白竜は自身の近くにある2つの水晶を見上げる。 白竜がふと気が付くと、水晶に入っていたヒビは消えている。 水晶の中にいる2人の少女の顔は、いつもより、うれしそうに笑っているようにも見える。 白竜は嬉しそうに唸ると 「アスナ、リスナ。これからも、見守っていこう。人の笑顔を、営みを」 そう水晶に語り掛け。その目を閉じた。 彼女は夢を見る。人の世の、アスナとリスナが礎となり 冒険者によって守られた世界の。 人の希望に満ちた世界の夢を         ドラゴンと2人のお姫様 第16章:エンディング:1つの物語の終わり ( ニーナ ) 「……」私もハープ取り出して演奏、アルのレクイエムを補助ー (シュバルツ) 「……悪いな。お前の欲しかったものは、俺たちの護りたかったものでさ。譲るわけにはいかなかったんだ」そっと竜に触れて呟き ( ニーナ ) 背景でアルの歌声に合わせて旋律を……今自分が出来る精一杯の償いを… ( フリウ  ) 「あ、アルさんッ!」たたた ( アル  ) 「?おう。どうした」目開きっぱなしの遺体の目閉じてた ( フリウ  )「そ、その……」もじもじ ( アル  ) 「?」 ( フリウ  ) 「ほ、本当にあのときは、ごめんなさい、アルさんに、無茶させたくなくて、酷いことを…それに」 ( フリウ  ) 「アルさんを、一人で行かせてしまったせいで、あ、危ない目に…」 ( アル  ) 「あぁ…いや気にしてねぇよホントの事だしな…それに危ない目はお互い様だろ」苦笑 ( アル  ) 「俺こそ悪かったな。アレだけお前に無茶するなって言っておいて俺も無茶しちまった」 ( フリウ  ) 「でも……ううん、えっと、無事でよかったです、本当に」 ( アル  ) 「ハハハ、ホントにな。んじゃ二人とも無茶しないって約束は守れなかったけどよ…もうひとつは守れたからよしとしようぜ」 ( アル  ) 「武器返して…帰ろうぜ。ルキスラに」 ( フリウ  ) 「……はい、そうですね」 ( ニーナ ) 「よい……しょっと…」瓦礫ずずーんっ……ここに遺体はないか ( イリシア ) 戻ってきました。良いのかな。 ( アヴァン) 戻ってきたイリシアに ( イリシア ) 「こうも崩れてしまうと、中々に時間はかかりそうですね……」と瓦礫をどけているニーナと話をしていた ( アヴァン) おっと、ニーナも居たか ( アヴァン) じゃあ、その二人のとこまでてくてく歩いて行って ( アヴァン) 「ニーナ、イリシア殿」 ( ニーナ ) 「でも……見つけてあげないとね……」 ( イリシア ) 「ええ」頷いて…… 「あ、はい」 ( ニーナ ) 「ん、どうかしたの?」瓦礫ずしーんっ ( アヴァン) 「お帰り。帰ったら宴だぞ」 二人の頭に両手をぽふっと軽く置いてから、瓦礫を退ける作業を手伝い始める ( イリシア ) 「わっ」ぽふっと 「……はい。ありがとう、ございます」 ( ニーナ ) 「……えぇ、ただいま」 ( アヴァン) これで@r! ( ニーナ ) 私も瓦礫から救えなかった人を探しつつ@r ( ニーナ ) 生存者……蛮族しかいなさそうだ ( シド ) そうだなー。 ( シド ) あとは逃げ出して近くに避難してた人とかか。 ( ニーナ ) まぁ、蛮族はサーチ&デストロイで ( シド ) あ。 ( ニーナ ) コボは助けよう ( シド ) 2d+13 ライフセンサー [DICE] シド > 2D6[6,5]11+13 = 24 ライフセンサー ( イリシア ) おお ( アル  ) ここの蛮族は完全に敵だしなぁ…アルも流石に助けはしない ( ニーナ ) おー ( シド ) さがすぞー! (シュバルツ) シドかかえて空からライフセンサーだ ( ニーナ ) おーっ! (  GM  ) 元気だーw ( イリシア ) w (シュバルツ) w ( アヴァン) 全て終わったからなw ( イリシア ) 終わった方が元気になる訳ですね。 ( シド ) とーう (シュバルツ) ヒューン ( ニーナ ) 指示された地点をごそごそ……蛮族だこれ ( シド ) ぴこーんぴこーん (Fuliu) 麦茶だこれ (シュバルツ) 麦茶だこれ ( ニーナ ) 麦茶だこれ (シュバルツ) ってここ表だ……( 'д') (Fuliu) ククク ( アヴァン) w ( ニーナ ) ククク (  GM  ) 最後の最後でwwww (  GM  ) いいね!w (シュバルツ) ww ( イリシア ) w ( ニーナ ) ww (  GM  )   (  GM  )   (  GM  )   (  GM  )   (  GM  )   (  GM  ) こうして、1つの騒乱が終わりました。 (  GM  ) 古の時代から、人を滅ぼそうとしてきた竜、それの系譜はここで幕を閉じます。 (  GM  ) 人は、ここまでに多くのものを失いました。 (  GM  ) それが帰ってくることはありません。 (  GM  ) 物だけでなく、気持ちや、希望も (  GM  ) しかし、皆さんがそれを奪われることはありませんでした。 (  GM  ) 奪われようとした時も、そのために必死になってくれる誰かがいたから。 (  GM  ) 助けに来てくれる誰かがいたから (  GM  )   (  GM  )   (  GM  ) そして、この物語は終わります。 (  GM  ) でも、彼らの冒険は終わりません。 (  GM  ) きっとこれからも、沢山のつらいこと、悲しいことがあるのでしょう。 (  GM  ) でも、きっと何があっても、きっと仲間がそばにいてくれるでしょう。 (  GM  ) だから、それと一緒にあるだろう楽しいこと、嬉しいことに・・・ (  GM  ) 次の冒険に思いを馳せて・・・まずは宴です!! (  GM  ) 思いっきり飲んで!食べて!騒ぎましょう!! (  GM  )   (  GM  )   (  GM  ) その後のお話 (  GM  ) しばらく後、神殿の派遣もあり犠牲者の供養はしっかりと行われます。 (  GM  ) その後の調査の結果、原初の竜という信仰は完全に滅んだようです。もう皆さんが対峙することはないでしょう。 (  GM  ) 皆さんが、神器を返しに行くとアルがかつて開けた扉が開くことはなく。しかし、扉の前には【ありがとう。これでまた2人と共に世界を見ていられる。】そう神紀文明語で書かれていました。 (  GM  ) ルキスラは、皆が力を合わせて急速に復旧が進んでいきます。きっと皆さんも大忙しでしょう。 (  GM  ) そして、それが終わった時。 (  GM  ) 皆さんは日常へと帰っていきました。 (  GM  )   (  GM  )   (  GM  )   (  GM  ) では、またラクシアにてお会いできることを祈りまして。 (  GM  )   (  GM  )   (  GM  )   (  GM  )   (  GM  ) ーーーーードラゴンと2人のお姫様ーーーーーーー (  GM  )          おしまい