[三月朝] 朝眼が覚めた。カーテンの隙間から初夏の強い日が刺している。 パンティーとYシャツ一枚というラフな格好をして寝ている三月には、暑いと感じるにはまだ早い時期だが、それでも梅雨が明けてからは日に日に気温は上がっている。 三月 「ふぁーぁ」 すごくいい目覚めだ。こういう寝起きがいい日は、特別なヨカンがする。とはいっても、特別な予感がするのはいつものことだ。 もちろん、特別なことが起こったとしてもそれは些細なことで、空から一万円が降ってくるとか、一目ぼれするような男の子が声をかけてくるようなことなどない。 三月 「んー着替えなくちゃ……」 私――上山三月は、近くの私立学園に通うどこにでもいるような学生だ。 親友の円曰く、負けん気が強くて格好いい子だそうだが、自分ではそんなことは思ったことは無い。 悪く言えば男っぽい女の子ってことになるみたいだけど、そういわれるとちょっとショック。 Yシャツを脱ぎ捨て、ブラジャーをつけ学校の制服に着替える。ブラジャーは家にいるときは胸に圧迫感を感じるから、していないのだ。 制服に着替えた後、彼女はリビングに行って朝ごはんの支度をする。 三月 「うわっ!冷蔵庫に何もないー……」 私の両親は、海外赴任のため日本にいない。だから、現在この家の管理しているのは私一人。ちょっと寂しいけど、なれたらこんなもんだ、と思うようになった。 両親がいないからこそ、出来ることもあるし。でも、ごはんを自分で作って食べるのはやっぱり寂しい。 三月 「パンもない〜。うわーん。……朝ごはん抜きでいいか。ダイエットよダイエット♪」 [円朝] ??? 「おい、起きろよ学校だろ」 円が眼を覚ますときは、いつもうるさいアラームではなく、そして自分の体内時計のおかげでもなく、ニートかつ引きこもりの兄、文人が起こしに来るときだ。 彼女もまた、パジャマといえばわざわざ新品のを10回以上洗ってヨレヨレにしたYシャツに、パンティー一枚という三月と同じファッションで寝ている。 しかも、暑いので最近は前のボタン全開で寝ている。いくら兄しか見ないとはいえ、あまりに無防備だ。 ■■■■1 円、ベッドに寝てるイベント絵■■■■ 円 「んーむにゃむにゃ」 低血圧な円。全然起きない。 文人 「起きてくれよ〜。俺さっき寝ようと思ったけど、かわいい妹が遅刻するかと思って徹夜してたんだぜ?もう眠い……」 円 「うーん……」 体をゆっくりと動かしている。円は布団をきていない上、汗をうっすらかいているので、パジャマが体にはりついていてラインが浮き出ていて、かなりエロい。 文人 「頼むって。マジ起きてくれよ。起きてくれないといたずらするぞコラ」 円はまだシーツにしがみついている。彼女の姿からは布団から離れようという気が感じられない。 文人 「うむ……仕方あるまい。ほれ」 頭を撫でてみる。 円 「うにゅ〜」 文人 「可愛い声出しやがって……じゃなくて、起きろってばさ」 起きない。というよりむしろ、起きようとしていない。 文人 「これでどうだ」 文人は指を円の顔の上にもっていき、顔の上を人差し指でなぞってみる。 円 「うんぅ……」 気持ちよさそうな円。 円 「ダメだよぉ、そんなことしちゃー」 円はそんなことを言いながら、それでも全然抵抗する様子も見せず、起きる様子もない。 っていうかこれは確信犯なのか? 文人は指を少しずつずらし、そして指が円の唇に近づくと、円は唇を出して文人の指を吸った。 文人 「うわ……こいつ、マジになにやってんだ」 ■■■■2 1の絵+文人の指を口に咥えさせる■■■■ ちゅぱちゅぱ……おいしそうに兄の指を舐める円の顔は何故か満足げに見える。 円 「ん……おいしいよ……」 寝ながら円が言っている。文人はおかしい気分になってきた。 文人 「こう見ると……円ってめっちゃ可愛いよな。妹にこんなこと思うのはどうかって思うけど。」 頭の沸いてきた文人は、開いた方の手で、円のパジャマにそってゆっくりと手を這わせていく。 円を起こすという目的は完全に忘れてしまっているようだ。 円 「んぅ……」 文人 「すごい……綺麗だよ円」 耳元で文人がささやく。右手の人差し指は円の口の中、左手のそれは円の体の上をを這っている。 文人の指が円の胸の上を通過し、かわいい乳首の上を通過しようとしたその時…… ピンポーン 誰かが家にやってきたようだ。円の友達だろうか。 ピンポーンピンポーンピンポーン すぐに出なかったからなのか、何回も何回もインターフォンが押される。 文人 「やれやれ……」 文人は円から離れると、咥えられていた人差し指をゆっくりと抜き、玄関に行った。 文人 「誰ですかいな」 ??? 「あのー、円いますか?」 立っていたのは、見慣れた、毎日円を迎えに来る友達だった。名前は――たしか三月ちゃんだっけかな。 文人 「あー円、まだ寝てる。俺が起こしても起きないもんだから……」 三月 「ええ!?もう行かないと遅刻ですよ!」 文人が時計を見ると、確かに円の通う学校の始業時間の十五分前だ。 家から学校までは十分っていうところだから、今でもギリギリラインだ。 まったくこの兄貴は何やってんだか、と私は思った。 文人 「マジだな。ちょっとまってて、起こしてくるから」 三月 「はい、んもーすごっく急いでください」 文人 「うぃー」 文人はドタドタと家の中に帰っていき、円の部屋をあけると、そこには円がいた。 ――パジャマ、もといYシャツを脱ごうとしている姿で ■■■■3 円、着替え中のイベント絵(チラリズムぐらい?しましまストライプのパンティー)■■■■ 円 「……」 円の顔がどんどん赤くなっていく。しかし、声が出ないらしい。 文人 「え……と、、、遅刻寸前みたいだぞ」 出て行かなければ、出て行かなければとは思うのだが、眼がどうしても円の胸と綺麗なしましまストライプのパンティーに向いてしまう。 円 「のわーーーーーーーーーお兄ちゃんの変態ーーーーーーー」 文人 「くぁwせdrftgyふじこlp;@:」 枕が飛んできた。かわいらしい、スヌーピーの枕だ。 更に円は見栄えを失い、自分の着ようとしていた制服やらニーソックスやら投げても飛びそうにないものをひたすら投げてくる。 文人は、さすがにここにいるのは危険と判断し、急いで外へ出て行った。