国際
【朝鮮半島ウオッチ】米国の悪夢は北朝鮮の核兵器「量産態勢」
またオバマ政権には来年の大統領選を控え、対北政策が全く動かないことへのいらだちもあるようだ。大統領選本番の前に「対話モード」に入ることは避けられないとの見方も出ている。
一方、10月13日の米韓首脳会談は強いメッセージを発した。
韓国の李明博大統領は上下両院合同会議の演説で、「米韓は宿命的な同伴者」と述べ、朝鮮戦争に参戦した議員の名前をひとりひとり呼び、感謝を伝えるなどして、45分間の演説で45回の拍手を受けた。両首脳は「米韓は北朝鮮の挑発や威嚇への備えを強化する」と強調している。
韓国は27日から11月4日まで北朝鮮の挑発と全面戦争に備えた陸海空、海兵隊による大規模軍事演習を行う。昨年2回の攻撃を受けた海上の最前線である北方限界線(NLL)は重点訓練地域となる。
北朝鮮は米韓首脳会談(10月13日)直前、NLLの北朝鮮側で朝鮮人民軍の地対艦ミサイルや地対空ミサイルを移動させて、韓国を威嚇した。米韓首脳会談ではオバマ大統領、李明博大統領が共同記者会見で「北朝鮮の挑発は補償ではなく、より強力な制裁や孤立を招く。国際社会の要求を無視するなら待っているのは圧力と孤立だ。非核化を選択するなら新たなチャンスを得る。これは北朝鮮の選択だ」と断じた。
心理戦は五分五分だ。そして米朝協議の見通しには悲観的な見方が多い。緊張の水位は上がりそうで、「双方のジャブは年末まで続く」とみられている。
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