して「地獄」と化した。
惑星コーラルやラグオルなど宇宙空間を隔てているというのに多方面にわたって何故か存在しているペンギンのようなヒヨコのような外見をした生物。ネット上では宇宙活動可能生物説、星間航法可能な古代文明の元愛玩動物説等が囁かれていたこともあるらしいが、答えは見つかっていない。はず。
時折成体なのか、巨大なラッピーを確認することが出来るが、基本は小さな者と変わらないらしい。
他にも唯一D因子に対する耐性を持っていたり、ハンターがどれだけ強い力で殴ろうとも決して死ぬことがなかったりなど、或る意味ダークファルス以上に謎が多い。
彼等は、コーラルに生息するラッピー、ラグオルに生息するラグ・ラッピーの他にも、カボチャを被ったハロ・ラッピー、カラフルな波模様が描かれた卵姿のエグ・ラッピー、D因子を受け入れ共生しているらしきデル・ラッピー等、様々な亜種がいる模様。
主に銃器の扱いに優れた者達の総称。
種族や性別により、「レイマー」「レイマール」「レイキャスト」「レイキャシール」等と区別されて呼ばれることもある。
今現在この職にニューマンは確認されていない。テクニックを扱う彼らには銃器は無縁なのかも知れない。
力やテクニックではハンターやフォースに劣るものの、銃で戦う際に距離による命中率の減衰補正がかからないなどの特色がある。
レオ=グラハートが結成した私設部隊で、正式名称は「宇宙軍空間機動歩兵第32分隊」。
オフラインクエストで数々登場する「軍部の人間」といったら彼らの場合が殆どである。
以前はかなりの影響力を持っていたらしいが、殆どの要人がパイオニア1に乗艦していた上、爆発事故によりその全員を失い、かなりの力を削がれる結果となり、今ではすっかり衰退してしまっているらしい。
モンタギュー博士に「MOTHER計画」を依頼していたのも彼ら(正確には本星の軍部高官。最近ではレオ=グラハートであることが発覚している)で、パイオニア計画も別の目的のために利用するつもりだった模様。レオ=グラハートが隊長から外されてからはサコンが有力な位置にいるらしく、「鋼の魂」の最後では軍部の遺跡調査をハンターズに依頼する姿も見られた。
しかし未だにレオ=グラハートのこの組織への影響力は衰えていないらしく、現在も暗躍を続けている。
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