別に新ジャンルじゃない「ひょんなことから女の子」
- 1 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/09(金) 23:05:17.59 ID:bZG8k4VJ0
- ここは「ひょんなことから女の子」スレです。
誰かが女の子になったり、何かが女の子になったりしています。
デフォのキャラがいないので、自由にキャラを作って下さい。
別に新ジャンルじゃないし既出も上等。
あなたも「ひょんなの子」を妄想してみませんか?
・過度のリアル報告・自虐、自動保守は避けましょう。
まとめwiki http://www12.atwiki.jp/hyon/pages/1.html
避難所 http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/computer/31732/1155745234/
- 2 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/09(金) 23:05:25.38 ID:0TtHOGa30
- 今晩メイド喫茶で待ち合わせしませんか?
- 3 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/09(金) 23:39:06.80 ID:3QOYOuxl0
- >>1
乙
- 4 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 00:06:36.60 ID:lbgk3kob0
- 保守
- 5 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 00:36:11.83 ID:qcyRBvHA0
- ろ
- 6 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 00:36:57.54 ID:+8cqXANi0
- http://www.orange-mushroom.com/qvga/
- 7 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 00:48:37.37 ID:TRIHYNu+O
- ひょんなことからうちで飼ってた♀猫が若い女の子に
- 8 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 01:12:30.78 ID:etLbtsd6O
- それを書いてみろ
- 9 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 02:18:58.47 ID:FAkpznRq0
- ho
- 10 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 03:30:26.01 ID:1NDOl5ttO
- 伸びませんな
- 11 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 03:56:27.04 ID:n139iX8XO
- ひょんな事から俺の愛用の毛布が女のコに
『ねぇ〜、最近お風呂入ったのいつ?一緒に入ろうよぉ…』
『エヘへ、あたしが洗ってあげるね』
『一緒に寝てくれなきゃやだぁ…風邪ひいちゃうよぉ?』
- 12 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 04:54:36.19 ID:1WxJqG+KO
- 保守をする…っ!
保守をして…明日数か月ぶりになんか書いてみる…ッッッ!!
- 13 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 07:31:25.79 ID:QITTw7OV0
- >>11
毛布擬人化ネタを考えるも、
話が思いつかないまま早数ヶ月たった俺がいたりするw
- 14 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 08:12:37.69 ID:3w9ZHhSCO
- 保守。
- 15 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 08:14:03.84 ID:/XXrVOO80
- 9時間で15レスとか驚異的だなw
- 16 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 09:41:49.83 ID:7Y6SLqAB0
- ほ
- 17 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 10:20:08.57 ID:EmXIbX/H0
- 勢いなさ過ぎワロタ
- 18 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 10:41:49.13 ID:7Y6SLqAB0
- 何か書こうにもネタがない('A`)
- 19 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 11:01:22.43 ID:OR/qHeht0
- 姉「新ジャンルじゃないからいいや」
妹「いいや」
引き続きネタ出しがんばってください
- 20 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 11:11:35.76 ID:EmXIbX/H0
- 男「へっくしょい」
女「こんにちはー」
男「鼻の穴から女の子が!!」
ほ
- 21 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 11:15:41.77 ID:n139iX8XO
- 地味にほしゅ
毛布『ねぇ、たまにはお外の光も浴びたいな』
おれ『…』
毛布『お外が苦手なのは知ってるよ。だけど、カーテンくらい開けてもいいよね?』
おれ『…ああ』
毛布(おもむろにカーテンを開ける)『わあ…眩しい!』
おれ『…(いつの間にかこんなにあったかくなってたのか)』
毛布『外の空気って気持ちいいね』
おれ『…(たまにはいいかもな)』
- 22 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 11:27:52.30 ID:rWtrwMNlO
- 確認姉妹こないかな?
- 23 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 11:37:03.42 ID:n139iX8XO
- おれ『つか、なんでいきなり…おm』
毛布『だって…』
おれ『…?』
毛布『だって、ほっとけないよぉ…。
前はあんな元気だったのに…最近ほとんど寝てばっかりでしょ?
一緒にいられるのはすごく嬉しいよっ!
けどね…』
おれ『…お前まで親みたいな事いうのな』
毛布『ご、ごめん…。』
おれ『あ、頭ではわかってるんだよな…このままじゃいけないってのはさ』
毛布『そっかぁ…でも頑張ってるの知ってるよ』
おれ『…(お前に何がわかるんだよ)』
毛布『あ、あの…でもね、でもね、一番はね…』
おれ『…(なんなんだよもう)』
毛布『あたしも、ギュッ、てしたかったの』
(優しく抱きしめてくる)
おれ『…』
毛布『いつもギュッてしてくれるでしょ?あたしね、そのたびに幸せなんだ』
おれ『…』
毛布『ほらぁ、なんか幸せじゃない?』
おれ『…(あったかい)』
毛布『あたしは誰がなんといおうと○○(←おれ)の事大好きだからね。』
おれ『…(ありがとう)』
毛布『あっ!あれ?!泣いてるぅ???ごめん!
あたしなんかヒドイ事言っちゃったかなぁ!?』
おれ『ば、ばかちげーよ』
- 24 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 12:31:03.25 ID:7Y6SLqAB0
- ほ
- 25 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 13:26:19.00 ID:7Y6SLqAB0
- ho
- 26 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 14:22:02.97 ID:mbH3/h6I0
- 凄いなこのスレ
不死鳥のように蘇る
- 27 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 16:01:45.10 ID:lbgk3kob0
- 落とさせん保守
- 28 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 16:59:55.33 ID:FAkpznRq0
- 人が帰ってくることを願って投下
うちには、一鉢の胡蝶蘭がある。
なぜ大学生の男のアパートに似合わない花があるかというと、彼女にもらったから
正確にいうと元カノだな、先月別れた。新しい男ができたらしい
ちなみに花言葉は「変わらぬ愛」らしい。……もう花言葉なんて信じないことにした。
とにかく、そんな別れだったけど、この花に罪はないので育ててる。
きれいな花なので捨てる気にはなれなかったし、案外楽しい。
で、今日は花の栄養剤を試してみることにした。
「HKOK」というこの薬は、「花の寿命を飛躍的に延ばす」という売り文句だった。
さて、水もやったし、大学へ行ってくるか
俺「行ってきまーす」
誰もいない部屋の中に言う。
夕方
俺「ただいま〜」
やっぱり誰もいない部屋の中に言う。誰もいないと分かっているのになぜか言ってしまう
?「お帰りなさい」
俺「へ?」
なんだ?誰もいない部屋の中から声がしたぞ
?「お帰りなさい。ご飯出来てますよ」
俺「え!?」
そういって部屋から出てきたのは、可愛い女の子だった。
- 29 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 17:17:07.39 ID:n139iX8XO
- >>20ワロスw
い、今帰ってきたら買いだめしといたチュッパチャプスが女の子になってた
ストロベリー『おかえりー!』
ミルク『おかえりなさい』
プリン『ねーねーなめてよう☆』
ミルク『私もなめて欲しいです…』
ストロベリー『あたしが一番だもん』
プリン『最近あんたばっかじゃん!』
おれ『よくわかんないけどとりあえず脱げばいいと思う』
プリン&ストロベリー『キャー!エッチィwww』
ミルク『は、恥ずかしいですぅ』
ストロベリー『早くう〜』
おれ『今日はミルク味がいいかも』
プリン&ストロベリー『ええええええええええええええええ』
ミルク『わ…私なんかより他の二人の方が…』
ストロベリー『たまにはいいじゃ〜ん?』
プリン『いいよう!でも次は絶対おいらなんだよう☆』
- 30 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 17:18:12.73 ID:n139iX8XO
- ミルク『う、嬉しいです…じゃあ…』
(服を脱ぐ)
おれ『いいのか?』
ミルク『は、はい…』
ペロ…(舐める)
ミルク『…あっ…。』
ペロペロ(舐める)
ミルク『あん…き、気持ちいいですぅ…』
おれ『甘いな』
ストロベリー『あたしもなめて欲しくなってきちゃった…』
プリン『おいらもだよう☆』
ミルク『あ、あの…私はもういいから2人を…』
おれ『だが断る』
ミルク『あ、あっ、だ、だめですぅ!そんなにされたら…ああっ!』
ストロベリー『はぁ〜プリン、見てよすごい…』
プリン『…』(目線が2人にくぎづけ)
ミルク『あっ、あっ!ごめんなさい、いっちゃいますううううう!!!!!!1!!』
書いててむなしくなってきた(´;ω;`)ウウッ
- 31 名前:28 :2007/02/10(土) 17:19:39.61 ID:FAkpznRq0
- ?「どうです?おいしいですか?」
混乱している俺を尻目に夕飯を用意する彼女。そして流されるままに食べる俺
俺「うん、おいしいよ。おいしいけどさ」
?「けど……なんですか?」
心配そうに俺を見つめる女の子。そんな目で見つめないで
俺「いや、君は誰なのかなと思って」
?「ああ、そのことですか。わたしはファレノプシスです」
俺「ファレノ……?外国人?」
何か昔そういう名前の馬がいたような……
ファ「いいえ、日本生まれの日本人です。ああ、人かどうかは微妙ですね」
俺「どういうこと?」
人じゃないのか?いやどう見ても人間だし
ファ「日本語では胡蝶蘭。そう、あなたに育てていただいた胡蝶蘭です。このたび人間になりました」
俺「ああ、なるほど……ってなんだってー!?」
- 32 名前:28 :2007/02/10(土) 17:36:13.01 ID:FAkpznRq0
- 俺「つまり、自分でもよく分からないけど女の子になったと」
ファ「そうなんですよ」
こんなことがありえるのだろうか。でも鍵のかかっていた部屋にこの子がいたわけだし。
唯一思い当たるのはあの薬。「寿命を飛躍的に延ばす」ってこういうことか?
ファ「どうしました?私の顔をぼーっと見て」
俺「いや、考え事」
それにしても……かわいいなこの子。
俺「で、これからどうするつもり?」
ファ「どうするも何も、ずっとあなたのそばにいますよ」
俺「はい?」
俺が不思議そうな顔をすると、彼女はまじめな顔になって言った
ファ「私を贈った女と別れた後も、あなたは私を育ててくれました。捨てられてもおかしくなかったのに」
俺「いや、だってそういうのはかわいそうだし……」
ファ「そんな優しいあなたのそばにいたいんです。そんなあなたが好きなんです」
俺「ちょ……俺なんかでいいの?」
俺がそういうと、彼女は俺の手を握り
ファ「たとえあなたがどう思っていても、私はあなたを愛し、また愛し続けることを誓います。『ファレノプシス』の名の元に。……断られたらどうしようもないですけどね」
俺「いいいいいいえ、どうぞよろしくお願いしますです」
俺撃沈。こんな可愛い子にこんなこと言われて断れる男を俺は尊敬する。まじで
- 33 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 17:41:42.30 ID:n139iX8XO
- >>28
人いたあああああ
GJ!!!
間に入ってごめんよ
- 34 名前:28 ラスト :2007/02/10(土) 17:49:40.62 ID:FAkpznRq0
- >>33
大丈夫。もっと妄想しちゃって投下しちゃって
俺「今思うとあれってプロポーズ以外の何物でもなかったよな」
ファ「え?そのつもりでしたけど?」
俺「お前な……もっといい男捕まえられただろうに、いきなり目の前の男にプロポーズって」
ファ「ふふ……私が好きだったからいいんです。もちろん今でも大好きですけどね」
俺「本当にお前って、不思議なやつ」
今、俺は結婚して一児の父となっている。本当に幸せな日々だ。
あの日俺に訪れた幸せに、ものすごく感謝している。
ファレノプシス(胡蝶蘭)花言葉
「幸福が飛んでくる」「変わらぬ愛」
終わり
このスレと住人にに幸せが訪れますように
- 35 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 18:38:27.59 ID:FAkpznRq0
- ご飯食べてる間に落ちませんように保守
- 36 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 18:46:28.78 ID:fOOo5L/DO
- >>34
ホンワカしたGJ!
