菅財務大臣が先ほど、「沖縄返還協定で3億2000万ドル以上の負担があった」と発表したが、それ、金額違うだろ。100億ドルだろ。当時は1ドル360円だから、3兆6000億だろう。
その金がどこにいったか、知っている人物がいる。昨年私が台湾に飛んだのは、実はその調査のためだ(もちろん、自腹です)。しかも、当時の旧1万円札(昭和33年発行)のものがまだあるのだ。それを100万円だけ日本に持って来て、日銀に正式に鑑定依頼をした人がいる。それは、なぜか偽札事件となったのだが、関係者は逮捕されていない。持ち込んだ人に対しては、「偽造ではなく模造」などと、訳のわからない回答をしている。
去年日銀に持ち込んだその100万円分の紙幣は、日銀が警視庁中央署(あれ?久松だったっけな?)に回し、そのあと科学捜査研究所にあがっている。捜査二課や刑事部長も知っていると思う。少なくとも二課長は絶対に知っている。
なぜか、当時日本が拠出したという3兆6000億というカネは、ある場所でまだ眠っている(一部使っちゃったらしいが)。東南アジアで流通している1万円札のニセモノ、といわれているものの一部は、本物の1万円札なのだ。それをなぜか財務省は隠しているんだが・・・。そりゃそうだ。いま出てきたら、マネーサプライがおかしくなるくらいの金額だもんな。3兆6000億って・・・。もちろん、私が動いたこの話と、菅がいっている話は別の話なのかもしれないが、書くならこのタイミングと思って書いた次第だ。この話、知りたいうちの関係者・あるいは役人は、私の所に聞きに来るといい。
だいぶはしょって書いた。この話は長くて、とても銀座のルノアールでコーヒー飲みながらかける話ではないので、もうちょっと話がまとまったら書くつもりだ。それにしても、もしこの密約の話と、私の聞いた話がビンゴしたのだとすれば、歴史的スクープだろう。調べる価値はある。
私は、そのカネが眠る倉庫の場所を知っている。