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民族語(自然言語)について語るスレ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50 トラックバック

民族語(自然言語)について語るスレ

1 :松戸彩苑 ★ :08/12/25 21:07:59 ID:???
ここは「計画言語について語りあう掲示板」という事になっています。

しかし、だからといって「民族語」「自然言語」を無視してはいけないんですよね。

そこで、このたび民族語・自然言語について論じるスレを立てることにしました。

2 :松戸彩苑 ★ :08/12/25 21:47:33 ID:???
さて、私がこのスレを立てようと思ったのは、じつは面白い英語教材を見つけたからなんで
すね。

その教材というのは「林予備校」
http://www17.ocn.ne.jp/~rainbows/
というところが出している「ルパートRupert」
http://www17.ocn.ne.jp/~rainbows/shoseki.html
という本なんですね。

リンク先の文章を読めば判ると思いますが、この「ルパートRupert」というのは、1920年か
ら現在にいたるまでイギリスの「デイリー・エクスプレス」に連載されている、ひじょうに人気
のある絵物語なんだそうです。

ウィキペディアにも記事があります。
http://en.wikipedia.org/wiki/Rupert_Bear

3 :松戸彩苑 ★ :08/12/25 21:48:04 ID:???
>>2 の続き)

で、ここまではごく普通なんですが、この林予備校の創立者にして現校長の林継暁(つぐあ
き)氏は、このルパートの物語の英文を、品詞ごとに別々の色に塗り分けたんですね。

まぁ、実物を見てもらったほうが判りやすいと思います。

http://www17.ocn.ne.jp/~rainbows/rupert1.html
http://www17.ocn.ne.jp/~rainbows/rupert2.html
http://www17.ocn.ne.jp/~rainbows/rupert3.html

名詞・代名詞は赤系、動詞は黄系、形容詞・形容詞句は緑系、副詞・副詞句は青系の色に
してあるんですね。

また、同じ名詞でも「普通名詞」「固有名詞」「集合名詞」「物質名詞」「抽象名詞」では少し
ずつ色を変えてるんだそうです。

PCのスクリーン上で見ますと、わりと普通っぽく見えますが、私が図書館で手にとって見た
感じでは、目がチカチカして、ずいぶん見にくいものでしたよ。

創意工夫は認めるんですが、正直言いまして「ふつうの本でルパートを読みたいな」と思い
ましたね。

(終わり)

4 :魚楠 ◆UOXJ7Oxg.I :08/12/25 22:32:11 ID:A/pe8+Ie
>>3
>目がチカチカして、ずいぶん見にくいものでした
同感です。詳しければいいってものではありませんよね。
せいぜい S, V, O, C を色分けするに止めておけば良いのに。
古典語なら格で色分けするのも良いかも知れませんね。

5 :松戸彩苑 ★ :09/01/10 18:13:53 ID:???
「日本ベーシック・イングリッシュ協会」なんてものがあるんですね。
http://homepage3.nifty.com/BasicEnglishSociety/

6 :松戸彩苑 ★ :09/01/10 18:20:36 ID:???
ベーシック・イングリッシュに訳した旧約聖書・新約聖書なんてのもあるそうです。
http://www.o-bible.com/bbe.html

7 :だにょ :09/01/11 14:56:47 ID:ZupV2x2P
ベーシック英語そのものよりも、その考え方がすばらしいんですよ。
誤読かもしれませんが、1文型しかないし、動詞も16語に制限。
私はエスペラントの方に少し慣れてしまったから、
いまさら英語をやりませんが、考え方は傾聴にあたいしますよ。
その本、買ってしまった(^^;

850語に魅せられた天才C.K.オグデン
http://www.amazon.co.jp/review/product/4590012308/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?%5Fencoding=UTF8&showViewpoints=1

8 :松戸彩苑 ★ :09/01/11 18:07:10 ID:???
>>7
だにょさん、お久しぶりです。

私は昨日、図書館に行ったんですが、そこでたまたま

  後藤寛(著)『850語で考える英語 ― ベーシック・イングリッシュ』(1997年 松柏社)

という本を見つけたんですね。
で、借りてきてパラパラと読んでみたんですけれども、けっこう面白いなと思ったんですね。

たとえば、Basic English には breakfast という単語が無いんだけれども、breakfast の代わ
りに morning meal と言うとか、kitchen も無いんだけれども、これを cooking place (または
cooking room)と言う、なんてことが書いてあったんですね。

こういうのを見て「へぇ〜」と思ったんですけれども、しかしその一方で、次のような疑問も感
じたんですね。

(1) Basic English の趣旨は素晴らしいと思うんですが、しかし考えてみると Basic English
    が発表されてから80年ちかく経つのに「Basic Englishで書かれた文献」というのがあ
    まり多くないように見えるんですね。

    はっきり言って、質・量ともにエスペラントに負けてるんじゃないかって思いました。

(2) また、先にあげた morning meal とか cooking place といった表現は、ひょっとするとエ
    スペラントの maten-mang'o や kuir-ejo を英語に置き換えただけなんじゃないかって
    気もしたんですね。

(3) それから「Basic English の最終的な目標は何なのだろう?」ということも気になったん
    ですね。

    支持者の方たちが努力されておられることは私にもよく判るんですけれども、しかし発
    表されてから80年ちかく経つのに「Basic English で書かれた文献」の質・量は、エス
    ペラント以下のように見えるわけです。

    結局のところ Basic English は「本当の英語を身につけたり運用したりする際の補助」
    という役割しか果たしていないんじゃないかって感じもするんですね。

以上は、あくまでも現時点での私の疑問にすぎません。
もっと勉強すれば、こういった疑問が間違いであったということが判るのかもしれませんが、
今のところはこんなことを考えてるということです。

9 :松戸彩苑 ★ :09/01/11 18:08:40 ID:???
>>8 の続き)

それから、同じような趣旨のものとして VOA(Voice of America)の Special English である
とか、あるいは Plain English 運動といったものもありますね。

また Wikipedia には Simple English で書かれた記事というのもあるんですよね。

  http://simple.wikipedia.org/wiki/Main_Page

だにょさんはすでにご存じかもしれませんが、参考までに書いておきました。

(終わり)

10 :だにょ :09/01/18 19:46:52 ID:+TnbpCcF
エスペラントの語根は無数にあって構わないと思いますが、
中核語根と贅肉語根に二分してあったら、もっと良いと思います。
オグデンは、7000語の英単語の中から、他の語に置き換えて表現可能な「贅肉語」を殺ぎ落として、
最終的に850語の基本語を選んだといいます。
ご存知と思いますが、使用頻度で選んだのではありません。
消去法的に不要な単語を捨てていったそうです。

エスペラント学会はekspresoを基本的な語根2400語の一つに指定していて、
「速達」と「急行」という意味の訳を与えてますね。
ベーシック英語だと、速達は「special quick post」、急行は「quick train」。
エスペラントに置換すれば、「speciale rapida posxto」と「rapida trajno」。
ekspres/oという語は、上のように他の語rapidaで置換可能なので、
私の言うところの中核語根にはなり得ません。贅肉語根となります。
中核語根だけ理解してれいば微妙な点は伝わらなくても、とりあえず意味は通じますね。

今日のセンター試験の英語を見ても、やはり英語は難しいです。
簡略英語は、田中先生のおっしゃるとおり、B級の英語話者を作るだけですし、
それに、結局、エスペラントの方が簡略英語よりも学習が容易だから、
エスペラントが成功しているんじゃないでしょうか?

11 :松戸彩苑 :09/01/24 09:43:21 ID:QtXhWx3H
日本ベーシック・イングリッシュ協会のサイト内で Basic English に関する本が紹介されて
いますが、私はこういった本が読みたかったので、近隣の大型図書館のOPACでこれらの
本を検索したんですが、驚いたことに、ほとんど所蔵してないんですよね。

はっきり言って、エスペラントの本よりも少ないんですよ。

私なんかは

  今では Basic English は人気が無いけれども、しかし昔はそれなりに注目されていて、
  それなりに本もあったんじゃないか。

って思ってたんですよね。

でも実際には、どういうわけだか知りませんが、大型の図書館もほとんど所蔵してないんで
すよ。

12 :松戸彩苑 ★ :09/01/24 10:17:45 ID:???
それから >>8 で言及した『850語で考える英語 ― ベーシック・イングリッシュ』を読んでい
て驚いたんですが、Basic English には

  many child world lake next soon big large close wear chair shop rich fine
  class student text too also each

といった単語が無いんですよね。

これらはすべて他の表現で表わすらしいんですが、しかしこういうのを見てますと「刈りこみ
すぎ」ではないかって思うんですよね。

もちろん、これだけの単語を、他の基本的な単語をつかった表現に置き換えるというのは、
ものすごい才能と努力が必要だったと思います。

それは素直に認めるんですが、しかしあまりにも刈りこみすぎて、(先にあげたような)日本
の中学生でも知ってるような簡単な単語まで厳しく排除したせいで、支持者が増えなかっ
たのかな?とも思いました。

13 :松戸彩苑 ★ :09/01/24 11:49:24 ID:???
こんなのもありますね。

  ベーシック・イングリッシュ・メーリングリスト
  http://homepage1.nifty.com/teabreak/BE/

14 :松戸彩苑 ★ :09/01/24 12:03:00 ID:???
ここで Basic English で書かれた文章が読めますね。

  READINGS in OGDEN's BASIC ENGLISH
  http://ogden.basic-english.org/readings.html

  OGDEN's BASIC ENGLISH
  http://ogden.basic-english.org/

15 :松戸彩苑 ★ :09/02/07 12:36:04 ID:???
私も、相沢佳子(著)『850語に魅せられた天才C.K.オグデン』を本屋で立ち読みしました。

なにぶん300ページちかい本ですので細部までしっかり理解できたわけではないのですが、
私が意外に思ったのは

  ベーシック・イングリッシュは、エスペラント運動以上に、世間から受け入れられなかった
  としか思えない。

ということでした。

私はこれまで

  オックスフォード大学の有名な学者が提唱したものだから、昔はそこそこ人気があった
  んじゃないかな?