- 37 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 19:36:40.67 ID:lbgk3kob0
- 保守
- 38 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 19:58:53.18 ID:jvI7zwTj0
- ほ〜ら☆
えっちなものだよぉ〜
(携帯可)
http://uploader.fam.cx/img/u04319.htm
- 39 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 20:57:20.92 ID:etLbtsd6O
- このスレは初代からずっと好き
保守
- 40 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 21:17:24.39 ID:4jeuMnmM0
- 保守
- 41 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 21:30:37.16 ID:fOOo5L/DO
- 天才ハァハァ(´д`;)
- 42 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 22:00:56.81 ID:8QfYf79zO
- 久々に遭遇できた
- 43 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 22:32:27.93 ID:FAkpznRq0
- 姉「どーも!え−と、覚えている人いるかな?」
俺「いないと思うよ。つーか知ってる人もいるかどうか」
姉「じゃあ前回までのあらすじ。女の子にされて人間界にやってきた魔界の王子
『やさしさ』を学ぶためにやってきた王子とその居候咲の私たち姉弟のお話です
……無駄に長いのが問題なんだけどね」
俺「あんまり説明になっていないような」
- 44 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 22:37:06.18 ID:FAkpznRq0
- 今日はあいつが来て初めての日曜だ。
姉「というわけで、今日はお出かけです!」
俺「いってらっしゃい!」
姉「王子ちゃんは服も少ないし、町を知るいい機会だから…ってアンタも来なさい」
俺「なぜ?」
姉「か弱い女の子二人じゃ危ないでしょうが」
俺「あんたは別にか弱くもなんとも……ごめんなさい」
思いっきり睨まれた
姉「じゃあ、レッツゴー!!」
- 45 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 22:37:45.36 ID:lbgk3kob0
- wktk
- 46 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 22:40:01.66 ID:FAkpznRq0
- で、デパートにきたわけだが
姉「どうよこれ」
王子「これ恥ずかしいんだが」
俺「んー、いいんじゃない?」
ピンクのフリル付スカート……似合ってるから困る
姉「じゃあそろそろ……ごめん電話……」
俺「しかし、スク水なんて真冬に買ってどうする気なんだ姉ちゃんは……」
王子「やはり私が着るのか?」
俺「たぶん……そうだと思うが……」
問題はむしろ着た後だろう……何をする気なんだ
姉「あ、うん、分かった。……ごめん、このままバイトになった。先帰ってて」
俺「はいよ。じゃあ帰るぞ」
王子「分かった。」
という訳でそのまま駅へ
俺「うわ……混んでるなぁ……」
王子「そうだな……」
俺「はぐれないようにしないとな。手つなぐか?」
王子「馬鹿にするな!大丈夫だ」
……別に残念とか思ってないからねッ!
- 47 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 22:47:38.00 ID:FAkpznRq0
- 電車の中は混んでいた。座る席なんてまったくない
……にしても重いなこの荷物……どんだけ買ったんだよ
少しくらい俺の小遣いにしてくれればいいのに
くいくい
俺「ん?」
王子が袖を引っ張っている
俺「どうした?」
王子「……」
うつむいて答えない。と王子が背中の方にちらりと目をやった
その視線の先には……
俺「てめぇ何しとんじゃコラァ!!」
考えるより早く叫んでいた。王子の尻を触っている手が見えたからだ
同時にその手を思いっきり掴む。
男「んななななな!?何を言っているのかね君は?手を離したまえ」
俺「やかましいわこの痴漢野郎!!さっさと降りろ!!」
次の駅で引きずり降ろすと、急におっさんは元気がなくなり
男「見逃してくれ。君も男なら分かるだろう……我慢できなくなる瞬間が」
言い訳のつもりか?
俺「いい年こいて女の子の尻触って喜ぶおっさんの気持ちなんか知るかボケ!」
そのまま駅員に引き渡した。ざまぁみやがれ
- 48 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 22:49:18.93 ID:EmXIbX/H0
- 駄文書いて出かけたら職人さん来て活性化しテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
- 49 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 22:55:18.92 ID:FAkpznRq0
- 事情聴取の帰り。すっかり日は暮れている
王子「その……ありがと…な」
俺「別になんともねえよ。それにしてもお前、初日に俺に使った魔法使えばよかったのに」
王子「……」
俺「あれならびっくりして手離しただろうに。」
王子「……あんなに人が密集している所で使ったら迷惑だ」
俺「え?」
王子「もしかしたら魔法の影響で人が死ぬかもしれない……だったら私が一人で耐えればよい」
俺「な……」
こいつ……そんなことを……
王子「それに、私は男なんだ。大丈夫だ……」
俺「……じゃあなんで……俺を頼った?」
あの時……明らかに助けを求めていた
王子「大丈夫……だと思った。でも凄く嫌だった……怖くなった……」
俺「そっか」
俺は小さい体を抱きしめる。こんなときにとは思うが、柔らかい。
王子「ぐす……えぐ……怖かった…あり……が…とう……ひっく…ふぇええええええん」
俺「頑張ったんだな……もう大丈夫だからな。」
- 50 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 23:08:01.24 ID:FAkpznRq0
- 夕食後、今日の事件について話す俺たち
姉「それは分からないけど……人の迷惑…か」
俺「たった一週間でそんなことを考えられるようになってたんだって……驚いたよ」
姉「そうね。」
俺「さて、そろそろ寝るわ」
で、寝室に来たのはいいけれど……
俺「大丈夫かなあいつ」
王子「zzz……」
あなた部屋間違えてますよ。ここは俺の部屋
……よっぽど疲れたんだろうな。
俺「よっこいせ……っと」
抱き上げようとして顔が近づく
……なんで俺ドキドキしてんだ?風邪かな?
さっさと連れて行って寝よ……
俺「はうわっ!?」
何でズボンはいてないんだよ!
なるべく見ないようにして姉のベッドに寝かす
- 51 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 23:17:02.01 ID:FAkpznRq0
- 俺「ふぅー」
あいつ……普段は偉そうだけど、黙ってるとかわいいからな……寝顔とか……
王子「ふぅ……ん……」
ええいなに考えてんだ!!駄目だってわかってるだろ!大体あいつは男
王子「うにゃ…すーすー」
ああかわいいなぁこんちくしょう!!
俺は少しずつ顔を近付けていく
姉「ふあぁぁああああ……あれ?アンタ何してんの?」
俺「うわああああ!あ……いや……こいつが部屋間違えてたから連れてきた」
姉「ふーん……一緒に寝ればよかったのに」
俺「ばっ馬鹿言うな!!じゃあお休み!」
俺は逃げるように部屋を出た……
くそっ……なにやってんだ俺!これじゃ今日のおっさんと変わんねえじゃねえか!!
- 52 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 23:17:48.07 ID:0Wped1fB0
- これはミッドナイトブリス
- 53 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/10(土) 23:26:27.64 ID:FAkpznRq0
- 姉「で、今日はここまでだけど……」
俺「……」
姉「あんた……駄目じゃん」
俺「うぐぅ」
姉「というわけで、明日もこんな駄目な弟が駄目っぷりを発揮しますのでよろしく!」
俺「ひどい……寝る」
姉「寝る間があったら保守してろ!」
- 54 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 23:45:51.13 ID:EmXIbX/H0
- >>53
GJしか出せないが受け取っておくれ
- 55 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 23:54:00.83 ID:gDUbUuv/0
- 俺は柳沢 隆、ただの学生だ、朝目覚ましで起きて朝飯ゆっくり食べてゆっくりし過ぎて急いで家を出て学校に向かう
毎日毎日何も変わらない日常を、いつもいつも退屈に過ごしているだけである
そしていつも通り昼は学食でたぬきうどんをすする、隣には家も近所ということもあり腐れ縁な悪友、小山 夏樹がいる
悪友は特盛りカレーをおかわりしている、相変わらず飽きれるほどよく食べる・・・
ふと横を見る、そこにはいつもの悪友ではなく無心でカレーを頬張る女の子がいた
隆「・・・・・・」
女の子「ガツガツガツガツ・・・」
悪友は別の席で食べてるんだろう、おっと!俺もうどん食べなきゃな・・・のびてしまう・・・
ガツガツガツ・・・
ズズズ・・・
ガツガツガツ・・・
ズズズ・・・
俺「ふー・・・」
うどんを食い終わり席を立つ、教室にでも行くか・・・
女の子「ちょモグ・・・待てよ・・・んむ・・・俺を置いて行くなよ・・・」
さっきの女の子が誰かを呼び止める、食べながらしゃべるな・・・かわいらしい女の子だが行儀悪いな・・・
- 56 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 23:54:52.10 ID:gDUbUuv/0
- 教室に戻り席でくつろいでいるとさっきの女の子が半泣きで駆けてきた
女の子「た、たたたたた隆!どうしよ!?」
周囲の目がこちらに向く
なんだチミは、俺はお前など知らんよ・・・
隆「君だれ?」
女の子「俺だよ!夏樹だよ!なんかカレー食ってたら女になってたんだよ!!」
・・・なるほど、以前にもアイツは女の子と組んで俺を嘘告白で見事に釣ってくれたんだったな・・・
今回は自分が女になったってか・・・しかも女の子に自分の服を着せる徹底ぶりだ
隆「なるほど、そうか・・・だったらもっかいカレー食ったら元に戻るんじゃないかにゃ?」
ふ・・・流石にもう釣られんよ・・・周りは「この次はどういった手で来るんだろう」みたいな視線を向ける
・・・ふとアイツの机を見る、着替えのジャージ・・・なし・・・となると導き出される答えは1つ!
俺は教室にいる奴等に叫んだ
隆「おい、みんな!夏樹に服を貸したやつはいるか!?」
もちろん誰もが首を横に振る、これで確率は大分上がった
隆「ひょっとしたら夏樹のヤツは、この子の服を着てる!もしくはパンツ一丁で学校のどこかに隠れてるぞ!!」
A「で?どうするんだよ?」
隆「そりゃもちろん恥ずかしい格好のアイツを見つけ出して吊るし上げさ!手伝ってくれるよな!!」
ゥオーーーーー!!
流石このクラスの人間、みんなこういうときだけノリがいいぜ・・・
みんなが教室から飛び出して俺も夏樹を探しに行こうとしたとき、後ろから女の子が呼び止めてきた
女の子「ホントなんだよ!信じてくれよ!」
なんかこの子必死だな・・・・・・多分、アイツになにか弱味を握られてるんだろう・・・
隆「大丈夫だよ、絶対アイツを見つけ出して吊るし上げてやるからさ!」
女の子「え!?ちょっと待っt」
女の子が止めるのも聞かず俺は教室を飛び出した
- 57 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 23:55:17.97 ID:gDUbUuv/0
- キーンコーンカーンコーン・・・
午後の授業が始まる、結局夏樹は誰も発見できなかった、
先生が教室に入ってきていつも通りに授業・・・にはならなかった、アイツの席にはさっきの女の子が座っていたからだ
先生「・・・学年とクラスは?」
教師の質問に女の子がうつむき加減に答える
女の子「ここです・・・」
クラス中から笑いが漏れ、教師が一瞬唖然となる
先生「いや・・・それは違うだろ・・・そこは全然お前とは違う生徒の席だ」
女の子「本当なんです!信じてください!俺小山なんです!!」
先生「ふざけるな!お前はこのクラスの生徒じゃないだろ!早く自分の教室に戻りなさい!!」
教室が静かになる
先生「君・・・ちょっと職員室に来なさい、他の生徒はこのプリントをやっておくように!後で提出だぞ!」
女の子は先生に連れられて職員室に行った・・・もちろんこの後の自習は誰もマジメにやらなかったのは言うまでもない
- 58 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/10(土) 23:57:37.54 ID:gDUbUuv/0
- ここからの流れを>>65までで一番多かったものにします
A、まとも
B、ギャグ
C、カオス(ギャグ)
- 59 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 00:06:25.21 ID:ujG7dfjWO
- Bでおながいしまつ
- 60 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 00:28:28.15 ID:DpF7oNg6O
- 敢えてカオスCで
- 61 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 00:28:37.85 ID:LvEZ3Vzq0
- Aを所望しようぞ
- 62 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 00:29:45.04 ID:EFI5DCML0
- A
- 63 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 00:42:18.93 ID:DkepiRJZ0
- B!