ずっといたら、目覚ましとかシャーペンとか、それより危険なものも飛んできそうだった。 数十秒後、円は部屋から出てきた。真っ赤な顔をしながら、起こしにきてくれたのにゴメンね、と一言言うと、文人が初めに起こしに行く前に焼いていた食パン――もう冷たくなっていそうだが――を咥えて、三月とともに学校へ出て行った。 自分が指を咥えたりしていたことは完全に覚えていないようだ。 文人 「いってらっしゃい」 文人は自分の部屋に戻ると、パソコンでVIPにスレを立てた。 ■■■■4 文人のPC、写っているのはVIP(IEで)■■■■ 「朝起こしに行った妹に指を咥えられた件」 1 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2005/07/06(水) 08:19:47 ID:ZJLO/qwk0 うはwwwwwwwwテラモエスwwwwwwww俺wwwwwwwww廃人wwwwww今から寝るwwwwww保守頼むwwwwww スレを立てた後、布団の上に転がった。 [公園前] 三月 「もう、毎日のことだけど、ちょっとは早く起きなさいよね。」 円 「ごめんね、三月ちゃん。」 私と円は、小学校の頃からずっと一緒の学校に通っている親友だ。 二人のパジャマ姿が全く同じなのも、円が泊まりに来たとき私の姿を見てマネしだしたのが始まりだし。 三月 「もう走らなくてもいいかな」 円 「はぁはぁ……そうだね。三月ちゃん、走るの早いし……ん」 家から公園まで走ってきたので、ある程度時間は取り戻せた。 私はスポーツが得意なので学校まで走るのはなんでもないことなのだが、円がかわいそうなので歩き始めた。 すると、目の前に見慣れない草が生えているのを見た。 三月 「こんなところに草……なんでだろうね」 円 「うん。見たこと無いね。」 そんな話をしながら歩いていると、二人の前を、突然猫と、鳩が横切った。 鳩 「そこのお嬢さんたち」 円 「へ?何か言った?」 三月 「嫌だな、何も言ってないよ」 ああ、また円特有の天然ボケか、と思った。よくあることだ、この娘がいきなり理解できないことを言い出すのは。 猫 「だから、私達だよ。こら、猫と鳩だ」 円 「……???」 三月 「猫が……しゃべった??」 猫 「そうだ。聞いてくれ」 円 (ぽかーん) 円は口をあけて驚いて、何もいえない。 三月 「あの……ねえ、円」 鳩 「聞いてくれ。あの触手が俺たちの縄張りを邪魔するんだ」 円 「あのね、私何も見てないから」 やっと口を開いた円の選んだ選択肢は、現実逃避という案だ。そりゃそうだ。鳩と猫が喋るはずがない。 三月 「でもね、目の前で喋ってるのは間違いなく……」 二人は遅刻しそうなんていうことは完全に忘れているようだ。 猫 「私達の声が聞くことができるのは、君達に素質があるからだ。魔法少女としての。」 三月 「魔法……少女?」 円 「わーい、魔法だよー」 円の思考回路は何かが切れてしまったようだ。三月は冷静だが、円の脳は完全にあぼんしている。 鳩 「そうだ。だから、私達を助けてくれないか。君達にしかできないことかもしれない。」 三月 「……よく分かんないけど、人助けなら――この場合は人じゃないけど――は悪くないわね。」 円 「お助けマン魔法少女マドカ〜!わーいイオナズン〜!」 猫 「全部話すと長くなるが、簡単に言うと……とりあえず、触手が悪いんだ。私達に協力してくれるか?」 三月 「……っていうか遅刻寸前じゃん!」 三月は今やっと学校のことを思い出したようだ。 猫 「遅刻。ふむ。そんなことは心配しなくてよい。私達に協力してくれるなら、学校の成績や出席状況なんてどうにでもなる。」 三月 「そうはいっても、やっぱり学校には行かなきゃ!ごめん、帰りに話を聞くから。」 三月は円をひきつれて、学校まで走っていった。 鳩 「逃げられたか……ああいう危険分子は排除するに限るんだが」 猫 「彼女らは、帰って来るさ……いい子ほど、痛い目を会うってね」 [文人・家にて] ■■■■4 文人のPC、写っているのはVIP(IEで)■■■■ 文人 「ふぁーぁ。よく寝た。今は……2時か。円が帰ってくるまで2時間ちょっとぐらいか……」 文人は、のそのそと立ち上がりパソコンを立ち上げて、IEを起動、VIPにスレが残っているか確認しにいく。 専ブラは使わない主義だぜwwwwwwwww 「朝起こしに行った妹に指を咥えられた件」 あ、あったあった。一番上にきてるし……しかも妄想と保守だけで500かよ…… 535 名前:1 2005/07/06(水) 14:12:00 ID:UFEdoge44 おはよう。保守アリガトン 536 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2005/07/06(水) 14:12:05 ID:felgEgbmk >>535詳しく 537 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2005/07/06(水) 14:12:25 ID:if2tviWyu >>535 ・ ・ ・ 584 名前:1 2005/07/06(水) 14:18:27 ID:UFEdoge44 朝、妹を起こしに行くんだ。日課で。親がいないからさ。 で、寝起き悪い妹なんだが、今日は顔を触ってたらいきなり指吸いだしやがったんだよ テラモエスwwwwwwwwww思い出しただけでちんちんおっきおっきwwwwwwww 596 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2005/07/06(水) 14:19:05 ID:/lpg2gbfe >>584うp 602 名前:1 2005/07/06(水) 14:21:27 ID:UFEdoge44 >>596 今学校言ってるからむりぽ 帰ってきたらうpれるかも 657 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2005/07/06(水) 14:28:25 ID:5f2MyiWty >>602 明日はチューしる 675 名前:1 2005/07/06(水) 14:31:45 ID:UFEdoge44 >>657 うはwwwwwwそれむりwwwwwwwwwwwwwでもしたいwwwwwwwwwww ・ ・ ・ [円・三月家路 1] 円 「ふぁ〜。。