最新ニュース
「漫画ってなに?」人気サイトランク ピコ森 メル友掲示板

■掲示板に戻る■ 全部 1- 101- 201- 301- 401- 501- 最新50

レス数が500を超えています。残念ながら書き込めません。
「 俺だけのプリンセス 」

1: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:10:40 HOST:p93be3d.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 「 ぁ…ふッ、んっ…だっ、めぇ… 」


 今日もあたしの声が資料室に響く。


 
 「 駄目?反対だろ、“もっとして”でしょ? 」

 
 「 違っ…あッ、やぁ…あン 」


 ----------------------------------------------------


 

 

 
 



2: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:27:31 HOST:p93be3d.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 
 結夏Side
 
 
 …今村 結夏。只今ヤバイ状態です。


 「 俺だけのプリンセスだかンな 」


 えええええええええ!!!!??

 ま、まったく意味が分かりましぇぇえん!!


 こんな状態になったのは約15分前にさかのぼります。
 

 
 「 おはょー!! 」


 朝、8:00にぴったり学校に着いたあたし。
 それはいーんだけど…。


 隣の席の庵蓮 啓斗くんがやたら
 怖い目つきで睨むように見てきますっ。
 庵蓮くんはクラスでもあまり話さない方で、
 見た目は超イケメンだから女子に人気なんだけど…。

 な.な.何でっ!?
 あ.あたし何かしたかな?


 ふぇえん…怖いよう…。


 「 うぃー。席着けー 」


 先生が教室に来て皆が席につくと。
 ほっ…、やっと睨むのを止めてくれたみたい。


 「 先生 」


 「 何だ、庵蓮 」

 え、庵蓮くん?どしたの、珍しい。


 
 「 今村さんが具合悪そうなんで、
   保健室に連れて行きます 」


 へーえ…今村さんが。

 …ってええええええ!!!??
 今村さんってあたしだよ!!

 ってか、全然具合悪くないしっ。
 むしろ、超元気?!


 「 そーか。じゃ、庵蓮頼んだぞ 」

 「 はい 」

 “はい”っておいっ!

 
 心の中で庵蓮くんにつっこんでいると。

 体が急に軽くなって皆の視線があたしに釘付け。
 …なんで?


 ん?


 庵蓮くん、何あたしのことお姫様抱っこしちゃってんの!?


 「 きゃあぁああああああ!!! 」


 女子は甲高い声で騒ぎ出す。
 どんだけ高い声出してんの、つかどこから出てんの。

 「 ちょ、えっ…ま/// 」


 あっという間に教室を出て廊下をお姫様抱っこのまま
 歩いている庵蓮くん。


 あれ?
 でも、保健室ってこっちじゃない…よね?

 
 庵蓮くんがあたしを降ろした場所は資料室。
 
 
 「 ぇ、何でここ…きゃあ!! 」

 
 後ろから庵蓮くんに押されてあたしは資料室の中に
 飛び込むように入ってしまった。


 「 い…ったぁ。な.何するの!? 」

 
 あたし、ちょっとキレ気味。


 「 あー、ごめん。怒るなって。
   せっかくの顔が台無しだぞ 」


 は!?からかってるんですか?
 てか口調変わってませんか?


 「 あたし具合悪くもないし、
   庵蓮くんと話すことなんかっ…え!? 」

 
 両腕を片手で掴まれて資料室のはじまで連れられた。
 あたしが逃げられないようにするためか腕で通せんぼをしている。
 庵蓮くんは自分の足をあたしの足と足の間に入れて
 やはり動けないようにしている。


 −え。

 あたしピンチ!!?
 


 

 


 


3: 名前:バナナジュース☆11/11(水) 18:36:34 HOST:p1010-ipbfp301sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
 

ピンチっす!!ww



4: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:37:11 HOST:p93be3d.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 「 ねぇ、放して!!放してってば馬鹿!! 」

 身動きが出来ないためとりあえず大きな声を出す。


 「 はーなーしーてー!!もがっ! 」


 「 五月蝿いから黙れよ 」

 
 五月蝿いって何ですか!?
 つか、口塞がないでください!
 
 「 ふが、ふが、ふがっ!! 」

 「 ふが以外で話せよ、馬鹿 」


 馬鹿!?ふがしか話せないんですー!!
 てか、鼻まで塞がれてるから息出来ない!!


 あたしは首を横に大きく振った。
 すると庵蓮くんは気づいたのか


 「 もう騒がないか? 」


 あたしは上下に大きく首を振る。

 
 「 絶対に? 」


 こくこく。


 「 本当にー? 」


 こくこくこく。


 「 まじでー? 」


 早くしろ、この馬鹿っ!!


 「 ぷっはぁあああ… 」


 酸素、酸素っ!空気ぃいい!!


 空気を求めているあたしをみて庵蓮くんはクスクスと微笑む。


 「 な.何でっ…こんなことすんの? 」

 「 あんたを気に入ったから 」


 あ、そう。
 あたしを気に入ったからかー。
 …は!!?

 ちょ、ちょ、ちょーい!!
 意味が分からないんですけどっ。


 「 だから俺、遠慮しないから 」

 「 は!?どーゆー…んッ! 」


 唇にあたたかくやわらかい感触。

 これは…唇だ!庵蓮くんの!?


 「 んっ… 」


 く.苦しいっ!
 あたしが口を開けたのを待っていたかのように
 あたしの口の中に庵蓮くんの舌が入ってきた。


 「 ん!?ふぁ…ん、やっ、やめっ…んぅ 」


 「 話すな。キスが出来ない 」


 キスしなくていいよぉ!!
 あたしのファーストキスがぁ…


 やっとキスが終わったのは3分後くらい。
 呼吸法が分からないあたしにとってキスは疲れる。


 だが、目の前のやつはいたって普通。
 てか、余裕の笑みを浮かべちゃってますけど!?


 


5: 名前:乃愛☆11/11(水) 18:48:12 HOST:p93be3d.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*バナナジュース様

 ですよねーwwかなりピンチっす←


 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 俺、庵蓮 啓斗。
 
 俺が入学したてのころ、極度の女好きで
 気に入った女とはすぐにSEXという日々を送っていた。

 だが、そんな生活をすぐにぶっ壊してしまう女がいた。

 −今村 結夏。


 こいつが、俺にとっての初恋とやらだろう。
 結夏は俺の隣の席でくじ引きで当たったときはめっちゃテンション上がった。

 授業中によくする欠伸。
 髪をいじる仕草。
 大きな瞳。
 ピンクの綺麗な唇。


 すべて、俺のものにしたいと思っていた。

 だが…


 今、そいつは俺の手の中だ。
 資料室で2人きりになった後、

 俺はすぐに結夏に手を出してしまった。


 ―キス。


 ファーストキスがDキスなんて…
 結夏、めぐまれてんじゃん。


 でも、やべぇ…。
 キスしちゃったらとまらねぇ。


 そう思った俺は、気づけば結夏の首筋を舐めていた。


 「 ひゃあっ…ん、庵蓮くん? 」

 
 耳を舐めてみると、以外と敏感だったのか
 顔を真っ赤にして体中の力を抜いた。


 俺はチャンスだと思い結夏を押し倒して
 キスをしながら制服を脱がし始めた。

 
 「 んっ…ふぁ…ん、らっ…んぁ、め… 」

 
 目をとろんとさせて力なく結夏は言う。

 
 結夏にはキスに集中してもらい、
 その間に俺はブラもすべてとってしまった。


 「 …すげー綺麗 」

 
 やべぇ、俺…
 まじでドキドキしてる。
 


6: 名前:バナナジュース☆11/11(水) 19:07:46 HOST:p1010-ipbfp301sinnagasak.nagasaki.ocn.ne.jp
  


あたし漫才系?すきなんすよーww




7: 名前:乃愛☆11/15(日) 11:39:13 HOST:p93be3d.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*バナナジュース様

 アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクスデス☆(*・ω・)b
 うちも漫才系(?)好きなんで意識してますょ←
 

 ----------------------------------------------------


 結夏Side

 
 庵蓮くんに深いキスをされて、首筋を舐められて…
 
 気づいたらブラは外されてた。


 「 …すげー、綺麗 」


 なんて言われちゃって。
  
 もう…とろけちゃいそう。
 

 庵蓮くんの手はあたしの胸へと近づいてきて


 「 ぁ…だッ、め…え… 」


 ゆっくりと、でも力強く揉み始める。

 やがて、庵蓮くんは手を離すと
 あたしの胸を舐め始める。


 「 ひゃっ…あ、んっ… 」


 片方の手はあたしの大事な部分へと近づいていく。


 「 っあぁ!! 」

 
 そこを触れられたとたん、体中に電流が走ったみたいにビリビリして、体が熱くなった。


 「 感じるの? 」


 耳元で優しく低い声で囁いてくる庵蓮くん。
 そんな声がよけいにあたしの体を熱くする。


 そして、庵蓮くんの舌があたしの大事な部分をとらえた。


 庵蓮くんはあたしの反応を楽しむように
 音を立てて舐め始める。


 「 あっ…ん…駄目っ…んん!! 」


 ビクビクと体が揺れて背筋がゾクゾクとした。


 「 もしかしてイッた? 」

 くすりと怪しい笑みを浮かべる庵蓮くん。
 恥ずかしさとこれからすることの恐怖で何も言えない。

 
 「 ね、こんなに濡れてるよ?
   結夏ってHな女の子だったんだねー 」

 「 違っ…そんなんじゃ…!! 」


 あたしの大事な部分に当てた手を
 目の前に出してきてくすくすと微笑む。


 恥ずかしさで顔を隠しているとカチャカチャと
 ベルトをいじる音がする。


 何……?

 手を外すと目の前には裸になっている庵蓮くん。


 「 あ…庵蓮…くん? 」


 庵蓮くんは寝ているあたしの足を上げて
 自分のものをあたしの大事な部分にくっつけている。


 あ…!!


 ここで、やっと理解できたあたし。
 でも、遅かったみたい。


 ズブブブ…


 「 あぁああっ!! 」


 「 狭いな…でも、あったかい 」

 庵蓮くんのモノがあたしの中に入ってきた。
 
 何、コレ…。
 恥ずかしい、それに…苦しい。


 「 動かすよ 」


 パンパンと肌が触れてなる音がなるのと同じに
 あたしの声もテンポよく出る。


 「 あっ、あっ、あっ…やっ、 」


 駄目っ…

 頭が…頭が真っ白になる…。 


 


8: 名前:乃愛☆11/15(日) 11:52:09 HOST:p93be3d.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 やべぇ…結夏の中、気持ちい。
 俺のモノにぴったりくっついてきて…はまる。

 それに、結夏の声が可愛い。


 「 あんっ、あっ、あっ… 」


 ん?そろそろイキそうな顔してるな。
 …っと俺もそろそろ出そう。


 「 イケよ 」


 俺はぐりぐりと結夏のクリを押しながら
 激しく動かし始める。


 「 やっ、はっ…ん、あぁあああ!! 」


 「 っく…!! 」


 出そうになった瞬間、俺は結夏の腹に出す。

 
 「 はぁ、はぁ、はぁ… 」


 結夏はちょっと疲れ気味。
 初めてなのに激しすぎだったかな?


 俺は心配して、結夏の上に出したものを綺麗にふき取り
 黙って倒れている結夏に服までも着せた。


 そして、姫様抱っこをして資料室を後にして
 本当に保健室に向かった。


 幸い保健室には先生は居なく、
 俺と結夏の2人きりとなった。


 ベットに結夏を寝せると、近くの椅子に俺は座る。
 

 「 ん… 」


 数分後、結夏が寝ているベットから声がした。
 
 「 結夏? 」

 「 ぁ…庵蓮くん? 」
 
 疲れて寝ていたのか目を擦って
 寝ぼけた顔で微笑む結夏。


 まるで、さっきのことを忘れたかのような表情だ。


 だが、とたんに結夏の顔つきが変わる。
 
 「 さ、さ、さっきはなんであんなことしたの!? 」


 なぜか潜っていた布団を盾にして
 眉間に皺をつくりながら恐る恐る聞いてくる結夏。

 
 「 なんでって… 」


 結夏の行動1つ1つがまじうける。

 俺は思わず声を出して笑ってしまった。


 「 何故笑うのじゃ!!おぬし何者じゃ!? 」

 「 ブ―――!!! 」


 やべぇ、何だよ。
 いつの時代だしっ!


 

 


 


9: 名前:☆11/24(火) 18:21:22 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
おもしろいです!!もっとかいてください!!

10: 名前:りるん☆!、☆11/24(火) 20:58:41 HOST:softbank221054207131.bbtec.net
> のァちぁん//*

ィきなリちぁん付けでごめんネ★

小説上手ッてか面白ィ…^^*°
ぁー…ゃってみたィね、SE…((ォイ!!
でも実際にゎ痛いのかなァ…??

ゥチのことゎ呼び捨てでぃーんで、
仲良くしてくださィ★

のあッて呼んでィ→ですヵ??


11: 名前:ココロ☆11/24(火) 21:36:42 HOST:FLA1Abq227.hyg.mesh.ad.jp
初めまして!
『意地悪な後輩』を書いている、
『ココロ』と申します!!
まじ、面白いです!
ちょっとドキドキしちゃいます><
ちょくちょく見に来るんで,
更新ヨロシクおねがいします★

よかったら私のもみに来てくださいネ●^U^●*


12: 名前:乃愛☆11/25(水) 18:48:22 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 コメ感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝 です!
 もっと書きますbb*

 でぃあ*りるん☆!、様

 いえいえ、ちゃん付け嬉しいデス(p嬉u∀0*)'+.*~☆
 え-、面白いですカ?vうっそだぁ-((←
 言っちゃ駄目、言っちゃ駄目!!乙女でしょw
 ど-でしょ-ねえ、試してください((え
 了解です∀りるんって呼んじゃいまふ。
 あ、お-け-ですょv呼び捨て嬉しいbb*


 でぃあ*ココロさま

 ヾ(ゝω・`)oc<【。:+*ネ刀めまして*+:。】
 ココロさまですカ!可愛い名前ですね❤覚えましたV
 ドキドキしてくれて嬉しいでs((え
 はい、更新頑張りますv
 あ、見に行きます=3
 
 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 あたしの口から出た咄嗟の言葉に
 相手の人、庵蓮くん…めっちゃうけました。

 自分的には―…
 そんなに面白いこと言ったつもり無いんだけど。

  
 てゆーか、腰とか…めっちゃ痛いんだけど。

 
 「 あ?腰痛いのか? 」

 え…何。気づいてくれちゃったりしてる?
 えー、えー、何かめっちゃ嬉しいんだけどっ!
 
 もしかして、庵蓮くんってえっちしてるときは
 ドがつくSだけど…具合悪いときとか、何処か痛いときって優しいのかなぁー?

 うにゃ〜、顔がニヤけるー。

 「 何、ニヤけてンだ?? 」

 ぞぞぞっ。
 目の前には庵蓮くんの顔…。
 
 「 え、ニヤけてた!? 」

 「 おう、何考えてたんだ? 」

 何って、あなたのことを考えてましただなんて言えないし!

 っていうか、問い詰めてるあなたの方がニヤけてますけど!?

 


13: 名前:乃愛☆11/25(水) 19:10:32 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 「 べ、別にっ!?...な、何も? 」

 「 ふーん 」


 え、何その“どうでもいいみたいな”返事の仕方。
 庵蓮くんから聞いたんじゃん!!

 
 「 なー 」

 「 ん? 」

 
 庵蓮くんはベットに顎を乗せてあたしを見つめてきた。
 そんなに見つめられると、ちょっと恥ずかしい…かも?

 「 SEX気持ち良かった? 」

 あーSEXね、はいはい…

 …ってえええええええええええ!!!!!!?????

 
 「 だ、え、なっ…何、何言って…!!//// 」

 「 何って、初めてのSEXってどうなのかな〜?と思って 」


 う゛…何、そのめっちゃ格好いい王子様スマイル!!
 そんな顔でそんな下品なこと言っちゃ駄目〜!

 「 どうって…/// 」


 ていうか…なんて答えればいいか分からないよぉ。
 “うん”“良かったよ”…とか!?

 「 YESかNOで答えてよ 」

 う〜…何かジリジリ寄って来てませんか??
 ちょ、ちょ…近い!顔が近ぁぁぁいっ!!

 「 あ、う…えっと「 あ〜疲れた!! 」


 ガラガラと保健室の扉が開く音とともに
 元気な甲高い女の人の声。


 だ、だ、だ、誰!?
 誰だかわからないけど、有難う!!
 

 「 ん、何。病人? 」

 カーテンを勢いよく開けたのは………
 白衣の天使と言われている佐々木絵美先生だった。

 病人...なのかな?
 庵蓮くんを見るとやっぱりちょっと戸惑ってる。

 「 そうなんです。今村さん、朝から結構ダルかったみたいで…僕が気づいて保健室に連れて来たんです 」

 う゛。先生に対しても王子様スマイル…!! 
 しかも、“今村さん”に“僕”…ヒドい!

 ん?先生ちょっと頬赤くないですか!?!?
 ま、まさか……庵蓮くん先生までメロメロに…!?

 「 そう。じゃー庵蓮くん、今村さんの看病頼んでもいい?
私これから…出張でね 」


 さぁ…これは断るでしょ!!だって看病なんて面倒だもんね。しかも親友ならまだしも…あたしはえっちしてポイの女の子の中にいる1人だもんね!

 「 はい。分かりました 」

 え………。

 今なんと??

 「 有難う。じゃー、お大事に 」

 えええええ!!?

 


14: 名前:☆11/25(水) 19:17:57 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
ははっ!><おもしろいですね!あの・・私今言うのもなんですけど・・・男の子の名前なんて言うんですか??(ごめんなさい!!すみません!)コレです・・→庵蓮

15: 名前:乃愛☆11/26(木) 16:13:45 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 ガララッ...ピシャ!

 保健室の扉が閉まったのを確認すると俺の脳がSモードに切り替えられた。

 
 結夏を見ると目を点にして口をポカーンと開けている。

 なんつー顔だよ...。

 
 「 何? 」

 
 首を傾げて問いかけると、

 「 い、いいの…? 」


 「 あ? 」

 何が“いいの?”なんだ?

 「 その...あたしの看病... 」


 あぁ…それか。
 

 「 まーな。俺は表向き優しい王子様だからな 」

 自分で言うのもなんだが、これは正論。
 いいタイミングだから言うけど……。
 俺は正直モテる。顔もイケてる方だと思う。
 生まれながら言うこと無しの美少年だからな。

 
 「 そ、そう...裏は? 」

 「 裏?教えてほしいのか? 」

 「 うん!! 」

 目をキラキラさせて俺を見つめる結夏。
 こんなことで目を光らせるなんて…餓鬼だな。
 
 「 でもなぁ〜… 」

 「 教えて? 」


 やべ…何、その捨てられた子犬みたいな可愛い顔で俺を見るなよ!!
 理性、保てねぇ…!


 「 結夏… 」

 「 ん?ひゃっ!! 」

 俺は結夏の耳を舐めた。
 いきなりのことで結夏は驚きを隠せない様子。
 
 あ…スイッチ入った。

 
 俺は結夏に深いキスをした。
 本当は舌も入れたいけど…
 まぁ、ぶっ倒れたばっかりだから我慢するか。

 角度を色々変えてする深いキスに
 結夏はだんだんのまれていった。

 っ…!!?

 舌…が俺の口ン中に入ってくる!
 結夏…?

 結夏は必死に舌を絡めてくる。
 腕も俺の首にしっかりとまいてる。

 「 珍しいじゃん 」


 

 


16: 名前:☆11/26(木) 18:54:51 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
きゃ〜!!結夏cやっちゃったね〜^^がんばって!!

17: 名前:utti-☆11/26(木) 23:24:05 HOST:p2158-ipbf3006marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
おもしろいです〜w
頑張ってください!


18: 名前:夏祭り☆11/27(金) 13:34:28 HOST:ser357016011119505
あげ>>1-

19: 名前:みい☆11/27(金) 14:45:18 HOST:softbank221090062093.bbtec.net
うわぁぁぁっ★★

啓斗あたしの超タイプ・・・

欲しいッッ♪←おいっ

あ、でも啓斗は結夏のだもんねぇ?

無理かぁ・・・ハァ。

乃愛ぃー欲しいよぉー・・・。



20: 名前:乃愛☆11/27(金) 18:43:34 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 やっちゃいましたね*
 頑張ります^^(結夏が笑)
 
 
 でぃあ*utti-さま

 面白いですか?ありがとうございます*
 はいっ!頑張りまっする←

 でぃあ*夏祭りさま

 あげ有難うございまーすv
 夏祭り…!!煤Aもう冬ですょ←

 でぃあ*みいさま

 うわぁぁぁっ★★
 テンションの高いコメあーdですッ!!
 タイプですかー?!ほ、欲しい!?煤A
 あ、それはどーでしょおねv((←
 2人が運命の相手かは分かりませんし、ハイv
 のあに言われましたもっ!!w
 えーと、啓斗を超える美少年も出しちゃいますよv

 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 「 あ...うん/// 」

 な、な、何ーーーー!?!?!?
 何で!?何で何で何でーーーー!!!!

 今、自分がしたことが何でか分からないっ。
 自分が謎!まじ有り得ないーーー!


 何でか...庵蓮くんが愛しく思えちゃった。
 何か、すっごいぎゅってしたくなって、近づきたいって思った。


 何で...?

 「 何?俺のこと好きになっちゃった? 」


 にやにやと笑ってあたしを見る庵蓮くん。


 ドキッ…



 そ、そーなのかな?
 あたし...庵蓮くんのこと好きになっちゃったの、かな...

 
 「 あれ、図星だったりする? 」


 庵蓮くんの少し真面目な顔があたしに近づいてきた。
 吸い込まれそうな綺麗な瞳…。

 
 どきどきどき…


 や、やばい!やばいぞ、心臓が早く動いてる!

 
 「 結夏…? 」


 どっきーーーーん!!

 
 だ、だ、駄目っ!もう限界っ。


 「 あ、庵…「 失礼しあーす! 」

 
 思い切って言ってしまおうと思ったとき、
 タイミングよく保健室の扉が開いた。

 
 「 言おうと思ったのに... 」

 「 あ? 」

 「 え?! 」

 「 今、何か言わなかったか?言おうと思ったとか何とか 」

 どうやらあたしは声に出したみたいだ。

 でも、一体何を言おうとしてたんだろう…?
 

 「 ま、いいや 」


 自分から聞き出したのに止めないでよ〜〜〜っ。


 「 あ、結夏ちんだっ! 」


 ゆ、結夏ちん?

 っていうかこの人何!?
 いきなり保健室に入ってきて
 いきなりカーテン開けて
 いきなり結夏ちんだなんて呼んで

 意味分からな〜〜いっ!!


 「 誰だお前 」


 えええええ!?!?何か、庵蓮くん…
 声のトーンめっちゃ下がってませんか??

 「 俺?…俺はね 」


 にっこりと悪魔のような笑みを浮かべたその男は、
 なぜかあたしをじぃっと見つめて、


 「 結夏ちんのフィアンセ!! 」


 はぁぁぁぁぁぁぁ????


21: 名前:乃愛☆11/27(金) 18:52:51 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 何だこいつ。
 いきなり入ってきやがって、
 今、結夏のフィアンセだとか言いやがったな。

 ふざけやがって、ブッ殺…

 
 「 結〜夏ちんっ! 」


 ……。


 お前、何結夏に抱きついてンだよ。


 「 えっ、えっ…?な、何で?は、離してっ!? 」

  
 そーだ、そーだ!!もっと言え、結夏!
 ちょっと頼りないけど、涙目なのは効果抜群だ!!


 「 何でー?俺は結夏ちんを抱きしめたいんだけど 」

 「 えっ…/// 」


 おいおいおいおいおーーーい!!
 何、顔赤くしてときめいてンだよ、結夏っ。
 そこは、“無理”とか“いや”とか…色々あるだろーが!!

 
 男はやっと俺の方を見た。
 そして、また悪魔のような笑みを浮かべて、

 「 何?俺の結夏ちんに何か用? 」

 何こいつ…
 まじでむかつくんだけど。


 っていうか、こいつ…
 まぁまぁ、いや…
 結構、いや…
 めちゃくちゃ…

 イケメンじゃん。

 黒髪に銀のメッシュが入ってて、
 目はカラコンを使っているのか赤色。
 制服は上手く自分の服にして、着こなしてるし…
 顔は1つ1つがイケメンのパーツしてる。


 うぜ。
 
 ま、俺のほうがかっこいいけど??

 


22: 名前:☆11/28(土) 08:11:10 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
啓斗くん・・・・^^;てか誰!?ちょー気になる!!

23: 名前:可憐☆11/28(土) 16:09:14 HOST:i118-19-133-145.s02.a001.ap.plala.or.jp
あげげげげげ〜

24: 名前:乃愛☆11/28(土) 20:21:39 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 啓斗は独占欲強いですから^^;;
 誰でしょーねv謎のイケメン☆

 でぃあ*可憐さま
 
 あげげげげげありがとおございまっす*
 あげげげげげげを目指して頑張りまスbb


 ----------------------------------------------------


 結夏Side


 さっきから甘い香りがする…。
 この男の人の香りかな?
 何か体が軽くなってふわふわするよ…

 それに、この人の息が耳にかかってくすぐったいよ。
 ちょっと横を見ると綺麗な顔がすぐそこにあるし…
 あたし、このままだとヤバい状況!?!?

 いやいや…でも、まだあたしには望みがある!!
 庵蓮くんという神様がいるんだっ!((えっちだけど。

 
 庵蓮く〜んっ、さっそくですがこの状態からあたしを助けて!!

 …って、ええ!!?
 庵蓮くん、どんだけこの人を睨んでるの!?
 前々から思ってたけど...庵蓮くんの睨みはめっちゃ怖いんだよお…。
 やっぱり、目の前でこうゆうのは迷惑なのかな…?

 「 あ、の… 」

 「 ん? 」

 男の人の手が緩みあたしを見つめた。
 
 「 あなた、誰なんですか? 」


 男の人はにっこり微笑みあたしの頬に手を当てた。
 冷たっ…!何、この人。めっちゃ手、冷たいんだけど!!

 「 2年B組、風間 雄輔 」

 2年B組…?
 同じ学年だけど、クラスが違うのかぁ。
 ちなみにあたしと庵蓮くんはA組。

 「 風間さんっ!! 」

 「 雄輔でいーよ、タメでしょ 」
 
 「 ゆ、雄輔さんっ! 」

 もー、早く“止めて”って言いたいのに…
 名前なんかどーでもいーのっ。

 「 なーに? 」

 きゃ〜〜〜〜っ。
 そんなに、格好いい笑顔であたしを見ないでよぅ…。

 「 えっと…「 風間 」


 


25: 名前:乃愛☆11/28(土) 20:31:51 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 
 もう我慢できねぇ。
 何で、結夏の奴…
 風間とか言う奴の言うこと聞くんだよ。

 気づいてたら俺は結夏の言葉を遮った。
 結夏はポカーンと間抜けな顔を俺に向けている。

 
 ぶ。
 
 
 ちょっと和んだわ。
 

 「 なーに?庵蓮くん 」


 あ゛??
 
 こいつの口癖って“なーに?”なのか?
 女ならまだしも…男がこんな口癖だなんてな。
 しかも、俺のことを“庵蓮くん”って呼ぶのを
 許可してるのは結夏だけだ!!((勝手に決めた。

  
 「 結夏から離れろ 」

 
 風間はくすっと微笑み、一瞬冷たい目で俺を見た。
 

 「 なーんで?結夏ちんから離れる理由なんかないでしょー? 」

 だーかーらっ!伸ばしを使うな、伸ばしをっ!!

 
 「 いいから離れろよ 」


 「 だって、結夏ちんの彼氏じゃないでしょ?あんた 」

 風間は戸惑う結夏の肩を抱き、くすりと笑った。
 結夏は抵抗の仕方に困り、止まっている。

 「 ね、結夏ちん。こいつ彼氏なんかじゃな…!! 」


 ガッタ――――ン!!!!


 
 

 


26: 名前:りぃ☆11/28(土) 21:56:36 HOST:FL1-119-241-122-29.aom.mesh.ad.jp
めっちゃ面白いですッ!!

頑張ってくださぁ〜い♪



27: 名前:未来☆11/28(土) 23:14:46 HOST:178.76.0.123.cc9.ne.jp
アゲ

28: 名前:☆11/30(月) 17:11:01 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
「ガッタ――――ン!!!!」ってなにっ!?

29: 名前:乃愛☆11/30(月) 17:41:54 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*りぃさま

 面白いですか!?!?煤A
 嬉しいですb* 頑張りますッ!!
 
 でぃあ*未来さま

 アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b

 でぃあ*苺さま

 何でしょおね??v
 啓斗の性格をまだ分かっていませんね((ふふ/え


 ----------------------------------------------------


 結夏Side


 「 きゃあッ!! 」


 机に勢いよくぶつかる音。

 
 あたしは思わず目を閉じてしまった。

 
 「 …ってえ… 」


 え―?


 ゆっくりと目を開けると、


 「 庵、蓮…くん? 」

 
 そこにはあたしの知ってる庵蓮くんじゃなくて、

 冷たい瞳で雄輔さんを見下ろしている…

 あったかい心を持ってない庵蓮くんがいた。


 机にぶつかり座っている雄輔さんを見ると、
 雄輔さんもさっきまでの優しい顔とは違う雄輔さんがいた。


 「 お前、いい加減にしろよ 」


 ッ……!!


 顔が青くなるのが分かる。

 
 
 怖い…


 こんなの、庵蓮くんじゃない。


 あたしは動きが鈍い震える体を


30: 名前:乃愛☆11/30(月) 17:49:28 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 ミスですv
 「あたしは動きが鈍い震える体を」で切ってしまいました。
今から続きかきますv


 結夏Side

 
 あたしは動きが鈍い震える体をゆっくりと庵蓮くんに近づけた。


 そして、恐る恐る庵蓮くんの服の裾をつかんだ。
 
 
 「 結夏? 」


 まだ冷たい瞳をしたままあたしを見る庵蓮くん。

 何故かあたしの瞳からは1筋の涙が頬を伝った。


 「 ゆ…いか? 」

 
 上手く言えない、


 上手く言えないけど…
 こんな庵蓮くんは嫌だよ。


 「 あッ、あたし…今の庵蓮くん…やだよおっ…ウウッ 」


 伝わるはずのない言葉。
 分かるはずのない言葉。

 でも…あたしは庵蓮くんにぶつかりたかったんだ。


 庵蓮くんは泣いているあたしの頭を優しく撫でた。
 

 「 悪ぃ…、怖がらせちまったよな 」


 そう言って、子供をなだめるように庵蓮くんは耳元で言った。


 そして、あたしの肩を抱くと未だに座っている雄輔くんを睨みつけた。


 「 お前に結夏はやらねぇ 」


 どきッ…


 こんなときなのに、ときめいちゃうあたしはおかしいかな?
 でも、何だかすっごく胸がきゅんってする。
 

 
 


31: 名前:☆12/01(火) 16:18:43 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
はうっ!!啓斗くんにキュンキュン❤です!!><かっこいいなぁ〜^^
おもしろいです!がんばってください!!><


32: 名前:乃愛☆12/01(火) 17:20:58 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 苺さまも結夏系ですね((え/…、
 啓斗を好きになると怪我するゼ☆((煤A
 頑張りますー↑↑


 ----------------------------------------------------

 啓斗Side

 
 未だに涙目の結夏の肩を優しく抱いている俺は、
 教室には戻らずにさっきSEXをするために利用した

 ―資料室。


 別にもう一回ヤろうとかは考えてはいない。

 ただ、めったに人が来ない資料室なら結夏の話を聴けると思った。

 
 資料室に着くとドアを静かに開けて中に入った。
 結夏は首を傾げて俺を見た。


 「 何で泣いた? 」


 俺は床に座ると立っている結夏を見て問いかけた。
 結夏はビクッと体を動かして、困っている顔を俺に向けた。

 「 …ぇ、あ… 」


 結夏は何て言っていいか分からない、という顔をしている。

 「 ぁ、庵蓮くんが… 」


 次に結夏が言った言葉に俺は驚いた。



 「 怖かったの… 」

 怖い…?
 
 俺は、普段は不良ほどのやつだったが
 せめて結夏の前ではそれを隠していた。

 だが、今俺の目の前にいる女は
 俺の本性を知ってビクついている。


 
 「 俺のこと...嫌いになったか? 」


 「 え… 」


 下を見ていた目が俺に向けられた。
 目にはうっすら涙が浮かんでいる。


 「 嫌い…になんてならないよ。
   ただ、さっき見た庵蓮くんが怖くて… 」


 嫌いじゃ…ねえ、のか?

 
 「 きゃッ!!あ、庵蓮くん? 」

 
 

 

 

 


33: 名前:乃愛☆12/01(火) 17:33:57 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 な、何!?
 
 あたしは驚いて目をかたく閉じた。
 床……冷たいなぁ。


 …え!?床?
 あたし今、押し倒されてる?

 
 「 庵蓮く…んっ 」

 緩んだあたしの口の中に庵蓮くんの舌が入ってきた。
 いつもの優しいキスではなく、
 強引で、抵抗の出来ない、深いキス……。
 逃げるあたしの舌を追ってくる庵蓮くんの舌。
 
 キスが終わるころにはあたしの頭の中は庵蓮くんのことでいっぱいだった。

 
 庵蓮くんは無言のままあたしの制服を脱がして、
 露になったあたしの胸を真ん中に引き寄せて
 左右同じくらいに舐め始めた。

 「 ぁッ…んっ… 」


 自分では出そうとは思っていない声。
 自分の声に驚く―…
 
 こんなに可愛い声が出たんだ―…
 こんなに甘ったるい声があたしの中にあったんだ―…

 
 胸だけであたしがイッた後…
 庵蓮くんはあたしを起き上がらせて、壁に押し付けた。

 何―…?
 初めてのことで何をすればいいか分からない。

 
 庵蓮くんに背を向けて、壁に手をつけていると
 後ろから庵蓮くんのものが入ってきた。

 いつもは“大丈夫か?”とか“痛くないか?”とか聞いてくれるのに、
 今日は優しくもなく、乱暴で激しい。

 「 あっあっ…もっと、ゆっくりい…あっ!!んっ 」


 あたしの言葉も耳にしないまま、庵蓮くんは腰を振る。
 そして、あたしが一回イッた頃に、庵蓮くんは自分のものを入れたままあたしを抱き上げた。

 まだえっちするの!?!?
 っていうか、この体制は何!?

 座っている庵蓮くんの上にあたしが乗っている状態。

 これっ…苦しい!

 庵蓮くん、何で何も言わないの!?

 
 
 


 

 
 


34: 名前:☆12/02(水) 19:37:07 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
えっと・・・・これは・・つまり・・・アナル・・??「アナルSE✕」ですよね・・^^;
はは〜ん・・  続き楽しみにしています!!


35: 名前:姫奈☆12/02(水) 20:13:04 HOST:p6176-ipad50sasajima.aichi.ocn.ne.jp
あげぇ↑↑

36: 名前:乃愛☆12/03(木) 17:59:37 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 え!?!?煤A
 アナルぢぁないですょ((←、
 とりあえず、攻められてます的な!!笑

 でぃあ*姫奈さま

 あげ感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝


 ----------------------------------------------------


 


37: 名前:☆12/03(木) 18:25:15 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
ちぇ・・アナルじゃねぇのかよ・・・まぁいいや!これはこれで楽しいし^^がんばって!^^

38: 名前:☆12/05(土) 09:31:49 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
主さ〜ん!続きかいてくださ〜い!!><

39: 名前:乃愛☆12/05(土) 10:00:22 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 ちょ、伽羅変わってますよ煤A
 今から書きますよvノノ

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 
 何やってんだ…俺。
 
 俺は自分のものを抜いて結夏から離れた。


 「 庵蓮くん…? 」

 涙目になって俺を見つめる結夏。

 泣いてンじゃねーか…!!
 何で俺は気づいてやれなかったんだ。
 自分のことしか考えてなかった…。


 「 ...な…ごめんな結夏… 」


 「 庵蓮くん、どーしたの? 」

 
 結夏は裸のまま俺に近づいてきて、心配そうに顔を覗き込んでくる。

 「 服着ろ 」

 「 え、あ…うん 」


 結夏の服を差し出すと俺は結夏から距離を置き深い溜息をついた。

 
 「 庵蓮くん…… 」


 着替え終わった結夏は俺に近づいてきた。
 
 「 さっきのはちょっと…
   結構…いや、ほとんど嫉妬だから 」


 そう…。
 俺は、ただ保健室で会ったくそ野郎(風間)と結夏は話してるのだけを見て嫉妬してたんだ。


 「 結夏と風間のくそ野郎が話してるのみて…!! 」

 俺が言い終わる前に、結夏が俺に抱きついてきた。

 
 「 ヒックッ...も、もう...ウッいいよ... 」


 「 何で泣くんだよ! 」

 「 嬉しい… 」

 
 嬉しい?何で。
 俺は嫉妬で結夏にあんなヒドいことを。

 「 あたしと雄輔さんが話してただけで
   嫉妬してくれるなんて… 」

 「 なんて? 」

 「 あたし、幸せ者だねっ! 」

 
 ……っ…///


 やべぇ、顔が赤いのが分かる。
 それに、ニヤけちまう…

 「 ん?顔赤いよー、熱? 」

 何も知らない結夏は俺が顔を赤くしたのは
 まさか自分!?だなんて思いもしないだろう。

 「 んでもねーよ!! 」

 ふいっと顔を逸らすと肩をつんつんと叩かれた。
 振り向くと、結夏の顔……。

 「 有難う 」

 耳元でそう囁かれて。
 優しいキスを結夏から貰った。


 /////



 俺は女か…。

 


40: 名前:☆12/05(土) 12:23:30 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
きゃー!!!啓斗く〜ん!!≧≦

41: 名前:☆12/06(日) 14:59:37 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
続きまだかなぁ〜??

42: 名前:絵凛☆12/07(月) 14:16:37 HOST:p2022-ipad301aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
この小説、大好ちデス!!
更新頑張ってください!!

応援してます★


43: 名前:乃愛☆12/07(月) 17:43:36 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 きゃー!!ですよね☆
 続きわ今から書きまする❤

 でぃあ*絵凛さま

 大好きですか!?!?!?
 アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪
 応援+ ゚ *。(●´Д`人´Д`●)。* ゚ + ょろちく♪

 ----------------------------------------------------

 結夏Side

 
 ガララッ...


 「 今村さん、体調良くなったんで連れてきました 」


 う…、またもやその笑顔…。
 女の子達…目がハートだよお。

 
 「 良かったわ。先生から聞いたのよ?
   今村さんが具合が悪くなって庵蓮くんが見てくれてるって... 」

 「 はい、その通りです。
   ご迷惑おかけしました 」

 
 あたし達はすることがなくなり、
 暇になったから教室に戻ることになった。

 今は国語だから良かったものの、数学だったら
 激怒先生(クラスで命名)に怒られるところだった。


 自分の席に座ると、教科書を急いで出し、
 ペラペラとめくり、探した。


 「 じゃあ、さっそくだけど…
   今村さん、読んでくれるかしら 」


 「 え!?あッ…すみません、何処ですか? 」

 「 教科書56ページの竹取物語よ 」


 56…56…あった!!
 

 「 よ、読みます 」

 
 あたしは先生に苦笑いを向けると、
 教科書に目をやった。


 「 今は昔、竹取の翁というものありけり。
   野山にまじりて竹を取りつつよろづのことに使いけり。名をば、さ…さぬ、さぬき…ん? 」

 名前?何処で区切ったらいいか分からない〜。


 「 名をば“さぬきのみやつこ”となんいいける 」


 えッ!?隣の席からボソッと何かが聞こえた。
 隣を見ると庵蓮くんが口パクでもう一度言ってくれた。

 
 「 な、名をば…さぬきのみやつことなんいいける 」


 「 はい、有難う 」


 ふ、ふわああ……。
 緊張したぁ…。
 
 あたしはガタッと椅子に座ると庵蓮くんを見た。
 
 「 有難う 」

 にこっと微笑んであたしは言った。

 「 今、今村さんが言ってくれたのは… 」

 「 先生、それギャグですかあー? 」

 
 男子の誰かが手を挙げて言った。
 ドッと笑いが起きたとき、耳元で
 「感謝しろよ」と低くて甘い声…
 庵蓮くんの声がした。

 「 違います 」


 少し顔を赤くして否定する先生。

 「 で、今村さんが言ってくれたのを古文と言います。
   その古文の下にも何か書いていますね。
   じゃあ…庵蓮くん、読んでくれる? 」


 「 はい 」

 
 庵蓮くんはにっこりと先生に微笑むと、
 立ち上がり、教科書を開かずに声をだした。

 えっ…?
 教科書は?


 「 今ではもう昔のことだが、竹取の翁とよばれる人がいた。
 野や山に分け入って竹を取っては、色々な物を作るのに使っていた。
 名前を、さぬきのみやつこといった 」


 「 うん、満点!! 」

 す、すごぉい…。
 何で何も見ないでいえるの?


 「 で、今庵蓮くんが言ってくれたのは
   現代語訳といいます 」


 「 何で何も見ないで言えたの? 」

 コソッと小声で庵蓮くんに問いかけた。
 庵蓮くんはクスッと笑うと、

 「 一度見ると、覚えるタイプなの、俺 」


 すごっ!!
 それって、天才型!?!?

 

 

 


44: 名前:☆12/08(火) 19:00:44 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
天才なところにもひかれます><!!

45: 名前:乃愛☆12/08(火) 19:17:18 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 結夏は目を輝かせて俺を見る。

 そんな可愛い顔で見ンなよ…。
 理性保てねぇかも。


 キ−ンコ−ンカ−ンコ−ン…


 「 はい、じゃ終わりね 」


 国語が終わり頭を伏せていると、
 近くに香水の匂いがプンプンする女共2人が来た。


 「 庵蓮くぅん 」

 「 お願いがあるんだけどお… 」


 気持ち悪ぃ…。
 なんで、そんな甘ったるい声出すんだよ。
 普段はゲラゲラ笑って大股で歩いてンのに、
 何だ、今は…。
 何だよ、この変わりよう。


 「 何? 」


 俺は冷たく返事をすると、
 女共は一瞬目を丸くしたが、すぐに直った。


 「 今ぁ、庵蓮くんに彼女がいなかったらぁ… 」


 ゲ。このパターンって…


 「 麗と、付き合ってほしいのお 」


 「 ね、麗って可愛いでしょ?フリーなら付き合ってやってよ 」


 「 やだ〜、可愛くないし〜 」


 後ろに視線を感じる。
 振り向くと、そこには複雑な顔をした結夏。


 結夏は俺と目が合うとパッと逸らし、
 教室を走って出て行ってしまった。

 
 結夏っ…!!


 「 庵蓮くん? 」


 後ろを向いている俺の後ろに麗という奴が立ち、
 結夏を見せないようにしている。


 こいつ…知ってやってンのかよ。


 「 庵蓮くん… 」


 逸らすように前を向いた俺の首元に白い腕が絡んできた。
 そして、俺の耳元で「抱いて?」と女は言った。


 そのとき俺は、虚しさと欲望の2つしか頭の中に入っていなかった。
 俺は麗の手を取り、結夏と初めて繋がった資料室に連れて行った。


 資料室の扉を閉めると同時に俺は麗を壁まで追い込んだ。
 そして、乱暴にキスをして、スカートの中に手を入れた。


 「 んッ…ぁ… 」


 明らかに感じている麗。
 妙に色っぽく感じる。


 唇を離すと、俺は麗の制服を麗の顔も見ないで脱がした。
 ブラを外して、胸を舐め始めた。


 結夏より大きい胸。
 ……結夏。結夏は……?


 俺は麗の下をいじりながらふと思い出した。

 涙目になっていた結夏。
 今も…1人で泣いてるのか?


 1人で考えていると、寝ている麗の腕が
 俺の首に絡んできた。


 「 ねぇ、舐めて…? 」


 麗は自分のあそこを指差した。
 俺は、結夏を忘れるため…


 麗を利用した。

 俺は自分を忘れて欲望のまま動いた。
 やがて、俺は自分のものを入れて、激しく動いた。


 「 あッ、あッ…イクッ!あッ、あああああッ… 」



 ガタッ



 は?
 

 音のしたほうを見ると、
 そこには……


 泣いている結夏。


 「 あれ、今村さん。
   どおしたの? 」


 麗は俺を抱きしめて、1人で腰を動かしている。


 「 … 」


 結夏は黙って、俺と麗が繋がっているところを見ている。


 「 あたしたちねぇ、もう何回もSEXしてるの 」

 
 「 え… 」

 
 「 啓斗、SEX上手いでしょ?
   あたしが教えたの、ゴメンね 」


 「 お前っ…!! 」

 



 


46: 名前:☆12/08(火) 20:35:59 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
ちっ・・・・・むかつく野郎だな・・(−−)

47: 名前:乃愛☆12/08(火) 20:52:09 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 本当ですよねー。
 リアルに居たら、ブチってやっちゃうし((←


 ----------------------------------------------------


 結夏Side


 何…、


 この目の前の光景は。


 しかもこの人何て言った?

 "あたしたちねぇ、もう何回もSEXしてるの"
 "啓斗、SEX上手いでしょ?あたしが教えたの、ゴメンね"


 あのとき、一瞬でも庵蓮くんを好きになったあたしが馬鹿みたいだね…。
 

 「 最低… 」


 あたしは溢れる涙を抑えながら、
 一言だけ言い残すと資料室から出た。

 
 周りの目も気にせずあたしは廊下を泣いて走る。


 ドンッ…



 「 きゃ…! 」


 誰かにぶつかり、バランスを崩し転びそうになる。


 「 っと…危ないよ 」


 え…、この香り…


 「 あれ?結夏ちん!? 」


 やっぱり…雄輔くんだ…。
 転ぶのを止めてくれたのは嬉しい、
 嬉しい…けど、今は会いたくなかった…。


 「 どした?目真っ赤だぞ 」


 下を向いて下唇を噛んで黙っているあたしを見て
 雄輔くんは心配そうな声を出して、頭を撫でてくれた。


 「 もッ…もう…やだよ…ヒックやだよおッ!!ウウッ… 」

 「 結夏ちん… 」


 あたしの泣く姿を見て、何かあったのかと感じた雄輔くんは、
 何も言わずに肩を優しく抱いてくれて、誰も居ない図書室に連れてきてくれた。


 「 ん 」


 保健室に着くと、雄輔くんは一度何処かへ行ってしまった。
 少しした後に濡れたハンカチを渡してきた。


 「 目、冷やしな。
   真っ赤で目立つよ 」


 あたしは雄輔くんの優しさにまた涙が溢れそうになった。
 それを抑えるようにハンカチで目を冷やした。

 不思議にあたしの目からは涙が消えた。


 「 何かあったの? 」

 「 え… 」

 
 心臓がドキッと大きく鳴る。
 
 
 「 言いたくないなら言わなくていいけど 」

 「 い…言っても迷惑じゃない? 」

 あたしは雄輔くんの顔を覗き込むように聞いた。
 雄輔くんはにこっと可愛い笑みを浮かべて、
 「もちろん!」と元気よく答えてくれた。


 そして、さっきあったこと…
 庵蓮くんのこと、
 あたしは雄輔くんに全部話した。

 途中、悲しくて言えない事もあったけど、
 雄輔くんが優しく頭を撫でてくれたから、 
 言い切ることが出来た。


 話が終わると、雄輔くんは眉間に皺を寄せて何か考えていた。
 やがて、考え事が終わったのかまた雄輔くんはあたしに
 優しい笑みを見せてくれた。


 「 辛かったな 」


 後は何も言わないでくれた雄輔くん。
 これが雄輔くんなりの優しさなのかな?


 


 


48: 名前:☆12/09(水) 17:07:09 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
雄輔くんもかっこいい・・!!≧▽≦2人のイケメンにうはうはです><

49: 名前:絵凛☆12/09(水) 18:53:01 HOST:p7128-ipad204aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
早く、続きを読みたいです!!

更新、ふぁいとデス★


50: 名前:乃愛☆12/09(水) 19:05:03 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 でぃあ*苺さま

 雄輔くん格好いいですか?
 もっとうはうはしちゃってください笑
 ちょっと雄輔と啓斗になりきります★大サ−ビスw
 
 「 おい、苺。何ボ−っとしてンだよ 」

 啓斗は苺の顔を覗き込むように見た。

 「 苺ち〜んッ♪ 」

 雄輔は苺を後ろから抱きしめ、啓斗を睨んだ。

 「 俺の苺ちんに手ぇ出さないでくれる? 」

 ここまでデス!!またこうゆうのが欲しくなったら言ってください★

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side

 
 「 ね、邪魔者もいなくなったし続き…しよ? 」

 
 麗は黙っている俺の手を取り、自分の胸に当てた。

 「 なっ…!! 」


 頭ン中では拒否ってるけど、体は正直だな…
 せっかく小さくなった俺のものが一気に大きくなりやがった。


 「 あッ…膨れてる… 」


 麗はじぶんのあそこを触りながら俺のものを確かに感じている。


 「 …ろ 」

 「 え? 」

 「 離れろっつってんだよ… 」


 俺は絡んできた男達にしか見せたことのない、
 鬼のような顔で麗をにらみつけた。


 「 やッ…やだ、あの女を追いかけるつもり? 」

 裸のままペタンと床に座り、苦笑いもしつつからかう麗。
 お前にはかまってられねぇ…。

 俺はだまって資料室を後にした。


 結夏ッ…
 何処に行ったんだよ!!


 思えば俺…好きだった結夏のこと、
 何も知らなかった。
 こんなんで好きって言えんのかよ。


 走り回っていたせいか、汗がシャツに滲み肌にくっつく。
 休憩として、俺は廊下のど真ん中に座った。

 そこで、俺は自分の目を疑った。


 「 ごめんね、雄輔くん 」

 「 もう謝らなくっていいよ 」

 「 うん… 」

 そこには雄輔と結夏の姿。
 雄輔の手は結夏の頭に伸びて優しく頭を撫でている。
 結夏は嫌がらないで黙って撫でられている。
 それに少し……頬が赤い。


 何で……2人でいんだよ。


 やがて2人は俺に気づき、目を丸くしている。
 結夏は顔を青くして、雄輔の服の裾をギュッと掴んでいる。
 雄輔は少し驚いているがすぐに結夏の盾となった。

 
 「 ど−したの?庵蓮くんっ 」


 にっこりと笑みを浮かべる雄輔。
 こいつ……知って…!!

 「 …結夏、来い 」

 俺は結夏に近づいた。
 そして、手を伸ばす。
 
 「 やっ…!! 」

 パシッ


 ―は?


 今……俺、
 手…払いのけられた。



 「 止めてよ、俺のフィアンセに 」

 


 

 


51: 名前:ジェリー☆12/10(木) 13:40:07 HOST:softbank221094159141.bbtec.net
始めまして。
こっそり見てましたww

続きめっちゃ気になります!
早く読みたいです☆


52: 名前:☆12/10(木) 16:43:59 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
ふは〜!!!≧≦うはうは〜><

53: 名前:乃愛☆12/10(木) 18:43:09 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*ジェリーさま

ヾ(ゝω・`)oc<【。:+*ネ刀めまして*+:。】
 こっそり見ててくれてありがとうですv((え/
 でも、これからはコメしてくださいねbb*
 今から書きますよvノノ


 でぃあ*苺さま

 ちょ煤A
 ごりらちゃんっぽくなってますよ!?!?
 
 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 あッ……
 あたし今、庵蓮くんの手…
 

 どうして!?
 体が勝手に…
 
 
 「 …じゃあ、いいよ… 」


 庵蓮くんは寂しそうな笑みを浮かべて、
 あたしに背を向けた。

 やッ…
 違うの、違うのに…。


 庵蓮くんがいなくなってから、
 あたしは魂が抜けたように廊下に座り込んだ。

 
 「 ど…どうしよう 」


 そうだよ、どうしよう…


 「 ねぇ、どうしよう!
   どうしよう、雄輔くん…!
   あたし…庵蓮くんにヒドいこと… 」


 慌てているあたしの頭を撫でて
 落ち着かせてくれたのは雄輔くん。

 
 「 大丈夫、
   俺に任せて 」

 
 そう言ってにっこりと微笑む雄輔くん。
 この笑顔は…あたし、信じることが出来る気がする。


 
 「「「 お帰りなさいませ、お嬢様 」」」


 ほえええええええええええ!?!?!?!?!?!?!?


 目の前には……
 めっちゃイケメンの男の子!

 「 ゆ、ゆ、雄輔くん…、ここって… 」

 「 ここはね、俺のバイト先。
   執事喫茶だよ 」


 し、執事喫茶ぁぁぁ!?!?!?
 雄輔くんってこんなところでバイトしてるの?

 「 何であたしをこんなところに… 」

 「 ん、だって…落ち込んでたからさ、
   こうゆうときは楽しむのが一番だよ 」


 そうゆう意味であたしに“任せて”って言ったの!?
 あたしはてっきり、庵蓮くんとの仲を修復してくれるのかと思ってました!!


 庵蓮くんと喧嘩したのに…
 こんなところで楽しんでなんかいられないよ。


 「 この子は結夏ちゃん。
   お触り禁止だからな 」

 お、お、お触りッ!?!?!?
 な、何を言ってるの雄輔くん。

 「 結夏ちゃん 」

 「 え? 」

 「 はい、飲み物 」


 わぁ〜…。
 綺麗な男の人…。

 「 あ、有難う 」

 「 っていうか、結夏ちゃんて
   まじ俺好みの子なんだけどー 」

 んえッ!?!?
 あたしみたいな子を好みとかいう人有り得ないって…。
 てか、どうゆう人なの?

 きゃあ−−−!!!
 めっちゃ格好いい!

 何ここ…
 イケメンパラダイス!?

 あたしは、庵蓮くんのことも忘れて
 男の子に囲まれていた。


 「 結夏ちん、
   楽しんでる? 」

 「 うんッ!
   みんな優しいね 」

 あたしはにっこりと微笑んで
 机にあった飲み物を一気に飲んだ。

 「 あッ!結夏ちゃん、
   それお酒だよ!! 」

 誰かがそう言った。
 

 「 お酒〜…? 」

 目がチカチカして、ふわぁ〜って軽くなる。
 何か…雲の上に乗ってるみたい…。


 何故かあたしはいきなり立ち上がった。
 目がぼやけて足元が見えない。

 「 きゃっ…!! 」

 急に逆さかまになって落ちる感じがした。
 
 ふわっ…


 「 だ、大丈夫? 」

 雄輔くん…。
 雄輔くんの顔までぼやけるってあたし、
 相当酔ってるの?お酒ってすご〜…


 
 
 

 
 
 


54: 名前:乃愛☆12/10(木) 19:01:03 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 「 …ん 」


 見たことのない天井。
 あたしの家天井変えたんだっけ? 

 あ…れ?
 ふかふかなベット…

 …!?!?!?!?!?

 何処ここッ…!!

 た、確か…
 庵蓮くんと喧嘩して、
 雄輔くんが慰めてくれて、
 あたしを楽しませてくれるために執事喫茶に来て…

 パサッ


 「 ん? 」

 この服…


 雄輔くんの?


 シャ―――…


 あ、お風呂入ってるのかぁ。
 っていうかここって執事喫茶の中?
 シャワ―もあるなんてスゴいなぁ。


 ガチャ


 シャワ―の音がするほうで何かが鳴った。

 「 結夏ぁ〜 」

 「 はぁい 」


 やっぱり雄輔くんだ。

 「 俺のバックの中にある香水取って〜 」

 少し曇った雄輔くんの声。
 シャワールームだからかな?
 ちょっと面白い。


 あたしはくすくすと笑いながら雄輔くんのバックをあさった。

 ん?これかなぁ〜…と。

 
 「 はい、ど―ぞッ 」

 「 あ、さんきゅ 」

 あたしは雄輔くんに香水を差し出すと
 シャワールームを覗いた。

 「 綺麗… 」

 「 入る? 」

 「 えッ!? 」

 雄輔くんはにっこりと微笑んでいる。
 いい…のかな?


 「 じゃあ、入らせていただきます!! 」

 「 おう。タオルとバスローブもあっから 」

 あたしは軽く説明を受けると服を脱ぎ中に入った。
 雄輔くんが使っていたからなのかいい香りがする。
 シャンプ―の香りかなぁ?

 


 「 ふわぁ〜…さっぱりした 」

 あたしは外に出ると下の下着だけ着て
 ピンクのバスローブを着た。
 
 「 終わった?…!! 」

 雄輔くんはベットの上で寝転がっていた。
 何故かあたしを見て驚いている。

 「 どおしたの? 」

 あたしはベットに近づき腰を下ろす。

 「 …見えてる 」

 「 ?何が 」

 何が見えているのかさっぱり分からない。
 雄輔くんは目を逸らし、小さく言った。

 「 胸…見えてる 」


 えッ…?
 言われたまま胸元を見ると、
 乳首は見えていないけど、他は見えている。


 「 ッきゃああああああああああ!!!!!!!! 」

 
 部屋中にあたしの叫びに近い声が響き渡る。
 あたしは雄輔くんに背を向けると胸を見せないように
 しっかりとバスローブを着る。

 振り返ろうとするとぎゅっと何か温かいものが絡んできた。

 「 ごめん。もう無理だ… 」

 
 雄輔くんの小さな声。
 どうしたの……?
 あたしは振り返った。

 ちゅ…


 !?

  
 「 なっ… 」


 あたし、キスされた!?
 雄輔くんはあたしを押し倒すとまたキスをしてきた。

 やっ…。
 雄輔くんどうしたの!?


 やっと唇が離れたと思うと今度は首筋を舐めてきた。
 あたしが首筋に集中しているとき、
 バスローブの間から手が入ってきていることに気づいた。

 
 「 あッ…!! 」


 あたしの体がビクンと動く。
 雄輔くんの手があたしの乳首に当たった。

 「 んッ…あ…だ、駄目…あッ 」

 


55: 名前:☆12/10(木) 20:02:17 HOST:i60-41-73-64.s02.a032.ap.plala.or.jp
山田涼介の彼女は美月って子だよ
>中2なんだけどめっちゃ大人っぽい
>年上受けする顔だし、本人も年上が好きなんだって
>まぁ今は山田とらぶらぶだけどね
>
>そんな二人のちゅープリを公開
>【   】
>違う掲示板に3回コピペすると見れます
>山田担は見ないほうがいいよ


56: 名前:☆12/11(金) 18:23:01 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
ふわ〜><雄輔くんせめだな・・−−

57: 名前:乃愛☆12/14(月) 18:55:39 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ**さま
 
 ちぇんめは止めてください;;

 でぃあ*苺さま

 ですねv
 てか、この話に出てくる男って全員S…((言う/な

 
 ---------------------------------------------------


 やだ…。
 
 何でいきなりこんなことするの??
 こんなの…雄輔くんじゃない。


 怖いよ……。


 「 ッ!!…結夏 」

 「 うぅ〜…、ヒック…ウッ 」


 気づけばあたしの目からは涙が溢れていた。
 あたしはバスローブで涙を拭くが、
 拭いても拭いても溢れ続ける涙……


 ♪〜♪〜♪〜


 「 ぁ… 」

 あたしの携帯が鳴り、キラキラと光っている。
 ディスプレイを見ると……

 【庵蓮くん】


 庵蓮くん…!?!?
 嘘ッ…。


 あたしは雄輔くんを見て携帯を開いた。


 「 は、はいッ! 」

 《 結夏か? 》

 
 電話越しに聞く初めての庵蓮くんの声。
 
 《 さっきは、ごめんな… 》

 え―…


 庵蓮くんからの意外な言葉。


 《 結夏の気持ちも知らずに… 》

 「 う、ううんッ!
   そんなの気にしないでっ 」


 庵蓮くんから謝ってくれるなんて…
 本当はあたしから謝るべきだったんだよね!
 でも、やっぱり嬉しい!!
 これで、また2人とも仲良しに戻れるんだ。


 だけど、庵蓮くんの口からは
 あたしが欲しくない言葉が出てきた。

 
 《 俺…もう、うんざりだ 》


 ……


 ガタッ


 緩んだあたしの手から音を立てて携帯が落ちる。

 
 ……今、何て?

 ……聞き間違いだよね?

 ……だって…


 


 


58: 名前:乃愛☆12/14(月) 19:05:08 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 「 聞いてる?まぁ、何も言わなくていいよ 」


 俺は家にいた―…。

 ベットに座って心を落ち着けて結夏に電話した。
 結夏の声を聞くと心臓がめちゃくちゃ早く動く。


 《 …… 》


 結夏は本当に何も言わない。
 でも…いい。
 自分の言いたいことを、素直にいえるから。


 「 うんざりするほど、結夏を愛してる 」


 《 ガタッ 》


 「 結夏? 」

 
 声をかけてもいつものように明るい声はしない。
 聞こえるのは何かが動く物音。


 「 結…《 こんばんわ、啓斗くん 》


 …ッ!?!?
 この声は…


 「 雄輔…!! 」

 《 あ、声だけで分かってくれるなんて嬉しいな 》

 
 雄輔は電話越しにクスクスと笑っている。

 「 結夏はっ…!結夏に代われ!! 」

 《 結夏?結夏は… 》


 いつの間にか雄輔は結夏のことを
 “ちん”を付けずに呼んでいる。

 《 結夏は僕の手で感じているよ? 》


 ……は?


 何言ってんだよ、こいつ…

 
 《 信じられない?
   じゃあ、聞かせてあげる 》


 携帯をどこかにおくような音がした。


 《 結夏、雄輔くんに聞かせてあげな 》


 俺の心臓がドクドクと動き始める。
 

 《 ぁッ…あん…んッ 》


 


 


59: 名前:乃愛☆12/14(月) 19:14:39 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 庵蓮くんからの電話を信じれなかったあたしは
 雄輔くんに愛を求めた―…。


 体だけの愛―…
 心の愛は疲れるけど、
 体だけの愛はこんなに楽だったなんて。


 雄輔くんのものがあたしの中に入っているときも
 携帯は通話中になっていたけど、そんなのあたしには関係ない。


 雄輔くんはあたしのあそこに携帯を近づけると
 わざと音を立てて動かし始める。


 携帯からは庵蓮くんの声らしきものが聞こえる。
 

 「 あッ、イク…イクッ!あああああああッ 」


 「 ね、聞こえたでしょ?
   結夏は僕のでも感じるの 」


 その後、雄輔くんはあたしの中に自分のものを入れたまま
 庵蓮くんと少し話した後、


 「 結夏、庵蓮くんが代われって 」

 
 …まだ何か言うの?


 「 何? 」

 あたしは携帯を取ると声のトーンを上げずに言った。

 
 《 何かの冗談だよな? 》


 …そんなすがりつくような声を出さないで。
 子犬のような表情を思い浮かべさせないで。
 あたしの頭から消えて―…


 あなたから言ったんだよ?
 あなたが“うんざり”って言ったんだよ?
 なのに…まだ言い足りないの?


