経済
【G20】人民元切り上げ要求拒否 胡主席「景気後退招く」
2011.11.4 14:20
中国の胡錦濤国家主席は3日、フランス・カンヌで開かれた20カ国・地域(G20)首脳会合で演説し「新興国に通貨切り上げと輸出削減を要求し続けても、バランスの取れた(世界経済の)成長は実現できない。むしろ景気後退を招くだけだ」と述べた。
胡主席は3日、オバマ米大統領と会談。オバマ氏は人民元切り上げを要求したとみられるが、拒否した形だ。
ギリシャ発の欧州危機が深刻化する中、胡主席は金融市場安定のため「国際通貨基金(IMF)改革を着実に進める必要がある」と強調。IMFの準備資産である特別引き出し権(SDR)に人民元を組み入れることを念頭に「SDRの用途拡大と通貨構成の改革が必要だ」と述べた。(共同)
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