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【TRPG】フィジル魔法学園にようこそ!4thシーズン もう16時か、
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【TRPG】フィジル魔法学園にようこそ!4thシーズン

1 : ◆jntvk4zYjI :2010/09/16(木) 22:57:49 0
統一基準歴355年。   
魔法文明は隆盛を極め、あらゆる場所、場面に魔法が活用されていた。   
そんな栄華の果てにいつしか異変が起きる。   
確認されたのは20年前にもなるだろうか?   

ある属性の魔法に異常なまでの適性を示す。   
ある魔法を生まれつき能力として有している。   
未知なる力に開眼する。   

今までは天才と言われて来た種類の子供たちが続々と生まれ始めたのだ。   
このことに世界は大いに恐れ、憂慮した。   

なぜならば、本来数十年単位の修行と研究の果てに身につけていく力を僅か数年の学習で身につけてしまうのだ。   
あるいは以って生まれてくるのだ。   
修行と研究は何も力を得るためだけの時間ではない。   
力を振るう為の経験や知識をも身につけるための時間でもあるのだ。   

そして大きな力を当たり前のように使える事への危惧は現実のものとなる。   
世界各地で引き起こされる悲劇に、統一魔法評議会は一つの決定をなした。   

魔法学園の開設!   

魔海域を回遊するとも、海と空の狭間にあるとも言われるフィジル諸島に魔法学園を開校し、子供たちに学ばせるのだ。   
己が力を振るう術を。   


―――― 【TRPG】フィジル魔法学園にようこそ!4thシーズン ――――  


■舞台はファンタジー世界。謎多きフィジル諸島にある全寮制の魔法学園です。   

■学園が舞台だからといって参加資格は学生キャラのみではありません。   
  参加キャラは生徒でも、学園関係者でも、全く無関係な侵入者でも可。敵役大歓迎。   
  また、舞台が必ずしも学園の敷地内で起きるとは限りません。
  いきなり見知らぬ土地に放り出されても泣かないで下さい。
  貴方の傍にはいつも名無しさんと仲間がいます。

■当学園には種族制限はありません。お好きな種族と得意分野でどうぞ。   

■オリジナルキャラクターでも版権キャラクターでも参加できます。   
  完走したスレのキャラを使ってもOKですが、過去の因縁は水に流しておきましょう。   
  また版権キャラの人は、原作を知らなくても支障が無いような説明をお願いします。   

■途中参加、一発ネタ、短期ネタ大大大歓迎。   
 ネタ投下の場合、テンプレは必ずしも埋める必要はありません。   
 ただしテンプレが無い場合、受け手が設定をでっち上げたり改変したりすることになります。ご了承を。  

■名無しでのネタ投下も、もちろん大歓迎!
  スレに新風を吹き込み、思いもよらぬ展開のきっかけを作るのは貴方のレスかも!

2 : ◆jntvk4zYjI :2010/09/16(木) 23:00:43 0
■(重要)  
 このスレでは、決定リール、後手キャンセル採用しています。  
 決定リールとは、他コテに対する自分の行動の結果までを、自分の裁量で決定し書けるというものです。   
 後手キャンセルとは、決定リールで行動を制限されたキャラが、自分のターンの時に  
 「前の人に指定された自分の未来」を変えることが出来るというシステムです。  

例:AがBに殴りかかった。   
 その行動の結果(Bに命中・ガード・回避など)をAが書く事が可能です。  
 これを実行すると、話のテンポが早くなるし、大胆な展開が可能となります。   
 その反面、相手の行動を制限してしまう事にもなるので、後からレスを書く人は、「前の人に指定された行動結果」  
 つまり決定リールをキャンセル(後手キャンセル)する事が出来ます。  
   
 先の例に当てはめると、  
 AがBに殴りかかった→Bはまともに喰らって受けては吹き飛んだ。  
 と決定リールで書いてしまっても、受け手(B)が自分の行動の時に、  
 「Bはまともに喰らったように見えたが紙一重で避けていた」  
 と書けば、先に書いたレスの決定書き(BはAの拳をまともに受けては吹き飛んだ。)をキャンセル出来るのです。  
 ただし、操作する人の存在するキャラを、相手の許可無く決定リールで喋らせるのは歓迎されません。要注意です。 

※参加に関して不安があったり、何かわからないことがあったら、どうか避難所にお越しください。 
  相談、質問何でもOKです。  

 ■過去スレ  
【TRPG】フィジル魔法学園にようこそ!3rdシーズン(前スレ)
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1278699028/
【TRPG】フィジル魔法学園にようこそ!2ndシーズン
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1273242531/ 
【TRPG】フィジル魔法学園にようこそ!  
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/charaneta2/1270216495/ 

■避難所  
【TRPG】フィジル魔法学園にようこそ!避難所   
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/20066/1270211641/ 

■テンプレ   

名前・   
性別・   
年齢・   
髪型・   
瞳色・   
容姿・   
備考・   
得意技・   
好きなもの・   
苦手なもの・   
うわさ1・   
うわさ2・   

【備考】   
全部埋める必要はありません。   
テンプレはあくまでキャラのイメージを掴みやすくしたりするものです。   
また使える技や魔法も、物語をより楽しむためのエッセンスです。   
余り悩まず、気楽に行きましょう。   

3 : ◆jntvk4zYjI :2010/09/16(木) 23:01:42 0
(参考サイト)   
TRPに関する用語の確認はこちらでどうぞ   
千夜万夜   
PC:ttp://verger.sakura.ne.jp/
携帯:ttp://verger.sakura.ne.jp/top/top.htm
フィジル学園データまとめ:ttp://verger.sakura.ne.jp/top/genkousure/fijiru/sentaku.htm

※アクセス規制の巻き添え等、書き込めない時の代理投稿依頼スレもあります。   
 自分で書き込めない場合は、代理投稿スレで代行をお願いしてみましょう。   

代理投稿スレ(なな板TRPGまとめサイト、千夜万夜さん内)   
ttp://yy44.kakiko.com/test/read.cgi/figtree/1277996017

【なりきりネタ板】レス代行スレ2(なな板避難所内)   
ttp://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/20066/1282220799/

4 : ◆70VgGM3HY6 :2010/09/19(日) 00:47:21 0
      浴場にて

女の子になってしまった小烏だったが、何とか精神の均衡を取り戻した
セラエノと一緒に、驚くほど素直に湯船に漬かっていた。見た目こそ変化したものの、
依然として小烏にとってセラエノは逆らってはいけない存在であるからだ。
最初の方こそ熱い水に漬かり続ける事に若干の拒絶反応を示していたが、
湯船の中でセラエノの膝の上に座らされると、それもなくなった様だった。


    あなたの名前は?


不意にそう聞かれて、ビクッと肩を震わせる少女。
膝の上に座ったまま器用にセラエノの方を振り返った少女の瞳には、
先程までの虚ろさは無く感情の様な物が揺れ動いている様だった。
「あ……い、か、キ……ク……ク。
 タ…ヒ、わ…リ、リ。
 な、ユ……エ、ス……ス。」

「……ク、リ、ス…」
違う音を発音する度に、これじゃないと言いたげに首を横に振り
正しい音を見つけた時にはもう一度発音し首を縦に振る。
これを三回繰り返して、少女は自分の名前が『クリス』である事を告げた。
『入浴』と言う人間の文化に触れ、わずかだが人であった頃の記憶を取り戻したのだろう。
クリスと名乗った少女は、まるで母親に甘える様にセラエノに抱きつき、
その胸に自分の頭を摺り寄せる……そしてセラエノは何もしていないのに
またしても何かの記憶を見てしまうのだった。


そこには、まだ3〜4歳くらいの『レイヴン』の姿があった。
今と同じようにお風呂に入っているその子供の表情は、とても幸せそうだった。
……また、赤ん坊だったレイヴンのおしめを換えてやったり、夜泣きする赤子を
あやしたりと言った内容から、セラエノにはその記憶が
レイヴンの母親のものだろうと推測できただろう。



結局、総裁の屋敷で起こった事は噂レベルにすらならなかった。
屋敷での総裁の思わせぶりな言動から察するに、裏で手を回して揉み消したのだろう……
当然あの時屋敷見学に出かけた新入生へのお咎めもなし、むしろ放置と言った方がいいのか。
ともあれ、波乱の初日を体験した生徒たちは翌日から本格的に始まった
フィジル魔法学園での生活に傾倒していく事となったのだった。


それから数週間後……そこには魔法学園の制服に身を包んだクリスの姿があった。
周囲の理解を得て、言葉や生活習慣などの部分から多岐に亘っての面倒を見てもらったお陰で
とりあえずは言葉でのコミュニケーションを取れる様になったし(ただしカタコト気味)
食事も最初は一口か二口だけしか口にせず、残した物をいつまでも取っておくと言う様な
状態だったのが一応平均的な少女の半分程度まで食べる様になった(ただし取り置き癖は直ってない)
また、食事量が増えた事でガリガリだった体にも多少は脂肪が付き始め
変化したばかりの死人同然の状態とは似ても似つかなくなっている(ただしまだまだ細い)

もっとも、相変わらず焦点はブレ気味でその上表情が無い為に
何を考えてるのか見ただけじゃ分からないので、誰かが声を掛けるか掛けられるかする必要がある。
つまり、目を離すのはまだまだ危なっかしいという事だ。
「……たいりょく、そくてい?」
教師から今日の予定を聞かされたクリスだったが、まず体力測定が何なのか分かっていない。
今のクリスには、まだ教師に直接質問すると言う考えは無かった為
体力測定の事を聞こうと何だかんだ言って面倒見のよい『かつての仲間達』、
そして今は『優しい兄姉達』の姿を探すのだった。