 「 間違いなんかじゃない 」


 そう―…
 聞き間違いでも勘違いでもない。
 これは、事実なの。


 《 結…「 さようなら 」


 ピッ


 あたしは一方的に電話を切った。
 

 サヨウナラ。

 


60: 名前:☆12/15(火) 18:09:54 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
はは〜・・・すれちがいね・・

61: 名前:乃愛☆12/15(火) 18:21:00 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side
 

 キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン…

 あたしはいつも通り学校に向かった。
 本当は休みたかったけど、
 雄輔くんに誘われたから来ることにした。

 
 頭の隅に庵蓮くんと会うことを拒否るあたしもいたけど、
 そんなのお構い無しにあたしの足は教室へと向かっていった。

 教室のドアは開いていた。


 「 おはよう、結夏ぁ 」

 「 結夏、ギリセーフじゃん 」

 すれ違う友達に適当に返事をして
 庵蓮くんの隣の席…
 つまりあたしの席に荷物を降ろして座った。

 庵蓮くんは何か言いたげだったけど、
 あたしは話しかけることも無かった。

 もうこの人とは、何も関係はない。
 ただのクラスメイト―…
 

 朝のHRを済ませたあたし達は
 一時間目の授業を受けるために移動し始めた。

 いつもなら庵蓮くんがいた隣に、
 今は友達がいる―…


 一緒に移動しようと言ってきた友達と
 話をしながら移動するのも何だか新鮮な感じがして、とても面白い。


 グイッ


 「 きゃッ…! 」

 
 突然、後ろから腕を引っ張られた。
 誰…!?
 

 恐る恐る後ろを振り返ると、
 そこには眉間に皺を寄せた庵蓮くんがいた。


 「 ごめん、今村さん借りていい? 」

 
 あたしと一緒にいた友達に極上のスマイルを
 見せた庵蓮くんはちらりとあたしを見て、
 またすぐに友達に目を向けた。

 「 あ、はい… 」

 顔を少し赤く染めて、彼女は返事をした。
 友達と別れてから、庵蓮くんは何も言わずに
 あたしの腕を引っ張り、何処かに連れて行こうとしている。

 着いた場所は進路相談室。
 やはり、この時間帯では誰もいない。

 
 「 …何の用? 」

 用なんか分かっていた。
 どうせ…昨日のことでしょ?
 
 分かっているのに聞いてしまう自分。


 「 何のって…昨日のことに決まってんだろ!? 」

 庵蓮くんはあたしの腕を強く握り
 少し怒った口調で話してきた。
 別に、話すことなんかないのに…。
 
 「 あたし、庵蓮くんに話すようなことはない 」

 あたしは庵蓮くんの手を振り払い
 鋭い目つきで彼を見た。

 今までのあたしは、
 庵蓮くんには素直で… 
 明るく振舞っていたのに。
 今では何…?
 えっちまでした男の人をこんな目で見るなんて。

 
 「 何でだよ!!
   俺の話…聞いただろ!? 」


 聞いたよ、聞いたからこうゆう態度とってるんじゃん!!
 庵蓮くんから言ったのに…
 何で“自分は関係ない”みたいな言い方するの?

 「 聞いたよ!
   あたしのことうんざりなんでしょ!? 」


 「 …は? 」


 「 あたしのことうんざりするほど
   嫌いになったんでしょ!? 」

 「 お前何言って… 」

 
 「 あたし嫌いになってもらうようなことしてないよ!
   こんなに好きにさせといて…ずるいよ!! 」


 「 待てって!! 」

 ぎゅっ…


 怒り狂うあたしを優しく抱きしめた庵蓮くん。
 あたしは庵蓮くんの胸板を何度か叩いたけど、ビクともしない。
 
 
 「 俺…うんざりするほど結夏のこと好きだ 」


 ―え…?



 今…何て?


 


 


62: 名前:乃愛☆12/16(水) 17:20:16 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 実際にこおゆうことがあって、
 別れるのって多いですよね^^;

 
 ----------------------------------------------------

 啓斗Side

 俺は結夏から離れた。
 下を向いている結夏。
 数十秒した後にパッと結夏の顔があがる。
 その目には…たくさんの涙。
 
 「 嘘…でしょ? 」

 次々に溢れる涙。
 潤んだ瞳の中に俺はうつっている―…


 「 嘘なんかじゃない 」


 俺は迷いなく答えた。
 そう―…
 迷うことなんかないんだ。
 人を愛するなら、
 人を好きになるなら、
 迷うことなくその人のもとへ向かえばいい。

 
 「 俺は、結夏のこと…
   誰よりも好き、結夏は? 」


 溢れている涙を制服の裾で拭く結夏に
 俺はそっと聞いてみた。

 結夏は黙ったまま頭を上下に振った。
 やがて、強くかみ締めていた唇が小さく開いた。


 「 ぁ、あたしもッ…
   あたしも、庵蓮くんのこと…好きだよ 」


 ……まじで?



 カクンッ


 「 え!?あ、庵蓮くん? 」


 「 やべぇ… 」


 「 え!? 」

 「 嬉しくて吃驚して
   腰…抜けちまった 」


 俺はにっこりと微笑むと
 床に手をついた。


 立っている結夏を見ていると、
 いきなり結夏が視界から消えた。

 
 ふと見ると、
 俺と同じ目線に結夏の姿。


 「 やばい… 」


 ポカンとしている結夏の顔。

 「 は? 」

 俺は何だか分からず首を傾げた。

 「 庵蓮くんの笑顔みたら…
   腰、抜けちゃったよお 」

 「 はぁ!? 」

 
 結夏は苦笑いを俺に見せると
 ぎゅっと抱きついてきた。

 「 ゆ、結夏!? 」

 いつもやられっぱなしの結夏が
 珍しく自分から抱きついてきた。

 「 ね…庵蓮くん 」

 「 何? 」


 俺は平然を装って短く答えた。

 「 あたしと… 」

 結夏は俺の首に絡めていた細い腕を離して
 俺の顔を真剣に見つめていった。

 あ…!


 「 あたしと付「 俺と付き合って 」


 強引に言った俺流の告白。
 驚いて停止している結夏の唇に、
 俺は触れるだけのキスをした。


 「 返事は? 」

 「 ッと…はい! 」

 結夏はにっこりと微笑むと、
 いつの間にか立てていた俺の手を借りて立ち上がった。

 


63: 名前:乃愛☆12/16(水) 17:38:34 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 結夏Side


 「 ふんふっふふ〜ん 」

 庵蓮くんに告白された後、
 あたしはこれでもかッ!ってほど浮かれていた。
 だって、手も繋いでるし!!

 「 へったくそな鼻歌 」

 庵蓮くんはふっと鼻で笑うと
 あたしのおでこをつんとつついた。

 「 え!?下手? 」

 ちょっと残念… 
 浮かれすぎかな?

 「 う-そ、すっごく可愛い 」

 あたしの反応を見たからなのか
 単にいじめたいのかは分からないけど、
 すぐに庵蓮くんは微笑んで訂正してくれた。

 あたし達のクラスは3階にある。
 ちなみに進路相談室は2階。
 話すことも話したしあたしはてっきり教室に戻るのかと思っていた。

 だが、庵蓮くんがあたしの手を引っ張っていくのは
 3階の図書室。

 「 あ、庵蓮くん。何処行くの? 」

 「 え、何処って…図書室 」

 「 うん、そうなんだけどね!
   教室に戻らないの? 」

 「 戻らない 」

 えええええええ!?!?!?!?

 「 な、何で!? 」

 「 そのうち分かるよ 」

 庵蓮くんはあたしの頬にちゅっと音を立ててキスをしてきた。
 こんな格好いい人にこんなことされたら、
 断ることも何も出来ないよ…。
 

 図書室には誰も居なかった。
 まぁ…居たほうがおかしいけど。
 
 図書室の真ん中にある椅子にあたし達は座った。
 何をするのか未だに分からないあたしは
 庵蓮くんの方を見て聞こうとした。

 
 「 ね-、庵蓮くッ…んッ、ふぁ… 」

 庵蓮くんを見た瞬間顔がドアップになって、
 口の中に庵蓮くんの舌が入ってきた。

 いきなりのキスに思わず目を閉じてしまうあたし。
 それは庵蓮くんにとって絶好のチャンスだったのか、
 5分後にはあたしの服は全部脱がされていて、
 大きな机の上に寝せられていた。


 「 あッ!…そこ、はぁッ…駄目え…んッ 」


 庵蓮くんの舌はあたしの胸からお腹、
 太ももと行き、最終的に着いたのはあたしのあそこだった。

 音を立てて舐める庵蓮くんを見ると、
 あそこが熱くなってムズムズする。


 「 な、入れていい? 」


 愛しているなら当然のこと―…
 あたしは、庵蓮くんが好き。
 

 「 うん…あたしの中を庵蓮くんの形にするまで…
   あたしを庵蓮くんで埋めてくれるまでして? 」

 あたしの口から出た意外な大胆発言。
 こんな言葉、いう機会なんてないと思っていた。

 
 「 あッ…入ってる!
   あたしの中に庵蓮くんのがッ…ああッ! 」


 大きくなった庵蓮くんの物が
 音をたてて入ってくる。

 「 ッ…んッ…!! 」

 「 声出して。
   もっと結夏のエロいところ見たい 」


 少し頬を染めた庵蓮くんの笑顔。
 気づけばあたしは自分から、あそこが見えるような
 体制をとっていた。
 そしてそれは、庵蓮くんにとって自分のものが
 入りやすい体制だった。


 「 ひゃあッ…あッ、あッ…!
   子宮に、いッ!当たってるよおッ!! 」

 
 ゴツゴツとお腹を伝って振動が響く。
 子宮に当たるたび、あたしはおかしくなっていく。


 「 あッ、あッ、イクッ…!
   イッちゃうよおッ 」

 「 ハッイケよ…ハッハッ 」


 荒い声がする中あたしは体を反って
 大きくイッた。


  

 


64: 名前:乃愛☆12/17(木) 18:22:34 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side


 「 じゃあな 」

 「 うんッ!ばいばい! 」

 あの後俺達は急いで荷物を取りに行き帰ることにした。
 俺は、送るのを嫌がる結夏を無視して、送ることを決めた。
 結局2人で帰ったのだが、
 結夏も結構ノリノリだった。

 
 結夏の家に着くと、門の前で結夏は俺に手を振った。
 しかし、家には入ろうとしていない。

 「 入んないの? 」

 「 んッ?え、え-と…曲がり角まで見てたいなって思って 」

 結夏はにこっと天使のような微笑みを俺に見せた。
 くうううううッ…可愛い!!

 
 「 そっか。
   じゃ、風邪引くなよ? 」


 「 うんッ! 」

 
 小さな子のように素直で明るい返事をする結夏。
 か、可愛いッ!!(2回目)


 角を曲がる直前、
 俺は結夏の方を振り向き
 「か・わ・い・い」と口パクで言った。

 意味を分かったのか、
 結夏の顔は真っ赤になった。

 うおおおおおッ、可愛い!!(3回目、馬鹿)
 
 
 角を曲がり、数分で着く家に入ると
 俺は自分の部屋に入り携帯をバックから取り出した。

 
 ------------------------------

 Dear:結夏


 今、家に着きました。
 体は大丈夫?
 またヤるんだから、
 体は大事にな!!

 From:啓斗

 ---------------------------


 数分後、すぐに返事が返ってきた。


 ----------------------------

 Dear:庵蓮くん


 庵蓮くんのエッチ///
 体は大丈夫だよ!
 心配ありがとう(*´∀`*)

 ----------------------------

 …可愛い―――ッ!!!!
 何々、この顔文字ッ。
 女の子って感じがするなぁ!
 っていうか、結夏だから可愛いんだよなぁ。


 


65: 名前:乃愛☆12/18(金) 18:15:49 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


「 庵蓮くんのエッチ… 」

 メールを打ち終わった後、
 あたしは携帯に向かって顔を赤くし呟いた。

 でも…、
 “体は大丈夫?”っていう優しさが嬉しかった。

 
 コンコンッ


 「 ッ!!は、はぁい! 」

 いきなり部屋のドアが鳴りあたしは驚いて
 携帯をバックにしまいこんだ。

 「 結夏ぁ〜…、ここ分かんない 」

 前髪を赤いゴムで結び
 ダボッとしたジャージを着て
 あたしの部屋に来たのは、
 今村 結愛imamura yua
 高校1年生のあたしに勉強を教えてもらおうとしている、
 高校3年生の頼りない姉です。

 
 「 はぁ…何処? 」

 あたしは呆れた顔で溜息をして姉を見た。 
 姉はにっこりと可愛らしい笑みを浮かべた。
 頭悪いってことを言わなかったら…
 すっごく可愛いんだけどなぁ…。


 「 ここ!! 」

 
 ……え。

 ここって、

 高1で習ったことを基本とする応用問題ってやつじゃあ…
 ないんでしょうか…。

 
 「 え、何!?
   そんなに難しい問題だった? 」

 姉はいきなりおろおろと動き出し、
 問題集に目をやった。

 「 ここはね…
   Xに4を代入して… 」


 数十分後…

 やっと姉が理解してくれたようだ。


 「 分かったぁ!
   有難う、天才になった気分だよ!! 」


 そう言って、爽やかな笑顔を部屋に残し
 姉は鼻歌を歌いながら出て行った。


 


66: 名前:乃愛☆12/21(月) 18:50:01 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 皆様え*

 更新が遅くなって申し訳ありませんでした!
 色々と忙しく、Pcを開ける時間がありませんでした。
 今後は、しっかりと更新していきたいと思います。


 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 「 ふぁあああ… 」


 朝。

 俺は目覚ましよりも少し早く目覚めた。
 体を起こすと俺は首を何度かコキコキと鳴らし、
 部屋着のまま、リビングに向かった。


 「 あら、早いのね 」


 朝ごはんのいい匂いを感じていると
 父と俺の弁当を作っている母の姿があった。

 「 お-。何かすっきり目覚めた 」

 「 ん-…、啓早いな 」

 俺が席につくと同時に眠そうな父が来た。
 仕事に行く奴が俺より遅くていいのかよ…。
 普通、ベタなドラマでは母と父が「おはよう」って
 むかえてくれんじゃねぇのかよッ!!

 
 俺は軽く朝食を済ませると
 母から弁当を貰い家を出た―…


 向かった先は学校…ではなく、結夏の家。

 
 結夏の家の前につくと、玄関の扉が開いた。
 もしかして、結夏ッ…!?

 …と思った俺は馬鹿だった。

 そこには俺達と同じ格好をした女の人―…
 あ!この人は、今村先輩。
 バスケが上手くて、なによりモテるらしい。

 「 おはようございます、今村先輩 」

 俺はいつもどおりにっこりと微笑んで
 斜め45°のお辞儀をした。

 「 あ、もしかして噂の王子様?!
   え-っと…由美子が言ってた子だよね? 」


 「 はい? 」

 
 噂の王子様…?
 由美子が言っていた…?

 さっぱり分からない。

 
 「 えっと、私…結愛! 」

 「 俺は「 庵蓮 啓斗くんでしょ? 」

 
 フルネームで知られていたとは…
 俺ってもしかして有名人?

 「 もしかして、結夏の彼氏? 」

 「 はッ、はい…!! 」

 俺は顔を赤くしつつも
 いつものキャラを保ちつつ返事をした。


 「 結夏ね、結構…やきもちやさんだから
   多分、啓斗くんと女の子が話してるだけで嫉妬しちゃうかもよ 」


 結愛先輩はくすくすと口に手を当てて
 いかにも女の子らしい!!という笑い方をしていた。


あ…笑うと目が細くなるの結夏と同じだ。
 やっぱり、姉妹なんだなぁ…。

 「 じゃ、あたし朝練あるからこれで 」

 「 あッ、はい。頑張ってください 」

 先輩と別れた後俺は携帯をいじり待っていた。
 するとまた家の扉が開いた―…

 「 ほえッ!?あ、庵蓮くん? 」

 そこには驚いた顔をしている結夏。

 「 おはよ 」

 俺は携帯を閉じてポケットに入れて
 にっこりと微笑んだ。

 「 お、おはよう…
   何で居るの? 」

 「 彼女を待ってて何が悪いんだよ 」

 「 悪くないけど…
   お姫様みたいで恥ずかしいよ 」

 結夏は赤くなっている顔を隠して言った。
 
 「 い-じゃん、お姫様。
   お迎えに上がりました 」

 「 え〜… 」

 「 このじいが責任もって学校までお連れします 」

 俺はにんまりと微笑み手を差し出した。

 「 じいなの?王子様じゃないの? 」

 結夏は首を傾げて問いかけてきた。

 「 ヤダ。かっちょ悪いじゃん 」

 「 じゃ、お姫様もヤダ 」

 結夏は頬を膨らませて首を左右に振った。
 

 


67: 名前:乃愛☆12/23(水) 09:03:04 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 お姫様かぁ…。
 隣にいる庵蓮くんを気にせずに
 あたしはにっこりと笑みを浮かべて歩いていた。


 「 ちょ、結夏ッ!! 」

 「 ほえ〜? 」

 未だにお姫様のことを考えている
 あたしの腕を引っ張った庵蓮くん。


 「 前見ろ、前ッ 」

 前…?
 
 焦っている庵蓮くんの顔を見た後に
 前に目を向けると、目の前には電柱。

 「 わわッ! 」

 「 な〜にボ-っとしてんの 」

 庵蓮くんはクスッと呆れた顔で微笑むと
 あたしの腕から手を離し、あたしの手へと移動した。

 「 こうしたら大丈夫だよな 」


 繋いだ手を見て庵蓮くんは少し頬を赤くして言った。
 うにゃ〜…、これはこれでにやけちゃう。

 
 手を繋いで歩いていると同じ制服を着た学生の姿がちらほら目に入ってきた。

 学生達はあたし達のことを見て、こそこそと何か話していたり、目が合うとすぐに逸らしてくる。

 何なんだろう…。


 「 結夏あ―ッ!! 」

 背後から名前を呼ばれ、振り向くと…
 そこには親友の高橋 優莉の姿。

 「 優莉い―ッ!! 」

 あたしはさっきまで繋いでいた手を離すと
 優莉に向かって走り出し、抱きついた。

 
 「 おはよう、結夏ぁ 」

 「 おはよッ、優莉! 」 

 両手を繋いでにっこりと微笑んで
 くるくると回るあたし達。

 すると、いきなり優莉は微笑んだ。

 「 なぁに? 」

 「 いいの? 」

 意味が良く分からないあたしをそっちのけで
 優莉はまだクスクスと微笑んでいる。

 「 彼氏くん 」

 はうッ…!!わ、忘れていたぁ。 
 恐る恐る振り返ると、そこには頬を膨らませて
 ギロリと睨んでいる庵蓮くんの姿。

 「 あわわッ…、
   ごめん!行くね 」

 「 うん、やきもち焼きの彼氏を持つと大変だね〜 」

 あたしは、欠伸をしながら手を振る優莉とわかれると 
 いつの間にか視界から消えてしまった庵蓮くんを急いで探す。

 
 探しているとき―…
 目の前には大量の女の子。

 
 「 啓斗く〜ん、おはよお!! 」

 「 啓〜、遊ぼうよお! 」

 「 啓斗、キスしてぇ 」

 ……まさか。


 庵蓮くん…?

 
 「 キス?ど-しよっかなぁ 」

 庵蓮くんはたくさんの女子と会話をしながら
 校舎の中に入ってしまった。

 教室に入っても庵蓮くんの人気ぶりはスゴい。
 席は隣だからチャンス!!と思ったあたしが馬鹿だった。

 庵蓮くんファンの皆がわざとなのかは分からないけど、
 じたばたさせる足であたしの机がどんどん庵蓮くんから離れていく。


 キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン…


 やがてチャイムが鳴ると女の子達は名残惜しそうに
 自分の教室へと帰っていった。

 ほ…、やっとかぁ。

 

 
 


68: 名前:乃愛☆12/25(金) 09:10:19 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 
 啓斗Side


 ふはは…相当困っているようだな、結夏。
 俺のドSスイッチが入っちまう顔だな、おい。

 ちょ-っと裏の顔を止めて、
 表の顔でクラッとさせてやるか。


 俺は筆箱から消しゴムを取り出し、
 結夏のほうにこっそりと投げた。


 「 すみません、今村さん 」

 「 …え? 」

 
 結夏は俺の顔と口調にかなり驚いている様子。
 そりゃそ-だよな。
 最初、俺が結夏に片思いしているときは
 結夏を見るため、照れないで見るために、睨んでいた。
 そして、付き合ったらドSな俺が発覚して、
 今は、こんな王子様キャラだ。


 「 今村さんの足元に消しゴムが落ちてしまったんですが…
 拾ってもらえますか? 」


 俺は首を傾げてにっこりと微笑んだ。
 これで落ちない女はいないッ…!
 結夏の顔を見ると……
 頬を赤くもしていないし、無表情だ。


 「 お願いします 」

 また俺はにっこりと王子様スマイルを結夏に向けた。
 すると、結夏は黙って自分の足元にあった消しゴムを拾った。 

 「 …はい 」


 何だ…
 何でこんな微妙な反応なんだ?


 「 有難う 」


 とりあえず俺は極上の笑みを浮かべてお礼を言い、
 結夏の手から消しゴムを取ろうとした。

 ハッ…!
 
 そうだ、消しゴムを取るときに手に触れてみよう…!

 


69: 名前:乃愛☆12/25(金) 18:37:12 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side

 
 庵蓮くんの笑顔にドキドキしない…。 
 
 あたしはそう思いながら庵蓮くんに消しゴムを差し出した。
 すると、庵蓮くんの手はわざとらしくあたしの手に触れた。

 
 あたしは何も言わずに、手を戻すと本来宿題であったプリントを机から取り出し、やり始めた。


 素直じゃないあたし……
 本当だったら甘えちゃうのに、
 庵蓮くんが女の子に囲まれてたところを見ちゃったからってすぐにいじけちゃう。
 こうゆう反応したら庵蓮くんが気にかけてくれる…って
 あたし悪いことばっかり考えちゃう。

 
 「 はぁ… 」


 と深い溜息をしていると、
 四つ折にされた小さな紙が隣から投げられた。

 隣を見ると庵蓮くんは無表情。

 あたしはカサカサと音を立てて中を開く。


 ---------------------------
 
 おい、お前なんか怒ってる?
 怒ってるなら謝る、ごめんな。


 ---------------------------

 
 手紙の内容を見てあたしはまた庵蓮くんの方を見る。
 庵蓮くんは申し訳無さそうにあたしを見ている。

 あたしが悪いのに…
 あたしが1人でいじけてるのに…
 どうして…?
 どうしてそんなに優しくするの…?


 あたしはすぐにその紙に内容を書き込んだ。

 
 --------------------------------
 
 おい、お前なんか怒ってる?
 怒ってるなら謝る、ごめんな。

 違うよ、怒ってないよ?
 誤解させちゃってごめんね。

 ---------------------------------

 内容を書き上げると、あたしは紙を四つ折りにして
 庵蓮くんの机の上に投げた。

 眠たかったのか、庵蓮くんは丸くなっていた体を起こして
 目を擦りながら四つ折になった紙を開いた。

 中を見た庵蓮くんはにっこりとあたしに笑みを浮かべて、
 その紙にまた何か書き始めた。

 そして、書き終わったのか庵蓮くんはその紙を折りたたみ
 あたしに投げて渡してきた。
 あたしはすぐに開いて内容を見た。

 
 --------------------------------

 おい、お前なんか怒ってる?
 怒ってるんなら謝る、ごめんな。

 違うよ、怒ってないよ?
 誤解させちゃってごめんね。

 まじで怒ってない?
 じゃ-、今から俺とヤる?

 
 -----------------------------


 ボボボッ…!!
 一気に顔が赤くなるのが分かる。
 何で手紙なのにこんなの書けるの!?

 顔を隠して手の間から庵蓮くんを見ると
 にんまりと悪魔の笑みを浮かべていた。

 ドS……

 あたしは心の中で庵蓮くんを見ながら何度呟いた。

 


70: 名前:乃愛☆12/26(土) 18:34:10 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 「 あ-あ、ゆでだこちゃんになったな 」

 くすくすと俺は笑うと結夏の頭をくしゃくしゃと撫でた。
 頭を撫でられただけでこいつの顔はすぐに赤くなる。

 面白れぇ…。


 「 庵蓮くんのせいじゃん… 」


 結夏は頬をぷぅと膨らませてぼそっと呟いた。

 「 俺のせい?何でかな、結夏ちゃん 」

 俺は何も言わせないぞ、という微笑みを結夏に向けた。

 「 だ、え…「 ちょっとおおお!! 」

 結夏が何か言おうとしているとき、
 誰かが間に入ってきた。

 チッ…


 こっちはいじめてんのに邪魔すんなよ。

 そう思いつつも俺はにっこりと微笑んだまま
 入り込んできた奴を見た。


 「 ね-、今さぁ…啓斗くん今村さんのこと…
   “結夏”って呼ばなかった? 」


 あ゛…


 ちくしょ、聞かれたか。

 
 一番聞かれたくないことを聞いた奴。
 相川 蕾。結構ギャルっぽい女だ。

 「 何のことかな? 」

 俺はとりあえず極上の笑みで誤魔化そうと判断した。
 すると、相川は一瞬頬を赤く染めるとすぐに俺を睨んできた。

 「 騙されへんよッ!うちの耳は地獄耳なんやから!! 」

 ガ―ン……


 こうゆう奴、俺嫌い。


71: 名前:乃愛☆12/27(日) 20:14:42 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side

 
 相川さん……だっけ??

 あたし、こうゆうギャル…?っぽい女の子とは
 気が合わないって言うか、馬鹿にされると言うか…
 だから、ちょっと苦手なんだけど……。

 そう思いつつあたしは庵蓮くんの方を
 チラリと横目で見た。

 “やべぇ…”って顔を露にしている。
 あたしのこと『結夏』って呼ぶのはバレたくないのかな?
 でも、あんなドSな庵蓮くんがおどおどしているって言うのは、よほどのことだよね…。
 
 ここはあたしがサポートしてあげないとッ!!

 
 「 あッ、あのね!相川さん!! 」

 「 いややなぁ〜、相川さんだなんて…
   壁を感じるやん!蕾でえ―よ 」

 あ゛…う…。
 この際呼び方なんて関係ないじゃんッ。

 「 つ、蕾さんッ。
   あの…あたしと庵蓮くんはただの席が隣ってだけだよ!! 」

 
 ……し―ん……


 え。


 教室中が静まり返る。
 そして女子の目がキランと光ったのをあたしはしっかりと見た。

 時計の音だけが鳴る中…
 蕾さんは1人吹き出した。

 
 「 ぶ…あははははッ!!!
   やぁ〜だ、もう!今村さんて超うけるんやけど!! 」

 蕾さんがヒィヒィとお腹を抱えてあたしを見ている姿を見て、また教室はいつも通りにぎやかになった。

 
 え…え…?
 あたし、何か言った?

 庵蓮くんを見ると、少し悲しそうな顔―…


 「 庵「 あれ?啓斗、どしたン? 」

 あたしの言葉をさえぎって蕾さんは庵蓮くんに問いかけた。
 庵蓮くんは苦笑いをすると、

 「 ちょっとだりぃかも… 」

 そう言って席を立った。

 「 待っ「 待ちッ!!うちも行くわ 」

 また…さえぎられた。
 あたしははぁと深い溜息をして、
 立ち上がった2人の姿を見た。

 
 ―え…?

 目の前には信じられない光景。
 
 庵蓮くんの腕に自分の腕を絡めている蕾さん。
 そして、その蕾さんの顔……

 “勝った”とでも言いそうな勝ち誇った顔。
 にっこりと嬉しそうに微笑む顔。


 一体……何なの。

 


72: 名前:玖羅☆12/27(日) 20:31:29 HOST:ttn202-127-93-237.ttn.ne.jp
>to.乃愛さん

依頼ありがとう御座いました。
評価が終わりましたのでどうぞ。

と、いうわけで! コメントに来ちゃったわけなんですが!
めっちゃキュンキュンしてます!

結夏ちゃん癒されるよー!
んー、ドS王子……じいやの庵蓮くん。
カッコよすぎだろー! 瞬間記憶能力者ですか!? 記憶力半端ねぇ!
あ、でも私はカッコいい系より可愛い系派だから(聞いてねー!
雄輔くん! です! やっべー優しさ王子!
どっちかつーと天然キラーが好き(だから聞いてないって
そんなわけで結夏ちゃん大好きー←え?

更新頑張って下さい♪ 

>from玖羅


73: 名前:乃愛☆12/28(月) 18:28:04 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*玖羅さま

 評価ありがとうございましたッ!!
 
 キュンキュンしちゃってますかぁ〜えへへ((←
 結夏ちゃんは結構のほほ〜んてしますんで、
 書いている乃愛自身も癒されちゃってますw
 庵蓮くんは、はい…もう…ねぇ((は/
 あ−、雄輔くん派ですかぁ♪
 可愛い系が好きだなんて…うふ❤((キモ/
 
 はいッ、更新頑張ります!!

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 本当はだるくなんかなかった。
 ただ……結夏と距離を置いておきたかっただけ。
 あんなことを言う結夏のそばにいたくないんだ。


 “あたしと庵蓮くんはただの席が隣ってだけだよ!!”

 この結夏の言葉だけが、俺の頭の中を支配している。
 

 「 どしたん?啓斗 」

 俺の顔を覗く相川の顔。
 こいつ…何で俺のこと呼び捨てにしてんだよ。 
 つか、何どさくさに紛れて腕絡めてるんだよ。
 
 「 ……別に 」

 俺はどうでもいいような顔を浮かべて
 ふいっとすぐに目を逸らした。

 「 きゃッ!! 」

 相川の小さな叫び声と共に
 絡めていた手の方がグンッと下に引っ張られた。

 「 !? 」

 俺は声にならない驚きを隠しつつ床に座ってしまった。
 隣には何故か涙目の相川の姿。

 はぁ……何かめんどくせぇ。
 俺は1人になりたかったのに、何でこいつが来るわけ?

 俺は相川の方を見ずに深い溜息をした。

 「 ねぇ……啓斗 」

 「 あ? 」

 嫌々振り向くと、頬には冷たい手の感触。
 相川は俺の頬を触りながら近づいてくる。

 「 あたし…あたしね、啓斗のことね…好きなの 」

 はぁ!?
 こいつの言っていることが理解できねぇ。
 
 「 何言って…「 黙って… 」

 相川は俺の気も知らずに唇を近づけてくる。
 俺は結夏がっ……。


 ガタッ

 「「 !? 」」

 俺と相川は音のするほうを見る。
 そこにはゴミ箱を動かしてしまった結夏の姿。

 
 「 あ……何だ、そっかぁ…… 」

 「 結夏? 」

 「 あたし1人だったんだね………  
   あたし1人で舞い上がって、勘違いしてたんだね…… 」

 結夏の大きな瞳からは大粒の涙。
 下唇を強くかみ締めて拳にも力が入っている。

 「 違っ……!!誤解だよ、結「 言い訳なんていらない!! 」

 結夏は耳を塞いで左右に何度も首を振っている。
 
 「 もういいよっ!!庵蓮くんなんか大ッッッ嫌い!!! 」

 
 
 
 


74: 名前:乃愛☆12/29(火) 08:29:24 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 結夏は溢れる涙を拭かずに走っていってしまった。
 今すぐ涙を拭いてあげたい……。
 でも……足が床にくっついたみたいに離れない。
 これは、俺の意思なのか…?

 「 可愛いなぁ、あんなに転ぶぐらい走っちゃって 」

 さっきまで何も言わなかった相川がクスクスと笑って結夏を見送っている。

 「 お前ッ……… 」

 お前のせいで、結夏とまた……
 俺は相川を睨むと近くにあった保健室に入った。

 保健室には誰もいなく、俺はすぐにベットに入った。
 疲れていたのか、見えていた天井が見えなくなっていった―……。

 「 庵蓮くんは蕾さんのこと好きだったんだね…… 」

 「 違うよ、結夏… 」

 結夏は俺の前でまたぼろぼろと泣いている。
 今度こそ……俺の手は結夏の頬へと近づいていく。

 「 なぁに、キス? 」
 
 目の前にはにっこりと微笑む相川の姿。
 
 「 なッ……何でお前ッ……… 」

 「 また………あたしを裏切るんだね 」

 相川の後ろから悲しそうな顔をしている結夏の姿。
 

 冷たい―…

 結夏……お前今泣いてるのか?

 「 結夏ッ!! 」

 俺は、ハッと我に返って目を覚ます。
 見えるはずの天井は見えない……。
 代わりににっこりと微笑んでいる………相川の姿。

 「 相川……… 」

 「 飲みます? 」

 涙だと思っていたものは缶ジュースからのしずく。
 
 「 ……いらねぇ 」

 むすっとしている俺の顔を見てクスクスと笑う相川。
 そのクスクス笑い……気に入らねぇ。

 


75: 名前:藍華☆12/29(火) 10:43:04 HOST:p6004-ipbfp602niho.hiroshima.ocn.ne.jp
はじめから読ましていただきました!!かなりおもしろいお話です!!最新がんばってください!!

76: 名前:まひろ☆12/29(火) 11:03:40 HOST:247.160.150.119.ap.yournet.ne.jp
はじめから読みました☆
この話超面白いです♪♪
更新がんばってくださWW
更新楽しみにしてます!!


77: 名前:乃愛☆12/29(火) 16:51:41 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*藍華さま

 はじめから読んでいただけるなんて嬉しいデスbb*
 お……面白い!?煤A まぢでアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪
 はい、更新頑張りまぁすw

 でぃあ*まひろさま
 
 はじめから読んでいただけるなんて嬉しいッ☆
 超ついちゃいますか!?えへへWW
 更新頑張ります⇒

 ----------------------------------------------------

 結夏Side

 
 庵蓮くんと蕾さんがキスしようとしているところを見てから少し経って……

 あたしは、授業を受ける気にもならなくて帰ることにした。
 鞄を休み時間の間にこそっと取りに行き昇降口まで小走りで向かった。

 自分の靴箱を見ると何か紙が入っていた。
 何……?

 紙を見ると、内容はこうだった。

 -----------------------

 to 今村 結夏様

 はじめまして。
 今日、体育館の裏庭で待ってます。
 時間はいつでもいいです。
 あなたに会いたいです―…

 -------------------------

 ………何、これ。

 もしかして……
 もしかして……


 裏庭に呼び出されていじめ!?
 や、やだ……。行かないほうがいいよね?
 ……行かないほうがいい、んだよ…ね?
 でもでもッ!こうゆうのって行かないとヒドいことされないかな?

 相手の人は待ってるんだし…
 行ったほうがいいね!
 ちょっと怖いけど…、一応学校内だし叫べば大丈夫だよね。
 
 あたしは心の中で結論を出すと、
 さっそく靴を履いて裏庭に向かった。

 「 今村さん? 」

 裏庭に着くと後ろからいきなり名前を呼ばれた。
 恐る恐る振り返るとそこには……チャラ男。

 「 あ、はい…… 」

 あたしはにっこりと作り笑いを見せた。
 すると相手の人はにっこりと可愛く微笑んだ。

 「 良かったぁ!手紙、見てくれたんだ!!
   あ、俺…竹林隆司。知ってる? 」

 あたしは何も言わずに首を左右に振る。
 男…隆司は“そっか”と少し残念そうな顔を見せると、
 すぐにまたにっこりと可愛らしい笑みを見せてきた。

 「 ね、俺…今村さんのこと好きなんだけど…
   どう?良かったら付き合わない? 」

 「 え!?あたし? 」

 あたしの大きな声にびくともせずに隆司はこくこくと頭を上下に振る。

 つ……付き合うとか。
 マジ有り得ない…。

 「 あ、あたし……その、隆司さんのことよく知らないし…。
  だから、あの…ごめんなさいッ! 」

 「 ……チッ… 」

 え……?
 あたしの言葉の後になった舌打ちの音。

 隆司さんを見ると何故かニヤニヤしている。

 
 「 あの、じゃあ…あたし帰ります! 」

 あたしは嫌な予感がしたので、お辞儀をして
 小走りでその場から去ろうとした。

 「 待てよ!! 」

 「 きゃっ! 」

 右手をグイッと強く引っ張られ、あたしは学校の壁に追い詰められた。
 隆司さんはあたしの体をジロジロと見てくる。

 「 なぁ……俺の女になれよ 」

 「 はッ!?だからそれはお断…んッ…ふ… 」


 言葉をさえぎられるようにあたしの唇は隆司さんに奪われた。
 まとわりつくようなキス。
 口を開けてはいけない……。
 
 「 んん〜…あッ!!ん…ふぁあ… 」

 あたしの胸元に違和感を感じ見てみると制服の中にすでに手が入っていた。
 思わず口を開けてしまいその瞬間を待っていました、とでも言いそうな顔をしている隆司さんに舌を入れられてしまった。

 長い長いキスの後―…

 あたしは肩で息をしながら、隆司さんを睨みつけた。
 隆司さんはくすっと悪魔のような笑みを浮かべた。

 「 お−、可愛い子の睨みはいいねぇ。
   すっげぇ、そそられる…… 」

 「 くっ…!! 」

 

 
 
 


78: 名前:乃愛☆12/29(火) 17:09:02 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 「 こんなことしていいと思ってンの!?
   思いっきり大きい声で叫びますよ!! 」

 すると隆司さんはくっと微笑むと、
 あたしの体を見て、


 「 別に叫べばいいじゃん。
   その格好…みんなに見られるけどな 」

 気づけばあたしの上半身は裸。
 ブラも制服もすべて、隆司さんの後ろに捨ててあった。

 「 やだっ…!! 」

 あたしは腕で胸元を隠し、また隆司さんを睨みつけた。

 「 隠すなよ…どうせ、これからヤるんだし? 」

 「 何言ってんの!?…あんっ! 」

 隆司さんはあたしの睨みを気にせずに乳首を強くつまんできた。

 「 へ〜え…結構可愛い声出すんだな 」

 そういいながら隆司さんの手はすばやく動き出す。
 右手はあたしの右胸をいじって、
 左手はすでにあたしのあそこを探り始めてる。

 マズい……このままじゃやられる!!
 あたしは今更自分の身の危険に気づき始めた。
 今、隆司さんはあたしの体に夢中なんだし…チャンス!?
 手を動かそうと後ろに回っていた腕を動かそうとした。

 「 いっ…!! 」

 気づけば、あたしの腕は結ばれていた。
 
 「 ふふっ…もっと暴れろよ 」

 笑っているけど目は笑っていない。
 
 「 あっ…あんっ!…やめっ… 」

 「 止めて?体は止めて欲しく無さそうだけど? 」

 いつの間にかあたしのあそこに顔を埋めている隆司さん。
 あたしのクリトリスだけどいじり続けて反応を楽しんでいる。

 「 …そろそろだな 」

 隆司さんはボソッと何か呟くとズボンのベルトを外し始めた。
 まさか……!!
 体中の血が引いていくような感じがする。

 隆司さんのモノを見て、さらに恐怖は上回った。

 「 やだっ…止めて、許してっ… 」
 
 あたしの目からはたくさんの涙。
 首を左右に何度も振りながら泣く。

 「 今更?無理無理、だって俺の…あんたのに入りたいって言ってるし 」

 そう言いながらあたしを壁にくっつけて、
 バックから入れようとしている隆司さん。

 ズブブブ……

 「 あああああッ 」

 体をそらして叫ぶあたし。
 そんなあたしの髪を掴んでパンパンと腰を動かす隆司さん。
 
 いつしか望んでないような声が出るようになった。

 「 あっあっあっ…あんっ… 」

 

 

 
 

 

 


79: 名前:藍華☆12/29(火) 17:10:54 HOST:p6004-ipbfp602niho.hiroshima.ocn.ne.jp
私って長いのとかは初めから読むなんてなかったのですがこのお話は初めから読みたくなりましたっ!!
乃愛さん天才だぁっ!!
このお話本になってもおかしくないですよっ!いや。なってほしい!!
最新来た!!はわっ!!結夏cーー!!だ…大丈夫かぁ〜!


80: 名前:☆12/30(水) 13:18:48 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
あわわっ!!!●□●たいへん!!

81: 名前:亜蝶☆12/30(水) 13:34:30 HOST:softbank221094159141.bbtec.net
キャーーー。
結夏ちゃん大丈夫かなぁ・・。
続きがめっちゃ気になるーーーーーッ!
頑張ってください!


82: 名前:まひろ☆12/30(水) 15:08:00 HOST:140.170.203.61.ap.yournet.ne.jp
うわーーー!!!
結夏ちゃん襲われちゃったよーーー!!!
大丈夫かなーー???
めっちゃ続きが気になるーー!!!
更新頑張ってください♪


83: 名前:乃愛☆12/30(水) 18:22:57 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 
 でぃあ*藍華さま

 初めから読んでいただけて嬉しいです!
 て、天才ですか!?!?そんなことないですよおv
 本当ですか!?も−、是非って感じでs…((殴/
 
 結「 大丈夫じゃないですよお〜、助けてください! 」

 でぃあ*苺さま

 お久しぶりです^^
 はい、も〜大変ですよッ。

 でぃあ*亜蝶さま

 続き気になりますか?
 これから更新しますね!

 でぃあ*まひろさま

 はい、も〜結夏ちゃんモテ子なんで大変なんですよ?
 続き気になりますか?
 有難うございます、頑張ります^^


 ----------------------------------------------------

 「 言っとくけど、謝んないから俺 」

 肩で息をして倒れているあたしに向かって放った言葉。
 何も言わないあたしを見てふっと鼻で笑うと、隆司さんは歩いて何処かへ行ってしまった。

 ………何だったんだろう。

 あたしは全裸のまま立ち上がり、投げ捨てられた
 あたしの制服と下着を身に着けて鞄を持ち学校を後にした。

 「 ただいま…… 」


 誰もいない家に向かって声をかける。
 机の上に紙があるのを横目でみると、鞄を足元に置き手をのばした。

 
 -----------------------

 to:結夏へ

 今日はママが親戚の家に行って、
 パパが出張です。
 お留守番宜しくね。

 -------------------------

 お留守番…か。
 何かいいな、懐かしい。

 あたしはクスッと微笑むと紙を元の位置に置き
 鞄を持って階段をのぼり、自分の部屋に入った。

 部屋に入ったとたんに体の力が抜けて、
 制服のまま、ベットに寝転がった。

 そして、目からは大粒の涙。
 あたし……レイプされたんだ。

 初めてでもないし、体は痛くはないけど…
 心が痛い…心が痛いよ、庵蓮くん……。

 はッ!違う、庵蓮くんのこと何か考えてない。
 あたし……庵蓮くんにも裏切られたんだから。
 
 信じれる人が……誰もいない。

 「 ふえ…庵蓮くぅん…ヒック 」

 自然と出てくる庵蓮くんの名前。
 認めたいのに認められない。

 どうしたらいいの? 
 どうしたら………。


 ♪〜♪〜♪〜

 タイミングよくあたしの携帯が鳴った。
 あたしは涙を制服の裾で拭くと、鞄から携帯を取った。

 「 はい… 」

 《 結夏!?やぁ〜っと出たよ 》

 電話の先には安心したかのような声を出している、優莉。
 何で……優莉があたしに電話を?

 《 聞いた…聞いたよ、庵蓮くんから 》

 何も言わないあたしを心配したのか、
 溜息混じりに優莉は言った。
  
 「 ふッ……ふええ…ゆ、優…莉ぃ… 」

 《 えッ?ちょ、結夏!? 》

 優莉の声を聞いて安心したのかあたしは電話越しに泣き始めた。
 
 《 何があったの? 》

 「 ひっ…う… 」

 言えない…
 言えないよ…

 あたしは何も言わないでただ泣いていた。
 そんなあたしに優莉は優しく声をかけてくれた。

 《 電話じゃ言えないこと?
   言えないんだったらいいよ…?
   あたしは無理に聞こうとは思ってないから…。 》

 優莉……。
 
 「 あッ…あした…ヒック…明日、話すッ…ね 」

 《 うん、じゃあね 》

 電話を切ると、あたしは枕を顔に押し付けて、
 声を殺して泣いた。

  
 

 −

 ピチチ…チチ…


 「 ん… 」

 可愛らしい小鳥の囀り。
 カーテンの隙間から明るい日差しが覗いてきた。
 
 「 朝!? 」

 あのまま寝ちゃったんだ…。
 制服を見ると、ちょっとしわが出来てる。

 学校…行きたくないな。
 でも、行かなくちゃ……。

 行って…優莉に話を聞いてもらおう。

 あたしは、少ししわが出来た制服を手でのばすと
 全身が見える鏡を見た。

 目…赤いし、腫れてる。
 そりゃあ…あんなに泣いたらこうなるよね。

 あたしは溜息をつくと1階におりた。
 リビングには誰もいない……。

 そうだ、お父さんもお母さんもいないんだ。
 
 あたしは朝食も取らずに家を出た。

 

 
 


84: 名前:乃愛☆12/30(水) 18:32:38 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 
 啓斗Side


 朝。

 俺は目が早く覚めたので家を出た。

 昨日は、相川のせいで結夏に誤解されちまった。
 今日会ったらすぐに誤解を解こう。
 
 俺、相川とは何もないよ―…
 俺、結夏が一番好きだよ―…

 …って言わなきゃ。

 色々と考えているうちに目の前に同じ格好をした女の子。
 間違えるはずがない…。
 あれは、結夏だ!!

 俺はダッと走ると、結夏と思われる女の子の肩を叩いた。
 女の子はゆっくりとこちらを向く。

 ふわっ…。


 その子の周りだけに桜が舞っているように見えた。
 
 ドキッ……


 「 あ…庵蓮くん? 」

 やっぱり。
 俺の予想は見事的中。

 「 うん 」

 結夏は俺を見て驚いている。
 たけど…俺と目を合わせようとしない。

 何……その態度。

 俺は結夏の右腕をぎゅっと掴み引っ張った。
 結夏はそれでも目を合わせようとしないで、顔を背けた。
 
 でも…俺には見えてしまった。
 
 俺以外がつけた首筋のキスマークと、
 無理やり犯しただろうと思われる手形。

 「 …!?これッ… 」

 「 はなしてッ!! 」

 結夏は俺から避けるように掴んでいた手を振り払った。
 結夏の目からは溢れるばかりの涙。

 


85: 名前:まひろ☆12/30(水) 18:33:29 HOST:140.170.203.61.ap.yournet.ne.jp
結夏ちゃん可愛そう・・・。
学校でちゃんと優莉ちゃんに
はなせるのかな???
超心配ーーーーーww
更新ファイトです★☆


86: 名前:藍華☆12/30(水) 18:57:19 HOST:p2227-ipbfp605niho.hiroshima.ocn.ne.jp
た…助けるよ!!
エイッ!(隆司蹴り)結夏ちゃんーー!

天才です!神様だぁぁぁ!!

はぅぅぅ!結夏ちゃん泣かないで〜!(泣)(←こっちが泣いてるよ!


87: 名前:☆12/30(水) 23:36:02 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
はははは〜・・・なんかすっごい鳥肌たったよ〜><ぞくぞくぅ〜って!!

88: 名前:乃愛☆01/01(金) 13:31:22 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  でぃあ*まひろさま

 優莉ちゃんはいい友達なんで話せるといいですね^^
 はい、更新頑張ります♪

 でぃあ*藍華さま

 結「 あややッ…す、すごい 」
 天才ですか?か、神ぃぃ!?!?
 止めてくださいよ〜、照れるだろぉ・:*:・(*/////∇/////*)・:*:・((←
 泣かないでッ、藍華さま!!

 でぃあ*苺さま

 鳥肌たっちゃいました?むふふ((殴/

 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 「 もうッ…あたしに、関わらないで 」

 下を向き、溢れた涙を手で拭き、あたしは顔をクイッと
 上にあげて、庵蓮くんを睨んで言った。

 本当は……睨みたくなんかない。
 でも…こうでもしないと涙が止まらない。

 庵蓮くんはあたしを見て驚いている。

 「 な…に、怒ってるんだよ 」

 そして、未だに睨んでいるあたしの髪に触れようとする。
 
 や…止めてッ。
 触れられたら、またときめいちゃう…!

 「 あ…あたし、もう行くから!! 」

 触れられそうになった髪を自分の手で止めて、
 あたしは庵蓮くんに背を向けて走り去った。

 

 ―


 「 はぁ…はぁ… 」

 久々に本気で走った。
 教室につき、席に座りながらあたしは優莉の姿を探した。
 優莉もあたしのことを探しているのかやたらキョロキョロしている。

 「 優〜莉ッ 」

 あたしは少し息を整えると、優莉に向かって手を振った。
 優莉はあたしに気づくとタタッと小走りで寄って来た。

 「 大…丈夫? 」
 
 「 ん?久々に走ったからさ〜
   でも、うち元気取り柄だし、大丈夫! 」

 あたしはガッツポーズを見せると
 にっこりと微笑んだ。

 「 違くてッ…あの、庵蓮くんとの… 」

 ああ…そっちね。
 あたしは椅子に座ったまま俯いた。

 優莉はあたしを心配そうな顔をして覗き込んだ。
 そして、あたしの頭を撫でるとにっこりと微笑んだ。

 「 庵蓮くん、来たっぽいから…
   お昼時間に屋上で話そう? 」

 教室の後ろの扉を見ると、確かに庵蓮くんの姿。
 
 「 気まずいかもしれないけど…頑張って 」

 「 …うん 」

 頷くあたしを見て、また優莉は頭を撫でてくれた。
 優莉がいなくなると同時にあたしの隣には庵蓮くん。

 あたしが意識しているのか、
 本当に庵蓮くんが見ているのかは分からないけど、
 妙に痛い視線を感じる―…。

 でも、それが本当なのか確かめる勇気もない。 
 あたしは……臆病のかたまり。

 


89: 名前:☆01/01(金) 17:14:43 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
うぅ〜みてられないよぉ!といいながらもみますけどおもしろいから

90: 名前:藍華☆01/01(金) 20:46:56 HOST:flh1acf026.hrs.mesh.ad.jp
ひゃぁ〜!!どうなるのかなっ!(わくわく)

91: 名前:乃愛☆01/02(土) 13:44:24 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*苺さま

 見てられませんか!?見て下さい〜((笑
 あ、見ていただけますかッ((ホ…/

 でぃあ*藍華さま
 
 記念すべき90コメありがとうです∀
 これから更新していきますね〜((ニコ

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side

 
 さっきから結夏がこっちを気にしている―…。

 俺を、気にしてるのか?
 はッ…まさか、そんな都合のいいことなんかないよな。
 俺がただそう意識してるからそう思えるだけ。

 授業中、俺は結夏のことしか考えられなかった。
 あの手形とキスマーク……。

 誰が一体結夏に触れたんだ…?

 
 ―
 
 
 キ―ンコ―ンカ―ンコ―ン…

 授業が終わり、昼休みを知らせるチャイムが鳴り響いた。
 みんなが話し出し、昼飯を食う準備をしている。

 俺は決めていた。
 昼休みに結夏と話そうと。

 「 結…「 結夏〜ッ! 」

 タイミングよく俺の声を遮ったのは、
 結夏の親友の高橋。

 「 屋上、行こ? 」

 高橋は結夏にお弁当を見せると、にっこりと微笑んだ。
 そして、俺を睨んだように見つめてきた。

 「 ね、お弁当の中身交換しないッ? 」
 
 結夏がバックからごそごそとお弁当を取り出しながら、 
 高橋を見て微笑みながら言った。

 高橋は俺から結夏に目線を変えて
 “うん!”と元気よく答えていた。

 な…何だ?
 高橋の奴、俺のこと睨んだよな?

 2人は何やら楽しそうに話しながら教室を出て行った。
 結局、話せなかったな…。

 はぁ、と溜息をつくと俺も母さんが作ってくれた
 弁当を取り出し、近くにいた奴等の中に入って昼飯を済ませた。


92: 名前:乃愛☆01/02(土) 13:57:02 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side

 
 「 …とまぁ、こんな感じなの 」

 あたしは今にも溢れそうな涙を抑えて
 相川さんと庵蓮くんのこと、
 隆司さんに…レイプされたこと、
 すべてを優莉に話した。

 「 辛かったね 」

 話を聞いた優莉の一言はこれだった。
 
 「 ふ、え…ヒック… 」

 優莉の優しい言葉を聞いたとたん、
 緊張の糸が切れたようにあたしは泣き出した。

 「 うん…我慢しなくて良いよ…… 」

 優莉は子供のように泣いているあたしを
 優しく包み込んでくれた。

 「 …落ち着いた? 」

 「 うん、ありがと… 」

 やっと落ち着いたあたしを見て、優莉はにっこりと微笑んで
“お弁当、食べよう”って何もなかったように話しかけてくれた。

 「 …まじで?きゃはははッ 」

 「 おー。でさぁ… 」

 お弁当を食べ終わった頃に、
 屋上へと向かう階段を上る音と、
 男女の楽しそうな声が近づいてきた。

 あたし達はお弁当を急いで片付けて、
 屋上を出るドアへと小走りで向かった。 
 あたし達の学校は、屋上へ向かうドアと、
 屋上から出るドアの2つがある。

 向かってきた男女は見ていないけど、
 何故かあたしは、ギャル系だと判断した。

 屋上から出ると、優莉は顔を青くしていた。

 「 優莉、どした? 」

 「 えッ!?…ううん、何でもないよ 」

 優莉はにこっと微笑んで、“行こ行こ”と
 あたしの背中をグイグイと押してきた。

 優莉…、どうしたの?

 

 

 


93: 名前:乃愛☆01/02(土) 14:04:36 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 学校は夕日の色で染められている。

 放課後、俺は結夏を待つために校門で待っていた。
 学校から走ってきたのは、結夏……。
 ではなく、結夏の親友高橋だった。

 「 …んだよ、お前かよ 」

 「 庵蓮くん、結夏がッ…! 」

 高橋は顔を青くしてパニくっている。
 結夏が…?
 
 「 結夏がどうしたんだよ 」

 俺は高橋を睨みつけるように見て、言った。
 
 「 結夏がね、隆司…って人の仲間に… 」

 隆司…?あぁ、あのチャラ男。
 
 「 襲われちゃうかもしれないのッ! 」

 は…?
 何言ってんだ、こいつ。

 「 何言っ「 嘘じゃない!あたし、聞いたの 」

 高橋は髪をぐしゃぐしゃをかいて、俺を説得しようとしている。
 これは、嘘じゃねぇ…。

 「 図書室!図書室にいるかもしれないから… 早く行って!! 」

 図書室…、俺は場所を聞いてバックをそこに投げ捨てて
 夕日で染められている学校へと向かった。

 
 結夏…

 どうか無事で居てくれ。

 
 

 
 


94: 名前:乃愛☆01/02(土) 14:19:12 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side

 
 「 ふぁあ… 」

 今、あたしは先生に頼まれて図書室で資料をホチキスで止めている。

 
 キィ…


 ん?誰か来たみたい…。
 欠伸をしながらあたしはドアのほうを覗き込んだ。

 そこにいたのは2人のチャラ男。
 全員まったく知らない人。

 「 お、いたぜ 」

 「 あ〜、結構可愛いじゃん 」

 え……?
 あたしのこと、探しに来たのかな?
 チャラ男達はあたしにどんどん近づいてくる。
 
 
 「 な〜、そんなことしてねぇで
   俺達と遊ばねぇ? 」

 「 遊ぶって… 」

 何この人達…
 雰囲気が怖い。

 色々と考えているうちにあたしの胸に手がのびてきた。
 制服の上から激しく揉まれた。

 「 ちょッ…!や、止めてよ! 」

 抵抗しようと手を動かそうとするが、
 相手は男。しかも2人。
 1人に胸を遊ばれ、もう1人に手を掴まれている。

 そのうち、上のジャケットが脱がされ、
 シャツの中に手を入れられてブラをとられた。
 
 シャツの上から乳首は見えて、
 そこを何度もつままれた。

 「 あんッ!…や、やめ… 」

 「 かっわいい声 」

 「 な、シャツの上から乳首舐めてみな。
   絶対、透けて見えるぞ 」

 「 了解 」

 男達はゲラゲラと笑って話している。
 やがて、あたしの乳首はシャツの上から舐められて透けている。

 「 お〜、エロいなぁ 」

 「 写メ撮っとこ 」

 嫌だッ…、やめて!
 カシャカシャと音を立ててあたしを撮る男達。
 もう…嫌ッ、誰か…。

 「 な、下確認して早いとこ入れろよ 」

 スカートをグイッと持ち上げられて、下着を取られた。
 
 「 は?全然、濡れてないんだけど 」

 「 ま、いいんじゃん?入れろよ 」

 そんな…、嫌だ。
 嫌だよ、止めて…

 男はカチャカチャとベルトを外すと、
 あたしに赤黒い棒を見せてきた。

 そして、あたしのあそこにくっつけてきた。

 嫌ああああああああ!!!!!

 
 
 


95: 名前:☆01/03(日) 00:31:22 HOST:softbank221067038200.bbtec.net
はわっ!!(・□・;)結夏cピンチ!!!><うぅ!もう見てらんないよぉ!あんなことされる結夏cは見たくないよぉ〜(妄想中)うきゃーーーー><(馬鹿が)





↑では取りみだしちゃってすみません ちゃんと最後まで応援しますよ^^がんばって!><おもしろいから!(ノ≧▽≦)ノ


96: 名前:みあ☆01/03(日) 15:14:56 HOST:i60-35-228-86.s02.a043.ap.plala.or.jp
はぅ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!
どうなるのぉ?!
結夏ちゃん〜!!哲斗君!!!早くたすけてぇ〜〜!!


97: 名前:でんき☆01/03(日) 17:20:38 HOST:ser353704026066399
あげ

98: 名前:りこ☆01/03(日) 17:25:23 HOST:softbank221032158121.bbtec.net
面白いです。更新がんばって下さい。



99: 名前:乃愛☆01/04(月) 20:17:32 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  でぃあ*苺さま

 結夏ピンチです!!
 可愛い子は大変なんですv

 でぃあ*みあさま
 
 どうなるんでしょお〜ねぇ*
 啓斗くん、足速いから大丈夫ですb((そこ?!

 でぃあ*でんきさま
 
 あげ感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝デス

 でぃあ*りこさま

 面白いですか!?
 ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウゴザイマスo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ

 ----------------------------------------------------

 バンッ!!

 あたしの騒ぐ声とゲラゲラと笑う男達の声だけがある
 図書室に勢いよく扉を開ける音が響いた。


 誰……?

 あたしは溢れる涙を溜めたまま、音のする方を見た。
 
 「 てめぇ等何やってンだよ! 」

 雄輔くん……?
 何で、雄輔くんがここにいるの?

 雄輔くんはあたしの格好を見て、すぐに駆けつけてくれた。
 そして、雄輔くんはあたしにブレザーを優しく肩にかけてくれた。
 
 「 てめぇ、何なんだよ 」

 「 人の楽しみを邪魔にすんじゃねーよ 」

 男達は首をコキコキと鳴らし
 黙っている雄輔くんに近づいていく。

 雄輔くんは相手も見ずに下を向いている。

 「 あ?何だよ、坊や。
   怖くなっちまったかぁ? 」

 「 ……… 」

 「 黙ってんじゃねーよ!! 」

 1人の男がブチ切れて、
 雄輔くんに向かって思い切り殴りかかった。

 パンッ

 しん…と静まる図書室。

 「 な…! 」

 殴りかかった男は目を丸くして驚いている。
 何故なら…雄輔くんは無表情のまま、男の拳を片手で止めている。

 「 …うぜぇんだよ 」

 初めて聞いた低く怖い声。
 殴りかかった男は顔を青くして拳を下げた。

 「 なめてんじゃねーぞ!! 」

 もう1人の男が棒を持って雄輔くんに近づき、
 頭から殴りつけようとしてきた。

 危ないッ!

 あたしはぎゅっと目を閉じて、下唇を強くかみ締めた。
 そして、気づいたらあたしの足は勝手に歩き出していた。

 3人が絡んでいるところまでもう少し…!
 あたしの足は速まり、何故か男達のほうへと向かっていた。

 「 も、もう……止めてください! 」

 あたしの少し震える声が図書室を静かにさせる。
 殴りつけようとしている男の手もピタッと止まった。

 「 ば、馬鹿じゃないんですか? 」

 あたしは雄輔くんが肩にかけてくれた
 ブレザーを胸元でぎゅっと握り締めて言った。
 さっき、こっそり着替えを取り着替えたあたし。

 「 2対1なんて卑怯じゃないですか! 」

 あたしはキッと男達を睨みつけた。 
 そして、ブレザーを雄輔くんに返すと、
 再び男達の方を見て言った。
 男達はゲラゲラと笑ってあたしに近づいてきた。

 「 あたしと勝負して! 」

 あたしはまたキッと男達を睨みつけると、
 さっき男が使っていた棒をしゅっと取り、
 くるくると器用に回した。

 あたしのお父さんは格闘技が好きで、
 小さいときから教えてもらっていた。

 あたしを女として見ないで、
 常に男として育ててきたと言っていた。

 普段、女の子らしいのを演じていたけど
 本当は……あたしだって、戦える。

 雄輔くんを見ると、驚いた表情をして
 顔を左右に振っている。

 男達はまたゲラゲラと笑いあたしの顎を持った。

 「 仕方ねぇなぁ、
   おままごとに付き合ってやるか 」
 
 あたしは無言で男の手首を掴み、
 ぐるっとねじった。

 「 いででででッ!! 」

 男はすぐに手を引いてもう1人の男の後ろに隠れて、
 ねじられた手を涙目で見ている。

 「 …てめぇ、アマだからって容赦しねぇぞ! 」
 
 「 女だからって関係ない! 」

 すごい顔をした男があたしに向かって走ってきた。
 大の字になってあたしに飛びつこうとしている。
 あたしは、棒をぎゅっと握り締め、
 男のみぞおちに向かって勢いよく棒を押した。
 
 「 う゛ッ…… 」

 男の苦しむ声。
 
 あたしは格闘技のお父さんを持ったことを忘れて、
 いつもどおりの気の弱い女の子に戻った。

 「 もう…こんなことは止めてくださいね? 」

 あたしは倒れている男に向かってしゃがんで言った。
 そして、今まで黙っていた雄輔くんが口を開いた。

 「 何でこんなことしたんだよ 」

 「 あ…あいつに言われて…… 」

 あいつ?
 
 「 つまり、結夏を襲えって言われたのか? 」

 苦しむ男に向かって雄輔くんは眉間に皺を寄せて言った。
 男はこくんとゆっくり頷く。

 「 誰だよ 」

 「 …… 」

 男は黙っている。

 「 誰に言われたかって聞いてンだよ!! 」

 体中に電流が流れるように背筋がビンッとなった。
 雄輔くんのいつもの優しい顔は見えない。

 「 …高橋 」

 「 えッ…!? 」

 黙って話を聞いていたあたしは口を開いた。
 何で…?何で隆司さんがあたしを…?