- 64 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 00:44:50.45 ID:CFXZF+urO
- あえてのC
職人さんが降臨しまくっててテラウレシスw
- 65 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 01:25:53.11 ID:DpF7oNg6O
- やはりAかな…
- 66 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 01:32:47.06 ID:ToeUq0XE0
- んじゃAでいきます
- 67 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 01:39:37.56 ID:CFXZF+urO
- wkwktktk
- 68 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 02:21:38.55 ID:ToeUq0XE0
- 結局あの後女の子も先生も夏樹も戻ってこずその日の授業は終わり、変える時間には女の子の事なんてみんな忘れ去っていた
隆「結局夏樹戻ってこなかったな・・・ま、サボってゲーセンにでも行ってるんだろ・・・」
女の子「隆・・・」
帰り道に呼び止められて振り向くとあの女の子がいた
隆「なんだ、またか・・・夏樹に伝えといてくれよ『もう引っかからないぞ』って」
女の子「なあ、信じてくれよ、本当に俺なんだよ・・・お前ならわかるだろ?」
しつこい、あまりにしつこい、夏樹が何がしたいのかわからないけどこの子もいい加減諦めない、俺はイライラしてきていた
隆「お前もいい加減にしろ!あんまりしつこいと怒るぞ!」
大声に女の子が驚く
隆「もう付きまとうな!」
そう言って俺は自分の家に駆け込んだ
部屋に戻り着替えを済ませくつろいでいると外で声が聞こえた、窓から声のほうを見てみると夏樹の家からだった
今日の事もあり気になって夏樹の家に行くとおばさんが出てきた
おばさん「あ、隆君」
隆「おばさんこんにちは、さっきなんか大声でしゃべってたけど夏樹がまたなんかやったんですか?」
おばさん「え、えぇ・・・ちょっと聞きたいんだけど隆君、夏樹どこか知らないかしら?」
隆「いや・・・知らないですけど・・・」
おばさん「そう・・・さっき女の子が来てね『俺が夏樹だ』って言ってて・・・」
あの女の子夏樹の家まで来たのか・・・
隆「それでその子はどこに?」
おばさん「さぁ・・・すごく必死に『信じて』って言ってたから、夏樹の部屋で待ってもらってるけど・・・」
隆「・・・ちょっとその子に会っていいですか?多分おばさんが言ってる子今日俺にも同じこと言ってたんで」
おばさん「そうなの?・・・わかったわ・・・」
- 69 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 02:42:26.71 ID:ToeUq0XE0
- いくら冗談でもおばさんにまでやるイタズラだろうか?少し気になった俺はおばさんに家にあげてもらった
隆「よう」
ドアを開けると女の子がこっちを向いた
女の子「隆・・・」
相変わらず呼び捨てか・・・まあいいや
隆「おばさんにまで言ってるんだって?まったく、大変だな」
女の子「また・・・なんで信じてくれないんだよ・・・」
隆「まったくもって信じられないな、非現実的すぎるし」
女の子「そんな・・・」
隆「夏樹がどっかにしばらく行ってて戻ってきた時に『私切って女になったの〜』とか言ってたら信じると同時に友達もやめれるけどな」
女の子「ふざけるな!!」
女の子が怒鳴る、どうも冗談は気に入らないらしい
女の子「俺だって好きでこんなになったわけじゃないんだ!それをお前等みんなして・・・」
隆「あー、わかったわかった、んじゃ仮に君が夏樹だとしよう、んでいきなり女になっちゃった、誰が信じれる?」
女の子「う・・・」
隆「逆に俺がもし女になったとしてお前が俺の立場なら信じるか?」
女の子「・・・」
- 70 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 02:42:47.12 ID:ToeUq0XE0
- 隆「な?信じれないだろ?」
女の子「うぅ・・・ック・・・」
反論がまるでできないのか女の子は泣き出した
隆「な、泣くなよ・・・なんだか俺がいじめたみたいじゃないか」
言ってふと思った、携帯にかければいいんじゃないか?流石に服は渡しても連絡に携帯は渡さないはずだ
プルルルルルルル・・・プルルルルルルル・・・
すると女の子が携帯を取り出した、着信は・・・俺?
隆「・・・携帯も交換してたのか?」
女の子「ヒッ・・・ちが・・・うぅ・・・ヒック・・・」
いかんな・・・完全にいじめてるみたいだ・・・
そうだ!こいつの部屋に隠してあるものがある!それを当てさせてみよう!
隆「この部屋の2人の秘密・・・言ってみて」
女の子「・・・ほん・・・だなのぉ・・・うらの・・・え・・・ろほん・・・」
ふむ・・・これは知っていたか・・・この様子だと昔このことも多少教えられてるかもしれん・・・
- 71 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 03:03:31.68 ID:ToeUq0XE0
- コンコン・・・
しばらくしておばさんがお茶を持ってきた
おばさん「あの・・・隆君、ちょっと・・・」
おばさんに呼ばれ俺は部屋を出た
おばさん「で・・・どうかしら?あの子・・・」
隆「確かにあの子の言う事は夏樹っぽいですけど、どうもなにか違うんですよね・・・」
おばさん「それは私も思ったのよ・・・だからなぜか信じられなくて・・・」
隆「もう少しあの子と話してみます、おばさんも一緒にどうです?2人ならもっと判断しやすいと思うんです」
おばさん「・・・そう・・・ね、その方がいいかもしれないわね・・・」
- 72 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 03:29:06.66 ID:vUQ5qOxa0
- wkwk
- 73 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 03:35:12.68 ID:ToeUq0XE0
- 俺とおばさんが夏樹の部屋に入る、女の子は暗い顔をしたままだ
おばさん「・・・本当に夏樹なの?」
女の子「本当だよ・・・信じてくれよ・・・」
・・・おばさんは女の子に夏樹の事を必死に聞いている
女の子の言う事ははっきり言って当たっている、クセも同じだ、だけど俺はこの女の子がなぜか夏樹だとは思えない
隆「すいません、トイレ借ります」
隆「ふーーーーー・・・」
トイレで用を足しながらも俺はあの子の事を考えていた、あの子をなぜ夏樹と思えないか?どこが夏樹と違うか・・・
ちょっと考えを変えて気が付いた、そうだ、そりゃそうだ・・・見落としていたことがわかった
- 74 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 03:35:34.85 ID:ToeUq0XE0
- 部屋に戻るとおばさんが難しい顔をしていた
おばさん「あなたの言う事は信じてあげたいんだけどね・・・」
隆「どうです?」
聞くとおばさんは何とも言えない表情で肩を落とした、女の子はもう諦めかけた様な顔をしている
隆「俺思うんですけどいいです?」
おばさん「え?・・・えぇ・・・」
隆「多分この子夏樹です」
おばさん「え?」
おばさんと女の子が揃ってこっちを見る
おばさん「どうしていきなり・・・確かにこの子の言う事はとても夏樹と同じだけど何かが・・・」
隆「だって今のコイツ女の子でしょ?」
おばさんが首をかしげる
隆「もっとわかりやすく言うと同じ事を言っても男の声と女の声じゃ違うじゃないですか」
おばさん「つまり女の子が夏樹と同じ事を言っていると思うから違うように感じるってこと?」
隆「です」
女の子「隆・・・」
隆「それでも不安ならとりあえず病院でも行くべきだと思いますけどね」
おばさん「・・・そうね・・・まずはお父さんと相談してみるわ・・・」
隆「それじゃ俺、そろそろ帰りますね」
おばさん「ありがとうね隆君」
隆「いえ、それじゃお邪魔しました〜」
とりあえず俺はできるだけのことはやった、そう思い家に帰った
第1部了
- 75 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 03:57:09.64 ID:ToeUq0XE0
- 普段ふざけたことしか考えてない人間なもんだからまともにこっち考えらんね・・・
最初からギャグにすりゃよかった・・・息抜きに今からシリアスをギャグにしていきます
結局あの後女の子も先生も夏樹も戻ってこずその日の授業は終わり、変える時間には女の子の事なんてみんな忘れ去っていた
隆「結局夏樹戻ってこなかったな・・・ま、サボってゲーセンにでも行ってるんだろ・・・」
女の子「隆・・・」
帰り道に呼び止められて振り向くとあの女の子がいた
隆「なんだ、またか・・・てかあの後どうしたの?」
女の子「教師が『男装萌えまくりんぐwww』とか言って襲ってきたから撃退してたの」
強い、あまりに強い、あの教師は柔剣道合わせて十段の猛者だったハズだ、俺はわくわくしてきていた
隆「おめぇもつぇ〜な〜!オラワクワクしてきたぞ!!」
ニヤリと笑い女の子が構える
隆「天津飯!技を借りるぞ!太陽拳!!」
そう言って俺は気を消して自分の家に駆け込んだ
- 76 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:00:56.63 ID:ToeUq0XE0
- 部屋に戻り着替えを済ませアナニーしていると外で声が聞こえた、窓から声のほうを見てみると夏樹の家からだった
今日の事もあり気になってその格好のまま夏樹の家に行くとおばさんが出てきた
おばさん「まぁ!隆君なんて格好!!」
隆「おばさんこんにちは、さっきなんか大声でしゃべってたけど夏樹がまたなんかやったんですか?」
おばさん「え、えぇ・・・けどそんなことより隆君、その格好・・・」
隆「まあいいじゃないですか、それよりどうしたんですか?」
おばさん「え・・・えぇ・・・さっき女の子が来てね『俺が夏樹だ』って言ってて・・・」
あの女の子夏樹の家まで来たのか・・・
隆「それでその子はどこに?」
おばさん「さぁ・・・すごく必死に『信じて』って言ってたから、夏樹の部屋で待ってもらってるけど・・・」
隆「・・・ちょっとその子に会っていいですか?多分おばさんが言ってる子今日俺にも同じこと言ってたんで」
おばさん「わ、わかったわ・・・でもその前にちゃんと服を着て来てくれないかしら・・・」
- 77 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:07:20.64 ID:ToeUq0XE0
- 若い男の全裸はおばさんには刺激的過ぎただろうか?少し気になったが俺は服を着ておばさんに家にあげてもらった
隆「よう」
ドアを開けると同時に社会の窓も開けると女の子がうつむいた
女の子「なにやってんだよ!」
ふふっつれない子だねぇ・・・まあいいや
隆「おばさんにまで言ってるんだって?まったく、大変だな」
女の子「また・・・なんで信じてくれないんだよ・・・というかチャック閉めろよ」
隆「まったくもって信じられないな、非現実的すぎるし・・・」ボロン!
女の子「チンコ出すなよ」
隆「夏樹がどっかにしばらく行ってて戻ってきた時に『私切って女になったの〜』とか言ってたら信じると同時に友達もやめれるけどな」
女の子「ふざけるな!!」
女の子が怒鳴る、どうも冗談は気に入らないらしい
女の子「俺だって好きでこんなになったわけじゃないんだ!それをお前等みんなして・・・」
隆「あー、わかったわかった、んじゃ仮に君が夏樹だとしよう、んでいきなり女になっちゃった、誰が信じれる?」
女の子「う・・・」
隆「ヤらせてくれたら・・・シンジチャウカモヨ?」
女の子「・・・」
- 78 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:17:24.28 ID:ToeUq0XE0
- 隆「フーー・・・な?信じれないだろ?」
女の子「うぅ・・・ック・・・」
俺が煙草の煙をふかしながら言うと、騙された上にタダ乗りされた事に気付いた女の子は泣き出した
隆「おいおい、泣くなよ・・・なんだか俺がいじめたみたいじゃないか(笑)」
言ってふと思った、顔にかければいいんじゃないか?流石に服はおばさんが来たら大変だが顔なら舐め取れる
ビュルルルルルルル・・・ビュルルルルルルル・・・
すると女の子は少しだけ、一瞬だが目に悦びがあったのを見逃さなかった
隆「・・・実は結構よかったとか?」
女の子「ヒッ・・・ちが・・・うぅ・・・ヒック・・・」
ふふふ・・・完全にいじめてるみたいだ・・・
そうだ!こいつの部屋に隠してあるものがある!それを当てさせてみよう!