よく寝た。」 三月 「何やってんのよ本当に……もう授業終わったわよ」 円 「え?本当に?わーい帰れる〜♪」 三月 「一日中寝ててよくそんなこと言えるわね……」 円 「ノートコピらせてねミ・ツ・キ☆」 毎日、朝ギリギリまで良く寝て授業中も良く寝て……この子、一日何時間寝れば気が済むのかしら 円 「何時間寝ても寝たりないんだよ♪」 さすがに、何年間も幼馴染やってるだけあって、考えてることはお見通しのようだ。 三月 「帰ろっか」 円 「早く〜帰って〜お昼寝〜」 ……何か忘れてるような気がするんだけど、ま、いいか 鳩 「待っていたぞ」 三月と円が公園の前を通ろうとしたとき、鳩に話しかけられた 円 「うわっ」 三月 「出た」 ……忘れてる気が、ってこのことだったのか 猫 「協力してくれることになったのか?」 三月 「話し合うの忘れてたわよ ね、円?」 円 「猫さんと鳩さんが喋ってるよ三月ちゃん☆」 ……この子の天然とは思えないほどの忘れっぽさを忘れてた…… 猫 「そうか。まあ仕方あるまい。私はギガ、この鳩はメガという。宜しく」 三月 「分かったわ。――で私達が魔法少女ってどういうこと?」 円 「円はイオナズンを唱えた、MPが足りません!みたいな感じだよきっと」 三月 「それ面接のコピペじゃないの……」 ギガ 「あの触手の野郎が現れてから、私達の住処を荒らし始めたんだ」 メガ 「触手を倒したいんだが、私達二人だけでは力が足りない。そこで、私達は波長の合う人間をずっと探していたんだ。」 円 「波長?波はなんだっけ……干渉?だっけ?化学の公式って難しいよね」 三月 「波って物理じゃないの?」 円 「そうだっけ。そうだったかなあ。寝てたから分かんない。」 どうも円の話に付き合うと、かなり話の骨が折れるはめになる。 ギガ 「……話していいのか?」 円 「鳩さんと猫さんが話す時点でおかしいんだから、断りいれられたってねえ、三月?」 そんな円を無視して、メガが話す。 メガ 「波長が合う君達だからこそ、私達の声が聞け、そして魔法少女としての素質があるっていっているんだ。」 三月 「難しいことを言ってるけど、要は私達に助けて欲しいんでしょ?」 ギガ 「そういうことだ」 円 「じゃあ、お願いして、お願い。人にモノを頼むときはお願いしないといけないんだぞー」 メガ 「頼む」 ギガ 「私からも頼む」 三月 「――私達はどうすればいいの?」 メガとギガは返答を聞き少し怪しげに笑うと、言った。 ギガ 「鳩型がどっちで猫型がどっちがいいんだ?」 円 「私、鳩がいいなー。飛べるでしょ?ブーンって」 三月 「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン 」 円 「⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン 」 メガ 「……」 ギガ 「あの……」 三月 「冗談よ。じゃ、円は鳩、私は猫ね」 メガ 「分かった、私は円ちゃんだな」 ギガ 「三月ちゃん、こっちに来てくれ」 ギガが三月に、メガは円に近づいた。 その時だった。触手は急にその枝を伸ばし、円と三月を掴みあげた。 ■■■■5 触手につかまれる三月と円■■■■ メガ 「よし」 ギガ 「いいぞ、触手」 メガとギガは、小さくガッツポーズをした。 三月 「うわっ、何よこのヌルヌル感!くそっ!」 円 「うわーん気持ちわるいー。」 三月と円は完全に触手に絡まれてしまった。 [兄・家にてVIP] ■■■■4 文人のPC、写っているのはVIP(IEで)■■■■ 文人は、まだパソコンの前で座っていた。自分の立てたスレは2スレ目に突入し、また他のスレでは女神様が降臨しておっぱいを晒しまくっていた。 文人 「うはwwwwwwwすげー巨乳wwwwwwwwwwwテラモエスwwwwwwwww」 125 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2005/07/06(水) 16:05:10 ID:UFEdoge44   _  ∩ ( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!  ⊂彡 また、彼のいつもいる「VIPPERが協力してエロゲを作るスレ」は、珍しく400を突破し、保守が続けられていた。 彼はこの企画に参加していないが、出来上がりを非常に楽しみにしているVIPPERの一人だった。 文人 「そういえば、円遅いな……もうそろそろただいまーっつって帰ってくるはずの時間なんだが」 いつも4時前には帰ってくる円のことを真剣に心配している自分は、やはりシスコンなんだろうか 文人 「三月ちゃんがいると、間違ったことは無いか。あの子もしっかりしてていい子っぽいからなあ。」 自分の娘の心配をする親父か、と思わなくも無い。というか、はたから見れば絶対にそう見えるだろうな。自覚してるし。 文人 「……ま、大丈夫か。」 そんなことを言っている文人は、自分の家で飼っている猫のヘクサがいつの間にか家の中にいなくなっていることに、気付くはずがなかった。 [円・三月家路 2 レズ編] [ヘクサ登場] 円 「もうだめだよ……」 三月 「……くっ」 もうだめだ、と思った。円と抱き合っている自分には、何かを考えるような気力すらない。周りには、大量の男達が集まってきている。 私達のレズプレイを見て楽しんでいるのだろうか。もっともっと見て!という気すらしてくる。もうだめだ。 その時、不思議な声が聞こえた。 ??? 「やめろぉおおおおおおおお」 何かの声が聞こえた。ギガかメガが叫んだのか。どうせ私達はもう負け組み…… ??? 「円、分かってくれる?僕はヘクサだよ!」 円 「ヘクサ!?」 ギガ 「くそっ!来たか!」 ギガは、悔しそうな声を上げた。 メガ 「もう少しなんだ……邪魔するなこの老いぼれ!」 ヘクサ 「円と、三月を離せ!」 ヘクサが、これまた人の言葉を話している。 