カント哲学と事務のおばちゃんの哲学【20101004】 » 虚空と君のあいだに虚空と君のあいだに カント哲学と事務のおばちゃんの哲学【20101004】4th 10 月 2010カント哲学と事務のおばちゃんの哲学【20101004】 posted in ガイドライン | Tags: アイアンマウンテンレポート, イルミナティ, カント, キリスト教, スピリチュアル, ヒューム, ビルダーバーグ, 哲学, 地球温暖化詐欺, 懐疑的経験論, 理性, 義務論, 選民思想 |       たぶん、この話をそのまま哲学のレポートにしたら赤点を食らうだろう。 自分の頭と要素で組み立てられない文系教授には、理解できない話。     カントの自由とは何か?   まず、基本的にヒューム哲学、懐疑的経験論をカントは継承してる。 何度も言うが、「懐疑的経験論=大衆は馬鹿」である。 だから、理性(理念)として(社会構築に必要な要素)として、カントは「神・魂の不滅・自由」を提唱した。   まあ、形而上学的な「神」という概念で「大衆は馬鹿」→だから「大衆を騙そう=正しい規律へ誘導しよう」という話である。     この全体図が見えてれば以下のこと、全てが説明つく。   ・人間は生まれながらに自由である(神を必要としてるのになんで?) ・自律(自由)と外律(不自由) 何で分けなきゃならないの? ・義務論という帰結。     カントの自由の定義を砕いて言うとどういうことか。   世の中に欲望がいっぱいある、欲望から切り離し、どんな他人も「手段=人間扱いしない」なんてことをしちゃダメだよ。 で、全部、自分で考えて(他人に影響されちゃダメだよ) 欲望という本能ではなく人間的理性(ここは道徳という意味が入る)で律した中、理性(社会構築の要素)に普遍的な道徳的法則を追いかける時にかぎって、人は自由である。     つまり、 自分だけで出した考えと方法で(自律) 他人を物扱いしない(道徳的)   そういう要素を組み立てると、「カントは自由なんてない」と言っているのだ。     今日も、おじいちゃん入れ歯が吹っ飛ぶほどの衝撃的な帰結だ。     人間は周囲に影響される=自律はない、本能も捨てられない=絶滅か?、普遍的な道徳的法則を追いかける=なんで、そんなめんどくさい事しなきゃならないの?=利己主義の原則。   どこに自律があって、自由があるのか。 なら、自由なんてないじゃないか?ってこと。     どこの哲学の教科書にも書いてないコトを教えてあげよう。   カントの自由とは、「人間は生まれながらにして、理性(社会構築の要素)に道徳的で普遍な法則を探さなきゃならない使命がある」ということ。   全体図を考えれば思想はわかる。 「他律=周りから影響される事、欲望」これらに左右される人は、ヒューム的懐疑的経験論の「大衆は馬鹿」の、馬鹿なわけよ。 つまり、馬鹿は「神とか不死」で操ってるから、「言う事をきいてなさい=不自由でなきゃダメ」という帰結。     人間はもとから理性に道徳的規律を持っていなきゃダメ。 =人間は生まれながらにして自由である。 ※つまり、神で規定される戒律より、自由(理性を追う義務)が優先。 カントにとっての「神」は馬鹿を操るツールなんだから当然である。   そして「生まれながら自由である=義務を背負っている」は、カントの自由が、道徳的普遍な法則を探さなきゃならない使命という意味なら、「自由などない」というのは、当然の事である。     彼の自由は義務なのだ。 だから厳密に言えば、カントの思想に自由などない。 よってカントは「義務論という帰結につながった」わけね。   つまり、批判哲学。そこから義務という答え=生まれながら自由(義務という使命)があると答えを出した。自由と義務をカントはすり替えた。 だから神の規律よりも、自由が優先なわけ。   カントは懐疑的経験論から「大衆は馬鹿」を意識していた。 「外律=馬鹿な大衆=不自由」 「自律=(理性=自由という義務を背負う者)=欲望を捨てられる道徳的な者=そのものは自由(本来の自由の意味=制限がない)である」   ・自由という権利を持たない馬鹿=神に騙されてろ!! ・自由の使命を知ってる者=理性(社会的構築の要素)に道徳的法則を探し求めろ。自由、何も束縛されずにという意味もある。       だれかが社会に規律を持たさなきゃならない。   過去の哲学は、そういう現実に沿って存在してる。 哲学も「必要だから」生まれたわけであって。   文系の大学教授なんかは、そういう「実務」であることを忘れている。 言い換えるなら、「大学運営に必要な理性」という質問に答えられるのは実務を意識した者ばかりだろう。 本当の意味で哲学を教わるなら、事務のおばちゃんにでも聞いたほうがいいだろう。何が必要で、何が不必要か答えられる=よっぽど有能だ。   