***管理人(仮) #region 新四番候補としてドミニカンリーグから獲得したマクブライト(29)は変わらぬ人気を誇るが、昨期前半はあまりの打率の低さに一時期二軍落ちさえ危ぶまれた。後半こそ若干持ち直し代打での出場を増やしたが、絶望的な走力・守備力が足を引っ張り、まだまだスタメン定着は見えてこない。 高校通算57本の長打力を期待され鳴り物入りで入団した等々力(24)は、長らくプロの変化球への対応が課題となっておりマクブライトと並んでベンチを温める日々が続いていた。昨オフは自主トレでリザーズ桐野に弟子入りし、粘り打ちの習得に挑戦。持ち前のふてぶてしさで層の厚い外野へ再度殴り込む。 切り込み隊長・伊達(26)は、俊足巧打のチャンスメーカーとして上位打線に定着。二代目ミスターエレファンツの襲名をファンから熱望されている。若手の中心として、チームのウィークポイントでもある守備力の向上は課題だ。 昨シーズン3割30本100打点を達成したレノン(31)はシャークスに強奪されるとの噂があったが、本人のエレファンツ愛により今季も残留。「エレファンツ史上最強助っ人」の地位を確固たるものにする。 ゴンザレス(34)は昨シーズンも長距離砲として恥ずかしくない打撃を披露したが、打率と人気をやや落としたことで飯沼にスタメンを奪われる場面も見られた。今季の巻き返しに期待。 その飯沼(33)は、昨年オフのフォーム改造が功を奏し、昨シーズンは自己ベストの打率を残した。走力の向上もあってセンター・レフトの出場機会を増やしていたが、今季はオープン戦において外野守備での動きが鈍くなっていることを指摘されており、年齢的な衰えを心配する声が上がっている。 「ミスターエレファンツ」「男・郷野」の異名でファンから愛される郷野(32)が今季も4番に君臨。長打、確実性、勝負強さを兼ね備える頼れる主砲は、今シーズンもエレファンツで本塁打を積み重ねる。苦み走った男前でありながら笑顔を絶やさぬ人柄で、文字通りチームの顔としての役割も担う。 韮崎(25)はチーム随一のバント名人ながら、昨シーズンはリーグ全体でヒッティング重視の風潮がありやや出場を減らしていた。今季オープン戦は地味な印象を払拭するべく振り抜く打撃を披露、伊達に変わって長打でチャンスメイクをする場面も見られファンの期待が高まっている。 入団当初は歴代屈指の和製大砲と騒がれていた堂本(30)は昨シーズン序盤の故障から復帰後、打撃不振から脱出できていない。今季オープン戦でも依然として低打率に喘ぎ、三塁レギュラーの奪還はお預けの模様だ。相変わらず当たれば飛ばすため、好調時にはスタメン起用もある。 いぶし銀の兵藤(29)は、地味ながらシュアなバッティングを見せ、守備でも内野の中心を担う。韮崎が華やかな活躍を見せ始めたことに対して若干地味さが増してしまった感も。 蔵野(28)は強打の捕手として売り出したが、ミートが粗く捕手としての動きも緩慢なため、攻守ともに堅実なベテラン西尾(38)の出番が増えていた。その状況に奮起した蔵野は守備を磨き正捕手を一時奪回。西尾は一時は引退を決意したという。 ところが大友(24)が自主トレにてクロウズ三池に弟子入りし守備を強化、正捕手争いに参戦。低打率を改善できない蔵野は大友に捕手を譲る場面が増えていた。しかしその大友も捕逸が多いなど、正捕手問題は依然として解決していない。その状況を鑑み、西尾は兼任コーチとして今季も残留することとなった。 即戦力として社会人から入団した手嶋(25)は守備が良く、ユーティリティとしてチームに必要不可欠な存在。遊撃・二塁・中堅など、重要なポジションでスタメンを張ることも多い。 手嶋の入団で外野に転向した村瀬(27)は隠されていた外野守備のセンスが開花、手島と並び同じくエレファンツの守備要員に定着。チームでは数少ない俊足巧打タイプの打者ながら、長打・確実性とも課題を抱えておりスタメン定着はまだ見えてこないようだ。高校時代は左の本格派投手として活躍していたこともあり、昨季は敗戦処理としての登板機会も見られた。 樋口(32)は安定した打撃が魅力で以前は左翼手のレギュラーを確保していたが、守備の衰えとレノンの獲得により控えに回った。しかし打撃に衰えは全くなく、代打の切り札として躍動する。 投手陣は安定感があるそれなりの陣容ながら、バックの貧弱な守備が原因で実力以上に低く評価されている。 エース夏野(32)は、快速球にキレのよいスライダー、スラーブ、フォークを操る本格派だが、昨季は防御率4点台、負け越しと悔しい結果。「タートルズで投げれば防御率1点台は硬い」との声も上がる。今季はバットの芯を外すツーシームを習得して臨むが、「なぜよりによって凡打狙いの球を習得したのか」と疑問視する向きもある。 中継ぎ左腕・曽根(35)は球界でも数少ないサウスポーのサブマリン。変化の大きなカーブ・スクリューを武器に、ワンポイントからセットアップまで務めブルペンを支える。 変化球にキレが乏しいことを課題としており、バットコントロールの良い打者には痛打を浴びる場面も。 抑えの南(21)は、速球とスプリットで勝負する本格派。今季は新たな武器としてカットボールを習得したが、オープン戦では痛打される場面が多く見られ完成にはもう少しかかりそうだ。 豊富な変化球で技巧的な投球を見せる羽田(28)は、安定感があり、夏野との二枚看板を形成していたが、昨シーズンFA権を取得しメジャーリーグへの移籍を果たした。しかしメジャー球が手に合わずオープン戦で絶不調を極め、開幕ロースター漏れしそのまま自由契約。やむなく古巣復帰となった。もとより決め球のサークルチェンジに加え、メジャー挑戦に合わせて強化した縦スライダーを武器に開幕投手を狙う。 昨季羽田に代わって入団した末永(23)は左サイドスローからの速球とシュートを持ち、捕手陣が揃って高く評価する制球力で投げ分ける。ただし球種が少なすぎるために長いイニングを持たせられず、昨シーズンはワンポイントに甘んじた。守備練習・バント練習にも熱心なことで知られ、打線でもつなぎに徹する。 昨シーズンはパワーのある打者を揃えながら、全体的に打率が伸び悩んだことでコーチ陣の指導能力に疑問符がついてしまった。 