 「 何、結夏知り合い? 」
  
 あたしはこくんと頷いた。

 「 あたしに…告白してきて、
   断ったら……レイプ、してきた…人 」

 あたしは下を向いて、
 言葉を詰まらせながら言った。
 
 


100: 名前:麻実☆ (clover.te2)☆01/05(火) 12:50:42 HOST:ser357023019285577
100おめでとうございます!
とっちゃいましたが…
これからも頑張って書き続けて下さい!
私隠れファンです(笑)


101: 名前:えいみ☆01/05(火) 13:50:28 HOST:mcn-ud02152.miyazaki-catv.ne.jp
おもしろいです!!!!!!!!
ネクスト!たくさんかいて!
雄輔LOVEです!かっこいい!


102: 名前:乃愛☆01/05(火) 18:02:13 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  でぃあ*麻実さま
 
 はい!頑張ってENDを目指したいなぁと思っています^^
 隠れファン、上等です(⋈¨●)♡←
 
 でぃあ*えいみさま
 
 面白いですか!?これから書きますよ(* ・ω・)v
 雄輔ファンクラブとかまぢ募集ですからbb*

 **皆様へ**

 今まであげをしてくださった方、
 乃愛を支えてくださっている方をご紹介します☆

 ●バナナジュースさま
 ●苺さま
 ●りるん☆!、さま
 ●ココロさま
 ●utti-さま
 ●夏祭りさま
 ●みいさま
 ●可憐さま
 ●りぃさま
 ●未来さま
 ●姫奈さま
 ●絵凛さま
 ●ジェリーさま
 ●玖羅さま
 ●藍華さま
 ●まひろさま
 ●亜蝶さま
 ●みあさま
 ●でんきさま
 ●りこさま
 ●麻実さま
 ●えいみさま

 以上です^^

 続いてこの小説にはたくさんの人達が出ています。
 1人1人紹介していきたいと思います。
 表現の仕方が下手ですが、見てください^^;

 
 *今村 結夏imamura yuika*

 絹のような艶やかな栗色の長い髪。
 大きく二重な可愛らしい瞳。
 身長は小さめで、男子から“可愛い”とよく言われている。高校1年。
 ポジティブシンキングだが、涙もろい。
 何気にモテてしまう。
 ❤現在・庵蓮 啓斗がLover❤

 *庵蓮 啓斗annrenn keito*

 さらさらの黒髪。肌は白く王子様系。高校1年。
 にっこりと微笑む姿を見た女性は年齢関係なくIt falls in love!!(恋に落ちます)
 吸い込まれそうな瞳を持ち、すらりとのびる手足が特徴。
 告白された回数は数知れず!?
 ❤現在・今村 結夏がLover❤

 *高橋 優莉takahasi yuuri*

 茶髪のショート。いつでも潤う唇が特徴。
 一重だが、大きめの瞳。
 手足が長く、“美人”と有名の女子。高校1年。
 いつでもポジティブシンキングで、周りに友達が多い。
 ☆現在・今村 結夏がBest friend☆

 *今村 結愛imamura yua*
 
 黒髪のストレートヘア。
 いつもポニーテールで、バスケを汗を流して、その綺麗な髪を動かす。
 結夏と姉妹で、姉妹とも男子にモテる。
 ☆現在・高橋 由美子がBest friend☆

 *高橋 由美子takahasi yumiko*

 茶髪のお団子ヘア。
 バスケ部のアイドルとして人気。
 誰とでもすぐに仲良くなれる。
 ☆現在・今村 結愛がBest friend☆

 *盤常 麗bannzyou rei*

 茶髪で軽くウェーブが入っている。
 ギャル中のギャルで、男は玩具だと思っている。
 結夏が嫌いで、いじめようと企んでいる。
 一度、啓斗とSEXをした仲。
 ❤現在・庵蓮 啓斗にUnrequited love❤

 *相川 蕾aikawa tubomi*

 黒髪に茶色のメッシュで、髪を盛っている。
 見た目はギャルで中身は関西(?)人。
 啓斗を狙い、ずるい手口で結夏を突き落とす。
 ❤現在・庵蓮 啓斗にUnrequited love❤

 以上です^^
 
 

 

 

 


103: 名前:乃愛☆01/05(火) 18:19:19 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 「 結夏ッ!! 」

 俺は高橋に言われた通りに図書室へと向かった。
 扉を勢いよく開けて、結夏の名前を叫ぶ。

 「 ……誰も、いねぇ… 」

 静まり返る図書室。
 俺は図書室を見渡すと、また走り出した。

 何処だよ、何処にいるんだよッ……!

 俺はふと何気なく資料室を覗いた。
 そこには結夏らしい女子を優しく抱きしめている雄輔の姿。
 
 ガララッ

 無言のまま扉を開けて、座っている2人を見下ろした。

 「 あ…庵蓮くん? 」

 「 啓斗…… 」

 2人はバッと体を離し、俺を怖がるように見つめた。
 俺は結夏の腕をグイッと上から引っ張り、強引に立たせた。
 結夏は少し痛そうな顔をしているが、そんなの俺には関係ねぇ。
 
 バンッ!!

 「 ッきゃあ! 」

 結夏は少し大きく叫び、目を閉じた。
 そして、ゆっくりと目を開いた。

 俺の足元には、血が出る頬を押さえた雄輔の姿。
 結夏は、そんな雄輔の状態を見て、すぐに近づこうとした。

 俺は、近づこうとしている結夏の腕を引っ張り、 
 自分の腕の中に包み込んだ。

 「 や、止めて…… 」

 結夏は小さく否定する声を出している。
 俺は結夏を抱きしめたままやっと起き上がった雄輔を見た。

 「 お前……何やってんだよ 」

 俺は低い声で脅すように問いかけた。
 雄輔は眉をピクリと動かし、俺の腕の中から結夏を引っ張り出した。
 そして、乱暴に床に投げ捨てた。

 「 きゃっ 」

 結夏は小さく声を出し、床に倒れこんだ。
 
 「 お前こそ何やってんだよ! 」

 お前こそ……?
 俺が一体何したって言うんだよ。

 「 こいつはな…結夏はな、男達に…! 」

 「 や、止めて!言わないでッ 」

 結夏は興奮する雄輔を止めるように、結夏はよろよろと立ち上がり、手を出した。

 「 犯されたんだよ!! 」

 は……?

 「 何の、冗談だよ…… 」

 「 冗談なんかじゃ「 そうだよ!冗談だよ!冗談なのッ 」

 まだ熱くなっている雄輔の言葉を遮るように、
 叫び声に近い声を出して、狂ったように床に崩れ落ちる。

 

 


104: 名前:彩実☆01/06(水) 14:04:50 HOST:i125-203-13-234.s02.a001.ap.plala.or.jp
メチャクチャあげ〜〜
いいですよこの小説
私のお気に入りに入れときま〜すっ


105: 名前:乃愛☆01/06(水) 18:38:34 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*彩実さま

 あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪
 こんな小説がいいんですか!?
 お気に入り!?!?煤A
 やあ〜、嬉しいです(p嬉u∀0*)'+.*~☆

 ----------------------------------------------------
 
 結夏Side

  
 言わないで…!
 
 言ってしまったら、本当に犯されたって実感がわいちゃうから……。
 あの時が、頭の中で蘇る。
 
 せめて、冗談と感じて……!
 人に言われたら…お終いだよお…。


 あたしは声を出してわんわんと泣いた。
 

 「 結夏…… 」

 庵蓮くんと雄輔くんは驚いた顔をして、
 あたしを見下ろしている。

 そして、ふあっと優しい風が吹き、
 あたしの小さな体はすぽっと埋められてしまった。

 この香り……
 庵蓮くんだ……。


 「 ゴメン…… 」


 え…?
 
 あたしは溢れた涙を拭かないまま、
 黙って庵蓮くんの腕の中に入っていた。

 「 そんな…ひでぇことされてたのに、
   俺……何もできねぇで……ゴメン……… 」

 あ…れ?
 庵蓮くんの腕、震えてる…?

 「 庵蓮く…「 俺、結夏を守るから 」

 守る……?

 庵蓮くんはあたしの肩をそっと掴み、優しく離れた。
 そして、あたしの顔をじぃと見つめてにっこりと微笑んだ。

 あなたのその顔……
 あなたのその言葉……
 
 全部信じていいんですか?

 あたしはいつの間にか目尻にしか残っていない状態になった涙を人差し指できゅっと拭くと、にこっと微笑んだ。

 「 はいッ……! 」

 返事をしたあたしの目からはまた涙が溢れ出してきた。
 これは…悲しい涙じゃない。
 
 嬉しい……涙だ。

 嬉しい涙って本当に出るんだね。
 小説や漫画だけのことかと思ってたけど、
 こんなに自然に出るなんて驚いた……。

 庵蓮くんといると初めて分かることがたくさんある。
 
 有難う……
 有難う、庵蓮くん。

 


 


106: 名前:乃愛☆01/07(木) 18:41:29 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side


 微笑んで泣く結夏を俺は抱きしめた。
 そして、俺は結夏の頬に触れるだけのキスをした。

 「 …あれ? 」

 「 何? 」
 
 一瞬、真っ赤な顔をした結夏の顔が不思議そうな顔をした。
 俺は首を傾げて結夏を見た。

 「 雄輔くんがいない…… 」

 …確かに。
 もしかして、気ぃ利かせたのか?
 
 ふッ……たまにはいい奴じゃねぇか。

 俺は鼻で笑うと、結夏の体を優しく包み込み、
 少し経ってから離れて、顔をじぃと見つめた。


 「 膝枕〜 」

 俺は正座している結夏の足に頭を乗せて横になった。
 ふにゃりと微笑むと結夏は顔を赤く染めた。

 「 ちゅーして? 」

 俺は子犬のような潤んだ瞳で結夏を見つめ、
 自分の唇をつんつんと軽く触った。


 「 えッ、あ…え? 」
 
 結夏はさらに顔を赤くして、おろおろしている。

 「 何…俺と、したくないの? 」

 とどめの一発。
 俺の言葉を聞くと結夏は首を左右に激しく振った。
 そして、髪を耳にかけて結夏は俺に近づいた。

 ちゅ…


 触れるだけの優しいキス。
 
 ちぇ……ちょっと期待しちまった。
 もっと、大人のキスしてくれるってな。

 まぁ…そんな大胆な女は好きじゃねぇからな。
 あ、でも結夏だったらOKかな。

 俺はにっこりと微笑み、頭を上げて
 結夏を床に押し倒した。

 「 ひゃッ…… 」

 結夏の小さな驚きの声。
 俺は顔を赤くしている結夏を馬乗りになって見つめた。

 そして、結夏の唇を人差し指でゆっくりとなぞる。
 
 「 俺達の……仲直りの仕方は? 」

 「 え……? 」

 俺は寝ている結夏の耳元でそっと囁いた。
 
 「 SEX… 」

 「 な、何言って…!やッ…何!? 」

 明らかに慌てている結夏。
 まぁ、当然だよな。俺、結夏の視界を手で塞いでるし。
 ついでに自分のタイで手縛っちゃったし。

 俺は心の中で言い訳のように色々と語ると、
 結夏の首元に顔を埋めた。

 


107: 名前:乃愛☆01/07(木) 18:58:15 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 「 あッ…痛…! 」

 首元から、皮膚を吸い上げられる間隔が走った。
 ちくりと痛みを感じて、思わず声を出してしまった。

 「 んッ…ふぁ…んん… 」

 いきなりの大人のキス。
 目も塞がれてるし手も縛られてるし。
 
 仲直りっていうから、優しいえっちかと思ったのに…
 これじゃあ…無理やりじゃん。

 いつ何が起こるか分からないから、
 心臓がさっきからドキドキいってるよ…。
 
 「 ぷはッ…! 」

 しっかりと息が出来たのは、
 キスをしてから4〜5分後。

 「 はぁ…はぁ… 」

 上手く息が出来ないよ…。
 でも、庵蓮くんは大丈夫そうだよね。
 だって、息が上がる声もしてないし……。

 プチ…

 
 「 えッ!? 」

 色々と考えていると、
 胸元で何かが外れる音。

 「 ピンクのブラ可愛いじゃん 」

 やっぱり…!ブラまで外されちゃったんだ。
 庵蓮くんとはえっちしたことあるけど…
 やっぱり恥ずかしいよお…。


 「 あッ…あん…やッ、やあ…! 」


 「 嫌じゃないだろ?
   本当は頭の中で“もっと”って思ってるんだろ?
   嫌だって言ったら俺がやってくれるとでも思ってるの? 」

 「 そんなことッ……! 」

 そんなことないもん…!
 何でそんなヒドいこと言うの?

 「 ま、えっちな結夏の方が俺は好きだな 」

 くすっと微笑む庵蓮くんの声。
 それって……求められてるのかな?

 彼氏に求められたら…
 答えたほうが良いんだよね?

 「 ね…庵蓮くん 」
 
 「 ん? 」

 動きを止める庵蓮くん。

 「 たまには…気持ち良くなりたくない? 」

 「 は…? 」

 縛られている手を上手く利用して起き上がるあたし。
 そして、頭の後ろのほうで何かがゴソゴソと動いている。

 「 何言ってんだ、お前 」

 庵蓮くんの困った顔が見える…。

 あぁ、タイ…取ってくれたんだ。
 あたしはにっこりと微笑むと、
 困った顔をしている庵蓮くんを気にせずに、
 ベルトをカチャカチャと外し始める。

 「 なッ…おま、何やって! 」

 庵蓮くんが慌てても、もう遅い。
 あたしの目の前には大きな庵蓮くんのモノ。

 ここまで…大きくなるんだ。
 
 「 これ、何? 」

 あたしは解いてもらった手の人差し指で庵蓮くんの先から出ている液をつんと触った。

 「 うあッ… 」

 庵蓮くんの中々聞けない声。
 気持ちいいの…かな?

 あたしは庵蓮くんのモノを優しく掴み、
 舌先でペロッと舐めた。

 「 あッ… 」

 庵蓮くんの顔を見ると、
 顔を赤くしている。

 今の声…
 女の子みたい。

 うわぁ…何かもっとやりたくなっちゃった。

 あたしはにっこりと微笑み、庵蓮くんのモノを
 口にすべて含んだ。


 そして、口の中で舌を使い、音を立てて舐める。

 「 …んッ、ふぁ…ひもひい(きもちい)? 」

 


 


108: 名前:乃愛☆01/08(金) 18:44:31 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 一体どうしたんだよ、結夏。
 いきなり俺のくわえたりして…。

 つか、結夏これ初めてか?
 初めてにしては、結構……いや、

 かなり上手いんですけど。

 「 あ…う、出るッ! 」

 びゅるびゅると勢いよく出る俺のもの。
 体を離して結夏に飲ませないようにしたけど、
 結夏は食いついたまま。

 「 んッ、んん〜〜〜 」

 眉間に皺を寄せて苦しそうな表情をする結夏。

 「 わ、わりぃ…… 」

 俺は口に手を当てて下を向いてる結夏の顔を覗き込むように見て謝った。

 やがて、結夏は“ぷはぁ”という声を出すと
 顔を上にあげて俺を見た。

 「 ん、全部飲んじゃった 」

 舌を少しだけ見せて、可愛らしく微笑む結夏。
 そして、また少し苦しそうな顔をしているが、
 すぐに可愛らしい笑みを俺に向けてくる。

 …ドキンッ!

 俺は真っ赤になる顔を隠すために結夏を強く抱きしめた。
 
 「 ひゃッ…庵蓮く「 啓斗… 」

 結夏は小さく“え?”と声を出した。
 
 「 名前…で呼んで? 」

 俺は赤くなった顔が元に戻ったのを感じると、
 結夏から体を離し、真剣に見つめて言った。


 「 え…う、…名前で? 」

 明らかに動揺を隠せていない結夏。
 
 「 俺のこと名前で呼ぶの嫌なのか? 」
 
 俺は悲しそうに眉を寄せると、首を傾げた。
 結夏は顔を真っ赤にして、首を左右に何度も振った。

 「 け、啓斗…くん 」

 結夏は両手を口元に当てて、
 上目遣いで俺を見ながら名前を言ってきた。

 う゛……可愛い。

 「 …やっぱり、あたしが名前で呼ぶなんておかしいよね? 」

 俺が照れて黙っているのを勘違いした結夏は、
 悲しそうな表情を俺に見せている。

 「 …すっげぇ嬉しい! 」

 俺はにっこりと微笑むと、
 結夏を強く抱きしめた。

 
 「 あたしも……嬉しい 」

 耳元で結夏はふふっと笑った。
 つられて俺も自然に笑みがこぼれた。

 
 その後俺等は1つになった。

 結夏とやるSEXはいつになっても緊張する。
 これってやっぱり…結夏のことを大切にしてるってことだよな。
 今まで俺はSEXをそこら辺にいる女とやっていたけど、
 それは、心からじゃなく体を満たすためにやっていただけ。
 初めてのSEXだって、あぁ…こんなもんか。
 …って思ったくらいだし。

 でも、結夏は俺に“初めて”を何度もくれる。
 これから先……。

 結夏は俺にどれだけの“初めて”をくれるんだ?

 

 

 


109: 名前:はなび☆01/09(土) 17:09:31 HOST:fl1-119-244-74-151.ehm.mesh.ad.jp
どっぷりハマってしまいました!!

乃愛様、天才デスね!!

更新頑張ってクダサイっ!!

くぅ〜っ!

啓斗君に愛されてる結夏ちゃんが羨ましい&憎いっw

って、憎んだら駄目ですね^^;


110: 名前:あげ☆01/09(土) 17:38:49 HOST:ser359402023540748
>>1-

111: 名前:らら☆01/09(土) 17:58:42 HOST:202-080-096-242.users.bc9.ne.jp
おもしろいですね!!

更新頑張ってください♪

応援してます(^U^)/


112: 名前:乃愛☆01/11(月) 16:50:54 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*はなびさま

 はまっちゃいましたか?
 くぷぷ…嬉しいです((殴
 天才!?ないないッv
 
 啓「 おいおい、結夏をいじめんなよ 」

 憎んだらはなびさまの可愛い❤お顔がパグになっちゃいまs((タヒ

 でぃあ*あげさま
 
 あげd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b

 でぃあ*ららさま

 面白いですか?うふふッ…❤
 はい、更新頑張りますbb*
 
 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 外はまだ明るい―…

 あたし達はどちらからともなく自然に手を繋ぎ、
 自然に学校から出た。

 
 もう……帰るのかな?
 あたしはそんなことを考えながら、
 繋いでいる手に力を入れた。

 「 …どした? 」

 あたしの力に気づいた庵蓮くんが横目で見てきた。
 
 「 う、あ…何でもないよッ! 」

 あたしは首を左右にぶんぶんと振ると、
 にこッと作り笑いを見せた。

 
 本当はまだ………一緒に居たい。
 もっと庵蓮くんに触れていたい。
 

 「 なぁ、結夏 」

 「 え〜? 」


 ……!!


 何、今のあたしの声…!
 すごく残念そうな声。

 庵蓮くんをちらっと見ると、さすがに驚いた顔。

 「 じ、じゃなくて何? 」

 あたしは口を押さえて庵蓮くんの誤解を解くように力強く言った。


 だけど、庵蓮くんはふいっと顔を逸らすと、
 こっちを一度も見てくれない―…。


 え…何で?

 
 「 あ、庵蓮くん…? 」

 一言名前を呼んでも振り返ってはくれない。
 どうして…?

 今のであたしのこと嫌いになっちゃったの?

 「 庵蓮くんッ、庵蓮くッ…「 啓斗 」

 あたしの言葉が綺麗に遮られた。
 思わず、口がポカーンと開く。

 へ…?
 啓斗……って?

 
 「 俺のことッ…啓斗って呼ぶって決めただろ! 」

 頬を少し染めている庵蓮くんの姿。
 そして、頬を染めたことを認めるかのように、
 あたしに背を向けて手で顔を隠している。
 
 どきっ…。


 普段、見れない顔。
 そんなのズルいよ……。


 「 け、啓斗くん… 」

 あたしは恐る恐る名前を呼んだ。
 
 「 …何? 」

 にっこりと子供のような可愛らしい笑みを浮かべる庵蓮くん。
 この笑顔を………ずっと独り占めしていたい。



 このときが、


 初めてあたし自身が独占欲が強いと感じたときでした。

 

 


 
 




113: 名前:乃愛☆01/12(火) 18:37:53 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 「 きゃははッ!啓斗くん、すごぉい!! 」

 今、俺と結夏はゲームセンターにいる。
 結夏が目を輝かせて見ていたぬいぐるみが置いてあった、
 UFOキャッチャーにチャレンジしている。


 俺は昔、これでもかッ!てほどゲームセンターにいたから、
 こんくらいのもんなら簡単。

 結夏の身の回りには俺がとったたくさんのぬいぐるみなどの景品。

 
 「 ね、ね、啓斗くんッ 」


 たくさんのぬいぐるみを持った結夏が、
 俺の制服の裾を持って名前を呼んできた。

 「 何? 」

 俺の裾を持っていた結夏の手を握り締めて俺は微笑んだ。

 「 プリ……撮りたいな 」

 にこっと可愛らしい笑みを浮かべる結夏。
 も……もちろんっス!!

 「 いーよ 」

 俺は平然を装って、にっこりと大人の笑みを結夏に見せた。
 
 俺と結夏が入ったプリ機は最近女子高校生が注目している姫系と小悪魔系の両方が楽しめるところだった。

 
 俺ははしゃいで中に入る結夏を微笑んでみながら
 そっと財布から小銭を取り音を立てて入れた。

 「 さ、撮るぞ 」

 「 え、あ…お金は? 」

 俺は結夏の肩をぎゅっと抱き画面を見た。
 “気にすんな”と軽く流すと、俺は結夏に問いかけた。

 「 な―…エロいプリ撮らない? 」

 「 うん……ってええ!? 」

 画面を見つめていた大きな瞳がさらに大きくなり俺を見た。
 そしてその顔は耳から何まで真っ赤。

 「 やりぃ! 」

 「 や、ちょ……まッ 」

 明らかに慌てている結夏。
 やべぇ…ドSスイッチ入ったわ。

 [ 撮りまぁす、3…2…1… ]

 パシャッといい音が鳴ると同時に俺は結夏に顔を近づけた。
 
 撮った写真を見るために画面を見ると、 
 そこには真っ赤な顔をしている結夏と
 余裕そうな顔をしている俺の姿。

 [ 次だよ―、いきまぁす! 3…2…1 ]

 次にフラッシュがなる前に俺は結夏のスカートを上にたくしあげて、パンツを下げてひょいっとM脚で持ち上げた。

 写真には結夏のあそこがはっきりと見える。
 そして、俺のにんまりと微笑んだ悪魔の顔。

 [ 最後だよ―、3…2…1… ]

 最後に俺は結夏のあそこをペロペロと舐め始め、
 結夏のエロい顔を撮ろうと決めた。
 パシャッといい音が鳴ると同時にプリ機の中では
 結夏の可愛らしい声が鳴り響いた。

 結夏の頭をぽんぽんと撫でると、パンツとスカートを元に戻し、印刷機の方に向かった。


 すでに印刷はされていて俺はすぐにプリを撮った。
 ちょうど良く結夏のイク顔のプリがアップになっている。

 覗き込もうとしている結夏にプリを見せると、
 すぐに顔を赤くして両手で隠してしまった。

 


114: 名前:乃愛☆01/13(水) 18:11:23 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 ゲームセンターからはしゃいで出ると、
 あたし達の足は自然に公園へと向かっていた。

 あたしはブランコに腰をおろして
 啓斗くんはあたしが座っているブランコの鎖を持って
 柱となる棒によっかかった。


 「 もう、あんなこと止めてね…? 」

 あたしは啓斗くんを上目遣いで見ると、
 頬を膨らませて言った。

 「 はいはい 」

 啓斗くんはあたしの発言を軽く流すと、
 ふっと微笑み頭を撫でてきた。

 
 自然と口数が減り、気まずい沈黙が流れる―…。

 「 なぁ… 」

 沈黙を破ったのは真剣な顔をしている啓斗くん。
 あたしは首をくいっと傾げて見た。

 「 ブランコ似合うな 」

 くくっと我慢笑いをする啓斗くん。
 …どうゆうこと。


 「 啓斗くんなんか嫌い――ッ! 」

 あたしは持っていたバックを啓斗くんに投げつけた。
 
 「 ってぇ…、結夏てめぇ! 」

 啓斗くんは悪魔のような笑みを浮かべて、
 あたしの腕を引っ張り公園の滑り台に歩き出した。

 外は夕日が沈み暗くなっている。
 だんだんと視界がぼやけていく―…。

 「 どうしたの…ン 」

 突然の啓斗くんからのディープなキス。
 あたしはただ受け止める破目になってしまった。

 「 今、今―……結夏を抱きたい 」

 啓斗くんはあたしの首元をペロッと舐めた。
 背筋がゾクゾクとして、手の力が抜ける。

 あたしを囲むように掴んでいる啓斗くんの手が、
 滑り台の手すりからだんだんとあたしの下へと近づいてくる。

 「 あ…ん…あッ! 」

 あたしの声が1オクターブ高くなり、
 ビクッと体が動く。


115: 名前:瑠季☆01/13(水) 19:11:47 HOST:pl590.nas935.p-hokkaido.nttpc.ne.jp
ずっと見てました!これめっちゃ面白いです^^*
更新ふぁぃとです♪

乃愛様≫うちのことゎ呼びタメでおっけぇです★


116: 名前:乃愛☆01/14(木) 17:51:13 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 瑠季ちゃむ!、

 いきなり変な感じで呼んでごめんねb*
 うちのことも呼びタメでいいょ(●Ü●)
 面白いかなぁ?自分的にはつまらないんだけど…笑
 
 ----------------------------------------------------

 
 啓斗くんの手は、少しずつあたしの中に音を立てて入ってくる。

 ゛ちゅぽ…゛

 あたしの耳には水っぽい音がしっかりと聞こえた。
 やだッ……、あたしすごく濡れてる…?

 
 「 結夏、こ〜んなに濡れてるぞ 」

 また、音を立てて啓斗くんは手を抜いて
 あたしの目の前まで入れていた手を持ってきた。

 啓斗くんの手にはあたしのトロトロの蜜。
 
 「 舐めてよ 」

 「 っえ…? 」

 甘い思考回路をしているあたしの頭にはまるで入ってこない。
 啓斗くんが何を言っているのか、が分からない。

 
 「 この手、結夏の舌で舐めてって言ってるの 」

 にっこりと悪魔のような笑みを浮かべてあたしを見る。
 その目は…゛いいえ゛と言わせない吸い込まれるような瞳。

 「 はい…… 」

 あたしは下唇をぎゅっとかみ締めて啓斗くんの指に口を近づけた。

 かぷっと音を立てるように指を咥えたあたし。
 そして、丁寧に舌で舐め回す。

 「 ん、もういーよ 」

 啓斗くんが許したとき、あたしの下半身は熱くなり
 瞳もトロンと眠たそうになった。

 
 ズブブブッ……


 「 あ、あ、あッ! 」

 熱くなったあそこに勢いよく入ってきた太いもの。
 そして、その太いものはズンズンと奥へと入ってくる。

 「 あんッ、あッ、んッ…!ッあ、あッ! 」

 いつもより大きくて太い啓斗くんのものは
 あたしの理性を壊していく―…。

 「 もっと!もっと奥にッ、奥にぃいッ!あッ、あん! 」

 あたし、おかしい―…。

 こんなところで、こんなに鳴いて。
 こんなに気持ちいと思ってしまうなんて。

 


117: 名前:乃愛☆01/14(木) 19:57:46 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 我慢できなかった。


 俺の手を丁寧に舐めている結夏の姿を見て、
 入れたいって思うのは普通だと思った。

 公園で俺達は1つになった。


 あの後俺達はピンクのオーラがかかったまま家に帰った。
 結夏の家まで送ると、俺は自然に携帯へと手が動いた。

 携帯を開くとメールが1通来ている。
 誰……だ?


 -----------------------

 to:啓斗くん
 From:結夏

 今日も送ってくれてありがと。
 明日、学校お休みだね!
 もし良かったらお買い物とかしない?

 ----------------------------



 こ…これは。
 まさかの結夏からのおデートのお誘い!?

 俺はバックと携帯をギュッと握り締めて
 もうすぐで着く家まで猛ダッシュで帰った。

 家に着くと、゛ただいま゛と大きな声で走りながら
 部屋へと向かった。

 部屋に着き、荷物をベットに投げ捨てて
 俺は制服のまま床にちょこんと座った。

 そして、少し震えている指で結夏へと電話をしようとする。

 《 ……はい? 》

 何回かコールがなった後に結夏の声が聞こえた。

 「 お、俺ッ!啓斗だけど 」

 うはぁ……やべぇ、まじ恥ずかしいんだけど。
 思いっきり噛んじゃったし。

 《 うん、なぁに? 》

 結夏は普段話しているように笑みを浮かべているんだろうとか、
 俺は考えてしまって聞こうと思っていたことをすっかり忘れていた。

 「 あ、あのさぁ!メール見たんだけど…… 」

 言いたいことをやっと思い出した俺は、
 はっと我に返り話を変えた。

 《 うん、お買い物ッ! 》

 「 俺と……でいいの? 」

 俺は恐る恐る問いかけた。
 電話越しに結夏はクスッと笑った。

 《 啓斗くん……がいいのッ! 》

 明るい声で俺を慰めるように言う結夏。
 この野郎…!さんざん俺をときめかせやがって。

 可愛すぎるぞ、このこのこのッ!
 …と、まぁ…壊れるのはこれくらいにしておいて。

 「 ん、分かった。じゃな 」

 電話を切ると何故だかドッと疲れが表れた。
 きっと緊張していたのだろう。

 俺達は明日、゛デート゛をすることになった。
 そうとなれば……あんなことやこんなことを考えなくては。

 え?あんなことって何だって?
 それは、まぁ……あんなことだよ。

 

 
 


118: 名前:乃愛☆01/15(金) 18:05:21 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 携帯を閉じたあたしの顔は真っ赤。
 頑張って平然を装ってみた。

 いつもと立場が違う……。
 啓斗くんはちょっと噛んでたなぁ。

 ……って、こんなことしてらんないッ!

 あたしは自分にツッコミを入れると
 洋服のタンスをすべて開けた。
 
 明日の服は何がいいかな?
 大人っぽくシックに?
 それとも、可愛らしくピンクで?

 う〜ん……。
 まったく決まらない。


 でも……何かこうゆうのいいな。
 彼氏を考えて服を決めたりするのって、楽しい。

 あたしはにっこりと微笑みながら色々と服を出して明日のデートを想像した。

 
 1時間後…。

 「 やっぱ無理ぃぃぃぃ!決まんないッ 」

 あたしはタンスの中の服をすべて出し、
 服に囲まれて部屋の中心で叫んだ。

 その声はあたしの頭の中ではエコーで響き
 さらにあたしを攻めてきた。

 ゛コンコン゛

 「 ふぁい…… 」

 今にも泣きそうなあたしの声は
 ドアの向こうにいる人に聞き取れたのだろうか。

 ガチャ、と音を立てて部屋に入ってきたのは
 勉強が苦手なあたしのお姉ちゃん、結愛姉。

 「 お姉ちゃん〜…… 」

 あたしはしがみつくような瞳で相手を見た。
 お姉ちゃんは顔を引きつけてあたしを見てる。
 
 「 な、あ…失礼しましたぁ! 」

 お姉ちゃんは逃げる体制を取っている。
 そんなお姉ちゃんをあたしがしっかりと押さえつける。

 「 お願いがあるのぉ!! 」

 シーン…と深い沈黙。

 え…、あたし何か変なこと言った?
 自分の言ったことを頭の中で言い直す。

 「 あの…あの結夏があたしにお願い!? 」

 キラキラと子供のように瞳を輝かせるお姉ちゃん。
 もしかして、信頼されて嬉しいとか思ってるのかな?
 別に……深い意味はないんだけどね。
 まぁ、それ言っちゃうとお姉ちゃん悲しむし、言わないでおこう。

 あたしは頭の中でまた色々と考えながら
 とりあえず゛うんうん゛と満面の笑みで頷いた。

 「 いーよ、いーよ!お願い言ってみなさい 」
 
 男前…。
 ボソッと呟きそうになる言葉。
 胸をドンッと拳で叩くところなんか…。
 うん、もう……男に近い。

 


119: 名前:乃愛☆01/15(金) 20:13:38 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 「 ……と言う訳なんだけど 」

 あたしは今まであったことをすべてお姉ちゃんに話した。
 途中お姉ちゃんの反応が気になったが、すべて話し終えた。

 話を聞き終えたお姉ちゃんはにんまりと
 気持ち悪く微笑みあたしの肩をぎゅっと掴んだ。

 「 話はよ〜く分かった、お姉ちゃんに任せなさい! 」

 本当……かな。
 何でだろう、まったく信じられない。

 ゛ちょっと待ってなさい!゛
 そうお姉ちゃんに5分前に言われて今にいたる。

 お姉ちゃんは隣の部屋で鼻歌を歌いながら
 何かをゴソゴソと取り出している様子。


 「 あった、あった〜! 」

 あたしの部屋に入ってくる頃には
 お姉ちゃんは後ろに何かを隠していた。

 あたしは覗き込むように見て゛何?゛と首を傾げて問いかけた。

 「 これ?これはね―、服! 」

 あたしの目の前に出してきた服。
 袋に包まれているから中が何か分からない。
 あたしは無言のまま、その包みを見て受け取った。

 「 これなら、サイズも大丈夫だと思うし…。
   何より、あんたに合うと思うけど? 」

 じぃとお姉ちゃんを見つめると、
 お姉ちゃんは゛着てみれば?゛と優しく付け加えてくれた。
 あたしは黙って頷くと袋を開けた。

 「 わ…! 」

 中にはピンクのワンピース。
 首元にはポンポンの着いたリボンがある。
 
 あたしは着ていた服を脱ぎ捨てすぐにワンピースに着替えた。
 大きな全身見える鏡の前に立ったあたしは目を丸くした。
 あ……れ、何でだろう?
 ピンクだから子供っぽいな、と思ったのに。
 子供っぽくない、むしろ……大人っぽい。
 
 「 これね。ピンクはピンクでも淡い桜色だから、
   大人っぽさの中に可愛らしさが入ってるの。
   だから、今の結夏にはぴったり! 」

 あたしに……ぴったり。
 ワンピースを着たあたしの肩を後ろから優しく掴み
 鏡越しににっこりと優しく微笑んでくれるお姉ちゃん。

 「 どうせ、あんたのことだから。
   啓斗くんに合わせて背伸びしよーとか考えてるんでしょ? 」

 う゛…。見事に的中。図星です。
 あたしは゛はは…゛と苦笑いを浮かべて、またワンピースに目をやった。

 「 …気に入った? 」

 お姉ちゃんは自分の前髪をくいっとかきあげてあたしを見た。
 あたしは゛うん!゛と元気よく答えると、
 お姉ちゃんは゛そ゛と短く答え、部屋から出て行った。
 
 「 ふふ…… 」


 自然に出てくる笑み。
 あたしは両手で口元を押さえて微笑んだ。

 大切なのは、合わせることじゃない。
 あたし自身が着たい服も着なくちゃ。
 あたしが好きな服で…大好きな人をときめかせたい。

 あたしはお姉ちゃんから貰ったワンピースを枕元に置き、
 一緒にアクセサリーなどを置いておいた。

 さて…。


 あたしはふぅと溜息をすると、1人で微笑み
 ベットへと入った。


 
 ………。

 …………。

 ……………。

 ね……………。

 眠れな――――いッ!!

 
 あたしはガバッと体を起こすと両手で頬を押さえた。 
 明日のことを想像?妄想すると…もう。
 顔も赤くなるし、ニヤける……。

 


120: 名前:乃愛☆01/17(日) 17:00:54 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 
 ………。


 「 ん 」

 自然と開いた瞼。
 少しの隙間があいたカーテン。
 そこから入ってくるのは朝を知らせる太陽の光。

 
 朝……か。
 
 俺は開いた瞼をパチパチと動かして、
 ゆっくりとベットから起き上がる。

 そして、驚くのはベットの周りに落ちている服。
 昨日、確かに服選びに手こずって最終的に眠くなって…。

 やべ。
 こんなに汚くなってるとは。

 渋々、落ちている服を1つ1つ拾い上げて
 俺は溜息を落としながら時計を見た。

 8:05……。
 
 結夏のとの駅での待ち合わせは10:30。
 よし……まだ大丈夫だ、ゆっくり準備できる。

 ゛コンコン゛

 丁度落ちていた服をすべて拾い上げ片付けていると、
 ドアをノックする音が聞こえ、俺は振り向きながら返事をした。

 入ってきたのはふりふりのレースとドピンクのハートがついているエプロンを着ている母さん。

 「 啓く―んッ!どぉしよう! 」

 何、このパターン。
 何で母さんが俺に泣いて抱きついてくるわけ?

 「 あのね、あのねッ!
   パパが出張先から今日の朝連絡してくるって
   言ってきたんだけどね、来ないのぉ! 」

 
 ガクッ。
 
 思わず体全体を支えていた手の力が抜けました。
 
 「 じゃ、母さんから電話すりゃいいだろ? 」

 俺は片手で髪をポリポリとかき、
 片手で母さんの肩を掴み離れようとする。

 「 だめだめッ!そんなしつこいことしたら
   パパに嫌われちゃうじゃない! 
   そんなの、恋の駆け引きよぉ! 」

 この歳になって゛恋の駆け引き゛って。
 
 
 


121: 名前:アヤノ☆01/17(日) 20:51:35 HOST:202-080-096-242.users.bc9.ne.jp
アヤノでっす♪

初コメさせていただきます!!


これからもがんばです!!


122: 名前:アヤノ☆01/17(日) 20:56:28 HOST:202-080-096-242.users.bc9.ne.jp
アヤノの雑談のスレにまた遊びにきてね♪

またお話しよ^^


123: 名前:乃愛☆01/18(月) 19:34:14 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*アヤノさま
 
 2回のコメd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b
 はい、また゛雑談スレ゛に行かせていただこうと思います*
 
 ----------------------------------------------------

 
 「 じゃ、メールでさらっと書けよ 」

 「 …… 」

 ポカーンと口を開けて俺を見ている母さん。
 …と。俺なんか変なこと言ったか?

 ふと気になり首を少し傾げて母さんを見る。
 気づくと母さんの口元は緩んでいた。

 「 啓くん、頭良い…… 」

 目にはまだ涙が残っている。
 その目で俺を見て満面の笑みになる母さん。

 ……うげ。
 何だし、その顔。

 もういいや。
 顔でも洗ってこよう。

 「 もうすぐご飯ですよぉ〜! 」

 はいはい…。

 俺は心の中で返事をしながら溜息をついた。
 そして、洗面所に向かった。

 バシャバシャと乱暴に顔を洗うと、
 やわらかいタオルで顔を拭いた。

 母さんに会うのが嫌なのかはよく分からないが、
 何故か…リビングに向かう俺の足取りが重い。

 リビングに向かうための廊下を歩き、
 扉を開くとそこには御伽話の世界―…。

 薄ピンクの長い食事用机の上には
 ピンクのハートが刺繍されている、
 レースの女の子が言う゛可愛らしい゛ランチョンマット。

 そして、椅子の背もたれには何故か兎の姿。
 しかも、その兎は耳にリボンをつけている。

 美味しそうな目玉焼きを乗せている皿は
 もちろん、白地にピンクと赤のチェック柄。
 
 そしてそして、俺の席の隣に座る……
 ドレスのようなワンピースのような、ケーキのような
 服を着た、双子の妹。
 
 ……いい加減に、

 いい加減に可愛い顔はやめろ―い!
 ロリコンって言われたってかまわない!
 俺は…俺はただ!可愛い妹を純粋に愛しているだけ…!

 ……ってあれ?
 もしかして、俺………。

 変態扱いされちゃってる?
 え?ロリコンってところが無理だって?
 そんなこと!……あるよなぁ。


 と、色々と考えてしまう俺。
 そんなキモい(自覚)俺を見つめながらパジャマの裾を掴んでくる妹。

 この、くるくるの栗色の髪を赤で結んでいるのが麗菜。
 そっちの、同じ髪をしていて朝食を食べながらこっちを見ているのが愛菜。

 
 
 


124: 名前:彩菜☆01/18(月) 20:05:07 HOST:u752238.xgsfm12.imtp.yokohama.mopera.net
こんにちわ☆

えっと…隠れファンであり、雑談で絡んだ者です!!

相変わらず、面白いです!!

更新頑張ってくださいね!!


125: 名前:乃愛☆01/21(木) 18:36:46 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 でぃあ*彩菜さま

 雑談……ああッ!あの彩菜さんでしたか(●Ü●)
 来ていただけて嬉しいです(⋈¨●)♡
 面白いですか?照れるぅ(๑→‿ฺ←๑)
 了解∀ 頑張るぜv

 ----------------------------------------------------

 結夏Side

 
 「 ……と、こうかな? 」

 あたしは今、珍しくメイクしてます!
 実は昨日、あの後にお姉ちゃんにメイクも教えてもらったの。

 
 『 あんたは色白だし、服が桜色なんだから
   メイクもピンク系で揃えるの、いい? 』


 そして、あたしは今に至る。
 アイラインって……難しい。

 プルプルと手が震える中やっと出来た、ちょっとゆがんだアイライン。

 ………。


 つ、次だよね、次ッ!
 あたしは強く意気込むとチークを手に取り
 ラメの入ったピンクのチークを少し頬につけた。

 そして、最後に。
 唇に立体感を出そうと、唇の中心に多くグロスを塗る。
 そして、のばすように優しく塗っていく。

 
 「 わ……あ…… 」

 鏡の中にいたのは明らかにいつもと違う自分。
 あたしは思わず声を出してしまった。

 メイクだけで……
 こんなに変わるんだ。

 あたしは鏡に優しく触れると、
 自分の顔を鏡に近づけた。

 喜びを抑えて、あたしはまた椅子に座った。
 次に、あたしは栗色の長い髪を触った。

 この髪も……たまにはいじってみようかな?
 あたしは引き出しからピンクのシュシュを用意した。

 そして、鏡の前に座るとヘアアイロンで髪をのばす。
 ある程度綺麗にのびたと思ったら、
 くしでトップだけを持ち上げて少し髪を残しつつお団子をつくる。

 そして、シュシュで綺麗に結うと、残った髪を
 軽くウェーブをかける。

 ヘアが終わると、あたしはお姉ちゃんから貰った
 桜色の淡いワンピースを着る。


 全身が見える鏡の中にいるのはお洒落をしたあたし。
 こんなあたし……生まれてはじめてみた。

 

 


126: 名前:乃愛☆01/24(日) 10:08:33 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 「 おにぃちゃま〜、麗菜と遊んで下さぁい! 」

 「 愛菜とも遊んで下さぁい! 」

 う゛……。

 朝食を食べ終わり、着替えていると
 部屋に入ってきたのは可愛い妹達。

 遊んでやりたいッ!

 ……だけど、今回だけは。

 「 ごめんな、今日お兄ちゃんは用事があるんだ。
   また今度、一緒に遊ぼう?な、麗菜。愛菜 」

 麗菜と愛菜の頭をポンポンと優しく撫でて
 目線を同じにして謝る。

 それでも納得していない様子の麗菜と愛菜。
 
 ゛コンコン゛

 「 あ、こんなところにいたのね〜麗菜、愛菜 」

 部屋に入ってきたのは少し頼りない救世主母さん。
 俺は麗菜と愛菜に聞こえないように小声で母さんに助けを求める。

 「 お兄ちゃんは今日用事があるのよ?
   だから麗菜と愛菜はお買い物にママと行こうね 」

 無理やり麗菜と愛菜を部屋から出そうとする母さん。

 「 い〜やぁ〜!麗菜はおにいちゃまと遊ぶのぉ〜! 」

 「 愛菜もおにいちゃまと遊ぶぅ〜! 」

 泣きながら俺から離れないようにする妹達。
 か……可愛い。思わずニケやる俺。
 
 妹達と母さんがいなくなった部屋はやけに静かになった気がする。

 時計を見ると10:00。
 やべッ!もう時間じゃねぇかよ。


 


127: 名前:花恋☆01/24(日) 14:19:13 HOST:pc665a4.tubehm00.ap.so-net.ne.jp
乃愛さん 花恋で〜す!!花恋って呼んでネ!!隠れファンです!早く書いてネ!!

128: 名前:乃愛☆01/25(月) 19:02:37 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*花恋さま
 
 どぉも★花恋ちゃんて呼ばせていただきます*
 隠れふぁん!?堂々とふぁんしてくださいよぅ((タヒ
 
 ---------------------------------------------------- 
 結夏Side

 まだ10:05……。
 我慢できなくて早く家出ちゃった。
 
 駅前で待ち合わせだから、近くのカフェで
 お茶でも飲んで待ってようかな?

 
 あたしは駅前にあったカフェテリアで時間を過ごすことにした。
 
 「 !?…あ、いッ…いらっしゃいませ 」

 あたしのことを見るなり頬を赤くして
 戸惑っている店員さん。

 ん……?

 少し首を傾げながら案内された席に座った。
 席につき、荷物を置くと゛ココア゛を頼んだ。

 子供っぽいと思われるかもしれないけど、
 あたしは正直、ココアが大好き。

 ココアが来るまで、どうしよう…?
 
 あたしは店内をキョロキョロと見渡した。
 するとお客さん達があたしを見ている。

 一体何なの?さっきから見てきて……。

 あたしは動揺を隠し切れずに足元を見て黙っていた。

 「 ねぇ 」

 ふと声をかけられて下を見ていた目を上に上げる。
 そこには知らない男の子4人。

 「 …な、何ですか? 」

 あたしは何故かその人達が怖くて
 おどおどした口調で尋ねた。

 「 戸惑ってるー! 」

 「 かぁわい! 」

 あたしを囲むようにしてジロジロと見てくる男の人達。
 大学生…って感じかな?

 「 ねー、1人? 」

 「 誰か待ってるの? 」

 「 あ、う…はい 」

 次々と尋ねられる羽目になり、
 あたしは゛はい゛か゛いいえ゛しか答えられない状態。
 
 「 友達っしょ? 」

 「 俺等も一緒に待ってるからさ、
   その友達も一緒に俺等と遊ばない? 」

 友達じゃないんだけどぉ……。

 「 いーね、それ! 」

 何か勝手に決まってるしぃ…。
 啓斗くん早く来てぇ!


129: 名前:こう☆01/26(火) 12:42:13 HOST:softbank221044078138.bbtec.net
初めまして、こうと言います。
隠れながら見てました。
携帯でコメントしたいけど出来なくてパソコンでコメントしてます。
これからも頑張って下さい。


130: 名前:ゆあ☆01/26(火) 17:18:16 HOST:i220-109-198-246.s02.a015.ap.plala.or.jp
かなりおもしろい☆
ドSキャラまぢ好き〜
これからも応援してます!!


131: 名前:乃愛☆01/27(水) 20:59:35 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*こうさま

 ヾ(ゝω・`)oc<【。:+*ネ刀めまして*+:。】  
 え-と、乃愛と申します笑
 うちもPCですよ* PCの方が得意なんでス。
 了解です∀ 頑張ります♪

 でぃあ*ゆあさま

 うちの名前を間違ったときに言われる名前デス…!
 い-っつも、゛ゆあ゛って言われるんですけど、
 本当は゛ゆめ゛なんですょお←
 ドS好きなんですカ?
 んじゃ…ゆあさまはMですk((ry/
 

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side
 
 「 ハッ、ハッ、ハッ…… 」

 俺の耳には自分の吐く荒い息。
 つい、泣いている妹達が心配になって見に行ったのが間違いだった。
 あの後、妹達に゛抱っこ゛おんぶ゛と責められたのは言うまでもない。

 
 駅前に着くと、10:35。
 約束の時間が過ぎているが、結夏はいない。
 寝坊か…?…まさか!事故とか?

 俺は焦りを隠すように時計を見て
 心を落ち着かせてあたりをキョロキョロと見渡した。

 すると、俺の位置から見える結夏の姿。
 どうやらカフェテリアにいたようだ。

 俺はタタッと駆け足で店に入った。
 
 「 いらっしゃいませぇ 」

 甲高い女の声。
 店員か…、何かうざ。

 駅前から見えた結夏が座っていた場所を探す。
 店員が話しかけてくるのを無視して俺は店内を見渡す。

 いた!…何故か困った顔をしている結夏。
 近くにいたのは4人の男子。

 あ゛…?

 何で結夏の隣に座って話しかけてんだよ。
 俺の頭は真っ白になると同時に、
 一気に頭に血が上ってきた。

 「 結夏 」

 背後から名前を呼ぶ。
 振り返った結夏は戸惑いの顔。

 別にお前を責めてぇだけじゃねぇよ。
 俺がムカついているのは、こいつ等。

 「 誰ー? 」

 俺のことをジロジロと見て、結夏に触れようとする1人の男。

 「 触んな 」

 俺は男の腕をパシッと掴みグイッと引っ張る。
 男は一瞬眉間に皺を寄せて゛離せ゛と言わんばかりに睨んできた。

 「 なー、待ってたのってコイツ? 」

 ゛コイツ゛と言ってきて俺を指差したのは言うまでもない。
 おどおどとしている結夏。
 こうゆうのが一番苦手なんだよな、お前。

 「 お前、この子の何な訳ー? 」

 「 あ゛? 」

 男の問いかけに適当に即答する俺。
 ギロッと睨み、小さく舌打ちをする。

 「 つか、お前等俺の彼女に何な訳? 」

 俺の睨みを恐れているのかは分からないが、
 黙っている男達。
 そんな奴等に逆に問いかける。


 「 おッ、お前!年上に向かってその態度は何なんだ!? 」

 黙っていた男1人がおどおどしながら絡んできた。
 だが、その言葉には説得力が全くない。

 「 じゃあ、先輩とでも呼びましょうか?せーんぱい 」

 「 くっ…! 」

 怒りを隠せない男は下唇をかみ締めて拳を堅く握っている。

 「 特別に良いことを教えてあげます。先輩なんで 」

 「 …? 」

 首を傾げる男。
 
 「 俺はね、自分より年上でも考えていることが幼稚な奴等はただの道端にいる飛蝗としか思っていないんです 」

 「 は……? 」


 「 つまり。この場合、あんた等も底辺にいる人間。クズなんだよ 」

 いつもより低い声で話す俺。
 俺の瞳は冷えていた。

 「 てめぇ! 」

 「 あ?手ぇ出しちゃいます?
   俺は別にいいですよ、苦労するのは先輩達ですし 」

 クスクスと微笑み、相手をからかうように見つめる俺。
 さすがに何も出来ない男。

 俺は1人の顎を人差し指でクイッと上げて
 悪魔のような不気味な笑みを浮かべる俺。


 「 消え失せろ 」

 今までにないくらい低い声を出す。
 そして、一発頬を拳で殴る。

 「 す、す、す、すみませんッ! 」

 殴られた頬を押さえて、ペコペコとお辞儀をする男。
 後ろの男達も何故か頭を下げている。

 ふ……、と俺は未だに悪魔の笑みを浮かべる。

 「 それじゃあ、先輩 」

 俺は先輩に微笑みを見せた。
 だが、目は笑っていない。
 確実に、男達を睨みつけていた。


 俺は後ろを振り返らずに今まで黙っていた結夏の手を
 ぎゅっと握り締めて引っ張り歩き出した。

 

 
  
 
  


132: 名前:乃愛☆01/28(木) 19:09:04 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 啓斗くんの目が……怖かった。
 あの男の人達を見る目が、
 いつもの啓斗くんと違って、
 暗くて、冷たくて、深海にいるような瞳。

 今、あたしは黙って啓斗くんに手を引っ張られて
 駅前を通り過ぎた、小さな公園まで連れて行かれた。

 ぴたっと止まった啓斗くんの足。
 いきなり止まりあたしはつんのめって、
 啓斗くんの背中に顔面をぶつける。

 「 ぶっ 」

 ぶつけたと同時に出た変な声。
 ふと顔を上げると、そこには優しい笑みをした啓斗くん。

 「 あ…… 」

 さっきとは違ってとっても優しい顔。
 あたしはつられて微笑んでしまった。

 「 ……… 」


 長い沈黙。
 
 破る勇気はなかった。
 あたしは近くにあった子供用のブランコに座った。

 キイキイ…とブランコが揺れる音。
 あたしの心臓はその度ドキドキと鳴っていた。

 「 あのっ…… 」

 沈黙を破ったのはあたしだった。
 勇気が出せた、と言う訳じゃない。

 「 ごめんね…… 」

 そう。

 ただ謝りたかった。

 啓斗くんは首を傾げた。
 そして、あたしに段々と近づいてきた。

 「 迷惑かけて…… 」

 啓斗くんは゛ああ゛と納得したような声を出し、
 あたしの背後にまわり後ろから抱きしめてきた。

 「 本当だよ…… 」

 優しい声だけど、今のあたしの
 心臓には結構突き刺さる言葉。

 「 結夏が俺に迷惑かける度に、 
   俺の伽羅が崩れていくんだけど…… 」

 何とも言えない。
 その通り、って感じだし。

 あたしはしゅん、と小さく丸々と
 小声で何度も゛ごめんなさい゛と謝った。

 「 嘘 」

 自分の耳を疑うような啓斗くんの発言。
 意味が分からなくてあたしはブランコに乗ったまま
 啓斗くんの方に首だけを動かした。

 ちゅっ…

 唇に触れるぷにっとした優しい感触。
 目の前には悪魔の笑みを浮かべた啓斗くん。

 「 え…? 」

 今のって。

 「 ちゅーしてみた 」

 思考回路が停止したあたしに向かって、
 にんまりと子供のような笑みを浮かべる啓斗くん。

 「 今の全部嘘 」

 「 え…? 」

 啓斗くんはいきなり真剣な顔つきになり、
 あたしの手を優しく握る。

 「 結夏が俺に迷惑かける度……
   俺は何故か幸せに思える 」

 どうゆう…意味?
 
 「 俺は、結夏だけの騎士爵(ナイト)でいたいから 」
 
 「 騎士爵……? 」

 首を傾げるあたしに向かって゛そう゛と頷く啓斗くん。
 そして、握っていたあたしの手を、啓斗くんは自分の口元に近づけてちゅっとキスをした。

 「 だから、結夏は俺にたくさん迷惑かけて 」

 迷惑を……たくさんかけていいの?
 そんなの……最大級の迷惑じゃん。

 そんなの……嫌われるの覚悟の人じゃないと、
 出来ないよ…。そんなの、あたしには出来ないよ。

 


133: 名前:乃愛☆01/29(金) 20:26:02 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 俺、馬鹿だな。
 結夏が困るようなことばっかり言って…。

 今だって、何と答えれば良いのかって…
 結夏は困っている。

 でも、本当のことだ。

 どうしようもないくらい、結夏が好きだ。

 気を取り直して、俺は結夏の手を引き
 ゛行こう゛とにっこりと微笑んだ。

 結夏は黙って頷いた。

 
 数分後……。

 
 「 なぁ、まだー? 」

 俺はぐだぐだとゆっくりと道を歩く。
 そんな俺とは正反対。結夏は素早く歩く。

 「 もうちょっと! 」

 この言葉を聞いたのは何回目?
 俺は心の中で呟いた。
 口には出さないけどな。
 出したら何か言われそうだし。

 
 「 ここ! 」

 あたりをキョロキョロと見渡していた結夏の瞳が
 ある一点でピタッと止まった。

 俺はその方向へと目を向ける。
 〈 GIRL’S LOVE 〉
 看板にはそう描かれていた。
 いかにも女の子が好きそうな……。


 ゛入ろう!゛とでも言うかのように
 繋いでいた手を結夏はくいくいと引っ張ってくる。

 「 入るか 」


 俺はそんな結夏の仕草に微笑みながら、
 店の中へと入っていった。

 


134: 名前:人間☆01/30(土) 22:03:29 HOST:fl1-125-198-34-33.tky.mesh.ad.jp
何か啓斗の家んとこ花男と同じじゃんww
著作権〜♪


135: 名前:乃愛☆02/02(火) 20:25:15 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 
 でぃあ*人間さま

 え?花男って……花より男子、でしたよね?
 乃愛あんまり詳しくないんですけど。
 もし、そう思われるのなら否定はしません。
 乃愛は知らぬうちに著作権をしていたんですね。
 本当に申し訳ありませんでした。
 ですが、すべてがすべて著作権ではないと思いますので、
 小説は続けさせていただきます。

 ----------------------------------------------------

 結夏Side

 店の中は女でたくさん。
 まぁ、女の服屋だし当然か。
 …でも、この香水っぽいのが無理だわ。

 俺はふぅと溜息をして、その場にあった椅子に腰掛けた。
 俺が休憩している間も結夏はきょろきょろと店内を見渡し、
 気に入った服を取り、鏡であわせたりしている。
 そして、たまに1人で笑みを浮かべる。

 「 …ね 」

 「 ん…… 」

 「 ねえッ! 」

 「 うぉい! 」
 
 耳元で大きな声は心臓に悪いっつぅの。 
 つか、心臓っつぅかまず耳か。

 …やべ。
 
 気づいたら寝ていたようだ。
 結夏の顔を見ると……膨れっ面。

 「 ゆ、結夏……? 」

 ツーンとそっぽを向かれてしゅんとする俺。
 これは……俺自身のせいだな。

 「 …もうしない? 」

 しゅんとしている俺を見て気分が晴れたのか、
 結夏は満面の笑みで俺を見下ろしてくる。

 俺は黙って頷く。
 ゛宜しい゛そう言うように口角を吊り上げて微笑む結夏。

 俺はまだ覚めない頭を動かすように
 立ち上がり、店内を見渡した。

 目に入ったものは黒地の生地にピンクのドットが入っている短いワンピース。

 「 結夏、これ…… 」

 俺はそのワンピースから目を離さずに、
 向こう側にいた結夏を手招きして呼んだ。

 「 これ着て! 」

 俺の元へとやってきた結夏の手に無理やり、
 ブーツとジャンバーとそのワンピースを持たせて
 試着室へと背中を押して連れて行った。

 結夏は何も言わずに試着室に入った。
 

 何だろう……。
 何故だか、あの服が目に入った。

 数分後。

 俺の前には予想していた通りの姿。
 めっちゃくちゃ可愛い……。

 これが俺の素直な反応。

 目の前の結夏はさっき会っていたときより 
 何倍も可愛くなっていた。

 
 


136: 名前:まいこ☆02/03(水) 15:15:14 HOST:zaq3d2e72db.zaq.ne.jp
さすがに花男はバレるでしょ
しかも細かいとこまで完璧に一緒だし


137: 名前:乃愛☆ (XqD58xLiC.)☆02/04(木) 18:14:16 HOST:116-64-112-63.rev.home.ne.jp
雑談のところでお会いした、乃愛☆です!
小説うますぎですよ!!
啓斗君やべぇ。マジかっこいいわwww
私も思わず一目ぼれ♪
頑張ってくださーい!!


138: 名前:みき☆02/05(金) 19:21:27 HOST:p14186-adsau17honb12-acca.tokyo.ocn.ne.jp
コニチワーーーサイサイサイコー

139: 名前:乃愛☆02/06(土) 08:24:54 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*乃愛☆さま

 あ!あの、乃愛☆さまですかぁ♪
 うまいですか?
 感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝 デス!

 啓「 俺に惚れると体もたねぇぞ 」

 …ホラ。啓斗の奴、あんなこと言いやがって。
 だから、乃愛☆さまは惚れちゃいけません笑

 でぃあ*みきさま

 最高ですか?アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪

 


140: 名前:乃愛☆02/06(土) 14:37:54 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 啓斗くんに言われて着た服は、
 あたしに似合うの?って思うくらい、
 可愛くて可愛くて……。

 その服を着てから鏡を見ると、 
 そこには別人みたいなあたしがいて。

 啓斗くんにその格好を見せると、
 少し頬を赤らめて大きく頷いてくれた。

 ゛似合ってる゛…
 そう受け止めて良いんだよね?
 
 あたしは啓斗くんに着替えるね、と言って
 また試着室に入った。

 うわぁ…、顔がにやけてる。
  
 大好きな人に褒められるって、
 こんなに嬉しいものなんだ…。

 試着した服を持ってあたしは試着室のカーテンを少し開けた。
 カーテンの隙間から啓斗くんの姿。

 …1人じゃない?
 誰かと話してる…。

 あたしはもう少しカーテンを開けて覗き込んだ。
 そこには店員さんと見られる綺麗な女の人。

 黒髪でパーマが入っているやわらかそうな髪。
 大きな瞳に、長いまつげ。
 手足はすらっと細長く、胸やお尻などの
 出なければならないところもしっかりと出ている。
 
 
 笑ってる―…。

 何でそんなに笑ってるの?
 店員さんと話すことなんてあるの?
 
 頭の中で、黒いものがぐるぐるとまわっている。 

 「 あ、結夏 」

 まだ笑みが残っている顔で啓斗くんはあたしに気づく。
 店員さんもあたしのことをチラッと見る。

 「 …彼女さん? 」
 
 「 うん、そう 」

 ゛うん゛?
 敬語は使わないの?
 そんな関係だったの?
 あたしが試着している間に何があったの?

 
 「 へぇ―… 」

 啓斗くんを見つめているあたしを見る鋭い目線。
 見られているような方を見ると、そこには
 啓斗くんには可愛らしい笑みを浮かべていた
 ここのお店の店員さん。

 睨むような鋭い目つき。

 「 とっても可愛い子ね! 」
 
 さっきとは違う目。
 女性らしさが見える優しい瞳。

 何なの……?

 「 さんきゅ 」

 店員さんに優しい笑みを浮かべる啓斗くん。

 「 あ、結夏。それ気に入った? 」

 「 え、あ…うん 」

 急に話を振られて戸惑うあたし。

 「 そか。じゃあ…買ってやるよ 」

 何でそんなに優しいの?
 綺麗な人の前だから?
 格好つけたいから?

 あたしの手からあのワンピースがとられる。
 そして、店員さんと話しながら何処かへ行ってしまった。

 あたしは慌てるように2人を追いかける。
 お会計している間も、あたしはずっと店員さんを見ていた。

 たまに、こっちを見そうな店員さんの目も
 すぐに啓斗くんに向けられてしまった。

 「 じゃ、メールするから 」

 帰り際に、店員さんに言った啓斗くんの言葉。
  
 …メール?
 どうゆうこと?

 もう…そんな関係になったの?

 「 うん、待ってる 」

 啓斗くんに向かって可愛らしい笑みを浮かべる店員さん。
 そして、何故かその目はあたしに向けられた。

 店員さんの足は何故かあたしに近づいて、とうとう目の前まで。

 「 啓斗はあたしのものよ 」

 ボソッと耳元で言われた言葉。
 鳥肌が一気にたつ。
 女の声とは思えない低い声。

 「 じゃ、また来てねぇ! 」

 さっきの声とは違って、明るく高い
 女性らしい声。

 この人……何なの?


141: 名前:りぃ☆02/06(土) 16:58:28 HOST:p6098-ipad201aobadori.miyagi.ocn.ne.jp
ホントに何なの!!(笑)

142: 名前:乃愛☆02/06(土) 21:07:33 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*りぃさま

 本当に何なんでしょうねー。
 書いている乃愛自身も、ウザッて思っちゃいましたww

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 さっきから結夏の様子がおかしい。
 何度か結夏と目が合うがすぐに逸らされてしまう。

 俺……何かしたか?