変な理屈こねたり、馬鹿なサイト見てる前に、「おまんまの分を稼ぎなさい」、これが哲学である(号泣)。     カントはあたりまえだが、神が形而上的なもの=何もしてくれないを知っている。あくまでも、それをどう使うか?である。それも実務の話だ。   だから、自由の使命を知ってる者を、ヒューム的な「馬鹿な大衆」と切り分けて、「規律を作る人」として、この人間だけは本来の自由に近い権利を与えるべき、そして、他の欲望に振り回される愚民どもには自由はないと提唱したわけ。   世界で一番干渉的な「神を必要」としたのに、自由には「自律が必要=他者に全く影響されない事」   最大の干渉の要素と、究極の不干渉を同時に求める。 この部分に、間違いはないわけである。   この二律背反ともいえるので構成されてるカントの思想は、彼が2枚舌であるわけでも、嘘つきでもなく「実務的に」、「どう必要だったか?」を考えれば簡単なことである。 それなのに文系の教授で、このことに答えられる人間はたぶん少ない・・・だからレポートにこんな事を書いたら、赤点を食らうわけだが。     今に当てはめてもわかる。   神はあくまでも馬鹿を騙すツールである。 これは、今も続く。キリスト教、スピリチュアル、地球温暖化詐欺、アイアンマウンテンレポート、全てに共通する話だ。 「大衆=外律」欲望や周りに振り回される者でしょ? 馬鹿を騙す仕掛け人、ビルダーバーグの上の人だけ「自由=なんでもよし」ということ。これもイルミナティが支持するヒューム、同じくカントの思想だ。 イルミナティ、ビルダーバーグと中央銀行の支配の上の人達がカントを否定した部分は、あくまでもキリスト教での神学を理念として継承してしまった部分だけである。   懐疑的経験論からの選民思想を知ってれば、誰でもカントの自由の意味がわかる。 カントのはまだマシなほうだけど。       カントの哲学の話では、選民思想=「規律を作る特別な人」に切り分けられた部分でない限り、カントの自由=義務と置き換えられる。   じゃあ、その義務感はどこから来るのか?       ふう、やっと哲学なんて「何も生まない論理」ではない話ができる。 そういうわけで、次回。   結論から言うとカントは、「どこから義務感は生まれてくるのか?」という質問に、答えられなかった。           ♪ RADWIMPS:トレモロ 満点の空に君の声が~  たまにカラオケでも歌う             関連記事はこちら カント哲学とユダヤの正義【20101003】 カント曰く義務感は生まれつき【20101007】 イルミナティ哲学の探訪【20091215】 哲学による理性(副島編)【20091216】 選民思想は経済学から進化論へ【20091217】 This entry was posted on 月曜日, 10 月 4th, 2010 at 5:54 PM and is filed under ガイドライン. You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed. You can leave a response, or trackback from your own site. TrackBack URL : 現在、この記事には2つコメントがあります “カント哲学と事務のおばちゃんの哲学【20101004】” 1 On 10 月 5th, 2010, mg氏 さんのコメント: お久しぶりです。 検索エンジンの赤青教えてください。 Google,Yahoo,MSN,Infossekの4つ。 ブラウザの赤青も。 IE,Sleipnir,Lunascape,Firefox,Safari,Google Chormeの6つ。 特にSleipnirは検索結果が著しく違うと思います。例えば日蓮正宗に都合の悪い事は消されています。 posted on 10 月 5th, 2010 at 7:07 AM 2 On 10 月 7th, 2010, mkmogura(管理人) さんのコメント: mg氏 さん:wrote: 検索エンジンの赤青教えてください。 ブラックリストが堂々と質問するな!!と言いたいとこですが・・・。 まあ、答えると、その質問は知りません。   Googleや火狐は、スタンフォードの宇宙人からのつながり、進歩主義やらニューエイジとも重なる部類のところだと思いますが・・・。   ネット関係ははっきりしない&大きいために、固定的に考えるべきではないと思うわけで。 