って思ってたんですが、しかしどうやらそうではなさそうなんですよね。

世間の人たちは昔から「本当の英語」(Basic English をやっている人たちの言い方だと full
English)にしか関心が無かったんでしょうか。
---

それから私が思ったのは「Basic English で書かれた文献が少なすぎたので、世間の人たち
から支持されなかったのではないか?」ということでした。

エスペラントの場合は、すでにエスペラント発表の翌年(1888年)に、エスペラントに関する
質問にエスペラントを使って答えるという本を出版していますし、また1889年にはエスペラ
ントの雑誌も創刊しています。
また、文学作品をエス訳するということも早くから行なわれてきました。

しかし Basic English の場合は「Basic English に関する本」は少なくないものの「Basic Eng-
lish を使った言語活動」のほうはあまり多くないような気がするんですね。
---

まぁ、知識が乏しい状態であれこれ考えても、正しい答えが出る可能性は低いんですが、し
かし、いずれにしましても「エスペラント以上に、世間から支持されなかった」というのは意外
でしたね。

16 :松戸彩苑 ★ :09/02/07 12:38:51 ID:???
>>15 で私は「オックスフォード大学」と書きましたが、これは間違いです。

「ケンブリッジ大学」に訂正します。

17 :だにょ :09/02/15 18:52:43 ID:CRNB+brW
>エスペラント以上に、世間から支持されなかった

どうなんでしょう?

>Yohan(洋販)という出版社から、単語を制限した学習用の英語の読みもの

それは『絵で見る英語』の第3巻(緑色の読み物)のことじゃないでしょうか?
今は出版社が変わったのか、カバー付きのものが本屋に置いてありました。

その最新版の『絵で見る英語』には前書きみたいのがあって、
そこにはオグデン由来の教材である旨が日本語で書いてあります。

『絵で見る英語』はリチャーズというベーシックの有力者の著書で、
オグデンが頑なに850語に拘ることから大喧嘩して改良を進めた人です(IDOみたいもの)。
その本の日本語解説を書いている人は、ベーシックの普及を目指す大学の先生です。
『絵で見る』は、どこかの国でベストセラーになった後、日本でも現在もロングセラー。
近年は、英語用を筆頭に、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語の、
少なくとも6ヶ国語の「絵で見る」学習書が出ています。

純粋なベーシック自体は消滅したものの、その改良版である「絵で見る」シリーズは、
エスペラントの入門書よりも本屋に置いてある場合が多いし、
ベーシックの考え方については、他の大言語へ移植される形で自然に展開しています。
世間の支持を定量的にどう把握するかは難しいですが、
こういったものが本屋にあることからすれば、
1970年代からシリーズ累計で50万部以上出ているわけですし、
それなりに取り付けているとも言えるんじゃないでしょうか。

絵で見る英語(アマゾンにおける評価)
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4896842650/ref=pr_all_summary_cm_cr_acr_txt/375-9075295-8957313?ie=UTF8&showViewpoints=1
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4896842669/ref=pr_all_summary_cm_cr_acr_txt/375-2838262-8524363?ie=UTF8&showViewpoints=1

エスペラント入門書(アマゾンにおける評価)
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4560067686/ref=pr_all_summary_cm_cr_acr_txt/375-4951859-1677347?ie=UTF8&showViewpoints=1

18 :だにょ :09/02/15 18:54:49 ID:CRNB+brW
一応純粋なベーシックが衰退した理由について『850語に魅せられた天才C.K.オグデン』から少し引いておきます。

・イギリスの場合

>1953年に政府の援助金が終わったことが、最終的には大きな打撃だったようだ

・アメリカの場合

>スキーナー(ママ)など行動主義心理学とブルームフィールドから
>フリーズに至る構造主義の言語論によって裏付けられた英語教育の研究、実践が
>盛んになっていた。特にフリーズのミシガン大学が中心だったので、
>ミシガンメソッドなどとも呼ばれ、日本にも導入された。
>これらの運動は十分な資金に支えられれ、その応用範囲は広まり、
>1950年、60年代アメリカでの英語教育では優勢を占めていた。
>ベーシック、GDMはそれらに圧倒されてはいたが、
>それでもハーバード大学のランゲージ・リサーチでは、
>リチャーズを中心にベーシックを使った英語教育の研究、実践が活発に続いた

・日本の場合(1930年代の後半〜)

>(1)ある一派の人々が特許権を持っているかのような感じを与えてしまい、広く理解されなかった。
>(2)850語と語数を限り、実際に書いてみるとやはり不自由で、幾分不自然だ。
>(3)科学や経済、文芸などベーシックで書かれた本が日本ではまだ手に入らず、
>ベーシックはあくまで基礎英語と取られた
(中略)
>日米関係の悪化と共に、全体的にも反英語熱が高まってきた

・まとめ

英米日ともに熱狂的な時期はあったし、米英両政府も運動を支援していた。しかし、
イギリスでは、政府が金を止めて駄目になった。
アメリカでは、資金が潤沢な別の教育法が優勢なのでベーシックの普及の必要性がなかった。
日本では、戦争で立ち消えた。

情報がほとんどないので間違っているかもしれませんが、そんな理解じゃ駄目でしょうか?

19 :だにょ :09/02/15 18:59:02 ID:CRNB+brW
政府の支援がない言語は、「金が回りにくいため」なかなか普及しない。
加えて、日本独特の理由として、
(1)排他的な人間関係
(2)言語仕様が日本人の性質に不適合
(3)コンテンツの不在

   ↓対策

・政府不在でも金が回るようなエスペラント市場を確立を(例:漢検のような「儲かるエス検」)
・「9条や昭和の話」のたぐいはエスペラント運動の片隅でやってもらう。
・ネット上に双方向交流の場をつくる。
・学習を動機付し容易化する(楽しげで効果的な教育コンテンツ。日常の語彙と表現の不備の是正)
・3S(セックス、スクリーン、スポーツ)の大衆向けコンテンツを増やす
   ↓
 アルカの人達に学ぶ

人工言語としてのアルカ
http://www8.atwiki.jp/arbazard/?page=%E4%BA%BA%E5%B7%A5%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%AE%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%AB

はじめてのアルカ目次
http://www8.atwiki.jp/arbazard/pages/557.html

すばらしいコンテンツです。「9条と昭和の話」に明け暮れている日本のエスペラント運動って一体…。

20 :だにょ :09/02/15 19:07:14 ID:CRNB+brW
以下、『紫苑の書』から抜粋。

p69-70
>その後、どの国を指してもレインはアルカとしか言わなかった。そんなバカな……。世
>界中でアルカを使っているの?そんな……ありえない。エルドって本当に言語って意味よ
>ね?まさか……ありえない。ありえない。

>英語だっていまは隆盛してるけど、中国語を駆逐することはできない。それに、英語が
>ワールドワイドになったっていっても山奥の村まで行き届くわけがない。仮にしたとして
>も恐ろしいほど方言が生まれ、もはや英語でなくなる可能性がある。日本人には冠詞や数
>詞は理解されにくいから、日本人が英語を話すようになれば、恐らく冠詞や数詞の用法は
>いい加減になり、徐々になくなっていくだろう。事実、英語は普及に伴ってドイツ語の持
>っているような格を失った。そういった言語の合理化はピジン・クリオールの際には必然
>だ。待って……もし、ある国がアルカを喋っていて、ローマ帝国やモンゴル帝国以上の大き
>さ、即ち世界中に広がるほどの大きさを持っていたとしたら、そしたらアルカが全世界に
>行くのも分かる。それに、それだけ普及した結果としてアルカがどんどん言語として合理
>化されていったのもわかる。でも時相詞のようなその言語の文法の根本を担う品詞がここ
>まで合理化されるなんて考えられない。特定の人為的なものを感じざるをえない。

>だからこれは言ってみれば……人工言語?エスペラントのような?そうだ、その手もあ
>った。仮に世界が人工言語を採択したのだとしたら?いや……でも、おかしいな。地球じ
>ゃエスペラントは英語の代わりにはならない。エスペラントが地球を征服するには優勢言
>語である英語を話す人間がその利便性を捨ててエスペラントを劣勢言語民のために選ばな
>ければならない。だが、そんな慈善事業を万人がやるはずがない。だからエスペラントは
>国際補助言語にはなれても、国際語にはなれないのだ。

21 :だにょ :09/02/15 19:07:43 ID:CRNB+brW
>これはエスペラントだけではなく、全ての人工言語が抱える問題だ。もしアルカが人工
>言語だとしたら、世界に広まるはずがない。でも、この合理性は自然言語ではありえない。
>では……どういうこと?
>折衷案はどうかしら。つまり、アルカは元々英語のような何らかの自然言語で、それを
>世界に流布するために人工言語として合理的に改良した。これならありえる。発想自体は
>オグデンのベーシックイングリッシュと同じだわ。でも、それを世界規模で行うにはその
>発想国の甚大な国力と、それを流布するための巨大メディアが必要だわ。今の地球にはな
>い。いまだに第三国では電話線さえ引かれていない。日本とて、インターネットが山奥に
>まで有線で届いているわけではない。しかしながらこの世界では既にそれが実現されてい
>るというのだろうか。

p99
>世界中がアルカだというのは分かった。だが、それでも異言語が全て消滅しているとは
>考えにくい。政治的・経済的な理由でアルカを世界中が採択したというのならまだ理解の
>範疇だ。だが、仮にそれをしたとしてもメディアの届かない孤立した山村や、経済力のな
>い第三国や、資源に乏しい土地などは放っておかれ、当地の言語が生き残るだろう。いや、
>先進国とて、家庭内や地方では当地の言語が残るはずだ。

>日本で想像してみるといい。アメリカが超強行的な手段を取り、生きるか英語を学ぶか
>というような選択肢を迫ったとしよう。何だかんだいって日本人は従うだろうが、まず能
>力として中年以降には厳しい。ピジン的に話せるようになったとしても、監視の行き届か
>ない家庭内や山村部ではどうか。都市部の企業内では英語が喋られるかもしれないが、家
>庭や地方では日本語が残るだろう。仮にその事情が何世代も続けば徐々に日本語は駆逐さ
>れるだろうが、山村部では日本語だけでの生活でも困らないため、日本語は残るだろう。
>日本でさえそうなのだから、第三国ではいわんやだ。となるとアトラスだって世界にアル
>カしか言語がないわけがない。だからきっとこれは異言語話者のための単語リストなんだ
>ろうな。

>単語リストには見出し語とその説明が書いてある。分かりやすく、一々絵が描かれてい
>る。また、例文も豊富だ。

22 :Kakis Erl Sax ◆CcpqMQdg0A :09/02/19 20:33:55 ID:JnvlSY94
soonoyun, dyussou danyo.
ti ixt-in "lei e xion" lam in.
em kol-el serenarka imen kitima nod samarka.
ale axteld, an os-i tu et yoa.
atte

紫苑の書は、自力で読むと面白かった気がする。
ついに夢織シリーズも完結したけど、結構読んでて面白かったです。

23 :だにょ :09/02/21 19:25:46 ID:xzjDtk+Z
「絵で見る外国語」シリーズについての考察
ttp://academy6.2ch.net/test/read.cgi/gogaku/1015761348/

ぼろ糞に貶すのが商売みたいな2chですら、英語版とドイツ語版は、肯定的な評価。
ヘブライ語版もある模様。

「絵で見る」は、1945年以来、何百万人もの人達がそれで学習していると解説にありますから、
それはそれで十分成功していると言えるのではないでしょうか?

