筋肉を発達させる最適のレップ・スピードは?
最適のレップのスピード
結論から言いますと「僕は知りません。」(すみません)
Westcott博士の論文を読むと1レップを4〜5秒、6秒〜7秒、8〜9秒、14秒の4グループの比較をされています。(198人の被験者)
8週間の間で重量の増加は、それぞれ22ポンド、22ポンド、23ポンド、27ポンドでした。
レップスピードが遅くなれば、少しずつ効果が出てくるのが理解出来ます。
さて、Westcott博士が、エリントン・ダーデン博士に実験の結果を報告に行った時の話です。
ダーデン博士は、「何故、もっと遅いレップの実験をしないのだい?」と当然の質問をWestcott博士にしました。
「不可能です。スロートレーニングの方が効果は上がったものの被験者は『こんな苦しいトレーニングより普通のトレーニングの方が良い。』と言うのです。これ以上ゆっくり?不可能です。」という答えでした。
通常のスピードのトレーニングのグループは「とても楽しい。ずっと続けたい。」と言う人が大部分だったそうです。
「苦しすぎる。」これがスーパースローの欠点かも知れません。
それとぴったりのスピードが解明されていない理由です。