隆「この部屋の2人の秘密・・・言ってみて」
女の子「・・・ほん・・・だなのぉ・・・うらの・・・えす・・・えむのえ・・・ろほん・・・」
ふむ・・・これは知っていたか・・・この様子だと多少ハードな事も教えられるかもしれん・・・
- 79 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:21:29.90 ID:ToeUq0XE0
- コンコン・・・
しばらくしておばさんがお茶を持ってきた
おばさん「あの・・・隆君、ちょっと・・・」
おばさんに呼ばれ俺は部屋を出た
おばさん「で・・・どうかしら?あの子・・・」
隆「すごいですね・・・あの短時間でかなりの飲み込みの速さですよ・・・」
おばさん「何の話をしてるの?」
隆「ああ、失礼、確かにあの子の言う事は夏樹っぽいですけど、どうもなにか違うんですよね・・・」
おばさん「それは私も思ったのよ・・・だからなぜか信じられなくて・・・」
隆「もう少しあの子と『話して』みます、おばさんも一緒にどうです?3人ならもっと楽しめるとと思うんです」
おばさん「さっきから本当に何の話をしているの?」
- 80 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:26:44.10 ID:CFXZF+urO
- おまwwwGJだけどバロスwwwww
- 81 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:33:37.02 ID:ToeUq0XE0
- 俺とおばさんが夏樹の部屋に入る、女の子はうっとりと放心したままだ
おばさん「・・・本当に夏樹なの?」
女の子「あ・・・?ああ、本当だよ・・・信じてくださいぃ・・・」
・・・おばさんは女の子に夏樹の事を必死に聞いている
女の子が男言葉というのも『クる』ものがあるが、やはりここは女言葉のがイイだろう
そう思って俺は女言葉を仕込んだ、だがそのせいで俺はこの女の子がなぜか夏樹だとは思えない
隆「すいません、トイレ借ります」
隆「ふーーーーー・・・」
トイレで用を足し、便器を覗き込むと青大将さながらのまさに蛇と呼ぶにふさわしいとぐろが出来上がっていた
俺はあの子の事は一旦置いといて、このスネーク・・・いやアナコンダを部屋の2人に見せたい・・・それで頭はいっぱいになった
しかしちょっと考えて気が付いた、おじさんが途中で帰ってきたらまずいな・・・言い訳無用、即殺られてしまう
最初からこの俺のベビーは祝福されぬ天命にあったか・・・そうだ、そりゃそうだ・・・
そう思い俺はjrを奈落の大渦に流し込んだ
- 82 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:43:49.57 ID:ToeUq0XE0
- 部屋に戻るとおばさんが難しい顔をしていた
おばさん「あなたの言う事は信じてあげたいんだけどね・・・」
隆「どうです?」
聞くとおばさんは何とも言えない表情で肩を落とした、女の子はもう諦めかけた様な顔をしている
隆「俺言いたいんですけどいいです?」
おばさん「え?・・・えぇ・・・」
隆「アンタの夏樹はもろたでぇ・・・!!」
おばさん「え?」
おばさんが驚き女の子が顔を赤らめ揃ってこっちを見る
おばさん「どうしていきなり・・・それにこの子が夏樹だとしても・・・」
隆「だって今のコイツ女の子でしょ?」
おばさんがギョッとする
隆「もっとわかりやすく言うとこいつが夏樹だとしてももう俺がお手つきしちゃったってことです」
おばさん「つまり私がお茶を入れてる間に2人でしっぽりヤっちゃったってこと?」
隆「です」
女の子「ごしゅじんさまぁ・・・」
隆「穴あきかもしれないゴムは使いましたが不安ならとりあえず病院でも行くべきだと思いますけどね」
おばさん「そんな・・・・・・」
隆「それじゃ俺、そろそろ帰りますね」
おばさん「うぅ・・・ひどい・・・」
隆「いえ、それじゃお邪魔しました〜」
とりあえず俺は犯るだけのことは犯った、そう思い家に帰った
- 83 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:45:16.34 ID:ToeUq0XE0
- それじゃ俺はこれで寝ます、駄文に付き合ってくれてありがとうございました
- 84 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 04:52:38.73 ID:PHKTuTQl0
- >>83
シリアス編の反動がすげえwwwwwGJ!
これで俺も寝れる
- 85 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 08:03:43.83 ID:DkepiRJZ0
- >>83
GJ!
- 86 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 10:04:43.86 ID:Bp6loe3j0
- ちょwwwwwwwwww
はじけ過ぎだろwwwwwwwwww
- 87 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 10:41:08.45 ID:ujG7dfjWO
- テラバロッシュwwwwwwwwwwwwwwwww
- 88 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 10:44:46.08 ID:Bw5wyilu0
- これはいいwwwwwwwww
- 89 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 11:30:47.39 ID:Bp6loe3j0
- そ
- 90 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 13:07:19.77 ID:71c/z7xU0
- ほ
- 91 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 13:10:41.94 ID:ToeUq0XE0
- 今沖田続き書きます
- 92 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 13:50:17.67 ID:ToeUq0XE0
- あれから2週間が経った、学校では夏樹は病欠ということになっている
俺はあれからほぼ毎日夏樹の家に通っている、
おばさんもおじさんもあの子が夏樹とわかったものの、急に女の子になってしまったという事もあり少しギクシャクしている
夏樹「隆・・・なんか俺、転校することになりぞうだよ」
隆「は?」
突然の夏樹の言葉に俺は少し思考が停止した
夏樹「もう学校には戻りづらくなっちゃったし・・・近所の目もあるし遠い所に引越ししようかって・・・」
まあ確かに、こうなっては多分学校に戻っても以前のような生活は出来ないだろうし、近所でも夏樹が引き篭もりになったとか噂になっている
隆「お前はそれがいいと思うのか?」
夏樹「・・・ぅ、うん・・・隆はどう思う?」
まただ、女の子になってしまってからほとんど家の外に出ていない夏樹は話し相手は俺と両親しかいない
そして両親は突然女の子になった夏樹にまだ慣れてないのか距離を取っているように見える
そのせいか夏樹は必然的に俺しかまともな話し相手がいない、その話し相手を手放したくないのだろう
いきなり女の子になって情緒不安定になっているのか、夏樹は急速に俺に依存するようになった
隆「夏樹がいいと思うならそれでいいんじゃないか?」
最初はあれこれ意見を出していたがこのままでは夏樹が駄目になる、
そう思い今では『夏樹がいいと思うならそれでいいんじゃないか?』で全部返している
夏樹「うん・・・いいと思うんだけど・・・わかんないんだ・・・」
隆「ならそれでいいんじゃないか?」
夏樹「でも・・・」
隆「こういうことは自分で判断した方がいいって他人に聞いて流されるのは駄目だ」
夏樹がそう悩むのもなんとなくわかるが、ここは敢えて突き放してやるのが友達だと思った
それに俺は引越しには賛成だった、さみしくはなるが
こっちで不自由するより何もわからない場所に行って0から始めた方がマシだろう
- 93 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 14:49:25.94 ID:1I3IcHKz0
- wktk保守
- 94 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 14:58:00.76 ID:ToeUq0XE0
- 引越しの話題は打ち切り、別の話題にすると夏樹は少し元気になった、最近はおばさんに料理を教わってるらしい
夏樹「でね、今結構色々作れるようになったんだよ」
だが別の話題にしても俺はまだ気になっていることがあった、特に俺に対する依存を感じ始めたころからだろうか
夏樹は自分のことは話すし、俺のことはよく聞いてくる、だがそれ以外の外のことはまったく関心を示さなくなっていった
確かに外に出ないということを考えれば、外の話が苦痛になるのはわかる
だけどそれでは引越ししたとしても今のまま変われなくなるということも示していた
隆「でさ、Aのやつがさ・・・」
夏樹「・・・」
夏樹はあからさまに嫌な顔をするが俺は外の『楽しい話』を続けた
隆「あの先生実はヅラでさ・・・」
夏樹「もういいよ・・・」
隆「ん?」
夏樹「もう外のことはいいよ!何も知りたくないよ!」
隆「いいことないだ・・・」
夏樹「いらないよ!外のことなんて聞いてもつらいだけだよ!」
隆「そんなことないだろ・・・お前ずっと閉じこもってるつもりかよ」
夏樹「聞きたくない!」
長々と外の話をしたせいか夏樹はいつもより激しい拒絶をした
夏樹「引越しもしたくない!隆がいてくれればそれでいいよ!」
隆「おい、落ち着けよ・・・」
夏樹「父さんも母さんもどこかで拒否するんだ・・・前と変わらず接してくれるのは隆だけなんだよぉ・・・」
隆「落ち着けって!おじさんもおばさんも真剣におまえのこと考えてくれてるだろ!」
夏樹「・・・」
夏樹が目に涙をため顔を真っ赤にして俯く、どうやら少しは落ち着いたらしい
- 95 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 14:59:24.38 ID:ToeUq0XE0
- 1時間・・・もう少し経ったろうか?さっきからほとんど言葉を交わすことなく時間だけが過ぎている、夏樹はアレから俯いたままだ
隆「・・・そろそろ遅くなってきたし、俺帰るよ」
先に話したのは俺だった
夏樹「え・・・?」
夏樹はゆっくりとだが顔を上げる
隆「暗くなってきたしな、飯時だしさ」
そう言って立ち上がるといきなり夏樹が抱きついてきた
夏樹「・・・やだ」
隆「なにやってんだよ・・・ほれ、放せ」
夏樹「・・・いや」
そういって夏樹は更に力一杯抱きついてくる、胸が当たってるとかそんなのはもう関係ないらしい
夏樹「お願い、帰らないで・・・」
隆「いや、もう遅いだろ、飯抜きにされちまう」
夏樹「泊まっていってよ・・・ご飯は家で食べればいいじゃない」
隆「いや、明日学校だし」
夏樹「休もうよ、前にも何度か一緒にサボったじゃない」
隆「・・・お前・・・なんかおかしいぞ・・・どうしたんだよ・・・」
夏樹「ずっと一緒にいてよ・・・いなくなっちゃやだよ・・・」
隆「なに言ってんだお前・・・」
夏樹「隆がしてほしいことなんでもするから・・・どんなことでもしてあげるから・・・!」
- 96 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 14:59:43.03 ID:ToeUq0XE0
- 夏樹が震えてるのに気付いて少しだけ冷静になってきた
多分夏樹はこの1時間で色々考えたんだろう、そして今の夏樹は悪い方にしか考えが進まなかった・・・
俺は何気なく遅くなったから帰ろうとしたのをもう2度と来なくなるのと勘違いしてしまったのか
繋ぎとめようと必死でこういう行動に出たんだ・・・
隆「大丈夫だって、明日もちゃんと来るって」
俺は夏樹の頭をやさしく撫でながら言った、夏樹の腕の力が少しだけ弱くなるのを感じる
夏樹「本当に来てくれる?約束してくれる?」
隆「ああ、約束する、絶対来る」
夏樹「・・・わかった」
そう言って夏樹はようやく俺を解放した、しかし夏樹はあれだけのことでここまで追い詰められてしまっているというのは
危険であることには変わりない、そう思い俺は夏樹の家を後にした
- 97 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 15:09:12.19 ID:Bp6loe3j0
- wktk
- 98 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 15:58:43.17 ID:EFI5DCML0
- 保守
- 99 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 16:34:05.86 ID:Bp6loe3j0
- ほ
- 100 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:20:57.87 ID:EbzMG2p3O
- ほ
- 101 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:28:45.29 ID:ToeUq0XE0
- 次の日、夏樹から何度もメールがあった、その全てが『今日来てくれるよね?』というものばかりだ
返信しないと次は電話がかかってくる、ここまでくるともうストーカークラスだ
学校が終わり、自宅で着替えて夏樹の家に行くと部屋のドアを開けた瞬間夏樹が抱きついてきた
隆「え?」
夏樹「隆ぃ!ほんとに来てくれた!隆、大好き!」
隆「なに言ってんだよ・・・放せって」
夏樹「いや!今日は私は隆とずっと一緒にいるの!」
もう以前の悪友の面影はないと言ってもよかった、なにより昨日の今日でこの変わり様はおかしいとしか思えない
隆「とりあえず放してくれ、歩きにくいし座りにくい」
夏樹「いや〜!」
しかたないので夏樹を無理矢理ひっぺがしとりあえず座ることにする
夏樹「隆ぃ・・・」
座ると同時にまた夏樹が抱きついてくる
隆「だぁあ!くっつくな!」
今日の夏樹は本当におかしい、今までここまでになることはなかったのに・・・
隆「なぁ、どうしたんだ?今日のお前なんかほんとにおかしいぞ?」
夏樹「おかしくないよ?」
隆「いや、おかしい、いままでこんなべったりくっついてくることなんてなかったじゃないか」
夏樹「おかしくなんかないよ、私は好きな人と一緒にいたいって気付いただけだよ」
隆「・・・なんだって?」
好きな人?なんだよそれ・・・どういうことだ?