5 :クリス ◆70VgGM3HY6 :2010/09/19(日) 00:48:02 0
【そしてテンプレ】


名前・クリス
性別・女
年齢・10歳前後
髪型・白のストレート、肩口までの長さ
瞳色・黒、白目、虹彩に至るまで全部黒の若干タレ目
容姿・一言で言うなら雛人形、平均よりも背が低い
備考・パッと見ボ〜っとしている。実力は完全な未知数
得意技・ナイフ捌き
好きなもの・食べ物全般、兄姉達
苦手なもの・まだ分からない
うわさ1・顔以外の素肌に包帯を巻いているのは全身傷だらけだからだと言われている
うわさ2・心を許した人の名前を呼ぶ時は「兄様」「姉様」をつけるそうだ
うわさ3・人に声を掛ける時は服の裾をちょっと掴んでそっと引っ張るんだって

6 :炎道勇気 ◆hCjEHNrkek :2010/09/19(日) 03:13:13 O
正門の前に一人の男がたたずんでいる
燃えるような赤い髪に、同じく炎を閉じ込めたような赤い瞳、その瞳はギラギラとかがやき、顔には不敵な笑みを浮かべていた

「ここが強い奴が集まる場所か!
楽しみだ!どんなつえぇ奴らがいるかマジで楽しみだぜ!!」

注意して欲しいが彼がいまいる場所はフィジル魔法学園の前ということを
闘技場とかでは決してない
魔法を学ぶ学園に彼はやってきたのだ
目的は強くなるため
遥か東方の戦士『武士』
刀と体内の気を使う独特の戦技を使う戦闘集団である
しかし、魔法を使える人間はいなかった
彼に戦闘技術を教える人間はいても、魔法を教える人間はいない
だから、独学で学んだ
一人で修行した
それには限界がある。だから、彼の両親は彼に魔法学園の入学を奨めた
「そこには強いやつがいる」と一言添えて
だから、男はここに立っている
自分を強くしてくれる好敵手を求めて


「で、早速体力測定か」

職員室で教師に今日の予定を聞き、これは絶好のチャンス到来だ

「強ぇ奴が一発でわかる。こいつは楽しくなりそうだぜ」

別に身体能力が高い奴が強いとは限らないのだが、彼はあまり細かいことを気にするたちではなかった

「しかし、この学園は広れぇな
どこに行きゃいいかさっぱりわかんねぇな」

>>4
うろうろとさ迷っていると同じくさ迷っているように見える少女に出くわした

「おい、そこのお嬢、1年の教室がわかるか?
俺は今日、入って来た炎道勇気ってもんなんだけどよ
どこ行っていいかさっぱりってやつよ
よかったら、どこ行きゃいいか教えてくんねぇか?」

どう考えてもあまり素行がよさそうな態度ではないし、年下の少女にたいする態度でもない

7 :リリィ ◆jntvk4zYjI :2010/09/19(日) 07:54:50 0
とある朝、保健室にて。

「えええええええええええええええ!!!」
>「HAHAHAHA、想像していたよりは幾分マシじゃないか!」
鏡の前で絶叫する少女・・・・・・もとい幼女と、高笑いする保険医。

ショックで茫然自失の幼女に、保険医は嬉々として語り始める。
「いやぁ、大変だったんだよ、君は急性薬物中毒で保健室に運び込まれてだね」
保険医は、一刻を争う治療のためには、新薬を使っての治療もやむを得なかった旨などを説明した。
話は理路整然としており、まさに立て板に水――――だったがのだが、その顔は実に生き生きとしていた。
だが残念ながら彼女は話を聞いちゃいなかったし、保険医の表情に気づく余裕も無かった。

「・・・・・・で、私は、どうすれば元の姿に戻れるんですか?」
>「HAHAHA、しばらくすれば勝手に元に戻るよ。だが、この新薬を使えば一発さ!」
怪しい色をした瓶を取り出した保険医の言葉に、リリィは身を乗り出した。
「本当ですか?!じゃあぜひお願・・・・・・」
>「ただし、1/4の確率で『男の娘』に大変身するかもしれないけれどね!」
「・・・・・・」
「大丈夫、わぁいは大きいお兄さんたちの間でもそこそこ大人気さ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・。」

――――こうして。
見た目は子供、頭脳は(多分)大人な幼女が誕生したとさ。
めでたし、めでたし。

>4 >6
そして現在。体力測定の日。
>「おい、そこのお嬢、1年の教室がわかるか? 」
ぽやんとしたちびっ子クリスに、教室への道を尋ねているのは炎の転校生。
「やーん、遅刻、遅刻!」
そこにパンを咥え接近する幼女が一人。

普通なら曲がり角で激突し、転んだ弾みでボーイミーツガールになるのがお約束である。
だがここは魔法学園だった。
人影が飛び込んできたのは、曲がり角ではなく窓の外からだった。
「わーっ!どいてどいてどいて!!」
突如現れた人物は、話している2人の間に箒に乗ったまま突っ込んでしまった。

「あいたたたた・・・・・・ごめーん。皆、大丈夫だった?」
幼女はメガネを拾い上げると、巻き込まれた二人に声をかけた。
「 ―――― はっ、しまった!スカートスカート!!」
太ももまでずり落ちたスカートを慌てて直した幼女は、ばちっと炎道と目が合った。
「・・・・・・・・・・・・み、見た?」

幼女は赤面し、こほんと咳払いをして立ち上がった。
その姿を見れば、炎道にもぶつかっただけでスカートがずり落ちた理由がわかるだろう。
そう、彼女は明らかに体に合っていない制服を、無理やり手直しして着ているのだった。

「・・・・・・あら?もしかしてあなた編入生?
 私はリリィよ。こう見えても実は14歳なのよ。よろしくね!」
そう言って元気に手を差し出すが、どう贔屓目に見ても、今のリリィはクリスと同年代にしか見えないだろう。

「あれ〜?クリスちゃん一人でどうしたの?セラエノさんは?
 体力測定しなくていいの?もう始まっちゃってるんじゃないの?良かったらおねーちゃんと一緒に行く?」 
リリィはずり下がったメガネを直しながら、クリスと目線を合わせて優しくたずねた。
「編入生君はもう身長とか測ってもらった?
 希望どおり一年生の教室に案内してもいいけれど、今は女子の身体測定中だよ?
 本当にそこへ案内していいの?」

否と答えたなら男子生徒達が測定している場所に、そうだと答えたなら、本当に一年の教室に案内するだろう。

8 :ベッドフォード ◆k4Jcxtcjwo :2010/09/19(日) 09:11:05 O
フィジル諸島 屋敷跡地

「うぐっ!!!!」
丸太のように太い腕と拳が風を切る音と共に顔面へとめり込み、吹き飛ばされたアドラスは、その衝撃に悶え苦しんでいる
「全く、この様は何ですか?
貴方を指揮官に推薦した私に恥を掻かせたいのかしら?」
女性の口調ながら野獣のように野太い声で話す大柄の男はうずくまるアドラスの胸倉を掴んだ
「天才達とは言え、たかが子供に負けるとは言語道断です
厳罰は当然と思って頂きますわ」

「ですが、今回の事は全て“無かった”事になりました
万一、表沙汰になってもこれはただの事故として処理されるでしょう
よって、貴方の失態も…です」
男はにこりとアドラスに微笑むと立ち上がり 言葉を続けた
「先程のアレは私個人の制裁です まあ忘れなさい
さて、私は学園と向かいます 測定により多少の選考は可能でしょうから…
それと貴方は支度を調えて別命あるまで待機なさい」
間髪置かず喋り続け、言いたい事を言い終えるといつの間にか姿を消していた
「…ぐっ…う…ぐ…あのガキ共のせいだ…思い知らせてやる…
必ず思い知らせてやるぞぉぉぉぉ!!!!!!!」
鼻血を垂らし、頬を腫らした無様なアドラスの叫びは虚しく空へと響くだけであった


9 :フリードリッヒ ◆cOOmSNbyw6 :2010/09/19(日) 16:42:55 P
どうやら体力測定というイベントがこの学園であると聞いたフリード
「どうせ身長測ったって140cm以上にもならないんですから無駄ですよ」
「にゃあん」
(大丈夫ホビットやドワーフには勝てるから)
「グレン………‥彼らに負けたらそれより下はフェアリーしかいないじゃないですか」
グレンがボケてフリードが突っ込むという全くもっていつも通りの光景である
実はフリード入学してからというもの身長が低いからという理由で一番前の席に座らされたり
後ろの方からハァハァという怪しい声が聞こえてきたり
担任の先生がよりによって変態ロリコン女保険医だったり
高速詠唱の授業の早口言葉で舌を噛んだりと最近ろくな目にあっていないのであった
まあ授業を受けたおかげで術式の構成を見直し消費MPの30%カットを実現したのだから決して無駄では無かったのだが
「どちらにせよ身長を測るのは決定事項なんですから覚悟を決めましょう」

そして体力測定当日
「わぁい身長が3mmも伸びてますよ…………………orz」
「にゃあん」
(元気だぜまだ14歳じゃないかこれから伸びるよ)
とフリードを慰めるグレン
「でもよりによってドワーフに1cm負けたんですよ!小さいことがアイディンティティのドワーフに!!」
別にフリードは変な魔法にかかってるとかそんなわけではないのだが素でちっちゃいものクラブ会員なのであった
「おや大きいホビットの人だ」
そこに追い打ちをかけるように声をかけるホビット族(30歳)
「僕は人間です!!」
ホビットにまでホビット認定されたフリードの明日はどっちだ?

