重量ウォークという運動のやり方を教えて下さい。


重り(アンクル・ウェイト)をつけて歩くだけです。

僕は、ランニングが好きです。
でもランニング障害とは仲良くなりたくありません。
それで福岡大学の田中宏暁先生の話等を参考にして「競歩」をやることにしました。
「歩き」はランニングと使用される筋肉が似ているので競歩の選手はマラソンでも良い成績を修めるそうです。
「これだ。」と思ったのですが、僕のような素人では集中しないと心肺機能に刺激を与えるだけの強度で歩くのは難しいのです。
それでアンクルウェイトをつけて歩くことにしました。(1.15`)

最初の10分はリラックスして競歩スタイルで歩きます。
脈拍は大体、110程度にゆっくりと上がります。
それで武庫川沿いに出て、楽なインターバルを行います。
やや腰を落としたセミ・ダックウォークで250メートル、普通の競歩スタイルで250メートルを1セットにして何セットも繰り返します。
そんなにスピードを上げなくても脈拍は115〜130の範囲で一定しています。(僕は、ポラール社の「ハートレイト・モニター」を付けて歩きます。)
セミ・ダックウォークは、浅めのクォーター・スクワットくらいの膝の角度で行います。
早目の忍者歩きといった感じでしょうか。
20分ほどインターバルを繰り返したら、10分ほどリラックスして家に向かいます。
これがクールダウンです。

あのスティーブ・リーブスは、パワー・ウォーキングといって脚だけでなく、手首にも重りをつけて歩くそうです。
時速10マイル(1`3分50秒)のランニングに匹敵するカロリーを消費すると言っています。
また、片足1.4`のシューズが売っていますが、「普通の人が30分歩くと300i消費するので減量に良い。」そうです。
僕の実感もそんな感じで「皮下脂肪が燃えていく」ようです。
とても良い感じなので、僕はランニングよりもこの「重量ウォーク」の方を中心にして有酸素運動を行うようになりました。
ランニングより身体の負担は軽いのにカロリー消費は同等以上のようですから。
ただ、重量を足首や手首につけて歩くと血圧が上昇します。
アメリカの大学(ユタ州のBrigham Young University)の研究によると「普通の健康な人なら全く問題無い。」ということですが、血圧の高い人は避けるべきでしょう。
僕の血圧は、60〜115(最低、最高)なので「重量ウォーク」を続けていきます。



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