夏樹「昨日わかったんだ・・・もう私は隆がいないと生きていけないんだって・・・」
・・・違う、それは違う、俺は思った
夏樹は俺がいないと生きていけないんじゃない、俺が本当に好きなんじゃない
今の夏樹は俺に依存しきってるから、まともに話せるのは俺だけと思い込んでるからそう思うだけだ
- 102 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:29:40.06 ID:ToeUq0XE0
- 夏樹「だからね、私は隆とずっと一緒にいるって決めたの、私は隆がして欲しい事なんでもしてあげちゃう・・・」
隆「・・・やめろよ」
夏樹の顔が凍りつく
隆「やめろよ、俺が好きとか・・・それは気のせいだ、今のお前は俺しかまともに接することが出来ないと思ってるからそう思うだけだ」
夏樹「そんなことないよ・・・昨日からずっと考えてたんだから・・・そんなこと・・・」
夏樹の顔が歪んでいる
隆「今のその俺に対する好意はどちらかというと自己暗示みたいなもんだよ
自分の相手をしてくれるのは俺だけと思ってどうすれば俺がどこにも行かないかって考えて俺を好きと思い込んでるだけだ」
厳しいようだが事実のはずだ、実際夏樹がさっきから言ってる『隆が好き』は自分に言い聞かせている感じがある
夏樹「なんでそんなこと言うの?私は隆が大好きで言ってるだけなのに・・・」
まただ、『私は』・・・夏樹は無意識に使っているんだろうが、これも今日から使い出している
今までは『俺』だったはずだ、俺に見捨てられまいと勝手に思い込み『弱い夏樹』を演じる為に本能的に使っている
夏樹「ねぇ、隆ぃ・・・」
隆「放れるんだ、それはお前の思い込みんぐ・・・」
夏樹「ん・・・ん・・・」
夏樹の突然の口付け、それは恋人がするようなやさしいものではなく相手を貪る様なものだった
- 103 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:29:58.16 ID:ToeUq0XE0
- 夏樹「・・・ね・・・?私は隆を好きだからこんなことできるんだよ・・・」
隆「夏樹、それは違う・・・」
夏樹「まだわかってくれないの?私は隆が好きなのに!隆が信じてくれるならその先も・・・」
隆「夏樹!!」
俺は夏樹を跳ね除けた、夏樹が後ろに尻餅をつく
隆「・・・今日は帰る・・・お前も頭冷やせよ・・・」
夏樹「え・・・?」
俺が部屋から出ようとすると夏樹が食い下がる
夏樹「待ってよ!今日はずっと一緒に居てくれるんでしょ?」
隆「『来る』とは言ったけど『ずっと居る』なんて言ってない!」
夏樹「いやだよ・・・帰っちゃやだよ・・・私に好きって言われるのが嫌だった?いきなりキスしたから怒ってるの?
だったらもうしないから、お願いだから帰らないで!」
夏樹の顔は涙でくしゃくしゃだった
隆「いや・・・今日は帰る・・・お前は頭を冷やすんだ」
夏樹「おねがいぃ・・・帰らないでぇ・・・私を見捨てないでぇ・・・」
夏樹の泣き声を後に俺は早々に自宅に帰った
- 104 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:30:13.79 ID:EbzMG2p3O
- わくてか
- 105 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:45:28.53 ID:KcGygea00
- 心理の移り変わりが、
お約束・ご都合主義な展開から脱却した逸品だな。
期待。
- 106 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:47:39.55 ID:EbzMG2p3O
- ほ
- 107 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 17:47:52.92 ID:Bp6loe3j0
- 切ないな
- 108 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 18:02:00.59 ID:clMZhHfMO
- ほし
- 109 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 18:16:08.16 ID:8JKsST290
- ほす
- 110 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 18:28:43.34 ID:AD4gReCpO
- おまけのギャグ編にも期待
- 111 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 18:52:01.09 ID:ToeUq0XE0
- しょぼい脳がパンクしそうなんでまた『書いてるほうがお楽しみ』なギャグ編書きます
- 112 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 18:55:36.08 ID:Bp6loe3j0
- ぶっ飛んだギャグ編wktk
- 113 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 18:56:25.08 ID:KcGygea00
- またあのカンフーファイター的投下がやってくるというのか……w
- 114 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:09:02.53 ID:ToeUq0XE0
- あれから2週間が経った、学校では俺は病欠ということになっている
夏樹はあれからほぼ毎日俺の家に通っている、
おばさんもおじさんもあの子が夏樹とわかったものの、いきなり俺にくわれてしまったという事もありかなり微妙な顔をしている
夏樹「隆・・・なんか俺、転校することになりぞうだよ」
隆「は?」
突然の夏樹の言葉に俺は少し思考が停止した
夏樹「もう学校には戻りづらくなっちゃったし・・・近所の目もあるし隆のいない遠い所に引越ししようかって・・・」
まあ確かに、こうなっては多分学校に戻っても以前のような生活は出来ないだろうし、近所でも俺が引き篭もりになったとか噂になっている
隆「お前はそれがいいと思うのか?」
夏樹「・・・ぅ、うん・・・もう隆のは飽きちゃったし・・・」
ナンテコッタイ/(^0^)\
女の子になってしまってからほとんど家と俺の部屋しか往復していない夏樹は俺とキャッキャウフフしているだけだった
そして俺は突然女の子になった夏樹の魅力的なカラダに溺れきっていた
そのせいか夏樹は必然的に俺のナイスポインツを覚えきっていた、俺はその相方を手放したくないのだ
いきなりの別れ話に情緒不安定になっているのか、俺は急速に夏樹に依存するようになった
隆「な、夏樹がいいと思うならそれでいいんじゃないか?(ドモリ)」
最初はあれこれ意見を出していたが最近は夏樹が勝手にイかしてくれる、
そう思い今では『始めろ』で全部返していた
夏樹「うん、そうだよね!」
隆「え?」
夏樹「やっぱりそう思うよね!」
隆「こ、こういうことは自分で判断しちゃ駄目だ!む、むしろ他人の意見に流されるのがいいんじゃないかな!?」
俺が駄目になっていってるのはわかるが、ここは敢えて突き放してやるのが友達だととか思われてたら大変だ
それに俺は引越しには反対だった、さみしくなるし
俺とエッチするより何もわからない場所に行って0から始めた方がマシだろうとかそんな考えがあるならむしろ止めて欲しい
- 115 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:15:27.12 ID:Bp6loe3j0
- ちょwwwwwwww
正反対wwwwwwwwww
- 116 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:19:13.61 ID:un3GXm9h0
- 何と言う駄目人間wwwwww
- 117 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:22:10.14 ID:ToeUq0XE0
- 引越しの話題は打ち切り、別の話題にすると俺は少し元気になった、とりあえずこの話題を忘れさせなければいけない
夏樹「でね、今結構色々作れるようになったんだよ」
だが別の話題にしても俺はまだ気になってしかたなかった、別れ話なんて切り出されたからだ
俺は如意棒振り回してればよかったし夏樹はそれに夢中、それでいいんじゃないかなとか思っていた
確かに夏樹のカラダはもう手放しがたいし、何より夏樹じゃないともう俺の如意棒が伸びてくれない
つまり別れ話は俺の男としての、孫悟空としての存在の崩壊を示していた
隆「でさ、Aのやつがさ・・・」
夏樹「・・・」
夏樹はあからさまにつまらなさそうな顔をするが俺は外の『引越し以外の話』を続けた
隆「あの先生実はヅラでさ・・・」
夏樹「もういいよ・・・」
隆「ん?」
夏樹「もう隆の話はいいよ!全然つまんないよ!」
隆「いいことないだ・・・」
夏樹「いらないよ!隆のことなんて聞いてもつらいだけだよ!」
隆「そんなことないだろ・・・お前俺を捨てるつもりかよ」
夏樹「うん!」
長々と俺の話をしたせいか夏樹はいつもより激しい拒絶をした、これはマズイ
夏樹「さっさと引越ししたい!隆がいなくなればそれでいいよ!」
隆「おい、落ち着けよ・・・」
夏樹「父さんも母さんもみんなよくしてくれるのに・・・前と変わって接してくるのは隆だけなんだよぉ・・・」
隆「落ち着けって!俺は真剣におまえのこと考えてくれてるだろ!」
夏樹「そ れ は な い」
\(^0^)/
- 118 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:23:49.00 ID:un3GXm9h0
- 隆マジ鬼畜wwwwwww
- 119 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:28:42.76 ID:Bp6loe3j0
- 精一杯の拒絶wwwwwwwwwww
- 120 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:29:38.04 ID:ToeUq0XE0
- 1時間・・・もう少し経ったろうか?さっきからほとんど言葉を交わすことなく時間だけが過ぎている、俺はアレから俯いたままだ
夏樹「・・・そろそろ遅くなってきたし、俺帰るよ」
先に話したのは夏樹だった
隆「え・・・?」
俺はゆっくりとだが顔を上げる
隆「暗くなってきたしな、飯時だしさ」
そう言って立ち上がった夏樹の足に俺はいきなりしがみついた
隆「ま、待ってくれ!」
夏樹「なにやってんだよ・・・ほれ、放せ」
隆「・・・いやだ」
そういって俺は更に力一杯抱きついた、男のプライドとかそんなのはもう関係ない
隆「お願いだ、帰らないでくれ・・・」
夏樹「いや、もう遅いだろ、飯抜きにされちまう」
隆「泊まっていってくれよ・・・ご飯は俺のちんこ舐めればいいじゃない」
夏樹「いや、気持ち悪いし」
隆「そんなこと言うなよ、前にも何度かやってくれたじゃないか・・・」
夏樹「・・・お前・・・なんかおかしいぞ・・・どうしたんだよ・・・」
隆「ずっと一緒にいてよ・・・別れるとかやだよ・・・」
夏樹「なに言ってんだお前・・・」
隆「夏樹がしてほしいことなんでもするから・・・どんなことでもしてあげるから・・・!」
- 121 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:35:43.10 ID:ToeUq0XE0
- 俺が震えてるのに夏樹が気付いてくれて少しだけ夏樹がやさしくなった
多分夏樹はこの一瞬で色々考えてくれたんだろう、そして今の夏樹は母性と同情で俺に話してくれていた・・・
俺は夏樹が何気なく遅くなったから帰ろうとしたのをもう2度と来なくなるのと勘違いしてしまったのだ
夏樹「大丈夫だって、明日もちゃんと来てあげるって」
夏樹は俺の頭をやさしく撫でながら言った、俺の心が少しだけ安らぐのを感じる
隆「本当に来てくれるのか?約束だぞ?」
夏樹「わかりました、約束、絶対来てあげる」
隆「あぁ・・・ありがとぉう〜・・・」
そう言って俺はようやく夏樹を解放した、しかし夏樹のあれだけのことで俺はここまで追い詰められてしまっているというのは
危険であることには変わりない、そう思い俺は夏樹の背中を見送った
- 122 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:37:36.04 ID:Bp6loe3j0
- 心の声めっちゃ冷静ワロタ
- 123 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:46:02.01 ID:CFXZF+urO
- 正反対バロスwwwwwwwwww
展開が両方気になるじゃないかwwwww
- 124 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 19:50:39.15 ID:ToeUq0XE0
- 次の日、俺は夏樹に何度もメールを送った、その全てが『今日来てくれるよね?』というものばかりだ
返信がなければ次は電話をかける、途中で着信拒否くらったけど
まあ、ここまですれば俺がどれだけ夏樹と会うのを楽しみにしているかというのもわかりるし完璧だな!
学校が終わる頃、俺は着替えて夏樹の来るのを待ち、部屋のドアが開いた瞬間夏樹に抱きついた
隆「夏樹ぃ!来てくれたんだな!大好きだぁ!」
夏樹「そんなことより今日のあのメールとかキモイんだけど」
隆「なに言ってんだよ・・・俺の愛が篭ってるじゃん」
夏樹「いや!あんだけくると流石にキモイわ」
もう以前の俺の面影はないと言ってもよかった、なにより初日からの2週間でこの変わり様はおかしいとしか思えない
夏樹「とりあえず放して、歩きにくいし暑苦しい」
隆「いやだ〜!」
結局俺は夏樹にグーパンで無理矢理ひっぺがされた
隆「夏樹ぃ・・・」
夏樹が座ると同時にまた夏樹抱きつく
夏樹「だぁあ!くっつくな!」
今日の俺は本当におかしい、これも捨てられるか捨てられないかの瀬戸際なせいか・・・
夏樹「ねぇ、どうしたの?今日の隆なんかほんとにおかしいぞ?」
隆「おかしくないよ?」
夏樹「いや、おかしい、いままでこんなべったりくっついてくることなんてなかったじゃないか」
隆「おかしくなんかないよ、俺は好きな人と一緒にいたいって気付いただけだよ」
夏樹「・・・なに言ってんのあんた?」
あれれ?反応が悪い・・・どういうことだ?
隆「昨日わかったんだ・・・もう俺は夏樹がいないと生きていけないんだって・・・」
夏樹が呆れ顔をしている・・・バカな、そんなバカな、俺は思った
俺は夏樹がいないと生きていけないんだ、それがなぜ伝わらない?
今の俺は夏樹に依存しきってるから、まともに話せるのも夏樹だけなんだ
- 125 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 20:00:02.18 ID:1I3IcHKz0
- wktk
- 126 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 20:12:51.92 ID:ToeUq0XE0
- 隆「だから、俺は夏樹とずっと一緒にいるって決めたんだ、俺は夏樹がして欲しい事なんでもしてあげるから・・・」
夏樹「・・・ろよ」
俺の顔が凍りつく、今なんて?