身長体重等を調べてもらい握力の測定に行くフリード
何か順番を間違えている気もしないではないがまあこまけえことはいいんだよの精神で突き進む
「巨人族の握力計を使えですって?」
当たり前のように渡される大きな巨人族用の握力計
まあ巨人族と言っても3mクラスだから大した事はないはないと言えば無いが
フリードの姉であるフリージアがジルベリアではひ弱な方だと言いつつ人間用の握力計を握り潰してしまった為
次の年………‥つまり今年からジルベリア人は巨人用の握力計を使うことになったらしい
一体ジルベリアの人間の構造はどうなっているのだろうか?
こんな人間を生み出すジルベリアの環境とはどういう環境なのだろうか?
保険医はこんな彼の女体化クローンを創り上げてどうするつもりだったのか?
謎は尽きないものである
「平均的な巨人族の握力よりちょっと下…………‥ですか」
「にゃあん」
(アイアンクローが必殺技に出来るね)
「僕は関節技派ですので遠慮しておきます」
「巨人の握力とホビットの身長か………‥まるで君は小さな巨人だな」
いつもの保険医とは違う真っ当な医者らしき人にそう言われるフリード
「ミクロマンって言わないでください!!」

「次は何でしたっけ?」
「にゃあん?」
(上体おこしじゃね?)
【フリード:猫を連れて次の体力測定の場所に移動】

>6>7
「おや?リリィさんじゃありませんか……………‥まだ戻ってないんですかその姿?」
廊下を移動中にリリィと見知らぬ少年を見かけ声をかけるフリード
「そちらの方は初対面ですね。僕の名はフリードリッヒ!フリードリッヒ・ノクターン!!
 またの名を氷結剣フリード!格好良いい二つ名を考える会、会員No2515011です」
と突っ込みどころ満載の自己紹介をするフリードであった
ちなみにこの文章はバンクだ!!

10 :桜花 ◆CBcqW9.llE :2010/09/20(月) 01:09:38 O
「奏桜花…身長170�p……体重は………はい、こんな感じ」
若干やる気のない医者から自分の身長体重を告げられる
(また身長伸びてる……このままじゃいずれゴッドネーチャンまで一直線だな…)
若干肩を落とす桜花。なんだかんだと言いながら彼女も乙女
可愛くありたいと言う願望の一つや二つある
それに反比例し伸びる身長。奏桜花の理論の中に可愛い女子とは総じて低身長であるというある意味間違った理論がある
肩の一つも落としたくなるだろう
(このまま身長が伸び続けたら……もはや乙女ではなくて漢……)
その続きを考えるだけでさらに桜花の肩は落ちていく
(……ハァ………この事を考えると気分が沈む
違う事を考えよう……
それにしてもあれから数週間……本当になんの音沙汰もないな)
桜花は初日の事件を思い返す
桜花は途中で出血により気絶してしまい事の結末までは聞いただけである
何かしらの沙汰があると思っていたがここ数週間は平和に過ぎている
(本当に……平和だ。
あの件以来リリィとまともに話していないけど……)
…あの事件以来桜花はあまりリリィやユーリ先輩と顔を合わせていない
自分の見られたくない部分を見せてしまった事で無意識的に避けて通るようになってしまったのだ
別にリリィやユーリ先輩が嫌いになった訳ではない。むしろリリィから言われた言葉は素直に嬉しかった
どちらかと言うと好き嫌いの問題ではなく、桜花の気恥ずかしさの問題なのだ
(…うん、今度会ったらちゃんと話そう。このままじゃリリィさんに勘違いされちゃいそうだし)
気持ちを切り替える桜花。

11 :クリス ◆70VgGM3HY6 :2010/09/21(火) 22:23:56 0
>6-7
>「おい、そこのお嬢、1年の教室がわかるか?
> 俺は今日、入って来た炎道勇気ってもんなんだけどよ
> どこ行っていいかさっぱりってやつよ
> よかったら、どこ行きゃいいか教えてくんねぇか?」
ボーッとしながらも兄姉達を捜して歩いていると誰かの声が聞こえる。
声のした方を向くと、自分の方を見ている男が一人。
「……?」
首を傾げ周囲を見渡すが、周りにはちょうど誰もいない。
さすがの少女も、今の声が自分に向けられたものだと気付いたようだ。

「いちねん…きょうしつ……」
少女は指を唇に当てながら呟く。まだ言葉の内容と記憶が結び付ききれていないのだ。
だからこうやって口に出して考えなければならない……せっかちな人間の嫌いなタイプである。
……ちなみにその顔はぶすくれた表情によく似た状態だった。
「……どの教室、いきたいの?」
ようやく結びついた様だが、今度は教室はたくさんある為
どこに連れて行っていいのか分からなくなった。見上げながら首を再び傾げる。


>「わーっ!どいてどいてどいて!!」
そこに突如現れた正義の魔法少女!
……正義でもないし少女じゃなくて幼女だが、一応少女としておこう。

とにかく、突然箒に乗った少女が突っ込んできた。
……クリスは声と音に反応して本当に、その細い体に似合わぬ速度でどいていたので
事なきを得たのだが。赤い顔のままスカートを直す少女を見て
「あ、リリ姉様っ……」
さっきの身のこなしはどこへやら、とてとてと言った擬音が聞こえそうな動きで
リリィに駆け寄り、スカートの裾を握る。引っ張ってはいないが、それだけでも
リリィのスカートはまたずり落ちてしまいそうだ。
「このひと、えんどう ゆうき って、言うんだって……
 ……へんにゅうせい、ってなぁに?」
聞いた事のない単語にまたしても首を傾げ質問するクリス。
知らない事はそのままにしないで、知っている人に聞くようにと言われ
クリスはその言いつけを律儀に守っているのだ。

>「あれ〜?クリスちゃん一人でどうしたの?セラエノさんは?
> 体力測定しなくていいの?もう始まっちゃってるんじゃないの?
> 良かったらおねーちゃんと一緒に行く?」
「セラ姉様、きょう、まだ見てない。
 うん、クリス、リリ姉様と、行く。いっしょに、行きたい」
リリィが目線を合わせた為、自然とスカートから手を離し
出された提案を素直に受け入れた……視線はさまよい気味だったが。

リリィの上着の裾を掴みながら一緒に歩いている。
何故か炎道の方をチラチラ見ながら……別に怖がっているわけではなく、
赤い髪を初めて間近で見たから興味深々なのだろう。
……安直なもので、クリスはやがて炎道のいでたちから焚き火を思い浮かべた。

「あ、あのね、リリ姉様。クリス、聞きたいこと、あったの。
 体力、測定って、なぁに?」
何がどこでどう繋がったか分からないが、聞きたかった事をリリィに尋ねた。
しかし今のクリスが黙る様に説明するのはいささか骨が折れるだろう……
何しろ疑問に思った事は次々と質問するのだから。

12 :クリス ◆70VgGM3HY6 :2010/09/21(火) 22:24:43 0
>9-10
>「そちらの方は初対面ですね。僕の名はフリードリッヒ!フリードリッヒ・ノクターン!!
> またの名を氷結剣フリード!格好良いい二つ名を考える会、会員No2515011です」
と、体力測定の事をリリィが話す前にフリードと出会う一行。
フリードがクリスに気付かなかったのは、彼からは死角の位置にいるためだ。
が、クリスはと言うと。
「あ、フリード兄様っ」
何とはなしに声が弾んでいるように聞こえる。
実際クリスにとって、フリードとの初対面はかなりの衝撃だった。
普段ボケ〜ッとしているクリスだが、フリードを認識するとちょっとおかしくなる。

「にいさま兄様っ、クリスは〜?」
盛大にフリードの上着を引っ張って何かをせびるクリス。
クリスはまだまだ知識も知恵も足らないから二つ名なんて考え付かない。
だからフリードに付けてもらおうとしているようだ。
上手くはぐらかされ続けていて、いまだにもらえていないが……
めげる事無く、今日もキラキラと期待に輝く目で纏わりつくクリスだった。
何故二つ名に憧れるのか……子供に戻り女の子になってもレイヴンはレイヴンと言う事なのだろうか?



そして、一同は桜花と出会うのだった。

13 :炎道勇気 ◆hCjEHNrkek :2010/09/21(火) 23:40:11 O
>>7
女の子に話かけたときに窓の外から大声が響いてくる
どうやら遅刻しそうなようだ
屋内にいても十分に聞こえてくる声
>「わーっ!どいてどいてどいて!!」

ぱっと反射的に窓の外に目を向ける
箒に跨がったこれまた少女が、窓を破ってこっちに猛スピードで突進してくる!