外野はレノン、ゴンザレス、伊達と豊富な半面、内野は郷野以外打撃が微妙という問題を抱えている。 #endregion ***管理人(仮) #region それぞれが球界トップクラスの力を持つ三本柱を主体とした守備のチーム。 大黒柱雑賀(32)は、ファルコンズ一筋の剛球王。無尽蔵のスタミナを背景に球速の出るスプリット・カットボールを投げ、カーブで緩急も付ける力強いピッチングは、まさにファルコンズの大エースと呼ぶにふさわしい。 二番手・橋爪(29)は、捕手陣が口をそろえて「ミットを動かしたことがない」と言われるコントロールと、多彩な変化球のコンビネーションで、凡打の山を築く。昨シーズンまではカーブを決め球としたが、今季は後輩の笹原から学んだ高速シンカーをオープン戦で披露し、さらに円熟の極みに達する。 三番手・笹原(23)は、球界最強のシンカー使いとして名高い。快速球とチェンジアップで打者を幻惑しつつ、決め球のシンカーで打ち取る投球が持ち味。またフィールディングも評価されており、その安定感からロングリリーフ・抑えとしても活躍する。 クローザー候補のグラン(26)は快速球と、“ナイアガラの滝”の異名をとる縦スライダーを武器とした豪快な投球を見せるが、四球・失投が多いことと持ち球の少なさが欠点。三本柱から抑えを奪い取るにはもう少しかかりそうだ。 強力投手陣の中で球威・変化球とも光るところの少ない向居(29)はビハインド以上の登板機会をなかなか得られず、活躍が減っている。 投手陣を束ねる選手会長片野坂(32)は球界随一の強肩捕手、各球団の打者を知り尽くした頭脳的リードで投手陣からの信頼も厚い。フィールディングも抜群、一切隙のない守備でチームを支える。打撃に対しても「援護も捕手の役目」と語り、勝負強い打撃で下位打線に厚みを与えている。 二番手捕手・根本(30)も守備に優れるが、攻守で片野坂の後塵を拝している感は否めず依然として出場機会に乏しい。球団がファルコンズの強力捕手が流出することを恐れて飼い殺しにしているとの批判もあり、本人も捕手不足のチームへのトレードを熱望しているとか。 打撃陣は昨シーズンの補強で厚みを増している。 生え抜きでは昨年3割を残した久野(28)が今年も攻守の中心として三番・右翼に定着。名字、守備位置、打撃スタイルが似ていることで知られるドッグスのライバル久我に対しては、自慢の強肩で対抗する。 若き和製大砲・江森(24)は昨シーズン18本塁打を記録。左翼守備を堅実にこなしつつ、力強いバッティングで確実にランナーを還していく。 助っ人では、一塁に定着しエレファンツ郷野、シャークスサザーランドと本塁打争いを演じた主砲カラーゾ(37)に今季も期待がかかる。試合中は常にポーカーフェイス、ピンチでもチャンスでも変わらぬ表情と打撃は見るものの畏怖を掻き立てる。 圧倒的な打撃力と絶望的な守備力でファンの話題をさらったアルフォンソ(32)はオフに出演したバラエティ番組で「守備練習はしない」と断言、今年も代打出場がメインになりそうだ。 昨シーズンアルフォンソの加入とともに二軍落ちしたスミス(31)は、一軍枠の拡充に伴い再度一軍登録された。初球からフルスイングする相変わらずのパワー馬鹿ぶりをオープン戦で披露しファンを絶望させている。 柳沢(31)はチームのムードメーカーとの触れ込みであるが、彼と会話した選手が何故か風邪を引くことが多いため一部のチームメイトからは警戒の目を向けられているとの噂も。グラウンドではうってかわって堅実な三塁守備を見せ、パンチ力のある打撃で上位打線を打つ。 二塁守備の名手・谷野(23)は守備範囲の広さ、小技の上手さから昨シーズンは開幕2番を勝ち取った。しかし打撃不振から打順が徐々に下降し、後半は沢田(23)にスタメンを奪われ守備固めに甘んじる試合が増えた。今季は勝負の年となる。 その沢田は同い年の谷野に対し「守備では及ばない」と謙遜しながらも、シュアな打撃と堅実な守備で二塁スタメンを奪取。今季オープン戦でも起用に左右へ打ち分ける打撃を披露し、スタメン争いを一歩リードか。 外野守備の要・大菅(32)はまだまだ年齢を感じさせない積極的な守備、力強い打撃で6番・中堅に君臨する。 金杉(29)は、攻守にわたるアクティブなプレーが持ち味。遊撃・二塁をこなす内野守備、果敢な走塁も魅力。昨年に引き続き遊撃スタメンの一番手を担う。 元気印・丸居(25)は内野全ポジションをこなすユーティリティで、俊足巧打も魅力。絶対的リードオフマンの不在が長らく課題の本チームにあって、今最も期待をかけられている一人である。 昨シーズン主に代走出場した筧(20)も例外ではない。守備・打撃を磨き、自慢の俊足を武器にリードオフマン争奪戦に名乗りを上げたいところだ。 鈴木(18)は昨シーズンまで在籍したベテラン鈴木(44)の実子。父譲りの折れない闘志でスタンドのファンを沸かせる。 内山(27)は勝負強い打撃、広い守備範囲が魅力の外野手。層の厚い外野陣に今年こそ切り込めるか。 昨シーズン好成績を残したファルコンズだが、今年は投手陣が大胆な持ち球のテコ入れを敢行。これが吉と出るか凶と出るか注目される。 #endregion ***管理人(仮) #region 機動力、守備力に重きを置いたスモールベースボールを展開するチーム。昨シーズンはファルコンズと優勝争いを演じた。 打線の中心・滝川(29)は現ダリーグ最強のクラッチヒッターと評され、昨年は俊足上位打線の存在もあって打点王を獲得。外野守備でも俊足を活かしセンターを守る。今シーズンも攻守でチームを引っ張る。 佐々木(30)は、ダリーグを代表する俊足選手。打撃面では一発こそないものの持ち前のスピードで内野安打・二塁打を連発。走者のない状況ではセーフティバントも披露する。ファンからの人気も高く、チームでは数少ない三塁手ということもあり、今シーズンは出場が増えそうだ。 遠投110メートルの強肩を誇る設楽(22)は、小技に長け俊足もある。しかしパワー不足による低打率、内野手としては強肩の割には微妙な守備範囲など、痒いところに手が届かず昨シーズンは守備固めに甘んじた。現在は肩を活かせるよう三塁・外野を練習中。 丹羽(29)は鍛え抜かれたバント技術と俊足を備え、相手バッテリーは丹羽を迎えればセーフティバントを否応なしに警戒しなければならない。