夏樹「じゃあ、足を舐めろよ、指の隙間まで丁寧に・・・それができないなら、もう隆とはお終いだね」
隆「そんな・・・!足を・・・そんなこと・・・」
夏樹の顔が笑いで歪んでいる
夏樹「今のその俺に対する好意はどちらかというと上っ面だけなんだよ・・・
自分の相手をしてくれるのは俺だけだからどうすれば俺がどこにも行かないかって考えてとりあえず俺に好きって言ってるだけ・・・」
厳しいが事実だ、実際俺がさっきから言ってる『夏樹が好き』は時間稼ぎに言っている感じがある
隆「なんでそんなことない!俺は夏樹が大好きで言ってるだけなんだ・・・」
まただ・・・俺は『大好き』という言葉を時間稼ぎに使っている
今までは『俺がご主人様』だったはずだ、だが今では夏樹に見捨てられまいと必死に『弱い隆』を演じて足を舐めている
夏樹「いいコねぇ、隆ぃ・・・」
隆「これで俺を捨てないでんぐ・・・」
夏樹「ご褒美よ・・・ん・・・ん・・・」
夏樹の突然の口付け、さっきまで足を舐めていたような口にさえ構わず口付けを・・・俺は夏樹の寛大さにうっとりしていた
- 127 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 20:22:03.37 ID:ToeUq0XE0
- 夏樹「・・・ね・・・?隆がちゃんと言うことを聞くコだからこんなことをしてあげるんだよ・・・」
隆「あぁ・・・ありがとうございますぅ・・・それと俺・・・こんなになっちゃってて・・・」
さっきの行為で俺の如意棒はエレクトしまくりんぐだった
夏樹「まだわからないの?隆がいいコでいたならご褒美があるの、もちろんその先も・・・」
隆「夏樹!!」
夏樹に覆いかぶさろうとする俺を夏樹は簡単に跳ね除けた、俺が後ろに尻餅をつく
夏樹「・・・今日は帰るわ・・・悪いコは頭でも冷やしなさい・・・」
隆「え・・・?」
夏樹が部屋から出ようとすると俺が食い下がる
隆「待ってくれよ!今日はずっと一緒に居てくれるんじゃなかったのか?」
夏樹「『来る』とは言ったけど『ずっと居る』なんて言ってないよ」
隆「いやだ・・・帰るなよ・・・俺の脚の舐め方が下手だったのか?それともいきなり覆いかぶさろうとしたから怒ってるのか?
だったらもうしませんから、お願いですから帰らないでください!」
俺の顔は涙でくしゃくしゃだった
夏樹「わかってるんじゃない・・・けど今日は帰る・・・隆は頭を冷やしなさい」
隆「おねがいですぅぅ・・・帰らないでぇ・・・俺を見捨てないでくれぇ・・・」
俺の泣き言を後に夏樹は早々に自宅に帰った
- 128 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 20:22:50.91 ID:ToeUq0XE0
- ・・・隆が駄目人間になっただけだなこれ・・・orz
- 129 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 20:25:13.24 ID:un3GXm9h0
- ガンガレ
- 130 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 20:30:12.01 ID:ToeUq0XE0
- とりあえず今日はここまでで、駄文読んでくれてありがとうノシ
- 131 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 20:30:18.84 ID:g85Da2PiO
- M男ハァハァ(*´Д`)
- 132 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 21:21:37.96 ID:1I3IcHKz0
- >>130
乙&GJ
- 133 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 22:09:09.79 ID:DkepiRJZ0
- >>130
続きwktk
- 134 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 22:31:10.36 ID:PHKTuTQl0
- 俺「なんか登場しにくいね俺たち」
姉「切ないわハイテンションだわ、二度おいしい人の後だからね。」
俺「どうせ俺は駄目人間だしね」
姉「こうなったら、王子ちゃんを完全な萌えキャラに……よし!」
俺「止めなさい。あ、今日はちょっと長いかもですがお付き合い下さい」
- 135 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 22:33:39.92 ID:PHKTuTQl0
- 男「やはり君も男ではないか。我慢できなくなったのだろう?」
痴漢のおっさんが俺に言う
俺「違う!!俺は……」
男「何が違う?君もこの子に欲情したのだろう?この変態が」
俺「違う!第一あいつは男……」
男「いや、今は女の子、可愛い可愛い女の子ではないか」
俺「でも…でも俺はアンタとは違う!!俺は、俺は……」
王子「おい、早く起きろ。朝食だぞ」
俺「ん……うわっ!」
……夢だったのか。くそっ!変な夢見せやがって。
王子「うなされていたようだが、大丈夫か?」
俺「ああ。お前も大丈夫か?」
王子「お前のおかげでな。もう大丈夫だ」
俺「そっか。」
王子「おねーちゃーん!お兄ちゃん起きたよ!」
相変わらず顔の使い分けのうまいやつだ。あの声どこから出すんだ?
あの分なら大丈夫そうだな
- 136 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 22:42:41.64 ID:PHKTuTQl0
- 友「うーい、大丈夫か?」
俺「ん、ああ。なんだ?」
授業が終わって、友が話しかけてくる
友「いや、昼飯一緒に食おうと思ったんだが、なんか疲れてないか?」
俺「いや、考え事だ」
今日の夢のことを考えていた。
俺と痴漢のおっさんの違い。夢の中の俺は何が言いたかったんだろう?
友「なんなら相談に乗るぜ」
俺「いや、いい。彼女もいたことのない童貞には相談できないことだ」
友「オーケーマイフレンド。お前と恋人が歩いているところに飛び降りてやる」
いいカウンターだ。人のトラウマを刺激してきやがる。
俺「まあ冗談だが、人に相談して何とかなるもんじゃないんだ」
友「そうか。ま、気が向いたらいつでも言ってくれ」
- 137 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 22:51:44.89 ID:PHKTuTQl0
- 帰宅時
俺は王子に質問をすることにした
俺「なあ、おまえって、男……なんだよな」
王子「そうだ。こう見えても魔界を支配する王の息子。すなわち王子だ」
俺「そっか……」
王子「そう、私は男。男なんだ」
何か王子の言葉は誰かに言い聞かせているような感じがして、それ以上聞けなかった
けど、やっぱこいつは、女の体をしていても、男なんだな……うん
俺「ああ、最後にもうひとつ聞いていいか?」
王子「ん?なんだ?」
俺「何で……ズボンはかずに寝てたんだ?」
王子「いや、いつもお姉ちゃんがガンガンに暖房をつけて暑いから……ってみみみ見たのかこの変態!?」
俺「いや、男同士なんだからそこまで言わなくても……つーか出してるほうにも問題が…」
王子「うるさいうるさいうるさーい!!」
怒られちゃいました。……俺が悪いのか?
- 138 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 22:59:19.38 ID:PHKTuTQl0
- 月日がたつのは早い。あいつが来てとうとう3週間がたった。あと一週間で帰ってしまう
分かっていたことだとはいえ、つらいなあ。
俺「はぁー」
王子「どうした?元気がないぞ?」
俺「んー、お前が帰る日が近いと思うとな」
俺がそういうと、王子は顔を赤くした
王子「ばばば馬鹿っ!!そういうことを言うなぁ!!」
俺「ん?お前は嫌じゃないのか?」
王子「そそそそうじゃなくって、そういうことをお前に言われたら……」
急に小声になる。なんだってんだ?
猫「にゃーご」
俺「あ、ねこ」
王子「怪我してる……連れて帰ってもいいか?」
俺「ああ。」
本当にこいつ、優しさを知らなかったのかというほど優しいよな。
最初は生意気だったけど……
そしてこいつのそんな面を見せられるから俺は……いや、駄目だよな。
そんなこんなで家に着いた。
王子「さあ、着いたぞ。…わあっ?」
俺「うわっ?」
何だ?いきなり眩しい光が……
魔王「合格じゃ!!」
いきなり現れたのは……魔王さん!?
王子「あ……と、父さん?」
俺「え?ええ!?」
- 139 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 23:10:27.73 ID:EbzMG2p3O
- ワクテか
- 140 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 23:11:26.08 ID:PHKTuTQl0
- 姉「どうぞ、粗茶ですが」
うーん、なんか前にも見た光景
俺「それで、合格って言うのは?」
魔王「人はもちろん、動物にまで優しさをかけられるようになれば大したものでしょう。これもあなたたちのおかげです」
姉「そんな……私たちは別に」
魔王「見知らぬ人の優しさに触れてこそ、そのありがたみが分かるのです。そして優しさがどんなに大切か、息子も分かったことでしょう」
王子「……そうですね」
俺「でも、ということは王子は……」
魔王「あなた方がよければ今日にもつれて帰ろうと…
王子「っ…あと一週間あります!……あと一週間、こっちに居させて下さい!」
王子の必死な声が魔王の声を遮った
魔王「ま、そうだろうな。じゃあ一週間後にな」
そういうと魔王は、あの光をまた出して消えた
一同「一週間……か」
- 141 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 23:18:58.74 ID:PHKTuTQl0
- その夜
俺「本当に、もうあいつと別れないといけないのか……」
たぶん、俺はあいつのことが好きだ。いや、間違いなくあいつのことが好きだ。
ずっとあいつに接してきた中で、あいつがどんどん女の子らしくというか優しくというか、そうなっていくのを見て、どんどん好きになってしまったんだ。
たぶんあの夢の俺はこう言いたかったんだと思う。
俺から見るとあいつは、本当にかわいい「女の子」なんだよな
でも……
俺「好きだけど……あいつは本当は男……なんだよな」
それに、帰ってしまったら二度と会えないといわれた。どの道報われないんだ……
俺「ちくしょう……」
無性に悔しい。涙をぬぐいながら、眠りについた
- 142 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 23:25:16.65 ID:Bp6loe3j0
- クライマックスwktk
- 143 名前: ◆KjoXDJ3iYI :2007/02/11(日) 23:25:37.96 ID:PHKTuTQl0
- 姉「さて、今日はここまでだけど、アンタ、見事なうじうじっぷりね」
俺「そんなこと言われても……」
姉「そんなんで大丈夫?次最終回だよ」
俺「え?聞いてないよ!?」
姉「というわけで次回『王子は僕に恋s
俺「わー!!そんなギリギリのタイトルはダメ!ゼッタイ!!」
姉「それは甘くて苦いチョコレートのような、二月のものがt」
俺「わー!!じゃあ皆様、読んで下さってありがとうございました。また明日!」
- 144 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/11(日) 23:58:56.45 ID:Bp6loe3j0
- >>143
乙GJ
- 145 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 00:31:31.77 ID:JGB5qOPq0
- >>143
乙&GJ
- 146 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 00:37:57.58 ID:JwDOFsOu0
- >>143
王子は俺がもらおう
- 147 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 01:35:28.32 ID:JGB5qOPq0
- 保守ります
- 148 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 02:33:13.65 ID:StMZKQAPO
- 保守
- 149 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 03:09:57.39 ID:6pt5FUBU0
- 保守
- 150 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 04:18:05.20 ID:FfZSrgbpO
- 寝る保守
- 151 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 07:43:59.77 ID:NOmAtasDO
- あぶねえええ
- 152 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 08:47:47.76 ID:/SGswN4HO
- ほしゅ
- 153 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 09:33:30.27 ID:CY81uyfv0
- しほ
- 154 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 11:03:48.59 ID:Go/ADBk+0
- 保守
- 155 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 11:19:29.30 ID:wz0+e41D0
- >>28
描いてみたりして。
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0248.jpg
- 156 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 11:19:55.52 ID:wz0+e41D0
- つづき。
http://vipdeekaku.run.buttobi.net/cgi-bin/src/up0249.jpg
- 157 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 11:21:13.49 ID:NOmAtasDO
- カワユス
- 158 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 12:37:55.10 ID:FfZSrgbpO
- 珍しく残っているな
- 159 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 13:37:06.19 ID:bdsa2q6i0
- 男「目薬さすか」
女の子「こんにちわー!!」
男「うわー!女の子が出てきて目が……目がぁー!!」
という保守
- 160 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 14:30:56.53 ID:x/5L0PA10
- 保守
- 161 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 15:08:33.51 ID:CY81uyfv0