「おいおいマジかよ!!」

とっさに話しかけた少女をかばう。
間一髪、箒娘は盛大にづっこけただけで周りに被害はなさそうだった
「おいテメェ!どこ見て飛んで・・・んだ・・・」

振り向いて怒鳴ろうとするが、目に飛び込んで来たの

       パ ン ツ

いわゆるパンチラではない
パンモロだった。しかし、残念な、大変な残念ことに勇気はロリコンではない

>「・・・・・・・・・・み、見た?」

「見たが、安心しろ。
俺はそんなお子ちゃまパンツ見て興奮するほど、落ちぶれちゃいねぜ」

立ち上がる箒娘を見て、違和感を感じ、なぜスカートがあんなに豪快にずり落ちたのかがよくわかった
その疑問を解決するまえに、箒娘が自己紹介

「14!!まあ、なんだ。がんばれ俺は勇気、炎道勇気ってもんだ
よろしくな!
成長を見込んで大きめの制服を着るたぁお前も武士だな」

何か勘違いしてるような気もする
(お姉ちゃん?どう考えてもタメだろ)

「身体測定は入学ん時にほとんど終わっちまってるんだわ
男女合同で体力測定なるもんがあるらしいじゃねぇか」

どうやら男女合同で体力測定が行われるらしい

14 :炎道勇気 ◆hCjEHNrkek :2010/09/21(火) 23:41:35 O
>>9
案内してもらおうかというときに次は低身長の男が話しかけて来た
はたから見れば180cmを越える身長に鍛え込まれた肉体をもつ炎道と周りのバランスはひどくアンバランスで
小学生を引率する若手の先生といったところだった

「・・・・・・氷結剣フリードか
面白いな」

悪い笑顔が顔に浮かびあがる
強いやつを見つけたときの顔だ

「フリード、腕に自信はあるか?」

>>11
「ああ、まどろっこしい!もっとハキハキしゃべれ!」

一通り話終えたあとになんとも歯切れの悪いクリスのしゃべりについつい語気を強めてしまう

「おっと、悪いな
こんなお嬢に怒鳴るのはよくないよな」

クリスの頭をわしわしとなでる
髪を見つめるクリスの視線にきづく

「俺の頭がそんなに珍しいか?
どうだ?炎でみたいでカッコイイだろ?」

まさか、自分の髪をたき火に間違われてるとはつゆしらず
さっきまでとは打って変わってニコニコと相手をしている

「なにはともあれ、クリスか。
よろしくな」

15 :フランドール・スカーレット ◆qqO1tB065s :2010/09/22(水) 15:04:59 0
正門の前に魔方陣が一つ
空中に浮かんだそれから地面に向かって青い光の束が発せられ、そこからツインテールの女の子が現れた
手には白の日傘を持っている
「あれれ?門が閉まってるよ」
レンガ造りの壁にはフィジル魔法学園と日本語ではない文字で書かれている
だが、門は閉じており、開けそうにない
この手の門は左にひくか、右にひくかすればいいのだが、この女の子はその開け方を知らないのだ
「よし、こうなったら、破壊しちゃおう」
手に赤い目玉が現れ、その目玉がぐしゃりとつぶれた
鉄の格子でできた門の中ほどで空気が爆ぜ、門が二つに引き裂かれた
断面は熱により溶け、鉄の棒はあらぬ方向に曲がっている

能力名
ありとあらゆるものを破壊する程度の能力
この能力は人ですら破壊することができ、時間さえかければ、どんなものでも破壊することができる
だが、それにより破壊された人間の遺族は嘆き悲しみ、物の所有者は嘆き悲しみ、時として怒る
幽閉されて495年
人と触れ合う機会のほとんどなかったこの女の子はそれによりおこる結果をまだ熟知していなかった

「何してるんだろう?」
学園の中に入り窓の外を眺めてみると、妙な光景がそこには広がっていた
人が載ることのできる板に乗り頭のうえに板みたいなものを載せられている子供
別の場所で把握力系を握っている小さな子供やメータの付いた大きな板に乗っている子供までもいた

が、破壊の娘であるフランドールにとっては退屈そのものの光景だった
くるりと踵を返し、校庭の方に移動すると球のようなものを投げている光景に出くわした
その傍らでは教員と思われる人間が紙の上でペンを走らせていた

【門を破壊後、身体測定をしている場所を通り過ぎ体力測定の場所へ移動した】

【テンプレート】
名前・ フランドール・スカーレット
性別・ 女
年齢・ 495歳
髪型・ 金のツインテール
瞳色・ 赤
容姿・ 白のブラウスに赤のワンピース。背中には七色の宝石をつけた棒みたいなものが生えている
備考・
もともとはある館の住人で長いこと幽閉され、外に出たいとも思っていなかった
だが、ある時、外部から来た侵入者と戦ったことがきっかけとなり、外に出たいと思うようになりだした
だが、幽閉されていた事情が事情だけに外出することは認められず、魔法学園で力の制御方法を身に着けたら、
外に出ても構わないといわれ、そのまま、飛ばされてしまった
得意技・ 破壊
好きなもの・ 戦うことと破壊すること、お姉さま
苦手なもの・ 日光・流水
うわさ1・ 狂気の娘とのうわさを持っている
うわさ2・ ここに来る前までは幽閉されていたらしい

【能力説明】
説明通りどんなものでも破壊できますが、物に宿る目を手に転移させなければ、破壊することはできません
転移させるにはある程度の時間がかかり、転移中にほかの行動をとった場合は初めからやり直しとなります
(人間や巨大な構造物や生き物は、最低でも大魔法を2・3発以上入れることもできるとおもっていただければ幸いです)


16 :教員:2010/09/22(水) 17:23:58 O
>>15
まて、門を壊して
その常識のなさは危険だ、こっちにこい
教員はスカーレットに魔法封じの手錠をかけて地下牢に叩きこんだ

17 :ベッドフォード ◆k4Jcxtcjwo :2010/09/22(水) 20:15:29 O
測定が行われている各教室を明らかに教師でも生徒でも無い不審な大男が覗き見歩いていた
「ああ!!ここからもあっちからも素晴らしい魔力を感じるわ
まだ子供なのに流石は天才児達…さて次の子達はどうかしら」

「うわぁ!なんだあのオッサン!!!」
「気持ち悪いなぁ あいつ ずっとこっち見てるぜ!」

2メートル近い身長、真っ赤なスカーフを垂らした濃紫のスーツ、そして将軍が着るようなコートを肩に羽織り 化粧までしている不審者が目に付かない訳が無い
それでも大男は生徒達の声など気にする様子も無く教室を覗き回っている
「測定した各個人のデータは学園ではなく我々で管理しますので了承を」
大男は教師に指示まで出したりするなど遠巻きに見つめる生徒達を余計に混乱させていた
大男の覗き見はまだ止まらない
「凄い!こんなに凄いなんて!」

18 :フリードリッヒ ◆cOOmSNbyw6 :2010/09/23(木) 00:15:02 P
>12>14
>「フリード、腕に自信はあるか?」

「そうですね熊一匹倒すのに十分は掛かる程度の強さでしょうか?」
なぜか熊を強さの基準に持ってくるフリード
「まあそんなに大したものじゃありませんよ
 姉さんなんか3分も掛からずに倒してしまいましたから」
お前の姉は化物か何かか
「あの時は吃驚しましたよ………まさかあんな方法で熊を……ガクガクブルブル
 あっ!ちなみに倒した熊はスタッフがおいしくいただいたらしいですよ」
スタッフって誰だよ

決してジルベリアの熊が虚弱体質なわけではない
むしろ他の地域の熊よりも強いだろう
それだけジルべリア人というものが化物なのだ

「ちなみのこの子は僕の大切な使い魔グレン・ダイザー
 二本足で歩く不思議な猫です」
グレンの存在を不思議で片付けるフリード…………‥本当にそれでいいのか?
「人間の言葉をしゃべらないから二本足で歩こうが猫です!猫なんです!!」
「なにゃあ」
(むしろ人が猫語をしゃべるべきだよ)
無茶を言うグレン
だが人間には猫語はわからない

>「にいさま兄様っ、クリスは〜?」
「相変わらず保険医さんに狙われそうな可愛さですねぇ
 ちなみに保険医さんっていうのは女性なのにロリコンという危険人物ですが
 医者としての腕はまるで医学の神様アスクレーピオスのように確かですよ
 男なら無害ですし」
クリスの質問に答えず炎の髪の少年に保険医のことを説明するフリード
だが誰も聞いちゃいねえのであった
「黒き翼……………は今の姿には似つかわしくありませんね
 僕がちゃんと考えてあげますから時間をくださいね」
確かに白い髪を持ったクリスの姿に黒き翼というのは似つかわしくない
フリードはクリスがレイブンだということをグレンに聞いて知っているがその影響だろうか?
「白い鴉はちょっと仲間外れの代名詞みたいで嫌ですし…………‥」
「なにゃあ」
(鴉から離れればいいじゃん)
「でも白鳥は僕の家の家紋ですから出来る事なら避けたいですし」
と真剣に考え続けるフリード

「にゃあ」
(そんな事より上体起こしだよ)
と早く次の測定に行くように促すグレンであった

>10
「おや桜花さんじゃないですか」
と桜花に声をかけるフリード
「どうでしたか?検査の結果とか…………僕はドワーフに背を抜かれましたけど」
「にゃあん」
(僕の身長はりんご5個分体重はりんご3個分)
といきなり地雷を踏むフリードであった

19 :ロック ◆jWBUJ7IJ6Y :2010/09/23(木) 07:40:24 0
魔法学園の校庭では体力測定の項目の一つとしてソフトボール投げが行われていた。

「馬鹿者!もっと手首のスナップを効かせんか!」
「もっと気合をこめろ!熱くなれ!」
魔法学園校庭にて生徒達に檄を飛ばす壮年の男性、
ロック・ウィルは今年で64歳になった。
妻も持たず、子も持たず、ただ仕事にのみ打ち込んできた男。
彼の本来の職業は闇払い、つまり“闇の魔法使い”を取り締まる仕事である。
勤務の性質上危険をともなうこの仕事を続けるには、他の闇払い達にとって、
ロックはただの人間としては明らかに年をとり過ぎていると思わざるをえなかった。
だから彼らは、文字通り彼を“島流し”にしたのだ。
現在のロックの肩書きは、『闇払い兼フィジル魔法学園闇の魔術に対する防衛術担当教師』である。
「いいぞ!その調子だ!おまえさんだってやればできるんだ!」
ロックはついに1m17cmという大記録を打ち立てたピクシー小妖精を褒めた。