リチャーズの執筆したテキストには『絵で見る英語』のほかに、『絵で読む英語』というのがありますね。
これも中規模程度の一般書店で入手可能。

24 :だにょ :09/02/21 19:40:00 ID:xzjDtk+Z
>22

何かいてあるか分からない(−−;
アルカの文法はよく練られているんでしょうね。とりあえず辞書はインストールして斜め読みしました。
勝手に語を加えると死刑になるとか。恐ろしい(^^;

ところでMATのバナーのキャラクターは紫苑さんなんでしょうか?

25 :だにょ :09/02/21 19:45:26 ID:xzjDtk+Z
Mark Rosenfelderって人がファンタジーや異世界造りのために
The Language Construction Kitというサイトを運営して情報提供していますね。
人工言語をやっている人って、結構、世界的にいるんですね。
http://www.zompist.com/kit.html
英語なんで読めん(−−;


26 :Kakis Erl Sax ◆CcpqMQdg0A :09/02/22 21:07:44 ID:klGGfhRW
soonoyun こんばんは

たぶん、引用している紫苑の書の本文から2006年4月版だと思ったので、
その時期のアルカで書来ましたが、落とした辞書は最新版ですと、半分以上解読できないと思います。
語を加えるとというのはフィクションの話で実際にはいろんな人が作ってますよ。
フィクションの中でもメル320〜350年という限定された時代の限定された地域の話だと思います。

MATのバナーのピンク髪の女の子ですが、別人だと思います。

>>25
基本的な音声学や言語類型の説明があって丁寧ですね。

27 :だにょ :09/02/24 20:20:55 ID:rAPiveLD
>別人だと思います。

ちょっと残念(^^
似てるので結構親戚だったりして・・・。

28 :松戸彩苑 ★ :09/03/14 12:00:10 ID:???
今回は少し趣向を変えて、情報センター出版局から出ている「旅の指さし会話帳」シリーズ
について話をしてみようと思います。

このシリーズは1998年に第一作目の「タイ」が出たわけですが、それ以降、海外旅行用の
会話本としてはメジャーな存在となったように思われます。

そうなった理由として

(1) 絵を多用していて、指でさせば良いようになっている。

(2) 指でさして使うことを想定しているので、本が大きめでカラフル。

(3) 本が大きめでカラフルだったので、結果的に本屋で目立つことになり、またファッショ
    ナブルな印象を与えた。

(4) また、著者の体験談やエッセイなども載せてある。
    これは従来の会話本にはあまり見られなかったものだが、こういった文章が親近感を
    与えることになった。

(5) ベトナム語、モンゴル語、カンボジア語、ギリシア語、ネパール語、オランダ語 … とい
    った、日本ではこれまで会話本が出版されていなかったような(あるいは、あっても入
    手が困難だった)言語のものもたくさんある。

(6) 巻末には、2000語前後を収録した単語集もついている。

ということがあったと私は考えています。

私の知るかぎりでは欧米にもこういう会話本は無いように思うんですが、やはり情報センタ
ー出版局が初めて作ったのでしょうかね?
---

ということで、ここまでは誉めてみたんですが、ここでは少し疑問を呈してみることにします。

巻末に単語集がついているんですが、ここの単語の選び方に疑問を感じることがあるんで
すね。
たとえば「愛」とか「愛国心」なんて単語が載ってるんですが、こんなのを旅行者が必要とす
るのかな?と思ったりもしました。

たぶん、旅行用ではない語彙頻度表を利用したので、こういう単語まで収録されることにな
ったのだろうと思われます。

でも「これだけ単語がたくさん載ってるんだから大丈夫」という安心感や、あるいは「現地の
人と話せたら楽しいだろうな」という夢を与えるのには成功してるのかなという気もしますの
で、まぁ良いのでしょう。

29 :松戸彩苑 ★ :09/03/14 12:01:30 ID:???
>>28 の続き)

余談になりますが、この巻末の単語集の部分を拡大コピーしますと、単語を憶えるための
教材がかんたんに作れます。
「拡大コピーする」のと「字はやや薄めにする」というのがポイントです。

もっとも、最近の仏和・独和・西和・露和・中日・韓日辞典や、あるいは大学書林から出て
いる辞書や単語集などでも、巻末にかんたんな単語集がついているものがありますので、
それを拡大コピーしても同じことなんですが。
---

それからもうひとつ難点を言いますと、「発音がカタカナでしか書かれていないので、表音
的な文字を使っていない言語のものは、語学学習には使えない」ということがあります。

具体的に言えば、中国語や東南アジアの言語のものがそうです。

もちろん、もともと語学学習のために作られたものではありませんし、指でさして使うことを
想定しているわけですから、こういうことを要求するのがムリなんでしょうが、しかしちょっと
残念な気もするわけです。
---

ということで、このシリーズは好評をもって迎えられたわけですが、最近ではさらに

  食べる指さし会話帳

  恋する指さし会話帳

  ビジネス指さし会話帳

  暮らしの日本語指さし会話帳

といったものも出版されています。

こちらはまだ発行点数は少ないのですが、こちらも役に立ちそうな単語や表現が収録され
ていて、たいへんに興味深いものがあります。

30 :松戸彩苑 ★ :09/03/14 12:03:24 ID:???
>>29 の続き)

これらの本を見ていて私が思うのは

  世間の人たちは、こういう本を利用して、外国の人たちとコミュニケートしようと頑張って
  いる。
  もちろん、それがうまく行くとは限らないけれども、しかし間違いなく努力はしている。

  世間にはこういう動きがあるのに、エスペラント界は、このような世間のニーズをまるで
  顧みない。
  「日常生活に関する語彙・表現」にまるで関心をもたず、自分の思想を広めることばかり
  に汲々としている。

ということです。
これではエスペラントが広まらないのは当たり前だと思いました。

私は「日常生活に関する語彙・表現」を整備する作業を続けておりますが、これらの本も参
考にしていこうと考えています。

(終わり)

31 :だにょ :09/03/15 18:12:34 ID:H0ffafCX
>情報センター出版局から出ている「旅の指さし会話帳」シリーズ

ペーパーを使った宣伝
http://yy67.60.kg/test/read.cgi/jinkogoplus/1226669223/51

松戸さんも「指差し会話」に注目してたんですか?
その「ペーパーを使った宣伝」では指差しエスペラントを真っ先に考えました。

「恋する指差し会話」もあるのでコミケ用がほしいですね。
あと、
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4795818436/ref=sr_1_3_cm_cr_acr_txt/376-1494372-7069815?ie=UTF8&showViewpoints=1
のように外国人用(日本語編)と組みで存在したらいいです。

32 :だにょ :09/03/15 18:33:13 ID:H0ffafCX
>このような世間のニーズ

そのニーズの証拠を示しておきます。これはMR(まんがれぽーと)と呼ばれるコミケの様子を個々の参加者が綴ったものです。
重いファイルですが、実際の外国人との交流の様子が複数の人たちから報告されています。

1267ページ「外国人」
http://www.comiket.co.jp/info-a/MR/C73/MR72_ACT23.pdf

1260ページ「外国人」
http://www.comiket.co.jp/info-a/MR/C74/MR73_ACT23.pdf

1271ページ「外国人」
http://www.comiket.co.jp/info-a/MR/C75/MR74_ACT23.pdf

33 :だにょ :09/03/18 22:43:58 ID:XLN6IFUo
>私の知るかぎりでは欧米にもこういう会話本は無いように思うんですが、
>やはり情報センター出版局が初めて作ったのでしょうかね?

たぶん別の出版社?記憶が微かなので間違っているかもしれませんが・・・。

どこかで立ち読みしたのだと思いますが、
たしか「指差し英会話」は日本人のジャーナリストが作ったもので、
取材を実践していくうちに出来上がったものと記憶します。
最初のバージョンは、日本語はそのまま、英語は180度さかさまに
向きを変えて印刷されていて、対面して会話できる方式だったはず。
凄く幽かな記憶なのですが、たしか、付録に、飛行機の座席で
隣に坐っている外人と話をするための定型想定問答もついていたはず。
作者は実際に使っていたように記憶します。

34 :松戸彩苑 ★ :09/03/20 10:26:16 ID:???
>>17 >>23 で、だにょさんは『絵で見る英語』という本に言及されておられますが、私も書
店でこの本をちょっと覗いてきました。

私が見たのはフランス語版とロシア語版でしたが、絵と、学習する言語の単語・短文だけ
ですので、ひじょうにスッキリしているという印象を受けました。

それで「こういう教科書のエスペラント版があったら良いのかな?」なんて思ったんですが、
しばらくして、これに似た話をどこかで読んだことがあるということを思い出したんですね。

それで探してみたところ、梅棹忠夫(著)『エスペラント体験』(1994年 日本エスペラント
図書刊行会)のなかに次のような一節がありました。

  わたしがエスペラントに関心をもって、じっさいにその言語の実態にふれたのは戦後の
  ことである。1947年ごろではなかったかと記憶する。わたしの親友の和崎洋一君がエ
  スペラントの教科書をもっていて、それをかしてくれた。かれは和崎家へ婿養子にはい
  ったので和崎姓を名のっているが、もともと本野(もとの)家のひとで、かれの父君の精
  吾氏は京都高等工芸学校(現在の京都工芸繊維大学)の教授であった。その精吾氏
  がエスペランチストで、本野家にはエスペラントの本がたくさんあるということであった。
  洋一君自身もエスペラントができるので、わたしにもそれをまなぶことをすすめてくれた
  のであった。

  和崎君がかしてくれた教科書はエスペラント・エスペラントでかかれた本であった。つま
  り、ほかの言語による解説がまったくないのである。ところがこの教科書はひじょうによ
  くできた本で、1ページから順を追ってみてゆくと自然にわかるようになっているのであ
  る。他の言語のたすけをかりずに、はじめからエスペラントだけで、エスペラントがわか
  るようにつくってあるのである。当時、わたしは京都大学の大学院に在学中で、西陣の
  家から百万遍の理学部まで市電にのってかよっていた。その通学の途中、毎日このエ
  スペラントの本をながめているうちに、エスペラントがいくらかよめるようになった。

  (同書52ページ)

35 :松戸彩苑 ★ :09/03/20 10:27:05 ID:???
>>34 の続き)

ということで、エスペラントをエスペラントだけで解説してある教科書だったわけです。
ですから『絵で見る英語』とは違うもののようですが、しかし、これもたいへんに面白い教科
書だと思います。

しかし私も、この教科書についてはまったく知らないんですよね。
タイトルや著者名も知りたいですし、中身も見てみたいと思いました。

日本エスペラント学会の図書館ならあるかもしれません。
---

ところで話を「絵で見る」シリーズに戻しますが、造本だけはちょっと不満を感じました。

つまり、ペーパーバック式の造本がなされているわけですが、使っている紙がやや固めなの
で、ページを開きにくいということがあるんですね。
そこだけは残念ですね。

もしもエスペラント版を作るとしたら、その点だけは改善すべきだと思いました。

(終わり)

36 :松戸彩苑 :09/03/20 17:02:15 ID:U9Y9sc68
ぜんぜん関係ない話で恐縮なんですが、大学書林がサイトを立ち上げたんですね。

http://www.daigakusyorin.co.jp/

検索してみたところ、エスペラントの本も9点ヒットしました。

37 :だにょ :09/03/20 20:30:14 ID:BehGmaH5
http://eigokyozai.blog82.fc2.com/blog-entry-6.html
↑「絵で見る」の表紙の新旧比較。
ブックオフなんかだとペーパーバック判が売られていることがありますね。

それから「絵で読む英語」というのもあるんですよね。
http://www.amazon.co.jp/product-reviews/4896842987/ref=dp_top_cm_cr_acr_txt?ie=UTF8&showViewpoints=1
リチャーズの著書で。これはラダーシリーズのレベル1.
このシリーズは、大学入試版とかビジネス書とかもあって、結構売れているんじゃないでしょうか?