- 現スレの長持ち具合は異常
- 162 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 15:43:18.44 ID:JZnkkTK30
- こんな時間まで寝てしまった・・・orz
また続き書きます
- 163 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 15:54:54.83 ID:/SGswN4HO
- wktk
- 164 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:00:41.52 ID:CY81uyfv0
- リアルタイム遭遇ktkr
- 165 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:06:46.09 ID:JZnkkTK30
- その夜、家に夏樹のおばさんが来た
おばさん「隆君・・・今時間あるかしら?」
隆「どうしたんですか?」
おばさん「あの子にあってあげて欲しいの・・・」
あの子・・・おばさんは女の子になった夏樹の事を『夏樹』とは呼ばなかった、まだ心のどこかで納得できていなんんだろう
おばさん「ご飯も食べたくないって・・・ずっと部屋に篭りっきりなのよ・・・」
おばさんは夏樹が女の子になってからというもの夏樹のことは俺にほとんど任せきりだ
隆「・・・わかりました」
今日の事もあり気は進まないがおばさんの頼みだ、俺はまた夏樹の部屋に行くことにした
コンコン・・・
隆「夏樹・・・入るぞ・・・」
部屋に入ると俺が帰ったときのままの夏樹がいた
夏樹「たかし・・・?」
隆「なにやってんだよ・・・」
夏樹「べつに・・・」
涙を拭くこともしなかったんだろう、顔には涙の後がくっきりと残っていた
隆「別にって・・・おばさん困ってたじゃんか」
夏樹「・・・・・・」
人と話している気がしなかった、まるで人形に話しかけてるみたいな気分だ
俺の顔をみれば少しは元気になると思ったんだが、少しアテが外れた
隆「・・・・・・」
夏樹「かえれば?」
隆「え?」
夏樹「ここにいてもつまらないでしょ、かえれば?」
夏樹が俺に帰れ?いつもならもう少しでいいからって食い下がるのに・・・
夏樹「もうだいじょうぶだからかえっていいよ」
隆「どこがだよ、もう少し居てやるよ」
さっきまでの夏樹も大分危ないものがあったが今の夏樹はもっと危ない、一人にするわけにはいかない、そう思った
- 166 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:36:19.73 ID:JZnkkTK30
- 夏樹「いや・・・もういてほしくない」
隆「なんでだよ」
夏樹「・・・」
さっきからこのやり取りがずっと続いている、夏樹はたまに口を開けば『帰れ』『もう居てほしくない』と言うだけ
理由を聞けばだんまりを繰り返しているのだ
隆「なあ夏樹・・・」
夏樹「・・・」
夏樹は俺が話しかけてもまったく返答してくれなくなった、どちらかというと態度的には俺を避けている
夏樹「かえってくれない?」
まただ・・・確かに今日のことがあるとはいえ、夏樹が俺を拒絶する理由が俺にはわからなかった
隆「帰らない」
夏樹がここまで俺を拒絶するのがなぜかイライラする、俺は『もう少し居る』ではなく『帰らない』と答えた
夏樹「え・・・」
この返答は夏樹にとって予想していなかったのか、いつもとは違う反応を示した
隆「おまえが元気になるまでは居てやる」
俺はこの反応を逃さず一気に畳み掛けることにした、多分時間を空ければ夏樹はまた黙り込んでしまう
夏樹「もうげんきだよ・・・だから・・・」
隆「元気じゃない」
『帰って』と言う言葉を俺は遮った
隆「飯は食べないし、返事もしないし声からして元気じゃないし、今のお前のどこが元気なんだよ」
夏樹「・・・」
隆「おばさんにも心配かけるし、俺が帰ったときのままへたり込んでるし」
夏樹「うるさい!!」
夏樹が怒鳴った
- 167 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:36:39.84 ID:JZnkkTK30
- 夏樹「隆なんか何にもわからないくせに!俺がどんだけ不安かもわかってないくせに偉そうに言うな!!」
夏樹は今まで溜め込んでいたものを吐き出すかのように喋りだした
夏樹「女になった時も信じてくれなかった!俺が不安で不安で仕方なかったのに平気な顔で突き放した!」
もう夏樹は『私』ではなく『俺』に戻っていた、『弱い夏樹』を演じる余裕もなくなっているんだろう
夏樹「俺が必死なのもわかってない!もう・・・隆と居てもつらいだけなんだよぉ・・・!」
夏樹は言うだけ言うと泣き出してしまった
隆「・・・」
・・・俺は勘違いをしてたんじゃないか?夏樹が不安なのはわかっていた
だけど俺は『夏樹はもともと心が強いヤツ』だと思っていたんじゃないか?
体が女になった『だけ』でそこだけが夏樹の不安と勘違いしてたんじゃないか?
夏樹の『心』の心配はできていなかったんじゃないか?
隆「・・・ごめん・・・」
誰も気付けてなかったんだ・・・皆『夏樹は体が女の子になっただけ』と思い込んでいたんだ・・・
夏樹は体だけじゃなく心も少しずつ女の子のものになっていって怖がっていたんだ・・・
隆「ごめん・・・」
俺は他に何も言えなかった・・・
2週間以上もほとんど毎日、それこそ家族の人より夏樹と話してる筈なのに夏樹の不安に気付いてやれなかったんだから
結局その後俺と夏樹は一言も話すことはなく
夏樹は泣き疲れて眠り、俺は暗い気持ちで家に戻った・・・
- 168 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:38:07.69 ID:FbDhUT700
- 20分無料 http://tighturl.com/uk
- 169 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 16:39:36.04 ID:CY81uyfv0
- (´・ω;`)
- 170 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 17:06:54.64 ID:/SGswN4HO
- ほ
- 171 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 17:27:08.98 ID:tN1ZcO0X0
- 俺を泣かせてどうする気だ
- 172 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 17:30:20.43 ID:JZnkkTK30
- 次の日の俺は学校に行ったものの昨日のことでまったく授業は頭に入ってこず、俺は早退する事にした
少しは気が紛れると思ったんだがそうもいかないらしい
いつもと違う道で帰っても俺の気持ちは少しも紛れることはなかった
帰りの途中で夏樹の家の前を通った・・・今日は・・・行かない方がいいかもしれない・・・
家に帰ると誰も居なかった、まあ、両親共働きの一人っ子なら当たり前ではある
夏樹も一人っ子だ、思えばだからこそ腐れ縁でも仲良くここまできたのかもしれない
30分くらいぼけっとしていて気付いた、だからこそ、腐れ縁の悪友だからこそ昨日の今日で行かなきゃいけないんじゃないか?
そう思ったら俺はもう夏樹の家の前に来ていた
おばさんにあげてもらい夏樹の部屋に行く、確かにあいつは今女の子だが元々悪友の何もかも知った仲だ
ノックすること自体まずあいつに対する壁だったんだ
隆「よお!」
勢い良くドアを開けると目の前には小振りで形のいい胸があった
夏樹「見るんじゃねぇ!!」
5分後、頬に拳の後をつけた俺が平謝りしていた、まさか着替え中とは思っていなかったんだ
作戦はいきなり失敗に終わった
- 173 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 17:30:50.91 ID:JZnkkTK30
- 夏樹「いきなり入ってくるとかなに考えてんだよ!!」
夏樹は大変ご立腹の様だ、何でも昨日風呂に入ってないから起きて風呂に入ったとか
しかし、着替えを見られて(というか胸を見たのもあるか・・・)怒るというのは
夏樹の心は確かに女の子よりになっていることを明確にしていた、男の時はそんなに気にしてなかったし
隆「ごめん!着替え中なんて思ってもなかったんだよ!」
夏樹「まったく・・・」
夏樹は怒ってはいるようだが昨日から考えると普通に話していた
泣きまくって吹っ切れたのかさっきのでそうなったのかはわからないが、殴られたのはそう無駄でもなかったらしい
夏樹「昨日のことといい今日のことといい隆はデリカシーなさすぎ!」
男の時散々デリカシーにないことやってた自分のことは棚に上げてよく言う・・・俺も少しカチンときた
隆「よく言うよ!女子使って俺を嘘告白で散々騙しておいてさ!」
何回も引っかかった俺も俺だがそんなことはどうでもいい、ここは俺も反撃に出る
隆「そんなんだから俺を引きとめようとして『好き〜』なんて言っても俺がひっかからないんだよ!」
夏樹「ぐ・・・なんだよ!キスしたとき実は嬉しかったくせに!!」
隆「そんなことねーよ!『うわ!コイツこんなことまでしちゃうんだ!』って考えてたんだよ!」
夏樹「へぇ〜!そんなこと考えてる奴が顔真っ赤にして鼻の下伸ばすんだ〜ふ〜ん・・・」
・・・そんな言い合いを1時間以上やっただろうか・・・2人が疲れてきた時おばさんがやってきた
隆「あ・・・おばさん」
おばさん「ちょっと来てくれる?」
隆「あ、はい」
おばさん「あぁ・・・隆君じゃないの、夏樹、ちょっと来て」
夏樹「え・・・うん・・・」
おばさんが俺じゃなく夏樹を呼ぶのは女の子になって初めてだった、それもさっき『夏樹』と言った
俺の前では女の子の夏樹はずっと『あの子』だったのに・・・
- 174 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 18:11:37.49 ID:FfZSrgbpO
- wktk
- 175 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 18:32:54.25 ID:CY81uyfv0
- あと5時間くらいで落ちる保守
3日乗り切るなんて久々だな
職人さんたち超乙
- 176 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 18:36:06.65 ID:JZnkkTK30
- あと5時間か・・・完結は無理だな・・・
- 177 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 18:39:09.42 ID:CY81uyfv0
- 次スレに落とせばイインダヨー
- 178 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 18:52:18.26 ID:JZnkkTK30
- あと5時間になったみたいだしwikiの人に報告をば
俺の書いたものはID:hmEWF7tc0にまとめておいてもらえますか?
- 179 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:01.67 ID:JZnkkTK30
- ここから夏樹視点
母さんが久しぶりに俺を『夏樹』と呼んだ、それに俺が隆と話している時はまったく来なかったのに今日はいきなりやってきた
母さん「夏樹、さっきの言い合いなんだけどね・・・」
ああ・・・あれだけ大声で言い合ってたら流石に聞こえちゃってたか・・・
夏樹「あ・・・えっと・・・」
母さん「ああいうの、そんな大声で話すもんじゃないわよ」
夏樹「ごめん・・・」
母さん「あとね、少し出かけようと思うんだけど、一緒に来てちょうだい」
夏樹「えぇ!?」
母さんは今まで外に俺を連れ出したりしなかった、それもいきなり隆が着ているにもかかわらず・・・
夏樹「な、なんで?いきなり・・・」
母さん「それは後で話すから・・・」
夏樹「なんで?それにどこに行くのさ!?」
いきなりの母さんの行動に俺は不安を感じた、何もかも母さんにしては強引すぎる
母さん「とりあえず隆君には今日は帰ってもらってちょうだい」
夏樹「いやだ」
母さん「夏樹、言うことを聞いてちょうだい」
夏樹「・・・・・・わかった・・・」
結局母の気迫に押されてしまった、部屋に戻ると隆が待っていた
隆「おう、どうしたんだ?」
夏樹「いや・・・母さんがいきなり一緒に出かけようって・・・それでさ、来てもらって悪いんだけど今日は帰ってくれないか?」
隆は一瞬考えてたけど「仕方ないな」と言って帰っていった
- 180 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:07.11 ID:NOmAtasDO
- まとめて欲しいね
- 181 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:20.83 ID:JZnkkTK30
- 母さんと車に乗り込む、まだ母さんはなぜいきなり出かけようと思ったのか話してはくれない
夏樹「母さん、あの・・・」
母さん「・・・今までごめんなさいね・・・」
運転しながら母さんはいきなり謝ってきた
夏樹「え・・・」
母さん「夏樹とわかっているのにあなたを夏樹として見てあげれなくて・・・」
夏樹「・・・」
母さん「ずっと息子を育ててきたのにいきなり女の子になっちゃって・・・夏樹とわかってもどうしても『夏樹』って呼んであげれなかったの
呼んだら今まで育ててきた夏樹と私を否定するような気がしちゃって・・・女の子になっちゃっても夏樹なのにね・・・」
夏樹「母さん・・・」
俺が苦しんでる時も母さんは母さんで苦しんでいたんだ・・・俺は隆しかもう接してくれる人はいないと思っていたのを恥ずかしくなった
母さんはデパートの駐車場に車を止めた
夏樹「なにを買うの?」
母さん「あなたの服よ、いつまでも男の子の格好をさせるわけにはいかないでしょう?」
そうだ、俺はずっと外にも出なかったし服も大きいけどずっと男のものを着ていた
- 182 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:40.83 ID:JZnkkTK30
- 女性服売り場に来ると色んな服があった、男の時はあまり気にしていなかったが女の服の種類はまた多い
母さん「これもいいわねぇ・・・」
店員「とてもお似合いでございますよ」
夏樹「そ、そうかな・・・」
母さん「次はこれね」
母さんはさっきから色んな服を俺に着せている、大人し目の服から可愛らしい服・・・着ては脱いでと忙しい
店員「とてもお似合いで・・・」
夏樹「これイマイチ・・・」
店員「・・・・・・」
いつの間にか俺も自分で服を選んではあれはこれはと試着していた
・・・これは楽しい・・・女の買い物が長いわけだ・・・男にはわかんないかもしれんね・・・
結局あれこれと着替え大人し目の服に決めた、そのまま着て帰ると言うことで男物の服は別の袋に入れてもらう
次に向かったのは・・・下着売り場だった・・・
夏樹「母さん・・・流石に下着は・・・」
母さん「いるわよ、また胸見られちゃうわよ」
そうだった・・・今日の会話は筒抜けだったんだ・・・
- 183 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:01:59.66 ID:JZnkkTK30
- 試着室の中で胸のサイズを測る・・・わかってはいたけど結構ちっさいな・・・orz
夏樹「これは・・・」
母さん「そんなの駄目よ、もっとかわいいのにしましょ」
しかし女物の服とかすごい量だ・・・女ってこんなに服に気を使うもんなんだろうか?