>15
ロックはこちら側の様子を見ていたフランドールに気づいた。
「コラ!何をぼーっとしておる!早くこっちにこんか!」
ロックは彼女を手招きし、ソフトボールをその手に握らせた。
学園の教師となってまだ日が浅いロックは、フランドールを生徒の一人であると勘違いしているのだ。
無論学園の生徒ではないフランドールには何がなにやらわからないかもしれないが、
別にロックだって彼女に弾幕ごっこをさせるためにソフトボールを持たせたわけではない。
「このソフトボールを向こうに放り投げればいいんじゃ!」
ロックは何本も線が引かれたグラウンドの方を指差し、フランドールにそう指示した。

20 :リリィ ◆jntvk4zYjI :2010/09/23(木) 09:18:43 0
>9 >11-13
>「見たが、安心しろ。
>俺はそんなお子ちゃまパンツ見て興奮するほど、落ちぶれちゃいねぜ」
それを聞き、シャーッとリリィはエンドウを威嚇した。
なぜなら彼女の下着は、学園にきた時着用していたものをそのまま使っているからだ。

>「あ、リリ姉様っ……」
「ごめんごめん。クーちゃんは怪我しなかったみたいだね、良かった」
>リリィに駆け寄り、スカートの裾を握る。
「わ、ちょ、クーちゃん今スカート引っ張ったらまずいって!!」
>リリィは慌ててスカートのウエストを押さえた。
>「このひと、えんどう ゆうき って、言うんだって…… 」
>「14!!まあ、なんだ。がんばれ俺は勇気、炎道勇気ってもんだ
>よろしくな!
>成長を見込んで大きめの制服を着るたぁお前も武士だな」
「ちがーう!この姿は仮の姿なのー!・・・・・・・く〜っ!信じてないな!
 いいもん!美しく成長した私を見て、鼻血噴いて卒倒しても知らないんだからね!!」
リリィは全身で抗議したが、軽く流されてしまった。

>「……へんにゅうせい、ってなぁに?」
リリィはプリプリ怒っていたが、クリスの問いを聞き表情を改めた。
「えーと・・・・・・・後から学園に入学した人のことだよ。新しいお友達・・・わかるかな?」
クリスのしたいようにさせながら、リリィは一応説明をした。
>「あ、あのね、リリ姉様。クリス、聞きたいこと、あったの。
> 体力、測定って、なぁに?」
「クーちゃんが今どれだけおっきくなったかを調べてくれるんだよー。
 それと体力測定とは別に、どんな魔法が使えるかや、潜在的能力なんかも調べてくれるらしいんだけど・・・・・。
 えっとね・・・・・クーちゃんが大きくなったら、どんな人になれるか調べてくれるのよ」
説明したものの、クリスに通じたかどうかは不明だ。
(このちっちゃい女の子が、成長するとあのレイヴンさんになるんだよねー)
ちなみにレイヴンは男性である。
それを考えると、リリィは非常に複雑な気分だった。

話題を変えようと、リリィはクリスのほっぺたをつんつん指でつついた。
「最近やっとほっぺたも柔らかくなってきたねー。きっと背だってぐーんと伸びてるかも!
 お姉ちゃんと一緒に、後で測ってもらおうね!」
リリィはスカートのウェストを押さえながら、クリスと歩き始めた。

>「身体測定は入学ん時にほとんど終わっちまってるんだわ
>男女合同で体力測定なるもんがあるらしいじゃねぇか」
「あっ、そうなんだ。という事は、体力測定の会場に行けばいいんだね。わかった!」

21 :リリィ ◆jntvk4zYjI :2010/09/23(木) 09:21:12 0
>9
そこに現れたのは、小柄な少年と黒猫コンビだ。
>「おや?リリィさんじゃありませんか……………‥まだ戻ってないんですかその姿?」
「あ、フリード兄様っ」
「あっ、フリード君にグレン。もう身体検査は終わったの?早いね〜!」
クリスの弾んだ声を聞きながら、リリィはフリードに手を振った。
どうやらフリードの美しさは、小さな女の子にも有効なようだ。
残念ながら、フリード本人はクリスのトクベツ扱いには気づいていないようだが。

「おはよ、今日も一段と可愛・・・・・かっこいいね!
 いや〜参ったわ。先生の話では、時間がたてば元の姿に戻れるらしいんだけど、個人差があるみたい。
 一応、いつどこで戻ってもいいよう準備はしてるんだけどねー」
あははっとリリィは頭を掻いた。
ちなみに元に戻ったときのための準備は、ぶかぶかな服を着ているための建前だ。
本当の理由は、単に新しい制服を買うお金がないからである。

フリードの自己紹介を聞きながら、エンドウは不敵な笑みを浮かべている。
「ちなみにフリード君は、あのジルベリア人なんだよ〜。すごいよねー」
>「ちなみのこの子は僕の大切な使い魔グレン・ダイザー
> 二本足で歩く不思議な猫です」
「いや、多分猫じゃないと思うんだけど」
>「人間の言葉をしゃべらないから二本足で歩こうが猫です!猫なんです!!」
「はい、すみません」
>(むしろ人が猫語をしゃべるべきだよ)
「ごめんね〜。ケットシー語の発音は難しくて。人じゃ出せない音域とかあるから」
グレンと普通に会話するリリィは、エンドウの目にはどう映るのだろうか?
>11
>「ああ、まどろっこしい!もっとハキハキしゃべれ!」
あまりの剣幕(に見えた)に、リリィは2人の間に入ったものの、言葉が出ずに口をぱくぱくさせた。
だがその後のやり取りを見て、エンドウは多少気が短くても、悪い人ではないのだと分かったのだが。
「クーちゃんは見かけよりずっと小さいの。びっくりするから、なるべく優しい口調で話してあげてね」

>「にゃあ」 (そんな事より上体起こしだよ)
「そうだ、フリード君。悪いけどエンドウさんを体力測定の会場へ案内してくれないかな?
 エンドウ君、次の測定は「上体起こし」だって」

>10 >14 >18
「あっ!桜花さーん!久しぶり!!クーちゃん、桜花お姉ちゃんが居るよ!」
リリィは桜花にぶんぶんと手を振った。
「エンドウさん、あのすらっとした人は、響桜花さんっていうのよ」
リリィが桜花と顔を合わせるのは、実は事件以来初めてのことだった。
勘の鋭い桜花は、リリィが彼女の存在に気づく前に毎回姿を消していたためだ。
ちなみにリリィが桜花と発音できるようになったのは、練習したからである。
>「どうでしたか?検査の結果とか…………僕はドワーフに背を抜かれましたけど」 
>「にゃあん」 (僕の身長はりんご5個分体重はりんご3個分) 
「検査どうだった?あの保険医さんに変なこととかされなかった?
 まあ、いくらあの先生でも、さすがに今日はおとなしかったかな?」
リリィは桜花の表情に気づくと、照れくさそうに頭を掻いた。
「あは、やっぱり分かっちゃったね。実はあの日以来縮んじゃってて」
『怪我の調子はどう?元気そうで良かった。
 それと、事件の時は本当にありがとう。今頃御礼言うなんてごめんね。
 何度かお話したくて教室やお部屋も訪ねたんだけど、どうもタイミング悪かったみたいで・・・・・・。
 もしかして、怒ってる?』
しょぼんとリリィは肩を落とした。

22 :リリィ ◆jntvk4zYjI :2010/09/23(木) 09:22:44 0

移動していると、身体測定をしている教室の方から悲鳴が上がった。
>「ああ!!ここからもあっちからも素晴らしい魔力を感じるわ 
>まだ子供なのに流石は天才児達…さて次の子達はどうかしら」
人目を引く大男が、あちこちの教室を覗きまわっている。
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・痴漢、じゃないよね、撃退されてないし。
 あの人誰なんだろ?先生、なのかなぁ?」
魔法学園の教師は実力はお墨付きでも、エキセントリックな教師も多い。
初日に保険医のマッドっぷりを目の当たりにしたのだ、彼が教師だと言われても驚かない自信はある。
だが、何となく好きにはなれなかった。
「・・・・・・・なんかあのマントについたデザイン、どこかで見たような気がするようなしないような・・・・・・気のせい、かな?」
何となくあの服についた意匠を見ていると、胸の中がざわつくような変な感じがした。
「とりあえずクーちゃんは、皆と一緒に先に体力測定の方に行くといいよ。フリード君、エスコートよろしく」
リリィはフリードにウィンクした。

>17
>大男の覗き見はまだ止まらない 
>「凄い!こんなに凄いなんて!」 
リリィはなるべく目を合わせないようにしながら、身体測定の教室へ入ろうとした。
「キャッ?!」
だが大男が急に方向を変えて歩き出したため、リリィはぶつかってしまった。
「ご、ごめんなさい」
転んだ弾みで、リリィは、大男のコートの裾を床に押し付けるような形になってしまった。