posted on 10 月 7th, 2010 at 5:49 PM コメントをどうぞ(メアドは公開されません) Name (required) Mail (will not be published) (required) Website まっこうモグラという陰謀論者のブログ 10 月 2010SMTWTFS « Sep Nov » 12 3456789 10111213141516 17181920212223 24252627282930 31 最近の投稿 轍(わだち)【20101126】 すまんね【20101101】 紙コップの中の義務感【20101008】 カント曰く義務感は生まれつき【20101007】 義務感はどこからくるか(序文)【20101005】 カント哲学と事務のおばちゃんの哲学【20101004】 カント哲学とユダヤの正義【20101003】 とあるアニメの陰謀目録【20100930】 悲しいけど状況証拠が一番頼りになる【20100929】 欲望と川、法と宗教【20100928】 たばこ値上げと利権構造 その2【20100927】 たばこ値上げと利権構造 その1【20100926】 やっちゃいけない報道【20100925】 特捜ロックと予想される脅し【20100924】 特捜ロックとでっち上げ検事【20100923】 カテゴリー 2ちゃんねる ガイドライン ロスJ対ロック 俺作成のネタ帳 改変コピペ 書籍紹介 未分類 経済ネタ 良レス 陰謀の分析 アーカイブ 2010 年 11 月 2010 年 10 月 2010 年 9 月 2010 年 8 月 2010 年 7 月 2010 年 6 月 2010 年 5 月 2010 年 4 月 2010 年 3 月 2010 年 2 月 2010 年 1 月 2009 年 12 月 2009 年 11 月 2009 年 10 月 2009 年 9 月 2009 年 8 月 2009 年 7 月 2009 年 6 月 2009 年 5 月 2009 年 4 月 2009 年 3 月 2009 年 2 月 2009 年 1 月 2008 年 12 月 2008 年 11 月 2008 年 10 月 2008 年 9 月 2008 年 8 月 2008 年 7 月 2008 年 6 月 2008 年 5 月 2008 年 4 月 2008 年 3 月 2008 年 2 月 2008 年 1 月 最近のコメント mkmogura(管理人) on 轍(わだち)【20101126】 ひろ on 轍(わだち)【20101126】 monosepia on 轍(わだち)【20101126】 monosepia on 轍(わだち)【20101126】 しろねこ on 轍(わだち)【20101126】 スロウ忍ブログ on 轍(わだち)【20101126】 偽モグラー on 轍(わだち)【20101126】 偽モグラー on 轍(わだち)【20101126】 偽モグラー on 轍(わだち)【20101126】 fenglong on 轍(わだち)【20101126】 通りすがり on 轍(わだち)【20101126】 通りすがり on 轍(わだち)【20101126】 なぜ? on 轍(わだち)【20101126】 はこれさん on 轍(わだち)【20101126】 pon on 轍(わだち)【20101126】 タグ イルミナティ エジプト学派 カトリック キリスト教 グラントリアン ゴールドマンサックス スコティッシュライト スピリチュアル ドル崩壊 ニューエイジ フリーメーソン プロテスタント ユダヤ教 ロスチャイルド ロスJとロック ロックフェラー 中国 中央銀行 中曽根 信用創造 共産主義 創価学会 勝共連合 南朝 右翼 在日特権 天皇 小沢 小泉 工作員 慶尚道 明治維新 民主党 生長の家 経済ネタ 統一教会 自民党 財務省 通貨発行権 郵政民営化 鳩山 麻生 2ちゃんねる 911自作自演 CIA 管理者に連絡! まっこうモグラに連絡をする際は  下記メアドにお問い合わせ下さい。 inu跡mkmogura.com サイト左上、「最初にお読み下さい」を必ず読んだ後にお願いします。 リンク、記事の転載などの条件についてそちらに記載しております。 最近記事まとめ撃ちで、レスポンス悪いです。コメしてくれれば4~5日後ぐらいに答えます。 ブログテキスト版 コメントで質問する時は、ここのブログ過去記事で関連する語を検索してからだと助かります。 過去ログ一気読みようテキスト。検索に使ってね。 20101126までの過去記事ZIP « go back up to content »© 2011 虚空と君のあいだに is proudly powered by Golf ClubEntries (RSS) and Comments (RSS). まっこうモグラのブログ : 最初にお読みください » blog » 2010 » 10 » カント哲学と事務のおばちゃんの哲学【20101004】Homeプロフィールあーかいぶ一覧まとめ記事途中