円 「ヘクサ、なんか……声が聞こえるよ……」 ヘクサ 「円、三月!目をつぶって精神統一して!そして、僕の声だけを聞いて!」 三月と円は、互いの最後の気力を振り絞って精神統一した。 ヘクサ 「三月と円を、いや、陥れられた魔法少女達を救いたまえ!」 ヘクサがそう言うと、三月と円の体から無数の光の矢が放たれ、触手が引きちぎられた。 触手の一番根本の部分が崩壊したとき、三月と円は淫靡な誘惑から開放された。 三月 「許さない!許さないよ!」 円 「私達に、何をやらすつもりだったの!?」 ヘクサ 「こっちに来て私に触れてくれ!」 メガ 「くそっ!」 ギガ 「いいか、触手、復活するんだ!」 三月と円が、ヘクサに触れると、辺りは一瞬真っ白になり、次の瞬間、円と三月が光に包み込まれた。 その光が周りに拡散し、三月と円は魔法少女になった。 円 「うわーすごーい。猫耳だぁ」 ヘクサ 「よし。成功だ。」 三月と円はメガ、ギガと対峙しながら、触手に近寄った。 円 「えーい!イオナズンー!!」 円は根本的な勘違いを起こしている。どこまでイオナズンにこだわるんだ、と思った。 触手は少しの時間の後、再生を始めた。三月と円は触手が伸びてくるのをかわすと、攻撃を加え始めた。 ギャラリーの男達は、ヤジと声援を交互に送っている。 ※戦闘シーンのシステムはまだ考えてません  選択肢?ミニゲーム?(っていってもNSや吉里吉里では厳しい?) 勝利→[勝利] 敗北→[敗北] [勝利] 触手の動きはどんどんと鈍くなっていった。 三月 「もうすぐ壊れそうよ!いくよ円!」 円 「えーい!!!」 三月と円は、触手の中心部分に向かって走り出した。 そして、触手を貫通すると、触手は黒い光を辺りに撒き散らして、崩壊していった。 ギガ 「何!?触手がやられるなんて……」 メガ 「糞っ!逃げるぞギガ!」 三月 「そうは行きません!次はあなたたちよ!よくも騙したわね!」 円 「人に嘘はついちゃいけません!」 三月と円はギガとメガと対峙しながら、少しずつその距離を縮めていく。ギガとメガはそれに合わせて後退するが、とうとう公園の端っこに来てしまった。 前には怒り狂う美少女二人、そして後ろにはフェンス。 三月 「もう逃げられないわよ!正々堂々と戦いなさい!」 メガ 「それはどうかな……私は何の動物だと思っている?貴様らが使えない大空を飛ぶことが出来るんだ。」 ギガ 「ヘクサの野郎め……覚えておけ!」 メガ 「いくぞギガ!」 メガはそういうと、翼を広げ、飛び立った。ギガはそれにつかまると、二つの動物達はどこかへ飛んでいってしまった。 三月 「糞ー!」 円 「今日はこれぐらいで勘弁してやるのだー!」 魔法少女二人は鳩と、それにつかまる猫の飛んでいく影に向かって叫んだ。 次の瞬間、三月と円は制服姿に戻っていた。 周りで見ていた男達は、それを見届けると、一人、また一人と、散っていった。 ヘクサ 「……ごめんね円様とそのお友達。」 ヘクサは彼女らに近づき、言った。 ヘクサ 「あんな奴らと昔組んでいたなんて……我ながら恥ずかしい」 ――組んでいたってどういうこと? 円 「組む?何を?」 ヘクサ 「話すと長くなるが、それでもいいのか?」 三月 「構わないわよ。話してちょうだい。」 理解不能なまま猫と鳩から助けを求められ、変身する直前に裏切られ、そして頭が真っ白になって、恥ずかしいことをさせられた。 どういうことなんですか? ヘクサ 「動物界には、昔から――人間が文明を開花させ始めた頃から――親人間勢力と反人間勢力というのがあるんだ。」 円 「親人間勢力……?反……?」 ヘクサ 「そう。人間にいい感情を持っている動物達で構成される派と、そうでない動物達によって構成される派のことなんだ。」 三月 「そんなものがあるの?」 ヘクサ 「うん、あるんだよ。もちろん、人間たちには分からないだろうけれどもね。」 円 「それと、今回の事件って関係が?」 ヘクサ 「あるよ。大有りだ。というより、この小競り合いが円様と三月様を巻き込んでしまう結果になったんだ。本当に申し訳ない。」 三月 「――その事情を説明して」 ヘクサ 「人間は勝手で、自分達の都合でペットを飼い、そして捨てる。余ったパンを鳩達に与えては、彼らを腹痛に陥れる。――私は、そもそも反人間勢力の長だったんだ。」 円 「ええ!?こんなにいい子なのに!」 ヘクサ 「……でも、円様に会ってから分かったんだ。人間は、いい人のほうが多いって。円様とか、三月様とか、そして文人様とかと出会って、私は人間の素晴らしさを理解した。今は、親人間勢力の長だ。言い訳にもならないが。」 円 「過去のことなんていいよ。ヘクサは可愛いし、私の大事な家族さんなんだから。」 過去の過ちなんて、誰にだってあるもんだ。動物であっても、それは同じだろう。 告白してくれて、ありがとう。そんな気持ちだってある。 ヘクサ 「そして、奴ら――ギガとメガ――は、現在の反人間勢力の事実上の最大権力者なんだ。昔は私の両腕とも言える存在だった。 しかし、そんな彼らだから、私を裏切り者として、激しくうらんでいる。うらみではすまないかもしれない。呪っている。」 三月 「そんな……」 ヘクサ 「そこで、彼らは多分こう考えたんだと思う。私の御主人様と、その親友を辱めることで私を侮辱しようと。」 円 「御主人様なんて、違うよ。家族だよ、私達は」 ヘクサ 「円様――本当にありがとう。……彼らには別の目的がある。それは、彼らは波長のあう人間の力を吸い取ることで、力を付けることが出来ることと関係している。」 三月 「つまり……ギガとメガは、私達の力を奪い取ることで、力を付けるってことね。それが、あの触手?」 ヘクサ 「その通り。力を奪う方法で一番効率がいいのは、その対象を快楽の虜にしてしまうことだ。そこで、あの媚薬の塊のような触手を作ったようだ。」 円 「それで――それで、あんなエッチな気分に……」 ヘクサ 「私は、家にいて、それに気付いた。円様の帰りが遅いと、文人様が心配しているのを見て、分かったんだ。」 円 「お兄ちゃん……」 シスコン兄の登場か。 ヘクサ 「そして、探しにきた。……一つ説明が抜けていた部分がある。魔法少女について、だ。」 出た。魔法少女。 三月 「それは……あいつらから聞いたわ。