38 :松戸彩苑 ★ :09/03/21 11:11:48 ID:???
みなさんは、土居光知(どい・こうち)という学者が Basic English に影響されて1933年に
『基礎日本語』という本を出しているのをご存知でしょうか?

この『基礎日本語』という本は、1996年に『日本語教授法基本文献U 基礎日本語』とい
うタイトルで復刻版も出ていますので、大きな図書館を探せば見つかるかもしれません。

ところで基礎日本語の中身ですが、これは1000語強の基礎的な単語を選びだしたという
ものです。
『基礎日本語』の後半部分には、当時の尋常小学校の国語の教科書を基礎日本語に訳し
た文章を100ページにわたって載せています。

39 :松戸彩苑 ★ :09/03/21 19:06:39 ID:???
>>38 に訂正。

「1000語強の基礎的な単語を選びだした」と書きましたが、コピーしてきた単語表に載って
いる単語を数えてみましたら、ちょうど1000語ありました。

40 :松戸彩苑 ★ :09/04/25 07:29:06 ID:???
最近、研究社から『羅和辞典』(ラテン語-日本語辞典)の改訂版が出版されました。

http://webshop.kenkyusha.co.jp/book/978-4-7674-9025-0.html

ラテン語は、英語やエスペラントをやる人間にとってもそれなりに重要な言語ですので、私
はさっそく大きな書店に行って、この辞書を見てきました。
そうしましたら、この辞書の巻末に100ページほどの「和羅語彙集」というのが付いてるで
はありませんか。

>>29 にも書きましたが、この部分を拡大コピーすると単語帳として使えますので「こりゃ良
いな」と思ったんですね。

見出し語の数は書いてありませんでしたが、ざっと見て1ページあたり60語くらいありました
ので、ぜんぶで6000語くらいはあるんだろうと思います。
パラパラと見てみましたが「ロボット robotum」なんてのもありましたね。

ほんとはこの辞書を買っちゃえば良いんですが、しかし

(1) 私はすでにこの辞書の旧版を持っている。
(2) 英語との対訳になったラテン語辞典を持っている。
(3) もっと他の本を買いたい。
(4) 置く場所もあまり無い。

といった理由から、この辞書は買わないことにしていますので、近くの図書館に入るのを手ぐ
すね引いて待っているという状態です。

41 :松戸彩苑 ★ :09/07/19 09:37:26 ID:???
最近ダイソーに行きましたら小さな辞書が置いてあったんで、買ってみました。
私が入手したのは

  『英単語辞典』 (監修:足立勝友)
  「ジャンル別単語集」といったほうが正確か。約2600語の英語の単語・表現がジャンル
  別に配列されている。

  『日中英辞典』 (監修:林松涛、ケビン・マクギュー)
  約2000語の基礎的な日本語の単語に、中国語と英語の訳語が与えられている。

  『中日辞典』 (監修:林松涛)
  約3000語の基礎的な中国語の単語を収録。

  『韓日辞典』 (監修:牛尾恵子)
  約4300語の基礎的な韓国語の単語を収録。

の4点です。
版元は大創出版というダイソー(大創産業)傘下の出版社で、大きさはどれも新書判で200
ページほどのものです。

私の住んでるところの近くにはダイソーが無かったので(ダイソー以外の安売りの店はある)、
これまでダイソーにはほとんど行ったことがなかったんですね。
それでこういう本があるということを今まで知らなかったんですが、けっこう良さげだったので
買ってみた次第です。

特長としては「字が大きい」ということがあります。(『日中英辞典』はふつうの大きさですが)
やはり外国語を学習する際には、あるていど字が大きいほうが良いですね。

『英単語辞典』に収録されている単語・表現については9割がたは知っているんですが(10
割と言えないところが悲しい)、それでも英語の勉強になるということと、エスペラントでこれ
と同じような単語集をつくるときの参考になるんじゃないかと思って買ってみました。

韓国語は知ってる単語がいまいち少ないので、それを補うことが出来るんじゃないかと思い
ました。

中国語は、教材は昔から持ってたんですが、どうも欧米語と違って頭に入らなかったので、
いまだに初心者の状態なんですが、そこから脱出できるかもしれないと思って買ってみまし
た。

42 :松戸彩苑 ★ :09/07/19 09:39:47 ID:???
>>41 の続き)

ざっと見た感じでは誤植もほとんど無いみたいです(とは言うものの、中国語の部分に誤植
があってもまず判らないんですが)。

欠点は「紙が固めで少々開きにくい」のと「ページの周囲の余白の部分が少ないので、ペ
ージとページのつなぎ目の部分(ノドといわれる部分)のところまで印刷されていて、その
部分が読みにくい」ということがありますが、それ以外には問題がありません。

これだけの内容の本がたったの105円というのはすごいですね。

しかしこの本は、ダイソーで売るための本ですので、ふつうの出版物のルートには乗ってい
ないみたいですね。
ですから都道府県や市町村の図書館には、まずありません。
国会図書館のOPACでも調べてみましたが、大創出版で3点、大創産業で5点しかヒットし
ません。

国際標準図書番号(ISBN)までついている立派な本なのに、まともな本として扱われていな
いのかな?と思いました。

43 :松戸彩苑 ★ :09/07/19 15:01:39 ID:???
中国語や朝鮮語を勉強していて面白いのは、日本語に由来する単語がたくさんあるという
ことですね。

たとえば中国には「天安門広場」というのがあります。
当然、中国語でも(字のかたちは少し違いますが)天安門広場というんですが、よく考えて
みますと「広場」というのは訓読みですので大和言葉じゃないかって思ったんですよね。

「広場なんて単語は中国語にもあったのかな?」と思いながら図書館で大きな中国語辞典
を引いてみましたら、案の定「日本語から入った」ということが書いてありました。

中国を代表する場所の名称に、大和言葉に由来する単語が使われているというのは面白
いですね。

なお朝鮮語でも「広場(クヮンジャン)」という単語が使われています。

そのほかにも中国語においては「手続(shou xu)」「取消(qu xiao)」、朝鮮語においては
「手続(su sok)」「取消(chwi so)」という表現が使われていますね。

44 :松戸彩苑 ★ :09/07/22 22:43:58 ID:???
月曜日にダイソーに行って

  『日韓英辞典』 (監修:金京淑、ケビン・マクギュー)
  約2000語の基礎的な日本語の単語に、韓国語と英語の訳語が与えられている。

  『とっさのひとこと韓国語会話』 (監修:金京淑)
  およそ1400の例文を収録。

  『とっさのひとこと中国語会話』 (監修:林松涛)
  およそ1400の例文を収録。

を買ってきました。
版元・本の大きさ・ページ数などは >>41 に書いたのと同じです。

『日韓英辞典』ですが、韓国語の部分が、昔の韓国語タイプライターのような活字で印刷さ
れているのが珍しいですね(とは言っても、どういう書体だかご存じない方も少なくないでし
ょうが)。

『日韓英辞典』の字はふつうくらいの大きさなんですが、あとの2冊は大きめの字で印刷さ
れています。

ところで書き忘れていたんですが、これらの辞書はぜんぶ2色刷りなんですよね。
『日韓英辞典』は青と黒、『とっさのひとこと韓国語会話』は緑と黒、そしてそれ以外の5冊は
赤と黒で印刷されています。

45 :松戸彩苑 ★ :09/08/10 09:14:00 ID:???
アジアで発生した台風につける名前のリストです。

http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/typhoon/1-5.html

みなさんもご存じのように、東アジアのさまざまな言語から名前をつけています。

私の場合、いまだに「台風〜号」って言い方じゃないとピンときません。

46 :松戸彩苑 ★ :09/08/22 16:37:06 ID:???
最近、とってもよくできた単語集を見つけました。
『例文活用 ドイツ重要単語4000』(白水社)という本です。

この本は二部構成になっています。
第1部では、約2000の単語がアルファベット順に配列されていて、すべての単語に短い
例文がついてるんですね。

で、第2部は、ジャンル別の単語集になっています。
「人体」「家族」「服装」「化粧」…というふうに45の項目に分けてあります。
こちらには全部で3000ほどの単語があるんですが、第1部と重複しているものもあるので、
それらを除くと、この本全体で4000語くらいになるんだそうです。
---

これだけでもなかなかよく出来ているのですが、私が良いなと思ったのは、第1部の「短い
例文」なんですね。
例をあげたほうが判りやすいでしょうから例をあげますと

  aus|gehen (発音等は割愛) 外出する;なくなる,終わる
   Wir sind heute ausgegangen. 私たちはきょう外出した.
   Das Feuer geht aus.      火が消える.