また内野守備も軽快で、不動のセカンドに君臨する。 昨年は5番に定着した松山(32)は、ライバル滝川の芸術的な流し打ちに対抗し、オープン戦では力強い引っ張りを見せた。今季もクリンナップとして打点を積み重ねる。 辺見(29)は巧打の外野手。特徴的な能力の選手が多いチームの中で非常に地味なのが悩みの種。昨年は外野の層の薄さもあって6番・左翼を守りきったものの、今季はどうなるか。 主砲クレメンテ(33)は外国人選手ながら守備走塁にも積極果敢、首脳陣の評価も高い。新4番候補として獲得された強打者ボカネグラ(35)が対照的にに守備走塁難を露呈したため、今シーズンも開幕スタメンを守り抜きそう。 中川(32)はベテランの域に差し掛かるが、豊富な知識に裏付けられた衰え知らずの内野守備を見せ、ショートに定着。老獪な粘りの打撃も見せ、ダリーグ随一の遊撃手の一人。 マスクをかぶる柴(32)は打席・守備の両方で機敏な動きを見せ安定感があり、投手陣の信頼を集める。 沼尻(31)も柴に劣らぬフィールディングを見せるが、チームでは鈍足の部類であることと弱肩が課題でスタメン出場は少ない。ファルコンズ根本と仲が良いことで知られる。 検見川(28)は卓越したコンタクト力を誇るが、非力・鈍足・守備難の三重苦のため代打での起用が多い。かつては捕手として入団したが、もはやその技術は錆びついたと本人は語っている。 50m5秒7を誇る御手洗(21)は佐々木二世の声も聞かれる期待の若手。パワーの向上が課題であり、本職の三塁では佐々木の牙城を崩せていない。最近は一塁・外野・遊撃と幅広く取り組んでおり、俊足を活かせるポジションを探索中だ。 今まで4球団を渡り歩いてきた苦労人・千葉(40)は、往時の派手さはないものの攻守にわたり練達したプレーでチームに貢献。ベテランでありながらなんと今オフに外野に挑戦するなど、いまだ向上心は衰えていない。 ベテラン井上(36)は打率に衰えが見られ三振が増加している。外野手としてはいまだ優れた守備センスを見せ、守備固めで出場機会を残す。 今季一軍枠が拡充されたのに伴い、一昨年ドラ1のシュミット(20)を二軍から昇格させた。荒削りながら長打力は光るものがあり、将来の主砲として期待がかかる。オープン戦でレフトに姿を見せるとその美少年ぶりにファンが激増。 //高卒ルーキーの打撃ではない <- 村上宗隆級かもしれないだろ! 投手陣はサイドスロー右腕の鷲尾(28)が安定したコントロールに快速球、そして必殺のシュートを武器にエースの座を獲得。しかしスタミナが課題で終盤に痛打される場面があり、リリーフ陣に頼りがち。 かつてのエース北見(38)は全盛期と比べれば衰えが見えるものの、なおも二番手を張る。鋭いフォークを武器に先発し、鉄壁の内野陣の支えもあって昨年も防御率2点代を死守した。制球力に定評があり失投が少なく、スタミナも十分で貫禄の完投も多い。 湯川(25)は変化の大きなスローカーブと精密なコントロールが武器。しかし昨シーズンは球威不足を露呈し、先発として試合を作れず中継ぎに降格させられてしまった。今季オープン戦では突如カットボールを連投、切れ味鋭い変化でバットをへし折る場面も見られたが、「頼る変化球がカーブからカッターになっただけでは」との心配も残る。 保谷(28)は球威も微妙で持ち球がカーブしかなかったためにベンチを暖める日々が続いていたが、昨シーズン途中のアンダースロー転向が成功。ストレート・カーブ・スライダーの威力が大幅に増し、変則左腕として今期も活躍が期待される。 クローザー候補の町田(30)は鋭いフォークが持ち味だが、保谷のアンダー転向に伴って出番が減少。今季は勝負の年になりそうだ。 今シーズンは盗塁にも期待がかかる。俊足は守備にも生かされており、内外野ともに堅実な守りも持ち味。 #endregion ***管理人(仮) #region 攻守ともそつなくこなせる選手を各ポジションに複数揃え、状況を問わず力を発揮するチーム。不調・故障で主力を欠いても次々と選手が現れカバーするさまは「犬神監督の打ち出の小槌」と恐れられる。 片倉(30)は球界でも指折りのユーティリティープレーヤー。内外野の全ポジションに加えて捕手まで無難にこなし、昨年は捕手で日本代表入りも果たしている。攻撃力もチームトップクラス、勝負強い打撃に俊足まで備え、どの打順でも頼れるという、まさに球界最高のバイプレーヤーである。昨シーズンはチーム最多のスタメンマスクを被った。 一方、昨年はその他の捕手陣が頼りない成績に終わった。昨年開幕スタメンマスクを被った来生(28)は、出塁への意識が先走ったか打席ではボールに当てに行ってしまう悪癖を露呈してしまい、打撃不振に陥り片倉にポジションを奪われた。「ファーストもミットだから」という理由で一塁守備を得意としており、守備固めで一軍帯同を貫いたものの、今年は攻守ともにますますの奮起が待たれる。 小林(37)は、かつてエース格だった田中(現タートルズ)とバッテリーを組み、強打の捕手として活躍した。しかし昨年は打率1割台となる極度の打撃不振に見舞われ、目の衰えが指摘されている。今季からはバッテリーコーチを兼任することとなった。 片倉に頼り切りの捕手陣にテコ入れを図るべく、今季二軍で打撃が開眼した山名(23)が昇格。強肩で守備も非常に良く、オープン戦では盗塁阻止率5割ジャストを記録する猛アピール。片倉からスタメンマスクを奪い取るべく奮闘する。 片倉に次ぎ球界屈指のユーティリティの一人と呼ばれながら、その地味さゆえに出場が減っていた椎名(29)は、昨年までの器用な打撃を捨てプルヒッターに転向。オープン戦でパンチ力を見せている。三塁を主戦場とするが、状況次第で二塁、外野、遊撃と幅広くこなす。 足が魅力の池田(24)は今年も三塁を椎名と争う。一発を見せるようになった椎名に、盗塁や内野安打でも対抗したいところだ。俊足を活かすため、外野にも挑戦している。 香田(29)はタートルズ育成出身の苦労人。鍛えられたフィールディングを武器に遊撃を確保した。ドッグス入団後は打撃も向上、確実性はやや劣るものの広角に打ち分ける打撃を見せ、現ダリーグでは数少ない攻撃型ショートとして他球団からの注目も集めている。 