波長の合う人間を変身させることだよね?」 ヘクサ 「そうだ。だが、彼らにはそんな能力はほとんどない。彼らはまだまだ未熟だ。私には、あるんだ。 波長の合う人間を本当に変身させたいと願ったとき、変身させることができるんだよ。」 円 「魔法……」 ヘクサ 「変身した少女は、強大なパワーを得る。あんな触手のような、子供騙しでは、魔法少女には通用しない。」 三月 「そうだったわ。ほとんど、負ける気がしなかった。」 ヘクサ 「話が入れ違いになったが、彼らはパワーを得て、多分人間界の崩壊をたくらんでいる。」 円 「人間界の……崩壊??」 ヘクサ 「そう。人間界と動物界との逆転論は、彼らの持論だ。私達は、それを必死に阻止しようとしているんだ。」 三月 「そんなことがあるなんて……」 円 「でも、絶対にそんなことさせないよね?」 ヘクサ 「そうだ。絶対にさせない。」 円 「ヘクサが、そういうなら大丈夫だよ。」 ヘクサ 「……そうかな。」 三月 「あなたがそんな弱気でどうすんのよ!しっかりしなさい!」 長たるもの、常に堂々と、だ。 ヘクサ 「……そうだな。」 私は、大きくうなずくと、顔を上げた。 円はヘクサを抱き上げると、携帯を見てあわてた。 円 「うあ!もう五時過ぎだよ!お兄ちゃんが心配してる!」 三月 「へ?ちょtt……」 円 「はやくぅー三月ー!」 円は、これまでのシリアスな話はなかったかのように、笑顔で走って家に帰っていく。 ……引きずっていても仕方ないよね。前向きに、だ。GOGO三月! そこまで考えて、三月は円を追って走り出した。  →[スレの賑わい]へ [敗北] 捕まって引き続きエロシーン いかされまくりんぐ ↓ ギガとテラが大笑いしてGAME OVER [スレの賑わい] おっぱい女神のうp祭りが終わった頃、円が帰宅した。なぜか胸にヘクサを抱えている。 お兄ちゃんただいまー、といいながら、円が部屋に入ってきた。 文人 「あ、おかえり」 五時半前、いつもより一時間半ほど遅れての帰宅。何かあったのか、と言おうとして、やめた。 円だって、もう大人なんだ。俺がいちいち関与することじゃない。 文人は机の上にあるデジカメを取り出すと、円に向けた。 文人 「はい、ちーず」 円 「いえい!……ってなんで写真なの?」 文人 「お前が可愛すぎるから、写真撮っておこうと思ったんだ」 円 「へ?そ、、、そそそそそんなあ」 文人 「嘘だ。新しいデジカメのテスト撮影」 円 「どうせ私なんてかわいくないもんねー」 文人 「そうだな。」 円 「……そんなはっきり言われるとむかつくー」 円はぷくーっと頬を膨らませると、 円 「あ、ごめんね。晩御飯作ってくるね」 といって、制服のままパタパタとリビングに降りていってしまった。 まあ、VIPにうpするため、という理由を除けば、前者の理由もあるんだがな。 文人はデジカメをUSBでパソコンとつなぎ、今取った写真をパソコン内に取り込んだ。 そしてスレに書き込んだ。 849 名前:1 2005/07/06(水) 17:32:04 ID:UFEdoge44 とりあえず写真確保 うpロダどこ〜? 数分待って更新を押すと、 851 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:32:37 ID:5xL/ctGl0 な、なんだってー 867 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:32:58 ID:nV7+CbGU0 自分で選んで→ttp://www1.chironoworks.com/love_storm/link/ 874 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:33:37 ID:4mzuu2VO0 キタ━━( ● ´ ー ` ) ゜皿 ゜) `.∀´) ^◇^) ´ Д `) ^▽^)0^〜^) ‘д‘) ´D`) `▽´∬’ー’川o・-・)ё)━━!!! わずか3分の間に、900までスレが進んでいた。 中には有名なコテハンの期待ageや、記念真紀子、それからなぜかブーンを貼る奴もいた。 いや、この場合は内藤ホライゾンというよりはジョルジュ長岡だろうが……ま、おっぱいじゃないからアレか >>867のうpロダから一つを選び、うpしてスレに戻ってきた頃には、1000を突破し次スレも立てられていた。 少し時間がたったからか、ネタだろレスが多くなっていた。 15 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:40:52 ID:c+z7KVdo0 どうせ寝ただろ 23 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:41:07 ID:HIu4j99W0 >>15 ネタに全力で釣られる それがVIPクオリティー 31 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:41:54 ID:HplnY8v30 1は、がんがってネタ画像を探しています。もう少しお待ちください。 うはwwwwwwwこいつら裏切ってやるwwwwwww 60:1 ◆o8z1Bpn6zc :2005/07/06(水) 17:46:19 ID:UFEdoge44 ttp://blog.livedoor.jp/vip_works/madoka.jpg うp完了 73 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:46:55 ID:c+z7KVdo0 ちょwwwwwwwおまwwwwwwwwwwかわいすぎwwwwwww俺によこせwwwww 86 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:48:59 ID:EJ6okC/e0 ちんちんおっきおっき( ^ω^) 94 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:49:48 ID:v48PjRYP0 萌えを初めて理解したような気がした 105 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:50:42 ID:EJ6okC/e0 あえて言おう。