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小沢新党、11日結成=反増税、脱原発掲げる

小沢新党、11日結成=反増税、脱原発掲げる

 消費増税関連法案の衆院採決で反対し、民主党を除籍(除名)された元代表らは11日午後、都内の憲政記念館で新党の設立総会を開き、増税阻止や次期衆院選に向けた活動を本格化させる。代表には小沢氏が就き、民主党を離れた50人規模の衆参両院議員が参加する見通しだ。
 小沢氏は10日午後、衆院議員会館の自室で新党の幹事長に内定している前内閣府副大臣らグループ議員と会談。新党の名称や重要政策、綱領などについて詰めの協議を行った。
 新党名には、参加議員による衆参両院会派名でもある「国民の生活が第一」が浮上している。重点政策として、反消費増税や「脱原発」を掲げる考え。また、橋下徹大阪市長率いる「大阪維新の会」など地域政党との連携を視野に、地域主権改革など地方重視の政策も打ち出す。 
 小沢氏は「首相の下での民主党は、政権交代を成し遂げた民主党ではない」として首相を批判、野田政権との対決姿勢を強めている。元首相ら同党内に残った増税反対派とも連携し、首相を揺さぶる構えだ。(2012/07/10-17:12)


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