足が魅力である佐田(22)は、内野安打やチャンスメイクを得意とするリードオフマン筆頭候補。セカンドスタメンを虎視眈々と狙う。 皆川(24)は、独立リーグ出身の内野手。失策の少ない安定した守備が魅力で、打撃でも小技が上手くつなぎに長ける。しかし非常に数の多い内野陣の中でやや地味な存在ではあり、俊足という明確な武器のある佐田に脅かされている。 外野陣も層が厚く、「育成のドッグス」の真骨頂を感じさせる。 なんといっても象徴的なのは、控え内野手であった網島(21)の外野コンバート決断であろう。以後は打球判断に驚異的な才覚を発揮し、球界屈指の中堅手として鉄壁の外野陣の中核を成している。その堅守、つなぎの打撃を買われ日本代表スタメンにまで選ばれた。 久我(28)はバットコントロールを武器に高打率・長打をマークする中距離打者。足も速く、上位打線を任され得点、打点を積み重ねる。 和製大砲・有働(34)は広角に長打を放つ打撃が特徴。果敢な守備走塁も魅力で、ファンからの人気も高い。 ベテラン堀田(38)はかつてレフト・ファーストを守り4番打者を務めていたが、網島やマイケルの台頭で控えに回ることが多くなった。しかし打棒は健在で、ヘンドリクスと共に代打の切り札として活躍する。守備力もまだまだ健在といえ、第四の外野手として選手層に厚みを加えている。 選手層の厚さは外国人選手も例外ではなく、四番・一塁の座を賭けて猛烈な競争が繰り広げられている。 昨季の開幕スタメンはモンキーズから強奪した韓国球界のスーパースター・李成斌(37)が起用されたものの、4月までを打率1割台・本塁打わずか1本という悲惨な成績で終え、その後は年間通して控えに甘んじた。 今季37歳という年齢や、一昨年シーズンの終盤にすでに苦手な横変化球を多投され調子を落としていたこともあり、「すでに弱点は露呈していたのになぜ契約したのか」「二軍に落とすか放出しろ」とフロントへの批判が強まっていたが、なんとその契約が二軍に落とせない・開幕スタメン確約という特別条項つきの三年契約であったことが最近発覚。ドッグスフロントがSNSで大炎上し「来年まで4番イソンビン」がトレンド入りする事態となった。今季もファンのブーイングの中、開幕四番に座る。誰かを彷彿とさせるのか、他球団のファンからは猛烈な人気がある。 マイケル(26)は、幼少期の負傷でボールを握れず送球難を抱えており、これを理由にマイナー暮らしが続いた苦労人。昨年ドッグスに獲得されると、丁寧かつ力強い打撃、俊足で打線の軸として君臨。主砲定着後はその座を守り抜いた。今季もさらなる飛躍が期待される。 メジャー通算130本塁打の記録を持つヘンドリクス(39)は本場仕込みのパワーが持ち味。昨シーズンはマイケルとの併用のために三塁にも挑戦したが、マイケルと異なり特にケガもないのに全く守れないことが判明。今シーズンは代打の切り札としての起用が多くなりそうだ。 投手陣は絶対的エースこそいないものの、先発~中継ぎ~抑えとコマは揃っている。 沖縄出身の比嘉(24)は華奢な体格からは想像し難いほどの速球、鋭いスライダーを左腕から投じる。昨年の開幕投手抜擢には多くの驚きの声が集まった。落ちる変化球のキレはもう一つといったところで、先輩投手陣からの教えも受けつつさらなるステップアップを図りたい。 野々垣(27)は変化球のキレに飛び抜けたものはないが、それを補って余りある脅威の制球力を誇る。快速球と速度差30km/h以上という遅い変化球のコンビネーション、丁寧にコーナーを突く投球で凡打を量産する。その安定感から救援登板でもしばしば頼りにされる。 2年連続2桁勝利を挙げた投手陣最年長の深見(32)は、変化球主体のピッチングながら鋭い変化で打者をねじ伏せる豪快さが売り。一方で四死球からピンチを招く場面も目立ち、やや貧弱なリリーフ陣に勝ちを消されることも多い。 サイドスロー日村(23)は左右の変化球を得意とし、昨年の防御率は2点台を記録。しかし先発の残した走者を還す・自分が走者を残した場合は六反田が抑えるという場面が多く見られたため、ファンからは「防御率詐欺」「犬達総帥」との声も上がった。 クローザー候補・六反田(25)は、昨年突如ストレートの球速が大幅にアップし球界屈指の抑え投手として君臨した。フィールディングも非常に良く信頼のおける抑えではあるが、依然として1イニング投げきれないこともあるスタミナが課題。突如体格が大型化したこと、その割にスタミナが依然不足していることなどから、黒い噂が絶えない。 昨シーズンはその選手層の厚さを発揮し終盤に猛追劇を見せたものの優勝には届かず。 今季オープン戦では各チームとも調整に苦労する選手が多い中、持ち前の選手層で安定した戦績を維持しており、ファンからは期待の声が多く聞かれる。 #endregion ***管理人(仮) #region 「南海の黒豹」の異名を持ちダリーグ加入以降本塁打王を独占し続けているサザーランド(34)は今シーズンも4番・中堅に定着。 同じくダリーグ首位打者を独占し続けているヴェラスケス(30)も上位を張るが、昨年の途中から遊撃守備に衰えが見られると指摘されている。故障の影響とも言われるが詳細は定かではない。 打撃にも優れる最強投手・南方(28)は昨シーズンは悲惨な内野守備力の穴埋めのため主にショートで出場していたが、エースとショートを兼務する負担からか今季は自らショート封印を宣言。しかしチーム事情を鑑みて二塁での出場は考えるとしている。 ゲイナー(35)は昨シーズンは主に三塁で出場を果たしたが、中盤から三安を露骨に狙われるようになり守備成績が悲惨なことになったため、今シーズンは代打での出場が増えるのではないかと予想されている。 依然としてスター選手の年俸が経営を圧迫している構造は改善が見られないものの、オープン戦では生え抜きの奮起が見られファンの期待が高まっている。 生駒(30)は内外野を守れるユーティリティにして、生え抜き組トップの俊足を誇るリードオフマン。オープン戦では先頭打者としての出塁が目立った。 藤代(31)も生え抜き組の中心選手。オープン戦では勝負強い打撃で生え抜き組の打点王を獲得し、追い込まれてもこれまでにない粘り打ちを見せファンを驚愕させた。 