【経済】公示地価、下落…いよいよ資産デフレが本格化する可能性

1 ： ◆SCHearTCPU ＠胸のときめき(090414)φ ★：2009/03/23(月) 17:04:39 ID:??? ?2BP(111)

国土交通省は２３日、平成２１年１月１日時点の公示地価を発表した。商業地、住宅地の全国平均は
ともに３年ぶりに下落に転じ、前年からの下落率は商業地が４・７％（前年はプラス３・８％）、
住宅地が３・２％（同プラス１・３％）だった。
全国２万７８６３の調査地点のうち、下落が約９７％を占めた。これに対して上昇したのは
地方都市の２３地点のみにとどまり、上昇地点数は昭和４５年の調査開始以来で最も少なかった。
地価の下落傾向が一段と鮮明になった格好で資産デフレが本格化しそうだ。
前年までの地価上昇の牽引（けんいん）役となっていた大都市部でも、昨年秋の米大手証券
リーマン・ブラザーズの破綻（はたん）以降、地価は急落。金融危機の影響で資金調達が困難となり、
大都市部で地価をつり上げていた不動産ファンドなどの投資資金が一気に引き揚げ、下落に拍車をかけた。

東京、大阪、名古屋の３大都市圏の平均は、ほぼすべての地点で下落した。下落率は住宅地が
３・５％で３年ぶり、商業地が５・４％と４年ぶりの下落をそれぞれ記録した。前年は２０・４％と
大幅に上昇した東京都心の商業地もマイナス８・８％と急落したほか、仙台、名古屋、福岡の商業地でも
大きく下落した地点が続出した。
全国の商業地の下落率トップは、名古屋市中区栄４丁目の２８・４％。上位１０位のうち、９地点を
名古屋市中心部が占めた。また、住宅地の下落率トップは東京都渋谷区大山町の１８・３％で、
上位１０位のうち９地点を東京都区部が占めた。

一方、地方圏の地価は１７年連続で下落した。下落率は住宅地が２・８％、商業地が４・２％と
そろって５年ぶりに下落幅が拡大した。都道府県別で下落幅が前年から拡大しなかったのは、商業地では
山梨、香川、高知の３県、住宅地では山梨、香川の２県だけだった。住宅地の上昇率１０位のうち
７地点は、自治体として定住促進に取り組んでいる北海道伊達市と戸建て需要に支えられた新潟市中央区に集中した。
(後略)

*+*+ 産経ニュース 2009/03/23[17:03] +*+*
http://ime.nu/sankei.jp.msn.com/economy/business/090323/biz0903231651007-n1.htm