 自分の今までの行動を頭の中で整理する。
 …特に、何もしてねぇよな?

 
 「 ねぇ 」

 無言だった結夏が自ら話しかけてきてくれた。
 ちょっと感動した俺は声のトーンをあげた。

 「 何!? 」

 あ…やべ。裏返った。
 超、恥ずかしいんですけどっ。
 
 「 裏返ってる… 」

 くすくすと微笑む結夏。
 だけどその笑みは何処か寂しげ。

 何故だか俺まで悲しくなってくる。


 「 …んで、何? 」

 気を取り直すように、話を元に戻した俺。
 結夏は寂しげな笑みを止めて、
 真面目、というか無表情になった。

 「 さっきの人… 」

 「 え? 」

 ボソッと結夏は呟く。
 
 「 さっきのお店の店員さん… 」

 「 あぁ、それがどうした? 」

 やっと聞こえた言葉の塊。
 俺は首を傾げて結夏の顔を覗き込む。

 「 …知り合い? 」

 震えている声。
 潤んだ瞳。

 結夏……?

 「 おま、どうした? 」

 明らかに動揺している俺。
 
 「 質問に答えて 」

 やけに低い声。
 これは……馬路ですか?

 動揺を隠して、俺は咳をする。

 「 別に…そんなわけじゃ… 」

 うあー!!
 まだ動揺してるような口調じゃん!
 
 「 本当? 」

 あ〜、そんな可愛い顔で俺を見るなぁ!
 もう、理性ギリギリ。
 今すぐ脱がして抱きしめてぇ!

 俺は顔を赤くして何度も頷いた。
 ほっとした表情を浮かべた結夏を見て、
 俺もつられて安心した表情を見せる。

 「 じゃ、帰ろう? 」

 離れていた手を結夏は自分から繋いできた。
 
 珍しい…よな?
 結夏が自分から繋いでくるなんて。

 「 おう 」

 俺は疑問を抱きながら
 結夏との帰り道を楽しんだ。

 
 ―


 「 じゃあね 」

 俺に向かって手を振る結夏。
 そんな姿に思わず俺は何故かドキッときて
 唇を重ねてしまった。

 「 ん…… 」

 結夏の口から出る可愛く甘い声。
 俺と結夏のキスは深くケーキより甘いキス。

 やっと離れたのは2・3分後。
 
 慣れてきたのか結夏は最近、キスの後
 肩で息をしなくなってきている。

 これは……成長したっつぅのか?
 つか、もし成長したなら。
 キスの親は俺か?

 うはぁ、やべぇ…にやけるわぁ。

 「 啓斗くん?顔気持ち悪いよ? 」

 「 えッ?そう?…って気持ち悪いって! 」

 いきなり結夏に声をかけられ現実に引き戻される俺。
 気持ち悪い…、ちょっとショックなんだけど。

 
  


143: 名前:乃愛☆02/07(日) 12:08:38 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side

 「 ただいま…… 」

 静かな家に声をかけて、あたしは自分の部屋に向かう。
 階段をのぼるとお姉ちゃんがいた。

 「 お〜、おかえりッ!
   デートはどうだった? 」

 何も知らないお姉ちゃんのこのテンションの高さは苦しいよ…。
 あたしは、お姉ちゃんの返事にも答えずに
 足元だけを見つめて、目に涙を溜めていた。

 「 …結夏? 」

 やっとあたしのテンションがいつもと違うのに気づいた
 お姉ちゃんはあたしの顔を覗くように見てきた。

 そして、何も聞かずに゛荷物置いて部屋においで゛と
 いつもより優しい口調で話しかけてきてくれた。

 あたしはコクンと小さく頷き、
 自分の部屋に入り荷物をベットの上に置いた。

  
 ゛コンコン゛

 軽くノックをして、゛お姉ちゃん…゛と
 弱々しく名前を呼ぶ。

 「 どーぞ 」

 ドア越しから聞こえるお姉ちゃんの声。
 
 あたしはドアノブをゆっくりとひねり、
 音を立てずにドアを開けて、 
 お姉ちゃんの部屋へと入った。

 お姉ちゃんの部屋は黒とピンクで統一されていて、
 いわゆる…ギャル系部屋だった。

 「 好きなところに座って 」

 ゛ジュースとってくるから゛、
 そう言うとお姉ちゃんはあたしを部屋に残し
 部屋から出て階段を降り、リビングに向かってしまった。
 あたしは、目の前にあったベットに座った。

 
 「 オレンジジュースでいいよね? 」

 数分後、オレンジジュースが入ったグラスを2つと、
 何故だかチョコやらスナック菓子を持ってきたお姉ちゃんが戻ってきた。

 お姉ちゃんは折りたたみ式のもちろん黒の机を
 ベットの前に出し、そこに持ってきた物を置いた。

 そして、黙っているあたしの隣に座った。

 
 「 …どした? 」

 お姉ちゃんを見ると、優しい顔をしている。
 目が合うとにっこりと微笑んでくれた。

 「 今日ね、服屋さんに行ったんだけど…… 」

 あたしは今日起こったすべてのことを話した。
 途中、お姉ちゃんは微笑んだり、頷いたり、
 唸ったり、眉間に皺を寄せたり…。
 
 色々な反応をしてくれたけど、
 最後は何故かあたしの頭を撫でてくれた。

 そして、何度か頷くと。

 「 辛かったね 」

 そう言ってくれた。

 我慢していた糸がプチッと切れたように
 あたしは声を出して泣いてしまった。

 「 うッ、ああああ…! 」

 お姉ちゃんはあたしを抱きしめて、
 背中をポンポンと一定のリズムで叩くように撫でてくれた。

 「 ひっ…う……ッ… 」

 
 少し経って、あたしが落ち着いたのに気づいた
 お姉ちゃんはあたしから体を離した。

 「 結夏はどうしたい? 」

 …どう、する…?

 「 どうしたい…って? 」

 あたしは潤んだ瞳でお姉ちゃんを見つめながら、首を傾げた。

 「 その女の人と戦いたい、とか… 」

 戦う…?

 そんなこと、考えてもなかった。
 
 「 無理だよ「 どうして? 」

 あたしの言葉を遮るようにお姉ちゃんは言う。
 その目は誰よりも真っ直ぐで真剣な目―……。

 「 まだその人が啓斗くんを好きだなんて分かんないじゃん 」
 
 確かに……。

 でも…。


 「 でも、゛啓斗はあたしのものよ゛…って 」

 お姉ちゃんはまたう〜んと唸り声を出しながら
 腕を組み眉間に皺を寄せた。

 あたしは何故かその姿に安心してしまったんだ。

 
 

 

 

 
 


144: 名前:ばにら☆02/07(日) 13:30:09 HOST:p6116-ipad211niho.hiroshima.ocn.ne.jp
楽しい!
てか.文章力やばい★
上手すぎでしょ


145: 名前:乃愛☆ (XqD58xLiC.)☆02/07(日) 13:56:16 HOST:116-64-112-63.rev.home.ne.jp
わわっ、啓斗君!!
「俺に惚れると体もたねぇぞ」なんて…
きゃーーーーーっ!!!///テンションあがりまくり↑↑↑
構いませぬ><ヤバイぃぃぃぃ!!
啓斗君!そんなかっこいいセリフを言わないでくださいィィィィ><

あーーーー何もんじゃあの店員やろーはっ!
結夏!勝て!あんな奴に負けるなよぉ!!


146: 名前:乃愛☆02/07(日) 20:26:22 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*ばにらさま

 わぁ!楽しいって…嬉しい★笑
 文章力、そうです…ヤバいほど下手くそです;;
 上手すぎって言葉を乃愛に渡すなんて罪ですょ←

 
 でぃあ*乃愛☆さま

 啓「 いいの?じゃあ…食べてもいい? 」

 あ〜、もう啓斗その気になっちゃったじゃないですかぁ((汗
 …あ、結夏が睨んでますよ。

 本当にウザいですよねえ!
 書いてても鬱陶しい!笑

 結「 うん、頑張る!有難う、乃愛ちゃん。
    …でも、啓斗くんはあたしのだよ? 」

 ----------------------------------------------------

 
 こんなに一生懸命考えてくれるお姉ちゃんなんて、存在するんだね……。


 あたしは心の中が温かくなったのに気づきつつ、
 さっきまであたしの背中を撫でていてくれたお姉ちゃんの手を優しく握り締めた。

 「 お姉ちゃん 」

 「 ん? 」

 少しの沈黙。

 ちょっと、言い出す勇気がないかな…?
 でも…、ここで言わなきゃいつ言うの?

 あたしは自分自身に問いかけて、
 もう一度勇気を出した。


 「 戦う… 」

 「 え? 」
 
 首を傾げるお姉ちゃんの目を見て、
 あたしは誓うようにもう一度言った。

 「 あの人と、戦う! 」

 「 結夏… 」


 思わずベットから立ち上がったあたしを
 優しく微笑んで見てくれたお姉ちゃんのことは言うまでもない。

 
 勇気を出した後って、こんなに清々しいんだね。 
 何だか、運動して汗をかいた後みたいだね……。

 
 お姉ちゃんに誓った後、あたしは自分の部屋に戻った。
 ベットに寝転がると、目を瞑り、布団の中にもぐった。

 
 ―


 ピチチ…チチ…

 

 「 ん… 」

 あ…れ?気づけばもう朝。
 あのまま、寝ちゃってたんだ。

 昨日、色々と話して疲れたんだよね?
  
 昨日……誓ったんだ、お姉ちゃんに。
 だから変わるよ、あたし。

 内気で何も言えないあたしから、
 啓斗くんのために頑張るあたしに……。

 

 


147: 名前:憂緋☆02/08(月) 21:21:41 HOST:p035.net059084015.tnc.ne.jp
あげます!!!

とってもおもしろくて一気読み

しちゃいましたっ(>m<●)

啓斗にマジメに惚れそうです・・・(*´v`*)


148: 名前:あげ☆02/08(月) 21:27:57 HOST:ser359402023540748
あげ☆
>>1-


149: 名前:☆02/09(火) 17:20:44 HOST:kd113150245030.ppp-bb.dion.ne.jp
初です!!
なんか、主様の小説、切ないですねーー;;

続き楽しみです!!


150: 名前:乃愛☆02/09(火) 19:22:19 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*憂緋さま

 あげ有難うございますッ!
 一気読みお疲れ様でした笑
 
 啓「 俺も憂緋に惚れそう! 
    …結夏の方が愛してるけどな 」

 でぃあ*あげさま

 あげ有難うございます!!

 でぃあ*優さま

 初コメ有難うございますッ!
 切ないですか?
 これから一気にテンションを上げれるように頑張ります。
 
 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 結夏との貴重なデートが終わって次の日。
 俺は携帯電話と格闘していた。

 うーむ…。
 結夏にメールした方がいいのか?

 数十分後、色々考えた末……
 結夏にメールすることを決心した。

 
 ………。


 内容が思いつかねぇ!
 はぁ…、まじで俺大丈夫か?

 
 --------------------------

 to:結夏

 よ。俺だ。
 昨日はさんきゅーな。
 買った服、着てみたか?

 --------------------------

 …これ、どうでも良い内容じゃね?
 送信した後、気づいた俺。
 
 ま、あの優しい結夏ならナイスフォローしてくれるだろ。

 安心した俺は携帯をベットに軽く投げて、
 そこに自分も飛び込むように乗った。

 はぁ…、暇だな。

 
 む。

 携帯が点滅してる、結夏か!?

 俺のテンションが一気に上がり、
 投げた携帯をバッと両手で掴んだ。

 携帯を急いで開き、宛先を見る。
 そこには゛海優゛の二文字。

 海優か……。
 俺は少し残念な気持ちを抑えて内容を見た。

 な、あいつ…。
  
 内容を見た俺は声が出なかった。
 そこには信じられない内容が書かれていた。

 
 
 


151: 名前:みき☆02/09(火) 19:25:51 HOST:p14186-adsau17honb12-acca.tokyo.ocn.ne.jp
最高!!

152: 名前:乃愛☆02/10(水) 19:33:11 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*みきさま

 最高!!の2文字嬉しいです(☆*'3`b)b☆~゜☆ 

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side

 
 俺は携帯を閉じて目を瞑り心を落ち着かせた。
 そして、寝ていた体を起こし立ち上がった。

 携帯と財布をジーパンのポッケに入れて、
 俺は部屋から出て、母さんに「出かけてくる」と告げて家を後にした―…

 
 ―


 数分後。


 「 啓〜斗ッ 」

 甲高い女の声。
 
 「 海優…… 」

 そこにいたのは服屋の店員、海優だった。
 結夏とあの服屋に行き、海優に会ったときは驚いた。
 
 海優とは結夏と付き合う前に一時的に遊んだ女だから。
 最後は微妙な感じで別れたけど、そこ後もちょくちょくメールとかはしていた。

 そんな海優とあんなところで会うなんて―…

 「 ん〜、そんな顔しないでッ 」

 キッと鋭く睨んだのも交わされて
 俺の手を引いて歩き出す海優。

 少し歩いて着いた先はラブホテル。
 こんなところに何のようだ?

 ホテルの中に入ると、そこにはすでに
 いちゃついている男女の姿。

 海優は慣れたようにホテルの鍵を受付から貰い
 エレベーターの中へと進んだ。

 本当だったら逃げ出したい…。
 でも、逃げ出したりしたら……。


 逃げ出したい、という気持ちを抑えて
 今は海優の指示通り動くことしか出来ないのか。

 
 「 ここ 」

 にっこりと微笑む海優が指差した場所に俺は黙って入る。
 カチャ…とドアが閉まり鍵が閉まる音。

 ふわっと甘い香りと同時に俺の腰周りに細く白い腕が絡みつく。
 ただ抱きついてきたと思った俺が馬鹿だった。

 海優の手は俺のジーパンのチャックを開けて
 なぞるようにジーパンの上から俺のものを触りだした。

 「 っく… 」

 いきなりの行動に俺の体はビクンッと動く。
 
 「 ふふ…感じてる? 」

 楽しんでいるような海優の声。
 目的は、こうゆうことか…。
 
 結夏のためなら俺は何でも出来る。
 頭にはそれだけしか入っていない。

 それを確信した俺は海優の手を強く握り、
 ピンクのベットに放り投げるように乗せて、
 乱暴に服を脱がせた。

 これは感情も何もない。
 ただ……ただの゛触れ合い゛だ。

 
 


153: 名前:乃愛☆02/11(木) 18:10:41 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 ピピピピッ


 「 ん? 」

 部屋に1人でいると、携帯が鳴った。
 携帯を開くとメールの表示。

 あたしは受信箱を開き内容を見た。

 -------------------------

 to:結夏

 よ。俺だ。
 昨日はさんきゅーな。
 買った服、着てみたか?

 ----------------------

 あんまり長くない、啓斗くんからのメール。
 それでもそこから愛を感じるよ……?

 あたしは携帯に、にっこりと笑みを見せると
 すぐに啓斗くん宛てにメールを送った。

 ---------------------

 to:啓斗くん

 結夏ですッ。
 昨日はお洋服有難う!
 とっても気に入りました!
 次のデートの時に着て行くね。

 ----------------------------

 メールを送った後、あたしの顔は真っ赤になった。
 ……次のデートって何!?

 あたし、また啓斗くんとデートするって勝手に決め付けちゃってるし。
 こんなんじゃ絶対、啓斗くんに引かれるよぅ…。

 少しずつ上がったテンションが一気に下がる。
 
 どうか啓斗くんに嫌われませんように。
 何故だかあたしは目を閉じて誰かにお願いしていた。

 
 

 

 
 


154: 名前:乃愛☆02/11(木) 18:33:22 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 「 んあッ、あ…ああッ!! 」

 ビクンッと大きく跳ねた海優の体。
 ただ胸を揉み、あそこを舐めているだけなのに。

 俺の心は何故だか冷めていた。
 海優が声を出すたびにどんどんと…。

 
 「 はぁ…は…あン! 」

 イッたばかりの体をいじり続ける俺に向かって
 海優はにこっと微笑み、

 「 昔よりッ…あん!上手くっ…なったじゃなぁッ! 」

 正直、そうゆう上から目線がウザかった。
 俺は゛喋る余裕があったんだ゛とでも言うような
 目をして海優を見つめて、さらに動かしていたものを早めた。

 それと同時に海優の声も大きくなる。 
 海優が何回かイクのを確認すると、
 俺は休む暇なく自分のものを勢いよく突っ込んだ。

 「 はああんッ! 」

 あまり締まりがない海優の中。
 体は満たされてるのかもしれないが、
 俺の心は満たされてない。

 結夏に触れてぇよ……。

 結夏を考えたとたんに俺の体は熱くなった。
 目の前にいる色っぽい声を出しているのが結夏に見えてきた。
 
 その瞬間、俺はブッ壊れた。

 海優の体も考えず奥へ奥へと自分のものを入れる。
 次第に頭の中で感じている結夏の姿が思い浮かんできた。

 海優の太ももを強いくらいにがっしりと掴み、
 子宮に当たるまで突っ込む。

 最初は気持ちがっていた海優の顔がだんだんと曇ってきた。

 「 い、あッ!や…やあ! 」

 苦しい顔をした海優。
 俺の胸元をどんどんと強く叩いてくる。
 どうやら抜いてほしいようだ。

 俺は動きを止めて海優の顔を見た。

 お腹を抱えて、目からは涙。
 
 「 …たいよ… 」

 聞き取れなかった海優の声。

 「 痛いっつってんだよ!! 」

 バンッと枕を投げつけてきた海優。
 枕を退けて海優を見ると、鬼のような顔。

 「 …お前だって結夏にこんぐれぇのことさせようとしただろ? 」

 「 っ…! 」

 海優の顔が曇る。

 そう…。
 こいつは男友達に頼んで、
 結夏に゛痛いぐらいのSEXをしろ゛と命令したんだ。
 海優は俺宛にこんなメールを送ってきた。

 ゛啓斗へ

 明日、午後5時にあなたの彼女を
 あたしの男友達に犯させようと思うの。
 気持ちいって思わせるんじゃないわよ?
 痛い…苦しいくらいの痛みを感じさせようと思うの。
 もし、それが嫌って言うなら。
 今から○×店の前に待ち合わせね。
 
                 海優゛

 「 結夏にこんなことしたら…
   女だからって容赦しねぇ 」

 今までに無いくらいの低い声を出し
 俺は、ラブホテルを後にした―…。


 


155: 名前:乃愛☆02/13(土) 18:25:42 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  結夏Side

 
 「 ん、んん…… 」

 ゆがんでいる天井。
 あたしは目を擦りあたりを見渡した。

 あ…寝てたんだぁ。

 あたしは寝ていたからだをゆっくりと起こして、
 机の上に置いてあった携帯を何気なく見た。

 光ってる―…

 もしかしてっ…!
 どんどんと期待が膨らむ中あたしは携帯を手に取った。

 着信1件。

 慌てて着信履歴を確かめて誰から来たのかを調べる。
 
 ゛雄輔゛

 …なんだ。
 ヒドいよ、雄輔くん。
 あたし…啓斗くんだと思ったのに。

 ちょっと頬を膨らめたあたしは雄輔くんの
 携帯電話に電話をした。

 2回ほどのコールが続くと雄輔くんの声が聞こえた。

 「 もしもし、雄輔くん? 」

 《 おお、わりぃな電話して 》

 「 ううん、全然大丈夫だよ! 」

 嘘。


 全然大丈夫なんかじゃないよ。
 もう…啓斗くんに会いたい、会いたいよ―…

 寂しい気持ちを堪えて、あたしは明るく振舞った。

 《 お前、これから暇? 》

 時計を見ると、PM5:00。
 今日は特に予定はなかった。

 「 うん、超暇してるよー 」

 《 そか。…… 》

 短い雄輔くんの返事。
 そして、少しの沈黙。

 この沈黙を破ったのは雄輔くんだった。

 《 …じゃ、今から執事喫茶来れない?
   あの、俺のバイト先の 》

 執事喫茶…?
 
 「 うん、分かった!じゃ、今から行くね! 」
 
 携帯を閉じたとたんに深い溜息が出た。
 こうゆうとき、誰かに会いたいとき…みんなはどうしてるのかな?
 我慢してるのかな? 
 他のことをして忘れるのかな?

 色々なことを考えながらあたしは家を出た―…


 ―

 「「「 お帰りなさいませ、お嬢様 」」」


 きゃあああッ。
 2回目になっても慣れない!
 この…゛お嬢様゛ってやつ。

 「 もしかして、結夏お嬢様? 」

 いきなり声をかけてきた金髪で王子様みたいな人。
 な、な…なんであたしの名前を知ってるの?
 よし!何か怖いから嘘ついちゃおう!

 「 え、あ…はい 」

 馬鹿正直なあたしは違う選択も考えたのに、
 正しい選択をしてしまった。


 「 やっぱり!話どおり可愛い 」

 にっこりと微笑む金髪男。
 わぁ…本物の王子様みたい…。

 「 あ、俺…空海! 」

 すっと手を差し出してくる空海。
 あ…握手かな?
 
 あたしは差し出している空海の手を握ろうと手を差し出した。
 すると、空海は自分の手を下にして
 何故だか立膝をついてあたしを見上げた。

 え…?


 ちゅっ、と触れるだけの優しい唇の感触が手のひらに伝わった。

 ええええ!?


 な、え、あ…ええ!?

 いきなりされたことに動揺しているあたし。
 こ、言葉も何も出ませんっ!

 「 いて 」

 あたしを見上げていた空海の顔は曇った。
 ふと、空海から目線を外すとそこには大きな男の人。

 うわぁ…この人は大人っぽいなぁ。

 「 このクソ執事がすみません、お嬢様 」

 やけに゛クソ゛を強調させて、空海を睨みつける人。
 空海から目線を外しあたしににっこりと綺麗な笑みを浮かべる。

 「 え、や…あ… 」

 せっかくにっこりと笑ってくれてるのに
 あたしは何が何だか分からないから笑えないっ!
 
 「 私は、海斗と申します。以後お見知りおきを… 」

 …本物の執事さんみたい。
 いや、本物の執事を見たことはないけどね。
 あたしの想像の中の執事と100%かぶってる!

 
 


156: 名前:まこ☆02/13(土) 20:09:37 HOST:softbank220003094015.bbtec.net
面白いです♪

結夏ちゃんと啓斗の話合いの部分とか(
結夏ちゃん可愛い♪


157: 名前:乃愛☆ (XqD58xLiC.)☆02/14(日) 12:31:04 HOST:116-64-112-63.rev.home.ne.jp
啓斗君っ!食べられても構わない!!啓斗君ならっ!!
でも、無理だよねぇ…
結夏のことめちゃめちゃ愛してるもんねぇ…
仕方ない!ここはひとつ大人になって、二人を見守ろう!!
だから、結夏。啓斗君の為に頑張ってくれ。


158: 名前:乃愛☆02/17(水) 21:02:02 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  でぃあ*まこさま

 面白いですかッ?有難う!
 結「 そ、そんなことないですよぅ… 」

 でぃあ*乃愛☆さま

 そですねー、啓斗めちゃくちゃ結夏のこと愛してますし。
 さすが、乃愛☆さまッ!大人ですねぇ←
 

 ----------------------------------------------------

 
 「 あ、雄輔ならまだなので…
   良かったらこちらのソファにお座りになってください 」

 海斗はにっこりと微笑み、あたしの背中にそっと触れて
 ソファまで案内してくれた。

 「 飲み物、何にする? 」

 座ったあたしの背後から、首だけを出し
 にこっと子供のような笑みを見せたのは空海。

 「 えとー… 」

 恥ずかしくて言えない…。
 お金を持ってきてない、だなんて。

 色々と考えてたから…お財布何て頭では持っていたつもりだったんだけど。
 お店の前に着いたら思い出したんだけどなぁ。

 誤魔化すように引きつった笑みを2人に見せた。
 2人はきょとんと目を丸くして首を傾げた。

 
 「 大丈夫、サービスですから 」

 どきっ…。

 耳元でぼそっと囁く海斗。
 低くて、でも…甘い声。

 あたしは啓斗くん一筋だけど…思わずドキッとしてしまった。

 「 そ、そかぁ… 」

 多分赤くなった顔をあたしは俯かせた。
 
 「 何々〜? 」

 「 何でもないよ 」

 興味津々といった顔つきであたしと海斗をじぃと見つめる空海。
 大人だなぁ…海斗さん。

 

 サービスのオレンジジュースを飲みながら、
 これもサービスなのか分からないお菓子も出てきて、
 それを食べながらの海斗さんと空海さんとの他愛のないお喋り。

 「 空ちゃ〜ん、海くぅ〜ん! 」

 空ちゃん?海くん?
 ぶりっ子と言って良いくらいの声に反応してしまうあたし。
 ふと空海さんと海斗さんを見ると、少し困った顔。

 「 麗さん! 」

 さっきとは違って作り笑顔に見える2人の顔。
 ゛麗さん゛と呼ばれる女の人の方に視線を向けた。

 「 え…… 」

 「 あ…… 」

 あまりの展開についていけない。
 だって、目の前には……


 「 盤常さん!? 」

 「 今村さん!? 」

 盤常さんがいたのだから…。
 え、ちょっと待って、本物?

 「 2人はお知り合いなんですか? 」

 状況についていけないあたしに問いかけてくる海斗。
 ただ、あたしはこくんと頷く。

 「 そう、クラスメート! 」

 きゃははっと大きな声を出して笑いながら盤常さんはあたしが飲んでいたオレンジジュースを手に取り飲み干す。

 「 へぇ…こんな偶然ってあるんだぁ 」

 にへらっと緩く笑う空海。
 そんな空海の笑みを見て盤常さんは頬を赤くして、
 ぎゅっと空海に飛びついた。

 「 …て言うかぁ、今村さんってこんなところくる人だっけ? 」

 空海に抱きついたまま、ふふっと不敵な笑みを浮かべる盤常さん。

 「 ち、違っ…! 」

 こんなんじゃ、絶対勘違いされる!
 …って言うか、学校行けなくなっちゃう!

 「 ち〜がうよ、俺が呼んだの 」

 ふわっと爽やかな香りと共に
 覚えのある独特な声があたしを包む。

 「 な?結夏 」

 やっぱり…、雄輔くんだ。
 何故だかほっと安心する。

 「 えええええええ!? 」

 お店中に広がる盤常さんの大きな声。
 
 「 ちょ、え、ま…ええ!? 」

 明らかに理解出来ていない様子。
 まぁ、ね……。こんな言い方じゃ絶対勘違いされるよね。

 「 え、だ…だって今村さんて啓斗と付き合ってるでしょ? 」

 やっと落ち着いた盤常さんはあたしに疑いの目を向ける。
 そんな盤常さんからあたしを守るように雄輔くんは後ろからあたしを抱きしめる。

 「 そ。でも…俺の片思い 」

 にこっと優しい笑みを浮かべる雄輔くん。

 「 え〜、今村さん…正直言ってそんなに可愛くないじゃん?それなのにぃ…何でそんなにモテるのぉ? 」

 それって…嫌味ですか?
 っていうか…可愛くないとか知ってますけど!?



159: 名前:乃愛☆02/18(木) 18:18:02 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 「 そんなことないですよ、結夏様はとても可愛らしいです 」

 隣にいた、海斗があたしを見てにこっと微笑むと
 盤常さんにすぐに顔を向けた。

 か、可愛らしい……。

 「 そーそー。俺のタイプだもん、結夏ちゃん 」

 にかっと子供のような笑みで話す空海を海斗はキッと睨みつけた。

 「 ちゃんじゃないだろ、空海 」

 「 …へい 」

 しゅんと小さく縮こまる空海。
 何だか…小さい子みたいで、可愛い。

 「 ちょ、お前等っ…! 」

 明らかに動揺している雄輔くん。
 何でか分からないけど、大丈夫かな?

 「 俺の結夏に手ぇ出すなよっ! 」

 ぷう、と頬を膨らめて2人を睨む雄輔くん。
 2人は申し訳無さそうに苦笑いをした。

 ……はい?

 俺の…?
 

 …………?


 「 ね、今のどうゆう意味? 」

 首を傾げて雄輔くんを見つめた。
 雄輔くんの顔は真っ赤で、腕で顔を隠していた。

 「 な、何でもねぇっ! 」

 そう言われて突き放された。
 あたし…何か怒らせるようなことしたかな?

 「 ってゆーかぁ、今村さんって…SEX好きなの? 」

 いきなり話に入ってきた盤常さん。
 セ…セックスって…ちょ、ええ!?

 「 な、え…?…何で!? 」

 動揺と恥ずかしさで顔が真っ赤になっていくのが分かる。
 
 「 え〜?だって、SEX好きだから啓斗と付き合ってるんでしょお? 」

 きょとんとした丸い目であたしを見つめる盤常さん。
 何で普通の顔で゛SEX゛とか言える訳!?

 「 ち、違っ…! 」

 「 あ、いいよぉ?別に、無理に嘘つかなくっても 」

 へらっと笑う盤常さん。
 勝手に解釈しないで下さい!

 「 だって、あたしもだもん 」

 え……?

 いきなり放たれた言葉に何故だか体がピタッと止まった。
 ゛あたし゛…も?

 「 今村さんが見たあたしと啓斗とのSEXも…
   ただ、あたしがヤりたかっただ〜け 」

 ゛別に恋愛感情もないよ゛と真顔で付け加える盤常さん。
 
 「 だってぇ、女だって欲求不満なときあってもおかしくないでしょ? 」

 ペラペラと何か話す盤常さんの口。
 あたしはその口をただ黙ってみていることしか出来なかった。

 


160: 名前:乃愛☆02/19(金) 18:55:07 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 「 …たしは… 」

 「 え? 」

 下を向き、小さく呟いたあたしの顔を覗くように
 盤常さんは聞き返してきた。

 「 あたしはっ!えっちがしたいから啓斗くんと付き合ってるんじゃない!! 」

 キッと力強く盤常さんを睨んだ。
 盤常さんはぽか〜んと口を開けて驚いている。

 あたしは近くのテーブルにあった飲み物を手に取り、
 ぐいっと一気に飲み干した。

 「 はぁ、はぁ…… 」

 分かる―…

 今、あたし絶対顔真っ赤だ。
 
 
 「 ふ、ふん。何よ、いきなり熱くなっちゃってさぁ 」

 動揺を隠すように、いきなり強い態度になる盤常さん。
 でも、眉毛がピクピクと動いているのが分かる。

 「 何よ、何よ。もう、イライラするっ… 」

 独り言のようにブツブツと何か言っている盤常さんを、
 気づけば周りのお客さんや執事さん達は冷ややかな目で見ていた。

 「 何見てんのよ!! 」

 やっと周りに気づいた盤常さんはギロッと
 周りにいた人を睨み付け、怒鳴った。

 驚いた周りの人はすぐに目線を逸らし、
 慌てて自分達の世界に入り込んでいった。

 「 もういい…、とりあえず落ち着きたいから
   空海か海斗、どっちか相手して 」

 命令口調で空海と海斗を見て言った。
 だが、2人は黙ったまま。

 「 聞こえなかったの?相手をして、と言ってるの 」

 それでも返事も何もしない2人。
 まず、目線も合わそうとしていない。

 「 執事ならお嬢様の言うことを聞きなさい! 」

 ビリリッと電流が体中に流れるような大きくて
 迫力のある、盤常さんの声。
 いつも見ている学校でのギャルさとはまったく違う。
 …というか、普段の学校での盤常さんを見た後に
 今のお嬢様風盤常さんを見ると、別人って感じがすると思う。

 盤常さんはやっぱり周りの人の目を引きつけてしまった。
 また盤常さんは周りをギロッと睨み付けた。

 「 はい…、畏まりました 」

 ぼそっと笑顔のない海斗さんの返事。

 「 分かったよ… 」

 空海さんの幼い笑みもない。

 何でそんなに盤常さんの接客が嫌なのかな?
 さっき、盤常さんの本性が分かってしまったから?
 
 でも…盤常さんがお店に入ってきたときから、
 2人は少し困った顔をしていたような…?

 …ってことは今回だけのせいじゃないんだ。
 
 どうして、そんなに嫌がるんだろう?
 
 


161: 名前:乃愛☆02/23(火) 19:03:02 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 「 では、結夏様…失礼します 」

 「 じゃな 」

 少し寂しげで元気のない言葉を貰ったあたしは
 何故かその場から動けなくなってしまった。
 …というか、動きたくなくなった。

 「 ねえ… 」

 あたしはある一点を見つめたまま雄輔くんに声をかけた。

 「 ん? 」

 雄輔くんは覗き込むようにあたしを見て首を傾げた。
 
 「 あの2人…盤常さんの接客をさ… 」

 「 うん? 」

 途中で問いかけた言葉を止めたあたしに
 優しく、続きを求めてくる雄輔くんの顔を見て
 あたしは続きを話した。

 「 2人さ、盤常さんの接客嫌がってない? 」


 「 …!? 」

 目を丸くして驚く雄輔くん。

 「 …んんっ。そんなこと無いんじゃない? 」

 軽く咳払いをして、泳いだ目を隠すように
 あたしとはまるで目を合わせようとしていない。

 「 結夏に……嘘、つかないで? 」

 きゅるんと、子犬のような潤んだ目で
 雄輔くんを見つめてみる。

 「 結夏… 」

 「 雄輔くん… 」

 お互いに名前を呼び合う。
 この勝負……

 「 分かった、全部話す!! 」

 あたしの勝ち。
 やっぱり結夏必殺「子犬の瞳」には誰も勝てない。

 あたしは満面の笑みを浮かべると、
 「何処か空き部屋無いの?」と首を傾げて問いかけた。

 「 あるよ 」

 雄輔くんはあたしの手をぎゅっと握り締めて、
 空き部屋へと案内してくれた。

 「 綺麗!ここ本当に空き部屋? 」

 あたしは部屋中を見渡した。
 そこにはベットも冷蔵庫もシャワールームもある。


 「 ん 」

 短く返事をする雄輔くんの顔は…何だか青い?

 「 ゆ、雄輔くん? 」

 あたしはソファに座りながら雄輔くんの顔をうかがった。

 「 な…に? 」

 よろっと倒れこむ雄輔くんが、
 何故だかあたしにはスローモーションに見えた。

 「 雄輔くんっ! 」

 思わず大きな声を出してその場に立ち上がった。
 雄輔くんの体は丁度あたしの体に吸い込まれるように来た。

 ドサッ

 「 きゃっ! 」
 
 支えるつもりだか、あまりにも雄輔くんの体が大きくて
 支えきれず、あたしもよろけて一緒に転んでしまった。
 痛みは無く、ソファに座ってて良かったと思った。

 っていうかこの体制……
 や…やだ……。
 この状態ってすごく…嫌……。
 
 今の状態はあたしが雄輔くんに覆いかぶされている状態。
 ちょっと………恥ずかしいかも……。

 …ってそんなこと言ってる場合じゃない!

 「 ゆ、雄輔くん?雄輔くん? 」
 
 ぐたっとあたしの体に寄りかかっている雄輔くんの両肩を触り、ポンポンと何度か叩く。

 反応は無し……。

 あたしは優しく雄輔くんをソファに寝せて、
 ベットにあった枕と毛布を取り雄輔くんの元に戻った。
 
 「 ちょっと…頭、上げまぁす… 」

 一応ぼそっと確認。
 頭を両手で持ち上げて枕を置く。

 髪……さらさらだぁ。
 そして、上から毛布をふわっとかける。
 …よし。一応OK。
 
 雄輔くん、どうしたんだろう?

 あたしは自分のおでこと雄輔くんのおでこの熱さを比べるために両方にあたしの手を当てた。

 あたしの方が温かい。
 むしろ、雄輔くん冷たすぎるような?

 もしかして…貧血、とか?

 ど、ど、ど、どうしよう!
 貧血の時って何すればいいのかなぁ?
 えっと、えっと…体を温めてあげるとか?
 
 うわぁぁん!こうゆうときってどうしたらいいの?

 
 
 


162: 名前:乃愛☆02/24(水) 18:40:08 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 「 ん…… 」

 おろおろして部屋中を歩き回っていると
 ソファの方から雄輔くんの起きる声がした。

 「 大丈夫!? 」

 慌てて大きな声を出して駆け寄る。

 「 ん…、気にしないで 」

 まだ眠そう…というか、辛そうな雄輔くん。
 あたしに心配かけないように無理に笑ってくれてるんだよね?
 今にも泣きそうな目で雄輔くんを見つめると、
 雄輔くんはにこっと無理に微笑みながらあたしの頭を優しく撫でた。

 「 病気……なの? 」

 首を小さく傾げて、あたしは雄輔くんに問い詰める。
 雄輔くんは無表情…、違うんだ。

 「 ごめ…言いたくないなら「 俺… 」

 あたしの言葉を遮って何かを伝えようとする雄輔くん。
 
 「 俺…小さい頃体が弱かったんだ 」

 1人言のようにぶつぶつと呟く雄輔くん。
 その言葉一つ一つに重みがある感じ。

 「 すぐ風邪になるし、高熱なんてしょっちゅうだった。
   やっと学校に行けても友達は誰もいない。
   俺が休んでいる間に皆仲が良い人を見つけたから… 
   学校で1人の時、あんな小さかったのに、自分が消えてしまっても良い…
   そう思ったくらいだったんだ 」

 あたしが話す隙が無いくらいのすごい早口。
 気のせいだろうか、雄輔くんの目尻から光るものが見えるのは。

 次の瞬間。
 雄輔くんの目からは涙が溢れた。

 「 でも…「 もういいッ! 」

 いつしかあたしは雄輔くんの言葉を遮り
 止めるように抱きついてしまった。

 「 もう…いい…。
   そんなこと…思い出さなくて…… 」

 慰めるつもりがあたしが泣いてしまった。
 だって…もういいじゃん。
 そんな辛いこと何て思い出さなくて良い。

 「 なーんで結夏が泣くんだよ 」

 笑っているように話すけど、雄輔くん……。
 抱きしめてるんだから、分かっちゃうよ?
 声も…体も震えてるよ?

 「 っ… 」

 あたしは何も言えず、泣いたまま
 雄輔くんに抱きついた。

 駄目だね、あたし…。

 こんな時に優しい言葉をかけてあげなくちゃ行けないんだよね?
 ごめん…、雄輔くん。
 ここにいたのが大人のあたしじゃなくて…。
 一緒になって泣いちゃうような奴でごめんね?
 
 

 


163: 名前:乃愛☆02/25(木) 18:11:23 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side

 
 ピピピッ……

 俺は心を落ち着かせて結夏に電話をした。

 1コール…2コール…3コール……

 《 …っ、はい! 》

 「 結夏? 」

 慌てているような結夏の声。

 《 けっ、啓斗くん? 》

 やっぱり…慌てているというより、
 焦っている様子。

 「 何、どうしたの? 」

 《 えっ…何が…《 結夏ぁ、水取ってー 》
 
 ……!?

 確かに、した。
 男の声―……


 《 ちょ、ちょっと待っててー!
   ご、ごめんね。啓斗くんっ 》

 そう言って結夏は携帯を切った。

 な、なんだったんだ…今のは。
 あの……男の声は誰…?

 俺は携帯を握り締めた。
 頭の中はあの声の主のことだけ……。

 一体、結夏は何処にいて、誰といて、何をしているんだ?

 
 軽くもやがかかったまま、俺は家に着いていた。
 家に着いてからも頭にあるのはあの声だけ。

 俺は結夏にもう一度電話をした。

 ………出ない。

 《 留守番電話サービスに接続します… 》

 すぐに留守電になってしまう。
 結夏……何ででないんだよ。

 


164: 名前:まこ☆02/27(土) 13:43:56 HOST:softbank220003094015.bbtec.net
面白い♪
続きお願いします★


165: 名前:sakura☆02/27(土) 14:18:07 HOST:softbank060136058051.bbtec.net
OST:KD125054030147.ppp-bb.dion.ne.jp 最近オ ナニーするのが日課になったんです。。。。
最初ゎ痛かったけど、だんだん慣れて気持ち良くなりました!
このレスを6つ違うスレに張ると【    】の中に、私がビデオでとったオナニーシーンが見れます♪
本当に出来ました!ちなみに超エロいです。。。
見るときは後ろにお母さんとかがいないか
注意してからみたほうが良いかも。。。!



166: 名前:乃愛☆03/03(水) 19:55:21 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 皆様え*.

 皆様には謝らなくてはいけません。
 最近、色々と忙しくて更新することが出来ませんでした。
 今からでも更新したいのですが、
 まだその用事が終わらないため当分更新することはできません。
 勝手な都合で本当にすみませんでした。
 


167: 名前:彩実☆03/06(土) 10:28:09 HOST:i220-108-2-156.s02.a001.ap.plala.or.jp
まってまぁ〜す

168: 名前:ひなた☆03/06(土) 15:55:17 HOST:60-62-184-127.rev.home.ne.jp
何か分からんけど、泣ける小説ですね(>_<、)   (イイ意味ですっ><!!!)

しかし、とてもおもしろぃです☆!
がんばってくださいっっ~~\(゚-゚*)バサッ(*゚-゚)/~~ バサッ(-人-)


169: 名前:乃愛☆03/10(水) 17:39:07 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 皆様え*.

 やっと用事が終わりましたv 
 これからバンバン更新していきたいと思いますbb*
 コメやアドバイス募集していますので☆

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 結夏Side

 啓斗くんとの会話も出来ないまま、
 どんどんと具合が悪くなっていく雄輔くんの看病を
 あたしは今までに無い位必死にやった。

 やがて雄輔くんが寝息を立てているのに気づいたあたしは、
 雄輔くんが寝ている部屋から一番遠いと思われるトイレに向かい、啓斗くんに電話をした。

 
 《 結夏!? 》

 驚いたような大きな声。
 
 「 うん、さっきはごめんね?
   その……途中で電話切っちゃって 」

 《 ………うん 》


 何故か少しの間が空いてからの返事。
 何か…怒ってるのかな?

 《 なぁ…、さっきの…… 》

 「 ん? 」

 ぼそぼそと何かを呟いている啓斗くん。
 
 《 さっきの……男の声…誰? 》

 さっきの…男?
 もしかして、雄輔くんのこと?

 「 水取って…っていうやつ? 」

 《 うん 》

 不安気に問いかけた返事は即答だった。
 
 「 それ…雄輔くんだよ 」

 恐る恐る雄輔くんの名前を口に出す。
 一回、雄輔くんとあたしがここで愛の無い行動をしていたのは、電話を通して知ってると思うから…。
 
 もしかしたら…怒るかも。

 《 何で? 》

 予想外の声のトーン。
 怒るような大きい声でもない。
 まるで最初から知っていたかのような、
 冷静で短い返事。

 「 えっと…最初から話すと長いんだけど…… 」

 あたしは今まであったことをすべて話した。
 家にいたら雄輔くんが連絡をしてきて、呼び出されたこと。
 雄輔くんのバイト先で盤常さんに会ったこと。
 バイト先のあの部屋でいきなり雄輔くんが倒れたこと。
 そして……雄輔くんの辛い過去のこと。

 啓斗くんは何も言わず、ただ黙っていた。

 《 何で……? 》

 かすれて消えそうな弱々しい啓斗くんの声。
 
 「 え…? 」

 《 何で結夏は雄輔のバイト先に呼ばれて行くんだよ! 》

 冷静な声から打って変わって怒鳴るような大きな声が放たれる。
 そんな声に一瞬ビクッとしてしまうあたし。

 そうだよ……、何であたしここに来たの?
 暇だから来る…、そんなのおかしいじゃん。
 一回、あたし達あんなことだって会ったのに…
 隙がありすぎだよ、あたし…。

 そう考えると、気づけばあたしの瞳からは大粒の涙。
 
 「 ごめ…ヒック……ごめん…うっ… 」

 《 何がごめんなの? 》

 「 ごめん…っ……ごめんなさっ…ヒック… 」

 啓斗くんの質問にも答えることが出来ない。
 
 《 何がごめんなのかって聞いてるんだよ! 》

 またもや啓斗くんの大きな怒鳴り声。
 
 《 …何で、泣くんだよ 》

 さっきまでは大きかった啓斗くんの声は、
 また弱々しくなり、心なしか震えている気がする。

 《 雄輔と一緒にいること? 》

 「 啓斗くんを……裏切ったこと 」

 2人の間に沈黙が加わる。
 長い沈黙を破ったのは啓斗くんだった。

 《 そうだよ……、俺裏切られたんだよな? 》

 「 …ごめ…なさいっ… 」

 《 なのに、何でだろう。
   こんな最低な女なのに…俺……
   まだ、結夏を愛してるなんて 》

 「 っ…! 」

 少しずつ止まりだした涙が一気に零れ落ちてくる。
 何で……、何でこんなあたしを愛してくれるんですか?
 こんな、裏切り者をどうして………。

 《 明日、午後6時…… 》

 「 え…? 」

 いきなり言われた日時。
 今のあたしには呪文のようだよ…。

 《 もし、俺が好きなら………
   その時間に、空公園に来て 》

 「 ……… 」

 《 信じて待ってる 》

 ピッと言う会話が閉ざされた音が聞こえて我に戻った。
 そんな優しい言葉、あたしにかけないでよ…。

 好きだよ…、大好きだよ…。
 啓斗くんを愛してるよ………。

 

 
 

  


170: 名前:真子☆03/12(金) 18:16:39 HOST:softbank219049144011.bbtec.net
えぇーー!!
超気になるとこで、終わってる
じゃないすかぁー!

・・・すんません

あっ、あたしの事は
真子でいいぉー^^

応援してるぜ


171: 名前:理沙☆03/12(金) 18:29:39 HOST:fl1-119-239-24-86.osk.mesh.ad.jp
応援してる。
がんばって!!

続きが気になるですよ・・・


172: 名前:乃愛☆03/12(金) 19:22:20 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 

 でぃあ*真子

 さっそく呼び捨てにしちゃいましたぁ(⋈¨●)♡←
 いいところで終わると、読者が増えるのですよ((腹黒/
 
 でぃあ*理沙さま

 頑張ります!!
 続きは今から書きます。
 またコメ+ ゚ *。(●´Д`人´Д`●)。* ゚ + ょろちく♪

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 啓斗Side

 携帯を切った俺の心には靄がかかっていた。
 明日……結夏は待ち合わせの時間に来てくれるのか?
 
 今の俺は、有り得ないほど弱々しい。
 不安だけでいっぱいになりそうな俺の心と体。

 結夏……、
 不安な俺から自身で満ち溢れている俺に変えてくれ。
 
 どうか、お願いだから……。
 俺に結夏を信じさせて――…。

 「 はぁぁ… 」

 俺の口からは大きな溜息だけ。
 ベットにぼすっと寝っ転がると、俺は腕で目を隠した。

 
 ―


 「 ん…… 」

 目の前には歪んだ天井。
 俺…あのまま、寝て……?

 少し冷えている体をむくりと起こすと、
 俺は目を何度か擦り、部屋から出た。

 たまたま目に入った携帯。
 手に取り、開くと……

 メールも電話もない。

 少し、がっかりする気持ちが現れる。
 期待した俺はやっぱり可笑しい。
 
 どうして、まだ結夏を信じることが出来るんだ?
 自分が自分じゃないみたいだ……。

 よく“自分のことは自分が一番分かってる”って言うけど、
 俺はその逆だな。
 
 “自分のことは自分が一番分からない”


 また深い溜息をした俺は、改めて部屋を出て
 階段を降りて誰も居ないと思われるリビングに向かった。

 
 リビングにある大きな黒いソファに座った俺は、
 さっき寝たにもかかわらず、また横になってしまった。

 こんなとき……したいことが何も見つからない。
 こうゆうときに限って、何も手につかないんだな。

 

 結夏……愛してる。
 
  

 


173: 名前:しゃー(・∀・)☆03/12(金) 21:00:19 HOST:112.136.45.64.er.eaccess.ne.jp
きゃぁぁぁ!!こんなに面白い小説があったとわ!!(゜д゜)
もっと切ない系にしてください!!
もしよかったらでいいんで♪#


174: 名前:乃愛☆03/12(金) 21:31:19 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*しゃー(・∀・)さま

 お、面白くないですょΣ!?!?
 出来たら切ない系にしてきますww
 でも、myが書くと…なんでかカラダ系より切ない系へGO!してしまうのです…笑

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 結夏Side

 
 「 雄輔くん、体調どう? 」

 まだ泣き足りない気持ちを抑えて、
 あたしは雄輔くんがいる部屋に戻った。

 ソファに近づくと、すぅすぅ…と雄輔くんの寝息が聞こえた。
 寝てる…のかな?
 電話来たときも寝てたけど、結構ぐっすり眠れてるんだ。

 雄輔くんの寝顔を見て、ふっと顔が緩んだ。
 可愛い…子供みたい。

 …はっ!

 こうゆう態度が悪いんだよね?
 こう…誰に対しても甘いのはいけないんだよ…。

 「 ん…… 」

 ごそごそと雄輔くんが動き出した。
 や、やばっ…!五月蝿かったかな?

 あたしは慌てて口を両手で押さえた。
 やがて、雄輔くんの動きはピタリと止まった。

 間一髪……、何か雄輔くんて寝起き悪そうなイメージだし。
 あ…ごめん、失言。許して雄輔くん。

 
 「 …!? 」

 油断していたあたしの腕をグイッと引っ張られた。
 引っ張られている方を見ると、明らかにやっているのは雄輔くん。
 あれ…?でも、目は瞑ってる。寝てるの…?

 「 ゆ、雄輔くん…? 」

 腕をぎゅっと掴まれたまま、あたしは寝ている雄輔くんの上に乗ってしまった。

 「 お、重いから…ね。離して… 」

 雄輔くんから離れようと、掴まれている腕を動かすが…
 寝ているはずの雄輔くんの腕は全く動かない。

 「 雄輔く…きゃっ! 」

 振り払おうと決意したそのとき、あたしの腕を掴んでいた手と反対の手があたしの腰まわりを押さえた。

 やっ……これは、まじでやばいっ!

 
 


175: 名前:乃愛☆03/13(土) 15:37:51 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 「 んん……って結夏!? 」

 やっと目を覚ました雄輔くんは顔を赤くし、驚いている。
 こんなんじゃ勘違いされるに違いないっ。

 「 あ、おはよー 」

 あくまでも冷静に返事をする。
 思い切り否定すると、逆に…って感じだし。

 「 あの…さ 」

 雄輔くんが頭をぽりぽりとかいて何かを言おうとする。
 
 「 はいっ? 」

 あたしは首を傾げると、目を丸くした。
 
 「 お…降りてくれる? 」

 「 え 」

 あたしの動きがピタッと止まる。
 降りる…って、ええええええええッ!?

 「 ご、ご、ご、ご、ごめんッ! 」

 あたしは慌てて降りようとして、バタバタと体を動かす。
 2人が横になるのには、狭いソファにも関わらず動いたあたしは馬鹿だった。
 案の定、あたしはバランスを崩しソファから落ちそうになる。

 「 危なっ…! 」

 ガタガタッ

 落ちそうになるあたしの腕をグイッと引っ張り、
 少しでも振動を抑えようとしてくれた雄輔くんも、
 バランスを崩し、2人ともソファから落ちてしまった。

 「 いったぁ… 」

 「 …ってえ 」

 2人ともぶつかったところを手でさすっている。
 そして、不意に目が合うと……

 2人の距離は縮まってく。

 や…やだ、何で心臓の動きが早くなるの?
 し、静め!心臓よ、雄輔くんに聴かれたら―…!

 「 大丈夫か? 」

 「 いたっ! 」

 雄輔くんはけらけらと笑ってあたしのおでこをデコピンした。
 何だ、デコピンかぁ……。

 む?

 何だって何、何だって!
 何で残念がってるわけ?
 
 期待……してたとか?

 でも、相手は雄輔くんだよ?
 あたしには最高の彼氏もいるのに…。

 


176: 名前:真子☆03/13(土) 16:57:20 HOST:softbank219049144011.bbtec.net
んもぉーー!
結夏、雄輔くんなんかに←失礼
期待しちゃダメ!!

・・・無事、結夏が
空公園に行って啓斗の元に
帰れますように・・・


177: 名前:r☆03/13(土) 17:06:10 HOST:z22.220-213-6.ppp.wakwak.ne.jp
私は普通の中学生。
昨日、学校から帰る途中、同じ学校の男子に
「言いたいことあるんだ、ちょっと来て」と言われ、行ってみると
男子たちが3人いました。私は「Hするな。」と思いました。
やっぱりHすることになりました。まずはAが、ディープキスをしてきて、「ん…っふ…あぁん…」
という、甘い声を出してしまいました。するとBが「こいつやらしー」
と言って私の制服を破き、ブラジャーをはずしました。その時のブラジャーは
ショッキングピンクと黒のドットのでした。男子たちは興奮して「おっぱいもでかいなぁ」と
揉んできました。実は私、胸の成長がすごく早く、Gカップなんです。
それを知っててこんなことをしたそうです
その後、Cが、「ミルクはあるかなぁー?」と乳首を吸ってきて
私は「ピクンッ…ぁん…もっと吸って…」と感じながら言ってしまい
男子たちが大興奮。隠し持っていたコンドームを取り出し、中出ししたり
それはもう大変でした。皆感じすぎて死にそうで…
私のGカップはIカップに成長。嬉しかったです❤

どうでしたか?このときの私の喘ぎムービー、まんこ写真、
おっぱい写真、乳首からミルクがでてきた写真   などなど!!
私のサイトへ見に来ませんか?
すっごいえろいんです!!
でも動画、写真は無料!!どうです?
「           」←3か所に貼るだけでアドレスが出てきます
これ、本当に出てくるんで、ぜひ試してください☆
H好きな方、感じまくりだと思いますよ^^




178: 名前:名無しさん☆03/19(金) 16:45:39 HOST:i220-109-154-2.s02.a002.ap.plala.or.jp
あげっ!

179: 名前:乃愛☆03/21(日) 18:20:06 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 でぃあ*真子v

 ちょ、ちょw
 一応← 雄輔ふぁんもいるんですからNEw
 コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪

 でぃあ*名無しさん様

 あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪

 
 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 「 あ、あたし帰ってもいい? 」

 これ以上、雄輔くんと居ちゃいけないような気がする。
 …というか、あたしが一緒に居たくないっていうか。

 「 え、何で?体調でも悪くなった? 」

 明らかに動揺している雄輔くん。
 驚いて上半身を起こしている。

 「 あっ…いや、そうゆう訳じゃないんだけど… 」

 焦って否定をするあたしを見て、雄輔くんは
 ふわぁっと極上の笑みを浮かべた。

 「 そっかぁ…、良かったぁ 」

 どきっ

 ………っ!
 雄輔くんの笑みに反応してしまったあたしの心臓。
 止まれ、と思うほど動きは激しくなっていく。
 
 何で?どうして―…
 あたしが…

 あたしが好きなのは啓斗くんだけなの!

 「 たたた体調は悪くないんだけどねっ…
   その…お母さんが心配するかなぁ、て思って! 」

 鳴り止んだ心臓をチャンスとして、
 あたしは早口でペラペラと話した。

 平気で嘘をつくあたしを、雄輔くんは何故か
 悲しそうな顔をして見ていた。

 そんな顔で見ないで―…
 可哀想、みたいな顔しないで―…

 「 分かった… 」

 そして、ぼそっと呟いた一言。
 心臓がズキッと激しく痛んだのもその時。

 「 ん…じゃあね! 」

 部屋を出るときに、最高の作り笑いを雄輔くんに見せた。
 “有難う”最後に雄輔くんに言われた―…

 その“有難う”にはどんな意味があるの?
 看病してくれて“有難う”?
 話を聞いてくれて“有難う”?
 お願い通りお店に来てくれて“有難う”?
 
 それとも―…


 ―

 お店から出ると、外はすっかり夜になっていた。
 昼にはたくさんいた子供達の姿も、
 夜になると代わりに大人達が動き始める。

 そんな中にいる子供のあたしって……
 物凄く、浮いちゃったりしてる?

 ドンッ

 「 きゃっ! 」

 突然肩に激痛が走った。
 その反動で道端に転んじゃったし……。

 「 いってえな!ボサっとしてんなよ、ブス! 」

 怒鳴り声がする方を見上げてみると、
 そこには金髪ロンゲの20代くらいの男の人。
 隣には、茶髪で髪を立てている同じく20代くらいの友達。
 
 「 ごっ…ごめ、ごめんなさいっ… 」

 あたしは両手で顔を隠すようにしながら、
 座ったまま、涙目で謝った。

 「 まじ痛いんだけどぉ、慰謝料貰うよー 」

 男は笑いながらそう言って、どこかの建物と
 建物の間のごみ箱が置いてあるような隅へと、
 あたしの腕を力強く掴み、向かいながら言った。

 何故かそこには弱々しいライトが掲げてあった。

 「 んー?明るいところで見ると…
   あんた、結構…いや、めっちゃ可愛いじゃん 」

 男達は舐めるようにあたしの頭のてっぺんから足先まで見つめた。

 「 いっ…慰謝料は……その 」

 「 あー、慰謝料はいいよ 」

 ぶつかった男はにこっと優しい笑みを浮かべた。
 あ…、良かったぁ。この人良い人だったんだぁ。

 「 本当で「 ただし! 」

 喜びながら問いかけるあたしの言葉を遮って、
 男はさっきの笑みから一点、悪魔のような笑みを浮かべた。

 「 やっぱり、いてぇから… 」

 男は肩を見てから、あたしの顎をくいっと持ち
 自分の顔を近づけてきた。

 「 やっ… 」

 あたしは刃向かうように顔を逸らしたが、
 男の手によって、やはり引き付けられてしまった。

 「 体で払ってもらおうか? 」

 気づけば逃げ場は無くなっていて、きょろきょろしていると、男はあたしのお尻を撫でてきた。

 「 やぁっ! 」

 だ、誰か……助けてっ!

 


180: 名前:ぬん☆03/21(日) 20:14:44 HOST:ngn-west-144-193-181-183.enjoy.ne.jp
かかかかかかk
大変大変!大ニュースだよ!
一週間くらい前に友達と渋谷に行ったんだけど、なんと***くnを見かけましたぁ!私は大×100000000000ファンだったんで、写メめっちゃ大量に取ってました。
でね、***くnが勢いよく走ってたんで、それに追いかけて私と友達も走ってたんです。そしたら、暗い路地の方入ってたんで、どこ行くんだろう・・・と思ってたんです。
そしたら***くnは携帯をとりだして「着いたから早く来いよ!」と言い携帯を閉じました。
すると数秒後、違う方向から綺麗な女性が出てきました。誰でも憧れるような長くてサラサラな髪でした。背も高くて、きっとモデルさんじゃないかと思います。

そしたら、二人とも何もしゃべらずに周りをキョロキョロして、人がいないことを確認し、***くnが女性のスカートに手を入れたんです!!
私はその瞬間から携帯でムービーを撮りました。
二人は一言も声を出さずにやっていました。
いつの間に***くnはズボンとパンツを脱いでいて、私は***くnのアソコを見てしまいました。
しかも女の人はほぼ全裸でした。二人のアソコはヌメヌメで、しかも女の人は全身ベトベトでした。
20分くらい経って、二人は洋服を着て、何も無かったかのように無言で分かれていきました。
すっごく驚きました。
 
 
そのムービーをみなさんにも特別に見せようと思います。けど、それなりの価値があると思うので、この***って7つの板に貼ってください。
すると不思議なことにココ↓
[                               ]
にアドレスが出てくるんです。
ですが一部のパソコンでは9つ貼らないと出てきません。
よくこんなレスがあって、私はいつも試すんですが、できません。
だけど、このレスは本当に成功するんですよ。
私の友達13人中12人ができました。

ただ一つ言いますが、このムービーはすごく過激です。***くnのアソコもくっきり丸見えです。

そういうのを覚悟して見てください。



181: 名前:葉月☆03/22(月) 17:32:32 HOST:softbank219049144011.bbtec.net
結夏は、あたしが助ける!!(笑)

啓斗に助けにきてほしいよね^^

主さんがんばれ!!


182: 名前:☆03/22(月) 17:36:51 HOST:softbank219212227013.bbtec.net
4月21日・・・私は、初体験をしました。Hはした事がありません。
でもやっとヤりました。
4月21日は、彼の誕生日でした。
誕プレに私の処女をあげようと思いました。
彼の部屋についてからスグ、
『俺ちょっとトイレ行ってくるよ♪』
って彼が言いました。彼には私の処女をあげるなんて言ってなかったので、
全然平気な顔をしていました。そして・・・
彼が部屋をでてすぐに裸になりました。
Tシャツを脱ぎ、ブラをとり、スカートを脱いでパンツも脱ぐ。
興奮していたのか、もうぉマンコがビショビショでした。
我慢できずに@人sexをしちゃいました★・・・ガチャッ!!えっ!?
っと思って振り向いたらそこには彼が・・・私は気が動転して何もいえません
でした。すると彼が驚くような事を口にしたのです。
『@人でするくらいなら、俺がやってやるよ(笑)』
ぇえ!!??ビックリしました。そして彼は、私のマン汁をヂュルヂュル音をたて
飲みだしました。感じた事も無いような快感が私の体を突き抜けました。
『ひゃぁ・・んはぁぁ!!やめてぇ・・・しんぢゃゥ』
次の瞬間口の中にチ○コを入れられました。
ドロっとしたものが口に出されました。
『ぅん・・・おいちぃ。。。』
その時の写真があります!このカキコを、コピーして、3箇所に貼り付けてね♪
すると、[          ]にアドレスがでます!
そのアドレスは、貴方にしか見えないよ!
アドレスをクリックすると私と彼の合体写真が!!モザイクはナシ!!
さぁいろんなトコへカキコしよう!!


183: 名前:乃愛☆03/23(火) 19:07:40 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*葉月さま

 結「 葉月ちゃん、有難うっ! 」
 うちからも有難うですっ笑
 ですねえ…、ここはやっぱり啓斗に行かせたいな♪v
 
 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 「 そんなに嫌がるってことは処女? 」

 もう1人の男が壁に寄りかかって、けらけらと笑いながら言った。
 処女では無いけど、そんなこと聞かれて答える勇気なんて
 あたしにないよ…。

 「 え、何っ。黙ってるってことは…やっぱり、そうなの? 」

 あたしを押さえつけている男が目を丸くした。
 処女は面倒、とか言うし……嫌ってくれるよね?

 「 良かったじゃん、お前。
   処女とヤッてみたいとか言ってなかったっけ? 」
 
 壁に寄りかかっている男がすっとあたしに近づきながら言った。
 そして、くいっと顎を持ち上げると耳を舐めてきた。

 「 ひゃっ…! 」

 いきなりのことで驚きの声を上げてしまった。
 あたしの反応を面白がっているのか、
 男はあたしの首筋を舐めてきた。

 嫌っ…、気持ち悪い…!

