ウェイトトレーニングの最適頻度は?
筋肉は何日間に一度のトレーニングで発達するのでしょう?
ウェイトトレーニングの世界でこの30年間で一番の変化はトレーニング頻度です。
アーノルド・シュツェネガーが世界チャンピオンだった頃、彼は1つの筋肉に週3回のトレーニングをしていました。
セット数は各部25セット平均です。
1970年に入ると週に2回のトレーニングが普通になりました。
80年に入る頃には4〜5日に1回となり90年のチャンピオンのドリアン・イェーツは週に1回、セット数は各部4セット平均のトレーニングをしていました。
量から言えば、アーノルドの20分の1程度のトレーニングです。
トレーニングの頻度は少しづつ減っているのです。
人間の身体が30年間で弱くなったのでは無くて真実に近づいていっているのです。
実際にコンテストのレベルは格段に上がっています。
それとこれはボディビル界の恥部ですが、彼らはステロイド等の助けを得ています。
使用すると肉体の回復力が飛躍的に高まるのです。
そういう彼らが週に1回なら何も薬剤を使わない一般に人は2週間で1回で良いのかもしれません。実際に最近のアメリカの一般のトレーニング愛好家の間では週に1日のトレーニングで効果の上がったという人は珍しくありません。
全身を3分割にして週に一日のトレーニング、つまり各部を3週間に1回だけ鍛えるという人もいます。
この程度のトレーニングで急速に進歩を見せているのです。
僕自身も今年1年間スクワットを14日〜21日に1回鍛えるトレーニングに変えてみました。
「筋肉が落ちるのでは。」という心配とは裏腹に信じられないような進歩を見せました。
来年は全身に適用してみます。
プラトーに陥り、進歩の見られない人は思いきってトレーニング頻度を減らしてみては如何ですか?失うものは何もありません。