国際オバマ演説での国名言及 韓国が最多の5回、日本はゼロ2011.1.27 00:44

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オバマ演説での国名言及 韓国が最多の5回、日本はゼロ

2011.1.27 00:44
25日、一般教書演説を行う前、聴衆の拍手に応えるオバマ米大統領。後ろは上下両院議長(AP)

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25日、一般教書演説を行う前、聴衆の拍手に応えるオバマ米大統領。後ろは上下両院議長(AP)

 【ワシントン=渡辺浩生】オバマ米大統領の一般教書演説で、対テロ戦が続くアフガニスタンを除き、言及された海外の国名は韓国が5回と最多だった。自由貿易協定(FTA)で最終合意し、安全保障面でも韓国の重要性が増している現状を反映したものとみられる。日本への言及はゼロだった。

 「韓国では、教師は“国家の建設者”として知られている」。オバマ大統領は、韓国を引き合いに教育再興の必要性も唱えた。米韓FTAは7万人の雇用を支えるとし、北朝鮮の核開発問題では同盟国・韓国との協調にも触れた。

 このほか中国には4回、インドに3回、ロシア2回、ブラジル1回と経済問題を中心にBRICsに言及。米国の国際競争の相手が、債務危機の続く欧州やデフレから抜け出せない日本といった先進国から、急成長を続ける新興国にシフトしたことを印象づけた。

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25日、一般教書演説を行う前、聴衆の拍手に応えるオバマ米大統領。後ろは上下両院議長(AP)

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