 「 や、止めてっ! 」

 「 おー、ピンクのパンツ 」

 気づけば、もう押さえつけていた男が
 あたしのスカートをめくっていた。

 「 やだっ!離してっ…止めて! 」

 じたばたと手足を動かし、脱出を試みるが
 2人の男に押さえつけられては、もうどうしようもない。
 あたしのパンツを見た男は、無理やり足を開かせようとしてきた。

 「 やっ…、止めっ…んん! 」

 大きな声を出して、周りの人に気づいてもらえるように
 努力をしたが、すぐに耳を舐めてきた男に口を塞がれた。

 塞がれた手に噛み付こうと思った瞬間、
 全身に電流が流れたような感覚があたしを襲った。

 下をバッと見ると、男はあたしのあそこを舐めていた。
 嫌と思っているのに足の力が抜けてきた。

 立っているのがやっとになったあたしは、
 抵抗も出来ないくらい2人の男に染まっていった。

 「 大分、大人しくなってきたな 」

 あたしの口を塞いでいた男も、いつしか手をどかしていた。
 そして、あたしの胸を後ろから触っていた。
 もちろん、もう1人の男はあたしのあそこを舐めていた。

 「 あっ…、やぁん!イクッ、イッちゃう! 」
 
 次第に望んでない言葉があたしの口から次々を出てきた。
 そして、あたしは2人によってイかされてしまった。

 電流が体中に走ったような感覚が、まだ残っている中
 かちゃかちゃ、という何かが外されている音がした。

 そして、体をぐいっと持ち上げられると紐のようなもので
 両手を頭の上で結ばれた。

 その時、あたしのあそこに男のものが入ってきた。
 
 「 あああああっ! 」

 ものすごく早いスピードで男は腰を動かした。
 そして、1分もたたないうちにあたしはイッてしまった。

 駄目って分かっているのに、体は正直。
 こんな、汚い男達にヤられて……あたしイッてる。

 男のものはあたしの体から出ないで、
 もう1人の男のものがあたしのお尻に入った。

 そして、2人別々に動かし始める。

 「 やっ、あっ、あんっ、あんっ…! 」

 あたしはやはり立っていることが出来ず、
 2人に支えてもらいながらのSEXだった。

 


184: 名前:miki☆03/25(木) 12:31:50 HOST:p5224-ipbfp304yosemiya.okinawa.ocn.ne.jp
乃愛サン

ずっとまえから隠れファンで
更新するのまってました!!!
この小説は私にとって世界一ゥマい
と想います。。。
これからもがんばってください!!


185: 名前:葉月☆03/26(金) 11:51:30 HOST:softbank219049144017.bbtec.net
のぉぉー!!
かわいそすぎるぅ!

感じちゃダメだよー結夏ちゃんたらぁ!!

私のこと、呼び捨てでいいし
敬語とか使わなくていいからっ☆


186: 名前:☆03/26(金) 18:17:40 HOST:07002160298462_ge.ezweb.ne.jp
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250


187: 名前:卍樹里.☆03/27(土) 20:43:54 HOST:softbank220003094015.bbtec.net
結夏c可愛い♥(
つーか、可哀そう(・・;;

啓斗くん、結夏ちゃんの事好きならば、助けに来て〜っ(


188: 名前:彩実☆03/30(火) 11:20:35 HOST:i118-19-136-92.s02.a001.ap.plala.or.jp
啓斗く〜ん
早く助けに来ないとっっ


189: 名前:あさ☆03/30(火) 15:00:59 HOST:zaq7ac58242.zaq.ne.jp
隠れファンでした!
応援してます。
頑張って下さい♪


190: 名前:ありさ☆03/31(水) 00:13:36 HOST:cmu02a141.cncm.ne.jp
はじめましてぇ

めちゃくちゃおもしろいですっ!

これからも頑張ってください!

あと、呼び捨てタメOKです!


191: 名前:乃愛☆03/31(水) 13:53:19 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*mikiさん・葉月・あさん・卍樹里.さん・彩実さん・あささん・ありさ

 有難うございますっ。
 頑張ります♥♥

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 「 楽しかったよ 」

 あの後、数十回のSEXを続けてしたらしい。
 あたしの記憶は途切れ途切れでよほど体が悲鳴をあげていたことが分かった。

 「 …… 」

 2人が消えた後、あたしはゆっくりと立ち上がり
 ばらばらに捨てられていた服を着た。

 「 ふえ……うっ…ひっく…… 」

 暗闇に浮かぶ沢山の車のライトやお店の電気が眩しいと感じる頃、あたしは大粒の涙を
 1人で歩きながら流していた。

 汚い……汚いよぉ……。

 ごめん、ごめんね…啓斗くん。
 あたし……心も体も汚れちゃったよ。

 気づけば自分の家についていた。 
 家には誰も居なくて、とても寂しかった。

 「 ……シャワー 」

 啓斗くん以外に触られた体を…綺麗にしたい。
 あたしは、すぐにシャワーに向かった。

 
 痛いくらいに体を擦り、汚れを落とそうとした。
 でも……体が綺麗になっても、心は汚いよ。
 

 ……心は………洗えない。


 そう思ったとたん、止まった涙がまた流れ始めた。
 

 あたしは汚れた女―…

 

 



192: 名前:卍樹里.☆03/31(水) 14:19:18 HOST:softbank220003094015.bbtec.net
可哀そう……!!!!!!

193: 名前:葉月☆03/31(水) 20:04:01 HOST:softbank219049144017.bbtec.net
もぉ、見てらんないっ!!

ま、見るけどね(笑)

がんばれ^^


194: 名前:ありさ☆03/31(水) 22:31:53 HOST:cmu05f150.cncm.ne.jp
すっごいかわいそう・・・・
結夏チャン、ほんとにかわいそうだよぉおおおぉおお


195: 名前:彩痲☆04/01(木) 11:10:33 HOST:i125-203-2-244.s02.a001.ap.plala.or.jp
続きが〜気になるぅ〜

196: 名前:☆04/01(木) 13:25:19 HOST:fl1-122-132-234-3.ymn.mesh.ad.jp
続き気になる!

197: 名前:乃愛☆04/01(木) 17:55:06 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*卍樹里.さま

 本当ですよ-、書いてて可哀想になってくるww
 何か乃愛が小説書くとどうしても感動系になってしまうのですww

 でぃあ*葉月

 見てらんないっ…!?Σ、
 ちょ、ちゃんと見てくださいねえww

 でぃあ*ありさ

 確かに可哀想…、でも乃愛は止めませんww
 結夏がどれだけ頑張るか…楽しみです♫*.

 でぃあ*彩痲さま

 続き気になりますか!?Σ、
 アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪

 でぃあ*kさま

 気になりますかぁ!?
 大丈夫ですか、目悪くないですか!?ww((ヒデ/、

 最近、結夏Sideばっかりですけど…
 皆さん我慢してくださいww


 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 「 ん… 」

 歪んだ天井があたしの目に入った。
 カーテンの方を見ると隙間から光が差し込んでいた。

 自然に寝て、自然に起きちゃったんだなぁ…。

 
 …!?


 枕に手を置いて、起きようとすると手を置いた枕が
 異様に冷たく濡れていることにあたしは気づいた。

 これ…もしかして?

 

 あたしの涙―…?


 すっと手を目元に近づけると、
 まつげがパリパリと変に乾燥していた。

 枕元にあった、手鏡を取り自分の顔を見ると、
 そこには醜いあひるの子にも負けないくらいの酷い顔。

 泣いたという事実がすぐに分かる、腫れて赤くなった目とまぶた。

 夜も泣いていたのか涙が頬を伝っている後…くっきりと残っている。

 やだ……、こんなんじゃ啓斗くんに会えない……。

 
 …!?

 何勘違いしてるの、結夏!
 昨日色々考えて決めたじゃない。


 ……空公園には行かない、って………。


 啓斗くんには会わない、って………。

 
 今、10:00。
 待ち合わせまで後…8時間後。

 

 





 




 


198: 名前:ありさ☆04/01(木) 23:02:17 HOST:cmu05f150.cncm.ne.jp
うわぁぁぁぁぁああ

続き超きになるぅうううぅぅぅ

頑張って!!


199: 名前:葉月☆04/03(土) 08:53:30 HOST:softbank219049144017.bbtec.net
絶対行ってよぅー!!

がんば^^


200: 名前:みうみう☆04/03(土) 10:34:55 HOST:softbank220003094015.bbtec.net
おー!
頑張ってください^^
一気読みしちゃいましたw
絶対啓斗くんに会ってくださいねw


201: 名前:もも☆04/07(水) 18:19:33 HOST:softbank219049144017.bbtec.net
なにー?

放置??

じゃあもうココにくんなよ(笑)

























































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































































202: 名前:乃愛☆04/09(金) 19:58:09 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 でぃあ*ありさ

 頑張りますっ。
 コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪
 

 でぃあ*葉月

 行くといいねえ←
 コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪


 でぃあ*みうみうさま

 会って欲しいですねえw
 コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪

 でぃあ*ももさま

 決して放置ではありません。
 色々と用事があったので更新する機会が無かっただけです。
 それに、事前にお知らせしていたはずです。
 更新が遅くなっていく、と。
 
 あと、お願いです。無駄にEnterを押して、真っ白にするのは止めてください。
 
 それに、これからもここには来ます。
 

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 「 あ、おはよう。結夏 」 

 リビングに向かうと、トーストにかぶりついている姉、結愛の姿があった。

 「 おはよう、お姉ちゃん 」

 あたしは、呑気なお姉ちゃんの姿を見てふわっと自然に笑みがこぼれた。
 癒し系なんだな、きっと…。

 あたしは1人で納得をすると、コップにジュースを入れて、
 少しずつ飲みながら自分の席に着いた。

 「 んぐっ…!んんんっ 」

 お姉ちゃんは途端に苦し気な声を出した。
 見ると、胸元をドンドンと叩いて目をぎゅっと瞑っている。

 「 ああああっ!これ、これっ 」

 あたしは自分が飲んでいたジュースをお姉ちゃんに
 グイッと近づけて背中を擦ってあげた。

 「 ん〜っ…、ふはぁ… 」

 ゴクン、という大きな音と共に
 お姉ちゃんの顔は和らいだ。

 どうやら、命に別状は無かったようだ。
 あ…ちょっと大袈裟だったかなぁ?

 「 もー、何か食べるんだったら飲み物も準備しておきなよねっ! 」

 あたしは溜息をしながら、軽くお姉ちゃんを睨み付けた。
 お姉ちゃんは申し訳なさそうな顔をして、両手を顔の前に当てた。

 「 ごめんねっ、つい… 」

 にこっと天使のような笑みを浮かべたお姉ちゃんは、
 男子にモテそうな顔をしていた。

 スポーツ万能だし…、後は勉強だけかな?
 
 あたしは、また食べ始めているお姉ちゃんを見ながら、
 どうでもいいことを考えていた。

 …っていうか、いつまで食べてるんですか?
 パンの袋を見ていると、6枚入りのパンが4枚無くなっていた。
 あたしの視界に、白くて細い腕が入った。

 パンッ

 「 いっ…たぁ 」

 あたしは、パンを取ろうとしたお姉ちゃんの手を叩いた。
 お姉ちゃんは潤んだ瞳であたしを見ながら、叩かれた手を擦っていた。

 「 食べすぎ!あたしの分、無くなっちゃうじゃん? 」

 頬をぷくっと膨らませてあたしは言った。
 
 「 だぁって…「 だってじゃない! 」

 あれ…、これって親と子供みたいじゃない?
 これじゃあ、どっちが姉か妹か分からないよ…。

 「 今日、部活なんでしょ? 
   食べすぎると体動かないよ? 」

 「 でも、運動するとお腹空くじゃん! 」

 パンを乗っけていたお皿などをキッチンに持って行きながら、ぶつぶつと愚痴を言うお姉ちゃん。

 「 良いから、とっとと部活に行く! 」

 2杯目のジュースを飲みながら、あたしは
 今日の予定を見た。

 「 結夏、今日一日中家にいんの? 」

 お姉ちゃんは、部活専用の服を着ながら言った。 
 どうやら、ジャージのチャックの長さを気にしているようだ。
 
 お姉ちゃんの言葉に、心臓がギクッとする。
 何て、素直な心臓なんだろう…。

 そうだよ、お姉ちゃんの言う通り…
 あたしは今日一日中、家に居るんだよね?

 「 え、あ………ううんっ!
   と、友達の家に行くかもしれない! 」

 「 ふーん、ま…楽しんでおいで 」

 お姉ちゃんは最後に、にこっと微笑むと
 家の扉をバタン、と閉めて出かけて行ってしまった。

 行っちゃった……。

 ……じゃなああい!

 何、嘘ついちゃってるのあたしっ。
 友達の家なんか行かないしっ。
 家って言うか約束もしてないしっ。

 
 なななな何で!?
 何で、嘘ついてるの?

 頭で駄目って思ってても、
 体が言うことを利かないよ―…

 

 


203: 名前:葉月☆04/09(金) 21:23:31 HOST:softbank219049144017.bbtec.net
ももさん→本当に迷惑です。

乃愛はそんなの気にしないで、頑張ってね(・w・)♪

お姉ちゃん、かわいいっす!
姉妹そろって、かわいいなんて・・!!
これ以上キュンキュンさせんでーー!(爆


204: 名前:☆04/09(金) 23:11:53 HOST:softbank221089069173.bbtec.net
◇  ◇ ◇   ◇
◇    ◇   ◇
◇         ◇
 ◇       ◇
  ◇     ◇
   ◇   ◇
    ◇ ◇
     ◇
こ のスレをみちゃった人。ラッキーな人です。だってすきでもないのにあなたに5人の男が告ってくれます。そして女子からも人気がでてお嬢様生活をエンジョイ できます。でもこのスレを5箇所に張らないと男子からはブス扱いをされ、女子からはいじめられ、最終的には先生にまで成績を落とされるなどがおきます



205: 名前:乃愛☆04/10(土) 17:48:54 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 

 でぃあ*葉月

 注意…感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝デス!!
 うん、頑張るね゜*(◎'凵`圉)★

 結愛「 可愛くないよ〜、でも有難うッ♥♥ 」

  
 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 お姉ちゃんが部活に向かってから数分後。

 あたしは適当に朝ご飯を済ませ、
 自分の部屋でゴロゴロしていた。


 6:00に空公園…
 6:00に空公園…

 あたしの頭の中には携帯越しの啓斗くんの声が何度も響く―…

 
 行きたい………

 本当は行きたいの…。


 でも、あたしは昨日……体も心も汚れちゃったから。
 名前も知らない人で感じちゃったから。

 だから……だから……

 真っ白な啓斗くんを、
 道ずれにする訳にはいかないの…!
 
 
 真っ黒になるのは……

 あたしだけでいい。

 
 痛い思いをするのは……

 あたしだけでいい。

 
 辛い思いをするのは……

 あたしだけでいい。
 

 あたしは呪文のように何度も繰り返した。
 そして、以前啓斗くんが取ってくれた人形を
 ぎゅ…っと強く抱きしめた。

 これが……啓斗くんだったらいいのにな。

 そう思いながら、あたしはベットの上で丸くなった。
 そして、瞳からは大粒の涙が流れ始めた―……。




206: 名前:葉月☆04/11(日) 11:18:32 HOST:softbank219049144017.bbtec.net
あぁー(涙)本当にかわいそうっ!!

結夏ちゃんを傷つけた奴!?でてこいやぁ(怒)

ちょっとでいいから、啓斗くんに会ってよう!!
それで、少しでも結夏ちゃんを軽くさせてあげて!


207: 名前:乃愛☆04/11(日) 13:53:15 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  でぃあ*葉月

結夏「 あたしのこと.考えてくれて有難うっ。
    でも…これ以上.啓斗くんに迷惑かけられないよぉ… 」

 本当ですよねっ!、
 傷つけた奴、ボコボコにしたいんですけどっ。←

 
 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ
 
 
 数分、ベットで泣いたあたしは
 上半身を起こして人形を見た。


 話すだけにしよう―…

 
 話したいことをあたしの台本通りに読もう。
 啓斗くんの目を見ないで……。

 ―そして……。
 
 堅く決心したあたしは深い溜息をした。


 そして、これ以上啓斗くんに関わらない。
 あたしが汚い女って知られちゃう前に、別れを告げよう。


 “ もう、一緒にはいられない ”


 ……って。

 
 やだ……、この言葉を考えただけで涙が出るよ。
 この涙の意味は何なんだろう………。

 
 別れるから……?
 
 ―違う。

 
 この涙は………

 
 〔 ピーンポーン… 〕

 
 家に鳴り響く音で、あたしは我に返った。
 あたしは、ゆっくりと立ち上がった。

 「 はい…? 」

 扉越しに弱々しい声で、尋ね人に問いかける。
 
 「 あ・た・し 」

 ふざけた様な甲高い女性の声。
 この声ってもしかして…。

 あたしは勢いよく扉を開けた。

 「 やっほ! 」

 目の前には片手を上げて、簡単に挨拶を済ませ、
 あたしの悩みも吹き飛んでしまいそうな笑顔の持ち主が立っていた。

 「 ゆ…優莉? 」

 そう…、その笑顔の持ち主とはあたしの親友だった。
 
 「 元気にしてた? 」

 優莉のやわらかい笑みを見て、
 自然に、涙が溢れてきた。

 優莉はあたしが泣いているのを見て一瞬目を丸くして
 驚いたが、すぐに温かい手であたしを包み込んでくれた。
 そして、優しく背中をぽんぽん…と叩いてくれた。


 

 


208: 名前:乃愛☆04/11(日) 14:12:00 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 「 そっかぁ… 」

 優莉があたしの家に突然来てから15分後。
 あたしは、すべてのことをゆっくりと優莉に説明した。

 優莉は泣きながら話しているあたしを、
 優しい目で見ながら、何度も頷きながら聞いてくれた。

 そして、すべてが終わると優莉は
 あたしの頭を何度か撫でながら…

 「 1人で大変だったでしょ? 」

 
 そんな優しい言葉をあたしにくれた。

 「 あたしは…、どうしたらいいの? 」

 ソファに座っていたあたしは、体育座りをして小さく丸まった。
 隣に座っている優莉は唸り声を上げた後、黙ってしまった。

 「 あたし的にはね、2人は別れない方がいいと思ってるよ 」

 いきなり発した優莉の言葉が突然で、あたしは首を傾げて優莉を見てしまった。
 
 優莉はあたしの言いたいことが分かったのか、
 くすりと小さく微笑むと続けて話した。

 「 まぁ…、それは願望であって理由は無いよ?
   でも、あたしは結夏が汚い女だとは思わない 」

 「 え… 」

 こんなあたしを、“汚い女”と言わないで他に何て言うの?
 名前も知らない奴にヤられて…、声を出して……。

 あたしは下唇をぎゅっと噛み締めながら、
 心の中で自分を責めていた。

 
 「 啓斗くんにも全部言ってみなよ 」

 優しい口調で話しかけてくる優莉の声。
 でも…今のあたしに、そんな優しい声を聞かせないで。

 「 そんなこと言える訳ないじゃん! 」

 黙っていたあたしの口から出た大きい声。
 優莉は体をビクッとさせて、あたしのことを丸い目で見た。

 「 な…、何て言えば良いの!?
   “あたしは名前も知らない奴にヤられて、声も出した”って言えば良いの? 」

 ペラペラと早口で、黙っている優莉に叫ぶように問い詰めるあたしは、
 もう誰にも止めることは出来なくなっていた。

 「 ねえ! どうなの?そう言えば良いの? 」

 狂ったように叫び続けるあたしを、
 優莉は悲しげな表情で見つめていた。

 そんな目で見ないで…!
 
 「 結夏…「 助けてよっ!助けてよ、優莉ぃ…! 」

 あたしの名前を小さく呼ぶ優莉の声もかき消した。
 泣きながら叫び、すがりつくような目で優莉を見たあたしは、
 充電が切れた電気製品のようにうずくまった。


 「 ひっく…もう……嫌……うっ…ひっく…… 」

 うずくまったあたしは、自分の服をぎゅっと握り締めた。
 
 “助けて”


 この言葉はあたしの心からの気持ち。
 一度入ったら抜け出せない暗闇の迷路から、
 あたしに手を貸して、助けて―…


 


 


 


209: 名前:なおなお☆04/11(日) 19:42:24 HOST:softbank220003094015.bbtec.net
…結夏ちゃん行ってあげて欲しい。
優莉ちゃん優しい←♪


210: 名前:乃愛☆04/12(月) 19:20:44 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*なおなおさま

 ですねえッ。
 優莉「 優しいですかっ? 有難うございます 」

 
 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 「 落ち着いた? 」

 優莉は崩れたあたしの隣で優しく微笑んだ。
 心臓がズキズキ痛むよ。
 あんなにひどい言い方したのに……
 

 
 何でそんなに優しいの?

 
 「 うん… 」

 こんな優しくしてくれる優莉に、
 あんなひどいことを言った自分が恥ずかしい。

 あたしは、優莉の顔をしっかりと見ることが出来ず、
 俯いたまま小さく頷き返事をした。

 「 ごめんね? 結夏の気持ち分からないのに
   あんな適当に言っちゃって… 」

 優莉が自分の顔を片手で隠しながら、苦笑いをした。
 もう片方の手は自分を反省させようとしているのか、
 太ももの辺りで爪を立て、力を入れている。

 
 何で優莉が謝るの?

 
 今にも泣きそうな優莉の姿を見て、
 あたしの心臓は更に痛みが増す。

 「 ごめん…優莉 」

 あたしは優莉の両手をぎゅっと包み込むように握りながら、
 合わせることが出来なかった目をしっかりと合わせた。


 「 何が? 」

 何の罪も無い優莉に、謝らせちゃって。

 「 え…、あ…ひどいこと言っちゃって 」

 言えない…、本当は言いたいけど。
 こんなことを言っちゃったら、優しい優莉は逆に
 あたしに気を遣っちゃうよね。

 だから、言わないよ?

 でも、心では何度でも思ってる。
 本当にごめんね、優莉………。


 「 あたし……行くよ 」


 座って、丸めていた足を地面にしっかりとつけ、
 その場に立ち上がり、仁王立ちをした。

 「 え…? 」

 急に立ったあたしを見上げながら首を傾げる優莉に、
 あたしは最高とも言って良いくらいの笑みを見せた。

 「 結夏…… 」

 あたしの顔を見て分かったのか、
 優莉の顔にもふっと緩んだ笑みが見えた。

 あたしは黙って大きく頷き、

 「 行くよ、啓斗くんとの待ち合わせ場所に! 」

 そう言った。

 沢山ひどいことを言ったのに、
 優しく接してくれた優莉のために。


211: 名前:葉月☆04/12(月) 20:51:26 HOST:softbank219049144017.bbtec.net

 やったー!

やっと、行ってくれる?(笑)

乃愛ぇ

あっちもこっちも頑張って(笑)
どっちもコメ書くからねぇ♪


212: 名前:乃愛☆04/13(火) 20:56:50 HOST:p8be8e9.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*葉月

 結夏「 は..はいッ! 行きます 」

 あっちもこっちも頑張りますvbb*
 これからも宜しくねん←

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 優莉が相談に乗ってくれたおかげで、
 啓斗くんに会うことを決められたものの…

 只今、5:00だったりする。

 優莉が来たのが、お昼近かったから…
 あれから、5時間も話してたってこと!?

 そんな長い時間、黙ってあたしの話を聞いてくれた優莉。
 話してる最中も欠伸一つしなかったよね。

 ……有難う。


 「 ほら、結夏っ!
   会うって決めたなら準備して 」

 優莉はにこっと優しい笑みを浮かべて、
 あたしの背中をぽんっと優しく叩いた。

 「 う…うん! 」

 あたしは、メイク道具を部屋から取り出した。
 そして、優莉に一つ一つ教えてもらいながら丁寧にメイクを進めていった。

 「 うん、良いんじゃない? 」

 優莉が主に教えてくれたアイメイク。
 黒×ピンクのいい組み合わせで出来ている。

 数十分後、優莉はあたしに鏡を見せながら大きく頷いた。
 そして、“時間ないから、とっとと服を着る!”と言って、
 あたしのおでこをつん、と突付いた。

 まだ少し肌寒い季節。
 あたしは、メイクに合った服を箪笥からあさるように探した。

 黒地の生地に、ピンクや白のリボンが付けられているチュニックに、
 短めのジーンズを穿いた結構ゆるいけど可愛い服。

 バックには携帯とお財布を適当に投げ入れて持ち、
 優莉がいるリビングへと向かった。

 リビングでは優莉が真剣な顔でメールを打っていた。
 優莉の頬が少し赤く見えたのは気のせいかな…?

 「 優莉っ! 」

 あたしが思い切って名前を呼ぶと、
 優莉は慌てて携帯を閉じてこっちを振り向いた。

 「 …誰かとメール? 」

 あたしは首を傾げて、優莉の顔を覗き込むようにした。
 
 「 え、あっ…うん!そうそう!友達だよ 」

 何度も大きく頷いた優莉。
 冷静な優莉の目が泳いでいる。

 あたしには言えないようなことがあるの…?

 そのとき、少しだけ心臓がズキッとしたんだ。
 あたしはその痛みの意味も知らずに、
 優莉に自分の格好をまわって見せた。

 

 

 


213: 名前:彩痲☆04/14(水) 14:04:06 HOST:i114-186-189-19.s02.a001.ap.plala.or.jp
何かあるね〜優莉ちゃん★
もしかして・・・・


214: 名前:乃愛☆04/15(木) 16:30:17 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*彩痲さま

 何かあるのでしょおか?v
 お、分かっちゃいましたか!?ΣΣ、


 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 家の前で優莉と別れて、あたしは空公園へと向かった。
 別れる前に優莉は“頑張って”と優しく微笑んで、言ってくれた。


 空公園には子供達が使ったと思われる、
 小さなバケツやシャベルなどが砂場に置かれていた。

 あたしは砂場に近づき、小さなシャベルで砂をすくった。
 小さい頃、お父さんもお母さんも仕事で忙しくて、
 お姉ちゃんも友達ばかりと遊んでいた―…。

 別に友達がいないって訳では無かった。
 むしろ、あたしの周りには沢山の友達がいた。

 だけど、小さい頃のあたしは沢山の友達と遊ぶより、
 お母さんやお父さん、お姉ちゃんと遊びたかった。

 土日に、お父さんとキャッチボールをする
 近所の男の子がすごく羨ましかった。

 昔のことを思い出しながら、砂をいじったあたしは、
 すっと立ち上がり、服や手についた砂をはらった。

 啓斗くんはまだかな…?

 公園中をくるっと見渡しても啓斗くんの姿はまだ無い。
 あたしはふう…、と深い溜息をしてベンチに座った。

 ♪〜♪〜♪〜

 ベンチに座ると同時に、あたしの携帯がバックの中で
 音を立てながら光り始めた。

 「 はい 」

 あたしは、画面も見ないで電話に出た。
 
 〔 来て……くれたんだ 〕

 今にも消えてしまいそうな弱々しく、かすれた声。
 この声は他に誰も居ない―…

 「 啓斗くん? 」

 あたしはベンチから立ち上がり、辺りをきょろきょろと見渡した。
 すると、奥のほうから近づいてくる人らしい形。

 やがて、はっきりと啓斗くんの表情が見えてきた。
 啓斗くんの優しい笑みを見てあたしはその場でバックを落とし、
 携帯を持ったままの両手で自分の顔を隠して次々と流れる涙を隠そうとした。

 啓斗くんはゆっくりと両手を広げてあたしを見て、微笑んだ。
 あたしは携帯を持っていないほうの手をゆっくりと伸ばした。


 ア タ シ ハ キ タ ナ イ オ ン ナ 


 ビクッ。

 頭にこの言葉が出てくると、あたしの伸ばした手が
 ぴたりと止まり、動くことが出来なくなった。

 ―そう…

 あたしは汚い女。
 

 こんな綺麗で優しい人を、
 あたしの手によって汚くしてしまうなんて。

 そんなこと……
 


215: 名前:葉月☆04/15(木) 18:42:52 HOST:softbank219049144017.bbtec.net
もぉー!またソレを思い出しちゃって!ダメでしょ(笑)

いや・・・ムリだよねーやっぱり。。

でも、ためしに啓斗に話してみたら?
分かってくれるよ!啓斗なら♪


216: 名前:なおなお☆04/15(木) 19:42:24 HOST:softbank220003094015.bbtec.net
それを思い出したら前へ進めないよ…。
頑張れ!


217: 名前:乃愛☆04/15(木) 20:52:56 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*葉月

 結夏「 言ったら…嫌われちゃうかもしれないと考えると、怖いんです… 」

 葉月、結夏の気持ちも分かってやってちょんまげv
 お馬鹿な結夏も頑張って考えてるんだぁぁ←

 でぃあ*なおなお様
 
 結夏「 でも…怖いよ、受け止めてもらえるか分からないから… 」

 結夏を応援してくれて有難う!
 
 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 「 結夏? 」

 手を少し伸ばしたままの状態で固まっているあたしに、
 優しく声をかける啓斗くんの顔は心配している顔。

 
 「 ごめん、啓斗くん…… 」

 「 え? 」

 俯いて小さく謝ったあたしに、耳を傾けながら近づいてくる啓斗くん。

 「 ……ないで 」

 「 ? 」

 聞き取れなかったのか、啓斗くんはまた近づいてくる。
 そして、あたしとの距離…約50cm

 「 来ないで! 」

 叫びに近いあたしの声。
 声を出したと同時に、離れる為後ろに下がる。

 啓斗くんは驚いて、その場から動かなくなった。
 
 「 ゆ、結夏…? 」

 「 あ…あたし、もう啓斗くんと一緒にいられないの 」

 声を出した後、あたしは顔を上げた。
 真っ直ぐなあたしの目を見て、啓斗くんは目を丸くした。

 これでいいの…


 きっと、これでいいの…

 


218: 名前:乃愛☆04/16(金) 20:28:09 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side


 結夏はかならず空公園に来てくれる。

 そう思っていても、勇気が出せなくて……
 本当は待ち合わせの時間30分前に公園についていた。

 だけど…、結夏が来ないっていうことを思うと
 公園に足を入れることが出来なかった。

 約束の時間になって。
 結夏が来てくれた。

 結夏は砂場で遊び、ベンチに座った。
 俺は、慌てて携帯を取り出し結夏に電話をした。

 電話を切り、そっと結夏に近づいていくと
 結夏は俺に気づいた―…

 
 俺は少しずつ結夏に近づいた。
 両手を大きく広げると、結夏は細く白い手を差し出してきた。

 だが、突然結夏の顔が曇り
 出していた手を止めてしまった。

 「 ごめん、啓斗くん…… 」

 俺の目の前で顔を俯かせて、謝る結夏。
 何に“ごめん”なんだ…?
 
 耳を傾けながら、一歩ずつ体を結夏に近づける。
 結夏との距離、約50cmになったころ。

 
 「 来ないで! 」

 今までに聞いたことの無い叫び声に近い結夏の声。
 俺は思わず、後ろに下がった。

  
 そして、優しく声をかけると。
 結夏は顔を上げ、真面目な顔で俺を見た。


 「 あ…あたし、もう啓斗くんと一緒にいられないの 」

 自分の耳を疑うような、結夏の発言。

 
 「 な…にを言ってるんだよ、結夏 」

 俺の頭は真っ白になり、“来ないで”と言われたにも
 関わらず、結夏に近づいた。

 その距離、わずか10cmほど。
 
 
 「 ……… 」

 俺が近づいても、上げた顔を下げたままの状態で
 何も話さない、結夏。


 「 何でだよッ! 」


 「 ッ…ぐす… 」


 だらんと脱力した結夏の腕を片手で握り、
 引っ張るようにして応答を願った。

 すると、俯いている結夏から微かに聞こえた水の音。
 俺は、結夏の頬を両手で触れ、優しく持ち上げた。


 「 だ、だって……ひっく…あたっ…あたし… 」 

 目の前には号泣している結夏。
 目には溢れるばかりの涙、
 それが頬を伝い、鼻、口、顎までと繋がっている。

 一体、俺と離れている間……


 何があったんだ?

 

 


219: 名前:乃愛☆04/18(日) 16:46:27 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 結夏Side


 涙で、啓斗くんの顔がよく見えない。
 声も……上手く出ないよ。


 「 ひっく…あ、あたし…「 落ち着け 」

 
 あたしの体が啓斗くんに優しく包まれる。
 啓斗くんから放たれる微かなコロンの香り。

 「 いいから…、無理して言わないでいいから 」

 
 そう言って、何度も頭と背中を撫で続けてくれた。
 啓斗くんの優しい声と扱いに、あたしの涙は止まらなくなった。



 涙が止まり、啓斗くんの顔を見つめたとき
 ふと…、こんなことが頭をよぎった。

 
 今―…

 
 あたしがされたことを全部話しても、


 

 あなたは……あたしを受け止めてくれますか?


 あなたは……軽蔑しませんか?



 あたしが落ち着いた頃、2人はベンチに座っていた。
 涙もすっかり止まっていた。


 今なら……


 言える。


 
 


220: 名前:乃愛☆04/18(日) 17:06:43 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side

 俺たちはベンチに座り、珈琲を飲んでいた。
 
 「 あ…のね 」


 長い沈黙の中、それを破ったのは結夏だった。
 俺はあまりの嬉しさに、満面の笑みで首を傾げてしまった。

 
 「 啓斗くんがあたしに連絡した後、
   すぐに…雄輔くんのバイト先を出てっていったの 」

 
 その言葉に、少しほっとする。
 
 
 「 そ…それで、その後ねっ…… 」

 結夏の顔が一瞬にして曇り始めて、
 続きの言葉が出なくなってしまった。


 「 知らない男の人達に…… 」

 
 ドクンッ。

 俺の心臓が変に鳴り始める。
 もし……俺の予想が合っているなら、


 結夏は、そいつ等に………



 「 レイプされたの…… 」


 「 ……っ! 」

 
 やっぱり……。
 
 
 予想はしていたものの、口に出されると怒りがこみ上げる。


 「 くそっ…! 」

 
 何で結夏ばっかりこんな目に合うんだ…!

 俺は飲み終わった珈琲の缶を思い切り遠くに投げた。
 カラン…、と缶が地面に何度も叩きつけられる。


 「 あたし…ひどいこと沢山されたの。 
   す、すごい嫌だったんだよ……?

   でも…、でも…、あたし……
   
             感じちゃったの 」


 結夏の口から出た、思いがけない言葉。
 一瞬、目の前が真っ暗になった気がした。


 「 だから、あたしは啓斗くんと一緒にいれる権利が無いの 」

 
 結夏は珈琲の缶をぎゅっと握り締め、下唇を噛み締めて言った。

 
 「 ごめん…ごめんね、啓斗くっ…んん!? 」

 
 気がつけば俺は結夏の口を犯していた。

 
 「 んっ…ン…ふぁ…ん… 」

 最初は俺の胸板を何度か叩いていた結夏も、
 次第に否定する力が無くなったのか手がダラン…としている。

 唇を離したのは、それから5分後。
 長いキスの後、俺は結夏を抱きしめた。

 
 「 別に、感じたって良い 」

 「 え…? 」

 まだ息が荒い中、結夏は少し頬を赤くして、目を丸くした。

 「 俺は、結夏と愛のあるSEXがしたい。
   そのレイプした奴等と結夏の間には、
   愛の欠片も無いだろ? 」


 にっこりと不敵な笑みを浮かべた俺の顔を見て、
 驚いた表情のまま軽く頷く結夏。

 「 だったら…いいんだ 」

 最後に、にこりと最上級の笑みを浮かべた俺は、
 結夏の頭を2・3度軽く叩くと、


 「 ふえ…… 」


 結夏の目からは沢山の涙。


 「 ごめん…、ごめんなさい… 」

 そう言って、結夏は俺にぎゅっと抱きついてきた。
 
 
 

 



221: 名前:乃愛☆04/18(日) 17:22:46 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 結夏Side


 あたしの涙が止まった頃、啓斗くんが笑いながら言った。


 「 じゃあさ、レイプされたんだから…消毒しないとな? 」

 そんなことを言い始めた。
 あたしは理解が出来ず、とりあえず軽く頷いた。

 
 「 よっし。じゃー、行こうぜ? 」

 「 …何処に? 」

 途端に気合を入れた啓斗くんを見て、首を傾げるあたし。
 何で、気合を入れるのかな…?

 
 ますます理解が出来ない…。


 「 何処って…、ラブホ以外に何処があるのさ 」

 
 「 ラブホォ!? 」

 
 啓斗くんの思いがけない言葉に大きく反応してしまった。
 気づけば、公園にはカップルが集まっていて、
 驚いた顔をしている人達がこちらを見てきた。


 うう……、恥ずかしい。


 あたしは顔を真っ赤にして、小声でたずねた。

 
 「 何で、消毒するのにラブホに行くの? 」

 「 消毒って意味分かってるの? 」

 
 苦笑いをしながら、問いかけてくる啓斗くん。
 あたしは、真顔で首を左右に振った。

 
 「 SEXに決まってるでしょ? 」


 耳元で優しく、甘く囁く啓斗くんの声に
 あたしは体をビクッと動かした。

 
 「 な、何言って…! 」

 「 だって、許せないんだもん。
   他の奴等が俺の結夏に触れたことが 」

 
 頬をぷくっと膨らませて、腕を組む啓斗くん。
 そんな些細な動きに出さえ、可愛らしいと思う。


 “俺の結夏”


 その言葉に心臓がドキッと動く。
 

 「 じゃあ…沢山、愛してね? 」

 あたしはくすり、と微笑み冗談を言った。
 啓斗くんは、ボッと凄い勢いで顔を赤らめた。


 「 あっ、照れてる〜 」

 あたしは啓斗くんの腕に抱きつきながら
 くすくすと笑って、顔を見つめた。

 
 「 うう五月蝿いっ!
   そんなこと言ってると、ここで犯すよ? 」

 
 立場逆転…、

 こんなこと言ったら、
 啓斗くんのドSっぷりが発揮されちゃうかも〜っ。


 「 そ、そう言うこと言わないでよっ! 」

 
 あたしは抱きついた手を離し、両手で顔を隠した。

 
 「 まーまー 」

 
 啓斗くんはケラケラと笑いながら、
 あたしの頭を何度か撫でた。
 
 


 
 


 


222: 名前:乃愛☆04/21(水) 19:45:29 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side

 ラブホの部屋に段々と近づいていくほど会話が無くなっていく。

 これは、俺も結夏も相手のことを意識し始めているからだろう―…。


 
 ガチャ…


 部屋に入ると、そこには女の子が好きそうなものばかりが置いてある部屋。
 白い熊の人形、レースでフリルのカーテン、ピンクのベット。

 「 可愛い〜! 」

 俺の隣にいた結夏が前に出て、部屋中を見渡した。
 
 「 結夏が好きそうだな、って思って 」

 俺はにこっと余裕の笑みを浮かべて、ソファに座った。
 結夏は目をキラキラと輝かせると、

 「 有難うっ! 」

 …なんて、素直にお礼を言ってきた。
 そんな結夏の表情や言葉に、軽く赤面してしまった俺。

 照れ隠しのために、小さな冷蔵庫から飲み物を取り出し
 またソファに座り、立っている結夏に声をかけた。

 「 隣に座る? 」

 落ち着いた俺は、不敵な笑みを浮かべて
 自分の隣の空いているソファをポンポンと叩いた。

 「 え、あ…うん 」

 結夏はふわっと優しい笑みを俺に見せた。
 俺は、あまり気にせずにポケットから携帯を取り出した。

 すると、背後の方から甘い香り。
 それと同時に俺の首元に白く長い腕。

 「 一緒にお風呂入ろうかっ! 」

 発言がとても結夏とは思えない。
 俺は、思わず口をぽかーんとして停止。

 「 え、あ…? 」

 振り返りながら、答えにもならない返事をする俺。
 結夏ってこんなこという女の子だったっけ?

 「 嫌……? 」

 しゅん、とした怒られた子犬のような表情をした結夏。
 俺はそんな結夏の表情に押されて、

 「 いいよ 」

 …なんて、優しく答えてしまった。

 「 やったぁ! じゃ、先に入ってるね 」

 結夏はにこっと微笑むと、バスルームの方に向かっていってしまった。

 
 まさか……結夏にもドS病が移ったか?
 女王様…SMとまではいかないけど、

 積極的な結夏も良いけど……


 うあ、すんげえ変態発言してしまった。
 皆、決して俺は変態じゃありません………


 多分。


223: 名前:花火☆04/23(金) 17:13:57 HOST:p849b06.kmmtnt01.ap.so-net.ne.jp
おもしろいです
続きが気になります

頑張ってください


224: 名前:乃愛☆04/23(金) 20:01:02 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*花火様
 
 面白いデスカ!?ΣΣ、
 ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 結夏Side

 
 バタンッ


 バスルームへと向かう扉を閉めた途端、
 あたしの足はガタガタと震え出した。

 
 自分でも吃驚した……。
 あたしの口から、あんな言葉が出るなんて。

 あたしは自分の口元を両手で押さえながら、
 早まる心臓の音をおさめようと必死だった。

 
 シャー…



 “先に入ってるね”

 
 あんなことを言っちゃったんだもん。
 やっぱり、先に入ってないと。

 温かいシャワーを頭からかけて、髪を濡らす。

 
 ガチャ…


 シャワーをしていても、聞こえる扉が開く音。
 ドキッ、と跳ね上がるように心臓が鳴り始める。

 も、もう来ちゃうのかな?

 
 「 結夏、入って良い? 」

 
 あたしと啓斗くんの間には、
 曇ったガラス扉のみ。


 ここを開けたら、あたし達の間には

 
 ―何もない……。


 「 う、うんっ。良いよぉ 」

 
 シャワーを胸元にかけながら、あたしは答える。
 それから数分後。啓斗くんの手によって、扉が開けられる。

 
 
 

 


225: 名前:乃愛☆04/23(金) 20:13:15 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side


 結夏がシャワールームに向かい、
 シャワーを使う音が聞こえてから数十分。

 …あ〜っ。
 勇気が出せねえよ。

 頭をボリボリと乱暴に掻きながら、あっちを見る。
 俺は深い溜息をすると、勢いよく立ち上がった。

 
 行くか。

 
 シャワールームの曇った扉の向こうに、
 シャワーをしている結夏のシルエット。

 
 曇ってて、はっきりは見えないが。
 胸やお尻などの、形はよく分かる。


 ドキドキ…


 今まで、結夏とSEXは何度かしてきたけど、
 こんな緊張するのは初めてだ。

 
 「 結夏、入って良い? 」

 震えそうな声を殺しながら、
 俺ははっきりとした口調で話しかけた。

 
 「 う、うんっ。良いよぉ 」

 
 それから俺は、ゆっくりと服を脱ぎ、
 扉を音を立てて開けた。


 結夏はこちらを見ないで、背中を向けていた。
 シャワーだけはまだ流れている。

 
 「 結夏……? 」


 俺は覗き込むようにして後ろから声をかける。
 結夏は、ゆっくりとこちらを見る。

 湯気で曇ってよく分からないが、顔が赤いのは分かる。
 

 「 け、啓斗くん…? 」

 弱々しい声を出し、俺を潤んだ瞳で見つめる結夏。
 その瞬間、俺の中で何かが壊れた。

 
 「 ごめん… 」

 「 え? 」

 そう謝り、結夏の了承も得ず、
 俺は結夏の胸を両手で揉み始めた。

 
 「 あっ…! やぁ、け…啓斗くっ…? 」

 
 驚いて、俺の手を離そうとする結夏。
 一応、俺達は男と女。力の差は大きく、びくともしない。

 俺は一旦、結夏の胸を揉むのを止めて
 結夏を軽々と持ち上げて、浴槽の壁に座らせた。

 
 「 やっ…あっ…んぁ…っ 」

 そして、片方では胸を揉み、
 もう片方では結夏の胸を舐め始めた。

 
 「 あ…ああっ!

 
 
 



 



226: 名前:乃愛☆04/23(金) 20:23:53 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side


 結夏がシャワールームに向かい、
 シャワーを使う音が聞こえてから数十分。

 …あ〜っ。
 勇気が出せねえよ。

 頭をボリボリと乱暴に掻きながら、あっちを見る。
 俺は深い溜息をすると、勢いよく立ち上がった。

 
 行くか。

 
 シャワールームの曇った扉の向こうに、
 シャワーをしている結夏のシルエット。

 
 曇ってて、はっきりは見えないが。
 胸やお尻などの、形はよく分かる。


 ドキドキ…


 今まで、結夏とSEXは何度かしてきたけど、
 こんな緊張するのは初めてだ。

 
 「 結夏、入って良い? 」

 震えそうな声を殺しながら、
 俺ははっきりとした口調で話しかけた。

 
 「 う、うんっ。良いよぉ 」

 
 それから俺は、ゆっくりと服を脱ぎ、
 扉を音を立てて開けた。


 結夏はこちらを見ないで、背中を向けていた。
 シャワーだけはまだ流れている。

 
 「 結夏……? 」


 俺は覗き込むようにして後ろから声をかける。
 結夏は、ゆっくりとこちらを見る。

 湯気で曇ってよく分からないが、顔が赤いのは分かる。
 

 「 け、啓斗くん…? 」

 弱々しい声を出し、俺を潤んだ瞳で見つめる結夏。
 その瞬間、俺の中で何かが壊れた。

 
 「 ごめん… 」

 「 え? 」

 そう謝り、結夏の了承も得ず、
 俺は結夏の胸を両手で揉み始めた。

 
 「 あっ…! やぁ、け…啓斗くっ…? 」

 
 驚いて、俺の手を離そうとする結夏。
 一応、俺達は男と女。力の差は大きく、びくともしない。

 俺は一旦、結夏の胸を揉むのを止めて
 結夏を軽々と持ち上げて、浴槽の壁に座らせた。

 
 「 やっ…あっ…んぁ…っ 」

 そして、片方では胸を揉み、
 もう片方では結夏の胸を舐め始めた。

 
 「 あ…ああっ! 」


 ピンク色の突起を軽く噛むと、
 結夏の体はビクビク…と動いた。

 
 俺はそのまま、結夏の閉じていた足を、
 M字に広げさせ、そこを舌で舐め始めた。

 
 「 あっ…啓斗くっ…ひゃあ! 」

 音を立てて舐め、水音がするくらいになるのを
 感じた俺は、舐めるのを止めて指を2本入れた。

 「 あああっ…! 駄目っ…あっ…駄目なのぉ! 」

 中に指を入れ、別々に動かすと
 結夏の声は1オクターブ高くなった。

 結夏の顔は次第に色っぽくなり、
 俺のものはどんどん大きくなる一方だった。


 「 なあ、結夏…? 」


 俺は結夏の中に指を3本入れ、別々に動かしながら声をかけた。

 「 あぅっ…!ああっ、やっ…あっ! 」

 
 「 聞いてる? 」

 俺は勢いよく手を抜き、顎をクイと持ち上げた。
 結夏は抜いた瞬間軽く声を出し、首を傾げた。

 
 「 俺、疲れちゃった。
   たまには、結夏が上に乗ってくれない? 」

 
 俺はにっこりと極上の笑みを浮かべて言った。
 そして、結夏を見たままお風呂に浸かった。

 
 「 …ゆ、ゆっくりで良いの? 」


 顔を真っ赤に染めて問いかけてくる結夏。
 俺はにこっと微笑み頷いた。


 すると、結夏は俺の目の前に立ち、
 俺のものを優しく掴み、座ってきた。

 
 ずぶずぶ…と音を立てて、結夏の中に
 俺のものがゆっくりと入ってくる。

 
 「 ひゃ…、あああ…! 」
 
 口元を押さえて、なるべく声を出さないようにしている結夏。
 顔は真っ赤で、涙目だ。

 可愛いなぁ…、俺は結夏のピンク色の突起を弄りながら見ていた。


227: 名前:彩実☆04/24(土) 10:32:51 HOST:i220-99-132-64.s02.a001.ap.plala.or.jp
うわ・・・///
大胆・・・
あのっっ私
「わたしだけのプリンス」も楽しみにしていますから!
頑張って下さい!
応援しています


228: 名前:乃愛☆04/25(日) 18:58:02 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*彩実様

 本当に大胆ですよねえ、啓斗ww
 応援有難う御座います♪

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ


229: 名前:乃愛☆04/26(月) 18:50:37 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 結夏Side


 いつにも増して、啓斗くんが意地悪だ…。
 
 あたしの敏感なところを、触ってくる。
 そして、あたしにすべてをやらせようとしている。

 
 「 んにゃあっ…!あっ…やぁんっ 」

 こうして、あたしが考えている間も、
 にやにやと不敵な笑みを浮かべて遊んでいる啓斗くん。

 「 ああんっ! ら、らめえっ! 」

 次第にあたしの体が我慢の限界を示しているのか、熱くなってくる。
 啓斗くんは、止めていた腰をいきなり動かしてきた。

 
 「 ひゃあああっ… 」


 ちゃぽん…

 
 「 あ…暑いよお… 」

 只今2人は湯船の中。
 長い間、ここにいたからさすがにのぼせそう…。

 「 んじゃ、お前出れば? 」

 余裕そうな顔をしている啓斗くん。
 その額からは汗1つ出ていない。

 く…悔しいっ。
 あたしはこ〜んなに汗掻いてるって言うのに!


 あたしは密かに啓斗くんを睨みながら、
 “お先に”と言ってお風呂場から出た。

 扉を開けた瞬間、冷たく気持ちい風があたしの肌に触れた。
 まるで、真夏の日に外で何時間も歩き続け、
 やっとの思いで家に着いたときの気持ちだ。

 
 近くにあったピンクと青のバスローブを見て、
 あたしは躊躇なくピンクのバスロープを着た。

 フラフラとした足取りで、
 あたしはベットにぼす…と倒れこんだ。

 「 ふあ… 」


 ベットに横になると、
 あたしはすぐに眠りについてしまう。

 まあ…、癖ってところだろう。

 もちろん、あたしは。
 今から寝てしまうことになる―…。

 

 
 


230: 名前:乃愛☆04/26(月) 19:11:46 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 あー…、結夏…可愛かったなぁ。
 俺は湯船に浸かりながら、ふと考えた。
 

 白い肌が赤く染まっていく。
 潤んだ唇から出る彼女の吐息。
 
 
 すべてが…俺のもの。


 俺はふ…と微笑むと、
 湯船から勢いよく出た。

 扉を開き、目の前に入ったのは青いバスローブ。
 隣には黒のハンガーがあり、結夏が使ったのだと考えられる。
 
 俺も、そのバスローブを手に取り
 バッ…と格好よくそれを着る。

 濡れた頭を掻きながら、
 俺はベットに向かう。

  
 すると、そこには可愛らしい寝顔を持つ結夏。
 瞳を閉じている結夏は、まるで眠れる森の美女のようだ。

 
 か…可愛いなぁ。

 俺は寝ている結夏の頭を優しく撫でながら、
 結夏のバスローブ姿を見た。

 少し見える胸の谷間や、
 バスローブで隠しきれて居ない長く細い腕。

 
 …こんなに可愛いのに、
 体はめっちゃ色っぽいなぁ。

 
 何、このギャップ?
 …的なのが俺的につぼってる。

 
 気づけば俺の手は、
 肌蹴ている胸元に近づいていた。

 寝ている結夏に馬乗りになり、
 結夏が起きないように俺はこっそりと服を脱がせる。

 
 そして、露になった結夏の大きくも小さくも無い、
 丁度良いくらいの胸。

 触れるのを我慢した俺は、ある1つの苛めを考えた。
 結夏にまたバスローブを着せて、
 今度は下の方だけを見るためにバスローブを捲り上げた。

 そして、少し濡れているあそこに、
 俺の好きな玩具をぐっ…と入れた。

 そして、また捲り上げたバスローブを元に戻す。
 
 
 「 ん…にゃあ? 」

 何故か猫っぽい声を出す、結夏。

 「 おはよ 」

 俺は何事も無かったような笑みを見せる。
 結夏は突然、顔を赤らめた。

 
 さぁ…、一体どんな反応をしてくれるんだ?

 
 

 


231: 名前:乃愛☆04/26(月) 19:24:22 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 「 あ…あたし、携帯取って来るね 」
 
 
 あたしは、携帯が置いてある
 荷物置き場の方に小走りで向かった。

 
 あ…れ?
 何か、あそこが変な感じ。
 さっき、お風呂でしちゃったからかなぁ?

 
 ヴヴヴヴ…


 「 ひゃあっ!? 」

 携帯を手に持った瞬間、
 あたしのあそこが震えた。

 あたしは驚き、持っていた携帯を落としてしまった。

 
 や…やだ、いきなり何……?
 
 
 ヴヴヴ…ピタッ

 
 あ…止まった。
 あたしは、ふう…と溜息をして、
 また小走りで啓斗くんの元へと戻っていった。

 「 結夏ぁ、ついでにジュース取って? 」

 戻ってきたあたしに、にこっと微笑む啓斗くん。
 あたしは軽く頷いて小さな冷蔵庫を開けた。

 「 何がある? 」

 自分の携帯をいじりながら、話しかけてくる啓斗くん。
 
 「 コーラと…、オレンジジュースとっ…ひゃああっ!
 」

 ヴヴヴヴヴヴ…

 
 またもや、あたしのあそこが震え出した。
 一体何なの!? 

 さっきより、震えが大きいし…。

 
 「 結夏? 」

 啓斗くんはいきなり声を上げた、あたしを
 心配そうに見つめてくる。

 「 な…何でもなっ…あっ…いよ…んっ! 」

 途切れ途切れの言葉を放つあたしを見た、
 啓斗くんはふ…と不敵な笑みを浮かべた。

 「 何ー、もしかして誘ってるの? 」

 「 ちっ…違っ…ひゃああんっ! 」

 否定しようと、首を左右に振ると、
 あそこの震えはどんどん大きくなっていった。

 「 いいって、女の子だってヤりたいんだよな? 」

 くすくす…と大人の笑みを浮かべて、
 あたしに段々と近づいてくる啓斗くん。

 「 なーんて、冗談 」

 啓斗くんは右手をあたしの目の前に出した。
 そこには、何かのスイッチ。

 「 あんっ!…なぁ、んにぃ…っ、それ…え…ひゃうっ! 」
 
 あたしはとろんとした瞳で、
 啓斗くんの持っているスイッチに手を伸ばした。

 

 


 




 

 


232: 名前:りおき☆04/26(月) 23:58:01 HOST:softbank219189226087.bbtec.net
面白いっす!
  一気に読みました!


233: 名前:☆04/27(火) 11:27:01 HOST:p211126192214.ppp.prin.ne.jp
>>1-

234: 名前:乃愛☆04/28(水) 18:17:13 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*りおき様

 面白いデスカ!?ΣΣ、
 【。+゚ぁりヵゞとぅご±゛ぃまUナ=。+゚】ヾ(・ω・`o)

 
 でぃあ*か様

 あげ感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝デスv


 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 啓斗Side


 予想通り…厭、予想以上の結夏の反応が、
 俺のドSキャラに火をつけてしまった。


 とろんとした瞳で俺を見る結夏。

 俺は、結夏の顎をクイ…と持ち上げた。
 スイッチはちゃんと止めた状態でね?

 
 「 はぁ…はぁ…啓斗く…ンっ……! 」

 
 俺は小さく開いていた結夏の唇を求めた。
 結夏は驚いたのか、目を開けたまま俺の行為を受け止めている。

 結夏の腕を取り、そのまま抱き寄せる格好でベットへと押し倒した。
 

 もっと結夏の潤んだ瞳が見たい。
 もっと結夏の体温を感じていたい。
 
 
 息なんかしなくていい…。

 
 「 ふ……っ……つ……んンっ 」

 結夏が、酸素を取り入れようと、もがいているのは分かっている。
 でも、俺は結夏の唇を解放しない。

 
 それから少し経って。


 俺はやっと結夏の唇を解放した。
 2人の間には、愛し合った証の銀色の繋がった糸。


 結夏の頬は真っ赤。
 あまりにも苦しかったのか潤んだ瞳。

 
 そう―…。

 俺は、そんな姿が見たかったんだ。

 

 


235: 名前:乃愛☆04/28(水) 18:44:39 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 いつもの優しいキスじゃない。
 乱暴で…でも、何処か甘いキス。


 「 大好きだよ……啓斗くん 」

 気づけばあたしの口からは、大胆な発言。
 啓斗くんは、一瞬目を丸くしたが、
 すぐにいつもの顔に戻った。

 啓斗くんは、あたしの上に馬乗りになった。

 
 「 ―んっ! 」

 あたしの息が漏れる。

 啓斗くんは、あたしの唇の形を確かめるように、
 優しくキスをしてくれた。

 それは、さっきの乱暴なキスとは全然違う。

 優しく、甘い。

 体の心が溶けてしまいそうな、そんなキス。
 あたしの舌は探るように絡め取られる。

 あたしも不器用ながらそれに必死で答える。

 啓斗くんの手は……あたしの背中をゆっくり摩りながら、
 何とバスローブの中に手を進入させてきた。

 バスローブの中は、ブラはもちろんしてなくて、
 してると言ったら……下だけ。

 あたしの背中を直接触る啓斗くん。
 何か、背筋がゾクゾクするよ……。

 そして、唇を離した啓斗くんが、
 あたしと目線を合わせながら口を開いた。

 「 …ったく、そんな可愛いこと言うなよな。
   こっちは一回ヤったから我慢しようとしてたところなのに 」

 啓斗くんは、未だにあたしの背中を触っていた。
 その……、言ってることとやってることが違うような?

 
 でも……。


 「 いいよ、もう一回…ううん。
   何回でもあたしを抱いて?
   だって……あたしはっ…… 」

 
 “あたしは啓斗くんが好き”

 そう言おうとしたのに、啓斗くんの右手の人差し指で
 言葉を見事に阻止された。

 
 「 …俺も好き 」

 啓斗くんは、少し頬を赤らめながらそう言った。
 その顔があまりにも可愛くて…。
 
 あたしは、寝ていた体を起こし、
 顔を隠して背を向けている啓斗くんの正面にまわりこんだ。

 
 「 …何? 」

 片手で顔を隠しながら、
 ぶっきら棒に言葉を放つ啓斗くん。


 「 ん? …可愛いなぁーって 」

  
 あたしはヘラッと緩んだ笑みで微笑むと、
 また顔を赤くした啓斗くんの顔を見つめた。

 
 「 結夏ちゃーん、君にはお仕置きが必要だな 」

 
 急に悪魔のような笑みを浮かべる啓斗くん。
 うっ……、このパターンって。

 
 「 あ、ははははっ…。さぁて、お茶でも飲もうかなぁ? 」

 
 啓斗くんから逃げるように、あたしは立ち上がった。
 この場合、逃げる以外に選択肢は無い気がする!

 …が、それは無駄な抵抗だった。


 あたしは、ベットに横になりながら
 クスクスと笑っている啓斗くんに捕まってしまった。

 
 はあ…、何て運動音痴なあたし。

 
 啓斗くんは、あたしの気持ちもお構いなしに、
 勝手にバスローブを脱がせている。

 
 「 ちょっ…、無理! 心の準備がっ…! 」


 あたしは手足をバタバタと動かし、
 必死に抵抗を試みる。

 
 「 お前に心の準備なんかさせてられっかよ。
   どーせ、逃げるんだろう? 」

 
 うあ…、図星。

 
 「 んー、やっぱ綺麗な体してんな 」

 
 啓斗くんは、あたしの体をじぃ…と見つめながらそう言った。
 そ…、そんなことよく堂々と言えますね。

 
 「 ん? もしかして、さっきのキスで感じちゃってた? 」

 突然、にやり…と不敵な笑みを浮かべてあたしを見る啓斗くん。
 啓斗くんは、あたしの胸を指差して言った。


 「 突起、してますよ 」


 ケラケラと可笑しな笑い方をする啓斗くん。
 

 そ、そんなこと言わなくていいーっ!!

 

 

 



 


236: 名前:乃愛☆05/04(火) 18:32:35 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side

 
 目の前で顔を赤くして、口を魚のようにパクパクとさせている結夏。


 可愛い。


 俺は結夏の太ももを優しく触り、腰の辺りまで手を動かす。

 「 ―ひゃっ… 」

 
 体をピクッと動かして、小さく反応する結夏。
 結夏は潤んだ瞳で俺を見る。
 俺は結夏の上に馬乗りになったまま問いかける。

 「 大丈夫? 」

 「 うん… 」

 「 平気? 」

 「 うん… 」

 「 じゃあ、俺にキスして? 」

 「 うん… 」


 ………ん?


 「 えええええっ!? 」

 横を向いていた結夏の顔が、バッと此方に向けられる。
 俺は結夏を見ながら、口の端をクイッと持ち上げた。

 
 また、魚のようにパクパクと口を動かす結夏。
 俺は、目を細めて眺めるように結夏を見た。

 
 「 いーじゃん、キスくらい 」

 そう言って俺は結夏の手首を掴んだ。

 「 減るもんじゃないんだしさぁ 」

 くくっ…、と軽く笑いながら止めの言葉。
 結夏は、顔を林檎のように真っ赤にさせている。

 
 それから少しして。

 結夏は俺の首に手をまわし、
 触れるだけの可愛いキスを俺にした。


 ……、馬路で可愛いんですけどーっ。


 「 …… 」


 俺は黙ったまま、横になって顔を赤らめている結夏の首元に顔を沈めた。

 
 結夏に出会う前に出会った女とは違う、甘い香り。
 薔薇とかのキツイ匂いじゃなく……

 フルーツのような、自然な甘い香りが結夏からする。

 俺は結夏の香りを確かめると、
 顔を赤くしている彼女にキスをした。


 「 ん…っ 」

 俺はいろいろな角度から、結夏の唇を味わう。
 結夏は、小さく声を漏らしながら必死で答えてくれている。

 
 こんなキス、俺……知らなかった。
 今まで沢山の女達とSEXをしてきた、俺。

 でも……、

 
 こんな深く甘く、愛を確かめ合うキスなんて…


 初めてだ。


 相手の体温や、声がとても心地よく思ってくる。


 2人の唇が離れた頃、俺の手はすでに結夏の胸元へと向かっていた。

 キスだけで突起している結夏の乳首を俺は人差し指で何度かつつく。

 「 ひゃあ…っ! 」

 
 ビクン、と体を反応させる結夏。
 俺は結夏の耳をペロリと舐めた。

 
 
 可愛い結夏。

 

 
 
 

 



237: 名前:乃愛☆05/06(木) 17:32:50 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 確かめ合う、愛し合う……



 そんなキスが続いた。



 普段より多く、激しく、甘いキス。


 あたしは、そんな啓斗くんのキスに溺れていた。


 「 っ…あ 啓斗くんっ… 」

 
 さらさらの髪を動かしながら、
 啓斗くんはあたしの体に何度もキスを落とす。

 
 もっと…


 もっとあたしにキスをして?


 あたしを…


 啓斗くんでいっぱいにして?