23 :リアン ◆2KlBJ7N1f2 :2010/09/23(木) 13:01:02 O
「……zzz……zzz……」
フィジル学園の屋上でフードを被り気持ち良さそうに寝ている青年がいる。
彼の名はリアン。
実名ではない。
幼い頃に両親に捨てられた為、自分の本当の名前を知らないのだ。
孤児院で起こった「ある事件」をきっかけにフィジル学園に引き取られたが、ほとんどサボってこうして昼寝をしている。
誰の言う事も聞かず、自由奔放な彼を「野良猫リアン」と呼ぶ人もいる。
彼は今日もまた身体測定だというのにも関わらず、こうして屋上で昼寝をするのであった。

24 :名無しになりきれ:2010/09/23(木) 17:30:33 0
「にゃあ…」
屋上にいる家猫がリアンの腹の上で寝ている
日差しはぽかぽか
腹の上に乗られているリアンはどうか知らないが猫は気持ちよさそうに腹の上で丸まり、気持ちよさそうだ
猫の名は三毛
学園のどこかの誰かが飼っている怪猫である

25 :マリア ◆sto7CTKDkA :2010/09/23(木) 23:06:33 O
新入生たちが学園にやってきてからしばらく後。
入学式に次ぐ新たな行事がやってきた。 体力測定だ。
「毎年体力測定の日には、あまりの厳しさに命を落とす新入生がいる」
「昔体力測定で命を落とした生徒が、仲間を増やすために亡霊となって現れる」
などと新入生を驚かす噂もあったりするが、真偽のほどは不明である。

何にしても、この日が特別の注意を要する日である事に違いは無い。
この体力測定を乗り越えるために、ほとんどの生徒は朝、必要な準備を行う。
腹が減っては戦が出来ぬというように、朝食を食べるのだ。
自室で料理をする生徒もいるが、多くの生徒は大食堂で食事を済ませる。
真っ赤な修道服を着込んだマリアも、その一人だ。
マリアの前では真っ黒な修道服の生徒が、新聞を見ながらサンドイッチを食べていた。
彼女はマリアの義理の姉であり、入学そうそう新聞部に入部している。
彼女が読んでいるのは、その新聞部発行の学園新聞だ。

「ミルク姉さま。 新聞を読みながら食事をするのはマナー違反よ」
「んー。 まあね」
マリアの苦言にも、ミルクと呼ばれた生徒は新聞に集中しているようで生返事を返すだけ。
マリアは不満そうな顔をして口をとがらせたが、それ以上注意しなかった。
彼女の姉が情報に集中すると、周りが目に入らなくなるのはいつもの事なのだ。

「姉さまって何かに集中すると、他の事が目に入らなくなるのよね。
 今は情報だから良いけど、私、もし姉さまがお金に集中したら大変だなって思うの。
 『信仰の価値は経済力だ!』とか言い出すんじゃないかって。
 そしたらきっと金貸しなんか始めたりして、10日で一割の暴利をむさぼるんだわ」

「んなことしないっての…
 だいたい、あたしは神に仕えると同時に真実を人々に知らせる使命を持ってるわけですよ。
 そのあたしがお金なんかに目をくらませるとか、例え別世界でもありえないって」
姉の返事を今度はマリアが、そうかしらと軽く流した。
流されたミルクは多少憮然としながらも、再び新聞に注意を向ける。

26 :マリア ◆sto7CTKDkA :2010/09/23(木) 23:07:55 O
しばらくの沈黙の後、マリアが再び口を開いた。
「ねえ姉さま。 この間の夜中の騒ぎの事は、まだ新聞にも載せていないのね」
「前にも話したけど、確実な裏が取れないんだよ」
渋い顔でサンドイッチに手を伸ばしながら、ミルクは答える。
「相手は権力者で、騒ぎに誰が関係してたかもまるで分らない。
 先生からは『あんまり手を出さない方がいいんじゃないかな』って言われる。
 こんな状態で記事になんかしたら、あたしの信用ガタ落ちだっつーの」
ミルクが言う先生とは、彼女たちの育ての親であり、この学園の教師でもあるシスターの事だ。
恩人にそう言われては、ミルクも教師たちからの情報入手はあきらめるしかない。

「隣の部屋のユリって子はどうかしら。 現場にいたのは間違いないんでしょ?」
「今の所聞けたのは、前にも話した当たり障りのない話ばっかり。
 おまけに変な友達がくっついていて、あたしの取材の邪魔をしに来る…と。
 ま、おかげで時間はかかるけど、ユリは隠し事は上手くなさそうだからね。
 もう少し突っついてみるよ」

そう言うと、ミルクはカップの中に残っていたミルクティーを一気に飲み干して、勢いよく立ち上がった。
「んじゃ、サンドイッチを手土産にちょっとユリの所に行ってきますか。
 マリアはこのまま体力測定?」
「そうだけど、気をつけてねミルク姉さま。
 ユリさんのお友達、なんだかちょっと怖い感じがするの」
心配されたミルクは、少し顔をしかめて見せた。

「大丈夫だって。 それよりマリアこそ、余計な騒ぎを起こさないように気をつけなよ。」
「わかってるわ姉さま。 姉さまに神の御加護がありますように」
そしらぬ顔で食事に戻るマリアをミルクは、本当に大丈夫かこいつ と言いたげな目で見た。
「……まあいいや。 んじゃ、また後でね」

食器を片付けに戻るミルクの後ろ姿を見ながら、マリアは少し肩をすくめる。
「姉さまったら心配症なんだから。 こんな所に悪魔が出るわけないじゃない。」
机の上にはミルクが置いて行った新聞が残されていて、そこに書かれた記事にマリアは目を向けた。
一面記事の見出しはこうだ。
『正体不明の正義の味方、ホワイトクイーン昨夜も登場! 
 のぞき魔に正義の鉄槌を下し、高笑いとともに消えたヒロインの素顔に迫る!』
マリアは一時食事の手を休め、目を閉じて周囲の声に耳を傾ける。
聞えてくるのは様々な声と、様々な内容。
それを聞きながら、マリアは小声でつぶやいた。
「我らは日々、世の悪が全て消え去らんことを願います。 エイメン」

27 :マリア ◆sto7CTKDkA :2010/09/23(木) 23:09:34 O
>15 >19
その後、体力測定を始めたマリアは幾つかの測定を終わらせ、次の目的地である校庭へと足を向けた。
校庭では熱血教師が、奇妙奇天烈な羽を持つ少女にソフトボールを投げさせようとしている。
「先生。 その人は学園の生徒ではないみたいだわ。
 だってその人、生徒なら持っているはずの指輪を持っていないんですもの」

魔法学園の生徒は入学する時、学生証とも言える指輪を渡される。
何しろ同じ学年にいても、体格から年齢からずいぶんと差が激しいのだ。
識別する物がなければ学年の判断も出来はしない。
もちろん生徒だけでなく教師も指輪を持っているので、学生と教師が間違われることはない。
初対面のマリアがロックを教師と知ることが出来たのも、この指輪のおかげだ。

「はじめまして。 私はこの学園の新入生のマリア。
 あなたのお名前は?
 学園に何か御用かしら?」
マリアはネックレスに飾られたクロスを右手で軽く握りながら、フランドールにそう問いかけた。

28 :クリス ◆70VgGM3HY6 :2010/09/24(金) 00:37:41 0
>13-14、>18、>20-22
>「ああ、まどろっこしい!もっとハキハキしゃべれ!」
「うにゅっ!」
炎道の怒鳴り声についクリスは頭を抱えてしゃがみこんでしまう。
別に怖いとか感じたわけではなく、ただ大きな音に驚いただけなのだが
傍から見れば大男が少女相手に怒鳴り散らしている様にしか見えない構図であった。

>クリスの頭をわしわしとなでる
>「俺の頭がそんなに珍しいか?
> どうだ?炎でみたいでカッコイイだろ?」
しかし炎道もさすがに今の対応はよくなかったと思ったようで
すぐに気を取り直してクリスの頭を撫でた。結果、前髪が目に掛かって
鬱陶しくなってしまい両手で軽く髪形を直す羽目になったのだが。

「……うん。近くで見るの、はじめて。熱く、ないの?」
……どうやらクリスは赤い髪は火でできてるのだと勘違いした様だ。
精霊とかならまだしも、人間の髪が燃えてたら一大事どころの騒ぎではないのだが。


>「えーと・・・・・・・後から学園に入学した人のことだよ。新しいお友達・・・わかるかな?」
「うにゃっ……! …ん〜、にゅうがく……? おともだち? お友達、増えるの?」
炎道の髪をじーっと眺めてたクリスは、返事に慌てて顔を向ける。
入学の意味は思い出せなかったが、友達と聞いて編入生=友達の構図が勝手に出来上がってしまった。
世の中そこまで単純なわけないのだが……致し方なし。

>「クーちゃんが今どれだけおっきくなったかを調べてくれるんだよー。
> それと体力測定とは別に、どんな魔法が使えるかや、潜在的能力なんかも調べてくれるらしいんだけど・・・・・。
> えっとね・・・・・クーちゃんが大きくなったら、どんな人になれるか調べてくれるのよ」
「ん〜……せん、ざい……クリスの、おとなのすがたってこと?」
リリィの説明はかなり努力した方なのだが、案の定今のクリスにはきちんと理解できなかったようだ。

>「最近やっとほっぺたも柔らかくなってきたねー。きっと背だってぐーんと伸びてるかも!
> お姉ちゃんと一緒に、後で測ってもらおうね!」
「うにゅ〜、リリ姉様、くすぐったいよぉ」
乙女の敏感肌とでも言えばいいのか、クリスはくすぐったがりやだった。
そうやってリリィとじゃれ合う姿は年の近い姉妹にしか見えない。