アメリカからの帰国子女・仁科(22)は依然として守備力に不安が残るが、俊足巧打でチャンスを広げる。 また、野球留学中だった大塚(22)が帰国し拡充した一軍枠に再度収まった。習得した粘りのバッティングでチームに貢献する。 ファルコンズで首位打者を獲得したのちFAで移籍し、一時はシャークスの救世主と称えられた大津(39)は今季から兼任コーチを務める。自身の衰えは隠せないが、大学野球で首位打者を守り続けた中台(24)に秘伝の流し打ちを伝授。台頭が待たれる。 昨シーズン後半に正捕手の座を奪い取ったバイプレーヤー高浪(29)は、実戦経験を多く積んだことでメンタル面が成長。オープン戦ではクラッチヒッターの片鱗を見せている。 正捕手・古川(22)は投手並みの貧打ゆえ、昨年後半は高浪にマスクを譲り守備固めに甘んじた。奮起した彼は今オフなぜか走力強化に取り組み、オープン戦では代走での出場を増やしている。 同じく昨年守備固めに甘んじ続けた青柳(33)は「他球団の役には今は立てない」とFA権行使を保留。気持ちを新たにした今シーズンは、足を生かすべく平凡なゴロでも全力疾走する姿が見られている。 一方で選手層の薄さから、他球団なら戦力外クラスの選手がいまだに一軍に残っていることも事実である。 特に衰え著しい立原(44)と今季も契約を続行したことは大きな話題となった。昨年の打率は1割台で守備の衰えも酷く、いくら球団の功労者といえどもやりすぎだとファンからの批判が集中している。 市村(23)は、昨年サードで開幕スタメンを獲得したものの、弱肩と打撃の悪さからスタメン落ち。今季オープン戦でも覇気のないプレイを見せる場面があり、ファンからゲキが飛んだ一幕も。 蛯名(25)はミート力に難があり、オープン戦でも三振を量産。それでも生え抜き組随一の強肩故に出場機会を得ており「守備の人」と揶揄されている。 ドラ1入団の花田(20)は依然として上がり目のない打撃に、ファンの期待も日に日にすり減っている。 投手層の薄さも大きな課題。 南方の体力がないため、里村(28)の先発も多いが、やはり各チームの上位打線を抑えるのは厳しく、昨年はヴェラスケス・南方の二遊間に助けられていた。今季は南方のショート封印宣言により崖っぷちに立たされている。 昨年一軍に昇格し定着した三島(34)は、制球力と多彩な変化球を武器にブルペンの切り札となった。彼の活躍により「一軍生え抜きより二軍のほうが強いのでは」「一軍のコーチに問題があるのでは」とファンから疑問の声が上がっている。 入団当初は橋爪二世と謳われた左腕・桝渕(30)は、以後伸び悩み昨シーズンはシャークス内でさえ登板が減っていた。今オフは生き残りをかけて何故かスタミナ強化を敢行。スタミナだけは橋爪に並んだとされているが、そもそも長いイニングを投げきれた試合がなかったため推測の域を出ていない。 抑え候補の澤井(26)はストレートとスプリットだけで勝負するが、制球力の低さに加え球種が少なすぎることから試合を壊す場面も多い。 南方選手会長のショート封印宣言は大きな話題となり、「今シーズンを捨ててでもチームの底上げを狙ったのでは」などと憶測を呼んでいる。その効果か、オープン戦では不甲斐なかった生え抜き選手達の目の色が変わっており暗黒脱出の予感も。 しかしフロントは依然としてスター選手強奪による補強にばかり興味を示し、最近はエレファンツのレノン、ファルコンズの雑賀などの強奪を目指しているとの噂もある。ファンからは「フロントの放出が最大の補強」の声が上がっている。 #endregion ***管理人(仮) #region 俊足だが非力、ハイパワーだが守備難、打撃難だが堅守、など得意なことと苦手なことがはっきりした選手で構成されたチーム。 3年連続の30本塁打を記録した蜥蜴の和製大砲・桐野(33)の存在は大きい。スラッガーながら三振が少なく、弾丸ライナーでボールをスタンドに放り込むパワー、ここ一番での勝負強さが光る。 ガルシア(34)は当たれば軽く場外に持っていける規格外のパワーの持ち主として昨シーズン鳴り物入りで入団。昨年は4番・一塁で開幕スタメンを確保し期待に応える打撃を見せた。しかしベースカバー・捕球すら安定しないほどの拙守のうえ、際どい打球を一切追わない・凡打時には全く走らない・審判の判定に激怒し乱闘など怠慢・性格難が目立ち、チーム内から批判が殺到したことでやむなく代打起用となった。それでも打つのだけは好きらしく、代打だけで14本塁打を記録。 梶山(28)は長打のある五番打者ながら二塁手としても守備範囲が広く、チームで数少ない攻守に躍動する選手として中心的な役割を担う。 パワーと粘り強さに定評のあるエスピノーサ(32)は、外国人選手としては非常に珍しく捕手も守れるとして昨年話題となった。打力を買われスタメンマスクを被る場面も多かったものの、守備の緩慢さゆえにバントによる捕安を多く許した。今期は三塁、レフトでの出場がメインとなるか。 昨年開幕スタメンを獲得しながら低打率に喘ぎレギュラー落ちしていた脇坂(31)は、キャンプでバットコントロールの強化に取り組んだ。オープン戦では追い込まれてからも粘る場面が多く見られ、三振が減ることが期待される。 体重110kg超の蜥蜴の重戦車・猪熊(30)は強肩と鈍足を併せ持つ。捕手としては安定した打撃も評価されているが、併殺打が多いため上位打線に進出できない状況が続いている。また、オープン戦で捕逸が目立ったためファンから心配の声が上がった。 昨シーズン.332の高打率、リーグ最多二塁打をマークしたスイッチヒッター倉科(26)はボール球さえジャストミートする驚異的なヒッティング技術、球界屈指の俊足が持ち味。守備は不得手で、一塁・左翼が主戦場。 同じく俊足を誇る松橋(25)は、昨シーズン30本の内野安打をマーク。安定した打撃に内外野をこなすユーティリティぶりも強み。特に三塁守備はチーム随一の安定感と評価され、スタメン・代走・守備固めで起用が増えている。 粕谷(24)は主に中堅、時には内野・捕手としても抜群の安定感を見せる、蜥蜴の守備の要。「粕谷のかす汁弁当」はダリーグスタジアムグルメ人気投票3位にランクインと、こちらも安定した人気を誇る。 