 
 
 2人の手はしっかりと繋がった。
 相手の体温がそこから流れていく―…。


 「 …っ あ…啓斗く… 」


 啓斗くんがあたしの胸を舌で器用に舐める。

 「 あっ…やっ……っ…ん 」

 あたしが小さく声を出すと、
 啓斗くんは集中的にそこを攻めてくる。

 
 意地悪だ……。


 啓斗くんの舌は次第に下へと向かっていく。
 グイッ…と閉じていた足を無理やり開かれる。


 「 ―!? 」

 
 そして、啓斗くんはあたしのあそこを
 舌で転がすように舐める。

 
 「 やっ…あっ…やぁ……っ 」

 
 あたしの顔を舐めながら見て、
 反応を確かめる啓斗くん。

 
 その顔―…

 反則だよぉ。


 「 …っ……あっ! 」

 
 あたしの体がビクッと激しく動くと、
 啓斗くんは一瞬怪しげな笑みを浮かべて、
 またそこだけをいじってくる。

 
 「 好きだ、結夏―… 」


 あたしのあそこから離れて、
 急に真面目な顔を見せる啓斗くん。


 ギシッ


 ベットが少し軋む音。
 そのときあたし達は1つになった。


 「 ―っ! あっ…ああっ…ん…あ… 」

 
 いつも名前で呼ばれてる。


 それなのに…


 いつもより、甘く優しく響いてくるよ?


 「 …っ 」


 たまに聞こえる、少し苦しそうな啓斗くんの声。
 たまに見える、少し赤くなった啓斗くんの頬。


 それは…、


 期待して良いんだよね?

 
 「 結夏…っ 」


 「 んっ…はっ…あ 」


 啓斗くんの首に自然と腕をまわすあたし。
 あたしの首元をペロ…と舐める啓斗くん。

 
 そして、あたしの唇に啓斗くんの唇が重なった。


 「 啓斗くんっ… 」

 
 
 ―大好きだよ、啓斗くん…。

 
 
 

 

 


238: 名前:彩実☆05/06(木) 19:16:06 HOST:i219-165-138-96.s02.a001.ap.plala.or.jp
はぅ〜〜〜
いいなー!!!


239: 名前:☆05/07(金) 18:39:58 HOST:i60-47-97-154.s04.a004.ap.plala.or.jp
あげ!!

240: 名前:乃愛☆05/08(土) 17:45:09 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*彩実様

 もぅ、メロメロのきゅんきゅんですよね←
 愛し合っちゃってこのこのっ…!!Σ、

 でぃあ*あ様

 あげ有難う御座いますっΣ、
 また、こめお願いします♥←


 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 啓斗Side


 「 すー…すー… 」


 隣には可愛らしい寝息を立てて寝ている結夏。
 こいつって、ヤった後すぐ寝るんだよなぁ……。

 …ったく、無防備すぎ。

 こんな可愛い顔、他の野郎に見せてねえよな?
 俺は結夏の頭を撫でながらそう考えた。


 「 ん……啓…斗くん…… 」

 
 はいっ!

 急に結夏の口から俺の名前が出た。
 思わず、心の中で返事をしてしまう。

 今、"啓斗くん≠チつったよな?
 
 ………。
 
 きゃーきゃー!まぁじで?超嬉しいんだけどおーっ。

 …って、俺はギャルか!

 
 自分に呆れつつ、寝言を言った結夏の顔を見つめる。
 すると、結夏の唇が小さく開いた。

 …どっきーんっ!

 め、めちゃくちゃ色っぽいんですけど。
 何その潤った唇はっ…!

 キスしてえ…、今キスしてえ…。
 窒息するくらい、してえなぁ…。

 
 俺のドSキャラが現れそうになり、
 慌てて、結夏を視界から外す俺。


 ……ちゅ……


 やはり欲望に負け、結夏に口付けする俺。
 唇を離したとき、まだ物足りなさを感じた。

 柔らかく健康的なピンク色の潤った唇。
 この唇が俺…いや、男の本能をめちゃくちゃにさせる。
 
 
 「 ん…にゅ…… 」

 結夏の瞼が薄っすら開かれる。
 その瞳はキラキラと輝いている。

 お、起きたぁーっ!

 
 俺は急いで目線を他に移した。
 そして、何も知らなかったように振り返り…


 「 ん、起きた? 」


 何て、余裕かました言葉を発した。
 うん…、我ながら良い演技。

 「 ごめんなさいっ!…み、見た? 」

 謝った後、少し間を空けた結夏。
 そして、頬をぽっ…と赤らめ、シーツを目の下まで引っ張りながら問いかけてきた。

 
 「 見たって、体? そりゃ、もう沢山見たよ 」

 
 俺はにこっ…と悪魔の笑みを浮べながら上半身だけを
 起した結夏にゆっくりと近づいた。

 「 ちっ…違っ…! …て、見たの!? 」

 「 おう、だってあんだけのことしたんだしさ 」

 
 俺は結夏の寝ている隣に座り、髪を掻きあげた。

 
 「 ……馬鹿 」

 「 あれ、違った? 」

 明らかに、顔を真っ赤に染めて怒っている結夏は、
 俺の問いかけに小さく頷いた。

 「 その…ね、寝顔…を 」

 「 見た 」

 「 ええっ!? 」

  
 あ、やべ…言っちゃった。
 隠した意味無いじゃん、馬鹿野郎っ。
 まぁ、嘘なんか結夏につきたくねえし…いいよな。

 「 可愛かった 」

 「 っ…! 」

 にこっと爽やかに微笑むと結夏の顔は、
 違う意味で真っ赤に染まる。

 「 いや… 」

 「 ? 」

 俺が言葉を変えると、結夏の顔は少し曇る。
 そして、またにこっと微笑み言葉を続ける。

 「 エロかったな 」

 「 はぁ!? …な、何言ってるの? 」

 顔を引きつらせて、聞き返す結夏。
 
 「 だから、寝顔つうか…唇がエロかったって 」

 満面の笑みで、何の遠慮も無く俺は言った。
 結夏は自分の唇を両手で隠して、上目遣いで…

  
 「 ばぁか… 」

 …と小さく呟いた。

 うーん、可愛すぎる。
 もう一回してえなぁ…。

 俺は"どーせ馬鹿ですよ≠ニいじける様に言って、
 少し笑っている結夏を押し倒しながら抱きしめた。

 
 「 きゃっ…! け、啓斗くん? 」

 小さく声を出し、俺を覗き込む結夏。
 その顔は、まるで小動物のようだ。


 「 なぁ…もう一回しようぜ? 」

 「 何言って…んっ…ふ…… 」

 言葉を遮るように、俺は濃厚なキスをする。
 最初は抵抗していた結夏だが、
 次第に瞳は潤み始め、とろん…としてきた。

 「 ……んんっ…啓斗くっ…苦しっ…けほっ… 」

 
 俺の顎を持ちながら、自分の頭を離す結夏。 
 今まで見たことの無いくらい瞳が潤んでいる。


241: 名前:↑↑☆05/09(日) 12:32:25 HOST:p32198-adsau16honb12-acca.tokyo.ocn.ne.jp
あっげ

242: 名前:↑↑☆05/09(日) 12:32:26 HOST:p32198-adsau16honb12-acca.tokyo.ocn.ne.jp
あっげ

243: 名前:乃愛☆05/10(月) 20:52:05 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*↑↑様

 あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガトゴザイマス♪


 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 結夏Side

 
 長い、長い濃厚なキス。
 
 
 啓斗くんの舌の動き方は生き物のよう―…


 あたしに息をする余裕を無くすような、
 そんな……熱く甘いキス。


 「 ……んんっ…啓斗くっ…苦しっ…けほっ… 」

 
 あまりにも辛くなったあたしは、
 啓斗くんの顎を持ち、頭を離した。

 急いであたしは酸素を吸う。

 
 「 …大丈夫か? 」


 子犬のような瞳であたしを見る啓斗くん。
 そ…そんな可愛い顔して見ないでよぉーっ。

 あたしはそんな啓斗くんの顔も見ずに、
 ふい、と顔を逸らしてしまった。

 「 …結夏? 」


 そしてまた、心配そうな顔。
 
 「 … 」


 ちょっと無言になったりしてみる。
 少し、啓斗くんのそんな顔も見たい…なんて。

 
 力を入れていた腕が、
 ぎゅっと掴まれ引っ張られる。

 
 「 きゃっ…! 」

 
 思わず、小さく声を出し
 顔を上げて、啓斗くんを見る。


 「 具合悪いのか? 」

 
 さっきの子犬のような顔とは違う。
 大人の……男の人って感じ。


 どきんっ…。


 ひゃあ、心臓がバクバクしてるよぉ…!
 どれだけ色々な顔を持ってるの?

 その度、ドキドキしてたら…
 あたしの心臓がもたないよ……。


 「 だ、だ、大丈夫っ…ん…! 」


 ちゅ…、と触れるだけの可愛いキス。
 啓斗くんは子供のような笑みを浮べた。

 「 無理は禁物、今回は止めとく? 」

 薄い赤の唇から見える、白い歯。
 そんなにあたしのこと考えてくれてるの…?

 
 「 ……大丈夫 」

 あたしは、赤くなった顔を隠すように
 啓斗くんに抱きついた。

 有難う…。
 



244: 名前:りおき☆05/10(月) 21:57:37 HOST:softbank219189226087.bbtec.net
主様、天才です!

これからも、がんばってね!


245: 名前:乃愛☆05/12(水) 20:33:42 HOST:p6e2e59.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*りおき様

 天才じゃないっすΣ
 頑張りますbb*

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 啓斗Side


 「 ひゃああぁあッやあぁっやめ、ああぁあンッ 」


 目の前では、喘ぎ声を出し顔を赤らめている結夏の姿。
 俺は腰を激しく動かし、乳首をコリコリとこねくり回している。


 とんっ…、と結夏の奥に当たると、
 結夏の声は一気に大きくなる。


 「 ひゃぁうっ! 」


 「 ここがいいんだ 」

 俺はにこっと微笑むと、
 そこを中心的に突いた。

 「 あふうぅッ!や、あぁンッ 」

 
 パンパン…と肌がぶつかり合う音。
 結夏の顔が段々と苦しい表情となってきた。


 「 イくぅッイッちゃう…ひゃああぁああ! 」

 
 体を反らし、ぶるるっ…と大きく震わせながら、
 結夏は大胆に絶頂に達した。

 俺は結夏の中に入れたまま、
 少し経った後に小さく絶頂に達した。

 
 「 なぁ…、結夏 」


 結夏の体に纏わりついた俺のものや、
 2人の汗の始末をしている頃、俺は結夏に声をかけた。


 「 …… 」


 返事が無い。


 俺は、くるりと振り返った。


 「 すぅ… 」


 がっくり。


 やっぱり寝てんじゃねーか、この野郎…。


 油性ペンで落書きすっぞ…。
 
 
 ……まぁ、寝顔可愛いから許すか。


 つか、こいつ。
 裸のまま、もろ寝てるし。


 「 犯すぞ、この馬鹿 」


 俺は結夏の頭を撫でながら、小さく呟いた。
 


246: 名前:彩実☆05/15(土) 13:02:52 HOST:i220-220-198-61.s02.a001.ap.plala.or.jp
LOVE!
LOVE!


247: 名前:たむたむ☆☆05/15(土) 13:52:54 HOST:foma-flat-1102.enjoy.ne.jp
これすごいおもろー!!
おーえんする^^


248: 名前:咲羅(さくら)☆05/15(土) 15:17:47 HOST:i125-203-69-189.s10.a028.ap.plala.or.jp
ちょー面白いデスww
あ・・・。名前に読みガナ打ってるのは
皆これでさらってようからですww

私、からだ小説じゃないですが、恋愛小説で「空に届け」
を書いてるクローバーです良かったら見に来てください!!

啓斗君LOVEです(^_-)-☆
私も、啓斗君に襲われたい(キャー)

結夏は逆に襲いたくなっちゃいますね(←このドスケベ(笑))


249: 名前:咲羅☆05/15(土) 15:20:02 HOST:i125-203-69-189.s10.a028.ap.plala.or.jp
あ・・・さっきのつけたしぃ〜
アゲ↑です(^^♪

実は隠れファンです


250: 名前:乃愛☆05/18(火) 17:03:39 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*彩実様

 ヾ(●´□`●)ノ【゚+。・oアリガトウo・。+゚】ヾ(○´□`○)ノ


 でぃあ*たむたむ☆様
 
 応援アリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪

 でぃあ*咲羅様

 面白いですかッ!?Σ、
 綺麗な名前ですねえ、咲羅…♪←
 
 「空に届け」ですね、
 時間があったら拝見させて頂きます!

 啓「 どー、襲われてえ? 」

 あ、啓斗の火がついちゃったぁ↑

 結「 ほ、ほえッ?/// 」

 …、顔が真っ赤な結夏ちゃん←

 これからも宜しくお願いしますッ

 ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ▷▫◁ஜஂ▶▪◀ஜஂ

 結夏Side


 「 ……か 」

 何……?

 「 ゆ…… 」

 聞こえないよ…?

 「 結夏…… 」

 あたしの名前…?

 「 …結夏 」

 呼んでるのは誰…?


 
 「 起きろ、結夏! 」

 「 ひゃあいっ! 」


 うう…、一気に現実に引き戻された。
 目を擦っているあたしに向かって、
 「ばーか」と言ってくる啓斗くん。

 
 「 隙ありゃ寝やがって 」

 
 むすっ…、と仏頂面の啓斗くん。
 わ…、かっ…可愛い!

 あたしは頬を赤らめて、
 目を光らせて啓斗くんを見た。

 
 「 さぁて、帰るか 」

 啓斗くんは、ベットから立ち上がり
 猫のように体を伸ばした。

 どうやら、啓斗くんは着替えが終わっているようだ。

 ……、って!
 あたしだけ裸じゃんっ!


 「 ん、どした? 」

 
 何も知らずに首を傾げて微笑んだ啓斗くん。
 はうっ…、その顔はズルイ!

 「 あ、えと…啓斗くん、ちょっとあっち向いてて? 」

 あたしはシーツの中で
 もぞもぞしながら、問いかける。

 「 何で…… 」

 途中で気づいた啓斗くんは、
 急に不敵な笑みを浮べた。

 そして、ずんずん…と近づいてくる。

 な、何っ…!?


 「 俺が手伝ってやるよ 」

 啓斗くんはそう言って、
 シーツをバッとめくった。


 「 〜〜▲□●☆@!? 」

 声にならない叫びを出し、
 あたしは両手で体を隠す。

 あ、ありえないーっ。

 
 だんだんと近づいてきた啓斗くんの手に抵抗は出来ず、
 結局人形のように服を着せられてしまったあたし。

 
 ううう…、

 もう生きていけない〜っ。


 
 
 


251: 名前:乃愛☆05/21(金) 19:38:15 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 俺に無理やり着替えをさせられた結夏は、
 ベットの上で体育座りをして蹲っている。


 「 たかが裸見られただけじゃん? 」

 俺はくすっ…と小さく微笑みながら、
 結夏の頭を撫でてそう言った。


 「 ……… 」


 まったく動かない結夏。


 「 …結夏 」


 「 ………だもんっ… 」


 何か小さく呟いた結夏。
 最初の方が上手く聞き取れなかった。

 
 「 子供みたいでっ…嫌だったんだもんっ…… 」


 顔を上げ、潤んだ瞳で俺の足元を見る結夏。

 どきんっ…、


 そんな結夏の可愛らしい顔に俺の心臓が跳ねる。

 
 「 ……いーじゃん 」


 「 よっ、良くないっ…! 」

 
 パッと俺の方を見て、
 今にも泣きそうな顔をする。


 「 実際、結夏は子供じゃねえんだから…な? 」

 俺はまた、頭をポン…と軽く叩き、
 にこっと微笑んだ。


 「 〜〜〜っ!! 」

 顔を真っ赤にさせて、俯く結夏。


 ………あり?


 俺なんかしたかぁ?


 
 俺が考えていると、
 結夏が俺の服の裾を小さく引っ張った。


 「 ……ありがと 」


 頬を赤く染めながら、
 小さく微笑んでお礼を言う結夏。


 「 ……何が? 」


 俺はきょとん、と目を丸くする。
 

 「 な、何でもないっ…! 」


 結夏の照れた反応に俺は豆電球を光らせる。
 くすっ…、と微笑むと俺は自分の荷物を持つ。


 「 …さて、行くか? 」


 俺の応答に結夏の蹲った体が、
 ピクンと反応する。


 「 行くっ! 」


 少ししてから結夏の元気な返事が返ってきた。

 
 あー…、もうこいつ可愛すぎ。
 ん、ちょっと…ピンクオーラ出しちゃった?


252: 名前:むっくん☆05/23(日) 02:07:32 HOST:129.63.44.61.ap.yournet.ne.jp
***://kwskkkst.net/xo/nud1stn
ここの女、マジでチ◆ポがありゃ誰でも良いんだなwww
俺みたいなブサメンでも速攻で3人もハ.メれたしww


253: 名前:乃愛☆05/26(水) 17:21:23 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 結夏Side


 どちらからとも無く、
 自然に繋がれる手。


 お互いの鼓動、体温を感じ取り、
 さらに相手のことを好きになる―…。


 あたしは、繋いでいた手の力を
 ぎゅ…、と強めた。

 
 「 ん? 」

 啓斗くんは、首を小さく傾げて
 微笑みながらあたしを見つめた。

 
 「 何でも無いっ… 」


 あたしは啓斗くんから手を離し、
 啓斗くんの腕ごと抱きしめた。


 「 な、え…結夏? 」


 明らかに動揺している啓斗くん。
 きっと、顔赤いんだろうなぁ?


 あたしは啓斗くんにばれないように、
 小さく微笑むと腕に力を込めた。


 「 あのー…結夏? 」

 
 「 んー? 」


 あたしは抱きしめたまま、
 適当に返事をした。


 「 腕ごと抱きしめられると、
   身動きが取れなくて苦しんだけど… 」


 申し訳なさそうな声を出して、
 啓斗くんはそう言った。


 …、もぉーっ!
 せっかく甘い雰囲気になったのにっ。

 
 「 ごめんね? 」


 あたしは啓斗くんを見上げるように、
 見つめると、微笑みながら謝った。


 「 結夏… 」


 啓斗くんはあたしが離した腕を、
 引っ張るように掴んだ。


 「 っきゃ…! 」


 思わず目を閉じて、
 体を預けてしまったあたし。


 いい香り―…、

 この香り、啓斗くんのコロン?


 あたしは恐る恐る目を開き、
 自分が抱きしめられていることに気づいた。


 「 そんなに可愛いことすると…、喰うよ? 」


 低く甘い声で囁き最後にあたしの耳を舐める。


 「 ひゃあっ…! 」


 


254: 名前:乃愛☆05/30(日) 13:22:21 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 
 啓斗Side


 顔を真っ赤にさせて、
 俺に舐められた耳を手で隠す結夏。


 「 じゃあ、することはしたし… 」


 俺はにやっ…、と悪魔のような笑みを浮べて
 空を見上げながら考えた。

 
 「 す、することって…言い方があるでしょ、
   もっと丁寧に言えないの? 」

 
 赤くなった顔を更に赤らめて、
 俺を弱々しく怒る結夏。


 「 言えない〜っ。だって面倒じゃん 」

 
 俺はけらけら、と不思議な笑い方をして
 呆れ笑いをしている結夏を見下ろした。


 「 帰るか 」

 
 俺は、空を見上げて少ししてから
 結夏を見つめながら言った。


 すると、結夏の眉がぴくんっ…と動く。


 子犬のようにすがりつく瞳で、
 俺を見つめて、困ったような表情をした結夏。


 「 そ、そんな顔で俺を見るなっ…! 」

 
 俺は顔をふいっ…、と逸らして
 多分赤くなったと思われる顔を急いで冷やした。


 「 だって…寂しいんだもん 」


 「 でも、明日は学校だぞ? 」


 今すぐに結夏を抱きしめたい。
 でも、甘やかしすぎはいけない。


 俺は結夏の目線に合わせるようにして、
 優しい口調でたずねる。


 「 じゃあ、昼休み一緒にいてくれる? 」


 「 勿論。昼休みだけとは言わず、何処へでも 」


 俺はにこっ…、と微笑むと結夏に
 顔を近づけてふざけるように唇を突き出した。


 「 もう〜、気持ち悪いっ 」


 結夏はくすくす…、と笑いながら
 俺の頬をぷにっ、とつまんだ。


 「 んじゃ、家まで送る 」

 
 俺は結夏の手を引っ張り、
 ゆっくりと歩き出した。


 俺達がいたところから家までは近かった。


 だから、少しでも一緒にいるために…
 帰り道はゆっくり歩いていた―…。


 
 ―


 
 「 送ってくれて有難う 」


 目の前にいる結夏は、
 家の前にある柵に軽く触れながら言った。


 俺は黙ってにこ…、と優しく微笑み
 背中を向けて柵を開けた結夏を見ていた。

 
 「 じゃあ……、んっ!? 」


 柵の中に入り、もう一度振り返った
 結夏に俺はキスをした。


 驚いた結夏は最初だけ
 目を開いていたが、

 状況を理解できた結夏は、
 すぐに目を閉じてキスを認めた。


 「 んっ…ふ…んんっ 」

 
 結夏の小さな口から漏れる
 可愛らしい声。


 可愛く、何処か色っぽい
 顔と声に…、


 俺がどれだけ苦労してると思ってんの。


 今すぐにここで犯したい―…。



 そんな気分、結夏。
 お前に分かるか……?



255: 名前:乃愛☆06/02(水) 19:55:25 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 突然のことで頭が真っ白。
 日向ぼっこしてるみたいに、ふわふわしてる―…。


 「 …っはあ… 」


 啓斗くんの厚くもなく、薄くもない、
 綺麗な唇があたしの唇から、ゆっくりと離された。


 目の前に立っている啓斗くんの目は、
 あたしを動かせないような術を持っているの?


 …、だって。
 足が動かないもん。


 「 じゃ、また連絡する 」


 啓斗くんは、あたしを舐めるように見つめると
 にこ…、と余裕の笑みを見せた。

 そして、片手を挙げたまま
 曲がり角へと一回もこちらを見ずに
 行ってしまったんだ―…。


 
 啓斗くん―…?


 
 あたしは何処か不安を抱きながら
 扉のドアノブに手をかけた。

 
 カチャ…、



 「 ただいまぁー… 」



 あたしは小さく声を出しながら、
 家の中へと入っていく。


 「 おっかえり〜 」


 リビングから足音を立てて、
 出てきた結愛お姉ちゃん。


 「 遅かったね〜、友達の家に行くとしては 」


 にこっ…、と何もかも見透かしたような
 余裕の微笑みには勝てませんっ。


 あたしは小さく溜息をすると、
 苦笑いを浮べた。


 「 お姉ちゃんのそうゆうところ嫌い… 」


 ぼそっ…、と小さく呟き、
 あたしはお姉ちゃんを抜きリビングに向かう。


 「 で? 」


 リビングのソファに座ったあたしの隣に
 お茶を持ってきて近づいてくるお姉ちゃん。


 「 ありがと。…“で?”って、何? 」


 あたしはお茶を受け取り一口飲み、
 潤った口を動かし首を傾げる。


 「 も〜!お姉ちゃんをからかってるの? 」


 「 ごめんごめん 」


 頬を膨らませて、むっ…としているお姉ちゃん。
 あたしは冗談混ざりに軽く謝る。


 「 で? 」


 「 しつこいなぁ 」


 同じ顔をして、同じことを言って
 問いかけてくる天然なお姉ちゃん。


 あたしは鼻で笑ってから、
 もう一度お茶を飲んだ。


 「 け、啓斗くんと一緒にいたの 」


 あたしは顔を逸らして、
 小さく呟いた。


 「 ふぅ〜ん、啓斗くんとぉ 」


 お姉ちゃんは意味有り気に微笑むと、
 人差し指を自分の唇にそっ…と当てた。


 「 そ、そうだよ。何か問題でも? 」


 「 ううん、無いよ。…何処に言ったの? 」


 興味津々。
 お姉ちゃんの言葉に少しつまる。


 「 え…? 」


 「 だ〜か〜らっ。何処に行ったの? 」


 「 ラブホ 」


 やけになってつい即答。
 お姉ちゃんの口は開いたまま。


 「 ……んえ? 」


 「 ラブホ、ラブホに行ったの 」


 あたしはソファに横になり、
 小さく蹲る。


 「 そう…、ラブホに行ったの 」


 まだ啓斗くんの温かみが残ってる―…。
 太陽みたいなやわらかい温かさが…。 


256: 名前:留美 HP☆06/04(金) 18:40:31 HOST:softbank221089130219.bbtec.net
はじめまして❤
隠れファンですぅ❤
恋愛×カラダ小説大好き❤
これからも結夏ちゃんと啓斗くんがんばってね❤


257: 名前:dcj☆06/04(金) 18:59:26 HOST:softbank221089130219.bbtec.net
fgbvjひf

258: 名前:留美☆06/05(土) 17:46:36 HOST:softbank221089130219.bbtec.net
結夏ちゃんって感じやすいのね(ムフフ

259: 名前:乃愛☆06/08(火) 18:48:42 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*留美さま

 ヾ(ゝω・`)oc<【。:+*ネ刀めまして*+:。】
 
 結「 か、感じやすくないですっ...Σ/// 」


 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 帰り道、俺は自分の唇に触れていた。
 結夏の唇の感触がしっかりと残っている…。

 
 家に着き、ドアノブに手をかけると。
 
 …あれ?開いてる。

 
 「 てれーまー 」


 玄関にどさっ…と座り込み、
 リビングの方を見る。


 ぱたぱた…というスリッパを履き
 小走りをしている音がする。

 
 「 お帰りっ 」


 「 母さん 」


 真っ黒な肩まである髪を
 1つに結び、しゃもじを持っている母さん。


 「 今日ねー、カレーライス作ったのっ 」


 いつもより笑っている母さん。
 俺は荷物をソファに置き、椅子に座る。

 
 「 いただきっ 」


 俺は目の前にあるカレーライスに手をのばした。
 2人だけの寂しい夕食。

 俺の父さんはいない。
 5年前、交通事故で死んだ。

 あのときは母さんは壊れていた。
 去年頃、やっと落ち着いてきたと思う。

 それまでは俺に当たっていたり、
 物に当たっていたり……。

 それでも俺は家出もしなかった。
 
 母さんが好きだったからだ。

 
 
 


260: 名前:乃愛☆06/16(水) 19:32:01 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 「 …っと、これでいいかな? 」

 部屋に1人でいたあたしは、
 気づけば携帯を手に取り、啓斗くんにメールしていた。

 
 携帯をベットに放り投げると、
 あたしは机の上にあるプリ帳を手にした。

 
 最近プリクラ撮って無いなぁ…。
 啓斗くんと一緒に撮りたいな。


 ♪〜♪〜♪〜


 携帯からポップな曲と光。
 

 「 はいはーいっ 」

 
 あたしは携帯を急いで手に取り、
 通話ボタンを押し元気よく声を出した。

 
 「 はいはーい、啓斗ちゃんですっ 」

 「 けっ…、啓斗くん!? 」

 いつもより少し高い啓斗くんの声。
 あたしは、驚いて大きな声を出してしまった。

 
 「 随分と機嫌がいいなぁ 」

 くすくす…、と言うからかっているような
 大人の笑い声が携帯越しに聞こえる。

 「 ご、ご用件は!? 」

 あたしは話を逸らし、
 赤くなった顔を冷えている手で冷やした。

  
 「 明日、俺ん家来ない? 」

 「 ほえ? 」

 「 俺ん家来ない? 」

 
 ええええええっ!?


 間抜けに聞き返したあたしに、
 嫌な声一つせずにもう一度言ってくれたのは、
 とっても、嬉しいんだけど…。

 
 「 な、何で… 」

 震える声を抑えて、あたしは聞く。

 「 母さんが会ってみたいって 」

 そ、それって……

 “この人が今付き合ってる子です、母さん”

 
 的なパターンじゃないですかぁ!?


 


261: 名前:ゆな♪☆06/16(水) 21:47:36 HOST:p071.net220148011.tnc.ne.jp
あげ↑

262: 名前:乃愛☆06/18(金) 20:20:02 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*ゆな♪さま
 
 あげ有難うございます゜*(◎'凵`圉)★
 

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side

 
 ど、ど…どうしよう。
 啓斗くんのお母さんが物凄く怖かったら…。

  
 『 こんな薄汚い女にうちの啓斗はやれません! 』

 …とか言われたらどうしよう〜っ。
 しかも、話がどんどんエスカレートしていって…


 『 こんな女との交際は私が認めません! 』

 
 …なんて言われちゃったら〜っ。
 あたし、死んじゃうかも……。

 
 「 結夏っ、聞いてるのか? 」


 はっ…、と我に返り
 真っ暗になり見えなくなった部屋がパッと現れる。

 
 「 ふぁいっ! 」

 
 「 …ったく、んじゃ明日10時に迎えに行くから 」

 
 「 あ、はいっ 」

 
 ピッ…、と音を立てて通話を終わらせる。
 明日10時に啓斗くんが迎えに来るのかぁ……。


 …ってええ!?


 既に行くって言うことが前提で話が進められていたの…。


 あたしはベットに倒れこむように飛び込んだ。

 

 

 


263: 名前:乃愛☆06/21(月) 21:25:15 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 「 結夏ぁ! 」

 
 温かく気持ちの良い布団が引き剥がされ、
 あたしの体に一気に風が吹いた。


 「 ん…にゃあ……? 」


 眠い目を無理やり開かせるため、
 あたしは目を何度も擦った。

 目の前にはパジャマ姿のお姉ちゃん。
 “おはよう”とにっこりと微笑むお姉ちゃんは可愛かった。

 
 「 啓斗くんの家に行くんでしょ? 」

 そう、突然真顔で言ってきたお姉ちゃん。
 
 はっ…! 
 そ、そうだった。


 あたしはがばっ、と体を起すと
 くすくす…と馬鹿にするような笑みを浮べている
 お姉ちゃんをすり抜けて一階へ降りた。

 
 洗面所に行き、顔を全力で洗う。


 「 肌痛むわよ〜、それに水しぶきで汚れるでしょ…ふぁあ 」


 お姉ちゃんは足音を立てながら階段を降り、
 欠伸をしながらあたしの後ろを通って言った。

 「 んんっ…だってえ 」

 洗った顔をふんわりとした生地のタオルで
 優しく拭きながらあたしは言い訳を考えた。

 
 「 はいはい、言い訳いらないから。
   とっとと朝ご飯食べちゃって、片づけ出来ないの 」

 
 「 お母さんみたい… 」


 続いて顔を洗う準備をしながら、
 リビングの方を指差すお姉ちゃん。

 その言い方…、お母さんの言ってることと全く同じ。
 こんな綺麗な顔してても中身がお母さんじゃねえ……。


 あたしは諦めるように溜息をして、リビングに向かった。
 机の上にはあたしの好きな洋風料理が並んでいる。

 朝はやっぱり和風より洋風ーっ。
 何となくパンの方が体が受け付けるんだよねえ。

 あたしはきつね色に焼けているトーストにかぶりついた。
 
 「 んむんむ… 」

 んまい。
 やっぱり、トーストには苺ジャムだね。

  


264: 名前:乃愛☆06/22(火) 19:16:17 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 「 明日、学校なんだから早く帰ってきなさいよ 」

 「 んーっ 」

 お姉ちゃんは既に朝ご飯を済ませたようで、
 自分が使ったお皿をキッチンで洗っている。

 
 「 あ、もし泊まってくるならお母さんに誤魔化しておくけど? 」

 
 くすっ…、と意地悪な微笑みを見せたお姉ちゃん。
 
 「 んぐっ 」

 そんな言葉と微笑みがあたしの胸に突き刺さる。
 思わず、口に含んでいたものを一気に飲んでしまった。


 「 お、お姉ちゃん何言ってんの!? 」

 少し裏返った声で問いかける。
 お姉ちゃんは不思議そうに首を傾げた。


 「 え、だって啓斗くんのお母さんだって
   空気読めないわけじゃないんだし……、
   あんた達が部屋でラブラブしてたら何処か行くでしょ? 」

 
 顔がかーっ、と赤くなるのが分かる。
 何でお姉ちゃんはこんなに可愛い顔してるのに、
 言ってることが物凄いのかな……。


 「 と、とにかくっ!
   帰るときになったら電話するからね 」

 「 分かった分かった、あたしが出てあげるよ 」

 
 お姉ちゃんは濡れた手をタオルで拭きながら、
 あたしの向かいに座り不敵な笑みを浮べた。


 「 さて、お洒落なお姉さんが
   貴女の着替えを手伝って差し上げましょう 」


 ふふん、と鼻で笑いながら余裕そうな顔をするお姉ちゃん。
 その顔と言葉からして、ナルシストとしか思えない…。




265: 名前:乃愛☆06/22(火) 19:37:47 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 「 ん、あ… 」


 自然と開いた瞼。
 カーテンの隙間から差し込む光。

 
 激しく寝癖のついた髪をかきあげて、
 俺は上半身をむくり、と起した。


 良く分からないけど、夢を見た気がする―…


 内容は覚えてないけど、すっげえ気持ち良い夢だったな。
 確か…、結夏が笑ってた気がする……。


 「 啓斗ぉーっ 」


 ドカドカと足音を立てて、部屋に近づく声。
 

 「 おはよう、啓斗くんっ! 」

 
 ノックもせずに部屋に入ってきたのは、母さん。
 何だか異様にテンションが高いような……。

 
 「 ねえ、いつものあたしと何処か違うと思わない? 」

 
 上半身だけを起した俺の前で、
 くるり…と軽やかに一回転をする母さん。

 
 「 んー… 」


 「 うんうんっ 」


 やや閉じかかっている目で、
 母さんをじぃ…と見つめる。

 
 「 昨日より、皺が増え…んぶっ! 」

 
 ぼす、という音と共に
 俺の視界が何者かによって塞がれる。

 
 「 こ〜んな美人なお母様に何と言おうとしたのかな? 」

 
 どうやら、俺の視界を塞いだのは母さんだったようだ。
 座布団を俺の顔面に投げつけたらしいな…。

 
 「 え、だから…「 んー? 」

 口元は笑っているが、目は笑っていない。
 つか、……睨んでいるような?

 
 ぞくっ…、と背筋が寒くなり
 俺は口を塞いだ。


 「 な、何でもないっす 」

 


266: 名前:プリン☆06/23(水) 20:46:18 HOST:softbank221081050134.bbtec.net
あ、あげっす(*^v^*)
乃愛サマ頑張ってくらはい。


267: 名前:乃愛☆06/27(日) 14:21:29 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*プリンさま

 あ、あげ有難う御座いますッ♪
 精一杯頑張りますbb*


 ----------------------------------------------------


 「 どうかしら、この服っ 」


 母さんはもう一度俺の前で一回転した。
 ああ…、言いたかったのはこのことか。

 
 「 若く見える 」


 「 まぁ、やっぱり!? 」

 
 決まった台詞を棒読みで言った俺の言葉を、
 マイナスに感じずプラスに考える母さん。


 「 それじゃあ、お母様は化粧するから 」


 そう言って俺の部屋からスキップで出て行った母さん。
 母さんがいなくなってから俺は深く溜息をした。
 
 
 「 さて…俺も準備するか 」

  
 軽く体を伸ばして立ち上がる俺の足元に違和感。
 下を見ると、そこにはペットのイチロウ(猫)。

 
 「 おはよ、イチロウ 」

 
 その場にしゃがみ込み、イチロウ(猫)の頭を撫でる。
 イチロウは気持ちよさそうな顔をして、

 「 にゃ〜… 」

 と、小さく声を出した。
 普段俺には寄ってこないイチロウが自ら近づいてくるとは…。


 「 ほら。お前は飯食って来い 」

 
 扉を開け、イチロウの尻を押して
 追い出すように扉をすぐ閉めた。

 結夏が来るかも知れねぇ部屋。
 猫の毛だらけには出来ないだろ。

 


 
 

 
 


268: 名前:あや☆06/29(火) 02:41:50 HOST:05004032792203_gi.ezweb.ne.jp

アゲです!!

次も楽しみに待ってます^^*


269: 名前:縷々☆06/29(火) 16:45:43 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
あげです!
最初から全部一気にみちゃいましたぁ!

恐らく常連になってしまいます!
此からもちょくちょく来ると思うので!


270: 名前:乃愛☆07/02(金) 18:11:26 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*あやさま

 アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b
 今から書きますので(*^^*)v

 でぃあ*縷々さま

 アゲd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b
 一気読みですかぁ!?Σ、
 常連上等ですッ(ノ)ω*)笑$!、
 ちょくちょく来て、コメくれたら嬉しいです❤

 ----------------------------------------------------


 結夏Side


 「 よ…よし、これでいいかな? 」


 只今、自分の部屋にある全身が映る鏡の前で悪戦苦闘中。
 あたしの足元には服、服、服ッ!


 なるべく、清楚っぽくしてみたんだけど。
 服もメイクもいつもと違うかな…?


 はう〜っ…、緊張するよ。
 相手の印象っていうのは、会って3秒で決まるって言うし…。
 あれ、5秒だったっけ?

 と、とにかく…第一印象は大事ってことなんだよね!?


 まず、挨拶。
 次にお母さんが用意してくれたケーキを渡して。
 それからは、流れに任せて……。


 ピーンポーン…



 きゃうッ!?
 ど、ど、ど…どうしようっ。
 啓斗くんかな、啓斗くんだよね。


 「 結夏ぁー、啓斗くんだよー 」

 
 玄関の方からお姉ちゃんの声が聞こえる。
 あたしは荷物を持ち、最後に鏡を見た。

 
 「 い、今行くー! 」


 パタパタと音を立てて階段を降り、
 急いで玄関へと向かう。


 「 行ってきまぁす! 」


 「 啓斗くんママに気に入られるようにね〜 」


 扉を開けようとしたときに、お姉ちゃんは言った。
 う…、今は禁句だよう…。


 「 お、お待たせっ 」

 啓斗くんは、目を閉じてあたしの家の塀に寄りかかっていた。

 「 結夏 」

 あたしの顔を見るなり、柔らかくなる啓斗くんの表情。
 啓斗くんの手が段々とあたしに近づいてくる。


 「 キス…していい? 」

 子犬のような可愛らしい瞳。
 そんな顔で、見つめるなんて反則だよ…。


 「 うん… 」


 小さく頷きながらあたしは啓斗くんを見つめる。
 啓斗くんの顔が近づき、あたしは自然に目を閉じる。


 「 ん… 」


 そして、重なる2人の唇。
 愛を確かめるように角度を変えるキス。


 「 は…んんっ! 」

 口を小さく開けると、狙ったように入ってくる啓斗くんの舌。
 啓斗くんの舌は別の生き物の様に動き出す。
 絡めようとしても逃げようとしても啓斗くんの動きには負けちゃうんだ。


 「 ふ…んぅ……んん…啓…斗く…っ 」


 啓斗くんの服を掴み、必死に合わせることしか出来ない。
 何で、啓斗くんには隙が全く無いの…?


 「 …はぁ…はぁ…朝から、恥ずかしっ… 」

 
 真っ赤になってると考えられる顔を両手で隠し、
 息を整えてあたしは啓斗くんに寄りかかる。

 
 「 大好き… 」

 気づけばあたしの口からそんな言葉が出来てきた。
 普段のあたしならありえない言葉。


 「 何、誘ってるの? 」


 ふ、と口角を上げて不敵な笑みを浮べる啓斗くん。
 

 「 なっ…、誘ってなんか!! 」


 再び赤くなるあたしの顔。
 

 「 だって、その口…エロくね? 」

 
 あたしは、不思議そうに首を傾げて
 そっと口元に手を当てる。

 ぬるっ…とした液体があたしの手に当たる。
 これって…、あたしと啓斗くんの涎だよね?


 「 〜〜〜っ!! 」


 言葉にならない叫びを出しながら、
 ハンカチで急いで口元を拭く。


 はっ…恥ずかしいーっ!


 
 


 


271: 名前:縷々☆07/02(金) 18:24:29 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
更新されてる♪

あげ♪


272: 名前:乃愛☆07/04(日) 18:55:52 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp
 
 でぃあ*縷々さま

 更新しましたぁ(●Ü●)
 あげアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪


 ----------------------------------------------------


 啓斗Side

 
 口の周りにべっとりとついた涎が何とも言えない。
 とろん、とした瞳が子犬のように可愛らしい。

 
 「 ……と、取れたっ? 」


 ハンカチを両手で持ち、上目遣いで見つめてくる結夏。
 別に取らなくてもエロくて可愛いのに…。

 
 「 うん、取れてる 」

 
 俺はにっこりと微笑み、結夏の頭を
 ポン、と軽く叩き手を引いた。


 顔を赤くして俯いた結夏は、
 優しく握り返してきた。

 
 「 ……… 」


 無言。


 
 な、何なんだーっ!?
 

 「 ゆ、結夏? 」


 顔を覗き込むと、眉間に皺を寄せて
 目をうるうるさせていた。

 
 い、一体どうしたんだ…? 



 「 何…? 」


 俯いたまま、目だけを上にあげる結夏。
 やっぱり、目がうるうるしているような…?


 「 どうしたんだ? 」


 立ち止まり、結夏の両手を手に取り
 腰を下ろして、目線を合わせる。


 「 な、何でもっ… 」


 「 何でも無いようには見えないけど? 」


 「 …… 」


 黙る結夏。
 言葉を詰まらせている。


 「 結…「 だ、だって… 」


 俺の言葉を遮り、顔をバッと上げた結夏。
 結夏の大きな瞳から大粒の涙。



273: 名前:あや☆07/06(火) 02:17:54 HOST:05004032792203_gi.ezweb.ne.jp

何故泣いているのだ?!( ̄口 ̄;)

気になります^^*

アゲです!!!


274: 名前:美恵子 HP☆07/06(火) 02:57:52 HOST:58.249.22.226
◆ 2010年最も人気がある商品!!
ブランド偽物,ブランドコピー,シャネルコピー,シャネルコピー,
グッチコピー,コーチコピー,エルメス コピー,ロレックスコピー,
ブルガリコピー,カルティエコピー,偽物財布,偽物バッグ,偽物時計
◆ ★2010年最高等級時計大量入荷超人気!!!★
◆ ★2010年最新作シャネル新品、新素材入荷
◆ 2010年最も人気がある商品!!
↓↓↓
2010新作入荷!注文割引開催中
★注文金額30000~50000円以上:3%OFF.
★注文金額50000~100000円以上:5%OFF.
★注文金額100000~200000万円以上:10%OFF.
★注文金額200000円以上:10%OFF.
↓↓↓
◆ 当店URL: ***://www.bag19.com
***://www.abbbao.com
◆ E-mail:[email protected]


275: 名前:乃愛☆07/06(火) 16:34:29 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*あやさま

 何で泣いてるんでしょおω`*
 気になってくれるなんて…雅夢、感激ッ!!Σ
 

 ----------------------------------------------------

 
 


276: 名前:プリン☆07/07(水) 17:50:03 HOST:softbank221081050134.bbtec.net
続きが気になります!
コメントぐらいしかできませんが、
更新頑張って下さい!


277: 名前:乃愛☆07/08(木) 19:31:55 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*プリンさま

 コメアリ(●´・ω・)(●´_ _)ガト♪
 「ぐらい」だなんて言わないでッΣ、
 乃愛にとって、コメは神ですょお(●Ü●)

 
 ----------------------------------------------------


 結夏Side


 ふえ〜…、涙が止まらないよ…。
 溢れる涙は拭いても拭いても流れ続ける。


 自分だって何で泣いたのかよく分からない…。
 

 でも…、
 多分だけど…、


 「 こっ…わい…ひっく… 」


 「 怖い? 」


 首を傾げて心配そうな顔をして、あたしの顔を覗き込む啓斗くん。
 あたしは黙って頷き、流れ続ける涙を拭く。


 「 啓斗くんのお母さんに…嫌われたら…、
   離れなくちゃ行けないじゃんっ…   」


 もう…、何言ってるのか分からないよ…。
 自分の惨めさに、違う意味で泣けてくる。

 
 「 そか 」

 短くそう言った啓斗くんの手が俯いている
 あたしの頭に優しく触れる。


 …どきっ。


 あたしを見て、にっこりと微笑む啓斗くんの顔。
 泣いていることを忘れて、あたしは啓斗くんの顔を見つめていた。



 「 大丈夫、俺ん家の母さんはそんな奴じゃねえ 」

 
 “な?”と優しく問いかけるように、首を傾げながら
 あたしの頭を自分の胸元に寄せた啓斗くん。


 とくん…、とくん…。


 啓斗くんの心臓の音と、
 あたしの心臓の音が……


 重なり合って、心地よい…。


 人の心臓の音ってこんなに落ち着くものなんだね…。


 


 


 



278: 名前:縷々☆07/09(金) 16:42:18 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
あげでーす★
応援ガチでしてまっせ〜〜★☆★


279: 名前:乃愛☆07/12(月) 20:52:09 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*縷々さま

 あげd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b
 応援嬉しいです(%+'`艸*◆)⌒゚

 ----------------------------------------------------


 啓斗Side


 女の子なんだよなぁ…。


 啓斗の脳裏にそんなことが浮かんだ。
 ちょっとしたことで傷つく女の子。

 そこ等にいるガサツな野郎とは違うんだ。


 「 行けるか? 」


 俺の言葉に、こくんと頷く結夏。


 「 良かったな 」


 「 …え? 」


 顔を上げて首を傾げた結夏は、
 不思議そうな顔をしている。


 「 パンダちゃんにならなくて 」


 に、と悪魔のような笑みを浮べて
 結夏の目元に手を当てる。


 「 なっ…!! 」


 結夏は顔を赤くして、俺の手を払う。


 「 そ、そんなのになんか、ならないもんっ! 」


 「 そうなんだぁ 」


 結夏は頬を膨らませて俺を見る。
 
 そんなことない、何て言っておきながら…
 結夏、さっきから目の周り擦ってるよね? 


 「 ぷっ… 」


 「 何? 」

 
 俺が吹き出すと、結夏はむぅ…と怒った顔をする。
 あ…、一応自覚はあるんだ。

 自分で俺が笑ってる、てことを。


 「 そんなに、強く擦ると赤くなるぞ 」


 「 だ、だってえ〜 」

 
 やっと、弱音をはいた結夏は
 間抜けな顔をして俺にすがりついた。

 
 「 ね、ね。本当にパンダちゃんになってない? 」


 俺に顔を近づけて確かめさせるようにする結夏。
 あのね…、俺は鏡じゃねえんだぞ?


 「 大丈夫 」


 そう言って、触れるだけの優しいキス。
 結夏は、顔を真っ赤にさせて口を開けている。


 どうだ、鏡はこんなことしねえだろ。


 …って、何自慢してるんだよっ。


 軽く自分に突っ込みを入れながら、歩いていると。
 あ…、見えてきました。俺の家。


 


280: 名前:乃愛☆07/16(金) 20:34:03 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side

 「 あ、俺ん家そこだから 」


 啓斗くんがある1つの家を指差した。
 淡い青のペンキで塗ってある可愛い一軒家。

 
 「 可愛いお家だね 」

 あたしがにっこりと笑って言うと、
 啓斗くんは少し頬を赤くした。

 照れたのかな…?

 
 「 じゃあ…「 ま、待って! 」

 
 啓斗くんがドアノブに手をかける。
 あたしは思わず、大きな声を出し啓斗くんの手を止めた。

 
 「 な、何 」

 目を丸くして驚いた啓斗くん。
 
 「 緊張してきたぁ〜… 」

 
 全身が心臓になったように、
 耳元まで音が聞こえる。

 
 「 だ〜いじょうぶだって 」

 「 やだっ! 」

 再び、ドアノブに手をかけた啓斗くんの手を掴む。
 
 「 俺の母さん、鬼じゃね…いや、鬼か? 」

 
 い〜やぁ〜っ!!

 
 逃げようとするあたしを抱き押さえる啓斗くん。


 「 誰が、鬼だって? 」


 

  
 


281: 名前:プリン☆07/16(金) 20:40:29 HOST:softbank221081050134.bbtec.net
あげ×50000000000000000000

282: 名前:乃愛☆07/20(火) 14:47:16 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*プリンさま

 あげ×50000000000000000000←
 有難う御座いますッ❤

 ----------------------------------------------------
 
 啓斗Side

 この異様に低くなる女性の声。
 

 「 ……か、母さん? 」

 振り返ると、そこには普段とは違う
 格好をした母さんがいた。


 「 あら?あら、あら、あらぁ 」


 結夏を見るなり、にや…と不敵な笑みを浮べて
 俺を横目でちらり、とみる母さん。


 「 可愛い女の子連れてきちゃって、もうっ! 」

 「 ぎゃっ! 」

 そう言って、微笑みながら
 俺の背中をバチン、と叩く母さん。

 母さん…、結構…いや、まじで叩いたな?


 「 初めまして、鬼の母親ですっ 」


 母さんは、そう言って、一瞬を俺を睨みつけながら
 結夏に向かってにっこりと笑う。

 うあ…、やっぱりさっきの“鬼”を引きずってやがる。
 だから、母さんは苦手なんだよなあ…。


 「 あ、えと…はいっ。宜しくお願いします 」


 結夏は一瞬、戸惑った顔をしたが
 すぐに癒し系、天使の微笑みを浮べた。


 ああ…、癒される。



 「 ささっ、狭いところだけど上がって〜 」


 母さんは、結夏の手を引っ張り
 家の中へと連れ込んだ。


 「 は、はいっ。お邪魔します 」


 そう言って、玄関で靴を脱ぎ
 しっかりと揃えた結夏。


 「 まぁ、お行儀の良いこと!
   啓斗!ちゃんと、見習いなさいよ 」


 「 へいへい… 」


 俺はふう、と溜息をつくと
 渋々靴を揃えた。


 「 あ、じゃあ…先に啓斗の部屋にでも行く? 」


 「 え、えと… 」


 結夏は、ちらっ…と俺の顔を見て
 サインを出してきた。


 俺は母さんにばれないように、こっそりと頷いた。


 「 じゃあ、行かせて頂きます 」


 「 それじゃあ、飲み物はそっちに運ぶわね 」


 母さんは、そう言うと俺の前を通りキッチンへと向かった。
 結夏が階段を登っていると、匂いを嗅ぎつけたのか
 イチロウがとことこ…と近づいてきた。


 「 にゃあ… 」


 「 猫っ!? 」


 急に大きな声を出して、後ろを振り返った結夏。
 足元にいたイチロウを見て、結夏の目がきらりと光る。

 
 「 だ、だ、抱いてもいいっ? 」

 興奮状態の結夏に少々驚きつつも、
 俺はこくこく…と何度か頷く。

 も、もしかして…結夏って。


 「 あたし、猫ちゃん大好きなの! 」


 …やっぱり。



283: 名前:乃愛☆07/21(水) 13:45:13 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 「 ちょっ…駄目だってばぁ…! 」


 俺の部屋にあるベットの上で横になり、
 小さく声を出す結夏。


 結夏の上に乗っているのは…



 「 にゃーあ… 」


 イチロウだったりする。


 
 「 啓斗くん、イチロウちゃん…可愛いね! 」


 「 おー… 」


 俺は雑誌を見ながら、適当に返事をした。
 今の結夏の発言を…

 
 “啓斗くん…可愛いね!”


 …に変えてほしいんだけど。


 
 ―コンコン。


 扉を叩く音で、俺と結夏と…イチロウはぴた、と動きを止める。


 「 結夏ちゃん、楽しんでるー? 」

 
 入ってきたのは母さん。
 手にはオレンジジュースやケーキ。


 「 あ、はいっ。楽しませて頂いてます! 」


 結夏はにっこりと微笑むと、
 イチロウを太ももに乗せた。


 「 そう。良かった! 残念だけど、私…仕事があるの。
   帰ってくるの、夜だから…また今度会いましょう? 」


 「 え…あ、はい。
   お仕事頑張ってください! 」


 結夏は一瞬、残念そうに肩をすくめたが
 また、にっこりと微笑んだ。


 「 有難う!
   あ、啓斗っ! 」


 急に名前が呼ばれて、
 俺はびく、と体を揺らす。


 「 うい 」


 「 あんた…結夏ちゃんに、
   指一本でも触れたら…どうなるか分かってんでしょうねえ… 」


 いつもより、低いトーンで
 俺を睨みつけて話しかけてくる母さん。


 そ、それは無理っす。



 「 決まってるだろう、俺は紳士だぜ? 」


 …嘘付いちゃった。


 て、言うか俺等…
 結夏の前で何堂々と言ってるんだ?


 結夏は、顔赤くして黙っちゃったし…



 これは、手ぇ出すしかないっしょ。



 俺のドSモードに火ぃ付いちゃったしねえ。



 
 

 


284: 名前:縷々☆07/21(水) 17:13:11 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp


啓斗のsモードスイッチポーン……
楽しみにしてますよーー★☆★




285: 名前:じん☆07/21(水) 18:07:32 HOST:i60-47-231-24.s02.a047.ap.plala.or.jp
がんば


286: 名前:乃愛☆07/21(水) 18:20:56 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*縷々さま

 はい、スイッチ入っちゃいましたねv
 OFFにするためには………
 生贄(結夏)を神(啓斗)に捧げなくてh((ry/ww

 ----------------------------------------------------

 
 結夏Side


 「 ね、ねえ…啓斗くっ…んん!? 」


 長い沈黙が耐え切れず、啓斗くんに声をかけた。
 すると、待ってましたと言わんばかりに
 啓斗くんの、生き物のような舌があたしの口に進入してきた。

 
 「 ん…んふぅ… 」


 最初は胸板を叩いたが、啓斗くんの甘いキスには勝てない。
 あたしの力はどんどん抜けていく。


 
 「 ふぁ…ん…っ… 」


 啓斗くんはあたしの後頭部を押さえ、
 頭を後ろに引くあたしを阻止した。


 …って言うか、長い!


 頭がぼーっとしてきたし、
 もう何にも考えられない……。



 「 …ふ…ん…… 」


 やっと、2人の唇は離れた。
 2人の間には、銀色の愛し合った糸が繋がれた。


 「 はぁ…は……きゃあ! 」


 肩で息をして、呼吸をゆっくりと整えるあたし。
 そんな、あたしを軽々と持ち上げた啓斗くん。


 「 は、離してっ! けいっ…んん! 」


 「 ちょっと黙れって 」


 あたしの口の中に舌を入れて、呼吸をしながら話す啓斗くん。
 貴方の人の黙らせ方はキスなんですかー!?


 ベットに優しく降ろされ、あたしは閉じていた目を開く。
 目の前には、天井と……ドSの顔をした啓斗くん。


 「 なあ、結夏 」


 あたしの上に馬乗りになって、
 首元に顔を埋めた啓斗くん。


 「 な、何…? 」


 「 たまには反対バージョンやってみたい? 」


 啓斗くんの意味の分からない言葉に目が点。
 “反対バージョン”て何?


 「 つまり、こうゆうこと 」


 啓斗くんはあたしの隣に寝転がり、
 あたしの腕を引っ張った。


 
 な、何で……?



 「 何であたしが、啓斗くんの上に馬乗りになってるの!? 」


 「 だから、これが反対バージョン 」


 にっこりと、素直な笑顔を浮べた啓斗くん。
 

 「 む、無理無理無理っ! 」


 ぶんぶん、と顔を何度も左右に動かしたあたしを見て
 啓斗くんは“冗談だよ”と言った。


 「 やっぱ、俺が上じゃねえとな 」


 そう言って、あたしの上にまた乗り
 シャツの中に手を入れた啓斗くん。


 てっきり、ブラを外されるかと思った。
 啓斗くんは、あたしの背中に優しく触れるだけ。


 「 ん…ひゃあ…… 」



 くすぐったい…。



 「 なあ、結夏 」


 「 ん…? 」


 あたしの背中をなぞりながら、
 耳元で囁いてくる啓斗くん。


 「 机の上で下着脱いで、M字開脚してよ 」



 …えむじかいきゃく?
 …エムジカイキャク?


 ………M字開脚!?


 

 


287: 名前:ルナ☆07/22(木) 15:03:46 HOST:aic10-p55.flets.hi-ho.ne.jp
ヤバイ!!!

続きが気になるョ〜(>_<)w


288: 名前:縷々☆07/22(木) 19:36:25 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
続き馬路気になります!
ってか気になるところで切れてます!


289: 名前:乃愛☆07/23(金) 18:17:20 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*ルナ様

 やばいですねえ←
 今から書いていきますね♡

 でぃあ*縷々様

 馬路、気になっちゃいますか!?
 嬉しいです゜*(◎'凵`圉)★
 気になるところで切るのが好きなんです((笑♡


 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 俺はふ、と不敵な笑みを浮べて結夏を見つめた。
 

 「 そ、んな…。で、出来るはず無いじゃんっ! 」


 結夏は顔を赤くして、強く否定する。
 
 
 「 いいじゃん 」
 
 「 嫌っ! 」


 結夏は首を左右に振り、全力で否定する。
 そんなに嫌なら……


 「 きゃあっ! 」


 俺は、結夏を軽々と持ち上げた。
 そして、机の上に座らせて目線を合わせた。


 「 さて、下着…脱げよ 」


 にっこりと、満面の笑みを浮べて
 結夏の頬にそっと触れる。


 「 い…嫌って言ったじゃん! 」


 結夏は、つん…とそっぽを向き
 俺の言葉を耳に入れない。


 「 じゃあ、2択 」


 俺は人差し指と中指を立てて、結夏の目の前に手を出した。


 「 その1、その場で全裸になり…俺の目の前でM字開脚 」

 「 なぁっ…!? 」


 顔を赤くして、今にも俺に何かを投げつけようとする結夏。
 そこまで、恥ずかしいことなのか?

 「 まぁまぁ、落ち着けって。
   その2、そこの窓に胸を押し付けたまま…俺との行為を続ける 」


 「 はぁ!? 」


 窓を指差した俺を睨みつけて、反抗するかのように
 大きな声を出した結夏。


 「 ま、窓って…!
   だって、通行人いるじゃん! 」


 結夏は外を指差して、否定するように言った。


 「 うん。皆に、結夏の体を見せよう 」


 当然、のような顔をして俺は言った。
 結夏は“そんなの出来ない…”という顔をした。


 「 さぁ、どっちにする? 」


 司会者のように、俺は結夏に話を振る。
 結夏は黙って、俯いている。


 「 ……2 」


 「 え? 」


 小さく何かを呟いた結夏に問いかける。
 
 「 その2の啓斗くんとの行為……! 」

  
 顔を真っ赤にさせて、俺を睨みつけながら言った結夏。

 「 ほう…、以外だな。
   結夏なら一番を選ぶと思ったよ 」


 「 な、何でよっ…! 」


 閉じていたカーテンを、勢いよく開けて
 外を眺めながら言う俺。


 「 だって、その1なら…俺だけに見られて済むだろ?
   でも、その2は…間違えれば交通人に見られるじゃん 」


 「 あっ…! 」

 
 みるみる青ざめていく結夏の顔。
 さっき、結夏が言ったじゃん。


 “だって、通行人いるじゃん”って。


 あーあ、自分の天然、鈍感…etcを恨みな。


 


 


290: 名前:乃愛☆07/23(金) 18:28:30 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 結夏Side


 「 まぁ、決まっちゃったもんはドンマイだよ。
   さて……始めようか……結夏ちゃん 」


 にや…と悪魔のような、微笑みをして
 あたしを窓側に追い詰める啓斗くん。


 背中にひやっ…と冷たい感触。
 これは…窓だ。


 「 結夏… 」


 啓斗くんは、片手をあたしの頬に触れて
 片手を窓につきながら、甘いキスをした。

 
 「 んっ…ふぅ……っ… 」


 そして、啓斗くんの手はあたしの服の中に入り、
 器用にピンクのブラを外した。


 「 ふぁ…んん……啓っ…ふ… 」


 やっと唇が離れたかと思うと、
 啓斗くんの唇は、あたしの胸へと向う。


 気づけば、あたしの上半身は裸になっていた。
 

 「 あっ…! 」


 啓斗くんは、あたしの露になった胸の突起に、唇を近づけた。

 
 「 あぁんっ…! 」

 
 そして、口で包み込むと、
 中で遊ぶように舌で突起した乳首を転がす。

 
 「 あんっ!…駄目っ…んぁ…! 」


 カーテンをぎゅ…と掴み、手に力を込める。
 次第に全身から、うっすらと汗が滲んできた。


 「 はぁんっ! 」


 突起したピンク色の綺麗な乳首を甘噛みされて、
 あたしは体を反らして、びくんっ…と絶頂した。


 「 …そろそろか 」


 啓斗くんはそう言って、
 向かい合っていたあたし達の体制を変えた。


 あたしの後ろに啓斗くんが周った。
 外からはあたしが見えるはずだ。

 
 突起している乳首がたまに窓に当たる。



 「 っ…! 」


 この体制、恥ずかしい…。
 



 


291: 名前:縷々☆07/24(土) 16:53:30 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
うおお!
2選んじゃったか…結夏c!
更新楽しみに待ってます!


292: 名前:アグレッシブむとお☆07/24(土) 19:28:31 HOST:g3KDjSsjChGb8HbQ_softbank.co.jp
これすごく面白いです
自分が書く時はエロいとこしか追及しないんですけど、乃愛さんの作品はストーリー性もあって

でもエロいとこはすごくエッチで・・・
ぶっちゃけ惚れました
続き期待してます。


293: 名前:留奈☆07/26(月) 23:07:03 HOST:z230.115-65-25.ppp.wakwak.ne.jp
隠れファンの留奈といいます★これ面白いです!私…啓斗kに惚れました////イケメンいいですよね…////

294: 名前:乃愛☆07/27(火) 17:49:34 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*縷々さま

 はい、2選んじゃいましたねえ((笑
 今から更新しますv

 でぃあ*アグレッシブむとおさま

 面白いですかッΣ
 普通はエロ中心的に話を進めないと
 いけないんですよねえ-。゚(゚*´Д⊂グスン
 乃愛、ど-してもエロ書けないんですよぉ←
 ほ、惚れましたかッ!?ありえませんねww

 でぃあ*留奈さま

 隠れファン!?Σ、 堂々として下さいww
 啓斗くんに惚れるということは…留奈さま、Mですか?←
 
 
 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 俺に背を向けて、尻を突き出している結夏。
 結夏は窓に手をつき、顔を逸らしている。

 こんな格好…、外から見られてると思ったら
 恥ずかしいだろうなぁ…。


 俺は、にやっ…と不敵な笑みを浮べて、
 結夏の綺麗な尻を両手で押さえた。


 「 啓斗くぅ…んはああっ! 」

 
 俺は、結夏の言葉を遮るように
 自分のものを結夏の中に挿入した。

 
 窓についている、胸が俺が腰を動かす度に動く。
 俺は、そんな結夏の胸を腰を振りながら揉み始めた。


 「 あんっ!…やっ、あっ…恥ずかしっ…あっ! 」

 
 揺れている胸を窓に押し付けて、
 乳首をこりっ…と動かす。


 「 ふやぁあっ!…んぁあっ…あっ…あんっ! 」

  
 すると、結夏の声は更に大きくなり
 中はぎゅう…と締め付けられた。


 「 くっ… 」


 俺は、小さく声を漏らすと
 腰の動きを早めた。


 「 あんっ!イクッ…イっちゃう! 」


 片手を窓に置いたまま、片手で俺の腕を掴む結夏。
 俺は、結夏の両手を掴み後ろに引き、ずんっ…と奥に突いた。


 「 …っひゃあああぁあ! 」


 結夏の体は大きく後ろに反れた。
 彼女の全身は窓に任されている。

 
 俺は、ひょいっと彼女を持ち上げて
 自分のベットに優しく降ろした。


 「 啓斗くん?…はぁ…はぁ… 」


 肩で息をしながら、首を傾げて俺を見る結夏。
 俺は、結夏の足を上に上げて、寝た状態のまま
 M字開脚にさせた。


 「 なっ…!? 」

 
 結夏は、丸見えとなった自分の大切な場所を
 両手で隠そうとした。


 …だが、俺はそれを見事に阻止し、
 結夏のそこに顔を埋めた。


 ぺろ…と飴を舐めるようにすると、
 結夏の体はびくんっ…と大きく反応した。


 「 ひゃあっ! 」


 結夏のそこからは、愛液が溢れるばかりに流れていた。
 俺は、ゆっくりとその中に指を忍ばせた。


 「 ああん… 」


 ぬぷ…、と音を立てて俺の指、2本が一気に結夏の中に入った。
 結夏の中は、温かくぬるぬるとしていた。


 俺は、指をばらばらに動かした。


 「 あっ!…やっ、らめっ…! 」

 



 


295: 名前:少数☆07/28(水) 12:41:41 HOST:p57b441.szoknt01.ap.so-net.ne.jp
私は実は隠れファンでした
ずっと前から好きで読んでました
タメ語OKですか??
お話しません??


