今回私が最も手軽に扱えると判断し、チョイスしたものを紹介します。
各リンクから入手して導入してください。
DAEMON Tools
CDManipulator
国産のフリーのライティングソフトです。CD-R/RWの書き込みが主な機能ですが、
ディスクイメージの作成もできます。メニューが日本語なので分かりやすいと思います。
<入手・導入手順>
- 入手先 http://www.storeroom.info/cdm/
上記のリンクで表示できるページから「Version 2.70 Final」を右クリックしてファイルの保存してください。
ダウンロードできるファイルの名前は「cdm270.zip」です。
- ダウンロードしたファイルを解凍します。zip圧縮なのでLhasaやその他の解凍ツールを使って解凍してください。
(「圧縮フォルダ」機能が搭載されていればそれを利用することも可)
- 解凍して出来上がった「cdm270」のフォルダ内にある「CdManipulator.exe」を起動してください。
- 起動すると言語選択がでてきます。一番下の「日本語」で良いでしょう。
今度はCDManipulatorを使ってを使ってCD-ROMをディスクイメージ化しましょう。
CDManipulatorを起動すると以下のようなウィンドウが表示されます。

緑で囲った枠の中がお使いのCD-ROMドライブの名前になっていることを確認してください。
「Generic DVD-ROM 1.0」はDAEMONToolsの仮想ドライブです。これが表示されていたら変更してください。
確認ができたら赤い枠で囲んだボタンをクリックしてください。次のウィンドウが表示されます。
「検索」ボタンをクリックすると保存ダイアログが開きます。ディスクイメージのファイル名を適当に入力して保存します。
(出来上がりのディスクイメージは420MBほどの大きさがあります。十分な空きがあるドライブを指定してください。)
適当な名前が思いつかなかったら「von」とでも入力してください。他の項目はいじらなくて結構です。
次にバーチャロンのCD-ROMをドライブに挿入して「OK」をクリックしてください。

読み込み中です。終わるまで待ちましょう。
終了したら閉じてしまって構いません。
CD-ROMも取り出しましょう。
選択した保存先に「img」と「cue」という拡張子のファイルが作られていることを確認してください。
今度は作ったイメージファイルを仮想ドライブにマウントします。
すでに通常の方法でバーチャロンをインストールしてある場合は、トラブルを避けるためにアンインストールしておきます。

タスクバーの端に先にインストールしたDAEMON Toolsのアイコン(赤丸で囲ってある)が表示されているはずです。
これを左クリックします。メニューに
「Device0:[F:]No media」(F:の部分は環境により変わります)という項目があります。
これをクリックするとマウントするイメージファイルを指定するダイアログが開きます。
先に作成したイメージファイル(.cue)を選択してください。マウント作業自体はこれで完了です。
自動スタートが有効になっている場合はセットアップウィザードが表示されます。
そうでない場合でも普通のCD-ROMドライブと同じように扱えますから、通常と同等の手順でセットアップします。
もしBGMが再生されないのならばアイコンを右クリックして、
「Options」の
「Analog audio」にチェックを入れて再度試してみてください。
バーチャロンに限らず、他のゲームやアプリケーションにもこの方法は有効です。
ほとんどのソフトがイメージ化は同様の方法でできます。(一部例外やプロテクトの掛かっているものあり)
有効に活用してみてください。