北朝鮮「衛星」打ち上げ予告 「4月12日から16日までの午前7時から正午まで」と通報
北朝鮮が、弾道ミサイル発射とみられる「衛星」打ち上げを予告している問題で、政府は19日夜、北朝鮮が国際海事機関に対し、打ち上げは「4月12日から16日までの午前7時から正午まで」などと通報したと発表した。
北朝鮮の国際海事機関に対する事前通報では、打ち上げは「4月12日から16日までの午前7時から正午まで」で、打ち上げロケットの1段目は、韓国・西方沖の黄海上、2段目は、フィリピン・ルソン島東方沖の太平洋上に落下させるとしている。
19日の参議院予算委員会で、玄葉外相は「沖縄などの南西諸島上空を通過する可能性は排除されない」と述べた。
ミサイルが日本の領空を通過するおそれがあり、防衛省では、不測の事態に備えて、田中防衛相による「弾道ミサイル等破壊措置命令」の発令を含め、迎撃態勢の検討に入っている。
(03/20 06:13)