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2006-05-11 murder

[]「性的ないじめ」と小山田圭吾

山形の一家3人殺傷事件は、武器と暴力の激しさから、

被害者(特に長男)に対して、尋常でない深い恨みを持っていたことは想像できたけど、

容疑者によれば、過去に「性的ないじめ」があったらしい。

子供時代に3歳違うと腕力に差があるし、家がすぐ近所だから、登下校は常に一緒で逃げられない。

性的な虐めが事実なら、男同士ということもあり、

辱めを受けた側の屈辱感と無力感と絶望感は、想像を絶するほど深刻だったに違いない。

そして、深刻であればあるほど、田舎の狭い社会では恥もあり、周囲にそれを訴えられないのだ。

性的な虐待をした相手が100M先に暮らし、しかも、それが遠い親戚なのだ。

まず、都会ではありえない、田舎特有の生き地獄という他ない。

こんな納得できない形で人生をダメにされてしまった加害者に、なんだか激しく同情してしまいそうになる。

多分、この容疑者は虐めによる迫害感で、達成感を感じることが難しく、

何かに失敗する度に、未解消の苦痛である過去の「いじめ」を思い出し、被害感情と屈辱感を膨らませていった。

苦境から脱する為には、苦しめた者を排除するしかない・・・となるまで、病的に思いつめて、

自分が味わった以上の苦しみを、憎悪の対象に味あわせることが、全てになり、

忍者が持つような刀による復讐が、唯一、相手を見返す手段になってしまった。

苦痛の高い忘れられない虐待は、人を犯罪者にするほど、根深い傷になってしまうのだ。。。(哀)

そんな中、この事件についての書き込みをみていたら、

フリッパーズ・ギターコーネリアス小山田圭吾が、とんでもない虐めっ子(というより犯罪者)だったことを、

笑える過去というニュアンスで、ロッキンオンジャパンで話していたことが判明。

随分大昔のことらしいけれど、内容が余りに酷く、嘘かと思うほどで驚愕した。

(内容を知りたい方は、「小山田圭吾・いじめ」で検索すれば出ます)

ほぼ同世代で、こんなシャレにならない酷い虐めをやっていたなんて、正直、信じられない。

虐めが、無視や嫌がらせだけでなく、残虐な暴力や金銭要求や性的なものへ発展したのは、

もっと下の世代からとばかり思っていた私って、世間知らずだったんだな。

信じられないような虐待に、世代なんて関係ないらしい。

小山田圭吾に至っては、自ら進んで残虐非道な虐めを、インタビューで大公開しただけに止まらず、

度を越えた万引き自慢&ダウン症の養護学校生徒の容姿を笑いモノにした発言まであり、

大昔のこととはいえ、その罪悪感の無さと、「笑い」のセンスに、ただただ寒々しいものを感じた。

虐めや、万引きや、障害者を見下して笑うことを自慢する、人気ミュージシャンって・・・イタい。イタすぎる。

人でなしのサイコパスでも、あんな良い曲作れるのが、面白いところだけど、

今まであったイメージは、完全に破壊されてしまった。

これから先、小山田圭吾を見る目は激しく変わることは否めないし、音楽を聴いても、イロイロ裏読みしてしまいそうだ。

とにかく、和田弘とマヒナスターズの三原さと志の息子が、

あのフリッパーズ・ギターの片割れが、

あの女装して小枝のCMに出ていた人が、

人気ミュージシャンでありながら、実は、歪んだアレレ?な人だったなんてー

人間って、本当に不可解で複雑な生き物なんだなぁ・・・と、なんだか感慨に浸ってしまった。

久々だけど、フリッパーズ・ギターのCDを、聴きなおしてみたい。

シングルズ

http://yamagata-np.jp/kiji/200605/11/news04808.html

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「小学生のころ性的強要され恨み」と供述−飯豊・一家殺傷

飯豊町椿の民家で、会社員伊藤覚さん(27)=山形市瀬波3丁目=ら一家3人が殺傷された事件で、
殺人容疑で逮捕された近くの会社員伊藤嘉信容疑者(24)が、長井署捜査本部の調べに対し
「小学生のころ、覚さんから性的なことを強要され恨んでいた」と供述していることが11日、明らかになった。
供述には依然としてあいまいな点があり、捜査本部は慎重に調べを進める。

調べによると、覚さんと嘉信容疑者は、幼少のころからの遊び仲間。
覚さんの父信吉さん(60)に対する殺人容疑で逮捕された後、捜査本部の調べに対し、
「小学生のころ、覚さんから性的なことを強要された」
「抑圧され、長年にわたって恨んでいた」などと、
覚さんを狙った犯行だったという趣旨の供述を同容疑者はしている。

覚さんからの性的な強要がいつごろあったのかなどの点について、
捜査本部は嘉信容疑者から慎重に事情を聴くとともに、
具体的な供述が得られれば、順次裏付けを急ぐ方針。

逮捕された直後から、嘉信容疑者は憔悴(しょうすい)した様子で、供述内容は依然として二転三転。
捜査本部は今後、動機面について重点的に調べを進め、一家3人が殺傷された事件の全容解明を急ぐ。

