「空の藍、海の蒼」 風よ吹け 風よ届け からだとこころを弾ませ 高く吹け 遠く吹け いのちの巡りを見届けて 碧き空の その果てに 遠く見ゆるは 蒼き海 風の住処は 空の上 碧き風が 心に届く 碧瑠璃の空 紺碧の海 それらは似て非なるもの 舞い上がれ 舞い上がれ 風とともに いのちも弾め 遠き空の彼方より 人を見つめる金色(こんじき)の光 人はそれに育まれ いのちの歌を紡ぐ 遠き海の彼方より 人を育むやさしき水 人はそれに愛され いのちの歌を紡ぐ 遠き遠き昔より 変わらぬふたつの蒼と藍 人はいつしか それらに憧るる いつかいつか 遠き海と遠き空 その手に捕まえんと 欲して