-----031 『おーい、こんにちはー』 「よー。お母さんにおまえと遊ぶっつったら、こづかいくれたよ。何かおやつ買わねえ?」 『…え、うそ。うーん……僕は、いいよ…』 「え、何で?おまえ甘いもん好きじゃん。前に俺とかと色んなクッキーバカ食いしただろ」 『うわ、思い出したくない!食べない!』 「ノリわりーなーおい。じゃあいいよ。俺だけで食いますよ。シュークリーム」 『シューク…!いや、いやいや…食べないぞ…』 「またはアーモンドチョコ」 『む、むむう…』 「最近イチゴ味の菓子多いよな。季節限定の奴」 『くう…!も、もうやだ…。帰る…』 「待て待て。ダイエット?」 『…うん』 「ぜんぜん痩せてるって、おまえ。一日5食でもいけるよ」 『ぜんぜんいけないよ!』 「でも今思ったんだけどさあ、ガムって飲み込まないから太らなくねえ?」 『…あ、そーかも。きっとガムならいいね』 「ガム食おう、ガム。ところで、……どのぐらい太ったんだ?」 『えーっと…、って、言わないからね!』 -----032 『まこと、あのさ』 「ん、なに?」 『おまえ、女のあそこ見たことある?』 「え〜、なんだよ急に?」 『だって見てぇじゃん。お前興味ないの?』 「なんか今日のケンジ変だよ。いつもはえっちじゃないのに」 『ごめん。俺、見たことないから、お前だったら相談出来ると思って・・・』 「・・・・・あのね、ケンジがもう少し大人になったら、見せてあげる」 『へ??』 -----033 『まこと、あのさ』 「ん、なに?」 『おまえ、女のあそこ見たことある?』 「え〜、なんだよ急に?」 『だって見てぇじゃん。お前興味ないの?』 「なんか今日のケンジ変だよ。いつもはえっちじゃないのに」 『ごめん。俺、見たことないから、お前だったら相談出来ると思って・・・』 「・・・・・あのね、ケンジがもう少し大人になったら、見せてあげる」 『へ??』 -----034 『まこと、あのさ』 「ん、なに?」 『おまえ、いい匂いするな』 「・・・・・・・」 -----035 『マコト、隣のクラスのナオトのチンポが変なの知ってる?』 「キャハハハ、何だよ、それ?」 『あのさ、ちんちんの先に皮ついてんだろ?』 「うん」 『あれがさ、なんかいつもズルッと剥けてんだよ』 「え〜!なんで?病気じゃないの?」 『でも、勃つ時は剥けるじゃん』 「え、そうなの?もしかして、ケンジもそうなるの?」 『お前違うの?』 「えと、ゴメン、わかんない」 『わかんないって、ヘンなやつだな』 「・・・・・」 『アレ?マコト顔まっ赤だぞ。興奮して勃起してんじゃねーのか?』 「うるさい、ほっといて!」 -----036 「マコトー、缶ジューすわぁぁぁあぁ!!」(ケンジ、マコトのシャツにジュースをかけてしまう) 『つめたっ!ちょっと何やってんだよ!』 「ごめんごめん。・・・あれ、お前筋肉質だな?」 『へ?』 「ほら、胸。」 『(かぁっ・・・)ばかぁ!見るな!!』 「???」 -----037 マコト下校中 「あっ、ケンジ!ごめんリカちゃん、オレアイツのトコ行って来る。」 「うん、わかった。またねマコちゃん!」 「ケンジ!」 『何だぁお前、マコちゃんなんて呼ばれてんのかよ!  ったくよぉ、俺のマコトに勝手なあだ名付けやがって・・・だから女は嫌いなんだよなー。』 「お、オレの・・・って・・・。」 『ん?だってオレとお前って親友だろ?だから、お前はオレのだし、オレはお前のだ!』 「・・・う、うんっ!」 -----038 『くぅぅ、うめー! やっぱり夏はコーラだよなぁ』 「それおいしい?」 『は? マコト飲んだことないのか?』 「いや、俺炭酸苦手だから」 『うわっもったいねー! お前人生の半分は損してるぞー』 「そう?」 『あったり前だろー。ほら、飲んでみろって。ぐいっといけぐいっと』 「うん。あ、でも」 『ん、どうした?』 「……ううん、なんでもない、なんでも。……くぅぅぅ」 『どうよ?』 「ぱちぱちする〜。でもちょっとおいしいかも」 『だろーw まぁこんなもん慣れだよ慣れ!』 「うん!」 「(……間接キスしちゃった)」 -----039 『マコトー、今度の土曜プール行こうぜー!」 「え?」 『だってこんな暑かったらさー、プールにでも入んないと焼き鳥になっちゃうぜ、オレw』 「・・・でも、オレ。。。」 『ん?どうした?お前ひょっとして泳げねぇの?』 「・・・いや、そういうわけじゃ。。。」 『泳げないからって恥かしがるこたねぇよ!まかしとけって!オレが教えてやっから!』 「・・・」 『・・・ん?どした?』 「ごめん、ケンジ。。。オレ、土曜、そうだ!ど、土曜日イトコが遊びにくるんだ、だから家に居とかないと。。。」 『そっかー、残念だったなぁ、じゃ、また今度お前も誘うから、そん時は開けとけよ』 「う、うん・・・」 「(はぁ・・・)」 -----040 「バイバイまたねー」 『おーまた明日な!』 ・ ・・ ・・・ 『離してくれ母ちゃん、オレ行かなきゃ!』 「馬鹿ケンジ! 熱があるんだから大人しく寝てな」   ザ――――――。 「ほら、すごい雨が降ってきたよ。友達もきっと帰ったさ」 『え、雨?(……そうだよな、マコト帰ったよな)』 「くしゅん。……ケンジ、遅いなー」