というふうになっています。
これだと、その単語の使い方もよく判りますし、それに例文がない状態(↓こういう感じ)

  aus|gehen 外出する;なくなる,終わる

よりも、よっぽど頭に残りやすいんじゃないかって思ったんですね。
---

もっとも考えてみれば、例文がついている単語集というのは他にもたくさんあるのであって、
別にこの本に限ったことではないわけです。
しかし、この単語集の例文は「きわめて短い」んですね。(大部分は4〜7語くらい)
で、ここに良さを感じたんですね。

脳や記憶に関する本を読みますと「人間が一度に記憶できるのは7つくらいまでだ」という
ことがよく書いてあります。
ですから、あまり長い例文だと憶えられないわけです。
そういったことを考えますと「この単語集は理にかなってる」ということになるわけです。

47 :松戸彩苑 ★ :09/08/22 16:38:57 ID:???
>>46 の続き)

同じ白水社から『ドイツ基本語辞典』というのが、かつて出ていました。
辞書とは銘打ってありますが、5000ほどの基礎的な単語に、例文を添えたという「読む辞
書」ですので、どちらかというと単語集に近いものでしょう。
そういう本があったんですが(今は絶版みたいですが)、こちらの例文はあきらかに「長すぎ
る」んですね。
また例文の内容も、ちょっと難しめでした。
もちろん内容的にはとっても良い本なんですが、そこそこドイツ語を身につけていないと、こ
の本を使いこなすことは出来ないでしょうから、結局のところ初心者にはちょっと使えないん
ですね。

私は『ドイツ基本語辞典』のことを知っていましたから、これと比べて『例文活用 ドイツ重要
単語4000』の憶えやすさに驚いたわけです。
---

それから、この本を見て私が思ったのは

  子供というのは母語をあっという間に身につけるが、ひょっとすると子供が母語を憶える
  際にも「短文を憶える」ということをやってるのではないか?

ということでした。
これはあくまでも私の思いつきですので自信はまったく無いのですが、そんな気がしたんで
すね。

もっとも「子供がどうやって母語を身につけるのか」ということもかなり研究されてるみたいで
すので、こんなことはとっくの昔に証明されてたり、あるいは否定されてたりするのかもしれ
ませんが。
---

ということで『例文活用 ドイツ重要単語4000』という本を誉めてきましたが、この本は、ド
イツ語の初等教科書の内容をしっかりと身につけたくらいの人でないと使えないと思います。

また、字がすこし小さいということも、まったくの初心者むけではない理由なんですが、しかし、
さまざまな書体の活字を使い分けて、ひじょうに美しく印刷されていますので、ドイツ語の初
歩が身についていて、なおかつ老眼や弱視でなければ、苦労はしないと思いますね。
(かなり強い近視である私でも大丈夫です)

48 :松戸彩苑 ★ :09/08/22 16:40:35 ID:???
>>47 の続き)

しかしショックだったのは、この本が40年も前からあったということでした。
この本を早いうちに入手していれば、あまり苦労をせずに、もっとドイツ語がうまくなっていた
だろうと思ったんですが、まぁ縁がなかったんでしょうね。

それから、大きな書店で、ドイツ語以外の言葉の単語集も見てみたんですが、最近は、例文
つきの良さげな単語集がずいぶんあるんですね。
私が勉強していたときには、こんなに充実した単語集というのはあんまり無かったように思い
ます。

もっとも当時の私は「単語集というのは例文がついてないのが普通だ」と思っていましたので、
あまり熱心に探さなかったということがありますから、私が気づかなかっただけなのかもしれ
ません。
---

この本を見て、私は「短い例文の重要性」というものに強い関心をもつようになりました。

というか「単語集に対する認識が劇的に変わった」と言ってもオーバーでないくらい、認識が
改まりました。

私はエスペラントの普及のことを考えていますので、当然エスペラントへの応用というものを
考えております。

(終わり)

49 :松戸彩苑 ★ :09/09/05 09:01:59 ID:???
またまた単語集の話ですが、最近の単語集はCDが付いてるものが多いんですね。

昔(15年くらい前まで)は、別売りのカセットが用意されてることはあったんですが、2000
円から7000円くらいしてましたので、まず買おうという気にはなれませんでした。

15年もたつと、ずいぶん変わるものだと思いました。

50 :松戸彩苑 ★ :09/09/05 17:59:54 ID:???
ドイツ語・フランス語・イタリア語などの単語集を調べていて思ったことがありました。

独・仏・伊 … といった言語の教材は「種類が少ない」から調べるのが簡単なんですが、こ
れが英語となると、あまりにも数が多すぎて調べようがないんですよね。

私も(受験用ではない、例文つきの)英語の良い単語集があればぜひとも知りたいんです
が、どうすれば良いんでしょうね?

独・仏・伊 … といった言語の教材は、それらの言語が相当できる人でないと出版できませ
んので、そんなに変な教材というのは無いんですが、これが英語となると、それなりに身に
つけた人が多いですし、また「受験や昇進に必要だ」ということもありますから、猫も杓子も
英語教材を出すという感じになってるみたいですね。

51 :だにょ :09/09/06 21:39:55 ID:BEnlTbxQ
>(受験用ではない、例文つきの)英語の良い単語集

例文はついてませんが、「アナリシス」という単語・熟語集は、使用頻度順に掲載されているので面白いです。
複数の出版社から出ているようなので、今、売られているのはどれかわかりませんけど。

例文付といえば、一般向けに人気があるのは、やはり次の2冊でしょうね。
「DUO 3.0」(鈴木 陽一)アマゾンのコメントが178もついています。
「ALL IN ONE」(高山 英士)マイナーですが、大書店のどこでも平積みしてありますし。

DUOは、ちょっと前にカード(暗記カード)まで発売されて一番人気でしょう。
上の2冊は、最小限の努力で最大限の効果が出るよう目指していますから。

英語にはそれほど興味はないのですが、エスペラントの本にそんなのがあったら良いと、いつも思ってます。


52 :だにょ :09/09/06 22:07:03 ID:BEnlTbxQ
>上の2冊

DUOとALLinONEのこと。

53 :松戸彩苑 ★ :09/09/12 13:27:33 ID:???
>>51-52
だにょさん、アドバイスありがとうございます。

調べてみましたが『アナリシス』は今は売ってないみたいですね。

それから『DUO』は見たことがないんですが、『ALL IN ONE』は以前たまたま見たことがあ
りました。
4行くらいの英語の例文があって、その中に、基本的な文法事項と、憶えるべき単語や決
まり文句なんかが含まれてるというものですね。
これは確かに、なかなかよく出来てると思いました。
---

私の場合、百科事典の記事みたいな英文はけっこう読めるんですよね。
しかし小説のようなものですと、どうもピンと来ない。
感情というものがまるで伝わってこないんですね。

以前にも書きましたが、私の場合、英語よりもエスペラントのほうが、感情がよく理解でき
るんですね。
もっとも、英語の小説が理解できなくったって別に構わないんですが、しかし読めたほうが
楽しいよなと思ったので、それで例文つきの単語帳があったら良いのかなって思ったんで
すね。

しかし、さらに考えてみたところ、こういう目的であれば、単語帳よりもむしろ、アメリカ映画
のセリフを日英対訳で載せている本で勉強したほうが良いような気もしてきました。
そのほうが、てっとり早く感情が理解できるようになるんじゃないかって思ったんですね。

あの手の本は、字がすこし小さいのが嫌なんですが、なんか適当なものを探してみようか
なって思っています。

54 :松戸彩苑 ★ :09/09/12 13:28:19 ID:???
>>53 の続き)

それから書店に行って、単語帳ではなく、中学生向けの英和辞典を調べてみたんですね。
私が見たなかで見出し語がもっとも少なかったのは『くもんのグリーン英和辞典』(くもん出
版)で5800語でした。

中をパラパラと見てみましたが、さすがに知らない単語が無いんですね。
これを見て「知ってる単語の数はけっこう多いんだな」と思いました。

ほかにも見出し語数が1万〜1万5千くらいのものも見てみましたが、知らない単語はほとん
ど無い。
これらの辞書に載ってない単語だって知ってるわけですから、知ってる単語の数だけはかな
り多いんだなって思いました。
(それなのに小説はいまいち理解できないわけですが)

とりあえず、すでにかなりの数の英単語を知ってるわけですから、英語に関しては、単語帳で
はなく読書をつうじて力を伸ばしていったほうが良いのかなと思いました。

(終わり)

55 :だにょ :09/09/12 20:54:27 ID:QtRH0PAc
えっ? DUO3.0といったら、どこの本屋でも山積みのはずですが?
今日も本屋の語学書コーナーに行ったら山積みでしたよ。
これベストセラーなので、置いていない本屋の方が珍しいのでは?

単語学習の一番楽な方法は、キクタン方式のような気がします。
アルクの「キクタン」は怠け者向きなので、私にぴったり。
「aboni購読するaboni」という音声をひたすら聞き流しているだけ。
エスペラント版のを自作して使っていました。
でも、パソコンのクラッシュでデータが吹っ飛んでお釈迦になってしまった。
データをまた入力するがの面倒で今は放置状態です。


56 :松戸彩苑 ★ :09/09/12 22:41:32 ID:???
>>55
たしかに最初のうちは「aboni = 購読する」というふうに、エスペラントの単語とその日本語
訳とをセットにして憶えるというやり方がいちばん良いんだろうと思います。
私もそうでしたし。

しかし、こういうやり方でしか勉強していないと、たしかに文章が読めるようにはなるんです
が、「自動車を運転する」とか「靴をはく/脱ぐ」といった表現がすんなりと出てくるようには
ならないんですね。

ですから私は、「aboni = 購読する」式である程度の数の単語を身につけたら、今度は「例
文つきの単語帳」でコロケーション(連語関係)を身につけることが出来たら良いんじゃない
かって思ったんですね。

コロケーションは『エスペラント日本語辞典』やNPIVなんかでも学ぶことが出来るんですが、
しかし初歩的なものについては、こんな分厚い辞書のお世話にならずに身につけることが
出来たほうが良いだろうと思いますね。

しかし、それとは別に「キクタン」式というのも面白いですね。
「キクタン」式の「例文つきの単語帳」というのがあっても良いかもしれませんね。
(民族語ですと、すでにあるわけですが、エスペラント界には無いように思います)
---

『DUO』については、もっと真面目に探してみます。
書店に行くと、どうしても英語以外の言語の本(や、言語とは関係のない本なんか)を物色し
てしまうものですから、気づかなかったのかもしれません。

57 :松戸彩苑 ★ :09/09/16 21:27:33 ID:???
書店に行って『DUO』を見つけてきました。
読んでみたんですが、正直言いまして今の私には簡単すぎますね。
(とは言っても、この程度の文章は、楽に読めはするものの、アクティブにはなかなか使え
なかったりします)
高校生のときに出会っていれば役に立っただろうなと思いました。

それから『キクタン』シリーズも見てみたんですが、これはなかなか手ごたえのありそうな
感じのする単語帳ですね。
いちおう例文もついてますしね。

それから余談になりますが『もえたん』ってのもありましたね。
私もいちおう見てみたんですけれども、残念ながら字が小さすぎてダメですね。
それから、英文がしっかりしているのか疑問を感じたりもしました。
コンセプトは面白かったんですが、もうちょっと真面目に作ってくれれば良かったのにと思い
ました。
(でも、けっこう売れたようですから、商業的には成功だったんでしょうけれども)