この妹は、俺の理想だと! 135 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 17:50:57 ID:se12p3hm0 うはwwwwwwwjrをダブルスコアで破った以来の興奮wwwwwwwwっをkwwwwww 一枚の写真で、スレは大いににぎわった。 文人 「うはwwwwwwwwヤバスwwwwwwwもりあがりんぐwwwwww」 更にうpという声が高まってきた。さすがにそれはできない。これ以上写真取ったら怪しがられる。 文人 「まあ、機会あれば撮るかな」 っていうか、見れば見るほどやっぱ可愛いな円って。やばい俺やっぱシスコンwwwwww トリを「#madokakawaii」とかにしてる時点で分かってたがwww そんなことを考えていると、円が部屋のドアから顔だけを出して言った。 円 「ご飯できたよお兄ちゃん♪今日のご飯はお兄ちゃんの好きなカレー!下で待ってるよ」 それだけ言うと、リビングにトタトタと降りていった。 文人 「よっしゃ。行くか。」 160:1 ◆o8z1Bpn6zc :2005/07/06(水) 17:53:19 ID:UFEdoge44 とりあえず、その妹が作ってくれた飯食ってきまつ(;´Д`) いつも食ってるけど、飯も上手いんだよこれがwwww じゃwwwwおまいら保守しとけwwwwwww 文人 「はじめてVIPで俺の立てたスレが2までいったぜーwwww」 [あるVIPPERの報告書] ご飯を食べ終わると、円は三月の家に、ノートを借りに行った。 あいつ、いつも授業中なにやってんだよ。寝てるんだろうな……寝るの好きな奴だし。。 まあ、俺も人のこと言えたもんじゃねーけどな。高校時代何も勉強せず、三流大学を中退してNEETやってんだからな。 何やってんだ俺wwww そんなことを考えながら自分の部屋に戻ると、スレは500を突破していた。主な内容は、俺にも飯食わせろってところ。 飯うpってできるわけねーだろwwwwwww そんな他愛無い馴れ合いの中、目を引くレスがあった。 375 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(水) 18:01:18 ID:Vg9Yyjji0 この写真の子、今日近所の公園で触手にからまれて、他のこれまた可愛い子とレズってたwwwww 381 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします :2005/07/06(日) 18:02:02 ID:K/0exbOd0 >>375 詳しく 394 :375 :2005/05/08(日) 18:08:12 ID:Vg9Yyjji0 詳しくも何も、言った通りだよ。触手ってなんであったか知らんけどな。 文人 「触手って……こいつすごい想像力だな。釣りにしてはありえなさすぎ。」 ネタ確定、と。こういう馬鹿は放置がいいんだお まだ夜は長い。このスレにちょくちょく円のことを書きつつ、最近出たエロゲ「姉うp」でもやろう。 [朝] 文人は、夜通しネットラジオを聴きながら女神の降臨を待っていた。時々姉うpをやったり、明日(っていうか既に0時を回ったので今日)買いに行くエロゲのレビューを見たり。 そんなことをしているうち、日は昇り、円を起こしに行く時間になってしまった。また徹夜だ。 文人 「おーい。円、起きろよー」 円の部屋に入りながら言った。っていうか、こいつの部屋いつもいい香りするんだよな。円の匂い……か。 円 「お兄ちゃん……だめだよぅ」 ……こいつどんな夢見てるんだよ。 文人 「はーい。まどかちゃーん、おっきしましょうねー」 何故かお子ちゃま言葉になる文人。でも、やっぱり起きない円。 [朝イベントフラグ] ――ふぅ。さて、どうするかな。 選択肢(朝エチ度:0  写真度:0からスタート) VIPうp用の写真を撮る →[写真○]へ* 写真度+1ずつ *○には写真度数が入る 顔を撫でてみる →[なでなで]へ 朝エチ度+1(合計1) 朝エチ度0のとき出現 キスしてみたり →[チッス]へ 朝エチ度+1(合計2) 朝エチ度1のとき出現 おっぱいおっぱい →[おっぱい]へ 朝エチ度+1(合計3) 朝エチ度2のとき出現 マソコいじりんぐ →[愛撫]へ 朝エチ度+1(合計4) 朝エチ度3のとき出現 我慢デキナサスwwww →[エッチ]へ 朝エチ度+1(合計5) 朝エチ度4のとき出現 二回目の朝の選択肢等々の説明(プログラマーさんが読んでほすぃ) はじめは朝エチ度、写真度ともに0からスタート 合計5回の選択肢の出現がある。はじめは0同士なので VIPうp用の写真を撮る 顔を撫でてみる の2つが選択肢となる。写真を選んだ場合、写真度は1あがるが、エチ度は上がらない。 よって、2回目の選択肢もやはり写真か顔撫でかになる。 また、顔撫でを選んだ場合、エチ度があがり、写真度は0のまま。なので次の選択肢は、 VIPうp用の写真を撮る キスしてみたり になる。つまり最初からエチ度のあがる選択肢を選べばエッチまで到達できる。 また、写真度は後のスレの進行度に関与するステータスとなる。 選択肢の登場回数が5回を超えると、無条件で[円起床]へ [写真0] うーん。ちょうどいいやー。この無防備な顔写真撮ってうpでもしよう。 そうと決まると、文人は部屋に戻りデジカメを取ってきた。 そして、顔を覗き込むと、無邪気な寝顔がそこにあった。 うはwwwwwwwカワイスwwwwww パシャリ よし、確保完了。  (写真度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [写真1] 文人 「やっぱ一枚じゃ少ねえよなあ。今度はどういうアングルにしようかなあ。。」 うーん。前から全身撮るか。乳首とか見えそうで見えない……それがチラリズムクオリティー まあパンティーは普通に見えてるわけだがwwwww パシャリ 完了。  (写真度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [写真2] まだまだ撮るぞ〜。今度のアングルはー……おっぱいアップにしよう! そう考えたとたん、円がごろんと寝返りを打った。しかし、完全に回らなかったので、逆におっぱいの露出度があがり、角度によっては乳首が見えるようになった。 文人 「うはwwwwwwwwwテラカワイスwwwwwwww」 パシャリ うはwwwwwっをkwwwwwwwww  (写真度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [写真3] 俺wwwwwwまだ撮るんかwwwww 今度はパンツアップwwwwもう俺壊れてきたwwwwww円かわいすぎるよ円 パシャリ まんまんみてないけどちんちんおっきおっきwwwwwwwwww  (写真度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [写真4] 今度は……と考えていると、円がまた回って、今度はちゃんと上を向いて寝る姿勢になった。 が、それがゆえか前の開いているYシャツが完全に左右にわかれてしまい、おっぱいが完全に露出することになってしまった。 文人 「……これを撮ればいいかな」 寝ている円の上半身。さっき撮った全身写真よりエロさ大幅うpwwwwww パシャリ wwwwwwwwwwwwもうだめぽwwwwww  (写真度+1)  →[朝イベントフラグ]へ エロシーンかいてくれる作家さんへ [なでなで]  (朝エチ度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [チッス]  (朝エチ度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [おっぱい]  (朝エチ度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [愛撫]  (朝エチ度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [エッチ]→ここの初めで円起床。でも、結局続けてエッチ  (朝エチ度+1)  →[朝イベントフラグ]へ [円起床] 朝エチ度が5のとき、このフラグは無視して次のフラグ[学校へ]へ(エッチフラグで既に起床している設定のため) 文人 「……っていうか、こんなことやってる暇じゃないんだって。マジで起きろよ円」 円 「ふぅ……ふぁ……」 円は目をゆっくりと開け、大きく欠伸した。 文人 「おはよう、円」 円 「あ、お兄ちゃん……おはよう……ふぁーぁ」 文人 「もう起きろよ、時間ちょっとすぎてるからさ。朝ご飯作ってるから、着替えて降りて来い」 円 「ありがとー。。」 円はまだ眠そうだが、文人がドアを閉めると、のそのそと着替えを始めた。 [学校へ] 円がリビングへ降りてきて、パンを食べようと食卓に座った時、今日もインターホンが鳴った。 彼女はドアのところへトテトテとパンを咥えたまま走っていく。 三月 「今日も遅刻寸前だよ。」 ……ちょっとは改善しようよ、この生活スタンス。 円 「ふぇ?ほんふぉー?」 円が時間を確認するように時計を見た。指している時刻は昨日より更にやばい時間――始業時間十分前――だった。 円 「ふぇーー。ふぉめんね、いまかふぁんとってくふ。」 三月 「急いでよー」 授業中も寝てるのに、なんで朝もこんなに寝れるんだろう。夜だって早くに寝てるはずなのに。 円は口に咥えたパンを取ることも忘れ、自分の部屋に戻ると鞄を取ってきた。 文人 「いてら」 円 「いっふぇきまっふ!」 全く、仲がいい兄弟なんだから。 三月 「走るよ円!」 [公園前で] 三月 「はぁはぁ……」 そろそろ公園に着く。もう走らなくても間に合いそうだ。 円 「もうだめだよぉー。三月ちゃん、ちょっと待ってよー」 ……この子、よく寝る割には体力無いのよね。 三月 「はいはい。……はぁはぁ……ギリギリ間に合いそうね……」 円 「そうだね……ふぅ……」 円は一度座り込んだ後、立ち上がった。 三月 「もぅ……走ってるの円のせいだからねー」 ちょっとすねたように言ってみる。 円 「ごめんね三月ちゃん。毎日迷惑かけてばっかりで。」 三月 「ふーんだ。」 円 「三月ちゃぁーん。。」 三月 「ははは」 円、面白すぎ。 円 「なんで笑うの〜?」 三月 「面白いから……ははは……ほら、行かなきゃ!」 円 「うん」 二人は、一緒にゆっくりと歩き出した。 その時。 ギガ 「ちょっと待てぃ」 メガ 「昨日はよくもやってくれたな」 目の前に、昨日、わけのわからない触手をつれて三月と円にちょっかいを出してきた、鳩と猫がいた。 三月 「あー。あんたたち、タダですむと思わないでよ!」 円 「そうだー!このやろー!」 三月と円は、ギガとメガに蹴りを入れようとしたが、動物達はそれをひらりとかわした。 三月 「ギッタギッタにやってやりたいところだけど、学校に遅刻しそうだから今日は見逃してあげるわ。ほら?早く逃げなさい?」 円 「私達が怒ったら怖いよー。特に三月が怒ったら、男子でも太刀打ちできないんだぞー!」 ……ちょっと円。それどういう意味よ。 メガ 「そうか。それは怖い。だが、私達には秘密兵器があるんだ。さて、君達は耐えられるのかな?」 ギガ 「よし、出て来い。触手!」 ギガが叫ぶと、公園の中央から昨日より遙かに大きくなって成長した触手が現れた。 三月 「……!!逃げるわよ円!」 円 「うん!」 二人はさっきまで走るのしんどいと言っていたのを忘れたかのように走り出した。 しかし、その触手は簡単に三月と円を追い詰めて、つまみあげた。 ギガ 「あ、ちなみに。ヘクサ君は昨日夜から、私達が預からせてもらった。」 三月 「な……」 ヘクサは、メガとギガの足元で、縛られて転がっていた。 メガ 「そんなわけだから、触手の味を存分に楽しんでくれ。」 [パワーアップした触手] エロシーン [エロゲを買いに] 自宅にいる文人は、今公園で何が起こっているかなぞ、知る由も無かった。