球界屈指の出塁率を誇る真木(31)は守備の脆さが見られ、昨季は代打・代走の切り札としての活躍が多かった。スタメン奪取に燃える今期はキャンプで一・三塁での特守を連日敢行。守備範囲は相変わらずながら強い打球・難しい送球もこぼさない堅実さを手に入れた。 若手の西森(20)は抜群のバットコントロールと華麗な守備を持つが、投手にも劣る致命的なパワー不足を露呈。クロウズ戦で二死満塁で打席が回ってきた際に取られた内野9人シフトはSNSで話題を席巻した。今期は「日本人のパワーヒッターはヒゲを生やしてる人が多いので」と、なんと顔一面のヒゲ面でキャンプ入り。ヒゲパワーにあやかれるか。 かつての外野レギュラー安東(32)は故障の影響が長引き送球と走塁が満足にできないものの、安定感のある打撃と勝負強さで代打の切り札として定着。 石川(24)は、内外野ともに守れる堅実な守備力を武器とするが、肝心の送球に難があり昨年はもっぱら一塁・二塁守備固めの出場に終わった。両ポジションとも打撃の良い選手のいるチームだけに、打撃・肩の向上は課題。打撃に難のある西森から遊撃の座を奪取できないかと目論んでいるとの噂。 森田(31)は粕谷には及ばぬものの、内外どこでも守れるユーティリティー性のおかげで守備固めでの出番は多い。課題だった打撃についても逆らわず逆方向へ流す技術を身に着け、打率が少しずつ向上中。 選手名鑑に「そろそろ引退か?」と書かれて3年目の佐久間(29)は、安定したキャッチング技術を持つことからコンディションがいい日にはスタメンマスクを被る機会も。昨季途中に開業した干物店「干され屋」は、スルメとビールのセットが大好評とのこと。 今期から拡充された一軍枠に、安定した外野守備が持ち味の米村(21)が二軍から昇格。粕谷の定位置を脅かす遅咲きの逸材としてメディアを騒がせ、オープン戦では中堅を務めることもあったが、走力不足ゆえに守備範囲が物足りないことが明らかに。外野手としては今ひとつの打力も相まってスタメンを奪うには至っていない。 投手陣の質は悪くないが、スタミナのなさによって脆さが露呈している。先発陣ですら中継ぎ並みに登板する。 エースを張る渋谷(29)は球界トップクラスのストレートと鋭く落ちるスプリット、ストライクゾーンを横断するスライダーが持ち味だが、アバウトなコントロールが災いし最多四死球を獲得してしまった。158km/hの豪速球でマクブライトの股間を狙撃し大乱闘になったエレファンツ戦は連日ワイドショーで取り上げられた。なお、マクブライトはそれ以降打率が向上。アレを犠牲に悪魔と取り引きをしたという噂が流れた。 ヒーローインタビュー等の受け答えもどこかとぼけたところがある、誰が呼んだかパワーピッチャーならぬパワー系ピッチャー。 昨季リリーフエースとして存在感を見せたシモーネ(30)は、多彩な変化球を活かした安定感のあるピッチングを見せる。依然スタミナ不足は解消できておらず、少ない球数で打ち取りたい。また、フィールディングに難があり、投ゴロやバント処理でもたつくという意外な弱点も発覚。今季はどこまで通用するか。 存在感が薄いと言われつづけていた臼井(33)も今では貴重なブルペン要員。春季キャンプで習得した高速シンカー、縦スライダーで、クローザーの座を虎視眈々と狙う。 柿沢(33)は球速はないものの、出どころの見づらいサイドスローから放たれる魔球スラーブ・スクリューで老獪なピッチングを見せる。変化量が大きすぎて彼自身も制御し切れていないとの噂もある。 最速162km/hの豪速球に精密なコントロールを持つ加賀谷(21)は変化球がほぼ投げられないことを掴まれ、昨季は読み打ちの餌食に。何らかのテコ入れが期待されていたが、春季キャンプ入り時に「俺は変わらず直球一本で勝負します」と宣言。更にストレートのキレを強化し、オープン戦では浮き上がるような軌道の球を四隅に投げ分け三振を奪う場面も見られた。 投手のコマ不足の解消のため、ドッグス・六反田の獲得を望んでいるが、ドッグスは断固拒否しているらしい。エレファンツ・南の補強の噂も。 なお、昨シーズンは野手ながら品のある送球に定評のある西森がマウンドに上がり、敬遠要員としてブルペンを助ける場面も見られた。 #endregion ***管理人(仮) #region 昨季に引き続き選手会長を務める新堂勇一(26)は、球界最強と言われる強肩を武器に三塁・右翼で躍動する。安定した打撃力、内野安打をも狙える俊足まで備え、三拍子揃った球団の顔である。日本代表スタメン入りも果たした。 その弟・新堂浩二(24)は、長打こそ少ないが兄に勝るとも劣らない高打率、打席でのしぶとさを見せる。これまた球界最高峰の鉄砲肩を武器に、主に三塁でスタメンを張る。 四番・捕手としてスタメンをキープした甲本(29)は、昨年3割20本をマーク。捕手ながら長打力に確実性を持ち合わせ、チームの主砲である。一方で捕手としては強肩で盗塁阻止率が高いものの、フィールディング・リードに課題があり終盤のマスクは山川(現・山河)に譲ることもある。 控え捕手・山河(27)は片野坂二世の異名をとる守備の名手で、肩力では甲本に見劣りするものの軽やかなフィールディングが自慢。リードも巧みで投手陣の信頼を集める他、打撃でもパンチ力を見せ好調時は甲本からスタメンマスクを奪うことも見られた。オフに姓名判断を実施したところ「性犯罪を犯して他球団に移籍する」との妙にリアルかつ悲惨な結果が出たため、タートルズ愛あふれる本人は登録名を「山川」から「山河」に変更。スタメンマスク争奪戦に挑む。 甲本と並ぶチームの和製大砲・蜂須賀(24)は、一発に加え打席での粘り強さ・痛烈なライナーを飛ばすバットコントロールが評価され、代打として日本代表入りまで果たした。しかしタートルズの選手らしからぬ悲惨な守備技術のため、左翼で出場した際には遊撃・藤原と中堅・谷口に、一塁では植松に介護される場面が多く見られ、最近は代打出場が主。 タートルズ一筋のベテラン・植松(34)は肩にこそ陰りが見えるも、いまだ衰えぬ守備で二塁を死守する。その堅守、長年に渡る活躍ぶりから「ミスタータートルズ」の声も上がっている。打席でも堅実な送りバントを見せる。 センタースタメンに定着した谷口(25)は、球界トップの広い守備範囲、無駄のないフォームから繰り出される素早く力強い送球が武器。