296: 名前:乃愛☆07/29(木) 14:41:54 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*少数さま

 隠れファン有難う御座いますッΣ
 いやん、告白みたいですぅぅ///((照れるなよ←
 タメ語大丈夫ですよ-♥
 お話、是非しましょうbb*

 ----------------------------------------------------

 
 結夏Side


 まだ、息が整っていないあたしをお構いなしに
 どんどん攻めてくる啓斗くん。

 
 勢いよく、あたしの中に入れた指を
 勢いよく、あたしの中から抜く。


 「 っあ…! 」


 そのときでさえ、あたしは小さく声を漏らす。
 啓斗くんは、人差し指と中指についた、
 あたしの愛液を見ながら不敵な笑みを浮べた。

 
 「 随分、感じてるんだな… 」


 啓斗くんは、そう言うと
 あたしの両足を掴み、顔の横まで持ち上げた。

 お腹が……苦しい。

 
 「 はぁああぅん! 」


 そう考えていると、啓斗くんは
 露になったあたし中に自分のものを入れた。


 「 あッ! はぁ…ん! 」


 啓斗くんは、腰を動かしながら
 あたしのクリをこねくり回した。


 「 あひっ! な、中が壊れちゃっ…! 」

 
 す、…すごい気持ちいいっ。
 啓斗くんのものがあたしの奥を突付いてる。


 いっちゃう!

 
 「 らめえっ! …ひゃああぁあっ! 」


 ベットが軋む音と共にあたしは絶頂に達した。
 

 「 はぁ……はぁ… 」


 肩で息をしているあたしを、
 軽々と持ち上げた啓斗くん。
 
 あたしを、お姫様抱っこして部屋を出て
 向かった先はお風呂場―…?


 「 啓斗くっ…? 」


 


297: 名前:乃愛☆07/29(木) 14:42:17 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 お風呂場の前であたしをおろし、
 啓斗くんは、シャワーの温度調節をしている。


 あ…、シャワー浴びさせてくれるんだ。


 啓斗くんは、中に入ると
 あたしの手を引いて中に連れ込んだ。


 「 足……開いて? 」


 「 え? 」


 「 いいから 」


 突然の言葉に驚きながらも、
 あたしはコクン、と頷き足を開いた。


 啓斗くんは、シャワーを手に持ち
 強さを“強”にした。


 《 シャー!! 》


 「 ひゃあぁんっ! 」


 一瞬、何が起こったのか理解出来ない。
 啓斗くんは、あたしのあそこにシャワーを向けたのだ。


 「 ふうっ…あっ! 」


 下唇を噛み締めて、声を我慢していると
 啓斗くんは、あたしのクリにシャワーを当てて
 あたしのお尻の穴に指を入れた。


 お尻はっ…!


 あたしの抵抗も虚しく、啓斗くんは
 指の抜き差しを繰り返した。


 お風呂の中だからかな…?
 体がすぐに熱くなって、息が苦しくなってきた。


 もう駄目っ…!


 「 っああぁああ! 」


 体を大きく反らし、シャワーを当てていた
 啓斗くんの腕を掴んであたしはイッた。


 「 啓…「 結夏、可愛い… 」


 ふらふらのあたしをぎゅ、と抱きしめた啓斗くん。
 用意されたかのようにある、湯船にあたし達は入った。


 今、気づいたけど…。
 まだ、夜じゃないんだし…
 明るいから恥ずかしいな……。

 
 啓斗くんの座っている上に、 
 あたしはちょこん、と座った。


 「 結夏の体、綺麗…… 」


 啓斗くんはあたしの耳元でそう囁いた。
 あたしはぴくん、と小さく反応する。


 「 やっ…! 」


 啓斗くんは、イッたばかりのあたしの
 あそこを人差し指でちょこちょこ、といじってきた。


 な…、今日の啓斗くん……エッチ過ぎるよぉ。
 こんなんじゃ、体が持たない〜っ。


 「 あっ…ふ…ん……! 」

  
 クリをなぞられたり、焦らされたり、
 引っ張られたり、押されたり…………。


 今日の啓斗くんは、本当にエッチ。


 「 結夏… 」


 啓斗くんは、何度もあたしの耳元で名前を囁いた。
 片手でクリをいじり、片手で乳首をいじる。


 そんなに一気に…!!


 「 ひゃああぁあ! 」


 今日……、何回目だろう?
 もう、頭が真っ白で何も考えられない。


 


298: 名前:留奈☆07/30(金) 00:03:59 HOST:z230.115-65-25.ppp.wakwak.ne.jp
主様…大正解です…////私ドMなんです!
啓斗くんにいじめてもらいたいです…////
ていうか啓斗くんが欲しいです…!
惚れてます…////
やばいです!
あの!主様!よかったら仲良くしてください!!るなって呼んでくださいね♪


299: 名前:少数☆07/30(金) 09:25:31 HOST:p92a529.szoknt01.ap.so-net.ne.jp
質問してもいいかなあ??
Q1どこ住みですか??
Q2何歳の何年生ですか??
Q3性別は??(もしも女の子じゃなかったために・・・)Q4自分のエロ度は1〜10でたとえるなら
Q5星座は何??
Q6何年何月生まれ??
これを私から先に答えますね★
A1静岡県です
A211歳の小6です
A3女です
A4エロ度は7ぐらいかな??
A5おとめ座です
A61998年9月7日に生まれました


300: 名前:まや☆07/30(金) 10:53:05 HOST:ser357012015739935
あげます♪

祝☆300


301: 名前:乃愛☆07/30(金) 14:19:24 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*留奈

 さっそく、留奈って呼ばせて頂きました♡
 啓斗に惚れちゃったんですか-?

 啓「 さんきゅ、留奈!
    お前みたいな可愛い子に惚れられるのは、嬉しいぜ!! 」

 …だそうですv

 
 勿論、仲良くしましょうね(+●'艸`*bq)⌒+Pq*§


 でぃあ*少数さま

 質問ですか?喜んで、答えさせて頂きます♡

 Q1*千葉県です♡
 Q2*14歳の中2ですよッ♡
 Q3*女の仔です♡
 Q4*ん-...6くらいでしょうか?v
 Q5*蟹座ですv´ω`v (←蟹のつもりv)
 Q6*1996年7月13日生まれです♡

 でぃあ*まやさま

 あげ、有難う御座いますッ♡


 ♡♥皆様へ♥♡

 な、何と…300まで行っちゃいましたぁ!Σ
 自分に吃驚なんですけど…((笑´ω`ヶラ
 ここまでこれたのも、皆様のお陰だと思っています。
 これからも、「 俺だけのプリンセス 」をお願いします♡

 
 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 風呂から上がり、ふらふらとなった結夏を持ち上げて
 自室へと俺は戻る。

 結夏は、頬を赤く染めて
 人形のように黙って俺に抱かれていた。


 ―バタンッ。


 部屋に入り、ベットに結夏をおろす。
 …と言うより、寝かせた。


 「 啓斗くん…? んんっ…! 」


 首を傾げて、寝ている結夏にキスをする。
 閉じている唇を舌で開こうとする。

 
 「 やめっ…んっ! 」


 一瞬の隙を狙い、俺は結夏の口の中に舌を入れる。
 最初は抵抗していた、結夏だが、次第に力が緩まっていく。


 「 んふぅ……ん……っ 」


 潤んだ大きな瞳。
 さらさらの綺麗な髪。
 透けるように白い肌。
 潤っているピンク色の唇。
 無駄のない綺麗な体。


 全部、全部…


 俺のものにしたい。



 「 んぁ……んっ… 」


 ベットの上で全裸の結夏。
 こいつは自分の姿を分かっているのだろうか。


 俺は、結夏の体を優しく撫で回しながら
 濃厚なキスをした。


 「 んぅ!…はぁ……はぁ… 」


 唇を離すと、2人の間には銀色の愛し合った糸。
 結夏は、目をとろん…とさせて肩で息をしている。


 「 はぅん! 」


 俺は黙っている結夏の乳首をいじりながら、
 また、ぬるぬるとしてきた、あそこに指を沈めた。


 「 にゃあっ…やらぁっ! 」


 猫のような喘ぎ声を出しつつも、
 結夏は俺の手を掴み、阻止しようとした。


 だが、結夏の中に入った指を動かしているのは結夏だった。
 自分で、腰をくいっ…と動かしている。


 「 淫乱な女の子だな… 」


 俺はくす、と不敵な笑みを浮べた。 
 そして、露になっていた自分のものを結夏に近づけた。


 「 〜〜っ! 駄目っ! 」

 結夏は、ガバッと体を起して
 ベットの角に向かって、逃げるように後退りした。


 「 な、んで……? 」


 そう俺が問いかけると、結夏は頬を赤く染めた。
 

 「 その…、何回もえっちしてたら、
   えっちの大切さが分からなくなっちゃう… 」


 結夏は、シーツで自分の顔を隠しながら呟いた。
 俺は、ふう…と溜息をついて、再び結夏を押し倒した。


 「 啓斗くっ…!? 」


 「 分かってるって 」

 
 俺はそう言って、結夏の口を塞ぐように
 触れるだけのキスをした。


 


 
 


302: 名前:乃愛☆07/30(金) 14:39:36 HOST:p021c30.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 「 要するに、結夏の中に…
   俺のもんを入れなければいいってことだろう? 」

 
 あたしは、こくこく…と小さく頷いた。
 すると、啓斗くんの顔が一気に悪魔に変わった。


 「 だったら…、結夏だけを苛めるのは有りだろ? 」

 
 そう言って、啓斗くんは
 あたしのあそこに顔を埋めた。


 「 なぁっ…!? 」


 あたしの抵抗も虚しく、
 啓斗くんは、あたしのあそこをぐいっ…と広げた。


 「 俺と何回もヤッてるのに、
   何でこんなに綺麗なんだ…? 」


 「 やっ…! 」


 そんなに、広げて見ないでっ…!
 …って言うか、そんなところで喋らないでよぉ。


 ―つんっ。


 「 やあっ! 」


 いきなり、全身に電流が走ったような感覚があたしを襲う。
 啓斗くんは、あたしのクリを舌で刺激していた。


 「 ちょっと触れただけなのに、もう愛液出てる… 」

 
 啓斗くんは、あたしの愛液を確認すると
 中にまで舌を進入させた。


 「 あぁんっ!…んっ、はぁ…!…やめっ…! 」

 
 イきそうっ…!


 ―ピタ。


 「 え…? 」


 一気に啓斗くんの行為が止まった。
 啓斗くんはにっこりと微笑み、


 「 “止めて”って言うから、止めたんだけど 」

 
 …と言った。
 
 あそこが…もぞもぞする……。
 イきたいっ…。


 でも、言うのは恥ずかしいよぉ。



 「 “イかせて下さい、啓斗様っ”って言ってみ? 」

 
 「 ほえ…? 」

 
 啓斗くんの発言に、自分の耳を疑う。
 い…“イかせて下さい、啓斗様っ”!?

 
 「 言えよ 」


 あたしは首を左右に何度も振る。


 「 イきたくねえの? 」


 あたしの割れ目をつつー…となぞった啓斗くん。


 「 ひゃあっ…! 」


 「 ここ、ぴくぴくしてるけど? 」


 あたしのあそこを指差して、くすくすと笑う啓斗くんは
 本当に悪魔のように見える。


 「 イ…かせて、下さい…… 」


 「 聞こえなぁい 」


 は、恥ずかしいよぉ……。


 「 イかせて下さい、啓斗様っ! 」


 あたしは両目をぎゅ、と瞑り
 手に力を込めて言った。


 「 了解 」


 啓斗くんは、舌をぺろ…と出して、
 また悪魔のような笑みを浮かべた。


 「 ひゃあぅんっ!…あっ、んはぁっ! 」

 
 啓斗くんは、人差し指と中指をあたしの中に入れて、
 親指で、あたしのクリを刺激した。


 「 いやらしい…いや、エロい顔だなぁ… 」


 そう呟いた啓斗くんは、
 手の動きを早めた。


 「 ひゃああぁああ! 」


 ビクンッ、と体を大きく揺らして
 あたしは絶頂に達した。


 
 


 


303: 名前:大坂っ娘。☆07/30(金) 14:41:01 HOST:zaqd3872d8c.zaq.ne.jp
もぉまじこういうのキュンキュンしちゃうんやけどっ笑
主さま最高ですっw
あげw


304: 名前:留奈☆08/01(日) 04:19:19 HOST:z230.115-65-25.ppp.wakwak.ne.jp
主様〜!!啓斗くん貰いたいです…////
啓斗くんみたいなドSでドエロでイケメンの男の子にいじめてもらいたいです…////
やばいですよ←
それとタメでいいですよ!!
啓斗くんとお話出来て嬉しいです〜!!
マジで啓斗くんが欲しい!啓斗くん〜!!
主様…あの!主様のこと乃愛っていってもよろしいですか!?すいません!なんかこんなこと頼んじゃって。。。また見にきます♪応援してますよー!!


305: 名前:乃愛☆08/01(日) 14:50:04 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*大阪っ娘。さま

 キュン02してくれて、嬉しいですっ♡
 最高じゃないっすよ-(ノ)ω*)$!、
 あげ、有難う御座います-+(●0ω0*)ノ


 でぃあ*留奈

 タメ語で話すねω.
 駄目-、啓斗は結夏のもの-♥
 ドSでドエロな男を求める、留奈はドMだねえv
 
 啓「 俺が欲しいの?
    クス...、素直な奴は好きだぜ 」


 はい、調子に乗るな変態野郎((殴、
 
 啓「 ...ってえ!
    留奈と乃愛は大違いだな! 」

 ええ、大違いですとも。
 留奈は乃愛と違って可愛いですからね-ω.
  
 タメOKだょbb*
 うん、またコメしてね?


 ----------------------------------------------------

 啓斗Side

 
 「 はぁ……っ…はぁ… 」


 俺のベットのシーツを掴み、
 肩で息をする結夏。


 俺は、結夏にそっと手をのばす。


 「 やっ…! 」


 結夏は、俺の手から逃げるように
 上半身を起して、後ろに下がった。


 「 結…「 も、もう無理だからねっ! 」


 ―へ…?
 無理って何がだ?


 「 何のこ…「 もう、疲れたのっ! 」


 ああ…、
 何だ、そんなことかよ。


 「 アレだけで、もう疲れたの? 」


 「 んえ? 」


 俺の言葉を頭の中で繰り返すようにして、
 何かをブツブツと呟いた結夏。


 そして、目を見開くと
 何かが思いついたような顔をした。

 
 「 け、啓斗くんは他の女の人と
   もっと激しいことを…!? 」


 顔を青く染めて、頬に両手を添えた結夏。

 
 「 馬鹿 」


 俺はそう言うと、結夏の頭を自分に引き寄せた。
 そして、ピンク色の綺麗な唇に触れた―…。


 「 俺が好きなのは、お前だけだし 」


 結夏の唇を親指でなぞりながら、
 俺は少し下を見てそう言った。


 「 っ…うん… 」


 結夏は、顔を赤く染めて頷き、
 俺の手を離して、自分の唇を俺に押し当ててきた。

 
 「 … 」


 一瞬、戸惑った。
 結夏が自ら、キスしてくるなんて。

 
 「 …んんっ! 」

 
 結夏の頭をグイッ、と自分の方に押し
 口をこじ開けて、舌を絡める俺。


 「 ん……ふ…んぁ…… 」


 時々、とろん…とした瞳で俺を見る。
 その顔が愛らしくて、俺は何度も唇を重ねた。


 「 ふ……んぅ…んっ…… 」


 結夏の唇は、いつキスしても潤っている。
 俺は、結夏の小さく漏らす声に酔いながら、行為を続けた。


 「 んっ……啓っ…とぉ……… 」


 その声に、俺は思わず口を離した。
 

 「 …? 」


 結夏は首を傾げて、自分の唇に触れている。
 まるで、自分は何も知らないかのように―…。


 「 今…、“啓斗”て呼び捨てだったよな? 」


 「 えっ!? 」


 どんどん赤く染まっていく結夏の顔。
 

 「 言った、…よな? 」


 俺は結夏の露になっていた、
 乳首を指で優しく転がしながら、そう問いかけた。


 「 …んはぁ!い…言いました 」


 やべっ…、すっげえ嬉しい。

 


 
 


 


 



306: 名前:縷々☆08/02(月) 12:12:16 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
呼・び・捨・て・デビュー!
おめでd!

よくやった結夏!


307: 名前:縷々☆08/03(火) 17:31:15 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
って!
目茶苦茶下がっとるやん!
あげ!!


308: 名前:乃愛☆08/03(火) 19:09:18 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  でぃあ*縷々さま

 結「 えっ...、あ...あれはその...
    思わず言ってしまったものでっ.../// 」


 アゲてくれて有難う御座いますッ☮*/.
 これから更新していきますね(%+'`艸*◆)⌒゚


 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 今の啓斗くんの顔―…

 子犬みたいで可愛いっ。


 呼び捨てで呼んじゃったのは、
 たまたまだけど……。


 啓斗くんがこんなに喜ぶんだったら、
 これからも呼び捨ての方がいいのかな?


 「 駄目 」


 「 えっ…!? 」


 あたしの心を読むように、タイミング良く発言した啓斗くん。
 だ、駄目なの……?
 …って言うか、何であたしの心の考えが分かったの?


 不安そうな顔をした結夏を
 そっと両手で包み込む啓斗。



 「 ふぁ… 」


 思わず、あたしは気の緩んだような声を出した。


 「 俺と2人きりのときだけな… 」


 耳元でそう囁く啓斗くん。
 耳元で話されると、そこに神経が集中する…。


 「 え…? 」


 あたしは、目をとろん…とさせながら
 小さく首を傾げて問いかけた。



 「 俺と2人でいるときだけ、
   “啓斗”って呼び捨てにして…? 」


 ―どきんっ。


 少し寂しそうで、心細そうな声に
 何故かあたしはどきっ…とした。


 「 うん…、啓斗…… 」

 
 あたしは小さく啓斗くんの名前を呼ぶと、
 彼の顎にちゅっ…と音を立ててキスをした。


 
 ―



 「 体、辛くないか? 」


 「 う…ん、大丈夫 」

 着替えをしていると、啓斗くんは
 あたしを覗き込むように声をかけてきた。

 啓斗くんを心配させたくなくて、
 あたしはへらっ、と笑う。


 本当は、ちょっと……体が重い。
 でも、これは…愛された証だよね?


 《 プルルルッ…プルル… 》


 下の方から、***がする。
 



309: 名前:乃愛☆08/03(火) 19:09:36 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

  「 ちょ、行ってくるわ 」


 啓斗くんはそう言うと、
 バタバタ…と足音を立てて階段を降りていった。


 ―ふう。



 思わず、深い溜息が出る。
 何か……、今までより啓斗くんが近くなった気がする。


 “啓斗”―…。



 呼び捨てにするだけで、
 こんなに距離が縮まるものなのかな?


 
 「 はぁ!? 」


 下の方から、啓斗くんの驚きの声が聞こえる。
 一体、相手は誰なんだろう…?


 開いている扉から、顔だけをひょっこりと出し
 あたしは啓斗くんのいる下の方を見た。


 
 「 か、母さん本気かよ! 」


 母さん…?
 あ、お母様…。
 お仕事場から***かな?


 「 あー、分かったよ!じゃあな! 」

 
 そう言って、受話器を乱暴に戻す啓斗くん。
 階段を上がってくる音。
 あたしは慌てて、扉を閉めてベットの上に座った。


 「 だ、誰っ? 」

 何事も知らなかったように、 
 あたしは髪をいじりながら、問いかけた。


 「 ……母さん 」


 「 お、お母様かぁ!
   いっ…一体どうしたの? 」


 むすっ、とした表情の啓斗くんに
 内心ビビりながら、啓斗くんにあたしは近づいた。

 
 「 んー…、残業だから
   仕事場の友達の家に泊まるって 」


 「 ええっ!? 」


 啓斗くんはあたしを抱き上げて
 胡坐をした間に座らせた。

 
 「 ……なぁ、お前…泊まるか? 」


 「 へっ!? 」


 突然の言葉に驚き、 
 あたしは勢いよく振り返る。


 お姉ちゃんの言ってることが的中している―…。


 「 え、えっと…… 」


 言葉に詰まるあたしを包み込む手に
 ぎゅっ…と力を込める啓斗くん。


 「 俺は……… 」


 ―ぴくんっ。


 あたしの弱い、啓斗くんの囁き。
 一気に顔が赤く、熱くなっているのが分かるよ。


 「 結夏と…一晩、過ごしたい……な 」


310: 名前:縷々☆08/03(火) 19:18:08 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
啓斗母ナイス!
ネクスト!


311: 名前:沙理☆08/03(火) 20:32:47 HOST:p0034-ipad01akatuka.ibaraki.ocn.ne.jp
初めて読んでいっきに最後まで
読んじゃいました^^

最初に雄輔が言っていた「フィアンセ」という
言葉が気になりますが・・・
その話はどうなったのでしょう??

個人的に雄輔が好きなので
出来ればもう少し出せませんか??

無理なお願いですが、よろしくお願いします orz…



312: 名前:乃愛☆08/04(水) 17:00:59 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*縷々さま

 
 啓母「 うふっ、何年生きてると思って?
     貴方達より、人生経験は豊富なんだから! 」


 NEXT希望、有難う御座います゜*(◎'凵`圉)★



 でぃあ*沙理さま

  
 さ、最初からですか-っ!?Σ
 
 雄輔の「フィアンセ」の話は、
 もうちょっと後の話ですねv

 2人(啓斗/結夏)の愛がもう少し深まってから...
 予定では、そろそろ出てきますよ(ノ)ω*)$!、

 まさかの雄輔ふぁんですか!?Σ
 分かりました、意識してみます.+%+(*`o∀o艸)$*.


 
 -


 今回は都合により、更新は次回になります。


313: 名前:乃愛☆08/05(木) 10:32:54 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 「 あ……たし…も、一緒にいたい…… 」


 俺の首に透き通るような白く細長い腕を
 絡めて、耳元で囁いてきた結夏。


 やば……、理性が………。


 「 勿論、結夏に触って良いんだよな? 」


 俺は、結夏の耳をぺろっ…と舐めて問いかけた。
 みるみるうちに結夏の顔や耳は赤くなる。

 
 おー、すっげえ反応…。
 まぁ、結夏のことだから否定するだろうな。 

 
 「 い…いいよ? 」


 自分の耳を疑うよな結夏の答え。
 い、今…“いいよ”っつったのか?

 一体どうしたんだ…?
 どっちにしても、俺にとっては好都合だけどな。


 「 結夏…… 」


 俺は、結夏の頬にキスをしながら、
 シャツの中に手を忍ばせた―…。

 「 あっ… 」

 俺の人差し指が、結夏の突起物に触れた途端。
 結夏の体は大きく反応した。

 
 「 もう、かたいな…
   結夏はえっちな女の子だな 」


 少し触れただけなのに、結夏の乳首は
 ぴん…と突起している。

  
 「 やぁ……、言わないっ…んっ……で… 」


 俺は、結夏の背中にまわり後ろから
 乳首を指で転がすように遊びながら、
 結夏のあそこへと手をのばした。


 ショートパンツの中に手を忍ばせて、
 下着の上から探るように割れ目をなぞる。



 「 ひゃうっ!…んぅ……あっ…! 」


 やがて、下着越しでも分かるくらい濡れてきた
 結夏のあそこは、触る度に水音がした。


 「 最近、俺が触る度に
   結夏のここ……濡れるようになったよな 」


 そう言いながら、俺は結夏のショートパンツと
 下着を優しく脱がせた。


 結夏は俺にもたれながら、可愛らしい喘ぎ声を出す。
 その姿が何とも言えないが、愛らしかった。


 「 そんなことなっ…あぁん…! 」


 否定をする結夏を遮るように、俺は
 結夏の中に中指をゆっくりと入れた。

 ぬぷ…、と音を立てて
 俺の指は吸い込まれるように楽に入った。


 「 はぅん……、恥ずかしい… 」

 
 右手の中指で結夏の中を探るように掻き混ぜながら
 左手で結夏の乳首を弄ぶ。


 「 やらっ…!あっ…掻き混ぜちゃっ…!
   変になっちゃうよぉっ…あんっ! 」


 俺の服の裾を皺になるくらい、ぎゅ…と掴み
 体を反らしている結夏。


 「 変に?…なれよ、可笑しくなれよ 」


 俺は、結夏の中に入れていた指をぎりぎりまで
 抜くと、一気に奥に入れた。
 そして、乳首を中指と人差し指で挟み、弄ぶ。

 「 ひゃあぁああっ! 」

 体を弓のように反らした、結夏は
 色っぽい顔をして、絶頂に達した。

 俺は、この瞬間の結夏にいつも欲情している。
 

 
   


 


 

 


314: 名前:沙理☆08/05(木) 10:47:33 HOST:p1242-ipad301akatuka.ibaraki.ocn.ne.jp
更新されてます\(^o^)/

もっと読みたいです!!


315: 名前:乃愛☆08/05(木) 19:04:02 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*沙理さま

 更新しちゃいました♫*/.
 今からまた、更新しますよぉ!

 ----------------------------------------------------
 
 結夏Side


 啓斗くんが、いつもよりえっち……。
 愛されてる証拠っていうのは、分かるけど…
 あたしの体、持つかなぁ…?

 
 「 あ…、結夏 」


 「 ん…? 」


 後ろからあたしの中にまだ指を入れながら
 啓斗くんは耳元であたしの名前を囁いた。


 「 家に…***しなくていいのか? 」


 あっ…、ヤバい! 
 すっかり忘れてた…。

 
 「 する!***…借りてもいい? 」

 「 いいよ、親には何て言うの? 」

 
 首を傾げて、少し心配そうな顔をしている啓斗くん。
 やっぱり、そうゆうのは啓斗くんでも心配になるよね?


 「 お姉ちゃんが、出てくれるから… 」


 すると、啓斗くんの顔はふっ…と緩む。
 やっぱり…、変に緊張させちゃった。


 「 じゃあ、行って来るね 」


 あたしがそう言うと、啓斗くんは
 にこ…と微笑み、手を振ってきた。


 ―ぱたん。


 扉を閉じて、あたしは自分の姿に気づく。
 あ…、あたし…全裸だっ…!


 ど、どうしよう…。
 でも、***は姿が見えるわけでもないし。
 大丈夫だよね、お母様も来ないし…。
 
 
 あたしは、溜息をつきながら
 受話器に手をかけた。


 えーっと…、***番号は……


 《 プルルル…プルルッ…はい、今村です 》

 
 お姉ちゃんの声。
 約束通り出てくれたんだぁ…。


 「 お、お姉ちゃん?結夏だけど… 」


 《 ああ、結夏。やっぱり、お泊り? 》


 受話器の奥から聞こえる、鼻で笑ったような声。
 うう…、お姉ちゃんにはお見通しだぁ。


 「 う、うん…お母さんには…… 」


 《 上手く言っておくよ 》


 あたしが言葉に詰まると、お姉ちゃんは
 優しい声でそう言ってくれた。

 
 “有難う”―…
 あたしは、***越しにお姉ちゃんに囁くように言うと
 受話器を元に戻し、啓斗くんの部屋へと戻った。

 
 ―かちゃ…。
 
 「 大丈夫だったか? 」


 扉を開く音で、啓斗くんはあたしの方を向く。
 あたしは、何も言わずににっこりと微笑む。


 「 じゃあ、するか 」


 そう言って、啓斗くんはベットにあたしを押し倒した。
 そして、あたしの足を大きく広げて、舐めるようにまじまじと見つめた。

 
 「 綺麗……だな 」


 そうぽつり…と呟いた啓斗くんの言葉に
 あたしのあそこはぴくっ…と反応した。


 ぬぷ…、と音を立てて、
 あたしの中に2本の指が入った。



 「 ひゃあっ!…ん…はぅん… 」


 奥まで入った、啓斗くんの指。
 2本も簡単に飲み込んじゃうなんて…
 あたし、えっちなんだ……。


 色々と考えていると、
 あたしの中に入った2本の啓斗くんの指が
 ばらばらに動き始めた。


 「 ひゃあぁん!…あっ、んふぅっ…! 」


 声を我慢するように、あたしは下唇を噛み締めた。
 あたしのえっちな声…、恥ずかしいから聞かせたくないっ。 
 すると、啓斗くんの指があたしの唇に近づいた。


 「 駄目…、可愛い声……もっと聞かせて? 」


 ―きゅんっ。


 その言葉にあたしの恥じらいは無くなり、
 同時にあたしのあそこがきゅっ…と引き締まった。


 「 あぁああっ!イッちゃ…イッちゃうぅ! 」


 ―ぴた。



 啓斗くんの指の動きが、ぴたりと止まる。
 思わず、あたしは目を丸くした。


 な、んで……止めちゃうの?


 「 まだ、イッちゃ駄目。
   イクのは、俺のものにしない? 」

 
 


 

 


316: 名前:沙理☆08/05(木) 19:15:53 HOST:p8236-ipad205akatuka.ibaraki.ocn.ne.jp

啓斗君、かっこいいですね!!
主様は天才ですか??


317: 名前:ありさ☆08/05(木) 23:41:24 HOST:cmu06a17.cncm.ne.jp
おっひさしぶりでぇす!!

ヤバい!!!
啓斗くん・・かっこよすぎ///

ウチ意外にも←爆
Mだからっ

いじめられたぁい・・・タヒ


318: 名前:乃愛☆08/06(金) 09:51:00 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*沙理さま

 啓「 沙理さんみたいに
    可愛い子に言われるのは嬉しいです 」

 乃愛は天才じゃないですよ!?Σ
 何方かと間違ってると思いますぅ((笑

 
 でぃあ*ありささま

 お久し振りです(ノ)ω*)$!、
 
 啓「 有難う、ありささんは可愛いですよ。
    ありささんが、Mだなんて嬉しいな 」

 あ-、ありささんがMとか言うから
 啓斗のドSスイッチが少し入っちゃったじゃないですかぁv

 ----------------------------------------------------

 啓斗Side


 口元に手を当てて、潤んだ瞳で俺を見つめながら
 結夏は少し照れ気味に小さく頷いた。


 俺は、結夏の了承を得てから
 自分のものをゆっくりと挿入した。

 
 「 ああぁああ… 」


 結夏の中に俺のものがゆっくりと……入っていく。
 奥に入れば入る程、結夏の声は大きくなり、
 体は弓のように反っていく。


 「 大きいよぉ……啓斗くんの… 」


 俺のものがすべて、結夏の中に包み込まれたとき
 結夏は頬を真っ赤にさせながら呟いた。


 「 啓斗って呼べよ 」


 俺は少し、頬を膨らませながら
 結夏の中に入れた自分のものをぎりぎりまで抜いた。


 「 はぅ………、け…啓斗…… 」


 小さく声を漏らしてから、息を整えて
 小声で俺の名前を囁いた結夏。


 俺は、それを聞いてから自分のものを
 結夏の奥に向かって、一気に突いた。 



 「 ひゃあぁんっ! 」


 
 俺のものが、結夏の子宮まで一気にたどり着いた。
 先が、こつん…と何かとぶつかる振動。

 
 結夏は、自分のお腹辺りに手を置き
 可愛らしい喘ぎ声を出した。


 俺は、満足気な顔をすると
 腰を激しく動かし始めた。


 「 あっ、あっ…!んはぁっ…あんっ! 」


 俺が腰を動かす度、結夏の大きく綺麗な胸が
 ゆさゆさ…と揺れる。


 俺は、腰を動かしながら、
 結夏の乳首を指で弄んだ。


 「 らめぇっ…!両方はぁ…あんっ、あっ! 」

 途端に反応した結夏の体。
 どうやら、結夏は両方攻めが弱いらしい。


 神経を中の方に集中すると、不意打ちをかけるように
 乳首が弄ばれる。
 逆のことを考えると、また…攻められる。


 「 あっ、やぁ!イッちゃ…、イッちゃうよぉ! 」


 今にもイキそうな、艶やかで色っぽい顔をした結夏。
 眉間に皺を寄せて苦しい顔をしている表情が何とも言えない。


 「 早いな…、やっぱり結夏はえろいなぁ! 」


 言葉を言い終わると同時に俺は、
 腰の動きを更に早めて、結夏の顔を見つめた。


 「 あぁんっ!あっ、駄目っ…イクッ!イ、イッちゃあぁあああっ! 」

 
 仕舞いには、自分でくりをきゅうっ…と摘み
 中をきゅっ…と引き締めて、絶頂に達した結夏。
 とうとう、自分の手も使うようになったのか…。


 結夏の中が、きゅっ…と引き締まったことによって
 俺は、ぎりぎりまで抜くことが出来ずに
 慌てて、自分のものを無理やり外に出した。


 


319: 名前:縷々☆08/07(土) 10:34:17 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
更新されてるー☆
あげ!


320: 名前:留奈☆08/08(日) 16:20:53 HOST:z230.115-65-25.ppp.wakwak.ne.jp
うぁ〜///乃愛ちゃん〜!やばいよ…///
啓斗くん〜るなのこといじめて////
ドMなのでドSな啓斗くんが大好きです…////乃愛ちゃん…啓斗くんやばい〜
カッコイイよぉ〜///
乃愛ちゃん!!またみにくるね♪
応援してるよ〜!!


321: 名前:乃愛☆08/09(月) 18:08:04 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*縷々さま

 更新しちゃいました-♥
 今から、また書いていきますねbb*


 でぃあ*留奈

 ヤバいかな-?ww
 
 啓「 どう苛めて欲しいか...、言って下さいよ 」

 啓斗は、乃愛の手によって良い男へと成長していくのです...♥ 
 また、見に来てね!!待ってまぁすv

 
 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 疲れ果てたあたしの額にそっと降りてきた
 啓斗くんの温かい右手。


 「 啓斗くん…… 」


 あたしの頭をゆっくりと撫でながら、
 啓斗くんは優しい顔をしている。


 「 啓斗ね 」


 顔や行動とは裏腹に、言葉は胸に突き刺さるような言い方だ。
 呼び捨てなんて、すぐ慣れるわけないじゃないっ…。

 
 「 啓斗… 」


 あたしの言葉を受け取るように、
 啓斗くんは両手であたしを包み込んだ。

 すっぽりと入ってしまうあたしの体。
 啓斗くんが大きいのか、あたしが小さいのかよく分からない…。
 でも、すっぽり入っちゃうのって…大好き。



 「 結夏も、とうとう俺だけじゃ物足りなくなったんだな 」


 啓斗くんは、鼻で笑いながらそう呟いた。
 何を言っているのかよく分からない…。


 首を傾げたあたしを見て、また鼻で笑った啓斗くん。


 「 だって、最後とかさ。
   自分でクリ摘んでたじゃん 」


 「 えっ…!? 」


 “信じられない”…、
 あたしがそんなことするなんて…。


 「 こんな感じに摘んでたぞ 」


 啓斗くんは、にや…と悪魔のように微笑むと
 あたしの陰核(クリ)をきゅうっ…と摘んだ。

 突然、体中に電流が走ったような感覚があたしを襲った。

 
 「 ひゃあんっ! 」

 
 たった一瞬のことだったのに、
 あたしの体は大きく反応した。


 「 おお、感度良いなぁ… 」

 
 啓斗くんの博士のような、関心した言い方。
 ちょっと触られただけなのに…、恥ずかしい。


 「 まぁ、エロい結夏は大歓迎だから 」


 啓斗くんは舌をぺろっ…と出して、
 物欲しそうな顔をして、あたしを見つめた。


 そ、そんな顔しないでっ…。
 

 あたしは、赤くなった顔を隠すように
 啓斗くんのベットに潜り込んだ。


 



322: 名前:縷々☆08/09(月) 21:45:39 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
えろい啓斗っちも大歓迎でっせ〜〜☆
あげだぉん!


323: 名前:乃愛☆08/10(火) 18:58:44 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*縷々さま

 
 啓「 本当?じゃあ、縷々さんが俺のこと...満たしてくれるの? 」


 あげ、有難う御座います★!


 ----------------------------------------------------

 
 啓斗Side


 結夏は本当に可愛いな……。



 ずっと、俺のものでいてよ。
 ずっと、俺の中にいてよ。
 ずっと、俺の傍にいてよ。


 ずっと、ずっと………。



 「 ねえ、啓斗く…じゃなくて、啓斗 」


 頬を赤く染めて俺の名前を呼び捨てにしている。
 そんな些細な行動すら可愛らしいと思える。


 「 うん、なぁに? 」


 俺は、くすっ…と微笑んでから首を傾げてやわらかい口調で問いかけた。


 「 あ、のっ…… 」


 急に顔を真っ赤に染めて、言葉に詰まる結夏。
 一体、何が何があったんだろう…?
 いきなり、顔を赤くしちゃって……。


 「 よっ、夜ご飯……作りましょうか? 」


 上半身を起して、露になっている体を
 シーツで隠しながら、言ってきた結夏。


 ああ、そう言えば腹が減ったような…。
 

 俺は黙って、こくり…と頷いた。
 結夏の顔はぱぁぁ…と明るくなっていく。


 「 あの…、服…下に置いたままだから、その… 」


 「 ああ。そうだな、Tシャツでいい? 」


 戸惑っている結夏の姿が兎のように見える。
 タンスの中から、小さめなTシャツを探す。

 
 「 あ、これなら良いかも 」


 中学のときに着ていたTシャツ。
 俺は、それを持ち結夏に近づいた。


 「 ありがと…んん!? 」


 両手を俺に差し出している結夏を無視して
 俺は、結夏にTシャツをやや強引に着せた。


 「 あ…れ? 」


 俺は目を丸くした。
 小さめなTシャツを選んだはずなんだけど…。


 「 お、おっきいよぅ… 」


 涙目で俺を見つめている結夏。
 Tシャツは結夏の膝のちょい上あたりまである。


 「 ぷはーっ!! 」


 そんな間抜けな姿に俺は爆笑。
 こ、ここまで小柄な女の子って…。
 

 ―


 「 ひーひー… 」


 「 もう、笑いすぎっ! 」


 俺はリビングのソファに座りながら
 料理をしている結夏を見ながら、未だに笑っている。

 だぼだぼのTシャツを着ながら、
 母さんのフリルのエプロンをつけている。


 結構…いや、かなり…エロいかも。
 本当は、裸エプロンとかしてほしいんだけどな。

 



 
 


324: 名前:縷々☆08/10(火) 21:04:16 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
ん〜〜啓斗っちを満たしてはあげない←
中途半端に欲求不満にする←

あ、呼び捨ておkですよ!


325: 名前:大阪っ娘。☆08/11(水) 11:54:36 HOST:zaqd37ce7e3.zaq.ne.jp
裸エプロンやらせちゃって欲しいなぁ笑
本当に啓斗くんえっちっw←


326: 名前:乃愛☆08/11(水) 17:58:28 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*縷々

 さっそく.呼び捨てにさせて頂きましたv
 ところで...今更ながら.お名前は何と読むのですか?w
 乃愛は.漢字苦手だし.文才無いし...お恥ずかしいです/// 
 啓「 ひどっ!Σ
    まぁ...そんな縷々さんも良いけどね 」

 
 でぃあ*大阪っ娘。さま

 大阪っ娘さまは.裸エプロン好きなんですか-?((笑

 啓「 えっちな俺は嫌い? 」

 
 ----------------------------------------------------

 結夏Side


 「 ねー、何作るの? 」


 ソファに座りながら、啓斗くんは
 目を輝かせて私を見る。

 くすっ…、小さい子みたいで可愛いっ。


 「 オムライスだよっ! 」


 ピーマンと人参を両手に持ち、啓斗くんに見せる。
 

 「 オムライスとか、めっちゃ好きなんだけど! 」


 啓斗くんの顔が、ぱぁぁ…と明るくなる。
 鼻歌を歌いながら、調理中のあたしを見つめる啓斗くん。


 そ、そんなに見つめないでーっ!


 体中が心臓になったみたいに、どきどきしてる…。
 うう…、緊張して上手く出来るか分からないよぉ。
 てゆーか、指切っちゃったらどうしよ…。


 
 ―


 「 か、完成しましたっ! 」


 「 待ってましたぁ! 」


 オムライスを持って、机に置く。
 他には、サラダとデザートのゼリーも作りましたっ。


 「 食って良い? 」

 
 ソファにいた筈の啓斗くんは、
 気づけば机の椅子に座っていた。

 な、何と素早い…。

 
 「 どうぞ 」


 あたしは、麦茶をコップに注ぎながら
 にこっ…と微笑んでそう言った。


 何か、新婚さんみたい…。
 いつか、本当にそうゆうのが来ればいいな。


 「 んまいっ! 」


 にこっ、と満面の笑みを浮べた啓斗くん。
 あたしは、啓斗くんに麦茶を渡してから
 結構、上手く出来たオムライスにスプーンを入れた。


 
 ―



 お皿も洗い終わって、今は休憩タイム。
 あたしは、啓斗くんの腿に座り抱かれている。


 「 あ、そうだ。
   風呂…入ってきていいよ 」


 TVのチャンネルを変えながら、
 そう言った啓斗くん。


 「 そ、それじゃあ…
   お言葉に甘えて、先に使っちゃうね 」

 あたしは、啓斗くんの傍から離れて
 お風呂場へと向かった。


 
 


 


 
 

 


327: 名前:乃愛☆08/11(水) 18:13:25 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗Side


 今、俺は結夏の新しい服を洗面所に置こうと思っている。
 …つーのは、口実で!


 結夏の色っぽい姿を見るために、向かっている。
 勿論、俺は結夏と一緒に風呂入るつもり。


 一応、結夏の着替えを洗面所に置き
 俺は、風呂場の扉を開いた。


 「 えっ!? 」


 頭を洗っていたのか、上げていた両手を
 大事な部分へと向かわせる結夏。


 お風呂に入ってるせいか、
 顔はほんのり赤い。

 
 「 俺も、一緒に入ろうと思って 」


 にこっ、と笑った俺を見て
 結夏は言葉に詰まっている。


 「 体は洗った? 」

 
 俺の問いかけに、首を左右に振る結夏。
 

 「 よし、じゃあ俺が洗ってあげる 」


 結夏を、やや強引に椅子に座らせて 
 手にボディーソープを少し多めに絡ませる。

 
 俺は、結夏の後ろに周り
 撫でるように背中を洗い始めた。


 「 ちょっ、大丈夫だよ!?
   自分で出来るってば…あっ…! 」


 抵抗する結夏の背中を
 人差し指だけでつー…と優しく触れる。


 「 スポンジとかより、  
   人の手の方が、しっかり洗えるぞ… 」


 耳元でそう囁き、俺は後ろから
 結夏の胸を揉むように洗い始める。


 「 んっ…はぁ…啓… 」


 座っている体を捻って、俺の名前を呼ぶ結夏。
 その、結夏の顔に俺は心臓を揺らす。


 ―どきんっ。


 結夏の右乳首を指先で、こりこり…と弄ぶ。
 左の胸はリズムよく揉む。


 「 ふぁっ…両方はぁっ…んっ…らめぇ…! 」


 お風呂場だけに、声が響く。
 結夏の顔が段々と赤く染まっていく。


 「 下も洗わないとな 」


 そう言って、片手で乳首を弄びながら
 また、手にソープを絡める。
 そして、ぴと…と結夏のあそこに手をつける。


 「 ひうっ!…つ、冷たいよぉ…あっ! 」

 
 結夏の陰核を、ぬるぬるとしたソープのついた手で
 強弱をつけてこねくり回す。


 「 んっ!…はぁん…あっ!…っ…あ… 」


 結夏の声も、俺の手に合わせて
 強弱のついた声を出している。



 
 
 




 


 


328: 名前:縷々☆08/11(水) 18:15:38 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
啓斗っち……
結夏サムを先に風呂に入れるってことは……はっはーん♥
お姉さんには何をするかお見通しでーす♥
(小学生の癖に何マセた事言ってるんだ自分)


更新応援しています。


329: 名前:縷々☆08/11(水) 18:16:32 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
あ、コメかいているうちにもうひとつのほう更新されてた。

330: 名前:☆08/12(木) 11:14:04 HOST:eac1amu100.tky.mesh.ad.jp
4月21日・・・私は、初体験をしました。Hはした事がありません。
でもやっとヤりました。
4月21日は、彼の誕生日でした。
誕プレに私の処女をあげようと思いました。
彼の部屋についてからスグ、
『俺ちょっとトイレ行ってくるよ♪』
って彼が言いました。彼には私の処女をあげるなんて言ってなかったので、
全然平気な顔をしていました。そして・・・
彼が部屋をでてすぐに裸になりました。
Tシャツを脱ぎ、ブラをとり、スカートを脱いでパンツも脱ぐ。
興奮していたのか、もうぉマンコがビショビショでした。
我慢できずに@人sexをしちゃいました★・・・ガチャッ!!えっ!?
っと思って振り向いたらそこには彼が・・・私は気が動転して何もいえません
でした。すると彼が驚くような事を口にしたのです。
『@人でするくらいなら、俺がやってやるよ(笑)』
ぇえ!!??ビックリしました。そして彼は、私のマン汁をヂュルヂュル音をたて
飲みだしました。感じた事も無いような快感が私の体を突き抜けました。
『ひゃぁ・・んはぁぁ!!やめてぇ・・・しんぢゃゥ』
次の瞬間口の中にチ○コを入れられました。
ドロっとしたものが口に出されました。
『ぅん・・・おいちぃ。。。』
その時の写真があります!このカキコを、コピーして、3箇所に貼り付けてね♪
すると、[          ]にアドレスがでます!
そのアドレスは、貴方にしか見えないよ!
アドレスをクリックすると私と彼の合体写真が!!モザイクはナシ!!
さぁいろんなトコへカキコしよう!!


331: 名前:乃愛☆08/13(金) 19:07:31 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*縷々

 えっ!?Σ
 縷々って小学生だったの!?
 流石.お姉様ですわぁ♡
 啓斗の考えは.お見通しねッv

 
 でぃあ*mさま

 此処を荒らすような発言は控えてください。
 ですが...アゲ有難う御座いますっ。

 


332: 名前:ララ☆☆08/13(金) 21:04:41 HOST:white1-004.scn-net.ne.jp
初コメです!!
私も啓斗くんに抱かれたいです><
てゆーより、初体験して見たいです!!(恥ずいw><)

このエッチなお話めっちゃ憧れます><!!
この次もワクワク楽しみにしています^^
乃愛様のファンになっちゃいました!!


333: 名前:乃愛☆08/15(日) 11:50:30 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*ララ☆さま

 初コメ有難う御座いま-すv;
 啓斗に抱かれたい女の子は大抵Mですが.
 もしや.ララ☆さまもMなんですk((殴←
 初体験は.彼氏様にお願いして下さい-v


 憧れっ...!?Σ
 もっと.上手い人に言う言葉ですよ-v;
 ふぁんとか嬉しいです-♥


 ----------------------------------------------------



334: 名前:marry☆08/15(日) 12:03:15 HOST:p5211-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
はぢめましてっ
marryです♪

最近この小説全部読んだけど
乃愛さんゎめっちゃ文ウマいですねっ(*^^)v

うちもファンになっちゃいましたぁぁ❤


ちなみにウチゎJKです
タメでもいいかな?
これからも頑張ってくださぁぁい☆


335: 名前:ちぇりぃ☆☆08/15(日) 18:58:00 HOST:p6248-ipad113fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp
初めて読んだんですが。。。
ヤバイです!!Mな私は、興奮しまくりでしたっ!!
めっちゃ面白いです!!

これからも、頑張ってください!!
陰ながら、応援してます!!


336: 名前:乃愛☆08/16(月) 19:22:02 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*marryさま

 
 初めましてーっ♡

 
 全部読んで頂けたんですかーっ!? 
 めっちゃ嬉しいです♥*/.
 
 文が上手い!?Σ
 な.何を言ってるんですかぁv
 うちは.文才無いですので...泣

 ふぁん.嬉ぴぃです★!


 JKですかー...羨ましいですっ。
 タメ全然OKですよぉ♪*.
 

 でぃあ*ちぇりぃ☆さま


 ヤバイですか!?Σ
 興奮しちゃってえ...ドMですねえv
 
 面白い!?
 う.嬉しいです♥
 
 頑張ります!
 陰ぢあなくて.表で堂々と応援して下さいw


 ----------------------------------------------------


 「 結夏… 」


 結夏のぷっくり、と膨らんだ陰核を
 色々と刺激をしながら、俺は耳元で名前を囁いた。


 「 ひあっ…!あっ、んあっ…! 」


 つま先まで、ぴん…と力を入れた
 結夏は、俺に体を委ねている。


 俺は、結夏の反応を楽しみつつ
 人差し指で陰核をこねくり回した。


 「 ひゃあんっ!んんっ、っああぁ! 」


 体をびくんっ、と揺らして
 結夏は小さく絶頂に達した。


 「 もう、イッたんだ… 」


 くたぁ…と、力が抜けている結夏の耳元で
 俺は、ゆっくりめな口調で囁いた。


 俺を、とろん…とした瞳で見ている結夏。
 気づけば俺は、結夏の唇を奪っていた。


 「 んんっ…ふ… 」


 自然と瞳を瞑った結夏は、
 余程疲れたのか、抵抗しなかった。


 風呂場での長く、深いキス―…。


 舌を絡める水音が、風呂場に響く。
 そのいやらしい音が、結夏の頭を真っ白にさせる。


  
 「 ふっ…んー…っ! 」


 段々と息が出来なくなってきたのか、
 俺の首に回していた腕を離して、
 胸板を押してきた結夏。


 俺は、少し唇を離して
 結夏に少しだけ休憩を与える。


 「 …っぷはぁ…!なっ…んぅ… 」


 結夏の後頭部を片手で持ち、
 自分の方に寄せて、またキスをする。


 「 …んんっ…けっ…と…ふ… 」


 俺の名前を途切れ途切れで呼ぶ声。
 目を開き、結夏の顔を見ると涙目になっている。


 「 はぁ…はぁ…… 」


 肩で息をしている結夏。
 俺は、結夏をぎゅっ…と抱きしめた。


 「 啓っ…? 」


 結夏は、目を丸くして
 俺に包まれただけ。


 俺は、風呂場の扉を開けて
 用意してあったバスタオルを自分の腰に巻き
 もう1つを結夏の全身に巻きつけた。


 「 ちょっ…、身動きがぁ…! 」


 腕なども、一緒に巻きつけたため
 結夏は幾ら動いても無意味だ。


 そんな結夏をお姫様抱っこをして、
 俺は、自室へと向かう。


 「 啓斗っ…、どうしたの? 」

 
 自分でも良く分からない。
 ただ…、今は結夏を抱きたい。


 


 
 


337: 名前:乃愛☆08/16(月) 19:33:24 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 結夏のバスタオルを巻いたまま、
 俺は結夏をベットにおろす。


 抱きたい…抱きたい、けど…。


 俺は、結夏の隣に寝て
 そっと包み込んだ。


 「 啓斗…? 」


 「 もう、寝よう 」


 不思議そうな顔をしている結夏。
 だけど、少し考えた後に
 結夏はこくん…と、小さく頷いた。


 「 寒くないか? 」

 「 平気 」

 「 苦しくないか? 」

 「 全然 」

 「 無理してな…「 大丈夫 」


 俺の問いかけに、すべて微笑んで答える結夏。
 そんな俺の問いかけを、遮った結夏。


 「 大丈夫、幸せ… 」


 そう言って、結夏は眠りについてしまった。
 
 やっぱり…眠かったんだよな。
 やっぱり…疲れたんだよな。

 それなのに、俺は……。


 ごめん、ごめんな…。


 深く反省している中、
 気づけば俺は眠りについていた―…。


 
 ―



 『 啓斗ぉ…… 』


 「 結夏? 」


 俺の名前を呼ぶ、声。
 振り返ると、そこには結夏がいた。


 『 啓斗の…欲しい… 』


 結夏は、舌をちろっ…と出して
 物欲しそうな顔をしながら、俺のものを見た。


 「 何言って…! 」


 『 いいじゃん… 』


 そう言って、結夏は俺のものを露にした。
 先っぽだけを咥える結夏。

 
 「 っ…結夏… 」

 
 『 啓斗の美味しい… 』


 付け根まで口に咥えた結夏は、
 1人で顎を動かしてる。


 「 う…あっ…出る! 」


 
 ―


 「 啓斗っ! 」

 
 「 ん…ああ…? 」


 小鳥の囀りと共に聞こえたのは、
 結夏の声。


 あ、あれは……夢だったのか。
 ちょ、っとショックだなぁ…。


 テンションの低い俺を見た結夏は、
 少し心配そうな顔をしている。


 「 何か、あったの? 」


 「 いや…その…夢で…… 」

 
 俺は、自分のものを見つめながら
 ぼそぼそと呟いた。

 
 「 夢がどうしたの? 」


 俺は、夢の一部始終を結夏に話した。
 話し終えたとき、俺のものは膨れ上がり
 結夏は、顔を真っ赤にさせていた。


 あー、怒られる…。


 「 その夢……、実現させてあげようか? 」


 自分の唇に触れながら、少し控え気味に言う結夏。
 ゆ、結夏っ…!?







 
 


338: 名前:marry☆08/17(火) 20:25:07 HOST:p6160-ipad07koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
わぁぁい(*^。^*)

んぢゃあこれからタメで!!!


啓斗ゎカッコイイし結夏ゎカワイィし
もう最高でしょっ(*^^)v


更新がんばれぇ(*^_^*)


339: 名前:留奈☆08/18(水) 07:21:23 HOST:z41.124-45-163.ppp.wakwak.ne.jp
ちわっす!乃愛ちゃんーやっぱ啓斗くんはいい!
けど最近大事な人が出来たので啓斗くんからは卒業★
けどやっぱ啓斗くんからは離れられない〜!!
啓斗くん大好き♪
最近あんま来てなかったからこれからはチョクチョク遊びに来させてもらいます☆
乃愛ちゃん書き込み頑張ってね!るなは応援してます!!ではノシ  


340: 名前:乃愛☆08/19(木) 14:47:40 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*marry

 呼び捨てにしちゃった♫*.
 ため.宜しく-♥゜+.
 
 啓「 格好良いですか?有難う御座います 」
 
 結「 そっ…そんな、あっ…有難う御座います/// 」


 更新頑張ります-☆


 でぃあ*留奈

 ちわっす!←
 啓斗いいっすか?v
 
 だ.大事な人って!?Σ
 馬路かよ-.啓斗寂しいぢあんv
 
 啓「 俺より、大事な人が出来たんですか…? 」

 
 うん.ちょくちょく来て♫*.
 更新頑張りますbb*


 ○●皆様へ●○

 この小説を、
 評価出来る人に(評価を)して欲しいんですが、
 おすすめの評価の方がいらしたら、
 教えてください♪*.


 ----------------------------------------------------


 結夏Side


 自分が、どれくらい恥ずかしいことを
 言っているかは、分かる。


 でも、啓斗くんがそうゆう夢を見るのは、
 欲求不満だから…?


 だったら、そんな夢を見ないくらいに…
 啓斗くんの望むことをやればいいのかな?


 「 だ、大丈夫だからっ! 」


 近づくあたしから、逃げるように
 後退りする啓斗。


 「 あたしがやりたいの… 」


 そう言って、動けなくなった啓斗を
 ベットに向かって、優しく押し倒す。


 「 ちょっ、結夏っ…! 」
 

 ゆっくりとベットに倒れた啓斗は、
 結夏の頭に触れて、離れさせようとしている。

 
 否定する理由なんてないでしょ?


 「 なぁに…? 」


 結夏は、赤く染まった顔を隠すように
 啓斗のものだけを見ながら首を傾げた。
 
 
 「 何って……っ! 」


 啓斗の言葉を遮るように、
 結夏は啓斗のものを布越しに
 ゆっくりと撫でた。


 ぴくん、と体を反応させた啓斗。
 結夏が少し触れただけなのだが、
 既に大きくなっている。


 啓斗のものを、露にさせて
 膨れ上がったものに優しく触れる。

 
 す、凄い…。
 とっても大きい。

 こんなのが、いつも
 あたしの中に入ってたの?

 
 「 結っ…! 」



 結夏は、啓斗の先っぽを
 ちろちろ…と焦らすように舐める。


 「 くっ…! 」


 寝た状態のままの啓斗は、
 眉間に皺を寄せて、声を我慢している。


 「 ん… 」

 
 


341: 名前:乃愛☆08/19(木) 14:48:00 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 啓斗のものの裏を
 舌の先で伝うように舐める結夏。


 やり方が分からない…。
 一体、どうしたらいいの…?


 思い切って、啓斗のものを
 口の中に咥える結夏。

 
 「 っ…! 」


 ゆっくりと頭を動かして、
 啓斗の反応を見る。


 「 あっ…う……! 」


 啓斗の時々見せる色っぽい顔。
 女のあたしより色っぽい…。


 「 ん、んんっ… 」


 次第に動きを早めていく。
 

 「 うっ…あ…出るっ!
   結夏、離せっ…! 」


 上半身だけを起した啓斗は、
 結夏の頭を掴み、離そうとする。


 「 んんーっ! 」


 結夏の口の中に、
 どろどろ…とした液体。


 「 ばっ、馬鹿っ…!
   だ、出せ!早くっ! 」


 口を押さえてる結夏の、
 背中に触れながら、目の前に手を出す啓斗。


 「 んんっ…! 」


 首を左右に振り、否定をする結夏。
 こくん、と両目を閉じて
 啓斗のものを飲み込んだ結夏。


 「 あ、ああ〜っ… 」


 呆れたような、がっかりしたような
 そんな顔をする啓斗。


 「 けほっ…けほ…ん… 」

  
 に…苦いよぉ…。
 

 思わず、咳をしてしまった結夏の
 背中をゆっくりと擦る啓斗。


 「 …やっぱ、まずいんだろう? 」


 少しトーンの低い声。
 結夏は、首を左右に振る。


 「 んーんっ。
   啓斗のだから… 」


 少し頬を染めて、俯く結夏。
 啓斗もつられて頬を染めた。


 「 そ、っか… 」


342: 名前:縷々☆08/20(金) 14:51:12 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
久し振りに見たな〜。
あげ〜〜。


343: 名前:乃愛☆08/22(日) 17:09:25 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*縷々

 
 あげ、有難うございますっv



 ----------------------------------------------------


 「 なぁ…結夏 」


 結夏の頭を撫でながら、耳元で
 囁くように話す啓斗。


 「 っ…ん、なぁに…? 」


 一瞬、体を反応させた結夏は
 平常心を装うように首を傾げた。


 「 何処か…行く? 」


 何処か…って。
 もしかして…



 「 デートってこと!? 」


 結夏は、啓斗の方を向き
 目をきらきら…と輝かせながら問いかけた。


 「 お、おう…そうだけど? 」


 少し驚いている啓斗は、
 こくこく…と何度か頷いた。


 嬉しい…。


 すっごく嬉しい。



 「 行くっ! 」


 にこっ…と満面の笑みを浮べた結夏は
 啓斗の首に腕を回した。



 「 何処行きたい? 」


 「 んー…、何処でも良いよっ 」


 「 じゃあ、海優の働いてる服屋でも良い? 」


 啓斗の言葉に、結夏の動きは
 ピタリ…と止まる。


 海優さん―…


 GIRL’S LOVEという服屋で働いている、
 美人な女性。


 だけど、あの人は
 あたしを友達に犯させようとしたらしい―…



 そんな人とまた会ったら…



 「 嫌っ…だったら他の服屋さんがいい! 」


 「 何で? 」


 強く否定した結夏の顔を
 不思議そうな顔をして見る啓斗。


 何でって…
 啓斗くんが…
 捕られちゃうかもしれないじゃん…!

 
 「 でもさ、俺達のラブラブを
   自慢とか…してみたくねぇ? 」


 くすっ…と悪魔のような笑みを浮べて
 啓斗は、結夏の頬にキスをした。


 「 っ……自慢? 」


 


 



 
 
 


344: 名前:乃愛☆08/22(日) 17:31:34 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 啓斗Side



 結夏は、啓斗の言葉に目を丸くしている。



 「 そ。
   今のうちに釘刺しときゃ、
   もう邪魔されることは無いぜ 」


 啓斗の言葉に納得しているのか、
 結夏は、こくこく…と首を上下に動かした。


 「 でも… 」


 まだ心配そうな顔をしている結夏は、
 眉を下げて、啓斗の顔を見た。


 「 大丈夫。
   俺があいつに惚れたりしねぇから 」


 「 本当…? 」


 にっ、と余裕の笑みを浮べた啓斗の顔を
 少し明るくなった顔で見る結夏。


 「 おう。それに…
   新しい服も欲しくなっただろ? 」


 図星なのか、顔を赤くして俯いた結夏。
 

 「 じゃあ、行きたい…な。
   元々、好きなお店だったし… 」


 にこっ、と少し控えめに微笑んだ結夏。
 啓斗は結夏の頭を撫で、微笑み返した。


 
 ―



 「 入るぞ 」


 「 う、うん… 」



 目の前には、海優の働いている店。
 啓斗のやや後ろに隠れている結夏。


 「 いらっしゃいませぇ! 」


 入った瞬間に、啓斗の腕を掴んでいた
 結夏の手に力が入った。


 「 大丈夫… 」


 耳元でそっと囁くと、
 結夏は安心したのか、こくん…と頷いた。


 「 さて、どんな服が欲しい? 」


 店内の奥へと進み、服を選ぶ2人。


 「 お客様、どのような服をお探しですか? 」


 後ろから、大人っぽい綺麗な声。
 そして、聞き覚えのある声……。


 「 海優… 」


 「 啓斗… 」


 2人の声はほぼ同時だった。
 結夏は、海優から隠れるように
 俺の後ろへと来た。


 「 久し振りね、啓斗。
   ……彼女さんも 」


 "彼女さんも"の声だけに、
 棘があるような気がする。

 
 「 あ、こいつに合う服探してもらってもいいか? 」


 啓斗は、後ろに隠れている結夏の肩を掴み
 海優の正面に立たせて、にこっ…と微笑んだ。


 「 え、ええ…。構わないわ 」


 にこっ、と営業スマイルをした海優。
 此処では、店員とお客の関係だ。


 海優と結夏の姿を、 
 少し離れた場所から
 眺めるように見つる啓斗。


 


 


345: 名前:乃愛☆08/22(日) 17:47:37 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 結夏Side


 「 …お客様? 」


 「 っ…、はい! 」


 海優さんの顔が見れない…。


 「 啓斗の好きな服が良いのよね?
   それだったら……… 」


 啓斗のことなら、
 何でも知っているかのような話し方。


 昔は、あなたとの関わりもあったかもしれないけど。
 今は…、今は、あたしが啓斗くんの彼女なんだからっ!