29 :クリス ◆70VgGM3HY6 :2010/09/24(金) 00:38:21 0
>「黒き翼……………は今の姿には似つかわしくありませんね
> 僕がちゃんと考えてあげますから時間をくださいね」
「ぶ〜っ……兄様、昨日も、同じこと、言ったよ〜……?」
頬を膨らませ文句を垂れるクリス。
残念ながら、フリードの心情を察するだけの感覚はまだ養われていない。
「クリスも、兄様みたいに、な、な、のお……うぅん、と……」
名乗りたいのに、と続くのだが語彙が少ないクリスは先を言えず考え込んでしまった。
周りもそんなクリスに助け舟を出そうか止めようかと言った具合のようだ。

>「あっ!桜花さーん!久しぶり!!クーちゃん、桜花お姉ちゃんが居るよ!」
「おうか姉様? あ、ほんとうだ……」
リリィの上着の裾を握っていたクリスだが、桜花の姿を見つけると
裾を離して桜花の近くまで行く。クリスと桜花の身長は頭二つほど離れているため
クリスが桜花に話しかけるには文字通り見上げるしかない。
「桜花姉様、おはよう、ござい、ます。今日は、どんなお歌?」

クリスは時々桜花に歌を教えてもらっている。
歌は文化の一つであり、音を正確に聞き分けまた発音する訓練でもある。
最初の頃は言葉を覚えさせても発音がおかしく聞き取るのに苦労するものだったが
音のスペシャリストである桜花の手ほどきで、発音はほぼマスターできたのだ。
そういう事情も含めて、クリスは桜花にかなり懐いているのだが……

>「とりあえずクーちゃんは、皆と一緒に先に体力測定の方に行くといいよ。フリード君、エスコートよろしく」
「……はぁい。リリ姉様、またあとでね」
またしても頬を膨らませたクリスだったが、それ以上駄々をこねる事もなく
素直にリリィの言うことを聞く事にした。
「フリード兄様、桜花姉様、えんどう……さん、いこ」
そう言って何故か先頭を歩くクリスだったが……
数歩歩いたところで止まり、首を傾げて振り返ると。
「……どこ、いくの?」
……行き先を知らないのを忘れてたようだ。

30 :ベッドフォード ◆k4Jcxtcjwo :2010/09/24(金) 20:52:41 O
>>22
「あらあら、こちらこそごめんなさい!
私ったらよそ見に夢中で…」
大男はぶつかった事を謝罪するリリィを、自分にも非があると口にし快く許した
しかし、態度とはその裏腹に獣のような声や出で立ちは相応の威圧感が滲んでいる
「さあ お立ちなさい 怪我はありませんか?」
コートの裾を押し付けてるリリィにそっと丸太のように太い手を差し延べ、転んでしまった彼女を気遣った
大男からは怪我がないか心配しているようだ
「改めてお詫び申し上げます、本当に先程はごめんなさい」
大男は頭を下げ終えゆっくりと顔を上げていく途中 リリィと目が合った

「まあ、貴方からは素敵な魔力がひしひしと伝わるってきます…
強大な力は、より強大な魔力を引き寄せる…
貴方は立派なお友達と巡り合う事でしょう」
大男はリリィの顔をまじまじと見つめている

「私がここに来たのもどうやら偶然ではないようです また近い内にお会いできるでしょう
そしたら私に貴方のお友達を是非紹介して下さい 約!束!ですよ!!!」



31 :ロック ◆jWBUJ7IJ6Y :2010/09/24(金) 22:33:29 0
>27>16
> 「先生。 その人は学園の生徒ではないみたいだわ。
>  だってその人、生徒なら持っているはずの指輪を持っていないんですもの」
「…あ!」
ロックもその事を思い出した。そして同時に、彼女は何者だろうかと思った。
話しかけてきた(今度は間違いなく生徒の)少女も同様に思っているらしく、
謎の少女に名前と要件を尋ねた。しかし、答えは得られなかった。
後から現れた別の教員が、門を破壊した犯人として謎の少女を連れ去ってしまったからだ。
事情を聞いたロックは悔しがった。
「何ということだ!わしとしたことが、危険人物をみすみす学園に侵入させてしまうとは!」

「だが!過ぎた事を悔やんでも詮なきことよ!今度はおまえさんの番じゃ!」
ロックはマリアの手にソフトボールを握らせた。
彼女ならきっと、ロックが何をやらせたいのかわかるだろう。
「さあ!青春じゃ!」

この後、マリアのソフトボール投げの結果が良かったか悪かったかについてはあえて言及しない。
記録だけで言えば、先程ロックが褒めたピクシー小妖精よりもずっとよい記録であろう。
しかし、それで良いはずがないという事が次のロックの台詞によく現れていた。
「なぜベストを尽くさないのか?」
ロックはすごい剣幕でマリアににじり寄った。
「この程度のことで満足していてはならん!君はもっと、もっと頑張れるはずだ!
 さあ!青春の血のたぎりをほとばしらせろ!もっと熱くなるのじゃ!」
そう、ロックは記録の数字よりも、本人がベストを尽くすことが一番重要だと考えている。
マリアの耳に他の生徒達のひそひそ話が聞こえてきた。
>「あ〜あ、気の毒に」
>「今度は何十回投げさせられるんだろうな?」
エ「最高に熱血してねぇと記録してくんねぇからよ〜。」
>「まぁ、そういう時って大概いい記録の時だから、良心的かもしれないけどね。」
ロックはマリアの手にソフトボールを再び握らせた。
「さあ!もう一度じゃ!」
マリアは後何十回この台詞を聞くことになるのだろうか?

32 :炎道勇気 ◆hCjEHNrkek :2010/09/26(日) 01:34:26 0
>>18
「すげぇじゃねぇか!熊を倒すなんてよ!俺も熊は故郷の山で倒したことあるぜ
!ほらこれがそんときの傷だ」
制服の袖をめくりあげ、爪でついたような3本のぎずあとを自慢するように見せる
「倒した熊を鍋にするのが俺の修業の楽しみだったんだ!」
ハッハハと豪快に笑いながら、フリードと会話を続ける
「それにしてもフリードの姉ちゃんはすげぇな。3分で倒すとかよ。1回勝負して
みてぇな」
炎道も腕には多少の覚えがあるが素手で10分や3分も熊と闘ったことはない
そもそもまだ、素手では勝ったことがないことにフリード姉弟にライバル心を持つようになる
もっとも、フリード姉弟が素手で倒したというのは炎道のまったくの想像なので
あるが
「それにしても猫が歩くなんてめずらしいな。
さすがに魔法学園てわけか」
猫の前足、手?に握手を求める
>>20
「すまねぇな。だがどうやらこのようすを見てると、
身体測定が終わってるのは編入ときにおわらした俺だけみてぇだな」
体力測定の場所へ案内してくれるリリィにお礼を述べ、周囲の雑談を聞きながら、ちゃんとリリィとの会話を続ける
「それにしても、制服といい、パンツといいなんで背伸びしたがるんだ?いや、実は魔法で制服が大きくなったとか?」
実に惜しいといわざるをえない
「それにしても、猫と会話できたりとなかなか面白いな。リリィは
それにしても、この学校は面白い奴が多いな
楽しそうだぜ……っと、次は上体起こしか、上体起こしってなんだ?」
はて?と首をかしげる
>>28
>「……うん。近くで見るの、はじめて。熱く、ないの?」
クリスが純真なまっすぐな瞳で見つめてくる
「ああ、俺の頭の炎は特別でね。熱くないんだよ」
そこは話しを合わしてあげる子供に優しい炎道でる
>>「うにゃっ……! …ん〜、にゅうがく……? おともだち? お友達、増えるの?」
「おう!俺とクリスはもう友達だ!よろしく頼むぜ!!」
握手の代わりにとクリスの体を持ち上げる

33 :マリア ◆sto7CTKDkA :2010/09/26(日) 12:42:36 O
>31
ソフトボールを握らされていた少女の事情は、後から来た教員が伝えてくれた。
「他人の物を勝手に破壊するなんて、良くない事だわ」
>「何ということだ!わしとしたことが、危険人物をみすみす学園に侵入させてしまうとは!」
熱血教師が悔しがっていたが、マリアはそんなに危険な少女がなぜ学園に入れたのかと考える。
学園内に伝わる良くないうわさの事もある。
マリアの想像よりも、この学園は”危ない”のかも知れない。

>「だが!過ぎた事を悔やんでも詮なきことよ!今度はおまえさんの番じゃ!」
「私?」
マリアはしばらく渡されたソフトボールを見つめた後、自分が何を求められているかに気づいた。
「このボールをあっちに投げればいいのね? それじゃあ……えいっ!」
投げられたボールは、なかなかの距離を飛んで地面に落ちる。
マリアからすれば十分に満足できる記録ではあったが、教師にはまだ不満があるようだ。

>「なぜベストを尽くさないのか?」
>「この程度のことで満足していてはならん!君はもっと、もっと頑張れるはずだ!
> さあ!青春の血のたぎりをほとばしらせろ!もっと熱くなるのじゃ!」
すごい勢いで迫られて困惑するマリアの耳に、周りの生徒たちのひそひそ話が聞こえてくる。
>「さあ!もう一度じゃ!」
マリアは言われるままに、さらに数回ボールを投げた。
3回目は1回目よりも記録が伸びたが、熱血教師は満足しなかった。
このままだと今までの生徒と同様、何十回とロックは同じ言葉を繰り返す事になっただろう。
だが今回はそうはならなかった。
マリアが7回目で投げるのを止めたのだ。

「先生、私たちはこの学園に体力を測るために来たんじゃないわ。
 力を振るう為の経験や知識を身につけるために来たのよ。
 こんなことをしている暇があるなら、力の使い方を上達させて邪悪を滅ぼす訓練をすべきだって思うの。
 私の記録を測るのはもうこれで十分だわ。
 体力測定を止めるのを先生が気にいらないなら、私の記録は0でもかまわないから」
言いながらマリアはソフトボールをロックに返し、その場を立ち去ろうとした。

34 :フリードリッヒ ◆cOOmSNbyw6 :2010/09/26(日) 17:31:13 P
>17>22>29>32
>「うにゃっ……! …ん〜、にゅうがく……? おともだち? お友達、増えるの?」
>「おう!俺とクリスはもう友達だ!よろしく頼むぜ!!」
握手の代わりにとクリスの体を持ち上げる
「すっかり仲良しさんですね、では私とミスターファイヤーロードさんもお友達ということで」
「にゃあ?」(なぜ英訳するの?)