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以下の文章は、写真度1以上の条件を満たした場合のみ、表示 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今朝撮った写真は、早速VIPにうpした。 その結果、VIPのスレの伸びは更に加速に、 (5+写真度) スレまで消費した。(※最大10スレ) 文人 「うはwwwのびまくりんぐwwwww」 おっぱい!おっぱい! スレは滝のように流れ、その速さたるや文人の予想を遙かに上回るスピードだった。 が、今日はずっとVIPばっかりもしていられない。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以下の文章は、写真度0の条件を満たした場合のみ、表示 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 今日は写真が無かったからか、スレにはほとんど勢いがなくなってきた。 うpを待つ奴らこそいるものの、写真がないのだから仕方ない。 もうこのスレも潮時だろう。さて、そろそろ買いに行くか、例のモノ。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以下から合流 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ そう、今日は文人期待のエロゲ「君はVIP〜VeryImportantPartner〜」の発売日なのだ。 流石に昨日は徹夜だったので少なからず眠いが、仕方がない。 このゲームは数ヶ月前から発売を期待しまくっていたのだ。 文人 「アキバ逝って来るかな」 ちゃちゃっと着替えて、家を出て行った。 [文人と触手] 文人はひたすら駅に向かって歩いた。久々に出た家の外は、もう夏の蒸し暑い空気が満ちていた。 すぐにTシャツが汗でびちゃびちゃになった。気持ち悪い。 早くクーラーの効いた電車に乗りたくて、少し早歩きで公園に続く道を歩いていた。 その時、信じられないものが目に入ってきた。 なんと、ありえないでかさの植物みたいなものの上で、二人の女の子が抱き合っているのだ。 文人 「……なんだあれ」 更に歩いていくと、その少女達の表情がしっかりと見え始めた。 文人 「――!!」 その顔を見て、絶句してしまった。あれは……円と三月ちゃんではないか。 目を疑ってみるが、どう見ても淫らに抱き合っている二人は、妹とその親友。 それを見て、文人は叫んでいた。 文人 「やめろー!!!!」 ギガ 「誰だっ!?」 その声を聞いて、少しだけ正常な状態に戻った円が「お兄ちゃん!?」と叫んだ。 ギガ 「ほう……円の兄貴か。名前を何という?」 文人 「んなの関係あるか!円と三月ちゃんをとっとと離せ!」 メガ 「だめだよ。初対面のときは、自己紹介から。君は小学校で習わなかったのかい?」 文人 「るせえ!」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以下の文章は、一回目のプレイもしくは写真度4以下のとき表示 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 文人は強烈な蹴りを繰り出したが、それは大きく宙を切っただけだった。 メガ 「なんか鬱陶しいから、こいつもやれよ、触手」 文人の蹴りを交わしたメガがそういうと、触手は簡単に文人を持ち上げた。  →[屈辱の3p]へ ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 以下の文章は、二回目以上のプレイで、更に写真度5のときのみ表示 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 文人は強烈な蹴りをギガとメガの腹にクリーンヒットさせた。 メガとギガはその衝撃で気絶したのか死んだのか、とにかくピクリとも動かなくなった。 文人はさらに、触手に向かって大きく蹴りを入れた。  →[ハッピーエンドルートスタート]へ 動物界には反人間勢力と親人間勢力がせめぎあっていた。ギガとメガは反人間勢力の急先鋒 魔法少女の素質のある人間(円と三月)の力を奪うことで、ギガとメガはパワーを得る その力を奪う源が触手であり、触手の付け根の部分には強力な媚薬の効果があり、まわりにいる人たちの性欲を引き立てる。 もちろん、絡まれている人たちはその誘惑から逃げることができない。 その力を得ることで、人間世界ののっとりを考えているが、ヘクサという昔の反人間勢力の長、 そして円という優しい主人を得てから親人間勢力の長に寝返った猫がそれに立ちはだかる。 ちなみにヘクサは、彼女らを魔法少女へと変身させる能力の持ち主 主なストーリーはこんなかんじ・・・? プロット 帰り道に三月と円が猫と鳩に騙されて触手に絡まれる 誘惑にまけて公園で公開レズ あるVIPPERが目撃(兄じゃない奴) ↓ そこに円の飼い猫ヘクサが現れる ↓ 魔法少女変身 →敗北 ↓     ↓ 触手崩壊 猫鳩逃亡   ゲームオーバー ↓ 兄、自分のスレのVIPPERに煽られ帰ってきた円うp ↓ 公園にいたVIPPERが写真を見てレズってた報告 ↓ 兄、ネタと思いスルー、朝何やるか選択肢変化 * ↓ 円、三月行き道にまた襲われてレズ ↓ 兄がエロゲ買いに行く途中に見つける ↓ 兄も混ぜられ3p 一度クリア後、VIPスレが10スレ以上の伸びであれば→勝利 ↓敗北   ↓ その日は気を失って終わり    猫と鳩が気絶 ↓   ↓ 最後の日、飼い猫の力を得て魔法少女に あるVIPPERが黒幕として登場 ↓   ↓ 鳩と猫敗北 そのVIPPERはニートパワーで女子二人に攻撃しまくりんぐ 兄に興味なし ↓   ↓ トゥルーエンド 負けた鳩と猫が寝返り、兄が女装美少年の魔法少年に   ↓ あるVIPPER、萌えて爆発   ↓ ハッピーエンド *VIPのスレの伸びは兄の二日目の朝の5回ある行動によって決定 VIPPERのために写真取る×5 の選択肢行動で、10スレ以上 他にはキス、おぱーいもむ、あそこ弄る、舐めまわすなどエロシーン用選択肢作る