下着とか見せるわけじゃないけどかわいいのがあるとちょっとつけたくなってしまう・・・
服も下着もかなりの量を買ってしまった・・・2人とも両手に袋をぶら下げてる状態だ
夏樹「重い・・・こんなことなら隆でも連れてきたらよかったのに・・・」
母さん「いやよ、初めて『娘』に服を買ってあるんだもの」
これは譲れないわと母さんは笑った
- 184 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:19:10.24 ID:FkOdPGY70
- wkwktktk
- 185 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:51:06.90 ID:CY81uyfv0
- なんという水入らず
- 186 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 19:59:17.32 ID:NOmAtasDO
- かなりイイ!
だが、これもあのとんでもないギャグになると思うと…
- 187 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:01:20.14 ID:CY81uyfv0
- >>186
ハハハ
いい母娘どんぶりじゃないか
- 188 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:08:30.77 ID:JZnkkTK30
- まあいつものことですが脳がいっぱいいっぱいなんでギャグいきます
- 189 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:12:37.92 ID:H2wpD7EQ0
- さぁ、隆のネジを外そうか
- 190 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:14:27.68 ID:CY81uyfv0
- 理性の箍がみるみる融けていく…
- 191 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:20:58.14 ID:JZnkkTK30
- その夜、家に夏樹のおばさんが来た
おばさん「隆君・・・今時間あるかしら?」
隆「どうしたんですか?」
おばさん「あなたと・・・決着をつけにきたの・・・」
決着・・・おばさんは女の子になった夏樹がいきなり俺にくわれたことが納得できていなんんだろう
おばさん「あの日から・・・ずっと山に篭ってたのよ・・・」
おばさんは夏樹が女の子になってからというもの姿をまるで見せなかったがまさか山に篭っていたなんて・・・
隆「・・・わかりました」
今日の事もあり気は進まないがおばさんの頼みだ、俺は近くの公園に行くことにした
ザッ・・・ザッ・・・
隆「おばさん・・・いきます・・・!」
構えるとまさに野獣のような気を放つおばさんがいた
隆「おばさん・・・!?」
おばさん「コオオオオオオオォォォォォォォォ・・・・・・!!!!」
隆「うぅ・・・!」
厳しい修行をしたんだろう、顔には傷の後がくっきりと残っていた
おばさん「さあ・・・かかってきなさい・・・」
隆「・・・・・・」
人と話している気がしなかった、まるで虎とか大型肉食獣に話しかけてるみたいな気分だ
おばさんくらいなら勝てるかなと思ったんだが、思いっきりアテが外れた
隆「・・・・・・」
おばさん「こないのかい?」
隆「え?」
おばさん「突っ立っててもつまらないでしょ?きなさい」
俺に『きなさい』?大型肉食獣に殴りかかるなんてできないよママン・・・
おばさん「こないならこっちから・・・」
隆「ちょっと待ってください」
さっきまでの夏樹は危ない色気があったが今のおばさんは普通に危ない、一人で闘うわけにはいかない、そう思った
- 192 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:55:56.95 ID:FfZSrgbpO
- wktk
- 193 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:56:08.96 ID:NOmAtasDO
- あ
- 194 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 20:57:36.39 ID:JZnkkTK30
- 隆「いや・・・あなたに勝つ必勝の策があるんですよ」
おばさん「へぇ・・・」
隆「それには少し準備がいりましてね・・・」
さっきからこのやり取りがずっと続いている、俺は頻繁に口を開らき『策がある』『少しかかる』と言うだけ
理由を聞けばだんまりを繰り返しているのだ
おばさん「ねぇ隆君・・・」
隆「・・・」
俺はおばさんが話しかけてもまったく返答しなかった、どちらかというと少しずつ後ずさりしている
おばさん「かかってこないのかい?」
まただ・・・確かに夏樹をくったとはいえ、そのくらいで俺をフルボッコにしようとか思う理由が俺にはわからなかった
隆「すいません助けてください」
とりあえず許しを請う、俺はフルボッコにされたくなくビクビクする、俺は『策がある』ではなく『助けてください』と答えた
おばさん「ふん・・・」
この返答はおばさんにとって予想済みだったらしく、俺を蔑むような反応を示した
隆「おばさんが許してくれるまで土下座してますから!」
俺はこの反応を逃さず一気に畳み掛けることにした、多分時間を空ければおばさんは襲い掛かってくるだろう
おばさん「もう謝っても手遅れよ・・・だから・・・」
隆「許してください」
『諦めろ』と言う言葉を俺は遮った
隆「俺なんてただの引き篭もりですし、もうほんとに駄目人間で声からしてオタっぽいし、今のアナタ様には勝てませんよ」
おばさん「・・・」
隆「最近は夏樹にも尻に敷かれてまして、いやまたそれがいいんですけど・・・」
おばさん「ふざけるな!!」
おばさんが怒鳴った
- 195 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 21:10:17.58 ID:H2wpD7EQ0
- 駄目っぷりがkskしてる
- 196 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 21:18:37.04 ID:I1vTyEKq0
- ≫55
お前文才あるよ。
冗談抜きにどっかに投稿しろ
新人賞どころじゃないぜ。
【VIPから来た期待の新人】
いっそ小説家になれば?
いや 冗談じゃなくて…
ま 俺様はワードにでも残しとくからよ
- 197 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 21:46:47.18 ID:CY81uyfv0
- wktkが止まらない
- 198 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 21:52:01.16 ID:JZnkkTK30
- 隆「おばさんなんか何にもわからないくせに!俺がどんだけ怖いかもわかってないくせに偉そうに言うな!!」
俺は恐怖で今まで溜め込んでいたものを吐き出すかのように喋りだした
隆「夏樹くった時も『私もして〜』とか言ってくれなかった!今俺が怖くて怖くて仕方なかったのに平気な顔で殺そうとしてる!」
もう俺は恐怖で『命乞い』から『錯乱』になっていた、『命乞い』をする精神的余裕もなくなっているんだろう
隆「俺はどれだけ親子丼に期待してたかもわかってない!もう・・・おばさんと居ても怖いだけなんだよぉ・・・!」
俺は言うだけ言うと失禁してしまった
おばさん「・・・」
・・・俺は勘違いをしてたんじゃないか?おばさんが俺を怨むのもわかっていたのに
俺は『おばさんもほんとは俺とギシアンしたいんだろ?』とか思っていたんじゃないか?
おばさんが俺に『こういう行動』を起こすことを考えてなかったんじゃないか?
おばさんの『復讐』に対する心配はできていなかったんじゃないか?
隆「・・・たしゅけて・・・」
気付けてなかったんだ・・・俺は『おばさんは熟れたカラダを持て余してる』と思い込んでいたんだ・・・
おばさんは山で毎日俺をフルボッコにすることを考えて獣のように強くなっていったんだ・・・
隆「だじゅげでぇ・・・」
俺は他に何も言えなかった・・・
2週間以上もほとんど毎日、それこそ家族の人より夏樹と話してる筈なのにおばさんが山に篭っていたのを気付けなかったんだから
結局その後俺とおばさんはは一言も話すことはなく
おばさんは呆れ返り山に戻り、俺は死人の気持ちで家に戻った・・・
- 199 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 21:54:36.80 ID:NOmAtasDO
- ぶっとびすぎw
- 200 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 21:59:12.88 ID:H2wpD7EQ0
- >夏樹くった時も『私もして〜』とか言ってくれなかった!
カッコヨスwww
- 201 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:01:32.79 ID:JZnkkTK30
- 次の日の俺はオナニーしようとしたものの昨日のことでまったくチンコは勃ってくれず、俺はうなだれていた
少しは気が紛れると思ったんだがそうもいかないらしい
いつもと妄想をしてみても俺の気持ちは少しも紛れることはなかった
窓の外を見ると夏樹の家が見えた・・・今日は・・・来てくれない方がいいかもしれない・・・
部屋を出ると誰も居なかった、まあ、両親共働きの一人っ子なら当たり前ではある
夏樹も一人っ子だ、思えばだからこそ腐れ縁でも仲良くここまできたのかもしれない
30分くらいぼけっとしていて気付いた、だからこそ、腐れ縁の悪友だからこそ昨日の今日で来てくれるんじゃないか?
そう思ったら俺はもうギンギンに勃っていた
ドアの鍵を開けて待つことにする、確かにあいつは今女の子だが元々悪友の何もかも知った仲だ
鍵をかけること自体まずあいつに対する壁だったんだ
隆「よし!」
勢い良くドアが開くと目の前には小太りの強盗が居た
強盗「おるあぁぁ!!!」
5分後、頬に拳の後をつけた俺が亀甲縛りで転がされていた、まさか強盗が入ってくるなんて思っていなかったんだ
作戦はいきなり失敗に終わった
- 202 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:03:35.66 ID:UMUJRyv8O
- ギャグ調のやつキモイ
- 203 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:04:16.20 ID:/XBLxxoI0
- >おばさんは呆れ返り山に戻り
山に戻るのかwww
- 204 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:15:48.95 ID:JZnkkTK30
- 強盗「ほんとなんにもねぇなこの家は!!」
強盗は大変ご立腹の様だ、何でも昨日からなにも食ってないからお金欲しさに強盗に入ったとか
隆「ごめん!強盗が来るなんて思ってもなかったんだよ!」
強盗「まったく・・・」
強盗は怒ってはいるようだが昨日の残り物をあげたからまだ機嫌が良さそうだった
俺は強盗に身の上話をしていた
強盗「そりゃその時のことといい昨日のことといいおめぇはデリカシーなさすだよ」
人の家に強盗に入っておいて自分のことは棚に上げてよく言う・・・俺も少しカチンときた
隆「よく言うよ!人の家に強盗に入っておいてさ!」
強盗は怖いし俺は亀甲縛りのままだがそんなことはどうでもいい、ここは俺も反撃に出る
隆「そんなんだからキャバ嬢引きとめようとして借金まみれになるんだよ!」
強盗「ぐ・・・なんだと!このガキぶっ殺す!!」
隆「さっきのことは嘘です!『うわ!こんなカッコイイ人になびかないなんて見る目ないなー』って考えてたんですよ!」
強盗「嘘言ってんじゃねぇ〜!」
・・・強盗に殺される!そう思い諦めかけた瞬間・・・おばさんがやってきた
隆「あ・・・おばさん」
おばさん「ちょっと来てくれる?」
隆「あ、はい」
おばさん「あぁ・・・隆君じゃないの、強盗、ちょっと来て」
強盗「え・・・はい・・・」
おばさんが俺じゃなく強盗を呼びつけた、それもさっきのおばさんは昨日の『野獣』だった
家の外から強盗の『断末魔』が聞こえる・・・
- 205 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:20:00.78 ID:JZnkkTK30
- 今回はこれまでで、また次スレの時に完結できたらいいなと思ってます
読んでくれてありがとうございました、ではノシ
- 206 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:24:01.63 ID:NOmAtasDO
- 三日ルールか
>>205乙
- 207 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:32:30.83 ID:FkOdPGY70
- >>205
よくこれだけ文章合わせた上でカオスにできるなwww
乙かれー
- 208 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:44:11.55 ID:H2wpD7EQ0
- 夏樹どこいったんだよwwwwwww
- 209 名前:愛のVIP戦士 :2007/02/12(月) 22:46:28.38 ID:CY81uyfv0
- >>205
乙
そろそろ落ちる時間か
戻る
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