58 :だにょ :09/09/19 18:24:22 ID:Xcox+w2P
>読んでみたんですが、正直言いまして今の私には簡単すぎますね。

松戸さん(^^; いけませんよ。それは勉強しすぎ。
語学得意な人ばかりなんだもの。エスペラントの周辺って。
一般の感覚から遠ざかってますよ。

59 :松戸彩苑 ★ :09/09/22 18:43:02 ID:???
>>58
どうしてもエスペラント界に語学好きが多くなるのは已むを得ないでしょうね。

でも(少なくとも)私は、英語が苦手だという人でもそれなりに身につけられるようなエスペ
ラントの学習環境を作るべきだと考えてるんですよ。

「三度のメシより語学が好き」って感じの人がエスペラント界にもいるんですが、そういう人
の学習法は、話を聞くぶんには良いんですが、しかし「やろう」という気には私もさすがにな
れませんね。

60 :松戸彩苑 ★ :09/09/23 19:43:06 ID:???
私は >>53

  単語帳よりもむしろ、アメリカ映画のセリフを日英対訳で載せている本で勉強したほうが
  良いような気もしてきました。

と書きましたが、ブックオフに行って「Back to the future」の対訳シナリオ集を105円で買っ
てきました。
http://www.amazon.co.jp/dp/4894071959

私は映画やドラマをまったく見ない人間ですので、これも見たことがないんですが、楽しく読
んでいこうと思います。
---

しかし、ブックオフで英語(および、それ以外の外国語)の教材をひととおり見てみたんです
が、昔と違って使いやすそうなものが多くなってるような気がしますね。

昔(20年くらい前)は、内容は良くても字が小さいとか、単語帳にしても例文が無かったりと
いうようなことが多かったような気がするんですが(私が知らないだけで良いものはあった
のかもしれませんが)、最近のものは字も大きくて読みやすいし、単語の数をしぼってありま
すし、気のきいた例文が付いてたり2色刷りになってたりして、とっても良い感じなんですよね。

やはり英語の教材は、数が多いだけあって、いろんな工夫がなされているんですが、エス
ペラントの教材はそれと比べると、やはり工夫が足りないなと思いました。

61 :松戸彩苑 ★ :09/09/23 19:56:29 ID:???
そういえば思い出しましたが、最近の大学入試の英文というのは、ずいぶん素直なものに
なってるみたいですね。

ですから、受験用の教材であっても、そんなに難解な単語であるとか、特殊な語法とかは
無いらしいですね。

62 :だにょ :09/09/23 21:00:58 ID:KhJXMoKK
>私は映画やドラマをまったく見ない人間ですので、これも見たことがないんですが、
>楽しく読んでいこうと思います。

特に松戸さんの場合、ある程度年齢が来てから漫画雑誌などを読むと、
その内容の希薄なことに驚かされるといいます。
大人向けには映画の方がいいかもしれませんね。

エスペラントの「火の鳥」の場合、手塚治虫さんの弟子が翻訳したのだし、
「はだしのゲン」はアレだし(^^;←一応全巻読んでます。

実力のある高齢者ほど、漫画やアニメを訳そうという動機が生じにくいので
10代の若手がエスペラントを学ぶ切欠になるような教材はなかなか誕生しないかも。


63 :松戸彩苑 ★ :09/09/26 22:37:57 ID:???
YouTube で「Back to the future」の前半部分を見ましたけれども、けっこう面白いですね。

主人公の恋人役と、30年前のお母さん役の人も可愛いですし。

64 :松戸彩苑 ★ :09/09/29 21:35:31 ID:???
最近、大型書店に行って語学書を見てたんですが、ドイツ語のコーナーに

  『日常ドイツ語基本単語3000(頻度順)』
  http://www.amazon.co.jp/dp/4768128025

という本がありました。

中を見ましたら、字もそこそこ大きくて読みやすいですし、例文も豊富で、ドイツ人のチェック
も受けているという事でしたので、「これは良いな」って思ったんですね。

で、さらに私は他の言語の棚も見てたんですが、20歳くらいのなかなか可愛いお嬢さんが
やってきて、ドイツ語のコーナーで一生けんめい本を探してるんですね。

私は「オッ、この人もドイツ語を勉強するのか」なんて思ったんですが、15〜20分ほどして
そのお嬢さんがいなくなって、私も他の棚を見終わったので、ドイツ語のコーナーに戻って
みましたら、『日常ドイツ語基本単語3000(頻度順)』が1冊無くなってたんですね。

とは言いましても、最初は2冊ありましたので1冊は残ってたんですが、しかしドイツ語の棚
を見てたのはそのお嬢さん以外にはいませんでしたので、間違いなくこの人が持っていった
んですね。

私は、選択眼の確かさに、かなり驚きました。
もっとも「私の選択眼がこれまで大したことが無かった」ってだけなのかもしれませんし、今は
「例文豊富な単語帳」というのが当たり前になってるのかもしれませんね。

「私がドイツ語の初等教科書を初めて読んだのは、このお嬢さんが生まれる前なんだよな…」
なんてことを考えてしまって、少なからずガッカリしたんですが、まぁ「一生、勉強だ」と思うこ
とにして、私もこの本を買ってきましたよ。

65 :だにょ :09/10/27 21:40:39 ID:QcBzZdzQ
>>64

そのエピソードを読んでいる人のほとんどは、
松戸さんの方が、そのお姉さんよりも選択眼があるに決まっているという前提で読んでいるはずです。
ですから、そのお姉さんがその単語集を選択したとしても、
そのことが松戸さんの選択眼の高さを裏付ける事実とは感じていないでしょう(^_^)

66 :松戸彩苑 ★ :09/11/22 17:57:49 ID:???
最近ブックオフで『速読英熟語』(増進会出版社)という本を手に入れたんですが、ずいぶん
よく出来てるなと思いました。

少し字が小さいかなとは思ったんですが、しかし造本といい、レイアウトといい、内容といい、
きわめてよく考えられて作ってあるんだなという印象を受けました。

英文もネイティブ・スピーカーにチェックしてもらってるそうですし、受験用の参考書もずいぶ
ん立派なものが出来てるということに少なからず驚かされました。

私が知らなかっただけなのかもしれませんが、私の若いころには、こういう本は無かったよ
うに思いますね。

こういう本でまじめに勉強すれば、かなりの英語力がつくのではないだろうかと思いました。

エスペラントの世界にもいろんな参考書がありますが、やはりシロウトの印刷物って感じの
ものが多いんですよね。

こういったものを研究して、エスペラントの教材もよりよくしていくべきだよなと思います。

67 :松戸彩苑 ★ :10/01/30 13:37:31 ID:???
以前から不思議に思っていたんですが、英語を母語とする人たちは、英語のつづりをどう
やって身につけてるんでしょうね?

日本人が漢字を憶える場合には、小学校における学年ごとの必修の漢字というのが文部
(科学)省によって決められていて、それを学校で教えているわけです。

それと似たようなことを英語圏でもやってるんでしょうか?
それとも、ただひたすら文章を読むことによって身につけてるんですかね?

ご存じの方がおられましたら、ご教示を願います。

68 :松戸彩苑 ★ :10/03/11 21:19:23 ID:???
NHKのテレビやラジオでは昔から語学講座をやってますよね。

私もその昔、NHKの語学講座のテキストを買ってみたこともあったんですが、結局のところ、
あの講座をつかっての勉強が長続きしたことがないんですよね。

どうしてなのかなぁと思っていたんですが、まず第一に

(1) あの「規則正しく少しずつ勉強する」というのに耐えられない。

ってことがありますね。
私は熱しやすく冷めやすいところがありまして、気分の乗ったときにガーッと勉強するみた
いな感じでしか勉強できないんですね。
ですから、私の性格とは対極にあるNHKの語学講座のテンポには、とても合わせることが
出来ないわけです。

それから

(2) テキストの紙の質が悪すぎる。

ということもあると思いました。
大型の書店にいきますと、それこそ何千点もの語学書が並んでいますが、そういった語学
書のなかで、NHKの語学講座のテキストよりも紙の質の悪いものがあるかと考えてみると、
まず無いんですね。

紙の不足していた終戦直後ならば判りますが、どうしていまだに、ああいう陰気な感じのす
る、新聞・雑誌・時刻表みたいな紙を使っているんでしょうか?

これでは、せっかく頑張って勉強しようかなと思って本を開いても、気分が沈んできて、すぐ
にページを閉じたくなるんですよね。

わがままを言ってるように思われるかもしれませんが、しかし「色彩心理学」というものが教
えるところによれば、色彩が人間の心理に与える影響というのは決して小さくはないんです
よね。

「たった1か月しか使わないんだから安い紙でいいや」ってことなのかもしれませんが、しか
しNHKの語学テキストは数万部くらいはコンスタントに売れるんでしょうから、もう少し良い
紙を使ってほしいものだなぁと思いました。

それから「エスペラントの本も、そこそこ良い紙を使わないといけないよな」と思いましたが、
考えてみますと、NHKの語学テキストみたいな陰気な感じのする紙をつかった教科書は見
たことがないですね。

69 :松戸彩苑 ★ :10/03/11 21:48:44 ID:???
>>68 で「NHKの語学講座のテキストの紙質は悪すぎる」ということを論じてみたんですが、
どうして新聞・雑誌・時刻表などのような紙を使っているのかが、ようやく判りました。

NHKの語学テキスト・新聞・雑誌・時刻表に共通するのは「ある一定の期間のあいだにしか
売れない」ってことなんですよね。

つまり、NHKの語学テキストですと1か月間しか売れませんし、新聞ならば売れるのはその
日だけです。
雑誌も、月刊誌ならば1月だけで、週刊誌ならば1週間だけです。
時刻表にしても、何か月かで賞味期限がすぎてしまうわけです。

ふつうの出版物であれば数年間は売り物になるんですが、NHKの語学テキスト・新聞・雑
誌・時刻表はそうはいきません。

そういう事情がありますので、NHKの語学テキスト・新聞・雑誌・時刻表のような出版物は
「大量に印刷して、賞味期限がすぎたら大量に廃棄する」というやり方を取らざるを得ない
んですね。

ふつうの書籍であれば、売れなかった本を出版社がそのまま古本屋に売却するということ
も出来るんですが(こういう本を業界では「ゾッキ本」と言います)、NHKの語学テキスト・雑
誌・時刻表の場合には、そういうことも出来ません。

もちろん多少はバックナンバーとして残しておく事もあるのでしょうが、基本的には期限が
すぎたら廃棄するしかないんですね。

このような事情から、NHKの語学テキスト・新聞・雑誌・時刻表は、安い紙を使っているの
でしょう。
ですから、今後もNHKの語学テキストの紙質が良くなることはまず無いと考えて良さそうで
す。

NHKの語学講座の質には定評があるだけに、残念ではありますが。

70 :だにょ :10/03/13 18:25:18 ID:AtGWfXRz
>それと似たようなことを英語圏でもやってるんでしょうか?