>「ああ!!ここからもあっちからも素晴らしい魔力を感じるわ
>まだ子供なのに流石は天才児達…さて次の子達はどうかしら」
グレンはその人物を見て
「にゃあん」(ハードゲイだ)
とつぶやいたが猫語なので誰にもわからなかった
「グレン………だめですよ、女言葉使ってるからってオカマとは限らないんですから」
「にゃあご」(男言葉のオカマもいるしね)
「僕のどこがオカマだって言うんですかグレン!」
>「・・・・・・・なんかあのマントについたデザイン、どこかで見たような気がするようなしないような・・・・・・気のせい、かな?」
グレンはその模様を見たことがあるはずだ…………‥が猫の記憶力は宛にならないのであった
>「とりあえずクーちゃんは、皆と一緒に先に体力測定の方に行くといいよ。フリード君、エスコートよろしく」
>「……はぁい。リリ姉様、またあとでね」
>「フリード兄様、桜花姉様、えんどう……さん、いこ」
>「……どこ、いくの?」
「とりあえず上体反らしに体育館ですね。体育館はあっちの方角です
 美少年の僕が言うんだから間違いないです」
伏臥上体反らし………それは下半身を固定し上体を反らした顎の高さを測るというテストである
巨乳がやると胸がプルンプルン揺れて大変エロい事になる
「というのが伏臥上体そらしです」
「にゃあんご!?」
(ナチュラルにセクハラ発言だ!?)

「無駄に大きい上に床に怪しげな魔法陣が描いてありますが間違いなく体育館です」
「にゃあん」(ここ魔法学園だもんね)
説明的すぎるセリフを言うフリードリッヒ
「そこの女…………‥男子ごちゃごちゃ言ってないで早くしたまえ」
と観測員から注意を受けるフリード
「見せてあげましょう僕の伏臥上体そらしの実力を!!」
と言いつつ下半身を固定したままで上体を反らすフリード
……………すごく間抜けです
「次、猫君!!」
猫にまで伏臥上体反らしを要求する観測員
「グレンは使い魔ですよ」
「…………生徒じゃないのか?」
「違いますってば………ほら指輪してないでしょ」
いろいろな種族のいる学園で使い魔と生徒の区別は大変難しいのであった

>31>33
「さて次はボールを投げて飛距離を測るテストです」
「にゃあん」(ボール・・・・だと)
猫はボールで遊びたいようである
「そして彼が担当のロック先生です」
すごく説明的なセリフを言うフリード
「投げたボールは魔法で自分から戻って来るらしいですがどういう魔法なのかはよく分かりません」
「ぬなぁ」(そんな事よりボールだ!ボールをよこせ!!)
グレンは大変興奮している
「そして今さっきボールを投げたのが同級生のマリアさんです」
「にゃあご」(邪悪滅ぶべしの人だよ)
やはりすごく説明調である

35 :リリィ ◆jntvk4zYjI :2010/09/26(日) 19:56:28 0
大男は、外見の奇抜さとは裏腹に、実に紳士的だった。
自分の半分くらいしかない少女にも頭を下げて謝罪し、手を差し伸べる。
礼儀正しいその態度に、騒ぎで注目していた周囲の者たちも興味を無くし、それぞれ散っていった。

>「改めてお詫び申し上げます、本当に先程はごめんなさい」 
「いえ、こちらこそ本当に・・・・・・・」
>大男は頭を下げ終えゆっくりと顔を上げていく途中 リリィと目が合った 
その途端、リリィは雷に打たれたように硬直した。

>「まあ、貴方からは素敵な魔力がひしひしと伝わるってきます… 
>強大な力は、より強大な魔力を引き寄せる… 
>貴方は立派なお友達と巡り合う事でしょう」 
リリィは、至近距離で自分の倍ほどもある大男に顔を覗き込まれても身じろぎすらしない。

>「私がここに来たのもどうやら偶然ではないようです また近い内にお会いできるでしょう 
>そしたら私に貴方のお友達を是非紹介して下さい 約!束!ですよ!!!」 
リリィは生気のない瞳でゆっくりと大男を見上げると、ゆっくりと口を開いた。
「――――かしこまりました。・・・・・・どうか、何なりとご命令を」

今この状態の彼女に大男が命令すれば、それがどんな仕打ちでも受け入れるし、必ず実行しようとするだろう。
これが、ベッドフォードに不用意に近づいた彼女が支払った『代償』だった。
――――もっとも正気に戻ったときには、命令の内容も受けた仕打ちも全て忘れてしまうのだが。

元の状態に戻ったリリィは、きっとこう言うだろう。
、「ぶつかってしまって申し訳有りませんでした。
 私はリリィと申します。お名前を伺ってもよろしいでしょうか?」と。
そして頭を下げた後、
「身体測定の会場にいらっしゃるなんて、もしかして先生でいらっしゃるのですか?
 私は治癒魔法を学んでいるのですが、何を担当なさっているのですか?」
などと、実にくだらない質問を始めるに違いない。

36 :ロック ◆jWBUJ7IJ6Y :2010/09/27(月) 07:26:11 0
>33
「どうした!まさか自分の限界への挑戦をあきらめたわけではあるまいな!?」
> マリアが7回目で投げるのを止めたのだ。
> 「先生、私たちはこの学園に体力を測るために来たんじゃないわ。
>  力を振るう為の経験や知識を身につけるために来たのよ。
>  こんなことをしている暇があるなら、力の使い方を上達させて邪悪を滅ぼす訓練をすべきだって思うの。
>  私の記録を測るのはもうこれで十分だわ。
>  体力測定を止めるのを先生が気にいらないなら、私の記録は0でもかまわないから」
> 言いながらマリアはソフトボールをロックに返し、その場を立ち去ろうとした。
ロックはそのソフトボールを見ながらマリアの言葉を反芻した。

『こんなことをしている暇があるなら、力の使い方を上達させて邪悪を滅ぼす訓練をすべきだって思うの。』
↓
『先生の魔法の使い方を見せてほしいわ。』
↓
『先生、私と戦って!』 ← ロック『それだ!』

以上、ロックの勝手な脳内変換である。
「なるほど!お前さんが何を望んでいるかわかったぞ!わしが相手をしてやろう!」
ロックが地面に掌をつけると、マリアのまわりの地面が壁のように持ち上がった。
いや、マリアのまわりだけではない。校庭一帯の地面が持ち上がり、まるで迷路のようになったのだ。
マリアからはロックが直接見えなくなったが、ロックの声だけはマリアにも聞こえる。
「物体操作のちょっとした応用じゃ!次はバレット(弾丸)を撃ちこむぞ!うまく防いでみせい!」
ロックは両腰のホルスターから二個の鉄球を取り出した。
鉄球は高速スピンをしながらロックの手を離れ、ガンガンと壁に反射しながら迷路を進んでいく。
やがてそれらはマリアへ到達するだろう。

>34
どうやら他の生徒達もロックがつくった迷路に巻き込まれてしまったようだ。

37 :リアン ◆2KlBJ7N1f2 :2010/09/27(月) 12:33:25 O
>>24「…zzz……zzz………ん?」
昼寝をしているリアンの腹の上に猫が乗ってきた。
気持ち良さそうに寝ている猫の頭を撫でながら再び昼寝をしようとした次の瞬間―――
>>36校庭一帯の地面が持ち上がった。
「…何だあれ……ああ、あの暑苦しい先生の仕業か…あの先生の名前は……
 ……まあ…何でも良いか…何か目が覚めちゃった…。」
寝ている猫を抱き上げながら校庭を見下ろすが、校庭は迷路のようになっていて複数の生徒が迷路の中をさ迷っている。
「何の授業…?今日は……あ、体力測定だった。
 でも体力測定に迷路の種目なんて…」
>「コラー!お前はまた身体測定をサボって昼寝かー!」
サボり常習犯のリアンを捜す教師が屋上にやってきた。
「あ…ヤバい…。いや、サボってたんじゃなくて……今から行こうかな〜って…。」
>「その前にお前にはキツいお仕置きを…」
「それは勘弁…。」
教師はリアンにギリギリと迫る。
迫る教師を相手に屋上の出入口までいくのは至難の技だ。
「……さらばだ明智君。」
そこでリアンは屋上から迷路と化した校庭に飛び降りる手段を選んだ。
>「誰が明智君だー!後で覚えてろよー!」
屋上には教師の声が虚しく響き渡った。

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