昨季は守備で見せる抜群の身体能力とは裏腹に非力な打撃が目立ち打率は2割を切ったが、今季キャンプで球威を受け流す流し打ちを会得。打率向上を目指す。 チーム屈指の長打力と俊足が武器の福田(22)が左翼スタメンに定着。一発のある打撃と脚力で上位打線・クリーンナップを担う。外野手としても守備範囲の広さ・強肩で鉄壁の外野陣を形成するが、オープン戦で2失策を犯し心配の声が上がっている。 昨季一軍に定着した藤原(20)は中川二世・植松の後継者とうたわれる驚異的な守備範囲を誇り、昨季中盤以降遊撃スタメンを松尾から奪い取った。しかし谷口・投手と揃って打率1割台の下位打線を形成してしまい、他球団から「タートルズの二回は息抜き」との声まで聞かれた。まだまだ若手だけに打撃での奮起も待ちたいところだ。 かつて身体能力を活かした派手なプレーで鳴らした横田(35)は衰えを隠せず、一・三塁の守備固めでの出場が主。とはいえ依然としてチームでは足はある方で、代走起用も捨てがたい。 入団後に守備が上達した元シャークス石井(31)は、安定した外野守備が武器なもののいかんせんこのチームでは持ち味を発揮しきれていない印象。主に左翼守備固めとしての出場に留まっている。 内外野全ポジションを器用にこなすユーティリティ・村下(旧姓:村上)(33)は昨年便利屋に甘んじ、スタメン出場は減っていた。キャンプで特訓して身に着けた引っ張り打ちを武器にスタメン奪取を狙う。昨季途中に結婚を発表。婿入りの形となり、本名の変更と同時に登録名も変更した。 華麗なフィールディングを見せる松尾(29)は遊撃として合格点以上の守備を備え、昨季は開幕スタメンを獲得した。しかし得点圏での凡退が目立ったため数字以上に打撃の印象が悪く、中盤からは内野守備固めとしての出場が増えた。この4名の守備力は他球団からも評価されており、特にエレファンツ・シャークスなどが垂涎しているとかいないとか。 シュアな打撃が売りのデュラン(23)は昨季ルーキーながら.282の打率をマークした日系外国人選手。しかし昨シーズンは併殺王をリザーズ猪熊と争い、一塁スタメンを蜂須賀に譲る場面も多かった。積極的な一塁守備は評価されており、代打にとどまらない選手として巻き返しを図りたい。 昨季マイナーから獲得したアベレージヒッター・クレイトン(32)は代打での出場が中心ながら、打率は3割を超える好成績。スカウト当時、守備力は高いとの触れ込みであったが実際獲得してみるとタートルズの外野でスタメンを務められる水準にはなかったため、今季も代打出場がメインか。 今季から拡充された一軍枠には、右肩関節唇損傷から復活した宇崎(33)が二軍から昇格。故障の影響で送球は満足にできないものの、勝負強い打撃は今もなお健在。亀にとって希少なクラッチヒッターとして再起を目指す。オープン戦では併殺の多いデュラン・守備の悪い蜂須賀を押しのけ一塁で猛アピール。 投手陣は揃いも揃って奪三振数がリーグ最低クラスで、鉄壁のバックに助けられている感は否めない。スタミナ豊富な投手が多いのは長所で、ボール球もうまく使って打たせて取る展開を目指したい。 昨季エース候補の筆頭であった原田(23)は、快速球に加えカーブ・チェンジアップを持つが、決して一級品というわけでもないため三振を取るのは難しく、昨季は強力なバックに助けられる場面が多かった。また昨季はあまりにも頼りない打撃陣に奮起しジエンゴすることもしばしば。投手としての打率はリザーズ渋谷に次ぐものがあり、亀の守備固め要員よりよっぽど打てるため代打・代走として出されたことも。フィールディングも非常に良く、ファンからは投手としての微妙な能力も含めて「ウチらしい」と愛される。 球威は衰えたものの緻密な制球力は健在の副島(37)は、トライアウトで拾われた昨季はバックに助けられ防御率を4点台に抑えることに成功。今季もコーナーを狙い打たれて取るピッチングでブルペンを支える。今季は同じく球威のない技巧派投手であるモンキーズ湯川に倣い、カットボールを習得。オープン戦で多投し注目を集めている。 かつてドッグスのエース格として鳴らしたベテラン左腕・田中(41)は、衰えぬスタミナと熟練の投球術を武器にタートルズの屋台骨を支える。球威は全体的に落ちたものの、相変わらずの球種の多さで打者に的を絞らせない。 安定した制球と変化球が武器の新人リリーフ・飯田(25)はビハインド中心ながら40登板という結果こそ残したものの、決め球のなさと連投に耐えられないスタミナのなさからセットアッパーとしての立ち位置は確立できていない。春季キャンプで持ち球のフォークを改造、早い速度で鋭く落ちるスプリットを習得したが、「どうせ球速がないのだから変化の大きなフォークのほうがいいのでは」との声も聞かれる。 守護神として君臨した“韓国の大魔神”梁勇彌(33)は、ドッグス李成斌と韓国球界時代からのライバル。昨季はキレのある直球、シュートを武器に22セーブをマークしたものの、イニング途中にさえ球威が落ちる体力の無さゆえ緊急降板が目立つ。 昨シーズンは貧打ながら、持ち前の鉄壁な守備力で相手チームに得点を許さず上位争いを演じた。 今シーズンのオープン戦は全体的に打高で本塁打が出やすくなっており、投手陣の奮起も待たれる。 守備で身体能力の優秀さを見せる野手が攻撃面で伸び悩んでいる点で、打撃・走塁コーチの進退についても取り沙汰されているとか。 #endregion ***管理人(仮) #region 考えられるチーム編成バリエーションが多く、采配の手腕が問われるチーム。 万年ベンチ的選手が少なく、だれにでも活躍の場があるのが長所。 隠れた能力を持つ選手が多く、使いこなせれば相当の強力なチームになるはずだ。 昨年に引き続き選手会長を務める島津(32)が衰え知らずの身体能力で上位打線をけん引。また、制球力こそ皆無ながら天性の強肩から放たれるMAX158km/hのストレートを甲子園優勝から10年以上経った今でも披露する。昨年は敗戦処理を買って出て登板する機会が多く、かつての得意球だったシュートボールを再習得したらしい。 堅実な打撃に信頼できる二遊間の守備を見せる浅木(23)は昨年に続き開幕2番スタメンを奪取。