わからないのですが、オックスフォードやロングマンの教材カタログ(A4くらいの小冊子)が
あって、それにさまざまなタイプの教材が紹介されていますね。
大きな本屋で無料で配っていました。




71 :松戸彩苑 ★ :10/03/27 17:22:40 ID:???
>>68-69 のNHKの語学テキストの話ですけれども、調べてみましたら、PCにデータを落と
して見ることができるという「d テキスト」というものも今はあるんですね。

これならば、陰気な紙を見なくて済みますね。


>>70
だにょさん、ご教示ありがとうございます。

72 :松戸彩苑 ★ :10/04/29 09:19:31 ID:???
最近

  近江誠(著) 『間違いだらけの英語学習 常識38のウソとマコト』

という本を読んで、大いに感銘を受けました。

この近江誠(おうみ・まこと)という人は「近江メソッド」で有名な方ですね。
私も近江メソッドというのはどこかで聞いたことがあったんですが、今まで詳しく調べたこと
はありませんでした。
最近たまたま図書館で見かけて借りてみたところ、これがその近江メソッドの生みの親だっ
たというわけです。

この近江メソッドというのは「学校で数年間英語を勉強して、単語と文法をそこそこ身につけ
たが、しかし英語の本や雑誌を読むのは、まだムリ」という人のための勉強法だと思いまし
た。

(1) 数百語から成る、短くて心に残るような良い文章を、書いた人の気持ちに成りきって
    何度も音読して、暗記によらずに身につける。

(2) そうすれば、この文章を応用して自然な英文を作ることが出来るようになる。

というものなんですが、これは良いなと思いました。

考えてみれば、単語を憶えれば、それなりに文章を読むことは出来るんですが、しかしアク
ティブに使いこなせるようには、なかなかならないんですね。
私も、こういう「文章のインプット」というのが不足していたんだなと思い至りました。

この方法は、当然のことながらEの学習にも応用できると思いました。

もっとも、この本に書いてある日本や日本人について論じた部分に関しては多少違和感を
感じないでもなかったんですが、しかし英語の学習法に関する部分については納得できま
した。
また近江氏の他の著作も、大いに参考になるものです。

73 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 06:33:24 ID:???
最近わたしは荒川洋平(著)『日本語という外国語』(講談社)という本を読んだのですが、
その中に次のように書いてありました。

  まず、次の例文をみてください。

    昨日、私は八時におきました。九時に、朝ごはんを食べました。朝ごはんは、トースト
    とサラダでした。おいしかったです。十時に電車で銀座へ来ました。デパートで黒い
    コートとストライプのネクタイを買いました。

  仮に、皆さんが休日の銀座駅で、誰か外国人に道を訊かれ、ついでにその人とちょっと
  会話をしたときに、右のような話を聞いたとします。この人の日本語をどう評価しますか?
  基本的なことしか言ってないにせよ、かなり日本語が上手だな、と思うのが普通ではな
  いでしょうか。

  「あいうえお」も知らない外国人が、ゼロから日本語を始めた場合、どのくらい勉強すれ
  ば、このくらい話せるようになるのでしょうか。

  答えは、もし一日に三時間、月曜から金曜まで学べば、早ければ一ヵ月、どんなに遅く
  ても二ヵ月で、このレベルまで達することができます。僕は日本の中学・高校の英語教
  育にはそれ相応の意義があると考えていますが、日常レベルの会話が話せる段階まで
  持っていくコースの組み立てとスピードでは、率直に言って学校の英語教育は、日本語
  教育の足元にも及びません。

  (同書135〜136ページ)

74 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 06:34:09 ID:???
>>73 の続き)

これってスゴイと思いませんか?

「一日に三時間、月曜から金曜まで学べば、早ければ一ヵ月」とありますから、3時間×5×
4=60時間ということになります。

2か月ですと120時間ですね。

日本の英語教育では60〜120時間でこのレベルに持っていくことは当然不可能ですし、
また、Eでも今のところはムリですね。

つまりこの違いは、日本語教育においては「日常生活に関する単語・表現」を最優先にして
いるのに対して、英語やEの教育においてはそうなっていない、ということに由来している
わけですね。

(もちろんEでも

  Hierau' mi ellitig'is je la oka. Je la nau'a mi matenmang'is. Tiam mi mang'is rostitajn
  panojn kaj salaton. Ili estis bongustaj. Je la deka mi venis al Ginza per trajno.
  En magazeno mi ac'etis nigran mantelon kaj strian kravaton.

のように、まったく同じことを表現することは出来ますが、現在の教育方法では60〜120時
間でこれだけのことが確実に言えるようになるようなカリキュラムにはなっていないというこ
とです)

この本を読んで、わたしは
「Eの教育方法をより良くするために、日本語教育のカリキュラムについて勉強する必要があ
るのかな?」
「日本語が理解できる外国人は、これからも、私たちが考える以上に増えるのかな?」
などと考えました。

(終わり)

75 :Raku:10/05/23 09:57:33 ID:mNnR8gF7
>>73-74
学校の英語教育が遅れているからに過ぎません。わたし受けたエスペラント教育は
学校の英語教育の劣化コピーでした。自分の経験だけから即断することはできませんが、
JEIでエスペラント教育法の研究開発や専門語学教師養成が行われている様子はありま
せんし、eterna komenntantoの割合の大きさから推測すればどこでも大差はないでしょう。
松戸彩苑日本語教育の効果を強調されますが、どの言語であれ現代の語学教育の
水準はこのようなものです。


76 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 12:17:09 ID:???
>>75
日本の英語教育というのは、けっして悪いわけではないんですが、しかし「ありとあらゆる
英文が読めるようにする」ことを最初から目標にしているように私には思われます。

それで「単語を頻度順に教える」「ジャンルを限定しない」というやり方になってるのでしょう。

E教育においても「頻度の高い語根を教える」「語根さえ憶えれば、なんでも読めるし、また
文章をつくることが出来る」という発想があるように見えるんですが、これに近いものがあり
ます。

こういう目標や発想に従って教えているので「たとえ1000時間勉強しても、日常生活に関
連した話ができるようには成らない」のでしょう。

(もちろん、そういう勉強をつうじて身につけた基礎的な単語と文法の知識は、生活に関連
した単語・表現を憶える際にも役に立つだろうとは思いますが、しかし学校の授業だけでは、
そういった話ができるようにはなかなか成らないということです)

つまり「目標が最初からあまりにも高すぎて、ジャンルをしぼるという事もしないので、なか
なか目に見える効果が現われない」という事なのではないでしょうか。

これに比べて、日本語教育のほうでは最初っから「日常生活に関する単語・表現」というこ
とにターゲットをしぼっているわけですから、これは効果が現われるのが早いわけですね。

77 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 12:18:03 ID:???
>>76 の続き)

このように論じてきましたが、しかし Raku さんもご存じだと思いますが、最近では、日本の
中学・高校における英語教育も大きく変わっています。

最近わたしは偶然に、中学1年生用の英語教科書(東京書籍のもの)を目にする機会があ
ったんですが、最初から最後まで、すべて会話で占められていたのでビックリしました。
また日常生活にかなり密着した内容にも成っていました。

でも、これで良いのかと問われますと、手放しで礼賛できるわけではないんですね。

私がこの教科書を見たのは、中学生を対象にした塾だったんですが、そこでは中学1年生
の少年少女たちが、英語を一生けんめい勉強していました。

今年の4月から英語を始めたA君は、具体的なモノの名前なんかは割と憶えられるんです
ね。
しかし「これ this」「あれ that」といった具体性の低い単語はピンと来ないらしくて、また th
という日本語のローマ字には無いつづりが含まれているという事もあるらしくて、なかなか
憶えられずに苦労していました。

それを見て、私は
「これまで This is a pen. That is a table. みたいな文章の連呼というのはバカにされてきた
が、しかし This is a 〜 や That is a 〜 というのを憶えるのには良い方法だったのかな」
と思いました。

また、小学生のときに、すでにあるていど英語を勉強してきたというB君は、さすがによく出
来て、曜日の名前を(Saturday を Satuday と書いた以外は)ぜんぶ書けたんですね。
これはスゴイんですが、しかし For here or to go?(こちらでお召し上がりですか? それと
もお持ち帰りですか?)というのを For here or togo?と書いていました。
たぶん to go の文法的な関係というのが理解できていないのだろうなと思いました。

78 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 12:18:45 ID:???
>>77 の続き)

もちろん彼だけが理解できていないというのではなく、そういうことを学校で教えていないと
いうことだと思ったんですね。
つまり、あいさつなどの決まり文句については、文法的なことをほとんど教えずに、全体を丸
暗記させてるようですね。

もちろん、それで学習がはかどっているのであれば良いのですが、しかし現実には、中学生
たちはけっこう苦労しているように見えたので「大丈夫かな?」と思ったんですね。

まぁ、どんな方法でやったとしても最初の部分では苦労するものなのかもしれませんが、しか

「ひょっとしたら最初の部分だけは、従来のようなやり方のほうが良いのかな?」
「従来のやり方で、もっと時間をかけて教えれば良いんじゃないかな?」
などと思いました。
---

ところで、外国の英語教育は、どのようなやり方をしているのでしょうかね?

もちろん、ヨーロッパのそれは、日本人の参考にはならないかもしれません。
ヨーロッパの言語は、英語と親戚のようなものであり、文法的な構造や発想が似てますので、
学習が容易なのは当然です。

ですから、英語からかけ離れている言語を母語としているが、しかしそれでもなおかつ英語が
できる人間の多い国の英語教育というのが一番参考になると思うんですが、そういう国はあ
りますかね?