 「 ねえ、啓斗のプレイ…どうなの? 」


 ふっ…とすれ違いになったとき、
 鳥肌が立つような、低い声が耳に入った。


 「 っ…! 」


 「 羨ましいわぁ。
   今日にでも誘ってみようかしら 」


 このとき、始めて見た海優の顔。
 笑っているように見えるが、
 目だけは笑っていない…睨んでいる。


 「 結夏っ! 」


 後ろから啓斗の声。
 海優から逃げるように、
 結夏は、啓斗の元へと戻った。



 「 結夏、これ着て! 」


 赤のチェックが入っているミニスカ。
 啓斗は、満面の笑みでそれを結夏に渡した。


 「 可愛い… 」


 「 本当ね。
   試着室があるので、どうぞ? 」


 啓斗と結夏の後ろに、ふっ…と現れた悪魔。
 

 「 そうだな。結夏、行くぞ 」


 「 えっ…、あ…啓斗くんも!? 」


 結夏の手を引いて、試着室へと向かう啓斗。
 結夏の問いかけに、啓斗は微笑みながら頷いた。


 「 では、私は此処にいます 」


 試着室の前で海優はそう言って、
 ぺこり…とお辞儀をした。



 「 はぁ…啓斗くん、やっぱり無…んっ! 」

 
 試着室の扉を閉めて、壁に寄りかかった結夏の
 口を、手で塞いだ啓斗。


 啓斗はにこっ、と不敵な笑みを浮べると
 結夏の太股を優しく撫で始める。


 「 ひゃっ…!啓斗くっ…? 」


 啓斗は、結夏の目の前で座り込むと
 結夏の下着を脱がせた。


 「 ちょっ…何してるの!? 」


 結夏の足を無理やり開かせて、
 陰核を、舌で舐める啓斗。


 「 あんっ! 」


 ぴくんっ、と大きく体を反応させて
 可愛らしい声が試着室だけではなく、
 海優の元まで届く。


 「 んあっ…あ!…っ、ふあ… 」


 
 



346: 名前:まや☆08/23(月) 07:43:00 HOST:ser357012015739935_docomo.ne.jp
あげます☆☆☆

347: 名前:ちぇりぃ☆☆08/23(月) 19:07:14 HOST:p6248-ipad113fukuokachu.fukuoka.ocn.ne.jp
上げです☆

めっちゃ面白いです♪
美海・・・
面倒なとこにならないといいですけど・・・


348: 名前:marry☆08/23(月) 19:24:25 HOST:p8251-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
あげ×100www

やっぱこの小説がいちばんだねっ(*^^)v


啓斗のドS度がどんAあがってるような・・・
でもS彼氏ゎイイかもねっ❤


結夏のかわいさもあがってる♪


店員さん嫌な感じ(*_*;
2人の関係をジャマしないでっ<(`^´)>


349: 名前:留奈☆08/24(火) 01:32:31 HOST:z146.220-213-9.ppp.wakwak.ne.jp
乃愛ちゃん!啓斗くんやばいー!カッコよすぎっ★
大好きだよ〜////
更新頑張ってね!では!


350: 名前:美里☆08/24(火) 11:55:46 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
主様は天才ですね(^-^)
ちなみに名前何て呼ぶんですか?バカですいません(>_<)
これ面白いですね!!
気に入りました^^
これからも頑張って下さいね♪
応援してますよ(^_-)
ファイト!!!


351: 名前:美里☆08/24(火) 11:59:40 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
すいません、間違えました(>_<)
ちなみに名前何て呼ぶんですか?じゃなくて
ちなみに名前何て読むんですか?でした
私、けっこう天然なんですよー。すいません!!!


352: 名前:縷々☆08/24(火) 17:23:56 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
久し振りの訪問なの〜!
更新されてる!
あげw


353: 名前:話し屋☆08/24(火) 17:44:48 HOST:softbank219049144023.bbtec.net
自分のこと「天然」とか言うやつ、1番かわいくねぇよなw
つーかこの世に天然なんかいねーぞ?w
タダのお前の勘違いだww

はい、ここまでは1人言っすw
更新頑張ってくださいねー^^


354: 名前:乃愛☆08/25(水) 11:48:22 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*まやさま/ちぇりぃさま/marry/留奈/
     美里さま/縷々さま/話し屋さま


 皆さん.有難う御座います★!
 更新頑張るので.応援お願いします´`*

 美里さま.
 乃愛は「のあ」と呼びます♥*/.



355: 名前:美里☆08/25(水) 15:22:14 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
>>354
「のあ」って読むんだ〜。
私「のあい」かと思ってました。バカですいません(>_<)
頑張って下さいね^^
応援してますよ


356: 名前:留奈☆08/25(水) 23:56:39 HOST:z146.220-213-9.ppp.wakwak.ne.jp
てか啓斗くんに俺より大事な人?とかいわれたらそれは勿論啓斗くんじゃないですか///やばいw乃愛ちゃん更新頑張ってね!

357: 名前:美里☆08/26(木) 13:53:41 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
また来ましたよ〜♪
乃愛さんのぺースでいいので更新頑張って下さいね^^
応援してますよ(^o^)


乃愛って呼んでもいいですか?


358: 名前:美里☆08/26(木) 13:54:13 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あとタメOKですか?

359: 名前:乃愛☆08/27(金) 15:00:40 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 >>355 >>357 >>358 美里サマ

 その読み違いは.慣れてますv;
 馬鹿なんかぢあ無いと思いますっ!
 
 訪問?有難う御座います-★!
 はい.乃愛ぺえ-すで頑張りますd(ω♥グゥ
 
 タメ.OKですw

 
 >>356 留奈

 啓「 本当ですか?留奈さんは.
    俺のものって決まってるんですよ 」

 はいっ.更新頑張ります-v
 啓斗を見て.顔を赤くしちゃ駄目〜ww


 ------------------------------------------

 啓斗Side


 「 駄目だってばあ…っ…あっ! 」


 「 結「 お客様、サイズはどうでしょうか? 」


 扉越しから、海優の声がする。
 啓斗はそれ(海優の声)を確認すると、


 「 丁度良さそうです。
   なぁ、結夏? 」

 そう話しながら、
 啓斗は結夏の陰核をこねくり回す。


 「 ふっ…あ…! 」


 両手で口を押さえて、
 声を我慢している結夏。


 「 ほら、いつもみたいな
   エロくて可愛い声出せよな 」


 海優にわざと届かせるような、
 いつもよりも大きな啓斗の声。

 
 「 やあっ…んはあ!ふあっ…ん、ひゃああっ! 」


 啓斗の声に反応したのか、
 急に結夏の声が変わり
 びくんっ、と体を揺らし絶頂に達した。


 
 −


 ボーッとしている結夏に服を着させて、
 試着室から出た、啓斗と結夏。


 試着室の目の前では、
 結夏だけを睨んでいる海優。


 「 結夏も、この服気に入ったみたいです。
   あ…それと、俺のプレイも気に入ってくれたんだよな? 」


 啓斗は、海優にミニスカを見せながら
 結夏の頭を自分の方に引き寄せて、
 見せびらかすように、そう言った。

 
 ふふん…、と不敵な笑みを浮かべる啓斗と
 その隣で、おろおろとしている結夏。
 そして、そんな2人を微笑むように睨んでいる海優。


 
 


360: 名前:美里☆08/27(金) 22:14:10 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
じゃ、タメでいくね!!
相変わらず乃愛の小説は面白いね(*^o^*)
何回読んでも面白い♪
面白過ぎ(*^ ^*)
来れる時は来るね(多分ほぼ毎日来るかも)
来たら全体コメするね♪
頑張ってね^^


361: 名前:留奈☆08/28(土) 05:06:49 HOST:z141.220-213-51.ppp.wakwak.ne.jp
そうだよっるなは啓斗様のものだよ///
啓斗くんみたら顔赤くなるのは当たり前だよーw
てか今回も啓斗くんえろくていーね★
るなも啓斗くんにあんなことしてもらいたいw←
次の更新も頑張ってね!


362: 名前:美里☆08/28(土) 17:11:25 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あげ〜〜↑↑
頑張ってね♪
応援してるよ☆


363: 名前:乃愛☆08/29(日) 17:55:27 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*美里サマ

 本当?面白いとか普通に嬉し-★*/.
 うん.美里サマのこめを見て
 頑張って更新していくね-♥*.

 
 でぃあ*留奈

 啓「 なんで.俺の顔見たら顔赤くなるの? 」

 留奈の髪にそっと触れると.
 耳元でそっ...と囁く啓斗。

 んでしょ-★
 啓斗はエロくてなんぼッ←
 うあ-.どM発言頂きましたあww

 
 ――――――――――――――――

 結夏Side

 
 啓斗くんの考えが分からない…。
 何で、わざと海優さんが怒るような
 挑発した態度を取るんだろう…?


 「 お会計はあちらですので… 」


 そう言って、啓斗の手から服を取ろうとする海優の手が
 わざとらしく、啓斗の手に触れる。
 
 少し驚いた表情をしていている啓斗の考えも
 関係なく、海優はその手を絡めていく。


 ―ばっ。


 「 お会計…、お願いできますよね 」

 
 服を、海優に押し付けて
 睨み付けるような顔をしてそう言った啓斗。


 
 ―



 『 先に外に出てて 』


 啓斗にお会計の最中にそう言われた結夏は、
 少し不安だったが、啓斗を信じ外へ出た。


 「 はあ… 」


 深く溜息をつき、何となくお店の中を
 覗きこむ結夏。


 
 「 えっ…! 」


 嘘……でしょ…?
 あ、あたしの見間違いだよね…?


 啓斗くんと、海優さんが
 キス…してたなんて……。


 膝がガクガクと震え出し、
 思わずその場に座り込む。


 海優さんが啓斗くんの首に両腕を絡ませて
 お店の端でキスをしていた……。


 「 結夏、お待たせ…って、どうした!? 」


 紙袋を見せながら、
 結夏に近づく啓斗。

 
 「 ……ん 」


 生まれたての子羊のように、
 よろよろ…と立つと、
 お尻についた汚れをぱんぱん、とはたく。


 「 結夏…? 」


 俯いている結夏を不思議に感じたのか、
 その場で立ち止まり、顔を覗き込む啓斗。


 「 啓斗……キス…して? 」


 今にも泣きそうな、潤んだ瞳で
 啓斗を見つめる結夏。


 「 な……!…どうしたんだ? 」


 不安気な顔をして、結夏の顎を
 くい、と持ち上げて見る啓斗。


 「 いいから!……して 」


 もしも、もしも…2人が、
 本当にキスしたんだったら…。

 あたし、不安なの…。 
 だから…早く、愛してる証拠が欲しい……。


 大きな瞳から、つう…と涙が頬を伝う。


 「 結夏… 」

 
 啓斗は、結夏の腰を自分の方に引き寄せて
 後頭部を撫でると、唇を近づけた。


 10p………
  5cm……
  3cm…


 やだっ…!!



 「 っ…!! 」


 ―ぐいっ。


 「 え…… 」


 唇が触れる寸前のところで、
 結夏は、啓斗を強く押した。


 あの唇で、海優さんとキスしたんだ……
 あの唇で、海優さんは満足してたんだ……
 あの唇で、海優さんは感じてたんだ……


 
 ―だっ。


 結夏の頭の中には、啓斗と海優が
 キスをしていた場面が蘇るだけ。


 気づけば、結夏は目指す場所も無く
 啓斗から逃げるように走り出していた。


 「 結夏ぁ…! 」


 後ろから、何度もあたしを呼び止める声がしたけど
 今はどうしても、足を止めることが出来ない…!

 


 





364: 名前:美里☆08/29(日) 19:45:11 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
きゃーーーー(>ω<)
面白過ぎ〜(*^^*)
あげ×1000000〜


365: 名前:may☆08/29(日) 20:44:43 HOST:182-164-220-224.eonet.ne.jp
あげぇ

366: 名前:Azu. (LuxuryxQ1M)☆08/30(月) 08:16:30 HOST:05004032597192_vb.ezweb.ne.jp
最近地道に読んでましたw
面白過ぎますヾ・m゚ノ!、
更新頑張って下さいww


367: 名前:留奈☆08/30(月) 12:43:26 HOST:z141.220-213-51.ppp.wakwak.ne.jp
そっ、それは啓斗くんがカッコイイからです///

乃愛ちゃん!これはやばい!結夏ちゃんかわいそう。。。気持ちめちゃわかるっ!
るなも今彼氏とこんな感じなんだよねー。結夏ちゃん頑張ってねっ!
乃愛ちゃーんw啓斗くんくださいっww 


368: 名前:& (TRsmC95dRU)☆08/31(火) 14:15:51 HOST:opt-183-176-103-201.client.pikara.ne.jp
 すごく面白いですね^^
  この話の中の啓斗のお母さんと妹キャラが、花男のマンガとまったく一緒っていうのがまた(爆)

 私的には啓斗と結夏のキスが1番好きなのですが
 
  アゲ↑


369: 名前:marry☆09/01(水) 21:47:49 HOST:p7150-ipad04koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
もぉヤバい!!!!
アゲ×1000000www

啓斗まぢかっこいぃ❤
結夏cめっちゃかわいぃ♪


最高のカップルだぁよね(*^^)v


もち乃愛も最高だよ☆★☆★


370: 名前:美里☆09/02(木) 20:20:19 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あげ〜
頑張ってね♪
応援してるよ(*^^*)


371: 名前:らっぱ☆09/02(木) 23:50:59 HOST:172.211.103.175.ap.yournet.ne.jp
すっっっごく面白いです!!!
エッチなのは
あんまり得意じゃなくて。でも
なんか、すごい楽しいじゃないですか!
最高です☆
鳥肌たちました!これからも頑張って下さい、応援してます!あげ


372: 名前:乃愛☆09/05(日) 19:20:21 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*mayサマ Azu.サマ 留奈 &サマ marry 美里 らっぱ

 こめ.有難う御座います-★.


 ----------------------------------------

 啓斗Side

 
 何が何だか分からなかった。

 
 会計を済ませた、啓斗の首に
 白く細い腕が絡みつき、一瞬にして唇を奪われた。


 その唇は、結夏とは正反対の
 "何もかも、知り尽くしているキス"だった。


 「 …っ、お前…… 」


 やや強引に、海優を突き放し
 ぎろり、と相手を睨みつける啓斗。


 「 …ふふ。言っとくけど、私…、……
   まだ、啓斗のこと諦めてないから 」


 不敵な笑みを浮かべて、
 意味深な言葉を並べた海優。


 「 何言って…… 」


 「 啓斗と、最後にSEXしたとき…
   正直、諦めようとも思ったの 」

 
 そう…。
 俺との最後の"触れ合い"。
 それは、相手に快感を与えるのではなく、
 相手に苦しみを与えたものだった。

 
 それなのに、何でこいつは
 まだ、諦めていないんだ……!?



 「 でも、私…啓斗のSEXが好きだわ。
   …そう確信したのよ 」


 「 …、…俺は結夏が好きなんだ 」


 男を誘うような瞳と手つき。
 啓斗は、それから逃げるように店を出た。


 店を後にしてから、結夏の態度が
 明らかに急変した。


 "キスして"…。
 そう言ったのは、結夏なのに
 何で、俺から逃げるんだ……?


 「 くそっ…! 」


 俺は、目の前を走っている結夏の背中を
 見失いように見つめて、追いかけた。


 「 待てって! 」


 ―ぐいっ。


 先回りした、啓斗は店の間と間から手を出し、
 全力で走っている結夏の腕を強引に引っ張った。


 「 きゃっ…! 」


 ふらふらとした足取りで、
 よろけるように啓斗の胸元へとぶつかった結夏。

 啓斗の顔を見るなり、
 逃げ出そうとする結夏。


 「 やっ…! 離しっ…んんっ! 」

 
 啓斗が掴んでいる腕を、
 ぶんぶん、と振り離そうとする結夏。


 その腕を自分のほうへ引き寄せて、
 空いている手で、結夏の顎を持ち上げた。


 「 んーんっ! 」


 結夏の唇を捕らえると、顎と腕から手を離し
 腰辺りと、後頭部に手を回した。


 「 …っ、ふ……、…ん… 」


 やがて、抵抗する力も無くなったのか
 結夏は、目に涙を溜めてされるがままの状態になった。


 「 ……、何で俺から逃げようとするんだ? 」


 「 …… 」


 結夏は、俯いたまま何も言わない。


 「 答えて 」

 そう言って、啓斗は結夏の両頬を
 ふわ…と優しく包むと、上を向かせて
 目線を絡めた。


 「 …だって、………じゃん… 」


 うるうる、と目が潤んだまま
 結夏は、何かを訴えている。


 「 え? 」


 「 だ、だって…!
   啓斗、海優さんとキスしてたじゃん! 」


 

 


 

 
   


 



373: 名前:留奈☆09/07(火) 17:27:21 HOST:z169.220-213-15.ppp.wakwak.ne.jp
結夏c泣かしたら…だめだぁぁぁぁあ!

はい←今回は結夏cの味方しますっww
まぁ…どっちの味方でもあるけどっ!更新がんばっ^^


374: 名前:ゆい☆09/07(火) 17:55:05 HOST:p32105-ipngn100101osakakita.osaka.ocn.ne.jp
私は小学5年です。昨日、友達と二人で遊んでいました。
そしたら同じ学年の男子に会って、そいつらについていきました。
すると、そこは野球の出来る広い公園でした。
途中で友達が帰ってしまって、私は戸惑いました。
でも結局、私は残りました。そしたら、男子達はA君の家にいくそうで、私もついていきました。
そしたら、家のカギを閉められ、A君が、『覚悟はできてるな』と言いました。
私は、この状態から、空気を読みました。Hをするそうです。私は初めてで、嫌でした。
でもA君が私を壁に押し付けて、『いくぞ』と言って服を破りました。
でも、スカートは一回も触りませんでした。A君は私の胸をもみ始めました。
そしたら他の男子が、『俺も俺も!』と言って、私を床にたおして、みんなで私をせめました。
B君は、写メで私の胸を10枚くらいとりました。そしたらC君が、スカートの中に手を突っ込んで、
パンツの中に手をいれて、まんこを触りました。
私は気持ちがよくて、『ぁっ・・・ん』と声を出してしまいました。最終的には、男子全員がズボンを脱いで、
私のカオゃ、胸などに近づけたりして、それは、3時間続きました。私は、ちょっとHが好きになりました。
B君がとった写メは、全部で、35枚です。10枚が私の胸で、ぁと10枚がマンコ、5枚が全身です。その写メが見たかったら、
これをどこでもいいので、2カ所に貼って下さい。2カ所です。簡単でしょ???これは本当です。他のとは違います。だヵらといって、
貼らなかったら不幸が起きるなどとゅうことはないので安心して下さい。2カ所にはると、「========」↑ここにアドレスが出てきます。
それをクリックすれば、私のすべてが見れます。でも、このアドレスを直接打ち込んでもサイトは見れないので注意して下さい



375: 名前:乃愛☆09/08(水) 18:51:10 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*留奈

 そ-だよね.結夏が泣いたら
 人類滅亡しちゃうんだから←

 啓「 俺の味方も...して下さい 」

 あ゛.啓斗のおめめが子犬のよ-に
 めっちゃ潤んでますよ-w


 -----------------------------------

 結夏Side


 「 な、んで知って…!? 」


 啓斗の両目が、大きく開かれ、
 結夏は、自分の考えが正しいと確信した。

 
 その言葉は、認めてる…ってことだよね?


 「 あたし…、怖かった。
   啓斗が、海優さんに取られるんじゃないか、…って。 」


 震えた声で、弱々しく言葉を放つ結夏。
 今にも瞳からこぼれそうな涙。


 「 結夏…「 でも、もう……いいの 」


 俯いていた顔を、上に上げて
 真っ直ぐ啓斗を見つめた結夏。


 「 啓斗が、海優さんを好きでも……
   あたしが…、あたしがっ…!
   
   啓斗を奪ってやるからぁ…っ! 」


 力強くそう言った瞬間、
 結夏の瞳からは、1粒の涙がこぼれた。
 


 「 …結夏 」


 「 …っく、ひっ…ぐす… 」


 下唇を噛み締めて、声を我慢している結夏。
 小さな身体を、そっ…と優しく包み込む。


 「 すっ…好き……、ひっく…好きなの…! 」


 あたしだけの啓斗くん…。
 誰が何と言おうと…、
 
 この人を、手放すことは無い…!


 「 うん…、俺も 」


 ぽんぽん…と一定のリズムで、
 結夏の背中を軽く叩く。


 
 −


 「 ね…本当? 」


 やっと泣き止んだ結夏が、
 啓斗の胸に顔を埋めたまま小さく声を出した。

 啓斗がもう一度、聞き返してみると、


 「 本当に、…あたしのこと……好き? 」

 
 啓斗の服を掴む手が、
 微かに震えている。


 「 うん…、好き…大好き 」

 「 もっと…、もっと言って? 」


 あたし…甘えん坊だなぁ。
 
 もっと、もっと…って啓斗くんの、
 全部が欲しくなってくる。


 壁に寄りかかる啓斗に、
 寄りかかる結夏。

 
 「 好きだ… 」


 「 もっと… 」


 「 愛してる… 」


 啓斗は、結夏の手を取り
 ぎゅっ…と手を繋ぐ。


 「 んっ… 」


 愛を確かめ合うような
 熱い言葉と、熱いキス。

 
 「 結夏…… 」

 「 啓っ…ふ…斗…んっ… 」

  
 薄っすら、目を開けて
 とろん…とした瞳で啓斗を見る結夏。


 2人の舌が、絡み合う水音。
 お互いの身体が熱くなっていく―…。






 


376: 名前:まや☆09/09(木) 17:43:04 HOST:ser357012015739935_docomo.ne.jp

あげあげあげあげ!わら


377: 名前:乃愛☆09/09(木) 19:32:01 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*まやサマ

 あげ有難う御座いますッ(´∀`*))ァ'`,、
 めっちゃ.あげ力はんぱないっすねww


 ------------------------------------

 啓斗Side


 結夏の舌が熱い―…。

 啓斗は、結夏の口を確かめるように
 舌、歯を自分の舌でなぞれば、
 唇を優しく吸い上げたりした。


 

 「 …っ、ふ… 」


 啓斗の胸板を、弱々しく叩く結夏。


 「 …結夏? 」

 「 まっ…ケホッ…ん、はぁ…はぁ… 」

 
 唇を離すと、眉間に皺を寄せて
 軽く咳き込んだ結夏。

 
 「 悪ぃ…! 大丈夫か? 」


 慌てて、結夏の背中を優しくさする啓斗。
 

 「 ん…、大丈夫 」

 にこ…、とふわっ…と優しい笑みを浮かべた結夏は、
 背中をさすっていた啓斗の手を手に取った。


 「 …結「 好き 」


 他は目に入っていないかのような真っ直ぐな瞳。
 

 「 …、……さんきゅ 」


 少しの沈黙に戸惑う結夏の不安を
 取り除くように、啓斗はにこっ…と微笑み
 結夏の頭を、優しく撫でる。


 「 …さて、帰りますか 」


 色々なことがあったが、
 デートらしいことは、何一つしていない。


 「 …、……え? 」


 寂しげな子犬のような顔をした結夏。
 

 そんな顔…、すんなよ。
 返したくなるなるじゃねえか…。


 「 ほら 」


 すっ、と結夏の目の前に
 啓斗は、手を差し出す。


 「 ……… 」


 だが、結夏は黙ったまま
 啓斗の手も取らない。


 「 …、結夏? 」


 「 …や 」


 ぼそっ、と俯いたまま何か言った結夏。
 聞き取れない啓斗は、首を傾げる。


 「 やだ…、まだ…帰りたくないよ…… 」


 顔を上げた、結夏の顔は
 今にも泣きそうに見える。


 「 まだ…、啓斗と一緒にいた…んっ!? 」


 結夏の言葉を遮るように、
 唇が触れ合う短いキスをする啓斗。


 「 明日、会おう。…な? 」


 


378: 名前:rino☆09/10(金) 20:23:26 HOST:202-142-251-41.nagoya1.commufa.jp
乃愛サマwwww
もーーーーーーーーーーーーーっと
書いてください!!!!!!!!!

だいすき


379: 名前:乃愛☆09/10(金) 20:51:18 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*rinoサマ

 了解でえす★!、
 も----っと書かせてもらいますっ(♭'`*)
 "大好き"!?Σ
 愛の告白.有難う御座いますぅww


 *皆様え

 今度.新しい小説をここにたてよ-と思ってます.
 正直自信はありません.全然ありません!…が.
 
 精一杯頑張ろうと思っています.

 たいとるなどは.決まってませんが.
 ここの題名と似ているよ-にしたいと思ってます♥*/.

 勿論.両立はさせて頂きます*
 

 ---------------------------------

 結夏Side


 「 うん…、…… 」


 結夏は、ゆっくりと手を伸ばし
 啓斗の手をぎゅっ…と掴む。

 
 「 ね…、啓斗? 」

 
 手を繋いで、駅の方へと向かう途中
 結夏は、啓斗に声をかけた。


 「 ん? 」

 
 その場でぴたっ、と止まり
 結夏の目線に合わせる啓斗。


 「 明日…、お弁当一緒に食べよ? 」

 
 にこ、と柔らかい笑みを浮かべながら
 結夏は、そう言った。

 
 「 ん、あ…でも俺いつも買ってるんだけど 」

 
 啓斗は、少し戸惑い気味にそう言って、
 軽く苦笑した。


 「 じゃ、じゃあっ! 」

 「 じゃあ? 」

 
 気合の入った結夏の声に、
 少々驚き気味の啓斗は、くすっ…と
 微笑むと、首を傾げた。


 「 明日、啓斗のお弁当…作ってあげる 」

 「 まじで!? 」

 
 一瞬にして、啓斗の目が変わり、
 結夏の両手をぎゅっ…と握る。

 こくん…、と小さく頷くと
 啓斗の顔からは、笑みがこぼれた。

 
 「 じゃあ、明日…
   朝飯食わないことにするっ! 」

 
 ―どきっ。 

 普段と違う子供のような、啓斗の幼い笑みは
 大人の笑みに慣れていた結夏にとって、
 母性本能をくすぐるようだった。


 「 くすくすっ…、うん。美味しいの作ったげる 」


 自然と繋がれた手を見て、
 2人はゆっくり歩き出す。

 
 お弁当―…、


 



 
 

  


380: 名前:marry☆09/10(金) 21:49:28 HOST:p1228-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
きゃぁぁぁぁ❤❤

あげ×2000wwww


やばいゎぁぁ(*^。^*)
啓斗まぢかっこよ❤

結夏cもめっちゃかわゆ❤


2人がずっとらぶ×Aでいれますよぉぉに☆★


381: 名前:marry☆09/10(金) 21:53:19 HOST:p1228-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
続けてごめんねっ(*_*;


新しい小説も作る予定なんだねっ(*^^)v

乃愛ゎめっちゃ文才能力が高いから
もっと自信持って←なんかおかぁさんみたいwww

がんばってねっ(●^o^●)



382: 名前:まあみん☆09/10(金) 21:54:48 HOST:kd124209246017.ppp-bb.dion.ne.jp
最高最高最高最高★←黙r(ry

まぢ最高!
更新がんばってください(^o^)
めっちゃ上手です!
この小説♪


383: 名前:しおり☆09/11(土) 01:53:19 HOST:136.147.233.111.ap.yournet.ne.jp
すご−い面白いです!
啓斗くん最初の頃から比べて
かなり優しくなった気がしますね!
やっぱり好きな女の子と一緒に居ると
そうなるのか〜←
結夏羨ましいです^^

これからも頑張って下さい!


384: 名前:rina☆09/11(土) 01:55:19 HOST:softbank218119037099.bbtec.net
すごい上手ですねっ★
もっと書いてください!!

こーゅー小説だいすきっ♪


385: 名前:留奈☆09/12(日) 00:01:16 HOST:z169.220-213-15.ppp.wakwak.ne.jp
啓斗くん…///もちろん啓斗くんの味方するよぉ//大好きだもん…////

乃愛ちゃーん!変態がきましたよーw
いきなり変態な会話的なのから始まりましたww←
てかるなも啓斗くんとちゅーしたいよっ//
啓斗くんとラブラブでいいですね〜結夏ちゃん〜。(ちょいイヤミw
面白いwまたみにくるーw


386: 名前:乃愛☆09/12(日) 13:31:48 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*marry

 文才能力低いよ-.
 お母さん助けて-ww

 
 でぃあ*まあみんサマ

 最高ぢあ無いですよΣ
 もっと.上手い人に言ってあげてww


 でぃあ*しおりサマ

 そ-ですね.恋するとふわ-♥て
 なっちゃうんですよ.きっとww

 
 でぃあ*rinaサマ

 上手ぢあ無いですよΣ
 こんな.駄作の何処がい-んですかあ??/


 でぃあ*留奈

 啓「 馬路で?留奈が、味方なら俺安心♪
    留奈だけが、俺を安心させてくれるんだ… 」

 あ.変態サマいらっしゃいませΣ
 留奈も、あの濃厚なちゅ-♥が欲しいなんて、やっぱえm((殴★
 
 結「 はいっ!毎日が、とっても楽しいです♪ 」

 …、……天然な結夏ちゃんに嫌味は通じませんww
 新しい小説が出来たら、こめ頼む(♭'`*)

  
 ---------------------------------

 啓斗Side

 
 「 …もう、家に着いちゃったぁ… 」

 
 結夏の家が見える頃、ぽそっ…と呟いた
 可愛らしい声が聞こえた。

 
 「 何、俺とわかれたくないの? 」

 
 くすっ、と微笑みながら
 冗談でそう言った啓斗。

 
 「 っ… 」

 忽ち赤くなる結夏の顔。

 「 あれ、図星? 」

 「 そ、そんなんじゃ…! 」

 結夏の耳元で、啓斗がそう囁くと
 結夏の体は、ぴくっ…と反応した。

 
 か…、可愛いーっ!
 今すぐ此処で、犯してえ…。

 
 「 まあ、落ち着いて 」

 啓斗は、自分に言い聞かせるように
 やや笑い気味にそう言った。

 
 「 でもぉ… 」


 気づけば、結夏の家は目の前。
 それでも頬を膨らませている結夏。

 
 「 明日、学校で犯してやるから… 」

 「 なっ…、ばっ…! 」

 口をぱくぱくと魚のようにさせて、
 顔を赤くしながら慌てる結夏。

 
 "何言ってるの、馬鹿じゃないの"…

 …とでも言いたいのか?


 「 …ほら、じゃあな。
   また明日、学校で 」

 「 うん、…ばいばい 」

 
 飼い主に怒られたかのような
 しゅん…、とした顔で啓斗に手を振る結夏。

 角を曲がり、歩いていると
 ふと、啓斗は考えた。

 
 さっきの言葉、否定してるっぽかったけど
 結局、あれで納得してなかったか…?

 「 くす…、やっぱり結夏はMだな 」

 
 

 
 

 
 

 



387: 名前:まあみん☆09/12(日) 14:33:29 HOST:kd124209246017.ppp-bb.dion.ne.jp
いや、
これがうまいから言ってるんです(笑)ww


388: 名前:☆09/12(日) 14:44:54 HOST:202-142-251-41.nagoya1.commufa.jp
め〜〜〜〜ちゃいい☆
がんばってください!!!


389: 名前:marry☆09/12(日) 22:00:07 HOST:p6041-ipad08koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
いいよぉ

お母さんが何でも助けてあげるぅwwww


啓斗kまぢカッコイぃ❤❤

やばいゎ
S彼ゎいいねっ(*^^)v

結夏cかわゆす❤❤

こんな彼女がいる啓斗ゎ
毎日幸せだぁぁwww

ウチがBoyだったら絶対付き合ってるょ(*^_^*)


こんないぃ小説を書いてる娘がいて
お母さんゎ幸せだぁwwww


390: 名前:☆09/13(月) 22:51:13 HOST:139.187.232.111.ap.yournet.ne.jp


なんかー、全体的に可愛い話だね♬
これからも更新ファイトッw☆


391: 名前:美嘉☆09/15(水) 07:01:26 HOST:ser355289013280607_docomo.ne.jp
乃愛様!!
こんにちは^^
初コメです
後ファンです!

続き書いてください!!
すごく面白い^^


392: 名前:乃愛☆09/15(水) 15:14:35 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 でぃあ*まあみんサマ

 まじですかΣ
 有難う御座いますw

 でぃあ*綾サマ
 
 有難う御座いますw
 頑張ります(♭'`*)

 でぃあ*marry

 お母さああんww

 啓「 本当?その言葉.乃愛を通してじゃなくて.
    marryの口から聞きたかったんだけどな 」

 こんな.駄作書いてる娘を持つ
 お母さんは.大変だね(´・ω・`;)

 
 でぃあ*憂サマ

 甘〜い話が好きなんです♥*/. 
 更新頑張りますっ★!、

 
 でぃあ*美嘉サマ

 初こめ.ふぁん有難う御座います*
 続き.今から書きますよお★!、

 お.面白くなんかないっすΣ


 -----------------------------------

 啓斗Side


 キーンコーカーンコーン…


 朝は、勿論結夏と手を繋いで登校してきた啓斗。
 授業中も、本当はずっと触れていたかった。

 
 授業が終わり、昼休みになった今!
 この機を逃せば、俺は死ぬ…!


 「 結夏っ、行くぞ…! 」


 座って、教科書を机にしまっている結夏の
 腕を掴み、強引に外へと連れ出す。

 
 「 きゃあっ…、ちょ…え!? 」

  
 廊下に出ている生徒を押しのけて、
 啓斗は、資料室へと向かう。


 ―かちゃ、かちゃ…。

 「 け、啓斗……? 」


 資料室の扉を閉めて、鍵もしっかりとかける。
 戸惑っている結夏の後頭部を手で押さえて、
 いきなりキスをする。

  
 「 んっ…、啓…んぅ!? 」

 口を開けた結夏。
 そこに、自分の舌を器用に入れる。

 「 ふ…、っ…ん… 」

 結夏のとろん…、とした瞳や
 頬を染めた顔を見るだけで、
 
 俺の鼓動は高鳴る。
 

 

 






393: 名前:☆09/16(木) 16:01:46 HOST:202-142-251-41.nagoya1.commufa.jp
うわ〜〜っ♡♡
面白すぎて、二回目のコメですぅ☆゜
あの〜お友達になりませんか??

これからもがんばってください♪


394: 名前:☆09/17(金) 21:48:29 HOST:159.181.104.175.ap.yournet.ne.jp


主サン〃


ウチも「honeyな彼女」ってのを書いてます!


ぜひ来て下さいw♬



395: 名前:美紀☆09/18(土) 19:29:04 HOST:a2GE1P9yhA9xemNg_softbank.co.jp
面白い

更新頼みます


396: 名前:美嘉☆09/18(土) 22:21:15 HOST:ser355289013280607_docomo.ne.jp
更新お願いします!

397: 名前:美紀☆09/19(日) 23:15:40 HOST:a2GE1P9yhA9xemNg_softbank.co.jp
あげ!!!

398: 名前:乃愛☆09/20(月) 19:49:16 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 皆様え*

 沢山のこめ.有難う御座います♥.
 1人1人ご挨拶をしていきたいのですが.
 時間が無いので.短縮させて頂きます(´・ω・`;)


 -----------------------------

 結夏Side

 
 強引だけど、動きは優しい。
 甘く、胸がきゅん…とするキス。


 「 んあ…ふっ…ん…っ… 」


 唇が離れた頃には、繋がった証に
 銀色の糸がひいている。

 
 「 いきなりどうしたの…? 」


 熱い唇に、軽く触れながら
 首を傾げて啓斗を見つめる結夏。

 
 「 授業中、結夏に触れられなかったから
   休み中を利用して、触れとこうと思って 」


 にこ、と小悪魔のような
 少し幼い笑顔を見せた啓斗。

 顔は、子供みたいで
 すっごく可愛いけど……

 やってることは、
 めちゃくちゃえっちですっ…。

 
 頬を少し染めながら、考えている結夏を
 優しく押し倒し、馬乗りになった啓斗。

 
 「 なあ…、俺のものだって印つけても良いか? 」

 
 押し倒された結夏の耳元で、
 囁くように問いかける啓斗。

 
 印なんかつけなくたって、
 あたしは啓斗くんだけのものだよ…?

 
 なんてことを、口に出せない結夏は
 黙って、こくん…と小さく頷く。


 「 つうっ…! 」

 
 "印"―…

 その意味が良く分からなかった結夏は、
 突然の痛みに、ただ我慢することしか出来なかった。

 蚊に刺されたかのような、そんな痛み。

 
 「 結夏… 」


 少しの間、我慢していると
 痛みはふっ…と消え、結夏は小さく溜息をした。

 
 「 真っ白な肌だから、
   赤って絶対目立つよな 」

 
 啓斗の言っていることが分からない結夏。
 

 「 そろそろ腹が減ったな 」

 「 んう…、だってお昼休みだよ? 」

 
 体を起こそうとすると、
 何故か啓斗に肩を押された結夏。

 
 「 わあっ…! 」


 「 だ-め。
   俺はお前が食いたいの 」


 

 


399: 名前:美紀☆09/20(月) 22:23:00 HOST:a2GE1P9yhA9xemNg_softbank.co.jp
やばいです
あげ〜


400: 名前:美嘉☆09/20(月) 22:36:49 HOST:ser355289013280607_docomo.ne.jp
やっぱりハマりますね☆あげ!

401: 名前:美里☆09/21(火) 10:39:13 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
久しぶりのあげでっす!!!
頑張ってね
応援してるよん
じゃぁね


402: 名前:marry☆09/21(火) 14:21:19 HOST:p5118-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
わぁい
更新されてる(*^_^*)


啓斗kのお昼ごはんゎ結夏cですかぁぁ❤

めっっっっちゃやばいよぉぉ(*^^)vwww

啓斗k、かなり大胆だぁね❤❤


あげx20000!!!


403: 名前:しおり☆09/21(火) 15:53:28 HOST:136.199.103.175.ap.yournet.ne.jp
更新されてました!素直に嬉しいデス☆
啓斗の最後のセリフ聞いて
自然と「じゃあ結夏は何を食べれば良いのサ」と
言ってしまったwww
すごい感情移入しちゃいます!
あげ!


404: 名前:乃愛☆09/22(水) 18:47:21 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*美紀サマ

 やばいですかΣ
 もっと.やばくなっちゃって下さi((殴/
 

 でぃあ*美嘉サマ

 はまっちゃいましたかあΣ
 めっちゃ.嬉ぴぃです♥*/.


 でぃあ*美里

 応援有難う-★、
 美里の言葉は.乃愛にとって神級だからww


 でぃあ*marry

 更新しちゃいましたあw
 …とゆ-か.結夏は可愛いので.
 ご飯を飛ばして.デザ-トですn((殴/
 
 啓「 そ-かな?marryも俺のデザ-トになんない? 」

  
 でぃあ*しおりサマ

 乃愛も.嬉ぴぃです-★!、
 ん-.結夏は…

 啓「 啓斗くんの甘〜いキス♪ 」

 結「 ちょっ…!Σ そんなの言ってないですっ…!! 」


 --------------------

 
 「 な、良いだろ。
   俺のデザートちゃん 」


 にこっ…、と不敵な笑みを浮かべた啓斗は
 結夏の制服についてある小さなボタンを外し始める。


 「 やあっ…、デザートじゃないっ…! 」

 
 「 はいはい、そこはどーでも良いから 」


 慌てている結夏を、やや冷たい瞳で見る啓斗。
 気づけば、ボタンは全部取れていて、
 結夏の上半身は、ブラで隠れているだけとなった。


 「 っ…! 」


 自分の格好に気づいた結夏の顔は、
 林檎…いや、熟したトマトのように真っ赤に染まった。


 「 顔、真っ赤 」

 
 くす、と相手を見下ろしながら、
 結夏の背中に手をやる啓斗。


 ぷちん、というブラの外れた音が
 結夏の心臓を大きく揺らす。


 「 んじゃ、頂きまーす 」


 舌をぺろ、と出して
 結夏の胸元に顔をおろす。


 「 あっ…! 」


 ぴくん、と大きく跳ねた結夏の体。
 
 逃げるような体制を取る結夏の腰を
 両手で押さえ、ピンク色の突起物を、
 いやらしく吸い上げる。


 「 んはあっ…! っ…ふあっ…! 」

 
 身体を捩じらせて、先程より顔を赤く染めた結夏。
 潤んだ唇からは、啓斗の理性をぶち壊すような声。


 「 …何か、前より感じやすくなったよな? 」


 顔を上にあげて、結夏の突起物を
 ぴん、と軽くはじく。


 「 感じてなんかなっ…ひうっ! 」


 腰を、浮かせて色っぽい声を出す結夏。
 

 「 そろそろお楽しみの時間だな 」


 そう言って、啓斗は結夏のスカートを上にあげ、
 ピンク色の下着を器用に脱がせる。

 
 恥ずかしいっ…!


 何度も、繋がった2人だとしても
 結夏にとって、この感情が消えることは無かった。


 「 あれ、感じて…無いんだよな。
   んじゃあ、なーんでこんなに濡れてるの? 」

 
 人差し指ですくう程に溢れる、結夏の蜜。
 

 「 違っ…! そんなこと、言わないでっ… 」


 両手で顔を覆い、真っ赤な顔を隠す結夏。
 硬く閉ざされた結夏の両足をやや強引に開くと、
 啓斗は、そこに顔を埋めた。
 

 「 まあ、体は正直ってことか 」

 結夏の秘部辺りで、息を吹きかけるように
 話しかける啓斗。

 
 「 んはあっ! あっ…舐めちゃ駄目っ…!
   ふあっ…、だっ…めえっ! 」
 
 
 やがて、陰部はぷっくりと膨れ上がり
 そこを集中的に攻めていく啓斗。

 啓斗の頭を離そうとする結夏の手の力が、
 だんだんと弱まっていく。

 
 それは、快楽に溺れている証拠―…


 

 
 
 


 

 


405: 名前:☆09/23(木) 10:58:47 HOST:202-142-251-41.nagoya1.commufa.jp
三回目のコメ♡♡
綾です!!!!
超面白すぎてヤバいですね^^
も〜〜っと書いてください!!!!!!


406: 名前:美里☆09/23(木) 13:20:26 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あげ×10000000
神級だなんて(*・ω・*)
照れちゃうww
ありがとね^^
相手変わらず乃愛の書く小説は面白過ぎだね〜♪
頑張ってね☆
私はいつも乃愛の事、応援してるからね。
淋しくなったらいつでも私を思い出してねww


407: 名前:美里☆09/24(金) 21:02:38 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あげです〜
頑張ってね!
応援してるよ。
また来るね(o・ω・o)
ばいにゃん


408: 名前:美里☆09/25(土) 10:17:26 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あげだよ〜♪
頑張ってね^^
応援してるよ☆
最近、寒くなってきたねぇ。
風邪とか引かないように気をつけてね(*・ω・*)
じゃあね(^o^)/
ばいにゃん


409: 名前:なちゅりん☆09/25(土) 13:46:05 HOST:softbank218135252044.bbtec.net
初コメです!!

 もう啓斗のSっぷりでご飯3杯はいけますよ

まぢ更新まってマース♪


410: 名前:縷々☆09/25(土) 14:02:50 HOST:180-92-28-215.tlp.ne.jp
久し振りの訪問!!
啓斗のSっぷりは相変わらずですなぁ♥
結夏のMっぷりも☆
更新気長に待ってます!!


411: 名前:美里☆09/25(土) 19:18:48 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
下がってたから上げといたよ^^
頑張ってね☆
また明日も来るね♪


412: 名前:ベア⌒☆09/25(土) 23:49:09 HOST:ser356768020910487_docomo.ne.jp
あたしも
はまっちゃったー!
すごい!上手すぎだよ!
これからも更新がんばって〜
応援してるよ☆
(初コメからうるさくて
ごめんなさい…)


413: 名前:marry☆09/26(日) 18:20:51 HOST:p2250-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
もう啓斗にとって結夏ゎご飯ぢゃなくて
デザートになっちゃったかぁ❤


それほど結夏がかわいぃ存在なんだね(*^^)v

ウチが啓斗のデザートになっていいなんて(>_<)
恥ずかしいよぉ(#^.^#)


414: 名前:美里☆09/26(日) 18:28:48 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あげでぇ〜す^^
頑張ってね\(^-^)/
応援してるよん☆


415: 名前:まあみん☆09/26(日) 19:51:01 HOST:kd124209246017.ppp-bb.dion.ne.jp

やひ〜\(^o^)/♪
更新頑張ってください★
いつでも主様を
応援してます(^ω^)

ファイトファイト★☆★☆←



416: 名前:留奈☆09/26(日) 22:30:12 HOST:z216.124-44-208.ppp.wakwak.ne.jp
久しぶりーっすwまたまた結夏ちゃんずるいゾッ☆るなだって啓斗様のご飯になりたいのに〜…
結夏cにイヤミは通用しなかったかぁww
結夏c!啓斗様のことちょーだいっ★
…って言ってもくれないかな〜ww
まぁこのくらいで落ち込むような奴ぢゃないのだよッッw
てか…///るなだけって…///
啓斗様ヤバス萌え〜////
もーッまぢで大好き…//


417: 名前:☆09/26(日) 23:54:34 HOST:206.188.150.220.ap.yournet.ne.jp
これだけ似てて、よく花男知らないとか言えるね・・・・
どうしても知らないって言うなら、
花より男子完全版20巻278〜281ページ読んでみてよ
三日月の夜ってやつ
話面白いのに、花男の一ファンとして残念
パクリにこれだけコメ集まるってある意味すごい


418: 名前:417のコメに対して…☆09/27(月) 00:04:28 HOST:ser356768020910487_docomo.ne.jp
あの…
コメするとこ…
間違えてないですか?


419: 名前:☆09/28(火) 16:29:31 HOST:206.188.150.220.ap.yournet.ne.jp
間違ってないよ
このスレの>>120>>123>>417で書いたの読み比べればわかる


420: 名前:乃愛☆09/28(火) 19:08:03 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 * 皆様へ

 
 沢山のコメ感─☆*:;。(○`・∀´・)ゞ★*:;。─謝デス!
 色々と用事が重なってしまい.
 書き込みできる時間が減ってしまいがちですが.

 これからも頑張っていきたいと思っていますので.
 応援の方宜しくお願いします ★


 --------------------


 啓斗Side


 「 ん…はぁ……、ふぅ… 」


 荒い呼吸をしている結夏の額に、
 ちゅっ…と音を立ててキスをする。


 結夏の体は、少しだけ汗ばんでいて
 女性らしい色気が増す。


 「 …結夏 」


 何度も何度も結夏の名前を呼びながら、
 啓斗は自分のものを露にして、 
 結夏の秘部にそれを当て、擦り付ける。


 「 はぁんっ!…ひゃあん…! 」


 焦らされているような気分になった結夏は、
 腰をくねらせながら、いやらしい声を出す。


 「 啓っ…んんぁ…!い…れてぇ…? 」

 
 潤んだ瞳で、啓斗のものを欲しがる結夏。
 その顔に、啓斗のものは更に大きくなる。

 
 「 了解… 」


 ぐぐっ、と無理やり結夏の中に自分のものを
 入れ始めた啓斗。


 ずぼっ、と入ったかと思えば
 結夏の声は、高さを増した。


 「 ひうぅううっ! 」


 歯を食いしばって、体を反らす結夏。
 そんな結夏の両手を、繋がっている部分の近くで
 まとめて掴む啓斗。


 自然と、結夏の足がM字開脚となり
 より大きく足が広がる。


 「 あんっ、あんっ! はぁんっ… 」


 腰を激しく動かす啓斗は、
 結夏の奥の方へと突く。


 「 あぁんっ!激しっ…はぁっ…んあっ! 」


 「 はぁ…っ…いつもより、
   締まってるよ…結夏の中… 」


 そう耳元で囁けば、結夏の中は 
 更にきつく締まる。


 「 あんっ!っあぁあ…駄目っ…らめえ! 」


 結夏の顔が、苦しくなってきた頃
 啓斗は結夏の奥で、自分のものをぐりぐり…と押し付けた。


 「 イッちゃ…イクッ!イクゥ…ひゃあぁあんっ! 」

 「 くっ…! 」

 びくんっ、と結夏の体が跳ねると同時に
 俺のものも、絶頂に達した。


 

 

 

 
 


421: 名前:美里☆09/29(水) 00:36:22 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
やっほ〜 あげっすー^^
なかなか来れなくてごめんね(-_-;)
乃愛の小説は面白いね!!
これからも頑張ってね。
応援してるよ〜(o^o^o)


422: 名前:留奈☆09/29(水) 23:50:24 HOST:z84.61-45-42.ppp.wakwak.ne.jp
やー…激しいとこも大好きーw
更新頑張ってッッ★


423: 名前:乃愛☆09/30(木) 19:25:43 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 でぃあ*美里サマ

 
 あげd(・ω・*)☆スペシャルサンクス☆(*・ω・)b
 面白くなんかないょ-(●´∀`●)テレ
 頑張っちゃいまあすw

  
 でぃあ*留奈

 激しいのが好きなんて…
 留奈はえっちなんだあww

 啓「 俺と…気持ち良いことでもする? 」



 ------------------------


 結夏Side

 
 学校での慣れないえっちは、
 誰かが来るかもしれない、という
 不安な気持ちに包まれた状態になる…

 
 「 結夏? 」

 
 裸のまま、倒れている結夏に
 少し戸惑ったような声をかける啓斗。

 
 このまま黙ってたら…
 少しは心配するかなあ?


 「 そんなに気持ちよかった…? 」


 突然、耳元で少しかすれた低く
 大人っぽい啓斗の声。


 ―どきっ。


 「 ……! 」


 目を閉じて、身体を動かさずに
 心臓だけが早さを増す。


 ―くちゅ。


 「 んっ……! 」


 自然と開いたままの足を更に開かせた啓斗は、
 黙っている結夏の秘部に人差し指を入れた。


 まだ、触れば出てくる蜜の音が
 静かな資料室に鳴り響く。


 「 起きないなら、激しくしちゃおっ 」


 子供のふざけたような明るい声に、
 びくんっ…と身体が反応する結夏。


 ―ぷちゅ…。

 ―くちゅ…。


 「 ふぁっ…! 」


 結夏の中に入る手の本数が、
 1本…2本…と増えていくと共に、
 結夏の声は、段々と大きくなっていく。


 やばいっ…。
 完全に、啓斗くんのペース…!


 そう思ったときには、もう手遅れな状態。
 結夏の中に入っているのは3本の指。
 親指では、結夏の陰部をくりくり…と押している。



 「 はぁんっ!…ふぁ…っ! 」


 頑張って声を殺している結夏だが、
 教室の中には、結夏の色っぽい声と、
 いやらしい水音だけが繰り返される―…



 「 あれー、結夏ちゃんは
   えっちな声でお目覚めかな? 」


 完璧に、目を開いてしまえば
 啓斗の悪魔のような顔がすぐ近くにあった。


 「 違っ…あぁんっ! 」


 否定をすることも許されない。
 

 「 すっげえ、蜜出てきた… 」


 少し関心しているような、啓斗の声がした直後
 結夏の秘部に突然の快感が与えられた。


 ―ぺろ、ぺろ…。


 「 あぁんっ!…舐めちゃ駄目っ…! 」


 ざらざらとした人間特有の舌が、
 結夏の陰部を中心的に舐めまわす。


 ―じゅるる…。


 「 ふにゃあぁんっ! 」


 やがて、舐められたことによって
 更に出てきた蜜を、わざとらしく
 音を立てて、吸ってしまう啓斗。


 「 …すごい量だな 」


 すべてを吸い尽くした啓斗は、
 最後に舌をちろっ…と出して、
 悪魔のような笑みを浮かべた。


 「 はぁ…ん…っ 」


 ふにゃあん…と力の抜けた結夏は、
 自分の格好にも、あまり気にせずに
 目を閉じて、息を整えていた。


 大きな胸の真ん中にある、
 ピンク色の突起物。

 舐められた秘部のまわりには、
 蜜が飛び散っている。

 足は、やや強引にされた
 M字開脚のまま―…


 


 



 



 


 
 


424: 名前:美嘉☆09/30(木) 20:05:55 HOST:ser355289013280607_docomo.ne.jp
やっぱこの小説はいいですね♪
続き希望です☆


425: 名前:留奈☆09/30(木) 20:33:40 HOST:z84.61-45-42.ppp.wakwak.ne.jp
啓斗くんと気持ち良いことしたいです…///
啓斗くん大好き…//

乃愛ちゃん…///やばいよっ…


426: 名前:marry☆09/30(木) 21:36:16 HOST:p5062-ipad01koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
乃愛ぁぁぁぁぁwww

やばいゎぁ(>_<)


啓斗kゎ学校でも激しいんだからぁ❤
カッコイイわぁぁ(*^_^*)



結夏cもめっちゃかわいぃ声ww


学校っていうシーンがハンパないよね(*^^)v


427: 名前:美里☆09/30(木) 21:37:05 HOST:c3xumysqmK8J433F_softbank.co.jp
あげ^^
頑張ってね(*^^*)
応援してるよ
ファイトファイト


428: 名前:乃愛☆10/05(火) 19:26:13 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 
 啓斗Side


 目の前では、目をとろん…として
 大胆な格好をしている結夏の姿。


 結夏の秘部からは、
 止まることの無い蜜。


 「 結夏…… 」


 結夏の秘部に自分のものを当てて、
 焦らすように擦り合わせる。


 「 はぁんっ……啓…っ 」

 「 入れて欲しい、のか? 」


 言葉を区切って、口角をあげて
 俺様な態度を取る啓斗。


 「 そんなことっ…!あっ… 」


 啓斗は自分のもので、
 突起した結夏の陰核を刺激する。


 「 入れて欲しいなら、言ってみてよ 」

 「 んぁっ…恥ずかし…! 」


 段々と大きくなっていく啓斗のもの。
 結夏の反応、1つ1つに欲情する。


 「 …じゃあ、入れなくていい…のか? 」

 「 …っ、いや…! 」


 首を左右に振って、要求する結夏を見て
 啓斗は、自分のものの先だけを挿入する。


 「 あぁんっ! 」

 「 奥まで……欲しいよな? 」


 そんな問いかけに顔を赤くして
 何度か頷く結夏。


 「 …啓斗の……入れて? 」


 潤んだ瞳で、上目遣いをされれば
 啓斗のものは、更に大きくなる。


 「 了解… 」


 先程と全く同じの答えをして、
 奥まで、ゆっくりと入れる啓斗。


 「 あぁあああっ… 」


 M字開脚のまま、挿入された結夏は
 足を閉じることも出来ない。

 

 ―こつこつ。



 「 !? 」


 


429: 名前:乃愛☆10/05(火) 19:26:31 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp


 資料室に近づいてくる足音。
 勿論、生徒の上履きがこんな音をする訳が無い。


 つまり、この足音は……
 先生、ということになる。



 「 どっ、どうしよう… 」


 焦る結夏の中から、慌てて自分のものを抜く啓斗。
 そして、資料室の鍵を音を立てずに開ける。


 「 な、何で開けたの? 」


 裸のままおろおろとする結夏。


 「 普段、ここは鍵が閉まってないのに
   閉まってたら不自然に思われるだろ 」


 あたりをきょろきょろしながら、
 隠れる場所を探す啓斗。


 「 あっ…結夏、来いっ…! 」


 啓斗は結夏の腕を引っ張り、
 大きめなロッカールームに
 2人で飛び込むように入る。


 
 ―かちゃ。



 「 あー、地球儀は何処だあ? 」


 資料室の扉を開けて、入ってきた声と足音。
 地球儀を使う……社会の藤田先生か。


 耳の悪い先生が、入ってきたことに
 安心感を覚えた啓斗は、
 少しばかり、結夏を苛めてみる。


 かなり大きめなロッカールームの中では
 以外と身動きがとれる。


 結夏の腰にまわしていた手を下におろし、
 まだ濡れている結夏の秘部に近づける。


 ―くちゅ…くちゅ……くにっ。


 「 あっ…! 」


 結夏の秘部に到達した手は、
 中指だけを、結夏の中に入れて
 親指で、陰核を刺激する。


 口を両手で押さえて、
 声を我慢する結夏。



 この広さだったら……




 ―ず…ずずず……



 「 〜〜〜っ!! 」



 一旦、腰を後ろにさげて
 結夏の股の間に自分の太股がくるようにする。


 そして、足が開いた瞬間に
 ゆっくりと自分のものを挿入する。


 「 声…我慢しろよ、ばれたくねえだろ? 」


 耳元で、いやらしく囁けば
 結夏の中は、更にきつくなる。





 


430: 名前:留奈☆10/05(火) 23:14:02 HOST:z84.61-45-42.ppp.wakwak.ne.jp
やっぱり啓斗くんがいい…っ///
乃愛ちゃんも更新がんば*♪


431: 名前:marry☆10/06(水) 21:20:41 HOST:p6203-ipad07koufu.yamanashi.ocn.ne.jp
もぉぉぉwww


啓斗kめっっっっっちゃSぢゃん

先生がいるのにそのままエッチしちゃうって
どんだけ結夏cをいぢめたいの❤❤


結夏c啓斗kのいじわるにまけない&声がまんするの
がんばれぇぇ(*^^)vwww


432: 名前:えりか☆10/08(金) 22:50:24 HOST:p2052-ipad32kobeminato.hyogo.ocn.ne.jp
更新頑張って4−

早くみたいですっ


433: 名前:加奈☆10/08(金) 22:57:24 HOST:ser352892013401983_docomo.ne.jp

林檎と熟したトマトって赤さ変わらなくない??w


434: 名前:みみm☆10/11(月) 00:11:55 HOST:fl1-110-233-28-148.myg.mesh.ad.jp
あげます*

435: 名前:乃愛☆10/11(月) 15:24:40 HOST:p4adbeb.chibnt01.ap.so-net.ne.jp

 最近.用事が重なりまして
 小説を書く時間がなくなっています。

 この小説は続けていくつもりですので.
 よければ.あげをして頂けたらなあ…と思っています!


436: 名前:乃和☆10/11(月) 21:47:05 HOST:p1046-ipbfp405obiyama.kumamoto.ocn.ne.jp
初コメですw
のわです!

ずーっとみてたんすけどwヤバクネ?ちょーはまったw
また訪問するぜぃw

名前にてるw
のわでいいょw(あとタメ口で。)
啓斗かっこいw



437: 名前:☆10/12(火) 00:53:03 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


438: 名前:☆10/12(火) 00:53:04 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


439: 名前:☆10/12(火) 00:53:04 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


440: 名前:☆10/12(火) 00:53:04 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


441: 名前:☆10/12(火) 00:53:04 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


442: 名前:☆10/12(火) 00:53:04 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


443: 名前:☆10/12(火) 00:53:04 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


444: 名前:☆10/12(火) 00:53:04 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


445: 名前:☆10/12(火) 00:53:05 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


446: 名前:☆10/12(火) 00:53:05 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


447: 名前:☆10/12(火) 00:53:05 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


448: 名前:☆10/12(火) 00:53:05 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


449: 名前:☆10/12(火) 00:53:05 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


450: 名前:☆10/12(火) 00:53:05 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


451: 名前:☆10/12(火) 00:53:05 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


452: 名前:☆10/12(火) 00:53:06 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


453: 名前:☆10/12(火) 00:53:06 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


454: 名前:☆10/12(火) 00:53:06 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


455: 名前:☆10/12(火) 00:53:06 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


456: 名前:☆10/12(火) 00:53:06 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


457: 名前:☆10/12(火) 00:53:06 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


458: 名前:☆10/12(火) 00:53:06 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


459: 名前:☆10/12(火) 00:53:07 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


460: 名前:☆10/12(火) 00:53:07 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


461: 名前:☆10/12(火) 00:53:07 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


462: 名前:☆10/12(火) 00:53:07 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


463: 名前:☆10/12(火) 00:53:07 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


464: 名前:☆10/12(火) 00:53:07 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


465: 名前:☆10/12(火) 00:53:07 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


466: 名前:☆10/12(火) 00:53:08 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


467: 名前:☆10/12(火) 00:53:08 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


468: 名前:☆10/12(火) 00:53:08 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


469: 名前:☆10/12(火) 00:53:08 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


470: 名前:☆10/12(火) 00:53:08 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


471: 名前:☆10/12(火) 00:53:09 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


472: 名前:☆10/12(火) 00:53:09 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


473: 名前:☆10/12(火) 00:53:09 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


474: 名前:☆10/12(火) 00:53:09 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


475: 名前:☆10/12(火) 00:53:09 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


476: 名前:☆10/12(火) 00:53:09 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


477: 名前:☆10/12(火) 00:53:09 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


478: 名前:☆10/12(火) 00:53:10 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


479: 名前:☆10/12(火) 00:53:10 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


480: 名前:☆10/12(火) 00:53:10 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


481: 名前:☆10/12(火) 00:53:10 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


482: 名前:☆10/12(火) 00:53:10 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


483: 名前:☆10/12(火) 00:53:10 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


484: 名前:☆10/12(火) 00:53:11 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


485: 名前:☆10/12(火) 00:53:11 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


486: 名前:☆10/12(火) 00:53:11 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


487: 名前:☆10/12(火) 00:53:11 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


488: 名前:☆10/12(火) 00:53:11 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


489: 名前:☆10/12(火) 00:53:11 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


490: 名前:☆10/12(火) 00:53:11 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


491: 名前:☆10/12(火) 00:53:12 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


492: 名前:☆10/12(火) 00:53:12 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


493: 名前:☆10/12(火) 00:53:12 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


494: 名前:☆10/12(火) 00:53:12 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


495: 名前:☆10/12(火) 00:53:12 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


496: 名前:☆10/12(火) 00:53:12 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


497: 名前:☆10/12(火) 00:53:13 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


498: 名前:☆10/12(火) 00:53:13 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


499: 名前:☆10/12(火) 00:53:13 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


500: 名前:☆10/12(火) 00:53:13 HOST:hprm-59042.enjoy.ne.jp


501: 名前:501☆Over 500 Thread
このスレッドは500を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


投稿にあたっての注意
・お小遣いサイトの宣伝は禁止します。
・チェーンメールの投稿は禁止します。
・中傷や嫌がらせは禁止します。
・個人情報の投稿は禁止です。
・売買、交換は禁止です。


悪質な投稿をするとネットができなくなります。

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50