凶器とされる米国メーカー製の大型ナイフについて、
嘉信容疑者は「東京の専門学校に通っていたころ(2000−01年度)、都内の専門店で購入した」と供述。
捜査本部は、性的なことで恨みを抱いていた覚さんを狙った計画的な犯行との見方を強めている。

11日の県議会文教公安常任委員会で、県警察の高橋富蔵刑事部長は「県内で過去に例のない凶悪な事件。
所要の捜査を強力に推進し、全力を挙げて事件の全容解明に努める」と答弁した。
佐貝全健委員(自民)の質問に答えた。
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神楽坂通信社神楽坂通信社 2006/05/13 16:12 いつもお世話になっています。
昔、「スリーパーズ」という映画がありましたが、
セクシャル・ハラスメントとか性的虐待とかの事件や話をきくと思い出します。
性的な虐待やいじめは幼少期に受けると深刻なダメージがあるのは当然ですが、歳をとって被害を受けてもダメージは大きいものです。
最近も北米トヨタのセクハラ事件が話題になっていますが、
メディアでは、その損害賠償請求額、セクハラになるかならないかの境界線とかを面白おかしく取り上げているのを見ると、私はがっかりします。特に「みのもんた」さんがその話題に触れるのを見ると、不謹慎さを感じてしまいます。
組織内のセクハラは、ストーカー行為や組織内でのいじめ、レイプにまで発展するかもしれないという深刻さは、残念ながら認識されてないような気がします。
昔、イェール大卒業?のジョディ・フォスター出演の映画でレイプ犯罪の「犯罪」そのものダメージはもちろん、その後の治療や捜査、法廷の過程で受けるダメージの深刻さも広く認識されました。
そんなレイプ事件は、かなりの割合で身近な人からレイプを受けるケースが多かったりします。
セクハラが、凶悪事件を引き起こす可能性に関して、特に変な事件が多い現在こそ、議論されてしかるべきだと私は思ったりします。
すいません、話が長くなって。
性的嫌がらせやいじめは、私は受けた事はありませんが、そんなおぞましい事件は、起こらないでほしいと思います。
私(男です)の知っている人(男です)が、
ホモセクシャルの男性に襲われて、人生をダイナシにしてしまいました。抜け殻のような人間になってしまいました。喜怒哀楽の反応がなくなり、ぼっとしている、そんな人になってしまいました。
暴行を受けた事実はかなり後になってきかされたのですが。
私の自殺した知人の自殺原因は、上司(男性)に襲われたのが原因じゃないか?と噂される事件もありました。
レイプは、女性だけではなく、男性も被害を受けます。
そのダメージは、幼少でも大人でも、深刻なので、
セクハラや性犯罪の話を聞くたびに私はいたたまれなくなります。
すいません。愚痴っぽくて。
問題があるなら、どうぞ削除してください。

神楽坂通信社神楽坂通信社 2006/05/13 16:17 すいません。何度も。
僕は、ホモセクシャルではありません。
普通に、女性が好きなのですが、もてません。

ramirami 2006/05/14 22:48 こちらこそ、いつもお世話になってます☆

「フリーパーズ」は私も観ました。
公開当時、映画の元になった小説が、作者の体験を元にした実話か、否か?で論争になっていた記憶がありますが、結論はどうだったのでしょうね。
どちらにせよ、アメリカでは神父が信徒の少年を虐待するぐらいですから、
少年院で看守が虐待するぐらい、ありそうですけど・・・

実際、性的な嫌がらせの被害者は女性だけ、とは限らないですよね。
女性が男性にする場合もあるし、男性が男性にする場合も、充分ありえる。
その場合、女性でさえ被害を訴えにくいのに、男性が被害を訴えるのは、並大抵ではないと思います。

それにメディアも、男性同士の性的背景のある事件などを、なぜか余り問題にしない。
女性の性的背景のある事件は、大きく取り上げられても、その逆だと、関心が薄れるようで、うやむやにお茶を濁す感じ。
最近も、男性相手の性風俗店経営者が、元従業員に惨殺された事件がありましたが、TVでは小さい扱いでした。
横浜ベイスターズからドラフト1位指名を受けていたのに、
ゲイビデオに出演していた過去が明らかになり、
アメリカのメジャーかマイナーで野球を続けている某投手のことも、TVは殆どノータッチ。
九州であった日本初の男性同士セクハラ訴訟も、それほど注目されませんでした。
女が絡む性的な事件は、延々続報が続き、問題にされるのに、
男同士の性的な事件は、続報が続かない上に黙殺される背景には、普通の男性が、「男同士」にあまり関心が無いせいかもしれませんね。
そう考えると、日本の男性は、ある意味、女性よりも守られていないのかもしれません。
アメリカでも、同性間セクハラの訴訟は、レイプなど明らかな侵害行為が無い限り、線引きが難しいらしいです。

神楽坂通信社神楽坂通信社 2006/05/16 14:43 コメントをいただきまして、誠にありがとうございます。

今後もよろしくお願いいたします。

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