Andrew Bayeのトレーニング


10日に1回のスーパースロートレーニング

アンドリューは、「スーパースロートレーニング」のトレーナーです。
ハンサムで服を着ている時は細身に見えます。
しかし、彼のサイトで上半身の写った写真を見ると(トップページにマシンの写真と一緒に写っています。)「さすが、プロ。」という印象を受けます。
ナチュラル・コンテストでは、かなりの成績を残せるのではないでしょうか?
彼は、「アーム・チェアに座っているだけの理論家」ではないのです。
普通の美意識の持ち主ならば、薬物を使用してモンスターのような筋肉を持ったボディビルダーよりギリシャ彫刻のような彼の肉体を好むで しょう。
彼のトレーニングは、AとBのルーティンを交互に行う分割法で10日に1回のトレーニングです。
つまり、一つのエクササイズは20日に1回しかトレーニングしません。
彼のトレーニングの抜粋を以下に示します。

1998年4月17日
首の前屈と後屈を各1セット。(以後、すべて1セットのみ。)ノーチラス4ウェイネック。
スティッフレッグデッドリフトを1セット。
チェストプレスを1セット。(Medx社)
1998年4月26日
レッグプレス(Medx社)
フロント・プルダウン(スーパースローシステム)
カーフレイズ、レッグプレスマシンで。
1998年5月6日
4月17日に同じ。重量は増加している。
1998年5月16日
4月26日に同じ。カーフレイズ及びレッグプレスは10ポンド、プルダウンは5ポンドの重量増加。
1998年5月25日
4月17日に同じ。
チェストプレスの重量。4月17日に300ポンド。4月26日に310ポンド。5月16日に320ポンド。何れも4回、(10秒、5秒)
1998年6月6日
重量の増加以外は、服もマシンも同じ。
1998年6月16日
チェストプレス。340ポンドで4回。10秒、5秒。彼は4年間も同じルーティンに従っているが、プラトーに陥ることは無いそうです。最初、1週間に2回だったトレーニングが10日に1回の頻度に少しづつ、減っていっただけだそうです。
1998年6月27日
前回のトレーニングとほぼ同じ。但し、プルダウンとカーフレイズの間にダンベルプレスを行っています。

以上のように10日に1回のトレーニングです。
腹筋のトレーニング等は、行っていません。
又、肩や腕のような小さな筋肉は普段は実施していません。
大筋群を中心としたトレーニングで小筋群や腹筋も同時に鍛えられるためです。
又、毎回のトレーニングでエクササイズや環境を出来るだけ同じにしています。
そして重量を増やすことだけに専念しています。
これが彼の成功の秘訣です。



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