チーム最若手の一人でありながらいぶし銀のようだとして密かな人気を誇る。球場飯「浅木の浅漬」が高齢ファンに好評、焼酎ソーダ割との相性が抜群だとか。 小山田(30)はチーム屈指の安打製造機。確実な打撃に粘り強さを併せ持ち、昨年の三振はわずか41に抑えた。昨年は二塁手としての出場が主だったが、守備に脆さを見せることがあり終盤は守備固めがしばしば起用されていた。オフには打撃力を活かすため外野手へのコンバートを敢行。手薄なレフトスタメンでの出場が増えつつある。 烏の和製大砲・柴田(31)が豪快なバッティングで主軸に座る。チーム随一の長打力の持ち主としてチームを引っ張るが、三振の多さもあり四番を安定感ある小山田に譲る場面も見られる。 後ろには昨季21本塁打を記録した篠原(29)が続き、重量打線を形成。地味ながら昨年は右翼手として無失策を記録しており、堅実な外野守備にも定評がある。 三池(32)は球界トップのユーティリティプレイヤーと称される。内外野だけでなく捕手、投手もこなし、どんな場所でも活躍できる万能さが売り。昨季は前半までスタメンマスクを獲得していたものの、後半にはサブの便利屋としての出場が増えていったことに奮起。オープン戦では勝負強さと粘りの打撃で猛アピールし、ポジションこそ不定ながら出場が増えそうだ。 島津、三池と同期入団の秋谷(32)は、高打率と好守強肩で昨季センターで開幕スタメンを確保。しかしパワー不足は目立ち、層の厚い外野では今季も安泰とはいかなさそうだ。内野ゴロでも泥臭く全力疾走する姿に隠れたファンも多い。 徳重(28)は昨年前半まで守備を課題とし、捕手前の打球処理にファン・解説者から苦言を呈される場面も多かった。しかし後半戦ではバッテリーコーチ須藤の指導を受けて守備力が目に見えて向上、投手陣の信頼も勝ち取り三池からスタメンマスクを奪還。持ち前の打撃力も発揮し、強打クロウズ打線においても存在感を見せている。日本代表スカウトも熱視線を送っているとの評判。 望月(22)は俊足と安定した打撃でブレーク中のリードオフマンで、島津2世の期待も寄せられている若手のホープ。内外野守れるユーティリティ性も強み。ファン感謝祭で配布した「望月のつきたて餅」が大好評を博した。 育成から上がってきた期待の若手横井(25)が、内野ならどこでも守れるユーティリティ性とバントの巧さ、俊足でアピール中。浅木との遊撃スタメン争いに挑む。 強打の戸井田(36)は外野守備に難が有るものの、粘り強い打撃で代打として厚い信頼を寄せられている。 吉川(39)は安打を量産する打撃と内野守備のセンスは健在。今季から兼任コーチを任され、チームのウィークポイントである内野守備の強化を一手に引き受ける。故障の影響で満足に送球できず、また加齢の影響でエラーが増えてきたことからスタメン固定は難しいようだ。 高居(28)は昨シーズン、中堅スタメン・外野守備固めとして活躍した。打撃に物足りなさを抱えていたが、打率に強みを持つ秋谷に対抗すべく振り抜く打撃を心がけ、オープン戦では鋭い打球を飛ばす場面が見られた。他の外野手も奮起する中、スタメンの座を掴めるか。 元タートルズの柿沼(31)は球界トップクラスの強肩を持つ屈指の守備職人で、彼のレーザービームに補殺された俊足自慢は数知れない。打撃は一発こそあるものの安定感に欠け、今季も守備固めの出場がメインとなるか。 昨季限りでの引退を表明していた須藤(37)は途中から一軍を離れ、バッテリーコーチとして徳重の覚醒に貢献。ベンチリーダー・一三塁守備固めとしての役割を期待され、引退を慰留された。拡充された一軍枠に在籍し、頼れる守備要員となる。 昨季途中に二軍から昇格した川又(27)は強肩を活かした守備とパワフルな打撃で猛アピール中。昨年から外野守備がさらに成長しており、強肩強打を引っ提げ秋谷・篠原を脅かす。 投手は投手登録の5人に加え、野手でも島津・三池の2人が投手をこなすことができる。 エースナンバーを背負う菅原(35)は決め球に欠け、昨季の防御率は5点台と打ち込まれた。今季は再起に懸け、春キャンプで野手並にノックを受けフィールディングを強化。オープン戦ではピッチャー返しの好捕が目立った。 昨季菅原に代わり先発を務めることが多かった尾崎(25)は、快速球と鋭いシュートが武器。他の変化球は一切投げられないため、シュートの出来に左右される不安定な投球が課題となっている。投手としては優秀な打撃のほか、フィールディングに優れ左投げながら強肩を活かした三塁守備を見せることがあり、野手転向の噂も。 最速162km/hの豪球が武器の川島(34)は相変わらずの制球難であり、昨季のK/BBは悲惨な数字を記録。本人曰く「直球ならド真ん中目掛けて投げればストライクゾーンには入るんですよ」とのことだが、捕手陣からは「よく外れる」との証言もある。また全身をダイナミックに使った大きいモーションで投げることから、投球後の隙の大きさを解説陣から指摘されており、シーズンにどう影響するか注目。 打率こそ悪いものの、アマチュア球界を荒らした長打力は健在。7番投手として先発したファルコンズ戦で雑賀のストレートを粉砕した場外ホームランは昨シーズンのベストハイライトとも称される。 昨季アンダースローへの転向で才能が開花した柳瀬(28)がセットアッパーとして定着。打者を幻惑するサークルチェンジと2種類のスライダーでアウトカウントを積み上げる。また投手ながらバント技術は野手顔負けのものを持つ。シャークス戦で南方のスライダーを難なくバットに当ててランナーを送った場面では、敵味方関係なく拍手が沸き起こった。 精密なコントロールと伝家の宝刀・フォークボールが武器の境(24)は抑えに定着。変化量を微妙に操ることで打者を次々と打ち取る。しかしスタミナに課題を抱え、10球も投げられないのが弱点。昨季後半はその弱点に付け込まれ、待球やカットで球数を稼がれて弱ったところを痛打される場面が多く見られた。 コーチからはスタミナ不足を克服するために走り込みを指示されていたが、なんと長距離ランニングではなく短距離インターバル走をしていたことが発覚。その甲斐あってか代走の切り札として起用される機会も増えたが、今後は頭を磨くことが課題だろう。 #endregion