(終わり)

79 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 13:38:48 ID:???
>>75
> JEIでエスペラント教育法の研究開発や専門語学教師養成が行われている様子はありま
> せんし

以前から思っていたんですが、E界というのは「語学が得意な人」がトップに立ってますよね。

もちろん、語学の得意な人がE界にいるというのは心強いんですよ。
しかしそういう人たちは、なにしろ語学が得意ですので、語学が苦手な人たちのための教
材を作ろうとはあまり思わないみたいですね。

私が見るところによりますと、語学が得意な人というのは「学習初期から、とにかく辞書を引
きまくった」という人が多いんですね。
もちろん、それが出来れば何語でも身につくだろうなと思いますが、しかし、そういうことが
出来る人というのはそんなに多くないし、またEというのは「学習容易」をうたい文句にしてい
るわけですから、そういう大変な学習法を勧めるわけにはいかないと思うんですね。

もちろん、あるていど学習が進めば辞書を積極的に引かないといけないと私も思いますが、
しかし学習の初期においては、むしろ出来るだけ辞書を引かなくても学習できるような環境
を作っておくということが大事だと考えているんですね。

そこのところで語学の得意な人とは意見が合わないだろうと思います。
---

また、E界にはすでに初級者むけの教材というものがあるわけですが、しかしそれらは欧米
で制作されているか、あるいは欧米で作られたものをマネて作ったものがほとんどで、欧米
語に慣れていない日本の学習者には難しすぎるものが多いように思います。

たとえば大学書林から『やさしいエスペラントの読み物』『エロシェンコ短篇集』という本が出
ています。
もちろん文章として見れば良いものだと思うんですが、しかし初学者用の教材として見ます
と「字が小さすぎる」という致命的な問題があるわけです。

80 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 13:39:20 ID:???
>>79 の続き)

また、Eの辞書の多くは「語根」が判らないと引けないという構造になっていますので、そう
いう辞書しか持ってない場合、単語が引けないということもあります。
(大学書林から出ている『エスペラント小辞典』を持っていれば、かなりの程度引くことが出
来ますが)

それから細かいことを言いますと、「暗い話」は初心者用の読み物には向かないように思い
ます。
かつて私はフランス語の勉強のためにモーパッサンの短篇小説が3つ収録された対訳本を
入手したんですね。
で、日本語の部分を読みはじめたんですが、どういうわけだか主人公が不幸になって終わ
るという後味のわるい話ばかりだったんですね。
日本語の訳のほうはぜんぶ読みましたが、しかし、こんな気のめいる話をフランス語で読も
うという気にはとてもなれなかったので、読むのを止めたという事がありました。

エロシェンコの物語というのも、文学的ではあると思いますが、しかし残念ながら暗い話が
多いので、Eに慣れていない初学者が読むのはシンドイのではないでしょうか。

こういう暗い話よりは、UEAの「Esperanto」誌とか「Monato」とかのほうが暗くないだけ読む
気がそがれなくて良いんじゃないかと思います。
少なくとも私の場合はそうでした。
---

こういったことを考慮して「初等教科書をおえた人であれば欧米語に慣れていなくても多少
がんばれば読むことができる」「単語の説明があるので辞書を引かなくても良い」というよう
な読み物を集めた教材というのを、あれこれ考えています。

具体的には、>>72 で言及した近江誠氏が執筆した『感動する英語!』『挑戦する英語!』
というのがありますが、これのE版みたいな本です。

(終わり)

81 :Raku:10/05/23 14:56:29 ID:mNnR8gF7
>>75で間違えました。
×eterna komenntanto→〇eterna komencanto

>>76-80
長いですね。掲示板の形式では長いレスや連続レスは読みにくいです。



82 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 15:06:21 ID:???
>>81
> 長いですね。掲示板の形式では長いレスや連続レスは読みにくいです。

たしかにそうなんですよね。

どうすれば良いんでしょうかね?

83 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 16:42:58 ID:???
それから最近わたしが読んだ本で面白いと思ったものに

  キース・フォルス(著) 『語彙の神話 ― 英語語彙指導の俗信を正す』 (学文社 2009年)

という本があります。

著者はたしかアメリカ人だったと思いますが、学生時代にフランス語を学んだのを始めとし
て、英語の教師として赴任した地域の言葉(アラビア語・マレー語・日本語など)を勉強した
経験のある人です。

その人が、英語教師としての体験と、自分じしんが外国語を学習した経験と、さらに語学教
育に関する論文やデータとを駆使して、効果的な語学教育のあり方について論じるというも
のなんですね。

これまで紀伊国屋書店で2〜3度坐り読みをしたんですが(「買え」という意見もあるが、ほか
に買いたい本があるので買えない)、けっこう教えられることの多い本でしたね。

84 :松戸彩苑 ★ :10/05/23 17:24:21 ID:???
>>75
そういえば

  宮本雅行(著) 『はじめてのアラビア語』 (2003年 講談社)

という本に書いてあったことを思い出しました。

この本の著者は、上智大学のドイツ語学科を卒業して、外務省に入省して、アラブ地域へ
赴任することになり、そこでアラビア語を習得したという方なんですが、たしか私の記憶では

  自分は大学でドイツ語を専攻したが、ドイツ語が話せるようにはならなかった。
  しかしアラビア語のほうは、短期間の研修を終えると、かなり使えるようになった。

といったことが書いてあったように思います。
(うろ覚えなので、間違ってるかもしれませんが)

まぁ、日本の大学で、日本ではまったく話されていない言葉を学ぶ(しかも遊びたい年頃で
もあった)のと、アラブ地域で(仕事のために)アラビア語を勉強するのとでは、ぜんぜん違う
だろうなと思います。

またドイツ語だって、アクティブに使えるようになるには、細かいことまで正確に憶えないと
いけませんが、それはかなり難しいものです。

しかし、日本の語学教育と、海外のそれとを比較対照した発言として印象に残っておりまし
たので、ここで紹介させていただきました。

(終わり)

85 :松戸彩苑 ★ :10/05/30 11:43:39 ID:???
中尾俊夫(著)『英語の歴史』(1989年 講談社)という本を読んでいましたら、英語のアク
セントについて説明しているところに

  Énglish téacher 「英国生まれの教師」に対し Énglish teacher 「英語の教師」。したがっ
  て English Énglish teacher 「英国生まれの英語の教師」となる。

  (同書33ページ)

って書いてありました。

英語は難しいですね。
Eですと

  英国生まれの教師       instruisto el Britio
  英語の教師           instruisto de la angla
  英国生まれの英語の教師  instruisto de la angla el Britio

ですから判りやすいですね。

86 :Raku:10/06/20 06:50:57 ID:v6CfUNh+
"United Kimgdom"は"Britio"なんですね。"Britio"は「ブリテン島」の意味
ですし、それにブリテン人はケルト人ですから、何か妙な気がします。
なぜ"Anglio"ではダメなのでしょうか?

87 :松戸彩苑 ★ :10/06/29 20:40:30 ID:???
>>86
返事が遅れてしまいましたけれども、Anglio というのは「イングランド」の意味で使われて
いますよね。

88 :Raku:10/06/30 19:50:02 ID:CpKUmWzZ
"Anglio"には「イングランド」の意味と「英国」の意味があります。
"Brtio"には「ブリテン島」の意味と「英国」の意味があります。
英国としては"Britio"が定着しつつあるようですが、"Anglio"が
不適切なら、同じ理由で"Britio"も不適切なはずですね。
"Grand-Britio"または"Unuigxinta Regxio"が定着してほしい
ものです。

89 :隣の隠居 :10/10/18 23:09:02 ID:BxXi76Cn
>>82
私も、昔は、松戸さんの文章が長いと思っていたのですが、最近は考えが変わりました。
結局、松戸さんや我々と、エスペラント界にいる人たちには、超えられない壁のようなものがあって、松戸さんは、そういう人たちにも分かるように丁寧に説明されているのです。
逆に、ここに出入りするような人たちへの松戸さんのレスは、比較的簡潔なことも多いですし。

中立的な言葉で外国の人と意思疎通を図ること云々する前に、日本語同士でも思想信条の壁の前で、意思疎通ができないという状況って、皮肉以外の何ものでもないように思います。

90 :松戸彩苑 ★ :10/12/04 11:07:29 ID:???
「旅の指さし会話帳」にはずいぶんいろんな言語のものがありますけれども、「バングラデシ
ュ(ベンガル語)」と「イスラエル(ヘブライ語)」が無いんですよね。

もちろん、バングラデシュやイスラエルに行く日本人はそんなに多くはないとは思いますけれ
ども、しかし旅の指さし会話帳には「ミャンマー(ビルマ語)」「アフガニスタン(ダリー語)」「ラ
オス(ラオ語)」「チベット(チベット語)」「モルディブ(ディヴェヒ語)」なんてのがあるんですか
ら、それを考えるとベンガル語やヘブライ語のものがあっても良いと思うんですよね。

91 :松戸彩苑 ★ :10/12/25 07:57:43 ID:???
先日、書店でこんな本を見つけました。

  『俺ん家(イタリア)においでよ! ― ヘタリア Axis Powers 旅の会話ブック イタリア編』
  http://www.amazon.co.jp/dp/4344820584

つまり、旅行者用のイタリア語の会話本なんですが、マンガだらけというのが新しいわけで
すね。

『萌え単』の場合は字が小さすぎたんですが、この本は字が大きくて読みやすいので、けっ
こう使えそうだなと思いました。

92 :だにょ :11/01/23 19:31:56 ID:UJ3ewoJW
私もそういうのをチェックしていたのですが
(運動に時間をとられるのはマズイので、最近は独習するだけにしています)
学問的な品質はともかく、エス者を増加させるためには一番だと思うのです。
そこで、いろいろやってみたのですが、なかなか…。

エスペラント学会のような権威ある団体が予算を組んで、
どこかの会社(ほとんどが角川書店の系列です)とコラボして、
その種の萌え本を多国語で出せば、この運動は終わると思うのですが。
英単語集に限らず、物理や統計学の本も、売り上げ部数が格段に違うことは実証済みです。
本当に、それだけはして欲しい。

今日、2ヶ月ぶりにインターネットにアクセスしたのですが、
早速「それ町 エスペラント」「ミルキィホームズ エスペラント」で検索してみました。
エスペラントの感想が出てくること。

http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/374/598/66033222
>なんで今期の木曜深夜はエスペラント語にこだわるんだ。

あとは、学習方法(図書やe-ラーニング)へのアクセスを容易にしたり、
世界的なコミュニティをウェッブ上に作るとか(lernuがそれならそれを宣伝する)、
当たり前のことを当たり前にやっていけば目的は達成できると思うのです。

それから、これは単にふと感じたことですが、クリエイターは教養がある人が多いためなのか、
エスペラントではなくラテン語を選択する傾向があるかもしれません。注意が必要かも。


93 :名無しさん :11/08/17 23:20:14 ID:iO0XFCAB
>>92
日本語・羅典語・世界語の三言語切り替え装置付画像ではダメでしょうか?
昔の医学関係者用の辞書では、日本語・独逸語・英吉利語の三言語表記辞書ありましたから。

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